JP2021019296A - スタンド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】持ち運びが容易で、使用場所の制限も少なく、カメラ機能を有する装置を容易に利用することができるスタンド装置を提供することを目的とする。【解決手段】スタンド装置1は、カメラ機能と該カメラ機能により映し出される映像の表示機能を有する装置80を載置する載置台10と、載置台10を支持する支持機構20を有するスタンド装置1であって、載置台10は、カメラ機能を有する装置80を設置したときに該カメラ機能を有する装置80の有するカメラレンズ81の位置と対応する位置に貫通するカメラ穴13を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、スタンド装置に関し、特にカメラ機能を有する装置を載置する載置台と、前記載置台を支持する支持機構を有するスタンド装置に関する。
従来から、視力が低下した高齢者やその他の視力弱者が小さな文字を読みやすくするための種々の装置が提供され、また、装置に関する提案がなされている。
例えば、特許文献1には、テーブル等に一端を固定可能としたフリーアームを有する板状の受け部材の上面に液晶ディスプレイを取り付け、該受け部材の下面にCCDカメラを固定し、CCDカメラで撮像したテーブル上の表面を液晶ディスプレイに拡大表示しつつ、フリーアームを備えた受け部材をテーブルに対して移動させることにより、撮像範囲を変化させることができる拡大装置が開示されている。
特開2004−056215号公報
しかしながら、上述した拡大装置にあっては、固定された場所で使用するのは便利であるものの、装置が大掛かりとなってしまい、持ち運びの際に不便をきたす等、使用場所に制限を受けることがあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、持ち運びが容易で、使用場所の制限も少なく、カメラ機能を有する装置を容易に利用することができるスタンド装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るスタンド装置は、カメラ機能を有する装置を載置する載置台と、前記載置台を支持する支持機構を有するスタンド装置であって、前記載置台は、カメラ穴を設けることを特徴とする。
本発明によれば、前記載置台は、カメラ穴を設けることとしたので、カメラ機能を有する装置のカメラレンズの位置をカメラ穴の位置に合わせる等して前記装置を載置台に設置することにより、カメラ機能を有する装置を別体としながら、該装置と合わせて全体を拡大装置として使用することが可能となる。これにより、持ち運びが容易で、使用場所の制限も少なく、カメラ機能を有する装置を容易に利用することができるスタンド装置を提供することができる。
前記装置の前記載置台における位置を固定する第1の位置固定具を有することとすれば、カメラ機能を有する装置を載置台に安定して載置することができる。
前記カメラ穴は、例えば、前記載置台の隅部に設けられることとすることができる。
前記支持機構は、前記載置台の裏面側に設けられ、前記載置台を支持する脚を有することとすることができる。
前記脚は、長さ調整可能とすることとすれば、載置台の高さ位置を調整することが可能となる。
前記脚は、所定の方向に延びる第1の棒状部材と第2の棒状部材を有するとともに、前記第2の棒状部材は、前記第1の棒状部材に対し前記第1の棒状部材の延びる方向に沿って可動可能とすることとすれば、脚の長さを容易に調整することができる。
前記脚は、前記載置台を支持する支持角度を調整可能とすることとすれば、載置台を任意の傾斜角度で傾斜させることが可能となる。
前記脚の基端を前記載置台の裏面側にヒンジを介して取り付けることとすることができる。
前記ヒンジは、トルクヒンジとすることとすれば、脚の載置台を支持する支持角度を任意に調整することが可能となる。
前記脚は、前記載置台の裏面側に畳み込み可能とすることとすれば、脚を載置台にコンパクトに収納することができる。
前記脚は、第1、第2、および第3の脚を有し、前記第1の脚、前記第2の脚は、矩形状をなす前記載置台の4つの辺部に沿って延びる4つの縁部のうち前記カメラ穴が設けられる前記隅部が位置する2つの縁部にそれぞれ設けられるとともに、前記第3の脚は、前記4つの縁部のうち他の2つの縁部のいずれか一方に設けられることとすれば、脚を3本とする場合にあっても、矩形状の載置台をバランスよく安定して支持することができる。
前記第1の脚、前記第2の脚は、前記カメラ穴が設けられる隅部との間隔を、前記隅部に隣り合う他の隅部との間隔よりも大きく設定されることとすれば、第1の脚および第2の脚をカメラ穴が設けられる隅部から離間させることができ、カメラ穴から撮像対象を映し出す際に脚が障害となることを少なくすることができる。
前記装置の撮像対象の位置を固定する第2の位置固定具を有することとすれば、撮像対象の位置を容易に固定することができる。
前記第2の位置固定具は、前記カメラ穴の位置と対応する位置に欠け部を有することとすれば、撮像対象を欠け部により固定しつつ、カメラ機能を有する装置により撮像対象を安定して映し出すことができる。
前記第2の位置固定具は、前記脚の先端を嵌め込む穴を有することとすれば、脚の先端の位置が確実に固定され、脚により載置台を更に安定して支持することができる。また、第2の位置固定具が、撮影対象と脚のいずれも固定するので部品点数が増えることも防止することができる。
前記第2の位置固定具は、端縁から外側に出没する出没部を設け、前記出没部は、先端に上方に延びる壁部を有することとすれば、例えば一の脚のみを立脚させて他の脚を載置台の裏面側に畳み込み、一の脚の先端を壁部に当てることにより、載置台を傾斜させることができる。
前記出没部は、スライド移動可能なスライド移動部を有し、壁部を、スライド移動部の先端に設けることとすることができる。
前記第2の位置固定具は、前記第2の位置固定具の裏面側に前記第2の位置固定具を移動可能とする移動具を有することとすれば、第2の位置固定具を移動させることができる。
前記移動具は、床面に接触して回転可能な球状のボールと、凹状をなし前記凹状の穴内に前記ボールを回転可能に保持するホルダーと、を有するボールキャスターとすることができる。
前記移動具は、前記穴の位置と対応する位置とし、前記第2の位置固定具に設けられた穴の底部の裏面側に設けられることとすれば、第2の位置固定具をバランスよく移動させることができる。
前記第2の位置固定具は、前記載置台の表面側における凹状の空間内に収納可能な寸法に設定されることとすれば、第2の位置固定具を載置台の表面側にコンパクトに収納することができる。
板状に延びる第1の延出部と、前記第1の延出部と交差する方向に板状に延びる第2の延出部とを備えるL字状の器具を有し、前記器具を前記第2の位置固定具の表面側に置いた状態で、前記カメラ機能を有する装置の下端を前記第2の位置固定具の表面側で支持するとともに、前記カメラ機能を有する装置の裏面側を前記L字状の器具の第2の延出部の上端で支持し、前記カメラ機能を有する装置を傾斜させることとすれば、載置台を介さずともカメラ機能を有する装置を簡易に支持することができる。
前記カメラ機能を有する装置は、カメラ機能を有する携帯端末装置とすることとすれば、載置台に載置されるカメラ機能を有する装置がコンパクトなり、これに対応してスタンド装置もコンパクト化を図ることができ、更に一層持ち運びが容易で、使用場所の制限の少ないスタンド装置を提供することができる。
前記携帯端末装置は、携帯電話機、タブレット端末、またはスマートフォンとするとともに、裏面側にカメラレンズを有し、表面側に撮像対象を映し出す表示部を有することとすることができる。
本発明によれば、持ち運びが容易で、使用場所の制限も少なく、カメラ機能を有する装置を容易に利用することができる。
本発明の実施形態に係るスタンド装置の全体構成を示す斜視図である。 同スタンド装置に載置されるカメラ機能を有する装置の構成を示す図で、(a)は表面側の平面図、(b)は裏面側の平面図である。 同スタンド装置の載置台の構成を示す図で、(a)は表面側の平面図、(b)は(a)のAA断面図、(c)は(a)のBB断面図である。 同載置台の表面側に設けられる第1の位置固定具の構成を示す図で、(a)は平面図、(b)は右側から見た側面図、(c)は正面図である。 同第1の位置固定具の構成を示す図で、(a)は支持板の構成を示す平面図、(b)は(a)のAA断面図、(c)は支持板を右側から見た側面図、(d)は棒材の構成を示す平面図である。 脚を畳み込んだ状態における載置台の裏面側の構成を示す平面図である。 同脚を立脚し横置きとした状態を示す正面図である。 同脚の長さの調整方法を示す図で、(a)は第2の棒状部材が第1の棒状部材から出没する前の状態を示す正面図、(b)は同第2の棒状部材が第1の棒状部材から出没した後の状態を示す正面図である。 同脚により載置台を傾斜させた状態を示す側面図である。 第2の位置固定具の構成を示す図で、(a)は出没部が突出する前の状態を示す平面図、(b)は出没部が突出した後の状態を示す平面図である。 同第1の位置固定具における固定部の構成を示す図で、(a)は平面図、(b)は右側から見た側面図、(c)は正面図、(d)は(a)のAA断面図、(e)は(a)のBB断面図である。 出没部の構成を示す図で、(a)は出没部の全体の構成を示す平面図、(b)は出没部の全体の構成を示す左側から見た側面図、(c)はスライド移動部の構成を示す平面図、(d)はスライド移動部の構成を示す正面図、(e)は壁部の構成を示す平面図、(f)は壁部の構成を示す右側から見た側面図、(g)は突出体の構成を示す平面図、(h)は突出体の構成を示す正面図である。 同固定部の裏面側の構成を示す平面図である。 第2の位置固定具の裏面側において出没部のスライド移動が閉塞板により規制された状態を示す平面図である。 同第2の位置固定具および載置台を横置きとして載置台を傾斜させた状態を示す右側から見た側面図である。 同第2の位置固定具および載置台を横置きとして載置台を傾斜させた状態を示す正面図である。 同第2の位置固定具および載置台を縦置きとして載置台を傾斜させた状態を示す右側から見た側面図である。 同第2の位置固定具および載置台を縦置きとして載置台を傾斜させた状態を示す右側から見た正面図である。 載置台の表面側に第1の位置固定具および第2の位置固定具を収納した状態を示す平面図である。 本発明の変形例に係るスタンド装置の脚の構成を示す図で、(a)は、第1の棒状部材乃至第3の棒状部材による長さ調整前の状態を示す正面図、(b)は、第2の棒状部材および第3の棒状部材を第1の棒状部材に対し可動させた状態を示す正面図、(c)は、第3の棒状部材を第2の棒状部材に対し可動させた状態を示す正面図である。 同第2の棒状部材および第3の棒状部材の固定方法を説明するための図で、(a)は、棒状部材の位置を固定する前の状態を示す平面断面図、(b)は、棒状部材を円周方向に回転させて相互に圧接し位置を固定した状態を示す平面断面図である。 本発明の別の変形例に係るスタンド装置のヒンジの構成を示す正面図である。 本発明の更に別の変形例に係るスタンド装置の第2の位置固定具の構成を示す側面図である。 同第2の位置固定具の穴部および移動具の構成を拡大して示す拡大側面断面図である。 同第2の位置固定具における移動具の位置を示す底面図である。 同第2の位置固定具に対する移動具の装着方法を示す底面図である。 同第2の位置固定具に対する移動具の装着方法を示す側面図である。 本発明のまた更に別の変形例に係るスタンド装置の第2の位置固定部の構成を示す底面図である。 本発明の他の変形例に係るスタンド装置の第1の位置固定部の構成を示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)のAA断面図、(c)は側面図、(d)は棒材の構成を示す正面図である。 本発明の更に他の変形例に係るスタンド装置のL字状の器具の構成を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図、(d)は底面図である。 同L字状の器具の使用方法を説明するための側面図である。 同L字状の器具の第2の位置固定具に対する装着方法を説明するための平面図である。 同L字状の器具の第2の位置固定具に対する装着方法を説明するための他の平面図である。 本発明の他の実施形態におけるスタンド装置の構成を示す正面図である。 同スタンド装置の左側から見た状態を示す側面図である。 同スタンド装置の後方から見た状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るスタンド装置の全体構成を示す斜視図である。なお、以下の説明においては、矩形状より詳しくは長方形状の載置台10および第2の位置固定部具40を左右に横長に置いた状態を横置き、前後に縦長に置いた状態を縦置きとするものとする。また、図1に示すように、主に横置きの場合において、スタンド装置1の載置台10の短尺な辺部15´,17´に沿った方向であって手前側を前方、その反対側であってカメラ穴13が設けられる側若しくは第2の位置固定具40の出没部60が突出する方向を後方、載置台10の長尺な辺部14´,16´に沿った方向を左右方向、前後左右方向に対し垂直な方向であって図1において支持機構30の脚31,32,33が立脚する方向を上下方向(高さ方向)とするものとする(横置きは、図1、図3、図6、図7、図9、図10、図11、図13、図14、図15、図16、図19とし、縦置きは、図17、図18とする)。
図1を参照してスタンド装置1の概要を説明すると、スタンド装置1は、載置台10と、第1の位置固定具20と、支持機構30と、第2の位置固定具40と、を有しており、載置台10は、カメラ機能と該カメラ機能により映し出される映像の表示機能を有する装置80を載置し、第1の位置固定具20は、装置80の載置台10の表面側における位置を固定し、支持機構30は、載置台10を支持し、第2の位置固定具40は、載置台10や紙面等の撮像対象90の位置を固定することができる。
なお、本実施形態においては、カメラ機能と該カメラ機能により写し出される映像の表示機能を有する装置80は、カメラ機能を有する携帯端末装置とし、更に携帯端末装置は、携帯電話機、タブレット端末、またはスマートフォンとすることができる(以下、カメラ機能を有する装置80は、携帯端末装置80とする場合がある)。図2に示すように、携帯端末装置80は、矩形状より詳しくは長方形状をなし、平面で見たときに裏面側の後部の左側の隅部にカメラレンズ81を有し、表面側に撮像対象を映し出す表示部82を有している。携帯端末装置80の有するカメラ機能は、撮像対象を拡大して表示部82に表示することができる。
載置台10は、図1および図3に示すように、表面側が凹状に形成され、底部を平坦面11とし、載置台10の外周端は、上方に突出する突出部12を設けた枠状としている。載置台10は、表面側の平坦面11と突出部12により囲まれた空間内に携帯端末装置80を載置することができる。載置台10は、携帯端末装置80を載置したときに該携帯端末装置80の裏面側のカメラレンズ81の位置と対応する位置に貫通するカメラ穴13を設けている。載置台10は、矩形状より詳しくは横長の長方形状とし、カメラ穴13は、載置台10の4つの隅部14,15,16,17のうち一の隅部14つまり後部の左側の隅部14に設けられている。携帯端末装置80は、後部の左側の角部を載置台10の後部の左側の角部に合わせるように固定することで、裏面側のカメラレンズ81の位置を載置台10の隅部14の位置つまりカメラ穴13の位置に合わせるように載置することができる。これにより、携帯端末装置80は、カメラ穴13を介して載置台10の下方側を撮影することができる。
第1の位置固定具20は、図1、図4、および図5に示すように、平面で見た全体がL字状をなした棒状としており、支持板21と棒材24,25,26からなる。
支持板21は、板材を屈曲させて断面形状をL字状とするとともに、平面で見た全体もL字状に形成されている。つまり、支持板21は、左右方向に延びる第1の延在部22と、第1の延在部22に対し直交する方向であって前後方向に延びる第2の延在部23を有し、それぞれの延在部22,23は、水平部22a,23aと垂直部22b,23bに囲まれた内側の空間に第1の棒材24、第2の棒材25、第3の棒材26を設けている。第2の延在部23の垂直部23bの中間部分には孔より詳しくは長孔23´が設けられている。
第1の棒材24は、長尺に形成されており、第1の延在部22の内側の空間に設けられている。また、第2の棒材25および第3の棒材26は、第2の延在部23の内側の空間において相互に一定の間隔を置いて離間するように離間部27を介して設けられている。この離間部27は、支持板21に設けられた長孔23´と対応する位置に設けられている。
この第1の位置固定具20の裏面側と載置台10の表面側は、いずれか一方に磁石を備え、いずれか他方を該磁石と引き合う金属製の材料を含んで形成し、相互に磁力により引き合うように構成されている。本実施形態にあっては、第1の位置固定具20の裏面側に磁石を備え、載置台10の表面側に磁石と引き合う金属製の材料を含むこととしている。これにより、携帯端末装置80のカメラレンズ81の位置を載置台10のカメラ穴13の位置に合わせた状態で、携帯端末装置80を横置きしたときの右側の端縁(携帯端末装置80を縦置きしたときの下側の端縁)と前側の端縁(携帯端末装置80を縦置きしたときの左側の端縁)を第1の位置固定具20の内側(より詳しくは棒材24,25,26の内側)により抑えて、携帯端末装置80の載置台10の表面側における位置を固定することができる。
また、携帯端末装置80から延びる充電用のコード83等を離間部27および長孔23´を介して外部に引き出すことができ、スタンド装置1に携帯端末装置80を載置しながら充電することが可能となっている。更に、離間部27の位置は、各種の携帯端末装置80のスピーカー部の位置とも対応した位置に設けられており、第1の位置固定具20を使用する場合にあっても携帯端末装置80から発せられる音がこもる等の障害も少なくすることができる。なお、第1の位置固定具20は、L字状の両端の裏面側がテーパ面となっている。
支持機構30は、図1に示すように、載置台10の裏面側に設けられ、載置台10を支持する長尺な3本の脚、すなわち第1の脚31、第2の脚32、第3の脚33を有している。第1の脚31、第2の脚32、および第3の脚33は、図6および図7に示すように、載置台10の裏面側の縁部(周縁部)に設けられている(なお、本実施形態において縁部とは、載置台10の辺部14´,15´,16´,17´から内側に所定の幅をもって帯状に延びる領域をいう)。
すなわち、第1の脚31、第2の脚32は、その基端31´,32´を、裏面側の縁部14a´,17a´に設けている。縁部14a´,17a´は、載置台10の裏面側の4つの辺部14´,15´,16´,17´(辺部14´,16´は長尺な辺部、辺部15´,17´は、短尺な辺部となる)に沿って延びる縁部14a´,15a´,16a´,17a´のうちの2つの縁部であり、これら2つの縁部14a´,17a´が結合する端部にカメラ穴13が設けられる隅部14が位置する(第1の脚31は、載置台10の裏面側の後側の縁部14a´に設けられ、第2の脚32は、裏面側から見て右側の縁部17a´に設けられている)。
第1の脚31、第2の脚32は、カメラ穴13が設けられる隅部14と基端31´,32´の間隔を、この隅部14に隣り合う他の隅部15,17との間隔よりも大きく設定されており、それぞれ隅部14よりも隅部15,17と相対的に近い位置に設けられている。
第3の脚33は、その基端33´を、裏面側の縁部14a´,15a´,16a´,17a´のうち他の2つの縁部15a´,16a´のいずれか一方に設けられ、本実施形態にあっては、縁部16a´に設けられている(第3の脚33は、載置台10の前側の縁部16a´に設けられている)。
更に詳しくは、第3の脚33は、その基端33´を、縁部16a´の両端の隅部16,17のうち隅部14の直下の位置にある隅部17との間隔を、隅部14と対角の位置にある隅部16との間隔よりも大きく設定されており、隅部16の近傍に設けられている。つまり。第3の脚33の基端33´は、カメラ穴13と対角の位置に設けられている。
このように脚31,32,33を設けることで、3本の脚で載置台10を支持する場合にあっても比較的不安定とならず載置台10の安定した支持状態を確保することができる。
また、載置台10の左側の後方であってカメラ穴13の下方には、脚31,32,33が障害となることの少ない相対的に広いスペースを確保することができ、撮像対象を置いたり、書きものをする等、利用者の作業性を向上させることができる。
ここで、図8に示すように、脚31,32,33は、長さ調整可能となっており、伸縮可能に形成されている。
すなわち、脚31,32,33は、所定の方向に延びる第1の棒状部材31a,32a,33aと第2の棒状部材31b,32b,33bを有している。そして、第1の棒状部材31a,32a,33aは、筒状で中空状とし、第2の棒状部材31b,32b,33bは、第1の棒状部材31a,32a,33aの中空部に収納され、該中空部から第1の棒状部材31a,32a,33aの内面側に案内されつつ第1の棒状部材31a,32a,33aの延びる方向に沿って出没可能に構成されている。つまり、第2の棒状部材31b,32b,33bは、第1の棒状部材31a,32a,33aに対し第1の棒状部材31a,32a,33a,の延びる方向に沿って可動可能となっている。
支持機構30は、位置固定機構を有しており、位置固定機構は、図8(b)に示すように、第1の棒状部材31a,32a,33aからの第2の棒状部材31b,32b,33bの突出量が最大となったときに、第1の棒状部材31a,32a,33aの先端側で第2の棒状部材31b,32b,33bの基端側を固定することができる。
なお、第1の棒状部材31a,32a,33aの先端には、弾性材31a´,32a´,33a´が設けられている。弾性材31a´,32a´,33a´は、樹脂材料またはゴム材料で形成されており、穴部31a´´,32a´´,33a´´を有している。穴部31a´´,32a´´,33a´´は、第1の棒状部材31a,32a,33aの中空部と連通し第1の棒状部材31a,32a,33aの長手方向に貫通しており、第2の棒状部材31b,32b,33bは、穴部31a´´,32a´´,33a´´を介して出没可能となっている。
また、第2の棒状部材31b,32b,33bの先端にも弾性材31b´,32b´,33b´が設けられており、スタンド装置1を使用する際に床面等を損傷することを防止することができる。
更に、脚31,32,33は、載置台10を支持する支持角度を調整可能に形成されている。すなわち、脚31,32,33の基端31´,32´,33´は、載置台10の裏面側にヒンジ34より詳しくはトルクヒンジ34を介して設けられている。
つまり、脚31,32,33の基端31´,32´,33´は、載置台10の裏面側により軸支されており、該軸支された脚31,32,33の基端31´,32´,33´を起点として脚31,32,33を回動させることにより、載置台10の裏面側とのなす角度を調整可能とすることができる。
このため、図6に示すように、全ての脚31,32,33を、載置台10の裏面側と平行となるように畳み込んでコンパクトに収納したり、図1および図7に示すように、全ての脚31,32,33を同じ長さで立脚し載置台10を所定の高さ位置で水平な状態としたり、更には、図9に示すように、後側の縁部14a´に設けられる第1の脚31のみを立脚して他の第2の脚32,第3の脚33を裏面側に畳み込み載置台10を傾斜させることもできる。
なお、脚31,32,33の基端31´,32´,33´の載置台10の裏面側に設けるトルクヒンジ34の構成をより詳しく説明すると次のようになる。
すなわち、該トルクヒンジ34は、脚31,32,33を軸支する軸体34aと軸受け34bを有している。
より詳しくは、脚31,32,33は、第1の棒状部材31a,32a,33aの基端31´,32´,33´に軸体34aを設け、載置台10は、裏面側に軸受け34bを設け、軸体34aは、軸受け34bに所定のトルクを要して回動するように軸支されている。そして、軸体34aは、脚31,32,33と交差する方向より詳しくは直交する方向更に詳しくは載置台10の外周の辺部14´,16´,17´と平行な方向に延びている。これにより、脚31,32,33の回動軸を辺部14´,16´,17´と平行な軸とすることができるとともに、脚31,32,33の載置台10を支持する支持角度(回動角度)を任意に調整することができ、載置台10の傾斜角度を任意に設定することができる。
第2の位置固定具40は、図10、図11、および図12に示すように、固定部50および出没部60を有している。
固定部50は、L字状に形成されている。より詳しくは、固定部50は、所定の厚みのある矩形状より詳しくは横長の長方形状の板材料等を用いて形成されるとともに、載置台10のカメラ穴13の位置と対応する位置(図10および図11の後部の左側)に矩形状より詳しくは横長の長方形状に欠損した欠け部51を設けている。つまり、欠け部51は、端縁がL字状をなし載置台10のカメラ穴13の下方側に形成される相対的に広いスペース側に設けられる。
また、固定部50は、穴52,53,54を有しており、穴部52は、突出している右側の後部の縁部の中央部に、穴部53は、欠け部51を有する左側の後部の隅部に、および穴部54は、右側の前部の隅部にそれぞれに設けられている。すなわち、穴部52,53,54は、載置台10の裏面側における脚31,32,33の基端31´,32´,33´の設置位置と対応する位置に設けられており、脚31,32,33の先端を嵌め込むことができる(つまり、穴部52,53,54は、脚31,32,33を載置台10に対し垂直方向の下方側に延ばしたときの脚31,32,33の先端位置に対応する位置に設けられている)。
このように第2の位置固定具40を構成することで、図1に示すように、載置台10および第2の位置固定部40をいずれも横置きとし、脚31,32,33をいずれも同じ長さに設定しつつ、載置台10の支持角度を90°すなわち垂直として、その先端を穴部52,53,54に嵌め込む。これにより、脚31,32,33の先端の位置が確実に固定され、3本の脚31,32,33により載置台10を支持する場合にあっても載置台10の更に安定した支持状態を確保することができる。また、同じく図1に示すように、矩形状をなすことの多い紙面等の撮像対象の位置を矩形状に欠損した欠け部51により容易に固定することができる。
なお、本実施形態においては、脚31,32,33の第2の棒状部材31b,32b,33bの突出量をいずれも最大として脚31,32,33の長さを最大に設定した状態で、第2の位置固定具40の穴部52,53,54により脚31,32,33の先端を固定して載置台10を水平な状態としつつ、第2の位置固定具40の欠け部51にA4用紙を縦に固定したとき、該A4用紙の全体が多くの携帯端末装置80により撮影可能なように、載置台10のカメラ穴13の位置および口径、脚31,32,33の位置および長さ、第2の位置固定具40の穴部52,53,54の位置、欠け部51の位置および寸法が設定されている。
ここで、出没部60は、固定部50の後部の端縁55から外側つまり後方にスライド移動することができる。
すなわち、出没部60は、固定部50において矩形状の板材から矩形状の欠け部51を形成する際にその一部が欠損した後部の端縁55および左側の端縁56の少なくともいずれか一方に設けられる。本実施形態にあっては、出没部60は、後部の端縁55に設けることとしている。
この出没部60は、図12に示すように、側面から見て全体がL字状に形成されている。そして、出没部60は、先端に壁部62を有し、壁部62は、上方かつ垂直方向に延びている。
すなわち、出没部60は、スライド移動可能なスライド移動部61を有し、壁部62をスライド移動部61の先端に設けている。
スライド移動部61および壁部62は、いずれも平板を屈曲させてL字状に形成されており、水平部61a,62aと垂直部61b,62bからなる。
すなわち、出没部60は、スライド移動部61の先端を壁部62の垂直部62bに突き当てた状態で、スライド移動部61の水平部61aの下面61a´側の先端側に壁部62の水平部62aの上面62a´側を固着して形成される。なお、出没部60は、スライド移動部61の水平部61aの下面61a´側の前端側に下方に突出する突出部63を設けている。
図11(図11(e))に戻り、固定部50は、出没部60のスライド移動部61の形状に対応した形状より詳しくは断面L字状の凹溝57を有しており、上記したスライド移動部51は、凹溝57内においてスライド移動可能となっている。
すなわち、図13に示すように、凹溝57は、固定部50の裏面側に開口するように設けられている。そして、固定部50の裏面側には、凹溝57の下方に開放する開口を閉塞させる閉塞板58が設けられており、閉塞板58と凹溝57との間に形成される空間内において、スライド移動部61が下方に抜け出ることを防止しながらスライド移動可能な構成となっている。
この閉塞板58は、凹溝57における出没部60のスライド移動方向の長さよりも短い長さに設定されている。また、閉塞板58は、凹溝57の後部側のみを閉塞し、凹溝57の前部側は、閉塞板58に閉塞されない非閉塞状態となっている。これにより、図14に示すように、出没部60が後方にスライド移動し突出したときに、スライド移動部61の下面61a´側の突出部63が閉塞板58の前端部58´に突き当る。よって、出没部60の更なる後方へのスライド移動を阻止することができ、出没部60が固定部50の凹溝57から後方に抜け出ることを防止することができる。
更に、固定部50は、相対的に長尺な前部の辺部59a(前部の端縁)および表面側から見て右側の相対的に短尺な辺部59b(右側の端縁)に上方に突出する板状の突出体59a´,59b´を設けている。突出体59a´,59b´は、欠け部51の形成により欠損の生じない辺部(端縁)つまり前側の辺部59aおよび右側の辺部59bに設けられる。
すなわち、図15および図16に示すように、載置台10および第2の位置固定具40を横置きとしてカメラ穴13を後部の左側に位置させ、出没部60を後方にスライド移動させ突出させた状態として、第1の脚31のみを立脚しつつ、第1の脚31の先端を出没部60の壁部62に突き当てる(第2の位置固定具40の欠け部51も後部の左側に位置する)。つまり、壁部62は、第1の脚31の先端が突き当たる突き当て板として機能し、脚31,32,33の後方への移動を規制する。そして、他の脚32,33を載置台10の裏面側に畳み込み、載置台10を傾斜させた状態とするとともに、載置台10の前端つまり下端を固定部50の突出体59a´に当てた状態とし、載置台10の前方への移動を規制する。これにより、横置きにおいて載置台10を適切な傾斜角度に固定することができ、携帯端末装置80の表示部82を視認し易い適切な傾斜角度に設定することができる(出没部60を突出させずに第1の脚31の先端を穴部52に差し込んで傾斜させた場合は、傾斜角度が大きくなり過ぎて携帯端末装置80の表示部82が視認し辛い場合がある)。この横置きにおいては、カメラ穴13および欠け部51が左側にあり、カメラ穴13の下方には、脚31,32,33が障害となることの少ない相対的に広いスペースが確保されるため、紙面等を左側に置いて操作する等、左利きの利用者にとって便利な配置とすることができる(図1および図7に示すように、全ての脚31,32,33を立脚させて載置台10を水平状態とした場合にあっても、横置きは、左利きの利用者にとって便利な配置となることは勿論である)。
また、図17および図18に示すように、横置きの載置台10および第2の位置固定具40を時計回りに90°回転させ縦置きとすることもできる。すなわち、カメラ穴13を後部の右側に位置させ、第2の脚32のみを立脚しつつ、第2の脚32の先端を穴部53に差し込む(第2の位置固定具40の欠け部51も後部の右側に位置する)。そして、他の脚31,32を載置台10の裏面側に畳み込み、載置台10を傾斜させた状態とするとともに、載置台10の前端つまり下端を固定部50の突出体59b´に当てた状態とする。
これにより、縦置きにおいても載置台10を適切な傾斜角度に固定することができ、携帯端末装置80の表示部82を視認し易い適切な傾斜角度に設定することができる。この縦置きにおいては、カメラ穴13および欠け部51が右側にあり、カメラ穴13の下方には、脚31,32,33が障害となることの少ない相対的に広いスペースが確保されるため、紙面等を右側において操作する等、右利きの利用者にとって便利な配置とすることができる(全ての脚31,32,33を立脚させて載置台10を水平状態とした場合にあっても、縦置きは、右利きの利用者にとって便利な配置となることは勿論である)。
なお、第2の位置固定具40は、載置台10の表面側における凹状の空間内に収納可能な寸法に設定されており、図19に示すように、第1の位置固定具20とともに、載置台10の凹状の空間内に収納することができる。
以上説明したように、本発明によれば、スタンド装置1において、載置台10は、カメラ穴13を設けることとしたので、携帯端末装置80のカメラレンズ81の位置をカメラ穴13の位置に合わせる等して携帯端末装置80を載置台10に載置することにより、携帯端末装置80を別体としながら、該装置80と合わせて全体を拡大装置として使用することが可能となる。これにより、持ち運びが容易で、使用場所の制限も少なく、携帯端末装置80を容易に利用することができるスタンド装置1を提供することができる。
また、携帯端末装置80の載置台10における位置を固定する第1の位置固定具20を有することとしたので、携帯端末装置80を載置台10に安定して載置することができる。
更に、第1の位置固定具20は、棒状とし、載置台10と第1の位置固定具10は、磁力により引き合うこととしたので、第1の位置固定具20により携帯端末装置80の位置を固定しながら、第1の位置固定具20を載置台10の表面側に固定することができ、携帯端末装置80を載置台10に更に安定して載置することができる。
更にまた、脚31,32,33は、長さ調整可能とすることとしたので、載置台10の高さ位置を調整することが可能となる。
また、脚31,32,33は、第1の棒状部材31a,32a,33aと第2の棒状部材31b,32b,33bを有するとともに、第1の棒状部材31a,32a,33aは、中空状とし、第2の棒状部材31b,32b,33bは、第1の棒状部材31a,32a,33aの中空部に収納され、該中空部から出没可能に構成されることとしたので、第2の棒状部材31b,32b,33bの第1の棒状部材31a,32a,33aに対する出没量を調整することにより、脚31,32,33の長さを容易に調整することができる。
また更に、脚31,32,33は、載置台10を支持する支持角度を調整可能とすることとしたので、載置台10を任意の傾斜角度で傾斜させることが可能となる。
また、脚31,32,33の基端31´,32´,33´を載置台10の裏面側に軸支し、該軸支された脚31,32,33の基端31´,32´,33´を起点として脚31,32,33を回動させることにより、載置台10とのなす角度を調整可能とすることとしたので、脚31,32,33の載置台10に対する支持角度を容易に調整することができる。
更に、脚31,32,33は、載置台10の裏面側に畳み込み可能とすることとしたので、脚31,32,33を載置台10にコンパクトに収納することができる。
更にまた、脚31,32,33を軸支する軸体34aと軸受け34bを有し、軸体34aは脚31,32,33と交差する方向であって載置台10の辺部14´,16´,17´と平行な方向に延びていることとしたので、脚31,32,33の回動軸を辺部14´,16´,17´と平行な軸とすることができる。
また、第1の脚31、第2の脚32は、矩形状をなす載置台10の4つの辺部14´,15´,16´,17´に沿って延びる4つの縁部14a´,15a´,16a´,17a´のうちその端部にカメラ穴13が設けられる隅部14が位置する2つの縁部14a´,17a´にそれぞれ設けられるとともに、第3の脚33は、4つの縁部14a´,15a´,16a´,17a´のうち他の2つの縁部15a´,16a´のいずれか一方に設けられることとしたので、脚を3本とする場合にあっても、矩形状の載置台10をバランスよく安定して支持することができる。
第1の脚31、第2の脚32は、カメラ穴13が設けられる隅部14との間隔を、この隅部14に隣り合う他の隅部15,17との間隔よりも大きく設定されることとしたので、第1の脚31および第2の脚32をカメラ穴13が設けられる隅部14から離間させることができ、カメラ穴13から撮像対象を映し出す際に脚31,32が障害となることを少なくすることができる。
携帯端末装置80の撮像対象の位置を固定する第2の位置固定具40を有することとしたので、撮像対象の位置を容易に固定することができる。
第2の位置固定具40は、矩形状の材料を用いて形成されるとともに、カメラ穴13の位置と対応する位置にL字状の欠け部51を設けることとしたので、撮像対象を欠け部51により固定することができ、携帯端末装置80により撮像対象を安定して映し出すことができる。
第2の位置固定具40は、脚31,32,33の先端を嵌め込む穴部52,53,54を有することとしたので、脚31,32,33の先端の位置が確実に固定され、脚31,32,33により載置台10を更に安定して支持することができる。また、第2の位置固定具40が、撮影対象と脚31,32,33のいずれも固定するので部品点数が増えることも防止することができる。
第2の位置固定具40は、端縁から外側に出没する出没部60を設け、出没部60は、先端に突き当て板として機能し上方に延びる壁部62を有することとしたので、例えば一の脚31のみを立脚させて他の脚32,33を載置台10の裏面側に畳み込み、一の脚31の先端を壁部62に突き当てることにより、載置台10を横置きの状態で適切な傾斜角度で傾斜させることができる。
第2の位置固定具40は、載置台10の表面側における凹状の空間内に収納可能な寸法に設定されることとしたので、第2の位置固定具40を載置台10の表面側にコンパクトに収納することができる。
また、載置台10は、携帯端末装置80を載置することとしたので、スタンド装置1のコンパクト化を図ることができ、更に一層持ち運びが容易で、使用場所の制限の少ないスタンド装置1を提供することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることなく特許請求の範囲を逸脱しない範囲内において種々の変形実施、応用実施が可能であることは勿論である。
すなわち、例えば、上述した実施形態にあっては、カメラ13を一の隅部14に設けることとしているが、複数の隅部に設けることとしてもよい。また、カメラ穴13の位置は携帯端末装置80のカメラレンズ81の位置に対応させることとすればよく、隅部以外の他の位置に設けることとしてもよい。
また、第3の脚33は、載置台10の前側の縁部16a´に設けるとともに、隅部16の近傍に設けることとしているが、左側の縁部15a´に設けるとともに、隅部16の近傍に設けることとしてもよい。すなわち、第3の脚33の基端33´を、カメラ穴13と対角の位置に設けることとすればよい。
また脚31,32,33は、伸縮可能な構成として長さ調整することとしているが、例えば、屈曲可能な構成として長さ調整することとしてもよい。
更に、上述した実施形態にあっては、脚31,32,33は、第1の棒状部材31a,32a,33aおよび第2の棒状部材31b,32b,33bにより長さ調整可能とすることとしているが、図20に示すように、更に所定の方向に沿って延びる第3の棒状部材31c,32c,33cを有するとともに、第2の棒状部材31b,32b,33bおよび第3の棒状部材31c,32c,33cを筒状で中空状とし、第1の棒状部材31a,32a,33aは、第2の棒状部材31b,32b,33bの中空部に収納され、第2の棒状部材31b,32b,33bは、第1の棒状部材31a,32a,33aの外面側に案内されつつ第1の棒状部材31a,32a,33aの延びる方向に沿って可動可能とし、第2の棒状部材31b,32b,33bは、第3の棒状部材31c,32c,33cの中空部に収納され、第3の棒状部材31c,32c,33cは、第2の棒状部材31b,32b,33bの外面側に案内されつつ第2の棒状部材31b,32b,33bの延びる方向に沿って可動可能とすることとしてもよい。
なお、図20および図21に示すように、第1の棒状部材31a,32a,33a乃至前記第3の棒状部材31c,32c,33cは、第1の半円柱状部310´,320´,330´と第2の半円柱状部310´´,320´´,330´´を有し、第1の半円柱状部310´,320´,330´の両端部A´,B´,C´と第2の半円柱状部310´´,320´´,330´´の両端部A´´,B´´,C´´を半径方向に所定量ずらして所要に連結し形成されることとしてもよい。
すなわち、この場合にあっては、第1の半円柱状部310´,320´,330´の両端部A´,B´,C´と第2の半円柱状部310´´,320´´,330´´の両端部A´´,B´´,C´´との連結部分が軸方向に延びる段差部として形成される。
つまり、第2の棒状部材31b,32b,33bは、第1の棒状部材31a,32a,33aに対し円周方向に所定角度回転可能とするとともに、第3の棒状部材31c,32c,33cは、第2の棒状部材31b,32b,33bに対し所定角度回転可能とする。
そして、第2の棒状部材31b,32b,33bを、第1の棒状部材31a,32a,33aに対し第1の棒状部材31a,32a,33aの延びる方向に沿って所定量可動させつつ円周方向に所定角度回転させたとき、および第3の棒状部材31c,32c,33cを、第2の棒状部材31b,32b,33bに対し第2の棒状部材31b,32b,33bの延びる方向に沿って所定量可動させつつ所定角度回転させたとき、上記の如く第1の半円柱状部310´,320´,330´の両端部A´,B´,C´と第2の半円柱状部310´´,320´´,330´´の両端部A´´,B´´,C´´を半径方向に所定量ずらして所要に連結したことにより、第2の棒状部材31b,32b,33bの内面側と第1の棒状部材31a,32a,33aの外面側が相互に圧接されて、第2の棒状部材31b,32b,33bが所定の突出位置(可動位置)でかつ所定の回転角度で固定され、および第3の棒状部材31c,32c,33cの内面側と第2の棒状部材31b,32b,33bの外面側が相互に圧接されて、第3の棒状部材31c,32c,33cが所定の突出位置(可動位置)でかつ所定の回転角度で固定される。
これにより、視力弱者であっても指で段差部を認識しながら第2の棒状部材31b,32b,33bおよび第3の棒状部材31c,32c,33cを所定量可動させつつ円周方向に回転させることにより位置を固定することができる。
更に、上述した実施形態にあっては、第1の棒状部材31a,32a,33aの基端31´,32´,33´に軸体34aを設け、載置台10に軸受け34bを設けることとしているが、第1の棒状部材31a,32a,33aの基端31´,32´,33´に軸受け34bを設け、載置台10に軸体34aを設けることとしてもよい。
なお、図22に示すように、載置台10の裏面側に突出した形状の部材34´を設けるとともに、この部材34´に軸体34a´および軸受け34b´を設け、棒状部材31a,31b,31c,32a,32b,32c,33a,33b,33cを軸体34a´を介して回動可能とすることとしてもよい。
更に、図23乃至図25に示すように、第2の位置固定具40は、第2の位置固定具40の裏面側に第2の位置固定具40を移動可能とする第1の移動具41乃至第3の移動具43を有することとしてもよい。
すなわち、第1の移動具41乃至第3の移動具43は、キャスターとすることができ、キャスターは、床面に接触して回転可能な球状のボール41a,42a,43aと、凹状をなし凹状の穴41b´,42b´,43b´内にボール41a,42a,43aをベアリングを介して回転可能に保持するホルダー41b,42b,43bと、を有するボールキャスターとすることができる。このように移動具41,42,43をボールキャスターすることで、第2の位置固定具40を360°全方向に移動可能とすることができる。
ここで、移動具41,42,43は、水平方向において第2の位置固定具40に設けられた穴部52,53,54の位置と対応する位置より詳しくは前記穴部52,53,54の位置を含む位置とし、穴部52,53,54の底部52´´,53´´,54´´の裏面側に設けられることとすることができる。これにより、第2の位置固定具40をバランスよく移動させることができる(図24から明らかなように本変形例における第2の位置固定部40の穴部52,53,54は、第2の位置固定具40の表面側に開口する凹状の形状とし底部52´´,53´´,54´´を有する非貫通の構造としている)。
なお、第2の位置固定具40は、図26および図27に示すように、移動具41,42,43を着脱可能に設けることとしてもよい。
すなわち、第2の位置固定具40の穴部52,53,54の底部52´´,53´´,54´´の裏面側および凹状のホルダー41b,42b,43bの表面側に相互に着脱可能な面ファスナー41b´´,42b´´,43b´´,52a´´,53a´´,54a´´を設けることとしてもよい。
また、図28に示すように、第2の位置固定具40は、裏面側に載置台10の表面側に設けられた磁石と引き合う磁石44,45を有することとして、載置台10の表面側における凹状の空間内に収納し易くすることとしてもよい。
更に、上述した実施形態の第1の位置固定具20は、断面形状をL字状とすることとしているが、図29に示す第2の位置固定具20´のように、平面で見た全体をL字状に形成しつつ、断面形状をT字状とし、更に垂直部22b,23bのいずれにも長孔22b´´,23b´´を設けることとしてもよい。なお、長孔22b´´,23b´´の上端には突条24´,25´を設けて長孔22b´´,23b´´の位置を視力弱者が指で認識可能とすることとしてもよい。
また、更に、図30および図31に示すように、水平方向に板状に延びる第1の延出部121と第1の延出部121と接続して連続し第1の延出部121と交差する方向より詳しくは直交する方向更に詳しくは上下方向に板状に延びる第2の延出部122とを備えるL字状の器具120を有し、器具120を第2の位置固定具40の表面側に置いた状態で、カメラ機能を有する装置80の下端を第2の位置固定具40の表面側で支持する構成を採用するとともに、カメラ機能を有する装置80の裏面側をL字状の器具120の第2の延出部122の上端122´で支持し、カメラ機能を有する装置80を傾斜させるように支持する構成を採用することとしてもよい。このように、L字状の器具120を有することで、載置台10を介さずともカメラ機能を有する装置80を簡易に支持することができる(図23乃至図27に示す裏面側にキャスター等で構成される第1の移動具41乃至第3の移動具43を有する第2の位置固定具40の表面側にL字状の器具120を置いた状態でカメラ機能を有する装置80を支持することとしても勿論構わない)。
なお、L字状の器具120は、第2の位置固定具40に着脱可能に設けられることとすることができる。
すなわち、L字状の器具120の裏面側および第2の位置固定具40の表面側に相互に着脱可能な面ファスナー123,124を設ける。
なお、図32に示すように、L字状の器具120の裏面側および第2の位置固定具40の表面側に設けられる面ファスナー123,124のうち少なくともいずれか一方は、前後方向に所定の長さを有する長尺な形状とし、L字状の器具120の第2の位置固定具40に対する前後方向の位置を変更可能とすることとしてもよい(図32では、第2の位置固定具40の表面側に設けられる面ファスナー124を長尺な形状としている)。
また、図33に示すように、L字状の器具120の裏面側および第2の位置固定具40の表面側に設けられる面ファスナー123,124のうち少なくともいずれか一方は、左右方向に所定の長さを有する長尺な形状とし、L字状の器具120の第2の位置固定具40に対する左右方向の位置を変更可能とすることとしてもよい(図33では、第2の位置固定具40の表面側に設けられる面ファスナー124を長尺な形状としている)。
更にまた、出没部60は、載置台10の後部の端縁55にのみ設けることとしているが、後部の端縁55および左側の端縁56のいずれにも設けることとしてもよい。
[他の実施形態]
本発明の他の実施形態にスタンド装置100を図34乃至図36に示す。
すなわち、他の実施形態に係るスタンド装置100は、カメラ機能を有する装置80を載置可能な載置台101と、載置台101の裏面側に配置され、載置台101を支持する台受板141と、台受板141の下方に配置され、ヒンジ172により台受板141の後部を支持する傾斜板171と、傾斜板171の前部に設けられる2本の前足181、及び、傾斜板171の後部に設けられる2本の後足183,185と、ヒンジ172により接続された台受板141と傾斜板171とのヒンジ172を中心とする回転角度を所定の角度に調整し台受板141を所定の傾斜角度に調整する角度調整手段151,153,161と、を有し、載置台101は、後部にカメラ穴110を有するとともに、傾斜板171は、カメラ穴110と対応する位置に欠け部143,144を有し、2本の後足183,185は、長さを前足181の長さよりも長く設定されることにより、傾斜板171を後部が高くなるように傾斜させている。
台受板141は、載置台101を台受板141の表面側に沿って回転可能に支持している。また、台受板141は、載置台101の回転を阻止する係止突起147を有している。
ここで、後足183,185は、2本とされ、1本を傾斜板171の左右の中央よりも一方に寄った位置とし、他の1本は、傾斜板171の左右の中央よりも他方に寄った位置であって傾斜板171の側端部の近傍の位置としている。また、前足181及び後足183,185は、下端部にボールキャスター211を有している。
載置台101は、左右方向に移動可能な横ストッパー131と、上下方向に移動可能な縦ストッパー135とを有して載置台101に載置したカメラ機能を有する装置80の位置を固定している。
横ストッパー131は、載置台101から上方に突出する横係止つまみ132を有し、縦ストッパー135は載置台101から上方に突出する縦係止つまみ136を有している。更に載置台101は、指穴112を有している。
このような構成により、本発明の他の実施形態においても、持ち運びが容易で、使用場所の制限も少なく、カメラ機能を有する装置80を容易に利用することができるスタンド装置100を提供することができる。
本発明は、持ち運びが容易で、使用場所の制限も少なく、カメラ機能を有する装置を容易に利用することができるスタンド装置を提供することができ、視力が低下した高齢者やその他の視力弱者が従来の高価な拡大装置に代えて本発明のスタンド装置を使用することにより、社会への貢献を通じて産業の発達に寄与することができる。
A´,B´,C´:端部
A´´,B´´,C´´:端部
1:スタンド装置
10:載置台
11:平坦面
12:突出部
13:カメラ穴
14,15,16,17:隅部
14´,15´,16´,17´:辺部
14a´,15a´,16a´,17a´:縁部
20:第2の位置固定具
20´:第2の位置固定具
21:支持部
22:第21の延在部
22a:水平部
22b:垂直部
22b´:長孔
23:第2の延在部
23´:長孔
23a:水平部
23b:垂直部
23b´:長孔
24:第1の棒材
24´:突条
25:第2の棒材
25´:突条
26:第3の棒材
27:間隙部
30:支持機構
31:第1の脚
31a:第1の棒状部材
31b:第2の棒状部材
31c:第3の棒状部材
31´:基端
31a´:弾性材
31a´´:穴部
31b´:弾性材
32:第2の脚
32a:第1の棒状部材
32b:第2の棒状部材
32c:第3の棒状部材
32´:基端
32a´:弾性材
32a´´:穴部
32b´:弾性材
33:第3の脚
33a:第1の棒状部材
33b:第2の棒状部材
33c:第3の棒状部材
33´:基端
33a´:弾性材
33a´´:穴部
33b´:弾性材
34:ヒンジ(トルクヒンジ)
34´:突出した形状の部材
34a:軸体
34a´:軸体
34b:軸受け
34b´:軸受け
40:第2の位置固定具
41:第1の移動具
41a:ボール
41b:ホルダー
41b´:穴
41b´´:面ファスナー
42:第2の移動具
42a:ボール
42b:ホルダー
42b´:穴
42b´´:面ファスナー
43:第3の移動具
43a:ボール
43b:ホルダー
43b´:穴
43b´´:面ファスナー
44:磁石
45:磁石
50:固定部
51:欠け部
52,53,54:穴部
52´´,53´´,54´´:底部
52a´´,53a´´,54a´´:面ファスナー
55:後部の端縁
56:左側の端縁
57:凹溝
58:閉塞板
58´:前端部
59a:前側の辺部
59a´:突出体
59b:右側の辺部
59b´:突出体
60:出没部
61:スライド移動部
61a:水平部
61a´:下面
61b:垂直部
62:壁部
62a:水平部
62a´:上面
62b:垂直部
80:カメラ機能を有する装置(携帯端末装置)
81:カメラレンズ
82:表示部
83:コード
90:撮像対象
100:スタンド装置
101:設置台
110:カメラ穴
112:穴
119:係止手段
120:L字状の器具
121:第1の延出部
122:第2の延出部
122´:上端
123,124:面ファスナー
131:横ストッパー
135:縦ストッパー
141:台受板
143:欠け部
149:係止受手段
151:スライダー受け部
153:角度調整つまみ
161:リンクバー
171:傾斜板
172:ヒンジ
181:前足
183:後中央足
185:右後足
211:ボールキャスター
310´,320´,330´:第1の半円柱状部
310´´,320´´,330´´:第2の半円柱状部

Claims (24)

  1. カメラ機能を有する装置を載置する載置台と、前記載置台を支持する支持機構を有するスタンド装置であって、
    前記載置台は、カメラ穴を設けることを特徴とするスタンド装置。
  2. 前記装置の前記載置台における位置を固定する第1の位置固定具を有することを特徴とする請求項1に記載のスタンド装置。
  3. 前記カメラ穴は、前記載置台の隅部に設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスタンド装置。
  4. 前記支持機構は、前記載置台の裏面側に設けられ、前記載置台を支持する脚を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載のスタンド装置。
  5. 前記脚は、長さ調整可能とすることを特徴とする請求項4に記載のスタンド装置。
  6. 前記脚は、所定の方向に延びる第1の棒状部材と第2の棒状部材を有するとともに、前記第2の棒状部材は、前記第1の棒状部材に対し前記第1の棒状部材の延びる方向に沿って可動可能とすることを特徴とする請求項5に記載のスタンド装置。
  7. 前記脚は、前記載置台を支持する支持角度を調整可能とすることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のスタンド装置。
  8. 前記脚の基端を前記載置台の裏面側にヒンジを介して取り付けることを特徴とする請求項5乃至請求項7のうちいずれか一項に記載のスタンド装置。
  9. 前記ヒンジは、トルクヒンジとすることを特徴とする請求項8に記載のスタンド装置。
  10. 前記脚は、前記載置台の裏面側に畳み込み可能とすることを特徴とする請求項5乃至請求項9のうちいずれか一項に記載のスタンド装置。
  11. 前記脚は、第1、第2、および第3の脚を有し、前記第1の脚、前記第2の脚は、矩形状をなす載置台の4つの辺部に沿って延びる4つの縁部のうち前記カメラ穴が設けられる前記隅部が位置する2つの縁部にそれぞれ設けられるとともに、前記第3の脚は、前記4つの縁部のうち他の2つの縁部のいずれか一方に設けられことを特徴とする請求項5乃至請求項10のうちいずれか一項に記載のスタンド装置。
  12. 前記第1の脚、前記第2の脚は、前記カメラ穴が設けられる隅部との間隔を、前記隅部に隣り合う他の隅部との間隔よりも大きく設定されることを特徴とする請求項11に記載のスタンド装置。
  13. 前記装置の撮像対象の位置を固定する第2の位置固定具を有することを特徴とする請求項1乃至請求項13のうちいずれか一項に記載のスタンド装置。
  14. 前記第2の位置固定具は、前記カメラ穴の位置と対応する位置に欠け部を有することを特徴とする請求項13に記載のスタンド装置。
  15. 前記第2の位置固定具は、前記脚の先端を嵌め込む穴を有することを特徴とする請求項13または請求項14に記載のスタンド装置。
  16. 前記第2の位置固定具は、端縁から外側に出没する出没部を設け、前記出没部は、先端に上方に延びる壁部を有することを特徴とする請求項13乃至請求項15のうちいずれか一項に記載のスタンド装置。
  17. 前記出没部は、スライド移動可能なスライド移動部を有し、前記壁部を、前記スライド移動部の先端に設けることを特徴とする請求項16に記載のスタンド装置。
  18. 前記第2の位置固定具は、前記第2の位置固定具の裏面側に前記第2の位置固定具を移動可能とする移動具を有することを特徴とする請求項13乃至請求項17のうちいずれか一項に記載のスタンド装置。
  19. 前記移動具は、床面に接触して回転可能な球状のボールと、凹状をなし前記凹状の穴内に前記ボールを回転可能に保持するホルダーと、を有するボールキャスターとすることを特徴とする請求項18に記載のスタンド装置。
  20. 前記移動具は、前記穴の位置と対応する水平方向の位置とし、前記第2の位置固定具に設けられた穴の底部の裏面側に設けられることを特徴とする請求項18または請求項19に記載のスタンド装置。
  21. 前記第2の位置固定具は、前記載置台の表面側における凹状の空間内に収納可能な寸法に設定されることを特徴とする請求項13乃至請求項20のうちいずれか一項に記載のスタンド装置。
  22. 板状に延びる第1の延出部と、前記第1の延出部と交差する方向に板状に延びる第2の延出部とを備えるL字状の器具を有し、前記器具を前記第2の位置固定具の表面側に置いた状態で、前記カメラ機能を有する装置の下端を前記第2の位置固定具の表面側で支持するとともに、前記カメラ機能を有する装置の裏面側を前記L字状の器具の第2の延出部の上端で支持し、前記カメラ機能を有する装置を傾斜させることを特徴とする請求項1乃至請求項21のうちいずれか一項に記載のスタンド装置。
  23. 前記カメラ機能を有する装置は、カメラ機能を有する携帯端末装置とすることを特徴とする請求項1乃至請求項22のうちいずれか一項に記載のスタンド装置。
  24. 前記携帯端末装置は、携帯電話機、タブレット端末、またはスマートフォンとするとともに、裏面側にカメラレンズを有し、表面側に撮像対象を映し出す表示部を有することを特徴とする請求項23に記載のスタンド装置。
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