JP2021018282A - 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】リング製本ジョブにおいて、温度調整の回数を低減する印刷制御を行うと、リングの綴じ目が、奇数部目では中紙と裏表紙の間に位置し、偶数部目では表表紙と中紙の間に位置することになり、リング製本物ごとに綴じ位置が異なってしまう。【解決手段】本発明によれば、印刷ジョブのページ構成と向きを適宜設定することにより、温度調整の回数を低減して生産性を向上させつつ、リングの綴じ目が同じ位置に来るリング製本物を得られることができる。【選択図】図9
Description
本発明は、リング製本処理を行う印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来、印刷物にパンチャーで穴を穿孔し、それらの印刷物を針金から形成されるリングを用いて綴じるリング製本処理を行うリング製本装置が存在する。図2は、リング製本処理に用いられるリング201の例を説明する図である。リング201は、1本の針金を折り曲げて作られており、ダブルループリングと呼ばれる。図2(a)に示すように、綴じられる前は、リング201は、C字状の形態になっている。このC字状のリングに対して圧力を加えてかしめることにより、図2(b)に示すように、針金が変形して円状になり、用紙が脱落しないように綴じることができる。
前述のように、ダブルループリングでは、かしめ綴じを行うため、リング201に継ぎ目202が存在する。継ぎ目202は、見た目が悪く、かつ、上下の端部に針金の切断面が現れるために手触りも悪い。このため、一般に、手作業でリング製本処理を行うときは、製本した状態でリング製本物の外側に継ぎ目202が現れないように、裏表紙の直前か、表表紙の直後に継ぎ目202が隠れるようにリング製本処理がなされる。
図3は、リング製本処理における綴じ工程の一例を説明する模式図である。
継ぎ目202がリング製本物の外側に現れないように隠すためには、図3(a)に示すように、裏表紙303の上に表表紙304と中紙302とを重ねた状態で穿孔し、穿孔された穴にリング201を通し、リング201の上下から圧力をかけてリングを綴じる。その後、図3(b)に示すように、裏表紙303をリング201に沿って回転させて、中紙302に上にもってくる。これにより、リング製本物の内側に継ぎ目202を隠すことができる。
継ぎ目202がリング製本物の外側に現れないように隠すためには、図3(a)に示すように、裏表紙303の上に表表紙304と中紙302とを重ねた状態で穿孔し、穿孔された穴にリング201を通し、リング201の上下から圧力をかけてリングを綴じる。その後、図3(b)に示すように、裏表紙303をリング201に沿って回転させて、中紙302に上にもってくる。これにより、リング製本物の内側に継ぎ目202を隠すことができる。
ところで、近年では、リング製本処理を、印刷装置で印刷され、搬送されてきたシートに対して行うインラインタイプのリング製本装置で行うことが検討されている。例えば、特許文献1には、印刷する部数目によって表表紙と裏表紙の印刷順を変更することにより、継ぎ目202がリング製本物の外側に現れないようにリング製本処理を行う印刷装置が開示されている。
しかしながら、インラインタイプのリング製本装置でリング製本処理を行う場合には、以下のような課題がある。
しかしながら、インラインタイプのリング製本装置でリング製本処理を行う場合には、以下のような課題がある。
図4は、特許文献1における、印刷装置が受信するページ記述言語データ(PDLデータ)と、製本用のページ構成を説明するための図である。
一般に、印刷装置が受信するPDLデータ400は、図4(1)に示すように、表表紙用データ401、中紙用データ402、裏表紙用データ403の順番にソートされている。特許文献1には、このようなPDLデータを受信した場合に、印刷する部数目によって印刷順を変更することで生産性を向上させる技術が開示されている。
すなわち、図4(2)に示すように、1部目は、裏表紙用データ413、表表紙用データ411、中紙用データ412の順番で印刷される。2部目は、中紙用データ422、裏表紙用データ423、表表紙用データ421の順番で印刷される。3部目は、裏表紙用データ433、表表紙用データ431、中紙用データ432の順番で印刷される。このような順番で印刷することで、定着器の温度調整の回数を低減し、生産性を向上させることができる。
一般に、印刷装置が受信するPDLデータ400は、図4(1)に示すように、表表紙用データ401、中紙用データ402、裏表紙用データ403の順番にソートされている。特許文献1には、このようなPDLデータを受信した場合に、印刷する部数目によって印刷順を変更することで生産性を向上させる技術が開示されている。
すなわち、図4(2)に示すように、1部目は、裏表紙用データ413、表表紙用データ411、中紙用データ412の順番で印刷される。2部目は、中紙用データ422、裏表紙用データ423、表表紙用データ421の順番で印刷される。3部目は、裏表紙用データ433、表表紙用データ431、中紙用データ432の順番で印刷される。このような順番で印刷することで、定着器の温度調整の回数を低減し、生産性を向上させることができる。
しかしながら、上記の順番で印刷すると、継ぎ目202は、奇数部目では中紙と裏表紙の間に現れるのに対して、偶数部目では表表紙と中紙の間に現れることになる。そのため、リング製本物が奇数部目か偶数部目かによって継ぎ目202の現れる位置が異なってしまう。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明は、温度調整の回数を低減して生産性を向上させつつ、同じ構成からなる製本物を得られることを目的とする。
本発明は、第1の用紙に対して印刷される表表紙用の第1の画像データと、第2の用紙に対して印刷される本文用の第2の画像データと、第3の用紙に対して印刷される裏表紙用の第3の画像データと、を含む印刷ジョブを受信する受信手段と、前記第1の画像データを前記第1の用紙に印刷し、前記第2の画像データを前記第2の用紙に印刷し、前記第3の画像データを前記第3の用紙に印刷する印刷手段と、を有する印刷装置であって、前記印刷ジョブを、前記第3の画像データ、前記第1の画像データ、前記第2の画像データの順でソートする第1のソートと、前記第2の画像データ、前記第1の画像データ、前記第3の画像データの順でソートするとともに、前記第1から第3の画像データをそれぞれ180度回転させる第2のソートと、を行うことができる制御手段を有し、前記制御手段は、前記印刷ジョブの1の部に対して前記第1のソートを行った場合、前記印刷ジョブの次の1の部に対して前記第2のソートを行い、前記印刷ジョブの1の部に対して前記第2のソートを行った場合、前記印刷ジョブの次の1の部に対して前記第1のソートを行う制御をすることを特徴とする。
本発明によれば、生産性を向上させつつ、同じ構成からなる製本物を得ることができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらに限定する趣旨のものではない。
<実施形態1>
図1は、本実施形態におけるリング製本処理を実行する印刷装置の構成を示す概略図である。本実施形態の印刷装置は、印刷ユニット100と、印刷ユニット100に直接接続されたインラインタイブのリング製本ユニット103とを備えている。
図1は、本実施形態におけるリング製本処理を実行する印刷装置の構成を示す概略図である。本実施形態の印刷装置は、印刷ユニット100と、印刷ユニット100に直接接続されたインラインタイブのリング製本ユニット103とを備えている。
印刷ユニット100は、現像ステーション101と、定着ステーション102と、給紙デッキ109とを備える。コントローラ130は、各々の装置の制御を司る制御部である。操作部150は、LCDとタッチパネルを兼ね備え、印刷装置のユーザが印刷状況を確認したり、各種設定をしたりするために使用される。CMYKそれぞれの現像器104〜107において、コントローラ130からの入力画像が、各現像器に内蔵される感光ドラム(不図示)に現像され、トナーが現像部に付着して感光ドラム上でトナー像が形成される。この現像されたCMYKそれぞれのトナー像が、中間転写ベルト108に転写された後、給紙デッキ109から給紙された用紙(記録媒体)に転写される。こうしてトナー像が転写された用紙は、定着ステーション102に搬送され、定着ローラー110により熱と圧力が与えられる。これにより、トナーが融解して用紙上に定着し、印刷が完了する。
一般に、本実施形態のような電子写真技術を用いる印刷装置では、定着ステーション102内に設けられ、熱源が内蔵されている定着器によって、トナーを融解して用紙に定着させる。このため、用紙の厚さが変わると、これに応じて定着器の温度も変更しなければならない。定着器の温度を低い温度から高い温度に上げる場合は、より高い電力を熱源に供給することで、比較的速く設定温度にまで上昇させることができる。一方、定着器の温度を高い温度から低い温度に下降させる場合は、熱源への電力供給を停止し、自然に放熱されて冷えるまで待たなければならない。よって、低い温度に下降させる場合は、温度の低下するまでに長い時間を必要とすることになる。
リング製本ユニット103は、印刷ユニット100の定着ステーション102の下流に接続されている。印刷ユニット100から搬送されてきた印刷済みの用紙は、リング製本ユニット103に投入される。そして、リング製本ジョブである場合は、パンチャー120により、用紙に対してリングに適合した穿孔が行われる。次に、用紙はスタック部121に搬送されて、そこに積載される。このようにして1冊分の用紙が全てスタック部121に積載されると、リングかしめ部122が、スタックされた用紙の穴にリングを回転するようにして貫通させる。その後、リングの上下から圧力を加えてかしめ綴じを行う。以上のように制御することにより、自動的に印刷からリング製本までを行うことが可能となる。
図5は、本実施形態における印刷装置のコントローラ130の構成と、クライアントコンピュータ530との接続を表すブロック図である。
中央演算装置(CPU)501は、RAM503に展開されたプログラムを実行して、装置内の各部の制御、演算を司る。RAM503は、プログラムの格納領域、及び各種データの一時記憶領域、及びワークメモリとして利用される。ハードディスクドライブ(HDD)504は大容量の記憶装置であり、CPU501により実行される各種制御プログラムをインストールしている。また、HDD504は、処理対象の各種データの一時的な記憶領域としても利用される。ROM506は、起動プログラム(ブートプログラム)や各種設定情報を格納している。
中央演算装置(CPU)501は、RAM503に展開されたプログラムを実行して、装置内の各部の制御、演算を司る。RAM503は、プログラムの格納領域、及び各種データの一時記憶領域、及びワークメモリとして利用される。ハードディスクドライブ(HDD)504は大容量の記憶装置であり、CPU501により実行される各種制御プログラムをインストールしている。また、HDD504は、処理対象の各種データの一時的な記憶領域としても利用される。ROM506は、起動プログラム(ブートプログラム)や各種設定情報を格納している。
印刷装置の電源がオンされるとROM506に格納されているブートプログラムが起動されて、HDD504にインストールされているOSや制御プログラムが読み出されてRAM503に展開してロードされる。そして、CPU501は、RAM503に展開されたプログラムに従って処理を実行し、後述する各種制御処理を実行する。
ネットワークインターフェイス(I/F)502は、外部ネットワークを介してクライアントコンピュータ(情報処理装置)530などの他の装置と通信を行う。エンジンインターフェイス(I/F)505は、プリンタエンジン508との通信及び制御を司る。
プリンタエンジン508は、図1に示す現像ステーション101と定着ステーション102及びリング製本ユニット103等を制御する。CPU501は、現像ステーション101と定着ステーション102及びリング製本ユニット103と信号線を介して接続されており、信号線を介してコマンドを送信することにより、各装置の動作を制御する。システムバス507は、CPU501と上述した各部とを接続するバスであり、制御信号やアドレス、データ等を伝達する。
プリンタエンジン508は、図1に示す現像ステーション101と定着ステーション102及びリング製本ユニット103等を制御する。CPU501は、現像ステーション101と定着ステーション102及びリング製本ユニット103と信号線を介して接続されており、信号線を介してコマンドを送信することにより、各装置の動作を制御する。システムバス507は、CPU501と上述した各部とを接続するバスであり、制御信号やアドレス、データ等を伝達する。
クライアントコンピュータ530には、プリンタドライバ550がインストールされている。プリンタドライバ550は、クライアントコンピュータの描画命令を、印刷ユニット100が出力可能なPDLデータに変換する。また、プリンタドライバ550は、各種印刷装置の設定をPDLデータに付与して、印刷ユニット100に送信する。
図6は、本実施形態におけるコントローラ130のソフトウェアモジュールを表すブロック図である。各々のソフトウェアモジュールの機能は、RAM503に展開された制御プログラムをCPU501が実行することにより実現される。
ジョブ受信部601は、ネットワークインターフェイス(I/F)502を介して印刷ジョブを受信し、スプーラ610に一時格納する。ジョブ展開部602は、スプーラ610に格納された印刷ジョブを読み出して解析し、展開してPDLインタプリタ603に渡す。PDLインタプリタ603は、その印刷ジョブに含まれるPDL(ページ記述言語)データを展開し、中間データフォーマットに変換する。ここで、PDLデータは、例えばAdobe社のPDFデータである。
ジョブ受信部601は、ネットワークインターフェイス(I/F)502を介して印刷ジョブを受信し、スプーラ610に一時格納する。ジョブ展開部602は、スプーラ610に格納された印刷ジョブを読み出して解析し、展開してPDLインタプリタ603に渡す。PDLインタプリタ603は、その印刷ジョブに含まれるPDL(ページ記述言語)データを展開し、中間データフォーマットに変換する。ここで、PDLデータは、例えばAdobe社のPDFデータである。
RIP処理部604は、その変換された中間データフォーマットのデータを受け取り、RIP処理を行って画像データに変換し、スプーラ620に一時格納する。ページ処理部605は、スプーラ620に格納されている画像データのページの順序を並べ替える処理を行う。ジョブ送信部606は、こうして並び替えられた画像データを、エンジンI/F505を介してプリンタエンジン508に送信して印刷を行う。なお、スプーラ610、620は、RAM503に実装されていてもよく、また、HDD504に実装されていてもよい。
図7は、本実施形態における印刷ジョブのページ構成を説明する図である。ここでは、両面印刷ジョブを前提とするが、片面印刷ジョブであっても、片面印刷ジョブと両面印刷ジョブが混在した印刷ジョブであってもよい。
印刷ジョブである受信したPDLデータ400は、図7(1)に示されるように、表表紙(表表紙用の画像データ)401、中紙(本文用の画像データ)402、裏表紙(裏表紙用の画像データ)403から構成されるものとする。
印刷ジョブである受信したPDLデータ400は、図7(1)に示されるように、表表紙(表表紙用の画像データ)401、中紙(本文用の画像データ)402、裏表紙(裏表紙用の画像データ)403から構成されるものとする。
このような印刷ジョブに対し、図7(2)に示されるように、ページ構成を、裏表紙503、表表紙501、中紙502の順にソートされたパターンを「パターンA」とする。一方、図7(3)に示されるように、ページ構成を、中紙512、表表紙511、裏表紙513の順にソートされ、且つ、画像データの向きを180度回転したパターンを「パターンB」とする。
パターンAの場合、受信したPDLデータ400に対し、裏表紙に印刷される画像データを、表表紙の前にソートする。パターンBの場合、受信したPDLデータ400に対し、逆順にソートし、裏表紙に印刷される画像データを表表紙の後ろにソートし、かつ、入力画像の向きを180度回転する。
パターンAの場合、受信したPDLデータ400に対し、裏表紙に印刷される画像データを、表表紙の前にソートする。パターンBの場合、受信したPDLデータ400に対し、逆順にソートし、裏表紙に印刷される画像データを表表紙の後ろにソートし、かつ、入力画像の向きを180度回転する。
図8は、実施形態1に係るリング製本処理における綴じ工程を説明する図である。
図8(a)は、パターンAでソートした画像データを印刷した場合を示している。パターンAでは、裏表紙503(803)を先に印刷し、その後に、表表紙501(801)、中紙502(802)の順に印刷して、リング製本処理を行う。
従って、図8(a)に示すように、綴じ工程では、裏表紙803をリング201に沿って一回転させ、中紙802の後に配置させる。これにより、継ぎ目202が中紙802と裏表紙803の間に配置される。
図8(a)は、パターンAでソートした画像データを印刷した場合を示している。パターンAでは、裏表紙503(803)を先に印刷し、その後に、表表紙501(801)、中紙502(802)の順に印刷して、リング製本処理を行う。
従って、図8(a)に示すように、綴じ工程では、裏表紙803をリング201に沿って一回転させ、中紙802の後に配置させる。これにより、継ぎ目202が中紙802と裏表紙803の間に配置される。
一方、図8(b)は、パターンBでソートした画像データを印刷した場合を示している。パターンBでは、中紙512(812)、表表紙511(811)、裏表紙513(813)の順に印刷して、リング製本処理を行う。
そこで、図8(b)に示すように、綴じ工程では、裏表紙813をリング201に沿って一回転させ、中紙812の後ろに配置させる。これにより、パターンAと同様に、継ぎ目202が中紙812と裏表紙813の間に配置される。
そこで、図8(b)に示すように、綴じ工程では、裏表紙813をリング201に沿って一回転させ、中紙812の後ろに配置させる。これにより、パターンAと同様に、継ぎ目202が中紙812と裏表紙813の間に配置される。
このように、実施形態1によれば、図8(a)の場合(パターンA)であっても、図8(b)の場合(パターンB)であっても、継ぎ目202が、中紙(802または812)と裏表紙(803または813)の間に隠されたリング製本物を得ることができる。
図9は、実施形態1に係る印刷ユニット100のコントローラ130による制御処理を説明するフローチャートである。なお、この処理を実行するプログラムはROM506から読み出されRAM503に展開されており、CPU501がこの制御プログラムを実行することにより、このフローチャートで示す処理が実行される。
まず、S901で、CPU501による処理が開始され、ネットワークI/F502を介して印刷ジョブを受信する。
次に、S902に進み、ジョブ展開部602が、入力された印刷ジョブをPDLインタプリタ603に渡す。更に、RIP処理部604が、PDLインタプリタ603が生成した中間データから画像データを生成して、スプーラ610に格納してS903に進む。
次に、S902に進み、ジョブ展開部602が、入力された印刷ジョブをPDLインタプリタ603に渡す。更に、RIP処理部604が、PDLインタプリタ603が生成した中間データから画像データを生成して、スプーラ610に格納してS903に進む。
S903では、ページ処理部605が印刷ジョブを解析する。ここで、ページ処理部605は、HDD504またはRAM503を参照し、印刷ジョブがリング製本対象であるか否かを判断する(リング製本判定)。
ここで印刷ジョブがリング製本対象ではないと判断すると、S920に進み、通常の印刷を行って処理を終了する。例えば、後処理が指定されていない印刷ジョブであれば、CPU501は、S903からS920に処理を進め、S920で通常の印刷を行って、処理を終了する。
ここで印刷ジョブがリング製本対象ではないと判断すると、S920に進み、通常の印刷を行って処理を終了する。例えば、後処理が指定されていない印刷ジョブであれば、CPU501は、S903からS920に処理を進め、S920で通常の印刷を行って、処理を終了する。
一方、S903で、入力された印刷ジョブがリング製本対象であると判断した場合は、S904に進み、ページ処理部605は、HDD504またはRAM503を参照し、印刷ジョブのリング綴じ位置設定を取得する。S904では、ページ処理部605は、入力された印刷ジョブを更に解析し、中紙と、表表紙及び裏表紙のそれぞれに設定されている用紙の坪量を判別する。
次に、S905に進み、S904で判別した用紙の坪量(用紙の種類)に応じて、ページ処理部605は、部の途中で中紙と表表紙、裏表紙を定着する際に定着器102の定着温度の調整が必要か否かを判断する。一般的には、リング製本処理を行う製本物では、表表紙及び裏表紙には中紙よりも厚い用紙が使用される。従って、中紙の用紙の坪量よりも、表表紙及び裏表紙の用紙の坪量が所定量以上多いと、中紙に印刷された画像を定着する際に要する熱量よりも、表表紙や裏表紙に印刷された画像を定着する際に要する熱量の方が大きい。従って、このような場合には、ページ処理部605は、定着器102の温度調整が必要であると判定する。
S905で、定着器102の温度調整が必要でない判断した場合は、S921に進み、ページ処理部605は、ページ構成を、パターンA(裏表紙、表表紙、中紙の順)でソートする。
次に、S922に進み、ジョブ送信部606は、S921でソートされたページ構成の印刷データをプリンタエンジン508に送信して印刷する。
こうして印刷部数の1部に相当するページの印刷が完了するとS923に進み、コントローラ130は、リング製本ユニット103を制御し、印刷された用紙に対してリング製本処理を行う。
次に、S922に進み、ジョブ送信部606は、S921でソートされたページ構成の印刷データをプリンタエンジン508に送信して印刷する。
こうして印刷部数の1部に相当するページの印刷が完了するとS923に進み、コントローラ130は、リング製本ユニット103を制御し、印刷された用紙に対してリング製本処理を行う。
次に、S924で、ページ処理部606は、印刷してリング製本処理した部が最終の部であるか否かを判断する。最終の部ではないと判断した場合はS921に戻り、ページ処理部606による処理を繰り返す。
そしてS924で、ページ処理部606が、最終の部であると判断した場合は、図9のフローチャートを終了する。
そしてS924で、ページ処理部606が、最終の部であると判断した場合は、図9のフローチャートを終了する。
図10は、実施形態1に係る印刷ジョブの用紙のページ構成及び印刷手順を説明する図である。
1部目では、図7においてパターンAで示したように、印刷データを裏表紙(裏表紙用の画像データ)、表表紙(表表紙用の画像データ)、中紙(本文用の画像データ)の順にソートする。次に、2部目では、図7においてパターンBで示したように、印刷データを逆順にソートし、裏表紙に印刷されるページを表表紙の後ろにソートし、かつ、入力画像の向きを180度回転する。次に、3部目では、パターンAの順にする。不図示の4部目では、パターンBの順と画像の向きにする。
1部目では、図7においてパターンAで示したように、印刷データを裏表紙(裏表紙用の画像データ)、表表紙(表表紙用の画像データ)、中紙(本文用の画像データ)の順にソートする。次に、2部目では、図7においてパターンBで示したように、印刷データを逆順にソートし、裏表紙に印刷されるページを表表紙の後ろにソートし、かつ、入力画像の向きを180度回転する。次に、3部目では、パターンAの順にする。不図示の4部目では、パターンBの順と画像の向きにする。
このように、印刷ジョブのページ構成を部ごとにパターンAとパターンBとで交互に構成されるように、印刷順を設定する。これにより、1部目の印刷から2部目の印刷に移行する際には、1部目の中紙に続けて2部目の中紙が連続して印刷されるため、この際の定着器102の温度調整が不要になる。同様に、2部目の印刷から3部目の印刷に移行する際には、2部目の表表紙、裏表紙に続けて3部目の裏表紙、表表紙が連続して印刷されるため、この際の定着器102の温度調整が不要になる。
以下、同様にして、3部目の印刷から4部目の印刷に移行する際、4部目の印刷から5部目の印刷に移行する際でも、定着器102の定着温度の調整が不要になる。
以下、同様にして、3部目の印刷から4部目の印刷に移行する際、4部目の印刷から5部目の印刷に移行する際でも、定着器102の定着温度の調整が不要になる。
再び図9に戻って、S905で定着器102の温度調整が必要と判断した場合は、S906に進み、ページ処理部605は現在の印刷部数が1部目であるか否かを判断する。
ここで、現在の印刷部数が1部目であると判断した場合は、S908に進み、ページ処理部605は印刷ジョブのページ構成をパターンAにソートする。
一方、S906で、現在の印刷部数が1部目でないと判断した場合はS907に進み、ページ処理部605は、現在の部の1つ前の先行する部がパターンAでソートされていたか否かを判断する。
ここで、現在の印刷部数が1部目であると判断した場合は、S908に進み、ページ処理部605は印刷ジョブのページ構成をパターンAにソートする。
一方、S906で、現在の印刷部数が1部目でないと判断した場合はS907に進み、ページ処理部605は、現在の部の1つ前の先行する部がパターンAでソートされていたか否かを判断する。
現在の部の1つ前の部がパターンAでソートされていたと判断した場合は、S909に進み、ページ処理部605は印刷ジョブのページ構成をパターンBでソートする。
一方、現在の部の1つ前の部がパターンAでソートされていなかった、すなわち、パターンBでソートされていたと判断した場合は、S908に進み、ページ処理部605は印刷ジョブのページ構成をパターンAでソートする。
一方、現在の部の1つ前の部がパターンAでソートされていなかった、すなわち、パターンBでソートされていたと判断した場合は、S908に進み、ページ処理部605は印刷ジョブのページ構成をパターンAでソートする。
こうしてS908又はS909を実行するとS910に進み、ジョブ送信部606は、S908又はS909でソートされたページ構成で、その部を構成する印刷データをプリンタエンジン508に送信して印刷する。
次に、S911に進み、CPU501は、リング製本ユニット103を制御し、S910で印刷された用紙に対してリング製本処理を行う。
次に、S912に進み、ページ処理部606は、印刷されて製本された部が最後の部であるか否かを判断する。最後の部であれば図9のフローチャートを終了するが、そうでないときはS907に戻って、前述したページ処理部605による処理を繰り返す。
次に、S911に進み、CPU501は、リング製本ユニット103を制御し、S910で印刷された用紙に対してリング製本処理を行う。
次に、S912に進み、ページ処理部606は、印刷されて製本された部が最後の部であるか否かを判断する。最後の部であれば図9のフローチャートを終了するが、そうでないときはS907に戻って、前述したページ処理部605による処理を繰り返す。
図11は、実施形態1により印刷する際の工程と、図4に示した従来技術により印刷する際の工程と対比して説明する図である。
図11(a)は、従来技術により印刷する際の工程を示している。このように、従来技術では、各部を印刷するごとに、定着器の温度調整が2回必要であった。
これに対して、図11(b)は、実施形態1により印刷する際の工程を示している。このように、実施形態1に係る制御方法によれば、連続する部の印刷をする際に、中紙又は表紙が連続して印刷されるため、各部を印刷するごとに、定着器の温度調整が1回でだけで済む。
図11(a)は、従来技術により印刷する際の工程を示している。このように、従来技術では、各部を印刷するごとに、定着器の温度調整が2回必要であった。
これに対して、図11(b)は、実施形態1により印刷する際の工程を示している。このように、実施形態1に係る制御方法によれば、連続する部の印刷をする際に、中紙又は表紙が連続して印刷されるため、各部を印刷するごとに、定着器の温度調整が1回でだけで済む。
図12は、実施形態1により印刷してリング製本処理を行ったリング製本物と、図4に示した従来技術により印刷してリング製本処理を行ったリング製本物とを対比して説明図である。なお、図12においては、下方に示されるシートから、先に印刷されていく。
図12(a)は、従来技術により印刷してリング製本処理を行ったリング製本物を示している。このように、従来技術によれば、1部目は、裏表紙1203、表表紙1201、中紙1202の順に積載される。2部目は、中紙1212、裏表紙1213、表表紙1211の順に積載される。
また、継ぎ目202の位置は、1部目では中紙1202と裏表紙1203の間になるのに対して、2部目では、表表紙1211と中紙1212の間になる。したがって、継ぎ目202の位置は部数目によって異なる。
図12(a)は、従来技術により印刷してリング製本処理を行ったリング製本物を示している。このように、従来技術によれば、1部目は、裏表紙1203、表表紙1201、中紙1202の順に積載される。2部目は、中紙1212、裏表紙1213、表表紙1211の順に積載される。
また、継ぎ目202の位置は、1部目では中紙1202と裏表紙1203の間になるのに対して、2部目では、表表紙1211と中紙1212の間になる。したがって、継ぎ目202の位置は部数目によって異なる。
これに対して、図12(b)は、実施形態1により印刷してリング製本処理を行ったリング製本物を示している。このように、実施形態1によれば、1部目は、裏表紙1223、表表紙1221、中紙1202の順に積載される。2部目は、中紙1232、表表紙1231、裏表紙1233の順に積載される。
従って、継ぎ目202の位置は、全ての部数目において、中紙(1222もしくは1232)と裏表紙(1223もしくは1233)の間に来るようになる。
従って、継ぎ目202の位置は、全ての部数目において、中紙(1222もしくは1232)と裏表紙(1223もしくは1233)の間に来るようになる。
以上のように、実施形態1によれば、リング製本ジョブにおいて、温度調整の回数を低減して生産性を向上させつつ、リングの継ぎ目が同じ位置になるリング製本物を作成することが可能となる。
<実施形態2>
実施形態1においては、入力された印刷ジョブを解析し、中紙と、表表紙及び裏表紙にそれぞれに設定されている用紙の坪量を判別することで、定着温度の調整が必要か否かを判断し、それに応じてページ構成のソートを行った。
実施形態2においては、これに加えて、表表紙と裏表紙に設定されている用紙の坪量も判別し、ページ構成のソートを行う手法について述べる。
実施形態1においては、入力された印刷ジョブを解析し、中紙と、表表紙及び裏表紙にそれぞれに設定されている用紙の坪量を判別することで、定着温度の調整が必要か否かを判断し、それに応じてページ構成のソートを行った。
実施形態2においては、これに加えて、表表紙と裏表紙に設定されている用紙の坪量も判別し、ページ構成のソートを行う手法について述べる。
上述したように、リング製本処理を行う製本物では、表表紙や裏表紙には、中紙よりも厚い用紙が使用される傾向が高い。しかしながら、表表紙の坪量と裏表紙の坪量は必ずしも等しいとは限らないため、表表紙と裏表紙の印刷時に定着器102の温度調整が必要となり、実施形態1のような制御を行っても生産性の向上が得られない場合がある。このような場合に対しても実施形態1のような制御を行うと、排紙トレイ上に積載されるリング製本物は、1部目では表面が下側となり、2部目では表面が上側になるため、表面を揃える手間が発生する。
そこで、実施形態2では、表表紙と裏表紙の用紙の坪量を判別し、不要な場合は、ページ構成のソートを行わないこととする。なお、実施形態2について、実施形態1と異なる部分のみについて説明し、また、同じ構成や処理については同一の符号を用いて説明する。また、実施形態2の印刷装置、印刷装置のコントローラ及びコントローラのソフトウェアモジュールなどについては、実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
図13は、実施形態2に係る印刷ユニット100のCPU601による制御処理を説明するフローチャートである。なお、この処理を実行するプログラムは上述したようにRAM503に展開されており、CPU501がこの制御プログラムを実行することにより、このフローチャートで示す処理が実行される。
S903で、入力された印刷ジョブがリング製本対象であると判断した場合は、S904に進み、ページ処理部605は、HDD504またはRAM503を参照し、印刷ジョブのリング綴じ位置設定を取得する。S904では、ページ処理部605は、入力された印刷ジョブを更に解析し、中紙と、表表紙及び裏表紙のそれぞれに設定されている用紙の坪量を判別する。
次に、S905に進み、S904で判別した用紙の坪量(用紙の種類)に応じて、ページ処理部605は、部の途中で中紙と表表紙、裏表紙を定着する際に定着器102の定着温度の調整が必要か否かを判断する。
S905で、定着器102の温度調整が必要でない判断した場合は、S921に進む。S905で定着器102の温度調整が必要と判断した場合は、S1301に進む。
S905で、定着器102の温度調整が必要でない判断した場合は、S921に進む。S905で定着器102の温度調整が必要と判断した場合は、S1301に進む。
S1301で、ページ処理部605は、入力された印刷ジョブを更に解析し、表表紙と裏表紙のそれぞれに設定されている用紙の坪量を判別する。
次に、S1302に進み、S1301で判別した用紙の坪量(用紙の種類)に応じて、ページ処理部605は、表表紙と裏表紙を続けて定着した場合に定着器102の定着温度の調整が必要か否かを判断する。
次に、S1302に進み、S1301で判別した用紙の坪量(用紙の種類)に応じて、ページ処理部605は、表表紙と裏表紙を続けて定着した場合に定着器102の定着温度の調整が必要か否かを判断する。
表表紙と裏表紙を続けて定着した場合に定着器102の温度調整が必要であると判断した場合は、実施形態1のように印刷ジョブのページ構成を部ごとにパターンAとパターンBとで交互に構成しても生産性の向上が得られない。そこで、S921に進み、ページ構成をパターンAのみでソートする。
表表紙と裏表紙を続けて定着した場合に定着器102の温度調整が必要でないと判断した場合は、印刷ジョブのページ構成を実施形態1のようにすることで生産性の向上が得られる。そこで、S906に進み、実施形態1と同様に、ページ構成のソートと画像データの向きの180度回転を行う。
表表紙と裏表紙を続けて定着した場合に定着器102の温度調整が必要でないと判断した場合は、印刷ジョブのページ構成を実施形態1のようにすることで生産性の向上が得られる。そこで、S906に進み、実施形態1と同様に、ページ構成のソートと画像データの向きの180度回転を行う。
以上のように、実施形態2によれば、リング製本ジョブにおいて、生産性の向上が見込める場合のみ、温度調整の回数を低減しつつ、リングの継ぎ目が同じ位置になるリング製本物を作成することが可能となる。
<その他の実施形態>
実施形態1及び実施形態2では、印刷装置108は、外部コントローラ102と接続されている構成について説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。すなわち、印刷装置108は、外部コントローラを介さず、内部LAN105を介して外部ネットワークから印刷データが受信可能な構成であってもよい。
実施形態1及び実施形態2では、印刷装置108は、外部コントローラ102と接続されている構成について説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。すなわち、印刷装置108は、外部コントローラを介さず、内部LAN105を介して外部ネットワークから印刷データが受信可能な構成であってもよい。
また、本発明は、各実施形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。すなわち、上述の実施形態及びその変形例を組み合わせた構成もすべて本発明に含まれるものである。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。すなわち、上述の実施形態及びその変形例を組み合わせた構成もすべて本発明に含まれるものである。
100 印刷装置
103 リング製本装置
120 パンチャー
121 スタック部
122 リングかしめ部
201 リング
202 継ぎ目
103 リング製本装置
120 パンチャー
121 スタック部
122 リングかしめ部
201 リング
202 継ぎ目
Claims (16)
- 第1の用紙に対して印刷される表表紙用の第1の画像データと、第2の用紙に対して印刷される本文用の第2の画像データと、第3の用紙に対して印刷される裏表紙用の第3の画像データと、を含む印刷ジョブを受信する受信手段と、
前記第1の画像データを前記第1の用紙に印刷し、前記第2の画像データを前記第2の用紙に印刷し、前記第3の画像データを前記第3の用紙に印刷する印刷手段と、
を有する印刷装置であって、
前記印刷ジョブを、
前記第3の画像データ、前記第1の画像データ、前記第2の画像データの順でソートする第1のソートと、
前記第2の画像データ、前記第1の画像データ、前記第3の画像データの順でソートするとともに、前記第1から第3の画像データをそれぞれ180度回転させる第2のソートと、を行うことができる制御手段を有し、
前記制御手段は、
前記印刷ジョブの1の部に対して前記第1のソートを行った場合、前記印刷ジョブの次の1の部に対して前記第2のソートを行い、
前記印刷ジョブの1の部に対して前記第2のソートを行った場合、前記印刷ジョブの次の1の部に対して前記第1のソートを行う制御をする
ことを特徴とする印刷装置。 - 前記印刷手段には、定着手段が設けられ、
前記定着手段は、第1の温度、及び、前記第1の温度より低い第2の温度に設定することができる
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 前記定着手段は、
前記第1の画像データを前記第1の用紙に印刷する際は、前記第1の温度に設定され、
前記第2の画像データを前記第2の用紙に印刷する際は、前記第2の温度に設定され、
前記第3の画像データを前記第3の用紙に印刷する際は、前記第1の温度に設定される
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。 - 前記第1の用紙の坪量である第1の坪量と、前記第2の用紙の坪量である第2の坪量と、前記第3の用紙の坪量である第3の坪量と、の判別をする判別手段を有する
ことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。 - 前記判別に基づいて、前記第1の画像データを前記第1の用紙に印刷する際と前記第2の画像データを前記第2の用紙に印刷する際との間、及び/又は、前記第3の画像データを前記第3の用紙に印刷する際と前記第2の画像データを前記第2の用紙に印刷する際との間において、前記定着手段の温度調整が必要であるか否かの判断をする第1の判断手段を有する
ことを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。 - 前記第1の判断手段が前記定着手段の温度調整が必要であると判断した場合、前記制御手段は前記制御をする
ことを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。 - 前記第1の判断手段が前記定着手段の温度調整が必要でないと判断した場合、前記制御手段は前記制御をしない
ことを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。 - 前記判別に基づいて、前記第1の画像データを前記第1の用紙に印刷する際と前記第3の画像データを前記第3の用紙に印刷する際との間において、前記定着手段の温度調整が必要であるか否かの判断をする第2の判断手段を有する
ことを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。 - 前記第2の判断手段が前記定着手段の温度調整が必要であると判断した場合、前記制御手段は前記制御をする
ことを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。 - 前記第2の判断手段が前記定着手段の温度調整が必要でないと判断した場合、前記制御手段は前記制御をしない
ことを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。 - 前記印刷ジョブが印刷された前記第1から第3の用紙に対してリング製本処理を行うリング製本手段を有する
ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記印刷ジョブがリング製本処理の対象であるか否かの判断をする第3の判断手段を有する
ことを特徴とする請求項11に記載の印刷装置。 - 前記印刷ジョブがリング製本処理の対象であると前記第3の判断手段が判断した場合、前記制御手段は前記制御をする
ことを特徴とする請求項12に記載の印刷装置。 - 前記印刷ジョブがリング製本処理の対象でないと前記第3の判断手段が判断した場合、前記制御手段は前記制御をしない
ことを特徴とする請求項12に記載の印刷装置。 - 第1の用紙に対して印刷される表表紙用の第1の画像データと、第2の用紙に対して印刷される本文用の第2の画像データと、第3の用紙に対して印刷される裏表紙用の第3の画像データと、を含む印刷ジョブを受信する受信手段と、
前記第1の画像データを前記第1の用紙に印刷し、前記第2の画像データを前記第2の用紙に印刷し、前記第3の画像データを前記第3の用紙に印刷する印刷手段と、
を有する印刷装置の制御方法であって、
前記印刷ジョブを、
前記第3の画像データ、前記第1の画像データ、前記第2の画像データの順でソートする第1のソートをする工程と、
前記第2の画像データ、前記第1の画像データ、前記第3の画像データの順でソートするとともに、前記第1から第3の画像データをそれぞれ180度回転させる第2のソートをする工程を有し、
前記印刷ジョブの1の部に対して前記第1のソートを行った場合、前記印刷ジョブの次の1の部に対して前記第2のソートを行い、
前記印刷ジョブの1の部に対して前記第2のソートを行った場合、前記印刷ジョブの次の1の部に対して前記第1のソートを行う
ことを特徴とする印刷装置の制御方法。 - 請求項15に記載の印刷装置の制御方法をコンピュータにより実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019132444A JP2021018282A (ja) | 2019-07-18 | 2019-07-18 | 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019132444A JP2021018282A (ja) | 2019-07-18 | 2019-07-18 | 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021018282A true JP2021018282A (ja) | 2021-02-15 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019132444A Pending JP2021018282A (ja) | 2019-07-18 | 2019-07-18 | 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム |
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