JP2021018007A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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耕志 柳田
Koji Yanagida
耕志 柳田
慎弥 松原
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慎弥 松原
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Abstract

【課題】四方弁とアキュムレータとを接続している配管を短くした室外機を提供すること。【解決手段】空気調和装置の室外機1aは、アキュムレータ17と、オイルセパレータ12と、アキュムレータ入口配管35を介してアキュムレータ17の第一の冷媒入口に接続されるとともに吐出配管31を介してオイルセパレータ12の冷媒出口12bに接続されている四方弁13と、を有しており、アキュムレータ17は第一の冷媒入口が設けられている側の一端が上側に位置する向きで配置されており、オイルセパレータ12は冷媒出口12bが設けられている側の一端が上側に位置する向きで配置されており、四方弁13は、アキュムレータ17およびオイルセパレータ12よりも上側で、かつ、上面視においてアキュムレータ17とオイルセパレータ12との間に配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、空気調和機の室外機に関する。
特許文献1には、室外機と室内機を備える空気調和装置が開示されている。この空気調和装置の室外機は、冷媒とオイルとを分離するように構成されているオイルセパレータと、気液二相の冷媒を液相の冷媒と気相の冷媒とに分離するように構成されているアキュムレータと、冷媒が流れる経路を切り替えられるように構成されている四方弁とを有している。四方弁が有する4つのポートのそれぞれは、オイルセパレータと、アキュムレータと、室外機に設けられている室外熱交換器と、室内機に設けられている室内熱交換器とのそれぞれに、配管を介して接続されている。
特許文献1に記載されている空気調和装置では、四方弁とアキュムレータとの間にオイルセパレータが配置されている。そして、四方弁とアキュムレータとを接続している配管は、オイルセパレータの上側を跨ぐように配置されている。
特開2019-45038号公報
(発明が解決しようとする課題)
ところで、冷媒が流れる配管が長くなると圧力損失が大きくなり、空気調和装置の熱効率が低下する。特に、低圧の冷媒が流れる配管の長さは、熱効率に与える影響が大きい。四方弁とアキュムレータとを接続している配管は、室内機から戻ってきた低圧の冷媒が流れる配管であるため、熱効率の観点からは、この配管を短くすることが好ましい。しかしながら、特許文献1に開示されている室外機では、上記のとおり四方弁とアキュムレータとの間にオイルセパレータが配置されており、四方弁とアキュムレータとの距離が大きい。このため、この配管が長くなる。
上記実情に鑑み、本発明は、四方弁とアキュムレータとを接続している配管が短くなるように構成された空気調和装置の室外機を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は、流入した冷媒を液相の冷媒と気相の冷媒に分離するように構成されているアキュムレータ(17)と、流入した冷媒からオイルを分離するように構成されているオイルセパレータ(12)と、四か所のポート(13a〜13d)を有し前記四か所のポート(13a〜13d)のうちの一か所のポート(13d)が第一の配管(35)を介して前記アキュムレータ(17)の冷媒入口(17a)に接続されており、他の一か所のポート(13a)が第二の配管(31)を介して前記オイルセパレータ(12)の冷媒出口(12b)に接続されている四方弁(13)と、を有しており、前記アキュムレータ(17)は、前記冷媒入口(17a)が設けられている側の一端が上側に位置する向きで配置されており、前記オイルセパレータ(12)は、冷媒出口(12b)が設けられている側の一端が上側に位置する向きで配置されており、前記四方弁(13)は、前記アキュムレータ(17)および前記オイルセパレータ(12)よりも上側で、かつ、上面視において前記アキュムレータ(17)と前記オイルセパレータ(12)との間に配置されている空気調和装置(100)の室外機(1a)を提供する。
本発明の室外機(1a)では、オイルセパレータ(12)の冷媒出口(12b)およびアキュムレータ(17)の冷媒入口(17a)と四方弁(13)とが接近している。このため、四方弁(13)とアキュムレータ(17)とを接続している第一の配管(35)と、四方弁(13)とオイルセパレータ(12)とを接続している第二の配管(31)を短くできる。したがって、第一の配管(35)と第二の配管(31)における圧力損失を低減できる。また、第一の配管(35)と第二の配管(31)を短くすることにより、これらを形成している配管部品を少なくできるから、製造コストの削減を図ることができる。
四方弁(13)の四か所のポート(13a〜13d)のそれぞれの中心線(M1〜M4)は水平であることが好ましい。四方弁(13)の四か所のポート(13a〜13d)の中心線(M1〜M4)が水平であると、これらのポート(13a〜13d)に接続される冷媒配管を、四方弁(13)の上側に引き出さなくてもよい。したがって、四方弁(13)の上側に冷媒配管を配置するためのスペースが不要であるから、室外機(1a)を低くできる(または高さの増加を抑制できる)。なお、ポートの中心線とは、ポートの開口の中心を通り且つ開口面と垂直な線により表される。
第一の配管(35)が接続されている前記一か所のポート(13d)と前記第二の配管(31)が接続されている前記他の一か所のポート(13a)は同軸であり、前記第一の配管(35)の中心線(L1)と前記第二の配管(31)の中心線(L2)は、上面視において、前記アキュムレータ(17)の前記冷媒入口(17a)と前記オイルセパレータ(12)の前記冷媒出口(12b)を通過する直線(L3)と一致していることが好ましい。このような構成であれば、第一の配管(35)と第二の配管(31)を短くできる。したがって、第一の配管(35)と第二の配管(31)における圧力損失を低減できる。
前記第一の配管(35)と前記第二の配管(31)は、それぞれ単一の配管部品により生成されていることが好ましい。すなわち、第一の配管(35)と第二の配管(31)は、複数の配管部品を接合したものではないことが好ましい。このような構成であれば、第一の配管(35)と第二の配管(31)には、それぞれ配管部品どうしを接合するためのスペースを設けなくてもよい。このため、第一の配管(35)と第二の配管(31)を短くして第一の配管(35)と第二の配管(31)における圧力損失を低減できる。また、第一の配管(35)と第二の配管(31)の製造工数の削減を図ることができるため、製造コストを削減できる。
図1は、本発明の実施形態に係る空気調和機の概略構成を示す回路図である。 図2は、本発明の実施形態に係る空気調和機の室外機の概略構成を示す斜視図である。 図3は、本発明の実施形態に係る空気調和装置の室外機の概略構成を示す上面図である。 図4は、本発明の実施形態に係る空気調和装置の室外機の概略構成を示す側面図であり、図2中の矢印IV方向視の図である。 図5は、本発明の実施形態に係る空気調和装置の室外機の概略構成を示す側面図であり、図2中の矢印V方向視の図である。 図6は、本発明の実施形態に係る空気調和装置の室外機の概略構成を示す側面図であり、図2中の矢印VI方向視の図である。 図7は、本発明の実施形態に係る空気調和装置の室外機の概略構成を示す側面図であり、図2中の矢印VII方向視の図である。 図8は、従来の空気調和装置の室外機の構成例を示す斜視図である。 図9は、過冷却熱交換器を有する空気調和装置の構成例を示す回路図である。
以下に、本発明の実施形態に係るエンジン駆動式空気調和装置の室外機について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、「本発明の実施形態に係るエンジン駆動式空気調和装置の室外機」を単に「室外機」と略して記すことがある。
図1は、室外機1aを含めた空気調和装置100の構成例を示す回路図である。図1に示すように、空気調和装置100は、室外に設置される室外機1aと、室内に設置される複数の室内機1bとを備えている。
室外機1aは、圧縮機11と、オイルセパレータ12と、四方弁13と、室外熱交換器14と、廃熱回収用熱交換器15と、アキュムレータ17とを備えている。また、室外機1aは、冷媒が流通可能な配管(以下、冷媒配管と記すことがある)として、第一の配管としてのアキュムレータ入口配管35と、第二の配管としての吐出配管31と、アキュムレータ出口配管36とを備えている。吐出配管31は、オイルセパレータ12と四方弁13とを接続している。アキュムレータ入口配管35は、四方弁13とアキュムレータ17とを接続している。アキュムレータ出口配管36は、アキュムレータ17と圧縮機11とを接続している。複数の室内機1bは、それぞれ、室内側電子膨張弁21と、室内熱交換器22とを備えている。そして、室外機1aの四方弁13の第二ポート13bは、室内機側配管32を介してそれぞれの室内機1bの室内熱交換器22の一端に接続されており、室外熱交換器14は中間配管34を介してそれぞれの室内機1bの室内熱交換機22の他端に接続されている。
エンジン10には、例えばガス等の気体燃料を燃焼させることにより駆動力を発生させるガスエンジンが適用される。ただし、エンジン10はガスエンジンに限定されるものではなく、ガソリン等の液体燃料、或いは固体燃料を用いるエンジンを適用することもできる。エンジン10の内部には冷却水通路10aが形成されており、この冷却水通路10aは冷却水回路50に接続されている。冷却水通路10aと冷却水回路50の内部には、エンジン10を冷却するための冷却水が充填されている。冷却水回路50には、冷却水ポンプ51と廃熱回収用熱交換器15とが配置されている。そして、冷却水ポンプ51が作動すると、冷却水が冷却水回路50と冷却水通路10aの内部を循環するように流れ、それによりエンジン10が冷却される。
圧縮機11は、エンジン10が出力する駆動力によって作動するように構成されている。圧縮機11は、冷媒吸入口11aおよび冷媒吐出口11bを備えており、冷媒吸入口11aから吸入した冷媒を圧縮して冷媒吐出口11bから吐出するように構成されている。なお、この実施形態では、室外機1aが2台の圧縮機11を備えている構成を示す。ただし、圧縮機11の数は限定されるものではない。また、圧縮機11の構成も特に限定されるものではなく、従来公知の構成が適用できる。
四方弁13は、第一ポート13a、第二ポート13b、第三ポート13c、第四ポート13dの4つのポートを備えている。そして、四方弁13は、第一の状態(暖房)と第二の状態(冷房)とを選択的に実現可能に構成されている。第一の状態は、第一ポート13aと第二ポート13bが連通するとともに、第三ポート13cと第四ポート13dが連通する状態である。第二の状態は、第一ポート13aと第三ポート13cが連通するとともに、第二ポート13bと第四ポート13dが連通する状態である。四方弁13は、空気調和装置100の暖房モードでは第一の状態にされ、冷房モードでは第二の状態にされる。
オイルセパレータ12は、冷媒入口12aと冷媒出口12bとオイル排出口12cとを有している。そして、オイルセパレータ12は、冷媒入口12aから流入した冷媒と圧縮機オイルが分離され、冷媒が冷媒出口12bから流出するとともに圧縮機オイルがオイル排出口12cから排出されるように構成されている。オイルセパレータ12は、吐出配管31上に配置されている。そして、冷媒入口12aが吐出配管31を介して圧縮機11の冷媒吐出口11bと接続されており、冷媒出口12bが吐出配管31を介して四方弁13の第一ポート13aに接続されている。また、オイルセパレータ12のオイル排出口12cは、オイル排出配管40とアキュムレータ出口配管36とを介して圧縮機11の冷媒吸入口11aに接続されている。なお、説明の便宜上、吐出配管31のうち、オイルセパレータ12の冷媒入口12aと圧縮機11の冷媒吐出口11bとの間の部分を「吐出配管31の第一の部分31a」と記し、オイルセパレータ12の冷媒出口12bと四方弁13の第一ポート13aとの間の部分を「吐出配管31の第二の部分31b」と記すことがある。
アキュムレータ17は、第一の冷媒入口17aと、第二の冷媒入口17bと、冷媒出口17cとを有している。アキュムレータ17は、第一の冷媒入口17aと第二の冷媒入口17bのそれぞれから流入した冷媒(気液二相の冷媒)が気相の冷媒と液相の冷媒に分離され、気相の冷媒が冷媒出口17cから流出するように構成されている。アキュムレータ17の第一の冷媒入口17aには、アキュムレータ入口配管35を介して四方弁13の第四ポート13dに接続されている。また、第二の冷媒入口17bには、バイパス配管37の一方の端部が接続されている。アキュムレータ17の冷媒出口17cは、アキュムレータ出口配管36を介して圧縮機11の冷媒吸入口11aに接続されている。
室外熱交換器14は、内部の経路を流通する冷媒と室外の空気とを熱交換させるように構成されている。なお、室外熱交換器14の構成は特に限定されるものではなく、従来公知の構成が適用できる。室外熱交換器14の内部の経路の一方の端部は、室外機側配管33を介して四方弁13の第三ポート13cに接続されており、他方の端部は中間配管34を介して複数の室内機1bのそれぞれの室内熱交換器22に接続されている。
廃熱回収用熱交換器15は、バイパス配管37上に配置されている。廃熱回収用熱交換器15は、冷却水回路50を流れるエンジン10の冷却水と、バイパス配管37を流れる冷媒との間で熱交換する(冷却水の熱を冷媒に移す)ように構成されている。バイパス配管37は、一方の端部がアキュムレータ17の第二の冷媒入口17bに接続されており、他方の端部が中間配管34に接続されている。
次に、空気調和装置100の空調動作について説明する。空気調和装置100は、空調モードとして暖房モードと冷房モードを有する。四方弁13は、暖房モードでは第一の状態にされ、冷房モードでは第二の状態にされる。なお、図1において、暖房運転時(暖房モードによる運転時)における冷媒の流れを実線の矢印で示し、冷房運転時(冷房モードによる運転時)における冷媒の流れを破線で示す。
まず、暖房運転について説明する。圧縮機11は、エンジン10の駆動力により作動すると、アキュムレータ出口配管36内の低温低圧の気相の冷媒を冷媒吸入口11aから吸入して圧縮し、高温高圧の気相の冷媒を冷媒吐出口11bから吐出する。冷媒吐出口11bから吐出された冷媒は、吐出配管31の第一の部分31aと第二の部分31bとを通過して四方弁13の第一ポート13aに流入する。吐出配管31上にはオイルセパレータ12が配置されており、圧縮機11から吐出された冷媒(圧縮機オイルが混ざっている冷媒)は、オイルセパレータ12を通過する間に、冷媒と圧縮機オイルとに分離される。冷媒から分離された圧縮機オイルは、オイル排出口12cからオイルセパレータ12の外部に排出され、オイル排出配管40とアキュムレータ出口配管36とを通じて圧縮機11の冷媒吸入口11aに流入する。
四方弁13は、空調モードが暖房モードであるときには第一の状態(第一ポート13aが第二ポート13bに連通している状態)にされている。このため、吐出配管31から四方弁13の第一ポート13aに流入した冷媒(高温高圧の冷媒)は、第二ポート13bを通じて四方弁13から流出し、第二ポート13bに接続されている室内機側配管32を通過して、それぞれの室内機1bの室内熱交換器22に流入する。室内熱交換器22に流入した冷媒は、室内熱交換器22において室内に熱を放出して(室内の空気と熱交換して)一部が凝縮する。
室内熱交換器22を通過した冷媒は、中間配管34に流入し、中間配管34上に配置されている室内側電子膨張弁21を通過する際に中圧化される。中圧化された冷媒は室外熱交換器14に流入するとともに、一部がバイパス配管37に流入する。そして、室外熱交換器14に流入した冷媒は、室外の空気と熱交換して(室外の空気から熱を奪って)一部が気化する。一部が気化した冷媒は、室外機側配管33を通過して四方弁13の第三ポート13cに流入する。また、廃熱回収用熱交換器15に流入した冷媒は、冷却水回路50を流れるエンジン10の冷却水と熱交換する(エンジン10の冷却水から熱を奪う)。
空調モードが暖房モードであるときには、四方弁13の第三ポート13cが第四ポート13dに連通している。このため、室外機側配管33から四方弁13の第三ポート13cに流入した冷媒は、第四ポート13dとアキュムレータ入口配管35とを通過し、アキュムレータ17の第一の冷媒入口17aに流入する。このように、アキュムレータ入口配管35には、室内機1bから戻ってきた低温低圧の冷媒が流れる。また、中間配管34からバイパス配管37に流入した冷媒は、バイパス配管37上に配置されている廃熱回収用熱交換器15においてエンジン10の冷却水と熱交換され、その後、アキュムレータ17の第二の冷媒入口17bに流入する。
アキュムレータ17に流入した冷媒は、気相の冷媒と液相の冷媒に分離され、低温低圧の気相の冷媒が、アキュムレータ出口配管36を通過して圧縮機11の冷媒吸入口11aに流入する。このような冷媒の循環サイクルが繰り返されることにより、室内暖房が継続される。
次に、冷房運転について説明する。暖房運転時と同様に、圧縮機11の冷媒吐出口11bから高温高圧の気相の冷媒が吐出され、吐出された冷媒は、オイルセパレータ12において圧縮機オイルと分離され、四方弁13の第一ポート13aに流入する。空気調和装置100の空調モードが冷房モードであるときには、四方弁13は第二の状態(四方弁13の第一ポート13aと第三ポート13cが連通している状態)にされる。このため吐出配管31の第二の部分31bから四方弁13の第一ポート13aに流入した冷媒は、第三ポート13cと室外機側配管33とを通過して室外熱交換器14に流入する。そして、室外熱交換器14に流入した冷媒(高温高圧の気相の冷媒)は、その内部を通過する間に外気に熱を吐き出して(外気と熱交換して)一部が凝縮する。
室外熱交換器14を通過した冷媒は、中間配管34を通じてそれぞれの室内機1bの室内熱交換器22に流入する。なお、冷房運転時には、冷媒が廃熱回収用熱交換器15を流れないように、バイパス配管37上に配置されている流量調整弁18Aは原則として閉弁されている。また、中間配管34の室内機1b側には、通過する冷媒を膨張させるように(低圧化するように)構成されている室内側電子膨張弁21が配置されている。このため、室内熱交換器22には蒸発しやすいように膨張した(低圧化された)冷媒が流入する。室内熱交換器22に流入した冷媒は、そこを通過する間に室内の空気の熱を奪って蒸発する(室内の空気と熱交換する)。これにより室内の空気が冷やされて、室内が冷房される。室内熱交換器22を通過した冷媒は、室内機側配管32を通じて四方弁13の第二ポート13bに流入する。
空調モードが冷房モードであるときには、四方弁13は第二の状態(第二ポート13bが第四ポート13dに連通している状態)にされている。このため、四方弁13の第二ポート13bに流入した冷媒は、アキュムレータ入口配管35を通じてアキュムレータ17の第一の冷媒入口17aに流入する。このように、アキュムレータ入口配管35には、冷房運転時と同様に、室内機1bから戻ってきた低温低圧の冷媒が流れる。そして、暖房運転時と同様に、アキュムレータ17において冷媒が気液分離され、低温低圧の気相の冷媒がアキュムレータ出口配管36を介して圧縮機11の冷媒吸入口11aに流入する。このような冷媒の循環サイクルが繰り返されることにより、室内冷房が継続される。
次に、室外機1aの各機器の配置について説明する。図2〜図7は、室外機1aの各機器の配置の例を示す模式図である。また、図2は斜視図、図3は上面視図、図4は図2の矢印IV方向視の側面図、図5は図2の矢印V方向視の側面図、図6は図2の矢印VI方向視の側面図、図7は図2の矢印VII方向視の側面図である。なお、図2〜図7においては、エンジン10、圧縮機11および室外熱交換器14など、本発明に関連のない一部の機器や部材を省略してある。また、室外熱交換器14は図2〜図7に示す機器の上側に配置されており、圧縮機11およびエンジン10は側方に配置されている。
図2〜図7に示すように、室外機1aは皿状の受水器60を有している。受水器60は、アキュムレータ17の外表面に付着した凝縮水などを受けて室外機1aの外部に排出する(または蒸発させる)ように構成されている。そして、アキュムレータ17とオイルセパレータ12は、受水器60の上側に配置されている。なお、受水器60の構成は特に限定されるものではなく、公知の構成が適用できる。
アキュムレータ17は円筒状の形状を有している。アキュムレータ17の第一の冷媒入口17a、第二の冷媒入口17bおよび冷媒出口17cは、いずれも長手方向(円筒の軸線方向)の同じ側の端部に設けられている。そして、アキュムレータ17は、長手方向が上下方向に平行で(受水器60の上面に直角で)、かつ、第一の冷媒入口17a、第二の冷媒入口17bおよび冷媒出口17cが上側に位置する向きで、受水器60の上側に取り付けられている。
オイルセパレータ12は円筒状の形状を有している。冷媒入口12aおよび冷媒出口12bは長手方向(円筒の軸線方向)の一方の端部に設けられており、オイル排出口12cは前記一方の端部とは反対側の端部に設けられている。そして、オイルセパレータ12は、長手方向が上下方向に平行で(受水器60の上面に直角で)、冷媒入口12aおよび冷媒出口12bが設けられている側の端部が上側に位置し、オイル排出口12cが設けられている側の端部が下側に位置する向きで、受水器60の上側に取り付けられている。
四方弁13は、筒状の本体部13eを有し、4つのポート(第一ポート13a〜第四ポート13d)は本体部13eの側面に設けられている。また、第二ポート13b〜第四ポート13dの3つのポートは、本体部13eの長手方向(筒状の形状の軸線方向)に直列に並ぶように設けられている。そして、第一ポート13aと、第二ポート13b〜第四ポート13dの3つのポートとは、互いに本体部13eの反対側に位置している。
四方弁13は、側面視(アキュムレータ17とオイルセパレータ12の長手方向に直角な方向視)において、アキュムレータ17およびオイルセパレータ12よりも上側に配置されている。また、四方弁13の本体部13eは、上面視(アキュムレータ17とオイルセパレータ12の長手方向に平行な方向視)において、アキュムレータ17とオイルセパレータ12の間に配置されている。
四方弁13が、オイルセパレータ12とアキュムレータ17の上側で、かつ、上面視でそれらの間に配置される構成であれば、四方弁13とアキュムレータ17の第一の冷媒入口17aとが接近する。また、四方弁13とアキュムレータ17の第一の冷媒入口17aとの間には、他の機器や部材が配置されていない。このため、四方弁13とアキュムレータ17の第一の冷媒入口17aとを接続しているアキュムレータ入口配管35を、従来構成に比較して短くできる。図8は、四方弁13とアキュムレータ17との間にオイルセパレータ12が配置されている従来構成の例を示す斜視図である。なお、図8においては、従来の室外機9を構成する機器のうち、本実施形態の室外機1aに対応する機器等については、本実施形態と同じ符号を付して示している。ただし、対応する機器等が必ずしも同じ構成を有しているわけではない。図8に示す従来構成では、アキュムレータ入口配管35は、オイルセパレータ12を跨ぐように配置される。このため、アキュムレータ入口配管35を長くしなければならない。これに対して、本実施形態では、四方弁13とアキュムレータ17の第一の冷媒入口17aとが接近しているから、従来構成よりもアキュムレータ入口配管35を短くできる。
冷媒経路が長くなると圧力損失が大きくなり、空気調和装置100の熱効率が低下する。特に、空気調和装置100の熱効率は、低圧の冷媒が流れる冷媒経路の長さの影響を大きく受ける。上記のとおり、アキュムレータ入口配管35には、暖房運転時と冷房運転時のいずれにおいても低圧の冷媒が流れる。本実施形態では、アキュムレータ入口配管35が短くなるから、空気調和装置100の熱効率を高めることができる。また、アキュムレータ入口配管35が短くなるから、部品コストの削減を図ることができる。
また、本実施形態では、図8に示す従来構成と比較すると、四方弁13の第一ポート13aとオイルセパレータ12の冷媒出口12bも接近している。このため、吐出配管31の第二の部分31bを短くできる。例えば、従来構成では、四方弁13がオイルセパレータ12の冷媒出口12bよりも下側に位置しており、さらに吐出配管31の第二の部分31bがオイルセパレータ12の上側および四方弁13の下側に回り込んでいるため、吐出配管31の第二の部分31bが長くなる。これに対して、本実施形態では、オイルセパレータ12は冷媒出口12bが上側に位置する向きで配置されており、四方弁13はオイルセパレータ12よりも上側に位置している。このため、吐出配管31の第二の部分31bを、オイルセパレータ12の冷媒出口12bの下側や四方弁13の上側に回り込ませなくてよい。したがって、吐出配管31の第二の部分31bを短くでき、空気調和装置100の熱効率を高められる。さらに、吐出配管31の第二の部分31bが短くなるから、部品コストを削減できる。
また、本実施形態では、四方弁13は、第一ポート13a〜第四ポート13dの中心線M1〜M4が水平(アキュムレータ17とオイルセパレータ12の長手方向に直角)となる向きで配置されている。さらに四方弁13は、上面視において、第一ポート13aが位置する側がオイルセパレータ12の側に位置し、第二ポート13b〜第四ポート13dが位置する側がアキュムレータ17の側に位置する向き(図3参照)で配置されている。
そして、アキュムレータ入口配管35の中心線L1は、図3に示すように上面視において直線であり、図6に示すように側面視(四方弁13の本体部13eの長手方向視)において中心角が90°の円弧状の曲線である。このような構成であれば、アキュムレータ入口配管35を短くできるとともに、アキュムレータ入口配管35を圧力損失の小さい形状にできる。したがって、圧力損失を低減する効果を高めることができる。なお、アキュムレータ入口配管35の中心線L1は、側面視において全体が曲線でなくてもよく、一部に直線を含んでいてもよい。例えば、アキュムレータ入口配管35の端部近傍(第四ポート13dの近傍とアキュムレータ17の第一の冷媒入口17aの近傍の一方または両方)には、側面視において直線の部分が存在していてもよい。
また、吐出配管31の第二の部分31bの中心線L2も、アキュムレータ入口配管35と同様に、上面視において直線であり(図3参照)、側面視(四方弁13の本体部13eの長手方向視)において中心角が90°の円弧状の曲線である(図6参照)。このような構成であれば、吐出配管31の第二の部分31bを短くできるとともに、圧力損失の小さい形状にできる。したがって、圧力損失を低減する効果を高めることができる。ただし、吐出配管31の第二の部分31bの中心線L2は、側面視において全体が曲線でなくてもよく、一部に直線を含んでいてもよい。例えば、吐出配管31の第二の部分31bの端部(第一ポート13aの近傍とオイルセパレータ12の冷媒出口12bの近傍の一方または両方)に、側面視において直線の部分が存在していてもよい。
また、本実施形態では、四方弁13の第一ポート13aと第四ポート13dが同軸である構成を示す。このような構成である場合には、アキュムレータ入口配管35の中心線L1および吐出配管31の第二の部分31bの中心線L2は、上面視において、アキュムレータ17の第一の冷媒入口17aの中心とオイルセパレータ12の冷媒出口12bの中心を通過する直線L3と一致またはほぼ一致していることが好ましい。このような構成であれば、アキュムレータ入口配管35と吐出配管31の第二の部分31bの両方を短くできる。
なお、アキュムレータ入口配管35と吐出配管31の第二の部分31bは同じ長さであってもよく、異なる長さであってもよい。低圧の冷媒が流れる冷媒経路の長さの方が、空気調和装置100の熱効率に与える影響が大きいため、異なる長さにする場合には、アキュムレータ入口配管35を吐出配管31の第二の部分31bよりも短い構成であることが好ましい。
また、四方弁13の本体部13eの長手方向が水平であり、かつ、第一ポート13a〜第四ポート13dの中心線が平行であると、室外機1aの高さを低くできる(または高さの増加を抑制できる)。例えば、第一ポート13a〜第四ポート13dの中心線が上下方向に平行である場合には、第一ポート13aまたは第二ポート13b〜第四ポート13dに接続されている冷媒配管は、四方弁13の本体部13eの上側に引き出される。このため、四方弁13の本体部13eよりも上側に、冷媒配管を配置するためのスペースが必要になる。これに対して、本実施形態では、四方弁13の第一ポート13a〜第四ポート13dのそれぞれに接続されている冷媒配管を、本体部13eよりも上側に配置しなくてもよい。したがって、室外機1aの高さを低くできる。
また、アキュムレータ入口配管35は、複数の配管部品から形成されるのではなく、単一の配管部品により形成されている。すなわち、アキュムレータ入口配管35の中間には、配管部品どうしの接合個所が存在しない。なお、配管部品とは、冷媒が流通可能な経路(冷媒配管)を形成する部品であり、例えば管材(金属パイプ)をいうものとする。配管部品どうしの接合には、例えばロウ付けが適用される。この場合には、互いに接続する配管部品のうちの一方の端部を拡径し、他方の配管部品を拡径した一方の配管部品に差し込み、差し込んだ個所をロウ付けするという構成が用いられる。このため、配管部品どうしの接合個所には、配管部品の軸線方向にある程度の長さ(端部どうしが重なっている部分、およびロウが盛られた部分の長さ)が必要になり、結果として配管部品により形成される冷媒配管を長くしなければならない。これに対して、本実施形態では、アキュムレータ入口配管35が単一の配管部品で構成されるから、配管部品どうしの接合のためのスペースが不要であり、さらなる短縮化を図ることができる。また、接合工程が必要ないから、組み立て工数を削減して製造コストの削減を図ることができる。
なお、吐出配管31の第二の部分31bも、アキュムレータ入口配管35と同様に、複数の配管部品から形成されるのではなく、単一の配管部品により形成されている。このような構成であれば、上記同様の効果を奏することができる。
また、アキュムレータ17の冷媒出口17cには、アキュムレータ出口配管36の一方の端部が接続されている。アキュムレータ出口配管36は、アキュムレータ17の冷媒出口17cから上方に向かって延伸し、アキュムレータ17の上側において略逆U字状に湾曲し、上面視においてアキュムレータ17と四方弁13の本体部13eとの間(アキュムレータ17とオイルセパレータ12との間)を下側に向かって延伸している。そして、アキュムレータ17と四方弁13の本体部13eとの間から、上面視においてアキュムレータ17とオイルセパレータ12の配列方向に対して直角に近い方向で、かつ、斜め上方に向かって延伸しており、その先で二股に分岐している。そして、2つの先端部のそれぞれは、2台の圧縮機11のそれぞれの冷媒吸入口11aに接続されている。
吐出配管31の第一の部分31aの一方の端部は、オイルセパレータ12の冷媒入口12aに接続されている。そして、吐出配管31の第一の部分31aは、オイルセパレータ12の冷媒入口12aから上方に向かって延伸し、オイルセパレータ12の上側において略逆U字状に湾曲し、上面視においてオイルセパレータ12と四方弁13の本体部13eとの間(アキュムレータ17とオイルセパレータ12との間)を下側に向かって延伸している。そして、アキュムレータ17と四方弁13の本体部13eとの間から、上面視においてアキュムレータ17とオイルセパレータ12の配列方向に対して直角に近い方向で、かつ、斜め上方に向かって延伸しており、その先で二股に分岐している。そして、2つの先端部のそれぞれが、2台の圧縮機11のそれぞれの冷媒吐出口11bに接続されている。
複数の圧縮機11を有する従来の室外機9には、2つの集合管91a,91bを用いられている。この場合、一方の集合管91aを介してアキュムレータ17と複数の圧縮機11のそれぞれの冷媒吸入口11aが接続されるとともに、他方の集合管91bを介してオイルセパレータ12の冷媒入口12aと複数の圧縮機11の冷媒吐出口11bとが接続される。このような構成では、一方の集合管91aとアキュムレータ17を接続する配管部品、および当該一方の集合管91aと2台の圧縮機11のそれぞれとを接続する配管部品が必要である。同様に、他方の集合管91bとオイルセパレータ12の冷媒出口12bとを接続する配管部品、および当該他方の集合管91bと2台の圧縮機11のそれぞれを接続する配管部品が必要である。
このため、集合管91a,91bを用いる構成では、吐出配管31の第一の部分31aとアキュムレータ出口配管36が長くなり、これらにおける圧力損失が大きくなる。また、吐出配管31の第一の部分31aとアキュムレータ出口配管36を形成する配管部品が多いから、部品コストが嵩むとともに、組み立て工数が多く製造コストが嵩む。また、集合管91a,91bを配置するためのスペースが必要であるから、室外機9の大型化を招く。
これに対して、本実施形態では、吐出配管31の第一の部分31aと圧縮機11の冷媒吐出口11bとの接続、およびアキュムレータ出口配管36と圧縮機11の冷媒吸入口11aとの接続に、集合管を使用していない。このため、集合管を使用する構成と比較して、吐出配管31とアキュムレータ出口配管36を短くして圧職損失を低減できる。また、吐出配管31とアキュムレータ出口配管36が短くなるため、これらを形成する配管部品を削減できるとともに、組み立て工数の削減を図ることができる。このため、製造コストの削減を図ることができる。
さらに、本実施形態では、従来構成に比較してアキュムレータ入口配管35が短く圧力損失が少ないため、過冷却熱交換器を設けなくても、空気調和装置の熱効率の低下を防止または抑制を図ることができる。図9は、過冷却熱交換器16を有する従来の室外機9の回路図である。なお、図9においては、従来の室外機9を構成する機器のうち、本実施形態の室外機1aに対応する機器等については、本実施形態と同じ符号を付して示している。ただし、対応する機器等が必ずしも同じ構成を有しているわけではない。図9に示すように、過冷却熱交換器16を有している室外機9は、バイパス配管37とアキュムレータ入口配管35とを接続している過冷却配管39を備えている。過冷却熱交換器16は、中間配管34を流れる冷媒と過冷却配管39を流れる冷媒との間で熱交換するように構成されている。そして、冷房運転時においては、室外熱交換器14から室内熱交換器22に向けて流れる冷媒を過冷却する。
過冷却熱交換器16を有する室外機9は、過冷却熱交換器16を配置するスペースが必要になる。このため、室外機9の小型化が阻害されるほか、機器や冷媒配管の配置レイアウトの制限の要因となる。また、過冷却熱交換器16は、冷媒が通過可能な管路(中間配管34)と、この管路(中間配管34)を覆うジャケットを有しており、管状の形状を有している。このため、中間配管34が長くなって圧力損失が発生することがある。また、中間配管34が長くなると、中間配管34を形成する配管部品が多くなるほか、配管部品どうしの接合個所も増加するため工数が増加する。
これに対して、本実施形態では、アキュムレータ入口配管35を短くしているとともに、過冷却熱交換器16を省略して中間配管34を短くしている。これにより、アキュムレータ入口配管35と中間配管34における圧力損失が低減されるから、中間配管34に過冷却熱交換器16が配置されている構成と比較して、空気調和装置100の熱効率の低下を防止または抑制できる。また、過冷却熱交換器16の省略により中間配管34を短くできるから、中間配管34の形成に必要となる配管部品を少なくでき、部品コストの削減を図ることができる。さらに、中間配管34短くすることで、中間配管34を形成する配管部品どうしの接合個所を少なくできるから、製造工数が少なくなり、製造コストの削減を図ることができる。また、過冷却熱交換器16の省略により、過冷却配管39が不要になる。このため、過冷却配管39を形成する配管部品や、過冷却配管39に配置されている流量調整弁が不要になる。このため、部品点数と組み立て工数の削減を図ることができる。
また、図9に示すように、過冷却配管39の一方の端部はバイパス配管37に接続され、もう一方の端部はアキュムレータ入口配管35に接続される。このため、バイパス配管37とアキュムレータ入口配管35には、過冷却配管39を接続するためのスペースが必要となり、そのスペースを確保するために長くしなければならない。これに対して、本実施形態では、アキュムレータ入口配管35にこのようなスペースを設けなくてもよいから、アキュムレータ入口配管35を短くして圧力損失の低減を図ることができる。
また、本実施形態では、廃熱回収用熱交換器15は、アキュムレータ入口配管35を介さずにアキュムレータ17の第二の冷媒入口17bに接続されている。このように、アキュムレータ入口配管35にはバイパス配管37が接続されていないから、アキュムレータ入口配管35にはバイパス配管37を接続するためのスペースを設けなくてもよい。このため、アキュムレータ入口配管35を短くして圧力損失の低減を図ることができる。
100…空気調和装置、1a…室外機、11…圧縮機、11a…冷媒吸入口、11b…冷媒吐出口、12…オイルセパレータ、12a…オイルセパレータの冷媒吸入口、12b…オイルセパレータの冷媒出口、13…四方弁、13a…四方弁の第一ポート、13b…四方弁の第二ポート、13c…四方弁の第三ポート、13d…四方弁の第四ポート、13e…四方弁の本体部、14…室外熱交換器、15…排熱回収用熱交換器、17…アキュムレータ、17a…アキュムレータの第一の冷媒入口、17b…アキュムレータの第二の冷媒入口、17c…アキュムレータの冷媒出口、31…吐出配管、33…室外機側配管、34…中間配管、35…アキュムレータ入口配管、36…アキュムレータ出口配管、37…バイパス配管

Claims (5)

  1. 流入した冷媒を液相の冷媒と気相の冷媒に分離するように構成されているアキュムレータと、
    流入した冷媒からオイルを分離するように構成されているオイルセパレータと、
    四か所のポートを有し、前記四か所のポートのうちの一か所のポートが第一の配管を介して前記アキュムレータの冷媒入口に接続されており、他の一か所のポートが第二の配管を介して前記オイルセパレータの冷媒出口に接続されている四方弁と、
    を有しており、
    前記アキュムレータは、前記冷媒入口が設けられている側の一端が上側に位置する向きで配置されており、
    前記オイルセパレータは、前記冷媒出口が設けられている側の一端が上側に位置する向きで配置されており、
    前記四方弁は、前記アキュムレータおよび前記オイルセパレータよりも上側で、かつ、上面視において前記アキュムレータと前記オイルセパレータとの間に配置されている、
    空気調和装置の室外機。
  2. 請求項1に記載の空気調和装置の室外機において、
    前記四方弁の前記四か所のポートの中心線は水平である
    空気調和装置の室外機。
  3. 請求項1又は2に記載の空気調和装置の室外機において、
    前記第一の配管の中心線は、上面視において直線である
    空気調和装置の室外機。
  4. 請求項3に記載の空気調和装置の室外機において、
    前記第一の配管が接続されている前記一か所のポートと前記第二の配管が接続されている前記他の一か所のポートは同軸であり、
    前記第一の配管の中心線と前記第二の配管の中心線は、上面視において、前記アキュムレータの前記冷媒入口と前記オイルセパレータの前記冷媒出口を通過する直線と一致している、
    空気調和装置の室外機。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の空気調和装置の室外機において、
    前記第一の配管と前記第二の配管は、それぞれ単一の配管部品により生成されている
    空気調和装置の室外機。

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