JP2021017748A - 目地材および外壁構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】目地材を目地に挿入する際に要する力を低下させて、作業性を向上させるとともに、目地材の傾きを抑制する。【解決手段】目地材(100)は、目地(M1、M2)の内部に配置される本体部(110)と、目地(M1、M2)をシールするためのシール部(120)と、屋外から屋内への方向と平行な方向に複数設けられた1対のリップ部(130、140)と、を備え、複数設けられた1対のリップ部のうちの少なくとも1つ(140)には、本体部(110)の長手方向に延伸する溝(141、142)が、リップ部の短手方向に複数形成されており、複数の溝のうち、形成位置がリップ部の先端に近い溝(141)ほど、該溝の深さが深くなっている。【選択図】図1

Description

本発明は、目地材および外壁構造に関する。
従来、互いに隣り合う2つの外壁パネルの間に形成される目地から建物内部に風雨などが浸入することを防ぎ、かつ、建物の外観を良好に保つために、目地材が用いられている。目地材は、例えばポリ塩化ビニル等の水密性および弾性を有する材料で構成され、目地幅よりもやや幅広の断面形状を有し、目地に沿って延伸する長手形状であって、屋外側から目地に配置して固定するものである。
特許文献1には、目地材の一例である外壁用ガスケットが開示されている。この外壁用ガスケットは、長手方向等断面のゴム製長尺品であって、断面T字状の柱部の両サイドから、複数のヒレ状シール部が外方に張り出している。この複数のヒレ状シール部は、外方に張り出す略中間位置で、連結部によって連結されており、最下段のシール部は、柱部から連結部に至る部分が厚肉形成されている。この厚肉形成部は変形し難いため、外壁用ガスケットが目地内で傾きそうになっても、厚肉形成部が目地内壁に突き当たって傾倒を阻止するように構成されている。
特開平8−284272号公報
しかしながら、互いに隣り合う2つの外壁パネルの間の目地幅は、施工精度の範囲内、例えば数mm程度の範囲内で変動することがある。目地幅の異なる目地に、特許文献1に記載の外壁用ガスケットを適用する場合、主に次の2つの問題がある。第1に、当該目地における最小目地幅となる部分では、外壁用ガスケットを目地に挿入する際に、最下段のヒレ状シール部における厚肉形成された部分が外壁パネルに接触して反発することにより、挿入に多大な力を要し、作業性が低下する虞がある。第2に、最大目地幅となる部分では、ヒレ状シール部と外壁パネルとの間の接触面積が小さいため、外壁用ガスケットを目地に挿入した状態において、外壁用ガスケットが傾いて、外観およびシール性を損なう虞がある。
本発明の一態様は、目地材を目地に挿入する際に要する力を低減して作業性を向上させるとともに、目地材の傾きを抑制することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る目地材は、互いに隣り合う2つの外壁パネルの間に形成される目地の内部に配置される本体部と、前記本体部における屋外側の端部から前記2つの外壁パネルに向けて延伸する、前記目地をシールするためのシール部と、前記本体部における前記シール部よりも屋内側の部分において、屋外から屋内への方向と平行な方向に複数設けられた、前記2つの外壁パネルに向けて延伸する1対のリップ部と、を備え、複数設けられた前記1対のリップ部のうちの少なくとも1つには、前記本体部の長手方向に延伸する溝が、前記リップ部の短手方向に複数形成されており、複数の前記溝のうち、形成位置が前記リップ部の先端に近い溝ほど、該溝の深さが深くなっている。
上記の構成によれば、溝の形成位置がリップ部の先端に近いほど、該溝の深さが深くなり、屈曲しやすくなる。そのため、リップ部が外壁パネルと接触した際に、リップ部は、より先端に近い溝の形成位置であるほど屈曲しやすい。したがって、最大目地幅の目地に目地材を挿入する場合には、リップ部の先端に近い溝の形成位置でリップ部が屈曲する。そして、リップ部の、該溝よりも先端側の部分における屋内側の面が外壁パネルと平面的に接触して、外壁パネルからの反発力を受けやすくなる。この反発力が1対のリップ部のそれぞれに作用することにより本体部の傾きを修正するため、目地材の傾きを抑制することができる。一方、最小目地幅の目地に目地材を挿入する場合に、よりリップ部の先端から遠い溝、すなわちリップ部の基端により近い溝の形成位置でリップ部が屈曲し得るため、目地材の挿入に要する力を低下させ、作業性を向上させることができる。
また、本発明の一態様に係る目地材では、複数設けられた前記1対のリップ部のうちの最も屋内側に設けられた前記1対のリップ部に、複数の前記溝が形成されている。
上記の構成によれば、目地材を目地における最大目地幅となる部分に挿入する場合に、最も屋内側に設けられた1対のリップ部が外壁パネルからの反発力を受けやすい形状となるように屈曲できる。目地材の最も屋内側となる部分が傾きにくい安定した状態となることで、より屋外側に設けられた1対のリップ部とともに、目地材が傾きにくい状態に保持される。したがって、目地材の姿勢をより安定して保つことができる。
また、本発明の一態様に係る目地材では、複数の前記溝が形成されている前記1対のリップ部は、形状、大きさおよび形成位置が、前記本体部を基準として対称になっている。
上記の構成によれば、仮に目地材が目地へ傾きながら挿入されたとしても、リップ部における対称的な溝の形成位置でリップ部が屈曲するため、挿入方向が、目地の屋外から屋内への方向に沿うように修正される。したがって、目地材の傾きをより抑制することができる。
また、本発明の一態様に係る目地材では、前記溝は、前記リップ部の屋外側の面が凹むように形成されている。
上記の構成によれば、目地材を目地に挿入したときに、リップ部の屈曲による、リップ部の屋内側表面の引っ張り応力が局所に集中せず分散される。したがって、溝の形成位置におけるリップ部の破損を抑制することができる。
また、本発明の一態様に係る目地材は、押出一体成形により製造されたものである。
上記の構成によれば、目地材を単一の材料により一体成型できるため、目地材の製造工程を簡単にすることができる。また、複数の部材を嵌合させる等の工程を要さず、簡便な方法により目地材を目地へ挿入することができる。
また、本発明の一態様に係る目地材では、前記リップ部の先端に最も近い前記溝の深さは、当該先端から最も遠い前記溝の深さの1.5倍以上である。
上記の構成によれば、最大目地幅の目地に目地材を挿入する場合に、最もリップ部の先端に近い溝がより屈曲しやすくなる。そのため、目地材の傾きを更に抑制することができる。
また、本発明の一態様に係る外壁構造は、前記のいずれかの目地材を取り付けた外壁構造である。
本発明の一態様によれば、目地材を目地に挿入する際に要する力を低減して作業性を向上できるとともに、目地材の傾きを抑制することができる。
本発明の実施形態1に係る目地材の横断面図である。 本発明の実施形態1に係る目地材を、幅の広い目地に挿入したときの横断面図である。 本発明の実施形態1に係る目地材を、幅の狭い目地に挿入したときの横断面図である。 本発明の実施形態2に係る目地材を、幅の広い目地に挿入したときの横断面図である。 本発明の実施形態2に係る目地材を、幅の狭い目地に挿入したときの横断面図である。 本発明の実施形態3に係る目地材の横断面図である。 本発明の実施形態3に係る目地材を、幅の広い目地に挿入したときの横断面図である。
〔実施形態1〕
<目地材100の構成>
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
図1に示す目地材100は、図2および図3に示すように、住宅等の建物において、互いに隣り合う2つの外壁パネルP1の間に形成される目地M1、M2の内部に配置されて、屋外から外壁パネルP1の屋内側に風雨が浸入することを防ぎ、かつ、建物外壁の外観の意匠性を向上させる部材である。目地M1および目地M2の違いについては後述する。なお、本明細書において、「屋内外方向」とは、屋外から屋内への方向と平行な方向を意味する。
目地材100は、限定するものではないが、例えば合成ゴムまたはエラストマーと称されるゴム様弾性体から構成され、押出一体成形により製造されたものである。ゴム様弾性体の例として、EPDM(エチレンプロピレンジエン共重合ゴム)、TPO(オレフィン系熱可塑性エラストマー)、TPS(スチレン系熱可塑性エラストマー)、CPE(塩素化ポリエチレン)、CSM(クロロスルホン化ポリエチレン)、PVC(塩化ビニル)およびPVCを使用したTPE(Thermoplastic Elastomer:熱可塑性エラストマー)等が挙げられる。また、使用する弾性体は、発泡材でもあってもよく、または非発泡材であってもよい。
図1は、目地M1、M2の長手方向に延伸する目地材100を、延伸方向に対して垂直に切断したときの横断面の構造を示す。なお、目地材100は紙面に対して手前側から奥側に向けて延伸している。目地材100は、本体部110と、1対のシール部120と、1対の屋外側リップ部130と、1対の屋内側リップ部140と、を備える。
本体部110は、目地M1、M2の長手方向に延伸する、帯板状の部材である。本体部110の寸法は、挿入されるべき目地M1、M2の寸法に応じて設定することができる。本体部110における延伸方向の長さは、限定するものではないが、例えば、目地M1、M2の長手方向の長さと同程度であり、本体部110における屋内外方向の長さは、外壁パネルP1の厚みと同程度か、または外壁パネルP1の厚みよりも小さく、本体部110における目地M1、M2の幅方向の長さは、目地M1、M2の幅よりも小さく構成されている。
1対のシール部120は、目地M1、M2を屋外側からシールするための部材であって、本体部110における屋外側の端部から、2つの外壁パネルP1に向けてそれぞれ延伸するように設けられている。本実施形態では、シール部120は、本体部110を基準として対称となる位置に、対称となる形状および大きさとなるように2枚設けられているが、シール部120の数、位置、形状および大きさは、これに限定されない。
1対の屋外側リップ部130は、本体部110におけるシール部120よりも屋内側の部分において、本体部110の屋内外方向の中間部付近から、2つの外壁パネルP1に向けて延伸するように設けられている。1対の屋外側リップ部130は、本体部110を基準として対称となる位置に、対称となる形状および大きさとなるように設けられている。
1対の屋外側リップ部130における、一方の屋外側リップ部130の先端から他方の屋外側リップ部130の先端までの間の長さは、目地M1、M2の幅よりも長い。そのため、1対の屋外側リップ部130は、目地材100が目地M1、M2の内部に配置された状態において、外壁パネルP1の側面に接触して、弾性変形する。これにより、目地M1、M2がシールされる。
また、屋外側リップ部130の厚みは、先端部の方が基端部よりも薄くなっていてもよい。これにより、目地材100を目地M1、M2に挿入する際に、屋外側リップ部130の先端部がしなやかに弾性変形するため、目地材100の目地M1、M2への挿入性が向上する。
また、屋外側リップ部130は、防火性材料または遮音性材料(不図示)等の機能性材料を内部に備えていても良い。このような構成によれば、屋外側リップ部130が目地M1、M2をシールすることにより、目地材100による屋内外の防火効果または遮音効果等が得られる。
1対の屋内側リップ部140は、本体部110における屋内側の端部から、2つの外壁パネルP1に向けて延伸するように設けられている。1対の屋内側リップ部140は、本体部110を基準として対称となる位置に、対称となる形状および大きさとなるように設けられている。1対の屋内側リップ部140における、一方の屋内側リップ部140の先端から他方の屋内側リップ部140の先端までの間の長さは、目地M1、M2の幅よりも長く、目地材100が目地M1、M2の内部に配置された状態において、外壁パネルP1の側面に接触して弾性変形するように構成されている。
1対の屋内側リップ部140のそれぞれには、本体部110の延伸方向に延伸する溝141および溝142が、屋内側リップ部140の短手方向にそれぞれ1本ずつ形成されている。溝141、142は、屋内側リップ部140の屋外側の面が凹むように形成されている。溝141の形成位置は、溝142よりも屋内側リップ部140の先端に近い。
ここで、溝141の深さは、溝142の深さよりも深い。限定するものではないが、溝141の深さは、例えば溝142の深さの1.5倍以上であることが好ましい。また、溝141の深さは、屋内側リップ部140の基端部の厚みの1/2以上2/3以下であることが好ましく、溝142の深さは、屋内側リップ部140の基端部の厚みの1/6以上1/3以下であることが好ましい。
また、屋内側リップ部140は、溝142の形成位置における厚みが、溝141の形成位置における厚みよりも厚いことが好ましい。限定するものではないが、溝142の形成位置における屋内側リップ部140の厚みは、溝141の形成位置における屋内側リップ部140の厚みの1.5倍以上であることが好ましい。
なお、本明細書において、シール部120、屋外側リップ部130および屋内側リップ部140の「対称」とは、これらの部の形成位置、形状および大きさが完全に対称である場合を指す他、製造上必然的に生じる誤差の範囲内で非対称となる場合も含む概念である。
<目地材100の最大目地M1への挿入>
住宅等の建物に形成される目地は、施工精度によっては、延伸方向の幅に数mm程度の誤差が生じる場合がある。そのため、目地の幅は例えば、延伸方向に8mm〜15mm程度の範囲内となる。以下では、施工精度により許容される、目地の延伸方向の幅の最大値を最大目地幅、最小値を最小目地幅と称する。なお、図2および図3において、目地は紙面に対して手前側から奥側に向けて延伸している。また、紙面に対して下方向を目地の深さ方向とする。
図2および図3に示すように、目地における最大目地幅を有する部分を最大目地M1、最小目地幅を有する部分を最小目地M2とする。外壁パネルP1は、屋外側の面である表面および屋内側の面である裏面に対して略垂直の側面を有しており、2枚の外壁パネルP1の側面のうち、互いに向かい合う略平行な側面の間に目地が形成されており、当該目地の延伸方向に、最大目地M1および最小目地M2がそれぞれ形成されている。
ここではまず、最大目地M1に目地材100を挿入する場合について説明する。最大目地M1は、互いに隣り合う2枚の外壁パネルP1の間に形成されている。
まず、最大目地M1の屋外側から、目地材100の屋内側リップ部140側を最大目地M1に向ける。次に、本体部110の延伸方向が最大目地M1の延伸方向と略平行となるように、シール部120を屋外側から押圧し、目地材100を最大目地M1に挿入する。このとき、本体部と突起部とで断面T字型をなす施工治具を用いてもよい。該施工器具の例としては、例えば、特開2016−35155に開示される図4に記載の施工治具を用いることができる。突起部の高さを適切に設定した施工治具を用いることにより、外壁パネルP1と施工治具の本体部とが干渉するため、目地材100の屋内外方向の位置を規制することができる。
目地材100を最大目地M1に挿入すると、まず、1対の屋内側リップ部140が外壁パネルP1と接触する。このとき、最大目地M1の幅は、1対の屋内側リップ部140における一方の屋内側リップ部140に形成された溝141から、他方の屋内側リップ部140に形成された溝141までの距離よりもわずかに長い。そのため、1対の屋内側リップ部140は、最も深い溝141の形成位置において大きく屈曲し、例えば略垂直に屈曲する。
なお、溝142は、溝141よりも深さが浅いため、溝141の形成位置で1対の屋内側リップ部140が屈曲し得る場合には、溝142の形成位置では、1対の屋内側リップ部140は屈曲し難い。そして、屋内側リップ部140における溝141よりも先端側の部分における屋内側の面が、外壁パネルP1の側面と平面的に接触して、外壁パネルP1からの反発力を受ける。この反発力により、1対の屋内側リップ部140が、本体部110の屋内側端部が最大目地M1の幅方向における略中央位置に配置されるように、目地材100を保持する。
目地材100の挿入を更に続けると、1対の屋外側リップ部130が外壁パネルP1と接触し、先端部が屋外側へ向かうように撓む。そして、1対の屋外側リップ部130の先端部が、外壁パネルP1の側面と接触して、外壁パネルP1からの反発力を受ける。この反発力により、1対の屋外側リップ部130が、本体部110の屋内外方向における中間部付近が最大目地M1の幅方向における略中央位置に配置されるように、目地材100を保持する。
このとき、1対の屋内側リップ部140に複数の溝141、142が形成されているため、目地材100を、最も屋内側に設けられた1対の屋内側リップ部140が、外壁パネルP1からの反発力を受けやすい形状となるように屈曲できる。目地材100の屋内側端部が傾きにくい安定した状態となることで、より屋外側に設けられた1対の屋外側リップ部130とともに、目地材100が傾きにくい状態に保持される。したがって、目地材100の姿勢をより安定して保つことができる。
目地材100を挿入した後、液状または半固形状のシーリング材Aを、最大目地M1における目地材100よりも屋外側に充填し、最大目地M1をふさいでもよい。なお、シーリング材Aはコーキング材等であってもよい。このようなシーリング材Aとしては、例えば、変性シリコーン系、ウレタン系、ポリサルファイド系の材料を使用することができる。このシーリング材Aは、充填後、一定時間経過すると固化し、最大目地M1のシール性を高める。
<目地材100の最小目地M2への挿入>
次に、図3に示すように、最小目地幅を有する最小目地M2に、目地材100を挿入する場合について説明する。最小目地M2は、互いに隣り合う2枚の外壁パネルP1の間に形成されている。外壁パネルP1は、表面および裏面に対して略垂直の側面を有しており、2枚の外壁パネルP1の側面のうち、互いに向かい合う平行な側面の間に、最小目地M2が形成されている。
図2に示した最大目地M1への挿入と同様にして、目地材100を最小目地M2へ挿入すると、まず、1対の屋内側リップ部140が外壁パネルP1と接触する。このとき、図3に示すように、最小目地M2の幅は、1対の屋内側リップ部140における一方の屋内側リップ部140に形成された溝141から、他方の屋内側リップ部140に形成された溝141までの距離よりも短く、上記一方の屋内側リップ部140に形成された溝142から、上記他方の屋内側リップ部140に形成された溝142までの距離よりも長い。そのため、1対の屋内側リップ部140における溝142の形成位置において、1対の屋内側リップ部140が大きく屈曲し、1対の屋内側リップ部140における溝142よりも先端側の部分が、屋外側へ延伸する。
1対の屋内側リップ部140における溝142の形成位置は、溝が形成されていない位置よりも屈曲しやすいので、作業者が大きな力を加えなくても、目地材100を最小目地M2に挿入することができる。そのため、目地材100を目地に挿入する際の作業性が向上する。そして、屋内側リップ部140の、溝142よりも先端側の部分における屋内側の面が、外壁パネルP1の側面と平面的に接触して、外壁パネルP1からの反発力を受ける。この反発力により、1対の屋内側リップ部140が、本体部110の屋内側端部が最小目地M2の幅方向における略中央位置に配置されるように、目地材100を保持する。
目地材100の挿入を更に続けると、1対の屋外側リップ部130が外壁パネルP1と接触し、先端部が屋外側へ向かうように撓む。そして、1対の屋外側リップ部130の先端部が、外壁パネルP1の側面と接触して、外壁パネルP1からの反発力を受ける。この反発力により、1対の屋外側リップ部130が、本体部110の屋内外方向における中間部付近が最小目地M2の幅方向における略中央位置に配置されるように、目地材100を保持する。目地材100を挿入した後、最大目地M1への挿入と同様に、液状または半固形状のシーリング材Aを最小目地M2に充填し、最小目地M2をふさいでもよい。
目地材100の挿入を更に続けると、1対のシール部120が外壁パネルP1と接触し、先端部が屋外側へ向かうように撓む。そして、1対のシール部120の先端部が、外壁パネルP1の側面と接触して、外壁パネルP1からの反発力を受ける。この反発力により、1対のシール部120が、本体部110の屋外側端部が最小目地M2の幅方向における略中央位置に配置されるように、目地材100を保持する。
上記の構成によれば、1対の屋内側リップ部140、1対の屋外側リップ部130および1対のシール部120がそれぞれ外壁パネルP2からの反発力を受けることにより、本体部110は、最小目地M2の幅方向における略中央位置において、最小目地M2に対して平行な姿勢で保持されやすくなる。
<変形例>
本発明の一実施形態に係る目地材100には、複数の変形例が想定される。例えば、本実施形態において、それぞれの屋内側リップ部140に溝141および溝142の2本の溝が形成されており、1対の屋内側リップ部140において、溝141および溝142がそれぞれ2本ずつ、合計4本の溝が形成されている例を説明したが、溝の数はこれに限定されない。例えば、屋内側リップ部140の1枚につき、3本以上の溝を形成してもよく、この場合も、溝の形成位置が屋内側リップ部140の先端に近いほど、該溝の深さは深くなっている。
屋内側リップ部140の1枚につき、3本以上の溝が形成されている構成によれば、より細かく、目地の幅に合わせて最適な位置に形成された溝の形成位置において、屋内側リップ部140が屈曲できる。したがって、目地材100の姿勢をより安定して保持することができる。また、目地材100の挿入に要する力をより低下させ、作業性をより向上させることができる。
また、本実施形態の目地材100は、合計2対のリップ部(屋外側リップ部130および屋内側リップ部140)を備えているが、目地材100が備えるリップ部の数は、2対以上であればよく、例えば3対または4対であってもよい。リップ部の数が多いほど、目地材100の姿勢をより安定して保持することができる。
また、例えば、本実施形態において、屋内側リップ部140のみに溝141、142が形成されている例を説明したが、溝が形成されるリップ部の位置および数は、これに限定されない。例えば、屋外側リップ部130および屋内側リップ部140のそれぞれに、複数の溝を形成してもよく、または屋外側リップ部130のみに、複数の溝を形成してもよい。この場合の「複数の溝」とは、溝の形成位置がリップ部の先端に近いほど、該溝の深さが深くなっている複数の溝を指す。
一方、屋内側リップ部140のみに複数の溝141、142を形成し、屋外側リップ部130には溝を形成していない場合、屋内側リップ部140により目地材100の傾きを抑制できるとともに、外壁パネルP1に対する屋外側リップ部130の反発力により、目地材100の姿勢をより安定して保持することができる。
目地材100を構成する各部は、全て単一の材料で一体成形されたものであってもよく、このように構成する場合、製造工程を簡単にすることができる。また、本体部110を他の部分よりも硬質の材料で構成することで、本体部110が不必要に撓むことを防止する構成にしてもよい。
なお、上記は屋外側リップ部130のみに溝140、141が形成された場合であるが、屋外側リップ部130および屋内側リップ部140のそれぞれに、溝140、141のような複数の溝を形成する構成であれば、目地材100の挿入に要する力をより低下させ、作業性をより向上させることができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本実施形態では、表面および裏面に対して垂直な側面を有する外壁パネルP1ではなく、表面および裏面に対して傾斜した側面を有する外壁パネルP2の間に形成される目地M3、M4に、目地材100が挿入される。
<目地材100の傾斜付最大目地M3への挿入>
図4に示すように、目地における最大目地幅を有する部分である、傾斜付最大目地M3に、目地材100を挿入する場合について説明する。傾斜付最大目地M3は、互いに隣り合う2枚の外壁パネルP2の間に形成されており、外壁パネルP2は、傾斜付最大目地M3の幅が屋内側ほど狭くなるように配置されている。
図2に示した最大目地M1への挿入と同様にして、目地材100を傾斜付最大目地M3へ挿入すると、まず、1対の屋内側リップ部140が外壁パネルP2と接触する。このとき、図4に示すように、1対の屋内側リップ部140は、最も深い溝141の形成位置において大きく屈曲し、例えば略垂直に屈曲する。なお、溝142は、溝141よりも深さが浅いため、溝141の形成位置で1対の屋内側リップ部140が屈曲し得る場合には、溝142の形成位置では、1対の屋内側リップ部140は屈曲し難い。そして、屋内側リップ部140の、溝141よりも先端側の部分における屋内側の面が、外壁パネルP2の側面と平面的に接触して、外壁パネルP2からの反発力を受ける。この反発力により、1対の屋内側リップ部140が、本体部110の屋内側端部が傾斜付最大目地M3の幅方向における略中央位置に配置されるように、目地材100を保持する。
目地材100の挿入を更に続けると、1対の屋外側リップ部130が外壁パネルP2と接触し、先端部が屋外側へ向かうように撓む。そして、1対の屋外側リップ部130の先端部が、外壁パネルP2の側面と接触して、外壁パネルP2からの反発力を受ける。この反発力により、1対の屋外側リップ部130が、本体部110の屋内外方向における中間部付近が傾斜付最大目地M3の幅方向における略中央位置に配置されるように、目地材100を保持する。
上記の構成によれば、1対の屋内側リップ部140および1対の屋外側リップ部130が、それぞれ外壁パネルP2からの反発力を受けることにより、本体部110は、屋内外方向に延伸する姿勢を保つことができる。したがって、目地材100の傾きを抑制することができる。
<目地材100の傾斜付最小目地M4への挿入>
図5に示すように、目地における最小目地幅を有する傾斜付最小目地M4に、目地材100を挿入する場合について説明する。傾斜付最小目地M4は、互いに隣り合う2枚の外壁パネルP2の間に形成されており、外壁パネルP2は、傾斜付最小目地M4の幅が屋内側ほど狭くなるように配置されている。
図4に示した傾斜付最大目地M3への挿入と同様にして、目地材100を傾斜付最小目地M4へ挿入すると、まず、1対の屋内側リップ部140が外壁パネルP2と接触する。このとき、図5に示すように、1対の屋内側リップ部140における溝142の形成位置において、1対の屋内側リップ部140が大きく屈曲し、例えば1対の屋内側リップ部140における溝142よりも先端側の部分が、屋内外方向に延伸する。
1対の屋内側リップ部140における溝142の形成位置は、溝が形成されていない位置よりも屈曲しやすいので、作業者が大きな力を加えなくても、目地材100を傾斜付最小目地M4に挿入することができる。そのため、目地材100を目地に挿入する際の作業性が向上する。そして、屋内側リップ部140の、溝142よりも先端側の部分における屋内側の面が、外壁パネルP2の側面と平面的に接触して、外壁パネルP2からの反発力を受ける。この反発力により、1対の屋内側リップ部140が、本体部110の屋内側端部が傾斜付最小目地M4の幅方向における略中央位置に配置されるように、目地材100を保持する。
目地材100の挿入を更に続けると、1対の屋外側リップ部130が外壁パネルP2と接触し、先端部が屋外側へ向かうように撓む。そして、1対の屋外側リップ部130の先端部が、外壁パネルP2の側面と接触して、外壁パネルP2からの反発力を受ける。この反発力により、1対の屋外側リップ部130が、本体部110の屋内外方向における中間部付近が傾斜付最小目地M4の幅方向における略中央位置に配置されるように、目地材100を保持する。
目地材100の挿入を更に続けると、1対のシール部120が外壁パネルP2と接触し、先端部が屋外側へ向かうように撓む。そして、1対のシール部120の先端部が、外壁パネルP2の側面と接触して、外壁パネルP2からの反発力を受ける。この反発力により、1対のシール部120が、本体部110の屋外側端部が傾斜付最小目地M4の幅方向における略中央位置に配置されるように、目地材100を保持する。
上記の構成によれば、1対の屋内側リップ部140、1対の屋外側リップ部130および1対のシール部120が、それぞれ外壁パネルP2からの反発力を受けることにより、本体部110は、屋内外方向に延伸する姿勢を保つことができる。したがって、目地材100の傾きを抑制することができる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。
<目地材200の構成>
図6に示す目地材200は、例えば図7に示すように、表面および裏面に対して垂直な側面を有する外壁パネルP1と、表面および裏面に対して傾斜した側面を有する外壁パネルP2との間に形成される非対称目地M5に挿入される。
目地材200は、本体部210と、1対のシール部220と、1対の屋外側リップ部230と、1対となる屋内側リップ部240および屋内側リップ部250と、を備える。
1対の屋外側リップ部230は、目地材100の屋外側リップ部130よりも薄く形成されており、目地材の挿入に要する力を低下して、作業性を向上させるように構成されている。
1対の屋内側リップ部240、250は、本体部210を基準として、形状が非対称となるように形成されている。具体的には、第1の屋内側リップ部240には、本体部210の延伸方向に延伸する溝241および溝242が、屋内側リップ部240の短手方向に1本ずつ形成されている。溝241の形成位置は、溝242よりも第1の屋内側リップ部240の先端に近い。また、溝241の深さは、溝242の深さよりも深い。
一方、第2の屋内側リップ部250には、本体部210の延伸方向に延伸する溝251および溝252が、第2の屋内側リップ部250の短手方向に1本ずつ形成されている。溝251の形成位置は、溝252よりも第2の屋内側リップ部250の先端に近い。また、溝251の深さは、溝252の深さよりも深い。
そして、本体部210の、延伸方向と直交する方向の中心線から溝241の形成位置までの距離Aは、該中心線から溝251の形成位置までの距離Bよりも長くなるように構成されている。また、溝242も同様に、上記の中心線からの距離が、上記の中心線から溝252までの距離よりも長くなるように構成されている。
<目地材200の非対称目地M5への挿入>
図7に示すように、非対称目地M5へ目地材200を挿入する場合について説明する。図2に示した最大目地M1への挿入と同様にして、目地材200を非対称目地M5へ挿入する。まず、非対称目地M5の屋外側から、目地材200の第1の屋内側リップ部240を外壁パネルP1に向け、第2の屋内側リップ部250を外壁パネルP2に向ける。そして、シール部220を屋外側から押圧し、目地材200を非対称目地M5に挿入する。このとき、1対の屋内側リップ部240、250は、最も深い溝241、251の形成位置において大きく屈曲し、例えば略垂直に屈曲する。なお、溝242、252は、溝241、251よりも深さが浅いため、溝241、251の形成位置で1対の屋内側リップ部240、250が屈曲し得る場合には、溝242、252の形成位置では、1対の屋内側リップ部240、250は屈曲し難い。
そして、第1の屋内側リップ部240の、溝241よりも先端側の部分における屋内側の面が、外壁パネルP1の側面と接触して、外壁パネルP1からの反発力を受ける。また、第2の屋内側リップ部250の、溝251よりも先端側の部分における屋内側の面が、外壁パネルP2の側面と接触して、外壁パネルP2からの反発力を受ける。この反発力により、1対の屋内側リップ部240、250が、本体部210の屋内側端部が非対称目地M5の幅方向における適切な位置に配置されるように、目地材200を保持する。ここで、適切な位置とは、目地材200が非対称目地M5に挿入された状態において、本体部210が屋内外方向に延伸する姿勢を保つことができる位置である。
目地材200の挿入を更に続けると、1対の屋外側リップ部230が外壁パネルP2と接触し、先端部が屋外側へ向かうように撓む。そして、1対の屋外側リップ部230の先端部が、外壁パネルP2の側面と接触して、外壁パネルP2からの反発力を受ける。この反発力により、1対の屋外側リップ部230が、本体部210の屋内外方向における中間部付近が非対称目地M5の幅方向における適切な位置に配置されるように、目地材200を保持する。
1対の屋内側リップ部240、250および1対の屋外側リップ部230が、それぞれ外壁パネルP1、P2からの反発力を受けることにより、本体部210は、屋内外方向に延伸する姿勢を保つ。したがって、目地材200の傾きを抑制することができる。
<外壁構造の構成>
本発明の一実施形態に係る外壁構造は、本発明の一実施形態に係る目地材を取り付けた外壁構造である。このような外壁構造を構成するために、本発明の一実施形態に係る目地材は、互いに隣り合う2つの外壁パネルの間に形成される目地に取り付けられる。本発明に係る目地材としては、例えば、目地材100または目地材200である。
100、200 目地材
110、210 本体部
120、220 シール部
130、230 屋外側リップ部
140 屋内側リップ部
240 第1の屋内側リップ部
250 第2の屋内側リップ部
M1 最大目地
M2 最小目地
M3 傾斜付最大目地
M4 傾斜付最小目地
M5 非対称目地
P1、P2 外壁パネル

Claims (7)

  1. 互いに隣り合う2つの外壁パネルの間に形成される目地の内部に配置される本体部と、
    前記本体部における屋外側の端部から前記2つの外壁パネルに向けて延伸する、前記目地をシールするためのシール部と、
    前記本体部における前記シール部よりも屋内側の部分において、屋外から屋内への方向と平行な方向に複数設けられた、前記2つの外壁パネルに向けて延伸する1対のリップ部と、を備え、
    複数設けられた前記1対のリップ部のうちの少なくとも1つには、前記本体部の長手方向に延伸する溝が、前記リップ部の短手方向に複数形成されており、
    複数の前記溝のうち、形成位置が前記リップ部の先端に近い溝ほど、該溝の深さが深くなっていることを特徴とする、目地材。
  2. 複数設けられた前記1対のリップ部のうちの最も屋内側に設けられた前記1対のリップ部に、複数の前記溝が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の目地材。
  3. 複数の前記溝が形成されている前記1対のリップ部は、形状、大きさおよび形成位置が、前記本体部を基準として対称になっていることを特徴とする、請求項1または2に記載の目地材。
  4. 前記溝は、前記リップ部の屋外側の面が凹むように形成されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の目地材。
  5. 前記目地材は、押出一体成形により製造されたものであることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の目地材。
  6. 前記リップ部の先端に最も近い前記溝の深さは、当該先端から最も遠い前記溝の深さの1.5倍以上であることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の目地材。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の目地材を取り付けた外壁構造。
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