JP7494085B2 - 目地ガスケットおよび目地のシール構造 - Google Patents
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Description
<目地ガスケット1の概要>
本発明の一実施形態に係る目地ガスケット1は、目地Mから建物(不図示)の内部に雨水等の水(以下、「水」と略記)が浸入するのを防ぎ、かつ、建物の外観を良好に保つために、目地Mに配置される目地材である。目地Mは、図2に示すように、互いに隣り合う2つの外壁パネル100の間に形成された隙間である。外壁パネル100は、面材110、下地材120および断熱ボード130を備えており、屋外側から面材110、下地材120、断熱ボード130の順に配置されている(図3の符号302参照)。
図1および図2を用いて、目地ガスケット1の構成について説明する。なお、本実施形態における以下の説明では、特段の言及がない限り、「外壁パネル100」は面材110を指すものとする。目地ガスケット1は、図1の符号101および図2に示すように、柱部2、表層リップ3および屋内側リップ4を備えている。
柱部2は、目地Mの延伸方向に沿って延伸する部分である。柱部2は、図1の符号101に示すように、屋外側端部21と第1部分22とを有している。屋外側端部21は、柱部2を構成する各部分の中で最も屋外側に配置される部分である。第1部分22は、屋外側端部21よりも屋内側に配置される部分であり、屋内側端部23と第2部分24とを有している。屋内側端部23は、柱部2を構成する各部分の中で最も屋内側に配置される部分である。第2部分24は、屋内側端部23よりも屋外側に配置される部分であり、第3部分25と第4部分26とを有している。
表層リップ3は、図1の符号101および図2に示すように、柱部2の屋外側端部21の側面から2つの外壁パネル100に向けて延伸するリップであり、水が屋外から目地Mに浸入するのを一次的に防ぐ役割を果たす。具体的には、目地ガスケット1は、一方の外壁パネル100に向けて延伸する表層リップ3と、他方の外壁パネル100に向けて延伸する表層リップ3との2つの表層リップ3を備えている。
屋内側リップ4は、図1および図2に示すように、柱部2の第1部分22から2つの外壁パネル100に向けて突出するリップであり、水が屋外から目地Mに浸入するのを二次的に防ぐ役割を果たす。具体的には、目地ガスケット1は、一方の外壁パネル100に向けて延伸する屋内側リップ4と、他方の外壁パネル100に向けて延伸する屋内側リップ4との2つの屋内側リップ4を備えている。
図2を用いて、目地ガスケット1を目地Mに挿入する過程における、表層リップ3および屋内側リップ4の各挙動について説明する。まず、柱部2の屋内側端部23を目地Mの開口部から屋内に向けて挿入することにより、目地ガスケット1の目地Mへの挿入が開始する。目地Mの開口部は、図2に示すように、2つの外壁パネル100の傾斜面111で形成されている。
目地ガスケット1は、上述した特徴ある構成になっていることから、止水性および挿入性の面で様々なメリットを有している。以下、図1および図2を用いて、目地ガスケット1のメリットについて説明する。
本実施形態に係る目地ガスケット1は、屋外からの水の一部が表層リップ3と外壁パネル100の側面112との接触箇所を通過したとしても、第1発泡体5および第2発泡体6と側面112とが面接触している箇所でこれらの大半を堰き止めることができる。そのため、表層リップ3で浸入を防ぎ切れなかった一部の水がより屋内側に浸入するのを低減することができる。
本実施形態に係る目地ガスケット1は、目地Mに配置された状態において、図2に示すように第1発泡体5と第2発泡体6とが互いに面接触する。そのため、表層リップ3で浸入を防ぎ切れなかった一部の水が、柱部側導水空間S2に浸入するのを効果的に低減することができる。柱部側導水空間S2は、柱部2の第4部分26、表層リップ3の表層リップ根元部33、第2発泡体6の第2屋外側発泡体61およびリップ壁40の第2リップ壁42に取り囲まれた空間である。ここで、第1発泡体5と第2発泡体6とが線接触する場合と比較して、柱部側導水空間S2への水の浸入の程度にどのような差異があるかについては、上述した第1発泡体5および第2発泡体6と外壁パネル100の側面112との面接触に関する説明と同様である。
本実施形態に係る目地ガスケット1は、目地Mに配置された状態において、図2に示すように、第1発泡体5、第2発泡体6および外壁パネル100の側面112のすべてが互いに面接触する。そのため、第1発泡体5、第2発泡体6および側面112の少なくともいずれか2つが線接触する場合に比べて、側面側導水空間S1の体積が小さくなる。側面側導水空間S1は、第1発泡体5、第2発泡体6の第2屋外側発泡体61および側面112に取り囲まれた空間である。したがって、本実施形態に係る目地ガスケット1によれば、表層リップ3で浸入を防ぎ切れなかった一部の水が第1発泡体5と側面112との接触箇所を通過したとしても、側面側導水空間S1を流れる水の量を低減することができる。
(第1発泡体5と第2発泡体6とが別体)
例えば、仮に、単体の発泡体が表層リップ3の屋内側の面から第2リップ壁42の外面45に亘って連なるように設けられている(不図示)場合、目地幅Wが狭いと目地ガスケット1の挿入時に発泡体が変形し難く、目地ガスケット1の挿入性が悪化する。さらに、目地幅Wの狭さによっては、目地ガスケット1を目地Mに挿入している最中に、発泡体と外壁パネル100の側面112との摩擦によって発泡体が破損(破断)してしまう。あるいは、目地ガスケット1の挿入時における、表層リップ3の撓み挙動と屋内側リップ4の撓み挙動との相違に伴う引張力の発生等によって、発泡体が破損(破断)してしまう。
第1発泡体5と第2発泡体6とは、目地ガスケット1が目地Mに配置される前の状態において、本実施形態のように離間しているのが好ましい。なぜなら、仮に上述した単体の発泡体が設けられている場合、目地ガスケット1の挿入性は、挿入し始めた時点から単体の発泡体の変形によって担保されることになる。あるいは、目地ガスケット1が目地Mに配置される前の状態において第1発泡体5と第2発泡体6とが接触している場合、目地ガスケット1の挿入性は、挿入し始めた時点から第1発泡体5および第2発泡体6の変形によって担保されることになる。
本実施形態に係る目地ガスケット1は、図1および図2に示すように、屋内側リップ4に中空部44が形成されている。そのため、目地ガスケット1が目地Mに配置された状態において、屋内側リップ4のリップ壁40が第2発泡体6を外壁パネル100の側面112に向けて押圧する力は、中空部44の無い2枚の板状の屋内側リップに比べて強くなる。そのため、前記2枚の板状の屋内側リップ(不図示)に比べて、第2発泡体6が側面112により密着して第2発泡体6と側面112との接触面積が増大する。この接触面積の増大は、前記2枚の板状の屋内側リップに相当する第1リップ壁41と第2リップ壁42とが、連結リップ壁43によって連結されていることに起因する。したがって、本実施形態に係る目地ガスケット1によれば、屋内側リップ4の止水性が向上する。
本実施形態に係る目地ガスケット1は、図1および図2に示すように、第2発泡体6が、第2連結壁422の少なくとも一部と連結リップ壁43の全体とを覆うように連なって、リップ壁40に設けられている。ここで、「第2連結壁422の少なくとも一部」は、言い換えれば第2リップ壁42における外壁パネル100側の部分である。そのため、まず、目地ガスケット1が目地Mに配置された状態において、側面側導水空間S1の体積をより小さくすることができる。
本実施形態に係る目地ガスケット1は、図1の符号101に示すように、屋内側リップ4の連結リップ壁43が第1発泡体5よりも外壁パネル100側に形成されている。具体的には、(i)連結リップ壁43における外壁パネル100側の面が、第1発泡体5における外壁パネル100の側面112と目地幅W方向の配置位置において同一の場合、あるいは、(ii)連結リップ壁43が第1発泡体5よりも柱部2側に形成されている場合に比べて、連結リップ壁43が側面112側に突出している。
本実施形態に係る目地ガスケット1は、屋内側リップ4のリップ壁40について、図1に示すように、第1リップ壁41が、第1連結部P1において屋外側に凸となるように屈曲している。また、第2リップ壁42が、第2連結部P2において屋外側に凸となるように屈曲している。そのため、目地ガスケット1を目地Mに挿入する過程で、第1リップ壁41が第1連結部P1を中心に撓み易くなるとともに、第2リップ壁42が第2連結部P2を中心に撓み易くなる(図2参照)。
本実施形態に係る目地ガスケット1は、表層リップ3の厚さが、図1の符号101および図2に示すように、表層リップ意匠部31の先端32(つまり表層リップ3の先端32)に向かうにつれて薄くなっている。また、本実施形態に係る目地ガスケット1は、図1の符号101に示すように、表層リップ3の屋内側の面(面34と面36とからなる)が、屋外側に傾斜しているとともに屋外側に凸となるように面34と面36との境界線37で折れ曲がっている。
本実施形態に係る目地ガスケット1は、柱部2について、図1の符号101に示すように、第3部分25の最大幅T1が第4部分26の幅T2よりも広くなっている。また、本実施形態に係る目地ガスケット1は、第3部分25における最大幅T1の部分から、第4部分26における屋外側端部21との連結箇所よりも屋内側の部分に亘って、内部に金属製の芯材27が埋設されている。
本実施形態に係る目地ガスケット1およびシール構造500については、複数の変形例が想定される。以下、図3を用いて、本実施形態に係る目地ガスケット1およびシール構造500の変形例について説明する。目地ガスケット1の変形例としては、例えば、図3に示すような目地ガスケット11が想定される。
本発明は上述した実施形態および変形例に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施形態および変形例のそれぞれに開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
以下、図4~図9を用いて、本発明の第1~第3実施例に係る目地Mのシール構造520、500および540、ならびに本発明の第1~第3比較例に係る目地Mのシール構造600、700および610のそれぞれについて、性能を評価した結果について説明する。なお、以下の説明では、「目地Mのシール構造・・・」を「シール構造・・・」と略記する。
まず、第1実施例に係るシール構造520の各性能と第1比較例に係るシール構造600の各性能とを比較した。シール構造600については、図7に示すように、特許文献1に係る目地材50と2つの外壁パネル100とを必須の構成要素とし、目地Mの目地幅を狭幅W1´とした。ここで、狭幅W1´の長さは、狭幅W1の長さと同様、設計上の目地幅の公差下限値として定義される。また、第1実施例の狭幅W1の長さと第1比較例の狭幅W1´の長さとが同一になるようにした。さらに、目地材50については、全体の大きさを目地ガスケット1と同程度の大きさにするとともに、目地材50におけるすべての部分の形成材料を、目地ガスケット1における対応する各部分の形成材料と同一にした。
次に、第2実施例に係るシール構造500の各性能と第2比較例に係るシール構造700の各性能とを比較した。シール構造700については、図9に示すように、特許文献2に係る目地材60と2つの外壁パネル100とを必須の構成要素とし、目地Mの目地幅を中央幅W2´とした。ここで、中央幅W2´の長さは、中央幅W2の長さと同様、設計上の目地幅(中央値)として定義される。また、第2実施例の中央幅W2の長さと第2比較例の中央幅W2´の長さとが同一になるようにした。さらに、目地材60については、全体の大きさを目地ガスケット1と同程度の大きさにするとともに、目地材60におけるすべての部分の形成材料を、目地ガスケット1における対応する各部分の形成材料と同一にした。
次に、第3実施例に係るシール構造540の各性能と第3比較例に係るシール構造610の各性能とを比較した。シール構造610については、図8に示すように、特許文献1に係る目地材50と2つの外壁パネル100とを必須の構成要素とし、目地Mの目地幅を広幅W3´とした。ここで、広幅W3´の長さは、広幅W3の長さと同様、設計上の目地幅の公差上限値として定義される。また、第3実施例の広幅W3の長さと第3比較例の広幅W3´の長さとが同一になるようにした。
2 柱部
3 表層リップ
4 屋内側リップ
5 第1発泡体
6 第2発泡体
8 第3発泡体
21 屋外側端部
22 第1部分
23 屋内側端部
24 第2部分
25 第3部分
26 第4部分
27 芯材
34、36 面(表層リップの屋内側の面)
37 境界線
40 リップ壁
41 第1リップ壁
42 第2リップ壁
43 連結リップ壁
44 中空部
71 屋外側柱部(柱部)
100 外壁パネル
112 側面
411 第1根元壁
412 第1連結壁
421 第2根元壁
422 第2連結壁
500、510、520、540 シール構造
L2 長さ
(連結リップ壁における第1リップ壁と第2リップ壁との連結方向の長さ)
M 目地
P1 第1連結部
P2 第2連結部
T1 最大幅
T2 幅(第4部分の幅)
Claims (9)
- 互いに隣り合う2つの外壁パネルの間に形成された目地に配置される目地ガスケットであって、
前記目地の延伸方向に沿って延伸する柱部と、
前記柱部の屋外側端部から前記2つの外壁パネルに向けて延伸する表層リップと、
前記柱部における前記屋外側端部よりも屋内側の第1部分から前記2つの外壁パネルに向けて突出する屋内側リップと、を備えており、
前記屋内側リップは、前記柱部の延伸方向に沿って延伸するリップ壁を有しており、
前記屋内側リップには、前記リップ壁と前記柱部とで取り囲まれた中空部が形成されており、
前記表層リップの屋内側の面には、第1発泡体が設けられており、
前記リップ壁には、第2発泡体が設けられており、
前記目地ガスケットが前記目地に配置された状態において、
前記表層リップが前記2つの外壁パネルの側面に接触し、
前記第1発泡体と前記第2発泡体とが、ともに前記側面に面接触し、かつ、互いに面接触する、目地ガスケット。 - 前記第1発泡体と前記第2発泡体とは、前記目地ガスケットが前記目地に配置される前の状態において離間している、請求項1に記載の目地ガスケット。
- 前記リップ壁は、
前記柱部の屋内側端部から前記2つの外壁パネルに向けて延伸する第1リップ壁と、
前記第1部分における前記屋内側端部よりも屋外側の第2部分から、前記2つの外壁パネルに向けて延伸する第2リップ壁と、
前記第1リップ壁と前記第2リップ壁とを連結する連結リップ壁と、を有しており、
前記第2発泡体は、前記第2リップ壁における前記2つの外壁パネル側の部分と、前記連結リップ壁の全体とを覆うように連なって形成されており、
前記連結リップ壁における、前記第1リップ壁と前記第2リップ壁との連結方向の長さは、前記第1リップ壁および前記第2リップ壁のそれぞれにおける、前記2つの外壁パネルへの延伸方向の長さよりも長い、請求項1または2に記載の目地ガスケット。 - 前記連結リップ壁は、前記第1発泡体よりも前記2つの外壁パネル側に形成されている、請求項3に記載の目地ガスケット。
- 前記第1リップ壁は、前記屋内側端部から前記2つの外壁パネルに向けて、かつ、屋外側に傾斜しつつ延伸する第1根元壁と、前記第1根元壁と前記連結リップ壁とを連結する第1連結壁と、を有しており、
前記第2リップ壁は、前記第2部分から前記2つの外壁パネルに向けて、かつ、屋外側に傾斜しつつ延伸する第2根元壁と、前記第2根元壁と前記連結リップ壁とを連結する第2連結壁と、を有しており、
前記第1根元壁と前記第1連結壁との第1連結部、および前記第2根元壁と前記第2連結壁との第2連結部のそれぞれにおいて、前記第1リップ壁および前記第2リップ壁のそれぞれが屋外側に凸となるように屈曲している、請求項3または4に記載の目地ガスケット。 - 前記表層リップは、
先端に向かうにつれて厚さが薄くなっており、
前記屋内側の面が、屋外側に傾斜しているとともに、屋外側に凸となるように折れ曲がっており、
前記第1発泡体は、前記屋内側の面における折れ曲がりの境界線よりも前記先端側の領域に設けられており、かつ、前記先端よりも前記柱部側に配置されている、請求項1から5のいずれか1項に記載の目地ガスケット。 - 前記第1発泡体および前記第2発泡体のそれぞれは、比重が0.05以上0.30以下の発泡ゴムである、請求項1から6のいずれか1項に記載の目地ガスケット。
- 前記柱部は、前記リップ壁とで前記中空部を形成する第3部分の最大幅が、前記屋外側端部と前記第3部分との間に形成された第4部分の幅よりも広くなっており、かつ、前記第3部分の内部には、金属製の芯材が埋設されている、請求項1から7のいずれか1項に記載の目地ガスケット。
- 互いに隣り合う2つの外壁パネルと、
前記2つの外壁パネルの間に形成された目地に配置される目地ガスケットと、を備え、
前記目地ガスケットは、
前記目地の延伸方向に沿って延伸する柱部と、
前記柱部の屋外側端部から前記2つの外壁パネルに向けて延伸する表層リップと、
前記柱部における前記屋外側端部よりも屋内側の第1部分から、前記2つの外壁パネルに向けて突出する屋内側リップと、を有しており、
前記屋内側リップは、前記柱部の延伸方向に沿って延伸するリップ壁を有しており、
前記屋内側リップには、前記リップ壁と前記柱部とで取り囲まれた中空部が形成されており、
前記表層リップの屋内側の面には、第1発泡体が設けられており、
前記リップ壁には、第2発泡体が設けられており、
前記目地ガスケットが前記目地に配置された状態において、
前記表層リップが前記2つの外壁パネルの側面に接触し、
前記第1発泡体と前記第2発泡体とが、ともに前記側面に面接触し、かつ、互いに面接触する、目地のシール構造。
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