JP2021017097A - 乗物用シートテーブル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】テーブルを大型化することなくテーブル面を合理的に拡張することが可能な乗物用シートテーブル装置を提供する。【解決手段】シートの側方箇所に展開格納可能なように設けられるテーブル10を備えたシートテーブル装置1であり、テーブル10が高さ方向に延びる第2の回転軸22周りに回転可能なように上部に重なって連結される板状のリンク20を有する。リンク20のテーブル10と高さ方向に対向する面部には、第2の回転軸22周りに傾斜した傾斜凹面が形成され、テーブル10には、傾斜凹面上に高さ方向に突き当たる形に突出する傾斜凸面が形成される。テーブル10のリンク20に対する第2の回転軸22周りの展開回転により、傾斜凸面が傾斜凹面上を落ち込む側に摺動して、テーブル10とリンク20との天板面間の段差が縮められる。【選択図】図1

Description

本発明は、乗物用シートテーブル装置に関する。詳しくは、乗物用シートの側方箇所に展開格納可能なように設けられるテーブルを備えた乗物用シートテーブル装置に関する。
特許文献1には、乗物用シートに着座者が使用可能なシートテーブル装置が設けられた構成が開示されている。上記シートテーブル装置は、テーブルが、乗物用シートの側部に設けられたアームレストに対し、アームを介して展開格納可能なように連結された構成とされる。
特開平3−50037号公報
上記従来技術では、アームを介してテーブルをシート幅方向の内側へ大きく張り出させることはできるものの、アームの延びる領域にはテーブル面が形成されず、改良の余地がある。そこで、本発明は、テーブルを大型化することなくテーブル面を合理的に拡張することが可能な乗物用シートテーブル装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明の乗物用シートテーブル装置は次の手段をとる。
すなわち、本発明の乗物用シートテーブル装置は、乗物用シートの側方箇所に展開格納可能なように設けられるテーブルを備えた乗物用シートテーブル装置である。この乗物用シートテーブル装置は、乗物用シートの側方箇所に高さ方向に延びる第1の回転軸周りに回転可能なように連結されると共に、テーブルが高さ方向に延びる第2の回転軸周りに回転可能なように上部に重なって連結される板状のリンクを有する。テーブルとリンクとは、互いの高さ方向に対向する両面部のうちの一方が、第2の回転軸周りに高さ方向に傾斜する傾斜凹面とされ、他方が、傾斜凹面上に高さ方向に突き当たる形に突出する突出部を備える構成とされる。テーブルのリンクに対する第2の回転軸周りの展開方向の回転により、突出部が傾斜凹面上を落ち込む側に摺動して、テーブルとリンクとの天板面間の段差が縮められ、テーブルのリンクに対する第2の回転軸周りの格納方向の回転により、突出部が傾斜凹面上を上る側に摺動して、テーブルとリンクとが高さ方向に重ねられる。
上記構成によれば、テーブルをリンクに対して第2の回転軸の周りに格納方向に回転させることで、突出部が傾斜凹面上を上る側に摺動する。それにより、テーブルがリンクと高さ方向に重ねられたコンパクトな回転姿勢となる。また、テーブルをリンクに対して第2の回転軸の周りに展開方向に回転させることで、突出部が傾斜凹面上を落ち込む側に摺動する。それにより、テーブルがリンクとの天板面間の段差を縮めた回転姿勢となり、両者によって形成されるテーブル面が合理的に拡張される。
また、本発明の乗物用シートテーブル装置は、更に次のように構成されていても良い。傾斜凹面が、第2の回転軸周りに螺旋状に延びる面形状とされる。
上記構成によれば、テーブルをリンクに対して第2の回転軸の周りにより円滑に展開格納の各方向に回転させることができる。
また、本発明の乗物用シートテーブル装置は、更に次のように構成されていても良い。突出部が、傾斜凹面の落ち込み先の立壁面との面状の当接により落ち込み方向の摺動が規制される規制面部を有する。
上記構成によれば、突出部と傾斜凹面との摺動構造を利用して、テーブルのリンクに対する展開規制構造を合理的に構成することができる。
第1の実施形態に係る乗物用シートテーブル装置の概略構成を表した斜視図である。 テーブルの格納状態を表した平面図である。 テーブルの展開格納の途中状態を表した平面図である。 テーブルの展開状態を表した平面図である。 テーブルが格納位置にある時のリンクとの連結部を拡大して表した斜視図である。 図5の分解斜視図である。 図6を裏側から見た分解斜視図である。 テーブルが展開位置とされた時のリンクとの連結部を拡大して表した斜視図である。 図8の分解斜視図である。 図9を裏側から見た分解斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
《第1の実施形態》
(シートテーブル装置1の概略構成について)
始めに、本発明の第1の実施形態に係るシートテーブル装置1(本発明の「乗物用シートテーブル装置」に相当する。)の構成について、図1〜図10を用いて説明する。なお、以下の説明において、前後上下左右等の各方向を示す場合には、各図中に示されたそれぞれの方向を指すものとする。また、「シート幅方向」と示す場合には、後述するシート100の左右方向を指すものとする。
図1に示すように、本実施形態に係るシートテーブル装置1は、自動車の左側座席を成すシート100の右側方箇所に設けられている。上記シート100は、着座乗員の背凭れ部を成すシートバック101と、着座部を成すシートクッション102と、肘置きとなる左右のアームレスト103と、を一体的に備える。上記シート100は、車両のフロア上に電動式のシートスライド装置104を介して前後方向の位置調節を行える状態に連結されている。ここで、上記シート100が、本発明の「乗物用シート」に相当する。
シートテーブル装置1は、上記シート100の右側方箇所に設けられた移動体2と、移動体2の上部にリンク20を介して展開格納可能なように連結されたテーブル10と、を有する。上記テーブル10は、上記リンク20を介した移動体2への連結により、図2に示す格納位置P1と図4に示す展開位置P2との間で使用者の手動による展開格納の各操作が行える構成とされる。
移動体2は、図1に示すように、車両のフロア上に、電動式のテーブルスライド装置2Aを介して、前後方向の位置調節を行える状態に連結されている。それにより、移動体2は、シート100の前後方向のスライド位置や着座乗員の体格に合わせて、テーブル10のフロア上における前後方向の位置を適宜自由に調節できるようになっている。
上記テーブル10は、1枚の長尺な平板状の部材から成る。上記テーブル10は、図2に示す格納位置P1の状態では、前後方向に長尺状に延びる形に向けられる構成とされる。また、上記テーブル10は、図4に示す展開位置P2の状態では、シート幅方向に長尺状に延びる形に向けられる構成とされる。上記テーブル10は、図2に示す格納位置P1の状態では、シート100の右側のアームレスト103と平面視で重なるように配置されて、その内側面がアームレスト103の内側面に沿って前後方向に延びる形となるように設けられる。
より詳しくは、上記テーブル10は、その内側面が、着座乗員の身体に近い後部から前部に向かってシート幅方向の内側へと緩やかに張り出す形にカーブした形状とされる。また、上記テーブル10は、その外側面も、着座乗員の身体に近い後部から前部に向かって緩やかにシート幅方向の外側へと張り出す形に傾斜した形状とされる。それにより、テーブル10は、上記格納位置P1では、着座乗員の身体に近い後部の内側への張り出しを抑えて着座乗員の居住空間を広く確保しつつ、着座乗員から遠い前部において広いテーブル面を確保できる構成とされる。
また、上記テーブル10は、図4に示す展開位置P2では、その内側面のカーブが、着座乗員の身体の正面位置において略真後ろに向けられる状態とされる。それにより、テーブル10は、上記展開位置P2においても、着座乗員の身体に近い手前部の内側への張り出しを抑えて着座乗員の居住空間を広く確保しつつ、シート幅方向の略全域に亘って奥行きの広いテーブル面を確保できる構成とされる。上記テーブル10は、上記展開位置P2においては、上記リンク20を介した展開により、右側のアームレスト103を左側に越えた位置から左側のアームレスト103との間のシート幅方向の略全域に亘ってテーブル面を広げた状態に展開される構成とされる。
リンク20は、図2に示すように、テーブル10よりもひとまわり小さな1枚の長尺な三角板形状の部材から成る。上記リンク20は、その三角板形状の幅広な部分が、高さ方向に延びる第1の回転軸21により、移動体2の上部に回転可能なように連結された構成とされる。また、上記リンク20は、その三角板形状の幅狭な部分の上部に、上述したテーブル10が、高さ方向に延びる第2の回転軸22により回転可能なように連結された構成とされる。
上記リンク20は、図2に示す格納位置P1では、前後方向に延びる形に向けられる構成とされる。また、上記リンク20は、図4に示す展開位置P2では、シート幅方向の内側に延びる形に向けられる構成とされる。上記リンク20は、図2に示す格納位置P1では、テーブル10の直下領域において、前側に三角板の幅広な部分を向け、後側に三角形の幅狭な部分を向けた、前後方向に延びる向きとされる。
すなわち、上記格納位置P1では、リンク20は、移動体2との連結部である第1の回転軸21とテーブル10との連結部である第2の回転軸22とが前後方向に並ぶように向けられた状態とされる。その時、テーブル10は、リンク20との連結部である第2の回転軸22からリンク20の直上領域を通って前方に真っ直ぐ延びる向きとされる。上記リンク20は、図3に示すように、テーブル10が使用者によってシート幅方向の内側へと引き込まれるように操作されるのに伴い、テーブル10との連結部である第2の回転軸22からシート幅方向の内側へと引き込まれる力を受けて、移動体2との連結部である第1の回転軸21の周りに図示時計回り方向に回される。
それにより、リンク20は、図4に示すように、テーブル10との連結部である第2の回転軸22が、右側のアームレスト103を左側に越える位置まで回される。そして、それと共に、テーブル10が、右側のアームレスト103を左側に越えた位置からシート幅方向の内側へと張り出した展開位置P2の状態となる。上記展開位置P2では、リンク20は、右側のアームレスト103の直上位置に、テーブル10とシート幅方向に並ぶ天板面を形成する状態となる。
それにより、リンク20の天板面を、テーブル10の天板面と並ぶサブテーブルとして有効に利用することができる。上記展開位置P2にあるテーブル10とリンク20とは、使用者によって上記とは逆方向の力が掛けられることにより、図3に示すように、上記とは逆方向に回されて図2に示す格納位置P1の状態へと戻される。上記テーブル10及びリンク20は、使用者がテーブル10を掴んで操作するのみで、これらを一度に屈伸運動させる態様で連動させて動作させることができる。したがって、テーブル10とリンク20とをワンアクションで簡便かつ合理的に展開格納することができる。
ところで、上述したテーブル10は、図4に示すように展開位置P2へと動かされた際、リンク20に対して互いの天板面が面一状に並ぶように展開される構成とされる。すなわち、テーブル10は、図8〜図10に示すように、格納位置P1にある時には、リンク20の上部に重ね合わせ状に設けられるにも拘らず、図5〜図7に示すように、展開位置P2へと動かされることで、リンク20と互いの天板面が面一状を成す形に動かされる構成とされる。
以下、上記構成について詳しく説明する。すなわち、テーブル10は、そのリンク20との連結部である第2の回転軸22の周りの下面部(リンク20と高さ方向に対向する面部)が、第2の回転軸22周りに螺旋状に下方へ向けて板厚を厚くする形に傾斜した傾斜凸面11を備えた構成とされる。一方、リンク20も、そのテーブル10との連結部である第2の回転軸22の周りの上面部(テーブル10と高さ方向に対向する面部)が、第2の回転軸22周りに螺旋状に下方へ向けて板厚を薄くする形に傾斜した傾斜凹面23を備えた構成とされる。ここで、テーブル10に形成された傾斜凸面11が、本発明の「突出部」に相当する。
上記テーブル10の傾斜凸面11は、図6及び図9の図示時計回り方向(図7及び図10の図示反時計回り方向)に螺旋状に面が下降する形状とされる。また、リンク20の傾斜凹面23も、図6及び図9の図示時計回り方向(図7及び図10の図示反時計回り方向)に螺旋状に面が下降する形状とされる。上記テーブル10の傾斜凸面11とリンク20の傾斜凹面23とは、それぞれ、第2の回転軸22の周りの360度の領域に亘って、互いに同一の傾斜角度で螺旋状に傾斜する形状とされる。
上記テーブル10の傾斜凸面11は、テーブル10がリンク20に対して第2の回転軸22の周りに回されることで、リンク20の傾斜凹面23上を摺動する。上記テーブル10の傾斜凸面11は、図5〜図7に示すように、テーブル10が格納位置P1にある時には、その最も落ち込んだ最下部から中間部までの180度の凸面領域が、リンク20の傾斜凹面23における最上部から中間部までの180度の凹面領域上に乗り上がった状態とされる。それにより、テーブル10が、リンク20の上部に重ね合わせ状に設けられる状態とされる。
上記状態から、テーブル10が展開位置P2へと回されると、テーブル10の傾斜凸面11は、リンク20の傾斜凹面23上を落ち込み方向に摺動する。それに伴い、テーブル10の天板面が徐々に低い位置へと落とし込まれていく。そして、テーブル10の傾斜凸面11は、図8〜図10に示すように、テーブル10が展開位置P2へと到達することにより、リンク20の傾斜凹面23の最下端に達し、同傾斜凹面23と互いの凹凸形状が完全に合致した状態となる。それにより、テーブル10が、リンク20に対して、互いの天板面が面一状を成す状態に落とし込まれた状態となる。
上記テーブル10が展開位置P2へと回されることにより、その傾斜凸面11の最下部から垂直に立ち上がる規制面部11Aが、傾斜凹面23の最下部から垂直に立ち上がる立壁面23Aに回転方向に突き当てられる。それにより、テーブル10の展開方向の回転移動が、上記展開位置P2にて規制される。
(まとめ)
以上をまとめると、本実施形態に係るシートテーブル装置1は、次のような構成となっている。すなわち、乗物用シート(100)の側方箇所に展開格納可能なように設けられるテーブル(10)を備えた乗物用シートテーブル装置(1)であって、乗物用シート(100)の側方箇所に高さ方向に延びる第1の回転軸(21)周りに回転可能なように連結されると共に、テーブル(10)が高さ方向に延びる第2の回転軸(22)周りに回転可能なように上部に重なって連結される板状のリンク(20)を有する。
テーブル(10)とリンク(20)とは、互いの高さ方向に対向する両面部のうちの一方が、第2の回転軸(22)周りに高さ方向に傾斜する傾斜凹面(23)とされ、他方が、傾斜凹面(23)上に高さ方向に突き当たる形に突出する突出部(11)を備える構成とされる。テーブル(10)のリンク(20)に対する第2の回転軸(22)周りの展開方向の回転により、突出部(11)が傾斜凹面(23)上を落ち込む側に摺動して、テーブル(10)とリンク(20)との天板面間の段差が縮められ、テーブル(10)のリンク(20)に対する第2の回転軸(22)周りの格納方向の回転により、突出部(11)が傾斜凹面(23)上を上る側に摺動して、テーブル(10)とリンク(20)とが高さ方向に重ねられる。
上記構成によれば、テーブル(10)をリンク(20)に対して第2の回転軸(22)の周りに格納方向に回転させることで、突出部(11)が傾斜凹面(23)上を上る側に摺動する。それにより、テーブル(10)がリンク(20)と高さ方向に重ねられたコンパクトな回転姿勢となる。また、テーブル(10)をリンク(20)に対して第2の回転軸(22)の周りに展開方向に回転させることで、突出部(11)が傾斜凹面(23)上を落ち込む側に摺動する。それにより、テーブル(10)がリンク(20)との天板面間の段差を縮めた回転姿勢となり、両者によって形成されるテーブル面が合理的に拡張される。
また、傾斜凹面(23)が、第2の回転軸(22)周りに螺旋状に延びる面形状とされる。上記構成によれば、テーブル(10)をリンク(20)に対して第2の回転軸(22)の周りにより円滑に展開格納の各方向に回転させることができる。
また、突出部(11)が、傾斜凹面(23)の落ち込み先の立壁面(23A)との面状の当接により落ち込み方向の摺動が規制される規制面部(11A)を有する。上記構成によれば、突出部(11)と傾斜凹面(23)との摺動構造を利用して、テーブル(10)のリンク(20)に対する展開規制構造を合理的に構成することができる。
《その他の実施形態について》
以上、本発明の実施形態を1つの実施形態を用いて説明したが、本発明は上記実施形態のほか、以下に示す様々な形態で実施することができるものである。
1.本発明の乗物用シートテーブル装置は、鉄道等の自動車以外の車両や、航空機、船舶等の様々な乗物にも広く適用することができるものである。
2.テーブルは、乗物用シート自体の側方箇所に設けられる構成であっても良い。テーブルとリンクは、格納位置において、各々の延びる方向がずれた状態とされる構成であっても良い。
テーブルは、リンクの後部周りの回転により格納位置から展開位置へと回される構成の他、リンクの前部周りの回転により格納位置から展開位置へと回される構成であっても良い。また、テーブルは、リンクの中間部周りの回転により格納位置から展開位置へと回される構成であっても良い。
3.テーブルは、手動操作により展開格納されるものの他、電動操作により展開格納されるものであっても良い。リンクは、テーブルの展開状態において、サブテーブルとして機能しない構成であっても構わない。テーブルとリンクとは、互いにギアトレーンやベルト、ローラチェーンといった動力伝達機構を介して連動するように構成されたものであっても良い。
4.傾斜凹面がテーブルに形成され、突出部がリンクに形成される構成であっても良い。突出部は、必ずしも、上記傾斜凹面と合致する形を持つ傾斜凸面から成るものでなくても良い。すなわち、突出部は、単に、傾斜凹面上に高さ方向に突き当たる形に突出したピン形状等の突出形状から成るものであっても良い。突出部は、傾斜凹面上に面状に当接するものであっても点状や線状に当接するものであっても良い。規制面部も同様に、傾斜凹面の落ち込み先の立壁面と面状に当接するものの他、点状や線状に当接するものであっても良い。
1 シートテーブル装置(乗物用シートテーブル装置)
2 移動体
2A テーブルスライド装置
10 テーブル
11 傾斜凸面(突出部)
11A 規制面部
20 リンク
21 第1の回転軸
22 第2の回転軸
23 傾斜凹面
23A 立壁面
100 シート(乗物用シート)
101 シートバック
102 シートクッション
103 アームレスト
104 シートスライド装置
P1 格納位置
P2 展開位置

Claims (3)

  1. 乗物用シートの側方箇所に展開格納可能なように設けられるテーブルを備えた乗物用シートテーブル装置であって、
    前記乗物用シートの側方箇所に高さ方向に延びる第1の回転軸周りに回転可能なように連結されると共に、前記テーブルが高さ方向に延びる第2の回転軸周りに回転可能なように上部に重なって連結される板状のリンクを有し、
    前記テーブルと前記リンクとは、互いの高さ方向に対向する両面部のうちの一方が、前記第2の回転軸周りに高さ方向に傾斜する傾斜凹面とされ、他方が、前記傾斜凹面上に高さ方向に突き当たる形に突出する突出部を備える構成とされ、
    前記テーブルの前記リンクに対する前記第2の回転軸周りの展開方向の回転により、前記突出部が前記傾斜凹面上を落ち込む側に摺動して、前記テーブルと前記リンクとの天板面間の段差が縮められ、前記テーブルの前記リンクに対する前記第2の回転軸周りの格納方向の回転により、前記突出部が前記傾斜凹面上を上る側に摺動して、前記テーブルと前記リンクとが高さ方向に重ねられる乗物用シートテーブル装置。
  2. 請求項1に記載の乗物用シートテーブル装置であって、
    前記傾斜凹面が、前記第2の回転軸周りに螺旋状に延びる面形状とされる乗物用シートテーブル装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の乗物用シートテーブル装置であって、
    前記突出部が、前記傾斜凹面の落ち込み先の立壁面との面状の当接により落ち込み方向の摺動が規制される規制面部を有する乗物用シートテーブル装置。
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