JP2021015450A - 券売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客による操作時間を短縮することができる券売機を提供すること。【解決手段】購入予定の商品またはサービスの購入予定情報と、非現金決済方法を携帯端末100や通信回線から受け付ける受付手段(モバイル端末処理部25や通信部47)を備える券売機1である。この券売機1は、受付手段で購入予定情報を受付けた場合、非現金決済方法と購入予定情報とを表示する制御手段(ステップ3−8を実行するCPU41など)を備える。【選択図】図11

Description

本発明は、操作時間の短縮を図ることができる券売機に関するものである。
近年、券売機においてもキャッシュレス化が進み、現金決済のみでなく、電子マネー決済やQR・バーコード決済などの他の決済方法(決済手段)による取り扱いが増加傾向にある。
また券売機は、顧客が商品の選択に迷った場合などに、その選択操作に時間を要する場合があったが、さらに上述のように昨今は、決済方法が多種になり、所望の決済方法を選択する選択操作にも時間を要するようになっていた。
即ち、券売機での商品選択、決済方法選択などの影響で、操作時間が長くなり、商品選択にそれほど迷わないメニュー数であっても、店舗が繁忙時間を迎えると、券売機前に長い待機列が発生してしまう虞があった。
特開2012−59142号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、顧客による操作時間を短縮することができる券売機を提供することにある。
本発明は、購入予定の商品またはサービスの購入予定情報と、非現金決済方法を媒体から受け付ける受付手段を備える券売機であって、前記受付手段で前記購入予定情報を受付けた場合、前記非現金決済方法を表示する制御手段を備える券売機にある。
本発明によれば、顧客による券売機の操作時間を短縮することができる。
券売機1及び携帯端末100の斜視図である。 券売機1のシステム構成の一例を示す図である。 商品ファイルの一例を示す図である。 携帯端末70の機能ブロック図の一例を示す図である。 携帯端末100への券売機用アプリケーションの導入及び非現金決済方法の設定方法を示す動作フロー図である。 携帯端末100によって顧客が望む商品の選択と非現金決済方法候補とを設定する方法の一例を示す動作フロー図である。 携帯端末100の初期画面G1を示す図である。 携帯端末100の商品選択画面G2を示す図である。 携帯端末100の商品選択画面G2を示す図である。 携帯端末100のオーダー画面G3を示す図である。 券売機1における動作フローの一例を示す図である。 券売機1の商品選択画面G4を示す図である。 ポップアップ画面G5を表示した商品選択画面G4を示す図である。 券売機1の商品選択画面G4を示す図である。 券売機1の商品選択画面G4を示す図である。 券売機1の精算用画面G6を示す図である。 券売機1の精算用画面G6´を示す図である。 券売機1の決済ガイド画面G7を示す図である。 券売機1のその他の支払方法表示画面G8を示す図である。 図20(a)は券売機1の支払い完了画面G9を示す図、図20(b)は券売機1の支払い完了画面G9´を示す図、図20(c)は券売機1の残高不足報知画面G10を示す図である。 券売機1の決済方法変更画面G11を示す図である。 券売機1の決済方法変更画面G12を示す図である。 券売機1の券売機1の初期画面G13の一例を示す図である。 券売機1の商品選択画面G14を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる券売機(販売機、商品販売データ処理装置)1及び携帯端末100の斜視図である。券売機1は、例えば飲食店において客が商品(調理メニュー)に対応する食券を購入するために設置されるものである。また携帯端末100は、顧客が所有する携帯端末(例えばスマートフォン)であり、所望のアプリケーションソフトを入力しておくことで、前記券売機1へ非現金決済方法や購買予定商品の情報を入力させたり、決済を行ったりするのに用いられるものである。
図1に示すように、券売機1の正面上部には入力用のキー操作部となるタッチパネル11が設置されている。タッチパネル11には客が商品購入をはじめとする所定の操作を行うための画面が表示される。客はタッチパネル11に表示されている商品の絵やボタン等の画面を指でタッチ(押下)することで、所望の商品の食券を購入することができる。即ち、タッチパネル11は、表示手段であると同時に入力手段であり、また発券する商品を選択する選択手段でもある。
券売機1の正面のタッチパネル11の側部(向かって左側の辺に沿う位置)の下部には、下記する紙片(媒体、以下「食券」という)を発行する発行口31が設けられている。発行口31の上部には、非現金決済処理部21が設置されている。非現金決済処理部21は、現金以外の決済処理全般(電子マネー決済やクレジット決済など)を行うものであり、カード処理部23とモバイル端末処理部25とを有している。カード処理部23は、ICカードを挿入して決済処理を行うICカード挿入部23aと、非接触カードをかざして決済処理を行う非接触カード読取部23bと、磁気カードを挿入して決済処理を行う磁気カード挿入部23cとを有している。モバイル端末処理部25は、下記する携帯端末(媒体)100のタッチパネル107に表示した二次元コードG31を読み込んで、下記する顧客が事前に選択した非現金決済方法や商品またはサービスの購入予定情報(当該購入予定を識別可能な識別情報)を受け付ける受付手段であり、同時に決済処理を行う決済手段である。
また券売機1の正面のタッチパネル11の下部には、紙幣投入口13、紙幣排出口15、硬貨投入口17、硬貨排出口19等が設けられている。紙幣投入口13は入金に際して紙幣が投入され、紙幣排出口15からはお釣りや返金等の払い出し金の内の紙幣が排出される。硬貨投入口17は入金に際して硬貨が投入され、硬貨排出口19からは払い出し金の内の硬貨が排出される。
図2は券売機1のシステム構成の一例を示す図である。同図に示す券売機1のシステム構成は、CPU41、フラッシュメモリ43、RAM45、タッチパネル11、通信部47、発行部(発行手段)49、非現金決済処理部21、紙幣処理部51、硬貨処理部53を備えている。
CPU41は券売機1の処理動作全体を制御する制御手段である。RAM45は主記憶装置に該当するものであり、CPU41が演算処理を実行する際の作業領域として用いられる。またRAM45においては1回の入金に応じた入金金額、現在の残高などのデータを記憶する一時記憶エリアが設定される。RAM45には商品ファイルが記憶されている。図3はRAM45に記憶される商品ファイルの一例を示す図である。同図に示すように、商品ファイルは、各商品の商品コード(商品識別情報)、商品名、価格などの各種商品情報からなっている。
フラッシュメモリ43は補助記憶装置に該当するものであり、CPU41が実行するプログラムの他、CPU41が演算処理に際して利用する各種の設定データ等が記憶される。なおフラッシュメモリ43に代えて、例えばハードディスクなどの他の記憶装置を用いても良い。
タッチパネル11はCPU41の制御によって所定の画面を表示する表示手段である。またCPU41はタッチパネル11に対して行われた操作に応じて出力される操作信号に基づき所定の制御処理を実行する。このタッチパネル11は、発券する商品を選択操作する選択手段(操作手段)でもある。通信部47は外部との通信を実行する送受信手段であり、例えばネットワークまたは専用回線を経由して外部装置(管理装置等)と通信を行う機能を有する。有線、無線を問わない。また通信部47は、サーバ(管理装置)等を介して携帯端末100で選択した非現金決済方法や商品またはサービスの購入予定情報を受け付ける受付手段として機能する場合もある。
発行部49はタッチパネル11で選択された商品の食券の発行を制御し、選択された商品についての必要な情報を食券の用紙に印刷し、印刷した食券を発行口31に排出する機構部を備えて構成されている。即ち、発行部49は、食券を排出する排出手段である。この発行部49によって発行される食券は、用紙幅方向にパーシャルカット(真中だけ残してその両サイドをカット)して発行される形態となっており、これによって発券された食券の受け皿を不要としている。
紙幣処理部51は紙幣に関する処理全般を行う。具体的には、紙幣処理部51は紙幣の鑑定処理として、紙幣投入口13から投入された紙幣の種別を判定する。また紙幣処理部51は紙幣投入口13から投入された紙幣の金種毎に枚数をカウントする。また紙幣処理部51は釣銭の返却の際に、券売機1内部の紙幣収納庫に格納されている紙幣の内から必要な金種の紙幣を選別して必要枚数を紙幣排出口15に排出させる。
硬貨処理部53は硬貨に関する処理全般を行う。具体的には、硬貨処理部53は紙幣処理部51と同様、硬貨の鑑定処理、硬貨の金種毎の枚数カウント、券売機1の内部に収納された硬貨の内から必要な金種の硬貨を選別して硬貨排出口19から排出する等の動作を実行する。
携帯端末100は、券売機1を利用する顧客がそれぞれ保持する携帯端末、例えばスマートフォン(多機能電話機)であり、前記券売機1との間で各種の情報のやり取りをするものである。図4は携帯端末70の機能ブロック図の一例を示す図である。同図に示すように、携帯端末100は、CPU101と、ROM103と、RAM105と、タッチパネル兼用表示部(入力兼表示部)107と、通信部109とを、バス111を介して接続して構成されている。CPU101は、ROM103に記憶された制御プログラムを実行することにより、携帯端末100の動作を制御する。ROM103は、前記制御プログラムや、タッチパネル兼用表示部107において表示される画像データ(画像フォーマット情報)等の各種情報を記憶する。RAM105は、種々の情報を一時記憶する。タッチパネル兼用表示部107は、液晶パネルのような種々の画像を表示する表示装置と、タッチパッドのような位置入力装置とを組み合わせた装置であり、携帯端末100を操作する顧客(携帯端末保持者)に対して情報を表示し、また画面上の表示を押下(タップ、ドラッグ、フリック等)することで入力を行う。通信部109は、外部の各種機器と通信するための通信インターフェースであり、例えば上記ネットワーク等を経由して外部装置(管理装置等)と通信を行う。また、携帯端末100に様々なアプリケーションを管理装置から自由にインストールすることができる仕様となっており、例えば、券売機用アプリケーションなどが携帯端末100にインストールされる。また、携帯端末100の情報をネットワーク上の管理装置に送信し、当該管理装置から当該情報を券売機100に送信させるように構成しても良い。
次に、券売機1及び携帯端末100の動作の一例を説明する。ここでまず、顧客が携帯端末100に券売機用のアプリケーションを導入する操作について説明する。図5は携帯端末100への券売機用アプリケーションの導入及び非現金決済方法(以下「非現金決済方法候補」ともいう)の設定(登録)方法を示す動作フロー図である。同図に示すように、まず顧客自身によって、自己の携帯端末100に券売機用のアプリケーションソフトをダウンロードする(ステップ1−1)。次にダウンロードしたアプリケーションソフトを用いて会員情報を登録する(ステップ1−2)。この会員登録によって、事前に商品やサービスが注文できるようになる。そして、非現金決済方法候補を設定(お気に入り登録)する場合(ステップ1−3の「Y」)は、非現金決済方法候補を設定し(ステップ1−4)、これによって一連の操作を終了する。ここで非現金決済方法候補とは、顧客が券売機1の決済方法として使用したいとする1又は2以上の非現金決済方法の候補である。
非現金決済方法候補を設定するには、下記する図7に示す初期画面G1に表示されている非現金決済方法設定ボタンG13を押下(タッチ)することで、既に当該携帯端末100で使用している非現金決済方法の中から、1又は複数の非現金決済方法を選択することによって行う。設定された非現金決済方法は、図7に示す初期画面G1の非現金決済方法設定ボタンG13の下部に決済方法候補G15として表示される。この例では、「交通系IC」と「〇〇Pay」との2種類の非現金決済方法が表示され、さらに「現金」による決済も可能なのでこの決済方法も表示される。なお、「現金」による決済方法は、現金決済ができる券売機100においては当然可能な決済方法なので、その表示を省略しても良い(下記するオーダー画面G3においても同様)。またこの非現金決済方法の設定方法としては、上述のように、当該携帯端末100において既に使用している非現金決済方法の中から選択する方法を用いても良いし、当該アプリケーションソフトで事前に設定された利用可能な非現金決済方法の中から選択する方法を用いても良い。さらに、当該携帯端末100において既に使用している非現金決済方法であって、店舗で利用可能な非現金決済方法(つまりアプリケーションソフトで事前設定されている非現金決済方法)の中から選択する方法を用いても良い。ここで設定できる非現金決済方法の上限(数)を決めておいても良い。なぜなら、あまり多くの非現金決済方法を設定可能にすると、券売機1で非現金決済方法を選択するときに迷って時間がかかってしまい、本願発明の目的を達成できなくなる虞があるからである。即ち、予め定められた数以下の非現金決済方法を設定登録可能とする非現金決済方法候補記憶手段を具備しておくことが好ましい。このように、非現金決済方法を設定可能としておけば、携帯端末100を操作する際に毎回設定しなくても良くなる。一方、非現金決済方法候補を設定しない場合(ステップ1−3の「N」)は、そのまま一連の操作を終了する。
次に、顧客が携帯端末100を操作して券売機1に注文したい商品と非現金決済方法候補を事前に設定していない場合についての操作手順を説明する。図6は携帯端末100によって顧客が望む商品の選択と非現金決済方法候補とを設定する方法の一例を示す動作フロー図である。ここでは、券売機1の待機列に待機中や、席待ち時の事前注文を例とする。図6に示すように、顧客はまず、前記券売機用のアプリケーションソフトを立ち上げ、携帯端末100のタッチパネル107に、図7に示す初期画面G1を表示させる(ステップ2−1)。初期画面G1は、これから使用しようとする券売機1を設置した店舗用の初期画面である。初期画面G1には、メニューを見るボタンG11と、非現金決済方法設定ボタンG13と、設定されている決済方法候補G15とが表示されている。
そして当該初期画面G1中のメニューを見るボタンG11を押下すると(ステップ2−2の「Y」)、例えば図8に示す商品選択画面G2が表示される(ステップ2−3)。商品選択画面G2には、前記券売機1を設置している店舗において選択可能な商品が各種表示される。矢印G21を押下すれば、別の商品を表示した別の画面(例えば通常のメニュー一覧画面、おすすめメニュー一覧画面、当該会員が選択可能なクーポン及びクーポン適用可能なメニュー一覧画面、購入履歴またはお気に入り画面等)が選択可能に表示される。そして購入しようとする1又は複数の商品(メニュー)を選択する(ステップ2−4,ステップ2−5の「N」)。この例では、チーズバーガーの商品表示の「order」部分とトマトバーガーの商品表示の「order」部分とを押下することで、それぞれを1個ずつ選択したものとする。
これによって、図9に示すように、選択した商品表示部分に「レ」マークが表示され、画面下部左端のカートイメージG23の部分に選択した数「2」が表示され、その隣に選択した商品の絵が表示され、右端に二次元コードG25が表示される。なお、同一商品を複数選択する場合は、商品部分を複数回タッチし、上述の「レ」マークの代わりに、選択した数字を表示するなどしても良いし、2度目のタッチで図示しない数量選択画面を表示して数量を選択できるようにしても良い。
そして購入しようとする商品(購入しようと仮に選択した商品、購入予定商品、購入予定情報)の選択が終わったら、例えば商品選択画面G2の二次元コードG25の部分(又は図示しない他の決定ボタン)を押下する(ステップ2−5の「Y」)。次に、当該顧客(会員)が、予め非現金決済方法候補の設定をしているか否かを判断し(ステップ2−6)、設定している場合は(ステップ2−6の「Y」)、上記購入予定商品と非現金決済方法候補の情報を有する二次元コードを生成する(ステップ2−7)。一方、当該顧客(会員)が、予め非現金決済方法候補の設定をしていない場合は(ステップ2−6の「N」)、上記購入予定商品の情報を有する二次元コードを生成する(ステップ2−8)。そして、例えば図10に示すようなオーダー画面G3を表示する(ステップ2−9)。このオーダー画面G3は、非現金決済方法候補を設定していた場合の画面である。このオーダー画面G3には、二次元コードG31と、お気に入りの非現金決済方法候補G33と、現金決済方法候補G35と、選択した購入予定商品G37とが表示される。二次元コードG31には、少なくとも、当該顧客の会員情報と、前記選択した購入予定商品の情報と、当該顧客が予め設定していた非現金決済方法候補の情報とが記録されている。一方、非現金決済方法候補を設定していなかった場合のオーダー画面の場合は、上記オーダー画面G3中の非現金決済方法候補G33(場合によっては現金決済方法候補G35も)の表示が省略される。この場合の二次元コードには、少なくとも、当該顧客の会員情報と、前記選択した購入予定商品の情報とが記録されている。なお、オーダー画面G3の表示は、実際に券売機1を操作するまで表示しなくても良い。
この購入予定商品の情報は所定の時間を経過すると自動的に削除する様にしても良いし、未購入履歴としてそのまま携帯端末で記憶しても良い。
なお、顧客が予め非現金決済方法候補の設定をしていない場合(ステップ2−6の「N」)に、当該非現金決済方法候補の設定を行うよう促す報知を行っても良い。また場合によっては、顧客が予め非現金決済方法候補の設定をしている場合(ステップ2−6の「Y」)であっても、当該設定をスキップし(ステップ2−6の「N」に移行させ)、当該非現金決済方法の設定を券売機1で直接行うように構成しても良い。また携帯端末100を用いた事前商品注文、事前決済方法候補設定を行えば、特典付与等を行うことで、これらの選択を促しても良い。
また、券売機1の設置している店舗を特定する方法は、入店時に当該店舗特有の識別情報、具体的にはバーコードや二次元コードを読取る事で特定しても良い。さらに、GPSなど位置情報提供サービスにより店舗を特定しても良いし、店内Wi-Fiへのログイン、ビーコンなど、Bluetooth(登録商標)などを利用しても良い。複数の特定方法を準備して選択可能としてもよい。
次に、顧客が店舗へ到着する前に事前注文する操作手順について説明する。顧客はアプリケーションソフトを立ち上げて、事前注文を行う店舗が複数ある場合は、その店舗を選択する。
その後の注文操作は前述の通りであるので割愛するが、注文確定後はアプリケーションソフトを一旦OFFにしても良い。また、クラウドサービスなどと連携している場合は、当該購入予定情報と取引を識別する識別情報とを関連づけて、クラウドサービス側で記憶しても良い。なお、クラウドサービスを経由する場合は、会員情報やお気に入り非現金決済方法などもクラウドサービス側で管理しておいても良い。携帯端末でお気に入りの決済方法を更新した場合などは、購入予定情報と、非現金決済方法の更新情報を送信する。
また上記携帯端末100で設定・選択を行った各情報に顧客が購入を予定している店舗情報を含めておき、通信部109から通信回線を介して店舗側の通信部47に送信し、店舗側で参照可能としても良い。その場合、位置情報が取得可能なら事前注文確定時の位置情報から来店予測時間を割出しても良いし、来店希望時間などの情報の入力を促して、その情報も参照可能としておけば来店予測ができ、さらに好適である。また上記例では、予め設定した非現金決済方法候補を全て二次元コード化しているが、その代わりに、設定した非現金決済方法候補の中の何れかの非現金決済方法候補を選択し、これを二次元コード化する構成としても良い。
次に、顧客は、券売機1が設置されている店舗に移動する。このとき、GPSなどで、店舗の位置と携帯端末100の位置情報から、入店したと推定される範囲に位置したことを検出することで、携帯端末100へプッシュ通知や、位置情報などを参照して、アプリケーションソフトを図10のG3の画面から立ち上がるように制御しても良い。そして券売機1の操作を開始する。なお、事前注文した店舗と到着した店舗が異なるときは報知をし、購入予定情報を当該店舗に切替えてもよい。購入不可商品はキャンセルの上、追加注文を促すようにしても良い。図11は、券売機1における動作フローの一例を示す図である。券売機1のCPU41は、そのタッチパネル11に、例えば図12に示すような商品選択画面G4を表示させる(ステップ3−1)。同図に示す商品選択画面G4には、選択できる各種商品が表示されている。そして顧客が、自己の有する携帯端末100のタッチパネル107に、前記図10に示すオーダー画面G3を表示させ、当該オーダー画面G3を、券売機1のモバイル端末処理部25にかざせば、当該オーダー画面G3中の二次元コードG31がモバイル端末処理部25によって読み込まれる(ステップ3−2)。
これによって、図13に示すように、前記読み込んだ二次元コードG31のデータ中の購入予定商品がポップアップ画面G5に表示された後、図14の商品選択画面G4のように、その下部に前記購入予定商品が購入商品G41として表示されるとともに、合計金額G43が表示される(ステップ3−3)。図13に示すポップアップ画面G5には、購入予定商品に関する情報の他に、「事前の注文を受付けました」のような受付報知手段を記載する。また図14に示す購入商品G41中の各商品名の前には、携帯端末100の図柄からなる注文元表示部G411が表示されている。当該購入商品G41のまま発券する場合は、そのまま発券ボタンG45を押下する(ステップ3−4の「N」からステップ3−6の「Y」)。一方、前記購入商品G41に追加または変更がある場合は、さらに前記商品選択画面G4を顧客が操作して購入商品の追加・変更を行う(ステップ3−4の「Y」とステップ3−5)。この例の場合は、例えば図15に示すように、購入商品G41として、「ドリンクバー」と「フライドポテトM」を1つずつ追加したものとする。商品選択画面G4を用いて追加購入する各商品名の前には、店舗の図柄からなる注文元表示部G413を表示している。これによって携帯端末100からの注文か、店舗の券売機1からの追加注文かを顧客が視認できる。そして発券ボタンG45を押下する(ステップ3−6の「Y」)。
発券ボタンG45が押下されると、次にCPU41は、前記読み込んだ二次元コードG31中に、非現金決済方法候補のデータがあるか否かを判断し(ステップ3−7)、ある場合(ステップ3−7の「Y」)は、図16の精算用画面G6に示すように、合計金額欄G61と、決済方法候補欄G63と、購入商品欄G65とを表示する(ステップ3−8)。決済方法候補欄G63には、前記二次元コードG31中に記憶されていた非現金決済方法候補である、交通系ICボタンG631と〇〇PayボタンG633の2種類の非現金決済方法の他に、現金決済ボタンG635と、その他の支払方法ボタン(決済方法切替手段)G637とが、選択可能に表示されている。即ち、本実施形態においては、携帯端末100で入力された非現金決済方法の他に、現金決済方法やその他の非現金決済方法を、必要に応じて表示している。
このように、決済方法を、前記携帯端末100から入力された非現金決済方法に限定せず、あくまでもこれら入力された非現金決済方法を選択可能な状態で表示する構成なので、実際の精算を実施するときには決済方法を柔軟に変更することが可能になる。例えば、予定していた非現金決済方法用のカードを忘れていた場合などに、容易に対応することができる。一方で、携帯端末100によって顧客が事前に(券売機1の前に立つ前に、または券売機1の前の列に並んでいるときなどに)予め非現金決済方法を選択しておくことで、券売機1で決済方法を選択する際の迷いを回避することができ、顧客による券売機1の操作時間を短縮することができる。
さらに、顧客が当該店舗に行けなくなった場合でも、キャンセル処理や返金等の処理も不要なので、顧客が当該アプリケーションの使用を敬遠する原因もなくなるので、券売機1を配置している店舗の利用率を向上させることができる。
なお、前記携帯端末100から入力された非現金決済方法候補の中に、当該店舗で受け付けできない非現金決済方法があるか否かを判定し、受け付けできない場合は、これを券売機1に表示する対象から除外する。
一方、ステップ3−7において、前記読み込んだ二次元コードG31の中に、非現金決済方法候補のデータがない場合(ステップ3−7の「N」)は、ステップ3−9に移行し、図16の精算用画面G6に示す表示の内、決済方法候補欄G63中のボタンを、例えば現金決済ボタンG635と、その他の支払方法ボタンG637のみとし、何れかを選択可能に表示する。その他の合計金額欄G61や、購入商品欄G65の表示は、前記ステップ3−8の場合と同様である。
次に、前記精算用画面G6の決済方法候補欄G63の内の何れかの決済方法を選択・押下し(ステップ3−10)、当該決済方法によって決済処理を行う(ステップ3−11)。これによって、券売機1の発行部49によって印刷された食券が、発行口31から発券される(ステップ3−12)。
ところで、上記実施形態では、図12に示す商品選択画面G4を表示させた状態(ステップ3−1)で、顧客が、自己の有する携帯端末100のタッチパネル107にオーダー画面G3を表示させ、当該オーダー画面G3を、券売機1のモバイル端末処理部25にかざして当該オーダー画面G3中の二次元コードG31をモバイル端末処理部25が読み込んだとき(ステップ3−2)、図13に示すポップアップ画面G5を表示し、その後図14の商品選択画面G4を表示して購入商品の追加・変更を可能としたが、その代わりに、当該購入商品の追加・変更を省略し、図13に示すポップアップ画面G5を表示させた後に、自動的に図17に示すような、精算用画面G6´を表示させるように構成しても良い。その後の手順は、上記実施形態と同様である。即ちこの実施形態の場合は、上記ステップ3−1〜3−12の内のステップ3−4〜3−6を省略している。
また、上記実施形態において、前記精算用画面G6の決済方法候補欄G63の内の何れかの決済方法を選択・押下して(ステップ3−10)、当該決済方法によって決済処理を行う(ステップ3−11)場合、例えば図18に示すような決済ガイド画面G7を表示させても良い。同図では、モバイルガイド部G71とクレジット・電子マネーガイド部G73と現金ガイド部G75とを同時に表示しているが、前記選択した決済方法に対応する何れかのガイド部G71またはG73またはG75のみを表示してもよい。または前記選択した決済方法に対応する何れかのガイド部G71またはG73またはG75のみを明るく表示するなどしても良い。これによって、選択した決済方法の操作をよりスムーズに行わせることができる。
なお例えば、携帯端末100を利用しない顧客の場合は、図12に示す商品選択画面G4を用いて所望の商品を押下・選択して図15に示す商品選択画面G4とし、当該商品選択画面G4において発券ボタンG45を押下することで、直接図18に示す決算ガイド画面G7を表示させ、その際、全てのガイド部G71またはG73またはG75を均等に明るく表示することで、決済方法の操作のガイドを行えるようにしても良い。その際、例えばモバイル端末処理部25に携帯端末100をかざすことで自動的に電子マネーの種別(決済方法)を券売機1に判定させて決算処理を進めたり、カード処理部23にクレジットカードや電子マネーカードのデータを読み込ませることで自動的にその決済方法を券売機1に判別させて決済処理を進めたり、紙幣投入口13や硬貨投入口17に現金を投入することで自動的にその決済方法を券売機1に判別させて決済処理を進めたりしても良い。また上記操作を行っても自動判別できないときにだけ、上記決済ガイド画面G7のように、全ての決済方法を画面に表示して選択させる(例えば何れかのガイド部G71またはG73またはG75の部分を押下する)ようにしても良い。
また、上記実施形態の図16(または図17)の精算用画面G6(またはG6´)において、その他の支払方法ボタンG637が押下された場合は、例えば図19に示すその他の支払方法表示画面G8を表示し、表示された各支払方法に該当するボタンを押下することで、支払いを行うように構成しても良い。
上記支払いが完了した場合、例えば図20(a),(b)に示すような支払い完了画面G9,G9´をタッチパネル11に表示する。図20(a),(b)の支払い完了画面G9,G9´には、支払合計金額欄G91と、領収書有無欄G93と、支払方法(支払い手段、この例の場合は電子マネー)欄G95と、チケット受取指示欄G97とが表示されている。チケット受取指示欄G97には、券売機1の発行口31の方向を指す矢印マークが表示されている。
一方、上記支払いを行ったが、その金額が不足していた場合は、図20(c)に示すような残高不足報知画面G10をタッチパネル11に表示する。この残高不足報知画面G10には、例えば支払いに使用しようとしていた非現金決済方法の残高と不足額とを表示する残高不足内容表示欄G101によって残高不足であることを報知している。同時に、この券売機1にチャージ機能があることをチャージボタンG103によって表示している。チャージボタンG103を押下することで、当該カードのチャージを行うことができる。チャージボタンG103は目立つように、例えば目立つ色(赤色など)で表示するのが好ましい。
また例えば、前記支払方法による支払いにエラーが発生した場合は、例えば図21に示す決済方法変更画面G11や、図22に示す決済方法変更画面G12を表示する。図21に示す決済方法変更画面G11は、エラーが発生した種類の決済方法を継続させるパターンであり、この例の場合は、電子マネーによる決済ができなかった場合に、他の電子マネーで決済することを促している。即ち、この券売機1で利用できる他の電子マネーの一覧G111を表示している。何れかの電子マネーボタンを押下すれば、当該選択した電子マネーによって支払いができる。電子マネー以外の支払方法を選択する場合は、クレジットボタンG113やモバイルボタンG115を押下することで、電子マネー一覧G111に代えて、クレジット一覧やモバイル一覧を表示・選択することができる。
図22に示す決済方法変更画面G12は、エラーが発生した場合に、エラーが発生した種類の決済方法を優先するのではなく、各決済方法を最初から均等に表示して選択させるパターンであり、この例の場合は、現金ボタンG121とカードボタンG123とモバイル端末ボタンG125を選択可能に表示している。何れかのボタンG121,123,125を押下していくことで、顧客の要望する支払方法を選択できる。
図23は、券売機1の初期画面G13の一例を示す図である。同図に示す初期画面G13は、メニュー選択画面G131と支払方法選択画面G133とを同時に表示し、何れかの部分を押下することで、商品選択画面(例えば図12に示す商品選択画面G4)を表示するか、支払方法選択画面を表示するかを選択できるようにしている。
図24は、前記図12に示す商品選択画面G4の変形例を示す商品選択画面G14である。上記実施形態では、図12に示す商品選択画面G4において、顧客が、自己の有する携帯端末100のタッチパネル107に表示したオーダー画面G3を、券売機1のモバイル端末処理部25にかざせば、自動的に当該オーダー画面G3中の二次元コードG31をモバイル端末処理部25に読み込む構成としたが、この商品選択画面G14においては、その所定位置に二次元コード読取開始ボタンG141を設け、この二次元コード読取開始ボタンG141を押下することで、携帯端末100のタッチパネル107に表示したオーダー画面G3を、券売機1のモバイル端末処理部25によって読み取ることができる構成としている。また、商品選択画面G14に表示している何れかの商品ボタンG143を押下すると、前記図12に示す商品選択画面G4に表示が代わり、商品をそのまま選択できるようにしても良い。
上記説明では、事前に、複数の非現金決済方法を選択しておいた例を説明したが、事前に一つの非現金決済方法のみを選択していた場合は、顧客の携帯端末100から購入予定情報と非現金決済方法を受け付けた券売機1は、受け付け後、直接(例えば図11のステップ3−7からステップ3−11に移行、またはステップ3−8からステップ3−11に移行など)、即ち決済方法を選択するステップを省略して、当該非現金決済方法にかかる決算処理用の画面へ遷移するように構成しても良い。その画面に他の決済方法を選択する画面へ遷移するボタンを表示しても良い。さらに、現金決済のボタンを別途表示しても良い。
また券売機1は、当該券売機1が購入予定情報を受け付けたとき、または発券操作を行ったときに、当該購入予定情報の準備指示を通信部(出力手段)47より出力する。例えば、飲食店であれば厨房端末(キッチンモニタやキッチンプリンタなど)に調理指示を出力し、そのディスプレイや印刷シートへ当該購入予定情報を表示する。調理完了後に調理完了の案内を行っても良い。この場合、受付操作(読取り操作)または発券操作が予約確定となる。すなわち、急遽来店できない場合、事前決済の場合は、キャンセル操作、損金処理(購入金額の数割をキャンセル料金として取扱うなど)が面倒となるが、本券売機1の場合はそのような手間は発生しない。購入予定情報は、所定の時間を経過すると取消し、または自動的に削除すれば、キャンセル操作に要する工数を削減できる。
また券売機1は、受付手段で受け付けた際に、購入予定の商品やサービスが欠品等で提供できない場合は、その旨を通知して商品選択画面を表示し、商品確定後に選択された決済方法の精算用画面や決済方法の選択画面に遷移しても良い。なお、追加の注文を推奨する場合は、「スマホで事前注文された商品を受付けました」などの報知を行い、商品選択の画面領域(G41)に表示して、追加の商品の選択を促すようにしても良い。その場合、表示する商品選択画面は「おすすめ商品」や購入予定の商品に関連する商品、例えばサイドメニューなどの商品選択画面を表示しても良い。
また、上記実施形態では、携帯端末100のタッチパネル107に表示するオーダー画面G3に、二次元コードG31を表示してモバイル端末処理部25に読み込んで購入予定商品の情報や非現金決済方法候補の情報等を取得する構成としたが、その代わりに、携帯端末100のタッチパネル107にバーコードや、受付番号を表示しても良い。その場合は、携帯端末100による購入予定商品の情報や非現金決済方法候補の情報等は、当該携帯端末100からネットワーク上の管理装置に送信して記憶しておく。そしてバーコードの場合はこれを券売機1のモバイル端末処理部25にかざすことで受付番号などを読み込み、また受付番号の場合は直接券売機1に受付番号を入力操作することで読み込み、これによって当該券売機1から前記管理装置にアクセスを行って上記購入予定商品の情報や非現金決済方法候補の情報等を取得する構成としても良い。この場合は、通信部47が、顧客が事前に選択した非現金決済方法を媒体(通信回線)により入力する入力手段ということになる。また例えば、携帯端末100で選択した非現金決済方法候補や購入予定商品の情報を、携帯端末100が内蔵するNFC(Near Field Communication)チップに書き込み、券売機1において上記NFCチップに書き込まれた情報を読み込むように構成しても良い。また、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信を使用して携帯端末100から券売機1に上記情報を送信する構成としても良い。これらの場合も、通信部47が入力手段となる。
また、モバイル端末処理部で処理する非現金決済は、一般的にバーコード決済などと呼ばれ、ワンタイムの識別情報を含むバーコードまたは二次元コードを、券売機(精算処理する装置)の読取部によって読取る事で決済が可能である。具体的には、LINEPay(登録商標)や楽天Pay(登録商標)などである。また、実施例では携帯端末100側の画面にバーコードを表示する方法を説明したが、券売機側でバーコード、二次元コードなどを表示しても良い。また、券売機に貼付されたステッカーなどのバーコード、二次元コードなども良い。
また携帯端末100において予め非現金決済方法候補を設定していない状態で所望の非現金決済方法を使用した場合や、設定していた非現金決済方法候補以外の非現金決済方法を使用した場合、次回のアプリケーション起動時に、「前回の決済方法をお気に入りに登録しますか?」などの表示を行っても良い。
以上説明したように、本発明にかかる券売機は、購入予定の商品またはサービスの購入予定情報と、非現金決済方法を媒体から受け付ける受付手段を備える券売機であって、前記受付手段で前記購入予定情報を受付けた場合、前記非現金決済方法を表示する制御手段を備えている。
ここで媒体とは、上述のように、例えば顧客の有する携帯端末や通信回線などを言う。
購入予定情報と非現金決済方法を受け付ける券売機であって、券売機で品切れなどがなく受け付けた場合に、当該非現金決済方法を表示するように構成しても良い。
本券売機によれば、媒体によって顧客が事前に(券売機の前に立つ前に、または券売機の前の列で待っているとき等に)予め非現金決済方法を選択しておくことで、券売機で決済方法を選択する際の迷いを回避することができ、顧客による券売機の操作時間を短縮することができる。
また本券売機の前記制御手段は、前記非現金決済方法を表示すると共に、他の非現金決済方法への切替え、または、現金決済への切替え手段を備えている。
これによって、受付手段によって受け付けられた非現金決済方法以外の他の決済方法に容易に変更することができる。
また本券売機の前記制御手段は、前記非現金決済方法が複数選択されている場合、前記制御手段は、当該複数の非現金決済方法の中から所望の非現金決済方法を選択する選択手段を備えている。
これによって、容易に複数の非現金決済方法の中から所望の非現金決済方法を選ぶことができる。
また本券売機の前記制御手段は、前記受付手段で受け付けられた前記購入予定情報を他の装置へ出力する出力手段を備えている。
他の装置としては、例えばキッチンモニタなどがある。
また本発明にかかる券売機は、顧客が事前に選択した非現金決済方法を媒体により受け付ける受付手段と、前記受付手段で受け付けられた非現金決済方法に応じて、決済方法を選択可能に表示する制御手段と、を備えている。
受付手段で受け付けられた非現金決済方法に応じて選択可能に表示する決済方法には、上述のように、当該入力手段で入力された非現金決済方法の他に、現金決済やその他の非現金決済方法を、必要に応じて含めても良い。このように、あくまでも前記入力手段で入力した決済方法等を選択可能な状態で表示する構成なので、実際の精算を実施するときには決済方法を柔軟に変更することが可能になる。例えば、予定していた非現金決済方法用のカードを忘れていた場合などに、容易に対応することができる。
また本券売機は、前記受付手段が、前記顧客の購入予定の商品またはサービスの購買予定情報を前記非現金決済方法と併せて受け付け、前記制御手段は、当該商品またはサービスの購買予定情報を表示する。
本券売機によれば、非現金決済方法の他に、商品またはサービスの購買予定情報も、予め選択しておくことで、券売機での決済方法の選択の迷いと、商品またはサービスの選択の迷いとを何れも回避することができ、顧客による券売機の操作時間を短縮することができる。
なお、あくまでも商品またはサービスの購買予定情報を表示する構成なので、実際に商品またはサービスを購買するときには当該購買予定の商品またはサービスを購買しなくても良いし、他の商品またはサービスを購買してもよい。例えば店舗で新製品に惹かれて購買しようとする商品またはサービスを変更したくなったような場合などに、容易に対応できる。
また本券売機は、前記制御手段は、前記商品またはサービスの購入予定情報と、前記非現金決済方法とを、同一画面に表示する。
本券売機によれば、決済方法と商品またはサービスの購入予定情報とを顧客が同時に確認できるので、券売機のスムーズな操作を促すことができる。
また本券売機は、前記決済方法を、その他の決済方法に切り替える決済方法切替手段を備え、前記制御手段は、前記決済方法切替手段を、前記商品またはサービスの購買予定情報と、前記決済方法とを、同一画面で表示する。
本券売機によれば、スムーズに決済方法の切り替えを行うことができる。
また本券売機は、前記顧客が事前に選択した非現金決済方法が、当該店舗で受け付けできるか否かを判定し、受付不可の非現金決済方法を選択可能に表示する対象から除外する。
本券売機によれば、当該店舗で決済できない非現金決済方法を選択できないようにするので、決済できない非現金決済方法を選択してしまうなどの不必要な操作を確実に防止することができ、券売機のスムーズな操作を促すことができる。
また、上記実施形態に係る券売機1で実行されるプログラムは、フラッシュメモリ43等に予め組み込まれて提供されるものとしているが、これに限られず、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成しても良い。また、上記実施形態の券売機1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、上記実施形態の券売機1で実行されるプログラムを、ネットワーク経由で提供又は配布するように構成しても良い。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの構成であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば、上記例では、商品の場合について説明したが、サービスについても同様に使用可能であることは言うまでもない。また、上記記載及び各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に矛盾がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。また、上記記載及び各図の記載内容は、その一部であっても、それぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は上記記載及び各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
1 券売機 100 携帯端末
11 タッチパネル 13 紙幣投入口
15 紙幣排出口 17 硬貨投入口
19 硬貨排出口 21 非現金決済処理部
23 カード処理部 23a ICカード挿入部
23b 非接触カード読取部 23c 磁気カード挿入部
25 モバイル端末処理部(入力手段、決済手段)
31 発行口 41 CPU
43 フラッシュメモリ 45 RAM
47 通信部(入力手段、出力手段) 49 発行部(発行手段)
51 紙幣処理部 53 硬貨処理部
101 CPU 103 ROM
105 RAM 107 タッチパネル兼用表示部(入力兼表示部)
109 通信部 111 バス
G1 初期画面 G11 メニューを見るボタン
G13 非現金決済方法設定ボタン G15 決済方法候補
G3 オーダー画面 G2 商品選択画面
G21 矢印 G23 カートイメージ
G25 二次元コード G31 二次元コード
G33 非現金決済方法候補 G35 現金決済方法候補
G37 購入予定商品 G4 商品選択画面
G5 ポップアップ画面 G41 購入商品
G43 合計金額 G45 発券ボタン
G6 精算用画面 G61 合計金額欄
G63 決済方法候補欄 G65 購入商品欄
G631 交通系ICボタン G633 〇〇Payボタン
G635 現金決済ボタン
G637 その他の支払方法ボタン(決済方法切替手段)
G6´ 精算用画面 G7 決済ガイド画面
G71 モバイルガイド部 G73 クレジット・電子マネーガイド部
G75 現金ガイド部 G8 その他の支払方法表示画面
G9 支払い完了画面 G9´ 支払い完了画面
G91 支払合計金額欄 G93 領収書有無欄
G95 支払方法欄 G97 チケット受取指示欄
G10 残高不足報知画面 G101 残高不足内容表示欄
G103 チャージボタン G11 決済方法変更画面
G111 他の電子マネーの一覧 G113 クレジットボタン
G115 モバイルボタン G12 決済方法変更画面
G121 現金ボタン G123 カードボタン
G125 モバイル端末ボタン G13 初期画面
G131 メニュー選択画面 G133 支払方法選択画面
G14 商品選択画面 G141 二次元コード読取開始ボタン
G143 商品ボタン

Claims (4)

  1. 購入予定の商品またはサービスの購入予定情報と、非現金決済方法を媒体から受け付ける受付手段を備える券売機であって、
    前記受付手段で前記購入予定情報を受付けた場合、前記非現金決済方法を表示する制御手段を備える券売機。
  2. 前記制御手段は、前記非現金決済方法を表示すると共に、他の非現金決済方法への切替え、または、現金決済への切替え手段を備える請求項1に記載の券売機。
  3. 前記非現金決済方法が複数選択されている場合、前記制御手段は、当該複数の非現金決済方法の中から所望の非現金決済方法を選択する選択手段を備える請求項1に記載の券売機。
  4. 前記受付手段で受け付けられた前記購入予定情報を他の装置へ出力する出力手段を備える請求項1または請求項2または請求項3に記載の券売機。
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