JP2023159528A - 会計装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明が解決しようとする課題は、電子マネー媒体にチャージする際の操作性を向上させることが可能な会計装置、およびプログラムを提供することである。【解決手段】実施形態の会計装置は、取引に係る取引金額を取得する第1取得部と、前記取引に用いられる電子マネー媒体の残金を取得する第2取得部と、前記第2取得部によって取得された残金が前記第1取得部によって取得された取引金額に満たない場合に、前記電子マネー媒体に入金するためのチャージ画面を表示部に表示させる表示制御部と、前記チャージ画面に対する操作に応じて前記電子マネー媒体への入金額を受付ける受付部と、を備え、前記表示制御部は、前記受付部が受付けた入金額を加算しても前記電子マネー媒体の残金が前記取引金額に満たない場合に、前記チャージ画面を表示させるか他の支払方法を選択可能な支払方法選択画面を表示させるかを選択するための選択画面を前記表示部に表示させる。【選択図】図9
Description
本発明の実施形態は、会計装置およびプログラムに関する。
商品またはサービス(以下、総称して「商品」という)を販売する店舗には、顧客が購入代金の支払を行う会計装置が設置されている。近年、キャッシュレス決済の普及に伴い、これら会計装置は電子マネーによる決済が可能となっている。
ところで、電子マネーによる決済において、電子マネーカードやスマートフォンなどの電子マネー媒体(以下、単に「電子マネーカード」ともいう)に記憶されている残金が取引金額より少ないことがある。このような残金不足が生じると、商品を購入する顧客は、カードに入金(以下、「チャージ」ともいう)したうえで決済を行うことが多い。これに対応するために、会計処理時に、電子マネーカードにチャージできるようにした会計装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
上記従来の会計装置は、電子マネーカードの残金不足が生じている場合に、不足額以上の金額がチャージ金額として入力されたことを条件として、当該チャージ金額のチャージを受付ける。これにより、顧客が誤ってあるいは勘違い等により不足額に満たない金額をチャージしてしまい、再度チャージする必要が生じてしまうことを防いでいる。
しかしながら、上記従来の会計装置は、顧客が不足額に満たない金額をチャージ金額として入力してしまった場合、顧客は行うべき操作を容易に認識することができず、この点において操作性が良好とはいえないものであった。この点は、店員が操作するPOS(Point Of Sales)端末などの会計装置であっても同様である。
本発明が解決しようとする課題は、電子マネー媒体にチャージする際の操作性を向上させることが可能な会計装置、およびプログラムを提供することである。
実施形態の会計装置は、取引に係る取引金額を取得する第1取得部と、前記取引に用いられる電子マネー媒体の残金を取得する第2取得部と、前記第2取得部によって取得された残金が前記第1取得部によって取得された取引金額に満たない場合に、前記電子マネー媒体に入金するためのチャージ画面を表示部に表示させる表示制御部と、前記チャージ画面に対する操作に応じて前記電子マネー媒体への入金額を受付ける受付部と、を備え、前記表示制御部は、前記受付部が受付けた入金額を加算しても前記電子マネー媒体の残金が前記取引金額に満たない場合に、前記チャージ画面を表示させるか他の支払方法を選択可能な支払方法選択画面を表示させるかを選択するための選択画面を前記表示部に表示させる。
以下、図面を参照して実施形態の会計装置およびプログラムについて説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。例えば、以下に説明する実施形態では、店員が商品登録に係る操作を行う登録装置と顧客が会計処理に係る操作を行う会計装置とを備えるセミセルフPOSシステムの会計装置について説明するが、会計装置はこれに限らない。会計装置は、店員が商品登録および会計処理に係る操作を行う通常のPOS端末であってもよく、また、顧客が商品登録および会計処理に係る操作を行うセルフPOS端末であってもよい。
以下、第1の実施形態の会計装置およびプログラムについて、図面を参照して説明する。図1は、会計装置を含む会計システムの概略を示す図である。本実施形態の会計システム1は、例えばスーパーマーケットなど商品を販売する店舗に適用される。会計システム1は、店舗サーバ2、複数の会計装置3、および複数の携帯端末4を備える。なお、図中SCは、店舗の売り場に設置されて、顧客Cが購入する商品の運搬に用いるショッピングカートである。
店舗サーバ2および会計装置3は、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して互いに通信可能に接続されている。また、携帯端末4は、インストールされた買物用アプリケーションプログラム(以下、「買物アプリ」ともいう)が起動すると、無線LAN等を介して店舗サーバ2および会計装置3と通信可能に接続される。
店舗サーバ2は、電子マネー運営会社が管理する電子マネーサーバ10とインターネットなどのネットワークを介して接続されている。電子マネーサーバ10は、電子マネーカード毎にユーザ情報や残金を管理する。
店舗サーバ2は、各会計装置3から、会計処理にて支払された商品の商品情報や決済方法等に関する決済情報を受信する。また、店舗サーバ2は、各会計装置3から、所定期間(例えば一日)の売上金額を示した売上情報を受信する。店舗サーバ2は、各会計装置3から受信した商品情報、決済情報、売上情報等を集中的に管理して、一店舗の売上管理等を行う。
また、店舗サーバ2は、店舗で取り扱っている商品について、商品識別情報である商品コードと商品情報(商品名、価格等)とを対応づけた商品マスタを記憶し、携帯端末4からの要求に応じて当該携帯端末4に商品情報を送信する。具体的には、顧客Cが買物中に携帯端末4で商品に付されたバーコード等のコードシンボル(以下、「商品バーコード」ともいう)から商品コードを読取ると、店舗サーバ2は、携帯端末4から商品コードを受信して、当該商品コードに対応する商品情報を商品マスタから読み出す。そして、店舗サーバ2は、読み出した商品情報を携帯端末4に送信する。携帯端末4は、受信した商品情報を記憶することで商品登録を行う。商品登録とは、商品バーコードから読み取った商品コードに基づいて商品情報を登録(記憶)することである。
さらに、店舗サーバ2は、顧客C毎に上記商品情報を含む取引情報を記憶する。取引情報は、顧客Cが会計装置3で購入代金の支払いを行うために必要な情報である。本実施形態においては、店舗サーバ2は、取引情報として、携帯端末4の端末IDと、携帯端末4から受信した商品コードと、商品マスタから読み出した商品情報と、発行した取引コードとを対応付けて、一取引毎にメモリ部に記憶する。このため、店舗サーバ2においても商品登録が行われているということができる。
店舗サーバ2は、携帯端末4からの要求に応じて取引コードを当該携帯端末4に送信する。具体的には、携帯端末4に会計を指示する情報(会計指示)が入力されると、店舗サーバ2は、携帯端末4から端末IDと取引コード要求とを受信して、当該端末IDに対応する取引コードをメモリ部から読み出す。そして、店舗サーバ2は、読み出した取引コードを携帯端末4に送信する。
顧客Cは、購入代金の支払いに際して、店舗サーバ2から受信した取引コードを携帯端末4に表示させて、会計装置3に読み取らせる。そして、店舗サーバ2は、会計装置3から取引コードを受信して、当該取引コードを含む取引情報をメモリ部から読み出し、当該取取引情報を会計装置3に送信する。これにより、顧客Cは、会計装置3で購入代金の支払いが可能となる。
会計装置3は、例えば顧客Cが自身で会計処理に係る操作を行う、セルフ式の会計装置である。会計装置3は、携帯端末4に表示された取引コードを読取り、当該取引コードに係る取引情報を店舗サーバ2から取得する。会計装置3は、取得した取引情報に基づいて、現金決済、あるいは電子マネー決済やクレジット決済などのキャッシュレス決済による支払に係る会計処理を実行する。会計処理とは、顧客Cが購入する商品の代金の支払を行うための処理で、決済に係る処理(決済処理)や表示に係る処理(表示処理)などを含む。
また、会計装置3は、電子マネーカードに金額をチャージするための処理を実行する。電子マネーカードに金額をチャージするための処理として、会計装置3は、例えば、チャージされた金額の売上登録処理、チャージされた金額に対するレシートの発行、電子マネーカードへの残金の書換え処理、などを行う。会計装置3は、会計処理中に電子マネーカードの残金(以下、単に「残金」ともいう)が取引金額に満たない場合などでも、電子マネーカードに金額をチャージすることができる。
携帯端末4は、例えば、顧客Cが所有するスマートフォンであって、買物アプリがインストールされている。携帯端末4は、買物アプリが起動すると、無線LAN等のネットワークを介して店舗サーバ2および会計装置3と通信可能に接続される。
携帯端末4は、買物用アプリが動作することによって以下の機能を実現することができる。例えば、携帯端末4は、商品バーコードから商品コードを読取り、当該商品コードで識別される商品の商品情報を店舗サーバ2から取得して自装置の表示部に表示する。また、携帯端末4は、店舗サーバ2から一取引を特定する取引コードを取得し、当該取引コードを示すバーコードを生成して自装置の表示部に表示する。さらに、携帯端末4は、店舗サーバ2や会計装置3と通信して買物に必要なその他の処理を実行する。
次に、会計装置3について詳細に説明する。図2は、会計装置3の主たるハードウェア構成を示すブロック図である。会計装置3は、制御部30と、記憶部31と、表示部32と、操作部33と、スキャナ34と、電子マネーリーダ・ライタ35と、釣銭機36と、通信部37と、を備えている。制御部30、記憶部31、表示部32、操作部33、スキャナ34、電子マネーリーダ・ライタ35、釣銭機36、および通信部37は、バス38等を介して互いに接続されている。
制御部30は、CPU(Central Processing Unit)301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303を備えたコンピュータ構成となっている。CPU301、ROM302、およびRAM303は、互いにバス38を介して接続されている。
CPU301は会計装置3の全体の動作を制御する。ROM302は、CPU301の駆動に用いられるプログラムなどの各種プログラムや各種データを記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用され、ROM302や記憶部31に記憶された各種プログラムや各種データを展開する。制御部30は、CPU301がROM302や記憶部31に記憶されてRAM303に展開された制御プログラムに従って動作することによって、会計装置3の各種制御処理を実行する。
また、RAM303は、チャージ金額情報部3031を備える。チャージ金額情報部3031は、顧客Cが電子マネーカードにチャージする際に操作部33に入力したチャージ金額を記憶する。例えば、チャージ金額情報部3031は、電子マネーカードを特定するカードIDと入力されたチャージ金額とを対応付けて記憶する。
記憶部31は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の記憶媒体で構成されており、電源を遮断しても記憶内容を維持する。記憶部31は、制御プログラム311を記憶する。
制御プログラム311は、店舗サーバ2から取引情報を取得する機能、電子マネーカードから当該カードの残金を取得する機能、表示部32に各種情報を表示させる機能等を実現するためのプログラムなどである。
表示部32は、例えば液晶パネルで構成されており、各種情報を表示する。例えば、表示部32は、店舗サーバ2から取得した取引情報や取引金額を表示する。また、表示部32は、顧客Cが購入代金の支払方法を選択するための選択画面、電子マネー決済時に残金が取引金額に満たないことを報知するための残金不足画面、などを表示する。さらに、表示部32は、顧客Cが電子マネーカードにチャージするためのチャージ画面を表示する。また、表示部32は、入力されたチャージ金額をチャージしても取引金額に満たない場合に、選択画面を表示する。選択画面は、再度チャージ画面を表示させるか、他の支払方法が選択可能な支払方法選択画面を表示させるか、を顧客Cが選択するための画面である。
操作部33は、制御部30に情報を入力するためのもので、表示部32の表面に設けられるタッチパネルなどで構成される。操作部33は、顧客Cによって操作され、各種情報を制御部30に入力する。例えば、操作部33は、表示部32に表示された各種画面で選択された情報を制御部30に入力する。なお、操作部33は、表示部32とは別に設けられたキーボードなどで構成されてもよい。
スキャナ34は、顧客Cの携帯端末4に表示されたバーコードから取引を特定する取引コードを読取る。また、スキャナ34は、顧客Cが二次元コード決済を利用した支払を行う際、当該顧客Cの携帯端末4に表示された二次元コードから支払に必要な情報を読取る。スキャナ34は、会計装置3に固定的に設けられたものでもよいし、顧客Cが手に取って操作可能なハンディ式のものでもよい。
電子マネーリーダ・ライタ35は、電子的に金銭情報を記憶した電子マネーカードに対し、NFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信技術を用いてアクセスして情報の読み書きを行う。例えば、電子マネーリーダ・ライタ35は、電子マネーカードに記憶された残金を読み取る。また、電子マネーリーダ・ライタ35は、取引後の残金を電子マネーカードに書き込む。なお、電子マネーリーダ・ライタ35は、会計装置3とは別体に設けられた決済端末に設けられていてもよい。この場合、制御部30は、通信部37を介して外部装置である決済端末から残金を取得する。
釣銭機36は、顧客Cが購入代金を現金で支払った際に、顧客Cの支払った紙幣と硬貨を受け付け、必要に応じて釣り銭を払い出す。
通信部37は、店舗サーバ2、携帯端末4などの外部装置と通信するためのインターフェイスである。制御部30は、通信部37を介して外部装置と接続されることで、外部装置と情報(データ)の送受信が可能となる。
続いて、会計装置3の制御部30の機能構成について説明する。図3は、会計装置3の制御部30の主たる機能構成を示すブロック図である。制御部30は、CPU301がROM302や記憶部31に記憶された制御プログラムにしたがって動作することで、取得部3001、受付部3002、処理部3003、表示制御部3004、および送受信部3005として機能する。なお、これら各機能を専用回路等のハードウェアを用いて構成してもよい。
取得部3001は、取引に係る取引金額を取得する。具体的には、取得部3001は、送受信部3005が店舗サーバ2から受信した取引情報に基づいて処理部3003が算出した取引金額を取得する。なお、取引金額は、携帯端末4で算出されてもよく、この場合、取得部3001は送受信部3005が受信した取引金額を取得する。また、取得部3001は、近距離無線通信等によって携帯端末4から取引金額を取得してもよい。取得部3001は、第1取得部として機能する。
また、取得部3001は、取引に用いられる電子マネー媒体の残金を取得する。具体的には、取得部3001は、顧客Cが電子マネーによる支払を行う際に、電子マネーリーダ・ライタ35が読取った残金を示す情報を取得する。なお、本明細書では残金を示す情報を単に残金という場合がある。取得部3001は、第2取得部としても機能する。
受付部3002は、電子マネー媒体への入金額を受付ける。例えば、受付部3002は、チャージ画面に対する操作に応じて電子マネー媒体への入金額を受付ける。具体的には、受付部3002は、顧客Cが電子マネーカードにチャージする際に、操作部33によって入力されたチャージ金額を示す情報を受付ける。残金と同様に、本明細書ではチャージ金額を示す情報を単にチャージ金額という場合がある。他の情報についても同様である。また、受付部3002は、購入代金の支払い方法など、操作部33によって入力された各種情報を受付ける。
処理部3003は、決済に係る各種処理を実行する。例えば、処理部3003は、取得部3001が取得した取引金額と残金との比較や、取引後の残金の算出等を実行する。また、処理部3003は、受付部3002が受付けたチャージ金額をチャージ金額情報部3031に記憶するとともに、必要に応じて記憶したチャージ金額をクリアする。
処理部3003は、顧客Cが現金決済により支払を行う場合、取得部3001が取得した取引金額と釣銭機36が受け入れた金額との比較や、釣銭額の算出等を実行する。処理部3003は、その他会計処理に必要な各種処理や電子マネーカードのチャージに必要な各種処理を実行する。
表示制御部3004は、表示部32に各種情報を表示させる。例えば、表示制御部3004は、第2取得部によって取得された残金が第1取得部によって取得された取引金額に満たない場合に、電子マネー媒体に入金するためのチャージ画面を表示部32に表示させる。具体的には、表示制御部3004は、電子マネーによる支払において電子マネーカードが残金不足である場合、チャージ金額を指定(入力)可能なチャージ画面を表示部32に表示させる。
また、表示制御部3004は、表示部32に支払方法選択画面を表示させる。支払方法選択画面は、顧客Cに対して購入代金の支払方法を選択させるための画面である。支払方法としては、現金、クレジットカード、電子マネーなどがある。さらに、表示制御部3004は、表示部32に残金不足画面を表示させる。残金不足画面は、電子マネーによる支払の際に、残金が取引金額に不足していることを通知する画面である。
さらに、表示制御部3004は、受付部3002が受付けた入金額を加算しても電子マネー媒体の残金が取引金額に満たない場合に、チャージ画面を表示させるか他の支払方法を選択可能な支払方法選択画面を表示させるかを選択するための選択画面を、表示部32に表示させる。具体的には、表示制御部3004は、残金不足の際に顧客Cによって入力されたチャージ金額を残金に加算しても取引金額に満たない場合に、選択画面を表示部32に表示させる。選択画面は、再度チャージ金額を入力する画面を表示させるか、あるいは他の支払方法を選択可能な画面を表示させるか、を顧客Cが選択するための画面である。
送受信部3005は、店舗サーバ2等との間で各種情報を送受信する。例えば、送受信部3005は、取引情報要求を店舗サーバ2に送信する。また、送受信部3005は、上記取引情報要求に対する応答として、取引情報を店舗サーバ2から受信する。
上記構成の会計システム1の動作の概略について説明する。図4は、会計システム1において、会計装置3が取引情報を受信するまでの動作を示すシーケンスチャートである。
顧客Cが店舗で買物を行う場合、当該顧客Cの操作により、あるいは携帯端末4が店舗内に位置したことを検知したことなどにより、携帯端末4は買物アプリを起動する(ステップS1)。携帯端末4は、自装置が備えるカメラなど用いて購入商品の商品コードを読取る(ステップS2)。携帯端末4は、自装置を識別する端末IDと、読取った商品コードとを店舗サーバ2に送信する(ステップS3)。
店舗サーバ2は、受信した端末IDおよび商品コードに基づいて取引情報を登録する(ステップS4)。より詳細には、店舗サーバ2は、受信した商品コードに対応する商品情報を商品マスタ212から読み出す。そして、店舗サーバ2は、受信した端末IDと、読み出した商品情報とを対応付けて記憶する。
携帯端末4で商品コードが読取られる度にステップS2~ステップS4の処理が行われる。顧客Cの購入商品全てについて商品コードの読取りが完了すると、携帯端末4には、会計指示入力がなされる(ステップS5)。携帯端末4は、会計指示入力がなされると、端末IDおよび取引情報要求を店舗サーバ2に送信する(ステップS6)。
店舗サーバ2は、携帯端末4から受信した端末IDに対応する取引情報を抽出し、当該取引情報に基づいて購入代金の合計金額、すなわち取引金額を算出する(ステップS7)。このとき、店舗サーバ2は、抽出した取引情報に対応する取引コードを発行して記憶する。次いで、店舗サーバ2は、取引コードを含む取引情報および算出された取引金額を携帯端末4に送信する(ステップS8)。
携帯端末4は、受信した取引情報および取引金額を表示する(ステップS9)。表示される取引情報は、当該取引情報に含まれる商品情報、すなわち商品登録された商品の商品情報である。また、携帯端末4は、受信した取引情報に含まれる取引コードをバーコード化して表示する(ステップS10)。取引コードを示すバーコードは、取引情報が表示された表示画面あるいは当該表示画面から推移した別の表示画面に表示される。
顧客Cは、会計装置3が設置された会計エリアに移動して、当該会計装置3で支払を行う。支払にあたって、まず会計装置3に会計開始入力がなされる(ステップS11)。次いで、会計装置3は、携帯端末4に表示されたバーコードから取引コードを読取る(ステップS12)。そして、会計装置3は、読取られた取引コードとともに取引情報要求を店舗サーバ2に送信する(ステップS13)。
店舗サーバ2は、受信した取引コードに対応する取引情報および取引金額をメモリ部から抽出する(ステップS14)。続いて、店舗サーバ2は、抽出した取引情報および取引金額を会計装置3に送信する(ステップS15)。
会計装置3は、受信した取引情報および取引金額に基づいて、会計処理を実行する(ステップS17)。これにより、顧客Cは、会計装置3で購入代金の支払を行うことができる。
次に、会計装置3の制御部30による会計処理について説明する。図5は、会計装置3の制御部30による会計処理の流れを示すフローチャートである。
会計処理において、まず、表示制御部3004は、表示部32に支払方法選択画面を表示させる(ステップS21)。図6は、支払方法選択画面を示す図である。支払方法選択画面は、メッセージ部51、アイコン部52、取引金額部53、および店員呼出ボタン54を有する。
メッセージ部51は、支払方法の選択を促すメッセージ、例えば「お支払方法を選択してください」等のメッセージを表示する。アイコン部52は、支払方法を選択するための複数のアイコンを表示する。本実施形態において、選択可能な支払方法は、現金、クレジットカード、電子マネーによる支払であり、アイコン部52は、これら支払方法に対応する各アイコンを表示する。取引金額部53は、一取引における購入商品の合計点数、および合計金額すなわち取引金額を表示する。店員呼出ボタン54は、店員を呼び出すための操作ボタンである。
図5に戻って会計処理について説明する。制御部30は、支払方法選択画面において電子マネーによる支払が選択されたか否か判断する(ステップS22)。電子マネー以外の支払方法が選択された場合(ステップS22のN)、処理部3003は、選択された他の支払方法での決済処理を行う(ステップS23)。言い換えると、処理部3003は、ステップS23において現金決済に係る処理またはクレジットカード決済に係る処理を行う。そして、制御部30は決済処理を終了する。なお、現金決済に係る処理またはクレジットカード決済に係る処理は、広く知られたものであるので、ここでは詳細な説明を省略する。
電子マネーによる支払が選択されると(ステップS22のY)、制御部30は、取得部3001が電子マネーカードから残金を取得したか否か判断し(ステップS24)、取得しなければ(ステップS24のN)、ステップS24の処理に戻って待機する。
取得部3001が電子マネーカードから残金を取得すると(ステップS24のY)、処理部3003は、取得部3001が取得した取引金額と残金とを比較する(ステップS25)。比較の結果、残金が取引金額未満である場合(ステップS25のY)、表示制御部3004は、表示部32に残金不足画面を表示させる(ステップS26)。
図7は、残金不足表示画面を示す図である。残金不足表示画面は、支払方法選択画面にポップアップ表示された形で表示される。残金不足表示画面は、メッセージ部61および支払情報部62を有する。メッセージ部61は、カード残金が不足していることを通知するメッセージ、例えば「カード残高が足りません」等のメッセージを表示する。
支払情報部62は、合計金額、カード残高、および不足額を表示する。合計金額は、顧客Cが購入する商品の代金の合計金額、すなわち取引金額である。取引金額には、消費税も含まれている。カード残高は、電子マネーカードの残金である。不足額は、合計金額からカード残高を減算した金額、すなわち電子マネーカードの残金では支払に足りない金額である。
また、支払情報部62は、はいボタン63、いいえボタン64、およびチャージボタン65を表示する。はいボタン63は、取引金額の支払に電子マネーカードの残金を使う場合に操作するものである。より詳細には、はいボタン63は、電子マネーカードの残金を使うとともに不足額を他の支払方法で支払う場合に操作するものである。はいボタン63が操作されると、処理部3003が取引金額から残金を減算して他の支払方法で支払われる金額を算出する。そして、表示制御部3004は、支払方法選択画面を表示部32に表示させる。
いいえボタン64は、取引金額の支払に電子マネーカードの残金を使わない場合に操作するものである。いいえボタン64が操作されると、表示制御部3004は、支払方法選択画面を表示部32に表示させる。チャージボタン65は、残金不足となっている電子マネーカードにチャージする場合に操作するものである。
図5に戻って会計処理について説明する。制御部30は、残金不足画面においてチャージが選択されたか否か、言い換えればチャージボタン65が操作されたか否か判断する(ステップS27)。チャージが選択されると(ステップS27のY)、表示制御部3004は、表示部32にチャージ画面を表示させる(ステップS28)。
図8は、チャージ画面を示す図である。チャージ画面は、残金不足表示画面が置き換わる形で表示される。チャージ画面は、メッセージ部71およびチャージ情報部72を有する。メッセージ部71は、チャージ金額の入力を促すメッセージ、例えば「チャージ金額を選択して下さい」等のメッセージを表示する。
チャージ情報部72は、複数のチャージ金額選択ボタン、チャージ額、および不足額を表示する。チャージ金額選択ボタンは、顧客Cがチャージ金額を選択するためのボタンである。本実施形態では、チャージ金額選択ボタンは、1,000円、3,000円、5,000円、10,000円の4つが用意されている。なお、チャージ金額選択ボタンに代えて、あるいは加えてチャージ金額を入力するための値数キーを表示してもよい。チャージ額は、入力されたチャージ金額である。不足額は、電子マネーカードの残金では支払に足りない金額である。
また、チャージ情報部72は、店員呼出ボタン73、戻るボタン74、およびチャージボタン75を表示する。店員呼出ボタン73は、店員を呼び出すための操作ボタンである。戻るボタン74は、表示画面を戻らせて残金不足画面を表示するためのボタンである。チャージボタン75は、入力されたチャージ金額を確定するためのボタンである。
図5に戻って会計処理について説明する。制御部30は、チャージ画面においてチャージ金額の入力と、当該チャージ金額を確定するチャージ入力がなされたか否か、言い換えればチャージ金額選択ボタンによりチャージ金額が設定され、かつチャージボタン75が操作されたか否か判断する(ステップS29)。チャージ金額の入力と、当該チャージ金額を確定するチャージ入力がなされると(ステップS29のY)、処理部3003は入力されたチャージ金額をチャージ金額情報部3031に記憶する(ステップS30)。
続いて、処理部3003は、チャージ後の残金と取引金額とを比較し(ステップS31)、チャージ後の残金が取引金額以上であれば(ステップS31のY)、入金処理を実行する。入金処理は、電子マネーカードへ入金するための処理であって、釣銭機36による金銭の受入れ、受け入れた金銭の金額の認識、および入金額に対するレシートの発行等を含む。レシートの発行は、図示しないプリンタによりレシート用紙に印字することで行われてもよいし、電子的なレシートを顧客Cの携帯端末4に送信するようにしてもよい。
次いで、処理部3003は、電子マネーによる決済処理を実行する(ステップS33)。具体的には、処理部3003は、電子マネーカードの残金から取引金額を減算する新残金の算出、算出した新残金の電子マネーカードへの書込、レシートの発行等の処理を実行する。そして、制御部30は会計処理を終了する。
なお、ステップS25の処理において、残金が取引金額以上である場合(ステップS25のN)、制御部30はステップS33の処理に移行する。また、ステップS27の処理において、チャージが選択されなかった場合(ステップS27のN)、制御部30は、残金使用が選択されたか否か判断する(ステップS34)。言い換えれば、制御部30は、図7に示す残金不足画面において、はいボタン63が操作されたか否か判断する。
残金使用が選択された場合(ステップS34のY)、処理部3003は、残金使用後の支払金額を算出する(ステップS35)。具体的には、処理部3003は、取引金額から残金を減算する。そして、制御部30は、ステップS21の処理に戻る。残金使用が選択されない場合(ステップS34のN)、言い換えれば、残金不足画面において、いいえボタン64が操作された場合、制御部30はステップS35の処理をスキップしてステップS21の処理に戻る。
ステップS29の処理において、チャージ金額の入力と当該チャージ金額を確定するチャージ入力との少なくともいずれか一方がなされない場合(ステップS29のN)、制御部30は、戻る入力がなされたか否か判断する(ステップS36)。具体的には、制御部30は、図8に示すチャージ画面において、戻るボタン74が操作されたか否か判断する。
戻る入力がなされた場合(ステップS36のY)、制御部30は、ステップS28の処理に戻る。戻る入力がなされない場合(ステップS36のN)、制御部30は、ステップS29の処理に戻る。
ステップS31の処理において、チャージ後の残金が取引金額に満たない場合(ステップS31のN)、表示制御部3004は、表示部32に選択画面を表示させる(ステップS37)。
図9は、選択画面を示す図である。選択画面は、メッセージ部81および確認情報部82を有する。メッセージ部81は、チャージ画面で入力されたチャージ金額を加算しても取引金額に満たないことを通知するメッセージ、例えば「入力した金額が不足しています」等のメッセージを表示する。メッセージ部81に表示されるメッセージは、受付部3002が受付けた入金額が入金されても電子マネー媒体の残金が取引金額に満たないことを示すメッセージの一例である。
確認情報部82は、チャージ金額を入力し直すか否かを確認するための確認メッセージを表示する。確認メッセージは、例えば「再度チャージ金額を入力しますか?」等のメッセージである。
また、確認情報部82は、再入力ボタン84および支払方法選択移行ボタン85を表示する。再入力ボタン84は、チャージ金額を再入力するための操作ボタンである。再入力ボタン84が操作されると、チャージ画面で入力されたチャージ金額がクリアされて再度チャージ画面が表示される。支払方法選択移行ボタン85は、再チャージを行わずに他の支払方法で支払を行うための操作ボタンである。支払方法選択移行ボタン85が操作されると、チャージ画面で入力されたチャージ金額がクリアされて支払方法選択画面が表示される。
図5に戻って会計処理について説明する。制御部30は、選択入力がなされたか否か判断する(ステップS38)。制御部30は、選択画面において、再入力ボタン84または支払方法選択移行ボタン85が操作されたか否かを判断することによって、ステップS38の処理を行う。
選択入力がなされなければ(ステップS38のN)、制御部30は、ステップS38の処理に戻って待機する。選択入力がなされると(ステップS38のY)、処理部3003は、チャージ金額情報部3031に記憶されているチャージ金額をクリアする(ステップS39)。
制御部30は、チャージ金額再入力が選択されたか判断する(ステップS40)。言い換えれば、制御部30は、選択画面において再入力ボタン84が操作されたか否か判断する。チャージ金額入力であると(ステップS40のY)、制御部30は、ステップS28の処理に戻る。チャージ金額入力でないと(ステップS40のY)、言い換えれば選択画面で支払方法選択移行ボタン85が操作されると、制御部30は、ステップS21の処理に戻る。
なお、上記会計処理において支払方法選択画面を再表示する場合、電子マネーのアイコンを消去してもよい。具体的には、表示制御部3004は、ステップS34の後に支払方法選択画面を表示させる場合、ステップS35の後に支払方法選択画面を表示させる場合、およびステップS40の後に支払方法選択画面を表示させる場合、電子マネーのアイコンを消去させてもよい。
支払方法選択画面を再表示する場合、顧客Cによって電子マネー以外の支払方法で支払うことが示されていると考えられるため、電子マネーのアイコンを非表示にすることも可能である。これにより、支払方法選択画面において顧客Cが誤って電子マネーを選択してしまうことを防止することができる。したがって、支払方法の誤入力(アイコンの誤選択)に基づいて生じる余計な操作を顧客Cに強いることがなく、操作性を向上させることができる。
上記会計処理により、顧客Cは、電子マネーあるいは他の支払方法により取引金額の支払を行うことができる。また、顧客Cは、電子マネーの支払において、残金が不足している場合、他の支払方法を選択できるだけでなく、電子マネーカードにチャージしたうえで電子マネーによる取引金額の支払を行うことができる。
また、上記会計処理により、電子マネーカードの残金が不足している場合において、顧客Cが誤ってあるいは勘違い等により不足額に満たないチャージ金額を入力すると、表示部32に選択画面を表示する。これにより、顧客Cは、入力したチャージ金額では不足額が生じることを容易に認識することができる。
以上説明したとおり、実施形態の会計装置3は、取引に係る取引金額を取得する第1取得部(取得部3001)と、前記取引に用いられる電子マネー媒体の残金を取得する第2取得部(取得部3001)と、前記第2取得部によって取得された残金が前記第1取得部によって取得された取引金額に満たない場合に、前記電子マネー媒体に入金するためのチャージ画面を表示部32に表示させる表示制御部3004と、前記チャージ画面に対する操作に応じて前記電子マネー媒体への入金額を受付ける受付部3002と、を備え、表示制御部3004は、受付部3002が受付けた入金額を加算しても前記電子マネー媒体の残金が前記取引金額に満たない場合に、前記チャージ画面を表示させるか他の支払方法を選択可能な支払方法選択画面を表示させるかを選択するための選択画面を前記表示部に表示させる。
これにより、実施形態の会計装置3は、顧客Cが誤ってあるいは勘違い等により不足額に満たないチャージ金額を入力した場合に選択画面を表示することで、顧客Cに対して行うべき操作を容易に認識させることができる。したがって、実施形態の会計装置3は、操作性を向上させることができる。
また、実施形態の会計装置3の表示制御部3004は、選択画面において、受付部3002が受付けた入金額が入金されても電子マネー媒体の残金が取引金額に満たないことを示すメッセージを表示させる。
これにより、実施形態の会計装置3は、顧客Cに対して、入力された入金額では取引金額に不足していることを明確に通知することができる。したがって、顧客Cは、次に何等かの操作が必要であることを容易に認識することができる。
さらに、実施形態の会計装置3の表示制御部3004は、選択画面に対する操作で支払方法選択画面が選択されると、当該支払方法選択画面に電子マネーによる支払を選択する操作子を表示しない。
これにより、実施形態の会計装置3は、電子マネー媒体の残金が不足している状況で顧客Cによって電子マネー以外の支払方法で支払うことが選択された場合、支払方法選択画面において顧客Cが誤って電子マネーを選択してしまうことを防止することができる。したがって、支払方法の選択の誤りに基づいて生じる余計な操作を顧客Cに強いることがなく、操作性を向上させることができる。
加えて、実施形態の会計装置3は、選択画面に対する操作によってチャージ画面または支払方法選択画面の表示が選択されると、受付部3002が受付けた入金額をクリアする処理部3003をさらに備える。
これにより、実施形態の会計装置3は、電子マネー媒体に誤ってチャージされてしまうことを抑制することができる。
また、実施形態の会計装置3の処理部3003は、受付部3002が受付けた入金額を加算すると電子マネー媒体の残金が取引金額以上になることを条件に、当該入金額を前記電子マネー媒体へ入金する入金処理を実行する。
これにより、実施形態の会計装置3は、取引金額に満たないチャージを防ぐことができる。したがって、電子マネー媒体の残金が取引金額未満である場合において、顧客Cが残金を取引金額以上とするために複数回のチャージを行うことを防ぐことができ、操作性を向上させることができる。
なお、上記各実施形態において、店舗サーバ2、会計装置3、および携帯端末4の各装置で実行される制御プログラムは、CD-ROM等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。また、上記各装置で実行される制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良く、さらには、インターネット等のネットワーク経由で提供するように構成しても良い。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これら実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
3 会計装置
32 表示部
3001 取得部(第1取得部、第2取得部)
3002 受付部
3003 処理部
3004 表示制御部
3005 送受信部
32 表示部
3001 取得部(第1取得部、第2取得部)
3002 受付部
3003 処理部
3004 表示制御部
3005 送受信部
Claims (6)
- 取引に係る取引金額を取得する第1取得部と、
前記取引に用いられる電子マネー媒体の残金を取得する第2取得部と、
前記第2取得部によって取得された残金が前記第1取得部によって取得された取引金額に満たない場合に、前記電子マネー媒体に入金するためのチャージ画面を表示部に表示させる表示制御部と、
前記チャージ画面に対する操作に応じて前記電子マネー媒体への入金額を受付ける受付部と、を備え、
前記表示制御部は、前記受付部が受付けた入金額を加算しても前記電子マネー媒体の残金が前記取引金額に満たない場合に、前記チャージ画面を表示させるか他の支払方法を選択可能な支払方法選択画面を表示させるかを選択するための選択画面を前記表示部に表示させる、
会計装置。 - 前記表示制御部は、前記選択画面において、前記受付部が受付けた入金額が入金されても前記電子マネー媒体の残金が前記取引金額に満たないことを示すメッセージを表示させる、
請求項1に記載の会計装置。 - 前記表示制御部は、前記選択画面に対する操作で支払方法選択画面が選択されると、当該支払方法選択画面に電子マネーによる支払を選択する操作子を表示しない、
請求項1に記載の会計装置。 - 前記選択画面に対する操作によって前記チャージ画面または支払方法選択画面の表示が選択されると、前記受付部が受付けた入金額をクリアする処理部をさらに備える、
請求項1に記載の会計装置。 - 前記処理部は、前記受付部が受付けた入金額を加算すると前記電子マネー媒体の残金が前記取引金額以上になることを条件に、当該入金額を前記電子マネー媒体へ入金する入金処理を実行する、
請求項4に記載の会計装置。 - 会計装置をコンピュータによって制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
取引に係る取引金額を取得する第1取得部と、
前記取引に用いられる電子マネー媒体の残金を取得する第2取得部と、
前記第2取得部によって取得された残金が前記第1取得部によって取得された取引金額に満たない場合に、前記電子マネー媒体に入金するためのチャージ画面を表示部に表示させる表示制御部と、
前記チャージ画面に対する操作に応じて前記電子マネー媒体への入金額を受付ける受付部と、して機能させ、
前記表示制御部は、前記受付部が受付けた入金額を加算しても前記電子マネー媒体の残金が前記取引金額に満たない場合に、前記チャージ画面を表示させるか他の支払方法を選択可能な支払方法選択画面を表示させるかを選択するための選択画面を前記表示部に表示させる、
よう機能させるプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2022069248A JP2023159528A (ja) | 2022-04-20 | 2022-04-20 | 会計装置およびプログラム |
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JP2022069248A Pending JP2023159528A (ja) | 2022-04-20 | 2022-04-20 | 会計装置およびプログラム |
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2022
- 2022-04-20 JP JP2022069248A patent/JP2023159528A/ja active Pending
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