JP2021014765A - ネジ取付部材固定器具及びその使用方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 天井裏に配されている梁に、照明器具などの部材を吊り下げるためのネジ取付部材を取り付ける際に、作業を容易にするための方法を提供する。【解決手段】 一方の端が、コ字形状のフック部2を備え、他方の端が、フック2に延長されてなる把持部を備えたネジ取付部材固定器具1を用い、四角形、H字形またはコ字形の断面を有し、対向する辺が上下となるように設置されてなる梁6に、梁6の対向する辺のそれぞれに係合する係合部を備え、前記係合部の下側に雌ネジ7a設けられてなるネジ取付部材7を被せ、上側の係合部にフック部を係合し、下側方向に負荷を掛けることにより、梁6にネジ取付部材固定器具1を固定する。【選択図】図1
Description
本発明は、建築物の天井に照明器具などの部材を取り付ける際に用いられるネジ取付用の部材に、ネジを螺合する作業に用いられる器具に関するものである。
一般に住宅やオフィスなどの、内部で人が生活・活動する建物には屋根と居住空間の間は、天井と称される板状の部材で隔離される。そして照明器具などは、天井も直接取り付けたり、天井に上に天井や屋根などを支持するために配される梁に取り付けたりすることになる。
そして、一般に建築の工程では、照明器具などを取り付ける内装工事は、取り付ける対象が完成した状態でないと、作業が円滑に行えないので、建物がほぼ完成した状態になってから、取り付けることが多い。
前記のような、照明器具の取付構造の中で、天井板に直接取り付ける構造は、天井板の強度的な限界から重量が限定され、重量がかさむ場合は、天井と屋根の間に配されている梁に取り付けることになる。
このような例として、特許文献1には、天井スラブに固定された吊りボルト及び/又は建造物に存在するH型鋼から垂下された吊りボルトに直接取り付けられた野縁レールと、該野縁レールに受けられる少なくとも柔軟性を有する天井材とを有し、該少なくとも柔軟性を有する天井材には照明装置が取り付けられており、外周部の壁面と中央部の固定範囲天井部分との間に設けた吸振範囲天井部分の前記天井板により、地震時の振動や変位を吸収する吸振つり天井に於いて、該天井材には発光素子が取り付けられたものを含み、該天井材を野縁レールに挿入することにより設置することを特徴とする、照明付き吸振つり天井が開示されている。
天井と屋根の間に配される梁としては、通常の木材の他に、断面が四角形やH字形、コ字形の長尺の鋼材が、対向する辺が上下に配された状態で多用されている。このような梁に照明器具などを吊り下げる場合は、前記の鋼材の上下に配された対向する辺に係合する係合部を備え、かつ下側の係合部にボルトを螺合するための雌ネジが設けられた、ネジ取付部材が用いられる。そして、ここで用いるボルトは、ネジ取付部材を梁に固定するととも、外側に露出している雄ねじを利用して、天井に吊り下げる部材を取り付けるため、寸切りボルトが用いられる。
しかし、前記のようなネジ取付部材は、設置後の梁に被せるように取り付ける構成で、内側の寸法を梁に対して十分に大きくする必要があることから、梁との間の空隙のため、位置が固定できず、ボルトによる固定作業が困難であるが、特許文献1を始めとする先行技術には、解決策が開示されていないのが実状である。
従って本発明の課題は、天井裏に配されている梁に、照明器具などの部材を吊り下げるためのネジ取付部材を取り付ける際に、作業を容易にするための方法を提供することである。
本発明は、前記課題の解決のため、ネジ取付部材を一時的に梁を固定するための器具とその使用方法を、鋭意検討した結果なされたものである。
本発明は、一方の端が、第一の屈曲部と第二の屈曲部を有するコ字形状のフック部を備え、他方の端が、前記第一の屈曲部または第二屈曲部に延長されてなる把持部を備えていることを特徴とする、ネジ取付部材固定器具である。
また、本発明は、前記把持部が、曲げ方向が反対側の第三の屈曲部と第四の屈曲部を備えてなることを特徴とする、前記のネジ取付部材固定器具である。
また、本発明は、四角形、H字形またはコ字形の断面を有し、対向する辺が上下となるように設置されてなる梁の、前記対向する辺のそれぞれに係合する係合部を備え、前記係合部の下側に雌ネジが設けられてなるネジ取付部材の、前記係合部の上側を前記フック部を係合し、下側方向に負荷を掛けることを特徴とする、前記のネジ取付部材固定器具の使用方法である。
本発明のネジ取付部材固定器具は、金属や高分子材料からなる棒状ないし帯状の材料を屈曲させた構造なので、簡単に製作可能で、天井板の所要の位置に設けられた貫通孔に挿入し、梁に被せた状態のネジ取付部材の上側の辺に、一方の端のフック部を引っ掛けて下側に引っ張るだけで、ネジ取付部材を梁に一時的に固定することができる。
次に本発明を実施するための形態を具体的な図を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係るネジ取付部材固定器具の一例を示す斜視図である。本図に示したように、本発明に係るネジ取付部材固定器具1は、一方の端に第一の屈曲部3aと第二の屈曲部3bによって構成されるフック部2を備えている。
また、第二の屈曲部の図における下の方に延長された把持部には第三の屈曲部3cと第四の屈曲部3dが設けられている。把持部には、リング4を介してチェーン5を取り付けることで、ネジ取付部材固定器具1を下側に引っ張る負荷を加える際の補助手段とすることができる。また、把持部に第三の屈曲部3cと第四の屈曲部3dが設けられているのは、経験上、屈曲部があった方が、フック部2をネジ取付部材に引っ掛けるのが容易なことがわかったためである。
図2は、本発明に係るネジ取付部材固定器具1を用いてネジ取付部材7を梁6に固定した状態の一例を示す模式図である。ここに示した例では、断面がコ字形の鋼材を、対向する辺を上下に配してなる梁6に、ネジ取付部材7を、第一の係合部7bと第二の係合部7cがそれぞれ梁6の上下に被さるように取り付け、その後天井板9に設けた貫通孔9aからネジ取付部材固定器具1を挿通して、フック部2を第一の係合部7bに引っ掛け、ネジ取付部材7を、梁6の上面に密着させた状態で固定する。
これによって、ネジ取付部材7が作業者の意に反して動くことがなくなるので、ボルト8をボルト螺合用の雌ネジ7aに螺号して、梁6にネジ取付部材7を固定する作業が容易になる。その後ボルト8の天井板9から下に露出した部分を必要な長さに切断し、このボルトを利用して、照明器具などを吊り下げることが可能となる。
図3は、本発明に係るネジ取付部材固定器具1を用いてネジ取付部材7を梁6に固定した状態の一例を示す斜視図である。ネジ取付部材7を梁6に固定する手順は、前記と同様である。
以上に説明したように、本発明によれば、天井から吊り下げる構成の照明器具などを取り付ける作業が容易となり、建築物の内装工事の効率化に寄与するところは、大きいと言える。なお、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の分野における通常の知識を有する者であれば想到し得る、各種変形、修正を含む、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても、本発明に含まれることは勿論である。
1・・・ネジ取付部材固定器具 2・・・フック部
3a・・・第一の屈曲部 3b・・・第二の屈曲部
3c・・・第三の屈曲部 3d・・・第四の屈曲部
4・・・リング 5・・・チェーン
6・・・梁 7・・・ネジ取付部材
7a・・・雌ネジ 7b・・・第一の係合部
7c・・・第二の係合部
8・・・ボルト 9・・・天井板
9a・・・貫通孔
3a・・・第一の屈曲部 3b・・・第二の屈曲部
3c・・・第三の屈曲部 3d・・・第四の屈曲部
4・・・リング 5・・・チェーン
6・・・梁 7・・・ネジ取付部材
7a・・・雌ネジ 7b・・・第一の係合部
7c・・・第二の係合部
8・・・ボルト 9・・・天井板
9a・・・貫通孔
Claims (3)
- 一方の端は、第一の屈曲部と第二の屈曲部を有するコ字形状のフック部を備え、他方の端は、前記第一の屈曲部または第二屈曲部に延長されてなる把持部を備えていることを特徴とする、ネジ取付部材固定器具。
- 前記把持部は、曲げ方向が反対側の第三の屈曲部と第四の屈曲部を備えてなることを特徴とする、請求項1に記載のネジ取付部材固定器具。
- 四角形、H字形またはコ字形の断面を有し、対向する辺が上下となるように設置されてなる梁の、前記対向する辺のそれぞれに係合する係合部を備え、前記係合部の下側に雌ネジが設けられてなるネジ取付部材の、前記係合部の上側を前記フック部を係合し、下側方向に負荷を掛けることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のネジ取付部材固定器具の使用方法。
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JP2019142566A JP2021014765A (ja) | 2019-07-16 | 2019-07-16 | ネジ取付部材固定器具及びその使用方法 |
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