JP2021014214A - センサ、ホーム区切り装置、判定方法、及び判定プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】区切り部が閉位置にあることを正確に判定するセンサ、ホーム区切り装置、判定方法、及び判定プログラムを提供する。【解決手段】異常検知センサ30は、プラットホームに設置されて開状態と閉状態との間で移動してプラットホームを区切る第1ホームドア及び第2ホームドアが閉状態であることを第1ホームドア及び第2ホームドアの一部が所定位置にあることを検知することによって判定する判定部32を備える。【選択図】図5
Description
本発明は、センサ、ホーム区切り装置、判定方法、及び判定プログラムに関する。
駅のプラットホームには、プラットホーム側と軌道側とを区画する安全柵としてホームドア装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。ホームドアには、扉が設けられている。この扉が開くことでホームドア装置を通過して、プラットホームと車両との間を行き来することができる。
特許文献1に記載のホームドア装置では、扉と衝突する支障物を検知しつつ、引戸と衝突する可能性が低い支障物の検出を抑制している。
ところで、上記特許文献1に記載のホームドア装置において、扉が閉位置にあることを、扉を駆動するモータのエンコーダによって検知している。しかしながら、モータのエンコーダによる検知ではモータの回転数に基づいて扉の位置を検知している。このため、扉等の区切り部が閉位置にあることを正確に判定することが求められている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、区切り部が閉位置にあることを正確に判定可能なセンサ、ホーム区切り装置、判定方法、及び判定プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するセンサは、プラットホームに設置されて開状態と閉状態との間で移動して前記プラットホームを区切る区切り部が前記閉状態であることを前記区切り部の一部が所定位置にあることを検知することによって判定する判定部を備える。
上記構成によれば、プラットホームを区切る区切り部の一部が所定位置にあることを検知することで区切り部が閉状態であることを判定する。このため、区切り部が閉位置にあることを正確に判定することができる。
上記センサについて、前記区切り部と前記プラットホームの縁端との間の領域である第1検知領域と前記区切り部の前記所定位置を含む領域である第2検知領域とを切り替え可能な検知部を備え、前記判定部は、前記第2検知領域における前記検知部の検知結果によって判定することが好ましい。
上記構成によれば、区切り部とプラットホームの縁端との間に設けられた第1検知領域を検知する検知部が区切り部の閉位置を含む第2検知領域を検知する。このため、新たな検知部を追加することなく、区切り部が閉位置にあることを検知して正確に判定することができる。
上記センサについて、前記検知部は、前記区切り部が閉動作を開始したときに、検知領域を前記第1検知領域から前記第2検知領域に切り替えることが好ましい。
上記構成によれば、区切り部が閉動作を開始したときに第1検知領域から第2検知領域に切り替える。このため、外乱の影響が少ない状態で区切り部が閉位置にあることを判定することができる。
上記構成によれば、区切り部が閉動作を開始したときに第1検知領域から第2検知領域に切り替える。このため、外乱の影響が少ない状態で区切り部が閉位置にあることを判定することができる。
上記センサについて、前記検知部は、前記第1検知領域における検知を所定時間検知した後、検知領域を前記第2検知領域に切り替えることが好ましい。
上記構成によれば、第1検知領域において居残りを検知した後で第2検知領域を検知するので、外乱の影響が少ない状態で区切り部が閉位置にあることを判定することができる。
上記構成によれば、第1検知領域において居残りを検知した後で第2検知領域を検知するので、外乱の影響が少ない状態で区切り部が閉位置にあることを判定することができる。
上記課題を解決するホーム区切り装置は、プラットホームに設置され、前記プラットホームを区切り、開状態と閉状態との間で移動する区切り部と、前記区切り部が前記閉状態であることを前記区切り部の一部が所定位置にあることを検知することによって判定する判定部とを備える。
上記構成によれば、プラットホームを区切る区切り部の一部が所定位置にあることを検知することで区切り部が閉状態であることを判定する。このため、区切り部が閉位置にあることを正確に判定することができる。
上記ホーム区切り装置について、前記区切り部と前記プラットホームの縁端との間の領域である第1検知領域と前記区切り部の前記所定位置を含む領域である第2検知領域とを切り替え可能な検知部を備え、前記判定部は、前記第2検知領域における前記検知部の検知結果によって判定することが好ましい。
上記構成によれば、区切り部とプラットホームの縁端との間に設けられた第1検知領域を検知する検知部が区切り部の閉位置を含む第2検知領域を検知する。このため、新たな検知部を追加することなく、区切り部が閉位置にあることを検知して正確に判定することができる。
上記ホーム区切り装置について、前記区切り部は、親扉と連動して駆動する子扉を有する親子扉であり、前記第2検知領域は、前記子扉の閉位置を含む領域であることが好ましい。
上記構成によれば、検知部が親子扉の子扉の閉位置を含む第2検知領域を検知する。このため、新たな検知部を追加することなく、親子扉の子扉が閉位置にあることを判定することができる。
上記ホーム区切り装置について、前記区切り部が前記閉位置になったことを検知する閉位置センサを備え、前記閉位置センサによる閉位置検知と、前記判定部による前記区切り部の閉位置判定とが齟齬するときに報知する報知部とを備えることが好ましい。
上記構成によれば、区切り部の閉位置を判定する判定部に加え、閉位置センサが設けられ、閉位置検知と閉位置判定とが齟齬するときに報知される。このため、どちらかが故障したことを認識することができる。
上記課題を解決する判定方法は、プラットホームに設置されて開状態と閉状態との間で移動して前記プラットホームを区切る区切り部が前記閉状態であることを前記区切り部の一部が所定位置にあることを検知することによって判定する判定ステップを備える。
上記方法によれば、プラットホームを区切る区切り部の一部が所定位置にあることを検知することで区切り部が閉状態であることを判定する。このため、区切り部が閉位置にあることを正確に判定することができる。
上記判定方法は、検知部の検知領域を前記区切り部と前記プラットホームの縁端との間の領域である第1検知領域から前記区切り部の前記所定位置を含む領域である第2検知領域に切り替える切替ステップを備え、前記判定ステップは、前記第2検知領域の検知結果によって判定することが好ましい。
上記方法によれば、区切り部とプラットホームの縁端との間に設けられた第1検知領域を検知する検知部が区切り部の閉位置を含む第2検知領域を検知する。このため、新たな検知部を追加することなく、区切り部が閉位置にあることを検知して正確に判定することができる。
上記課題を解決する判定プログラムは、コンピュータに、プラットホームに設置されて開状態と閉状態との間で移動して前記プラットホームを区切る区切り部が前記閉状態であることを前記区切り部の一部が所定位置にあることを検知することによって判定する判定ステップを実行させる。
上記プログラムによれば、プラットホームを区切る区切り部の一部が所定位置にあることを検知することで区切り部が閉状態であることを判定する。このため、区切り部が閉位置にあることを正確に判定することができる。
上記判定プログラムは、コンピュータに、検知部の検知領域を前記区切り部と前記プラットホームの縁端との間の領域である第1検知領域から前記区切り部の前記所定位置を含む領域である第2検知領域に切り替える切替ステップを実行させ、前記判定ステップは、前記第2検知領域の検知結果によって判定することが好ましい。
上記プログラムによれば、区切り部とプラットホームの縁端との間に設けられた第1検知領域を検知する検知部が区切り部の閉位置を含む第2検知領域を検知する。このため、新たな検知部を追加することなく、区切り部が閉位置にあることを検知して正確に判定することができる。
本発明によれば、区切り部が閉位置にあることを正確に判定することができる。
以下、図1〜図6を参照して、センサ、ホーム区切り装置、判定方法、及び判定プログラムの一実施形態について説明する。センサは、判定方法及び判定プログラムに基づいて判定を行う。ホーム区切り装置は、駅のプラットホームに設置されたホームドア装置である。
図1〜図4に示すように、駅1は、列車が走行する軌道2と、列車の乗客が乗降を行うプラットホーム3とを備えている。プラットホーム3には、軌道2とプラットホーム3側とを区切るホームドア装置10が設置されている。ホームドア装置10は、軌道2の延出方向、言い換えればプラットホーム3の長手方向に並んで設置されている。
ホームドア装置10は、両引き扉である。ホームドア装置10は、プラットホーム3側から軌道2を向いて左側に位置する第1戸袋部11及び第1ホームドア13と、プラットホーム3側から軌道2を向いて右側に位置する第2戸袋部12及び第2ホームドア14とを備えている。第1ホームドア13は、第1戸袋部11に収容されて第1戸袋部11から突出することでホームドア装置10の開口部を閉じる扉であり、開位置と閉位置との間で移動する。図1及び図2はホームドア装置10の第1ホームドア13及び第2ホームドア14が開閉移動の状態を示す図である。図3及び図4はホームドア装置10の第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉位置で閉じた状態を示す図である。
第1ホームドア13は、第1親扉13Aと、第1親扉13Aと連動して駆動する第1子扉13Bとを有する親子扉である。第2ホームドア14は、第2戸袋部12に収容されて第2戸袋部12から突出することでホームドア装置10の開口部を閉じる扉であり、開位置と閉位置との間で移動する。第2ホームドア14は、第2親扉14Aと、第2親扉14Aと連動して駆動する第2子扉14Bとを有する親子扉である。ホームドア装置10は、列車がプラットホーム3に停止していないときは第1ホームドア13及び第2ホームドア14を閉じ、列車がプラットホーム3に停止すると列車の扉に対応する第1ホームドア13及び第2ホームドア14を開く。なお、第1ホームドア13及び第2ホームドア14が区切り部として機能する。第1親扉13A及び第2親扉14Aはモータ等によって駆動され、第1子扉13B及び第2子扉14Bは第1親扉13A及び第2親扉14Aの駆動力がベルト等を用いて駆動される。よって、ベルト切れ等の故障時には、第1親扉13A及び第2親扉14Aの駆動量から第1子扉13B及び第2子扉14Bの位置を検知することができない。
図5に示すように、ホームドア装置10は、ホームドア装置10を制御するホームドア制御装置20と、第1ホームドア13を駆動する第1駆動部15及び第2ホームドア14を駆動する第2駆動部16とを備えている。ホームドア制御装置20は、第1駆動部15及び第2駆動部16を駆動制御することで、第1ホームドア13及び第2ホームドア14を開閉制御する。ホームドア制御装置20は、第1駆動部15及び第2駆動部16を同じ駆動量に調整する。なお、ホームドア制御装置20は、第1戸袋部11又は第2戸袋部12のいずれかに収容されていてもよいし、第1戸袋部11及び第2戸袋部12以外の場所に設けられてもよい。
図1〜図4に示すように、ホームドア制御装置20には、ホームドア装置10の異常を検知する異常検知センサ30が接続されている。異常検知センサ30は、3Dセンサであって、検知領域の空間に存在する物体を検知することができる。異常検知センサ30は、ホームドア装置10とプラットホーム3の縁端との間に設けられた領域である第1検知領域A1と、第1ホームドア13と第2ホームドア14との閉位置を含む領域である第2検知領域A2とを検知する。異常検知センサ30は、第1検知領域A1において乗客が残っていないことを確認しており、第1検知領域A1において物体(支障物)を検知したときには異常をホームドア制御装置20に出力する。また、異常検知センサ30は、第2検知領域A2において第1ホームドア13及び第2ホームドア14の戸先を検知しており、第1ホームドア13と第2ホームドア14とが閉位置にないことを検知したときには異常をホームドア制御装置20に出力する。すなわち、異常検知センサ30は、乗客を検知する第1検知領域A1に加えて、ホームドア装置10の閉位置を検知する第2検知領域A2を検知することができる。
図5に示すように、ホームドア制御装置20は、第1ホームドア13及び第2ホームドア14を開閉制御するための制御情報を記憶する記憶部21と、第1ホームドア13及び第2ホームドア14を開閉制御する制御部22とを備えている。制御部22は、第1駆動部15及び第2駆動部16を駆動制御することで第1ホームドア13及び第2ホームドア14を開閉制御する。制御部22は、第1駆動部15及び第2駆動部16に対する制御信号を異常検知センサ30にも出力する。これにより異常検知センサ30は第1ホームドア13及び第2ホームドア14の状況を把握することができる。
異常検知センサ30は、第1検知領域A1と第2検知領域A2とを切り替えて検知を行う検知部31と、第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉位置であるか否かを判定する判定部32と、異常を報知する報知部33とを備えている。報知部33は、音声等を出力するスピーカーや点灯するLED等である。報知部33は、検知部31の検知結果を判定部32が判定して異常と判定すると、スピーカーの音声やLEDの点灯によって異常を報知する。判定部32は、支障物があることを報知部33を介して報知するとともに、ホームドア制御装置20に判定結果とともに異常を通知する。
判定部32は、第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉動作を開始し、且つ第1検知領域A1での検知がなくなったときに検知部31に切替信号を出力して、検知部31の検知領域を第2検知領域A2に切り替えさせる。すなわち、異常検知センサ30は、乗客の検知が必要ないときに第1ホームドア13及び第2ホームドア14の戸先部分を含む第2検知領域A2に切り替えることでホームドア装置10が閉位置にあるか否かを判定している。なお、判定部32は、第1検知領域A1を所定時間検知した後に第2検知領域A2に切り替えるように検知部31に切替信号を出力してもよい。
判定部32は、第2検知領域A2の検知結果から第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉位置であるか否かを判定する。判定部32は、第2検知領域A2内で検知した第1ホームドア13及び第2ホームドア14の一部が所定位置になったことを判定する。すなわち、第1ホームドア13及び第2ホームドア14は、開位置と閉位置との間で規則的な動きをするため第1ホームドア13及び第2ホームドア14の一部の位置によって判定することができる。例えば、判定部32は、第1ホームドア13の戸先と第2ホームドア14の戸先とが所定位置に位置していることで閉位置にあることを判定する。判定部32は、判定結果をホームドア制御装置20に出力する。
次に、図6を併せ参照して、異常検知センサ30の処理手順について説明する。なお、異常検知センサ30は、以下の切替ステップ及び判定ステップを有する判定方法、判定プログラムによって第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉位置であることを判定する。検知部31は、第1検知領域A1が基準領域に設定されている。
図6に示すように、異常検知センサ30は、第1検知領域A1において物体の検知があるか否かを判定する(ステップS1)。すなわち、検知部31は、第1検知領域A1における検知結果を判定部32に出力する。そして、判定部32は、第1検知領域A1に物体が含まれているときには検知ありと判定して(ステップS1:YES)、支障物検知を通知する(ステップS6)。すなわち、判定部32は、支障物があることを報知部33を介して報知するとともに、ホームドア制御装置20に判定結果とともに異常を通知する。そして、判定部32は、支障物検知の通知後に、ステップS5に移行する。
一方、判定部32は、第1検知領域A1に物体が含まれていないときには検知なしと判定して(ステップS1:NO)、第2検知領域A2に切り替える切替条件が成立しているか否かを判定する(ステップS2)。すなわち、判定部32は、切替条件として第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉動作を開始したこと、且つ第1検知領域A1での検知がなくなったことが成立するか否かを判定する。そして、判定部32は、切替条件が成立しないときには(ステップS2:NO)、ステップS1に移行する。
一方、判定部32は、判定部32は、切替条件が成立するときには(ステップS2:YES)、検知部31の検知領域を第2検知領域A2に設定する(ステップS3)。すなわち、判定部32は、検知部31に切替信号を出力して検知部31の検知領域を第1検知領域A1から第1ホームドア13及び第2ホームドア14の閉位置を検知する第2検知領域A2に切り替える。よって、ホームドア装置10とプラットホーム3の縁端との間の支障物を検知する異常検知センサ30が第1ホームドア13及び第2ホームドア14の閉位置も検知することができる。ステップS3が切替ステップに相当する。
続いて、異常検知センサ30は、第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉位置であるか否かを判定する(ステップS3)。すなわち、判定部32は、第1ホームドア13の戸先と第2ホームドア14の戸先とが所定位置に位置していることで閉位置にあることを判定する。そして、判定部32は、第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉位置にないと判定すると(ステップS4:NO)、閉異常を通知する(ステップS7)。すなわち、判定部32は、第1ホームドア13及び第2ホームドア14がベルト切れ等の故障等の異常があることを報知部33を介して報知するとともに、ホームドア制御装置20に判定結果とともに異常を通知する。ステップS4が判定ステップに相当する。
続いて、判定部32は、閉異常検知の通知後に、検知部31の検知領域を第1検知領域A1に設定して(ステップS5)、処理を終了する。すなわち、判定部32は、検知部31に切替信号を出力して検知部31の検知領域を第2検知領域A2から第1ホームドア13及び第2ホームドア14とプラットホーム3の縁端との間を検知する第1検知領域A1に切り替える。よって、異常検知センサ30は、乗客等の支障物があることを検知することができる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)プラットホーム3を区切る第1ホームドア13及び第2ホームドア14の一部が所定位置にあることを検知することで第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉状態であることを判定する。このため、第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉位置にあることを正確に判定することができる。
(1)プラットホーム3を区切る第1ホームドア13及び第2ホームドア14の一部が所定位置にあることを検知することで第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉状態であることを判定する。このため、第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉位置にあることを正確に判定することができる。
(2)第1ホームドア13及び第2ホームドア14とプラットホーム3の縁端との間に設けられた第1検知領域A1を検知する検知部31が第1ホームドア13及び第2ホームドア14の所定位置を含む第2検知領域A2を検知する。このため、新たな検知部を追加することなく、第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉位置にあることを検知して正確に判定することができる。
(3)第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉動作を開始したときに第1検知領域A1から第2検知領域A2に切り替える。このため、外乱の影響が少ない状態で第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉位置にあることを判定することができる。
(4)第1検知領域A1で検知がなくなるということは人や物がいない状態であるので、外乱の影響が少ない状態で第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉位置にあることを判定することができる。
(5)プラットホーム3を区切る第1ホームドア13及び第2ホームドア14の一部が所定位置にあることを検知することで第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉状態であることを判定する。このため、第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉位置にあることを正確に判定することができる。
(6)検知部31が親子扉の第1子扉13B及び第2子扉14Bの閉位置を含む第2検知領域A2を検知する。このため、新たな検知部を追加することなく、親子扉の第1子扉13B及び第2子扉14Bが閉位置にあることを判定することができる。
(他の実施形態)
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、第2検知領域A2を検知部31から第1ホームドア13及び第2ホームドア14の戸先を含む領域とした。しかしながら、第2検知領域A2を第1ホームドア13及び第2ホームドア14の戸先部分を含む領域のみに絞ってもよい。
・上記構成において、第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉位置になったことを検知する閉位置センサを更に備え、閉位置センサによる閉位置検知と判定部32による第1ホームドア13及び第2ホームドア14の閉位置の判定とが齟齬するときに報知部40によって報知してもよい。このような構成によれば、第1ホームドア13及び第2ホームドア14の閉位置を判定する判定部32に加え、閉位置センサが設けられ、閉位置検知と閉位置判定とが齟齬するときに報知されるため、どちらかが故障したことを認識することができる。
・上記実施形態では、異常検知センサ30が報知部33を備えた。しかしながら、ホームドア装置10に報知部40を備えてもよい。また、異常検知センサ30及びホームドア装置10のいずれか一方のみに報知部を備えてもよい。
・上記実施形態では、判定部32が第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉動作を開始し、且つ第1検知領域A1での検知がなくなったときに検知部31の検知領域を第2検知領域A2に切り替えた。しかしながら、判定部32は、第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉動作を開始したとき、又は第1検知領域A1での検知がなくなったときに検知部31の検知領域を第2検知領域A2に切り替えてもよい。
・上記実施形態において、第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉動作を開始したときは、第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉方向に所定距離を移動したときや、第1ホームドア13及び第2ホームドア14が移動開始から所定時間経過したときとしてもよい。なお、異常検知センサ30は、ホームドア制御装置20から制御信号を取得することで第1ホームドア13及び第2ホームドア14の動作を把握することができる。
・上記実施形態では、ホームドア装置10とは別に異常検知センサ30を設置する構成とした。しかしながら、図7に示すように、ホームドア装置10に検知部31を備えるとともに、ホームドア制御装置20に判定部23を備える構成としてもよい。なお、ホームドア装置10がホーム区切り装置に相当する。このようにすれば、ホームドア装置10の開閉制御と異常判定とをホームドア制御装置20において行うことができ、応答性を高めることができる。
・上記実施形態において、第1検知領域A1及び第2検知領域A2を含む複数の検知領域を有するセンサであれば、判定方法又は判定プログラムを追加することで第1ホームドア13及び第2ホームドア14の閉位置を検知することが可能である。
・上記実施形態では、異常検知センサ30を3Dセンサとしたが、異常検知センサ30を画像センサとしてもよい。画像センサの場合、判定部32は、第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉位置にあることを判定するときに、第1ホームドア13及び第2ホームドア14が閉位置にある状態の基準画像を準備しておき、検知部31の検知画像とこの基準画像とを比較して判定してもよい。
・上記実施形態では、第1ホームドア13及び第2ホームドア14をそれぞれ親子扉とした。しかしながら、第1ホームドア13及び第2ホームドア14をそれぞれ1つの扉としてもよい。
・上記実施形態では、ホームドア装置10(第1ホームドア13及び第2ホームドア14)を区切り部とした。しかしながら、区切り部は、スクリーンドアタイプのホームドア装置であってもよいし、柵のホームドア装置であってもよいし、上下するバータイプのホームドア装置であってもよい。また、ホームドア装置の扉は、引き戸に限らず、回転する扉であってもよい。
1…駅、2…軌道、3…プラットホーム、10…ホーム区切り装置としてのホームドア装置、11…第1戸袋部、12…第2戸袋部、13…区切り部としての第1ホームドア、13A…第1親扉、13B…第1子扉、14…区切り部としての第2ホームドア、14A…第2親扉、14B…第2子扉、15…第1駆動部、16…第2駆動部、17…第1規制部、18…第2規制部、20…ホームドア制御装置、21…記憶部、22…制御部、23…判定部、30…異常検知センサ、31…検知部、32…判定部、33…報知部、40…報知部、A1…第1検知領域、A2…第2検知領域。
Claims (12)
- プラットホームに設置されて開状態と閉状態との間で移動して前記プラットホームを区切る区切り部が前記閉状態であることを前記区切り部の一部が所定位置にあることを検知することによって判定する判定部を備える
センサ。 - 前記区切り部と前記プラットホームの縁端との間の領域である第1検知領域と前記区切り部の前記所定位置を含む領域である第2検知領域とを切り替え可能な検知部を備え、
前記判定部は、前記第2検知領域における前記検知部の検知結果によって判定する
請求項1に記載のセンサ。 - 前記検知部は、前記区切り部が閉動作を開始したときに、検知領域を前記第1検知領域から前記第2検知領域に切り替える
請求項2に記載のセンサ。 - 前記検知部は、前記第1検知領域における検知を所定時間検知した後、検知領域を前記第2検知領域に切り替える
請求項2又は3に記載のセンサ。 - プラットホームに設置され、前記プラットホームを区切り、開状態と閉状態との間で移動する区切り部と、
前記区切り部が前記閉状態であることを前記区切り部の一部が所定位置にあることを検知することによって判定する判定部とを備える
ホーム区切り装置。 - 前記区切り部と前記プラットホームの縁端との間の領域である第1検知領域と前記区切り部の前記所定位置を含む領域である第2検知領域とを切り替え可能な検知部を備え、
前記判定部は、前記第2検知領域における前記検知部の検知結果によって判定する
請求項5に記載のホーム区切り装置。 - 前記区切り部は、親扉と連動して駆動する子扉を有する親子扉であり、
前記第2検知領域は、前記子扉の閉位置を含む領域である
請求項6に記載のホーム区切り装置。 - 前記区切り部が前記閉位置になったことを検知する閉位置センサを備え、
前記閉位置センサによる閉位置検知と、前記判定部による前記区切り部の閉位置判定とが齟齬するときに報知する報知部とを備える
請求項6又は7に記載のホーム区切り装置。 - プラットホームに設置されて開状態と閉状態との間で移動して前記プラットホームを区切る区切り部が前記閉状態であることを前記区切り部の一部が所定位置にあることを検知することによって判定する判定ステップを備える
判定方法。 - 検知部の検知領域を前記区切り部と前記プラットホームの縁端との間の領域である第1検知領域から前記区切り部の前記所定位置を含む領域である第2検知領域に切り替える切替ステップを備え、
前記判定ステップは、前記第2検知領域の検知結果によって判定する
請求項9に記載の判定方法。 - コンピュータに、
プラットホームに設置されて開状態と閉状態との間で移動して前記プラットホームを区切る区切り部が前記閉状態であることを前記区切り部の一部が所定位置にあることを検知することによって判定する判定ステップを実行させる
判定プログラム。 - コンピュータに、
検知部の検知領域を前記区切り部と前記プラットホームの縁端との間の領域である第1検知領域から前記区切り部の前記所定位置を含む領域である第2検知領域に切り替える切替ステップを実行させ、
前記判定ステップは、前記第2検知領域の検知結果によって判定する
請求項11に記載の判定プログラム。
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Citations (3)
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JP2015168272A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-28 | サクサ株式会社 | 隙間落ち検知システム |
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-
2019
- 2019-07-12 JP JP2019130539A patent/JP2021014214A/ja active Pending
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