JP2021013656A - 連続ミキサー・エアーレーション装置における内圧調整レギュレータのパンク(破損)検知システム - Google Patents

連続ミキサー・エアーレーション装置における内圧調整レギュレータのパンク(破損)検知システム Download PDF

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Abstract

【課題】連続ミキサー・エアーレーション装置において、内圧調整レギュレータのパンクを迅速・確実に検出できる検知システム及び検知方法を提供する。【解決手段】当該検知システムは、内圧調整レギュレータに注入された圧搾空気の流量を計測する気体流量計測ユニットと、検知システム全体の動作をコントロールするコントロールユニットとを含み、当該コントロールユニットは、気体流量計測ユニットからの計測データを逐次取り込み、これを時系列的なデータ群として編集・記憶するデータメモリー部と、メモリー部に保存された計測データに基づき気体流量の時間的変化を所定の演算方法によって処理する演算処理部と、演算処理部による処理結果に基づいて所定の検知/制御/警報信号を出力する信号出力部とを含むことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、主に、生クリームやホイップクリームなどの乳製品、或いはケーキ・カステラ生地などの食材と、空気を連続して撹拌・混練する連続ミキサー・エアーレーション装置に関するものであり、より詳細には、当該装置内に設けられた撹拌時圧力(内圧)調整レギュレータに挿通されている内圧調整用チューブの破損(パンク)を検知するシステムに関するものである。
食品製造業界や製菓業界において、生クリームやホイップクリームなどの乳製品、或いは、スポンジケーキやカステラ生地等の、空気などの気体を多く含んでいるいわゆる含気食材を連続し、かつ大量に製造する際には添付図面4のブロック図に示されるような連続ミキサー・エアーレーション装置が用いられる。同図に示すように当該装置は、主に原料貯蔵タンクa、定量移送ポンプb、ミキシングヘッドc、内圧調整レギュレータd、原料撹拌圧力計e、冷/温水循環装置f、コントロールユニットg、及びエアーコンプレッサhから構成されている。
当該装置において、クリームやケーキ生地などの原料食材は、一旦、原料貯蔵タンクaに貯蔵され、その後、定量移送ポンプbによって後段の部位に送られる。定量移送ポンプbは、例えば、ステンレス鋼材を用いたロータリーポンプであり、タンクaから一定量の原料食材を後段のミキシングヘッドcに供給する。
ミキシングヘッドcは、主に、回転部分のローターと固定部分のステーターから構成されており、ポンプから定量的に供給される原料食材を撹拌・混練する部位である。ローター及びステーターは、寸法精度と機械的な強度が要求されるため、例えば、ステンレス鋼材の無垢材料から削り出された部材が用いられ、両者の対向する表面には多数の角形或いは丸形のピンが設けられている。
ローターの回転に伴い、ポンプbから供給される原料食材がローターとステーターの間を通過する過程において、原料食材の効率的な撹拌・混練処理が行われる。また、係る処理過程においてミキシングヘッド内に、原料食材と共に空気或いは所定の気体がエアーコンプレッサhから供給される。これによって、食材中には空気等の気体が適宜混ぜ合わされ、いわゆる含気食材が生成されることになる。そして、撹拌・混練された含気食材は、その気体含有率に応じた所定の比重と硬さに保たれ、かつ所望の乳化状態が担保される。
ミキシングヘッドcの出口に設けられた内圧調整レギュレータdによって、ミキシングヘッド内の食材に対する撹拌・混練時の圧力(以下、単に「内圧」と言う。)が調整され、均一な撹拌ならびに原料食材への空気混入(エアーレーション)が達成される。因みに、内圧調整レギュレータdには、例えば、シリコンゴムなどの弾性体を素材とした内圧調整用のチューブが挿通されており、ミキシングヘッドcから送られて来る含気食材は、係るチューブの内側を通って当該装置の吐出口から連続的に装置外に吐出される。
一方、内圧調整用チューブの背面(外側)には、前述のエアーコンプレッサhから圧搾空気が供給されており、係る圧搾空気の圧力(以下、単に「背圧」と言う。)によってチューブの背面が圧迫され、チューブ略中央部の直径が絞られる。この結果、当該チューブを通過する含気食材が圧迫され、ミキシングヘッド内における撹拌・混練時の圧力(内圧)がコントロールされる。これによって、短時間で含気食材への均一な撹拌/エアレーションを実現することができるのである。
ここで、ミキシングヘッドcならびに、内圧調整レギュレータdの働きを示す立体模式図を図5に示す。同図において、ミキシングヘッドcの基底部に設けられた注入孔c1から供給された原料食材及び気体は、ヘッド内で高速回転するローターと、ヘッドに固定されたステーターの隙間を通過する間に効率的に撹拌・混練され、かつ最適なエアレーション(空気混入)が達成される。
そして、ミキシングヘッドcから出力された撹拌・混練済みの含気食材は、内圧調整レギュレータdに挿通されている内圧調整用のチューブd1に送られ、当該チューブを通過して、連続ミキサー・エアーレーション装置から外部に吐出されることになる。
一方、内圧調整レギュレータdの側面には圧搾空気注入孔d2が設けられており、ここから内圧調整レギュレータdの内部に圧搾空気が注入される。係る圧搾空気により内圧調整用のチューブd1の外側(背面)が圧迫され、当該チューブ略中央部の直径が絞り込まれる。すなわち、チューブd1の背圧が高まりチューブ略中央部の直径が狭まれば、チューブ内を通る含気食材の流れが滞ってミキシングヘッドc内における内圧が高まる。逆に、背圧が低下してチューブ略中央部の直径が拡がれば、チューブ内を通る含気食材の流れが円滑となりミキシングヘッドc内における内圧は低下する。
係る内圧調整機構によって、ミキシングヘッドc内の撹拌・混練処理における含気食材へのエアレーションの状況をコントロールすることが可能となり、所定の比重の含気食材を連続して製造することができる。なお、ミキシングヘッドc内における内圧は、原料撹拌圧力計eによって常時監視することが可能である。また、原料貯蔵タンクaやミキシングヘッドcは、冷/温水循環装置fから循環供給される冷/温水によって最適な温度に保たれている。因みに、上記に説明した各種の作業処理は、コントロールユニットgに設けられた操作パルから制御/監視することができる。
以上で説明したように、攪拌・混練過程において一定した比重(空気混入率)を保つ含気食材の製造には、ミキシングヘッドc内の撹拌時圧力(内圧)を所定値に保つことが肝要であり、それには、レギュレータdに印加する圧搾空気圧力(背圧)の制御が重要となる。そのため、これらの内圧や背圧などの各パラメータを適宜測定して、それらのパラメータを所望の値に保つための先行技術が、例えば特許文献1に開示されている。
ところで、内圧調整レギュレータdの内部に挿通された内圧調整用のチューブd1には、ミキシングヘッド内の内圧を制御するため、装置の稼働中はその背面に圧搾空気が常に印加されており、チューブを形成する材料の弾性に応じてその伸張が繰り返される。このため、チューブd1は当該装置の定常的な運用に伴って弾性材料疲労が蓄積され易く、係る弾性の経時劣化が所定の限度を超えるとチューブd1の弾性変形が運用操作に対応できず、チューブd1の材質に破裂や破孔などを生ずるおそれがある。
また、ミキシングヘッドcの内圧がチューブd1の背圧よりも極端に高くなると、チューブd1が内圧調整レギュレータdの内側に固定されているチューブ基底部分において、大きなせん断応力が生ずることになり、これによってチューブd1が裂けてしまうおそれもある。
このようなチューブd1の破損を、当該業界では慣用的に「パンク」と称している。そして、係るパンクが発生するとチューブd1の破孔からチューブ内に背圧による圧搾空気が流入するため、チューブd1内部の含気食材の空気含有率が変化し、当該装置で製造されているクリームやカステラなど含気食材の品質が劣化してしまうおそれがある。
また、パンクによるチューブd1の破損に伴い、チューブ材質の砕片がチューブの内側を流れる含気食材に混入し、製造中の食材の廃棄が必要となるなど大きな経済的損失を生ずるおそれもある。それ故、パンクが発生した場合は、これを速やかに検出して装置の運用を停止させ、所定の警報等を発することが重要となる。
特開平9−252705号公報
しかしながら、例えば、特許文献1に示された従来技術では、パンクの検出及びその対応について適切な技術は開示されておらず、また、係るパンクに対する具体的な対策も何ら示唆されていない。本発明は、このような課題を解決することを目的としたものであって、連続ミキサー・エアーレーション装置において、当該装置に設けられた内圧調整レギュレータのパンク(破損)を迅速・確実に検出できる検知システム、及び検知方法を提供するものである。
本発明の第1の観点による内圧調整レギュレータのパンク(破損)検知システムは、クリームやケーキ生地などの、いわゆる含気食材の撹拌・混練を連続的に行う連続ミキサー・エアーレーション装置に設けられたミキシングヘッド内の撹拌時圧力(内圧)を調整する内圧調整レギュレータのパンク(破損)検知システムであって、
前記レギュレータに挿通され、前記ミキシングヘッドから吐出された含気食材が通過する内圧調整用チューブの背面に注入された圧搾空気の流量を計測する気体流量計測ユニットと、
前記検知システム全体の動作をコントロールするコントロールユニットと、を含み、
前記コントロールユニットは、
前記気体流量計測ユニットにおける計測データを逐次取り込み、これを時系列的なデータ群として編集・記憶するデータメモリー部と、
前記メモリー部に保存された計測データに基づき、気体流量の時間的変化を所定の演算方法によって処理する演算処理部と、
前記演算処理部による処理結果に基づいて、所定の検知/制御/警報信号を出力する信号出力部と、を含むことを含むことを特徴とする。
また、本発明の第2の観点による内圧調整レギュレータのパンク(破損)検知方法は、
クリームやケーキ生地などの、いわゆる含気食材の撹拌・混練を連続的に行う連続ミキサー・エアーレーション装置に設けられたミキシングヘッド内の撹拌時圧力(内圧)を調整する内圧調整レギュレータのパンク(破損)検知方法であって、
前記レギュレータに挿通され、前記ミキシングヘッドから吐出された含気食材が通過する内圧調整用チューブの背面に注入された圧搾空気の流量を計測する気体流量計測ステップと、
前記計測ステップにおける計測データを逐次取り込み、これを時系列的なデータ群としてデータメモリー部に編集・記憶する記憶ステップと、
前記メモリー部に保存された計測データに基づき、前記気体流量の時間的変化を所定の演算方法によって処理する演算処理ステップと、
前記演算処理ステップによる処理結果に基づいて、所定の検知/制御/警報信号を出力する信号出力ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の第3の観点による、内圧調整レギュレータのパンク(破損)検知システム/方法における前記所定の演算方法は、
前記気体流量の変化が増加から減少に転じ零に収束し、かつ、前記気体流量の変化が一定時間内に終了する場合を前記内圧調整用チューブの正常状態と判定し、
前記気体流量が増加しつつ、その増加差分値が所定の閾値以下になった場合、若しくは、その増加継続時間が所定の時間閾値を超えた場合、を前記内圧調整用チューブの破損状態と判定する事を特徴とする。
以上の解決手段を備えた本発明によれば、連続ミキサー・エアーレーション装置における内圧調整レギュレータのパンク(破損)を確実かつ迅速に検出することが可能であり、品質が保証されたクリームやケーキ生地などの含気食材を、連続的に安定して製造することができる。
本発明を実現するための最良の形態である実施例について、明細書に添付した各図面に基づいて以下に説明を行う。
(1)本発明による連続ミキサー・エアーレーション装置の構成
先ず、本発明に基づく内圧調整レギュレータのパンク(破損)検出システムを備えた連続ミキサー・エアーレーション装置(以下、単に「本装置」と言う。)の構成を図1のブロック図に示す。
同図に示すように本装置の主要構成は、コントロールユニット1、ミキシングヘッド2、内圧調整レギュレータ3、食材移送ポンプ4、気体流量計測ユニット5、及びエアーフィルター群6、などの要素を含んでいる。なお、本装置は以上の構成要素の他にも各種の流体弁や指示計器などの要素を含んでいるが、これらの機器は本発明の骨子とは直接的な関係が無いためその説明を省略する。同様の趣旨で、前述の図4に示された冷/温水循環ユニットや圧力計などの各要素も、その表示・説明を割愛する。
本装置において、コントロールユニット1は、本装置全体の動作をコントロールする部位であり、主に、ユニットを統括制御するマイクロプロセッサ部11、複数の半導体メモリーやハードディスクなどの揮発性/不揮発性の記憶素子を含むメモリー部12、各種の入出力信号とのインターフェイス機能を司るインターフェイス部13、各種データの演算処理を担う演算処理部14、及び本装置の操作時に用いられる表示/操作パネル15などの要素から構成されている。
ミキシングヘッド2は、前述の模式図5に示したように、主に回転部分のローターと固定部分のステーターから構成されており、食材移送ポンプ4から定量的に供給される原料食材を撹拌・混練する部位である。因みに、ローター及びステーターは、その寸法精度や機械的な強度が要求されるため、例えば、ステンレス鋼材の無垢材料から削り出された部材を用いることが好ましい。また、原料撹拌・混練の効果を高めるべく、両者の対向表面には多数の角形或いは丸形のピンが設けられている。
内圧調整レギュレータ3は、同じく前述の図5に示したように、その内部には内圧調整用の弾性材料から成るチューブ31が挿通されており、ミキシングヘッド2から送り出されてきた撹拌・混練済みの含気食材は、係る弾性チューブの内側を通過して本装置の吐出口から装置外部に吐出される。また、チューブ31の外側(背面)には、エアーコンプレッサからの圧搾空気が供給されるようになっている。
食材移送ポンプ4は、原料食材を原料食材貯蔵タンクから一定量の割合で前述のミキシングヘッド2へ送り込むためのポンプであり、例えば、一般的な食品製造機械などに用いられる通常のロータリーポンプが使用される。
気体流量計測ユニット5は、内圧調整レギュレータ3に挿通されているチューブ31の外側(背面)へ圧搾空気を注入する際に、その気体流量を計測するための計測機器である。因みに、本発明では係る流量計測機器としてカルマン渦式流量計を用いている。これは、気体や液体などの流体中に生ずるカルマン渦により発生する振動パルスの数を計測し、発生パルスの周波数と流体の流量が比例することを利用して気体や液体などの流量を計測するものである。
なお、係る用途には他にも、例えば、超音波式流量計やタービン式流量計、或いはコリオリ式流量計など種々の流量計を用いることが可能であるが、気体の流通経路を切断する必要が無いことや、流量の測定範囲が広く、かつ測定精度が高いなどの利点からカルマン渦式流量計を用いることが好ましい。
また、本実施例に用いる流量計の適用測定レンジは次のようにして求めるものとする。すなわち、本システムではチューブのパンク時において、チューブ31から漏洩する圧搾空気流量Q(リットル/分))は、チューブに生じた破孔の直径φ(mm)、及びチューブ内外の内圧と背圧の圧力差P(メガパスカル)により、次に示すような実験式によって表すことが経験的に知得されている。
Q=120×π(φ/2)×(P+0.1)×(293/273+室温)1/2
さらに、室温=摂氏20度と想定すれば、上式は次のように簡略することができる。
Q=30×πφ×(P+0.1)
ここで、想定される破孔の最小値φmin=1mm、最大値φmax=3mmと仮定し、さらに、圧力差Pの最小値Pmin=0.1メガパスカル、最大値Pmax=0.4メガパスカルと仮定すれば、パンク発生時に漏洩する圧搾空気流量の最小値Qminと、最大値Qmaxは、それぞれ以下のように算出できる。
Qmin≒19(リットル/分)
Qmax≒424(リットル/分)
したがって、本システムではその測定レンジが、毎分5〜500リットル程度のカルマン渦式流量計を選定するものとした。
エアーフィルター群6は、エアーコンプレッサから供給される圧搾空気の清浄化を行う部位であり、主に、エアーレギュレータ61、エアーフィルター62、ミストセパレータ63などの機器から構成されている。
エアーレギュレータ61は、エアーコンプレッサから供給される圧搾空気の圧力を定常的に保つものであって、本実施例においては0.5メガパスカル程度にその圧力を調整する。なお、圧搾空気の圧力は係る値に限定されるものではなく、原料食材の量や、その食材の種類など実際の使用態様に応じて適宜変更されることは言うまでもない。エアーフィルター62は、圧搾空気中に含まれる粉塵微粒子を濾過する働きを有するものであり、濾過する微粒子の粒径(0.01〜5.0μm)に応じて、複数段のメッシュのエアーフィルターを縦続的に使用することが好ましい。
また、ミストセパレータ63は、圧搾空気中に微小液滴(ミスト)として含まれる水分や油分を除去するものであ。因みに、ミストセパレータ―の形式としては、羽状若しくは波板状のフレードを用いてミストを補足するブレード式、或いは、糸を組み合わせたメッシュでミストを補足するメッシュ式など種々の形式が存在するが、実施態様に応じて各形式を適宜使用することが可能である。
なお、本発明に用いられるエアーフィルターやミストセパレータの段数は、図1に示される段数に限定されるものではなく、さらに清浄な圧搾空気を必要とする場合には、係るエアーフィルターやミストセパレータの段数を増加させるようにすることが好ましい。
(2)内圧調整レギュレータに流入する圧搾空気流量の変化傾向
次に、内圧調整レギュレータ3に挿通された内圧調整用チューブ31の背面(外側)に流入する圧搾空気流量の時間的な変化の傾向について説明を行う。
前述のように、ミキシングヘッド2内部の食材に対する撹拌・混練時の圧力(内圧)を調整するため、内圧調整レギュレータ3に挿通された内圧調整用チューブ31の背面には圧搾空気がエアーコンプレッサから注入される。その際における、圧搾空気流量の時間的な変化の様子を図2(a)の流量特性変化図に示す。因みに、同図の縦軸は空気流量Q(リットル/分)の大きさを表し、横軸は経過時間t(秒)を表している。
内圧の調整を行うため圧搾空気を内圧調整レギュレータ3に注入すると、圧搾空気の流量は、ごく短時間tp(ピーク到達時間)の間に急速に増加して空気流量ピーク値Qpに達する。それ以降は、内圧調整レギュレータ3の内部の圧力(背圧)が高まるため、流入する圧搾空気の流量は徐々に減少に転ずる。そして、内圧調整用チューブ31にパンクが生じていない場合、すなわち正常状態においては、内圧調整レギュレータ3には圧搾空気がそれ以上流入しないため、最終的には圧搾空気の流量は零に収束する。
ここで、具体的な実験値の事例を示せば次のようになる。
経過時間t=1(秒):Q=504(リットル/分)
経過時間t=2(秒):Q=252(リットル/分)
経過時間t=3(秒):Q=168(リットル/分)
因みに、この場合の内圧調整レギュレータ3(大型レギュレータ)の容量は8.4リットルであり、圧搾空気の圧力は0.4メガパスカルとする。
一方、内圧調整レギュレータ3に挿通されている内圧調整用チューブ31にパンクが生じた場合、圧搾空気流量の時間的な変化の様子は図2(b)の流量特性変化図のようになる。なお、図2(a)の場合と同様に、図の縦軸は空気流量Q(リットル/分)の大きさを表し、横軸は経過時間t(秒)を表すものとする。
同図に示されるように、パンクが生ずるとパンクによる破孔からチューブの外側から内側に向かって圧搾空気が漏れるため、内圧調整用チューブ31の外側の圧力(背圧)が低下し、内圧調整レギュレータ3に対する圧搾空気の流入が発生する。そして、チューブ破孔の大きさ、及び内圧と背圧との圧力差などから計算される所定の空気流量に達すると、圧搾空気の流量は飽和値Qsatを保つことになる。因みに、前述のパンク発生時における圧搾空気流量の想定結果に鑑みれば、破孔の直径をφ=3mm、圧力差をP=0.4メガパスカルと仮定すると、圧搾空気流量の飽和値は、Qsat≒424(リットル/分)程度になる。
ところで、チューブに破孔が生じた際、内圧調整レギュレータ3に流入する空気流量Qが飽和値Qsatに到達する時間は、破孔が大きな場合は比較的に短く、小さな場合は比較的に長くなる傾向にある。つまり図2(b)において、(A)の特性曲線が前者を表すものであり、(B)の特性曲線が後者を表すものとなる。しかしながら、(A)(B)何れの場合でも空気流量が飽和値Qsatに近づくにつれて、空気流量Qの増加分の差分値ΔQが減少して零に近づくことに変わりはない。本システムでは、このような性質を利用して内圧調整用チューブのパンク検出を行うものである。
すなわち、内圧調整レギュレータの容量などから、予めパンク時の流入空気量Qが飽和値Qsatに漸近した際におけるΔQの差分閾値ΔQthを求めておき、実際のΔQが係る値を下回った場合を、チューブがパンクして流入した空気流量が飽和値に近づいたもの、つまり、チューブがパンクしたことを示すものとしてこれを検出するのである。因みに、図2(b)において、(A)特性曲線のパンク判定時の図解(ΔQ<ΔQth)がこれを示したものである。
本発明では、このようなアルゴリズムを採用することによって、チューブに生じた破孔の大きさに影響されることなく、内圧調整レギュレータのパンク検出を行うようにしている。しかしながら、パンクによる破孔が極端に小さい場合は、ΔQが差分閾値ΔQthまで低下するのに長時間を要してしまい、パンク検出の迅速性が阻害されるおそれが生ずる。
そこで、本システムでは実際の実施態様を勘案して、圧搾空気の流入が始まってからパンクと判定しなければならない時間の閾値Tthを定めるものとする。そして、ΔQの値が閾値ΔQth以下に低下しない場合であっても、パンクによる内圧調整レギュレータへの圧搾空気の流入時間が、係る時間閾値Tthを超えた場合は、これをもってパンクと判定とするものとした。因みに、図2(b)において、(B)特性曲線のパンク判定時の図解(T>Tth)がこれを示したものである。
すなわち、本発明に係るシステムにおいては、内圧調整レギュレータ3に流入する圧搾空気の空気流量Qが所定のピーク値に達した後、その値が徐々に減少して零に収束する場合を内圧調整用チューブ31の正常の動作状態と判定する。
一方、流入する圧搾空気の空気流量Qが徐々に増加しながら飽和値に漸近して、その増加差分値ΔQが徐々に減少し、差分閾値ΔQth以下にまで低下した場合をパンクと判定する。但し、ΔQが差分閾値ΔQth以下にまで低下しない場合であっても、予め定めたパンク判定時間閾値Tthを超えて圧搾空気の流入が継続する場合は、係る状態を当該チューブのパンクと判定するものである。なお、Tthの設定に関しては、実際に使用する内圧調整レギュレータの容量や、その他の実施態様事項に応じて適宜決定されるものとする。
(3)本発明による内圧調整レギュレータのパンク(破損)検知方法
次に、本システムに基づく内圧調整レギュレータのパンク(破損)検知方法(以下、単に「本検知方法」という。)について、図3に示す動作処理のフローチャートに基づき説明を行う。
なお、図3のフローチャートに示された動作処理は、前述したコントロールユニット1内部のメモリー部12に一連の動作処理プログラムとして予め記憶されており、同じくコントロールユニット1内のマイクロプロセッサ部11が、係る動作処理プログラムの手順に従って時系列的に処理を進めても行くものである。
因みに、本検知方法に基づく動作処理プログラムは、所定時間毎(例えば、数百m秒毎)の割り込みタイマーによってサイクリックに起動されるものとする。なお、割り込みタイマーの起動されるインターバル時間tiは、実際の使用態様に応じて適宜設定可能なものであることは言うまでもない。
先ず、図3のステップS01(流量計測処理ステップ)で、気体流量計測ユニット5において内圧調整レギュレータ3に注入される圧搾空気の流量が計測される。なお、係る計測時における計測データのサンプリング時間設定や、測定データのA/D(アナログ/デジタル)変換時の量子化条件の設定などに関しては、本発明の骨子とは直接に関係しないためその説明を省略する。また、計測時にランダムに混入する外乱ノイズや、計測値の微小時間変動などの影響を除去するため、同ステップでは複数回の計測処理を行い、その平均値を取って計測データを決定するようにしてもよい。
次のステップS02(データ記憶処理ステップ)において、ステップS01で計測された空気流量が時系列的なデータとして、メモリー部12内部に設けられたデータテーブルに記憶される。因みに、当該テーブルは、所定時間の長さに亘ってデータの計測時点と、その時のデータが対応付けて記憶されるデータテーブルであり、当該テーブルにストアされるデータ群の大きさ、すなわち、データ記憶に関する所定時間の長さは任意に設定できるものとする。
なお、当該テーブルに記憶されたデータ群は、一定時間の経過毎にクリアされデータのストアが繰り返し行われるような構成としても良いし、或いは、メモリー部12に内蔵されたハードディスク(図示せず)をデータ・ロガーとして利用する事によって、本装置の運用日時と連動して保存・記録されるようにしても良い。本システムでは、以上の方法で逐次記憶された計測データに対して、図3に示した所定の演算処理を施すことにより、内圧調整レギュレータ3のパンクを検出するものである。
先ず、演算処理のステップS03において、今回記憶された圧搾空気流量のデータが零か否かが判定される。データが零の場合、すなわち、内圧調整レギュレータ3に注入される圧搾空気の流量が零の場合は、本装置が正常に動作しているものと判定され、ステップS04に移行する。
S04では、本装置が適正な内圧状態を保って(つまり、内圧調整レギュレータ3に圧搾空気が新たに注入されるよることなく)正常に動作していることを意味する正常動作フラグF1がセットされる。そして、内圧調整レギュレータ3に圧搾空気が流入中であることを意味するレギュレーレタ動作フラグF2がリセットされる。
さらに、ステップS04では、内圧調整レギュレータ用チューブ31がパンクしたことを示すパンクフラグF3がリセットされる。同時に、同ステップにおいては、後述のタイマーカウンタの値(n)が(n=0)にリセットされる。
本システムでは、マイクロプロセッサ部11がこれらの各種フラグF1〜F3の状態を判定し、ステップS04の場合には、本装置が正常に動作しているものと判断される。そして、正常動作を表す各種の信号がコントロールユニット1の表示/操作パネル15に出力され、マイクロプロセッサ部11は、動作をWAIT(待ち)状態に移行して演算処理を終了する。
一方、演算処理のステップS03において、圧搾空気の流量が零ではないと判定された場合、本システムでは、内圧調整レギュレータ3に圧搾空気が流入中であると認識し(但し、圧搾空気流入の原因は、内圧調整のためのレギュレーレタ3への圧搾空気の注入によるものか、或いはレギュレータチューブ31のパンクによる圧搾空気の漏洩であるかは問わない)、ステップS05に移行して正常動作フラグF1をリセットする。
その後、ステップS06において、今回記憶した圧搾空気の流量値Qnとテータテーブルにストアされている前回記憶された流量値Qn−1とが比較される。そして、今回値Qnが前回値Qn−1よりも減少している場合は、内圧調整レギュレータ3が作動中であり、内圧調整のため内圧調整レギュレータ3に圧搾空気が注入されている過程であるものと判定し、ステップS07においてレギュレータ動作フラグF2をセットし、マイクロプロセッサ部11はWAIT(待ち)状態に移行して演算処理を終了する。
一方、ステップS06において、今回値Qnがテータテーブルにストアされている前回値Qn−1よりも増加、若しくは同量値と判定された場合はステップS08に移行する。そして、前述のタイマーカウンタの値(n)を(n+1)にカウントアップして次のステップS09に移る。ステップS09では、係るカウント値nに割り込み処理のインターバル時間tiを乗じて圧搾空気の流入継続時間Tが算出される。これによって、内圧調整レギュレータ3に圧搾空気が連続して流入し続ける時間の長さが求められることになる。
例えば、本システムの割り込み処理がti=100ms毎に起動されるものとし、タイマーカウンタの値が(n=6)に歩進されていたと仮定すれば、内圧調整レギュレータ3には圧搾空気の流量が増加傾向を維持しつつ
T=100ms×6回=600ms
すなわち、0.6秒間継続し流入していることが算定される。
そして、次のステップS10において、係る流入継続時間Tと、前述の内圧調整時における空気流量のピーク値Qpに到達するまでのピーク到達時間tpとが比較される。なお、tpの値は、内圧調整レギュレータの容量などの各種のファクターによって変化する場合があるため、予めtpの値を設定する際には、例えば、1.0〜2.0秒のようにある程度の幅を持たせて設定することが好ましい。したがって、このような場合は、ステップS10の判定が判定基準値tpに幅の有る形で行われることになる。
係る比較判定を行う事によって、発生している空気流入量の増加継続が、内圧調整に伴うレギュレータへの空気流入によるものか、或いはパンクによって生じた空気流入によるものであるかを判定することができる。つまり、T<tpの場合は、圧搾空気の流入がパンクではなく内圧調整レギュレータの動作による可能性があるため、空気流量の差分判定などは行わずに、前述のステップS07に移行して演算処理を終了する。
一方、ステップS10で、T>tpと判定された場合は、圧搾空気の流入がピーク到達時間tpを超えた後も増加傾向で継続しているので、空気流量の増加継続はパンクによるものであると判定されるため、ステップS11に移行して空気流量の差分値ΔQの算定が行われる。すなわち、今回値Qnと前回値Qn−1の差分値ΔQは、
ΔQ=(Qn)−(Qn−1)
として算定される。
そして、次のステップS12において、係る差分値ΔQが所定のパンク判定差分値閾値ΔQthと比較される。その結果、ΔQがΔQthよりも大きいと判定された場合、すなわち、内圧調整用チューブにパンクが生じているものの、内圧調整レギュレータ3に流入する空気流量が未だその飽和値に達しておらず、差分値ΔQも差分閾値ΔQth以下に低下していない判定された場合は次のステップS13に移行する。
ステップS13では、前述のステップS09で算定された流入継続時間Tが再度引用され、係るTの値と前述のパンク判定時間閾値Tthとが比較される。そして、T<Tthつまり、流入継続時間Tがパンク判定時間閾値Tthに達していない場合は、マイクロプロセッサ部11は、WAIT(待ち)状態に移り演算処理を終了する。
一方、ステップS12においてΔQth>ΔQ、或いはステップS13においてT>Tthと判定された場合、すなわち、パンクにより生じた破孔から流入する空気流量が既に飽和値に漸近しているため減少し、その差分値ΔQがパンク判定の差分閾値ΔQthを下回った場合、或いは、流入継続時間Tがパンク判定時間閾値Tthに達している場合はステップS14に移行する。
ステップS14では、内圧調整レギュレータ3にパンクが生じたことを示すパンクフラグF3がセットされ、更にレギュレータ動作フラグF2がリセットされて、マイクロプロセッサ部11は、WAIT(待ち)状態に移行して演算処理を終了する。因みに、本システムではパンクフラグF3がセットされたこと認識して、マイクロプロセッサ部11は、内圧調整レギュレータ3にパンクが生じたことを示す警報信号をコントロールユニット1の表示/操作パネル15に出力する。
本発明による連続ミキサー・エアーレーション装置に関する内圧調整レギュレータのパンク(破損)検知システムは、以上のような構成となっているので、内圧調整レギュレータのパンク(破損)を確実・迅速に検出することが可能であり、ホイップクリームやカステラ生地などの含気食材を、安定的に連続して製造することができる。
なお、本発明の実施形態は、以上に説明した実施例に限定されるものではなく、例えば、各々の実施例を構成する各部位の形状や配置或いはその素材等は、本発明の趣旨を逸脱することなく、現実の実施態様に即して適宜変更ができるものであることは言うまでもない。
以上に説明した本発明の構成は、乳製品業界や製菓業界をはじめとして、食材の撹拌・混練、或いは泡立てを必要とする各種の食品業界においてもその利用が可能である。
本発明による装置の概略構成を示すブロック図である。 内圧調整レギュレータに流入する圧搾空気流量の様子を示す特性図である。 本発明による検知システムの動作の概略を示すフローチャートである。 従来の連続ミキサー・エアーレーション装置の概略を示すブロック図である。 ミキシングヘッド及び内圧調整レギュレータの働きを示す立体模式図である。
1 …コントロールユニット
2 …ミキシングヘッド
3 …内圧調整レギュレータ
4 …食材移送ポンプ
5 …気体流量計測ユニット
6 …エアーフィルター群
11…マイクロプロセッサ部
12…メモリー部
13…インターフェイス部
14…演算処理部
15…表示/操作パネル
31…内圧調整用チューブ
a …原料貯蔵タンク
b …定量移送ポンプ
c …ミキシングヘッド
d …内圧調整レギュレータ
e …原料撹拌圧力計
f …冷/温水循環ユニット
g …コントロールユニット
h …エアーコンプレッサ

Claims (3)

  1. クリームやケーキ生地などの、いわゆる含気食材の撹拌・混練を連続的に行う連続ミキサー・エアーレーション装置に設けられたミキシングヘッド内の撹拌時圧力(内圧)を調整する内圧調整レギュレータのパンク(破損)検知システムであって、
    前記レギュレータに挿通され、前記ミキシングヘッドから吐出された含気食材が通過する内圧調整用チューブの背面に注入された圧搾空気の流量を計測する気体流量計測ユニットと、
    前記検知システム全体の動作をコントロールするコントロールユニットと、を含み、
    前記コントロールユニットは、
    前記気体流量計測ユニットにおける計測データを逐次取り込み、これを時系列的なデータ群として編集・記憶するデータメモリー部と、
    前記メモリー部に保存された計測データに基づき、気体流量の時間的変化を所定の演算方法によって処理する演算処理部と、
    前記演算処理部による処理結果に基づいて、所定の検知/制御/警報信号を出力する信号出力部と、を含むことを特徴とした内圧調整レギュレータのパンク(破損)検知システム。
  2. クリームやケーキ生地などの、いわゆる含気食材の撹拌・混練を連続的に行う連続ミキサー・エアーレーション装置に設けられたミキシングヘッド内の撹拌時圧力(内圧)を調整する内圧調整レギュレータのパンク(破損)検知方法であって、
    前記レギュレータに挿通され、前記ミキシングヘッドから吐出された含気食材が通過する内圧調整用チューブの背面に注入された圧搾空気の流量を計測する気体流量計測ステップと、
    前記計測ステップにおける計測データを逐次取り込み、これを時系列的なデータ群としてデータメモリー部に編集・記憶する記憶ステップと、
    前記メモリー部に保存された計測データに基づき、前記気体流量の時間的変化を所定の演算方法によって処理する演算処理ステップと、
    前記演算処理ステップによる処理結果に基づいて、所定の検知/制御/警報信号を出力する信号出力ステップと、を含むことを特徴とする内圧調整レギュレータのパンク(破損)検知方法。
  3. 前記所定の演算方法は、
    前記気体流量の変化が増加から減少に転じてその後零に収束し、かつ、前記気体流量の変化が一定時間内に終了する場合を前記内圧調整用チューブの正常状態と判定し、
    前記気体流量が増加しつつ、その増加差分値が所定の閾値以下になった場合、若しくは、その増加継続時間が所定の時間閾値を超えた場合、を前記内圧調整用チューブの破損状態と判定する、ことを特徴とした請求項1又は2に記載の内圧調整レギュレータのパンク(破損)検知方法。



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