JP2021010714A - ベルト用バックル、及びベルト - Google Patents

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Abstract

【課題】機能性、操作性が良好なバックル及びベルトを提供する。【解決手段】本発明は、挟持部材14は、収納部材15と、収納部材15に収納されるもので第1及び第2のスプリング16a,16bを有する付勢部材16と、挟持部15とからなり、回動操作部材2が開かれたときには、挟持平板部3cとの間に挿通されたベルト本体9の挟持を解除し、第1のスプリング16aの一端は軸部材19に固定され、他端は収納部材17に係合し、第2のスプリング16bの一端は軸部材19に固定され、他端は挟持部15に当接し、回動操作部材2が開かれたときには、第1のスプリング16aの付勢力が回動操作部材2を閉じる方向に作用し、ベルト本体9の挿通により挟持部15が回動したときには、第2のスプリング16bの付勢力が挟持部15を前記回動とは逆の方向に回動するように作用するベルト用バックルである。【選択図】図5

Description

本発明は、操作性が良好でデザイン性に富んだベルト用バックル及びベルトに関する。
従来、衣服用のベルトは、多種多様なデザイン、機能を備えたものが多数、市場に出回っており、デザイン性や機能性は、需要者の購買動機に大きく影響している。このような市場動向の中、長尺状のベルト本体を、バックルで挟持することで、着用時のベルトの長さを位置決めし、その状態を保持するベルトは人気を呈している。
このような技術について、例えば、特許文献1では、ベルトに接続されるベルト接続部と、ベルト接続部から延長したベルト案内部と、バックル本体用の回動支持部と、突出部に接着されベルトの任意の部分を固定するベルト押圧部と、バックル本体をベルト接続部の方向に回動させるバネを備え、ズボンやスカートの腰部を締める時は、バックル本体を回動支持部で回動し、ベルトの先端をバックル本体に通過させて、任意の位置でバックル本体を放し、バックル本体からベルトを外す時は、バックル本体を回動して、ベルトをバックル本体から外す、ベルト用バックルが開示されている。
特開2007−144089号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたものは、ベルト押圧部がベルト本体側に配設されていたので、装着者の動きによりベルトに長さ方向の伸張力がかかると、それがベルト押圧部に伝達され、ベルト本体が不意に開いてしまうおそれがあった。また、同文献に開示されたベルト用バックルは、機能性、操作性と、デザイン性を両立させることについては何ら開示も示唆もされていなかった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、機能性、操作性が良好で、デザイン性にも富んだベルト用バックル及びベルトを提供することにある。
上記課題を解決すべく、本発明の一態様に係るベルト用バックルは、基部と、前記基部に対して回動自在に軸支された回動操作部材と、ベルト本体を挟持する挟持部材と、を備え、前記基部は、挟持平板部と、前記挟持平板部から所定間隔を隔てて平行に延びた第1軸部及び第2軸部と、前記第1軸部及び第2軸部から連通した第1平板部と、前記第1平板部の下方に配設され前記ベルト本体が挿通される挿通部と、を有し、前記回動操作部材は、第2平板部と、前記第2平板部から所定間隔を隔てて平行に延びた第3軸部及び第4軸部と、前記第3軸部及び前記第4軸部からそれぞれ延出した第1延出部及び第2延出部と、軸部材と、を有し、前記挟持部材は、収納部材と、前記収納部材に収納されるもので第1及び第2のスプリングを有する付勢部材と、挟持部と、からなり、前記挟持部材は、前記回動操作部材の前記第1延出部及び前記第2延出部の間に前記軸部材により固定され、前記回動操作部材が閉じられたときには、前記挟持平板部との間に挿通された前記ベルト本体を挟持し、前記回動操作部材が開かれたときには、前記挟持平板部との間に挿通された前記ベルト本体の挟持を解除し、前記第1のスプリングの一端は前記軸部材に固定され、他端は前記収納部材に係合し、前記第2のスプリングの一端は前記軸部材に固定され、他端は前記挟持部に当接し、前記回動操作部材が開かれたときには、前記第1のスプリングが前記回動操作部材を閉じる方向に付勢し、前記ベルト本体の挿通により前記挟持部が回動したときには、前記第2のスプリングが前記挟持部を前記回動とは逆の方向に回動するように付勢する。
この態様において、前記回動操作部材を持ち上げる操作をすると、前記回動操作部材に当接している前記収納部材の突出部が作用点となり、前記突出部と一体となっている収納部材が第1の方向に回動し、前記収納部材の回動に伴い、挟持部も前記第1の方向に回動し、前記挟持部による挟持が緩み、前記ベルト本体を抜き出せるようになり、前記収納部材の前記第1の方向への回動に伴い、前記第1のスプリングの付勢力は、前記収納部材を前記第1の方向とは逆の第2の方向に戻そうとするように作用し、この付勢力が前記回動操作部材を前記第2の方向に回動させるように作用し、前記ベルト本体を挿通すると、前記挟持部が前記第1の方向に回動し、前記挟持部に当接している前記第2のスプリングの前記他端も押し込まれ、前記第2のスプリングに元の状態に戻ろうとする付勢力が働き、この付勢力が前記第2のスプリングの前記他端より前挟持部に作用し、前記挟持部を前記第2の方向に回動させるように作用する。
さらに、この態様において、前記回動操作部材が閉じられたときには、前記回動操作部材の前記第3軸部及び第4軸部の間に、前記基部の前記第1軸部及び前記第2軸部が収まり、前記回動操作部材の前記第2平板部が、前記基部の第1平板部の上面に当接する。
さらに、この態様において、前記基部の前記第1軸部と前記第2軸部の間は開口部となり、前記挿通部より挿通された前記ベルト本体の外面が露呈される。
このほか、上記ベルト用バックルと、ベルト本体とを備えたベルトも提供される。
本発明によれば、機能性、操作性が良好で、デザイン性にも富んだベルト用バックル及びベルトを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るベルトの構成図である。 同ベルトの分解斜視図である。 同ベルトの一部断面図である。 同ベルトの一部断面図である。 本発明の第2実施形態に係るベルトの分解斜視図である。 同ベルトの開閉動作を説明する図である。 同ベルトの開閉動作を説明する図である。 同ベルトの開閉動作を説明する図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1には、本発明の第1実施形態に係るベルト用のバックル及びベルトの構成を示し、図2には、同ベルト用バックルの分解斜視図を示し、構成及び作用を説明する。
同図に示されるように、本発明の第1実施形態に係るベルト用バックル1は、基部3と、基部3に対して軸部材8により回動自在に軸支された回動操作部材2と、ベルト本体9を挟持する挟持部材4とで構成されている。
基部3は、挿通されたベルト本体9の一方の面に当接し、挟持部材4と共に当該ベルト本体9を挟持する役割を担う挟持平板部3cを備えている。挟持平板部3cからは2本の軸部3d、3eがそれぞれ延びている。この軸部3d、3eの間は、開口された空間となるので、当該開口からは、挿通されたベルト本体9が露呈する。
基部3の軸部3d、3eの一端は平板部3aに連続しており、当該平板部3aの下面側には、装着時にベルト本体9を挿通するための挿通部3bが設けられている。挟持平板部3cの両端からは、開口部3h、3iが形成された延出部3f、3gがそれぞれ延出しており、各延出部3f、3gからは、脚部3j、3kがそれぞれ延びている。脚部3j、3kの先端は、ベルト本体9の一端が接続される軸部3lに接続されている。
回動操作部材2は、平板部2cを備えており、平板部2cからは、所定間隔隔てて平行に2本の軸部2a、2bが延びている。各軸部2a,2bの、前記平板部2c側とは反対側の端部側には、下方に向けて延出部2e、2fが延びている。この延出部2e,2fには、軸部材8が挿通される開口部2g、2hが形成されている。さらに、平板部2cの内側の一辺には、開閉操作時に装着者が指を掛けるための操作用突出部2dが形成されている。開閉操作時には、装着者は、この操作用突出部2dに指をかけて、操作すればよいので操作性は極めて良好である。
回動操作部材2において、2つの軸部2a、2bの間は、開口された空間となっているので、前述した基部3の開口された空間と相まって、挿通されたベルト本体9が露呈されることになる。これは、ベルトのデザイン性の向上に大きく寄与するものである。軸部2a、2bの間隔は、基部3の軸部3d、3eを内包するサイズとなっているので、回動操作部材2を閉じたときには、基部3と回動操作部材2にデザイン上の一体感が生まれると共に、回動操作部材2が、軸部2a、2bの長手方向に垂直な方向、つまり平板部2cの長手方向に不意にずれてしまう事態も防止することができる。
挟持部材4は、挟持部5と、付勢部材6と、収納部材7とからなる。
挟持部5は、略円筒状の挟持部本体5aと、当該挟持部本体5aから突出した先端がこの例ではギザ形状の挟持用突出部5bとからなり、挟持部本体5aには、軸部材8を挿通するための開口部5cが設けられている。
付勢部材6は、弾性部材としてのスプリング6a、6bとワッシャー6cとで構成されている。ワッシャー6は、2つのスプリング6a,6bの一端が係合され、付勢力を分散する役割を担っており、スプリング6a、6bの他端は、収納部材7に係合するように突出している。但し、これらには限定されない。
そして、収納部材7は、円弧状の周面を有する収納部7eと、当該収納部7eの両端に設けられた略円形の端部7a、7bと、当該収納部7eの長手状の一辺より突出するように接続された係止部7fとで構成されている。
挟持部材4では、挟持部5の挟持部本体5aが収納部材7の収納部7eに収納されるときに、付勢部材6のスプリング6a、6bにより、その両端が収納部材7の係止部7fに係止されることで、初期状態に対する復元力が付与される。
このような構成要素を備えるベルト用バックル1は、基部3の延出部3f、3gの開口部3h、3iと、回動操作部材2の延出部2e、2fの開口部2g、2hと、が合致するように、両者を重ね合わせた上で、これら開口部と挟持部5の開口部5cと、収納部7の開口部7c、7dが全て合致するように位置決めして、軸部材8をそれら開口部の中に挿通し固着させることで、構成されることになる。
ここで、図3及び図4には、本発明の第1実施形態に係るベルト用バックル及びベルトの一部断面図を示し、バックルの開閉動作に伴うベルト本体の挟持及びその解除について説明する。詳細には、図3は回動操作部材2を基部3に対して閉じた状態を示し、図4は回動操作部材2を基部3に対して開いた状態を示している。
図3に示されるように、回動操作部材2が基部3に対して閉じられた状態では、回動操作部材2の軸部2a、2bが、基部3の軸部3d,3eを内包し、軸部3d,3eの間に形成される開口された空間が、バックル1自体の開口となり、挿通されたベルト本体9の表面が露呈されることになる。このような内包する関係、露呈される構成は、バックル1自体のデザイン性の向上の大きく寄与している。閉じた状態では、挟持部材4の挟持部5の挟持用突出部5bと基部3の挟持平板部3cにより、ベルト本体9がしっかりと挟持され、位置関係が固定される。
一方、図4に示されるように、回動操作部材2が基部3に対して開かれた状態では、回動操作部材2の軸部2a、2bによる、基部3の軸部3d,3eの内包が解除され、挟持部材4の挟持部5の挟持用突出部5bと、基部3の挟持平板部3cと、によるベルト本体9の挟持が解除され、ベルト本体9の保持位置が調整可能となる。
以上説明したように、本発明の第1実施形態に係るベルト用バックルは、基部3と、基部3に対して回動自在に軸支された回動操作部材2と、ベルト本体9を挟持する挟持部材4とを備えている。そして、基部3は、挟持平板部3cと、挟持平板部3cから所定間隔を隔てて平行に延びた第1軸部3d及び第2軸部3eと、第1軸部3d及び第2軸部3eから連通した第1平板部3aと、第1平板部3aの下方に配設されベルト本体9が挿通される挿通部3bとを有する。回動操作部材2は、第2平板部2cと、第2平板部2cから所定間隔を隔てて平行に延びた第3軸部2a及び第4軸部2bと、第3軸部2a及び第4軸部2bからそれぞれ延出した第1延出部2e及び第2延出部2fとを有している。挟持部材4は、回動操作部材2の第1延出部2e及び第2延出部2fの間に軸部材8により固定され、回動操作部材2が閉じられたときには、挟持平板部3cとの間に挿通されたベルト本体9を挟持する。一方、回動操作部材2が開かれたときには、挟持平板部3cとの間に挿通されたベルト本体9の挟持を解除する。
したがって、回動操作部材2の開閉操作により、ベルト本体9の挟持/挟持解除を簡易に実施することができる。しかも、上記軸部3d、3eの間には、開口された空間ができるので、挿通されたベルト本体9のデザインをバックル1のデザインの一部とすることができる。更に、軸部3d、3eを軸部2a、2bが内包するような位置関係になるので、ベルト全体のデザインの一体感が高められることになる。
さらに、回動操作部材2が閉じられたときには、回動操作部材2の第3軸部2a及び第4軸部2bの間に、基部3の第1軸部3d及び第2軸部3eが収まり、回動操作部材2の第2平板部2cが、基部3の第1平板部3aの上面に当接する。したがって、閉じた状態を安定的に維持することができるので、着用者が激しい運動をした場合であっても、バックルが不意に開いてしまう事態を防止することができる。
そして、基部3の第1軸部3dと第2軸部3eの間は開口部となり、挿通部3bより挿通されたベルト本体9の外面が露呈される。したがって、ベルト本体9の表面のデザインをバックル自体のデザインの一部とすることができるので、デザイン性にバリエーションを簡易に持たせることが可能となる。
また、挟持部材4は、収納部材7と、収納部材7に収納される付勢部材6と、付勢部材6が係合し付勢部材6により復元力が与えられる挟持部5とからなる。したがって、簡易な構成により、挟持部材4を実現することが可能となる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係るベルト用のバックル及びベルトの構成は、先に図1で示した構成と略同様であるが、挟持部と付勢部材と収納部材とからなる挟持部材の構成が異なっている。そこで、図5は、本発明の第2実施形態に係るベルト用バックルの分解斜視図を示し、各部の構成及び作用を説明する。尚、先に説明した第1実施形態と同一構成については、同一符号を用いて説明を進めることにする。
図1、図5に示されるように、本発明の第1実施形態に係るベルト用バックル10は、基部3と、基部3に対して軸部材18により回動自在に軸支された回動操作部材2と、ベルト本体9を挟持する挟持部材14とで構成されている。
基部3は、挿通されたベルト本体9の一方の面に当接し、挟持部材14と共に当該ベルト本体9を挟持する役割を担う挟持平板部3cを備えている。挟持平板部3cからは2本の軸部3d、3eがそれぞれ延びている。この軸部3d、3eの間は、開口された空間となるので、当該開口からは、挿通されたベルト本体9が露呈する。
基部3の軸部3d、3eの一端は平板部3aに連続しており、当該平板部3aの下面側には、装着時にベルト本体9を挿通するための挿通部3bが設けられている。挟持平板部3cの両端からは、開口部3h、3iが形成された延出部3f、3gがそれぞれ延出しており、各延出部3f、3gからは、脚部3j、3kがそれぞれ延びている。脚部3j、3kの先端は、ベルト本体9の一端が接続される軸部3lに接続されている。
回動操作部材2は、平板部2cを備えており、平板部2cからは、所定間隔隔てて平行に2本の軸部2a、2bが延びている。各軸部2a,2bの、前記平板部2c側とは反対側の端部側には、下方に向けて延出部2e、2fが延びている。この延出部2e,2fには、軸部材8が挿通される開口部2g、2hが形成されている。さらに、平板部2cの内側の一辺には、開閉操作時に装着者が指を掛けるための操作用突出部2dが形成されている。開閉操作時には、装着者は、この操作用突出部2dに指をかけて、操作すればよいので操作性は極めて良好である。
回動操作部材2において、2つの軸部2a、2bの間は、開口された空間となっているので、前述した基部3の開口された空間と相まって、挿通されたベルト本体9が露呈されることになる。これは、ベルトのデザイン性の向上に大きく寄与するものである。軸部2a、2bの間隔は、基部3の軸部3d、3eを内包するサイズとなっているので、回動操作部材2を閉じたときには、基部3と回動操作部材2にデザイン上の一体感が生まれると共に、回動操作部材2が、軸部2a、2bの長手方向に垂直な方向、つまり平板部2cの長手方向に不意にずれてしまう事態も防止することができる。
一方、挟持部材14は、挟持部15と、付勢部材16と、収納部材17とからなる。
挟持部15は、略円筒状の挟持部本体15aと、当該挟持部本体15aから突出した先端が本例ではギザ形状の挟持用突出部15bと、挟持用突出部15bの挟持部本体15aとは反対側に設けられた付勢用突出部15dとからなり、挟持部本体15aには、軸部材18を挿通するための開口部15cが設けられている。
付勢部材16は、弾性部材としてのスプリング16a、16bとワッシャー16cとで構成されている。ワッシャー16は、2つのスプリング16a,16bの間に介在し、付勢力を分散する役割を担っている。スプリング16aの突出端16a−1は、収納部材17の収納部17eに設けられた切欠部17e−1に係止される。スプリング16bの突出端16b−1は、挟持部15の付勢用突出部15dの底面を付勢する。スプリング16a、16bの突出端16a−1、16b−1とは反対側の端は、軸部材18の周面に長手方向に直線状に形成された溝18cに係止している。
収納部材17は、円弧状の周面を有する収納部17eと、当該収納部17eの両端に設けられた略円形の端部17a、17bと、当該端部17a、17bより外側に向けて延出した係止部17gとで構成されている。そして、端部17a、17bには、軸部材18を挿通するための開口部17c,17dが設けられている。
軸部材18は、略円筒形状であり、両端には係止ピン19a,19bを嵌合させるための開口部18a,18bが形成されており、周面には、長手方向に、直線状の溝18cが形成されている。この軸部材18の溝18cは、前述したように、スプリング16a,16bの一端を係止するためのものである。
このような構成要素を備えるベルト用バックル10は、基部3の延出部3f、3gの開口部3h、3iと、回動操作部材2の延出部2e、2fの開口部2g、2hと、が合致するように、両者を重ね合わせた上で、これら開口部と挟持部15の開口部15cと、収納部17の開口部17c、17dが全て合致するように位置決めして、軸部材18をそれら開口部の中に挿通し、係止ピン19a,19bで係止することで、一体に構成される。
このとき、2つのスプリング16a,16bの間にワッシャー16cを介在させることでスプリング16a,16bの付勢力を分散する。そして、図6に示されるように、スプリング16aの突出端16a−1は、収納部材17の収納部17eに設けられた切欠部17e−1に係止させ、他端は軸部材18の溝18cに係止させる。
そして、図7、図8に示されるように、スプリング16bの突出端16b−1を、挟持部15の付勢用突出部15dの底面に当接させ、当該底面よりスプリング16が挟持部15の付勢用突出部15dを付勢する位置関係とする。スプリング16bの突出端16a−1とは反対側の端は、軸部材18の周面に長手方向に直線状に形成された溝18cに係止させる。尚、図6乃至8では、スプリング16a,16bの作用を説明する便宜上、基部3の図示を省略している。また、回動操作部材2の構成の図示を簡略化しているが、実際には図5と同様の構成となっていることは勿論である。
図6を再び参照して、回動操作部材2の開閉に伴う、付勢力の作用を説明すると、回動操作部材2を持ち上げる操作をすると、回動操作部材2に当接している突出部17gが作用点となり、当該突出部17gと一体となっている収納部材17が図中矢印Aで示す方向に回転する。この収納部材7の回転に伴い、挟持部15も図中矢印Aで示す方向に回転することから、挟持用突出部15bによる挟持が緩み、ベルト本体9を抜き出せるようになる。この状態において、スプリング16aは、突出端16a−1が収納部材17の収納部17eの切欠部17e−1に係止しており、他端が軸部材18の溝18cに係止しているので、収納部材17を元の状態に戻そうとする付勢力が働き、この付勢力が回動操作部材2を図中矢印Bの方向に回転させるように作用することになる。即ち、回動操作部材2を閉じた状態となるように付勢力が作用することになる。
更に、図7、図8を再び参照して、ベルト本体9の挿通に伴う付勢力の作用について説明すると、ベルト本体9を挿通すると、それにより挟持部15が図中矢印Aで示す方向に回転するが、それにより挟持部15の付勢用突出部15dの底面に当接しているスプリング16bの突出端16b−1も押し込まれる。スプリング16bには、元の状態に戻ろうとする付勢力が働き、その付勢力がスプリング16bの突出端16b−1より付勢用突出部15dの底面に作用し、挟持部15を図中符号Bで示す方向に回転させるように作用する。これにより、ベルト本体9は、挟持部15と挟持平板部3cとの間に挟持され、位置固定されることになる。
以上説明したように、本発明の第2実施形態に係るベルト用バックル10は、基部3と、前記基部3に対して回動自在に軸支された回動操作部材2と、ベルト本体9を挟持する挟持部材14と、を備え、前記基部3は、挟持平板部3cと、前記挟持平板部から所定間隔を隔てて平行に延びた第1軸部3d及び第2軸部3eと、前記第1軸部及び第2軸部から連通した第1平板部3aと、前記第1平板部の下方に配設され前記ベルト本体が挿通される挿通部3bと、を有し、前記回動操作部材2は、第2平板部2cと、前記第2平板部から所定間隔を隔てて平行に延びた第3軸部2a及び第4軸部2bと、前記第3軸部及び前記第4軸部からそれぞれ延出した第1延出部2e及び第2延出部2fと、軸部材18と、を有し、前記挟持部材14は、収納部材16と、前記収納部材に収納されるもので第1及び第2のスプリング16a,16bを有する付勢部材16と、挟持部15と、からなり、前記挟持部材14は、前記回動操作部材2の前記第1延出部2e及び前記第2延出部2fの間に前記軸部材18により固定され、前記回動操作部材2が閉じられたときには、前記挟持平板部3cとの間に挿通された前記ベルト本体9を挟持し、前記回動操作部材2が開かれたときには、前記挟持平板部3cとの間に挿通された前記ベルト本体9の挟持を解除し、前記第1のスプリング16aの一端は前記軸部材18に固定され、他端は前記収納部材17に係合し、前記第2のスプリング16bの一端は前記軸部材18に固定され、他端は前記挟持部15に当接し、前記回動操作部材2が開かれたときには、前記第1のスプリング16aの付勢力が前記回動操作部材2を閉じる方向に作用し、前記ベルト本体9の挿通により前記挟持部15が回動したときには、前記第2のスプリング16bの付勢力が前記挟持部15を前記回動とは逆の方向に回動するように作用する。
従って、第1のスプリング16aにより、回動操作部材2を開いたときに、それを閉じるような付勢力が作用し、第2のスプリング16bにより、挟持部15が回転したときに、それを元に戻そうとする付勢力が働くので、それぞれの操作に対して独立した回動操作を自動的に行うことが可能となるので、操作性が極めて良好である。
より詳細には、前記回動操作部材2を持ち上げる操作をすると、前記回動操作部材に当接している前記収納部材17の突出部17gが作用点となり、前記突出部と一体となっている収納部材が第1の方向(A)に回動し、前記収納部材の回動に伴い、挟持部15も前記第1の方向(A)に回動し、前記挟持部による挟持が緩み、前記ベルト本体9を抜き出せるようになり、前記収納部材17の前記第1の方向(A)への回動に伴い、前記第1のスプリング16aの付勢力は、前記収納部材17を前記第1の方向(A)とは逆の第2の方向(B)に戻そうとするように作用し、この付勢力が前記回動操作部材2を前記第2の方向(B)に回動させるように作用し、前記ベルト本体9を挿通すると、前記挟持部15が前記第1の方向(A)に回動し、前記挟持部15の付勢用突出部15dの底面に当接している前記第2のスプリング16bの前記他端16b−1も押し込まれ、前記第2のスプリング16に元の状態に戻ろうとする付勢力が働き、この付勢力が前記第2のスプリング16の前記他端16b−1より前挟持部15に作用し、前記挟持部15を前記第2の方向(B)に回動させるように作用する。
ここで、回動操作部材2が閉じられたときには、回動操作部材2の第3軸部2a及び第4軸部2bの間に、基部3の第1軸部3d及び第2軸部3eが収まり、回動操作部材2の第2平板部2cが、基部3の第1平板部3aの上面に当接する。したがって、閉じた状態を安定的に維持することができるので、着用者が激しい運動をした場合であっても、バックルが不意に開いてしまう事態を防止することができる。
さらに、基部3の第1軸部3dと第2軸部3eの間は開口部となり、挿通部3bより挿通されたベルト本体9の外面が露呈される。したがって、ベルト本体9の表面のデザインをバックル自体のデザインの一部とすることができるので、デザイン性にバリエーションを簡易に持たせることが可能となる。
そして、これらベルト用バックル10と、ベルト本体9とを備えたベルトも提供されることになる。
以上、本発明の第1及び第2実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、挟持用突出部として、ギザ状のものを採用していたが、これには限定されず、挟持時にベルト本体にダメージを与えないように、合成皮革等で表面を被覆したものを採用してもよいことは勿論である。
1…バックル、2…回動操作部材、2a…軸部、2b…軸部、2c…平板部、2d…操作用突出部、2e…延出部、2f…延出部、2g…開口部、2h…開口部、3…基部、3a…平板部、3b…挿通部、3c…挟持平板部、3d…軸部、3e…軸部、3f…延出部、3g…延出部、3h…開口部、3i…開口部、3j…脚部、3k…脚部、3l…軸部、4…挟持部材、5…挟持部、5a…挟持部本体、5b…挟持用突出部、5c…開口部、6…付勢部材、6a…スプリング、6b…スプリング、6c…ワッシャー、7…収納部材、7a…端部、7b…端部、7c…開口部、7d…開口部、7e…収納部、7f…係止部、8…軸部材、9…ベルト本体、10…バックル、14…挟持部材、15…挟持部、15a…挟持部本体、15b…挟持用突出部、15c…開口部、15d…付勢用突出部、16…付勢部材、16a…スプリング、16a−1…突出端、16b…スプリング、16b−1…突出端、16c…ワッシャー、17…収納部材、17a…端部、17b…端部、17c…開口部、17d…開口部、17e…収納部、17f…係止部、17g…突出部、18…軸部材、19a,19b…係止ピン。
上記課題を解決すべく、本発明の一態様に係るベルト用バックルは、基部と、前記基部に対して回動自在に軸支された回動操作部材と、ベルト本体を挟持する挟持部材と、を備え、前記基部は、挟持平板部と、前記挟持平板部から所定間隔を隔てて平行に延びた第1軸部及び第2軸部と、前記第1軸部及び第2軸部から連通した第1平板部と、前記第1平板部の下方に配設され前記ベルト本体が挿通される挿通部と、を有し、前記回動操作部材は、第2平板部と、前記第2平板部から所定間隔を隔てて平行に延びた第3軸部及び第4軸部と、前記第3軸部及び前記第4軸部からそれぞれ延出した第1延出部及び第2延出部と、軸部材と、を有し、前記挟持部材は、収納部材と、前記収納部材に収納されるもので第1及び第2のスプリングを有する付勢部材と、挟持部と、からなり、前記挟持部材は、前記回動操作部材の前記第1延出部及び前記第2延出部の間に前記軸部材により固定され、前記回動操作部材が閉じられたときには、前記挟持平板部との間に挿通された前記ベルト本体を挟持し、前記回動操作部材が開かれたときには、前記挟持平板部との間に挿通された前記ベルト本体の挟持を解除し、前記第1のスプリングの一端は前記軸部材に固定され、他端は前記収納部材に係合し、前記第2のスプリングの一端は前記軸部材に固定され、他端は前記挟持部に当接し、前記回動操作部材が開かれたときには、前記第1のスプリングの付勢力が前記回動操作部材を閉じる方向に作用し、前記ベルト本体の挿通により前記挟持部が回動したときには、前記第2のスプリングの付勢力が前記挟持部を前記回動とは逆の方向に回動するように作用し、前記回動操作部材を持ち上げる操作をすると、前記回動操作部材に当接している前記収納部材の突出部が作用点となり、前記突出部と一体となっている収納部材が第1の方向に回動し、前記収納部材の回動に伴い、前記挟持部も前記第1の方向に回動し、前記挟持部による挟持が緩み、前記ベルト本体を抜き出せるようになり、前記収納部材の前記第1の方向への回動に伴い、前記第1のスプリングの付勢力は、前記収納部材を前記第1の方向とは逆の第2の方向に戻そうとするように作用し、この付勢力が前記回動操作部材を前記第2の方向に回動させるように作用し、前記ベルト本体を挿通すると、前記挟持部が前記第1の方向に回動し、前記挟持部に当接している前記第2のスプリングの前記他端も押し込まれ、前記第2のスプリングに元の状態に戻ろうとする付勢力が働き、この付勢力が前記第2のスプリングの前記他端より前記挟持部に作用し、前記挟持部を前記第2の方向に回動させるように作用する。

Claims (5)

  1. 基部と、
    前記基部に対して回動自在に軸支された回動操作部材と、
    ベルト本体を挟持する挟持部材と、を備え、
    前記基部は、挟持平板部と、前記挟持平板部から所定間隔を隔てて平行に延びた第1軸部及び第2軸部と、前記第1軸部及び第2軸部から連通した第1平板部と、前記第1平板部の下方に配設され前記ベルト本体が挿通される挿通部と、を有し、
    前記回動操作部材は、第2平板部と、前記第2平板部から所定間隔を隔てて平行に延びた第3軸部及び第4軸部と、前記第3軸部及び前記第4軸部からそれぞれ延出した第1延出部及び第2延出部と、
    軸部材と、を有し、
    前記挟持部材は、収納部材と、前記収納部材に収納されるもので第1及び第2のスプリングを有する付勢部材と、挟持部と、からなり、
    前記挟持部材は、前記回動操作部材の前記第1延出部及び前記第2延出部の間に前記軸部材により固定され、前記回動操作部材が閉じられたときには、前記挟持平板部との間に挿通された前記ベルト本体を挟持し、前記回動操作部材が開かれたときには、前記挟持平板部との間に挿通された前記ベルト本体の挟持を解除し、
    前記第1のスプリングの一端は前記軸部材に固定され、他端は前記収納部材に係合し、前記第2のスプリングの一端は前記軸部材に固定され、他端は前記挟持部に当接し、
    前記回動操作部材が開かれたときには、前記第1のスプリングの付勢力が前記回動操作部材を閉じる方向に作用し、
    前記ベルト本体の挿通により前記挟持部が回動したときには、前記第2のスプリングの付勢力が前記挟持部を前記回動とは逆の方向に回動するように作用する
    ベルト用バックル。
  2. 前記回動操作部材を持ち上げる操作をすると、前記回動操作部材に当接している前記収納部材の突出部が作用点となり、前記突出部と一体となっている収納部材が第1の方向に回動し、前記収納部材の回動に伴い、挟持部も前記第1の方向に回動し、前記挟持部による挟持が緩み、前記ベルト本体を抜き出せるようになり、
    前記収納部材の前記第1の方向への回動に伴い、前記第1のスプリングの付勢力は、前記収納部材を前記第1の方向とは逆の第2の方向に戻そうとするように作用し、この付勢力が前記回動操作部材を前記第2の方向に回動させるように作用し、
    前記ベルト本体を挿通すると、前記挟持部が前記第1の方向に回動し、前記挟持部に当接している前記第2のスプリングの前記他端も押し込まれ、前記第2のスプリングに元の状態に戻ろうとする付勢力が働き、この付勢力が前記第2のスプリングの前記他端より前挟持部に作用し、前記挟持部を前記第2の方向に回動させるように作用する
    請求項1に記載のベルト用バックル。
  3. 前記回動操作部材が閉じられたときには、前記回動操作部材の前記第3軸部及び第4軸部の間に、前記基部の前記第1軸部及び前記第2軸部が収まり、前記回動操作部材の前記第2平板部が、前記基部の第1平板部の上面に当接する
    請求項1又は請求項2に記載のベルト用バックル。
  4. 前記基部の前記第1軸部と前記第2軸部の間は開口部となり、前記挿通部より挿通された前記ベルト本体の外面が露呈される
    請求項1乃至請求項3に記載のベルト用バックル。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のベルト用バックルと、
    ベルト本体と、を備えた
    ベルト。
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