JP2021008758A - 遮蔽装置及び遮蔽装置用センサユニット - Google Patents

遮蔽装置及び遮蔽装置用センサユニット Download PDF

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【課題】電動操作の遮蔽装置に限らず手動操作の遮蔽装置であっても、使用者が遮蔽装置を直視することなく遮蔽材の状態を把握することの可能な遮蔽装置及び遮蔽装置用センサユニットを提供する。【解決手段】ロールスクリーン100は、スクリーン130を備えた手動又は電動のものであって、スクリーン130の位置情報を得るための変位センサユニット160を備え、変位センサユニット160は、対向物までの距離又は自身の移動位置を検知する変位センサ162を備え、変位センサ162により位置情報を得ることを特徴とする。かかる構成により、手動操作、電動操作にかかわらず遮蔽材を備えた全ての遮蔽装置に適用することができ、遮蔽材の位置情報を認識することができる。よって、電動操作の遮蔽装置に限らず手動操作の遮蔽装置であっても、使用者が遮蔽装置を直視することなく遮蔽材の状態を把握することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、遮蔽装置及び遮蔽装置用センサユニットに関する。
従来の遮蔽装置としては、特開2011−196045号公報(特許文献1)に示されるものがある。この特許文献1に開示される遮蔽装置は、遮蔽材を駆動する駆動軸と、駆動軸を回転駆動するモータと、駆動軸の回転量を検出するエンコーダーと、エンコーダーによって遮蔽材の状態を認識しながらモータの動作を制御する制御装置とを備えたことが開示されている。
このような構成によれば、エンコーダーから出力されるパルス信号をカウントすることにより、遮蔽材の状態を検出することができる。
特開2011−196045号公報
ところで、上記のような従来の遮蔽装置においては、エンコーダーは、駆動軸と一体に回転するスリットプレートの回転角度を検出するために、予めヘッドボックス内に組み込まれ、遮蔽材の状態を検出できるようにしている。しかし、エンコーダーは、モータの駆動を制御する遮蔽装置にしか適用しないのが一般的である。このため、電動制御ではない遮蔽装置においては、使用者が遮蔽装置を直視しなければ遮蔽材の状態を把握することができないという課題があった。
そこで本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、電動操作の遮蔽装置に限らず手動操作の遮蔽装置であっても、使用者が遮蔽装置を直視することなく遮蔽材の状態を把握することの可能な遮蔽装置及び遮蔽装置用センサユニットを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によれば、遮蔽材を備えた手動又は電動の遮蔽装置であって、前記遮蔽材の位置情報を得るための変位センサユニットを備え、前記変位センサユニットは、対向物までの距離又は自身の移動位置を検知する変位センサ(例えば、超音波センサ、GPSセンサ)を備え、前記変位センサにより前記位置情報を得ることを特徴とする、遮蔽装置が提供される。
かかる構成によれば、手動操作、電動操作にかかわらず遮蔽材(例えば、ロールスクリーンのスクリーン、横型ブラインドのスラット、アコーディオンドアの遮蔽材)を備えた全ての遮蔽装置に適用することができ、遮蔽材の位置情報を認識することができる。よって、電動操作の遮蔽装置に限らず手動操作の遮蔽装置であっても、使用者が遮蔽装置を直視することなく遮蔽材の状態を把握することができる。また、後付けすることも可能である。
本発明は様々な応用が可能である。例えば、前記変位センサユニットは、前記位置情報を外部に送信する送信部を備えるようにしてもよい。かかる構成によれば、送信部から使用者に位置情報を送信することができ、使用者に遮蔽材の状態を通知することができる。また、外出先から遮蔽装置の状態(閉め忘れ等)を確認できる。さらに、外出時に遮蔽材の動きを感知して異常を知らせる防犯機能としても用いることができる。また、各種センサと連動して、遮蔽材を開閉する指示を使用者に通知することができる。センサとしては、例えば温度センサと連動し、温度が高くなると遮蔽材を閉める指示を通知することができる。また、照度センサと連動し、遮蔽材を開いて太陽光を取り入れたり、日が落ちると遮蔽材を閉めたりするように指示を通知することができる。また、位置情報を他の機器に通知することで、居住空間が快適な環境となるように他の機器を連動して制御することもできる。
また、前記遮蔽装置は電動であり、前記送信部は、所定の情報処理端末に対して前記位置情報を送信し、前記情報処理端末は、前記電動の遮蔽装置に対して制御信号を送信するようにしてもよい。かかる構成によれば、遮蔽材の状態が通知された使用者が、情報処理端末(例えば、スマートフォンなどの移動端末)を用いて、遮蔽装置を制御することができる。また、これを実施するために従来のような大掛かりな制御ソフトやシステムを必要としない。
また、前記変位センサユニットは、前記遮蔽材の端部又は前記遮蔽材の一部に配置されるバー材(例えば、ロールスクリーンのウエイトバー、横型ブラインドのボトムレール、アコーディオンドアの可動レール、プリーツスクリーンのボトムレール又は中間レール)に設けられるようにしてもよい。変位センサユニットをバー材に設けることにより、変位センサユニットが外部に露出しないため意匠性に優れている。また、上記の送信部を備えた場合には、バー材の端部から情報を送信しやすい。
また、前記変位センサユニットは、前記遮蔽材の端部に配置されるバー材に着脱自在な部材(例えば、ウエイトバーキャップ)に設けられるようにしてもよい。かかる構成によれば、変位センサユニットをバー材に設けた場合の効果に加えて、バー材に着脱自在な部材に取り付けるだけで変位センサユニットをバー材に配置することができる。さらに、バー材に着脱自在な部材を既存の遮蔽装置のバー材のものと交換するだけで、既存の遮蔽装置に変位センサユニットを容易に後付けできる。
また、前記変位センサユニットは、ヘッドボックスに設けられるようにしてもよい。変位センサユニットをヘッドボックスに設けることにより、変位センサユニットが外部に露出しないため意匠性に優れている。また、変位センサユニットが検知する対向物をボトムレールとすることができるため、遮蔽装置単体で位置情報を検知することができる。このように、対向物を遮蔽装置以外のものに設定する必要がないため、遮蔽装置の設置位置に制限が設けられず、任意の位置に設けることができる。
また、前記変位センサユニットは、前記遮蔽材に設けられるようにしてもよい。変位センサユニットを遮蔽材に設けることにより、位置情報を遮蔽材から直接的に得ることができ、位置情報の精度が高い。また、より広範囲に変位センサユニットの設置位置を選択することが可能になり、遮蔽材の材質や測定の用途に左右されず、最適な位置設定を実現できる。
また、前記変位センサユニットは、前記遮蔽材を開閉するための動力を伝達するプーリの回動量に基づいて前記位置情報を得るようにしてもよい。変位センサユニットをプーリの近傍に設ければ、変位センサユニットが外部に露出しないため意匠性に優れている。また、遮蔽材の開閉操作によって回動するプーリに変位センサユニットを設けたため、例えば一人暮らしの高齢者が遮蔽装置を操作したかどうかが分かり、高齢者の見守りに活用できる。
本発明の第2の観点によれば、遮蔽材の位置情報を得るための遮蔽装置用センサユニットであって、対向物までの距離を検知する変位センサと、前記変位センサによって取得された前記位置情報を外部に送信する送信部と、を備え、前記遮蔽材、前記遮蔽材の端部に配置されるバー材、ヘッドボックスのいずれかに対して取付け可能であることを特徴とする、遮蔽装置用センサユニットが提供される。
かかる構成によれば、手動操作、電動操作にかかわらず遮蔽材(例えば、ロールスクリーンのスクリーン、横型ブラインドのスラット、アコーディオンドアの遮蔽材)を備えた全ての遮蔽装置に適用することができ、遮蔽材の位置情報を認識することができる。よって、電動操作の遮蔽装置に限らず手動操作の遮蔽装置であっても、使用者が遮蔽装置を直視することなく遮蔽材の状態を把握することができる。また、センサユニットは容易に後付けすることも可能である。
本発明の遮蔽装置及び遮蔽装置用センサユニットによれば、電動操作の遮蔽装置に限らず手動操作の遮蔽装置であっても、使用者が遮蔽装置を直視することなく遮蔽材の状態を把握することができる。本発明のその他の効果については、後述する発明を実施するための形態においても説明する。
第1の実施形態のロールスクリーン100を示す正面図である。 ウエイトバー140に変位センサユニット160を配置した状態を説明するための図であり、(a)はウエイトバー140を正面から見た部分断面図であり、(b)はウエイトバー140を側面から見た断面図である。 動作を説明するための図である。 第2の実施形態のロールスクリーン200を説明するための図であり、(a)はロールスクリーン200の一部を示す正面図であり、(b)はウエイトバーキャップ242に変位センサユニット260を設けた状態を示す断面図である。 動作を説明するための図である。 第3の実施形態の横型ブラインド300を説明するための図であり、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。 第4の実施形態のロールスクリーン400を示す側面図である。 第5の実施形態のアコーディオンドア500を示す正面図である。 第6の実施形態の横型ブラインド600を示す正面図である。 プーリ652の位置情報を得る態様を示す図であり、(a)は側面図であり、(b)は斜視図である。 第7の実施形態の電動ロールスクリーン700を示す正面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態のロールスクリーン(遮蔽装置)100について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態のロールスクリーン100を示す正面図である。
ロールスクリーン100は、図1に示したように、スクリーン(遮蔽材)130を備えた手動のものである。ロールスクリーン100は、スクリーン130の位置情報を得るための変位センサユニット160を備え、変位センサユニット160は、対向物までの距離、又は自身の移動位置を検知する変位センサ162を備え、変位センサ162により位置情報を得るように構成されている。
ロールスクリーン100は、図1に示したように、図示していない窓枠等に固定される支持部材110と、支持部材110に回動可能に支持される巻取パイプ120と、巻取パイプ120に巻取り及び巻解き可能に上端が連結されるスクリーン(遮蔽材)130と、スクリーン130の下端に連結されるウエイトバー(バー材)140と、巻取パイプ120の一端に設けられ、スクリーン130の昇降を操作するための操作部150と、スクリーン130の位置情報を得るための変位センサユニット160と、を備えて構成される。
支持部材110は、図1に示したように、窓枠に固定されるセットフレーム112と、セットフレーム112の両端に設けられて、巻取パイプ120を回動可能に支持するサイドプレート114とを備えて構成される。セットフレーム112は、ブラケット116を介して窓枠に固定される。
巻取パイプ120は、スクリーン130の上端が連結されており、スクリーン130を巻取及び巻解き可能である。巻取パイプ120の両端は、サイドプレート114に回動可能に支持されている。
スクリーン130は、上述のように、上端が巻取パイプ120に連結されており、巻取パイプ120に巻取り及び巻解き可能である。スクリーン130の下端はウエイトバー140の内部の上部空間に連結されている(図2(b)参照)。
ウエイトバー140は、スクリーン130の下端に連結されており、スクリーン130に張力を付与している。ウエイトバー140内には、変位センサユニット160が設けられている。
操作部150は、巻取パイプ120の一端とサイドプレート114との間に設けられている。操作部150は、巻取パイプ120と一体に回動するプーリ152と、プーリ152に巻き掛けられてプーリ152の回動を操作する操作チェーン154を備える。
本実施形態の特徴的な構成要素である変位センサユニット160について、図1に加えて、図2を参照しながら説明する。図2は、ウエイトバー140に変位センサユニット160を配置した状態を説明するための図であり、(a)はウエイトバー140を正面から見た部分断面図であり、(b)はウエイトバー140を側面から見た断面図である。
変位センサユニット160は、スクリーン130の位置情報を得るものである。変位センサユニット160は、図2に示したように、ウエイトバー140の内部の下部空間に設けられている。変位センサユニット160は、ウエイトバー140の端部側から、送信部164、変位センサ162、制御部166、バッテリ168の順に配置されている。
変位センサ162は、対象物までの距離を測定するセンサである。本実施形態では、変位センサ162として超音波センサが用いられる。変位センサ162は、センサヘッド162aから超音波を発信し、対象物から反射してくる超音波を受信することで距離を検知する。変位センサ162のセンサヘッド162aはウエイトバー140の下端部の開口140aから外部に露出している。よって、変位センサ162からは図2(a)の矢印Aに示したように、下方に超音波が発信される。発信された超音波は、変位センサ162に対面して配置される対象物(例えば、図3にした床面FL)に反射して変位センサ162のセンサヘッド162aで受信される。なお、変位センサ162として、超音波センサではなく自身の位置情報を測定可能なGPSセンサを用いてもよい。
送信部164は、変位センサ162が検知した位置情報を外部に送信する。送信部164からの信号は、ウエイトバー140を通過して移動端末(情報処理端末)170に送信される。移動端末170としては、例えば、スマートフォン、タブレットなどが用いられる。移動端末170は、スクリーン130の開閉状態を画像、数値などで表示する。制御部166は、送信部164からの送信を制御する。バッテリ168は変位センサ162、送信部164、制御部166に通電するものである。バッテリ168には、例えば電池が用いられる。
以上、本実施形態のロールスクリーン100の構成について説明した。次に、ロールスクリーン100の動作について図3を参照しながら説明する。図3は、動作を説明するための図である。
操作部150を操作して、巻取パイプ120によってスクリーン130を巻取り、図3の矢印Bに示したように、スクリーン130及びウエイトバー140を上昇させると、ウエイトバー140と一体に変位センサユニット160も上昇する。変位センサユニット160は、図3の矢印Cで示したように、変位センサ162から超音波を床面FLに発信し、図3の矢印Dで示したように、床面FLで反射した超音波を変位センサ162で受信する。
変位センサ162が検知した位置情報は、送信部164によって無線ルータ172を介して移動端末170に送信される。移動端末170では、スクリーン130及びウエイトバー140の上昇の状態が画像及び数値で表示される。スクリーン130及びウエイトバー140が下降するときも上昇時と同様に変位センサユニット160によって位置情報を取得し、移動端末170で確認することができる。移動端末170では、スクリーン130の開閉の状態が画像、数値、文字などの任意の方法によって表示される。
(第1の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、手動操作、電動操作にかかわらずスクリーン130を備えた全てのロールスクリーン100に適用することができ、スクリーン130の位置情報を認識することができる。よって、電動操作のロールスクリーンに限らず手動操作のロールスクリーン100であっても、使用者がロールスクリーン100を直視することなくスクリーン130の状態を把握することができる。また、変位センサユニット160は容易に後付けすることも可能である。
さらに、変位センサユニット160は、位置情報を外部に送信する送信部164を備えるため、送信部164から使用者に位置情報を送信することができ、使用者にスクリーン130の状態を通知することができる。また、外出先からロールスクリーン100の状態(閉め忘れ等)を確認できる。さらに、外出時にスクリーン130の動きを感知して異常を知らせる防犯機能としても用いることができる。また、各種センサと連動して、スクリーン130を開閉する指示を使用者に通知することができる。センサとしては、例えば温度センサと連動し、温度が高くなるとスクリーン130を閉める指示を通知することができる。また、照度センサと連動し、スクリーン130を開いて太陽光を取り入れたり、日が落ちるとスクリーン130を閉めたりするように指示を通知することができる。また、位置情報を他の機器に通知することで、居住空間が快適な環境となるように他の機器を連動して制御することもできる。
また、変位センサユニット160をウエイトバー140に設けることにより、変位センサユニット160が外部に露出しないため意匠性に優れている。また、ウエイトバー140の端部から情報を送信しやすい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態のロールスクリーン(遮蔽装置)200について、図4を参照しながら説明する。図4は、本実施形態のロールスクリーン200を説明するための図であり、(a)はロールスクリーン200の一部を示す正面図であり、(b)はウエイトバーキャップ242に変位センサユニット260を設けた状態を示す断面図である。本実施形態のロールスクリーン200は、変位センサユニット260をウエイトバーキャップ242に設けた点が第1の実施形態と異なるものである。本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態の支持部材210、巻取パイプ220、スクリーン230、ウエイトバー240、操作部250、変位センサユニット260、移動端末270は、第1の実施形態の支持部材110、巻取パイプ120、スクリーン130、ウエイトバー140、操作部150、変位センサユニット160、移動端末170と同様のものを用いることができるため、説明を省略する。
本実施形態のロールスクリーン200は、図4(a)に示したように、ウエイトバーキャップ242に変位センサユニット260が設けられている。ウエイトバーキャップ242は、図4(b)に示したように、断面L字状に構成されており、上部収容部242aと下部収容部242bを備えている。上部収容部242aの上端には開口部242cが形成されている。上部収容部242aには、変位センサ262が配置されており、開口部242cから変位センサ262のセンサヘッド262aが露出している。よって、図4(a)の矢印Eに示したように、変位センサ262のセンサヘッド262aから上方に向かって超音波が発信される。
下部収容部242bには、ウエイトバー240の端部側から、送信部264、制御部266、バッテリ268の順に配置されている。ウエイトバーキャップ242は、図4(b)に示したように、下部収容部242bの一部がウエイトバー240の下部空間に挿入されるようにウエイトバー240に取り付けられる。
以上、本実施形態のロールスクリーン200の構成について説明した。次に、ロールスクリーン200の動作について図5を参照しながら説明する。図5は、動作を説明するための図である。第1の実施形態のロールスクリーン100と同様に操作すると、図5の矢印Fに示したように、スクリーン230及びウエイトバー240を上昇し、ウエイトバー240と一体に変位センサユニット260も上昇する。
変位センサユニット260は、図5の矢印Gで示したように、変位センサ262から窓枠上部WUに超音波を発信し、図5の矢印Hで示したように、窓枠上部WUで反射した超音波を変位センサ262で受信する。変位センサ262が検知した位置情報は、第1の実施形態と同様に送信部264によって移動端末270に送信される。移動端末270では、スクリーン230の開閉の状態が画像、数値、文字などの任意の方法によって表示される。
(第2の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、変位センサユニット260は、スクリーン230の端部に配置されるウエイトバー240に着脱自在なウエイトバーキャップ242に設けられる。このため、変位センサユニット260をウエイトバー240に設けた場合の効果に加えて、ウエイトバー240に着脱自在なウエイトバーキャップ242に取り付けるだけで変位センサユニット260をウエイトバー240に配置することができる。さらに、変位センサユニット260を設けたウエイトバーキャップ242を既存のロールスクリーンのウエイトバーキャップと交換するだけで、既存のロールスクリーンに変位センサユニット260を容易に後付けできる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態の横型ブラインド(遮蔽装置)300について、図6を参照しながら説明する。図6は、第3の実施形態の横型ブラインド300を説明するための図であり、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。本実施形態は、遮蔽装置が横型ブラインド300である点が第1の実施形態と異なるものである。本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
横型ブラインド300は、図6に示したように、スラット330を備えた手動のものである。横型ブラインド300は、図1に示したように、図示していない窓枠等に固定されるヘッドボックス310と、ヘッドボックス310から傾動可能に垂下するラダーコード320と、ラダーコード320に整列状態に支持される複数のスラット330と、ラダーコード320の下端が連結されるボトムレール340と、ヘッドボックス310からスラット330を挿通して垂下し下端がボトムレール340に連結される昇降コード350と、ヘッドボックス310の一端に設けられ、スラット330を操作するための操作部380と、スラット330の位置情報を得るための変位センサユニット360と、を備えて構成される。
ヘッドボックス310は、図示していない窓枠等にブラケット312によって固定される。
ラダーコード320の上端は、ヘッドボックス310内に導入されており、ラダーコード320の下端はボトムレール340に連結されている。ラダーコード320は、複数のスラット330を整列状態に支持している。ラダーコード320は、操作部380を操作することによって傾動し、スラット330を回動させる。
複数のスラット330は、ラダーコード320に整列状態に支持されており、ラダーコード320が傾動することによって回動する。
ボトムレール340には、ラダーコード320の下端が連結されており、ラダーコード320が傾動することによって回動する。ボトムレール340の両端には、ボトムキャップ342が設けられている。ボトムレール340には、後述するように昇降コード350の下端も連結されている。ボトムレール340は、昇降コード350とともに昇降して、スラット330を昇降させる。
昇降コード350の上端は、ヘッドボックス310内に導入され、ヘッドボックス310内を長手方向に導かれて一端から外部に導出される。昇降コード350の下端はボトムレール340に連結されている。
操作部380は、ヘッドボックス310の一端に設けられている。操作部380は、スラット330の回動を操作する操作棒382と、操作棒382の回動をラダーコード320に伝達するチルタ(図示せず)に入力するためのチルタ入力軸384によって構成される。操作棒382は円筒状であり、内部の空間をヘッドボックス310の一端から外部に導出された昇降コード350が挿通して操作棒382の下端から導出される。操作棒382の下端から導出された昇降コード350を昇降させることによって、ボトムレール340及びスラット330が昇降する。
変位センサユニット360は、図6に示したように、ヘッドボックス310の一端の室外側に設けられている。変位センサユニット360は、図6(b)に示したように、変位センサ362のセンサヘッド362aが下方に向かって配置されており、変位センサ362から図の矢印Iで示したようにボトムレール340方向に超音波が発信される。超音波は、図の矢印Jで示したように、ボトムレール340で反射して変位センサ362で受信される。変位センサ362が検知した位置情報は、第1の実施形態と同様に送信部によって移動端末370に送信される。移動端末370では、スラット330及びボトムレール340の昇降の状態が画像、数値、文字などの任意の方法によって表示される。
(第3の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、変位センサユニット360をヘッドボックス310に設けることにより、変位センサユニット360が外部に露出しないため意匠性に優れている。
また、変位センサユニット360が検知する対向物をボトムレール340とすることができるため、横型ブラインド300単体で位置情報を検知することができる。このように、対向物を横型ブラインド300以外のものに設定する必要がないため、横型ブラインド300の設置位置に制限が設けられず、任意の位置に設けることができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態のロールスクリーン(遮蔽装置)400について、図7は、第4の実施形態のロールスクリーン400を示す側面図である。本実施形態のロールスクリーン400は、変位センサユニット460をスクリーン430に設けた点が第1の実施形態と異なるものである。本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態の支持部材410、スクリーン430、ウエイトバー440、変位センサユニット460、移動端末470は、第1の実施形態の支持部材110、スクリーン130、ウエイトバー140、変位センサユニット160、移動端末170と同様のものを用いることができるため、説明を省略する。
本実施形態のロールスクリーン400は、図7に示したように、スクリーン430に変位センサユニット460が設けられている。変位センサユニット460はスクリーン430の室外側の面430aにおいてウエイトバー440の直上に配置されている。変位センサユニット460をスクリーン430に設ける方法は任意に設計することができる。例えば、接着剤や両面テープなどによる接着、ステップルを含む固着手段又はクリップを含む挟着手段を利用した係止などが挙げられる。変位センサユニット460は、図の矢印Xで示したように、スクリーン430及びウエイトバー440が上昇したときや、下降したときに、スクリーン430及びウエイトバー440と一体に昇降する。
変位センサユニット460は、変位センサ462のセンサヘッド462aが上方に向かって配置されており、変位センサ462から図の矢印Kに示したように窓枠上部WU方向に超音波が発信される。超音波は、図の矢印Lに示したように、窓枠上部WUで反射して変位センサ462で受信される。変位センサ462が検知した位置情報は、第1の実施形態と同様に送信部によって移動端末470に送信される。
移動端末470では、スクリーン430の開閉の状態が画像、数値、文字などの任意の方法によって表示される。よって、スクリーン430及びウエイトバー440の位置を移動端末470で確認することができる。
(第4の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、変位センサユニット460をスクリーン430に設けることにより、より広範囲に変位センサユニット460の設置位置を選択することが可能になり、遮蔽材(スクリーン430)の材質や測定の用途に左右されず、最適な位置設定を実現できる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態のアコーディオンドア(遮蔽装置)500について、図8を参照しながら説明する。図8は、第5の実施形態のアコーディオンドア500を示す正面図である。本実施形態は、遮蔽装置がアコーディオンドア500である点が第1の実施形態と異なるものである。本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態の変位センサユニット560、移動端末570は、第1の実施形態の変位センサユニット160、移動端末170と同様のものを用いることができるため、説明を省略する。
アコーディオンドア500は、図8に示したように、例えば、室内のドア枠等の開口枠ОF内に配設されて、開口部を閉鎖するものである。開口枠ОFの上枠UFにアコーディオンドア500のレール510が取付けられる。レール510を走行可能な図示していない複数のランナーによって、遮蔽材530が吊下げ支持されている。遮蔽材530は、図の左端部は開口枠ОFに固定されており、右端部は可動側端部となる可動フレーム532が設けられている。遮蔽材530は、可動フレーム532を開口枠ОFの左右方向に移動させることにより、蛇腹状に伸縮して開閉する。
可動フレーム532には、これを移動させる際の持ち手となる把持部534が設けられている。可動フレーム532の下部には磁石536が設けられている。磁石536は、これと対面して開口枠ОFの側枠SFに設けられている金属板MPに吸着可能である。遮蔽材530が閉じたときに磁石536が金属板MPに吸着して遮蔽材530が閉じた状態を保つことができる。
また、可動フレーム532の磁石536が配置されている位置と重なる位置に変位センサユニット560が設けられている。変位センサユニット560は、図8に示したように、可動フレーム532の下端から上方に向かって送信部564、変位センサ562、制御部566、バッテリ568の順に配置されている。変位センサユニット560は、図の矢印Yで示したように、可動フレーム532が左に移動したときや、反対に右に移動したときに可動フレーム532と一体に移動する。
変位センサ562は、センサヘッド562aが開口枠ОFの側枠SFに向かって配置されており、変位センサ562から図の矢印Mに示したように開口枠ОFの側枠SF方向に超音波が発信される。超音波は、図の矢印Nに示したように、開口枠ОFの側枠SFで反射して変位センサ562で受信される。変位センサ562が検知した位置情報は、第1の実施形態と同様に送信部によって移動端末570に送信される。移動端末570では、遮蔽材530の開閉の状態が画像、数値、文字などの任意の方法によって表示される。
(第5の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、変位センサユニット560を可動フレーム532に設けることにより、変位センサユニット560が外部に露出しないため意匠性に優れている。また、可動フレーム532の端部から情報を送信しやすい。第1〜第4の実施形態で示したロールスリーンや横型ブラインドなどの昇降する遮蔽装置のみではなく、アコーディンドア500のような左右に開閉する遮蔽装置に対しても有効である。
(第6の実施形態)
第6の実施形態の横型ブラインド(遮蔽装置)600について、図9及び図10を参照しながら説明する。図9は、第6の実施形態の横型ブラインド600を示す正面図である。図10は、プーリ652の位置情報を得る態様を示す図であり、(a)は側面図であり、(b)は斜視図である。本実施形態の横型ブラインド600は、操作部650の構成と、変位センサユニット660がプーリ652の回動量に基づいて位置情報を得る点が第3の実施形態と異なるものである。本実施形態では、上記第3の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態のヘッドボックス(支持部材)610、ブラケット612、スラット630、ボトムレール640、移動端末670は、第3の実施形態のヘッドボックス310、ブラケット312、スラット330、ボトムレール340、移動端末370と同様のものを用いることができるため、説明を省略する。
本実施形態の横型ブラインド600は、図9及び図10に示したように、ヘッドボックス610が図示していない窓枠等にブラケット612を介して固定されている。操作部650は、ヘッドボックス610の一端に設けられるプーリ652と、プーリ652を回動操作する操作コード654とによって構成されている。操作コード654は、図10(a)に示したように、プーリ652に巻掛けられており、ヘッドボックス610の一端から外部に垂下する。操作コード654を操作してプーリ652を回動させると、スラット630が回動する。プーリ652の側面には軸心から放射線状に複数の凹凸652a−1、652a−2、・・・が形成されている。プーリ652の側面の凹凸652a−1、652a−2、・・・によって、後述するように、変位センサ662が位置情報を検知する。
変位センサユニット660は、図9に示したように、ヘッドボックス610内に設けられている。変位センサユニット660は、プーリ652側から変位センサ662、送信部664、制御部666、バッテリ668の順に配置されている。変位センサ662は、図10(b)に示したように、センサヘッド662aがプーリ652の側面に向かって配置されている。変位センサユニット660は、図9の矢印Zで示したように、スラット630及びボトムレール640が上昇したときや、反対に下降したときに、プーリ652の位置を検知する。
変位センサ662は、図10(b)の矢印Pに示したようにプーリ652の方向に超音波を発信する。超音波は、図の矢印Qに示したように、プーリ652で反射して変位センサ662で受信される。変位センサ662は、プーリ652の側面の複数の凹凸652a−1、652a−2、・・・の変位によって検知したプーリ652の回動量からスラット630及びボトムレール640の位置情報を得る。変位センサ662が検知した位置情報は、第3の実施形態と同様に送信部によって移動端末670に送信される。移動端末670では、スラット630の開閉の状態が画像、数値、文字などの任意の方法によって表示される。
(第6の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、変位センサユニット660が外部に露出しないため意匠性に優れている。
また、スラット630の開閉操作によって回動するプーリ652の回動を変位センサ662で検知するため、例えば一人暮らしの高齢者がブラインドを操作したかどうかがわかり、高齢者の見守りに活用できる。
(第7の実施形態)
第7の実施形態の電動ロールスクリーン(遮蔽装置)700について、図11を参照しながら説明する。図11は、本実施形態の電動ロールスクリーン700を示す正面図である。本実施形態は、遮蔽装置が電動ロールスクリーン700である点が第1の実施形態と異なるものである。本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態の支持部材710、スクリーン730、ウエイトバー740、変位センサユニット760、移動端末770は、第1の実施形態の支持部材110、スクリーン130、ウエイトバー140、変位センサユニット160、移動端末170と同様のものを用いることができるため、説明を省略する。
本実施形態の遮蔽装置は、図11に示したように、電動ロールスクリーン700であり、電動ロールスクリーン700と移動端末770との間で相互通信が可能となったものである。電動ロールスクリーン700は、巻取パイプ720内にこれを回動駆動するモータ724を備えたモータユニット722が設けられている。また、電動ロールスクリーン700は、受信部726と制御部728をさらに備えている。
受信部726と制御部728は、モータユニット722に連結されている。受信部726は、移動端末770からスクリーン(遮蔽材)730の状態を変更する指令信号を受信する。制御部728は、受信部726で受信した指令信号に基づいてスクリーン730の開閉を制御する。変位センサユニット760の配置や、無線ルータ772を介して電動ロールスクリーン700と移動端末770の信号の授受を行う点は、第1の実施形態と同様である。
以上、本実施形態の電動ロールスクリーン700の構成について説明した。次に、電動ロールスクリーン700の動作について説明する。変位センサユニット760は、第1の実施形態の変位センサユニット160と同様に、図11の矢印Rに示したように、変位センサ762から床面に超音波を発信して位置情報を取得する。図11の矢印S、Tに示したように、変位センサユニット760からスクリーン730の位置情報が無線ルータ772を介して移動端末770に送信される。受信した位置情報を移動端末770で確認するとともに、図11の矢印U、Vに示したように、必要に応じてスクリーン730の状態を変更する指令信号を無線ルータ772を介して受信部726に送信する。制御部728は、受信部726で受信した指令信号に基づいて、スクリーン730の開閉を制御する。
(第7の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、スクリーン730の状態が通知された使用者が、移動端末770を用いて、電動ロールスクリーン700を制御することができる。また、これを実施するために従来のような大掛かりな制御ソフトやシステムを必要としない。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記第1の実施形態では、ロールスクリーン100に送信部164を備え、位置情報を外部に送信する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。送信部164を設ける代わりに、位置情報をブラインドのどこかに表示させたり音声出力させたり、異常時などに警告を発したりするようにしてもよい。他の実施形態についても同様である。
また、上記第1の実施形態では、変位センサユニット160をバー材であるウエイトバー140の内部に設けたが、本発明はこの例に限定されない。対向物までの距離が検知できればバー材の外部にあってもよい。例えば、横型ブラインドの場合はラダーコードの下端をボトムレールに連結するためのラダーホルダに設けてもよい。第5、第7の実施形態についても同様である。さらに、変位センサ162は上方に向かって超音波が発信されるようにしてもよく、その場合には、支持部材110、窓枠上部、又は天井面で反射した超音波を変位センサ162が受信する。
また、上記第2の実施形態では、変位センサユニット260をウエイトバーキャップ242の内部に設けたが、本発明はこの例に限定されない。対向物までの距離が検知できればウエイトバーキャップの外部にあってもよい。さらに、変位センサ262のセンサヘッド262aから上方に向かって超音波が発信されるようにしたが、センサヘッド262aから下方に向かって超音波が発信されるようにしてもよく、その場合には、床面や窓枠で反射した超音波を変位センサ262が受信する。
また、上記第3の実施形態では、変位センサユニット260をヘッドボックス310の内部に設けたが、本発明はこの例に限定されない。対向物までの距離が検知できればヘッドボックスの外部にあってもよい。
また、上記第6の実施形態では、変位センサユニット660はプーリ652の位置情報を得たが、本発明はこの例に限定されない。プーリ652の動きを検知することによって、単にスラットの昇降動作の有無を検知するだけでもよい。
また、上記各実施形態では、変位センサユニットを1箇所に設ける例について説明したが、本発明はこれに限定されず、複数箇所に設けてもよい。例えば、ウエイトバーとウエイトバーキャップとスクリーンにそれぞれ変位センサユニットを設けてもよい。また、ウエイトバーに複数箇所、又は両端のウエイトバーキャップに変位センサユニットを設けてもよい。一つ又は共通の部材に複数の変位センサユニット設けることで、例えば、複数の変位センサ間の位置情報に明らかな差が生じた場合には、不審者の侵入による不自然な開閉動作を行われたとして、警報と連動させることができる。また、変位センサユニットを上記実施形態で例示した箇所以外のところに設けてもよい。
また、上記実施形態では、対向物を床面FL、窓枠上部WU、側枠SF、ボトムレール340、プーリ652としたが、本発明はこの例に限定されない。遮蔽材の位置情報を得ることができれば、対向物を任意に設定してよい。
また、上記実施形態では、遮蔽装置として、ロールスクリーン、横型ブラインド及びアコーディオンドアを例示したが、その他にも、プリーツスクリーン、ハニカムスクリーン、ローマンシェード、カーテン、シャッター、パネルドア等にも適用できる。さらに、バー材としては、ウエイトバー、ボトムレール及び可動フレーム以外にも、スクリーンの途中位置に設けられる中間バー等、遮蔽材とともに移動するその他のバー材にも適用できる。
上記実施形態、応用例、変形例は、任意に組み合わせて実施することができる。
100、200、400 ロールスクリーン(遮蔽装置)
110、210、410、710 支持部材
120、220、420、720 巻取パイプ
130、230、430、730 スクリーン(遮蔽材)
140、240、440、740 ウエイトバー(バー材)
150、250、650 操作部
160、260、360、460、560、660、760 変位センサユニット
162、262、362、462、562、662、762 変位センサ
162a、262a、362a、462a、562a センサヘッド
164、264、564、664、764 送信部
166、266、566、666、766 制御部
168、268、568、668、768 バッテリ
170、270、370、470、570、670、770 移動端末(情報処理端末)
242 ウエイトバーキャップ
300、600 横型ブラインド(遮蔽装置)
310、610 ヘッドボックス
320 ラダーコード
330、630 スラット
340、640 ボトムレール
342ボトムキャップ
350 昇降コード
380 操作部
500 アコーディオンドア(遮蔽装置)
530 遮蔽材
532 可動フレーム(バー材)
652 プーリ
652a−1、652a−2・・・ 凹凸
654 操作コード
700 電動ロールスクリーン(遮蔽装置)
726 受信部
728 制御部
FL 床面
WU 窓枠上部
UF 上枠
SF 側枠

Claims (9)

  1. 遮蔽材を備えた手動又は電動の遮蔽装置であって、
    前記遮蔽材の位置情報を得るための変位センサユニットを備え、
    前記変位センサユニットは、対向物までの距離又は自身の移動位置を検知する変位センサを備え、前記変位センサにより前記位置情報を得ることを特徴とする、遮蔽装置。
  2. 前記変位センサユニットは、前記位置情報を外部に送信する送信部を備えたことを特徴とする、請求項1に記載の遮蔽装置。
  3. 前記遮蔽装置は電動であり、
    前記送信部は、所定の情報処理端末に対して前記位置情報を送信し、
    前記情報処理端末は、前記電動の遮蔽装置に対して制御信号を送信することを特徴とする、請求項2に記載の遮蔽装置。
  4. 前記変位センサユニットは、前記遮蔽材の端部又は前記遮蔽材の一部に配置されるバー材に設けられることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の遮蔽装置。
  5. 前記変位センサユニットは、前記遮蔽材の端部に配置されるバー材に着脱自在な部材に設けられることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の遮蔽装置。
  6. 前記変位センサユニットは、ヘッドボックスに設けられることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の遮蔽装置。
  7. 前記変位センサユニットは、前記遮蔽材に設けられることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の遮蔽装置。
  8. 前記変位センサユニットは、前記遮蔽材を開閉するための動力を伝達するプーリの回動量に基づいて前記位置情報を得ることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の遮蔽装置。
  9. 遮蔽材の位置情報を得るための遮蔽装置用センサユニットであって、
    対向物までの距離を検知する変位センサと、前記変位センサによって取得された前記位置情報を外部に送信する送信部と、を備え、
    前記遮蔽材、前記遮蔽材の端部に配置されるバー材、ヘッドボックスのいずれかに対して取付け可能であることを特徴とする、遮蔽装置用センサユニット。


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