JP4165702B2 - 開閉装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シャッターカーテンなどの開閉手段に設けられ、開閉動作中に、その移動経路上あるいはその近傍に存在する障害物を検出する障害物検出手段などのように開閉手段の状態を検出する手段を備えた開閉装置に係り、特に検出手段によって検出された検出信号を開閉手段以外の場所に伝達する配線手段の取回し手段に改良を加えた開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
開閉装置は、住宅、ビル、工場、倉庫、車庫などの建物を含む構築・構造物の開口部に設置されるシャッターカーテンなどの開閉部材を閉鎖方向へ移動することによってその開口部を閉鎖するものである。開閉装置は、開口部の上部から開閉部材であるシャッターカーテンを徐々に繰り出し下降させて開口部を閉鎖する。開閉部材の閉鎖先端部側には座板スイッチが設けられている。この座板スイッチが開閉動作中に何らかの障害物に接触すると、その障害物検出信号に応じて制御装置は障害物の挟み込みなどを回避するために開閉部材自体の開閉動作を停止したり、回避動作を行なうように開閉部材の動作を制御する。
【0003】
座板スイッチで検出された障害物検出信号を制御装置に伝達するものとして、従来提案されているものとしては無線方式や有線方式のものがある。無線方式の場合、座板スイッチ側に信号発生装置を駆動させるためのバッテリーなどが必要であり、そのメンテナンスが必要である。これに対して、有線方式の場合は、座板スイッチと制御装置との間をリード線などを用いて電気的に接続するだけでよいので、バッテリーなどを設ける必要もなくメンテナンスが不要な点で有利である。
【0004】
有線方式の場合、開閉部材が開状態にある場合と、閉状態にある場合とで、座板スイッチから制御装置までの距離が大幅に異なるため、座板スイッチと制御装置との間でリード線が撓んだり、他の部材に接触したりしないように、リード線の長さを座板スイッチと制御装置との距離に合わせて長くしたり、短くしたり、可変してやらなければならない。そこで、従来は、バネによって巻取方向に付勢された巻き取り用リールに直接リード線を巻き取るようにして、シャッターカーテンの開閉動作に応じてリード線の長さを適宜調整するようにしたものが提案されている。これは、リード線をリールに直接巻き取るものなので、リード線の長さや太さに応じてリール自体の巻き取り径が大きくなることがあり、巻き取り機構全体をシャッターカーテンを収納するケース内に設置することが困難な場合があった。そこで、リード線をレール内に収納するようにしたものが特許文献1に記載されている。
【特許文献1】
実開平2−134299号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載されたものは、リード線の中間部に静滑車と動滑車を介在させて、動滑車とその錘をレール内に収納し、レール内を上下移動するようにしたものである。ところが、特許文献1に記載されたものは、障害物検知部である座板スイッチから静滑車まで引き回されるリード線がシャッターカーテンとレール部材との間を通過して(跨がって)配置されているために、シャッターカーテンの上昇下降時にシャッターカーテンとレール部材とが接触してリード線に損傷を起こしたり、最悪断線するという事態を招くおそれがあり、好ましくなかった。さらに、動滑車とそれに掛けられる錘はレール内に存在するために、リード線が最悪断線した場合、レール内に動滑車と錘が取り残されるので、それを一旦レール内から取り出すためにレール上部の静滑車を取り外してから動滑車と錘を取り出し、取り出された動滑車と錘を交換後のリード線に再び取り付けて、レール内に戻し、静滑車を取り付けるという一連の作業が必要であった。
【0006】
本発明の目的は、動滑車などの可動誘導手段や錘などの錘手段を用いてレールなどのガイド手段内に配線されたリード線などの配線手段が断線した場合でも、これら可動誘導手段や錘手段、配線手段などの復旧を速やかに行うことのできる開閉装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る開閉装置の第1の特徴は、開口部を開閉するように動作する開閉手段と、前記開閉手段の開閉動作を案内するガイド手段と、前記開閉手段と共に移動して前記開閉手段の状態を検出し、その検出信号を出力する検出手段と、前記検出信号に基づいて前記開閉手段の状態を認識する認識手段と、前記検出手段で検出された前記検出信号を前記認識手段に伝達する配線手段と、前記開閉手段と前記ガイド手段との間を通過しないように前記ガイド手段に形成された切欠き部に取り外し可能に装着された固定誘導手段を用いて前記配線手段を前記ガイド手段内に導入し、導入された前記配線手段を前記ガイド手段内で可動誘導手段を用いて屈曲させて前記認識手段に接続し、前記可動誘導手段に錘手段を設けて前記可動誘導手段に下方向の荷重をかけて前記配線手段が撓まないようにし、前記開閉手段の開閉状態に応じて変化する前記検出手段と前記認識手段との間の距離に対応して前記可動誘導手段及び前記錘手段を前記ガイド手段内で上下方向に移動させるように構成された配線取回し手段とを備えたことにある。
【0008】
開閉手段は、ビル、住宅、工場、倉庫等の建物などの構築・構造物における、出入口や窓部、あるいは内部の通路や空間などの開口部などを開閉移動するシャッターカーテンなどの開閉部材で構成される。開閉手段がシャッターカーテンの場合には、例えば、建物などの開口部の上部に収納され、まぐさなどを介してガイド手段に沿ってシャッターカーテンが下降し、開口部を閉鎖する。これ以外にも開閉手段が開口部の側部に収納され横引き方式で開閉移動したり、開口部の下部に収納され上昇方式で開閉移動したりするものもある。検出手段は、開閉手段に設けられ、開閉手段と共に移動するものであり、例えば、開閉部材の開閉移動中の移動経路上あるいはその近傍に障害物が存在することを検出する障害物検出手段(例えば、座板スイッチ)等であったり、開閉部材の開閉位置を検出するものであったり、開閉部材の熱を検出する熱検知器であったり、開閉部材の施錠、解錠状態を検出するものであったりする。従って、検出手段によって検出された検出信号は配線手段を介して開閉手段とは別個に設けられた認識手段に伝達される。認識手段は、検出信号に応じて開閉手段の状態を認識し、それに応じた処理を行なう。例えば、検出手段が障害物検出手段であって、その検出信号が認識手段に取り込まれた場合には、認識手段は、障害物回避動作等を行なうことになる。なお、認識手段は、障害物検出手段からの検出信号を認識するだけで、その認識の結果を他の制御装置などに伝達して、障害物回避動作等をその制御装置などに実行させるようなものでもよいし、認識手段が制御装置を内蔵しており、障害物回避動作等を実行してもよい。このときに、検出信号を検出手段から認識手段に伝達させるための配線手段が開閉手段とガイド手段との間を通過しないように固定誘導手段を用いてガイド手段内に導入されている。なお、ガイド手段内とは、ガイドレールそのものの内部でもよく、ガイドレールに沿って略一体的に設けられ、カバー等によって保護されて塞がれた構造体の内部でもよい。また、開口部の周囲に沿って設けられた特殊なレール上を移動するようにしてもよい。これによって、配線手段が開閉手段とガイド手段との間で接触することがなくなり、損傷するのを防止する。また、固定誘導手段は、ガイド手段に形成された切欠き部に取り外し可能に装着されているので、固定誘導手段の取り外し等が簡単に行え、配線手段が切断した場合などに、可動誘導手段及び錘手段の取り替え等を容易にかつ速やかに施工することができる。また、ガイド手段が壁などに設置された後からでも固定誘導手段の取り付け取り外しが容易となり、切断時などに速やかに対応することが可能となる。固定誘導手段によってガイド手段内に導入された配線手段は、錘手段の設けられた可動誘導手段によって下方向に荷重がかけられて、撓まないようになっている。従って、配線手段が何らかの原因で切断されると、それによって可動誘導手段及び錘手段がガイド手段内を落下し、そこに取り残されてしまう。このような場合には、取り残された可動誘導手段及び錘手段をそのまま放置した状態で固定誘導手段を取り外し、ガイド手段に形成された切欠き部を露出させ、その切欠き部を利用して新たな可動誘導手段及び錘手段をガイド手段内に導入することができる。
【0009】
この発明に係る開閉装置の第2の特徴は、前記第1の特徴に記載の開閉装置において、前記配線取回し手段は前記ガイド手段に形成された切欠き部の形状に合致するような部材を備え、前記ガイド手段の一部を形成することができるように構成されていることにある。これは、ガイド手段に形成された切欠き部を配線取回し手段の一部を用いて補填するようにしたものである。すなわち、ガイド手段の一部に切欠き部が設けられているので、その切欠き部の形状と合致するような部材を取り付けることによってガイド手段としての機能を損なわないようにしたものである。
【0010】
この発明に係る開閉装置の第3の特徴は、前記第1又は第2の特徴に記載の開閉装置において、前記錘手段は、全体の形状を変形することができるように構成され、前記切欠き部から前記ガイド手段内に導入されることにある。これは、錘手段の構成に関するものである。錘手段が全体の形状が変形不能な一つの個体で構成されている場合、これをガイド手段内に導入収納することが困難なことがある。そこで、錘手段を全体の形状を変形可能に構成することによって、ガイド手段内への導入収納を切欠き部を介してできるようにした。このような全体の形状が変形可能なものの具体例としては、複数部材の集合体で全体形状を変形可能に構成したチェーンや複数の錘の小片をリングなどで接続したもの、砂、小石、玉石、小玉ガラスなどを封入した袋体などやあるいはそれ単独で全体の形状が変形可能な粘土などが考えられる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係る開閉装置の好ましい実施の形態について説明する。この実施の形態では開閉装置として上下に開閉制御されるシャッター装置を例に説明する。図1は、障害物検出装置を備えたシャッター装置の概略構成を示す図である。
【0012】
このシャッター装置は、建物の開口部に設けられるものであり、基本的にシャッターケース1、シャッターカーテン2、ガイドレール3,4、巻取シャフト5、チェーン6、モータなどの開閉機7及び制御装置8などから構成される。
【0013】
ガイドレール3,4は、シャッターカーテン2の両端部を案内するように建物の開口部の両端側壁に設けられ、まぐさ部9から床面21まで掛け渡された断面形状が略コの字型の案内溝を有する部材で構成されている。シャッターカーテン2は、このガイドレール3,4の各案内溝に沿って上昇下降し、開口部の開閉動作を行う。巻取りシャフト5は、シャッターケース1内に回動可能に設けられ、シャッターカーテン2を巻き取ったり巻き戻したりする。チェーン6は、開閉機7の回転軸に設けられた主動スプロケットと巻取りシャフト5の回転軸に設けられた従動スプロケットとを連結している。従って、開閉機7の回転駆動力はチェーン6を介して巻取りシャフト5側に伝達され、開閉機7が回転すると、チェーン6を介して巻取りシャフト5が回転し、シャッターカーテン2の開閉動作が制御されるようになっている。
【0014】
制御装置8は、図示していない電源ラインを介して電力の供給を受けている。制御装置8は、図示していない操作スイッチ上の各操作ボタンの操作状態に対応した制御信号に基づいて直接的に、あるいは、例えば、火災時等の防災用の制御信号などに基づいて間接的に開閉機7の回転を制御したり、障害物検出装置からの検出信号に基づいて開閉機7の回転を制御して障害物回避動作としてシャッターカーテン2の下降動作を停止させるなどの制御を行なう。なお、下降動作を停止させるだけでなく、検出信号が出力されなくなるようにシャッターカーテン2を上昇動作させるように制御してもよく、その他の動作、例えば停止させず下降速度を減少させる等の動作を行わせるように制御してもよい。
【0015】
図2は、図1の障害物検出装置と配線手段の一部を抜き出して示した斜視図である。図3は、図2を開口面に対して垂直方向から見た正面図である。図4は、図2の座板周りの配線状態を示す図であり、座板部の一部を取り除いて示す図である。図5は、図4の座板部を右側から見た側面図である。障害物検出装置は、基本的に障害物の検出手段である座板スイッチ10、配線手段であるコード11a〜11c、固定誘導手段となる固定プーリ18a、可動誘導手段となる可動プーリ18b及び錘手段となるフラットバー19からなる配線取回し手段から構成される。
【0016】
座板スイッチ10は、シャッターカーテン2の閉鎖先端側である下方部に設けられる。座板スイッチ10は、公知のものなのでここではその詳細な説明は省略するが、基本的には、図5に示すように、上座板100と、この上座板100に対して上下移動可能に保持された下座板101と、下座板101に取り付けられた押圧部102と、下座板101(すなわち押圧部102)の上下移動に伴って回転部103が軸104を中心に回転し、それによってマイクロスイッチ105をオン/オフ動作させるように構成されている。すなわち、座板スイッチ10は、下座板101が障害物に接触し、上方向に移動することによって、マイクロスイッチ105がオン状態となり障害物を検出したことを示す検出信号を出力するものである。コード11a〜11cは、座板スイッチ10からの検出信号を制御装置8に伝達する配線手段である。コード11aは、図3に示すように、座板スイッチ10の上昇下降に沿った方向と所定の角度φ1をなすように配線されている。すなわち、ガイドレール3,4に対して所定の角度φ1(床面21に対しても所定の角度)をなすように設けられている。
【0017】
図4に示すように、コード11aの先端に設けられたコネクタ11dは、ゴムブッシュ34を介して配線カバー40内に収納される。このとき、コード11aは、配線カバー40内で玉結びされて配線カバー40の切欠き40cに挿入されたゴムブッシュ34に接触して固定されにようになっている。コネクタ11dは、マイクロスイッチ105に接続されているコード106のコネクタに配線カバー40内で接続されている。このマイクロスイッチ105に接続されているコード106は、図4における上座板100の右端から屈曲されて上座板100の上部に配線され、上座板100の上部でコネクタ11dに接続されている。配線カバー40は、ボルトやネジやリベット等の固定具40a,40bによってスラットカーテン2に一体として固定されている。配線カバー40の隣接する位置であって、エマーゼンシースイッチ(図示せず)に対向する位置にはタッチプレート41が同じくボルトやネジやリベット等の固定具によってスラットカーテン2に一体として固定されている。配線カバー40は、左右に切欠き40c,40dを有するが、切欠き40cには、図4のように右手前に取り付けられる場合にゴムブッシュ34が挿入され、切欠き40dにはこれとは逆に左手前に取り付けられる場合にゴムブッシュ34が挿入されることになる。この切欠き40c,40dの位置を適宜調整することによってコード11aがガイドレール3,4に対する角度φ1(又は床面21に対する角度)を調整することができる。
【0018】
図3に示すように、固定プーリ18aは、固定プーリ取り付け部材30を介してガイドレール3内に取り付けられており、コード11aをガイドレール3の長手方向に平行な方向のコード11bに変換する。可動プーリ18bは、コード11bをガイドレール3の長手方向に平行な方向であってコード11bとは逆向きのコード11cに方向変換して屈曲し、コード固定板20を介して制御装置8に導入する。フラットバー19は、コード11a〜11cに一定の引っ張り力を供給するものである。可動プーリ18bとフラットバー19は、ネジやリベット等の固定具によって一体として接続(連結)されている。また、図では、可動プーリ18bはフラットバー19の上側に分離可能に設けられているが、これに限らず、可動プーリ18bをフラットバー19内に一体化して設けてもよい。このようにガイドレール3内に可動プーリ18bやフラットバー19などを収納することによって、これらの配線取回し手段などの設置箇所をまぐさ上部などに別途設けなくてもよく、省スペース化を図ることができる。この実施例では、可動プーリ18b及びフラットバー19がガイドレール3内に収納され、そこを上下方向に移動するので、これらの設置箇所を別途設ける必要がない。また、コード11aがガイドレール3に対して所定の角度φ1を持って座板スイッチ10に接続されているので、シャッターカーテン2とガイドレール3との間で接触干渉するおそれがなくなり、安定した障害物検知を行なうことができるようになる。
【0019】
図6は、図1の固定プーリ及びその取り付け部材の詳細構成を示す斜視図である。図7は、図6の固定プーリ及びその取り付け部材がガイドレールへ取り付けられる状態を示す図である。図8は、図6の固定プーリ及びその取り付け部材がガイドレールに取り付けられた状態をまぐさ側から見た上面図である。固定プーリ取り付け部材60は、ガイドレール3の側壁に沿って両端部がL字型に曲げ加工されたベース61と、このベース61に固定的に取り付けられる補助ベース62から構成される。補助ベース62には、固定プーリ18aがネジによって回転自在に取り付けられている。この他に、補助ベース62には、固定プーリ18aの周囲2箇所に固定プーリ18aの案内溝からコード11a〜11cが脱落しないような案内となるガイドローラ31,32が取り付けられている。補助ベース62の上側端部にはコード11cを固定するゴムブッシュ33を受けるブッシュ受け63を有する。このようにベース61、補助ベース62及び固定プーリ18aは、一体的に構成されているので、コード11a〜11cが切断されて、可動プーリ18bとフラットバー19がガイドレール3内に取り残された場合には、図6のような固定プーリ18a及びその取り付け部材60が一体として交換されることになる。図8に示すようにガイドレール3には、補助ベース62の外形寸法に合致するような切欠き部81が設けられており、この切欠き部81に補助ベース62が嵌合され、ベース61がネジやリベット等の固定具によってガイドレール3に取り付けられる。コード11a〜11bは、ガイドローラ31,32によって固定プーリ18aの案内溝から脱落することなく、案内溝に沿って移動するようになっている。
【0020】
このように、コード11aがガイドレール3,4に対して、所定の角度φ1を成すように設けるのは、シャッターカーテン2の収納時に角度φ1はほぼ(90°)直角となり、それに伴ってコード11aが固定プーリ18aに接する長さを極力少なくするためである。逆に、コード11aがガイドレール3,4に対して、ほぼ平行となるように設けた場合は、角度φ1はほぼ0°となり、コード11aが固定プーリ18aに接する長さが大きくなる。このように接触する長さが大きくなると、コード11aと固定プーリ18aとの間の接触面積が増大し、コード11aに掛かる応力なども増加し、コード11aの寿命を短くするというおそれがあるからである。従って、このようにコードの寿命を極力伸ばしてやることは、コードの切断を少なくし、可動プーリ18b及びフラットバー19のガイドレール3内への落下及び取り残し回数を少なくすることができる。
【0021】
図9は、図1の座板スイッチ10に接続されたコード11aと、固定プーリ18cとの関係を巻取シャフト5側から見た図である。図9において、コード11aの先端部は座板スイッチ10側に接続された状態を示す。図9(A)に示すように固定プーリ18aのガイド溝の延長線上にコード11aが配線されるような位置関係にあることが最も望ましいが、実際の座板スイッチ10の形状によっては、図9(B)に示すように、コード11aの取り付け位置が開口面に対して垂直方向(開口面をx軸方向とした場合のy方向)に距離y1だけずれる場合がある。また、シャッターカーテン2の開閉動作に連動して、座板部分が開口面に対して垂直(y)方向に揺動する場合もある。従って、図9(B)に示すように、固定プーリ18aのガイド溝の延長線に対してコード11aが所定角度θ1で交叉するようになる。ここで、交叉角θ1は、θ1=tan-1(y1/x1)で表すことができる。
【0022】
図9(A)及び(B)に示すように、コード11aの取り付け位置が固定プーリ18aからx方向に距離x1のように十分離れている場合には、交叉角θ1は十分に小さくなるのでほとんど問題ない。ところが、図9(C)に示すように、コード11aの取り付け位置が固定プーリ18a側に近い距離x2のようであると、交差角θ2も大きくなり、シャッターカーテン2の開閉動作中にコード11aが固定プーリ18aとガイドローラ31との間に挟まっって切断するおそれがあったり、又はコード11aが固定プーリ11aのガイド溝から外れてしまって切断するおそれがある。従って、コード11aの取り付け位置は、前述の交差角θ1が約30°以下となるようにするのが好ましい。交差角θ1が30°ということは、コード11aの取り付け位置の距離x1とその取り付け位置の垂直方向の最大振れ幅の距離y1との比率(y1/x1)が1/2よりも小さくなるようにすれば良いことを意味する。また、この交差角θ1は、コード11aが固定プーリ18aとガイドローラ31との間に挟まらない最大の角度以下にする必要がある。別の言い方をすれば、この交差角θ1は、コード11aが固定プーリ18aのガイド溝から外れないような最大の角度以下にする必要がある。
【0023】
図9の実施例を請求項の実施態様形式で記述すると、次のようになる。前記固定誘導手段は、前記配線手段を案内するように形成された案内溝が前記開口部面とほぼ平行となるように前記ガイド手段の上部近傍に設けられており、前記配線手段は、前記検出手段から前記固定誘導手段に向かう前記配線手段と前記固定誘導手段の案内溝の延長線との成す交差角θ1が前記固定誘導手段の案内溝から前記配線手段が外れないような角度以下となるように前記ガイド手段から所定距離だけ離れた前記開閉手段上に取り付けられていることを特徴とする。すなわち、検出信号を検出手段から認識手段に伝達させるための配線手段は、開閉手段とガイド手段との間を通過しないように固定誘導手段と可動誘導手段によって撓まないように屈曲されて取り回されている。固定誘導手段及び可動誘導手段は、ローラやプーリなどのように回転によって配線手段を案内誘導するもの、または回転しないが滑りのよい部材などによって配線手段を案内誘導するものなどで構成され、通常は配線手段を案内するための案内溝を有するものである。このような固定誘導手段をガイド手段の上部近傍に設ける場合には、その案内溝の方向に沿って延長された線は、開口部面とほぼ平行となるように設ける。従って、配線手段が開閉手段のどの個所に取りつけられるかによって、配線手段の配線方向と固定誘導手段の案内溝の延長線との成す交叉角θ1が決定するようになる。例えば、配線手段の配線方向と固定誘導手段の案内溝の延長線との成す交叉角θ1がほとんど0°の場合、すなわち配線手段の配線方向が固定誘導手段の案内溝の延長線とほぼ一致するような場合には、配線手段が固定誘導手段の案内溝から外れる可能性は少なくなるが、この交叉角θ1が大きくなればなるほど、配線手段が固定誘導手段の案内溝から外れる可能性は高くなる。そこで、ここでは、配線手段を固定誘導手段から外れないようにガイド手段から所定距離だけ離れた開閉手段上に取りつけることによって、交叉角θ1がさほど大きくならないようにしている。すなわち、配線手段の配線方向と固定誘導手段の案内溝の延長線との成す交叉角θ1が固定誘導手段の案内溝から配線手段が外れないような角度以下となるようにガイド手段から所定距離だけ離れた開閉手段上に配線手段を取り付けることによって、配線手段が固定誘導手段の案内溝から外れる可能性は低くなり、また、移動する配線手段と固定誘導手段の案内溝との摩擦等の抵抗も低くなり、配線手段の寿命が延びるので、配線手段の切断によって可動誘導手段及び錘手段がガイド手段内に取り残される回数を少なくすることができる。
【0024】
図10は、コードが切断した場合に可動プーリ及びフラットバーがガイドレール内でどのような状態で取り残されるのかを説明する図である。図10(A)は、開閉装置の設置後に初めてコードが切断された状態を示すものであり、図10(B)は、複数回切断された後に可動プーリ及びフラットバーを新しく交換した状態を示す図である。図10(A)に示すように設置後初めてコードが切断された場合には、可動プーリ18b及びフラットバー19はガイドレール3の最下部まで落下し、錘受け部材35の位置に保持される。この錘受け部材35は、ガイドレール3内を落下したフラットバー19がガイドレール3の最下部に接触しないように、最下部よりも上側の位置で停止するように底上げしているものである。これは、ガイドレール3の最下部に存在する水分などによって鉄製のフラットバー19などが腐食しないようにするためである。このようにコードが切断された場合には、可動プーリ18b及びフラットバー19をガイドレール3内に残したままにし、新しい可動プーリ18b及びフラットバー19を取り付ける。この実施の形態に係る開閉装置の場合、コードの寿命を極力伸ばすようて構成になっているので、コードの切断回数も少なく、ガイドレール3内に可動プーリ18b及びフラットバー19が取り残されることも少なくなる。なお、コードが切断されて、ガイドレール3内に可動プーリ18b及びフラットバー19が取り残されたとして、実際の開閉装置の動作に応じて可動プーリ18b及びフラットバー19の移動する範囲は、図10(B)に示すようにガイドレール3内のほぼ上半分で済むので、図示のように複数個(図では6個)の可動プーリ18b及びフラットバー19をガイドレール3内に取り残すことができるようになっている。図10(B)に示すように取り残された可動プーリ18b及びフラットバー19の数がガイドレールのほぼ半分以上に達した場合には、ガイドレール3内からこれらの可動プーリ18b及びフラットバー19を取り除く必要があるが、全てを取り除く必要はないので、最上部に位置するものだけを取り除けばよいので、図10(A)のようにガイドレール3の最下端のものを取り除く場合よりも容易に取り除くことができる。また、ガイドレール3内に取り残された可動プーリ18b及びフラットバー19を取り除くために、図8に示すようなガイドレール3の切欠き部81及びこの切欠き部に嵌合される補助ベース62をガイドレール3の長手方向に沿って長く形成すればよい。これによって固定プーリ取り付け部材60を取り外すことによってガイドレール3の側面の長い切欠き部81を介してガイドレール3内に取り残された可動プーリ18b及びフラットバー19を容易に取り除くことができるようになる。
【0025】
図11は、図3に示す可動プーリとフラットバーの両方をレール内に収納する際の状態を示す図である。図のように配線取回し手段の可動プーリ18bとフラットバー19をレール3の上端部からレール3内に収納する。これはコードが切断されて配線取回し手段を交換する場合にも同様にして行う。このような作業を行う場合、フラットバー19がレール3に沿った方向に長いので、巻取シャフト5がシャッターケース1の下面から十分離間した高い位置にないと、フラットバー19と可動プーリ18bをレール3内に収納することが困難な場合がある。従って、巻取シャフト5がシャッターケース1の下面からあまり離間せず近接した低い位置であっても、可動プーリとその錘手段をレール3内に容易に収納できるようにすることが好ましい。
【0026】
図12は、本発明の開閉装置であるシャッター装置の別の実施の形態を示す図である。図13は、図12のコード、固定プーリ、可動プーリ及びチェーン型ウェイトからなる配線取回し手段の詳細を示す図である。図14は、図12を左側から見たシャッター装置の一部分の構成を示す正面図である。すなわち、この配線取り回し手段は、巻取シャフト5がシャッターケース1の下面からあまり離間せず近接した低い位置であっても、可動プーリとその錘手段をレール3内に容易に収納できるようにしたものである。
【0027】
前述のように錘手段がフラットバー19のように長尺状のものだとレール3内へ収納する場合に、巻取シャフト5がシャッターケース1の下面から十分離間した高い位置になければならない。そこで、フラットバー19に代えて、錘手段として図12〜図14に示すようなチェーン型ウェイト70を用いることにした。チェーン型ウェイト70は、全体の重さはフラットバー19とほぼ同じであり、その形状をフレキシブルに変形することができる。すなわち、このチェーン型ウェイト70は、複数の部材の集合体によってその全体の形状を変形することができるように構成されている。従って、巻取シャフト5がシャッターケース1の下面からあまり離間せず近接した低い位置にあっても、チェーン型ウェイト70をコンパクトに変形して、レール3内に収納することができる。特に、チェーン型ウェイト70の場合は、ガイドレール3の上部から収納しなくても、図8に示すようなガイドレール3の側面に形成された切欠き部81からチェーン型ウェイト70と可動プーリ18bを収納することができる。また、チェーン型ウェイト70は、コードの切断によってレール内に取り残された場合でも、チェーンの部分が変形して、コンパクトになるため、フラットバー19に比べて、より多くのチェーン型ウェイトをレール内に取り残すことが可能となる。
【0028】
ここでは、複数の部材の集合体によってその全体の形状を変形することができるものとしてチェーン型ウェイトを例に説明したが、複数の錘の小片をリングなどで接続したものなどやこれ以外のもの(例えば、砂、小石、玉石、小玉ガラスなどを封入した袋体などやあるいはそれ単独で全体の形状が変形可能な粘土など)を用いてもよいことは言うまでもない。また、図12〜図14では、チェーン型ウェイト70の両端を可動プーリ18b側に接続してリング状にする場合について説明したが、複数のチェーン型ウェイトの一端だけを可動プーリ18b側に接続して簾状にしてもよい。このように、巻取シャフト5がシャッターケース1の下面からあまり離間せず近接した低い位置にあっても、可動プーリとその錘手段をレール3内に収納することができるので、これらを収納するシャッターケース1の全体的な大きさのコンパクト化を図ることができる。
【0029】
上述の実施の形態では、シャッターカーテンが上方から下降方式で繰り出される場合について説明したが、逆に上昇方式で繰り出されたりするものであっても同様に適用することができる。さらに、シャッター状の開閉部材が横引き方式で繰り出されたり、あるいは水平方式で繰り出されたりするものであっても同様に適用することができる。開閉装置としては、例えば、シャッター装置、ブラインド装置、ロールスクリーン装置、垂れ幕装置、引戸装置、移動間仕切装置、オーニング装置、防水板装置などがある。また、開閉手段である開閉部材の材質は、使用目的に応じたものであれば、どのようなものでもよい。具体的には、金属製、木製、プラスチック製、布製、これらの複合されたものなどで構成することができる。
【0030】
上述の実施の形態では、検出手段として座板スイッチを例に説明したが、この座板スイッチは障害物に当接することによって障害物を検出するものであるが、これ以外に非当接にて障害物を検出可能なものでもよい。例えば、非当接にて障害物を検出するものとして、開閉手段の両側に赤外光の発光素子と受光素子を設け、赤外光が遮断された場合に障害物を検出するようなものなどがある。また、検出手段は、シャッターカーテンの開閉位置を検出するものであったり、シャッターカーテン自身の温度を検出する熱感知器やシャッターカーテンの施錠、解錠状態を検出するものなどでもよい。
【0031】
上述の実施の形態では、シャッターカーテンの両側に固定的に設けられたガイドレール3,4について説明したが、これに限らず、片側一方がシャッターカーテンの繰り出し動作に連動して可動して設置される可動レールタイプのガイドレールであり、他方が固定的に設けられたガイドレールで構成された場合などであっても、固定的に設けられたガイドレール側に上述のような配線取回し手段を設けることによって同様に適用可能である。
【0032】
さらに、上述の実施の形態では、コード11aがガイドレール3,4に対して、所定の角度φ1を成すように設ける場合について説明したが、コード11aとガイドレール3,4がほぼ平行となるように、コード11aの取り付け位置の上側のまぐさ9に新たな固定滑車を設けるようにしても良い。この場合、新たな固定滑車と固定プーリ18aとの取り付け位置の角度を、コード11aが固定プーリ18aとガイドローラ31との間に挟まらない最大の角度以下にすればよい。また、固定プーリ18a(固定誘導手段)は、首振り、回動、揺動等が可能な様に構成することにより、開閉手段の移動に追随して若干の角度調整や位置調整が自動的に行なわれるようにしてもよい。
【0033】
図8では、切欠き部81がガイドレール3の途中に設けてある場合を図示したが、錘手段としてフラットバー19を用いる場合には、図11に示すように切欠き部81はガイドレール3の最上部に設ける方がフラットバー19の導入が容易に行えるので望ましい。なお、フラットバー19のように長尺のものを導入可能な程度に切欠き部81の大きさが十分に大きい場合には、切欠き部81はガイドレール3の途中に設けてあっても良い。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の開閉装置によれば、動滑車などの可動誘導手段や錘などの錘手段を用いてレールなどのガイド手段内に配線されたリード線などの配線手段が断線した場合でも、これら可動誘導手段や錘手段、配線手段などの復旧を速やかに行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の障害物検出装置を備えたシャッター装置の概略構成を示す図である。
【図2】 図1の障害物検出装置と配線手段の一部を抜き出して示した斜視図である。
【図3】 図2を開口面に対して垂直方向から見た正面図である。
【図4】 図2の座板周りの配線状態を示す図であり、座板部の一部を取り除いて示す図である。
【図5】 図4の座板周りの構成を右側から見た側面図である。
【図6】 図1の固定プーリ及びその取り付け部材の詳細構成を示す斜視図である。
【図7】 図6の固定プーリ及びその取り付け部材がガイドレールへ取り付けられる状態を示す図である。
【図8】 図6の固定プーリ及びその取り付け部材がガイドレールに取り付けられた状態をまぐさ側から見た上面図である。
【図9】 図1の座板スイッチ10に接続されたコード11aと、固定プーリ18cとの関係を巻取シャフト5側から見た図である。
【図10】 コードが切断した場合に可動プーリ及びフラットバーがガイドレール内でどのような状態で取り残されるのかを説明する図である。
【図11】 図3に示す可動プーリとフラットバーの両方をレール内に収納する際の状態を示す図である。
【図12】 本発明の開閉装置であるシャッター装置の別の実施の形態を示す図である。
【図13】 図12のコード、固定プーリ、可動プーリ及びチェーン型ウェイトからなる配線取回し手段の詳細を示す図である。
【図14】 図12を左側から見たシャッター装置の一部分の構成を示す正面図である。
【符号の説明】
1…シャッターケース
2…シャッターカーテン
3,4…ガイドレール
5…巻取シャフト
6…チェーン
7…開閉機
8…制御装置
9…まぐさ
10…座板スイッチ
11a〜11c,106…コード
11d,11e…コネクタ
18a…固定プーリ
18b…可動プーリ
19…フラットバー
20…コード固定板
21…床面
31,32…ガイドローラ
33,34…ゴムブッシュ
35…錘受け部材
40…配線カバー
41…タッチプレート
60…固定プーリ取り付け部材
61…ベース
62…補助ベース
63…ブッシュ受け
70…チェーン型ウェイト
81…切欠き部
100…上座板
101…下座板
102…押圧部
103…回転部
104…軸
105…マイクロスイッチ

Claims (5)

  1. 開口部を開閉するように動作する開閉手段と、
    前記開閉手段の開閉動作を案内するガイド手段と、
    前記開閉手段と共に移動して前記開閉手段の状態を検出し、その検出信号を出力する検出手段と、
    前記検出信号に基づいて前記開閉手段の状態を認識する認識手段と、
    前記検出手段で検出された前記検出信号を前記認識手段に伝達する配線手段と、
    前記開閉手段と前記ガイド手段との間を通過しないように前記ガイド手段に形成された切欠き部に取り外し可能に装着された固定誘導手段を用いて前記配線手段を前記ガイド手段内に導入し、導入された前記配線手段を前記ガイド手段内で可動誘導手段を用いて屈曲させて前記認識手段に接続し、前記可動誘導手段に錘手段を設けて前記可動誘導手段に下方向の荷重をかけて前記配線手段が撓まないようにし、前記開閉手段の開閉状態に応じて変化する前記検出手段と前記認識手段との間の距離に対応して前記可動誘導手段及び前記錘手段を前記ガイド手段内で上下方向に移動させるように構成された配線取回し手段とを備え、
    前記固定誘導手段は、前記ガイド手段に形成された前記切欠き部の形状に合致して前記ガイド手段の一部を形成することができるように構成されたベース部材と、前記ベース部材に固定的に設けられた補助ベース部材と、前記補助ベース手段に固定的に設けられ、回転自在のプーリを介して前記配線手段を前記ガイド手段内に導入する固定プーリ手段とから構成されたことを特徴とする開閉装置。
  2. 請求項1において、前記配線手段は、前記ガイド手段の長手方向に対して所定の角度を持って前記開閉手段の最下端部の座板に接続されていることを特徴とする開閉装置。
  3. 請求項1又は2において、前記錘手段は、全体の形状を変形することができるように構成され、前記切欠き部から前記ガイド手段内に導入されることを特徴とする開閉装置。
  4. 請求項1、2又は3において、前記補助ベース手段は、前記固定プーリ手段の案内溝から前記配線手段が脱落しないように案内するガイドローラ手段を備えたことを特徴とする開閉装置。
  5. 請求項4において、前記補助ベース手段は、前記配線手段を固定するゴムブッシュを受けるブッシュ受け部を備えたことを特徴とする開閉装置。
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