JP2021004607A - 風車翼の検査装置および風車翼内部の検査方法 - Google Patents

風車翼の検査装置および風車翼内部の検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】風車翼内部の検査を安全に行う。【解決手段】風車翼の検査装置は、進行方向に長尺な支持フレーム、前記支持フレームの前後部にそれぞれ回動自在に配置された車輪、及び前記支持フレームにおける前記進行方向の前部に取り付けられた検査機器を含む検査ユニットを備える。前記検査ユニットは、前縁から後縁まで互いに対向するように延在する第1翼面および第2翼面を有する中空構造の風車翼の内部を、前記第1翼面の内側面に前記車輪が接し、且つ、前記第2翼面と前記検査ユニットとが非接触の状態で移動可能に構成される。【選択図】図3

Description

本開示は、風車翼の検査装置および風車翼内部の検査方法に関する。
従来、風力発電設備(以下、風車ともいう)の風車翼内部を検査するための検査方法や検査装置が知られている。例えば、特許文献1には、検査対象の風車翼を下方すなわちアジマス角180°に配置し、ハブから風車翼の内部にケーブルを垂下させ、該ケーブルに取り付けたカメラ又はセンサで風車翼内部を検査する方法が開示されている。
米国特許出願公開第2013/0300855号明細書
しかし、上記特許文献1に開示された検査方法では、下方に配置した風車翼の翼根側すなわち上方側から風車翼の内部を検査するため、風車翼内部への作業員や物の落下の危険性が必ずしもないといえない。また、これを回避するために風車翼を例えば水平に配置した場合はケーブルにとりつけた状態のカメラやセンサを翼先端側まで搬送することが困難であるという問題があった。
本開示の少なくとも幾つかの実施形態は、風車翼内部の検査を安全に行うことを目的とする。
(1)本開示の少なくとも一実施形態に係る風車翼内部の検査方法は、
風車翼の検査方法であって、
支持フレーム、前記支持フレームに回動自在に配置された少なくとも一つの車輪、及び前記支持フレームにおける進行方向の前部に取り付けられた検査機器を含む検査ユニットを前記風車翼の内部に入れるステップと、
前記風車翼の翼根部側から翼先端部側に向けて前記検査ユニットを搬送する搬送ステップと、を備える。
前記搬送ステップでは、
前記検査ユニットの後端部に少なくとも一本の延長棒を接続し、前記延長棒を前記翼先端部側に押し出すことで前記検査ユニットを送り出してもよい。
この場合、風車翼の内部に検査ユニットを入れ、該検査ユニットの後端部に延長棒を接続して当該延長棒を翼先端部側に押し出すことで、車輪を有する検査ユニットが翼先端部側に送り出される。その際、翼長に応じて延長棒を追加的に接続することで翼先端部側まで検査ユニットを搬送することができる。従って、例えば地上、洋上又は風車に取り付けられた状態で水平又はほぼ水平の状態に配置された風車翼の内部において、作業員が入り込めない翼先端部側まで検査ユニットを搬送することができる。よって、例えば風車翼内部への作業員や物の落下のような危険を回避して、風車翼内部の検査を安全に行うことができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)に記載の方法において、
風車に取り付けられた風車翼のアジマス角を水平方向±30°以内の状態に保持するステップを備え、
前記検査ユニットを前記風車翼の内部に入れるステップ及び前記搬送ステップは、風車に取り付けられ、アジマス角が前記保持ステップの状態で保持された風車翼に対して行われてもよい。
上記(2)の方法によれば、風車翼は風車に取り付けられた状態でアジマス角が水平方向±30°以内すなわち90°±30°又は270°±30°に保持される。つまり、風車に取り付けられ、作業員が概ね安全に移動可能な角度に保持された状態の風車翼の内部を検査することができるから、検査のために風車翼を取り外す必要がなく、検査に関するコストの低減と工期の短縮化を図ることができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)又は(2)の何れか1つに記載の方法において、
前記搬送ステップでは、送り出した前記検査ユニット又は最後部の前記延長棒の後端部に前記延長棒の前端部を連結してもよい。
上記(3)の方法によれば、先頭すなわち翼先端部側に検査ユニットが配置され、該検査ユニットの後端部すなわち翼根部側に延長棒が連結され、追加で連結された延長棒のうち最後部の延長棒の後端部に新たな延長棒の前端部が連結されることで検査ユニットが翼先端部側に搬送される。このように延長棒を継ぎ足すことにより、簡易な構成で上記(1)又は(2)の何れか1つで述べた効果を享受することができる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(3)の何れか1つに記載の方法において、
前記延長棒は長手方向に伸縮自在に構成され、
前記搬送ステップでは、前記延長棒を前記長手方向に伸長してもよい。
上記(4)の方法によれば、伸縮自在な延長棒を採用することにより、例えば風車翼内部の検査に際して延長棒を運搬する際、延長棒を収縮した状態とすることで運搬し易くすることができるから、一度の運搬でより多くの延長棒を搬入することができる。一方、検査ユニットを送り出す際に延長棒を伸長させて連結することにより、必要とされる延長棒の数を低減することができる。さらに、翼根部近傍のスペースが限られた状態で検査する場合にも、伸縮しない延長棒に比べて少ない数の延長棒を容易に運び込むことができるから、作業性の向上が図られる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(4)の何れか1つに記載の方法において、
前記風車翼が取り付けられるハブの内部に前記検査ユニットを運び込むステップと、
前記ハブの内部から前記風車翼の内部に前記検査ユニットを送り込むステップと、を更に含んでもよい。
上記(5)の方法によれば、風車のハブに取り付けられた状態の風車翼の内部を検査する際、翼根部側であるハブの内部に検査ユニットが運び込まれ、ハブの内部から風車翼の内部に検査ユニットが送り込まれる。このように、風車に取り付けられた状態の風車翼内部の検査に際し、ハブ内の限られたスペースでの作業において上記(1)〜(4)の何れか一つで述べた効果を享受することができる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(5)の何れか1つに記載の方法において、
各々の前記延長棒は、最短状態における長手方向の長さが3m以下又は前記翼根部の直径の2倍以下の長さに形成されてもよい。
上記(6)の方法によれば、各々の延長棒は、最短状態における長手方向の長さが3m以下又は翼根部の直径の2倍以下の長さに形成されるから、検査対象である風車翼の翼長によらず、搬送し易い長さの延長棒を用いて検査することができる。また、例えば風車に取り付けられた状態の風車翼の内部を検査する場合に、延長棒を一度ハブの内部に運び込む必要が生じても、円滑に運び込むことができる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(6)の何れか1つに記載の方法において、
前記検査機器は、前記風車翼の内部を撮像可能な撮像装置を含んでもよい。
上記(7)の方法によれば、検査機器としての撮像装置により、風車翼の内部を撮像することができる。よって、風車翼内部の視覚的な情報を得ることができるから、検査精度の向上が図られる。なお、撮像装置として、例えばファイバースコープ等よりも視野角の広い撮像装置等を採用することにより、より鮮明な画像を得ることができるから、検査精度のさらなる向上を図ることができる。
(8)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(7)の何れか1つに記載の方法において、
前記検査機器は、前記進行方向の少なくとも前方を照射可能な照明装置を含んでもよい。
上記(8)の方法によれば、検査機器としての照明装置により、進行方向の少なくとも前方を照射することができる。これにより、例えば作業員が目視で認識できる範囲にあっては作業員の目視による検査の作業性及び検査精度の向上が図られる。また、例えば検査装置として撮像装置等と併用した場合には撮像装置によってより鮮明な画像を得ることができるから、検査精度の向上を図ることができる。
(9)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(8)の何れか1つに記載の方法において、
前記検査ユニットは、前記検査機器による検査結果を表示する表示部を更に備え、
前記検査結果を前記表示部に表示する表示ステップを更に備えていてもよい。
上記(9)の方法によれば、検査機器による検査結果が表示部に表示される。つまり、作業現場において作業員が検査結果をリアルタイムに把握することができるから、風車翼内部の検査の作業性及び検査精度の向上を図ることができる。
(10)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(9)の何れか1つに記載の方法において、
前記延長棒には、各々の前記延長棒の後端部から前記検査ユニットの先端までの距離を示す目盛り、又は前記検査ユニットを起点とした各前記延長ユニットの連結数を示す指標が付されており、
前記搬送ステップでは、前記目盛り又は前記指標を確認しながら前記検査ユニットを搬送してもよい。
上記(10)の方法によれば、延長棒に付された目盛り又は指標を確認しながら検査ユニットを翼先端部側に搬送することができる。これにより、例えば風車翼内部で異常が確認された部分の翼長方向又は翼全体における位置を作業員が容易に把握することができるから、検査の作業性の向上を図ることができるとともに、例えば風車翼の補修等について適切な対応をとるための判断材料を得ることができる。
(11)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(10)の何れか1つに記載の方法において、
前記検査ユニットの最前部に配置された器具を用いて検査に伴う軽作業を行うステップをさらに備えていてもよい。
上記(11)の方法によれば、検査ユニットの最前部に配置された器具により、検査に伴う軽作業を行うことができる。軽作業は、例えば、検査範囲の障害物除去、薬剤噴霧、光・音照射、部材の切削又は貼り付けなどであってもよい。このような構成により、検査における作業の自由度の向上が図られる。
(12)本開示の少なくとも一実施形態に係る風車翼の検査装置は、
進行方向に長尺な支持フレーム、前記支持フレームの前後部にそれぞれ回動自在に配置された車輪、及び前記支持フレームにおける前記進行方向の前部に取り付けられた検査機器を含む検査ユニットを備える。
また、前記検査ユニットの後端部に接続される延長棒を含む少なくとも一の延長ユニットを備えていてもよい。
この場合、上記(1)で述べたように、風車翼の内部に検査ユニットを入れ、該検査ユニットの後端部に延長棒を接続して当該延長棒を含む延長ユニットを翼先端部側に押し出すことで、車輪を有する検査ユニットが翼先端部側に送り出される。その際、翼長に応じて延長棒を追加的に接続することで翼先端部側まで検査ユニットを搬送することができる。従って、例えば地上、洋上又は風車に取り付けられた状態で水平又はほぼ水平の状態に配置された風車翼の内部において、作業員が入り込めない翼先端部側まで検査ユニットを搬送することができる。よって、例えば風車翼内部への作業員や物の落下のような危険を回避して、風車翼内部の検査を安全に行うことができる。
(13)幾つかの実施形態では、上記(12)に記載の構成において、
前記検査装置は、前記検査機器の周囲に配置され、高さ方向及び幅方向の少なくとも一方を含む周囲との接触を検知するセンサを含んでもよい。
上記(13)の構成によれば、センサにより、検査ユニットが高さ方向及び幅方向の少なくとも一方において周囲と接触したか否かを検知することができる。つまり、例えば、風車翼内部において、検査ユニットが風車翼の内面や風車翼の構造体、又は異物等と接触したことを検知することができる。
(14)幾つかの実施形態では、上記(13)に記載の構成において、
前記検査装置は、前記センサの検知結果を報知する報知部を更に含んでいてもよい。
上記(14)の構成によれば、センサの検知結果が報知部によって報知される。これにより、検査機器が周囲と接触したことを作業員が把握したり記録したりすることができる。そして、この報知部の報知に基づき、例えば、検査ユニットの進路を修正したり、検査ユニットが翼先端部の近傍に到達したことを把握して検査を終了したりする等の対応をとることができる。
本開示の少なくとも一実施形態によれば、風車翼内部の検査を安全に行うことができる。
一実施形態に係る風力発電設備を示す概略図である。 一実施形態に係る風車翼の全体を示す斜視図である。 一実施形態に係る風車翼内部の検査方法を示すフローチャートである。 他の実施形態に係る風車翼内部の検査方法を示すフローチャートである。 一実施形態における検査ユニットを示す概略図である。 一実施形態における検査ユニットを示す概略図である。 他の実施形態における検査ユニットを示す概略図である。 他の実施形態における検査ユニットを示す概略図である。 他の実施形態における検査ユニットを示す概略図である。 他の実施形態における検査ユニットを示す概略図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、一実施形態における風車を示す概略図であり、図2は、一実施形態における風車翼の全体を示す斜視図であり、図3は、一実施形態に係る風車翼の補修、補強又は付属部品の取り付け方法を示すフローチャートである。
図1に示すように、本開示の少なくとも幾つかの実施形態における風力発電設備(以下、風車1とする)は、複数(図1に示す例では3枚)の風車翼2及び該風車翼2が取り付けられるハブ3で構成されるロータ4と、ロータ4を図示しない主軸及び主軸受を介して回転自在に支持するナセル5と、ナセル5を水平旋回可能に支持するタワー6と、タワー6が設置されるベース7と、備える。なお、風車翼2は、3枚より多くてもよいし少なくても良い。
図2に示すように、幾つかの実施形態において、風車翼2は、翼根部2Aから翼先端部2Bに亘って長手方向(翼長方向)に延在する翼本体2Cを備える。
翼本体2Cは、風車1のハブ3に取り付けられる翼根部2Aと、ハブ3から最も遠くに位置する翼先端部2Bと、翼根部2A及び翼先端部2Bの間で翼長方向に延在する翼型部2Dと、を含む。また、翼本体2Cは、翼根部2Aから翼先端部2Bにかけて、前縁8Aと後縁8Bとを有する。そして、翼本体2Cの外形は、背面10(負圧面)と、背面10に対向する腹面12(正圧面)とによって形成される。
なお、本明細書において、「翼長方向」とは、翼根部2Aと翼先端部2Bとを結ぶ方向であり、「コード方向(翼コード方向)」とは、翼本体2Cの前縁8Aと後縁8Bとを結ぶ線(コード)に沿った方向である。また、「翼根部」とは、風車翼2において断面が概ね円形となる円筒状の部分であり、風車翼2の翼本体2Cにおける翼根側の端面を基準として例えば5mの翼長方向範囲(典型的には、前記端面から1〜3mの範囲)である。
図3に非限定的に例示するように、本開示の少なくとも一実施形態に係る風車翼2内部の検査方法は、風車翼2の検査方法であって、支持フレーム11、該支持フレーム11に回動自在に配置された少なくとも一つの車輪14、及び支持フレーム11における進行方向の前部に取り付けられた検査機器15を含む検査ユニット10を風車翼2の内部に入れるステップ(ステップS10)と、風車翼2の翼根部2A側から翼先端部2B側に向けて検査ユニットを搬送する搬送ステップ(ステップS20)と、を備えている。
上記車輪14は、一つの支持フレーム11につき少なくとも一つ設けられていれば足りる。例えば、上記進行方向において支持フレーム11の前部、後部又はこれらの間に車輪14が設けられていてもよい。また、車輪14が設けられる上記支持フレーム11の前部、後部又はこれらの間の位置には、それぞれ複数の車輪14が設けられていてもよい。
支持フレーム11は、例えば板状、円柱状、角柱状等の形状を有していてもよく、上記進行方向に沿って長尺な棒状の部材であってもよい。
そして、搬送ステップS20では、検査ユニット10の後端部13に少なくとも一本の延長棒21を接続し、延長棒21を翼先端部2B側に押し出すことで検査ユニット10を送り出す。
検査機器15は、少なくとも検査ユニット10の最前部、すなわち支持フレーム11の前端部12に1つ設けてもよいし、必要に応じて少なくとも一つの延長棒21に設けてもよい。
検査機器15による検査内容としては、例えば、撮像装置(カメラ)15Aによる撮像のほか、例えば、打音装置(図示略)による打音検査等も含まれ得る。
上記の方法によれば、風車翼2の内部に検査ユニット10を入れ、該検査ユニット10の後端部13に延長棒21を接続して当該延長棒21を翼先端部2B側に押し出すことで、車輪14を有する検査ユニット10が翼先端部2B側に送り出される。その際、翼長に応じて延長棒21を追加的に接続することで翼先端部2B側まで検査ユニット10を搬送することができる。従って、例えば地上、洋上又は風車1に取り付けられた状態で水平又はほぼ水平の状態に配置された風車翼2の内部において、作業員が入り込めない翼先端部2B側まで検査ユニットを搬送することができる。よって、例えば風車翼2内部への作業員や物の落下のような危険を回避して、風車翼2内部の検査を安全に行うことができる。
なお、風車翼2内部の検査対象としては、例えば、風車翼2内面の構造部材32、風車翼2の内面に翼長方向Lに沿って配置された導電用のダウンコンダクタ30、又は、風車翼2の内部に混入された異物27などが含まれ得る。
幾つかの実施形態では、上記の方法において、風車1に取り付けられた風車翼2のアジマス角を水平方向±30°以内の状態に保持するステップ(ステップS1)を備え、検査ユニット10を風車翼2の内部に入れるステップS10及び搬送ステップS20は、風車1に取り付けられ、アジマス角が保持ステップS1の状態で保持された風車翼2に対して行われてもよい(例えば図2及び図4参照)。
上記方法によれば、風車翼2は風車1に取り付けられた状態でアジマス角が水平方向±30°以内すなわち90°±30°又は270°±30°に保持される。つまり、風車1に取り付けられ、作業員が概ね安全に移動可能な角度に保持された状態の風車翼2の内部を検査することができるから、検査のために風車翼2を取り外す必要がなく、検査に関するコストの低減と工期の短縮化を図ることができる。
なお、風車翼2のピッチ角は任意に設定してもよく、例えば、フルフェザー、フルファイン又はこれらの間の状態を含み得る。
幾つかの実施形態では、上記何れかの実施形態に記載の方法において、搬送ステップS20では、送り出した検査ユニット10又は最後部の延長棒21の後端部23に延長棒21の前端部22を連結してもよい。
上記方法によれば、先頭すなわち翼先端部2B側に検査ユニットが配置され、該検査ユニット10の後端部13すなわち翼根部2A側に延長棒21が連結され、追加で連結された延長棒21のうち最後部の延長棒21の後端部23に新たな延長棒21の前端部22が連結されることで検査ユニット10が翼先端部側に搬送される。このように延長棒21を継ぎ足すことにより、簡易な構成で上記何れかの実施形態で述べた効果を享受することができる。
幾つかの実施形態では、上記何れか1つの実施形態に記載の方法において、延長棒21は長手方向に伸縮自在に構成され、搬送ステップS20では、延長棒21を長手方向に伸長してもよい。
上記の方法によれば、伸縮自在な延長棒21を採用することにより、例えば風車翼2内部の検査に際して延長棒21を運搬する際、延長棒21を収縮した状態とすることで運搬し易くすることができるから、一度の運搬でより多くの延長棒21を搬入することができる。一方、検査ユニット10を送り出す際に延長棒21を伸長させて連結することにより、必要とされる延長棒21の数を低減することができる。さらに、翼根部2A近傍のスペースが限られた状態で検査する場合にも、伸縮しない延長棒21に比べて少ない数の延長棒21を容易に運び込むことができるから、作業性の向上が図られる。
幾つかの実施形態では、上記何れかの実施形態に記載の方法において、風車翼2が取り付けられるハブ3の内部に検査ユニット10を運び込むステップ(ステップS2)と、ハブ3の内部から風車翼2の内部に検査ユニット10を送り込むステップ(ステップS3)と、を更に含んでもよい(例えば図4参照)。
本開示の検査には、ハブ3内(翼根部2A入口付近)で作業員が行う作業が含まれ得る。
上記方法によれば、風車1のハブ3に取り付けられた状態の風車翼2の内部を検査する際、翼根部2A側であるハブ3の内部に検査ユニット10が運び込まれ、ハブ3の内部から風車翼2の内部に検査ユニット10が送り込まれる。このように、風車1に取り付けられた状態の風車翼2内部の検査に際し、ハブ3内の限られたスペースでの作業において上記何れかの実施形態で述べた効果を享受することができる。
幾つかの実施形態では、上記何れかの実施形態に記載の方法において、各々の延長棒21は、最短状態における長手方向の長さが3m以下又は翼根部2Aの直径Dの2倍以下の長さに形成されてもよい。
上記方法によれば、各々の延長棒21は、最短状態における長手方向の長さが3m以下又は翼根部2Aの直径Dの2倍以下の長さに形成されるから、検査対象である風車翼2の翼長によらず、搬送し易い長さの延長棒21を用いて検査することができる。また、例えば風車1に取り付けられた状態の風車翼2の内部を検査する場合に、延長棒21を一度ハブ3の内部に運び込む必要が生じても、円滑に運び込むことができる。
幾つかの実施形態では、上記何れかの実施形態に記載の方法において、検査機器15は、風車翼2の内部を撮像可能な撮像装置15Aを含んでもよい。
上記方法によれば、検査機器15としての撮像装置15Aにより、風車翼2の内部を撮像することができる。よって、風車翼2内部の視覚的な情報を得ることができるから、検査精度の向上が図られる。なお、撮像装置として、例えばファイバースコープ等よりも視野角の広い撮像装置等を採用することにより、より鮮明な画像を得ることができるから、検査精度のさらなる向上を図ることができる。
幾つかの実施形態では、上記何れかの実施形態に記載の方法において、検査機器15は、進行方向の少なくとも前方を照射可能な照明装置15Bを含んでもよい。
上記方法によれば、検査機器15としての照明装置15Bにより、進行方向の少なくとも前方を照射することができる。これにより、例えば作業員が目視で認識できる範囲にあっては作業員の目視による検査の作業性及び検査精度の向上が図られる。また、例えば検査ユニット10として撮像装置15A等と併用した場合には撮像装置15Aによってより鮮明な画像を得ることができるから、検査精度の向上を図ることができる。
幾つかの実施形態では、上記何れかの実施形態に記載の方法において、検査ユニット10は、検査機器15による検査結果を表示する表示部15Cを更に備え、検査結果を表示部15Cに表示する表示ステップ(ステップS30)を更に備えていてもよい。
上記方法によれば、検査機器15による検査結果が表示部15Cに表示される。つまり、作業現場において作業員が検査結果をリアルタイムに把握することができるから、風車翼2内部の検査の作業性及び検査精度の向上を図ることができる。
幾つかの実施形態では、上記何れかの実施形態に記載の方法において、延長棒21には、各々の延長棒21の後端部23から検査ユニット10の先端までの距離を示す目盛り24、又は検査ユニット10を起点とした各々の延長棒21の連結数を示す指標25が付されており、搬送ステップS20では、目盛り24又は指標25を確認しながら検査ユニット10を搬送してもよい(例えば、図10参照)。
上記方法によれば、延長棒21に付された目盛り24又は指標25を確認しながら検査ユニット10を翼先端部2B側に搬送することができる。これにより、例えば風車翼2内部で異常が確認された部分の翼長方向L又は風車翼2全体における位置を作業員が容易に把握することができるから、検査の作業性の向上を図ることができるとともに、例えば風車翼2の補修等について適切な対応をとるための判断材料を得ることができる。
幾つかの実施形態では、上記何れかの実施形態に記載の方法において、検査ユニット10の前端部12に配置された器具26を用いて検査に伴う軽作業を行うステップ(ステップS40)をさらに備えていてもよい(例えば図4参照)。
上記方法によれば、検査ユニット10の前端部12に配置された器具26により、検査に伴う軽作業を行うことができる。軽作業は、例えば、検査範囲の障害物除去、薬剤噴霧、光・音照射、部材の切削又は貼り付けなどであってもよい。このような構成により、検査における作業の自由度の向上が図られる。
本開示の少なくとも一実施形態に係る風車翼の検査ユニット10は、進行方向に長尺な支持フレーム11、該支持フレーム11の前後部にそれぞれ回動自在に配置された車輪14、及び支持フレーム11における進行方向の前部に取り付けられた検査機器15を含む検査ユニット10と、該検査ユニット10の後端部13に接続される延長棒21を含む少なくとも一の延長ユニット20と、を備えている(例えば図10参照)。
上記構成によれば、上述したように、風車翼2の内部に検査ユニット10を入れ、該検査ユニット10の後端部13に延長棒21を接続して当該延長棒21を含む延長ユニット20を翼先端部2B側に押し出すことで、車輪14を有する検査ユニット10が翼先端部2B側に送り出される。その際、翼長に応じて延長棒21を追加的に接続することで翼先端部2B側まで検査ユニット10を搬送することができる。従って、例えば地上、洋上又は風車に取り付けられた状態で水平又はほぼ水平の状態に配置された風車翼2の内部において、作業員が入り込めない翼先端部2B側まで検査ユニット10を搬送することができる。よって、例えば風車翼2内部への作業員や物の落下のような危険を回避して、風車翼2内部の検査を安全に行うことができる。
幾つかの実施形態では、上記構成において、検査ユニット10は、検査機器15の周囲に配置され、高さ方向及び幅方向の少なくとも一方を含む周囲との接触を検知するセンサ15Dを含んでもよい(例えば図7、図8及び図9参照)。
上記構成によれば、センサ15Dにより、検査ユニット10が高さ方向及び幅方向の少なくとも一方において周囲と接触したか否かを検知することができる。つまり、例えば、風車翼2内部において、検査ユニット10が風車翼2の内面や風車翼2の構造体、又は異物等と接触したことを検知することができる。
幾つかの実施形態では、上記構成において、検査ユニット10は、センサ15Dの検知結果を報知する報知部17を更に含んでいてもよい(例えば図8及び図9参照)。
上記構成によれば、センサ15Dの検知結果が報知部17によって報知される。これにより、検査機器15が周囲と接触したことを作業員が把握したり記録したりすることができる。そして、この報知部17の報知に基づき、例えば、検査ユニット10の進路を修正したり、検査ユニット10が翼先端部2Bの近傍に到達したことを把握して検査を終了したりする等の対応をとることができる。
本開示の少なくとも一実施形態によれば、風車翼2内部の検査を安全に行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
1 風車
2 風車翼
2A 翼根部
2B 翼先端部
2C 翼本体
3 ハブ
4 ロータ
5 ナセル
6 タワー
7 ベース
10 検査ユニット
11 支持フレーム
12 前端部
13 後端部
14 車輪
15 検査機器
15A 撮像装置
15B 照明装置
15C 表示部
15D センサ
16 カバー
17 報知部
20 延長ユニット
21 延長棒
22 前端部
23 後端部
24 目盛り
25 指標
26 器具
27 異物
30 ダウンコンダクタ
32 構造部材
D 翼根部の直径
L 翼長方向
X 長手方向

Claims (8)

  1. 進行方向に長尺な支持フレーム、前記支持フレームの前後部にそれぞれ回動自在に配置された車輪、及び前記支持フレームにおける前記進行方向の前部に取り付けられた検査機器を含む検査ユニットを備え、
    前記検査ユニットは、前縁から後縁まで互いに対向するように延在する第1翼面および第2翼面を有する中空構造の風車翼の内部を、前記第1翼面の内側面に前記車輪が接し、且つ、前記第2翼面と前記検査ユニットとが非接触の状態で移動可能に構成された
    風車翼の検査装置。
  2. 前記検査装置は、前記検査機器の周囲に配置され、高さ方向及び幅方向の少なくとも一方を含む周囲との接触を検知するセンサを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の風車翼の検査装置。
  3. 前記検査ユニットは、前記センサの検知結果を報知する報知部を更に含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の風車翼の検査装置。
  4. 前記検査機器は、前記支持フレームの上方に設けられ、
    前記車輪は、前記支持フレームの下方にのみ設けられる
    請求項1乃至3の何れか一項に記載の風車翼の検査装置。
  5. 一対の前記車輪が、前記支持フレームの下方にて、前記進行方向に直交する前記検査ユニットの幅方向において前記検査ユニットを挟んで両側に配置された
    請求項1乃至4の何れか一項に記載の風車翼の検査装置。
  6. 前記検査機器は、前記支持フレームの上方に設けられ、
    前記検査装置を取り囲むように前記支持フレームの上方に設けられるカバーを備える
    請求項1乃至5の何れか一項に記載の風車翼の検査装置。
  7. 一対の前記車輪が、前記支持フレームの下方にて、前記進行方向に直交する前記検査ユニットの幅方向において前記検査ユニットを挟んで両側に配置され、
    前記カバーは、前記幅方向において、前記一対の前記車輪よりも外側にはみ出ないように設けられた
    請求項6に記載の風車翼の検査装置。
  8. 前縁から後縁まで互いに対向するように延在する第1翼面および第2翼面を有する中空構造の風車翼の内部を請求項1乃至7の何れか一項に記載の前記検査装置を用いて検査する方法であって、
    前記風車翼のアジマス角が水平方向±30°以内であり、前記風車翼の前縁および後縁を結ぶコードが水平方向に沿った状態で前記風車翼を保持したまま、前記検査装置の前記検査ユニットを前記風車翼の内部に入れるステップと、
    前記風車翼の前記第1翼面又は前記第2翼面の内側面上に前記車輪が接し、且つ、前記第2翼面と前記検査ユニットとが非接触の状態を維持しながら、前記検査ユニットを前記風車翼の翼根部側から翼先端部側に向けて搬送するステップと、
    を備える風車翼内部の検査方法。
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