JP2021003774A - 工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロック状態にあるドアが開放するように操作された場合でもドアの破損することを低減したドア開閉装置を提供する。【解決手段】ドア開閉装置は、内部を開放した状態にする開放位置と、内部を閉じた状態にする閉じ位置と、の間を移動可能なドアと、前記ドアを前記開放位置や前記閉じ位置に移動させるための駆動機構と、前記駆動機構の状態を検知することで前記ドアが付勢され前記ドアを前記開放位置に向かって移動させようとすることを検知する検知機構と、前記検知機構の検知信号をもとに、前記ドアの付勢に関する情報を報知する報知機構と、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、ドア開閉装置及び工作機械に関する。
特許文献1には、第三者が誤ってドアを閉状態にしても加工動作を開始するのを防止でき、かつ第三者自身が誤ってドアを閉状態とした事を容易に認識できる工作機械を提供することを目的とする工作機械が開示されている。
当該工作機械は、加工領域と機械外部とを隔て、開閉自在に構成されたドアと、該ドアが所定の閉位置にある事を検出するドア閉状態検出手段と、前記ドアをロック若しくはアンロックするドアロック機構と、前記ドアが所定の閉位置にあり、かつロック状態にある時に、加工動作を許可するインタロック機構とを有する工作機械において、前記インタロック機構は、前記ドアのアンロック条件が成立した状態で、かつ鍵部材が所定位置から取り外された場合、前記ドアロック機構が前記ドアをアンロック状態とする事を許可すると共に、前記ドアがアンロックされた後には、前記ドア閉状態検出手段で前記ドアが所定の閉位置にある事が検出されている状態で、前記鍵部材が前記所定位置に装着された場合にのみ、前記ドアロック機構が前記ドアをロック状態とする事を許可するように構成されている。
特開2011−156651号公報
しかし、ロック状態にあるドアを作業者または第三者が不注意で強制的に開放するように操作すると、物理的な鍵部材の有無にかかわらず、ドアロック機構が破損する虞があった。
本発明の目的は、ロック状態にあるドアが開放するように操作された場合でもドアの破損することを低減したドア開閉装置及び工作機械を提供する点にある。
この目的を達成するために本発明によるドア開閉装置は、内部を開放した状態にする開放位置と、内部を閉じた状態にする閉じ位置と、の間を移動可能なドアと、前記ドアを前記開放位置や前記閉じ位置に移動させるための駆動機構と、前記駆動機構の状態を検知することで前記ドアが付勢され前記ドアを前記開放位置に向かって移動させようとすることを検知する検知機構と、前記検知機構の検知信号をもとに、前記ドアの付勢に関する情報を報知する報知機構と、を備えている。
また、本発明による工作機械は、上述したドア開閉装置と、ワークを保持するワーク保持部と、を有し、前記ワーク保持部で保持されたワークを加工するように構成されている。
本発明によれば、ロック状態にあるドアが開放するように操作された場合でもドアの破損することを低減したドア開閉装置及び工作機械を提供することができるようになる。
加工領域の少なくとも一部を覆う固定カバーとドアを備えた工作機械の要部説明図である。 工作機械に設けられたドアの制御システムの機能ブロックを示す説明図である。 ドアの駆動機構に設けられた挟み込み異常を検出する異常検出装置の斜視図である。 異常検出装置により異常が検出される場合の動作説明図である。 駆動機構により実行されるドアの開閉手順を示すフローチャートである。 異常検出装置により実行される異常検出手順を示すフローチャートである。 検知機構によるドアの強制開放付勢の検知手順を示すフローチャートである。 (a)は側面から視た加工領域に配置される工作要素の概略の説明図で、(b)は正面から視た工作要素の概略の説明図である。 ドアが閉止された状態でドアを機械的にロックするロック機構を備えた工作機械の要部説明図である。
[ドア開閉装置及び工作機械の基本的な実施形態]
以下、図面を用いた具体的な実施形態を説明する。先ず、本発明によるドア開閉装置及び工作機械の概念を説明する。
本発明によるドア開閉装置の一態様は、内部を開放した状態にする開放位置と、内部を閉じた状態にする閉じ位置と、の間を移動可能なドアと、前記ドアを前記開放位置や前記閉じ位置に移動させるための駆動機構と、前記駆動機構の状態を検知することで前記ドアが付勢され前記ドアを前記開放位置に向かって移動させようとすることを検知する検知機構と、前記検知機構の検知信号をもとに、前記ドアの付勢に関する情報を報知する報知機構と、を備えている。
作業者または第三者が、例えば不注意でドアを開放位置に向かって移動させようと付勢すると、その付勢力によって駆動機構の状態が変化する。検知機構は駆動機構の状態に基づいてドアの開方向への付勢を検知するとその旨の検知信号を出力する。報知機構は当該検知信号に基づいてドアの付勢に関する情報を作業者または第三者に報知することで、ドアが破損することを回避できる。
本発明によるドア開閉装置の他の態様は、内部を開放した状態にする開放位置と、内部を閉じた状態にする閉じ位置と、の間を移動可能なドアと、前記ドアが前記閉じ位置に位置するときに前記ドアをロックするロック機構と、前記ドアが付勢されたことを検知する検知機構と、前記検知機構の検知信号をもとに、前記ドアの付勢に関する情報を報知する報知機構と、を備え、前記ドアは、前記検知機構を有する。
ロック機構によりドアが閉じ位置でロックされた状態で、ドアに備えた検知機構によりドアが付勢されたことを検知されると、検知機構から検知信号が出力される。報知機構は当該検知信号に基づいてドアの付勢に関する情報を作業者または第三者に報知することで、ドアが破損することを回避できる。
他の態様は、上述の態様に加えて、前記駆動機構を制御して前記ドアを所定位置に位置決め制御するサーボ制御部を備え、前記検知機構は、前記駆動機構の状態を検知する前記サーボ制御部で構成されていることが好ましい。
また、前記サーボ制御部は、前記駆動機構に備えたモータの回転を検出するエンコーダの出力に基づいて前記ドアが付勢され前記ドアを前記開放位置に向かって移動させようとすることを検知することが好ましい。
さらに、前記サーボ制御部は、前記駆動機構に備えたモータに付与されるトルクに基づいて前記ドアが付勢され前記ドアを前記開放位置に向かって移動させようとすることを検知することが好ましい。
本発明による工作機械は、上述した何れかの態様のドア開閉装置と、ワークを保持するワーク保持部と、を有し、前記ワーク保持部で保持されたワークを加工するように構成されている。
[ドア開閉装置及び工作機械の具体的な実施形態]
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
図1には、工作機械10の要部斜視図が示されている。工作機械10は、ワークテーブルに固定されたワークと、主軸頭に固定されたツールとを、コンピュータによる数値制御によって相対移動させて、ワークを所望の形状に加工するNC装置(Numerically Controller)100を備えたNC(Numerically Control)工作機械10である。
ワーク及びツールの相対移動領域である加工領域11の少なくとも一部を覆うようにカバー体12が配置されている。カバー体12はスプラッシュガードとも呼ばれ、固定カバー13と固定カバー13に対して相対的に移動するドア14とを備えている。ドア14は、固定カバー13に形成された開口15に沿ってスライド移動することにより開口15を開放状態と閉鎖状態に切り替える。開口15の近傍には、NC装置100と協働して工作機械10を制御するCPUボードなどが内蔵された操作盤120が設けられている。
図8(a),(b)には、加工領域11に設置された工作要素が示されている。図中、二点鎖線で示されているのはドア14であり、X軸に平行な姿勢で固定カバー13に配置された案内レール17に遊転自在な車輪16を介して支持されている。工作機械10は、ベッド1と、ベッド1上の案内面に沿ってY軸方向に移動するサドル2と、サドル2の案内面に沿ってX軸方向に移動するテーブル3と、ベッド1に垂設されたコラム4と、コラム4の案内面に沿ってZ軸方向に移動する主軸頭5とを備えた立形のマシニングセンタである。
サーボモータMYが駆動されるとベッド1上でサドル2がY軸方向の直動駆動軸に沿って移動し、サーボモータMXが駆動されるとサドル2上でテーブル3がX軸方向の直動駆動軸に沿って移動し、サーボモータMZが駆動されるとコラム4上で主軸頭5がZ軸方向の直動駆動軸に沿って移動する。
主軸頭5に設けられたツールホルダ6によってツール7が保持され、サーボモータMS1が駆動されるとツール7が垂直軸心周りに回転する。テーブル3は一対の鉛直壁3Wが対向配置された正面視「コ」の字形に形成され、鉛直壁3Wに被加工物であるワーク9を保持するワークホルダ3Hが其々設けられ、サーボモータMS2が駆動されるとワークホルダ3Hに保持されたワーク9がX軸に沿う水平軸心周りに回転する。即ち、テーブル3がワーク保持部となる。例えばワーク9の側面加工や溝加工などを目的とするような場合には、ツール7として外周面と端面に切れ刃を備えたエンドミルが用いられる。
予め設定されたNCプログラムに基づいて、NC装置100に備えたワーク加工用の指令回路からワーク加工用のサーボ制御部に指令が出力され、上述した各サーボモータMX,MY,MZが駆動されることにより、ワーク9とツール7が相対移動してワーク9が所望の形状に機械加工される。各サーボモータMX,MY,MZ,MS1を駆動するサーボ制御部がそれぞれ設けられ、NC装置100に備えた指令回路からの指令に基づいてシーケンシャルに制御される。
図1に戻って説明を続ける。ワークの切削加工で生じた切粉や加工部位に向けて吐出されたクーラントの周囲への飛散を防止するためにカバー体12が設けられ、開口15を介した加工領域11へのワークの搬入、加工領域11からのワークの搬出、さらには加工領域11の清掃などのメンテナンスのために作業員が出入りするためにドア14が開閉される。ドア14は天井壁14Dと天井壁14Dから垂下する正面壁14Eを備えて構成され、正面壁14Eには外部から加工領域が目視できるように樹脂製の透明窓14Bが設けられ、また手動で開閉操作できるように把持部14Cが設けられている。
ドア14はNC装置100からの開指令または閉指令に基づいて動作する駆動機構20によって開閉制御される。駆動機構20は、ドア14を駆動する駆動回路30と、駆動回路30により駆動されるモータ32と、モータ32の出力軸33からの動力をドア14に伝達する動力伝達機構34とを備えている。
動力伝達機構34は固定カバー13の天井壁13Aに設置された一対のプーリー35a,35bと、一対のプーリー35a,35b間に巻き付けられたタイミングベルト36を備えて構成され、一方のプーリー35bがモータ32の出力軸33に固定されている。また、ドア14の天井壁14Dの奥側端縁が連結金具14Aを介してタイミングベルト36に固定されている。
モータ32が一方向に回転駆動するとタイミングベルト36を介してドア14が閉止方向に駆動され、モータ32が逆方向に回転駆動するとタイミングベルト36を介してドア14が開放方向に駆動される。
固定カバー13の天井壁13Aにはドア14の駆動中の異常を検出する異常検出装置40が設置され、モータ32の出力軸33がその軸芯周りに回動可能となるようにモータ32が異常検出装置40に支持されている。当該異常検出装置40はドア14の駆動時に誤ってワーク搬出入ロボットや作業員が挟み込まれた場合に生じる衝撃を検知して、速やかにドア14を停止し、或いは逆方向に駆動するために設けられている。
図3には、異常検出装置40が示されている。異常検出装置40は、モータ32の出力軸33周りにモータ32を回動可能に支持する支持機構と、ドア14の駆動中に動力伝達機構34を介してモータ32に付与されるドア14からの反力により支持機構で支持されたモータ32の回動状態を検出して異常と判断する異常判断回路とを備えて構成されている。
支持機構は、固定カバー13の天井壁13Aに固定された支持アングル41と、モータ32のケーシングがボルトBで固定された中間ブラケット42と、中間ブラケット42に固定された中間プレート43を備えている。
モータ32の出力軸33が中間ブラケット42及び中間プレート43を挟んで支持アングル41に回動自在に固定され、以て支持アングル41に対して中間ブラケット42及び中間プレート43がモータ32と一体で回動自在に支持されている。図3において符号Pはモータ32の回転軸心を示し、また支持アングル41に対するモータ32の回動軸心を示す。つまり、モータ32の回転軸心と回動軸心が一致している。
モータ32と中間プレート43の間にプーリー35が装着され、当該プーリー35にタイミングベルト36が巻回されている。中間プレート43には回転軸心Pの軸心P方向に沿ってみた場合に、左右にアーム部42A,42Bが延出形成され、各アーム部42A,42Bと固定カバー13の天井壁との間に弾性部材であるスプリングSP1,SP2が配されている。
スプリングSP1による引っ張り力とスプリングSP2による引っ張り力とが釣り合う中立位置にあるとき、左右のアーム部42A,42Bが水平姿勢に維持され、スプリングSP1,SP2のバランスが崩れると何れか一方に傾斜する。つまり、モータ32及び中間ブラケット42が回動軸心P周りに回動する。
即ち、支持アングル41と、中間ブラケット42と、中間プレート43と、スプリングSP1,SP2によって支持機構が構成されている。
中間ブラケット42には、アーム部42A,42Bと同様に、回転軸心P方向視で右方に張り出した回動片42Cが設けられ、回動片42Cの回動状態を検知する一対のアクチュエータ45A,45Bと、アクチュエータ45A,45Bにより操作されるスイッチSW1,SW2が固定カバー13の天井壁に固定されたアングル44に固定されている。
回動片42Cが上方に回動するとアクチュエータ45Aを介してスイッチSW1がオン操作され、回動片42Cが下方に回動するとアクチュエータ45Bを介してスイッチSW2がオン操作される。即ち、スイッチSW1,SW2がモータ32の回動状態を検出して異常と判断する異常判断回路となる。
なお、本実施形態ではスイッチSW1,SW2がリミットスイッチで構成されているが、リードスイッチやフォトインタラプタなどの他の型式のスイッチ素子を適宜用いることができ、その際には、各スイッチ素子を作動させるためのマグネットや遮光板などの適切なアクチュエータを組み込むことができる。
モータ32の回動の程度を制限してスイッチSW1,SW2などの破損を回避するために、支持アングル41には左右に受止め爪41Aが延出形成され、中間プレート43の左右に延出形成された突起43Aと係合可能に構成されている。
例えばドア14が閉鎖方向に駆動されているときに、ワーク搬出入ロボットや作業員が挟み込まれると、その衝撃で作用するドア14の反力でタイミングベルト36に異常なテンションが作用し、このときにモータ32及び中間ブラケット42が回動軸心P周りに回動する。この回動状態がスイッチSW1,SW2で検知されることにより、ワーク搬出入ロボットや作業員などが挟み込まれたことが検出される。
図4には、左右のアーム部42A,42Bが水平姿勢から一方向に傾斜し、スイッチSW2がオンした状態が示されている。
図2には、NC装置100を含む工作機械10の制御システムのうち、ドア14を制御するドア制御システム200の機能ブロックが示されている。ドア制御システム200は、NC装置100、操作盤120、駆動機構20を備えている。
NC装置100は、入力されたNCプログラムを解析する解析処理回路101と、解析処理回路101による解析結果に基づいて各NCプログラムに実行に必要なパラメータを設定するパラメータ設定処理回路102と、パラメータを記憶するパラメータ記憶回路103と、解析処理回路101で解析された指令に従ってパラメータ記憶回路103から必要なパラメータを読み出して駆動機構20に指令を出力する指令回路104、つまりPLC回路を備えている。NC装置100は、マイクロコンピュータとROMと入出回路などの周辺回路を備えて構成され、ROMに格納された制御プログラムがマイクロコンピュータで実行されることにより、各回路ブロックが所期の機能を発揮する。
NCプログラムに含まれるドアに対する開コマンドまたは閉コマンドに基づいて、解析処理回路101によってドア14の移動方向が解析され、パラメータ設定処理回路102によりドアの移動距離が設定される。
既に説明したように、駆動機構20は、ドア14を駆動する駆動回路30と、駆動回路30により駆動されるサーボモータ32(以下、単に、「モータ」と記す。)と、モータ32の出力軸33からの動力をドア14に伝達する動力伝達機構34とを備えている。駆動回路30は指令回路104からの指令に基づいてドア14をサーボ制御するサーボアンプとして機能する。
駆動回路30はモータ32から送られるエンコーダパルス信号、モータ32に供給される電流値をモニタしながら、モータ32を所定の速度で駆動して、ドア14が所定位置まで移動するようにサーボ制御する。例えば開指令に対応して全閉位置から全開位置まで所定距離だけドア14を移動させ、例えば閉指令に対応して全開位置から全閉位置まで所定距離だけドア14を移動させる。
駆動回路30はドア14を全閉位置まで移動したことを検知すると、サーボロック機能を作動させてモータ32の回転を停止させる。具体的には、エンコーダパルス信号をモニタして、外力によりエンコーダパルス信号に僅かな変動が生じると、その誤差を修正するように位置ループが動作してモータ32に電流を流して外力を阻止するトルクを発生させることで停止位置を保持するのである。このようなサーボロック機能が作動した状態をロック状態という。
操作盤120は、液晶モニタなどを用いた表示装置121、キーボードやタッチパネルを用いた入力装置122、ドア14の状態を監視するドア監視装置50を備えている。
そして、ドア監視装置50には、閉止されたドア14が付勢されドア14を開放位置に向かって移動させようとすることを検知する検知機構として機能する検知回路52と、検知回路52の検知信号に基づいて、ドア14の付勢に関する情報を報知する報知機構の一部として機能する報知回路54とを備えている。当該検知回路52は、さらに異常検出装置40からの信号に基づいて作業者などがドア14に挟み込まれたことを検知するように構成されている。
操作盤120にもマイクロコンピュータとROMと入出回路などの周辺回路が設けられ、ROMに記憶された制御プログラムがマイクロコンピュータで実行されることにより、各回路ブロックが所期の機能を発揮する。
入力装置122には、ドア14に対する手動開閉操作を許容する手動操作キーが設けられ、当該キーがオン操作されると、ワークの加工処理中など安全を妨げる虞がある場合を除いて、ドア14の手動操作を許容すべく、指令回路104を介してサーボロック機能によるモータ32のロック状態を解除するとともに、表示装置121に手動開閉可能である旨の表示を行なう。
図5には、サーボアンプである駆動回路30により実行されるドア14に対する基本制御手順が示されている。指令回路(PLC)から開指令が入力されると(SA1)、モータ32を始動して、閉状態にあるドア14を開方向に駆動する(SA2)。
モータ32に内蔵されたエンコーダからの信号、及び、電流計で計測されたモータへの給電線を流れる電流値を入力して(SA3)、モータ32の速度及びトルクを目標値に制御する(SA4)。エンコーダからの信号値に基づいて算出した距離と指令回路(PLC)104からの指令値とが一致するまでの間は、ステップSA3からステップSA5の処理を繰返し、ドア14が全開位置に到達したと判断すると(SA5)、モータ32を停止する(SA6)。
指令回路(PLC)104から閉指令が入力されると(SA7)、モータ32を始動して、開状態にあるドア14を閉方向に駆動する(SA8)。モータ32に内蔵されたエンコーダからの信号、及び、電流計で計測されたモータへの給電線を流れる電流を入力して(SA9)、モータ32の速度及びトルクを目標値に制御する(SA10)。
エンコーダからの信号値に基づいて算出した距離と指令回路(PLC)からの指令値とが一致するまでの間は、ステップSA9からステップSA11の処理を繰返し、ドア14が全閉位置に到達したと判断すると(SA11)、モータ32を停止する(SA6)。なお、モータ32の起動時にはソフトスタート処理が実行され、停止時には減速しつつ停止する処理が実行されることはいうまでもない。ステップSA6で停止した状態のモータ32には、一定の電流が印加され、開状態または閉状態を維持するように構成されている。
図6には、異常検出装置40からの信号を処理する検知回路52で実行される信号検知処理の手順が示されている。
検知回路52は、モータ32が駆動されているか否かを判断し、モータ32が駆動中であるときに(SB1,Y)、異常検出装置40に備えた検知スイッチであるスイッチSW1,SW2の何れかがオンされるか否かを判断する(SB2)。
異常検出装置40のスイッチSW1,SW2の何れかがオンすると、挟み込みのような異常が発生したと判断して(SB2,Y)、モータ32を緊急停止するとともに(SB3)、報知回路54から異常警告を知らせる旨の報知情報を出力する(SB4)。報知情報に基づいて操作盤120の表示装置121に報知メッセージが表示される。なお、操作盤120にブザーなどの鳴動機構を備えている場合には、表示装置121に報知メッセージを出力するとともに鳴動機構を駆動して周囲に報知のための警報音を発する。
図7には、ドア監視装置50で実行されるドア14の強制開放操作に対する報知処理の手順が示されている。
ドア監視装置50は、工作機械10に電源が投入され(SC1)、ドア14が全閉位置にあるときにドア14の監視処理を実行する(SC2)。
閉状態にあるドア14が作業者や第三者によって不注意で或いは誤って開放方向に付勢されると、閉状態を維持するように一定電流が流れているモータ32の停止トルクに抗してタイミングベルト36に大きなテンションが加わり、その反力で支持機構に支持されたモータ32が中間ブラケット42とともに回動してスイッチSW2がオンする。その後、ドア14に対する開方向への付勢力が無くなり或いは弱くなると、タイミングベルト36に逆方向のテンションが加わり、支持機構に支持されたモータ32が中間ブラケット42とともに回動してスイッチSW1がオンする(SC3)。
検知回路52は、スイッチSW1,SW2の何れかがオンすると(SC3,Y)、ドア14が強制的に開方向に付勢されたと判断して(SC4)、正常状態を示す状態判定信号を異常状態に切り替えて出力する(SC5)。
ステップSC3で何れのスイッチSW1,SW2もオンしない場合には(SC3,N)、検知回路52は、ドア14を強制的に開方向に付勢するような外力は作用していないと判断して(SC6)、正常状態を示す状態判定信号をそのまま出力する(SC7)。
報知回路54は、状態判定信号の信号レベルに基づいて異常であるか正常であるかを判断して、異常であると判定すると(SC8)、警告のために報知情報を出力する(SC9)。
以下、本発明の別の実施形態を説明する。
上述した実施形態では、ドア14の挟み込み検出のための異常検出装置40を用いて駆動機構20の状態を検知する例を説明したが、駆動機構20の状態を検知する構成はこの様な構成に限るものではなく、以下に示すような複数の態様を採用することができる。
例えば、駆動機構20を制御してドア14を所定位置に位置決め制御するサーボアンプとして機能する駆動回路30で検知機構(検知回路52)を構成してもよい。上述したように、駆動回路30はモータ32から送られるエンコーダパルス信号、モータ32に供給される電流値をモニタしながら、モータ32を所定の速度で駆動して、ドア14が所定位置まで移動するようにサーボ制御する。ドア14が閉止されモータ32が停止した状態ではエンコーダからパルス信号が出力されることは無い。
しかし、作業者や第三者によって不注意で或いは誤って開放方向に付勢されると、駆動回路30によりロックされているモータ32が回転してエンコーダからパルス信号が出力されることになる。このパルス信号を検出することで、ドア14が付勢されドア14を開放位置に向かって移動させようとすることを検知することができる。
また、ドア14が閉止され停止している状態では、駆動回路30からモータ32をロックするために所定の電流が印加されている。この様な状態で作業者や第三者によって不注意で或いは誤ってドア14が開放方向に付勢されると、ドア14の移動を阻止するために駆動回路30からモータ32に印加される電流の値が変動することになる。この電流値の変化に基づいてモータ32のトルク変動を検出することで、ドア14の開放方向への付勢を検出することができる。
モータ32への印加電流に代えてモータ32の出力軸にトルクセンサを設け、当該トルクセンサの値に基づいてモータ32のトルク変動を検出するように構成してもよい。
即ち、検知機構は、駆動機構の状態を検知するサーボ制御部で構成されていてもよく、この場合、駆動機構に備えたモータの回転を検出するエンコーダの出力に基づいてドアが付勢されドアを開放位置に向かって移動させようとすることを検知するように構成されていてもよい。
また、駆動機構に備えたモータに付与されるトルクに基づいてドアが付勢されドアを開放位置に向かって移動させようとすることを検知するように構成されていてもよい。
図9に示すように、ドア14の閉止側端面に、中央部に開孔を備えた係止突起14Fが設けられ、固定カバー13に、当該係止突起14Fに形成された開孔に挿入可能なソレノイドコイルで駆動されるロックピンを備えている。ドア14が閉止した状態で係止突起14Fの開口にロックピンが挿入されることにより、ドア14を閉止状態に維持する機械的なロック機構が構成される。
指令回路104からの閉止指令に応答して駆動回路30によりドア14が閉止位置に駆動されたときに、ソレノイドコイルが駆動され、ロックピンがロック位置に駆動されてロック状態になる。
また、指令回路104からの解放指令に応答して、駆動回路30によりドア14が開放位置に駆動される前に非ロック位置にロックピンが戻るようにソレノイドコイルが駆動される。
このような機械的なロック機構をドア14に備えている工作機械では、強制的にドア14を開放操作することによりロック機構が破損する虞がある。そのような場合に上述した様々な態様の検知機構により、ドアが付勢され前記ドアを前記開放位置に向かって移動させようとすることを検知し、検知機構の検知信号をもとに、報知機構によりドアの付勢に関する情報を報知することで、破損を未然に防止することができるようになる。
このようなロック機構をドア14に備えている工作機械では、ドア14に備えた把持部14Cに圧電センサを設置し、圧電センサをドア14が開方向に付勢されたことを検知する検知機構として機能させることも可能になる。なお、このような把持部14Cに備えるセンサは、圧電センサに限るものではなく、静電容量センサなど把持部14Cが握られたことを検知可能なセンサを適宜用いることができる。
上述した実施形態は、作業者が出入りする開口を開閉するドアについて説明したが、本発明の対象となるドアは、例えば固定カバーの天井壁に形成されたワーク搬入用の開口を開閉するドアにも適用することができることは言うまでもない。
本発明が適用される工作機械は、各種のツールを用いてワークを切削加工する除去加工用の工作機械に限らず、レーザ光源を材料となる金属粉に照射してワークを所望の形状に加工するような付加加工の工作機械にも適用可能なことは言うまでもない。
以上、本発明の実施の形態、実施の態様を説明したが、開示内容は構成の細部において変化してもよく、実施の形態、実施の態様における要素の組合せや順序の変化等は請求された本発明の範囲および思想を逸脱することなく実現し得るものである。
以上に説明したように、本発明により、ロック状態にあるドアが開放するように操作された場合でもドアの破損することを低減したドア開閉装置及び工作機械を提供する。
10:工作機械
13:固定カバー
14:ドア
20:駆動機構
30:駆動回路(サーボアンプ)
32:サーボモータ
34:動力伝達機構
40:異常検出装置
50:ドア監視装置
52:検知機構(検知回路)
54:報知機構(報知回路)
100:NC装置
104:指令回路(PLC回路)
120:操作盤
121:出力装置(表示装置)
122:入力装置
200:ドア制御システム
本発明は、作機械に関する。
本発明の目的は、ロック状態にあるドアが開放するように操作された場合でもドアの破損することを低減した工作機械を提供する点にある。
この目的を達成するために本発明による工作機械は、ワークを保持するワーク保持部が設置された内部を開放した状態にする開放位置と、前記内部を閉じた状態にする閉じ位置と、の間を水平方向に移動可能なドアと、前記ドアを前記開放位置や前記閉じ位置に移動させるための水平方向に伸びている動力伝達ベルトと、前記ドアの位置に関連する信号を出力するエンコーダと、を備える駆動機構と、前記動力伝達ベルトが巻き付けられている回転軸を中心に回動する回動片を備え、前記回動片の動きにより前記駆動機構の状態を検知することで前記ドアが付勢され前記ドアを前記開放位置に向かって移動させようとすることを検知する検知機構と、前記検知機構の検知信号をもとに、前記ドアの付勢に関する情報を報知する報知機構と、を備えている。
本発明によれば、ロック状態にあるドアが開放するように操作された場合でもドアの破損することを低減した工作機械を提供することができるようになる。
この目的を達成するために本発明による工作機械は、ワークを保持するワーク保持部が設置された内部を開放した状態にする開放位置と、前記内部を閉じた状態にする閉じ位置と、の間を水平方向に移動可能なドアと、前記ドアを前記開放位置や前記閉じ位置に移動させるための水平方向に伸びている動力伝達ベルトと、前記動力伝達ベルトを駆動するモータと、前記開放位置と前記閉じ位置との間におけるドアの移動位置に関連する信号を出力するエンコーダと、を備える駆動機構と、前記モータの回転軸周りに回動可能に前記モータを支持する支持機構に取り付けられ前記回転軸周りに回動する回動片と、前記回動片の動きにより前記駆動機構の状態を検知することで前記ドアが付勢され前記ドアを前記開放位置に向かって移動させようとすることを検知する検知機構と、前記検知機構の検知信号をもとに、前記ドアの付勢に関する情報を報知する報知機構と、を備えている。

Claims (6)

  1. 内部を開放した状態にする開放位置と、内部を閉じた状態にする閉じ位置と、の間を移動可能なドアと、
    前記ドアを前記開放位置や前記閉じ位置に移動させるための駆動機構と、
    前記駆動機構の状態を検知することで前記ドアが付勢され前記ドアを前記開放位置に向かって移動させようとすることを検知する検知機構と、
    前記検知機構の検知信号をもとに、前記ドアの付勢に関する情報を報知する報知機構と、
    を備えるドア開閉装置。
  2. 内部を開放した状態にする開放位置と、内部を閉じた状態にする閉じ位置と、の間を移動可能なドアと、
    前記ドアが前記閉じ位置に位置するときに前記ドアをロックするロック機構と、
    前記ドアが付勢されたことを検知する検知機構と、
    前記検知機構の検知信号をもとに、前記ドアの付勢に関する情報を報知する報知機構と、を備え、
    前記ドアは、前記検知機構を有することを特徴とするドア開閉装置。
  3. 前記駆動機構を制御して前記ドアを所定位置に位置決め制御するサーボ制御部を備え、
    前記検知機構は、前記駆動機構の状態を検知する前記サーボ制御部で構成されている請求項1記載のドア開閉装置。
  4. 前記サーボ制御部は、前記駆動機構に備えたモータの回転を検出するエンコーダの出力に基づいて前記ドアが付勢され前記ドアを前記開放位置に向かって移動させようとすることを検知する請求項1記載のドア開閉装置。
  5. 前記サーボ制御部は、前記駆動機構に備えたモータに付与されるトルクに基づいて前記ドアが付勢され前記ドアを前記開放位置に向かって移動させようとすることを検知する請求項1記載のドア開閉装置。
  6. 請求項1から5の何れか1項に記載のドア開閉装置と、
    ワークを保持するワーク保持部と、を有し、
    前記ワーク保持部で保持されたワークを加工することを特徴とする工作機械。
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