JP2021002117A - 見守り支援方法、見守り管理装置および見守り用携帯情報端末 - Google Patents

見守り支援方法、見守り管理装置および見守り用携帯情報端末 Download PDF

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Abstract

【課題】カーシェアリングサービスのシステムを有効に利用して、見守り対象者の状態をより多面的に把握できるようにする。【解決手段】所定地域内に居住する多数のユーザに対して、運行用車両Vを用いた運行サービス(カーシェアリングサービス)が行われる。カーシェアリングサービスは、運行管理装置U1、U2によって管理される。見守り対象者がキャッシュレスでの支払いを行った際の消費情報と、見守り対象者がカーシェアリングサービスを利用した際の外出情報とが、それぞれ見守り管理装置UXで取得される。見守り管理装置UXは、取得した消費情報と外出情報とを関連づけた行動記録を生成して、見守り依頼者の情報処理装置U7に報知する。【選択図】図3

Description

本発明は、見守り支援方法、見守り管理装置および見守り用携帯情報端末に関するものである。
最近では、カーシェアリングの一種として、ドライバーが保有する自動車を運行用車両として使用して、このドライバーによる運行用車両の運転によって、不特定多数のユーザを対象にした運行サービスを行うことが増加している。このようなサービスを広い地域範囲に渡って行う場合は、運行に用いる運行用車両が多数用意されるのが一般的である。
特許文献1には、多数の運行用車両の中から、乗車要求に応じた適切な運行用車両を選択する手法が提案されている。特許文献2には、運行用車両の選択に際して、サービス提供者の利益あるいは利用者の満足度を向上させる手法が提案されている。
一方、最近では、見守り対象者となる独居高齢者等の見守りのために、見守り対象者の生活パターンや外出情報等を取得して、その異常等を早期に発見できるようにしたものが開示されている(例えば特許文献3〜特許文献5)。
特開2014−238831号公報 特開2016−85734号公報 特開2017−4046号公報 特開2006−164207号公報 特開2014−22518号公報
ところで、地方では、高齢化、人口減少等、多くの問題を抱えており、交通空白地域においては、交通弱者は、通院や買い物等になくてはならない移動が奪われている。このため、交通空白地域の人々に必要不可欠な交通手段として、住民が保有する自動車を運行用車両として利用し、また自動車を保有するドライバーを運行用車両の運転者として利用した運行を行う有償運送が着目されている。このような有償運送は、交通空白地域に、単に、必要不可欠な交通手段を提供するだけでなく、豊かな地域の維持、創造を通じて地域の活性化を図る可能性を秘めており、その有効な活用が望まれている。
上記交通空白地域は、過疎地であることから、見守り対象者となりやすい独居高齢者が存在することが多く、その見守りをいかに行うかが重要となる。この見守りに際しては、見守り対象者(高齢者)の健康状態(特に肉体状態や精神状態の変化)を、単発的ではなく極力多面的に把握することが重要となる。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、カーシェアリングサービスのシステムを有効に利用して、見守り対象者の状態をより多面的に把握できるようにした見守り支援方法、見守り管理装置および見守り用携帯情報端末を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明における見守り支援方法にあっては、次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項1に記載のように、
見守り対象者によってキャッシュレスでの支払いが行われた際に、該見守り対象者の消費情報を取得する第1ステップと、
見守り対象者がカーシェアリングサービスを受けた際に、該見守り対象者の外出情報を取得する第2ステップと、
前記第1ステップで得られた消費情報と前記第2ステップで得られた外出情報とに基づいて行動記録を生成する第3ステップと、
前記第3ステップで生成された行動記録を、前記見守り対象者に対する見守りを依頼した依頼者に提供する第4ステップと、
を備えているようにしてある。
上記解決手法によれば、見守り依頼者は、見守り対象者の消費情報と外出情報との両方を加味した行動記録によって、見守り対象者の状態を多面的によりきめ細かく把握することができる。特に、過疎地では、消費行動を行う際にはカーシェアリングサービスを利用して外出することが多いことから、消費と外出との関連性が極めて高いものとなる。したがって、消費とカーシェアリングサービスを利用した外出とに基づく行動記録というものが、見守り対象者の状態をよく反映したものとなる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、次のとおりである。
前記第3ステップでの行動記録の生成が所定の単位期間毎に行われるようにされて、該所定の単位期間毎に生成された行動記録の多数回分について蓄積情報として記憶する第5ステップと、
前記蓄積情報を分析した分析結果を取得する第6ステップと、
をさらに有し、
前記第4ステップでは、前記分析結果をも前記依頼者に提供する、
ようにしてある(請求項2対応)。この場合、蓄積情報を利用することにより、見守り対象者の突発的な異常発生のみならず、長期に渡っての行動変化をみることによって、異常発生につながるような行動状態であることを事前に知ることができる。
前記見守り対象者が前記カーシェアリングサービスを受けた際に、該見守り対象者の同乗者から該見守り対象者の健康状態に関する健康情報を取得する第7ステップをさらに有し、
前記第4ステップでは、前記健康情報をも前記依頼者に提供する、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、見守り対象者の同乗者からの情報をも有効に利用して、見守り対象者の健康状態を知ることができる。特に、見守り対象者が異常状態になっているあるいは異常になりつつあることを、より早期に知る上で好ましいものとなる。
前記見守り対象者が保有する携帯情報端末に、キャッシュレスでの支払うを行うための第1アプリと、カーシェアリングサービスを受けるための第2アプリと、見守り用の第3アプリと、があらかじめインストールされており、
情報処理装置からなる見守り管理装置を備え、
前記第3アプリが、前記消費情報と前記外出情報とを前記見守り管理装置に対して送信するようにされ、
前記見守り管理装置が、前記第1ステップと前記第2ステップと前記第3ステップと前記第4ステップでの処理を行う、
ようにしてある(請求項4対応)。この場合、見守り対象者が保有する携帯情報端末を有効に利用して、必要な情報を簡単に得るようにしつつ、この携帯情報端末に対して過度の負担をさせないようにする上で好ましいものとなる。
前記見守り対象者が保有する携帯情報端末に、キャッシュレスでの支払うを行うための第1アプリと、カーシェアリングサービスを受けるための第2アプリと、見守り用の第3アプリと、があらかじめインストールされており、
情報処理装置からなる見守り管理装置を備え、
前記第3アプリが、前記消費情報と前記外出情報とを前記見守り管理装置に対して送信するようにされ、
前記見守り管理装置が、前記第1ステップと前記第2ステップと前記第3ステップと前記第4ステップと前記第5ステップと前記第6ステップでの処理を行う、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、見守り対象者が保有する携帯情報端末を有効に利用して必要な情報を簡単に得るようにしつつ、この携帯情報端末に対して過度の負担をさせないようにする上で好ましいものとなる。
前記見守り対象者が保有する携帯情報端末に、キャッシュレスでの支払うを行うための第1アプリと、カーシェアリングサービスを受けるための第2アプリと、見守り用の第3アプリと、があらかじめインストールされており、
情報処理装置からなる見守り管理装置を備え、
前記第3アプリが、前記消費情報と前記外出情報とを前記見守り管理装置に対して送信するようにされ、
前記見守り管理装置が、前記第1ステップと前記第2ステップと前記第3ステップと前記第4ステップと前記第7ステップでの処理を行う、
ようにしてある(請求項6対応)。この場合、見守り対象者が保有する携帯情報端末を有効に利用して必要な情報を簡単に得るようにしつつ、この携帯情報端末に対して過度の負担をさせないようにする上で好ましいものとなる。
前記目的を達成するため、本発明における見守り管理装置あっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項7に記載のように、
見守り対象者が保有する携帯情報端末と通信可能な情報処理装置からなる見守り管理装置であって、
前記携帯情報端末を利用してキャッシュレスの支払いが行われた際に、該携帯情報端末から消費情報を取得する機能と、
前記携帯情報端末を利用してカーシェアリングサービスを受けた際に、該携帯情報端末から外出情報を取得する機能と、
前記取得された消費情報と外出情報とをまとめた行動記録を生成する機能と、
前記生成された行動記録を、前記見守り対象者に対する見守りを依頼している依頼者が保有する情報処理装置からなる依頼者用情報処理装置に提供する機能と、
を備えているようにしてある。上記解決手法によれば、請求項1に記載の見守り支援方法を実行するために用いる見守り管理装置を提供することができる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、次のとおりである。
前記行動記録の生成が所定の単位期間毎に行われるようにされて、該所定の単位期間毎に生成された行動記録の多数回分について蓄積情報として記憶する機能と、
前記蓄積情報を分析した分析結果を取得する機能と、
をさらに有し、
前記依頼者用情報処理装置に提供する情報として、前記分析結果を含むようにされている、
ようにしてある(請求項8対応)。この場合、請求項2に記載の見守り支援方法を実行するために用いる見守り管理装置を提供することができる。
前記携帯情報端末を利用してカーシェアリングサービスを受けた際に、該見守り対象者の同乗者が保有する情報処理装置から該見守り対象者の健康状態に関する健康情報を取得する機能をさらに有し、
前記依頼者用情報処理装置に提供する情報として、前記健康情報を含むようにされている、
ようにしてある(請求項9対応)。この場合、請求項3に記載の見守り支援方法を実行するために用いる見守り管理装置を提供することができる。
カーシェアリングサービスにおける運行管理を行う運行管理装置と兼用されている、ようにしてある(請求項10対応)。この場合、運行管理装置が見守り管理装置の機能を有するようにして、ハードウエアを極力簡素化したり安価にシステムを構築する等の上で好ましいものとなる。
前記目的を達成するため、本発明における見守り用の携帯情報端末にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項11に記載のように、
見守り対象者が保有する見守り用の携帯情報端末であって、
キャッシュレスでの支払うを行うための機能と、
カーシェアリングサービスを受けるための機能と、
キャッシュレスの支払いが行われた際に、消費情報を取得する機能と、
カーシェアリングサービスを受けた際に、外出情報を取得する機能と、
前記取得された消費情報と外出情報とをまとめた行動記録を生成する機能と、
前記生成された行動記録を、前記見守り対象者に対する見守りを依頼している依頼者が保有する情報処理装置に提供する機能と、
を有している、ようにしてある。上記解決手法によれば、見守り対象者が保有する携帯情報端末によって、請求項1に記載の見守り支援方法を実行することができる。
本発明によれば、カーシェアリングサービスのシステムを有効に利用して、見守り対象者の状態をより多面的に把握することができる。
定時定路運行の路線例を示す図。 デマンド運行の一例を示す図。 本発明によるシステム系統例を示す図。 車載端末での表示例を示す図。 定時定路運行の乗車予約受付に伴う制御例を示すフローチャート。 デマンド運行の乗車予約受付に伴う制御例を示すフローチャート。 デマンド運行に伴う相乗りに関する制御例を示すフローチャート。 定時定路運行を乗車予約する場合のユーザ端末での画面表示例を示す図。 デマンド運行に対する相乗りの予約を行う場合のユーザ端末での画面表示例を示す図。 見守りを行うための制御例を示すフローチャート。 見守り依頼者に提供される見守り情報の例を示す図。
まず、カーシェアリングサービスについて説明する。
図1は、定時定路運行が行われる路線例を示すものである。図中、D1は、片道1車線(往復で2車線)の道路である。この道路D1は、鉄道路線Rにおける所定の駅Raを通るもので、この地域ではメインの道路となっている。駅Raの周辺が、この地域で唯一の繁華街となっており、役場、学校等の公的施設の他、病院や歯医者等の医療施設、スーパマーケット、コンビニエンスストア、カラオケ店等々の商業施設や娯楽施設が存在している。
道路D1に対しては、駅Raから離れた位置において、道路D2、D3が連なっている。道路D2、D3は、往復で1車線の対面通行用とされたローカルな道路となっている。この道路D2、D3沿いの地域は、山間部にあって、周囲の殆どが山や丘となる辺鄙な地域となっている。
道路D2のうち、道路D1から遠く離れた位置において、複数の集落A1〜A3が存在している。集落A1〜A3は、駅Raから10km以上離れた離村となっている、道路D3は、行き止まりとなっていて、行き止まりの位置には、集落A1〜A3の住民等が集うイベント会場(広場)A4とされている。
集落A1〜A3に居住する住民の総数は、数百名程度であるが、高齢者の割合が大きいものであり、自動車の運転をできない者も多数存在する状況となっている。そして、道路D2(つまり集落A1〜A3の住民)においては、路線バスの運行はされていないものである。
集落A1〜A3の住民の交通の便を図るために、住民同士の協力によって、定時定路運行とデマンド運行とを行うこととなっている。定時定路運行は、定時に決まった路線を走行するものである.定時定路運行の停留所が、S1〜S7として示される。停留所S1は、出発点となるもので、集落A1の住民用である。停留所S2は、集落A2の住民用である。停留所S3は、集落A3の住民用である。
停留所S4は、道路D2がメインの道路D1と交差する位置に設定されている。停留所S5は、小学校や中学校のある位置付近に設定されている。停留所S6は、役場付近の位置に設定されている。停留所S7は、定時定路運行の終点で、駅Ra付近に設定されている。このように、定時定路運行の路線は、停留所S1から、S2、S3、S4、S5、S6を経て、終点のS7へ到達する経路とされる。帰りの便は、上記とは逆の経路をたどることになる。なお、定時定路運行の運行便数は、例えば、往復共に、例えば朝2便、昼1便、夕方2便とされている。なお、同一時間に出発する定時定路運行で使用する運行用車両の台数は、1台に限らず、乗車希望者が多いときは複数台となる場合もある(同一便で複数台の運行用車両が稼働される場合あり)。
定時定路運行の変形として、臨時運行(臨時便)が適宜行われる。この臨時運行は、例えば、イベント会場A4で催し物(例えば盆踊り、花火大会、芋煮会等)が開催されるときにのみ行われる。この臨時運行の経路は、停留所S1から、S2、S3、S4を経て、停留所S8へ至る経路とされる(復路はこの逆)。臨時運行は、イベント開催日に、あらかじめ設定された定時に停留所S1を出発する便とされる。
臨時運行を含む定時定路運行とデマンド運行とを行う運行用車両は、集落A1〜A3の住民が保有する自家用自動車を利用する他、自治体や企業からの補助や寄付等で管理を任された専用車両が用いられる。運行用車両の台数は、少なくとも2台以上とされ、好ましくは10台以上が用意される。
運行用車両の運転を行うドライバーは、集落A1〜A3の住民から選ばれた者とされる。ドライバーとして選択されるには、あらかじめ事前講習(例えば半日〜1日程度の講習)を受けた者であることを条件とされる。すなわち、講習内容としては、例えば、安全運転に関する知識と実技の講習、乗客(特に高齢者や幼児)に対する運行用車両への乗り降りの補助の仕方に関する講習、ドライバーに要求される運行管理に関する知識や取扱い方等についての講習等がある。講習を修了したドライバーは、運行用車両の運転者として、登録される(ドライバーの登録の点については後述する)。
図2は、デマンド運行が行われた場合の一例を示すものである。図中P1は、デマンド運行を乗車予約した乗客(ユーザ)の住居であり、P2、P3は、この乗車予約されたデマンド運行(の運行用車両)に相乗りを希望した乗客(ユーザ)の住居である。デマンド運行は、乗客の希望に応じた出発地と目的地と経路とを自由に選択できる。図2では、乗車予約した乗客P1の自宅(付近)を出発地として、乗客P2の自宅付近、乗客P3の自宅付近を経由して、停留所S4方向に向かう場合が示される。
乗客P1の最寄りの停留所はS2であり、乗客P1の自宅から停留所S2までの徒歩での移動経路α1が破線で示される。同様に、乗客P2の最寄りの停留所はS3であり、乗客P2の自宅から停留所S3までの徒歩での移動経路α2が破線で示される。乗客P3の最寄りの停留所もS3であり、乗客P3の自宅から停留所S3までの徒歩での移動経路α3が破線で示される。
乗客P1〜P3にとって、最寄りの停留所までの移動時間あるいは移動距離が長い場合は、停留所までの歩行が大変となる。このため、停留所までの歩行を避けるためにデマンド運行を要求する可能性がある。また、デマンド運行を要求する場合としては、大きな(重い)荷物を携帯しているとき、どの停留所からも遠い場所へ移動するとき、乗客が車椅子や松葉杖を使用する歩行困難な場合等が考えられる。デマンド運行を利用するときの料金は、定時定路運行を利用するときの料金よりも割高となるが、停留所までの移動時間や移動距離を考慮して、定時定路運行を利用するか、デマンド運行を利用するか判断されることになる。なお、デマンド運行の出発地は、デマンド運行を行うことが許容(許可)される範囲内であれば、例えば駅Ra付近であったり、適宜の停留所(例えばS5やS6)付近である等、適宜選択できる。
次に、定時定路運行とデマンド運行との管理を行う運行管理システムの一例について、図3を参照しつつ説明する。
まず、U1は全体の管理を行う管理サイトであり、U2は管理サイトU1を操作する管理用端末である。この管理サイトU1と管理用端末U2とによって、運行管理装置が構成される。運行管理装置U1、U2は、情報処理装置としてのサーバ装置によって構成されて、CPU、通信手段、大容量の記憶部(メモリ等)、入力装置(例えばキーボードやマイク)、出力装置(例えば表示画面やスピーカ)等を有しており、通話機能をも有している。管理サイトU1は、ユーザ端末U3、ドライバー端末U4および車載端末U5がそれぞれ通信可能として接続されている。実施形態では、インターネットを介して、無線通信によって互いに情報交換できるようにされている。なお、各端末U3〜U5には、管理サイトU1との間での各種情報の授受を行うためのアプリケーションソフトがあらかじめインストールされている。
各端末U3〜U4は、それぞれ情報処理装置を利用して構成されて、通信部の他に、出力部としての表示画面やスピーカ、入力部としての文字入力部やマイク、CPU、記憶部(メモリ)を備えている他、位置情報を取得するためのGPS機能を有している。実施形態では、ユーザ端末U3とドライバー端末U4とは、スマートフォンを利用して構成されて、カメラ機能をも有している。ユーザ端末U3、ドライバー端末U4は、携帯情報端末としてのスマートフォンを利用する他、タブレット型のパソコンを利用することができる。また、車両Vに搭載された車載端末U5は、例えばナビゲーション装置を利用して構成されて、地図表示機能の他に、ドライブレコーダ機能が付加され、さらにユーザ端末U3やドライバー端末U4の機能と同様の機能が付加されている。
管理サイトU1(管理用端末U2)は、運行管理のための入出力作業が多くなるため、高性能のパーソナルコンピュータを利用して構成するのが好ましい。この管理サイトU1を構成するコンピュータ(サーバ装置)および管理用端末U2は、例えば役場に設置することができる。また、管理サイトU1を構成するコンピュータを例えば役場に設置する一方、管理用端末U2を役場の他に集落A1〜A3にも設定(複数設置)することにより、管理サイトU1を構成するコンピュータの設置位置から離れた位置でもって管理サイトU1を操作できるようにしてもよい。ただし、ある1台の管理用端末U2が使用されているときは、他の管理用端末U2が使用できない設定とするのが好ましい。
車載端末U5は、図4に示すように、ドライバーから目視し易い位置に設けられる表示画面20を有している。そして、車載端末U5は、後述するように管理サイトU1(管理用端末U2を操作する管理者)と運行用車両を運転するドライバーとの間での各種の情報交換を行うものである。また、車載端末U5は、運行用車両の位置情報を、管理サイトU1へ自動的に送信するものとなっている。
図4は、車載端末U5の一部を構成する表示画面20での表示例を示すものである。図4では、定時定路運行とデマンド運行とも実質的に同様な表示態様とされる。表示画面20に表示される内容としては、ユーザ名(乗客名)、乗車位置および降車位置が表示される。乗客が複数名の場合は、同様の表示が下列に表示される。乗客名の表示は、乗車位置が近い順にから遅い順に、上方から下方へ表示される。なお、乗車位置と降車位置との名称は、定時定路運行の場合は停留所名となるが、デマンド運行の場合は、乗客の要望に応じた乗車位置と降車位置とを示す特有の地名表示とされる。
表示画面20は、タッチパネル式とされている。ある乗客○○○が乗車位置で乗車すると、ドライバーは表示画面20中の乗車確認スイッチ21をタッチ操作する。これにより、ある乗客○○○が乗車したことの情報が、管理サイトU1に送信されて、記憶される。同様に、ある乗客○○○が降車位置で降車すると、ドライバーは表示画面20中の降車確認スイッチ22をタッチ操作する。これにより、ある乗客○○○が降車したことの情報が、管理サイトU1に送信されて、記憶される。他のユーザの乗車、降車についても同様のことが行われる。
全てのユーザが降車した際に、ドライバーは、表示画面20中に表示されている完了スイッチ23をタッチ操作する。これにより、運行が完了したことの報告情報が、管理サイトU1に送信されて、記憶される。表示画面20中に表示されている地図表示を要求するスイッチ24をタッチ操作すると、走行経路が表示される。この走行経路の表示は、特にデマンド運行の際に必要となる可能性が高いもので、例えば図2に示すような地図表示が行われて、走行経路が図2中一点鎖線で示すような態様でもってでもって表示される(走行経路は、ナビゲーション装置で行われる案内経路表示のように、色分け表示とするのが好ましい)。
表示画面20中に表示される緊急スイッチ25をタッチ操作すると、管理サイトU1を介して、管理用端末U2(を操作している管理者)に対して、緊急事態の発生を知らせる旨の報知が行われる。これによりドライバーと管理者との間で、緊急事態に対応するための情報交換が行われる。
ある運行便の運行が終了する毎に、運行の詳細内容、具体的には例えば運行便(特に走行経路と運行時間帯)と利用者とドライバーとが関連づけられた状態で、管理サイトU1の記憶部10記憶される(データベース化)。この記憶の際に、ドライバーへの報酬、ユーザの支払った料金の他、運行管理者をも対応づけて記憶しておくことができる。記憶されている過去の運行内容の詳細は、今後の運行を行う際の支援情報として利用することができる。
次に、管理サイトU1と管理用端末U2とによって行われる運行管理の制御例について、図5〜図7のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、以下の説明では、管理サイトU1による公開あるいは報知とは、管理サイトU1から他の端末(特にユーザ端末U3やドライバー端末U4)へ情報送信(特に自動送信)する場合に限らず、他の端末から管理サイトU1にアクセスしたときに他の端末で公開あるいは報知の内容を示す情報を確認できることをも含むものである。ただし、実施形態では、管理サイトU1による公開は、他の端末から管理サイトU1へアクセスしたときに公開している情報を他の端末で確認できる場合としてあり、管理サイトU1からの報知は、管理サイトU1から他の端末へ積極的に情報送信するようにしてある。
ここで、管理サイトU1には、あらかじめ各種の登録が行われる。具体的には、管理用端末U2を操作して、管理者登録と、ドライバー登録と、ユーザ登録とが行われる(登録内容が記憶される)。
登録される管理者は、例えば役場の職員や、集落A1〜A3の住民の中から推薦等によって選択されるが、極力多人数を登録しておくのが好ましい。管理者登録に際しては、例えば、氏名、住所、年齢、性別、電話番号、ID等とされる。なお、管理者となる前提としてあらかじめ講習を受講して、本システムの取扱を十分に理解した者とされる。なお、管理者については、管理用端末U2がむやみに操作されないように、あらかじめIDとパスワードが各管理者に割り当てられて、IDとパスワードとを入力しない限り、管理用端末U2を操作できないようにされる。
運行用車両を運転するドライバーの登録は、例えば、氏名、住所、年齢、性別、電話番号、ID、運転する運行用車両の種別、運転免許証の有効期限、講習の受講日等が登録される。この登録に際しては、さらに、個々のドライバーの要望に応じて、担当できる運行が、定時定路運行のみであるか、デマンド運行のみであるか、定時定路運行とデマンド運行との両方の運行が可能であるかの登録も行われる。
ユーザの登録は、運行用車両を利用する乗客となる予定者の登録である(利用者の会員登録ともいえる)。この登録は、例えば、氏名、住所、年齢、性別、電話番号、ID、自宅からの最寄りの停留所名、最寄りの停留所までの移動時間および移動距離等とされる。また、ユーザ登録に際しては、デマンド運行を乗車予約した際に、相乗り者となる他のユーザを仲間として登録することもできるようになっている(例えば個人名や、居住地域名等での登録)。前述した各登録はそれぞれ、管理サイトU1の記憶手段10に記憶される(データベース化)。
以上に加えて、管理サイトU1には、運転担当が可能なドライバーがあらかじめ登録(受付)される。すなわち、例えば、翌月の1ヶ月分の各日について、運転担当が可能な日と時間帯が、例えばドライバー端末U4を介してあるいは管理用端末U2を操作して、管理サイトU1に登録(記憶)される。運転担当可能な日や時間帯は、変更取消が可能である。なお、運転担当可能な日と時間帯の登録は、電話や紙形式でも可能であり、この場合は、管理者が、管理用端末U2を利用してドライバー受付を行うことになる。
管理サイトU1では、図4に示すスイッチ21が操作されることにより、乗車の確認が行われる。図4に示すスイッチ22が操作されることにより、降車の確認が行われる。そして、図4に示すスイッチ23が操作されることにより、乗客全員が降車した運行完了であることが確認される。このような処理によって、運行している運行用車両の状況を把握することができる(この運行状況は、運行用車両から送信される車両位置情報を含めて、管理者が、管理用端末U2を操作して、その表示画面でもっていつでも確認することができる)。
ここで、管理サイトU1に記憶されている情報は、全て管理用端末U2で呼び出してその表示画面に表示させることができる。この管理用端末U2で表示される情報は、前述した登録に関する事項のみならず、過去の運行サービスの利用者等に関する情報も表示させることができる。例えば、ある運行便についての利用者の情報を、過去分に渡って表示させることができる。これにより、ある運行便について頻繁に利用するユーザや、たまに利用するユーザ、殆ど利用しないユーザ等を確認することが可能となっている。同様に、過去に実行されたデマンド運行に関する情報も表示させることができる。表示内容は、管理者の操作によって適宜公開することができる。
図5は、定時定路運行を行うための処理を示すものである。まずQ1において、管理サイトU1によって、所定の運行便について公開が行われ、またQ2において乗車予約の受付が行われる。運航便の公開は、例えば、管理サイトU1から各ユーザ端末U3に対して情報を送信することにより行うこともでき、またユーザがそのユーザ端末U3を操作して管理サイトU1にアクセスすることにより確認することもできる。
Q2後、Q3において、乗車予約の締切時間になったか否かが判別される。このQ3の判別でNOのときは、Q2に戻る(乗車予約の受付継続)。Q3の判別でYESのときは、Q4において、乗車予約したユーザのユーザ端末と、運転担当するドライバーのドライバー端末U4と、車載端末U5に対して、確定した運行内容の詳細が報知される。この報知の内容は、例えば、ドライバー名や使用する運行用車両の詳細、利用するユーザ名とその乗車位置と降車位置等とされる。
図6は、デマンド運行を行うための処理を示すものである。まず、Q31において、ユーザからのデマンド運行についての乗車予約が受け付けられる。受付内容は、少なくとも、乗車を希望する日と、乗車場所(出発地点)と、乗車時間と、降車場所(降車地点)とを含むものとされる。乗車予約の際に、相乗りを希望(許可)するか否かの情報を含めることができる。すなわち、デマンド運行を乗車予約したユーザが、例えば家族でもって一緒に移動したいとき、プライバシーの観点から同乗者が居ないことを希望するとき、さらには目的地に早く到着したいときは、乗車予約の際に、「相乗り不可」の情報を含めることができる。なお、「相乗り不可」の情報がない限り、「相乗り許可」と自動的に判断することができる。
なお、乗車予約は、ユーザ端末U3を利用して行われることを想定しているが、この他、電話や紙での乗車予約も受付可能とされる(この場合は、管理者が、管理用端末U2を用いて、乗車予約の内容を管理サイトU1へ入力することになる)。勿論、乗車予約された内容は、管理サイトU1の記憶部10に記憶される。なお、乗車予約は、例えば、前日の午後5時まで等、受付期限を設定しておくこともできるが、病気や事故の発生等の緊急時に迅速にデマンド運行を行えるように、受付期限は設けない設定とするのが好ましい。
Q32では、デマンド運行の乗車予約を受け付けたか否かが判別される。このQ32の判別でNOのときは、リターンされる(デマンド運行なし)。Q32の判別でYESのときは、Q33において、運転を担当するドライバーの選択が行われる(使用する運行用車両は、選択されたドライバーに応じて自動的に決定される)。ドライバーの選択に際しては、記憶部10に記憶(登録)されているドライバーの中から、運転担当することが可能なドライバーの中から1名を選択することにより行うこととなる。ドライバーの選択に際しては、運転担当が可能なドライバーの中から順番に自動的に選択することもできる。また、ドライバーの選択に際しては、管理者が管理用端末U2を利用して、手動操作によって選択することもでき、この場合、デマンド運行を希望した乗客のドライバー指定に基づく選択とすることもできる。選択されたドライバー(のドライバー端末U4)に対しては、乗車予約された内容が報知(送信)される。
Q34では、乗車予約された内容(特に乗車位置と降車位置)に基づいて、デマンド運行での走行経路が決定される。Q34の後、Q35において、相乗りの受付処理が行われる。このQ35の処理については、後述する。この後、Q36において、相乗りの乗客が存在するか否かが判別される。このQ36の判別でYESのときは、Q37において、相乗りの乗客が希望する乗車位置と降車位置とに応じて、Q34で決定された走行経路が修正される。
Q37の後、あるいはQ36の判別でNOのときはそれぞれ、Q38において、デマンド運行での走行経路が、乗客に関する情報や乗車位置と降車位置に関する情報と共に、ドライバー端末U4や車載端末U5に対して報知(送信)される(相乗り者の確認等のためにユーザ端末U3に対して報知することもできる)。
図7は、図6のQ35における相乗りの受付処理を示す。まず、Q51において、デマンド運行を当初に乗車予約した乗客(ユーザ)が、相乗りを許可しているか否かが判別される。このQ51の判別でYESのときは、Q52において、相乗りの受付が行われる。この相乗り受付は、管理用端末U2を操作することにより、デマンド運行の日、時間、乗車位置(出発地)、降車位置(目的地)、乗車位置から降車位置までの走行経路を、ユーザ端末U3に対して報知することにより行われる。そして、この報知された情報に基づいて、相乗り希望者から相乗りの乗車予約を受け付けることになる。相乗り希望者は、希望する乗車位置と降車位置とを指定して、相乗りの乗車予約を行うことになる(相乗りの乗車予約は管理サイトU1に記憶される)。なお、相乗りを促す(相乗りの乗車予約を受け付ける)ユーザ範囲については後述する。
Q53では、相乗り希望者が存在するか否かが判別される。このQ53の判別でYESのときは、例えば管理用端末U2を操作することにより、相乗りに関する情報が、乗車予約されたデマンド運行を利用する全てのユーザ(ユーザ端末U3)および運転担当のドライバー(のドライバー端末U4)、および車載端末U5に対して報知される。相乗りに関する情報としては、少なくとも走行経路とユーザ名と各ユーザ毎の乗車位置および降車位置が含まれるものとされる。
次に、図8、図9を参照しつつ、前述した各説明の補足説明を行うこととする。まず、図8は、定時定路運行を乗車予約する際のユーザ端末U3の表示画面での基本的な表示例である。例えば、ユーザ端末U3を操作して、定時定路運行の乗車予約を行う旨の情報を管理サイトU1へ送信することにより、その返信として表示画面30において図8に示すような表示が行われる。また、管理サイトU1からユーザ端末U3へあらかじめ乗車予約に必要な情報をあらかじめユーザ端末U3に送信して、送信内容をユーザ端末U3に記憶させておくことにより、ユーザ端末U3にただちに図8に示すような表示を行わせることもできる。表示画面30には、表示欄31において、定時定路運行の乗車予約であること、予約対象となる日(定時定路運行を利用する日)と、ユーザ名とが表示される。なお、乗車予約を確定した際には、表示されたユーザ名でもって乗車予約される。
表示画面30には、定時定路運行の便名(第1便、第2便・・・)が表示されると共に、各便について、出発時間(実施形態では停留所S1での出発時間)が表示される。また、各便について、乗車位置を選択するタッチ式のボタン表示(スイッチで、以下同じ)32と、降車位置を選択するタッチ式のボタン表示33と、利用人数を選択するタッチ式のボタン表示34と、予約する旨を選択するタッチ式のボタン表示35とが表示される。
乗車位置と降車位置との選択は、それぞれ停留所(S1〜S7)からの選択となる。すなわち、第1便を例にすると、乗車位置の選択を行うボタン表示32において、△または▽のボタンを操作することにより、ボタン表示32に表示される停留所が順次変更される。第1便については、図13では、乗車位置が停留所S1とされた状態が示される。同様の操作によって、降車位置の選択が行われ(第1便では停留所S6が降車位置として選択された状態)、乗車人数の選択が行われる(第1便では1人が選択された状態が示される)。ボタン表示32〜34の表示内容を確認して、乗車予約を行うためのボタン表示35を操作することにより、第1便について、表示内容に応じた乗車予約が行われる。
乗車予約は、1回に複数の選択が可能であり、例えば、復路の便についても同様にして乗車予約を行うことができる。全ての乗車予約を行った後、ボタン表示36を操作して予約完了とされる。このボタン表示36が操作されることにより、乗車予約された内容が、ユーザ端末U3から管理サイトU1へ送信される。
図9は、デマンド運行での相乗りを促すためのユーザ端末U3での表示例が示される。表示欄41に、デマンド運行であること等が表示される。表示欄42において出発地と出発時間とが表示される。表示欄43において、目的地と目的地への到着予想時間とが表示される。表示欄44において、ユーザ端末U3を操作しているユーザの自宅から最寄りの停留所への到着時間が表示される。表示欄45において、地図上に走行経路(破線で示される)が表示される。なお、図9では、走行経路が、停留所S1を経由する場合が示される。なお、相乗りするユーザの自宅を経由することを許容する場合は、最寄りの停留所への予想到着時間に代えて、自宅への到着予想時間とすればよい。
デマンド運行の内容を理解したユーザが、このデマンド運行を乗車予約する(相乗りする)場合は、表示欄46での表示内容を操作することになる。すなわち、表示欄46中のタッチ式のボタン表示47を操作することにより出発地点が選択される。選択可能な出発地点としては、例えば停留所S1〜S7や自宅を含めることができる。タッチ式のボタン表示48を操作することにより目的地が選択される。タッチ式のボタン表示49を操作することにより乗車人数が選択される。ボタン表示47〜49を利用した選択が終了した後、タッチ式のボタン表示50を操作することにより、デマンド運行に相乗りする旨の情報が、その予約内容と共に管理サイトU1に送信される。
次に、見守りサービスについて説明する。
まず、図3では、カーシェアリングサービスを利用する多くのユーザ端末U3のうち、見守り対象者が保有するユーザ端末がU3Mとして別個独立して表示されている。この見守り対象者のユーザ端末U3Mには、カーシェアリングサービスを利用するためのアプリ(アプリケーションソフト)の他に、キャッシュレスでの支払いを行うためのアプリと、見守り用のアプリとがあらかじめインストールされている。
ユーザ端末U3Mは、あらかじめ、銀行に設置されている情報処理装置からなる銀行端末UBKとの間で、キャッシュレスでの支払いに必要な情報が授受されて、ユーザ端末U3Mに関する情報が銀行端末UBKに登録される(ID情報や自動引き落とし口座等の登録)。
また、ユーザ端末U3Mは、キャッシュレスでの支払いを受け付ける店舗に設置されている情報処理装置からなるキャッシュレス用のレジ端末U6との間で、支払いに関する情報が授受できるように設定される。キャッシュレスでの支払いは、例えば店舗が提供する支払い用のQRコード(登録商標)を、ユーザ端末U3Mのカメラで読み取って、承諾の操作を行うことにより行なうことができる。このキャッシュレスでの支払いの際、ユーザ端末U3Mには、店舗名、支払い日時、購入金額、購入物品あるいはサービス等の情報が取得されて記憶される。また同時に、キャッシュレスでの支払いが行われたときは、その情報がレジ端末U6から銀行端末UBKへ送信される(銀行から店舗への支払い用)。
さらに、情報処理装置からなる見守り管理装置UXが設けられる。この見守り管理装置UXは、ユーザ端末U3Mを利用してキャッシュレスでの支払いが行われたときに、支払いに関する情報を消費情報として取得して、取得した情報を記憶手段(メモリ)に記憶する。すなわち、キャッシュレスでの支払いが行われた際に、上記消費情報(店舗名、支払い日時、購入金額、購入物品あるいはサービス等の情報)は、ユーザ端末U3Mから見守り管理装置UXに対して自動送信される。なお、見守り管理装置UXでの消費情報の取得は、店舗(レジ端末U6)から見守り管理装置UXに対して消費情報を送信(自動送信)することによって行うこともできる。
見守り管理装置UXは、ユーザ端末U3Mを保有する見守り対象者がカーシェアリングサービスを利用した際に、見守り対象者の行動情報を取得する。この行動情報の取得は、運行管理装置U1から見守り管理装置UXへ行動情報を送信(自動送信)することにより行うことができる。また、ユーザ端末U3Mから見守り管理装置UXへ行動情報を送信(自動送信)することにより行うこともできる。行動情報としては、運行種別(定時定路運行からデマンド運行かの区別)、利用時間(例えば出発時間と目的地到着時間との少なくとも一方)、出発地、目的地、経路等とされる。
見守り管理装置UXは、見守りを依頼した依頼者におけるパソコン等の情報処理装置U7に、後述する見守り情報を提供する。見守り依頼者は、例えば見守り対象者とは遠く離れた場所に居住する家族や親族等とされる。見守り管理装置UXは、実施形態では、運行管理装置としての運行の管理サイトU1や管理用端末U2とは別個独立して構成されている。ただし、管理サイトU1と管理用端末U2とから構成される運行管理装置によって、見守り管理装置UXの機能を兼用させることもできる(ハードウエアの共通化)。
次に、見守り管理装置UXによる見守りの制御例について、図10のフローチャートを参照しつつ説明する。まず、Q61において、キャッシュレスでの支払いが行われたか否かが判別される(例えば、ユーザ端末U3Mあるいはレジ端末U6から送信される情報を受信したか否の判別)。このQ61の判別でYESのときは、Q62において、キャッシュレスでの支払いに関する情報が、消費情報として記憶される(店舗名、支払い日時、購入金額、購入物品あるいはサービス等の情報の記憶)。
Q62の後、あるいはQ61の判別でNOのときは、Q63において、見守り対象者がカーシェアリングサービスを利用したか否かが判別される(例えば、ユーザ端末U3Mあるいは管理サイトU1から送信される情報を受信したか否の判別)。このQ63の判別でYESのときは、Q64において、利用されたカーシェアリングサービスに関する情報が外出情報として記憶される。
Q64の後、Q65において、見守り対象者が利用したカーシェアリングサービスの車両に同乗している同乗者から、見守り対象者に関する健康に関する健康情報があるか否かが判別される。同乗者は、ドライバーと相乗りしている同乗者(ユーザ)の両方を含むものである。このQ65の判別は、例えば、ドライバー端末U4、車載端末U5あるいは相乗りしている同乗者のユーザ端末U3から送信される健康情報を受信した否かの判別となる。Q65の判別でYESのときは、Q66において、受信した健康情報が記憶される。
健康情報としては、肉体的なものと精神的なものを含み、通常は、見守り対象者になんらかの異常や異変が見受けられたときに、同乗者がその旨を見守り管理装置UXへ送信することになる。健康情報の送信を促すために(見守り対象者の健康状態を多くの人で観察できるようにするために)、見守り対象者の健康情報を送信してくれた同乗者にポイント付与する等のインセンティブを与えることもできる。
Q66の後、Q63の判別でNOのとき、あるいはQ65の判別でNOのときは、それぞれ、Q67に移行する。Q67では、Q62で記憶された消費情報とQ64で記憶された外出情報とを関連づけた行動記憶が生成されて、この行動記録が記憶される。この際、合わせて、Q66で記憶された健康情報も関連づけた状態で記憶される。
Q67の後、Q68において、Q67で記憶されている行動記録が、過去の行動記録に対して新たに追加されて、蓄積情報の更新が行われる。すなわち、Q67において生成された行動記録が順次蓄積されて、データベース化されることになる。
Q68の後、Q69において、Q67で新たに生成された最新の行動記録を含むQ68で蓄積されている蓄積情報に基づいて、行動分析が行われる。行動分析は、見守り対象者の行動(消費行動や外出行動)について、異常(異変)を示すものが存在するか否かを分析することである。この分析に際しては、AI(人工知能)を利用することもできる。分析に際しては、最新の行動記録とそれ以前までの蓄積情報とを比較した分析をも含むものとされる。
分析結果は、異常なしと異常ありとに大別でき、異常有りの場合は、異常内容が抽出される。異常有りのときの異常内容としては、例えば、外出頻度が低下している、最近の行き先がかなり変化している、ある店舗での消費(例えば消費金額)に異常が見受けられる、ある店舗を訪問する頻度が低下している等々がある。
Q69の後、Q70において、Q69での分析結果が異常有りであるか否かが判別される。このQ71の判別でNOのときは、Q71において、見守り依頼者から見守り情報を提供することの要請があったか否かが判別される。このQ71の判別でNOのときは、そのまま終了される(Q61以下の処理が繰り返される)。
上記Q70の判別でYESのとき、あるいはQ71の判別でYESのときは、それぞれ、Q72において、見守り情報が見守り依頼者(の情報処理装置U7)に対して送信される。
上述のように、通常は、見守り依頼者からの要請があったタイミングで見守り情報が見守り依頼者に提供される。一方、Q70において異常有りと判別されたときは、自動的に見守り情報を見守り依頼者に対して送信するようにしてある(早期報知)。なお、実施形態では、同乗者からの健康情報の提供があったときは、Q69での分析結果は異常有りとされて、見守り情報が早期に見守り依頼者に対して報知されるようにしてある。
図11は、見守り依頼者(の情報処理装置U7)に対して提供される見守り情報の一例を示すものである。この図11において、表示欄81は、見守り対象者と見守り依頼者を表示する。表示欄82は、見守り情報の提供日を表示する。表示欄83は、カーシェアリングサービスの利用内容を表示する。スイッチ84をタッチ操作することにより、カーシェアリングサービスのより詳細な内容を例えばポップアップ式に表示する(例えばドライバー、相乗りの同乗者等)。スイッチ85をタッチ操作することにより、例えばポップアップ式により、過去に利用したカーシェアリングサービスを日付の新しい順に表示する。
表示欄86〜87は、消費行動の詳細が表示される。表示される消費行動は、カーシェアリングサービスを利用した際のものを前提とするが、カーシェアリングサービスを利用しないときの消費行動をも含めることができる。スイッチ89をタッチ操作することにより、過去の消費行動が、例えばポップアップ式に、日付の新しい順に表示される。
表示欄90は、同乗者からの健康情報を表示する。スイッチ91をタッチ操作することにより、過去の健康情報が、例えばポップアップ式に、日付の新しい順に表示される。表示欄92は、蓄積情報に基づく分析結果を表示する。表示される分析結果は、最新の行動記録とそれまでの蓄積情報との比較結果をも含むものとされる。スイッチ93をタッチ操作することにより、過去の分析情報が、例えばポップアップ式に、日付の新しい順に表示される。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能であり、例えば次のような場合をも含むものである。
(1)定時定路運行の往路便で使用した運行用車両(およびドライバー)を、そのまま復路便用の運行用車両として利用することもできるが、往路便と復路便との運行用車両(およびドライバー)を相違させることもできる。
(2)管理サイトU1は、自動化という点では、他の端末U2〜U5と情報の授受を自動的に行えるように設定するのが好ましいが(例えばある情報が入力されたときに、これに対応した出力情報を他の端末U2〜U5に対して自動的に行う)、管理用端末U2を積極的に利用することにより、管理サイトU1を極力簡単化して、設置コスト低減等を図ることもできる。
(3)車載端末は、そのディスプレイを運行用車両のインストルメントパネル上に配設する一方、その操作部を例えばコンソールボックスあるいはその付近に設けたコマンダスイッチとして構成することもできる(コマンダスイッチによって、表示画面上のカーソルの移動や選択を行う等)。また、ドライバー端末と車載端末とを共通(兼用)とすることもでき、この場合ドライバー端末を運行用車両に設置される態様とすることができ、また車載端末を運行用車両から外部に持ち出すことのできる態様とすることもできる。さらに、ドライバー端末と車載端末とを別途設ける場合、ドライバー端末と車載端末とを同期させて、管理サイトU1からの情報をドライバー端末と車載端末とで同じように確認できるようにすることもできる。
(4)見守り対象者が保有するユーザ端末U3Mそのものに、見守り管理装置UXの機能の一部または全部を付与することもできる。見守り管理装置UXの一部の機能をユーザ端末U3Mに持たせる場合、多くの容量や高処理能力を必要とする例えばQ68に対応した蓄積情報の記憶やQ69に対応した行動分析の機能を見守り管理装置UXに付与する一方、残りの機能(例えばQ62、Q64、Q66での情報取得)は、ユーザ端末U3Mに持たせるのが好ましい(ユーザ端末U3Mは、見守り管理装置UXを一種のクラウドコンピュータとして利用)。なお、見守り依頼者への見守り情報の提供は、見守り情報が行動分析を行った後のものであることから、見守り管理装置UXでもって行うのが好ましいが、見守り情報を見守り管理装置UXから一旦ユーザ端末U3Mへと送信して、ユーザ端末U3Mから見守り依頼者へ送信するようにすることもできる。
(5)図10におけるQ67での行動記録の生成は、所定の単位期間(好ましくは1日単位)で行う一方、Q68での蓄積情報は長期間(例えば6ヶ月〜1年以上)に渡るものとすることができる。
(6)フローチャートに示すステップあるいはステップ群は、その機能内容に手段(あるいは機能)の名称を付した表現でもって、例えば管理サイトU1や見守り管理装置UXの有する手段(あるいは機能)として表現することができる。また、特許請求の範囲に記載された事項は、実施形態において開示されているものとすることができる。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本発明は、カーシェアリングサービスのシステムを有効に利用して、見守り対象者の見守りを行うことができる。
V:車両
UX:見守り管理装置
UBK:サーバ装置(銀行)
U1:管理サイト(運行管理装置)
U2:管理用端末(運行管理装置)
U3:ユーザ端末
U3M:ユーザ端末(見守り対象者が保有)
U4:ドライバー端末
U5:車載端末
U6:レジ端末(キャッシュレス用)
U7:情報処理装置(見守り依頼者)
A1〜A3:集落
D1〜D3:道路
S1〜S7:停留所(定時定路運行用)
S8:停留所(臨時の定時定路運行用)
20:表示画面(車載端末)
21:確認スイッチ(乗車確認用)
22:確認スイッチ(降車確認用)
25:緊急スイッチ

Claims (11)

  1. 見守り対象者によってキャッシュレスでの支払いが行われた際に、該見守り対象者の消費情報を取得する第1ステップと、
    見守り対象者がカーシェアリングサービスを受けた際に、該見守り対象者の外出情報を取得する第2ステップと、
    前記第1ステップで得られた消費情報と前記第2ステップで得られた外出情報とに基づいて行動記録を生成する第3ステップと、
    前記第3ステップで生成された行動記録を、前記見守り対象者に対する見守りを依頼した依頼者に提供する第4ステップと、
    を備えていることを特徴とする見守り支援方法。
  2. 請求項1において、
    前記第3ステップでの行動記録の生成が所定の単位期間毎に行われるようにされて、該所定の単位期間毎に生成された行動記録の多数回分について蓄積情報として記憶する第5ステップと、
    前記蓄積情報を分析した分析結果を取得する第6ステップと、
    をさらに有し、
    前記第4ステップでは、前記分析結果をも前記依頼者に提供する、
    ことを特徴とする見守り支援方法。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記見守り対象者が前記カーシェアリングサービスを受けた際に、該見守り対象者の同乗者から該見守り対象者の健康状態に関する健康情報を取得する第7ステップをさらに有し、
    前記第4ステップでは、前記健康情報をも前記依頼者に提供する、
    ことを特徴とする見守り支援方法。
  4. 請求項1において、
    前記見守り対象者が保有する携帯情報端末に、キャッシュレスでの支払うを行うための第1アプリと、カーシェアリングサービスを受けるための第2アプリと、見守り用の第3アプリと、があらかじめインストールされており、
    情報処理装置からなる見守り管理装置を備え、
    前記第3アプリが、前記消費情報と前記外出情報とを前記見守り管理装置に対して送信するようにされ、
    前記見守り管理装置が、前記第1ステップと前記第2ステップと前記第3ステップと前記第4ステップでの処理を行う、
    ことを特徴とする見守り支援方法。
  5. 請求項2において、
    前記見守り対象者が保有する携帯情報端末に、キャッシュレスでの支払うを行うための第1アプリと、カーシェアリングサービスを受けるための第2アプリと、見守り用の第3アプリと、があらかじめインストールされており、
    情報処理装置からなる見守り管理装置を備え、
    前記第3アプリが、前記消費情報と前記外出情報とを前記見守り管理装置に対して送信するようにされ、
    前記見守り管理装置が、前記第1ステップと前記第2ステップと前記第3ステップと前記第4ステップと前記第5ステップと前記第6ステップでの処理を行う、
    ことを特徴とする見守り支援方法。
  6. 請求項3において、
    前記見守り対象者が保有する携帯情報端末に、キャッシュレスでの支払うを行うための第1アプリと、カーシェアリングサービスを受けるための第2アプリと、見守り用の第3アプリと、があらかじめインストールされており、
    情報処理装置からなる見守り管理装置を備え、
    前記第3アプリが、前記消費情報と前記外出情報とを前記見守り管理装置に対して送信するようにされ、
    前記見守り管理装置が、前記第1ステップと前記第2ステップと前記第3ステップと前記第4ステップと前記第7ステップでの処理を行う、
    ことを特徴とする見守り支援方法。
  7. 見守り対象者が保有する携帯情報端末と通信可能な情報処理装置からなる見守り管理装置であって、
    前記携帯情報端末を利用してキャッシュレスの支払いが行われた際に、該携帯情報端末から消費情報を取得する機能と、
    前記携帯情報端末を利用してカーシェアリングサービスを受けた際に、該携帯情報端末から外出情報を取得する機能と、
    前記取得された消費情報と外出情報とをまとめた行動記録を生成する機能と、
    前記生成された行動記録を、前記見守り対象者に対する見守りを依頼している依頼者が保有する情報処理装置からなる依頼者用情報処理装置に提供する機能と、
    を備えていることを特徴とする見守り管理装置。
  8. 請求項7において、
    前記行動記録の生成が所定の単位期間毎に行われるようにされて、該所定の単位期間毎に生成された行動記録の多数回分について蓄積情報として記憶する機能と、
    前記蓄積情報を分析した分析結果を取得する機能と、
    をさらに有し、
    前記依頼者用情報処理装置に提供する情報として、前記分析結果を含むようにされている、
    ことを特徴とする見守り管理装置。
  9. 請求項7または請求項8において、
    前記携帯情報端末を利用してカーシェアリングサービスを受けた際に、該見守り対象者の同乗者が保有する情報処理装置から該見守り対象者の健康状態に関する健康情報を取得する機能をさらに有し、
    前記依頼者用情報処理装置に提供する情報として、前記健康情報を含むようにされている、
    ことを特徴とする見守り管理装置。
  10. 請求項7ないし請求項9のいずれか1項において、
    カーシェアリングサービスにおける運行管理を行う運行管理装置と兼用されている、ことを特徴とする見守り管理装置。
  11. 見守り対象者が保有する見守り用の携帯情報端末であって、
    キャッシュレスでの支払うを行うための機能と、
    カーシェアリングサービスを受けるための機能と、
    キャッシュレスの支払いが行われた際に、消費情報を取得する機能と、
    カーシェアリングサービスを受けた際に、外出情報を取得する機能と、
    前記取得された消費情報と外出情報とをまとめた行動記録を生成する機能と、
    前記生成された行動記録を、前記見守り対象者に対する見守りを依頼している依頼者が保有する情報処理装置に提供する機能と、
    を有している、
    ことを特徴とする見守り用の携帯情報端末。
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