JP2021001791A - 汎用漏電検出装置 - Google Patents

汎用漏電検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021001791A
JP2021001791A JP2019115227A JP2019115227A JP2021001791A JP 2021001791 A JP2021001791 A JP 2021001791A JP 2019115227 A JP2019115227 A JP 2019115227A JP 2019115227 A JP2019115227 A JP 2019115227A JP 2021001791 A JP2021001791 A JP 2021001791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
zero
current
ground fault
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019115227A
Other languages
English (en)
Inventor
片岡耕造
Kozo Kataoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LIFETECHNOS CO Ltd
Original Assignee
LIFETECHNOS CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LIFETECHNOS CO Ltd filed Critical LIFETECHNOS CO Ltd
Priority to JP2019115227A priority Critical patent/JP2021001791A/ja
Priority to PCT/JP2019/045111 priority patent/WO2020255440A1/ja
Publication of JP2021001791A publication Critical patent/JP2021001791A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/50Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H83/00Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current
    • H01H83/02Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current operated by earth fault currents
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H3/00Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
    • H02H3/38Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to both voltage and current; responsive to phase angle between voltage and current
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H7/00Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
    • H02H7/26Sectionalised protection of cable or line systems, e.g. for disconnecting a section on which a short-circuit, earth fault, or arc discharge has occured

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Breakers (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

【課題】不必要動作(貰い動作)防止の目的で自線地絡方向を判別して漏電警報動作をする地絡方向継電装置には、高感度な感度電流に整定した場合、感度電流整定値を超えても零相電圧不足で動作出来ない「電圧待ち不動作」の現象を起こすという問題がある。又、直接接地方式電路では零相電圧が零又は微少であり使用出来ない。本発明は、高感度動作領域の漏電検出動作を阻害することなく貰い動作を防止し、直接接地方式電路から非接地方式電路まで共通に使用可能な汎用漏電検出装置を提供する。【解決手段】零相変流器に検出される零相電流の位相を被監視電路の零相電圧を基準にして判別し、その結果が負荷側Lから電源側Kに逆走する貰い位相電流である場合は、漏電警報出力時限より早い時限で漏電警報出力の抑止処理を完了する方法で解決する。【選択図】図1

Description

本発明は、電気の安全や保安を確保する無方向性漏電検出装置としての漏電継電器や漏電遮断器及び地絡方向性漏電検出装置としての地絡方向継電装置等に関するものである。
従来の無方向性漏電検出装置は、漏電監視中の電路以外の電源側電路の地絡事故が原因で、監視中電路負荷側の対地静電容量を介して零相変流器を逆流する貰い電流が流れ、健全な自線電路の漏電検出装置が漏電警報を発する「不必要動作」が生じ、選択漏電警報設備を多数回線に施工したにもかかわらず事故回線の選択が不能になるという信頼性上の大きな問題がある。
従来の地絡方向継電装置は、零相電流値と零相電圧値と更に両者の位相が零相変流器のK側即ち電源変圧器側から負荷側Lに向かって流れる自線地絡電流であることを判別(3andの成立)した時に漏電警報動作を行う自線地絡検出方式であり、零相電圧は地絡の進行に比例するから予測保全上地絡程度の初期状態を監視するために高感度な感度整定をすると、これは微地絡であるから零相電圧も微少な値となり、感度電流整定値を超えても零相電圧不足で動作出来ない「電圧待ち不動作」の発生という由々しい問題がある。
従来の地絡方向継電装置は、直接接地式電路などの電路大地間抵抗が極めて低い電路に於いては、前述の理由により地絡電流に対する地絡電圧の上昇が更に微少でこのような電路では使用不能である。このような場合、混触防止板付の変圧器を使用し中性点抵抗接地やEVT(計器用接地変圧器)接地等の接地方式とし電路と大地間を抵抗接地状態にして地絡方向継電装置を適用せざるを得ないという問題もある。
近年、電気負荷設備は高度化した電子制御系を含む装置が増加し、これにより生ずる広域な雑音電力成分の飛散防止や誤動作防止の目的で多量の静電容量を持つ雑音防止装置が併設され負荷電路の対地静電容量が増加している。これに伴って電源側地絡に起因する健全電路の貰い電流(自回路負荷側の対地静電容量を介して電源側に向かって逆流する電流で無効電力に相当し発熱危険が無い)の増加により健全な回路の漏電検出装置が不必要な貰い警報動作をする可能性が増加している現実も問題となる。
特許第4873763号(注PCT:米国・中国・韓国 登録済み) 特許第3517737号
従来の漏電検出方式には零相変流器により検出した零相電流に対する警報動作が、「無方向性」の地絡検出方式と、「地絡方向性」の地絡検出方式とがあり(高圧受電設備規程:JEAC 8011-2002,第300節300-3,3,1,2,)動作の特性上電路の特性に合致する方式を選択するのに苦慮するという問題がある。
無方向性の漏電検出装置は自線電路負荷側の対地静電容量が増加すると他線電路(零相変流器の電源側)の地絡事故に起因する零相電圧上昇により「貰い電流」が健全な自線に逆流して「不必要動作」(貰い地絡警報動作)を起こすという問題がある。
無方向性の漏電検出装置の使用にあたっては「不必要動作」を避けることを優先し、予測保全上希望する高感度の動作電流に整定することよりも負荷側対地静電容量と系統の最大地絡電圧から推計される貰い電流による不必要動作を避けるための大きな動作感度電流値(低感度)に整定せざるを得ないという問題がある。
地絡方向性の地絡検出装置は主として高圧非接地配電系統で使用されているが、配電系統の対地静電容量が増加すると一線地絡電流値が増加しこれに伴って感度電流整定値に対する零相電圧値が低下して自線地絡状態の判別が出来ず、地絡が進行して所要の零相電圧に達してから動作する「電圧待ち不動作」現象を起こし、配電用変電所の地絡保護継電器との動作協調が困難になる場合があるという問題がある。
本発明の汎用漏電検出装置は、無方向漏電検出方式に加えて零相変流器が検出した零相電流の位相を零相電圧の位相を基準に判別する「貰い位相検出回路」105を設け、その判別結果が零相変流器の負荷側Lから電源側Kに向かって流れる電流位相、即ち電源側地絡により昇圧した零相電圧により負荷側対地静電容量を介して零相変流器を逆流する貰い電流位相である時は、漏電の「警報出力時限回路」103より早い時限で「警報出力制御回路」110により漏電警報動作を抑止する構成として諸問題を解決する。
貰い電流位相の判別開始電圧整定値以下に相当する高感度の動作感度電流整定値に漏電警報感度を整定した時の不必要動作については、万一、零相変流器の電源側(他線)電路で金属地絡等が発生した場合、地絡瞬時に零相電圧及び貰い電流が増加するので、この増加した零相電圧を基準にして零相変流器が検出する増加した零相電流の位相判別を行い、その結果が負荷側Lから電源側Kに流れる貰い電流であるときは、漏電警報動作の警報出力時限より早い時限で「警報出力制御回路」110が警報抑止動作を開始することで不必要動作を防止することが可能となる。
又本発明の汎用漏電検出装置には、配電変圧器の各種接地方式に対応する零相電圧取込整合装置(ZPD)を用意することにより直接接地方式から非接地方式までの各種接地方式に共通して使用可能であるという利点があり、電路の特性に合致する方式を選択するのに苦慮するという問題が不要となった。
理由は、従来の自線地絡方向の検出方式を廃し、他線(電源側)地絡方向を判別選択して不必要な漏電警報はこれを抑止する方式としたことにより、微地絡漏電監視における零相電圧は不要となり、地絡の程度に比例して増加する零相電圧とこれに比例して増加する貰い電流の関係が、直接接地から非接地方式まで共通の認識で使えるところにある。
即ち、電路負荷側の対地静電容量が同じならば、直接接地から非接地まで接地方式が変わっても配電変圧器側電路の対地間インピーダンスに基づき一線地絡電流値が変わるだけで、零相電圧に対する貰い電流値は同じであるからである。
本発明の汎用漏電検出装置は、直接接地や抵抗接地又は非接地など各種接地方式の電路に使用しても接地方式に適合する零相電圧取込整合装置により零相電圧を零相電圧入力回路に供給すれば共通して使用出来る装置の一元化・汎用化という大きな効果が得られた。
直接接地系電路のB種接地とD種接地間の抵抗Rdbが零Ω(統合接地等)では零相電圧に相当するVdbの発生が無く本汎用漏電検出装置の零相電圧入力端子が短絡された状態となるので、この時は在来の無方向漏電検出装置として動作する。
Rdbが僅かでも生じればその端子間に地絡電流に比例する地絡相電圧が生じ零相電圧として汎用漏電検出装置の零相電圧入力端子に加わり貰い電流の位相判別が可能となるから不必要動作の抑止機能が働き貰い動作を回避することが出来る。即ち自然に生ずるB種接地とD種接地間抵抗の増減により生ずる零相電圧Vdbに対応して不必要動作の抑止機能が自動的に開始されるという好都合な効果も期待できる。
本発明の汎用漏電検出装置は、設置した電路の零相変流器に流れる電流の方向を零相電圧の位相を基準にして判別し、その方向が検出零相変流器のL側からK側に向かう電源側(他回路)地絡による貰い電流位相である場合には漏電警報出力制御回路により漏電警報出力動作を抑止して不必要動作を防止するという効果が実現できた。
これにより不必要動作を懸念すること無く所要の漏電警報感度に感度整定することが可能となった。
本汎用漏電検出装置は判別開始電圧整定値以下に相当する動作感度電流整定値では無方向性漏電検出装置として動作するから「電圧待ち不動作」現象を起こす危険は回避できた。
判別開始電圧整定値以下に相当する動作感度電流値に整定した場合にあっても、不必要動作の多くは、零相変流器の電源側(他回路)に於ける金属地絡などの瞬時完全地絡に起因することが多く、この場合電路対地間電圧(零相電圧)が地絡相電圧近傍まで瞬時に上昇するので、仮に雑音性電圧の影響が懸念される電路ではこれを避けてある程度高い電圧値に判別開始零相電圧レベルを整定したとしても、地絡に伴い瞬時に上昇した零相電圧はこれを超え、これに伴って増加した零相電流位相の判別が可能となり、漏電検出警報時限より早い時限で漏電警報出力制御回路による漏電警報出力動作の抑止設定をするという協調をとることで、瞬発的な地絡事故による不必要な貰い動作を回避することが可能になり、高感度領域に漏電警報感度電流整定をした場合の漏電警報の不必要動作も防止することが補完出来るという大きな効果が得られた
この汎用漏電検出装置のアルゴリズムを総合電路保安情報監視処理システム等に組込むことで貰い動作の確率の少ない信頼性の向上した電路の微地絡監視が可能となる等、先々の予測保全効果の向上が期待できる。
使用上の馴染みについても、汎用漏電検出装置を工事施工する際、零相変流器の接続は従来通りで、零相電圧入力端子を直接接地や抵抗接地方式の電路では電路側と大地側に、EVT接地方式や非接地方式の電路では適合する整合装置ZPDに接続するだけであるから施工が容易である。
この零相電圧の入力端子を短絡した場合は本装置は従来の無方向漏電検出装置として動作するなど施工上の資産効率も良いという効果もある。
図1は汎用漏電検出装置の実施構成を示した説明図である。(実施例1) 図2は直接接地配電系に汎用漏電検出装置を設置した説明図である。(実施例2) 図3は抵抗接地配電系に汎用漏電検出装置を設置した説明図である。(実施例3) 図4はEVT接地配電系に汎用漏電検出装置を設置した説明図である。(実施例4) 図5は非接地配電系に汎用漏電検出装置を設置した説明図である。(実施例5)
零相電流の位相を零相電圧の位相を基準に判別する「貰い位相検出回路」105を設け、その判別結果が零相変流器の負荷側Lから電源側Kに向かって零相変流器を逆走する電流、即ち貰い電流位相であり且つ「電圧整定レベル検出回路」106から零相電圧が整定値を超えた信号を出力した時は、「貰い動作状態判別回路」107に於いて貰い状態発生信号を「出力抑止信号出力回路」108に送り、更に漏電の「警報出力時限回路」103の時限より早い設定とした「出力抑止時限回路」109を経て「警報出力制御回路」110に送り漏電警報出力の抑止処理をする。故に漏電の「警報出力時限回路」103を経て遅れて「警報出力制御回路」110に入ってきた漏電警報出力動作信号は抑止され、不必要な漏電検出警報動作を回避することが実現出来た。
図1は、本発明になる汎用漏電検出装置100の動作を示す実施構成図である。構成要素の動作説明は実施例2以降の各種配電系の変電所に設置した場合の説明による。
図2は、直接接地配電系に汎用漏電検出装置を設置した実施説明図で、単相三線式電灯変圧器Tr1の中性相oと三相三線式動力Δ結線式変圧器Tr2の一端v相と三相三線Y結線式動力変圧器Tr3の中性点端子oと三相四線Y結線式動力変圧器Tr4の中性点端子oとをそれぞれ共通B種接地母線Ebnに一括してB種接地工事の接地極EBに接続した直接接地配電方式の変電所に、本発明の汎用漏電検出装置100を設置した一実施例である。
直接接地方式電路の一線完全(100%)地絡電流は地絡相電圧を接地極EBとED間の抵抗Rdbで除した電流値となり、この時電路対地間電圧(零相電圧)は地絡相電圧に等しくなる。
図2における汎用漏電検出装置100の接続は、零相電流入力端子のZ1を当該零相変流器(ZCT)の出力端子kに、Z2を当該零相変流器の出力端子lに接続し、零相電圧入力端子のY1を共通B種接地母線EbnにY2をD(又はC)種接地線EDに接続する。
この設置例において三相三線式動力Δ結線式変圧器Tr2のw相がP点で地絡抵抗Rg(≒0)により地絡するという金属地絡事故発生時の汎用漏電検出装置100の動作について説明する。
地絡抵抗Rgにより生じた地絡電流Igは、D種接地極ED又はこれに接続する接地構造物を介して電灯変圧器Tr1のu相、o相、v相の電路負荷側(以下同じ)対地静電容量C1を通って電灯変圧器Tr1を経由して動力変圧器Tr2に戻る電流Ic1と、三相三線式動力Δ結線式変圧器Tr2のu相v相(地絡相wを除く)の対地静電容量C2を通って動力変圧器Tr2に戻る電流Ic2と、三相三線Y結線式動力変圧器Tr3のu相、v相、w相の対地静電容量C3を通って動力変圧器Tr2に戻る電流Ic3と、三相四線Y結線式動力変圧器Tr4のo相、u相、v相、w相の対地静電容量C4を通って動力変圧器Tr2に戻る電流Ic4と、D種接地工事の接地極EDとB種接地工事の接地極EB間の大地抵抗Rdbを通ってB種接地線及び共通B種接地母線Ebnを経て動力変圧器Tr2に戻るIbとに分流する。
この時、Ibが流れることによりRdbに生ずる降下電圧VdbはRdbと並列接続を構成する電路対地間静電容量C1,C2,C3,C4,にも同時に加わるから貰い電流Ic1,Ic2,Ic3,Ic4,が流れることとなる。
これらの電流は全て零相変流器の負荷側Lから電源側Kに向かい零相変流器を逆走して地絡事故相線の当該変圧器捲き線に戻る貰い電流となる。
地絡事故回線の零相変流器12が検出した電流は地絡電流Igと貰い位相電流Ic2の相殺ベクトル和の零相電流で零相変流器の電源側Kから負荷側L即ち地絡点Pに向かう自線地絡成分の電流となる。
従って、零相変流器12の出力k(Z1),l(Z2)も自線地絡位相の電流信号となり「電流入力処理回路」101を経て送られた「貰い位相検出回路」105に於いては貰い電流位相としての判別検出信号は出力されないため、「電圧整定レベル検出回路」106の出力の有無に関わらず「貰い動作状態判別回路」107の出力は無く「出力抑止信号出力回路」108からの抑止信号は発生しないので「警報出力制御回路」110の警報抑止設定は行われない。
従って、零相変流器12が検出した漏電電流は「電流入力処理回路」101を経て「電流整定レベル検出回路」102で漏電警報発生信号を発し「警報出力時限回路」103を経て「警報出力制御回路」に入りこの漏電警報出力動作信号は抑止されること無く「出力回路」111から漏電警報動作接点信号112として出力される。
一方、地絡事故回線の変圧器Tr2以外の各変圧器のフィーダーに設置された汎用漏電検出装置100の零相変流器(ZCT11,13,14)により検出される零相電流(Ic1,Ic3,Ic4)は地絡電流Igが無いので各零相変流器の負荷側Lから電源側K即ち電源側に向かう貰い電流(他線地絡)の成分となるから「貰い位相検出回路」105により負荷側Lから電源側Kに向かって零相変流器を逆走する電流即ち貰い電流位相と判別され、貰い位相電流信号として「貰い動作状態判別回路」107に供給される。
これに加えて「電圧整定レベル検出回路」106で零相電圧が判別開始電圧整定レベルを超え判別開始零相電圧信号を出力し「貰い動作状態判別回路」107に供給された時は貰い状態発生信号を「出力抑止信号出力回路」108に送り、更に漏電の「警報出力時限回路」103より早い時限に設定されている「出力抑止時限回路」109を経て「警報出力制御回路」110に送られ漏電警報出力の抑止設定処理をする。
又、零相変流器から取り込まれた信号は「電流入力処理回路」101を経て「電流整定レベル検出回路」102に送られ、これが整定レベルを超えるものであれば、即ち漏電発生信号があれば「警報出力時限回路」103の時限を経た後「警報出力制御回路」110に漏電警報出力信号として送られる。
しかし、「警報出力制御回路」110は漏電警報出力の抑止設定状態になっているため漏電警報出力動作信号は抑止され、不必要な漏電検出警報動作は回避される。
図3は混触防止板付三相三線Y結線式動力変圧器Tr5の中性点端子oを地絡電流制限抵抗NGRを通して大地(ED)に接地した抵抗接地配電系で分岐フィーダー3電路に汎用漏電検出装置100を設置した実施例である。
中性点抵抗(NGR)接地方式電路での一線完全(100%)地絡電流は地絡相電圧を地絡電流制限抵抗NGRの抵抗値で除した電流値となり、通常これに全配電線の対地静電容量・絶縁抵抗などによる電流値が加わることとなる。この時電路対地間電圧(零相電圧)は地絡相電圧に等しくなる。
図3における汎用漏電検出装置100の接続は、零相電流入力端子のZ1を当該零相変流器(ZCT)の出力端子kに、Z2を当該零相変流器の出力端子lに接続し、零相電圧入力端子のY1をNGRが接続されている変圧器の中性点端子oに、Y2をD(又はC)種接地線EDに接続する。
この実施例においてY結線式動力変圧器Tr5のフィーダーF2のw相がP点で地絡抵抗Rg(≒0)により地絡するという金属地絡事故発生時の汎用漏電検出装置100の動作について説明する。
地絡抵抗Rgにより生じた地絡電流Igは、ED又はこれに接続する接地構造物を介してフィーダーF1のu相、v相、の電路負荷側(以下同じ)対地静電容量C1を通って変圧器Tr5に戻る電流Ic1と、フィーダーF2のu相、v相、の対地静電容量C2を通って変圧器Tr5に戻る電流Ic2と、フィーダーF3のu相、v相、の対地静電容量C3を通って変圧器Tr5に戻る電流Ic3と、D種接地工事の接地極EDから中性点地絡電流制限抵抗NGRを通って変圧器中性点電極o相端子に戻るInとに分流する。
この時、Inが流れることによりNGRに生ずる降下電圧VdoはNGRと並列接続を構成する電路対地間静電容量C1,C2,C3,にも同時に加わるから貰い電流Ic1,Ic2,Ic3,が流れることとなる。
これらの貰い電流は全て零相変流器の負荷側Lから電源側Kに向かい零相変流器を逆走して地絡事故相線wの当該変圧器捲き線に戻る電流となる。
地絡事故フィーダーF2の汎用漏電検出装置の零相変流器52により検出する電流は地絡電流Igと貰い位相電流Ic2の相殺ベクトル和の零相電流で零相変流器の電源側Kから負荷側L即ち地絡点Pに向かう自線地絡成分の電流となる。
従って、零相変流器52の出力k(Z1),l(Z2)も自線地絡位相の電流信号となり「貰い位相検出回路」105に於いて貰い電流位相の判別検出信号は出力されず「貰い動作状態判別回路」107の出力は無く「出力抑止信号出力回路」108からの抑止信号は発生しないので「警報出力制御回路」110の警報抑止設定は行われない。
零相変流器52が検出した漏電電流は「電流入力処理回路」101を経て「電流整定レベル検出回路」102から「警報出力時限回路」103を経て「警報出力制御回路」110に入ってきた漏電警報出力動作信号は抑止されること無く「出力回路」111から警報動作接点信号112として出力する。
一方、地絡事故フィーダーF2以外のフィーダーの零相変流器(ZCT51,53)により検出される零相電流は地絡電流Igが無いので貰い位相電流として零相変流器の負荷側Lから電源側K即ち電源側に向かう貰い電流(他線地絡)の成分となるから「貰い位相検出回路」105により負荷側Lから電源側Kに向かって零相変流器を逆走する電流、即ち貰い電流位相と判別され、貰い位相電流信号として「貰い動作状態判別回路」107に供給される。これに加えて「電圧整定レベル検出回路」106で零相電圧が判別開始電圧整定レベルを超え判別開始零相電圧信号を出力し「貰い動作状態判別回路」107に供給された時は、貰い状態発生信号を「出力抑止信号出力回路」108に送り、更に漏電の「警報出力時限回路」103より早い時限に設定されている「出力抑止時限回路」109を経て「警報出力制御回路」110に送られ漏電警報出力の抑止設定処理をする。
又、零相変流器から取り込まれた信号は「電流入力処理回路」101を経て「電流整定レベル検出回路」102に送られ、これが整定レベルを超えるものであれば、即ち漏電発生信号があれば「警報出力時限回路」103の時限を経た後「警報出力制御回路」110に漏電警報出力信号として送られる。
しかし、「警報出力制御回路」110は漏電警報出力の抑止設定状態になっているため漏電警報出力動作信号は抑止され、不必要な漏電検出警報動作は回避される。
図4は混触防止板付三相三線Δ結線式動力変圧器Tr6の二次側をEVT(接地形計器用変圧器)で接地した変圧器接地配電系で分岐フィーダー3電路に汎用漏電検出装置100を設置した実施例である。
汎用漏電検出装置100の「不必要動作防止機能」を生かして使用する為にEVTの零相電圧出力(オープンデルタ捲き線のa,f,端子)を所要の電圧レベルに変換して利用するためのEVT整合器を設置している。
EVT(接地形計器用変圧器)接地方式電路の一線完全(100%)地絡電流は、地絡相電圧をEVTの二次側に入れたCLR(地絡電流制限抵抗)の一次側換算等価抵抗値で除した電流値となり、通常これに全配電線の対地静電容量・絶縁抵抗などによる電流値が加わることとなる。この時電路対地間電圧(零相電圧)は地絡相電圧に等しくなりJEC1201ではEVTのオープンデルタ二次出力は190V(又は110V)となる。
図4における汎用漏電検出装置100の接続は、零相電流入力端子のZ1を当該零相変流器(ZCT)の出力端子kに、Z2を当該零相変流器の出力端子lに接続し、零相電圧入力端子のY1をEVT整合器のY1に、Y2をEVT整合器のY2に接続する。
この設置例においてΔ結線式動力変圧器Tr6のフィーダーF2のw相がP点で地絡抵抗Rg(≒0)により地絡するという金属地絡事故発生時の汎用漏電検出装置100の動作について説明する。
地絡抵抗Rg(≒0)により生じた地絡電流Igは、ED又はこれに接続する接地構造物を介してフィーダーF1のu相、v相、の電路負荷側(以下同じ)対地静電容量C1を通って変圧器Tr6に戻る電流Ic1と、フィーダーF2のu相、v相、の電路の対地静電容量C2を通って変圧器Tr6に戻る電流Ic2と、フィーダーF3のu相、v相、の対地静電容量C3を通って変圧器Tr6に戻る電流Ic3と、D種接地工事の接地極EDからEVTの接地用中性点O端子を通りEVTを経てTr6に戻る電流Itとに分流する。
この時、Itが流れることによりEVTに生ずる降下零相電圧Votはこれと並列接続を構成する電路対地間静電容量C1,C2,C3,にも同時に加わるから電流Ic1,Ic2,Ic3,が流れることとなる。
これらの電流は全て零相変流器の負荷側Lから電源側Kに向かい零相変流器を逆走して地絡事故相線wの当該変圧器捲き線に戻る貰い電流となる。
地絡事故フィーダーF2の汎用漏電検出装置の零相変流器62により検出する電流は地絡電流Igと貰い位相電流Ic2の相殺ベクトル和の零相電流で零相変流器の電源側Kから負荷側L即ち地絡点Pに向かう自線地絡成分の電流となる。
従って、零相変流器62の出力k(Z1),l(Z2)も自線地絡位相の電流信号となり「貰い位相検出回路」105に於いて「貰い電流」位相の判別検出信号は出力されず「貰い動作状態判別回路」107の出力は無く「出力抑止信号出力回路」108からの抑止信号は発生しないので、「電流整定レベル検出回路」102から「警報出力時限回路」103を経て「警報出力制御回路」110に入ってきた漏電警報出力動作信号は抑止されること無く「出力回路」111から警報動作接点信号112として出力する。
一方、地絡事故フィーダーF2以外のフィーダーの零相変流器(61,63,)により検出される零相電流は地絡電流Igが無いので貰い位相電流として零相変流器の負荷側Lから電源側K即ち電源側に向かう貰い電流(他線地絡)の成分となるから「貰い位相検出回路」105により負荷側Lから電源側Kに向かって零相変流器を逆走する電流、即ち「貰い電流」位相と判別され、貰い位相電流信号として「貰い動作状態判別回路」107に供給される。
これに加えて「電圧整定レベル検出回路」106で零相電圧が判別開始電圧整定レベルを超え判別開始零相電圧信号を出力し「貰い動作状態判別回路」107に供給された時は貰い状態発生信号を「出力抑止信号出力回路」108に送り、更に漏電の「警報出力時限回路」103より早い時限に設定されている「出力抑止時限回路」109を経て「警報出力制御回路」110に送られ漏電警報出力の抑止設定処理をする。
又、零相変流器から取り込まれた信号は「電流入力処理回路」101を経て「電流整定レベル検出回路」102に送られ、その出力が整定レベルを超えるものであれば、即ち漏電発生信号があれば「警報出力時限回路」103の時限を経た後「警報出力制御回路」110に漏電警報出力信号として送られる。
しかし、「警報出力制御回路」110は漏電警報出力の抑止設定状態になっているため漏電警報出力動作信号は抑止され、不必要な漏電検出警報動作は回避される。
図5は混触防止板付三相三線Δ結線式変圧器Tr7の二次側を非接地とした配電系で分岐フィーダー3電路に汎用漏電検出装置100を設置した実施例である。
汎用漏電検出装置100の「不必要動作防止機能」を生かして使用する為に特性の揃った小容量のコンデンサ3個(ZPC)で零相電圧を検出する専用のZPD整合器を電路大地間に設置している。
又、電源側の総対地静電容量が少ない場合の地絡事故検出用に接地電流の補償用コンデンサGCCも設置している。尚、図中のGCxはその他の全電路対地間静電容量を示す。
図5における汎用漏電検出装置100の接続は、零相電流入力端子のZ1を当該零相変流器(ZCT)の出力端子kに、Z2を当該零相変流器の出力端子lに接続し、零相電圧入力端子のY1を専用のZPD整合器のY1に、Y2を専用のZPD整合器のY2に接続する。
非接地方式電路の一線完全(100%)地絡電流は、地絡相電圧を電源側の総対地静電容量のリアクタンスで除した電流値となる。電源側の総対地静電容量が微少な場合地絡が発生しても地絡電流が微少で漏電検出による地絡電路の発見が困難になり、これに気付かずに次の地絡が生ずると相間短絡事故となる恐れがあるため、漏電検出電流整定値の2倍程度の地絡電流が流れるように地絡電流補償コンデンサGCCを設置する。
又、零相電圧を検出する専用のZPD整合器には、本汎用漏電検出装置100が貰い電流判別に必要とする適正な出力をする零相電圧出力端子Y1,Y2を備えている。
この実施例においてΔ結線式動力変圧器Tr7のフィーダーF2のw相がP点で地絡抵抗Rg(≒0)により地絡するという金属地絡事故発生時の汎用漏電検出装置100の動作について説明する。
地絡抵抗Rg(≒0)により生じた地絡電流Igは、ED又はこれに接続する接地構造物を介してフィーダーF1のu相、v相、の電路負荷側(以下同じ)対地静電容量C1を通って変圧器Tr7に戻る電流Ic1と、フィーダーF2のu相、v相、の電路の対地静電容量C2を通って変圧器Tr7に戻る電流Ic2と、フィーダーF3のu相、v相、の対地静電容量C3を通って変圧器Tr7に戻る電流Ic3と、D種接地工事の接地極EDから検出用零相変流器の電源側にある専用のZPDはじめ接地補償用コンデンサGCC及びその他電源側総対地静電容量GCxを通って変圧器Tr7に戻るIcaとに分流する。
この時、w相がEDに地絡したことにより生ずる電路と大地ED間の零相電圧はこれと並列接続を構成する電路対地間静電容量C1,C2,C3,にも同時に加わるから電流Ic1,Ic2,Ic3,が流れることとなる。
これらの電流は全て零相変流器の負荷側Lから電源側Kに向かい零相変流器を逆走して地絡事故相線wの当該変圧器捲き線に戻る貰い電流となる。
地絡事故フィーダーF2の汎用漏電検出装置の零相変流器72により検出する電流は地絡電流Igと貰い位相電流Ic2の相殺ベクトル和の零相電流で零相変流器の電源側Kから負荷側L即ち地絡点Pに向かう自線地絡成分の電流となる。
従って、零相変流器72の出力k(Z1),l(Z2)も自線地絡位相の電流信号となり「貰い位相検出回路」105に於いて「貰い電流」の判別検出信号は出力されず「貰い動作状態判別回路」107の出力は無く「出力抑止信号出力回路」108からの抑止信号は発生しないので、「電流整定レベル検出回路」102から「警報出力時限回路」103を経て「警報出力制御回路」110に入ってきた漏電警報出力動作信号は抑止されること無く「出力回路」111から警報動作接点信号112として出力する。
一方、地絡事故フィーダーF2以外のフィーダーの零相変流器(71,73,)により検出される零相電流は地絡電流Igが無いので貰い位相電流として零相変流器の負荷側Lから電源側K即ち電源側に向かう貰い電流(他線地絡)の成分となるから「貰い位相検出回路」105により負荷側Lから電源側Kに向かって零相変流器を逆走する電流、即ち「貰い電流」位相と判別され、貰い位相電流信号として「貰い動作状態判別回路」107に供給される。
これに加えて「電圧整定レベル検出回路」106で零相電圧が判別開始電圧整定レベルを超え判別開始零相電圧信号を出力し「貰い動作状態判別回路」107に供給された時は貰い状態発生信号を「出力抑止信号出力回路」108に送り、更に漏電の「警報出力時限回路」103より早い時限に設定されている「出力抑止時限回路」109を経て「警報出力制御回路」110に送られ漏電警報出力の抑止設定処理をする。
又、零相変流器から取り込まれた信号は「電流入力処理回路」101を経て送られた「電流整定レベル検出回路」102の出力が整定レベルを超えるものであれば、即ち漏電発生信号があれば「警報出力時限回路」103の時限を経た後「警報出力制御回路」110に漏電警報出力信号が送られる。
しかし、「警報出力制御回路」110は漏電警報出力の抑止設定処理状態になっているため漏電警報出力動作信号は抑止され、不必要な漏電検出警報動作は回避される。
従来直接接地方式の配電路における漏電検出装置としては対応策の無かった貰い電流による「不必要動作」を回避する漏電検出装置の完成という大きな問題解決に成功した事により今後の電路監視システムとして広く使用されるものと推定される。。
自線地絡方向検出方式では電路側対地静電容量の増加で一線地絡電流が増加した回線では希望する所定の高感度の整定時に於いて零相電圧不足で「電圧待ち不動作」現象が発生するという問題を、貰い電流を検出して「不必要動作」を回避する方法で解決したので高圧受電用としても安心して使用出来るものとして普及が期待できる。
直接接地式電路から非接地式電路まで共通して使える汎用漏電検出方式の発明で、この汎用漏電検出装置のアルゴリズムを総合電路保安情報監視処理システム等に組込むことで不必要動作が少なく信頼性の向上した電路の微地絡監視が可能となる等、先々の予測保全効果の向上が期待でき、用途上も保守整備の観点からも広く普及が期待できる。。
100 汎用漏電検出装置
101 電流入力処理回路
102 電流整定レベル検出回路
103 警報出力時限回路
104 電圧入力処理回路
105 貰い位相検出回路
106 電圧整定レベル検出回路
107 貰い動作状態判別回路
108 出力抑止信号出力回路
109 出力抑止時限回路
110 警報出力制御回路
111 出力回路
112 出力端子
1 各汎用漏電検出装置の零相電圧入力Y1の接続線
2 各汎用漏電検出装置の零相電圧入力Y2の接続線
3 各汎用漏電検出装置の零相変流器(k)入力Z1の接続線
4 各汎用漏電検出装置の零相変流器(l)入力Z2の接続線
11,12,13,14 Tr1,2,3,4の零相変流器(ZCT)
51,52,53, Tr5のフィーダーF1,2,3,の零相変流器(ZCT)
61,62,63, Tr6のフィーダーF1,2,3,の零相変流器(ZCT)
71,72,73, Tr7のフィーダーF1,2,3,の零相変流器(ZCT)
C1,C2,C3,C4 各電路毎一括の負荷側対地間静電容量
GCC, 接地電流補償用コンデンサ
GCx, その他電源側の総対地静電容量
EVT整合器, EVT接続用整合器
ZPD整合器, コンデンサ型専用零相基準電圧検出装置

Claims (2)

  1. 零相変流器で検出した零相電流の位相を被監視電路の零相電圧を基準に判別した結果が検出零相変流器の負荷L側から電源K側即ち変圧器側に向かう貰い電流である場合は、当該漏電検出装置の出力動作を漏電警報動作時限より早い時限で抑止する出力制御回路を付加した汎用漏電検出装置。
  2. 零相変流器で検出した零相電流の位相を被監視電路の零相電圧を基準に判別した結果が検出零相変流器の負荷L側から電源K側即ち変圧器側に向かう貰い電流である場合は、当該漏電検出装置の出力動作を漏電警報動作時限より早い時限で抑止する出力制御回路を付加した汎用漏電検出機能を組み入れた電力保安監視用情報処理装置。
JP2019115227A 2019-06-21 2019-06-21 汎用漏電検出装置 Pending JP2021001791A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019115227A JP2021001791A (ja) 2019-06-21 2019-06-21 汎用漏電検出装置
PCT/JP2019/045111 WO2020255440A1 (ja) 2019-06-21 2019-11-18 汎用漏電検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019115227A JP2021001791A (ja) 2019-06-21 2019-06-21 汎用漏電検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021001791A true JP2021001791A (ja) 2021-01-07

Family

ID=73995254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019115227A Pending JP2021001791A (ja) 2019-06-21 2019-06-21 汎用漏電検出装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2021001791A (ja)
WO (1) WO2020255440A1 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5513220B2 (ja) * 1974-02-08 1980-04-07
JP2008263762A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Chugoku Electric Power Co Inc:The 地絡保護継電器システム
JP4873763B2 (ja) * 2010-05-24 2012-02-08 有限会社 ライフテクノス 貰いロック付漏電検出装置
JP2012075250A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Life Technos:Kk 貰いロック付絶縁地絡監視装置
CN204290310U (zh) * 2014-12-15 2015-04-22 陈泽 一种反向接地保护电路及接地故障断路器

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020255440A1 (ja) 2020-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4873763B2 (ja) 貰いロック付漏電検出装置
JP5466302B2 (ja) 多相地絡障害回路遮断器のためのシステムおよび方法
US4228475A (en) Ground monitoring system
US5103365A (en) Downed conductor automatic detecting device
US20150124358A1 (en) Feeder power source providing open feeder detection for a network protector by shifted neutral
CN110320432B (zh) 单相断线故障检测和保护方法及系统
JP5561831B2 (ja) 変圧器内部故障検出装置
JP2004239863A (ja) 変圧器の接地方法
JP2012075250A (ja) 貰いロック付絶縁地絡監視装置
WO2020255440A1 (ja) 汎用漏電検出装置
JP2003134659A (ja) 配電線地絡電流増幅装置
JP2002027660A (ja) 低圧電路用地絡検出装置
JP2001320828A (ja) 事故範囲判別機能付地絡継電器
JP3378418B2 (ja) 漏電保護方式
JP2013113632A (ja) 地絡検出方法
JP2620916B2 (ja) 系統連系保護装置
KR20190070370A (ko) 불필요한 동작이 되지 않는 전류위상 변화 감지부, 주파수 카운터 및 순시성 누설전류 제거회로가 내장된 스마트 중감도 누전차단기와 스마트 누전경보기
WO2024024214A1 (ja) 分散電源配電システムおよび分散電源配電システムの制御方法
JPH06343231A (ja) 系統連系保護装置
JP3408992B2 (ja) 低圧側電路地絡方向継電器
JPH0237235Y2 (ja)
JP3615170B2 (ja) 交流電線路における直流電圧の課電判別方法、その直流電圧の除去方法、及び、地絡時の交流電線路の電位上昇防止装置
JP2691692B2 (ja) 系統連系保護装置
JPS605727A (ja) 故障電流しや断方式
JPH11308758A (ja) 地絡検出装置