JP2021000895A - シート構造 - Google Patents

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優介 水澤
Yusuke Mizusawa
優介 水澤
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【課題】シートベルトのホールド力をより確実に維持できるシート構造を提供する。【解決手段】車両に搭載され、2人以上が着座可能な車載シート10は、座部12の後部において、車幅方向に延びる横フレーム22と、前記横フレーム22の中間部分から車両前方に延びる縦フレーム24と、前記横フレーム22に取り付けられるとともに、シートベルトのバックル18が連結されるベルトアンカブラケット30と、を備え、前記ベルトアンカブラケット30は、前記縦フレーム24の下側に位置する連結プレート部32を有し、前記バックル18は、前記連結プレート部32のうち前記横フレーム22より前方位置に連結されている。【選択図】図2

Description

本明細書では、車両に搭載され、2人以上が着座可能なシートの構造を開示する。
従来から、車両に搭載され、2人以上が着座可能なシート、いわゆるベンチシートが広く知られている。例えば、特許文献1には、複数人が着座可能なリアシートが開示されている。このリアシートは、車幅方向に延びるリアクロスメンバと、ベルトアンカブラケット(特許文献1では「ベルトアンカ」と呼ばれている)と、を備えている。ベルトアンカブラケットは、シートベルトのバックルが取り付けられる部材である。特許文献1において、ベルトアンカブラケットは、リアクロスメンバの前方において、フロアの上面に固定されている。また、ベルトアンカブラケットは、リアクロスメンバを上方から覆うように、リアクロスメンバに係合する規制部を有している。かかる規制部を有することで、リアクロスメンバの上方移動が規制される。
特開2014−189119号公報
ここで、急ブレーキ等で、乗員が前方に大きく移動した際、ベルトアンカブラケットには、シートベルトを介して、前方かつ上向きの荷重が入力される。この荷重を受けて、ベルトアンカブラケットが、上方または前方に動くと、その分、ベルトのホールド力が低下する。
特許文献1において、ベルトアンカブラケットは、フロアに固定されているものの、当該ベルトアンカブラケットの上方には、当該ベルトアンカブラケットの上方移動を規制する部材は存在していない。そのため、特許文献1では、ベルトアンカブラケットの上方移動が十分に規制できていなかった。その結果、急ブレーキ時等においてシートベルトのホールド力が不十分になるおそれがあった。
そこで、本明細書では、シートベルトのホールド力をより確実に維持できるシート構造を開示する。
本明細書で開示するシート構造は、車両に搭載され、2人以上が着座可能なシートの構造であって、座部の後部において、車幅方向に延びる横フレームと、前記横フレームの中間部分から車両前方に延びる縦フレームと、前記横フレームに取り付けられるとともに、シートベルトのバックルが連結されるベルトアンカブラケットと、を備え、前記ベルトアンカブラケットは、前記縦フレームの下側に位置する連結プレート部を有し、前記バックルは、前記連結プレート部のうち前記横フレームより前方位置に連結されている、ことを特徴とする。
かかる構成とすることで、バックルを介してベルトアンカブラケットに斜め上前向きの力が入力された場合に連結プレート部が上方に移動しようとしても、当該移動が縦フレームにより阻害される。その結果、連結プレート部、ひいてはバックルの上方移動が規制され、シートベルトの弛みが効果的に防止され、シートベルトのホールド性が維持される。
この場合、前記ベルトアンカブラケットは、さらに、前記連結プレート部の後端から上方に立ち上がる立脚部と、当該立脚部の上端から前方に延びる折り返し部と、を含み、前記ベルトアンカは、前記横フレームを後方から抱きかかえるような断面略J字状であってもよい。かかる構成とすることで、ベルトアンカブラケットにかかる前向きの力が横フレームに分散して伝達できる。
また、前記バックルは、前記連結プレート部のうち前記縦フレームを挟んで車幅方向両側位置に一つずつ、合計二つ連結されてもよい。かかる構成とすることで、連結プレート部にかかる力が左右に分散される。
また、前記縦フレームの後端は、前記横フレームの上面に接合されてもよい。かかる構成とすることで、縦フレームおよび横フレームとの接合部が、ベルトアンカブラケットに干渉しづらくなる。
また、前記ベルトアンカブラケットは、さらに、前記連結プレート部の前端のうち前記縦フレームの真下部分を他の部分よりも前方に延長した延長部を有してもよい。かかる構成とすることで、ベルトアンカブラケットと連結プレート部との重複面積を増やすことができ、ベルトアンカブラケットに入力された荷重をより効果的に縦フレームに分散できる。
本明細書で開示するシート構造によれば、シートベルトのホールド力をより確実に維持できる。
車載シートの概略的な斜視図である。 横フレームと縦フレームの接合部周辺の斜視図である。 図2のA−A線での断面図である。 ベルトアンカブラケットの他の例を示す断面図である。 ベルトアンカブラケットの他の例を示す平面図である。 ベルトアンカブラケットの他の例を示す斜視図である。
以下、図面を参照して車載シートの構造について説明する。図1は、車載シート10の概略斜視図である。なお、以下で参照する各図面において、「Fr」、「Up」、「W」は、それぞれ、車両前方、車両上方、車幅方向を示している。
車載シート10は、2人が横に並んで着座可能なベンチタイプのシートである。シート10は、乗員が着座する座部12と、乗員がもたれかかる背もたれ部14と、に大別される。座部12は、さらに、金属製のパイプ等を組み合わせて構成されるクッションフレーム20と、当該フレームの上に載置されるシートクッション16と、を含んでいる。シートクッション16の車幅方向中間部分において、シートベルトのベルトタング(図示せず)が差し込まれるバックル18が座面の上方に露出している。本例では、右座席のシートベルトで用いるバックル18と、左座席のシートベルトで用いるバックル18が車幅方向に隣接かつ近接して設けられている。
クッションフレーム20は、車両後方に開口した略U字状のU字状フレーム26と、このU字状フレーム26の両端を接続するようにシートクッション16の後端下側において車幅方向に延びる横フレーム22と、横フレーム22の中間部分から車両前方に延びてU字状フレーム26に接合される縦フレーム24と、を有している。これら複数のフレームは、いずれも、金属製の丸パイプで構成されている。ただし、ここで開示するクッションフレーム20の構成は、一例であり、クッションフレーム20が、平面視で略矩形となるのであれば、その構成は、適宜、変更されてもよい。したがって、例えば、U字状フレーム26を、車両後方に開口したU字状ではなく、車両前方に開口したU字状とし、このU字状フレーム26の両端(クッションフレーム20の前端)に、車幅方向に延びるフレームを接続してもよい。この場合、U字状フレーム26のうち車幅方向に延びる部分が、後述するベルトアンカブラケット30が取り付けられる「横フレーム」として機能する。また、U字状フレーム26に替えて、車幅方向に延びる第一フレームと、当該第一フレームの両端に接合されるとともに車両前後方向に延びる一対の第二フレームと、を設けてもよい。さらに、本例では、フレームを、いずれも、丸パイプとしているが、十分な強度を確保できるのであれば、フレームは、他の構成、例えば、角パイプや、板状部材、中実の棒材、一対のコ字状部材を互いに向かい合わせに接合してなる閉断面構造体等でもよい。
縦フレーム24は、丸パイプであるが、当該縦フレーム24の後端は、扁平に押し潰され、横フレーム22の上面に溶接接合される(図2、図3参照)。ただし、当然ながら、縦フレーム24は、押し潰されることなく、直接、横フレーム22に溶接されてもよい。この横フレーム22と縦フレーム24との接合部28付近には、バックル18を取り付けるためのベルトアンカブラケット30が固定される。これについて、図2、図3を参照して説明する。図2は、接合部28周辺の斜視図であり、図3は、図2のA−A線での断面図である。
ベルトアンカブラケット30は、真上からみたとき、接合部28と重複する位置に設けられている。ベルトアンカブラケット30は、略J字状に成形された板金部材である。より具体的には、ベルトアンカブラケット30は、縦フレーム24の下側に位置する連結プレート部32と、連結プレート部32の後端から上方に立脚する立脚部33と、立脚部33の上端から前方に延びる折り返し部34と、を有している。立脚部33の高さは、横フレーム22の直径とほぼ同じか僅かに大きくなっている。そのため、ベルトアンカブラケット30を横フレーム22に接合すると、ベルトアンカブラケット30が、横フレーム22を後方から抱きかかえるような配置となる。
折り返し部34は、横フレーム22の上側を覆うように折り返されているが、この折り返し部34の前後方向寸法は、折り返し部34と、縦フレーム24の後端と、が干渉しないように調整されている。図示例では、折り返し部34が縦フレーム24の後端と干渉しないように、折り返し部34の前端に、縦フレーム24を避ける切り欠きが形成されている。この折り返し部34の前端縁が、横フレーム22に接合される。
連結プレート部32は、シートベルトのバックル18が連結される連結金具36が溶接される部分である。この連結プレート部32を含むベルトアンカブラケット30の車幅方向寸法は、縦フレーム24の直径よりも十分に大きくなっている。また、したがって、真上からみたとき、縦フレーム24の車幅方向両側には、連結プレート部32の一部がはみ出して見える。この連結プレート部32のうち、縦フレーム24の車幅方向両側かつ横フレーム22よりも前方位置に、連結金具36が接合される。
ここで、これまでの説明で明らかな通り、本例では、連結金具36が接合される連結プレート部32を縦フレーム24の下側に配置している。かかる構成とする理由について説明する。車両が走行している途中で、急ブレーキや衝突事故などにより、急減速または急停車すると、シート10に着座している乗員には前向きの大きな力がかかり、乗員が前方に押される。これに伴い乗員が装着していたシートベルトが引っ張られ、シートベルトと連結されるバックル18が斜め上前方向に引っ張られる。このバックル18を引っ張る力は、連結金具36を介してベルトアンカブラケット30にも伝わる。すなわち、急停車時等において、ベルトアンカブラケット30に、図3における矢印Fの方向の荷重が入力される。
かかる荷重を受けた場合、ベルトアンカブラケット30は、その前端が上方に移動するように(矢印R方向に)、横フレーム22を支点として、回転しようとする。このとき、ベルトアンカブラケット30が、回転して、連結金具36およびバックル18が上方に移動すると、その分、乗員が装着しているシートベルトが撓むことになり、シートベルトのホールド性が低下する。こうしたホールド性の低下は、乗員保護の観点から望ましくない。
本例では、連結金具36が接合された連結プレート部32が、縦フレーム24の下側に位置しているため、ベルトアンカブラケット30が矢印R方向に回転しようとしても、連結プレート部32が、縦フレーム24に当接する。その結果、ベルトアンカブラケット30の回転が規制され、バックル18の上方移動、ひいては、シートベルトの撓みが効果的に防止される。また、ベルトアンカブラケット30が縦フレーム24に当接することで、荷重の一部が、縦フレーム24に分散伝達される。その結果、集中荷重による部材の劣化や破損を抑制できる。
また、本例では、ベルトアンカブラケット30を、断面略J字状とし、横フレーム22を後方からベルトアンカブラケット30で抱え込むようにしている。これにより、ベルトアンカブラケット30が前方に移動しようとしても、横フレーム22に干渉する。その結果、当該ベルトアンカブラケット30の前方への移動も効果的に防止され、シートベルトのホールド性をより確実に維持できる。
また、本例では、バックル18を、連結プレート部32のうち縦フレーム24を挟んで車幅方向両側位置に一つずつ、合計二つ連結している。このように二つのバックル18を、左右に分けて連結することで、連結プレート部32に入力される荷重を左右に分散させることができ、ベルトアンカブラケット30や横フレーム22の劣化や損傷を効果的に防止できる。すなわち、例えば、二つのバックル18をいずれも縦フレーム24の左側に連結した場合を考える。この場合、この二つのバックル18が斜め上前に引っ張られた際、荷重がベルトアンカブラケット30の左側に集中的に入力されることになり、ベルトアンカブラケット30の局所的な変形等を招きやすくなる。また、荷重がベルトアンカブラケット30の左側に集中的に入力されると、ベルトアンカブラケット30の左端が上方に持ち上がり、横フレーム22と干渉して、横フレーム22の変形等を招くおそれもある。これに対して、本例では、二つのバックル18を、左右に分けて連結しているため、部材の劣化や損傷を効果的に防止できる。
なお、これまで説明した構成は、一例であり、バックル18が連結される連結プレート部32が縦フレーム24の下側に位置するのであれば、その他の構成は、変更されてもよい。例えば、これまでの説明では、縦フレーム24の後端は、横フレーム22の上部に接合されているが、縦フレーム24の後端は、図4に示すように、横フレーム22の下部に接合されてもよい。この場合、縦フレーム24の後端を横フレーム22から剥離するためには、縦フレーム24に下向きの力を入力しなければならない。したがって、図4の構成では、連結プレート部32が上方移動するときに縦フレーム24に入力される力の向き(矢印Rの向き)と、縦フレーム24を横フレーム22から剥離する時に必要な力の向き(下向き)と、が逆向きとなる。その結果、縦フレーム24が、連結プレート部32から強く上方に押されたとしても、縦フレーム24が横フレーム22から剥離することがなく、両者の接合状態を良好に維持できる。
また、上述の例では、連結プレート部32の前端を直線状としているが、図5に示すように、連結プレート部32の前端のうち、縦フレーム24の真下部分を、他の部分よりも前方に延長してなる延長部40を設けてもよい。かかる構成とすることで、ベルトアンカブラケット30と縦フレーム24との重複面積を増やすことができ、ベルトアンカブラケット30に入力された荷重をより効果的に縦フレーム24に分散できる。
また、二つの連結金具36は、左右に分けて取り付けるのではなく、図6に示すように、縦フレーム24の左側または右側にのみ(図示例では右側のみに)取り付けられてもよい。そして、この場合、さらに、連結プレート部32のうち、縦フレーム24を挟んで連結金具36と車幅方向反対側端部(図示例では左端部)を、縦フレーム24の側面に沿わすように、上方に折り返して、返し部42を構成してもよい。かかる構成とすることで、ベルトアンカブラケット30が縦フレーム24との一体感が高まり、ベルトアンカブラケット30の望ましくない動きをより低減できる。また、これまでの説明では、ベルトアンカブラケット30に立脚部33および折り返し部34を設けているが、これらは、適宜、省略あるいは変更されてもよい。
10 シート、12 座部、14 背もたれ部、16 シートクッション、18 バックル、20 クッションフレーム、22 横フレーム、24 縦フレーム、26 U字状フレーム、28 接合部、30 ベルトアンカブラケット、32 連結プレート部、33 立脚部、34 折り返し部、36 連結金具、40 延長部、42 返し部。

Claims (1)

  1. 車両に搭載され、2人以上が着座可能なシートの構造であって、
    座部の後部において、車幅方向に延びる横フレームと、
    前記横フレームの中間部分から車両前方に延びる縦フレームと、
    前記横フレームに取り付けられるとともに、シートベルトのバックルが連結されるベルトアンカブラケットと、
    を備え、前記ベルトアンカブラケットは、前記縦フレームの下側に位置する連結プレート部を有し、
    前記バックルは、前記連結プレート部のうち前記横フレームより前方位置に連結されている、
    ことを特徴とするシート構造。
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