JP2020534452A - エアバッグを備えた改良された保護服 - Google Patents

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Abstract

本発明は保護服に関し、保護服は、使用者(U)の腰の周りに配置されるように適合されたベルト(10)と、2つのレギンス(20)であって、各レギンスは、使用者の大腿部の周りに巻き付けられることを目的とされた上部(21)と、使用者のふくらはぎの周りに巻き付けられることを目的とされた下部(22)と、上部(21)と下部(22)とを接続した中間部(23)と、を備えた、レギンス(20)と、安全のための複数のエアバッグ(30)と、エアバッグの膨張のためのトリガデバイス(40)と、を備え、各レギンスの中間部(23)は、レギンスが使用者の脚の周りに配置された場合に、使用者の膝の正面の上に来るように適合されたノッチを備え、各レギンス(20)の上部(21)および下部(22)は、各々が中間部のノッチに隣接して配置された少なくとも1つのエアバッグ(30)を備えている。

Description

本発明は、膨張可能な袋またはエアバッグを備えた保護服に関し、その使用者は、二輪車の乗車、スキー、または乗馬等の危険な活動を実施する場合に、安全のために彼または彼女の腰または脚の周りに着用することが可能である。
例えば二輪車の乗車またはスキーの場合の保護のために使用される、膨張可能な袋またはエアバッグを備えた保護服が知られている。特に、保護ベストは改良されており、前に少なくとも1つのエアバッグ、および後に別のエアバッグを備え、使用者の胸を保護している。
二輪車の深刻な事故の大部分が、上半身に損傷を負わせる結果となることが事実である一方で、これらの事故は、運転者が被害を受ける、二輪車の事故の小数部分のみを示している。実際に、二輪車の事故の80%は、身体の下部に損傷を負わせ、換言すると、例えば骨折または脱臼を引き起こすことにより、脚に損傷を負わせる。
エアバッグを取り付けられた保護パンツが、使用者のオーバーストリートパンツにより身に着けられることが可能となることが、提案された。例えば、既知の特許文献1および特許文献2は、ベストおよび保護パンツを備えた、二輪車の乗り手のためのつなぎを記載しており、保護パンツにはエアバッグが設けられ、脚の上に身に着けられることが可能である。
しかしながら、パンツは、着用の困難さおよび必要とされる時間に起因して、使用者にあまり受け入れられていない。
それに加えて、それらは一式の服であり、通常は街中の衣装に替わるものであり、他の行動を実行している間に、ライダーが移動の二本の脚の間に保護服一式を着用することを強制しており、これは主な欠点である。
特許文献3は、膨張可能な保護ストリップから形成された保護装備を開示しており、この装備は、使用者の街中の衣装の上に着用することが可能である。配置される多数の保護ストリップが付与され、使用者がこの装備を着用するために必要な時間は、前述のパンツと同じ程度の長さとなりそうであり、その使用を思いとどまらせることが確実である。
それに加えて、前述のすべての機器のエアバッグは、保護を最大化するために、使用者の体の広い領域を覆っていることを確認できる。しかしながら、エアバッグの故意でない膨張のきっかけがあった場合に、これらのことは、使用者の可動性を妨げ、実際に潜在的に事故の原因になり得る。
国際公開第2000/11979号パンフレット 英国特許出願公開第2 352 162号明細書 米国特許第5,091,992号明細書
本発明は、少なくとも部分的に先行技術の欠点を克服することを目的としている。
特に、本発明の目的の1つは、簡素に素早く着用でき、且つ使用者のための改良した保護を提供する保護服を提供することである。
審美的である一方で、この服は街中の衣装の上に素早く容易に着用し、および脱ぐことが可能であり、日常の活動のために適したオリジナルの服装一式を保護することが可能であり、いわゆる「危険な」活動を行っている間のみ着用されることが可能である。
本発明の別の目的は、意図しないエアバッグの膨張のきっかけがあった場合に、潜在的に事故を引き起こすことなく使用者を保護するように適合されたエアバッグを備えた保護服を提供することである。
この観点において、本発明は保護服に関し、この保護服は、
− 使用者の腰の周りに配置されるように適合されたベルトと、
− 2つのレギンスであって、各レギンスは、使用者の大腿部の周りに巻き付けられることを目的とされた上部と、使用者のふくらはぎの周りに巻き付けられることを目的とされた下部と、上部と下部とを接続した中間部と、を備えた、レギンスと、
− 複数の安全エアバッグと、
− エアバッグの膨張のきっかけを与えるように適合されたトリガデバイスと、
を備え、
各レギンスの中間部は、レギンスが使用者の脚の周りに配置された場合に、使用者の膝の正面の上に来るように適合されたノッチを備え、
各レギンスの上部および下部は、各々が中間部のノッチに隣接して配置された少なくとも1つのエアバッグを備えている。
有利にしかし随意的に、本発明による保護服は、以下の特徴のうちの少なくとも1つをさらに備えている。
− 各エアバッグは、膨張した場合に、3cmから6cmの間の厚さを有するように適合されて得る。
− 各レギンスの下部は、レギンスが使用者の脚の周りの所定の位置に配置されている場合に、第1のエアバッグに対して第1のエアバッグの反対側に配置された追加のエアバッグを備え得る。
− 各レギンスの上部は、レギンスが使用者の脚の周りの所定の位置に配置された場合に、使用者の大腿部の外側の上になるように、第1のエアバッグから所定の距離の位置に配置された追加のエアバッグを備え得る。
− 各レギンスの上部の追加のエアバッグは、膨張した場合に、3cmから8cmの間の厚さを有するように適合され得る。
− 各レギンスの下部および上部は、面ファスナストリップおよびスナップ−ファスナの複数の列から成るグループから選択された閉止デバイスを備え得る。
− トリガデバイスは、圧縮空気のカートリッジ、およびエアバッグをカートリッジに接続したエアバッグ供給回路を備え、制御ユニットは、圧縮空気のカートリッジの開放を制御するように適合され得る。
− トリガデバイスは、速度もしくは加速度センサのうちの少なくとも1つを備え得るか、または電子トリガ回路を別の保護服のトリガデバイスに接続するためのインターフェイスを備え得る。
− 保護服は、保護服が使用者の所定の位置にある場合に、使用者の股の上に来るように適合されたノッチを備え得る。
本発明は、二輪車の乗車、スキー、パラシュート、または乗馬の際に使用される、前述の保護服の使用にも関する。
本発明による保護服は、使用者により、大腿部およびふくらはぎのそれぞれの周りに各レギンスの上部および下部を巻き付けることによって、容易に且つ素早く着用することを可能にした構造を備えている。特に、この服は、脚に着用することまたは靴を脱ぐことを、必要としない。
レギンスの形状およびエアバッグの配置に起因して、使用者にとって最適な保護が保証される。実際に、膝のための保護は、各レギンスのノッチの各側に1つずつ配置されたエアバッグにより提供される。エアバッグが膨張すると、膝は、エアバッグにより形成された凹部の底にあり、その保護を保証している。しかしながら、膝のエアバッグの欠落は、エアバッグの意図しない膨張のきっかけがあった場合に、膝の可動性の減少を回避することが可能であり、したがって、事故の原因となり得る剛性の形成を回避することが可能である。
他のエアバッグは、事故の間に最も影響を受けやすい領域、すなわちふくらはぎの後側と、大腿の後側および外側に位置する領域と、に有利に配置されている。
膨張した場合、この最後のエアバッグの厚さは、少なくとも部分的に脚が曲がることを防止しないように適合されている。
使用者の股は保護されておらず、それは、この領域が二輪車の事故の間にめったに影響を受けないためである。一方で、この保護の欠如は、エアバッグの故意でない膨張のきっかけがあった場合に、二輪車の乗り手の制御を維持することを可能にしている。
本発明の他の特徴、目的、および利点は、以下の記載から明らかになるだろう。その記載は、単なる実例で且つ非限定的あり添付図を参照して読まれるべきである。
使用者に着用された、本発明の一実施形態による保護服の例を概略的に示した図である。 展開された配置における、本発明の一実施形態による保護服の例を概略的に示した図である。 エアバッグが膨張した、使用者の膝のための保護を概略的に示した図である。 エアバッグの膨張のきっかけのためのデバイスの、いくつかの実施形態を概略的に示した図である。 エアバッグの膨張のきっかけのためのデバイスの、いくつかの実施形態を概略的に示した図である。 エアバッグの膨張のきっかけのためのデバイスの、いくつかの実施形態を概略的に示した図である。
図1および図2を参照すると、保護服1が図示されており、この服は、例えば二輪車特に自動二輪車を使用する場合に、および乗馬、スキー、または他のボード、ブレード、もしくはローラースポーツ、もしくはパラシュート降下を行う場合にも、使用者を保護するために使用されることが可能である。
この保護服1はパンツ、より具体的にはオーバーパンツの形状であり、換言すると、好適に使用者のパンツの上に着用する。
保護服1は、使用者Uの腰を包囲するように適合したベルト10、およびベルト10に接続された2つのレギンス20を備えている。各レギンスは、使用者の脚を包囲するように適合され、使用者の大腿の周りに巻き付けられるように適合した上部21、およびふくらはぎの周りに巻き付けられるように適合した下部22を特に備えている。
図2に見られているように、各レギンス20の上部および下部は、したがって概ねストリップの形状であり、このストリップは脚の周りに巻き付けられて、ストリップの反対側の端部に配置された閉止デバイス29を用いて閉じられる。
このことは、服が脚の上に着用されなければならない場合よりも、服の使用者への配置をより容易にしている。
同様に、ベルト10は、使用者の腰の周りに閉止されることが可能なように好適に適合しており、したがって、同じくその反対側の端部において閉止デバイス29が設けられたストリップの形状である。
ベルトおよびレギンスは、好適に高い耐摩耗性を有する布地材料から形成されており、それは例えばターガル、ダルコン、マイラー(例えば600ダイナーポリエステル、ダイナーは1メートルあたり9グラムの重量である布地糸)の商品名で販売されているポリエステル繊維布地、またはナイロンまたはテナックスの商品名で販売されているポリイミド繊維製の布地であり、布地は、例えばシリコーンのような耐水性を与えるコーティングによって好適に被覆されている。
例を挙げると、大部分の自動二輪車の乗り手はレインパンツを着用する必要があり、雨天時に持ち出され、雨に当たる可視部に面ファスナストリップを用いて服に取り付けられることが可能な防水布地の追加のストリップを有する可能性を備えた防水布地に、特別な注意が払われる。したがって、服1はレインパンツと置き換えることも可能であり、一方で安全の観点において保護をさらに提供している。
図 1および図2に見られているように、各レギンスの上部21および下部22は、概してストリップの形状の中間部23によって一体に接続されている。この中間部23は、レギンス20が使用者の脚上の所定の位置に配置された場合に、脚が使用者の膝の正面に被るノッチ24を備えている。したがって、ストリップ23は膝関節の後に配置される。
それに加えて、各レギンス20は、ストリップ25によりベルト10に一体的に接続されており、このストリップは、保護服1が、使用者の股の上に被るノッチ26を備えるように、設計されている。
保護服1は、膨張可能な袋として知られた複数のエアバッグ30、および事前に決定された状況の下でエアバッグの膨張のきっかけを与えるように適合された(図3、図4a、および図4bに示された)エアバッグトリガシステム40、をさらに備えている。
エアバッグ30は、使用者の膝のための保護を提供するように思慮深く配置される。したがって、各レギンスの上部21および下部22は、各々がノッチ24に隣接して配置されたエアバッグ30を備え、2つのエアバッグ30は、したがってノッチの各側に1つずつ配置されている。
図3を参照すると、これらのエアバッグは、膨張した場合にそれらの厚さが少なくとも3cmになるように寸法決定されている。その結果として、膝は、膨張したエアバッグにより形成された少なくとも3cmの深さの凹部内に配置され、この深さはエアバッグの厚さに、保護服のレギンスの厚さを加えたものに対応している。この凹部は、膝を衝撃面から遠ざける。
それに加えて、膨張したエアバッグの厚さは、好適に8cmよりも小さく、自動車の制御不能を原因とした故意でないきっかけ(例えば、側面エアバッグの側方衝撃によるきっかけであり、その後、運転者は自動車の制御の回復に成功する場合)を防止している。
しかしながら、エアバッグ30の故意でない膨張のきっかけがあった場合に、膝関節の可動性は、膝のエアバッグが欠落しているために維持され、このことは、不測の膨張の後の偶発事故の危険性を減少させている。
それに加えて、各レギンスは好適に2つの他のエアバッグを備えている。
1つのエアバッグ30は、各レギンス20の下部22に配置され、使用者が保護服を着用した場合に、使用者のふくらはぎの後側をカバーし、したがって保護するように配置される。この結果を得るために、レギンスの下部22の2つのエアバッグ30の間の距離は、使用者のサイズに依存し、したがって服のサイズに依存していることが理解される。それ自体知られた法則において、多様なサイズの人々に対応した、いくつかの標準化されたサイズを有する保護服を提案することが可能である。
別のエアバッグ30は、各レギンス20の上部21に配置されて、大腿部の外側部に位置した領域を覆い、したがって保護するように配置されている。より具体的には、このエアバッグは、使用者の右側と後側との間に形成された大腿部の周囲の4分の1に配置された領域を、好適に覆っている。したがって、このエアバッグは、大腿部の後側に対して外向きにオフセットされており、これにより二輪車の乗り手のための最適な保護を提供している。実際に、この領域は事故の場合に、大腿部の後側ではなく、最初に影響を受ける。
有利にしかし追加的に、このエアバッグ30は、膨張した場合に3cmから8cmの間の厚さを有する形状とされている。実際に、厚さは最小厚さを超えて、大腿部が保護されることを確実にしなければならないが、使用者が、彼または彼女の脚をこのエアバッグの配置のために曲げることが困難となる最大厚さを超えてはならない。
図3および図4aから図4cを参照すると、エアバッグトリガシステム40は、圧縮空気のカートリッジ41を備えており、このカートリッジは、ベルトのポケット内に有利に配置されており、この位置は、使用者がアクセス可能であるが、好適にカートリッジが視認されることを防止するように閉じることが可能である。
トリガシステム40は、カートリッジ41を各エアバッグに接続したエアバッグ供給回路42をさらに備えている。
それに加えて、トリガシステム40は、エアバッグを膨張させる圧縮空気のカートリッジの開放を制御するように適合された制御ユニット43を備えている。この制御ユニットは、プロセッサ、マイクロプロセッサ、またはマイクロコントローラのようなコンピュータ(図示略)を有利に備えている。
図4aから図4cを参照すると、いくつかの可能性が、エアバッグの膨張のきっかけのために想定されることが可能である。図4aに示された第1の可能性によれば、トリガシステムは、1つ以上の速度センサおよび1つ以上の加速度計を含み得る1つ以上のセンサ44をさらに備えている。
制御ユニット43は、その結果センサに接続され、所定の閾値よりも大きい減速の場合に、可能であれば別の閾値よりも大きい、減速前の初期速度と組み合わせて、エアバッグの膨張を命令するように適合されている。変形として、例えば保護服が、二輪車の乗り手に着用されて移動する場合に、車両は速度センサを備えており、この速度センサには、有利にブルートゥース(登録商標)タイプの無線接続により制御ユニットが接続され得る。そのとき、制御ユニットは、車両の速度と保護服の速度との間の差異が所定の閾値を越えた場合に、エアバッグの膨張のきっかけを発することが可能である。
図4bに示された変形において、二輪車の乗り手に着用されて移動する間に保護服が使用された場合、保護服は、車両に接続するためのケーブル45を備えてもよく、このケーブルは、制御ユニットに接続され得る。端子が破壊されるか、または電圧が所与の閾値を超えた場合、制御ユニットはエアバッグの膨張のきっかけを発することが可能である。
図4cに示された、また別の変形によれば、保護服1は、それ自身にエアバッグおよびトリガシステムが装備された保護ベストと共に使用され得る。この場合、制御ユニット43は、接続インターフェイス46により好適に有線でベストのトリガシステムに有利に接続され、このシステムからエアバッグの膨張のきっかけのための指示を受信する。
エアバッグの膨張に抵抗するために、レギンス(および可能であればベルト)の閉止装置29は、これらのレギンスを形成した布地のストリップの長さの小さな変化を、開放することなく有利に適応させることが可能である。これに関して、各閉止装置は、各ストリップの端部に面ファスナを好適に備え、これらは互いに向き合うようになっている。
代替的に、各閉止装置はいくつかの列のスナップファスナを備えてもよく、それらのうちのいくつかは、膨張の際に外れ得る。
最後に、エアバッグが膨張しても、使用者の股のノッチ26は、特に彼または彼女の二輪車の運転において、故意でない膨張のきっかけがあった場合に、使用者の邪魔にならないことが理解できる。
したがって、エアバッグの配置と組み合わせた保護服の構造は、エアバッグの予想外の膨張のきっかけがあった場合を含み、使用者にとって最適な保護を提供する。
本発明の有利な変形において、保護服の一部を最小化することでノッチが拡張されて、スクータの使用者がこの保護服を着用することも可能にし、一方でそれに起因したかさばりを最小化することが可能である。
1 ・・・保護服
10 ・・・ベルト
20 ・・・レギンス
21 ・・・上部
22 ・・・下部
23 ・・・中間部
24 ・・・ノッチ
29 ・・・閉止装置
30 ・・・エアバッグ
40 ・・・エアバッグトリガシステム
41 ・・・カートリッジ
42 ・・・供給回路
43 ・・・制御ユニット
44 ・・・センサ
45 ・・・ケーブル
U ・・・使用者

Claims (10)

  1. 保護服(1)であって、
    − 使用者(U)の腰の周りに配置されるように適合されたベルト(10)と、
    − 2つのレギンス(20)であって、各レギンスは、使用者の大腿部の周りに巻き付けられることを目的とされた上部(21)と、使用者のふくらはぎの周りに巻き付けられることを目的とされた下部(22)と、前記上部(21)と前記下部(22)とを接続した中間部(23)と、を備えた、レギンス(20)と、
    − 安全のための複数のエアバッグ(30)と、
    − 該エアバッグの膨張のきっかけを与えるように適合されたトリガデバイス(40)と、
    を備え、
    各レギンスの前記中間部(23)は、前記レギンスが前記使用者の脚の周りに配置されている場合に、前記使用者の膝の正面の上に来るように適合されたノッチを備え、
    各レギンス(20)の前記上部(21)および前記下部(22)は、各々が前記中間部のノッチに隣接して配置された少なくとも1つのエアバッグ(30)を備えている、保護服(1)。
  2. 各エアバッグ(30)は、膨張した場合に、少なくとも3cmの厚さを有するように適合されている、請求項1に記載の保護服(1)。
  3. 各レギンス(20)の前記下部(22)は、前記レギンスが前記使用者の脚の周りの所定の位置に配置されている場合に、第1のエアバッグに対して該第1のエアバッグの反対側に配置された追加のエアバッグ(30)を備えている、請求項1または2に記載の保護服(1)。
  4. 各レギンス(20)の前記上部(21)は、前記レギンスが前記使用者の脚の周りの所定の位置に配置されている場合に、前記使用者の大腿部の外側の上になるような、前記第1のエアバッグから所定の距離の位置に配置された追加のエアバッグ(30)を備えている、請求項1から3のいずれか一項に記載の保護服(1)。
  5. 各レギンス(20)の前記上部(22)の前記追加のエアバッグ(30)は、膨張した場合に、3cmから8cmの間の厚さを有するように適合されている、請求項4に記載の保護服(1)。
  6. 各レギンス(20)の前記下部(22)および前記上部(21)は、面ファスナストリップおよび複数の列のスナップファスナから成るグループから選択された閉止装置(29)を備えている、請求項1から5のいずれか一項に記載の保護服(1)。
  7. 前記トリガデバイス(40)は、圧縮空気のカートリッジ(41)、前記エアバッグを前記カートリッジ(41)に接続したエアバッグ(30)供給回路(42)、および前記圧縮空気のカートリッジ(41)の開放を制御するように適合された制御ユニット(43)、を備えている、請求項1から6のいずれか一項に記載の保護服(1)。
  8. 前記トリガデバイス(40)は、速度もしくは加速度センサ(44)のうちの少なくとも1つを備えているか、または前記電子トリガ回路を別の保護服のトリガデバイスに接続するためのインターフェイス(46)を備えている、請求項7に記載の保護服(1)。
  9. 前記保護服は、該保護服が前記使用者の所定の位置にある場合に、前記使用者の股の上に来るように適合されたノッチ(26)を備えている、請求項1から8のいずれか一項に記載の保護服(1)。
  10. 二輪車の乗車、スキー、パラシュート、または乗馬の際に使用される、請求項1から9のいずれか一項に記載の保護服(1)の使用。
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