JP2020534031A - 昆虫の幼虫の飼育 - Google Patents

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Abstract

昆虫の幼虫の飼育システム(1)が開示されている。このシステムは、有機廃棄物(5)を受け取り、有機廃棄物を昆虫の幼虫(7)のための飼料(6)に変換するように構成された廃棄物管理モジュール(2)と、幼虫を保持または収容するための複数のトレイ(15)を処理し、トレイに飼料を供給するように構成された少なくとも1つの飼育モジュールとから構成される。前記飼料は、前記廃棄物管理モジュールから前記少なくとも1つの飼育モジュールの各々に直接供給される。【選択図】図1

Description

本発明は、昆虫の幼虫の飼育に関する。特に、昆虫の幼虫の飼料を準備する為の1つ以上のモジュール、及び、飼料を使用して昆虫の幼虫を飼育する為の1つ以上のモジュールを使用して組み立てる事ができる昆虫の幼虫の飼育システムに関する。
国連の食糧農業機関(FAO)は、2050年における世界で増加している人々に食料を供給する為に世界は70%多い食料を生産する必要が有る、と見積もっている。一方、毎年世界中で13億トン以上の食品廃棄物が生じており、3GtのCO2以上に相当する温室効果ガスも生成している。
過去10年に渡って廃棄物をアップサイクルする様々な種類の技術を利用する試みがされてきた。プラスティック、金属及び紙の廃棄物の価値設定は広く受け入れられ、採用されているが、有機廃棄物(例えば食品廃棄物)の価値設定は課題に直面している。廃棄物の変化しやすく時間に敏感な性質(言い換えれば、廃棄物が急速に劣化する事)、及び、食品廃棄物が不快な臭気を生成するという事実は、他の種類の廃棄物の処理に比べさらなる問題と健康被害をもたらす傾向にある。
堆肥化以外に、有機廃棄物の価値設定へのアプローチの1つは嫌気性消化である。嫌気性消化では、微生物を使用して有機物を分解する。この化学反応の間、メタンが放出され、捕獲され、そして発電に使用されるバイオガスに変換される。
嫌気性消化は埋め立てよりも良い代替案を提示しているが、それは高いプラントコストにより資本集約的であり、プロセス自体が環境条件と供給原料組成との変化に敏感である。さらに、嫌気性消化は価値のある捕らえられた栄養素を電気に変換する事で利用するが、食糧危機の課題には向き合わない。
有機廃棄物を処理する自然起源の方法の1つは、生物変換に昆虫の幼虫を用いる事である。有機廃棄物を単純な分子(最終的にメタンを生成する)に分解する嫌気性消化とは異なり、昆虫の幼虫は有機廃棄物を幼虫の体内に蓄積されたタンパク質及び生物オイルなど、より複雑な炭水化物に変換する為に使用され得る。さらに、昆虫は、環境及び供給原料の変化に対して、比較的強く、かつ、適応力が有る傾向がある。
昆虫の生物変換を通した廃棄物の価値設定の工業化と規模拡大の研究が行われてきている。しかしながら、これまでに取られたアプローチは、高価であり、管理が複雑で、さらには規模の拡大が難しい傾向が有った。さらに、廃棄物の物流コストが廃棄物の価値設定を妨げる可能性が有る。
US2013/0319334A1は、幼虫を飼育するシステムについて記述している。このシステムは、少なくとも1つのスタックされたトレイ内に複数の培養トレイを含み、各スタックが複数レベルのトレイを含み、各トレイは幼虫及び幼虫の餌を受ける事に適した上部が開いた鉢を含んでおり、このシステムは、さらに個別に選択された培養トレイに幼虫の餌を自動的に供給する飼料供給するシステム、及び培養トレイに水を自動的に供給する様になっている水供給システムを備える。
WO2015/013826A1は、殺虫性クロミナミハエ(Hermetia illucens)糞粒の製造、及びこの糞粒を土壌及び/または葉において栄養上の及び害虫駆除の活動に使用することを開示している。
US2016/0066552A1は、各木枠の少なくとも一部が供給材料及び未成熟段階の昆虫を含む基質で満たされている、個別の木枠を使用した昆虫の繁殖について記載している。
WO2016/166471A1は、飼育されている昆虫がパレット棚を使用してコンテナに保管されるゾーンを含む、昆虫を飼育する農場を記載している。
Imre-Antalfyの要約 「Bugs in a Box」 2016も参照する事。
https://www.hsr.ch/uploads/tx_icscrm/2016_DAB-EEU_FINAL_low_ES_15.pdft
コウロギ農場システムを記述している、https://www.entocube.com/solutions/ も参照する事。
本発明の第1の態様によれば、昆虫の幼虫を飼育するシステムが提供される。このシステムは、有機廃棄物(例えば食品廃棄物)を受け取り、有機廃棄物を昆虫の幼虫の餌に変換する様に構成された廃棄物管理モジュール、または、少なくとも1つの昆虫の幼虫への給餌の為のコンテナ、及び、昆虫の幼虫を保持または収容する為の複数のトレイを処理し、トレイに餌を提供する様に構成された少なくとも1つの飼育モジュールを備える。スラリーの形状である場合がある飼料は、廃棄物管理モジュール、または少なくとも1つのコンテナから、少なくとも1つの各飼育モジュールに直接供給される。
従って、モジュラーアプローチをとる事により、このシステムは、有機廃棄物の発生源または発生源グループにおいて、またはその近くの現地で組み立てられることが可能であり、廃棄物の発生源により発生する(季節によって変わり得る)有機廃棄物の量に応じて拡大縮小される事ができる。これは、質量で80%まで水分で構成される事がある有機廃棄物の輸送される距離を短縮する事を助けることができ、それにより物流コストと付随するCO2の排出とを大幅に削減する。あるいは、このシステムは、養鶏場や他の種類の動物農場のような、生きた昆虫の幼虫が例えば鶏や他の家畜により消費される事ができる場所に配置されることができる。この事は、高品質の飼料を家畜に提供する事の助けになることができる。この事は、幼虫を輸送する必要が無い為に物流コストと付随するCO2排出とを削減する事の助けにもなり得る。
廃棄物管理モジュール及び/又は、各少なくとも1つの飼育モジュールは、それぞれの輸送可能なコンテナを含む。輸送可能なコンテナは、公称10フィート(3.0m)、20フィート(6.1m)、又は40フィート(12.2m)の出荷用コンテナの形態を取る場合がある。したがって、モジュールは一つの場所で部分的に、または、全体を製造され、現地に配送される事ができ、製造コストを削減する事に役立つことができる。
このシステムは、廃棄物管理モジュールからそれぞれの少なくとも1つの飼育モジュールに飼料を供給するために、例えばパイプ又はホースの形態の少なくとも1つのチューブを備える場合がある。
このシステムは、少なくとも2つの飼育モジュール、例えば4〜10個の飼育モジュール、又は、10個以上の飼育モジュール、例えば10〜20の飼育モジュールを備える場合がある。
1つの現地に複数の飼育システムが設置される場合がある。言い換えると、複数の廃棄物管理モジュールがある場合がある。
各少なくとも1つのコンテナは、それぞれの飼育モジュールを提供する様に配置される場合がある。
このシステムは、昆虫の幼虫の消費者設備(それらは養鶏場などの動物農場の形態である場合がある)と同じ現地、又はその近く(< 5km)に配置される場合がある。このシステムは、昆虫の幼虫の消費者設備とは異なる現地に、または離れて(> 5km)配置される場合がある。このシステムは、複数の昆虫の幼虫の消費者設備、例えば複数の農場、を提供する場合がある。複数の農場は(例えば、半径5km以内)にクラスター化されている場合がある。このシステムは複数の農場の1つに位置する場合がある。
本発明の第2の態様によれば、有機廃棄物を昆虫の幼虫の飼料に変換する為の廃棄物管理モジュールが提供される。廃棄物管理モジュールは1つのコンテナを備える場合がある。廃棄物管理モジュールは、コンテナが収容する場合があるが、コンテナの壁または屋根の開口部を介してコンテナの外から有機廃棄物を受け取るホッパ―と、ホッパーと連絡して有機廃棄物を受け取って細断された有機廃棄物を出力する様に配置された細断機と、細断された有機廃棄物、または細断された有機廃棄物から得られる処理された細断済の有機廃棄物の水分含有量を減らし、飼料を昆虫の幼虫及び飼料の為の貯蔵容器(例えば他のホッパー)に出力する様に構成された脱水機とを含む。
廃棄物管理モジュールは、昆虫の幼虫の飼料を昆虫の幼虫飼育モジュールまで配る為に、貯蔵容器から1つ以上のチューブ、例えばパイプ、またはホース、まで飼料を配る少なくとも1つのポンプを、さらに備える場合がある。少なくとも1つのポンプはコンテナ内に収容される場合がある。1つのポンプが各チューブに用意される場合がある。
廃棄物管理モジュールは、細断された有機廃棄物を受け取り、低温殺菌された細断済の有機廃棄物を出力する様に構成された低温殺菌機をさらに備える場合がある。
コンテナは、公称10フィート(3.0m)、20フィート(6.1m)または40フィート (12.2m)の出荷用コンテナなどの出荷用コンテナの形態を取る場合がある。
本発明の第3の態様によれば、昆虫の幼虫を飼育するための飼育モジュールが提供される。飼育モジュールは、コンテナが収容する場合があるが、積み込み/積み下ろし地点においてスタックを形成する為に連結する場合またはスタックを形成する為にラックに挿入される場合があるトレイを受け取り、かつ、トレイまたはトレイに積み重ねられたラックを移動させるように配置されたトレイ処理システムと、一定期間繰り返しコンテナの外から受け取った飼料を各トレイに配る様に構成された飼料配送システムとを含む。飼育モジュールは、コンテナ内の温度を制御する為の加熱、換気、及び空調システムを含む場合がある。
1つのスタックは、1組の連結可能な複数のトレイを備える場合がある。1つのスタックは、ラック等(例えばトレイトロリーの形態の)、1つのトレイキャリア、及び、トレイキャリア内に配置された(例えば挿入されるか置かれた)1つ以上(好ましくは複数)のトレイを含む場合がある。
トレイ処理システムは、長方形の場合がある閉じた経路の周りをトレイまたはトレイのスタックが移動する様に配置される場合がある。スタックは、トレイの底、連結されたトレイのスタックにおける最下部トレイ、またはラックに取り付けられたホイールまたはキャスターを含む場合がある。トレイ処理システムは、ボール移送ユニット及び/又はローラーを含む場合がある。トレイ処理システムは、ガイドレールを含む場合がある。
飼育モジュールは、ローラー、キャスターまたは他の形態の輸送システムにおいて、フォークリフトトラックを使用してトレイ処理システムにトレイまたはトレイのスタックを挿入及び取外可能である様に配置される場合がある。
飼育モジュールは飼料を配る為の一又は複数のアームを備える場合があり、アームの下を対応するトレイが通過するように各アームが配置される。
コンテナは、公称20フィート(6.1m)、又は40フィート(12.2m)の出荷用コンテナの形態を取る場合がある。
本発明の第4の態様によれば、昆虫の幼虫を飼育するシステムの設置方法が提供される。この方法は、有機廃棄物を受け取り、有機廃棄物を昆虫の幼虫用の飼料に変換する様に構成された廃棄物管理モジュールを提供するステップと、幼虫のトレイを複数処理しトレイへ飼料を提供するように構成された少なくとも1つの飼育モジュールを提供するステップと、廃棄物管理モジュールから各少なくとも1つの飼育モジュールへ飼料が提供される様に手配するステップと、を備える場合がある。廃棄物管理モジュールから各少なくとも1つの飼育モジュールへ飼料が提供される様に手配するステップは、廃棄物管理モジュールから各少なくとも1つの飼育モジュールへ流れる飼料を配る為の1つのチューブ、または、それぞれのチューブを設置するステップを含む場合がある。
廃棄物管理モジュールを提供するステップは、実質的に事前に組み立て式に作られた廃棄物管理モジュールを、例えば大型トラックまたはトラックを使用して現地に配送するステップを含む場合がある。
少なくとも1つの飼育モジュールを提供するステップは、実質的に事前に組み立て式に作られた各飼育モジュールを、例えば大型トラックまたはトラックを使用して、現地に配送するステップを含む場合がある。
本発明の第5の態様によれば、昆虫の幼虫を飼育するシステムを操作する方法が提供される。この方法は、有機廃棄物を受け取り昆虫の幼虫の飼料に有機廃棄物を変換し、1つのチューブまたはそれぞれのチューブを介して少なくとも1つの飼育モジュールに昆虫の幼虫への飼料を配る廃棄物管理モジュールと、トレイ又はトレイのスタックを移動させ、トレイまたはトレイのスタックへ飼料を繰り返し配る各飼育モジュールとを備える。
本発明の第6の態様によれば、昆虫の幼虫の飼育システムのための監視システムが提供される。
このシステムは、飼育モジュール内において、飼育モジュール及び/又は飼育モジュール内の機器及び/又は飼育モジュール内の幼虫の状態に関するデータを入手する様に構成された1つ以上のセンサー及び/又はカメラの組と、データを受け取って処理するように構成された制御システムとを備える場合がある。この制御システムは、離れた場所にデータを送信する様に構成される場合がある。この制御システムは、所定の診断基準にデータが一致していることを検出することに応じて診断基準もしくは他のデータを現地もしくは離れた場所に通知する様に構成される、または、受信したデータを一組の一もしくは複数の所定の診断基準に自動的に関連付けて診断基準もしくは他のデータを離れた場所もしくは現地に送信する様に構成される場合がある。このシステムは、制御システムからの制御信号を受信する様に構成された飼育システム内に、アクチュエーター及び/又はスィッチ及び/又は制御ユニットを含む場合がある。このシステムは、離れた場所への信号の送信及び/または離れた場所からの信号の受信の為の有線及び/または無線(例えば、セルラーまたは無線LAN)ネットワークへのインターフェースを含む場合がある。
このシステムは、廃棄物管理モジュール内において、廃棄物管理モジュール及び/または廃棄物管理モジュール内の機器及び/または廃棄物管理モジュール内の有機廃棄物及び/または有機廃棄物から生成された飼料、の状態に関連するデータを入手するように構成された一組の1つ以上のセンサー及び/またはカメラと、データを受信し処理するように構成された制御システムとを含む場合がある。制御システムは、データを離れた場所に送信する様に構成される場合がある。制御システムは、所定の診断基準にデータが一致する事を検出する事に応じて診断基準もしくは他のデータを現地もしくは離れた場所に通知する様に構成される、または、受信したデータを一組の所定の診断基準と自動的に関連付けて診断基準もしくは他のデータを離れた場所もしくは現地に送信する様に構成される場合がある。システムは、アクチュエーター及び/またはスイッチ及び/または制御システムからの制御信号を受信する様に構成された廃棄物管理システム内の制御ユニットを含む場合がある。システムは、離れた場所へ信号を送信及び/または離れた場所から信号を受信する為の、有線及び/または無線(例えばセルラーまたはワイヤレスLAN)ネットワークへのインターフェースを含む場合がある。
センサーは、1つ以上の温度センサー、1つ以上の湿度センサー、1つ以上のガスセンサー、1つ以上の動きセンサー、1つ以上の加速度センサー、1つ以上のジャイロセンサー、1つ以上の重量センサー、及び/または1つ以上のカメラやビデオ録画機器カメラなどの視覚認識センサーを含む場合がある。
本発明の第7の態様によれば、第1の態様の昆虫の幼虫を飼育するためのシステムと昆虫の幼虫の消費者設備とを含む昆虫の幼虫の飼育および消費システムが提供される。
昆虫の幼虫の飼育システムは、昆虫の幼虫の消費者設備と同じまたは近い(<5km)現地に位置する場合がある。昆虫の幼虫の飼育システムは、昆虫の幼虫の消費者設備と異なるまたは離れた(>5km)現地に位置する場合がある。昆虫の幼虫の飼育システムは、複数の昆虫の幼虫の消費者設備、例えば複数の農場に提供される場合がある。複数の農場はクラスター化(例えば、半径5km以内)される場合がある。昆虫の幼虫の飼育システムは、複数の農場の内の1つに位置する場合がある。
本発明の特定の実施形態が、以下の添付図面を参照して例として記述される。
図1は幼虫の飼育農場または工場の概略斜視図である。 図2は廃棄物管理モジュールの概略ブロック図である。 図3は飼育モジュールの部分断面斜視図である。 図4は飼育モジュールの平面図である。 図5は連結したトレイのスタックの上方からの概略斜視図である。 図6は飼料分配器および連結トレイのスタックの概略平面図である。 図7は、連結トレイのスタックの下方からの概略斜視図である。 図8はスタックの動きを概略的に示す図である。 図9は、ラムおよびヒンジ付きアクチュエータプレートを含むボール移送ユニットの斜視図である。 図10Aおよび10Bは、ヒンジ付きアクチュエータプレートの作動および引き込みを示す斜視図である。 図11はトレイおよび飼料分配器の斜視図である。 図12は、幼虫の飼育農場および動物農場が地理的に離れた現地に位置する第1の配置を示す。そして 図13は、幼虫の飼育農場と動物農場とが、近接して、または、1つの現地に配置されている第2の配置を示す。
昆虫の幼虫の飼育システムの概要
図1を参照すると、昆虫の幼虫の飼育システム1 (本明細書では単に「飼育システム」、「農場」、または「工場」と言及される)が示されている。飼育システム1は、モジュール2、3の組を含み、各モジュール2、3はそれぞれのハウジング4に収容される。各ハウジング4は、好ましくは輸送可能なコンテナの形態、特に標準サイズの汎用出荷用コンテナ、例えば公称10フィート(3.0 m)、20フィート(6.1 m)、または40フィート(12.2 m)の出荷用コンテナ(「貨物コンテナ」または「複合コンテナ」とも呼ばれる)の形態をとる。出荷用コンテナの実際の長さは、公称の長さと最大10%異なる場合がある。
モジュール2、3は、飼料6 (または「幼虫の餌」)を昆虫の幼虫7に準備する為、有機廃棄物(それは廃棄物とみなされる場合もされない場合もある)、例えば食品廃棄物、消費前の食品廃棄物または副産物、例えばジャガイモ、玉ねぎ、その他の農業廃棄物の残渣またはその一部等、飼料として使用できる他の形態の有機バイオマス、例えばビールカス、または低価格原料及び/または、随意で、肥料などの他の形態の適切な廃棄物を処理する、第1の種類のモジュール2と、動物の餌として使用され得る成長した幼虫7を生産するために幼虫7が環境的に制御された条件で維持、給餌され、収穫される少なくとも1つの第2の種類のモジュール3とを含む。幼虫7は、好ましくは、黒いミナミハエ幼虫の形態をとるが、他の種類の昆虫の幼虫、例えばミミズ、コオロギ、ワックスワームまたはイエバエの幼虫を使用する事ができる。第1及び第2のタイプのモジュール2、3は、本明細書では、それぞれ「廃棄物管理モジュール」及び「飼育モジュール」と言及される。
有機廃棄物5は、フォークリフトトラックまたはダンプカーのような適切な車両9により配送される例えば容器または他の適切なコンテナ8に入れられて廃棄物管理モジュール2に配送され、さらに廃棄物管理モジュール2の壁もしくは屋根12に切り込まれた穴11の下もしくは後ろに横たわったホッパー10に配送されることができ、あるいは、廃棄物管理モジュール2の上部に配置されることができる。飼料6は、1つ以上のチューブ13(それは例えばホース及び/またはパイプを含む場合がある)を通して廃棄物管理モジュール2から飼育モジュール3にポンプで送られる。各飼育モジュール3には、暖房、換気、及び空調 (HVAC) ユニット14が用意されている。後でより詳細に説明される様に、幼虫7は、スタック16に配置されたトレイ15に収容され、幼虫7は例えばフォークリフトトラックまたは他の適切な車両17を使用して、ドア18を介してスタック毎に配送、及び除去する事ができる。トレイ15は、自立スタック18を形成する様に構成される場合がある。例えば、複数のトレイが連結可能である場合がある。トレイ15は、例えばトレイトロリー(図示せず)の形態でラック内に積み重ねられる場合がある。
第3の種類のモジュール81(図12)は、後処理例えばベルトドライヤーを使用して、収穫した幼虫を乾燥する為に含まれる場合があるが、この種類のモジュールは、第2の種類のモジュールに統合されるか、省略される場合がある。第3のモジュール81(図12)は、未消化の食品廃棄物及び昆虫の「肥料」(まとめて「フラス」と言及される)を含むトレイ内の残留有機材料から幼虫を分離する為の篩、または、幾つかの他の機構を含む場合がある。
工場または農場1は、廃棄物管理モジュール2および少なくとも1つの飼育モジュール3が所与の現地19に設置されている、モジュール方式である。複数の工場又は農場1が同じ現地に設置されることができる、つまり、少なくとも2つの廃棄物管理モジュール2がある場合がある。各種類のモジュール2、3の数は、必要に応じて増減される事ができ、一定期間に渡って増加または減少される事ができる。例えば、モジュールは、例えば、穀物、果実または、根、ビート、球根(玉ねぎなど)、塊茎(ジャガイモなど)の形態をとる場合がある野菜を育てる農場などの季節的なニーズに応じて追加される事ができる。1つの廃棄物管理モジュール2は、1つ以上の飼育モジュール3、好ましくは2つ以上の飼育モジュール3、および、さらに好ましくは4〜10個の飼育モジュール3の為に用意されることができる。さらに、工場または農場1は、特にもし輸送可能なコンテナ4が用いられる場合、国または国のグループ、または地域(国または、ヨーロッパ連合の様な国のグループの)、の様な地理的な領域に跨る農場又は工場の分散(または「非集中化」)されたネットワークの一部を形作る事ができる。これにより、食品廃棄物などの有機廃棄物5が農場または工場1に輸送される距離を短くすることができ、それにより廃棄物の輸送に使用されるエネルギー量およびCO2排出量と他の輸送コストを(同じ地域にサービスを提供する集中型の農場または工場と比べて)削減する。
いくつかの実施形態では、廃棄物管理モジュール2は省かれる場合があり、代わりに、飼料6は、中間バルクコンテナ、例えば、1,000リットルの容量を有するものの内部に供給され、さらに、飼料6は、ポンプ(図示せず)、または、持ち上げられ得る前記コンテナによって、飼育モジュール3に送られて重力給餌される。
インターフェース
まだ図1を参照して、農場または工場1が設置者(図示せず)によって設置・設定された後、有機廃棄物5は、作業者(図示せず)によって、この例では、一列に並んだモジュール2,3の中央に位置している廃棄物管理モジュール2の一端20の上部に積まれる事ができる。廃棄物管理モジュール2で有機廃棄物5が処理されると、有機廃棄物5は各飼育モジュール3にポンプで送り込まれる。飼育モジュール3において収穫の準備ができたら、成熟した幼虫を含むトレイ15の1つ以上のスタック16(「成熟トレイ」)は、対応する数の若い幼虫7またはハエの卵のスタック16(「新鮮トレイ」)と交換されることができる。このプロセスおよび装置は、工場もしくは農場1を受け持つ中央施設(図示せず)、または工場もしくは農場1のネットワークから、遠隔で監視される場合がある。中央施設(図示せず)のような離れた施設(図示せず)は、昆虫の卵および/または未熟な幼虫7を、農場または工場1に供給するために培養する事ができる。しかし、昆虫の卵および/または未熟な幼虫7は、現地で、すなわち農場または工場1の現地19で培養される事ができる。幼虫を最終的に成熟した昆虫(この場合、「成虫ハエ」)の段階に飼育するための追加モジュール(図示せず)が用意される場合がある。
設置と設定
農場または工場1用のモジュール2,3は、一体型ローダークレーン(図示せず)を有するトラックで現地に搬入され現地で設定される事ができる。モジュール2,3は、好ましくは、互いに隣接して一行または一列に配置される。モジュール2、3は、積み重ねられる場合がある。これにより、農場または工場1の設置面積を小さくする事を助けることができる。各コンテナ4は、ジャッキスタンドもしくは同様の水平化装置を用いて水平にされるか、または水平にされたコンクリートスラブ(図示せず)の上に置かれる。モジュール2,3は三相電源(図示せず)に接続されており、廃棄物管理モジュール2と現地の汚水排出口(図示せず)との間には排水ホース(図示せず)が接続されている。
飼育モジュールへの飼料搬送
有機廃棄物5が処理され、廃棄物管理モジュール2の反対側の端部21に転送されて貯蔵されると、それは飼育モジュール3にポンプで送られる。
図2を参照して、各飼育モジュール3は、廃棄物管理モジュール2内に収容された固有のポンプ22によって供給される。代わりに、より少ない複数のポンプ、または1つのポンプが備えられる場合があり、チューブはバルブを含む場合がある。しかし、個別の複数のポンプを使用することは、より良い制御を提供する事を助けることができる。個別の給餌ポンプ22は、飼育モジュール3から廃棄物管理モジュール2に送られる制御信号(図示せず)によって自動的に始動し得る。スラリーの形態の飼料6は、ポンプ22から、モジュール2,3の頂部間において延びている(例えば5cmの)チューブ13を介して飼育コンテナ3に搬送される。
幼虫の交換
飼育モジュール3内の幼虫7が収穫のための最低成熟度に達すると、モジュール3は自動的にこの発見を中央施設(図示せず)に信号で知らせ、交換用トレイ15のトラック(図示せず)とオペレータ(図示せず)は工場または農場1に派遣される場合がある。到着すると、オペレータは、コンテナドア18および内部ラックゲート51(図3)を開ける。その後、フォークリフト17およびモジュールの制御システムによって、1つまたは複数の成熟したスタック16は「1つを取り出し1つを入れる」原則で新鮮なスタック(複数可)16と交換される事ができる。
監視
供用中の各モジュール3の状態は、例えば、中央施設(図示せず)から遠隔で、または現地で(すなわち、現地19で)監視されることができる。一組のセンサー及び/またはカメラ(図示せず)から収集されたデータを使用することにより、オペレータ及び/またはライセンサーは、モジュール2、3内の装置およびモジュール3に含まれる幼虫が予想通りに振舞っているかどうかを判断する事ができる。例えば、もし、例えば幼虫7が飢えていたり、病気にかかっていたり、成熟に達する、つまり幼虫7が収穫の準備ができた状態になっていたりする場合に、ボトルネックをもたらす産出量の変化があるかもしれない。
モジュール2、3に潜在的な問題があると合図された場合、オペレータは検査を実施することができる。これにより、モジュール2、3内の予知保全及び/または改善された疾病管理を提供する事ができる。
廃棄物管理モジュール2
まだ図1および図2を参照して、廃棄物管理モジュール2は、適する様に変形された出荷用コンテナ4に収容される事ができる。有機廃棄物5は、容器傾斜積み込み機構(図示せず)またはフォークリフト9を使用して容器8から供給される。有機廃棄物5は細断され、任意の低温殺菌機24および脱水機25を経由してポンプで吸い上げられ、その後、飼育モジュール3へポンプで送る準備ができたホッパー26に格納される。ホッパー(図示せず)は、装置間の流量の差を緩和するために、積み込み機構23の上流側および下流側に備えられる事ができる。
出荷用コンテナ
先に説明された様に、標準サイズの出荷用コンテナ4、例えば40フィート(12.2m)の出荷用コンテナ4は、廃棄物管理モジュール2として使用するために改造される事ができる。
投入ホッパー10のための開口部11が出荷用コンテナ4の上面12に切り込まれている。飼料ホース13のために、他のいくつかの小さな開口部29が上面12に切り込まれている。コンテナ4の内部には、清掃を容易にするためにステンレス鋼板30が貼られている。後部の壁31には、三相電源ソケット(図示せず)用の開口部(図示せず)が切り込まれている。後部の壁31には、排水用の別の開口部(図示せず)が切り込まれている。
積み込み機構
フォークリフトアタッチメントが現地で利用できない場合には、各廃棄物管理モジュール2のために、ビン傾斜機の形態で外に取り付けられた積み込み機構(図示せず)が設けられる事ができる。積み込み機構(図示せず)は、廃棄物管理モジュール2の屋根に配置された第1のホッパー10に有機廃棄物5を投入するための、容器8または他の形態の廃棄物コンテナを傾けるために配置される。
細断機
第1のホッパー10から出た有機廃棄物5は、重力下で細断機32の内部に落下する。細断機32は、ポンプによる吸い上げ、除水および給餌のために、有機廃棄物5をより小さな粒子サイズに細断する。適した細断機32は、Franklin Miller(登録商標)(米国ニュージャージー州リビングストン)から入手可能なモデルTM8500の形態をとる事ができる。細断されると、有機廃棄物5は、シュート33を介して重力下で第2のホッパー27に落下する。
ウェットポンプ
細断された有機廃棄物5は、第2のホッパー27から、低温殺菌機24(使用されている場合)を経て、容積式ポンプ34を用いて脱水機25にポンプで送られる。容積式ポンプ34は、蠕動ポンプ、回転ローブポンプ、またはサインポンプやスクリューポンプの形態をとる事ができる。サインポンプが好ましいのは、システム内にうっかり石が導入された場合であっても高い信頼性を有する場合がある為である。適したサインポンプの例としては、Watson-Marlow社(イギリス、コーンウォール、ファルマス)から入手可能なCerta 250ポンプが挙げられる。有機廃棄物5は、2インチ(5cm)16バール(1600kPa)のホース35、36を通して搬送される。
低温殺菌機
細断された有機廃棄物5は、幼虫に有害な特定の細菌を除去するために、低温殺菌機24を通過するようにポンプで吸い上げられる場合がある。低温殺菌機24は、削り面熱交換器、マイクロ波または蒸気スクリューの形態をとる場合がある。適した低温殺菌機の例は、Advanced Microwave Technologies(イギリス、エジンバラ、ルースリン)から入手可能な連続マイクロ波低温殺菌機である。しかし、先に説明したように、低温殺菌機24は使用される必要はない。
脱水機
飼料6の含水率を幼虫の消費に適した範囲内になるように減少させるために、細断された有機廃棄物5は、脱水機25を使用して脱水される。適した脱水機の例としては、Voran Maschinen GmbH (オーストリア、bei Wels、ピフル)から入手可能なVoran EBP650 Belt Pressがある。
有機廃棄物5が脱水されると、それはシュート37を介して第3のホッパー26に落とされ、飼料6として使用される準備ができる。余分な水は、排気ホース38を介して、汚水に適した排水口(図示せず)の中にコンテナ4から排出される。
ホッパー
システムのボトルネックを回避するのに必要なホッパーの最小サイズは、モデリングによって見積もられる事ができる。この例では、第1のホッパー10(すなわち、容器8から有機廃棄物を受け取るホッパー)は12,0000リットルの容量を有し、第2のホッパー26(すなわち、飼育モジュール3にポンプで送られる準備ができた飼料6を保持するホッパー)は1,0000リットルの容量を有し、第3のホッパー27は50リットルの容量を有する。
追加のホッパーまたはコンテナが、飼料が配送される前の例えば1日またはそれより長い期間、飼料を貯蔵する為に組み込まれる場合がある。
飼料7はスラリーまたは湿った固体の形態を取る場合がある。
給餌ポンプ
各飼育モジュール2には、個々のポンプ22とホース13によって飼料6が配送される。ポンプ22は、廃棄物管理モジュール2内に収容され、第3のホッパー26によって重力給餌される。脱水後の飼料6は粘性があり、したがってポンプで吸い上げることが困難である事が有る。従ってポンプは、104mPa.s(ほぼマッシュポテトに近い)の粘度を扱うことができる物、例えばサインポンプの形態のポンプ、が使用される。適切なタイプのポンプは、Watson-Marlow (イギリス、コーンウォール、ファルマス)から入手可能なCerta 100ポンプである。このタイプのポンプは、三相電源によって電力供給される場合に最もよく動作する。有機廃棄物6は、2インチ(5cm)16バール(1,600kPa)のホース13によって、第3のホッパー26、ポンプ、および飼育モジュールの間において運ばれる。
センサーおよび制御
アクチュエーターおよびスイッチ39、およびセンサー40は、プロセスの自動化および遠隔監視を可能にするために使用する事ができる。センサー40のリストは、以下の表1に示されている。センサー40は、モバイルセルラーネットワーク(図示せず)上のIPを介して中央施設(図示せず)のバックエンドサーバ(図示せず)に接続することができる制御およびデータ管理モジュール41によって読み取られる。
廃棄物管理モジュール2の制御およびデータ管理モジュール41は、PLCシステムの形態をとることができ、または組み込みプラットフォーム上で実行される事ができる。
保全
すべての装置は、IP66定格であり、コンテナの壁は、圧力洗浄機での洗浄を可能にするために、ステンレス鋼板30で裏打ちされている場合がある。プロセス装置の内部は、有機廃棄物の蓄積を除去するために、水と洗浄剤で定期的に洗浄することができ、その頻度は試験によって決定される(例えば、四半期ごとに)。
飼育モジュール
図3および図4を参照して、飼育モジュール3は、標準サイズの出荷用コンテナ4、例えば40フィート(12.2m)の出荷用コンテナ4に収容される事ができる。出荷用コンテナ4は、HVACユニット14を用いて気候制御されている。
それぞれの飼育モジュール3において、幼虫は25個のスタック16に収容され、各スタック16は10個の鉛直に積み重ねられたトレイ15を保持するか、または、それらから構成される。より少ないまたはより多くのスタック16が使用される事ができ、かつ/または、より少ないまたはより多くのトレイ15が各スタック16で使用される事ができる。スタック16は、コンテナ4の内周を回るように連続的または周期的に移動される。
給餌および目視検査は、コンテナ4の1つのコーナー50で行われる。検査は、給餌とは別の場所(例えば、別のコーナー)で行われる場合がある。積み込みおよび積み下ろしは、コンテナ4の前部21のゲート51を開けることによって行われる。
出荷用コンテナ
先に説明したように、標準サイズの出荷用コンテナ4、例えば、40フィート(12.2m)の出荷用コンテナ4は、飼育モジュール3として使用するために改造される事ができる。内部の壁、天井及び床は、断熱材52及びステンレス鋼板53で被覆される場合がある。HVACユニット14は、コンテナ4の後壁に取り付けられている。後壁には、三相電源ソケット(図示せず)用の開口部(図示せず)が切り込まれている。別の開口部(図示せず)が、給餌ホース13のために屋根に切り込まれている。
トレイ
幼虫は、病気を制御し、給餌効率を向上させるために、トレイ15に隔離される。各トレイ15の寸法は、0.7m×1.0m×0.1mである。トレイ15は、例えば真空鋳造によって形成された適当なプラスチック材料から形成される場合がある。トレイ15は、Dolav (登録商標) のBox Pallet Type 800 Solidの形態をとる場合がある。
スタック
図5も参照して、各スタック16は、棚55を形成し、3つの鉛直の支柱または柱56(図3に最もよく示されている)と「L」字形(平面図で)を形成する2つの側壁57、58とを定義するトレイ15によって形成される場合がある。側壁57、58は、空気の循環を助けるために穴があけられる場合がある。代替的に、スタック16は、ラック(図示せず)、例えば、3つの鉛直の構造体または柱によって接合された棚からなるトレイトロリーの形態、のようなトレイキャリアを用いて形成される場合がある。ラックは、アルミニウム、ステンレス鋼、または他の適切な耐久性のある材料から形成される場合がある。
図6も参照して、スタック16は、3つの鉛直の支柱のみを有する(すなわち、スタック16がコンテナの周囲を動いて飼料分配器59に接近できるように、1つのコーナーは支柱を有さない)。
図7も参照して、スタック16を移動させるために、油圧アクチュエーター60(または「プレート」)が、スタック16の底部の各側面に沿って延びている、垂れ下がったボスまたはリッジ(ridge)62の内面61を押す。他の形態の搬送システム、例えば、コンベア、伸縮ピストン等が使用される場合がある。
スタックキャリアの動き
モジュール3内でのスタック16の移動について、図8を参照して説明する。
図3、図4、図8及び図9を参照して、スタック16は、ローラー床63上のコンテナ4の内周を、コンテナ4の側面とコンテナ4の各コーナーにある4つのボール移送ユニット64とに沿って周回し、各ユニットは、各コーナーに油圧プレート60を有する油圧ラム65を備える。他の形態の支持システムおよび駆動システム、ローラーおよび空気圧アームまたは従動ローラー等、が使用される場合がある。あるいは、スタック16の底部(すなわち、最下段のトレイの底部またはトレイキャリアの底部)には、車輪またはキャスターが設けられる場合がある。
コンテナ4には、1つの空の空間を除いて、トレイ15のスタック16が充填されている。各コーナーに設けられた油圧ラム65は、交互にスタック16を空の空間に入れ替えることにより、スタック16をコンテナ4の周囲において連続的に移動させる。
図10Aも参照して、各油圧シリンダとそれが押しているスタックとの間のインターフェースは、その下端に沿ってヒンジされたバネ式プレート60(または「フラップ」)である。スタック16を押すとき、プレート60は剛性を有しており、スタックの下側のボス62の内縁に必要な力を加える。
図10Bも参照して、ラム65は、次のスタックと係合するために引っ込んでいる時、次のスタックの内側面と再び係合する為に、1つのスタック16のボス62の下でたわむ(すなわち、折り畳む)事ができる。
油圧ラム65は、ポンプと制御ユニット70とを組み合わせたものによって駆動される。ユニット70は、電磁弁(図示せず)を作動させて、各ラム65を順番にのばし、かつ、引っ込める。油圧システムに必要な力、圧力、流速及びエネルギーは、スループットに応じて設定される。
スタック16をガイドして互いに衝突させないようにするために、コンテナ4の周部および中央部にはガイドレール71が取り付けられている。
給餌
飼料が必要になると、飼育モジュールの制御モジュール72は、廃棄物管理の制御モジュール41(図2)にポンプ22(図2)を作動させるように要求を送る。
ポンプ22(図2)は、第2のホッパー26(図2)からホース13を介して飼料6を飼料分配器59に転送する。
特に図3および図11を参照すると、飼料分配器59は、鉛直パイプ81と、スタック16内の各トレイ15の上において、鉛直パイプから延びており、鉛直方向に間隔をあけており、水平方向に延びる複数のパイプ82(または「アーム」)とから構成されている。各水平パイプは、スタック16が移動している間に飼料6がトレイ15上に均等に分配されるように、長尺のスロット状の開口部、または一連のノズルまたは噴霧器を有する。
スタック16は3つの直立材56のみを有するので、飼料分配器59のアーム82は、給餌の終わりにスタック16を通過させることができる。
気候制御
モジュール3の端部に取り付けられたHVACユニット14は、コンテナ4の内部に通気するダクト66に新鮮な空気をポンプで送り込み、幼虫を約27℃に保つ。ユニット14は、余分な二酸化炭素とアンモニアを除去する。複数のラック15がコンテナ4の周りを移動すると、それらは新鮮な空気にさらされる。高温で湿った空気は、コンテナ4の反対側の端部に設けられた戻りダクト67を通ってコンテナ4の外に排出される。コンテナは、内部のPIR(ポリイソシアヌレート)外装52で断熱されており、その下にはスプレー発泡体が敷き詰められている。
積み込みと積み下ろし
トレイ15またはスタック16(これは、ラックまたは他の形態のトレイキャリアを含む場合がある)は、飼育モジュールコンテナ4の前扉18で交換される。モジュール3の内部では、ガイドレールを開放してラックを入れることができる。次に、積み込み及び積み下ろしの工程について記述する。
オペレータ(図示せず)がガイドレールのゲートを開ける(ステップS1)。 ゲート51が開かれると、システムは「積み込み/積み下ろしモード」に入る。成熟トレイ15のスタック16がフォークリフト17(図1)によって取り外される(ステップS2)。新鮮トレイ15のスタックがフォークリフト17(図1)によってモジュールに装填される(ステップS3)。オペレータは、制御およびデータモジュール72と対話して、次の成熟したラックを露出させる(ステップS4)。このプロセス(すなわち、ステップS2〜S4)は、例えば、この場合、24回繰り返される。積み込みおよび積み下ろしプロセスは、1〜2時間かかることがある。
センサーと制御
飼育モジュール1は、プロセス自動化および幼虫7の遠隔監視を可能にするために、センサー90およびカメラ91と、センサー92およびスイッチ93とを含む。センサー90は、モバイルセルラーネットワーク(図示せず)上のIPを介してバックエンドサーバ(図示せず)に接続する制御およびデータ管理モジュール72によって読み取られる。
バックエンドサーバ(図示せず)は、その後、積み込みおよび積み下ろしプロセスの制御ならびに他のメンテナンス目的のためにタブレットまたはスマートフォン(図示せず)を使用している現地のオペレータ(図示せず)にウェブインターフェース(図示せず)を提供する事ができる。
以下の表2は、飼育ユニット3に配備されたセンサー及びカメラ91を列挙している。
幼虫の状態に関するデータをより多く収集する為に、各トレイに温度センサーを使用する事ができる。より少ない温度センサーが使用される場合がある。
保全
装置はIP66規格に準拠している場合があり、コンテナの壁は、ステンレス鋼板(図示せず)が裏打ちされ、圧力洗浄機での洗浄が可能になっている。給餌装置の内部は、定期的に水と洗浄剤で洗浄して有機廃棄物の蓄積を除去する事ができ、その頻度は試験によって決定される(例えば四半期ごとに)。
位置
図12を参照して、昆虫の幼虫の飼育農場1及び動物農場81の第1の配置が示される。動物農場81は、養鶏場の形態を取る事ができる。昆虫の幼虫の農場1および動物農場81は、それぞれ地理的に間隔をあけて配置された現地18,82に設置されている。例えば、2つの現地18,82は、少なくとも5km離れている場合がある。1つの昆虫の幼虫農場1に複数の動物農場81が提供される場合がある。この配置は、廃棄物5の輸送を最小限にする事を助ける為に使われる事ができる。このように、昆虫の幼虫の飼育農場1は、廃棄物5が発生する場所、例えば耕作可能な農場に配置される場合がある。そのような廃棄物5は、「現地で発生した廃棄物」、または、単に「現地廃棄物」と言及される場合がある。あるいは、それは、他の場所から、例えばトラックで運ばれる場合がある。そのような廃棄物5は、「現地外で発生した廃棄物」、または、単に「現地外廃棄物」と言及される場合がある。生きた幼虫7または乾燥した幼虫7'は、昆虫の幼虫の飼育農場1と動物農場81との間で運搬される事ができる。先に説明したように、飼育モジュール3で生産された幼虫7は、モジュール3内で乾燥される事ができ、また、別個の乾燥モジュール83で乾燥される事ができる。
図13を参照し、昆虫の幼虫の飼育農場1と動物農場81の第2の配置が示される。この場合、昆虫の幼虫の農場1と動物農場81は、同一の現地18に配置されているか、または近接して(例えば、5km以下)配置されている。1つの昆虫の幼虫の農場1によって提供される1つ以上の動物農場81がある場合がある。この配置は、幼虫7の輸送を最小限にする事を助ける為に使われる事ができる。このように、昆虫の幼虫の飼育農場1は、幼虫7が消費される場所に配置される場合がある。現地廃棄物または現地外廃棄物が使用される場合がある。
これは、生きた昆虫が鶏に給餌されるという利点を持つ事ができる。生きた昆虫は自然な食品の一部であって放し飼いの鶏は生きた昆虫を常に食べる為、家禽にとって生きた昆虫は優れた飼料である。さらに、幼虫の殻に含まれる特定の化合物(乾燥させて加工すると通常は失われる)は抗菌作用を持つことができる。さらに、生きた昆虫は採食行動を向上させる事ができ、生きた昆虫を食べる事は家禽の健康と福祉の向上に寄与すると考えられる。
潜在的な利点
本明細書に記載された昆虫の幼虫の飼育システム1は、1つ以上の利点を有する事ができる。システム1は、必要に応じてある場所から別の場所に切り替わる、容易に拾い上げて降ろす事ができるものである。このシステムは、迅速に設置して作動させることができる。これは、季節によってその量が変化する可能性がある農業廃棄物に有用になり得る。システム1は、顧客のニーズに合わせて対応する事ができる。年間10,000トンの廃棄物を処理するのか、年間100,000トンの廃棄物を処理するのかについては、使用するコンテナの数を変えて適応する事ができる。システム1は、工場であらかじめ組み立てられ、使用場所まで運搬される事ができる。これにより、製造コストを低減する事ができる。システムは容易に設置される事ができる。システムは、発展途上国および/または遠隔地に輸出される事ができる。システム1は、例えば、動作を改善するために機械学習を採用したプロセス制御を含む事により、自動化または自律化される事ができる。これは、人間の入力を減らす事に用いる事ができるため、効率を高め、運用コストを下げる事を助ける。システム1は、廃棄物産業における現在の仕組みに存在する物流上のボトルネックを改善することにより、食品廃棄物の輸送可能な量を(例えば、最大80%まで)削減する事ができる。それは、輸送量の削減に伴う温室効果ガスの排出量を削減する事ができる。システムは、小規模事業者が小規模な農場や工場の経営に参入することの障壁を減らすだけでなく、大規模事業者が大規模な農場や工場の経営に参入することの障壁も減らす。このシステムは、世界のどこにでも出荷される事ができる。
改変
本明細書で以前に説明した実施形態に様々な修正を加えられる場合がある事は理解されるであろう。そのような改変は、工業規模の食品取扱および処理装置(ホッパー、ポンプ、細断機、脱水機、低温殺菌機など)、嫌気性消化器、昆虫飼育システム、およびそれらの構成部品の設計、製造、および使用において既に知られている同等のおよび他の特徴を含む場合があり、それらは、本明細書に既に記載されている特徴の代わりに、またはそれらに加えて使用される場合がある。ある実施形態の特徴は、別の実施形態の特徴によって置き換えられる、または、補完される場合がある。
他のトレイ配置が使用される場合がある。
「マトリックス」配置では、トレイはマトリックス内に静的に格納される場合があり、マトリックス内の各「スロット」は、それ自身の給餌チューブおよびカメラ/センサー等を有する。トレイは、コンテナ内のサイドドアを介して手動でスロットに積み込まれ、及び積み下ろされる場合がある。「オートストア」配置では、トレイの上の平面上を走行するロボットが必要に応じてトレイを取り出し(選別を可能にする為にいくつかの列は空のままにしておく)、それらを給餌/検査ステーションに運ぶことができる。トレイは積み込み/積み下ろしステーションで積み込み/積み下ろしされる。「マーブルラン」配置では、常に動いている(しかし遅い)複数のローラーの組のうち2組にトレイを蓄えることができ、それらのいくつかが駆動される。ローラーは、2つ以上の高さレベルに置かれた、一連の相互接続されたラン中に配置されており、これにより、トレイは、一つのランに沿って進み、より低いレベルに落下または降下するようになっている。トレイはコンテナの周りを移動し、定期的に給餌/検査ステーションに到着する。トレイは給餌ステーションで積み込み/積み下ろしされる。「パテルノスタ」の配置では、トレイを、トレイを回転中ずっと水平に向けておく、複数の鉛直に向けられたカルーセルに収納する事ができる。各カルーセルの上には給餌パイプと検査装置が設置されており、トレイが回転するたびに個別に検査と給餌が行われる。トレイの積み込み及び積み下ろしは、コンテナの両側を開き、手動で各トレイをカルーセルから出し入れすることにより行われる。「ジーブス」配置では、トレイは2つのアレイに静的に格納される。アレイの間にはチャンネルがあり、3軸ロボットが中央のレール上を走行する。ロボットは個々のトレイを集めて、コンテナの前部にある給餌/検査ステーションに運ぶ。「バトラー」配置では、トレイはスタックに収納され、その下を移動できるロボットによってコンテナ内を周回する。スタックは順に多段式の給餌・検査ステーションに運ばれる。「inVia (登録商標)」の配置では、「inVia (登録商標)」ロボットは、スタック上の各トレイに到達するために使用することができるシザーリフトを持っている。それは、吸盤を使用して、それ自身の上にトレイを引っ張り、給餌ステーションに運ぶ。
他の形態の昆虫の幼虫が使用される事ができる。
例えば1m3の容量を有する中間バルクコンテナ(IBC)が、飼料および/または幼虫を供給するために飼育モジュールに接続される場合がある。
本出願では、特定の特徴の組み合わせについて請求項が形成されているが、本発明の開示の範囲には、明示的もしくは暗示的に本明細書に開示された任意の新規な特徴もしくは新規な特徴の組み合わせ、またはそれらの一般化も含まれることが理解されるべきであり、それが、任意の請求項で現在主張されているのと同じ発明に関連するか否か、および本発明と同じ技術的な問題のいずれかまたはすべてを緩和するか否かを問わないことが理解されるべきである。出願人は、本出願またはそれから派生した更なる出願の進行中に、そのような特徴および/またはそのような特徴の組み合わせについて新たな請求項を形成することができる事をここに通知する。

Claims (30)

  1. 有機廃棄物を受け取って前記有機廃棄物を昆虫の幼虫の飼料に変換する様に構成された廃棄物管理モジュール、または、昆虫の幼虫の飼料のための少なくとも1つのコンテナと、
    幼虫の複数のトレイを処理し、前記複数のトレイに前記飼料を供給するように構成された少なくとも1つの飼育モジュールとを備え、
    前記飼料が、前記廃棄物管理モジュールまたは前記少なくとも1つのコンテナから前記少なくとも1つの飼育モジュールのそれぞれに供給される、昆虫の幼虫を飼育するためのシステム。
  2. 前記廃棄物管理モジュールが輸送可能なコンテナを備える、請求項1のシステム。
  3. 前記少なくとも1つの飼育モジュールのそれぞれが、それぞれの輸送可能なコンテナを備える、請求項1または2のシステム。
  4. 各輸送可能なコンテナが出荷用コンテナを備える、請求項2または3のシステム。
  5. 前記廃棄物管理モジュールから前記飼料を前記少なくとも1つの飼育モジュールそれぞれに供給するための少なくとも1つのチューブをさらに含む、先行するいずれかの請求項のシステム。
  6. 前記少なくとも1つの飼育モジュールが、少なくとも2つの飼育モジュールを備える、先行するいずれかの請求項のシステム。
  7. 前記少なくとも1つの飼育モジュールが4個から10個のモジュールを備える、請求項6のシステム。
  8. 前記少なくとも1つの飼育モジュールが10個から20個のモジュールを備える、請求項6のシステム。
  9. コンテナの壁または屋根の開口部を介して前記コンテナの外から有機廃棄物を受け取る為のホッパーと、
    前記ホッパーに連絡しており、有機廃棄物を受け取って細断された有機廃棄物を出力するように配置された細断機と、
    前記細断された有機廃棄物または前記細断された有機廃棄物から得られる処理済みの細断された有機廃棄物の含水率を低下させ、昆虫の幼虫のための飼料を出力するように構成された脱水機と、
    前記昆虫の幼虫の飼料のための貯蔵容器とを収容するコンテナを備える、有機廃棄物を昆虫の幼虫の飼料に変換する廃棄物管理モジュール。
  10. 昆虫の幼虫飼育モジュールに前記昆虫の幼虫の飼料を送るための1本以上のパイプに、前記貯蔵容器から前記飼料を送るための少なくとも1つのポンプをさらに含む、請求項9に記載の廃棄物管理モジュール
  11. 細断された有機廃棄物を受け取り、低温殺菌された細断済みの有機廃棄物を出力するように構成された低温殺菌機、をさらに含む、請求項9または請求項10に記載の廃棄物管理モジュール。
  12. 前記コンテナが輸送可能なコンテナである、請求項9から11のいずれか1項に記載の廃棄物管理モジュール。
  13. 輸送可能なコンテナが出荷用コンテナである、請求項12の廃棄物管理モジュール。
  14. トレイまたはトレイのスタックを積み込み/積み下ろし地点で受け取り、前記トレイまたは前記トレイのスタックを移動させるように配置されたトレイ処理システムと、
    コンテナの外から受け取った飼料を、一定期間にわたって繰り返し各トレイに配送するように構成された飼料配送システムと、を収容する前記コンテナを備える、昆虫の幼虫を飼育する為の飼育モジュール。
  15. 前記コンテナの内部の温度を制御するための加熱、換気、および空調システムをさらに備える、請求項14に記載の飼育モジュール。
  16. 前記トレイ処理システムが、前記トレイまたは前記トレイのスタックを閉じた経路の周りに移動させるように配置されている、請求項14または15に記載の飼育モジュール。
  17. 前記閉じた経路が概して長方形である、請求項16に記載の飼育モジュール。
  18. 前記トレイ処理システムがボール移送ユニットを含む、請求項14から17のいずれか1つに記載の飼育モジュール。
  19. 前記トレイ処理システムがローラーを含む、請求項14から18のいずれか1つに記載の飼育モジュール。
  20. 前記トレイ処理システムが車輪またはキャスターを有するトレイキャリアを含む、請求項14から19のいずれか1つに記載の飼育モジュール。
  21. 前記トレイ処理システムがガイドレールを含む、請求項14から20のいずれか1つに記載の飼育モジュール。
  22. トレイまたはトレイのスタックがフォークリフト車を使用して前記トレイ処理システムに挿入可能であり、そして取り外し可能であるように配置された、請求項14から21のいずれか1つの飼育モジュール。
  23. 前記飼料配送システムが、飼料を配送するための1つまたは複数のアームを備え、各アームは、対応するトレイが前記アームの下を通過するように配置される、請求項14から22に記載のいずれか1つの飼育モジュール。
  24. 前記コンテナが輸送可能なコンテナである、請求項14から23のいずれか1つに記載の飼育モジュール。
  25. 輸送可能なコンテナが出荷用コンテナである、請求項24の飼育モジュール。
  26. 有機廃棄物を受け取り、前記有機廃棄物を昆虫の幼虫のための飼料に変換するように構成された廃棄物管理モジュールを提供するステップと、
    幼虫の複数のトレイを処理し、前記トレイに前記飼料を供給するように構成された少なくとも1つの飼育モジュールを提供するステップと、
    前記廃棄物管理モジュールから前記少なくとも1つの飼育モジュールのそれぞれに飼料が供給されるように手配するステップとを備える、昆虫の幼虫を飼育するためのシステムを設置する方法。
  27. 前記廃棄物管理モジュールを提供するステップが、実質的に事前に組み立て式に作られた前記廃棄物管理モジュールを現地に配送するステップを含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記少なくとも1つの飼育モジュールを提供するステップが、実質的に事前に組み立て式に作られた各飼育モジュールを現地に配送するステップを含む、請求項26または29に記載の方法。
  29. 廃棄物管理モジュールが有機廃棄物を受け取り、前記有機廃棄物を昆虫の幼虫のための飼料に変換し、前記昆虫の幼虫への前記飼料を1つのチューブまたはそれぞれのチューブを介して少なくとも1つの飼育モジュールに配送するステップと、
    各飼育モジュールがトレイまたはトレイのスタックを移動させ、前記トレイまたは前記トレイのスタックに飼料を繰り返し配送するステップとを備える、昆虫の幼虫を飼育する為のシステムを操作する方法。
  30. 前記廃棄物管理モジュールおよび/または前記飼育モジュールを監視するステップと、
    前記廃棄物管理モジュールおよび/または前記飼育モジュールに制御信号を供給するステップとをさらに含む、請求項29に記載の方法。
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