JP2020527067A - 歯内療法器具 - Google Patents

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Abstract

歯内療法器具は、作業部の周りに螺旋状に延びる複数の溝及び複数のランドを含む。各溝は、凹に湾曲した溝面、溝面の周縁にある一対の溝ショルダ、溝ショルダ間の距離により定義される溝の幅、及び溝ショルダ間の最大深さ点により定義される溝の深さを含む。各ランドは、一対の軸方向に隣接する溝間に位置し、凹に湾曲したランド面、ランド面の周縁にある一対のランドショルダ、ランドショルダ間の距離により定義されるランドの幅、及びランドショルダ間の最大深さ点により定義されるランドの深さを含む。作業部の上側領域において、ランドの幅は溝の幅よりも小さく、ランドの深さは溝の深さよりも小さい。
【選択図】図2

Description

本開示は、歯内療法学の分野に関する。より具体的には、本開示は、抜髄した根管を拡大及び閉鎖するのに用いられる器具に関する。
歯内療法学の分野において、最も重要で繊細な手技の1つは、根管空隙の充填及び歯の歯冠形成のために、根管の中心軸を本質的に維持しつつ適正に寸法設定された空洞をもたらすべく病変根管を清掃又は抜髄することである。適正に行われれば、このステップは、治療の失敗につながることがある根管内の不健全な組織の取り込みなしに、生物学的に不活性な又は修復材料での根管の実質的に完全な充填を可能にする。
根管手技では、歯科医は、生物学的に不活性な又は修復充填材を根管に充填する前に、根管から病変組織及び屑を除去する。歯科医が根管を清掃及びシェイピングする難しい作業を行うことを可能にするために多くのツール及び技術が設計されている。歴史的に、歯科医は、根管内の及び隣接する軟質及び硬質組織を除去するのに歯内ファイルを使用していた。これらの歯内ファイルは、通常は、ねじれ切刃付きの曲線の研磨ファイルを作製するべく、小さい細長いテーパしたロッドの作業部にねじれ溝を研削することにより作製される。
ねじれ切削/研磨刃付きの従来の歯内療法器具は、排除の観点ではなく管理の観点から或る程度まで許容され取り組まれてきた或る固有の問題を有する。例えば、従来の歯内療法器具は、一方向に回転させられたときにのみ切削し得る。さらに、器具は、通常は、器具を根管の中へさらに前進させる前に器具を除荷するべく第1の方向に回転させた後に後退させなければならない。従来の歯内療法器具はまた、根の尖端の方へ根管を下り続けるのではなく根管の壁に貫入し始める場合がある。或る場合には、この「貫入」は、器具を、根管の側部を突き抜けて周囲組織又は骨へ入り込ませることがある。または、回転軸方向に移動される際に根管の中心軸に対して横方向に「ドリフト」又は変位し始める場合がある。
これらの及び他の問題は、上手くいく、効果的な、且つ恒久的な処置療法を可能にするべく天然又は本来の根管の湾曲/形状と実質的に同軸に様々な歯根管構成を拡大し充填の準備をする際に同様に医師及び設計者を悩ませ続ける。したがって、従来の歯内療法器具の使用中に直面した「貫入」問題及び1つよりも多い方向に切削できないことを含むがこれに限らない従来の歯内療法器具に関連した欠点及び問題を回避する、最小にする、又はなくすことになる、改良された歯内療法器具の設計及び方法が必要とされている。
上記の及び他の必要性は、根管の壁から物質を除去するべく根管内で軸方向に往復運動するように適合された歯内療法器具であって、近位端及び反対の遠位先端を有し、近位端と遠位先端との間に作業部が画定され、前記作業部が上側領域及び下側領域を含む、細長いロッドと;作業部の周りに螺旋状に延び、それぞれ、凹に湾曲した溝面、凹溝面の周縁にある一対の溝ショルダ、一対の溝ショルダ間の距離により定義される溝の幅、及び一対の溝ショルダ間の最大深さ点により定義される溝の深さを含む複数の溝と;作業部の周りに螺旋状に延び、それぞれ、一対の軸方向に隣接する溝間に位置し、凹に湾曲したランド面、凹ランド面の周縁にある一対のランドショルダ、一対のランドショルダ間の距離により定義されるランドの幅、及び一対のランドショルダ間の最大深さ点により定義されるランドの深さを含む、複数のランドと;を有する歯内療法器具により満たされる。作業部の上側領域において、ランドの幅は溝の幅よりも小さく、ランドの深さは溝の深さよりも小さい。
或る実施形態によれば、作業部の下側領域において、ランドの幅は、溝の幅と実質的に同じであり、ランドの深さは、溝の深さと実質的に同じである。或る実施形態では、作業部の上側領域において、ランドの幅は、溝の幅のおよそ1/2〜3/4であり、及び/又は、作業部の上側領域において、ランドの深さは、溝の深さのおよそ1/4〜1/2である。
或る実施形態によれば、複数の溝は3つの溝からなり、複数のランドは3つのランドからなる。
或る実施形態によれば、溝ショルダ及びランドショルダは、6つの別個の切刃を形成し、6つの別個の切刃のそれぞれは、器具が時計回り方向又は反時計回り方向のどちらに回転するかに応じて、約75°〜約110°の正の切削角及び約5°〜約30°の負の切削角を含む。
本開示のさらなる特徴、態様、及び利点は、以下の詳細な説明、付属の請求項、及び添付図を参照することによってより良く理解され、要素は、細部をより明瞭に示すために原寸に比例しておらず、いくつかの図面を通して同様の参照番号は同様の要素を示す。
本開示の一実施形態に係る歯内療法器具の斜視図である。 本開示の一実施形態に係る図1の線A−Aに沿って見た歯内療法器具の断面図である。 本開示の一実施形態に係る図1の線B−Bに沿って見た歯内療法器具の断面図である。 図4A〜図4Fは、ロッドの研削ホイールの各通過後のロッドの作業部の上側領域の断面図を用いて本開示の一実施形態に係る歯内療法器具を形成するためのプロセスを例示する図である。 本開示の一実施形態に係る歯内療法器具の作業部の上側領域での切刃の断面図である。 本開示の一実施形態に係る図5の切刃の切削角を例示する図である。
図1〜図3は、本開示の一実施形態に係る歯内療法器具10の特徴を例示する。細長い器具は、好ましくは、約0.3ミリメートル〜約1.6ミリメートルの直径を有するステンレス鋼又はニッケル−チタン合金の細長いロッド12から形成されるが、ロッド12は、必要に応じてその長さに沿ってより大きい又はより小さい直径及び/又は様々な直径を有してよい。適切な実施形態において、他の適切な金属及び/又は合金から作製されたロッド12が用いられてよい。一実施形態では、器具10は、器具を根管に挿入する前に器具が予め形状設定されることを可能にする形状記憶性の材料から形成される。
細長いロッド12は、器具10の近位端14から遠位先端16にかけて延びる。近位端14は、通常、歯科ドリル又はハンドピースと嵌合するための嵌合部(図示せず)に固定される。他の実施形態では、近位端14は、器具10の手操作を容易にするべくハンドルに固定されてよい。ロッド12は、器具10の遠位先端16の近傍からロッド12の長さに沿って近位端14の近傍にかけて延びる作業部18を含む。作業部18は、好ましくは、約10ミリメートル〜約20ミリメートルの長さを有する。器具10の作業部18の直径は、好ましくは、約0.02mm/mm〜約0.12mm/mmの割合でテーパするが、しかしながら、作業部18の直径は、作業部18の長さに沿って実質的に一定であってよく、及び/又は作業部18の長さに沿って変化してよいことも理解される。
器具10の作業部18は、作業部18の周囲面に沿って形成された2つ以上のねじれ溝20を含む。図2に最もよく示されるように、溝20のそれぞれは、横断面図で見たとき凹に湾曲した溝面を画定する。各溝20は、凹溝面の周縁に一対のねじれ溝ショルダ24a及び24cを含む。溝20のそれぞれは、溝ショルダ24a及び24cからの最大深さ点により定義される溝ベース24bをさらに含む。器具10の作業部18の周囲面は、それぞれ軸方向に隣接する溝20間に位置する2つ以上のねじれランド22をさらに含む。溝20と同様に、各ねじれランド22は、凹ランド面の周縁にねじれランドショルダ26a及び26cを有する凹に湾曲したランド面を含む。図示したように、各ランドショルダ26aは、溝ショルダ24aのうちの1つと一致し、各ランドショルダ26cは、溝ショルダ24cのうちの1つと一致する。ランド22のそれぞれは、ランドショルダ26a及び26c間の最大深さ点により定義されるランドベース26bを含む。好ましい実施形態によれば、器具10は、好ましくは、器具10の作業部18に沿って形成された3つのねじれ溝20と、軸方向に隣接する溝20間に配置された3つのねじれランド22を含む。代替の実施形態において、溝及びランドは、螺旋形ではなく直線形である。
図1の線A−Aに沿って見た器具10の作業部18の断面を示す図2を参照すると、溝20の寸法は、好ましくは、少なくとも近位端14に隣接する作業部18の上側領域において、ランド22の寸法よりも大きい。特に、ねじれランド22の幅は、好ましくは溝20の幅よりも小さく、ランドの深さ26bは、溝の深さ24bよりも小さい。好ましい実施形態によれば、上側領域において、ランド22の幅は、溝20の幅のおよそ2分の1〜およそ4分の3、最も好ましくは溝20の幅のおよそ3分の2である。好ましい実施形態によれば、ランドの深さ26bは、溝の深さ24bのおよそ4分の1〜およそ2分の1、最も好ましくは溝の深さ24bの約3分の1である。本開示の目的上、作業部18の上側領域は、概して、近位端に隣接する上側部分を指し、一方、下側領域は、概して、遠位先端16に隣接する下側部分を指す。好ましい実施形態において、上側領域は、近位端14に隣接する作業部18の概ね上3分の2を含み、一方、作業部18の下側領域は、遠位先端16に隣接する作業部18の概ね下3分の1を含む。
図1の線B−Bに沿って見た器具10の作業部18の断面を示す図3を参照すると、作業部18の下側領域において、ランド22の寸法は、溝20の寸法と概して同じである。結果として、ランド22の寸法が、作業部の上側領域18において溝20の寸法よりも小さく、作業部18の下側領域において概して同じである、好ましい実施形態によれば、下側領域の溝20及びランド22は、上側領域の溝及びランドが根管空洞の外に屑を運び出すように構成される間に、根管空洞のさらなる切削を行うように構成される。好ましい実施形態において、ランド22の寸法は、作業部の上側領域から下側領域へ移行するのに伴い溝20の寸法に徐々に一致する。
図4A〜図4Fを参照すると、本開示の一実施形態に係る図1〜図3に示す3つの溝付き及び3つのランド付き器具10の溝20及びランド22の研削のためのプロセスが描かれている。図4Aを参照すると、回転ロッド12が、ロッド12に第1の溝20aを形成するべく研削ホイールを通過させられる。次いで、ロッド12は、図4Bに示すように第2の溝20bを形成するべく割出しされ、再び研削ホイールの2回目の通過をさせられ、図4Cに示すように第3の溝20cを形成するべく割出しされ、研削ホイールの3回目の通過をさせられる。図4Cを参照すると、溝20a、20b、20cの切削深さ及び幅は、軸方向に隣接する溝間に元のロッド12の3つの凸外面30a、30b、30cがそのまま残るように制御される。
3つの溝20a、20b、及び20cを形成した後で、ロッド12は、図4Dに示すように凸外面30aにねじれランド22aを形成するべく、ロッドの研削ホイールの4回目の通過が軸方向に隣接する溝20a、20b間で始まるように割出しされる。ロッド12は、図4Eに示すように凸外面30bにねじれランド22bを形成するべく再び割出しされ、研削ホイールの5回目の通過をさせられ、図4Fに示すように凸外面30cにねじれランド22cを形成するべく割出しされ、6回目の通過をさせられる。
伝統的なプロセスと比べて、溝20は、ランド22を形成するための十分な幅を有する凸外面30a、30b、30cを残すのにより小半径のホイールを用いて比較的浅い深さ20bで器具10に切削される。好ましい実施形態において、研削ホイールは、約0.01インチ〜約0.02インチ、最も好ましくは約0.015インチの半径を有し、結果的に、約0.01インチ〜約0.02インチ、最も好ましくは約0.015インチの作業部18の上側領域での溝の深さ20bが得られる。これは、約0.01インチ〜約0.03インチの半径を有する研削ホイールを用いる、より伝統的なプロセスと比較される。
図5を参照すると、前述のようにロッド12の研削ホイールの6回の通過が、3つの凹溝面20と、軸方向に隣接する溝20間に配置される3つの凹ランド面22とを有する器具を形成する。これは結果的に、作業部の上側領域18での溝20及びランド22の周縁が、器具10が時計回り方向に回転するときに6つの別個の切刃40aをなし、器具10が反時計回り方向に回転するときに6つの別個の切刃40bをなすことになる。より詳細には、図6に描かれた切刃40を参照すると、作業部の上側領域での各切刃40は、溝20がランド22と比べてより大きい幅及び深さを有することに起因して、器具10がどちらの方向に回転するかに応じて、約75°〜約110°、最も好ましくは約95°の正の切削角α、又は約5°〜約35°、最も好ましくは約25°の負の切削角βのいずれかを含む。これに関して、切刃40は、器具10が回転するときに切刃40が溝20を刻むように正の切削角を含み、一方、切刃40は、器具が回転するときに切刃40がランド22を刻むように負の切削角を含む。したがって、図5に示す切刃40aは、時計回り方向に回転するときに3つの正の切刃及び3つの負の切刃を含み、切刃40bは、反時計回り方向に回転するときに3つの正の切刃及び3つの負の切刃を含む。
使用中に、より大きい切削角を有する切刃は、積極的な鋭利な切刃をなし、根管の切削の大部分を行う。他方では、負の切削角は、あまり積極的ではなく、より大きい切削角によって行われた切削を主に清掃し仕上げることになる。負の切削角はまた、細断された残骸が根管から流れ出すための経路をもたらす。器具10での正及び負の切削角の位置に起因して多方向切削も強化される。
上で述べたように、作業部18の下側領域は、好ましくは、溝20と実質的に同じ幅及び深さを有するランド22を含む。より詳細には、図2に戻って参照すると、下側領域は、好ましくは、器具が時計回り方向又は反時計回り方向のどちらに回転するかに応じて、それぞれほぼ同じサイズのほぼ負の切削角を有する6つの切刃40を含む。したがって、作業部18の下側領域は、好ましくは、すべての鋭利な切刃を含む。
本開示の好ましい実施形態の上記の説明は、例示及び説明する目的で提示されている。説明した好ましい実施形態は、網羅的となること又は本開示の範囲を開示された正確な形態に限定することを意図していない。上記の教示に照らして明らかな修正又は変形が可能である。本開示の原理及びその実際の適用の最良の例示を提供するために、したがって、考えられる特定の使用に合わせた種々の修正を伴って、種々の実施形態において本開示で明らかにされた概念を当業者が使用できるようにするために、いくつかの実施形態が選択され説明される。すべてのこのような修正及び変形は、それらが公正に、法的に、且つ公平に権利を有する広さに従って解釈されるときに付属の請求項によって定められる場合の本開示の範囲内にある。

Claims (11)

  1. 根管の壁から物質を除去するべく根管内で軸方向に往復運動するように適合された歯内療法器具であって、
    近位端及び反対の遠位先端を有し、前記近位端と前記遠位先端との間に作業部が画定され、前記作業部が上側領域及び下側領域を含む、細長いロッドと、
    前記作業部の周りに螺旋状に延び、それぞれ、凹に湾曲した溝面、前記凹溝面の周縁にある一対の溝ショルダ、前記一対の溝ショルダ間の距離により定義される溝の幅、及び前記一対の溝ショルダ間の最大深さ点により定義される溝の深さを含む、複数の溝と、
    前記作業部の周りに螺旋状に延び、それぞれ、一対の軸方向に隣接する溝間に位置し、凹に湾曲したランド面、前記凹ランド面の周縁にある一対のランドショルダ、前記一対のランドショルダ間の距離により定義されるランドの幅、及び前記一対のランドショルダ間の最大深さ点により定義されるランドの深さを含む、複数のランドと、
    を備え、前記作業部の上側領域において、前記ランドの幅が前記溝の幅よりも小さく、前記ランドの深さが前記溝の深さよりも小さい、歯内療法器具。
  2. 前記作業部の下側領域において、前記ランドの幅が、前記溝の幅と実質的に同じであり、前記ランドの深さが、前記溝の深さと実質的に同じである、請求項1に記載の歯内療法器具。
  3. 前記作業部の上側領域が前記作業部の約2/3を含み、下側領域が前記作業部の約1/3を含む、請求項2に記載の歯内療法器具。
  4. 前記作業部の上側領域において、前記ランドの幅が、前記溝の幅のおよそ1/2〜3/4である、請求項1に記載の歯内療法器具。
  5. 前記作業部の上側領域において、前記ランドの幅が、前記溝の幅のおよそ2/3である、請求項1に記載の歯内療法器具。
  6. 前記作業部の上側領域において、前記ランドの深さが、前記溝の深さのおよそ1/4〜1/2である、請求項1に記載の歯内療法器具。
  7. 前記作業部の上側領域において、前記ランドの深さが、前記溝の深さのおよそ1/3である、請求項1に記載の歯内療法器具。
  8. 前記作業部の上側領域において、前記ランドの幅が、前記溝の幅のおよそ1/2〜3/4であり、前記ランドの深さが、前記溝の深さのおよそ1/4〜1/2である、請求項1に記載の歯内療法器具。
  9. 前記作業部の上側領域において、前記ランドの幅が、前記溝の幅のおよそ2/3であり、前記ランドの深さが、前記溝の深さのおよそ1/3である、請求項1に記載の歯内療法器具。
  10. 前記複数の溝が3つの溝からなり、前記複数のランドが3つのランドからなる、請求項1に記載の歯内療法器具。
  11. 前記溝ショルダ及び前記ランドショルダが6つの別個の切刃をなし、前記6つの別個の切刃のそれぞれが、前記器具が時計回り方向又は反時計回り方向のどちらに回転するかに応じて、約75°〜約110°の正の切削角及び約5°〜約30°の負の切削角を含む、請求項1に記載の歯内療法器具。
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