JP2020524567A5 - - Google Patents

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Description

本願の明細書には、本明細書で説明した個々の特徴及び2つ以上のそのような特徴の任意の組合せのそれぞれが、本願の明細書全体と当業者の一般常識とに基づいてこのような特徴又は組合せが実施可能である限り、このような特徴又は特徴の組合せが本明細書で開示した任意の課題を解決するか否かにかかわらず、特許請求の範囲に限定されることなく開示されているものとする。本発明の態様は、そのような個々の特徴又は特徴の組合せのいずれで構成されたものであってもよいとする。本発明の範疇で様々な変更が施されてもよいことは、当業者であれば前述の説明を参酌することにより明白である。
なお、本発明は、実施の態様として以下の内容を含む。
[態様1]
シャフトと、
第1の電気焼灼エレメント及び第2の電気焼灼エレメントにより給電される電気焼灼エンドエフェクタと、
前記電気焼灼エンドエフェクタを前記シャフトに連結する関節部と、
を備え、前記関節部が、
第1の駆動エレメントの対により駆動可能な第1ジョイントであって、前記電気焼灼エンドエフェクタが前記シャフトの長手方向軸心を横切る第1軸心回りに回転することを可能にする、第1ジョイント、
を備え、前記第1ジョイントが、
周りを前記第1の駆動エレメントの対並びに前記第1及び第2の電気焼灼エレメントが動くように拘束されているプーリ機構であって、前記第1の電気焼灼エレメントと第2の電気焼灼エレメントとは、当該プーリ機構周りに、互いに逆となる対称な経路を有する、プーリ機構、
を有し、前記第1および第2の電気焼灼エレメントが、前記第1の駆動エレメントの対と別体である、ロボット手術器具。
[態様2]
態様1に記載のロボット手術器具において、前記第1の駆動エレメントの対の第1の駆動エレメントと第2の駆動エレメントとは、前記プーリ機構周りの経路が、互いに逆となる対称な経路となっている、ロボット手術器具。
[態様3]
態様1または2に記載のロボット手術器具において、前記プーリ機構が、前記第1軸心回りに回転可能な第1プーリ及び第2プーリを有する、ロボット手術器具。
[態様4]
態様3に記載のロボット手術器具において、前記第1プーリが、前記第2プーリと隣り合っている、ロボット手術器具。
[態様5]
態様3または4に記載のロボット手術器具において、前記第1プーリが、前記第2プーリに当接している、ロボット手術器具。
[態様6]
態様3から5のいずれかに記載のロボット手術器具において、前記第1および第2プーリが、前記第1軸心回りに一体回転するように拘束されている、ロボット手術器具。
[態様7]
態様3から6のいずれかに記載のロボット手術器具において、前記第1の電気焼灼エレメントが、前記第1プーリの周りを当該第1プーリの第1の側で動くように拘束されており、前記第2の電気焼灼エレメントが、前記第2プーリの周りを当該第2プーリの第2の側で動くように拘束されており、前記第1プーリの前記第1の側と前記第2プーリの前記第2の側とが互いに逆の側である、ロボット手術器具。
[態様8]
態様2を引用する態様7に記載のロボット手術器具において、前記第1の駆動エレメントの対の前記第1の駆動エレメントが前記第1プーリの第2の側で終端しており、前記第1の駆動エレメントの対の前記第2の駆動エレメントが前記第2プーリの第1の側で終端しており、前記第1プーリの前記第2の側と前記第2プーリの前記第1の側とが互いに逆の側である、ロボット手術器具。
[態様9]
態様1から8のいずれかに記載のロボット手術器具において、前記電気焼灼エンドエフェクタが、第1のエンドエフェクタエレメントおよび第2のエンドエフェクタエレメントを含む、ロボット手術器具。
[態様10]
態様9に記載のロボット手術器具において、前記第1の電気焼灼エレメントが前記第1のエンドエフェクタエレメントに接続されており、前記第2の電気焼灼エレメントが前記第2のエンドエフェクタエレメントに接続されている、ロボット手術器具。
[態様11]
態様10に記載のロボット手術器具において、前記第1の電気焼灼エレメントが前記第1のエンドエフェクタエレメントで終端しており、前記第2の電気焼灼エレメントが前記第2のエンドエフェクタエレメントで終端している、ロボット手術器具。
[態様12]
態様11に記載のロボット手術器具において、前記第1の電気焼灼エレメントは、当該第1の電気焼灼エレメントが前記第1のエンドエフェクタエレメントで終端している箇所において絶縁材料によってオーバーモールド成形されており、前記第2の電気焼灼エレメントは、当該第2の電気焼灼エレメントが前記第2のエンドエフェクタエレメントで終端している箇所において絶縁材料によってオーバーモールド成形されている、ロボット手術器具。
[態様13]
態様9から12のいずれかに記載のロボット手術器具において、前記関節部が、さらに、
第2の駆動エレメントの対により駆動可能な第2ジョイントであって、前記第1のエンドエフェクタエレメントが前記第1軸心を横切る第2軸心回りに回動することを可能にする第2ジョイント、および
第3の対の駆動エレメントにより駆動可能な第3ジョイントであって、前記第2のエンドエフェクタエレメントが前記第2軸心回りに回動することを可能にする第3ジョイント、
を備え、前記第1の電気焼灼エレメントが前記シャフト内で前記第3の対の駆動エレメントに接合されており、前記第2の電気焼灼エレメントが前記シャフト内で前記第2の駆動エレメントの対に接合されている、ロボット手術器具。
[態様14]
態様13に記載のロボット手術器具において、前記第2の駆動エレメントの対は、可撓部とスポークとを有しており、このスポークに前記第2の電気焼灼エレメントが接合されており、前記第3の対の駆動エレメントは、可撓部とスポークとを有しており、このスポークに前記第1の電気焼灼エレメントが接合されている、ロボット手術器具。
[態様15]
態様13または14に記載のロボット手術器具において、前記プーリ機構が、さらに、前記第1軸心回りに回転可能な第3のプーリ及び第4のプーリを有しており、前記第2および第3の対の駆動エレメントが、前記第3および第4のプーリの周りを動くように拘束されている、ロボット手術器具。
[態様16]
態様3を引用する態様15に記載のロボット手術器具において、前記第3および第4のプーリが、前記第1軸心上において前記第1および第2プーリの側方に位置している、ロボット手術器具。
[態様17]
態様9から16のいずれかに記載のロボット手術器具において、前記第1および第2のエンドエフェクタエレメントが、エンドエフェクタの向かい合った第1及び第2のジョーである、ロボット手術器具。
[態様18]
態様1から17のいずれかに記載のロボット手術器具において、前記第1および第2の電気焼灼エレメントが、ケーブルである、ロボット手術器具。
[態様19]
態様1から18のいずれかに記載のロボット手術器具において、前記第1の駆動エレメントの対が、前記関節部内のケーブルである、ロボット手術器具。
[態様20]
態様1から19のいずれかに記載のロボット手術器具において、前記対の駆動エレメントおよび前記電気焼灼エレメントが、圧縮力及び引張力に抵抗する、ロボット手術器具。

Claims (15)

  1. シャフトと、
    第1の電気焼灼エレメント及び第2の電気焼灼エレメントにより給電される電気焼灼エンドエフェクタと、
    前記電気焼灼エンドエフェクタを前記シャフトに連結する関節部と、
    を備え、前記関節部が、
    第1の駆動エレメントの対により駆動可能な第1ジョイントであって、前記電気焼灼エンドエフェクタが前記シャフトの長手方向軸心を横切る第1軸心回りに回転することを可能にする、第1ジョイント、
    を備え、前記第1ジョイントが、
    周りを前記第1の駆動エレメントの対並びに前記第1及び第2の電気焼灼エレメントが動くように拘束されているプーリ機構であって、前記第1の電気焼灼エレメントと第2の電気焼灼エレメントとは、当該プーリ機構周りに、互いに逆となる対称な経路を有する、プーリ機構、
    を有し、前記第1および第2の電気焼灼エレメントが、前記第1の駆動エレメントの対と別体である、ロボット手術器具。
  2. 請求項1に記載のロボット手術器具において、前記第1の駆動エレメントの対の第1の駆動エレメントと第2の駆動エレメントとは、前記プーリ機構周りの経路が、互いに逆となる対称な経路となっている、ロボット手術器具。
  3. 請求項1または2に記載のロボット手術器具において、前記プーリ機構が、前記第1軸心回りに回転可能な第1プーリ及び第2プーリを有する、ロボット手術器具。
  4. 請求項3に記載のロボット手術器具において、前記第1プーリが、前記第2プーリと隣り合っており、かつ記第2プーリに当接している、ロボット手術器具。
  5. 請求項3または4に記載のロボット手術器具において、前記第1および第2プーリが、前記第1軸心回りに一体回転するように拘束されている、ロボット手術器具。
  6. 請求項3からのいずれか一項に記載のロボット手術器具において、前記第1の電気焼灼エレメントが、前記第1プーリの周りを当該第1プーリの第1の側で動くように拘束されており、前記第2の電気焼灼エレメントが、前記第2プーリの周りを当該第2プーリの第2の側で動くように拘束されており、前記第1プーリの前記第1の側と前記第2プーリの前記第2の側とが互いに逆の側である、ロボット手術器具。
  7. 請求項を引用する請求項に記載のロボット手術器具において、前記第1の駆動エレメントの対の前記第1の駆動エレメントが前記第1プーリの第2の側で終端しており、前記第1の駆動エレメントの対の前記第2の駆動エレメントが前記第2プーリの第1の側で終端しており、前記第1プーリの前記第2の側と前記第2プーリの前記第1の側とが互いに逆の側である、ロボット手術器具。
  8. 請求項1からのいずれか一項に記載のロボット手術器具において、前記電気焼灼エンドエフェクタが、第1のエンドエフェクタエレメントおよび第2のエンドエフェクタエレメントを含む、ロボット手術器具。
  9. 請求項に記載のロボット手術器具において、前記第1の電気焼灼エレメントが前記第1のエンドエフェクタエレメントで終端しており、前記第2の電気焼灼エレメントが前記第2のエンドエフェクタエレメントで終端している、ロボット手術器具。
  10. 請求項に記載のロボット手術器具において、前記第1の電気焼灼エレメントは、当該第1の電気焼灼エレメントが前記第1のエンドエフェクタエレメントで終端している箇所において絶縁材料によってオーバーモールド成形されており、前記第2の電気焼灼エレメントは、当該第2の電気焼灼エレメントが前記第2のエンドエフェクタエレメントで終端している箇所において絶縁材料によってオーバーモールド成形されている、ロボット手術器具。
  11. 請求項から10のいずれか一項に記載のロボット手術器具において、前記関節部が、さらに、
    第2の駆動エレメントの対により駆動可能な第2ジョイントであって、前記第1のエンドエフェクタエレメントが前記第1軸心を横切る第2軸心回りに回動することを可能にする第2ジョイント、および
    第3の対の駆動エレメントにより駆動可能な第3ジョイントであって、前記第2のエンドエフェクタエレメントが前記第2軸心回りに回動することを可能にする第3ジョイント、
    を備え、前記第1の電気焼灼エレメントが前記シャフト内で前記第3の対の駆動エレメントに接合されており、前記第2の電気焼灼エレメントが前記シャフト内で前記第2の駆動エレメントの対に接合されている、ロボット手術器具。
  12. 請求項11に記載のロボット手術器具において、前記第2の駆動エレメントの対は、可撓部とスポークとを有しており、このスポークに前記第2の電気焼灼エレメントが接合されており、前記第3の対の駆動エレメントは、可撓部とスポークとを有しており、このスポークに前記第1の電気焼灼エレメントが接合されている、ロボット手術器具。
  13. 請求項11または12に記載のロボット手術器具において、前記プーリ機構が、さらに、前記第1軸心回りに回転可能な第3のプーリ及び第4のプーリを有しており、前記第2および第3の対の駆動エレメントが、前記第3および第4のプーリの周りを動くように拘束されている、ロボット手術器具。
  14. 請求項3を引用する請求項13に記載のロボット手術器具において、前記第3および第4のプーリが、前記第1軸心上において前記第1および第2プーリの側方に位置している、ロボット手術器具。
  15. 請求項から14のいずれか一項に記載のロボット手術器具において、前記第1および第2のエンドエフェクタエレメントが、エンドエフェクタの向かい合った第1及び第2のジョーである、ロボット手術器具。
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