JP2020521136A - 光学的に透過性である電磁遮蔽組立体 - Google Patents

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Abstract

光学的に透過性である電磁遮蔽組立体(10)は、可変電気抵抗をもつ電気的接続装置(3)を備える。電気的接続装置は、透過性である基板(1)を覆う伝導性2次元構造(2)を、電気伝導性であるシェルの一部(101)に電気的に接続する。接続装置の抵抗は、RF放射強度に従って、遮蔽組立体が意図されている検出システム(100)に対して最初から又は上記遮蔽組立体の使用中にリアルタイムのいずれかで調節され得る。

Description

本発明は、光学的に透過性である電磁遮蔽組立体に関する。
多くのアプリケーションが、光学センサ、たとえば赤外領域内にある光学放射にセンシティブであるセンサを用いているが、とはいえ、そのようなセンサの動作が電磁放射、特にマイクロ波領域からの電磁放射によって乱されることがある。そのようなマイクロ波放射は、外部から生じるマイクロ波放射が通らないボリューム内に遠隔的に据えられることができずに、センサの直ぐ近傍に設置される必要のある電子回路と実際に相互干渉することがある。そして、光学放射に対して少なくとも部分的に透過性である一方、マイクロ波放射の一部に対し少なくとも部分的に不透明である遮蔽要素を、そのような光学センサの前に設けることは、知られている実践である。そのために、遮蔽要素は、光学放射に対し少なくとも部分的に透過性である一方、電気伝導性である少なくとも1つの2次元構造を備える。
マイクロ波放射に対して効率的な保護を得るために、伝導性2次元構造は、やはり電気伝導性であり、保護されるべきセンサ(複数可)を囲むシェルの少なくとも一部に電気的に接続されてもいなければならない。このシェルの一部は、伝導性2次元構造に対し電位基準を構成する。それ自体が、光学センサ(複数可)が取り付けられる支持体又は車両の電気接地に電気的に接続されてもよい。
さらに詳細には、本発明以前に知られている光学的に透過性である電磁遮蔽組立体は:
‐ 2つの対向する面を有し、その2つ面の間において、0.1GHz(ギガヘルツ)と40GHzの間に含まれる周波数fを有する、マイクロ波放射と呼ばれる少なくとも1つの電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性であり、その2つの面の間において、0.1μmと15μmの間に含まれる波長を有する光学放射に対しても少なくとも部分的に透過性である剛性の基板と;
‐ 基板の面のうちの少なくとも1つに設けられ、光学放射に対して少なくとも部分的に透過性である少なくとも1つの電気伝導性2次元構造と;
少なくとも1つの第1の端子を少なくとも1つの第2の端子に電気的に接続する、電気的接続装置であって、各第1の端子が伝導性2次元構造に電気的に接続され、各第2の端子が電気伝導性であるシェルの少なくとも一部に電気的に接続されることが意図されている、装置と
を備える。
基板と伝導性2次元構造について、考慮されている伝達(transmissions)と光透過性は、伝導性2次元構造が提供された基板を通り抜けるように意図されている光学放射に関する。
さらに、EB(f)と示されデシベル(dB)で表現されている、遮蔽効率は、EB(f)=−10log10(T(f))によって定義され得、ここで、T(f)は、0.1GHzと40GHzの間に含まれる周波数fを有し、基板の2つの面の間において、伝導性2次元構造が提供された基板を通り抜けるように意図されている、マイクロ波電磁放射用の遮蔽組立体のエネルギ伝達(energy transmission)の係数である。
さて、異なる検出システムは、同じ周波数fについて遮蔽効率の異なる値に対応する、異なる遮蔽レベルを要求することもある。従来、これらの検出システムの各々について、2次元構造が遮蔽効率について要求される値に応じて適合されている異なる遮蔽組立体が、設計され、生産されている。しかし、そのような適合は、異なる遮蔽効率値に対して各々製造される一連の遮蔽組立体を制限し、そのために、各遮蔽組立体の単価が低減され得ない。
さらに、いくつかの複雑な検出システムは、光学センサに加えて、マイクロ波帯において、又は周波数値の観点からその近接において、効率的である電磁放射センサを備える。この場合、複雑な検出システムの全てのセンサに用いられる同じ遮蔽組立体が、十分に高い遮蔽効率と、マイクロ波放射センサ(複数可)の動作を可能にするマイクロ波放射に対する透過性のレベルとの間のトレードオフを達成することが必要である。さて、遮蔽組立体を通り抜ける可能性が高いマイクロ波放射が、きわめて大幅な範囲:遮蔽組立体がこのマイクロ波放射に対し十分に透過性でなければならない低い強度レベルと、遮蔽組立体が適切な遮蔽効率を作り出す必要があるとても高い強度レベルとの間で変化する状態がある。そのような状況は、特に、ジャミングマイクロ波を放つ目標に近づくシーカークラフトに対して起こる。そして、このジャミングマイクロ波放射は、クラフトが目標に近づくにつれて増大する強度を有するが、目標は、光学センサに加えて、マイクロ波放射のスペクトル領域においてセンシティブであるセンサを部分的に用いて同時に検出され得る。さて、マイクロ波放射センサは、目標を検出するために用いられるマイクロ波放射が、長い距離においてでも十分であることを要求する。このために、既存の遮蔽組立体は、マイクロ波放射の強度が、使用中に又は任務中に大きく変化する、そのような状況に適していない。
この状況において、本発明の第1の目的は、異なる遮蔽効率を最初から有することができ、それらの各々の個別の使用に適した遮蔽組立体を、低減された単価を有しながら提供することにある。
本発明の第2の目的は、このマイクロ波放射の一部が有用であることもある一方、マイクロ波放射が激しく変化する強度を有する使用又は任務に適した遮蔽組立体を提供することにある。
これらの目的又は他の目的のうちの少なくとも1つを達成するために、本発明は、前に説明されたような遮蔽組立体であるが、電気的接続装置が各第1の端子と各第2の端子との間において有効である電気抵抗について可変値を作り出すように適合されている遮蔽組立体を提案する。この電気抵抗値は、操作者によって調節可能であるか、又はマイクロ波放射の強度のうちの少なくとも2つのレベルの間において自動的に可変であるかのいずれかである。すなわち、後者の場合、電気抵抗は、マイクロ波放射の強度の第1のレベルについての第1の値、および、マイクロ波放射の強度の第2のレベルについての第2の値を有し、第1の電気抵抗値が第2の電気抵抗値よりも低い一方、マイクロ波放射の強度の第1のレベルがマイクロ波放射の強度の第2のレベルよりも高い。
そこで、本発明は、各々が遮蔽効率を、以下の状態:
‐ 操作者によって、特に、遮蔽組立体が意図されている検出システムに応じて、又は、検出システムに予定されている使用に応じて、実行され得る初期設定。この場合、遮蔽組立体の電気的接続装置の抵抗は、遮蔽組立体の寿命にわたって一定のままであることができる。しかし、電気的接続装置の抵抗の可能な設定は、遮蔽組立体の作成の後、仕様が異なる検出システムについて全く同じ遮蔽組立体を用いることを可能にする;
‐ 又は、検出システムによって受け取られるマイクロ波放射の強度のレベルに応じてリアルタイムで検出システムの使用中に自動的に実行される電気抵抗装置の抵抗の変化
のいずれかの、少なくとも1つにおいて調節されることを可能にする遮蔽組立体を提案する。
本発明による遮蔽組立体は、シェルの一部の開口を閉じるのに適し、同時に光学放射に対してセンシティブであるセンサの光学入力の前に設けられるのに適したポートホール又は窓を形成できる。場合によっては、窓又はポートホールを形成する遮蔽組立体は、光学放射センサに加えて、マイクロ波放射の一部にセンシティブであるセンサの入力の前にも同時に設けられるように適合されてもよい。
一般に、第1と第2の端子の間において可変な電気抵抗値を有する電気的接続装置は、光学放射とマイクロ波放射に部分的に透過性である基板によって支えられてもよい。そのような実施形態は、特に、それらは、別個であるか又は互いに堅く繋がれていない、遮蔽組立体のコンポーネントの数を減少させるので、特に有利であり経済的である。
電気的接続装置は、伝導性2次元構造と電位基準との間における電気的結合を、調節可能である結合の電気抵抗値を用いて、作り出す。
好ましくは、電気的接続装置は、第1と第2の端子の間において有効である電気抵抗が、伝導性2次元構造のスクエア当たりの抵抗値の5倍よりも大きい第1の値と、伝導性2次元構造のスクエア当たりの抵抗値の5分の1よりも小さい第2の値との間で可変であるように、適合され得る。さらに、伝導性2次元構造のスクエア当たりの抵抗値は、0.01Ω/□と20Ω/□の間に含まれていてもよい。
一般に、第1と第2の端子の間で有効な、電気的接続装置の抵抗は、それらの間において少なくとも10の比率を有する、それぞれ2次元構造のスクエア当たりの抵抗値よりも小さいか又は大きい、2つの値の間において変化してもよい。
導電性2次元構造は、金属の層、好ましくは、銀の層、透過性の、ならびに伝導性の酸化物の層、好ましくは、錫によりドープされたインジウム酸化物の層、及び、電気伝導性材料の格子、好ましくは、金属材料の格子のうちの少なくとも1つを備えていてもよい。
電気抵抗が遮蔽組立体の使用中に自動的に変化することができる本発明の第1の実施形態では、電気的接続装置は:
‐ マイクロ波放射検出器であって、この検出器によって受け取られるマイクロ波放射の強度を表す検出信号を送達するのに適したマイクロ波放射検出器と;
‐ 第1と第2の端子の間に接続され、電気抵抗の可変値を作り出すのに適した電子回路と;
‐ マイクロ波放射検出器によって送達される検出信号に応じて、電子回路によって作り出される電気抵抗の値を変えるのに適した制御器と
を備えてもよい。
たとえば、電子回路は、並列に接続され、各々が個々の抵抗値を有する複数の枝を備えてもよく、枝のうちの少なくとも1つが、制御器によって制御されるスイッチを備えて、2次元構造とシェルの一部との間のこの枝によって作り出される電気的結合をアクティブ化する、又はディセーブルする。
あるいはまた、電子回路が、少なくとも1つの電気コンポーネントを備えてもよく、それは、0.1GHzと40GHzの間に含まれる少なくとも1つの周波数に対して抵抗性であり、コンポーネントに印加される制御電圧に応じて可変であり、考慮されている周波数において有効な抵抗値を有する。そして、この制御電圧は、検出器によって送達される検出信号に応じてこの制御電圧を変えるように制御器によって制御される。考慮されている周波数に対して可変抵抗をもつコンポーネントは、たとえば、PINダイオードであってもよく、ほかには、2つの電極の間に挿入され、それに接触する金属−絶縁体転移を伴う材料の部分であってもよい。
電気的接続装置の抵抗が遮蔽組立体の使用中に自動的に変化もすることができる、本発明の第2の実施形態では、電気的接続装置が:
‐ マイクロ波放射検出器であって、この検出器によって受け取られるマイクロ波放射の強度を表す検出信号を送達するのに適したマイクロ波放射検出器と;
‐ 第1と第2の端子との間に電気的に接続された金属−絶縁体転移を伴う感熱性材料の部分であって、この感熱性材料の部分の温度に応じて電気抵抗の可変値を作り出すのに適した感熱性材料の部分と;
‐ 熱感知材料の部分の温度を変えるように配置された熱調整手段と;
マイクロ波放射検出器によって送達される検出信号に応じて熱調整手段をアクティブ化するのに適した制御器と
を備えることができる。
金属−絶縁体転移を伴う感熱性材料は、バナジウムの酸化物、たとえばVO又はV、バリウムとバナジウムの硫化物(BaVS)、ニッケルとプラセオジムの酸化物(PrNiO)、ニッケルとネオジウムの酸化物(NdNiO)、ランタンとコバルトの酸化物(LaCoO)、鉄の酸化物(Fe)、硫化ニッケル(NiS)、ニオビウムの酸化物、特にNbO、チタンの酸化物(TiO又はTi)、ニッケルとサマリウムの酸化物(SmNiO)、又はそのほかこれらの材料のうちの少なくとも1つを含む混合物又は個体合成物を含むことができる。金属−絶縁体転移を伴うこれらの材料、及び他の材料は、当業者によく知られており、入手可能な文献に広く記録されている。
やはり電気抵抗が自動的に変化することができる、本発明の第3の実施形態では、電気的接続装置が、金属−絶縁体転移を伴う材料の部分であって、この部分がマイクロ波放射を受けるようにさらされたときに、このマイクロ波放射の強度にセンシティブであり、マイクロ波放射の強度の変化に応答して可変電気抵抗値を作り出すことが可能な、金属−絶縁体転移を伴う材料の部分を備えることができる。この場合、マイクロ波放射の強度にセンシティブである金属−絶縁体転移を伴う材料の部分は、遮蔽組立体の基板によって支えられてもよい。さらには、それによって遮蔽組立体の単価を低減することができる。場合によっては、マイクロ波放射の強度にセンシティブである金属−絶縁体転移を伴う材料の部分は、伝導性2次元構造のうちの少なくとも一部を構成してもよい。本発明のそのような第3の実施形態に対して一般に、マイクロ波放射の強度にセンシティブである材料は、本発明の第2の実施形態について述べられた金属−絶縁体転移を伴う材料のうちの一つであってもよい。実際、一般に、温度変化にセンシティブである金属−絶縁体転移を伴う材料はまた、外部電界に、特に静電界又はマイクロ波放射の電界に対してもセンシティブである。
本発明の第2の態様は:
‐ 光学放射にセンシティブである、光学センサと;
‐ 任意選択で、マイクロ波放射の一部にセンシティブであるマイクロ波放射センサと;
‐ 光学センサ、及び適切ならマイクロ波放射センサを囲み、開口を含む、電気伝導性シェルの少なくとも一部と;
‐ 本発明の第1の態様に整合する遮蔽組立体であって、シェルの一部の開口を閉じながら、光学センサの光学入力の前に、及び任意選択で、マイクロ波放射センサの放射入力の前にも設けられた遮蔽組立体と
を備える検出システムを提案する。
そして、遮蔽組立体の電気的接続装置の各第1の端子が伝導性2次元構造に電気的に接続され、同じ電気的接続装置の各第2の端子が同時にシェルの一部に電気的に接続されている。
本発明の他の特別な特徴と利点は、添付の図面を参照して、非限定的な実施形態の以下の説明から明らかとなる。
本発明が適用され得る検出システムを表す図である。 本発明に従う遮蔽組立体を構成することができるポートホールの平面図である。 本発明の可能な実施形態を例解する図である。 本発明の可能な実施形態を例解する図である。 本発明の可能な実施形態を例解する図である。 本発明の可能な実施形態を例解する図である。 本発明の可能な実施形態を例解する図である。
明瞭さのために、これらの図に表されている要素の寸法は、実際の寸法にも実際の寸法の比にも対応していない。さらに、異なる図において指示されている同一の符号は同一の要素又は同一の機能を有する要素を表す。
図1によれば、検出システム100は、シェルの一部101、遮蔽組立体10及び少なくとも1つの光学センサ20を備える。それはまた、任意選択で、後で説明されるマイクロ波放射センサ40とマイクロ波放射検出器30を備えることもできる。
たとえば、検出システム100は、可搬式球構造を有していてもよく、自走式の車両にオンボードに組み込まれることを意図されていてもよい。場合によっては、光学センサ20、さらに場合によってはマイクロ波放射センサ40も含む検出システム100のセンサは、自走式クラフトが向けられることになる、外部の目標を検出することに参加することができる。
シェルの一部101は、電気伝導性であり、たとえば、金属材料又はカーボンファイバに基づく複合材料から構成される。それは、電位基準とみなされ得る電気接地を構成する。さらに、シェルの一部101は、マイクロ波放射センサ40及び/又はマイクロ波放射検出器30を用いて、適切なら、この又はこれらのセンサ及び/又は検出器が置かれるキャビティを形成することによって、光学センサ20を囲む。このように、シェルの一部101は、遮蔽組立体10の外において、外部から生じるマイクロ波放射に対し不透明であるスクリーンを構成する。
光学センサ20は、0.1μmと15μmの間に含まれる波長帯における光学放射ROにセンシティブである。それは、知られているように、レンズ21、たとえばマトリックス画像検出器型の画像検出器22、及び近接エレクトロニクス23備える、画像センサであってもよい。近接エレクトロニクス23は、画像検出器22の動作を制御すること、及びこの後者によって送達される画像読出し信号を、遠隔の処理ユニット(図示せず)へ伝送することが特に意図されている。近接エレクトロニクス23の動作は、0.1GHzと40GHzの間に含まれる周波数帯における、シェルの一部101内へ貫入することもあるマイクロ波放射HYFによって乱されることがある。実際、光学センサ20の光学入力E20は、光学放射ROを集めるように外部に必然的に露出されているが、この露出は、不都合なジャミング成分を含むことがあるマイクロ波放射HYFにも適用する。
特に近接エレクトロニクス23において、そのような不都合なジャミング成分の影響を避けるために、遮蔽組立体10は、光学放射ROに対して透過性でありながら、マイクロ波放射HYFに対して不透明であるように設計されている。しかし、遮蔽組立体10について過度に高い遮蔽効率は望まれないこともある。このため、本発明は、たとえば工場の設定の一部として最初から、又は検出システム100の使用中に自動的にのいずれかで、その遮蔽効率が調節されることを可能にする遮蔽組立体10の改良を提案する。使用中のリアルタイムでの組立体10の遮蔽効率の自動的調節は、検出システム100がマイクロ波放射センサ40を備えるとき、過度の露出によって飽和又は劣化を引き起こすことなしに、マイクロ波放射HYFの一部の受信がやはり必要な動作のために、特に有用であり得る。
遮蔽組立体10は、光学センサ20の光学入力E20の前に、場合によってはマイクロ波放射センサ40の放射入力E40の前にも、さらに場合によってはマイクロ波放射検出器30の前にも設けられる、シェルの一部101の閉じるポートホールを形成してもよい。
遮蔽組立体10は、SとSと示されているこの基板1の2つの対向する面の間に、光学放射ROに対して及びマイクロ波放射HYFに対して透過性である基板1を備える。このような基板は、シリコン(Si)、ゲルマニウム(Ge)、硫化亜鉛(ZnS)、シリカ(SiO)、酸化アルミニウム(Al)又は酸化マグネシウム(MgO)に基づいてもよい。基板1の直径は、たとえば、5cm(センチメートル)と50cmの間であってもよい。
電磁遮蔽効率を作り出すために、基板1は、その面SとSのうちの少なくとも1つ、たとえば図1に表された本発明の実施形態における面S上において2次元構造2を支える。2次元構造2は、光学放射ROに対しで透過性であるように、及びマイクロ波放射HYFに対して遮蔽効果を作り出すのに適する程度に電気伝導性であるように設計される。この目的のために、2次元構造2は、非限定的な例として述べられる、以下の構成:
‐ 金属の少なくとも1つの薄い層、たとえば、光学放射ROに対して透過性である2つの誘電性層の間に挿入され得る銀(Ag)の層、2つの誘電性層の目的は金属層だけに対する光学放射ROの反射を減少させることである;
‐ 透過性である伝導性酸化物の少なくとも1つの層、やはり透過性である伝導性酸化物の層だけに対する光学放射ROの反射を減少させるために、誘電性を有しかつ放射ROに対し透過性である少なくとも1つの他の層と場合によっては関連付けられ得る、たとえば錫によりドープされたインジウム酸化物(ITO)の層;
‐ 電気伝導性材料の格子、たとえば、伝導性材料の印刷されたリボン又はワイヤからなり、それらを伴う基板1が、格子のリボン又はワイヤの間に電気伝導性材料がまったくない、銅(Cu)又は銀(Ag)の格子。場合によっては、格子の伝導性材料は、基板1上のボンディング材料に重ねられてもよく、また場合によっては、保護材料、特に腐食に対する保護のために、たとえばチタン(Ti)の最上層によって覆われてもよい。一般に、そのような格子のリボン又はワイヤは、光学放射ROに対して不透明であり、光学放射ROに対する透過性は、格子のリボン又はワイヤによる基板1の被覆率の結果として生じ、限られている。たとえば、この被覆率は、10%と50%の間であってもよく、格子におけるリボン又はワイヤのピッチは、1μm(マイクロメートル)と10mm(ミリメートル)の間であってもよく、格子は、正方形パターンを有していてもよい。電気伝導性材料の格子は、これもまた基板1だけに対する光学放射ROの反射を減少させるために、しかしまた金属格子の腐食に対する保護として、放射ROに対して透過性である少なくとも1つの誘電性層と関連付けられてもよい
のうちの一つを有していてもよい。
場合によっては、2次元構造2はまた、誘電性層の間に挿入されている金属の1つ又は複数の層に基づくこと、又は各々が透過性である伝導性酸化物に基づくことによって、そのリボン又はワイヤが各々光学透過性である格子で構成されてもよい。
そのような2次元構造2は、カソードスパッタリング、蒸着、化学気相成長、電解蒸着などの、当業者に知られている材料堆積プロセスのうちの1つを、場合によっては1つ又は複数のマスキング又はエッチング工程と組み合わせて用いて、基板1上に作り出されてもよい。
2次元構造2についてのそのような構成は知られているので、ここではそれらをさらに説明する必要はない。それらは、各々、たとえば、10−2Ω/□(スクエア当たりのΩ)と20Ω/□の間であるスクエア当たりの抵抗を有してもよい。しかし、本発明について一般に、シェルの一部101は、好ましくは、2次元構造2の抵抗値よりも低いスクエア当たりの抵抗値を有する。このように、電気接地又は電位基準機能は、2次元構造2についてシェルの一部101によって、よりよい程度に作り出される。
また知られているように、2次元構造2は、有効である遮蔽保護を作り出すようにシェルの一部101に接続されなければならない。電気的接続装置3は、そのような接続を作り出すように提供される。それは、2次元構造2に電気的に接続される少なくとも1つの第1の端子3aと、シェルの一部101に電気的に接続される少なくとも1つの第2の端子3bとの間の電気的接続を確立する。2次元構造2への各端子3aの接続は、表面溶接又は電気伝導性であるコンタクトフィンガを用いた挟み付けなどの、知られている技術のうちの1つによって作り出されてもよい。同様に、端子の差込み、端子のねじ止め、弾性変形を伴う又は伴わない圧接などを含む、各端子3bをシェルの一部101に接続するための複数の方法が知られている。
しかし、2次元構造2が作り出す遮蔽効率は、端子3aと3bとの間で有効な、装置3の電気抵抗の値に依存する。この遮蔽効率は、装置3の電気抵抗値の減少に応じて、たとえば伝導性2次元構造2のスクエア当たりの抵抗の5倍よりも大きい第1の値と、伝導性2次元構造2のスクエア当たりの抵抗の5分の1よりも小さい第2の値との間で変化する。たとえば、装置3は、端子3aと3bとの間のその電気抵抗が2.10−3Ωよりも小さい第1の値と100Ωよりも大きい第2の値との間で変化するように適合されてもよい。第1の値は、好ましくは、2次元構造2のスクエア当たりの抵抗値よりも低く、その場合それはシェルの一部101へ短絡され、第2の値は、2次元構造2とシェルの一部101との間にガルバニック絶縁を作り出す。
図2は、本発明による遮蔽組立体で構成され、そこでは2次元構造2が基板1の有用な表面のほとんど全てにわたって延びる金属格子である、ポートホールを例解する。この金属格子は、連続し電気伝導性である周縁ループCによって囲まれていてもよい。この周縁ループCは、2次元構造2の金属格子と同じ方法で、場合によってはマスキングと材料堆積手順の同じステップの間に、基板1の上に形成されてもよい。すると、周縁ループCは、金属格子とその周り全てにおいて電気的に接触する。さらに、装置3が数個の端子3a、たとえば6つの端子3aを備え、それらがループCに沿って分配されて2次元構造2のいずれかの点と各端子3b(図1)との間で有効である電気抵抗の差異を減少させることが有利であることもある。
好ましくは、装置3は、互いに電気的に並列に配置され、シェルの一部101の異なる点において電気的に接続されることが意図されている数個の端子3bを有してもよい。典型的には、端子3bは、シェルの一部101において基板1のマウンティングインタフェースに沿って分布させられかなり規則的に間隔をあけられてもよい。
図3aと図3bによって例解されている、電気的接続装置3の第1の実施形態では、装置3の電気抵抗の変化は、電気的に制御される。そして、装置3は、マイクロ波放射検出器30、電子回路31及びCTRLと示された制御器32を備える。
図3aの実施形態では、電子回路31は、端子3aと3bとの間に並列に接続されている、数個の枝31−1、31−2などを備える。回路31の各枝は、その枝内で、枝31−1では31−1C、枝31−2では31−2Cなどのように参照符号が付されたスイッチと直列に接続された、枝31−1では31−1R、枝31−2では31−2Rなどのように参照符号が付された電気抵抗を備える。各スイッチは、専用の電気的制御によって、制御器32によって個々に開かれ又は閉じられることができる。さらに、制御器32は、検出器30から、マイクロ波放射HYFの強度を表す信号を受け取る。たとえば、制御器32内で、検出器30によって送達される信号の各レベルに対して命令されるべき開と閉の状態は、事前格納された表によって供給されてもよい。抵抗31−1R、31−2Rなどのそれぞれの値は、マイクロ波放射HYFの強度のいくつかのレベルについて所望される遮蔽効率の値に応じて選択される。装置3によって作り出される電気抵抗値は、それで、それらのスイッチ31−1C、31−2Cなどが閉じられている枝の、抵抗31−1R、31−2Rなどの並列接続の結果から生ずる。スイッチ31−1C、31−2Cなどの各々について、多くの代替の実施形態:トランジスタに基づいて、頭文字MEMSによって示される微小電気機械システムに基づいて、頭文字NEMSによって示されるナノ電気機械システムに基づいてなど、が可能であり、全てのこれらの実施形態は、当業者によく知られている。
図3bの実施形態では、電子回路31は、マイクロ波電流に対して有効である電気抵抗値がコンポーネント31aに印加される制御電圧に応じて可変である、コンポーネント31aを備える。たとえば、コンポーネント31aは、たとえばディスクリートコンポーネントの形態で、市販のPINダイオードであってもよい。ここで、頭文字PINは、正にドープされたゾーン、真性導電率を有する中間層及び負にドープされたゾーンを伴うダイオードの種類を示す。PINダイオード31aは、2つの端子3aと3bとの間に接続される。そして、回路31は、PINダイオード31aに接続されてこの後者を電気的にバイアスする、連続的で可変の電圧源31bを備える。このように、マイクロ波電流と呼ばれる、0.1GHzと40GHzの間の周波数もつ交流電流に対して有効である、PINダイオード31aの電気抵抗値は、源31bによって作り出されるバイアスされた電圧によって調節され得る。この目的のために、PINダイオード31aと電圧源31bは、固定された抵抗31cも備えてもよい、バイアシングループと呼ばれるループに組み合わされる。そして、制御器32は、検出器30によって送達されるマイクロ波放射HYF強度検出信号に応じて源31bによって作り出されるバイアスされた電圧を制御する。2つの端子3aと3bとの間を、PINダイオード31aを通って循環するマイクロ波電流は、2次元構造2に入射するマイクロ波放射HYFによって作り出される。場合によっては、デカップリングキャパシタ31dもまた、端子3aとバイアシングループとの間に挿入されてもよい。
場合によっては、PINダイオード31aは、この明細書の他の箇所で述べられているように金属−絶縁体転移を伴う材料の部分によって、この部分が静電界に対してセンシティブであるときは、置き換えられてもよい。部分は、2つの電極の間に、それらに接触して、挿入されてもよく、電極は端子3aと3bに電気的に接続される。そして、電圧源31bは、端子3aと3bとの間で有効である電気抵抗値が依存する、金属−絶縁体転移を伴う材料の部分における静電界を作り出す。
図3aと3bによって例解されている本発明の実施形態では、したがって、検出器30の使用は、検出システム100の使用中、マイクロ波放射HYFの強度に応じて装置3の電気抵抗をリアルタイムに調節することを可能にする。当業者の用語では、そのような調節は動的と呼ばれる。
場合によっては、装置3の電気抵抗の調節が最初に実行されるとき、その場合その値は遮蔽組立体10の使用中維持され、検出器30は、図3aと3bの実施形態から取り除かれることができる。そして、制御器32は、最初にスイッチ31−1C、31−2Cなどの各々を選択的に開き又は閉じるために、又は最初に電圧源31bによって作り出される電圧の値を設定するために、用いられる。
図3cによって例解されている、電気的接続装置3の第2の実施形態では、装置3の電気抵抗の変化は熱的に制御される。そして、装置3は、マイクロ波放射検出器30、感熱材料の部分35、熱調整手段36及びCTRLと表された制御器32’を備える。部分35の材料は、その電気抵抗率が温度に応じてとても広い範囲で変化するように、金属−絶縁体転移を呈するように選択される。これは、バナジウム酸化物(VO)の部分でもよい。熱調整手段36は、たとえば、加熱抵抗又はペルチェ効果素子、そうでなければ冷却又は加熱モードにおいて効率的に動作する双方の組合せである。それは、感熱性材料の部分35と熱接触して、その温度を制御するように設けられる。このように、検出器30と制御器32’を介して、部分35の電気抵抗、したがって端子3aと3bとの間の装置3の電気抵抗を制御することが可能である。この目的のために、制御器32’は、検出器30によって送達されるマイクロ波放射HYF強度検出信号に応じて熱調整手段36の動作を制御する。
図3dと図3eによって例解されている、電気的接続装置3の第3の実施形態では、装置3の電気抵抗の変化は、マイクロ波放射HYFの強度に直接的にセンシティブである材料の少なくとも一つの部分38によって作り出される。各部分38は、端子3aと3bとの間に電気的に接続され、その材料は、その部分によって受け取られるマイクロ波放射HYFの強度に依存する電気抵抗率を作り出すように選択される。各部分38の材料は、特に、たとえば、基板1の面に垂直に計測された、10nm(ナノメートル)と10μmの間の厚さをもつ、バナジウム酸化物(VO)であってもよい。一般に、既に述べられた金属−絶縁体転移を伴う材料もまた、これらの第3の実施形態に適する。そのような実施形態について、各部分38は、マイクロ波放射HYFに露出される必要がある。図3dに従って、2次元構造2、たとえば上で説明された金属格子は、周縁ループC内における基板1上に制限され得る。周縁ループCは、電気伝導性であり、また基板1によって支えられ、2次元構造2に電気的に接続される。そして、制限されたゾーンが、周縁ループCの外側に、この後者と基板1の周縁端との間に、基板1上に提供されてもよい。そして、部分38は、別個の端子3bを用いて、制限されたゾーンの各々において基板1によって支えられてもよい。各ゾーンにおいて、部分38は、この端子3bへの一方の側及び周縁ループCへの他方の側へ電気的に接続される。端子3bのうちの1つへの、および周縁ループCへの各部分38の電気的接続は、周縁ループCと2次元構造2に用いられる材料堆積とエッチングのステップの間に形成されてもよい。そして、各端子3aは、周縁ループCをもつ部分38のうちの1つの電気的接続の点又はセグメントから成る。本発明のそのような第3の実施形態の1つの利点は、可変である電気抵抗をもつ電気的接続装置3が2次元構造2をもつ基板1によって支えられることである。検出システム100内におけるコスト削減と組立の容易性は、この結果である。
最後に、図3eは、図3dの実施形態の可能な変形を例解する。図3eの明瞭さと簡潔さの理由のために、しかし基板1についての全ての可能な形態について限定なしに、後者は、正方形である周縁端を用いて表されている。そして、伝導性周縁ループCは、この正方形の端に平行であってもよい。伝導性2次元構造2は、やはり上で説明されたように金属格子であってもよいが、周縁ループCにそれを接続させるこの格子の周縁セグメントにおいて、マイクロ波放射HYFにセンシティブである材料の部分38を備える。この観点において、部分38は、伝導性2次元構造2の一部を構成する。したがって、各部分38は、2次元構造2の中央部に電気的に接触し、端子3aを構成する第1の端、及び、周縁ループCに電気的に接触し、端子3bを構成する第2の端を有する。
図3eの実施形態において、2次元構造2の中央部は、特に2つの誘電性層の間に挿入されている少なくとも1つの薄い金属層に基づいて、又は上に指示されたように伝導性の透過性である酸化物の少なくとも1つの薄い層に基づいて、やはりいずれの構成を有してもよく、これ又はこれらの層は連続である場合もあり、あるいは隙間が提供されている場合もあることを当業者は理解するであろう。
図3dと図3eの実施形態の変形では、マイクロ波放射に対してセンシティブである金属−絶縁体転移を伴う材料の部分38を、静電界(DC)に対してセンシティブである金属−絶縁体転移を伴う材料の部分に、又は、これらの図3dと図3eに指示されたように端子3aと3bに接続されながら、基板1上にマウントされているダイオードに置き換えることが可能である。このように実装されたダイオードは、上で説明されたPIN型であってもよい。そのような変形について、電圧源31bは、伝導性2次元構造2を構成する金属格子の中央部と周縁ループCとの間に電気的に接続される。
最後に、図3eの実施形態から、マイクロ波放射HYFの強度にセンシティブである金属−絶縁体転移を有する材料を用いて伝導性2次元構造2全体を作り出すこともまた可能である。この材料が、光学放射ROに対して透過性である場合、それは、周縁ループC内において基板1の面を連続的に覆ってもよい。これに代えて、それが光学放射ROに対して不透明である場合、2次元構造2は、基板1によって支えられている、マイクロ波放射HYFの強度に対してセンシティブである金属−絶縁体転移を伴うこの材料の格子であってもよい。
上に詳述された実施形態に対して、本発明はそのいくつかの第2の態様を変えることによって、説明された利点を確保しつつ、再現され得ることが理解される。
さらに、及び一般に、遮蔽効率EBについて所望の値を得るように、マイクロ波放射HYFの強度の異なるレベルに対して作り出されるべき、装置3についての電気抵抗値は、進歩性を要することなしに、パラメトリックデジタルシミュレーションを通して、実験的な若しくは経験的測定によって、又は理論的なモデルによって決定され得る。

Claims (13)

  1. 光学的に透過性である電磁遮蔽組立体(10)であって、
    2つの対向する面(S、S)を有する剛性の基板(1)であって、前記2つの面の間において、マイクロ波放射(HYF)と呼ばれる、0.1GHzと40GHzの間に含まれる周波数を有する少なくとも1つの電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性であり、前記2つの面の間において、0.1μmと15μmの間に含まれる波長を有する光学放射(RO)に対しても少なくとも部分的に透過性である基板と、
    基板(1)の面(S、S)のうちの少なくとも1つに設けられ、光学放射(RO)に対して少なくとも部分的に透過性である少なくとも1つの電気伝導性2次元構造(2)と、
    少なくとも1つの第1の端子(3a)を少なくとも1つの第2の端子(3b)に電気的に接続する、電気的接続装置(3)であって、各第1の端子は伝導性2次元構造(2)に電気的に接続されており、各第2の端子は電気伝導性シェルの少なくとも一部(101)に電気的に接続されることが意図されている、電気的接続装置(3)と
    を備え、
    電気的接続装置(3)は、各第1の端子(3a)と各第2の端子(3b)との間において有効な電気抵抗について可変値を作り出すように適合されており、電気抵抗値が操作者によって調節可能であるか又はマイクロ波放射(HYF)の強度のレベルに応じて自動的に可変であることのいずれかによって、電気抵抗が、マイクロ波放射の強度の第1のレベルについて第1の値、および、マイクロ波放射の強度の第2のレベルについて第2の値を有し、電気抵抗の前記第1の値が前記電気抵抗の前記第2の値よりも低い一方、マイクロ波放射の強度の前記第1のレベルが前記マイクロ波放射の強度の前記第2のレベルよりも高いことを特徴とする、遮蔽組立体。
  2. シェルの一部(101)の開口を閉じるのに適し、光学放射(RO)にセンシティブであるセンサ(20)の光学入力(E20)の前に同時に設けられるのに適したポートホール又は窓を形成する、請求項1に記載の遮蔽組立体(10)。
  3. 第1(3a)と第2(3b)の端子の間の、可変電気抵抗値を有する電気的接続装置(3)が、光学放射(RO)とマイクロ波放射(HYF)に対して部分的に透過性である基板(1)によって支えられている、請求項1又は2に記載の遮蔽組立体(10)。
  4. 電気的接続装置(3)が、第1(3a)と第2(3b)の端子の間で有効である電気抵抗が、伝導性2次元構造(2)のスクエア当たりの抵抗値の5倍よりも大きい第1の値と、前記伝導性2次元構造のスクエア当たりの抵抗値の5分の1よりも小さい第2の値との間で可変であるように適合された、請求項1から3のいずれか一項に記載の遮蔽組立体(10)。
  5. 電気的接続装置(3)が、
    マイクロ波放射検出器(30)であって、検出器によって受け取られるマイクロ波放射(HYF)の強度を表す検出信号を送達するのに適したマイクロ波放射検出器と、
    第1(3a)と第2(3b)の端子の間に接続され、電気抵抗の可変値を作り出すのに適した電子回路(31)と、
    マイクロ波放射検出器(30)によって送達される検出信号に応じて、電子回路(31)によって作り出される電気抵抗の値を変えるのに適した制御器(32)と
    を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の遮蔽組立体(10)。
  6. 電子回路(31)が、並列に接続され各々が個々の抵抗値を有する数個の枝(31−1、31−2など)を備え、枝のうちの少なくとも1つが、制御器(32)によって制御されるスイッチ(31−1C、31−2Cなど)を備えて、2次元構造(2)とシェルの一部(101)との間の前記枝によって作り出される電気的結合をアクティブ化する又はディセーブルする、請求項5に記載の遮蔽組立体(10)。
  7. 電子回路(31)が、0.1GHzと40GHzの間に含まれる少なくとも1つの周波数に対して抵抗性である少なくとも1つのコンポーネント(31a)を備え、前記コンポーネントの抵抗値が、前記周波数において有効であり、前記コンポーネントに印加され、マイクロ波放射検出器(30)によって送達される検出信号に応じて前記制御電圧を変えるように制御器に(32)によって制御される制御電圧に応じて可変である、請求項5に記載の遮蔽組立体(10)。
  8. 電気的接続装置(3)が、
    マイクロ波放射検出器(30)であって、検出器によって受け取られるマイクロ波放射(HYF)の強度を表す検出信号を送達するのに適したマイクロ波放射検出器と、
    第1(3a)と第2(3b)の端子の間に電気的に接続された金属−絶縁体転移を伴う感熱性材料の部分(35)であって、前記感熱性材料の部分の温度に応じて電気抵抗の可変値を作り出すのに適した、感熱性材料の部分と、
    感熱性材料の部分(35)の温度を変えるように配置された熱調整手段(36)と、
    マイクロ波放射検出器(30)によって送達される検出信号に応じて熱調整手段(36)をアクティブ化するのに適した制御器(32’)と
    を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の遮蔽組立体(10)。
  9. 電気的接続装置(3)が、金属−絶縁体転移を伴う材料の部分(38)であって、マイクロ波放射(HYF)の強度にセンシティブであり、前記部分が前記マイクロ波放射を受け取るように露出されたときに、マイクロ波放射の強度の変化に応答して可変電気抵抗値を作り出すことが可能な部分を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の遮蔽組立体(10)。
  10. マイクロ波放射(HYF)の強度にセンシティブである金属−絶縁体転移を伴う材料の部分(38)が、基板(1)によって支えられている、請求項9に記載の遮蔽組立体(10)。
  11. マイクロ波放射(HYF)の強度にセンシティブである金属−絶縁体転移を伴う材料の部分(38)が、伝導性2次元構造(2)の少なくとも一部を構成する、請求項9又は10に記載の遮蔽組立体(10)。
  12. 検出システム(100)であって、
    光学放射(RO)にセンシティブである光学センサ(20)と、
    光学センサ(20)を囲み、開口を含む、電気伝導性シェルの少なくとも一部(101)と、
    請求項1から11のいずれか一項に従う遮蔽組立体(10)であって、シェルの一部(101)の開口を閉じる間、光学センサ(RO)の光学入力(E20)の前に設けられている、遮蔽組立体と
    を備え、
    遮蔽組立体(10)の電気的接続装置(3)の各第1の端子(3a)は、伝導性2次元構造(2)に電気的に接続されており、前記電気的接続装置の各第2の端子(3b)は、シェルの一部(101)に電気的に接続されている、検出システム。
  13. マイクロ波放射(HYF)の一部にセンシティブであるマイクロ波放射センサ(40)をさらに備え、
    遮蔽組立体(10)が、光学センサ(20)の光学入力(E20)の前に設けられることに加えて、マイクロ波放射センサ(40)の放射入力(E40)の前にも設けられている、請求項12に記載の検出システム(100)。
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