JP2020519040A - ユーザ機器およびそのための方法 - Google Patents

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Abstract

ユーザ機器は、センシングウィンドウ内で複数のキャリアの複数のリソースプールをセンシングするセンサと、センシング結果に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースを取得するリソースセレクタであり、複数の利用可能なリソースが、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの少なくとも1つのリソースプールに含まれており、リソースセレクタが、少なくとも1つのリソースプールの優先順位および少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択するように動作し、リソース選択ウィンドウの長さが、所望のレイテンシに従って決定される、リソースセレクタと、リソースセレクタにより選択された少なくとも1つのリソース上で少なくとも1つのパケットを送信する送信機と、を備える。

Description

本開示は、無線通信の分野に関し、より詳細には、サイドリンクにおいて少なくとも1つのパケットを送信するために少なくとも1つのリソースを複数のキャリアにまたがって選択するユーザ機器および方法に関する。
eV2X(拡張V2X)作業項目においては、複数のキャリアにまたがるPC5動作が目的となる。
しかし、ユーザ機器が自律スケジューリング方式で動作するモード4動作においては、センシング、キャリア/リソース選択、電力管理、複数のキャリアの場合の送受信間の衝突処理の方法が明確になっていない。
一般的な一態様においては、サイドリンクにおいて少なくとも1つのパケットを送信するために少なくとも1つのリソースを複数のキャリアにまたがって選択するユーザ機器(UE:User Equipment)であって、センシングウィンドウ内で複数のキャリアの複数のリソースプールをセンシングし、センシング結果を得るセンサであり、センシングウィンドウの長さが設定可能または事前設定可能である、センサと、センシング結果に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースを取得するリソースセレクタであり、複数の利用可能なリソースが、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの少なくとも1つのリソースプールに含まれており、リソースセレクタが、少なくとも1つのリソースプールの優先順位および少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択するように動作し、リソース選択ウィンドウの長さが、所望のレイテンシに従って決定される、リソースセレクタと、リソースセレクタにより選択された少なくとも1つのリソース上で少なくとも1つのパケットを送信する送信機と、を備えた、ユーザ機器が提供される。
一般的な別の態様においては、ユーザ機器(UE)により、サイドリンクにおいて少なくとも1つのパケットを送信するために少なくとも1つのリソースを複数のキャリアにまたがって選択する方法であって、センシングウィンドウ内で複数のキャリアの複数のリソースプールをセンシングし、センシング結果を得ることであり、センシングウィンドウの長さが設定可能または事前設定可能である、複数のリソースプールをセンシングし、センシング結果を得ることと、センシング結果に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースを取得することであり、複数の利用可能なリソースが、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの少なくとも1つのリソースプールに含まれており、リソース選択ウィンドウの長さが、所望のレイテンシに従って決定される、複数の利用可能なリソースを取得することと、少なくとも1つの利用可能なリソースプールの優先順位および少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択することと、選択した少なくとも1つのリソース上で少なくとも1つのパケットを送信することと、を含む、方法が提供される。
一般的な実施形態または特定の実施形態がシステム、方法、集積回路、コンピュータプログラム、記憶媒体、またはこれらの任意選択的な組み合わせとして実現されるようになっていてもよいことに留意されたい。
開示の実施形態の別の利益および利点については、本明細書および図面から明らかとなるであろう。これらの利益および/または利点については、本明細書および図面の種々実施形態および特徴によって個別に得られるようになっていてもよく、このような利益および/または利点のうちの1つまたは複数を得るのに、上記のすべてが提供される必要はない。
従来技術におけるセンシングウィンドウ内で1つのキャリアのリソースをセンシングする一例を模式的に示した図である。 本開示の一実施形態に係る、ユーザ機器のブロック図の一例を模式的に示した図である。 本開示の一実施形態に係る、リソース選択ウィンドウ内の複数のキャリアの複数のリソースプールの利用可能なリソースの一例を模式的に示した図である。 本開示の一実施形態に係る、センシングウィンドウ内で複数のキャリアの複数の非モニタリングリソースを決定する一例を模式的に示した図である。 本開示の一実施形態に係る、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数のリソースプールから複数のリソースを選択する一例を模式的に示した図である。 本開示の一実施形態に係る、ユーザ機器のブロック図の一例を模式的に示した図である。 本開示の別の実施形態に係る、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数のリソースプールから複数のリソースを選択する一例を模式的に示した図である。 本開示の一実施形態に係る、ユーザ機器により、サイドリンクにおいて少なくとも1つのパケットを送信するために少なくとも1つのリソースを複数のキャリアにまたがって選択する方法のフローチャートを模式的に示した図である。
以下、通信方法、装置、およびシステムに関する図面を参照して、実施形態を説明する。本開示は、多くの異なる形態および多くの異なる順序で具現化されるようになっていてもよく、本明細書に記載の実施形態に限定されるものと解釈すべきではないことが了解される。むしろ、これらの実施形態は、本開示が完璧かつ完全となるように提供され、当業者に対して本開示を十分に伝えることになる。実際のところ、本開示は、添付の特許請求の範囲により規定される技術の範囲および主旨に含まれるこれら実施形態の代替物、改良物、および同等物を網羅することが意図される。さらに、本開示の以下の詳細な説明においては、多くの具体的詳細を記載することにより、本開示を完全に理解できるようにする。ただし、このような具体的詳細なく本開示を実施可能であることが当業者には明らかとなるであろう。
本明細書においては、方法のステップの順序および構成要素の構造を例示目的で与えており、何ら限定するものではない。本技術に関する以下の詳細な記述は、図示および説明を目的として提示する。これは、網羅性を意図したものでもなければ、開示の厳密な形態に本技術を限定することを意図したものでもない。上記教示内容に照らして、多くの改良および変形が可能となる。記載の実施形態は、本技術の原理およびその実際の用途を最もよく説明することにより、当業他者が種々実施形態において本技術を最もよく利用できるようにするとともに、考え得る特定の使用に適した種々改良を行えるように選定したものである。本技術の範囲は、本明細書に添付の特許請求の範囲によって規定されるものとする。
リリース14仕様によれば、センシングウィンドウ内での送信等のためにユーザ機器がモニタリングできないサブフレームについては、リソース選択ウィンドウ内で関連するリソースが選択されない場合がある。図1は、従来技術におけるセンシングウィンドウ内で1つのキャリアのリソースをセンシングする一例を示している。図1に示すように、1つのキャリアがセンシングウィンドウにおいてセンシングされ、センシングウィンドウ中のキャリアは、複数のリソースを含んでいてもよい。サブフレーム#aにおいては、リソースが送信に用いられる。ユーザ機器は、リソースが送信に用いられることから、サブフレーム#a中のリソースをモニタリングしない。このため、一定の周期性が存在するものと仮定して、サブフレーム#b中のリソース選択ウィンドウにおいては、リソースを選択することができない。衝突が一切ない場合は、サブフレーム#c中のリソースを選択可能である。
ただし、複数のキャリアの場合は、選択用のリソース選択ウィンドウにおいて利用可能なリソースを取得する方法が明確ではない。さらに、RFコンポーネントの制限または要件により、ユーザ機器は、サイドリンクにおいてパケットを同時に送信および受信可能であるかについて、異なる能力を有する場合がある。たとえば、帯域内の複数のキャリアのようにキャリアが非常に近い場合、ユーザ機器は、同時に送信および受信することができない。一方、帯域間の複数のキャリアのようにキャリアが互いに十分離れている場合、ユーザ機器は、同時に送信および受信することができる。ただし、能力が異なるユーザ機器について、複数のキャリアの場合、現行のセンシングメカニズムでは不十分である。
電力割り当ておよび最大電力制限に関して、リリース14仕様は、単一のキャリアの最大電力制限しか規定していない。ただし、複数のキャリアの場合は、キャリアそれぞれについての最大電力制限が不明確である。さらに、複数のキャリアにまたがる電力割り当ての場合は、複数のキャリア間で電力を割り当てる効率的な方法を採用してQoSを保証する必要がある。
さらに、レイテンシの要件を満たすとともにQoSを保証するため、リソース選択ウィンドウにおいて、特に複数のキャリアのリソースを効率的に選択する必要がある。
図2は、本開示の一実施形態に係る、ユーザ機器200のブロック図の一例を模式的に示している。
本実施形態において、ユーザ機器は、複数のキャリアにまたがって、eV2XのUE自律スケジューリング方式で動作する(モード4動作)。各キャリアは、少なくとも1つのリソースプールを含んでいてもよく、各リソースプールは、ユーザ機器に対してパケットを送信する複数のリソースを含む。
図2に示すように、ユーザ機器200は、センサ210、リソースセレクタ220、および送信機230を具備する。一実施形態において、センサ210は、センシングウィンドウ内で複数のキャリアの複数のリソースプールをセンシングし、センシング結果を得るようにしてもよく、センシングウィンドウの長さが設定可能または事前設定可能である。一実施形態において、リソースセレクタ220は、センシング結果に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースを取得するようにしてもよく、複数の利用可能なリソースが、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの少なくとも1つのリソースプールに含まれている。リソースセレクタは、少なくとも1つのリソースプールの優先順位および少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択するように動作し、リソース選択ウィンドウの長さが所望のレイテンシに従って決定される。また、一実施形態において、送信機230は、リソースセレクタ210により選択された少なくとも1つのリソース上で少なくとも1つのパケットを送信するようにしてもよい。
一実施形態において、センサ210は、センシングウィンドウ内で複数のキャリアの複数のリソースプールをセンシングし、センシング結果を得るようにしてもよく、センシングウィンドウの長さが設定可能または事前設定可能である。センシング結果は、キャリアのリソースの状況を示していてもよい。センシング結果は、リソースセレクタ220が利用する別のリソース選択のため、リソースのS−RSRP(サイドリンク参照信号受信電力)およびS−RSSI(サイドリンク受信信号強度インジケータ)を含んでいてもよい。
リソースセレクタ220は、センシング結果に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースを取得するようにしてもよく、複数の利用可能なリソースが、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの少なくとも1つのリソースプールに含まれている。リソースセレクタ220は、センシング結果に基づいて、利用可能なリソースを選択する。リソースセレクタ220は、S−RSRPが比較的高いリソース選択ウィンドウ内のリソースを除外する。
図3は、本開示の一実施形態に係る、リソース選択ウィンドウ内の複数のキャリアの複数のリソースプールの利用可能なリソースの一例を模式的に示している。図3に示すように、各キャリアCCiについて、センシング結果が得られる(図3に示すように、1≦i≦3)。簡素化のため、図3に示す各キャリアCCiは1つのリソースプールを含み、本明細書においては3つのキャリアを示している。ただし、用途の要件に応じて、任意数のリソースプールが各キャリアに含まれていてもよいことが了解されるものとする。たとえば、図3に示すように、リソースセレクタ220によるセンシング後、キャリアCC1に対して利用可能なリソースR1−1およびR1−2が取得され、リソースセレクタ220によるセンシング後、キャリアCC2に対して利用可能なリソースR2−1およびR2−2が取得され、リソースセレクタ220によるセンシング後、キャリアCC3に対して利用可能なリソースR3−1およびR3−2が取得される。利用可能なすべてのリソースがリソース選択ウィンドウ内にあり、リソースセレクタ220によってさらに選択されるが、これについては、以下に詳しく説明する。
一実施形態において、リソースセレクタ220は、ユーザ機器がサイドリンクにおいてパケットを同時に受信および送信可能であるかに基づいて、センシングウィンドウ内の非モニタリングリソースを決定するようにしてもよい。
より具体的に、ユーザ機器200がサイドリンクにおいてパケットを同時に受信および送信する場合(たとえば帯域間の複数のキャリアの場合で、たとえば1つの帯域が約2GHz以下、別の帯域が約5GHz以下の場合)、リソースセレクタ220は、センシングウィンドウ内の非モニタリングリソースを独立して決定するようにしてもよい。そして、ユーザ機器がサイドリンクにおいて同時に受信および送信できない場合(たとえば、帯域内の複数のキャリアの場合)、リソースセレクタ220は、その他のキャリアの送信状況に関連して、センシングウィンドウ内の非モニタリングリソースを決定する。あるサブフレームにおけるセンシングウィンドウ内の第2のキャリアの第2のリソースが送信に用いられる場合は、同じサブフレームにおけるセンシングウィンドウ内の第1のキャリアの第1のリソースが非モニタリングリソースとして決定される。
図4は、本開示の一実施形態に係る、センシングウィンドウ内で複数のキャリアの複数の非モニタリングリソースを決定する一例を模式的に示している。図4は、ユーザ機器がサイドリンクにおいてパケットを同時に受信および送信できない場合に、センシングウィンドウ内の複数の非モニタリングリソースを決定する一例を示している。図4に示すように、センシングウィンドウには3つのキャリアCC1〜CC3が存在し、簡素化のため、各キャリアが1つのリソースプールを含む。センシングウィンドウのサブフレーム#Xにおいては、キャリアCC1のリソースR1−tが送信に用いられる。したがって、リソースセレクタ220により、第2のキャリアCC2の同じサブフレーム#XのリソースR2−n1が非モニタリングと決定され、リソースセレクタ220により、第3のキャリアCC3の同じサブフレーム#XのリソースR3−n1も非モニタリングと決定される。同様に、サブフレーム#Yにおいては、リソースR2−tが送信に用いられるため、サブフレーム#YのリソースR1−n1およびR3−n2が非モニタリングと決定され、サブフレーム#Zにおいては、リソースR3−tが送信に用いられるため、サブフレーム#ZのリソースR1−n2およびR2−n2が非モニタリングと決定される。したがって、非モニタリングリソースに対応するリソース(図4において、リソース選択ウィンドウにドットを含むブロックとして示す)は、リソース選択ウィンドウ内で選択され得ない。
ユーザ機器がサイドリンクにおいてパケットを同時に送信および受信できない場合は、センシングウィンドウにおけるその他のキャリアの送信状況に関連してキャリアそれぞれの非モニタリングを決定することにより、異なる周波数におけるユーザ機器の能力に基づいて選択メカニズムを最適化できるため都合が良い。図4においては、サブフレームの1つのリソースだけを送信用として示しているが、これは図示を目的としているに過ぎず、何ら限定的なものではない。センシングウィンドウ内の任意のキャリアの異なるサブフレームの任意数のリソースが送信に用いられるようになっていてもよく、また、それに応じて、他のキャリアの非モニタリングリソースが決定されるようになっていてもよい。
ユーザ機器200のリソースセレクタ220は、少なくとも1つのリソースプールの優先順位および少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択するようにしてもよい。
より具体的に、リソースセレクタ220は、リソース選択ウィンドウ内のキャリアの複数のリソースプールの優先順位と少なくとも1つのパケットの優先順位との関係に従ってリソースプールを選択し、少なくとも1つの選択リソースプールとして、少なくとも1つのパケットの優先順位よりも優先順位が高くないリソースプールを選択し、少なくとも1つの選択リソースプールから少なくとも1つのリソースを選択して少なくとも1つのパケットを送信することができる。一実施形態において、少なくとも1つのパケットの優先順位は、少なくとも1つのパケットの論理チャネルの優先順位または少なくとも1つのパケットの上位レイヤの優先順位により示される。
本開示の一実施形態に係る、リソース選択ウィンドウ内の複数のキャリアの複数のリソースプールの利用可能なリソースの一例を模式的に示す図3を再び参照して、各キャリアは1つのリソースプールを含み、各リソースプールが対応する優先順位を有する。具体的には、キャリアCC1のリソースプールRP1が優先順位aを有し、キャリアCC2のリソースプールRP2が優先順位bを有し、キャリアCC3のリソースプールRP3が優先順位cを有し、RP1の優先順位がRP2の優先順位よりも高く、RP2の優先順位がRP3の優先順位よりも高い(たとえば、a=1、b=2、c=3)。送信されるパケットの優先順位をdと仮定する。優先順位d=3の場合、これは、送信されるパケットの優先順位dが最も低いもののRP3の優先順位には等しいことを意味するが、この場合にリソースセレクタ220は、選択リソースプールとして、キャリアCC3のリソースプールRP3のみを選択する。優先順位d=2の場合、これは、RP2の優先順位bおよびRP3の優先順位cが優先順位dよりも高くないことを意味するが、この場合にリソースセレクタ220は、選択リソースプールとして、キャリアCC2のリソースプールRP2およびキャリアCC3のリソースプールRP3を選択する。優先順位d=1の場合、これは、最も高い優先順位であり、RP1の優先順位a、RP2の優先順位b、およびRP3の優先順位cが優先順位dよりも高くないことを意味するが、この場合にリソースセレクタ220は、選択リソースプールとして、キャリアCC1のリソースプールRP1、キャリアCC2のリソースプールRP2、およびキャリアCC3のリソースプールRP3を選択し、選択リソースプールの中で、キャリアCC1のリソースプールRP1の優先順位が最も高いことから、RP1がパケットの最初の送信に選択されるようになっていてもよい。
図3に示す利用可能なリソースは、図示を目的としているに過ぎない。また、用途の要件に応じて、リソース選択ウィンドウ中のキャリアの任意のサブフレームの任意数の利用可能なリソースを適用可能であることが了解されるものとする。
リソースプールが選択された後、リソースセレクタ220は、選択リソースプールから少なくとも1つのリソースを選択して、少なくとも1つのパケットを送信するようにしてもよい。
一実施形態において、送信されるパケットの優先順位は、パケットの論理チャネルの優先順位により示される。MAC PDUが複数の論理チャネルを含む場合は、ある論理チャネルの優先順位がMAC PDUの優先順位として選択されるようになっていてもよい。たとえば、論理チャネル中の最も高い優先順位、論理チャネル中の最も低い優先順位をMAC PDUの優先順位として選択可能であり、これがさらに、パケットの優先順位を指定する。また、論理チャネルの優先順位の中で優先順位を選択する他の方法があることが了解されるものとする。たとえば、論理チャネルの優先順位の平均がMAC PDUの優先順位として選択されるようになっていてもよい。別の実施形態においては、パケットの上位レイヤの優先順位がパケットの優先順位を指定するようにしてもよい。上位レイヤは、パケットのレイヤ3(RRC)よりも高いアプリケーションレイヤであってもよい。
リソースプールの優先順位と少なくとも1つのパケットの優先順位との関係に従って少なくとも1つの選択リソースプールを選択することにより、通信のレイテンシ、信頼性等のQoSが保証されるため都合がよい。
一実施形態においては、リソースプールの優先順位に従って、リソース選択ウィンドウ内の異なるキャリアのリソースプールが同じ優先順位を有する場合、リソースセレクタ220は、リソースプールの利用可能なリソースの時間系列に従って、リソース選択ウィンドウ中のキャリアのリソースプールから、少なくとも1つのパケットを送信する少なくとも1つのリソースを選択するようにしてもよい。少なくとも1つのパケットを送信するリソースとして、過去に選択されたリソースに対する時間遅延が最も少ないリソースが選択される。
図5は、本開示の一実施形態に係る、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数のリソースプールから複数のリソースを選択する一例を模式的に示している。図5に示すように、リソース選択ウィンドウ内の各キャリアの各リソースプールは、同じ優先順位を有する。簡素化のため、図5の各キャリアは、1つのリソースプールを含む。各キャリアは、複数のリソースプールを含んでいてもよいことが了解されるものとする。センシングウィンドウ内でキャリアのリソースプールをセンシングした後、リソース選択ウィンドウ内のキャリアに対して、利用可能なリソースが取得される。図5に示すように、キャリアCC1に対して利用可能なリソースr11、r12、およびr13が取得され、キャリアCC2に対して利用可能なリソースr21およびr22が取得され、キャリアCC3に対して利用可能なリソースr31およびr32が取得される。選択を実行する場合、リソースセレクタ220は、開始リソースとしてリソースr11を最初に選択する。次に、リソースr11に対する時間遅延が最も少ないリソースr31が選択された後、リソースr21が選択される。そして、過去に選択されたリソースに対する時間遅延に従って、r12、r13、r22、およびr32が順次選択される。
リソースr11およびr31が同じサブフレームであり、r12およびr21が同じサブフレームであり、リソースr13、r22、およびr32が同じサブフレームであるものとして示しているが、図5に示すリソース配置は、図示を目的としているに過ぎず、本明細書においては、これらリソースの他の配置も利用可能であることが了解されるものとする。
利用可能なリソースの時間系列に基づいてリソースを選択することにより、レイテンシを保証することができる。
別の実施形態においては、リソースプールの優先順位に従って、異なるキャリアのリソースプールが同じ優先順位を有する場合、リソースセレクタ220は、リソースプールそれぞれのチャネルビジー率(CBR)およびチャネル占有率(CR)の少なくとも一方に従って、リソースプールから少なくとも1つのパケットを選択するようにしてもよい。
一実施形態において、リソースプールそれぞれのCBRは、CBR測定により得られたCBR測定結果であってもよく、リソースプールそれぞれの状況を示す。CBR測定のウィンドウサイズは、リソース選択手順におけるセンシングとは異なっていてもよい。たとえば、センシングのウィンドウサイズが1秒である一方、CBR測定のウィンドウサイズは、わずか100msであってもよい。CRは、リソースプール自体の送信の統計値であることから、リソースセレクタ220が実施するCR測定により直接得られるようになっていてもよい。
別の例において、センシング、CBR測定、およびCR測定は、異なるエンティティを用いて実施されるとともに、別個に実施されるようになっていてもよい。図6は、本開示の一実施形態に係る、ユーザ機器600のブロック図の一例を模式的に示している。ユーザ機器600は、センシング、CBR測定、およびCR測定をそれぞれ実施する要素を具備する。図2と類似の機能を有する要素は、同様に標識化しており、簡素化および明確化のため、繰り返し説明することはない。
たとえば、センシングはセンサ210により実施され、S−RSRPおよびS−RSSI等のリソースの状況を示すセンシング結果が得られる。CBR測定は、CBR測定器640により実施され、各リソースプールのCBRが得られる。CR測定は、CR測定器650により実施され、各リソースプールのCRが得られる。センシング、CBR測定、およびCR測定は、センサ210、CBR測定器640、およびCR測定器650によってそれぞれ実施され、センシング、CBR測定、およびCR測定の実施は、互いに分離されている。
各リソースプールは、リソースプールのビジー率を示すCBRを有する。一実施形態において、リソースセレクタ220は、CBRが最も低いリソースプールを選択して、少なくとも1つのパケットを送信するようにしてもよい。リソースセレクタ220は、CBRに従ってリソース選択ウィンドウ内のリソースプールをランク付けし、CBRの昇順に従って複数のリソースプールのリソースを選択することにより、複数のパケットを送信するようにしてもよい。一実施形態において、リソースプールが選択された場合は、選択リソースプールに対するリソースの選択に別のルールが用いられるようになっていてもよい。この別のルールによれば、リソースのS−RSSI、上述のようなリソースの時間系列等、またはこれらの組み合わせに基づいてリソースを選択することができる。
図7は、本開示の別の実施形態に係る、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数のリソースプールから複数のリソースを選択する一例を模式的に示している。図7に示すように、各キャリアの各リソースプールは、同じ優先順位を有する。センシングウィンドウ内でキャリアのリソースプールをセンシングした後、リソース選択ウィンドウ内のキャリアに対して、利用可能なリソースが取得される。図7に示すように、キャリアCC1に対して利用可能なリソースr’11、r’12、およびr’13が取得され、キャリアCC2に対して利用可能なリソースr’21およびr’22が取得され、キャリアCC3に対して利用可能なリソースr’31およびr’32が取得される。リソース選択ウィンドウ内の各リソースプールは、CBRを有する。たとえば、キャリアCC1のリソースプールのCBRがCBR1であり、キャリアCC2のリソースプールのCBRがCBR2であり、キャリアCC3のリソースプールのCBRがCBR3である。一実施形態においては、CBR2<CBR1<CBR3とする。そして、図7に示すように、リソースセレクタ220は、キャリアCC2のリソースプールのCBRが最も低いことから、キャリアCC2のリソースを最初に選択する。その後、キャリアCC1のリソースが選択され、キャリアCC3のリソースが選択される。
一実施形態において、各リソースプールは、リソースプールの占有状況を示すCRを有する。一実施形態において、リソースセレクタ220は、CRが最も低いリソースプールを選択して、少なくとも1つのパケットを送信するようにしてもよい。リソースセレクタ220は、CRに従ってリソース選択ウィンドウ内の複数のキャリアのリソースプールをランク付けし、CRの昇順に従って複数のリソースプールのリソースを選択することにより、複数のパケットを送信するようにしてもよい。一実施形態において、リソースプールが選択された場合は、選択リソースプールに対するリソースの選択に別のルールが用いられるようになっていてもよい。この別のルールによれば、リソースのS−RSSI、上述のようなリソースの時間系列等、またはこれらの組み合わせに基づいてリソースを選択することができる。
図7を参照して、リソース選択ウィンドウ内の各リソースプールがCRを有するものと仮定する。たとえば、キャリアCC1のリソースプールのCRがCR1であり、キャリアCC2のリソースプールのCRがCR2であり、キャリアCC3のリソースプールのCRがCR3であり、CR2<CR1<CR3であるものと仮定すると、図7に示すように、リソースセレクタ220は、キャリアCC2のリソースプールのCRが最も低いことから、キャリアCC2のリソースを最初に選択する。その後、キャリアCC1のリソースが選択され、キャリアCC3のリソースが選択される。
リソースプールのCBR/CRに従ったリソース選択によって、より良い輻輳制御が実現されるため都合が良い。
上述の通り、リソースセレクタ220は、それぞれリソースプールのリソースおよびCBR/CRの時間系列に基づいてリソースを選択するが、これらの任意の組み合わせに基づいてリソースを選択するようにしてもよい。
上記実施形態において、優先順位が同じリソースプールに対しては、リソースプールのリソースおよびCBR/CRの時間系列に基づくルールが用いられるが、他の実施形態においては、優先順位が異なるリソースプールに対しても、このようなルールが用いられるようになっていてもよい。原理上は、リソースプールの優先順位に関わらず、レイテンシまたは輻輳制御の長所が得られる。
より具体的に、一実施形態においては、リソース選択ウィンドウ中のキャリアの優先順位が異なるリソースプールに対して、リソースセレクタ220は、キャリアの利用可能なリソースの時間系列に従って、少なくとも1つのリソースを選択するようにしてもよい。少なくとも1つのパケットを送信するリソースとして、過去に選択されたリソースに対する時間遅延が最も少ないリソースが選択される。
リソースセレクタ220は、利用可能なリソースの中から開始リソースを最初に選択する。たとえば、リソース選択ウィンドウ内の最も早いサブフレームのリソースが開始リソースとして選択される。その後、開始リソースに対する時間遅延が最も少ないリソースが選択される。また、少なくとも1つのパケットを送信するリソースとして、過去に選択されたリソースに対する時間遅延が最も少ない次のリソースが選択され、以下同様である。
利用可能なリソースの時間系列に基づいてリソースを選択することにより、レイテンシを保証することができる。
別の実施形態において、リソース選択ウィンドウ内の異なるキャリアのリソースプールが異なる優先順位を有する場合、リソースセレクタ220は、リソースプールそれぞれのチャネルビジー率(CBR)およびチャネル占有率(CR)の少なくとも一方に従って、リソースプールから少なくとも1つのパケットを選択するようにしてもよい。
各リソースプールは、リソースプールのビジー率を示すCBRを有する。一実施形態において、リソースセレクタ220は、CBRが最も低いリソースプールを選択して、パケットを送信するようにしてもよい。リソースセレクタ220は、CBRに従って複数のキャリアのリソースプールをランク付けし、CBRの昇順に従って複数のリソースプールのリソースを選択することにより、複数のパケットを送信するようにしてもよい。
別の実施形態において、各リソースプールは、リソースプールの占有状況を示すCRを有する。一実施形態において、リソースセレクタ220は、CRが最も低いリソースプールを選択して、少なくとも1つのパケットを送信するようにしてもよい。リソースセレクタ220は、CRに従って複数のキャリアのリソースプールをランク付けし、CRの昇順に従って複数のリソースプールのリソースを選択することにより、複数のパケットを送信するようにしてもよい。
リソースプールのCBR/CRに従ったリソース選択によって、より良い輻輳制御が実現されるため都合が良い。
上述の通り、リソースセレクタ220は、それぞれリソースプールのリソースおよびCBR/CRの時間系列に基づいてリソースを選択するが、これらの任意の組み合わせに基づいてリソースを選択するようにしてもよい。
さらに、リリース14仕様においては、センシングに基づくリソース選択手順において2つのステップが存在する。これらのステップの一方(以下、ステップ2と称する)では、リソースの状況(たとえば、リソースのS−RSRP(サイドリンク参照信号受信電力))を示すセンシング結果に基づくリソースを除外する。他方のステップ(以下、ステップ3と称する)では、リソースの状況(たとえば、リソースのS−RSSI(サイドリンク受信信号強度インジケータ))を示す別のセンシング結果に基づくリソースを選択する。
本開示の実施形態によれば、ステップ2およびステップ3は、複数のキャリアにまたがって通信するユーザ機器に対して改良可能である。
より具体的に、本開示の一実施形態によれば、複数のキャリアの場合、ユーザ機器のリソースセレクタ220は、キャリアごとに独立して、改良されたステップ2で動作するとともに、各キャリアにおいて、リソースの状況(たとえば、S−RSRP)を示すセンシング結果に従って、少なくとも1つのリソースを除外する。ユーザ機器は、キャリアごとに独立して、たとえばS−RSRPに基づいて少なくとも1つのリソースを除外する。一実施形態において、リソースセレクタ220は、キャリアごとにS−RSRPが比較的高い少なくとも1つのリソースを除外して、キャリアごとに別途選択する利用可能なリソースを取得する。
一実施形態において、リソースセレクタ220は、ユーザ機器がサイドリンクにおいてパケットを同時に送信および受信可能であるかについてのユーザ機器の能力に基づいて、各キャリアで少なくとも1つのリソースをさらに除外するようにしてもよい。たとえば、ユーザ機器がサイドリンクにおいてパケットを同時に送信も受信もできない場合、リソースセレクタ220は、その他のキャリアの送信状況に関連して、各キャリアで少なくとも1つのリソースをさらに除外するようにしてもよい。たとえば、あるサブフレームにおける第2のキャリアの第2のリソースが送信に用いられる場合は、同じサブフレームにおける第1のキャリアの第1のリソースが除外される。
リソースセレクタ220が各キャリアにおいて少なくとも1つのリソースを除外した後は、リソース選択ウィンドウ内での別途選択に、各キャリアの残ったリソースを利用可能である。
リソース選択ウィンドウ内の別途選択は、リソース選択ウィンドウ内のリソースプールの優先順位と送信されるパケットの優先順位との間の関係、リソース選択ウィンドウ内の利用可能なリソースの時間系列、リソース選択ウィンドウのリソースプールのCBR/CR、およびこれらの組み合わせに基づいて実施可能である。これらの選択手順の詳細については、上記の通りであり、ここでは簡素化のため省略する。
一実施形態において、ユーザ機器のリソースセレクタ220は、リソース選択ウィンドウ内で別途選択してパケットを送信するため、改良されたステップ3で動作するようになっていてもよい。一実施形態において、リソースセレクタ220は、リソースの状況(S−RSSI等)を示すセンシング結果に従って、リソース選択ウィンドウ内の複数のキャリアのリソースを選択する。複数のキャリアの場合、ユーザ機器のリソースセレクタ220は、利用可能なリソースのS−RSSIに基づいて、リソース選択ウィンドウ内の複数のキャリアのすべての利用可能なリソースをランク付けし、リソースのS−RSSIが最も低い複数のリソースを選択する。たとえば、選択されたリソースが第1のキャリアCC1に含まれる場合、ユーザ機器は、第1のキャリアCC1において少なくとも1つのパケットを送信するようにしてもよい。リソースセレクタ220は、利用可能なリソースのS−RSSIに従って、リソース選択ウィンドウ内の複数のキャリアのすべての利用可能なリソースをランク付けし、リソースのS−RSSIの昇順に従ってリソース選択ウィンドウ内の複数のキャリアのリソースを選択することにより、複数のパケットを送信するようにしてもよい。
あるいは、改良されたステップ3において、ユーザ機器のリソースセレクタ220は、上記別のルールに関連して、リソースの状況(リソースプールのCBR)を示すCBR測定結果、リソースプールのCR、またはこれらの組み合わせ等に従って、リソース選択ウィンドウ内の複数のキャリアのリソースを選択するようにしてもよい。たとえば、ユーザ機器のリソースセレクタ220は、リソース選択ウィンドウ内の複数のキャリアのすべての利用可能なリソースプールをランク付けし、CBR、CR、またはこれらの組み合わせの昇順に従ってリソース選択ウィンドウ内でリソースプールを選択し、上記別のルールに従ってリソースをさらに選択することにより、複数のパケットを送信する。上記開示の通り、この別のルールによれば、リソースのS−RSSI、リソースの時間系列等、またはこれらの組み合わせに基づいてリソースを選択することができる。
一実施形態において、改良されたステップ3での選択に用いられる利用可能なリソースには、改良されたステップ2で動作するユーザ機器のリソースセレクタ220により取得されたリソースを含む。利用可能なリソースの取得に関する詳細については、上記の通りであり、ここでは簡素化のため省略する。
一実施形態において、ユーザ機器200は、同時に受信および送信可能でない場合にユーザ機器の受信または送信を判定する受信/送信判定器をさらに具備する。
複数のキャリアの場合、ユーザ機器200は、サイドリンクにおいてパケットを同時に受信および送信できない場合がある。したがって、受信/送信判定器は、ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、サブフレーム中の現行動作がユーザ機器の受信であるか送信であるかを判定する。一実施形態においては、ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、送信が受信の優先順位よりも高い優先順位を有するものとするルールが事前設定される。そして、受信/送信判定器は、この事前設定されたルールに従って、ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、送信が受信の優先順位よりも高い優先順位を有するものと判定する。
受信/送信判定器は、少なくとも1つのリソースプールの優先順位または送信される少なくとも1つのパケットの優先順位と組み合わされた少なくとも1つのリソースプールの優先順位に従って、受信または送信を判定するようにしてもよい。
より具体的に、リソース選択ウィンドウ中のキャリアの優先順位が異なるリソースプールに対しては、選択リソースプールの優先順位または少なくとも1つのパケットの優先順位と組み合わされた選択リソースプールの優先順位に基づいて、受信および送信が判定されるようになっていてもよい。たとえば、一実施形態においては、選択リソースプールが最も高い優先順位を有する場合に、ユーザ機器に対して、送信が受信の優先順位よりも高い優先順位を有するものと判定される。すなわち、ユーザ機器の現行動作は、送信と判定される。別の実施形態において、受信/送信判定器は、少なくとも1つのパケットの優先順位と組み合わされた選択リソースプールの優先順位に従って、受信または送信を判定するようにしてもよい。たとえば、選択リソースプールの優先順位が送信されるパケットの優先順位よりも低い場合は、ユーザ機器に対して、送信が受信の優先順位よりも高い優先順位を有するものと判定される。それ以外の場合は、ユーザ機器に対して、受信が送信の優先順位よりも高い優先順位を有するものと判定される。
リソース選択ウィンドウ中のキャリアの優先順位が同じリソースプールに対しては、リソース選択ウィンドウ中のキャリアのリソースプールの優先順位または少なくとも1つのパケットの優先順位と組み合わされた選択リソースプールの優先順位に基づいて、受信または送信が判定されるようになっていてもよい。たとえば、リソースプールが比較的高い優先順位を有する場合は、ユーザ機器に対して、送信が受信の優先順位よりも高い優先順位を有するものと判定される。すなわち、リソースプールが比較的高い優先順位を有する場合は、ユーザ機器が送信と判定される。一方、リソースプールの優先順位が送信されるパケットの優先順位よりも低い場合は、ユーザ機器に対して、送信が受信の優先順位よりも高い優先順位を有するものと判定される。それ以外の場合は、ユーザ機器に対して、受信が送信の優先順位よりも高い優先順位を有するものと判定される。
ユーザ機器200の受信または送信を判定することにより、ユーザ機器がサイドリンクにおいてパケットを同時に送信および受信できない場合に、複数のキャリアの場合の衝突処理が解決される。
一実施形態において、ユーザ機器200は、少なくとも1つのリソースプールの優先順位および少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、電力を少なくとも1つのリソースプールに割り当てる電力割り当て器をさらに具備していてもよい。リソース選択ウィンドウ内のキャリアのリソースプールの優先順位に従って、電力割り当て器は、リソース選択ウィンドウ中のキャリアのリソースプールが同じ優先順位を有する場合に電力をリソースプールに割り当てるようにしてもよいし、リソース選択ウィンドウ内の異なるキャリアのリソースプールが異なる優先順位を有する場合に電力を選択リソースプールに割り当てるようにしてもよい。
リソースプールの優先順位に従って、リソース選択ウィンドウ中のキャリアのリソースプールが同じ優先順位を有する場合、電力割り当て器は、リソースプールのキャリアに対して一様に電力を割り当てる。
リソース選択ウィンドウ中のキャリアのリソースプールが異なる優先順位を有する場合、電力割り当て器は、選択リソースプールが含まれるキャリアに対して電力を割り当てる。一実施形態において、電力割り当て器は、優先順位が最も高い選択リソースプールに対して電力を割り当てる。別の実施形態において、電力割り当て器は、優先順位が最も高いパケットを送信することになる選択リソースプールに対して電力を割り当てる。
一実施形態において、ユーザ機器200は、少なくとも1つのリソースプールのCBRおよび優先順位に基づいて、少なくとも1つのリソースプールの電力制限を決定する電力制限決定器をさらに具備する。
リソース選択ウィンドウ中のキャリアの優先順が同じリソースプールに対して、電力制限決定器は、リソース選択ウィンドウ内のキャリアのリソースプールに対する最大電力を制限する。リソース選択ウィンドウ中のキャリアの優先順が異なるリソースプールに対して、電力制限決定器は、リソース選択ウィンドウ内のキャリアの選択リソースプールに対する最大電力を制限する。電力制限決定器は、少なくとも1つのリソースプールのCBRおよび優先順位に基づいて、リソース選択ウィンドウ内のリソースプールまたは選択リソースプールの電力制限を決定する。
より具体的に、リソースプールの特定のCBRの場合、各リソースプールの電力制限に関しては、特定のCBRとパケットの優先順位とのマッピングが存在する。特定のCBRは、リソースプールの平均CBRであってもよいし、リソースプールの最小CBRであってもよい。特定のCBRおよびパケットの優先順位に基づいて、マッピングに応じた最大電力が得られる。制限決定器は、マッピングに基づいて、リソースプールの電力制限を決定する。別の実施形態においては、CBR要件に基づいた電力制限の決定により、各キャリアの電力制限がキャリアの要件を満たすようにする。
図8は、本開示の一実施形態に係る、ユーザ機器により、サイドリンクにおいて少なくとも1つのパケットを送信するために少なくとも1つのリソースを複数のキャリアにまたがって選択する方法のフローチャートを模式的に示している。図8においては、具体的なステップを開示しているが、このようなステップは例である。すなわち、本開示は、他のさまざまなステップまたは図8に挙げるステップの変形を実行するのに適している。
図8に示すように、この方法は、センシングウィンドウ内で複数のキャリアの複数のリソースプールをセンシングし、センシング結果を得ることであり、センシングウィンドウの長さが設定可能または事前設定可能である、複数のリソースプールをセンシングし、センシング結果を得ること(ステップS810)と、センシング結果に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースを取得することであり、複数の利用可能なリソースが、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの少なくとも1つのリソースプールに含まれており、リソース選択ウィンドウの長さが、所望のレイテンシに従って決定される、複数の利用可能なリソースを取得すること(ステップS820)と、少なくとも1つの利用可能なリソースプールの優先順位および少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択すること(ステップS830)と、少なくとも1つのリソース上で少なくとも1つのパケットを送信すること(ステップS840)と、を含む。
一実施形態において、ステップS820は、ユーザ機器がサイドリンクにおいて同時に受信および送信可能であるかについてのユーザ機器の能力に基づいて、センシングウィンドウ内の非モニタリングリソースを決定することを含んでいてもよい。ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合、ユーザ機器がサイドリンクにおいて同時に受信および送信可能であるかについてのユーザ機器の能力に基づいて、センシングウィンドウ内の非モニタリングリソースを決定するステップは、あるサブフレームにおけるセンシングウィンドウ内の第2のキャリアの第2のリソースが送信に用いられる場合、同じサブフレームにおけるセンシングウィンドウ内の第1のキャリアの第1のリソースを利用不可能なリソースとして決定することを含む。
一実施形態において、ステップS830は、少なくとも1つのリソースプールの優先順位と少なくとも1つのパケットの優先順位との関係に従ってリソースプールを選択することであり、少なくとも1つの選択リソースプールとして、少なくとも1つのパケットの優先順位よりも優先順位が高くないリソースプールが選択される、リソースプールを選択することと、少なくとも1つの選択リソースプールから少なくとも1つのリソースを選択して少なくとも1つのパケットを送信することと、を含み、少なくとも1つのパケットの優先順位が、少なくとも1つのパケットの論理チャネルの優先順位または少なくとも1つのパケットの上位レイヤの優先順位により示される。
一実施形態において、ステップS830は、少なくとも1つのリソースプールが同じ優先順位を有する場合に、少なくとも1つのリソースプールの利用可能なリソースの時間系列に基づいて、少なくとも1つの選択リソースプールから少なくとも1つのリソースを選択することを含む。
一実施形態において、ステップS830は、少なくとも1つのリソースプールが同じ優先順位を有する場合に、少なくとも1つのリソースプールのチャネルビジー率(CBR)およびチャネル占有率(CR)の少なくとも一方に基づいて、少なくとも1つのリソースプールから少なくとも1つのリソースを選択することを含む。
一実施形態において、この方法は、ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、ユーザ機器の受信または送信を判定することをさらに含む。
一実施形態において、ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、ユーザ機器の受信または送信を判定する上記ステップは、ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、送信が受信の優先順位よりも高い優先順位を有するものと判定することを含む。
一実施形態において、ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、ユーザ機器の受信または送信を判定する上記ステップは、少なくとも1つのリソースプールの優先順位または少なくとも1つのパケットの優先順位と組み合わされた少なくとも1つのリソースプールの優先順位に従って、受信または送信を判定することを含む。
一実施形態において、この方法は、少なくとも1つのリソースプールの優先順位および少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、電力を少なくとも1つのリソースプールに割り当てることをさらに含む。
一実施形態において、この方法は、少なくとも1つのリソースプールのCBRおよび優先順位に基づいて、少なくとも1つのリソースプールの電力制限を決定することをさらに含む。
上記説明は、本開示の例示的な実施形態に基づいたものであり、何ら限定的なものではない。
また、本開示の実施形態は、少なくとも以下のような手段を提供し得る。
(1).サイドリンクにおいて少なくとも1つのパケットを送信するために少なくとも1つのリソースを複数のキャリアにまたがって選択するユーザ機器(UE)であって、
センシングウィンドウ内で複数のキャリアの複数のリソースプールをセンシングし、センシング結果を得るセンサであり、センシングウィンドウの長さが設定可能または事前設定可能である、センサと、
センシング結果に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースを取得するリソースセレクタであり、複数の利用可能なリソースが、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの少なくとも1つのリソースプールに含まれており、リソースセレクタが、少なくとも1つのリソースプールの優先順位および少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択するように動作し、リソース選択ウィンドウの長さが所望のレイテンシに従って決定される、リソースセレクタと、
リソースセレクタにより選択された少なくとも1つのリソース上で少なくとも1つのパケットを送信する送信機と、
を備えた、ユーザ機器。
(2).リソースセレクタが、ユーザ機器がサイドリンクにおいて同時に受信および送信可能であるかについてのユーザ機器の能力に基づいて、センシングウィンドウ内の非モニタリングリソースを決定するように動作し、ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合、あるサブフレームにおけるセンシングウィンドウ内の第2のキャリアの第2のリソースが送信に用いられる場合には、同じサブフレームにおけるセンシングウィンドウ内の第1のキャリアの第1のリソースが非モニタリングリソースとして決定される、(1)に記載のユーザ機器。
(3).リソースセレクタが、少なくとも1つのリソースプールの優先順位と少なくとも1つのパケットの優先順位との関係に従ってリソースプールを選択するように動作し、リソースセレクタが、少なくとも1つの選択リソースプールとして、少なくとも1つのパケットの優先順位よりも優先順位が高くないリソースプールを選択するとともに、少なくとも1つの選択リソースプールから少なくとも1つのリソースを選択して少なくとも1つのパケットを送信し、少なくとも1つのパケットの優先順位が、少なくとも1つのパケットの論理チャネルの優先順位または少なくとも1つのパケットの上位レイヤの優先順位により示される、(1)に記載のユーザ機器。
(4).リソースセレクタが、少なくとも1つのリソースプールが同じ優先順位を有する場合に、少なくとも1つのリソースプールの利用可能なリソースの時間系列に基づいて、少なくとも1つのリソースプールから少なくとも1つのリソースを選択する、(1)に記載のユーザ機器。
(5).リソースセレクタが、少なくとも1つのリソースプールが同じ優先順位を有する場合に、少なくとも1つのリソースプールのチャネルビジー率(CBR)およびチャネル占有率(CR)の少なくとも一方に基づいて、少なくとも1つのリソースプールから少なくとも1つのリソースを選択する、(1)に記載のユーザ機器。
(6).ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、ユーザ機器の受信または送信を判定する受信/送信判定器をさらに備えた、(1)に記載のユーザ機器。
(7).受信/送信判定器が、ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、送信が受信の優先順位よりも高い優先順位を有するものと判定するように構成された、(6)に記載のユーザ機器。
(8).受信/送信優先順位判定器が、少なくとも1つのリソースプールの優先順位または少なくとも1つのパケットの優先順位と組み合わされた少なくとも1つのリソースプールの優先順位に従って、受信または送信を判定する、(6)に記載のユーザ機器。
(9).少なくとも1つのリソースプールの優先順位および少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、電力を少なくとも1つのリソースプールに割り当てる電力割り当て器をさらに備えた、(1)に記載のユーザ機器。
(10).少なくとも1つのリソースプールのCBRおよび優先順位に基づいて、少なくとも1つのリソースプールの電力制限を決定する電力制限決定器をさらに備えた、(1)に記載のユーザ機器。
(11).ユーザ機器自律スケジューリング方式で動作する、(1)に記載のユーザ機器。
(12).ユーザ機器(UE)により、サイドリンクにおいて少なくとも1つのパケットを送信するために少なくとも1つのリソースを複数のキャリアにまたがって選択する方法であって、
センシングウィンドウ内で複数のキャリアの複数のリソースプールをセンシングし、センシング結果を得ることであり、センシングウィンドウの長さが設定可能または事前設定可能である、複数のリソースプールをセンシングし、センシング結果を得ることと、
センシング結果に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースを取得することであり、複数の利用可能なリソースが、リソース選択ウィンドウで複数のキャリアの少なくとも1つのリソースプールに含まれており、リソース選択ウィンドウの長さが、所望のレイテンシに従って決定される、複数の利用可能なリソースを取得することと、
少なくとも1つの利用可能なリソースプールの優先順位および少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択することと、
選択した少なくとも1つのリソース上で少なくとも1つのパケットを送信することと、
を含む、方法。
(13).センシング結果に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースを取得するステップが、
ユーザ機器がサイドリンクにおいて同時に受信および送信可能であるかについてのユーザ機器の能力に基づいて、センシングウィンドウ内の非モニタリングリソースを決定することを含み、
ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合、ユーザ機器がサイドリンクにおいて同時に受信および送信可能であるかについてのユーザ機器の能力に基づいて、センシングウィンドウ内の非モニタリングリソースを決定するステップが、
あるサブフレームにおけるセンシングウィンドウ内の第2のキャリアの第2のリソースが送信に用いられる場合、同じサブフレームにおけるセンシングウィンドウ内の第1のキャリアの第1のリソースを利用不可能なリソースとして決定することを含む、(12)に記載の方法。
(14).少なくとも1つの利用可能なリソースプールの優先順位および少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択するステップが、
少なくとも1つのリソースプールの優先順位と少なくとも1つのパケットの優先順位との関係に従ってリソースプールを選択することであり、少なくとも1つの選択リソースプールとして、少なくとも1つのパケットの優先順位よりも優先順位が高くないリソースプールが選択される、リソースプールを選択することと、
少なくとも1つの選択リソースプールから少なくとも1つのリソースを選択して少なくとも1つのパケットを送信することと、
を含み、
少なくとも1つのパケットの優先順位が、少なくとも1つのパケットの論理チャネルの優先順位または少なくとも1つのパケットの上位レイヤの優先順位により示される、(12)に記載の方法。
(15).少なくとも1つの利用可能なリソースプールの優先順位および少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択するステップが、
少なくとも1つのリソースプールが同じ優先順位を有する場合に、少なくとも1つのリソースプールの利用可能なリソースの時間系列に基づいて、少なくとも1つの選択リソースプールから少なくとも1つのリソースを選択することを含む、(12)に記載の方法。
(16).少なくとも1つの利用可能なリソースプールの優先順位および少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択するステップが、
少なくとも1つのリソースプールが同じ優先順位を有する場合に、少なくとも1つのリソースプールのチャネルビジー率(CBR)およびチャネル占有率(CR)の少なくとも一方に基づいて、少なくとも1つのリソースプールから少なくとも1つのリソースを選択することを含む、(12)に記載の方法。
(17).ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、ユーザ機器の受信または送信を判定することをさらに含む、(12)に記載の方法。
(18).ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、ユーザ機器の受信または送信の優先順位を判定するステップが、
ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、送信が受信の優先順位よりも高い優先順位を有するものと判定することを含む、(17)に記載の方法。
(19).ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、ユーザ機器の受信または送信を判定するステップが、
少なくとも1つのリソースプールの優先順位または少なくとも1つのパケットの優先順位と組み合わされた少なくとも1つのリソースプールの優先順位に従って、受信および送信を判定することを含む、(17)に記載の方法。
(20).少なくとも1つのリソースプールの優先順位および少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、電力を少なくとも1つのリソースプールに割り当てることをさらに含む、(12)に記載の方法。
(21).少なくとも1つのリソースプールのCBRおよび優先順位に基づいて、少なくとも1つのリソースプールの電力制限を決定することをさらに含む、(12)に記載の方法。
(22).ユーザ機器が、ユーザ機器自律スケジューリング方式で動作する、(12)に記載の方法。
(23).サイドリンクにおいて少なくとも1つのパケットを送信するために少なくとも1つのリソースを複数のキャリアにまたがって選択するユーザ機器(UE)であって、
センシングウィンドウ内で複数のキャリアの複数のリソースプールをセンシングし、センシング結果を得るセンサであり、センシングウィンドウの長さが設定可能または事前設定可能である、センサと、
センシング結果に基づいて、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択するリソースセレクタであり、リソースセレクタが、ユーザ機器がサイドリンクにおいて同時に受信および送信可能であるかについてのユーザ機器の能力に基づいて、センシングウィンドウ内の非モニタリングリソースを決定するように動作し、ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合、あるサブフレームにおけるセンシングウィンドウ内の第2のキャリアの第2のリソースが送信に用いられる場合には、同じサブフレームにおけるセンシングウィンドウ内の第1のキャリアの第1のリソースが非モニタリングリソースとして決定され、リソース選択ウィンドウの長さが、所望のレイテンシに従って決定され、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択する、リソースセレクタと、
リソースセレクタにより選択された少なくとも1つのリソース上で少なくとも1つのパケットを送信する送信機と、
を備えた、ユーザ機器。
(24).リソースセレクタが、少なくとも1つのリソースプールの優先順位と少なくとも1つのパケットの優先順位との関係に従ってリソースプールを選択するように動作し、リソースセレクタが、少なくとも1つの選択リソースプールとして、少なくとも1つのパケットの優先順位よりも優先順位が高くないリソースプールを選択するとともに、少なくとも1つの選択リソースプールから少なくとも1つのリソースを選択して少なくとも1つのパケットを送信し、少なくとも1つのパケットの優先順位が、少なくとも1つのパケットの論理チャネルの優先順位または少なくとも1つのパケットの上位レイヤの優先順位により示される、(23)に記載のユーザ機器。
(25).リソースセレクタが、少なくとも1つのリソースプールが同じ優先順位を有する場合に、少なくとも1つのリソースプールの利用可能なリソースの時間系列に基づいて、少なくとも1つのリソースプールから少なくとも1つのリソースを選択する、(23)に記載のユーザ機器。
(26).リソースセレクタが、少なくとも1つのリソースプールが同じ優先順位を有する場合に、少なくとも1つのリソースプールのチャネルビジー率(CBR)およびチャネル占有率(CR)の少なくとも一方に基づいて、少なくとも1つのリソースプールから少なくとも1つのリソースを選択する、(23)に記載のユーザ機器。
(27).ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、ユーザ機器の受信または送信を判定する受信/送信判定器をさらに備えた、(23)に記載のユーザ機器。
(28).受信/送信判定器が、ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、送信が受信の優先順位よりも高い優先順位を有するものと判定する、(27)に記載のユーザ機器。
(29).受信/送信判定器が、少なくとも1つのリソースプールの優先順位または少なくとも1つのパケットの優先順位と組み合わされた少なくとも1つのリソースプールの優先順位に従って、受信または送信を判定する、(27)に記載のユーザ機器。
(30).少なくとも1つのリソースプールの優先順位および少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、電力を少なくとも1つのリソースプールに割り当てる電力割り当て器をさらに備えた、(23)に記載のユーザ機器。
(31).少なくとも1つのリソースプールのCBRおよび優先順位に基づいて、少なくとも1つのリソースプールの電力制限を決定する電力制限決定器をさらに備えた、(23)に記載のユーザ機器。
(32).UE自律スケジューリング方式で動作する、(23)に記載のユーザ機器。
(33).ユーザ機器(UE)により、サイドリンクにおいて少なくとも1つのパケットを送信するために少なくとも1つのリソースを複数のキャリアにまたがって選択する方法であって、
センシングウィンドウ内で複数のキャリアの複数のリソースプールをセンシングし、センシング結果を得ることであり、センシングウィンドウの長さが設定可能または事前設定可能である、複数のリソースプールをセンシングし、センシング結果を得ることと、
センシング結果に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースを取得することであり、リソース選択ウィンドウの長さが、所望のレイテンシに従って決定される、複数の利用可能なリソースを取得することと、ユーザ機器がサイドリンクにおいて同時に受信および送信可能であるかについてのユーザ機器の能力に基づいて、センシングウィンドウ内の非モニタリングリソースを決定することであり、ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合、ユーザ機器がサイドリンクにおいて同時に受信および送信可能であるかについてのユーザ機器の能力に基づいて、センシングウィンドウ内の非モニタリングリソースを決定するステップが、
あるサブフレームにおけるセンシングウィンドウ内の第2のキャリアの第2のリソースが送信に用いられる場合、同じサブフレームにおけるセンシングウィンドウ内の第1のキャリアの第1のリソースを非モニタリングリソースとして決定することと、
リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択することと、
少なくとも1つのリソース上で少なくとも1つのパケットを送信することと、
を含む、方法。
(34).リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択するステップが、
少なくとも1つのリソースプールの優先順位と少なくとも1つのパケットの優先順位との関係に従ってリソースプールを選択することであり、少なくとも1つの選択リソースプールとして、少なくとも1つのパケットの優先順位よりも優先順位が高くないリソースプールが選択される、リソースプールを選択することと、
少なくとも1つの選択リソースプールから少なくとも1つのリソースを選択して少なくとも1つのパケットを送信することと、
少なくとも1つのパケットの優先順位が、少なくとも1つのパケットの論理チャネルの優先順位または少なくとも1つのパケットの上位レイヤの優先順位により示される、(33)に記載の方法。
(35).リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択するステップが、
少なくとも1つのリソースプールが同じ優先順位を有する場合に、少なくとも1つのリソースプールの利用可能なリソースの時間系列に基づいて、少なくとも1つの選択リソースプールから少なくとも1つのリソースを選択することを含む、(33)に記載の方法。
(36).リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択するステップが、
少なくとも1つのリソースプールが同じ優先順位を有する場合に、少なくとも1つのリソースプールのチャネルビジー率(CBR)およびチャネル占有率(CR)の少なくとも一方に基づいて、少なくとも1つのリソースプールから少なくとも1つのリソースを選択することを含む、(33)に記載の方法。
(37).ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、ユーザ機器の受信または送信を判定することをさらに含む、(33)に記載の方法。
(38).ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、ユーザ機器の受信または送信を判定するステップが、
ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、送信が受信の優先順位よりも高い優先順位を有するものと判定することを含む、(37)に記載の方法。
(39).ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、ユーザ機器の受信または送信を判定するステップが、
少なくとも1つのリソースプールの優先順位または少なくとも1つのパケットの優先順位と組み合わされた少なくとも1つのリソースプールの優先順位に従って、受信または送信を判定することを含む、(37)に記載の方法。
(40).少なくとも1つのリソースプールの優先順位および少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、電力を少なくとも1つのリソースプールに割り当てることをさらに含む、(33)に記載の方法。
(41).少なくとも1つのリソースプールのCBRおよび優先順位に基づいて、少なくとも1つのリソースプールの電力制限を決定することをさらに含む、(33)に記載の方法。
(42).ユーザ機器が、UE自律スケジューリング方式で動作する、(33)に記載の方法。
(43).サイドリンクにおいて少なくとも1つのパケットを送信するために少なくとも1つのリソースを複数のキャリアにまたがって選択するユーザ機器(UE)であって、
センシングウィンドウ内で複数のキャリアの複数のリソースプールをセンシングし、センシング結果を得るセンサであり、センシングウィンドウの長さが設定可能または事前設定可能である、センサと、
センシング結果に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースを取得するリソースセレクタであり、リソース選択ウィンドウの長さが、所望のレイテンシに従って決定される、リソースセレクタと、
ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、ユーザ機器の受信または送信を判定する受信/送信判定器と、
リソースセレクタにより選択された少なくとも1つのリソース上で少なくとも1つのパケットを送信する送信機と、
を備えた、ユーザ機器。
(44).リソースセレクタが、ユーザ機器がサイドリンクにおいて同時に受信および送信可能であるかについてのユーザ機器の能力に基づいて、センシングウィンドウ内の非モニタリングリソースを決定するように動作し、ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合、あるサブフレームにおけるセンシングウィンドウ内の第2のキャリアの第2のリソースが送信に用いられる場合には、同じサブフレームにおけるセンシングウィンドウ内の第1のキャリアの第1のリソースが非モニタリングリソースとして決定される、(43)に記載のユーザ機器。
(45).リソースセレクタが、少なくとも1つのリソースプールの優先順位と少なくとも1つのパケットの優先順位との関係に従ってリソースプールを選択するように動作し、リソースセレクタが、少なくとも1つの選択リソースプールとして、少なくとも1つのパケットの優先順位よりも優先順位が高くないリソースプールを選択するとともに、少なくとも1つの選択リソースプールから少なくとも1つのリソースを選択して少なくとも1つのパケットを送信し、少なくとも1つのパケットの優先順位が、少なくとも1つのパケットの論理チャネルの優先順位または少なくとも1つのパケットの上位レイヤの優先順位により示される、(43)に記載のユーザ機器。
(46).リソースセレクタが、少なくとも1つのリソースプールが同じ優先順位を有する場合に、少なくとも1つのリソースプールの利用可能なリソースの時間系列に基づいて、少なくとも1つのリソースプールから少なくとも1つのリソースを選択する、(43)に記載のユーザ機器。
(47).リソースセレクタが、少なくとも1つのリソースプールが同じ優先順位を有する場合に、少なくとも1つのリソースプールのチャネルビジー率(CBR)およびチャネル占有率(CR)の少なくとも一方に基づいて、少なくとも1つのリソースプールから少なくとも1つのリソースを選択する、(43)に記載のユーザ機器。
(48).受信/送信判定器が、ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、送信が受信の優先順位よりも高い優先順位を有するものと判定するように構成された、(43)に記載のユーザ機器。
(49).受信/送信判定器が、少なくとも1つのリソースプールの優先順位または少なくとも1つのパケットの優先順位と組み合わされた少なくとも1つのリソースプールの優先順位に従って、受信または送信を判定する、(43)に記載のユーザ機器。
(50).少なくとも1つのリソースプールの優先順位および少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、電力を少なくとも1つのリソースプールに割り当てる電力割り当て器をさらに備えた、(43)に記載のユーザ機器。
(51).少なくとも1つのリソースプールのCBRおよび優先順位に基づいて、少なくとも1つのリソースプールの電力制限を決定する電力制限決定器をさらに備えた、(43)に記載のユーザ機器。
(52).UE自律スケジューリング方式で動作する、(43)に記載のユーザ機器。
(53).ユーザ機器(UE)により、サイドリンクにおいて少なくとも1つのパケットを送信するために少なくとも1つのリソースを複数のキャリアにまたがって選択する方法であって、
センシングウィンドウ内で複数のキャリアの複数のリソースプールをセンシングし、センシング結果を得ることであり、センシングウィンドウの長さが設定可能または事前設定可能である、複数のリソースプールをセンシングし、センシング結果を得ることと、
センシング結果に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースを取得することであり、複数の利用可能なリソースが、リソース選択ウィンドウで複数のキャリアの少なくとも1つのリソースプールに含まれており、リソース選択ウィンドウの長さが、所望のレイテンシに従って決定される、複数の利用可能なリソースを取得することと、
リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択することと、
ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、ユーザ機器の受信または送信を判定することと、
少なくとも1つのリソース上で少なくとも1つのパケットを送信することと、
を含む、方法。
(54).センシング結果に従って、リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースを取得するステップが、ユーザ機器がサイドリンクにおいて同時に受信および送信可能であるかについてのユーザ機器の能力に基づいて、センシングウィンドウ内の非モニタリングリソースを決定することを含み、
ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合、ユーザ機器がサイドリンクにおいて同時に受信および送信可能であるかについてのユーザ機器の能力に基づいて、センシングウィンドウ内の非モニタリングリソースを決定するステップが、
あるサブフレームにおけるセンシングウィンドウ内の第2のキャリアの第2のリソースが送信に用いられる場合、同じサブフレームにおけるセンシングウィンドウ内の第1のキャリアの第1のリソースを非モニタリングリソースとして決定することを含む、(53)に記載の方法。
(55).リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択するステップが、
少なくとも1つのリソースプールの優先順位と少なくとも1つのパケットの優先順位との関係に従ってリソースプールを選択することであり、少なくとも1つの選択リソースプールとして、少なくとも1つのパケットの優先順位よりも優先順位が高くないリソースプールが選択される、リソースプールを選択することと、
少なくとも1つの選択リソースプールから少なくとも1つのリソースを選択して少なくとも1つのパケットを送信することと、
少なくとも1つのパケットの優先順位が、少なくとも1つのパケットの論理チャネルの優先順位または少なくとも1つのパケットの上位レイヤの優先順位により示される、(53)に記載の方法。
(56).リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択するステップが、
少なくとも1つのリソースプールが同じ優先順位を有する場合に、少なくとも1つのリソースプールの利用可能なリソースの時間系列に基づいて、少なくとも1つの選択リソースプールから少なくとも1つのリソースを選択することを含む、(53)に記載の方法。
(57).リソース選択ウィンドウ内で複数のキャリアの複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択するステップが、
少なくとも1つのリソースプールが同じ優先順位を有する場合に、少なくとも1つのリソースプールのチャネルビジー率(CBR)およびチャネル占有率(CR)の少なくとも一方に基づいて、少なくとも1つのリソースプールから少なくとも1つのリソースを選択することを含む、(53)に記載の方法。
(58).ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、ユーザ機器の受信または送信を判定するステップが、
ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、送信が受信の優先順位よりも高い優先順位を有するものと判定することを含む、(53)に記載の方法。
(59).ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、ユーザ機器の受信または送信を判定するステップが、
少なくとも1つのリソースプールの優先順位または少なくとも1つのパケットの優先順位と組み合わされた少なくとも1つのリソースプールの優先順位に従って、受信または送信を判定することを含む、(53)に記載の方法。
(60).少なくとも1つのリソースプールの優先順位および少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、電力を少なくとも1つのリソースプールに割り当てることをさらに含む、(53)に記載の方法。
(61).少なくとも1つのリソースプールのCBRおよび優先順位に基づいて、少なくとも1つのリソースプールの電力制限を決定することをさらに含む、(53)に記載の方法。
(62).ユーザ機器が、UE自律スケジューリング方式で動作する、(53)に記載の方法。
本開示は、ソフトウェア、ハードウェア、またはハードウェアと協働するソフトウェアにより実現可能である。上述の各実施形態の説明に使用した各機能ブロックは、集積回路等のLSIにより一部または全部を実現可能であり、各実施形態の記載の各プロセスは、同じLSIまたはLSIの組み合わせにより一部または全部が制御されるようになっていてもよい。LSIは、個別にチップとして形成されていてもよいし、1つのチップが機能ブロックの一部または全部を含むように形成されていてもよい。LSIは、データ入力・出力が結合されていてもよい。ここで、LSIは、集積度の違いに応じて、IC、システムLSI、スーパーLSI、またはウルトラLSIと称し得る。ただし、集積回路を実装する技術はLSIに限定されず、個別回路、汎用プロセッサ、または専用プロセッサを用いることにより実現されるようになっていてもよい。また、LSIの製造後にプログラム可能なFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)またはLSIの内側に配設された回路セルの接続および設定を再構成可能なリコンフィギャラブルプロセッサが用いられるようになっていてもよい。本開示は、デジタル処理またはアナログ処理として実現可能である。半導体技術または他の派生技術の進歩の結果として将来の集積回路技術がLSIを置き換える場合、機能ブロックは、その将来の集積回路技術を用いて統合することも可能である。バイオ技術を適用することも可能である。
以上、特定の実施形態に関する添付の図面を参照して、本開示の複数の実施形態の例を詳細に説明した。当然、構成要素または技術の考え得るすべての組み合わせを説明することは不可能なため、当業者には当然のことながら、本開示の範囲から逸脱することなく、上述の実施形態を種々改良可能である。たとえば、ごく当然のことながら、上記実施形態は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ネットワークの一部を参照して説明しているが、3GPPネットワークの後継等、同様の機能的構成要素を有する同様のネットワークにも本開示の一実施形態を適用可能となる。
したがって、特に、現下または将来において上記説明、添付の図面、および添付の任意の請求項に使用する3GPPという用語および関係または関連する用語は、上記に応じて解釈されるものとする。
本開示は、ソフトウェア、ハードウェア、またはハードウェアと協働するソフトウェアにより実現可能である。上述の各実施形態の説明に使用した各機能ブロックは、集積回路としてのLSIにより実現可能であり、各実施形態に記載の各プロセスがLSIにより制御されるようになっていてもよい。これらは、個別にチップとして形成されていてもよいし、1つのチップが機能ブロックの一部または全部を含むように形成されていてもよい。これらは、データ入力・出力が結合されていてもよい。ここで、LSIは、集積度の違いに応じて、IC、システムLSI、スーパーLSI、またはウルトラLSIと称し得る。ただし、集積回路を実装する技術はLSIに限定されず、個別回路または汎用プロセッサを用いることにより実現されるようになっていてもよい。また、LSIの製造後にプログラム可能なFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)またはLSIの内側に配設された回路セルの接続および設定を再構成可能なリコンフィギャラブルプロセッサが用いられるようになっていてもよい。
とりわけ、上記説明および関連する図面に提示の教示内容の利益を有する当業者であれば、本開示の改良および他の実施形態に想到し得る。したがって、本開示は、開示の特定の実施形態に限定されず、改良および他の実施形態が本開示の範囲に含まれるものと理解すべきである。本明細書では特定の用語を採用する場合があるものの、これらは、一般的な説明の意味で使用しているに過ぎず、何ら限定を目的としたものではない。

Claims (20)

  1. サイドリンクにおいて少なくとも1つのパケットを送信するために少なくとも1つのリソースを複数のキャリアにまたがって選択するユーザ機器(UE)であって、
    センシングウィンドウ内で前記複数のキャリアの複数のリソースプールをセンシングし、センシング結果を得るセンサであり、前記センシングウィンドウの長さが設定可能または事前設定可能である、センサと、
    前記センシング結果に従って、リソース選択ウィンドウ内で前記複数のキャリアの複数の利用可能なリソースを取得するリソースセレクタであり、前記複数の利用可能なリソースが、前記リソース選択ウィンドウ内で前記複数のキャリアの少なくとも1つのリソースプールに含まれており、前記リソースセレクタが、前記少なくとも1つのリソースプールの優先順位および前記少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、前記リソース選択ウィンドウ内で前記複数のキャリアの前記複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択するように動作し、前記リソース選択ウィンドウの長さが、所望のレイテンシに従って決定される、リソースセレクタと、
    前記リソースセレクタにより選択された前記少なくとも1つのリソース上で前記少なくとも1つのパケットを送信する送信機と、
    を備えた、ユーザ機器。
  2. 前記リソースセレクタが、前記ユーザ機器がサイドリンクにおいて同時に受信および送信可能であるかについての前記ユーザ機器の能力に基づいて、前記センシングウィンドウ内の非モニタリングリソースを決定するように動作し、前記ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合、あるサブフレームにおける前記センシングウィンドウ内の第2のキャリアの第2のリソースが送信に用いられる場合には、同じサブフレームにおける前記センシングウィンドウ内の第1のキャリアの第1のリソースが前記非モニタリングリソースとして決定される、
    請求項1に記載のユーザ機器。
  3. 前記リソースセレクタが、前記少なくとも1つのリソースプールの前記優先順位と前記少なくとも1つのパケットの前記優先順位との関係に従ってリソースプールを選択するように動作し、前記リソースセレクタが、少なくとも1つの選択リソースプールとして、前記少なくとも1つのパケットの前記優先順位よりも優先順位が高くないリソースプールを選択するとともに、前記少なくとも1つの選択リソースプールから前記少なくとも1つのリソースを選択して前記少なくとも1つのパケットを送信し、前記少なくとも1つのパケットの前記優先順位が、前記少なくとも1つのパケットの論理チャネルの優先順位または前記少なくとも1つのパケットの上位レイヤの優先順位により示される、
    請求項1に記載のユーザ機器。
  4. 前記リソースセレクタが、前記少なくとも1つのリソースプールが同じ優先順位を有する場合に、前記少なくとも1つのリソースプールの前記利用可能なリソースの時間系列に基づいて、前記少なくとも1つのリソースプールから前記少なくとも1つのリソースを選択する、
    請求項1に記載のユーザ機器。
  5. 前記リソースセレクタが、前記少なくとも1つのリソースプールが同じ優先順位を有する場合に、前記少なくとも1つのリソースプールのチャネルビジー率(CBR)およびチャネル占有率(CR)の少なくとも一方に基づいて、前記少なくとも1つのリソースプールから前記少なくとも1つのリソースを選択する、
    請求項1に記載のユーザ機器。
  6. 前記ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、前記ユーザ機器の受信または送信を判定する受信/送信判定器をさらに備えた、
    請求項1に記載のユーザ機器。
  7. 前記受信/送信判定器が、前記ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、前記送信が受信の優先順位よりも高い優先順位を有するものと判定する、
    請求項6に記載のユーザ機器。
  8. 前記受信/送信判定器が、前記少なくとも1つのリソースプールの優先順位または前記少なくとも1つのパケットの前記優先順位と組み合わされた前記少なくとも1つのリソースプールの前記優先順位に従って、受信または送信を判定する、
    請求項6に記載のユーザ機器。
  9. 前記少なくとも1つのリソースプールの優先順位および前記少なくとも1つのパケットの前記優先順位の少なくとも一方に従って、電力を前記少なくとも1つのリソースプールに割り当てる電力割り当て器をさらに備えた、
    請求項1に記載のユーザ機器。
  10. 前記少なくとも1つのリソースプールのCBRおよび優先順位に基づいて、前記少なくとも1つのリソースプールの電力制限を決定する電力制限決定器をさらに備えた、
    請求項1に記載のユーザ機器。
  11. ユーザ機器(UE)により、サイドリンクにおいて少なくとも1つのパケットを送信するために少なくとも1つのリソースを複数のキャリアにまたがって選択する方法であって、
    センシングウィンドウ内で前記複数のキャリアの複数のリソースプールをセンシングし、センシング結果を得ることであり、前記センシングウィンドウの長さが設定可能または事前設定可能である、複数のリソースプールをセンシングし、センシング結果を得ることと、
    前記センシング結果に従って、リソース選択ウィンドウ内で前記複数のキャリアの複数の利用可能なリソースを取得することであり、前記複数の利用可能なリソースが、前記リソース選択ウィンドウ内で前記複数のキャリアの少なくとも1つのリソースプールに含まれており、前記リソース選択ウィンドウの長さが、所望のレイテンシに従って決定される、複数の利用可能なリソースを取得することと、
    前記少なくとも1つの利用可能なリソースプールの優先順位および前記少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、前記リソース選択ウィンドウ内で前記複数のキャリアの前記複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択することと、
    選択した前記少なくとも1つのリソース上で前記少なくとも1つのパケットを送信することと、
    を含む、方法。
  12. 前記センシング結果に従って、リソース選択ウィンドウ内で前記複数のキャリアの複数の利用可能なリソースを取得する前記ステップが、
    前記ユーザ機器がサイドリンクにおいて同時に受信および送信可能であるかについての前記ユーザ機器の能力に基づいて、前記センシングウィンドウ内の非モニタリングリソースを決定することを含み、
    前記ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合、前記ユーザ機器がサイドリンクにおいて同時に受信および送信可能であるかについての前記ユーザ機器の能力に基づいて、前記センシングウィンドウ内の非モニタリングリソースを決定する前記ステップが、
    あるサブフレームにおける前記センシングウィンドウ内の第2のキャリアの第2のリソースが送信に用いられる場合、同じサブフレームにおける前記センシングウィンドウ内の第1のキャリアの第1のリソースを前記非モニタリングリソースとして決定することを含む、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記少なくとも1つの利用可能なリソースプールの優先順位および前記少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、前記リソース選択ウィンドウ内で前記複数のキャリアの前記複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択する前記ステップが、
    前記少なくとも1つのリソースプールの前記優先順位と前記少なくとも1つのパケットの前記優先順位との関係に従ってリソースプールを選択することであり、少なくとも1つの選択リソースプールとして、前記少なくとも1つのパケットの前記優先順位よりも優先順位が高くないリソースプールが選択される、リソースプールを選択することと、
    前記少なくとも1つの選択リソースプールから前記少なくとも1つのリソースを選択して前記少なくとも1つのパケットを送信することと、
    を含み、
    前記少なくとも1つのパケットの前記優先順位が、前記少なくとも1つのパケットの論理チャネルの優先順位または前記少なくとも1つのパケットの上位レイヤの優先順位により示される、
    請求項11に記載の方法。
  14. 前記少なくとも1つの利用可能なリソースプールの優先順位および前記少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、前記リソース選択ウィンドウ内で前記複数のキャリアの前記複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択する前記ステップが、
    前記少なくとも1つのリソースプールが同じ優先順位を有する場合に、前記少なくとも1つのリソースプールの前記利用可能なリソースの時間系列に基づいて、前記少なくとも1つのリソースプールから前記少なくとも1つのリソースを選択することを含む、
    請求項11に記載の方法。
  15. 前記少なくとも1つの利用可能なリソースプールの優先順位および前記少なくとも1つのパケットの優先順位の少なくとも一方に従って、前記リソース選択ウィンドウ内で前記複数のキャリアの前記複数の利用可能なリソースから少なくとも1つのリソースを選択する前記ステップが、
    前記少なくとも1つのリソースプールが同じ優先順位を有する場合に、前記少なくとも1つのリソースプールのチャネルビジー率(CBR)およびチャネル占有率(CR)の少なくとも一方に基づいて、前記少なくとも1つのリソースプールから前記少なくとも1つのリソースを選択することを含む、
    請求項11に記載の方法。
  16. 前記ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、前記ユーザ機器の受信または送信を判定することをさらに含む、
    請求項11に記載の方法。
  17. 前記ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、前記ユーザ機器の受信または送信を判定する前記ステップが、
    前記ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、前記送信が受信の優先順位よりも高い優先順位を有するものと判定することを含む、
    請求項16に記載の方法。
  18. 前記ユーザ機器が同時に受信および送信可能でない場合に、前記ユーザ機器の受信または送信を判定する前記ステップが、
    前記少なくとも1つのリソースプールの優先順位または前記少なくとも1つのパケットの前記優先順位と組み合わされた前記少なくとも1つのリソースプールの前記優先順位に従って、受信または送信の優先順位を判定することを含む、
    請求項16に記載の方法。
  19. 前記少なくとも1つのリソースプールの優先順位および前記少なくとも1つのパケットの前記優先順位の少なくとも一方に従って、電力を前記少なくとも1つのリソースプールに割り当てることをさらに含む、
    請求項11に記載の方法。
  20. 前記少なくとも1つのリソースプールのCBRおよび優先順位に基づいて、前記少なくとも1つのリソースプールの電力制限を決定することをさらに含む、
    請求項11に記載の方法。
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