JP2020517692A5 - - Google Patents

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本発明の一態様は、治療剤のin vivo産生のために遺伝子改変B細胞を被験体に投与する方法であって、最適な単回用量の遺伝子改変B細胞を被験体に投与するステップを含む方法を提供する。一部の実施形態では、治療剤は、IDUAである。一部の実施形態では、治療剤は、FIX、LPLまたはLCATである。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
治療剤のin vivo産生のために遺伝子改変B細胞を被験体に投与する方法であって、
2またはそれよりも多い逐次用量の遺伝子改変B細胞を被験体に投与するステップ
を含む、方法。
(項目2)
投与ステップが、最適に満たない単回用量濃度で2またはそれよりも多い用量の前記遺伝子改変B細胞を含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
投与ステップが、3またはそれよりも多い用量の遺伝子改変B細胞を含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記遺伝子改変B細胞が、前記被験体に対して自家である、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記遺伝子改変B細胞が、前記被験体に対して同種異系である、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記被験体が、ヒトである、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記治療剤が、タンパク質、ポリヌクレオチドまたはDNAコード小分子である、項目1に記載の方法。
(項目8)
前記タンパク質が、酵素、抗体もしくはその抗原結合性断片、融合タンパク質、細胞表面受容体、分泌タンパク質、シグナル伝達分子、抗原性断片、凝固因子、または接着分子である、項目7に記載の方法。
(項目9)
前記遺伝子改変B細胞が、CD20−、CD38−かつCD138−である、項目1に記載の方法。
(項目10)
前記遺伝子改変B細胞が、CD20−、CD38+かつCD138+である、項目1に記載の方法。
(項目11)
前記遺伝子改変B細胞が、CD20−、CD38+かつCD138−である、項目1に記載の方法。
(項目12)
前記投与ステップが、静脈内、腹腔内、皮下または筋肉内注射を含む、項目1に記載の方法。
(項目13)
前記投与ステップが、静脈内注射を含む、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記遺伝子改変B細胞が、前記B細胞において前記治療剤を発現するようにスリーピングビューティートランスポゾンを使用して調製された、項目1に記載の方法。
(項目15)
前記遺伝子改変B細胞が、前記B細胞において前記治療剤を発現するように組換えウイルスベクターを使用して調製された、項目1に記載の方法。
(項目16)
前記組換えウイルスベクターが、組換えレトロウイルス、組換えレンチウイルス、組換えアデノウイルスまたは組換えアデノ随伴ウイルスをコードする、項目15に記載の方法。
(項目17)
前記遺伝子改変B細胞が、前記B細胞のゲノムへの、前記治療剤をコードするポリヌクレオチド配列の標的化組込みによって調製された、項目1に記載の方法。
(項目18)
前記標的化組込みが、ジンクフィンガーヌクレアーゼ媒介性遺伝子組込み、CRISPR/CAS9媒介性遺伝子組込み、TALE−ヌクレアーゼ媒介性遺伝子組込みまたはメガヌクレアーゼ媒介性遺伝子組込みを含む、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記ポリヌクレオチドの前記標的化組込みが、相同組換えにより起こった、項目18に記載の方法。
(項目20)
前記標的化組込みが、標的DNA部位においてDNA切断を誘導することができるヌクレアーゼのウイルスベクター媒介性送達を含む、項目17に記載の方法。
(項目21)
前記ヌクレアーゼが、ジンクフィンガーヌクレアーゼ、CAS9ヌクレアーゼ、TALE−ヌクレアーゼまたはメガヌクレアーゼである、項目20に記載の方法。
(項目22)
前記遺伝子改変B細胞が、配列番号1と同一である配列を有するポリヌクレオチドを含む、項目1〜21のいずれか一項に記載の方法。
(項目23)
前記遺伝子改変B細胞が、配列番号1と少なくとも約85%同一である、または配列番号1と少なくとも約90%、95%、96%、97%、98%、99%もしくは99%超同一である配列を有するポリヌクレオチドを含む、項目1〜21のいずれか一項に記載の方法。
(項目24)
前記遺伝子改変B細胞が、培養後2日目または3日目に操作される、項目1〜23のいずれか一項に記載の方法。
(項目25)
前記遺伝子改変B細胞が、エレクトロポレーションを含む方法を使用して操作される、項目24に記載の方法。
(項目26)
前記遺伝子改変B細胞が、操作後の培養における4日目、5日目、6日目または7日目に、被験体への投与のために収集される、項目1〜25のいずれか一項に記載の方法。
(項目27)
前記遺伝子改変B細胞が、操作後の培養における8日目またはそれよりも後に、被験体への投与のために収集される、項目1〜25のいずれか一項に記載の方法。
(項目28)
前記遺伝子改変B細胞が、操作後の培養における10日目またはそれよりも前に、被験体への投与のために収集される、項目27に記載の方法。
(項目29)
収集された前記遺伝子改変B細胞が、顕著なレベルの炎症性サイトカインを産生しない、項目1〜28のいずれか一項に記載の方法。
(項目30)
前記遺伝子改変B細胞が、顕著なレベルの炎症性サイトカインを産生しないことが決定された培養中の時点で収集される、項目1〜28のいずれか一項に記載の方法。
(項目31)
前記遺伝子改変B細胞が、操作前および後の培養期間全体にわたって、IL−2、IL−4、IL−10、IL−15、IL−31および多量体化CD40リガンドのそれぞれを含む培養系において育成される、項目1〜30のいずれか一項に記載の方法。
(項目32)
前記多量体化CD40リガンドが、抗his抗体を使用して多量体化された、HISタグ付きCD40リガンドである、項目31に記載の方法。
(項目33)
前記被験体への前記投与ステップの前に、前記遺伝子改変B細胞を拡大増殖するステップをさらに含む、項目1〜32のいずれか一項に記載の方法。
(項目34)
拡大増殖された遺伝子改変B細胞の最終集団が、高い程度のポリクロナリティーを示す、項目33に記載の方法。
(項目35)
拡大増殖された遺伝子改変B細胞の前記最終集団におけるあらゆる特定のB細胞クローンが、総B細胞集団の0.2%未満を構成する、項目33に記載の方法。
(項目36)
拡大増殖された遺伝子改変B細胞の前記最終集団におけるあらゆる特定のB細胞クローンが、総B細胞集団の0.05%未満を構成する、項目33に記載の方法。
(項目37)
前記遺伝子改変B細胞が、メトトレキセートに対して増強された耐性を有するヒトDHFR遺伝子をコードするポリヌクレオチドを含む、項目1〜36のいずれか一項に記載の方法。
(項目38)
メトトレキセートに対して増強された耐性を有する前記ヒトDHFR遺伝子が、アミノ酸22におけるロイシンからチロシンへの置換変異、およびアミノ酸31におけるフェニルアラニンからセリンへの置換変異を含有する、項目37に記載の方法。
(項目39)
投与のための収集の前に、前記遺伝子改変B細胞をメトトレキセートで処置するステップを含む、項目1〜38のいずれか一項に記載の方法。
(項目40)
メトトレキセートによる前記処置が、100nM〜300nMの間である、項目39に記載の方法。
(項目41)
メトトレキセートによる前記処置が、200nMである、項目40に記載の方法。
(項目42)
前記遺伝子改変B細胞が、前記被験体に投与されると、多様な組織へと遊走する、項目1〜41のいずれか一項に記載の方法。
(項目43)
前記被験体に投与される遺伝子改変B細胞の前記集団のうち少なくとも1個の遺伝子改変B細胞が、骨髄、腸、筋肉、脾臓、腎臓、心臓、肝臓、肺および脳からなる群より選択される1種または複数の組織へと遊走する、項目1〜41のいずれか一項に記載の方法。
(項目44)
前記被験体に投与される遺伝子改変B細胞の前記集団のうち少なくとも1個の遺伝子改変B細胞が、前記被験体の骨髄、腸、筋肉、脾臓、腎臓、心臓、肝臓、肺および脳へと遊走する、項目43に記載の方法。
(項目45)
前記遺伝子改変B細胞によって産生される前記治療剤が、イズロニダーゼ(IDUA)である、項目1〜44のいずれか一項に記載の方法。
(項目46)
前記被験体への前記遺伝子改変B細胞の前記投与が、前記被験体の多様な組織におけるグリコサミノグリカン(GAG)の低下をもたらす、項目45に記載の方法。
(項目47)
前記被験体への前記遺伝子改変B細胞の前記投与が、骨髄、腸、筋肉、脾臓、腎臓、心臓、肝臓、肺および脳からなる群より選択される前記被験体の1種または複数の組織におけるGAGの低下をもたらす、項目45に記載の方法。
(項目48)
前記被験体への前記遺伝子改変B細胞の前記投与が、前記被験体の骨髄、腸、筋肉、脾臓、腎臓、心臓、肝臓、肺および脳におけるGAGの低下をもたらす、項目47に記載の方法。
(項目49)
前記被験体が、ムコ多糖症I型(MPS I)を有する、項目1〜48のいずれか一項に記載の方法。
(項目50)
前記遺伝子改変B細胞の前記投与が、前記被験体のMPS Iを処置する、項目49に記載の方法。
(項目51)
in vivoで複数の組織に治療剤を送達するための方法であって、2またはそれよりも多い用量の遺伝子改変B細胞を被験体に投与するステップを含む、方法。
(項目52)
被験体におけるMPS Iを処置するための方法であって、2またはそれよりも多い逐次用量の、IDUAを産生するように遺伝子改変されたB細胞を、MPS Iを有する前記被験体に投与するステップを含む、方法。
(項目53)
MPS Iを有する被験体におけるグリコサミノグリカン(GAG)の量を低下させるための方法であって、2またはそれよりも多い逐次用量の、IDUAを産生するように遺伝子改変されたB細胞を前記被験体に投与するステップを含む、方法。
(項目54)
pKT2/EEK−IDUA−DHFR二機能性導入遺伝子を含む改変B細胞。
(項目55)
in vivoで1種または複数の組織に治療剤を送達するための方法であって、1または複数用量の遺伝子改変B細胞を被験体に投与するステップを含み、前記遺伝子改変B細胞が遊走性である、方法。
(項目56)
前記B細胞の少なくとも約20%が、CXCL12を使用した走化性アッセイにおいて遊走する、項目55に記載の方法。
(項目57)
前記B細胞の少なくとも約40%、少なくとも約45%または少なくとも約50%が、CXCL12を使用した走化性アッセイにおいて遊走する、項目55に記載の方法。
(項目58)
前記B細胞の少なくとも約20%が、CXCL13を使用した走化性アッセイにおいて遊走する、項目55〜57のいずれか一項に記載の方法。
(項目59)
前記B細胞の少なくとも約40%、少なくとも約45%または少なくとも約50%が、CXCL13を使用した走化性アッセイにおいて遊走する、項目55〜58のいずれか一項に記載の方法。
(項目60)
前記B細胞の少なくとも約40%が、CXCL12を使用した走化性アッセイにおいて遊走し、前記B細胞の少なくとも約40%が、CXCL13を使用した走化性アッセイにおいて遊走する、項目55に記載の方法。
(項目61)
前記改変B細胞が、前記治療剤を発現するように遺伝子操作される、項目55〜60のいずれか一項に記載の方法。
(項目62)
前記改変B細胞が、前記治療剤を分泌するように遺伝子操作される、項目55〜61のいずれか一項に記載の方法。
(項目63)
前記遺伝子改変B細胞が、前記B細胞が操作後約7日間未満にわたり培養下に置かれたときに投与される、項目55に記載の方法。
(項目64)
前記遺伝子改変B細胞が、前記B細胞が4〜9日間培養下に置かれたときに投与される、項目55に記載の方法。
(項目65)
前記遺伝子改変B細胞が、前記B細胞が操作後5、6または7日間培養下に置かれた後に投与される、項目55に記載の方法。
(項目66)
前記治療剤が、IDUAである、項目55〜65のいずれか一項に記載の方法。
(項目67)
前記治療剤が、FIX、LPLまたはLCATである、項目55〜65のいずれか一項に記載の方法。
(項目68)
少なくとも2用量の前記改変B細胞を投与するステップを含む、項目55〜67のいずれか一項に記載の方法。
(項目69)
前記投与ステップが、静脈内注射を含む、項目55〜68のいずれか一項に記載の方法。
(項目70)
治療剤の相乗的in vivo産生を可能にするように遺伝子改変B細胞を被験体に投与する方法であって、前記治療剤の最大in vivo産生を誘導するための、前記改変B細胞の最適な単回用量濃度を決定するステップと、前記改変B細胞の前記最適な単回用量濃度を減少させて、前記改変B細胞の最適に満たない単回用量濃度を得るステップと、2またはそれよりも多い用量の前記最適に満たない単回用量濃度の前記改変B細胞を前記被験体に投与するステップとを含む、方法。
(項目71)
前記改変B細胞の最適な単回用量濃度が決定されるように、前記改変B細胞の複数の単回投薬量が検査される、項目70に記載の方法。
(項目72)
改変B細胞の単回用量濃度で存在する改変B細胞の前記投薬量の増加が、前記治療剤の産生の線形増加をもたらす、項目71に記載の方法。
(項目73)
最適投薬量が見つかるように、前記改変B細胞の複数の最適に満たない単回用量濃度が検査され、得られた投薬量が、より低い投薬量の場合よりも、線形を超える増加をもたらす、項目70に記載の方法。
(項目74)
前記最適に満たない単回用量濃度が、前記最適な単回用量濃度の用量の2分の1または3分の1である、項目70に記載の方法。
(項目75)
前記最適に満たない単回用量濃度が、前記最適な単回用量濃度の用量の3分の1未満である、項目70に記載の方法。
(項目76)
前記被験体への2またはそれよりも多い用量の前記最適に満たない単回用量濃度の前記改変B細胞の投与によって得られる、前記治療剤の前記相乗的in vivo産生が、B細胞産物の静脈内注射によって得られる、項目70〜75のいずれか一項に記載の方法。
(項目77)
前記B細胞が、前記治療剤を発現するように操作される、項目70〜76のいずれか一項に記載の方法。
(項目78)
前記改変B細胞が、前記治療剤を分泌するように遺伝子操作される、項目77に記載の方法。
(項目79)
前記治療剤が、IDUAである、項目70〜78のいずれか一項に記載の方法。
(項目80)
前記治療剤が、FIX、LPLまたはLCATである、項目70〜78のいずれか一項に記載の方法。
(項目81)
治療剤を産生するように操作された遺伝子改変B細胞。
(項目82)
前記遺伝子改変B細胞が投与される被験体に対して自家である、項目81に記載の遺伝子改変B細胞。
(項目83)
前記遺伝子改変B細胞が投与される被験体に対して同種異系である、項目81に記載の遺伝子改変B細胞。
(項目84)
前記被験体が、ヒトである、項目82または83に記載の遺伝子改変B細胞。
(項目85)
前記治療剤が、タンパク質、ポリヌクレオチドまたはDNAコード小分子である、項目81に記載の遺伝子改変B細胞。
(項目86)
前記タンパク質が、酵素、抗体もしくはその抗原結合性断片、融合タンパク質、細胞表面受容体、分泌タンパク質、シグナル伝達分子、抗原性断片、凝固因子、または接着分子である、項目85に記載の遺伝子改変B細胞。
(項目87)
前記治療剤が、IDUAである、項目81に記載の遺伝子改変B細胞。
(項目88)
前記治療剤が、FIX、LPLまたはLCATである、項目81に記載の遺伝子改変B細胞。
(項目89)
CD20−、CD38−かつCD138−である、項目81に記載の遺伝子改変B細胞。
(項目90)
CD20−、CD38+かつCD138+である、項目81に記載の遺伝子改変B細胞。
(項目91)
CD20−、CD38+かつCD138−である、項目81に記載の遺伝子改変B細胞。
(項目92)
治療剤を産生するように操作された遺伝子改変B細胞の集団を含む組成物であって、前記遺伝子改変B細胞が最適な遊走能にあるものである、組成物。
(項目93)
前記治療剤が、IDUAである、項目92に記載の組成物。
(項目94)
前記治療剤が、FIX、LPLまたはLCATである、項目92に記載の組成物。
(項目95)
治療剤を産生するように操作された遺伝子改変B細胞の集団を含む組成物であって、前記組成物における前記遺伝子改変B細胞が、顕著な量の炎症性サイトカインを産生しない時点で培養物から収集される、組成物。
(項目96)
前記遺伝子改変B細胞が、前記遺伝子改変B細胞が投与される被験体に対して自家である、項目92〜95のいずれか一項に記載の組成物。
(項目97)
前記遺伝子改変B細胞が、前記遺伝子改変B細胞が投与される被験体に対して同種異系である、項目92〜95のいずれか一項に記載の組成物。
(項目98)
前記被験体が、ヒトである、項目96〜97のいずれか一項に記載の組成物。
(項目99)
前記治療剤が、タンパク質、ポリヌクレオチドまたはDNAコード小分子である、項目92または95に記載の組成物。
(項目100)
前記タンパク質が、酵素、抗体もしくはその抗原結合性断片、融合タンパク質、細胞表面受容体、分泌タンパク質、シグナル伝達分子、抗原性断片、凝固因子、または接着分子である、項目99に記載の組成物。
(項目101)
前記治療剤が、IDUAである、項目92〜100のいずれか一項に記載の組成物。
(項目102)
前記治療剤が、FIX、LPLまたはLCATである、項目92〜100のいずれか一項に記載の組成物。
(項目103)
前記遺伝子改変B細胞が、CD20−、CD38−かつCD138−である、項目92〜102のいずれか一項に記載の組成物。
(項目104)
前記遺伝子改変B細胞が、CD20−、CD38+かつCD138+である、項目92〜102のいずれか一項に記載の組成物。
(項目105)
前記遺伝子改変B細胞が、CD20−、CD38+かつCD138−である、項目92〜102のいずれか一項に記載の組成物。
(項目106)
前記遺伝子改変B細胞が、前記B細胞において前記治療剤を発現するようにスリーピングビューティートランスポゾンを使用して調製された、項目92〜105のいずれか一項に記載の組成物。
(項目107)
前記遺伝子改変B細胞が、前記B細胞において前記治療剤を発現するように組換えウイルスベクターを使用して調製された、項目92〜105のいずれか一項に記載の組成物。
(項目108)
前記組換えウイルスベクターが、組換えレトロウイルス、組換えレンチウイルス、組換えアデノウイルスまたは組換えアデノ随伴ウイルスをコードする、項目107に記載の組成物。
(項目109)
前記遺伝子改変B細胞が、前記B細胞のゲノムへの、前記治療剤をコードするポリヌクレオチド配列の標的化組込みによって調製された、項目92〜105および106〜108のいずれか一項に記載の組成物。
(項目110)
前記標的化組込みが、ジンクフィンガーヌクレアーゼ媒介性遺伝子組込み、CRISPR/CAS9媒介性遺伝子組込み、TALE−ヌクレアーゼ媒介性遺伝子組込みまたはメガヌクレアーゼ媒介性遺伝子組込みを含む、項目109に記載の組成物。
(項目111)
前記ポリヌクレオチドの前記標的化組込みが、相同組換えにより起こった、項目110に記載の組成物。
(項目112)
前記標的化組込みが、標的DNA部位においてDNA切断を誘導することができるヌクレアーゼのウイルスベクター媒介性送達を含む、項目109に記載の組成物。
(項目113)
前記ヌクレアーゼが、ジンクフィンガーヌクレアーゼ、CAS9ヌクレアーゼ、TALE−ヌクレアーゼまたはメガヌクレアーゼである、項目112に記載の組成物。
(項目114)
前記遺伝子改変B細胞が、配列番号1と同一である配列を有するポリヌクレオチドを含む、項目92〜113のいずれか一項に記載の組成物。
(項目115)
前記遺伝子改変B細胞が、配列番号1と少なくとも約85%同一である、または配列番号1と少なくとも約90%、95%、96%、97%、98%、99%もしくは99%超同一である配列を有するポリヌクレオチドを含む、項目92〜113のいずれか一項に記載の組成物。
(項目116)
前記遺伝子改変B細胞が、培養後2日目または3日目に操作される、項目92〜115のいずれか一項に記載の組成物。
(項目117)
前記遺伝子改変B細胞が、エレクトロポレーションを含む方法を使用して操作される、項目116に記載の組成物。
(項目118)
前記遺伝子改変B細胞が、操作後の培養における4日目、5日目、6日目または7日目に、被験体への投与のために収集される、項目92〜117のいずれか一項に記載の組成物。
(項目119)
前記遺伝子改変B細胞が、操作後の培養における8日目またはそれよりも後に、被験体への投与のために収集される、項目92〜117のいずれか一項に記載の組成物。
(項目120)
前記遺伝子改変B細胞が、操作後の培養における10日目またはそれよりも前に、被験体への投与のために収集される、項目92〜119のいずれか一項に記載の組成物。
(項目121)
収集された前記遺伝子改変B細胞が、顕著なレベルの炎症性サイトカインを産生しない、項目92〜120のいずれか一項に記載の組成物。
(項目122)
前記遺伝子改変B細胞が、顕著なレベルの炎症性サイトカインを産生しないことが決定された培養中の時点で収集される、項目92〜121のいずれか一項に記載の組成物。
(項目123)
前記遺伝子改変B細胞が、操作前および後の培養期間全体にわたって、IL−2、IL−4、IL−10、IL−15、IL−31および多量体化CD40リガンドのそれぞれを含む培養系において育成される、項目92〜122のいずれか一項に記載の組成物。
(項目124)
前記多量体化CD40リガンドが、抗his抗体を使用して多量体化された、HISタグ付きCD40リガンドである、項目123に記載の組成物。
(項目125)
前記遺伝子改変B細胞が、前記被験体への投与の前に拡大増殖される、項目92〜124のいずれか一項に記載の組成物。
(項目126)
拡大増殖された遺伝子改変B細胞の最終集団が、高い程度のポリクロナリティーを示す、項目125に記載の組成物。
(項目127)
拡大増殖された遺伝子改変B細胞の前記最終集団におけるあらゆる特定のB細胞クローンが、総B細胞集団の0.2%未満を構成する、項目126に記載の組成物。
(項目128)
拡大増殖された遺伝子改変B細胞の前記最終集団におけるあらゆる特定のB細胞クローンが、総B細胞集団の0.05%未満を構成する、項目126に記載の組成物。
(項目129)
前記遺伝子改変B細胞が、メトトレキセートに対して増強された耐性を有するヒトDHFR遺伝子をコードするポリヌクレオチドを含む、項目92〜128のいずれか一項に記載の組成物。
(項目130)
メトトレキセートに対して増強された耐性を有する前記ヒトDHFR遺伝子が、アミノ酸22におけるロイシンからチロシンへの置換変異、およびアミノ酸31におけるフェニルアラニンからセリンへの置換変異を含有する、項目129に記載の組成物。
(項目131)
前記遺伝子改変B細胞が、投与のための収集の前にメトトレキセートで処置された、項目92〜130のいずれか一項に記載の組成物。
(項目132)
メトトレキセートによる前記処置が、100nM〜300nMの間である、項目131に記載の組成物。
(項目133)
メトトレキセートによる前記処置が、200nMである、項目132に記載の組成物。
(項目134)
前記組成物に含まれる前記遺伝子改変B細胞が、被験体に投与されると、多様な組織へと遊走する、項目92〜133のいずれか一項に記載の組成物。
(項目135)
遺伝子改変B細胞の前記組成物が、被験体に投与されると、前記組成物に含まれる遺伝子改変B細胞の前記集団のうち少なくとも1個の遺伝子改変B細胞が、骨髄、腸、筋肉、脾臓、腎臓、心臓、肝臓、肺および脳からなる群より選択される1種または複数の組織へと遊走する、項目92〜133のいずれか一項に記載の組成物。
(項目136)
遺伝子改変B細胞の前記組成物が、被験体に投与されると、前記組成物に含まれる遺伝子改変B細胞の前記集団のうち少なくとも1個の遺伝子改変B細胞が、前記被験体の骨髄、腸、筋肉、脾臓、腎臓、心臓、肝臓、肺および脳へと遊走する、項目135に記載の組成物。
(項目137)
前記遺伝子改変B細胞によって産生される前記治療剤が、イズロニダーゼ(IDUA)である、項目92〜136のいずれか一項に記載の組成物。
(項目138)
被験体への前記遺伝子改変B細胞を含む前記組成物の投与が、前記被験体の多様な組織におけるグリコサミノグリカン(GAG)の低下をもたらす、項目137に記載の組成物。
(項目139)
被験体への前記遺伝子改変B細胞を含む前記組成物の投与が、骨髄、腸、筋肉、脾臓、腎臓、心臓、肝臓、肺および脳からなる群より選択される前記被験体の1種または複数の組織におけるGAGの低下をもたらす、項目137に記載の組成物。
(項目140)
被験体への前記遺伝子改変B細胞を含む前記組成物の投与が、前記被験体の骨髄、腸、筋肉、脾臓、腎臓、心臓、肝臓、肺および脳におけるGAGの低下をもたらす、項目137に記載の方法。
(項目141)
ムコ多糖症I型(MPS I)を有する被験体に投与される、項目92〜140のいずれか一項に記載の組成物。
(項目142)
前記遺伝子改変B細胞を含む前記組成物の投与が、前記被験体のMPS Iを処置する、項目141に記載の組成物。
(項目143)
前記遺伝子改変B細胞によって産生される前記治療剤が、FIX、LPLおよびLCATから選択される、項目92〜136のいずれか一項に記載の組成物。
(項目144)
治療剤のin vivo産生のために遺伝子改変B細胞を被験体に投与する方法であって、最適な単回用量の遺伝子改変B細胞を被験体に投与するステップを含む、方法。
(項目145)
前記被験体が、ヒトである、項目144に記載の方法。
(項目146)
前記最適単回用量が、ヒト等価量の3×10 個の改変B細胞/Kgである、項目145に記載の方法。
(項目147)
前記用量が、1.5×10 個の遺伝子改変B細胞/Kgである、項目144〜146のいずれか一項に記載の方法。
(項目148)
前記最適な単回用量の遺伝子改変B細胞が、最適投薬量の3分の2またはそれに満たない投薬量と比較して、治療薬の注入細胞1個あたりのレベルで線形を超える増加をもたらす、項目144〜147のいずれか一項に記載の方法。
(項目149)
前記最適な単回用量の遺伝子改変B細胞が、単回B細胞注入の状況において、細胞1個あたりの、治療薬の最大in vivoレベルをもたらす、項目144〜148のいずれか一項に記載の方法。
(項目150)
前記薬剤が、IDUAである、項目144〜149のいずれか一項に記載の方法。

Claims (15)

  1. 治療剤の相乗的in vivo産生を可能にするように遺伝子改変B細胞を被験体に投与する方法における使用のための、遺伝子改変B細胞を含む組成物であって、前記方法が、前記治療剤の最大in vivo産生を誘導するための、前記改変B細胞の最適な単回用量濃度を決定するステップと、前記改変B細胞の前記最適な単回用量濃度を減少させて、前記改変B細胞の最適に満たない単回用量濃度を得るステップと、2またはそれよりも多い用量の前記最適に満たない単回用量濃度の前記改変B細胞を前記被験体に投与するステップとを含む、組成物。
  2. 前記改変B細胞の最適な単回用量濃度が決定されるように、前記改変B細胞の複数の単回投薬量が検査される、請求項1に記載の組成物。
  3. 改変B細胞の単回用量濃度で存在する改変B細胞の前記投薬量の増加が、前記治療剤の産生の線形増加をもたらす、請求項2に記載の組成物。
  4. 最適投薬量が見つかるように、前記改変B細胞の複数の最適に満たない単回用量濃度が検査され、得られた投薬量が、より低い投薬量の場合よりも、線形を超える増加をもたらす、請求項1に記載の組成物。
  5. 前記最適に満たない単回用量濃度が、前記最適な単回用量濃度の用量の2分の1または3分の1である、請求項1に記載の組成物。
  6. 前記最適に満たない単回用量濃度が、前記最適な単回用量濃度の用量の3分の1未満である、請求項1に記載の組成物。
  7. 前記被験体への2またはそれよりも多い用量の前記最適に満たない単回用量濃度の前記改変B細胞の投与によって得られる、前記治療剤の前記相乗的in vivo産生が、B細胞産物の静脈内注射によって得られる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 前記B細胞が、前記治療剤を発現するように操作される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 前記改変B細胞が、前記治療剤を分泌するように遺伝子操作される、請求項8に記載の組成物。
  10. 前記治療剤が、IDUAである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 前記治療剤が、FIX、LPLまたはLCATである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 前記遺伝子改変B細胞が、配列番号1と同一である配列を有するポリヌクレオチドを含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 前記遺伝子改変B細胞が、配列番号1と少なくとも約85%同一である、または配列番号1と少なくとも約90%、95%、96%、97%、98%、99%もしくは99%超同一である配列を有するポリヌクレオチドを含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物。
  14. 前記遺伝子改変B細胞が、pKT2/EEK−IDUA−DHFR二機能性導入遺伝子をコードするポリヌクレオチド含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 治療剤のin vivo産生のために遺伝子改変B細胞を被験体に投与する方法における使用のための、遺伝子改変B細胞を含む組成物であって、前記方法が、2またはそれよりも多い逐次用量の遺伝子改変B細胞を被検体に投与するステップを含み、i)前記遺伝子改変B細胞が、配列番号1と少なくとも約85%同一である、または配列番号1と少なくとも約90%、95%、96%、97%、98%、99%もしくは99%超同一である配列を有するポリヌクレオチドを含むか、あるいはii)前記遺伝子改変B細胞が、配列番号1と同一である配列を有するポリヌクレオチドを含む、組成物。
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