JP2020517155A - 定期的および非定期的な制御情報のためのスケジューリングおよび送信方式 - Google Patents

定期的および非定期的な制御情報のためのスケジューリングおよび送信方式 Download PDF

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Abstract

本開示の態様は、特定のユーザ機器(UE)のための定期的なUCIおよび非定期的なUCIのための複数のアップリンク制御情報(UCI)リソースグラントを管理するための、スケジューリングおよび送信方式を提供する。ある特定の期間内に割り振られるUCIリソースグラントのうちの1つまたは複数をUEが選択することを可能にするために、グラント選択規則が定義され得る。加えて、グラント選択規則はさらに、特定のUCIリソースグラント内の定期的なUCIと非定期的なUCIの両方をUEが合成することを可能にし得る。グラント選択規則はさらに、UEが複数のUCIリソースグラント上でUCIを多重化することを可能にし得る。他の態様、実施形態、および特徴も、特許請求されて説明される。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2017年4月14日に米国特許商標庁に出願された仮出願第62/485,862号、および2018年4月12日に米国特許商標庁に出願された非仮出願第15/951,691号の優先権と利益を主張し、これらの内容全体が、以下でその全体が完全に記載されるかのように、かつすべての適用可能な目的で、参照により本明細書に組み込まれる。
以下で論じられる技術は全般に、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、アップリンク制御情報(UCI)のスケジューリングおよび送信に関する。
セル内での基地局と1つまたは複数のユーザ機器(UE)との間のワイヤレス送信は、一般に各サブフレームまたはスロットの中でスケジューリングされる。たとえば、基地局は、1つまたは複数のUEへのダウンリンク送信のためにリソース(たとえば、時間-周波数リソース)を割り当て、1つまたは複数のUEからのアップリンク送信に対してリソースの使用を許諾し得る。ダウンリンク割当ておよびアップリンクグラントは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介して、または無線リソース制御(RRC)シグナリングなどのより高次のレイヤのシグナリングを介して、UEに与えられ得る。
アップリンクグラントは、アップリンクのユーザデータトラフィックに対して規定され得る。加えて、アップリンク制御情報(UCI)リソースグラントは、特定のUCIに対して規定され得る。UCIの例には、アップリンクのユーザデータトラフィックのためのスケジューリング要求、チャネル品質情報(CQI)、ランクおよびプリコーダインデックスなどの多入力多出力(MIMO)パラメータ、ならびに、ダウンリンク送信の肯定応答(ACK)または否定応答(NACK)などのハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバック送信がある。UCIは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を介して、または物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を介して送信され得る。加えて、基地局は、動的なシグナリングを(たとえば、PDCCH内のダウンリンク制御情報(DCI)として)使用して動的に、またはより高次のレイヤのシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を使用して準静的にのいずれかで、UCIリソースをUEに割り振り得る。Long Term Evolution(LTE)ワイヤレスネットワークなどの、レガシー(たとえば、4G)のワイヤレス通信ネットワークでは、PUCCHリソースは通常は準静的に割り振られるが、PUSCHリソースは通常は動的に割り振られる。
しかしながら、New Radio(NR)ワイヤレスネットワークなどの次世代(たとえば、5G)のワイヤレスネットワークでは、PUCCHリソースは、準静的に割り振られることと動的に割り振られることの両方が行われ得る。準静的なPUCCHリソースグラントは、たとえば、定期的なまたは半永続的なダウンリンク送信のために、定期的なスケジューリング要求、CQI、およびHARQフィードバック送信などの、定期的なUCIを搬送し得る。動的なPUCCHまたはPUSCHグラントは、たとえば、通常のダウンリンク送信(たとえば、非定期的なまたは非半永続的なダウンリンク送信)のためのHARQフィードバック送信、何らかのPDCCH情報のためのHARQフィードバック送信、および非定期的なCQI報告などの、非定期的なUCIを搬送し得る。動的な(非定期的な)UCIグラントと準静的な(定期的な)UCIグラントの両方を管理するための様々な機構の、研究と開発が続けられている。
以下は、そのような態様の基本的な理解をもたらすために、本開示の1つまたは複数の態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、本開示のすべての企図される特徴の網羅的な概観ではなく、本開示のすべての態様の重要なまたは決定的な要素を特定することも、本開示のいずれかまたはすべての態様の範囲を描くことも意図されていない。その唯一の目的は、後で提示されるより詳細な説明の前置きとして、本開示の1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡潔な形で提示することである。
本開示の様々な態様は、特定のUEのための定期的なUCIおよび非定期的なUCIのための複数のアップリンク制御情報(UCI)リソースグラントを管理するための、スケジューリングおよび送信方式に関する。ある特定の期間内に割り振られるUCIリソースグラントのうちの1つまたは複数をUEが選択することを可能にするために、グラント選択規則が定義され得る。加えて、グラント選択規則はさらに、選択されたアップリンクリソース上での送信のために定期的なUCIと非定期的なUCIの両方をUEが合成することを可能にし得る。これは、許諾されたアップリンクリソースの一部を他のアップリンク送信のために解放することを可能にし得る。グラント選択規則はさらに、より大きいブロックサイズの結果としてより大きい符号化利得をもたらすために、複数のUCIリソースグラントにわたってUEがUCIを多重化することを可能にし得る。
本開示の一態様では、ワイヤレス通信ネットワークにおけるワイヤレス通信の方法が提供される。方法は、スケジューリングされるエンティティにおいて、第1のアップリンク制御情報をスケジューリングエンティティに送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第1のセットを割り振る第1のアップリンク制御情報(UCI)リソースグラントを受信するステップと、スケジューリングされるエンティティにおいて、第2のアップリンク制御情報をスケジューリングエンティティに送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第2のセットを割り振る第2のUCIリソースグラントを受信するステップであって、リソース要素の第1のセットとリソース要素の第2のセットとの間の時間差が、第1のUCIリソースグラントと第2のUCIリソースグラントが同じ期間内に発生することを示す閾値より小さい、ステップと、1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて、第1のUCIリソースグラントまたは第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するステップとを含み、その閾値はその期間に対応する。
本開示の別の態様は、ワイヤレス通信ネットワークにおいてスケジューリングエンティティとワイヤレス通信しているスケジューリングされるエンティティを提供する。スケジューリングされるエンティティは、プロセッサ、プロセッサに通信可能に結合されたトランシーバ、およびプロセッサに通信可能に結合されたメモリを含む。プロセッサは、トランシーバを介して第1のアップリンク制御情報をスケジューリングエンティティに送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第1のセットを割り振る第1のアップリンク制御情報(UCI)リソースグラントを受信し、トランシーバを介して第2のアップリンク制御情報をスケジューリングエンティティに送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第2のセットを割り振る第2のUCIリソースグラントを受信し、リソース要素の第1のセットとリソース要素の第2のセットとの間の時間差が、第1のUCIリソースグラントと第2のUCIリソースグラントが同じ期間内に発生することを示す閾値より少なく、1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて、第1のUCIリソースグラントまたは第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するように構成され、その閾値はその期間に対応する。
本開示の別の態様は、ワイヤレス通信ネットワークにおいてスケジューリングエンティティとワイヤレス通信しているスケジューリングされるエンティティを提供する。スケジューリングされるエンティティは、第1のアップリンク制御情報をスケジューリングエンティティに送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第1のセットを割り振る第1のアップリンク制御情報(UCI)リソースグラントを受信するための手段と、第2のアップリンク制御情報をスケジューリングエンティティに送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第2のセットを割り振る第2のUCIリソースグラントを受信するための手段であって、リソース要素の第1のセットとリソース要素の第2のセットとの間の時間差が、第1のUCIリソースグラントと第2のUCIリソースグラントが同じ期間内に発生することを示す閾値より小さい、手段と、1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて、第1のUCIリソースグラントまたは第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するための手段とを含み、その閾値はその期間に対応する。
本開示の別の態様は、コンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体を提供する。非一時的コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、スケジューリングされるエンティティにおいて、第1のアップリンク制御情報をスケジューリングエンティティに送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第1のセットを割り振る第1のアップリンク制御情報(UCI)リソースグラントを受信させ、スケジューリングされるエンティティにおいて、第2のアップリンク制御情報をスケジューリングエンティティに送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第2のセットを割り振る第2のUCIリソースグラントを受信させ、リソース要素の第1のセットとリソース要素の第2のセットとの間の時間差が、第1のUCIリソースグラントと第2のUCIリソースグラントが同じ期間内に発生することを示す閾値より少なく、1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて、第1のUCIリソースグラントまたは第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択させるためのコードを含み、その閾値はその期間に対応する。
本発明のこれらおよび他の態様は、以下の発明を実施するための形態の検討によってより完全に理解されるようになるであろう。本発明の他の態様、特徴、および実施形態は、添付の図面に関連して本発明の特定の例示的な実施形態の以下の説明を検討すると、当業者に対して明らかになるであろう。本発明の特徴は、以下のいくつかの実施形態および図面に関連して論じられ得るが、本発明のすべての実施形態が、本明細書で論じられる有利な特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。言い換えると、1つまたは複数の実施形態は、いくつかの有利な特徴を有するものとして論じられ得るが、そのような特徴の1つまたは複数はまた、本明細書で論じられる本発明の様々な実施形態に従って使用され得る。同様に、例示的な実施形態は、デバイス、システム、または方法の実施形態として以下で論じられ得るが、そのような例示的な実施形態は、様々なデバイス、システム、および方法で実装され得ることが理解されるべきである。
ワイヤレス通信システムの概略的な図である。 無線接続ネットワークの例の概念的な図である。 無線接続ネットワークにおいて使用するためのフレーム構造の例を示す図である。 ダウンリンク(DL)中心スロットの例を示す図である。 アップリンク(UL)中心スロットの例を示す図である。 動的なスケジューリングのための例示的なシグナリングを示すシグナリング図である。 半永続的なスケジューリングのための例示的なシグナリングを示すシグナリング図である。 本開示のいくつかの態様による、所与の期間内に生じる複数のアップリンク制御情報(UCI)リソースグラントの例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、1つまたは複数の送信時間間隔(TTI)を含む期間を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、所与の期間においてUCIを送信するために1つまたは複数のUCIリソースグラントを選択することの例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、所与の期間においてUCIを送信するために1つまたは複数のUCIリソースグラントを選択することの別の例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、所与の期間においてUCIを送信するために1つまたは複数のUCIリソースグラントを選択することの別の例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、所与の期間においてUCIを送信するために1つまたは複数のUCIリソースグラントを選択することの別の例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、UCIリソースグラントの開始および/または終了の整列を決定するための、1つのOFDMシンボルの期間に等しい閾値のセットの例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、処理システムを利用するスケジューリングエンティティのハードウェア実装形態の例を示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、処理システムを利用するスケジューリングされるエンティティのハードウェア実装形態の例を示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、ダウンリンク制御情報を搬送する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいてUCIを送信するために複数のアップリンク制御情報(UCI)リソースグラントを管理するための例示的なプロセスを示すフローチャートである。 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいてUCIを送信するために複数のアップリンク制御情報(UCI)リソースグラントを管理するための別の例示的なプロセスを示すフローチャートである。 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいてUCIを送信するために複数のアップリンク制御情報(UCI)リソースグラントを管理するための別の例示的なプロセスを示すフローチャートである。 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいてUCIを送信するために複数のアップリンク制御情報(UCI)リソースグラントを管理するための別の例示的なプロセスを示すフローチャートである。 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいてUCIを受信するためにスケジューリングされるエンティティへの複数のアップリンク制御情報(UCI)リソースグラントを管理するための例示的なプロセスを示すフローチャートである。
添付の図面に関連して以下に記載される詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明される概念が実践され得る唯一の構成を表すことは意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解をもたらす目的で具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしで実践され得ることが、当業者には明らかであろう。いくつかの事例では、そのような概念を曖昧することを避けるために、より知られている構造および構成要素がブロック図の形式で示されている。
態様および実施形態は、いくつかの例に対する解説によって本出願において説明されるが、追加の実装形態および使用事例が、多くの異なる構成および状況において生じ得ることを、当業者は理解するであろう。本明細書で説明される革新は、多くの異なるプラットフォームタイプ、デバイス、システム、形状、サイズ、パッケージング構成にわたって実装され得る。たとえば、実施形態および/または用途は、統合されたチップの実施形態または他の非モジュール構成要素ベースのデバイス(たとえば、エンドユーザデバイス、車両、通信デバイス、コンピューティングデバイス、産業用機器、小売/購入デバイス、医療デバイス、AI対応デバイスなど)を介して生じ得る。いくつかの例は、使用事例および適用例を特に対象とすることもしないこともあるが、説明される革新の広範な適用可能性が生じ得る。実装形態は、チップレベルの構成要素またはモジュール式の構成要素から、非モジュール式の、非チップレベルの実装形態までの、さらには、説明される革新の1つまたは複数の態様を組み込む集約型の、分散型の、またはOEMのデバイスもしくはシステムまでの範囲にわたり得る。いくつかの実際の設定では、説明される態様および特徴を組み込むデバイスは、特許請求され説明される実施形態の実装と実践のために、追加の構成要素および特徴を必然的に含むことがある。たとえば、ワイヤレス信号の送信および受信は、アナログおよびデジタルの目的でいくつかの構成要素(たとえば、アンテナ、RFチェーン、電力増幅器、変調器、バッファ、プロセッサ、インターリーバ、加算器/減算器などを含むハードウェア構成要素)を必然的に含む。本明細書で説明される革新は、様々なサイズ、形状、および構成の、多種多様なデバイス、チップレベルの構成要素、システム、分散型の構成、エンドユーザデバイスにおいて実践され得るように意図されている。
本開示全体で提示される様々な概念は、広範な遠隔通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装され得る。図1を再び参照すると、限定ではなく説明のための例として、本開示の様々な態様は、ワイヤレス通信システム100を参照して示される。ワイヤレス通信システム100は、コアネットワーク102、無線接続ネットワーク(RAN)104、およびユーザ機器(UE)106という3つの相互作用する領域を含む。ワイヤレス通信システム100によって、UE106は、(限定はされないが)インターネットなどの外部データネットワーク110とのデータ通信を行うことが可能にされ得る。
RAN104は、UE106に無線接続を提供するための、1つまたは複数の任意の適切なワイヤレス通信技術を実装し得る。一例として、RAN104は、しばしば5Gと呼ばれる、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP) New Radio(NR)規格に従って動作し得る。別の例として、RAN104は、5G NR、およびLTEとしばしば呼ばれるEvolved Universal Terrestrial Radio Access Network(eUTRAN)規格の混合状態で動作し得る。3GPPは、この混合RANを次世代RANまたはNG-RANと呼ぶ。当然、本開示の範囲内で、多くの他の例が利用され得る。
示されるように、RAN104は複数の基地局108を含む。大まかに、基地局は、UEへのまたはUEからの1つまたは複数のセルにおける無線送信と受信を担う、無線接続ネットワークの中のネットワーク要素である。異なる技術、規格、または文脈では、基地局は、ベーストランシーバ基地局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、Node B(NB)、eNode B(eNB)、gNode B(gNB)、または何らかの他の適切な技術として、当業者によって様々に呼ばれることがある。
複数のモバイル装置のためのワイヤレス通信をサポートする、無線接続ネットワーク104がさらに示されている。モバイル装置は、3GPP規格ではユーザ機器(UE)と呼ばれることがあるが、移動局(MS)、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末(AT)、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な技術としても、当業者によって呼ばれることがある。UEは、ネットワークサービスへのアクセスをユーザに提供する装置であり得る。
本文書内では、「モバイル」装置は、移動する能力を必ずしも有する必要はなく、静止式であってよい。モバイル装置またはモバイルデバイスという用語は、多様なデバイスおよび技術を広く指す。UEは、通信を助けるような大きさにされ、そのような形状にされ、かつそのように配置されるいくつかのハードウェア構造構成要素を含むことがあり、そのような構成要素は、互いに電気的に接続される、アンテナ、アンテナアレイ、RFチェーン、増幅器、1つまたは複数のプロセッサなどを含み得る。たとえば、モバイル装置のいくつかの非限定的な例は、携帯電話、セルラー(セル)電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートブック、ネットブック、スマートブック、タブレット、携帯情報端末(PDA)、および、たとえば「Internet of Things」(IoT)に対応する広範な組込み式システムを含む。モバイル装置は加えて、自動車または他の輸送用車両、リモートセンサまたはアクチュエータ、ロボットまたはロボティクスデバイス、衛星無線、全地球測位システム(GPS)デバイス、物体追跡デバイス、ドローン、マルチコプター、クアッドコプター、遠隔制御デバイス、消費者デバイスおよび/またはウェアラブルデバイス、たとえばアイウェア、ウェアラブルカメラ、仮想現実デバイス、スマートウォッチ、健康もしくはフィットネストラッカー、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲームコンソールなどであってよい。モバイル装置は加えて、ホームオーディオ、ビデオ、および/またはマルチメディアデバイス、家電機器、自動販売機、インテリジェント照明、ホームセキュリティシステム、スマートメーターなどの、デジタルホームデバイスまたはスマートホームデバイスであってよい。モバイル装置は加えて、スマートエネルギーデバイス、セキュリティデバイス、ソーラーパネルまたはソーラーアレイ、電力を制御する都市インフラストラクチャデバイス(たとえば、スマートグリッド)、照明、水道など、産業用オートメーションおよび企業向けデバイス、物流コントローラ、農業用機器、防衛用機器、車両、航空機、船舶、および兵器類などであってよい。またさらに、モバイル装置は、接続された医療または遠隔医療サポート、すなわち、遠隔での保健医療を提供し得る。遠隔医療デバイスは、遠隔医療監視デバイスおよび遠隔医療運営デバイスを含むことがあり、これらの通信は、たとえば重要なサービスデータの輸送のための優先的なアクセス、および/または重要なサービスデータの輸送のための関連するQoSに関して、他のタイプの情報よりも優先的な取り扱いまたは優遇されたアクセス権を与えられ得る。
RAN104とUE106との間のワイヤレス通信は、エアインターフェースを利用するものとして説明され得る。基地局(たとえば、基地局108)から1つまたは複数のUE(たとえば、UE106)へのエアインターフェースを介した送信は、ダウンリンク(DL)送信と呼ばれ得る。本開示のいくつかの態様によれば、ダウンリンクという用語は、スケジューリングエンティティ(以下でさらに説明される、たとえば基地局108)において発する一地点対多地点送信を指し得る。本方式を説明するための別の方法は、ブロードキャストチャネル多重化という用語を使用することであり得る。UE(たとえば、UE106)から基地局(たとえば、基地局108)への送信は、アップリンク(UL)送信と呼ばれ得る。本開示のさらなる態様によれば、アップリンクという用語は、スケジューリングされるエンティティ(以下でさらに説明される、たとえばUE106)において発する一地点対一地点送信を指し得る。
いくつかの例では、エアインターフェースへのアクセスがスケジューリングされることがあり、ここで、スケジューリングエンティティ(たとえば、基地局108)は、そのサービスエリアまたはセル内にある、一部またはすべてのデバイスおよび機器の間の通信のためにリソースを割り振る。本開示内で、以下でさらに論じられるように、スケジューリングエンティティは、1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティのためのスケジューリング、割り当て、再構成、およびリソースの解放を担い得る。すなわち、スケジューリングされた通信のために、スケジューリングされるエンティティであり得るUE106は、スケジューリングエンティティ108によって割り振られるリソースを利用し得る。
基地局108は、スケジューリングエンティティとして機能し得る唯一のエンティティではない。すなわち、いくつかの例では、UEは、スケジューリングエンティティ、すなわち、1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティ(たとえば、1つまたは複数の他のUE)のためのスケジューリングリソースとして機能し得る。
図1に示されるように、スケジューリングエンティティ108は、ダウンリンクトラフィック112を1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティ106にブロードキャストし得る。大まかに、スケジューリングエンティティ108は、ダウンリンクトラフィック112、およびいくつかの例では、1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティ106からスケジューリングエンティティ108へのアップリンクトラフィック116を含めて、ワイヤレス通信ネットワークにおけるトラフィックのスケジューリングを担うノードまたはデバイスである。一方、スケジューリングされるエンティティ106は、限定はされないが、スケジューリング情報(たとえば、グラント)、同期もしくはタイミング情報、またはスケジューリングエンティティ108などのワイヤレス通信ネットワークの中の別のエンティティからの他の制御情報を限定はしないが含む、ダウンリンク制御情報114を受信するノードまたはデバイスである。
加えて、アップリンクおよび/もしくはダウンリンクの、制御情報ならびに/またはトラフィック情報は、フレーム、サブフレーム、スロット、および/またはシンボルへと時間分割され得る。本明細書では、シンボルとは、直交周波数分割多重化(OFDM)された波形で、サブキャリアごとに1つのリソース要素(RE)を搬送する、時間の単位を指し得る。スロットは7個または14個のOFDMシンボルを搬送し得る。サブフレームは1msの時間長を指し得る。複数のサブフレームまたはスロットは、単一のフレームまたは無線フレームへと一緒にグループ化され得る。当然、これらの定義は必要ではなく、波形を編成するための任意の適切な方式が利用されることがあり、波形の様々な時間分割が任意の適切な時間長を有することがある。
一般に、基地局108は、ワイヤレス通信システムのバックホール部分120との通信のためのバックホールインターフェースを含み得る。バックホール120は、基地局108とコアネットワーク102との間のリンクを提供し得る。さらに、いくつかの例では、バックホールネットワークは、それぞれの基地局108間の相互接続を提供し得る。任意の適切なトランスポートネットワークを使用した、直接の物理的な接続、仮想ネットワークなどの、様々なタイプのバックホールインターフェースが利用され得る。
コアネットワーク102は、ワイヤレス通信システム100の一部であることがあり、RAN104において使用される無線接続技術とは無関係であることがある。いくつかの例では、コアネットワーク102は、5G規格(たとえば、5GC)に従って構成され得る。他の例では、コアネットワーク102は、4G evolved packet core(EPC)、または任意の他の適切な規格もしくは構成に従って構成され得る。
ここで図2を参照すると、限定ではなく例として、RAN200の概略的な図示が与えられる。いくつかの例では、RAN200は、上で説明され図1に示されるRAN104と同じであり得る。RAN200によってカバーされる地理的エリアは、1つのアクセスポイントまたは基地局からブロードキャストされる識別情報に基づいてユーザ機器(UE)によって一意に識別され得る、セルラー領域(セル)へと分割され得る。図2は、各々が1つまたは複数のセクタ(図示されず)を含み得る、マクロセル202、204、および206、ならびにスモールセル208を示す。セクタはセルのサブエリアである。1つのセル内のすべてのセクタが、同じ基地局によってサービスされる。セクタ内の無線リンクは、そのセクタに属する単一の論理的な識別情報によって識別され得る。セクタへと分割されるセルでは、セル内の複数のセクタはアンテナのグループによって形成されることがあり、各アンテナはセルの部分の中のUEとの通信を担う。
図2では、2つの基地局210および212がセル202および204において示され、セル206の中のリモートラジオヘッド(RRH)216を制御する第3の基地局214が示されている。すなわち、基地局は、統合されたアンテナを有することができ、またはフィーダケーブルによってアンテナもしくはRRHへと接続され得る。示される例では、セル202、204、および206はマクロセルと呼ばれることがあり、それは基地局210、212、および214が大きいサイズを有するセルをサポートするからである。さらに、基地局218が、1つまたは複数のマクロセルと重複し得るスモールセル208(たとえば、マイクロセル、ピコセル、フェムトセル、ホーム基地局、ホームNode B、ホームeNode Bなど)において示されている。この例では、セル208はスモールセルと呼ばれることがあり、それは基地局218が比較的小さいサイズを有するセルをサポートするからである。セルのサイズ決定は、システム設計ならびに構成要素の制約に従って行われ得る。
無線接続ネットワーク200は、任意の数のワイヤレス基地局およびセルを含み得ることを理解されたい。さらに、所与のセルのサイズまたはカバレッジエリアを拡大するために、中継ノードが展開され得る。基地局210、212、214、218は、任意の数のモバイル装置のためのコアネットワークにワイヤレスアクセスポイントを提供する。いくつかの例では、基地局210、212、214、および/または218は、上で説明され図1に示される基地局/スケジューリングエンティティ108と同じであり得る。
RAN200内で、セルは、各セルの1つまたは複数のセクタと通信していることがあるUEを含み得る。さらに、各基地局210、212、214、および218は、それぞれのセルの中のすべてのUEのために、コアネットワーク102(図1参照)へのアクセスポイントを提供するように構成され得る。たとえば、UE222および224は基地局210と通信していることがあり、UE226および228は基地局212と通信していることがあり、UE230および232はRRH216によって基地局214と通信していることがあり、UE234は基地局218と通信していることがある。いくつかの例では、UE222、224、226、228、230、232、234、238、240、および/または242は、上で説明され図1に示されるUE/スケジューリングされるエンティティ106と同じであり得る。
いくつかの例では、ドローンまたはクアッドコプターであり得る無人航空機(UAV)220は、モバイルネットワークノードであることが可能であり、UEとして機能するように構成され得る。たとえば、UAV220は、基地局210と通信することによってセル202内で動作し得る。
RAN200のさらなる態様では、基地局からのスケジューリング情報または制御情報に必ずしも依存することなく、UE間でサイドリンク信号が使用され得る。たとえば、2つ以上のUE(たとえば、UE226および228)は、基地局(たとえば、基地局212)を通じてその通信を中継することなく、ピアツーピア(P2P)またはサイドリンク信号227を使用して互いと通信し得る。さらなる例では、UE240および242と通信するUE238が示される。ここで、UE238はスケジューリングエンティティまたは主要サイドリンクデバイスとして機能することができ、UE240および242はスケジューリングされるエンティティまたは非主要(たとえば、二次的)サイドリンクデバイスとして機能することができる。さらに別の例では、UEは、デバイスツーデバイス(D2D)、ピアツーピア(P2P)、もしくはビークルツービークル(V2V)ネットワークにおいて、および/またはメッシュネットワークにおいて、スケジューリングエンティティとして機能し得る。メッシュネットワークの例では、UE240および242は、スケジューリングエンティティ238と通信することに加えて、任意選択で互いに直接通信し得る。したがって、時間-周波数リソースへのスケジューリングされたアクセス権がありセルラー構成、P2P構成、またはメッシュ構成を有するワイヤレス通信システムでは、スケジューリングエンティティおよび1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティは、スケジューリングされるリソースを利用して通信し得る。いくつかの例では、サイドリンク信号227はサイドリンクトラフィックおよびサイドリンク制御を含む。いくつかの例では、サイドリンク制御情報は、request-to-send(RTS)、ソース送信信号(STS)、および/または方向選択信号(DSS)などの、要求信号を含み得る。要求信号は、スケジューリングされるエンティティが、サイドリンク信号に利用可能なサイドリンクチャネルを保つためにある時間長を要求することを可能にし得る。サイドリンク制御情報はさらに、clear-to-send(CTS)および/または宛先受信信号(DRS)などの応答信号を含み得る。応答信号は、たとえば要求された時間長に対する、サイドリンクチャネルの利用可能性をスケジューリングされるエンティティが示すことを可能にし得る。要求信号および応答信号の交換(たとえば、ハンドシェイク)は、サイドリンク通信を実行する様々なスケジューリングされるエンティティが、サイドリンクトラフィック情報の通信の前にサイドリンクチャネルの利用可能性を交渉することを可能にし得る。
無線接続ネットワーク200では、位置とは無関係に移動中に通信するためのUEの能力が、モビリティと呼ばれる。UEと無線接続ネットワークとの間の様々な物理チャネルは一般に、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF、図示されておらず、図1のコアネットワーク102の一部である)の制御のもとでセットアップされ、維持され、解放され、AMFは、制御プレーン機能とユーザプレーン機能の両方のためのセキュリティコンテキストを管理するセキュリティコンテキスト管理機能(SCMF)、および認証を実行するセキュリティアンカー機能(SEAF)を含み得る。
無線接続ネットワーク200は、モビリティおよびハンドオーバー(すなわち、ある無線チャネルから別の無線チャネルへのUEの接続の移行)を可能にするために、DLベースのモビリティまたはULベースのモビリティを利用し得る。DLベースのモビリティのために構成されるネットワークでは、スケジューリングエンティティとの呼の間に、または任意の他の時間に、UEは、そのサービングセルからの信号の様々なパラメータ、ならびに近隣セルの様々なパラメータを監視し得る。これらのパラメータの品質に応じて、UEは、近隣セルのうちの1つまたは複数との通信を維持することができる。この時間の間に、UEがあるセルから別のセルに移動する場合、または近隣セルからの信号品質が所与の時間の間サービングセルからの信号品質を超える場合、UEはサービングセルからその近隣(ターゲット)セルへのハンドオフまたはハンドオーバーに取りかかり得る。たとえば、UE224(車両として示されているが、任意の適切な形式のUEが使用され得る)は、近隣セル206に対応する地理的エリアに、そのサービングセル202に対応する地理的エリアから移動し得る。近隣セル206からの信号強度または信号品質が、所与の時間の間サービングセル202の信号強度または信号品質を超えるとき、UE224は、この条件を示す報告メッセージをそのサービング基地局210に送信し得る。それに応答して、UE224はハンドオーバーコマンドを受信することができ、UEはセル206へのハンドオーバーを受けることができる。
ULベースのモビリティのために構成されるネットワークでは、各UEからのUL基準信号が、各UEのためのサービングセルを選択するためにネットワークによって利用され得る。いくつかの例では、基地局210、212、および214/216は、統一された同期信号(たとえば、統一された1次同期信号(PSS)、統一された2次同期信号(SSS)、および統一された物理ブロードキャストチャネル(PBCH))をブロードキャストし得る。UE222、224、226、228、230、および232は、統一された同期信号を受信し、同期信号からキャリア周波数およびスロットタイミングを導出し、タイミングを導出したことに応答して、アップリンクパイロットまたは基準信号を送信し得る。UE(たとえば、UE224)によって送信されるアップリンクパイロット信号は、無線接続ネットワーク200内の2つ以上のセル(たとえば、基地局210および214/216)によって同時に受信され得る。セルの各々がパイロット信号の強度を測定することができ、無線接続ネットワーク(たとえば、基地局210および214/216のうちの1つまたは複数ならびに/またはコアネットワーク内の中心ノード)が、UE224のためのサービングセルを決定することができる。UE224が無線接続ネットワーク200を通って移動するにつれて、ネットワークは、UE224によって送信されるアップリンクパイロット信号を監視し続け得る。近隣セルによって測定されるパイロット信号の信号強度または品質が、サービングセルによって測定される信号強度または品質を超えるとき、ネットワーク200は、UE224に知らせて、または知らせることなく、サービングセルから近隣セルにUE224をハンドオーバーし得る。
基地局210、212、および214/216によって送信される同期信号は統一され得るが、同期信号は特定のセルを識別しないことがあり、むしろ、同じ周波数で動作する、かつ/または同じタイミングを有する複数のセルのゾーンを識別することがある。5Gネットワークまたは次世代通信ネットワークにおけるゾーンの使用は、アップリンクベースのモビリティフレームワークを可能にし、UEとネットワークの両方の効率を高め、それは、UEとネットワークとの間で交換される必要があるモビリティメッセージの数が減り得るからである。
様々な実装形態において、無線接続ネットワーク200の中のエアインターフェースは、免許スペクトル、免許不要スペクトル、または共有スペクトルを利用し得る。免許スペクトルは、一般に政府の規制当局から免許を購入した移動体通信事業者による、スペクトルの一部分の排他的な使用を可能にする。免許不要スペクトルは、政府により許諾された免許を必要としないスペクトルの一部分の共有される使用を可能にする。一般に、一部の技術的な規則に適合するには、免許不要スペクトルにアクセスすることが依然として必要とされるが、あらゆる事業者またはデバイスがアクセス権を得ることができる。共有スペクトルは免許スペクトルと免許不要スペクトルとの間に該当することがあり、ここで、技術的な規則または制約がスペクトルにアクセスするために必要とされ得るが、スペクトルは複数の事業者および/または複数のRATによって依然として共有され得る。たとえば、免許スペクトルの一部分に対する免許の保持者は、たとえばアクセス権を得るために適切な被免許者により決定される条件を持つ、他の関係者とスペクトルを共有するために、免許共有アクセス権(LSA)を提供し得る。
無線接続ネットワーク200上での送信が、低ブロックエラーレート(BLER)を得ながら非常に高いデータレートをそれでも達成するために、チャネルコーディングが使用され得る。すなわち、ワイヤレス通信は一般に、適切な誤り訂正ブロック符号を利用し得る。典型的なブロック符号では、情報メッセージまたはシーケンスはコードブロック(CB)へと分割され、送信デバイスにおけるエンコーダ(たとえば、CODEC)が次いで、冗長性を情報メッセージへ数学的に加算する。符号化された情報メッセージにおけるこの冗長性の活用は、メッセージの信頼性を高めることができ、雑音により生じ得るあらゆるビットエラーの訂正を可能にする。
早期の5G NR規格では、ユーザデータトラフィックは、2つの異なるベースグラフを用いる準巡回低密度パリティチェック(LDPC)を使用してコーディングされる。一方のベースグラフは大きい符号ブロックおよび/または高い符号レートのために使用され、一方で他方のベースグラフはそれ以外に使用される。制御情報および物理ブロードキャストチャネル(PBCH)は、ネストされたシーケンスに基づいて、ポーラ符号を使用してコーディングされる。これらのチャネルのために、パンクチャリング、短縮、および反復が、レートマッチングのために使用される。
しかしながら、本開示の態様は、任意の適切なチャネルコードを利用して実装され得ることを、当業者は理解するであろう。スケジューリングエンティティ108およびスケジューリングされるエンティティ106の様々な実装形態は、ワイヤレス通信のためにこれらのチャネルコードのうちの1つまたは複数を利用するための、適切なハードウェアおよび能力(たとえば、エンコーダ、デコーダ、および/またはコーデック)を含み得る。
無線接続ネットワーク200の中のエアインターフェースは、様々なデバイスの同時通信を可能にするために、1つまたは複数の多重化および多元接続アルゴリズムを利用し得る。たとえば、5G NR規格は、UE222および224から基地局へのUL送信のために、および基地局210から1つまたは複数のUE222および224へのDL送信のための多重化のために多元接続を提供し、巡回プレフィックス(CP)を用いた直交周波数分割多重化(OFDM)を利用する。加えて、UL送信のために、5G NR規格は、CPを用いた離散フーリエ変換-拡散-OFDM(DFT-s-OFDM)(シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)とも呼ばれる)をサポートする。しかしながら、本開示の範囲内で、多重化および多元接続は上の方式に限定されず、時分割多元接続(TDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、スパース符号多元接続(SCMA)、リソース拡散多元接続(RSMA)、または他の適切な多元接続方式を利用して提供され得る。さらに、基地局210からUE222および224へのDL送信の多重化は、時分割多重化(TDM)、符号分割多重化(CDM)、周波数分割多重化(FDM)、直交周波数分割多重化(OFDM)、スパース符号多重化(SCM)、または他の適切な多重化方式を利用して提供され得る。
無線接続ネットワーク200の中のエアインターフェースはさらに、1つまたは複数の複信アルゴリズムを利用し得る。複信とは、両方のエンドポイントが両方の方向に互いに通信できる、ポイントツーポイントリンクを指す。全複信とは、両方のエンドポイントが互いに同時に通信できることを意味する。半複信とは、ある時間に一方のエンドポイントのみが他方に情報を送信できることを意味する。ワイヤレスリンクにおいて、全複信チャネルは一般に、送信機および受信機の物理的な分離、ならびに適切な干渉打消し技法に依存する。全複信のエミュレーションが頻繁に、周波数分割複信(FDD)または時分割複信(TDD)を利用することによってワイヤレスリンクのために実施される。FDDでは、異なる方向の送信は異なるキャリア周波数において動作する。TDDでは、所与のチャネル上での異なる方向への送信は、時分割複信を使用して互いに離隔される。すなわち、ある時間には、チャネルが一方の方向への送信に専用であり、一方で他の時間には、そのチャネルは他方の方向への送信に専用であり、方向は非常に高速に、たとえばスロット当たり数回変化し得る。
本開示の様々な態様が、図3に概略的に示されるOFDM波形を参照して説明される。本開示の様々な態様は、本明細書において以下で説明されるのと実質的に同じ方法でSC-FDMA波形に適用され得ることを、当業者は理解されたい。すなわち、本開示のいくつかの例はわかりやすくするためにOFDMリンクに注目することがあるが、同じ原理はSC-FDMA波形にも適用され得ることを理解されたい。
ここで図3を参照すると、例示的なDLサブフレーム302の拡大図が図示されており、OFDMリソースグリッドを示している。しかしながら、当業者が容易に理解するように、あらゆる特定の適用例のためのPHY送信構造が、任意の数の要因に応じて、ここで説明される例から変化し得る。ここで、時間はOFDMシンボルの単位で水平方向であり、周波数はサブキャリアの単位で垂直方向である。
所与のアンテナポートのための時間-周波数リソースを概略的に表すために、リソースグリッド304が使用され得る。すなわち、利用可能な複数のアンテナポートがある多入力多出力(MIMO)実装形態では、対応する複数の数のリソースグリッド304が通信に利用可能であり得る。リソースグリッド304は、複数のリソース要素(RE)306へと分割される。1サブキャリア×1シンボルであるREが、時間-周波数グリッドの最小の個別の部分であり、物理チャネルまたは信号からのデータを表す単一の複素数値を含む。特定の実装形態において利用される変調に応じて、各REは1つまたは複数のビットの情報を表し得る。いくつかの例では、REのブロックは、物理リソースブロック(PRB)またはより簡単にはリソースブロック(RB)308と呼ばれることがあり、これは周波数領域において任意の適切な数の連続的なサブキャリアを含む。一例では、RBは12個のサブキャリアを含むことがあり、これは使用されるヌメロロジーとは無関係な数である。いくつかの例では、ヌメロロジーに基づいて、RBは、時間領域において任意の適切な数の連続的なOFDMシンボルを含むことがある。本開示内では、RB308などの単一のRBは単一の通信の方向(所与のデバイスに対して送信または受信のいずれか)に完全に対応することが仮定される。
連続的なまたは非連続的なリソースブロックのセットは、リソースブロックグループ(RBG)またはサブバンドと本明細書で呼ばれ得る。サブバンドのセットは、帯域幅全体にわたり得る。ダウンリンク送信またはアップリンク送信のためのUE(スケジューリングされるエンティティ)のスケジューリングは通常、1つまたは複数のサブバンド内で1つまたは複数のリソース要素306をスケジューリングすることを伴う。したがって、UEは一般に、リソースグリッド304のサブセットのみを利用する。RBは、UEに割り振られ得るリソースの最小単位であり得る。したがって、UEのためにスケジューリングされるRBが多いほど、かつエアインターフェースのために選ばれる変調方式が高いほど、UEのデータレートが高くなる。
この図において、RB308はサブフレーム302の帯域幅全体未満を占有するものとして示されており、一部のサブキャリアはRB308の上および下に示されている。所与の実装形態では、サブフレーム302は、1つまたは複数のRB308のうちの任意の数に対応する帯域幅を有し得る。さらに、この図では、RB308はサブフレーム302の時間長全体未満を占有するものとして示されているが、これは1つの可能な例にすぎない。
各々の1msサブフレーム302は、1つまたは複数の隣接するスロットからなり得る。図3に示される例では、1つのサブフレーム302は、説明のための例として、4個のスロット310を含む。いくつかの例では、スロットは、所与の巡回プレフィックス(CP)長を伴う指定された数のOFDMシンボルに従って定義され得る。たとえば、スロットは、ノミナルのCPを伴う7個または14個のOFDMシンボルを含み得る。追加の例は、より短い時間長(たとえば、1つまたは2つのOFDMシンボル)を有するミニスロットを含み得る。これらのミニスロットは、場合によっては、同じUEまたは異なるUEのための進行中のスロット送信のためにスケジューリングされるリソースを占有して送信されることがある。リソースブロックまたはリソースブロックグループ(たとえば、サブキャリアおよびOFDMシンボルのグループ)のうちの任意の数が、サブフレームまたはスロット内で利用され得る。
スロット310のうちの1つの拡大図は、制御領域312およびデータ領域314を含むスロット310を示す。一般に、制御領域312は制御チャネル(たとえば、PDCCH)を搬送することができ、データ領域314はデータチャネル(たとえば、PDSCHまたはPUSCH)を搬送することができる。当然、スロットは、すべてのDL、すべてのUL、または少なくとも1つのDL部分および少なくとも1つのUL部分を含み得る。図3に示される単純な構造は本質的に例にすぎず、異なるスロット構造が利用されることがあり、制御領域およびデータ領域の各々のうちの1つまたは複数を含むことがある。
図3には示されないが、RB308内の様々なRE306は、制御チャネル、共有チャネル、データチャネルなどを含む、1つまたは複数の物理チャネルを搬送するようにスケジューリングされ得る。RB308内の他のRE306はまた、復調基準信号(DMRS)、制御基準信号(CRS)、またはサウンディング基準信号(SRS)に限定はされないがそれらを含む、パイロット信号または基準信号を搬送し得る。これらのパイロットまたは基準信号は、対応するチャネルのチャネル推定を受信デバイスが実行することを可能にでき、このことは、RB308内での制御チャネルおよび/またはデータチャネルのコヒーレントな復調/検出を可能にし得る。
DL送信では、送信デバイス(たとえば、スケジューリングエンティティ108)は、PBCH、PSS、SSS、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、物理ハイブリッド自動再送要求(HARQ)インジケータチャネル(PHICH)、および/または物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)などの、1つまたは複数のDL制御チャネルを含むDL制御情報を1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティに搬送するために、(たとえば、制御領域312内の)1つまたは複数のRE306を割り振り得る。PCFICHは、PDCCHを受信して復号する際に受信デバイスを助けるための情報を提供する。PDCCHは、電力制御コマンド、スケジューリング情報、グラント、ならびに/またはDL送信およびUL送信のためのREの割当てを含むがそれらには限定されない、ダウンリンク制御情報(DCI)を搬送する。PHICHは、肯定応答(ACK)または否定応答(NACK)などのHARQフィードバック送信を搬送する。HARQは当業者によく知られている技法であり、パケット送信の完全性が、たとえば、チェックサムまたは巡回冗長検査(CRC)などの任意の適切な完全性検査機構を利用して、精度について受信側で検査され得る。送信の完全性が確認される場合、ACKが送信されてよく、確認されない場合、NACKが送信されてよい。NACKに応答して、送信デバイスは、chase combining、incremental redundancyなどを実装し得る、HARQ再送信を送信し得る。
UL送信では、送信デバイス(たとえば、スケジューリングされるエンティティ106)は、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)などの1つまたは複数のUL制御チャネルを含むUL制御情報をスケジューリングエンティティに搬送するために、1つまたは複数のRE306を利用し得る。UL制御情報は、パイロット、基準信号、アップリンクデータ送信の復号を可能にするように、またはそれを助けるように構成される情報を含む、様々なパケットタイプおよびカテゴリを含み得る。いくつかの例では、制御情報は、スケジューリング要求(SR)、すなわちアップリンク送信をスケジューリングすることを求めるスケジューリングエンティティに対する要求を含み得る。ここで、制御チャネル上で送信されるSRに応答して、スケジューリングエンティティは、アップリンクパケット送信のためのリソースをスケジューリングし得るダウンリンク制御情報を送信し得る。UL制御情報はまた、HARQフィードバック、チャネル状態フィードバック(CSF)、または任意の他の適切なUL制御情報を含み得る。
制御情報に加えて、(たとえば、データ領域314内の)1つまたは複数のRE306が、ユーザデータトラフィックのために割り振られ得る。そのようなトラフィックは、DL送信、すなわち物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、またはUL送信、すなわち物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)などのために、1つまたは複数のトラフィックチャネル上で搬送され得る。いくつかの例では、データ領域314内の1つまたは複数のRE306は、システム情報ブロック(SIB)を搬送するように構成されることがあり、所与のセルへのアクセスを可能にし得る情報を搬送する。
上で説明されたこれらの物理チャネルは一般に、媒体アクセス制御(MAC)レイヤにおける処理のために、多重化されトランスポートチャネルにマッピングされる。トランスポートチャネルは、トランスポートブロック(TB)と呼ばれる情報のブロックを搬送する。情報のビットの数に対応し得る、トランスポートブロックサイズ(TBS)は、変調およびコーディング方式(MCS)ならびに所与の送信の中のRBの数に基づく、制御されたパラメータであり得る。
図3に示されるチャネルまたはキャリアは、スケジューリングエンティティとスケジューリングされるエンティティとの間で利用され得るチャネルまたはキャリアの必ずしもすべてではなく、他のトラフィックチャネル、制御チャネル、およびフィードバックチャネルなどの、他のチャネルまたはキャリアが、示されるものに加えて利用され得ることを当業者は認識するであろう。
本開示のある態様によれば、1つまたは複数のスロットは、自己完結型のスロットとして構築され得る。たとえば、図4および図5は、自己完結型のスロット400および500の2つの例示的な構造を示す。自己完結型のスロット400および/または500は、いくつかの例では、上で説明され図3に示されるスロット310の代わりに使用され得る。
図4は、本開示のいくつかの態様による、ダウンリンク(DL)中心スロット400の例を示す図である。DL中心という命名は一般に、DL方向への送信(たとえば、スケジューリングエンティティ108からスケジューリングされるエンティティ106への送信)により多くのリソースが割り振られるような構造を指す。図4に示される例では、時間が水平軸に沿って示され、一方で周波数が垂直軸に沿って示される。DL中心スロット400の時間-周波数リソースは、DLバースト402、DLトラフィック領域404、およびULバースト406へと分割され得る。
DLバースト402は、DL中心スロットの初期または最初の部分に存在し得る。DLバースト402は、1つまたは複数のチャネルに任意の適切なDL情報を含み得る。いくつかの例では、DLバースト402は、DL中心スロットの様々な部分に対応する、様々なスケジューリング情報および/または制御情報を含み得る。いくつかの構成では、DLバースト402は、図4に示されるように、物理DL制御チャネル(PDCCH)であり得る。DL中心スロットはDLトラフィック領域404も含み得る。DLトラフィック領域404は場合によっては、DL中心スロットのペイロードと呼ばれることがある。DLトラフィック領域404は、スケジューリングエンティティ108(たとえば、eNB)からスケジューリングされるエンティティ106(たとえば、UE)にDLユーザデータトラフィックを通信するために利用される通信リソースを含み得る。いくつかの構成では、DLトラフィック領域404は、物理DL共有チャネル(PDSCH)を含み得る。
ULバースト406は、1つまたは複数のチャネルに任意の適切なUL情報を含み得る。いくつかの例では、ULバースト406は、DL中心スロットの様々な他の部分に対応するフィードバック情報を含み得る。たとえば、ULバースト406は、DLバースト402および/またはDLトラフィック領域404に対応するフィードバック情報を含み得る。フィードバック情報の非限定的な例は、ACK信号、NACK信号、HARQインジケータ、および/または様々な他の適切なタイプの情報を含み得る。ULバースト406は、ランダムアクセスチャネル(RACH)手順に関する情報、スケジューリング要求(SR)(たとえば、PUCCH内の)、および様々な他の適切なタイプの情報などの、追加のまたは代替の情報を含み得る。
ここで、DL中心スロット400などのスロットは、DLトラフィック領域404において搬送されるデータのすべてが同じスロットのDLバースト402においてスケジューリングされるとき、およびさらに、DLトラフィック領域404において搬送されるデータのすべてが同じスロットのULバースト406において肯定応答される(または少なくとも肯定応答される機会を有する)とき、自己完結型のスロットと呼ばれ得る。このようにして、各々の自己完結型のスロットは、任意の所与のパケットのためのスケジューリング-送信-肯定応答のサイクルをいずれかの他のスロットが完了することを必ずしも必要としない、自己完結型のエンティティであると見なされ得る。
図4に示されるように、DLトラフィック領域404の終了は、ULバースト406の最初とは時間的に離隔され得る。この時間的な離隔は、場合によっては、ギャップ、ガード期間、ガード間隔、および/または様々な他の適切な用語として呼ばれることがある。この離隔は、DL通信(たとえば、スケジューリングされるエンティティ106(たとえば、UE)による受信動作)からUL通信(たとえば、スケジューリングされるエンティティ106(たとえば、UE)による送信)への切替えのための時間を提供する。上記はDL中心スロットの一例にすぎず、同様の特徴を有する代替的な構造が本明細書で説明される態様から必ずしも逸脱することなく存在し得ることを、当業者は理解するであろう。
図5は、本開示のいくつかの態様による、アップリンク(DL)中心スロット500の例を示す図である。UL中心という命名は一般に、UL方向への送信(たとえば、スケジューリングされるエンティティ106からスケジューリングエンティティ108への送信)により多くのリソースが割り振られるような構造を指す。図5に示される例では、時間が水平軸に沿って示され、一方で周波数が垂直軸に沿って示される。UL中心スロット500の時間-周波数リソースは、DLバースト502、ULトラフィック領域504、およびULバースト506へと分割され得る。
DLバースト502は、UL中心スロットの初期または最初の部分に存在し得る。図5のDLバースト502は、図4を参照して上で説明されたDLバースト402と同様であり得る。UL中心スロットはULトラフィック領域504も含み得る。ULトラフィック領域504は場合によっては、UL中心スロットのペイロードと呼ばれることがある。ULトラフィック領域504は、スケジューリングされるエンティティ106(たとえば、UE)からスケジューリングエンティティ108(たとえば、eNB)にULユーザデータトラフィックを通信するために利用される通信リソースを含み得る。いくつかの構成では、ULトラフィック領域504は、物理UL共有チャネル(PUSCH)であり得る。図5に示されるように、DLバースト502の終了は、ULトラフィック領域504の最初とは時間的に離隔され得る。この時間的な離隔は、場合によっては、ギャップ、ガード期間、ガード間隔、および/または様々な他の適切な用語として呼ばれることがある。この離隔は、DL通信(たとえば、スケジューリングされるエンティティ106(たとえば、UE)による受信動作)からUL通信(たとえば、スケジューリングされるエンティティ106(たとえば、UE)による送信)への切替えのための時間を提供する。
図5のULバースト506は、図4を参照して上で説明されたULバースト406と同様であり得る。ULバースト506は、追加で、または代替として、チャネル品質インジケータ(CQI)に関する情報、サウンディング基準信号(SRS)、および様々な他の適切なタイプの情報を含み得る。上記はUL中心スロットの一例にすぎず、同様の特徴を有する代替的な構造が本明細書で説明される態様から必ずしも逸脱することなく存在し得ることを、当業者は理解するであろう。
Long Term Evolution(LTE)ワイヤレスネットワークなどのレガシー(たとえば、4G)ワイヤレス通信ネットワークでは、UEは、低いピーク対平均電力比(PAPR)を維持するために、単一のサブフレーム内でPUCCHまたはPUSCHのいずれか1つだけでUCIを送信し得る。しかしながら、5G NRワイヤレス通信ネットワークでは、UCIは、UL中心スロット500のPUSCH(たとえば、トラフィック領域504)とPUCCH(たとえば、ULバースト506)の両方の中で送信され得る。
加えて、Long Term Evolution(LTE)ワイヤレスネットワークなどのレガシー(たとえば、4G)ワイヤレス通信ネットワークでは、PUCCHリソースは通常、より高次のレイヤのシグナリング(たとえば、無線リソース制御(RRC)シグナリング)を使用して準静的に割り振られ、一方でPUSCHリソースは通常、動的なシグナリングを使用して(たとえば、PDCCH内のダウンリンク制御情報(DCI)として)動的に割り振られる。しかしながら、New Radio(NR)ワイヤレスネットワークなどの次世代(たとえば、5G)のワイヤレスネットワークでは、PUCCHリソースは、準静的に割り振られることと動的に割り振られることの両方が行われ得る。準静的に許諾されるPUCCHリソースは、たとえば、定期的なまたは半永続的なダウンリンク送信のために、定期的なスケジューリング要求、CQI、およびHARQフィードバック送信などの、定期的なUCIを搬送し得る。動的に許諾されるPUCCHまたはPUSCHリソースは、たとえば、通常のダウンリンク送信(たとえば、非定期的なまたは非半永続的なダウンリンク送信)のためのHARQフィードバック送信、何らかのPDCCH情報のためのHARQフィードバック送信、および非定期的なCQI報告などの、非定期的なUCIを搬送し得る。
図6は、本開示のいくつかの態様による、動的なスケジューリングのための例示的なシグナリングを示すシグナリング図600である。ユーザデータトラフィックがスケジューリングされるエンティティ106のアップリンクバッファに到達するとき、602において、スケジューリングされるエンティティ106は、スケジューリングされるエンティティ106がユーザデータトラフィックをスケジューリングエンティティ108に送信するための時間-周波数リソース(たとえば、リソース要素/リソースブロック)のアップリンクグラントを要求するために、スケジューリング要求をスケジューリングエンティティ108に送信し得る。スケジューリング要求は、たとえば、DL中心スロットまたはUL中心スロットのULバースト内でPUCCHを介して送信され得る。
スケジューリング要求に応答して、スケジューリングエンティティ108は、1つまたは複数のリソース要素(たとえば、1つまたは複数のリソースブロックに対応し得る)のセットをスケジューリングされるエンティティ106に割り振り、604において、アップリンクグラントに対応するスケジューリング情報(たとえば、割り当てられたリソース要素を示す情報)をスケジューリングされるエンティティ106に送信し得る。スケジューリング情報は、たとえば、DL中心スロットまたはUL中心スロットのDLバースト内でPDCCHを介して送信され得る。いくつかの例では、スケジューリング情報は、スケジューリングされるエンティティのセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)を用いてマスキング(スクランブリング)され得る。606において、スケジューリングされるエンティティ106は次いで、ユーザデータトラフィックをスケジューリングエンティティ108に送信するために、割り当てられたアップリンクリソース要素を利用し得る。トラフィックのための割り当てられたアップリンクリソースは、PDCCHと同じスロット内(たとえば、PDCCHがUL中心スロットにおいて送信されるとき)、または後続のスロット内(たとえば、PDCCHがDL中心スロットにおいて送信されるとき)にあり得る。
図7は、本開示のいくつかの態様による、半永続的なスケジューリング(SPS)のための例示的なシグナリングを示すシグナリング図700である。一般に、SPSは、定められた設定に基づく定期的な通信のために使用され得る。たとえば、SPSは、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)用途などの、小さく、予測可能な、かつ/または定期的なペイロードを伴う用途に適用され得る。PDCCHを溢れさせるのを避けるために、アップリンクグラントに対応するスケジューリング情報は、PDCCH上で一度だけシグナリングされ得る。続いて、追加のスケジューリング情報を受信する必要なく、スケジューリングされるエンティティ106は、アップリンクグラントにおいて割り振られるリソースを定期的に利用し得る。スケジューリングされるエンティティ106が半永続的なスケジューリングされるリソースを介してユーザデータトラフィックを送信し得る周期は、SPSアップリンクグラントが最初に構成されるときに確立され得る。
図7に示される図を参照すると、702において、スケジューリングエンティティ108は、スケジューリングされるエンティティ106のためにSPSを構成し、SPS構成パラメータを含むスケジューリング情報をスケジューリングされるエンティティ106に送信し得る。スケジューリング情報を含むSPS構成メッセージは、たとえば、DL中心スロットまたはUL中心スロットのDLバースト内でPDCCHを介して送信され得る。SPS構成パラメータは、たとえば、SPSアップリンクグラントのための割り振られるリソースの指示、スケジューリングされるエンティティ106のための半永続的なスケジューリング識別子(たとえば、SPS-RNTI)、およびSPSアップリンクグラントの周期を含み得る。SPS-RNTIは、スケジューリングエンティティ108によって割り当てられ、SPSアップリンクグラントに関する後続の送信をスクランブリングするために利用され得る。追加のSPS構成パラメータはまた、限定はされないが、暗黙的な解放時間、巡回シフトDMRS構成、変調およびコーディング方式(MCS)、ならびに/または他のパラメータを含み得る。SPSアップリンクグラントは、たとえば、無線リソース制御(RRC)プロトコルを介して構成され得る。
スケジューリングエンティティは、スケジューリングされるエンティティ106のサービス要件に基づいて、またはスケジューリングされるエンティティ106による要求に応答して、任意の時間にSPSグラントを構成し得る。たとえば、スケジューリングエンティティ108は、スケジューリングされるエンティティに提供されるべきサービス品質(QoS)および/またはスケジューリングエンティティによって送信されるべきトラフィックのタイプに基づいて、SPSグラントを構成し得る。いくつかの例では、スケジューリングエンティティ108は、VoIPサービスのための専用ベアラが確立すると、SPSアップリンクグラントを構成し得る。別の例として、スケジューリングエンティティ108は、1つまたは複数のアップリンクパケットのための低レイテンシQoS要件を満たすように、SPSアップリンクグラントを構成し得る。
構成されると、SPSアップリンクグラントの使用を開始するために、704において、スケジューリングエンティティ108は次いで、SPS-RNTIを用いてスクランブリングされるSPS有効化メッセージをスケジューリングされるエンティティ106に送信して、SPSアップリンクグラントを有効化し、スケジューリングされるエンティティ106がSPS構成パラメータに基づいてSPSアップリンクグラントを利用することを可能にし得る。SPS有効化メッセージは、たとえば、DL中心スロットまたはUL中心スロットのDLバースト内でPDCCHを介して送信され得る。706および708において、スケジューリングされるエンティティ106は次いで、SPSアップリンクグラントの周期に基づいて、UL中心スロット内のスケジューリングエンティティにアップリンクトラフィックを定期的に送信するために、割り当てられたアップリンクリソースを利用し得る。不活動の期間の間、またはデータ転送が完了するとき、710において、SPSアップリンクグラントは無効化/解放され得る。たとえば、明示的な無効化/解放メッセージが、スケジューリングエンティティ108からスケジューリングされるエンティティ106に送信され得る。他の例では、スケジューリングされるエンティティ106は、SPS構成パラメータの一部として受信される暗黙的な解放時間とともに不活動タイマーを始動することができ、不活動タイマーが満了するとき、スケジューリングされるエンティティ106はSPSアップリンクリソースを解放することができる。
SPSアップリンクグラントが有効である間、割り振られるアップリンクリソース、MCS、および他のSPS構成パラメータは一定のままである。しかしながら、再送信(たとえば、HARQ再送信)が、SPS-RNTIを使用してSPS間隔とSPS間隔との間で動的にスケジューリングされることがある。加えて、無線リンク条件が変化する場合、新しいSPSアップリンクグラントが、構成され有効化される必要があり得る。
上で示されたように、PUCCHリソースは、図7に示されるように準静的に、および図6に示されるように動的に、の両方で割り振られ得る。5G NRワイヤレスネットワークにおけるUCIリソース割振りに柔軟性をもたらすことによって、定期的なUCIのための特定のUEへのUCIリソースグラント(たとえば、準静的なUCIリソースグラント)は、非定期的なUCIのためのその特定のUEへのUCIリソースグラント(たとえば、動的なUCIリソースグラント)と、時間的に近くで発生することがあり、または時間的に重複することがある。同様に、UEへの動的なUCIリソースグラントは、そのUEのための他の動的なUCIリソースグラントと、時間的に近くで発生することがあり、または時間的に重複することがあり、UEに対する準静的なUCIリソースグラントも、そのUEのための他の準静的なUCIリソースグラントと、時間的に近くで発生することがあり、または時間的に重複することがある。たとえば、複数の準静的なUCIリソースグラントはUEに割り振られることがあり、それらの各々が異なるUCIのために構成される(たとえば、定期的な情報またはSPSフィードバック情報のための1つのグラント、スケジューリング要求のための1つのグラント、および定期的なCQIのための1つのグラント)。準静的なUCIリソースグラントは、異なる周期、異なる開始オフセット、または異なる時間的な送信パターンを有し得る。
本開示の様々な態様によれば、特定のUEのための様々なUCIリソースグラントを管理するために、様々なグラント選択規則は、特定の期間内に割り振られるUCIリソースグラントのうちの1つまたは複数をUEが選択することを可能にするように定義され得る。たとえば、ここで図8を参照すると、3つの期間T1、T2、およびT3が示されている。いくつかの例では、各期間T1、T2、およびT3は、たとえば、1つまたは複数の送信時間間隔(TTI)を含み得る。本明細書では、TTIという用語は、1つまたは複数のOFDMシンボルのセット、ミニスロット、スロット、またはスロットのセットを指す。
いくつかの例では、図9に示されるように、期間(たとえば、期間T1)は、TTI1と表記される単一のTTIを含む(たとえば、UCIリソースグラントが同じTTI内で割り振られる)。他の例では、期間(たとえば、期間T2)は、2つ以上の重複するTTI(TTI2およびTTI3)を含む。さらに他の例では、期間(たとえば、期間T3)は、2つ以上の重複しない送信時間間隔のうちの第1の送信時間間隔TTI4の開始および/または終了と、2つ以上の重複しない送信時間間隔の第2の送信時間間隔TTI5の開始および/または終了との間の期間によって定義される、2つ以上の重複しないTTI(たとえば、TTI4およびTTI5)を含む。図9に示される例では、期間T3は、第1の送信時間間隔TTI4の開始と第2の送信時間間隔TTI5の終了との間の期間として定義される。
図8を再び参照すると、T1において、2つのUCIリソースグラント802および804があり、これらの各々がUCIのためのリソース要素のそれぞれのセット(UCI-1およびUCI-2)を割り振る。UCIリソースグラント802および804は、同じ期間T1内に含まれるが、時間的に重複しない。同様に、T2において、2つのUCIリソースグラント806および808があり、これらの各々がUCIのためのリソース要素のそれぞれのセット(UCI-3およびUCI-4)を割り振る。T2において、UCIリソースグラント806および808は、時間的に互いに部分的に重複する。同様に、T3において、2つのUCIリソースグラント810および812があり、これらの各々がUCIのためのリソース要素のそれぞれのセット(UCI-4およびUCI-5)を割り振る。T3において、UCIリソースグラント810は期間T3の時間長にわたり、UCIリソースグラント812はUCIリソースグラント810内に完全に含まれる。
したがって、T1、T2、およびT3の各々において、UEは、期間の各々においてUCIリソースグラントのうちの1つまたは複数を選択して選択されたリソース要素でUCIを送信するために、グラント選択規則を適用する。たとえば、T1において、UEは、UCI-1および/またはUCI-2を送信するために、UCIリソースグラント802および/または804を選択し得る。加えて、T2において、UEはUCI-3および/またはUCI-4を送信するためにUCIリソースグラント806および/または808を選択することができ、一方でT3において、UEはUCI-5および/またはUCI-6を送信するためにUCIリソースグラント810および/または812を選択することができる。
本開示のいくつかの態様では、UEは、その期間に対応する閾値を用いて構成されることがあり、第1のUCIリソースグラントと第2のUCIリソースグラントとの間の時間差がその閾値より小さいかどうかを決定することがある。この時間差は、第1のUCIリソースグラントの開始または終了から、第2のUCIリソースグラントの開始または終了までで決定され得る。時間差が閾値より小さい場合(たとえば、第1および第2のUCIリソースグラントが同じ期間内に発生する場合)、UEは、事前に構成されたグラント選択規則を利用して、UCIを送信するためにUCIリソースグラントの一方または両方を選択し得る。
いくつかの例では、図8の期間T1の例を示す図10に示されるように、グラント選択規則は、UEに、UCIリソースグラント802および804のいずれも修正することなくUCIリソースグラント802および804の各々を選択させ、各グラントによって割り当てられるアップリンクリソース上で、グラントが送信するように割り当てられたUCIを送信させ得る。たとえば、UCI-1およびUCI-2のために割り振られるリソースは各々、UCI-1がUCIリソースグラント802上で送信され得るように、かつUCI-2がUCIリソースグラント804上で送信され得るように、選択され得る。
いくつかの例では、図8の期間T1の別の例を示す図11に示されるように、グラント選択規則は、UEに、UCIリソースグラントのうちの少なくとも2つを選択させ、選択されたUCIリソースグラントの各々に割り振られるリソースを単一のUCIリソースグラントへと合成させ得る。UEは次いで、単一のUCIリソースグラント内のUCIリソースグラントの各々のためのUCIを多重化し得る。たとえば、UCIリソースグラント802および804は単一のUCIリソースグラント1100へと合成されることがあり、UEはUCIリソースグラント802と804の両方にわたって集合的なUCI(UCI-1とUCI-2の組合せ)を多重化することがある。UCIリソースグラントのうちの少なくとも1つが動的なUCIリソースグラントである場合、基地局(たとえば、gNB)は、UEが動的なUCIリソースグラントを含むDCIを復号するのに失敗することから守るために、UCIを復号するために複数の復号仮説を利用する必要があり得る。たとえば、1つの復号仮説は各UCIリソースグラントを別々に復号することがあり、一方で別の復号仮説は合成された単一のUCIリソースグラントを復号することがある。
個々のUCIリソースグラントが各々PUCCHリソースグラントである場合、単一のUCIリソースグラントがPUCCHリソースグラントとして扱われ得る。しかしながら、個々のUCIリソースグラントのうちの1つまたは複数がPUSCHリソースグラントである場合、単一のUCIリソースグラントがPUSCHリソースグラントとして扱われ得る。複数のUCIリソースグラント上でUCIを多重化することは、より大きいブロックサイズにより符号化利得の向上を可能にし得る。複数の動的なUCIリソースグラントが合成される場合、各々の動的なUCIリソースグラントのためのDCIは、同じスロットまたは異なるスロットにおいて受信され得る。たとえば、スロットnにおいて受信され、スロットn+kに適用される動的なPUCCHグラントは、スロットn+k'において受信される後続のPUCCH/PUSCHグラントと組み合わされることがあり、ここでk'<kである。
しかしながら、図8を再び参照すると、T3において示されるように、UCIリソースグラントが時間的に重複する場合、かつFDMまたはCDMがUCIリソースグラントの各々と関連付けられるUCIの送信のために利用される場合、相互変調歪みが、同じ電力増幅器(PA)を通じた非連続的な周波数の送信について生じ得る。加えて、低PAPR波形(たとえば、DFT-s-OFDM)波形が利用されるとき、PAPRも影響を受けることがある。したがって、他の例では、少なくとも2つのUCIリソースグラントのために割り振られるリソースを単一のUCIリソースグラントへと合成する代わりに、グラント選択規則は、UEに、期間内にUCIリソースグラントのうちの1つだけまたはすべて未満のものを選択させ得る。
たとえば、定期的なUCIを送信するための準静的なUCIリソースグラントおよび非定期的なUCIを送信するための動的なUCIリソースグラントの両方が、同じ期間内(たとえば、T2またはT3)に割り振られる場合、グラント選択規則は、UEに、準静的なUCIリソースグラントまたは動的なUCIリソースグラントのいずれかを選択させ得る。いくつかの例では、準静的なUCIリソースグラントが選択される場合、UEは、準静的なUCIリソースグラントに割り振られるリソース上で、定期的なUCIと、(動的なUCIリソースグラントと関連付けられる)非定期的なUCIの少なくとも一部とを多重化し得る。同様に、動的なUCIリソースグラントが選択される場合、UEは、動的なUCIリソースグラントに割り振られるリソース上で、定期的なUCIと非定期的なUCIの両方を多重化し得る。
たとえば、図8の期間T1の別の例を示す図12に示されるように、UCIリソースグラント802が準静的なUCIリソースグラントに対応し、UCIリソースグラント804が動的なUCIリソースグラントに対応する場合、UCIリソースグラント804内で送信されるはずであった非定期的なUCI(UCI-2)の少なくとも一部は、UCIリソースグラント802内で送信される定期的なUCI(UCI-1)と多重化され得る。非定期的なUCIペイロードが十分に小さい場合、非定期的なUCIのすべてが、準静的なUCIリソースグラント802に割り振られるリソース上で定期的なUCIと多重化され得る。この例では、基地局は、UEが動的なUCIリソースグラントを含むDCIを復号することに失敗することから守るために、やはり複数の復号仮説を利用する必要があり得る。
いくつかの例では、動的なUCIリソースグラントに割り振られる特定のリソースを示す動的なUCIリソースグラントをDCIが含む代わりに、DCIは、送信すべき特定の非定期的なDCIを特定する動的なリソーストリガを含み得る。動的なリソーストリガは次いで、動的なUCIリソースグラントに割り振られるはずであった特定のリソースを決定するために(たとえば、ルックアップテーブルを使用することによって、または、他の構成情報、もしくはDCIが送信されたダウンリンクリソースについての情報にアクセスすることによって)、UEによって使用され得る。UEは次いで、それらのリソースが準静的なアップリンクリソースと同じ期間内に存在することをさらに決定し、割り振られた準静的なアップリンクリソース内で非定期的なUCIの少なくとも一部を定期的なUCIと多重化し得る。他の例では、動的なUCIリソースグラントに割り振られるはずであった特定のリソースをUEに決定させる代わりに、動的なリソーストリガは単純に、準静的なUCIリソースグラントに割り振られるリソース内で示される非定期的なUCIの少なくとも一部分をUEが送信することを、トリガし得る。このようにして、動的なUCIリソースグラントに割り振られるはずであったリソースは、基地局によって別のUEに割り当て直され得る。
別の例として、UCIリソースグラント804が準静的なUCIリソースグラントに対応し、UCIリソースグラント802が動的なUCIリソースグラントに対応する場合、UCIリソースグラント804内で送信されるはずだった定期的なUCI(UCI-2)の少なくとも一部は、UCIリソースグラント802内で送信される非定期的なUCI(UCI-1)と多重化され得る。この例では、準静的なリソースは、基地局によって別のUEに割り当て直され得る。しかしながら、UEが動的なUCIリソースグラントを復号することが不可能であり準静的なUCIリソースグラントに割り振られるリソース上で送信する場合、干渉が生じ得る。
図8を再び参照すると、さらに他の例では、グラント選択規則は、UEに、より早い時間に発生する(たとえば、最初に開始するまたは最初に終了する)、または大きいを含むUCIリソースグラントを選択させ得る。たとえば、期間T2内で、UEはUCIリソースグラント802を選択することができ、それはUCIリソースグラント802がより早い時間に発生するからである。いくつかの例では、UCIリソースグラント間に結び付きがある(たとえば、UCIリソースグラントの各々が同じ時間に開始もしくは終了し、または同じ量のリソースが割り振られている)場合、グラント選択規則は、UEに、動的なUCIリソースグラントまたは準静的なUCIリソースグラントのいずれかを選択させ得る。
いくつかの例では、グラント選択規則は、UEに、UCIリソースグラントの各々を選択させ、選択されたUCIリソースグラントの各々のためのUCIを合成させ、選択されたUCIリソースグラントの各々の上で合成されたUCIを送信させ得る。たとえば、図8の期間T1の別の例を示す図13に示されるように、それぞれのUCIリソースグラント802および804上で各々別々に送信されるはずであったUCI-1およびUCI-2が合成されることがあり、合成されるUCI(UCI-1/4)はUCIリソースグラント802とUCIリソースグラント804の両方で送信されることがある。したがって、UCIは実質的に、2つ以上の異なるPUCCHおよび/またはPUSCH送信上で繰り返される。やはり、基地局は、UEが動的なUCIリソースグラントを含むDCIを復号することに失敗することから守るために、複数の復号仮説を利用する必要があり得る。
いくつかの例では、1つのOFDMシンボルの期間に等しく設定される閾値の例を示す図14に示されるように、UCIリソースグラントの開始および/または終了の整列を決定するために、2つのUCIリソースグラントの開始および/または終了の間の時間差が決定され得る。たとえば、この閾値は、1つのOFDMシンボルに等しいものとして示されている期間T4に対応し得る。2つのUCIリソースグラント814と816のそれぞれの開始の間の時間差が閾値(たとえば、T4)より小さい場合、UCIリソースグラント814および816のそれぞれの開始は、時間的に揃っていると考えられ得る。この例では、UEは、開始が揃っているUCIリソースグラント814および816のうちの1つを選択するために、事前に構成されたグラント選択規則を利用し得る。いくつかの例では、図12に関連して上で説明されたように、UEは、UCIリソースグラント(たとえば、UCIリソースグラント814)のうちの1つを選択し、UCIリソースグラント816からのUCIの少なくとも一部分をUCIリソースグラント814のためのUCIと合成し(たとえば、多重化し)、UCIリソースグラント814上で合成されたUCIを送信し得る。
別の例として、この閾値は、1つのOFDMシンボルに等しいものとして示されている期間T5に対応し得る。2つのUCIリソースグラント818と820のそれぞれの終了の間の時間差が閾値(たとえば、T5)より小さい場合、UCIリソースグラント818および820のそれぞれの終了は、時間的に揃っていると考えられ得る。この例では、UEは、終了が揃っているUCIリソースグラント818および820のうちの1つを選択するために、事前に構成されたグラント選択規則を利用し得る。いくつかの例では、図12に関連して上で説明されたように、UEは、UCIリソースグラント(たとえば、UCIリソースグラント818)のうちの1つを選択し、UCIリソースグラント820からのUCIの少なくとも一部分をUCIリソースグラント818のためのUCIと合成し(たとえば、多重化し)、UCIリソースグラント818上で合成されたUCIを送信し得る。
別の例として、この閾値は2つの閾値を含むことがあり、それらの各々がそれぞれの期間T6およびT7に対応し、T6およびT7の各々が1つのOFDMシンボルに等しいものとして示されている。2つのUCIリソースグラント822と824のそれぞれの開始の間の時間差が第1の閾値(たとえば、T6)より小さい場合、UCIリソースグラント822および824のそれぞれの開始は、時間的に揃っていると考えられ得る。加えて、2つのUCIリソースグラント822と824のそれぞれの終了の間の時間差が第2の閾値(たとえば、T7)より小さい場合、UCIリソースグラント822および824のそれぞれの終了は、時間的に揃っていると考えられ得る。したがって、2つのUCIリソースグラント822および824は、時間的に完全に揃っているものと考えられ得る。この例では、UEは、完全に揃っているUCIリソースグラント822および824のうちの1つを選択するために、事前に構成されたグラント選択規則を利用し得る。いくつかの例では、図12に関連して上で説明されたように、UEは、UCIリソースグラント(たとえば、UCIリソースグラント822)のうちの1つを選択し、UCIリソースグラント824からのUCIの少なくとも一部分をUCIリソースグラント822のためのUCIと合成し(たとえば、多重化し)、UCIリソースグラント822上で合成されたUCIを送信し得る。
本開示の様々な態様では、グラント選択規則は様々な要因に基づく規則を含み得る。いくつかの例では、グラント選択規則は、UCIの各々のペイロードタイプおよび/またはペイロードサイズに基づき得る。いくつかの例では、ペイロードタイプはペイロード優先度を含み得る。たとえば、超高信頼性低レイテンシ通信(URLLC)ペイロードは、enhanced mobile broadband(eMBB)より高い優先度を有し得るので、グラント選択規則は、UEに、ペイロードがURLLCトラフィックのための情報(たとえば、URLLCアップリンクユーザデータトラフィック、またはULRRCダウンリンクユーザデータトラフィックのための肯定応答情報)を搬送する場合、より時間的に早いグラントを選択させ得る。別の例として、準静的なUCIリソースグラントがスケジューリング要求のみを含む場合、グラント選択規則は、UEに、動的なUCIリソースグラントを選択させ、スケジューリング要求を動的なUCIリソースグラントの中の定期的なUCIと多重化させ得る。別の例として、準静的なUCIリソースグラントが定期的なCQIのみを含み、動的なUCIリソースグラントがフィードバック情報(たとえば、ACK/NACKペイロード)を含む場合、グラント選択規則は、UEに、準静的なUCIリソースグラントを選択させ、準静的なUCIリソースグラントにおいて、最大である数のビット(たとえば、≦Nビット)までのACK/NACKペイロードを、定期的なCQIと多重化させ得る。
いくつかの例では、グラント選択規則は、UCIリソースグラントの各々に割り振られる時間リソースおよび/または周波数リソースに基づき得る。たとえば、FDMが利用され、UCIリソースグラントの各々の中の周波数リソースがある数よりも多くのリソースブロックだけ離隔されているとき、グラント選択規則は、UEに、期間内のUCIリソースグラントの両方を選択することを回避させ得る。別の例として、動的なUCIリソースグラントが準静的なUCIリソースグラントより時間的に遅いか、または早い場合、グラント選択規則は、UEに、動的なUCIリソースグラントまたは準静的なUCIリソースグラントを選択させ得る。いくつかの例では、準静的なUCIリソースグラントがスケジューリング要求を含む場合、余剰のレイテンシが許容可能であるとすると、スケジューリング要求の送信を遅らせることで、より最近のスケジューリング要求を送信するための機会が生まれることがある。
いくつかの例では、グラント選択規則は、UCIリソースグラントの各々の波形タイプおよび/または送信ダイバーシティ方式に基づき得る。たとえば、FDMがDFT-s-OFDM波形とともに利用される場合、グラント選択規則は、UEにUCIリソースグラントのうちの1つだけを選択させ得る。別の例として、UCIリソースグラントが異なる送信ダイバーシティ方式を有する場合、グラント選択規則は、UEに、UCIリソースグラントのいずれをも修正することなくUCIリソースグラントの各々を選択させ得る。
本明細書で説明されるグラント選択規則は、同じコンポーネントキャリアまたは異なるコンポーネントキャリアの中にあるUCIリソースのためのグラントに適用され得る。さらに、グラント選択規則は、UCIリソースがあるコンポーネントキャリアのインデックスに依存し得る。たとえば、コンポーネントキャリアは複数のグループへと分割されることがあり、複数のUCIリソースグラントからのUCIリソースの合成は、同じグループ内にあるリソースのみに対して許容され得る。
図15は、処理システム1514を利用する例示的なスケジューリングエンティティ1500のハードウェア実装形態の例を示す概念図である。たとえば、スケジューリングエンティティ1500は、図1および図2のうちのいずれか1つまたは複数に示されるような次世代(5G)基地局であり得る。別の例では、スケジューリングエンティティ1500は、図1および図2のうちのいずれか1つまたは複数に示されるようなユーザ機器(UE)であり得る。
スケジューリングエンティティ1500は、1つまたは複数のプロセッサ1504を含む処理システム1514を用いて実装され得る。プロセッサ1504の例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明される様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアを含む。様々な例では、スケジューリングエンティティ1500は、本明細書で説明される機能のうちのいずれか1つまたは複数を実行するように構成され得る。すなわち、プロセッサ1504は、スケジューリングエンティティ1500の中で利用されるとき、以下で説明されるプロセスのうちのいずれか1つまたは複数を実施するために使用され得る。プロセッサ1504は、いくつかの事例では、ベースバンドチップまたはモデムチップを介して実装されてよく、他の実装形態では、プロセッサ1504自体が、ベースバンドチップまたはモデムチップとは別個であり異なるいくつかのデバイス備えてよい(たとえば、そのようなシナリオでは、本明細書で論じられる実施形態を達成するために協力して動作し得る)。そして、上述のように、RFチェーン、電力増幅器、変調器、バッファ、インターリーバ、加算器(adder)/加算器(summer)などを含む、ベースバンドモデムプロセッサの外部の様々なハードウェア構成および構成要素が、実装において使用され得る。
この例では、処理システム1514は、バス1502によって全体的に表されるバスアーキテクチャで実装され得る。バス1502は、処理システム1514の具体的な適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含み得る。バス1502は、1つまたは複数のプロセッサ(プロセッサ1504によって概略的に表される)、メモリ1505、およびコンピュータ可読媒体(コンピュータ可読媒体1506によって概略的に表される)を含む様々な回路を、一緒に通信可能に結合する。バス1502はまた、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、および電力管理回路などの様々な他の回路をつなぎ得るが、それらは当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明されない。バスインターフェース1508は、バス1502とトランシーバ1510との間のインターフェースを提供する。トランシーバ1510は、伝達媒体(たとえば、エアインターフェース)を介して様々な他の装置と通信するための手段を提供する。また、装置の性質に応じて、ユーザインターフェース1512(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、ジョイスティックなど)も設けられ得る。
プロセッサ1504は、バス1502の管理、およびコンピュータ可読媒体1506上に記憶されたソフトウェアの実行を含む全般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ1504によって実行されると、任意の特定の装置のために、以下で説明される様々な機能を処理システム1514に実行させる。コンピュータ可読媒体1506およびメモリ1505はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1504によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。
処理システムの中の1つまたは複数のプロセッサ1504は、ソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、または他の名称で呼ばれるかどうかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、手順、関数などを意味するものと広く解釈されるべきである。ソフトウェアは、コンピュータ可読媒体1506上に存在し得る。
コンピュータ可読媒体1506は、非一時的コンピュータ可読媒体であり得る。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気ストレージデバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、またはキードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、ならびに、コンピュータによってアクセスされ読み取られ得るソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の適切な媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、例として、搬送波、伝送線路、ならびに、コンピュータによってアクセスされ読み取られ得るソフトウェアおよび/または命令を送信するための任意の他の適切な媒体も含み得る。コンピュータ可読媒体1506は、処理システム1514内に存在するか、処理システム1514の外部にあるか、または処理システム1514を含む複数のエンティティにわたって分散されることがある。コンピュータ可読媒体1506は、コンピュータプログラム製品において具現化され得る。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料にコンピュータ可読媒体を含み得る。具体的な適用例およびシステム全体に課された全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって提示される説明される機能をどのように実装するのが最良であるかを、当業者は認識するであろう。
本開示のいくつかの態様では、プロセッサ1504は、様々な機能のために構成された回路を含み得る。たとえば、プロセッサ1504は、時間-周波数リソース(たとえば、1つまたは複数のリソース要素のセット)のリソース割当てまたはグラントを生成し、スケジューリングし、修正するように構成された、リソース割当ておよびスケジューリング回路1541を含み得る。たとえば、リソース割当ておよびスケジューリング回路1541は、複数のUE(スケジューリングされるエンティティ)へ、かつ/または複数のUE(スケジューリングされるエンティティ)から、データおよび/または制御情報を搬送するために、複数の時分割複信(TDD)および/もしくは周波数分割複信(FDD)のサブフレーム、スロット、ならびに/またはミニスロット内に、時間-周波数リソースをスケジューリングし得る。
本開示の様々な態様では、リソース割当ておよびスケジューリング回路1541は、特定の期間内にUCIを送信するために、単一のスケジューリングされるエンティティのために複数のUCIリソースグラントをスケジューリングするように構成され得る。UCIリソースグラントの各々は、非定期的なUCIを送信するための動的なUCIリソースグラント、または定期的なUCIを送信するための準静的なUCIリソースグラントであり得る。リソース割当ておよびスケジューリング回路構成1541はさらに、リソース割当ておよびスケジューリングソフトウェア1551と協調して動作し得る。
プロセッサ1504は、1つまたは複数のサブフレーム、スロット、および/またはミニスロット内で、ダウンリンクユーザデータトラフィックおよび制御チャネルを生成して送信するように構成されるダウンリンク(DL)トラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1542をさらに含み得る。DLトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1542は、DLユーザデータトラフィックおよび/または制御情報に割り当てられたリソースに従って、1つまたは複数のサブフレーム、スロット、および/またはミニスロット内にDLユーザデータトラフィックおよび/または制御情報を含めることによって、DLユーザデータトラフィックおよび/または制御情報を時分割複信(TDD)または周波数分割複信(FDD)キャリア上に置くように、リソース割当ておよびスケジューリング回路1541と協調して動作し得る。
たとえば、DLトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路構成1542は、ダウンリンク制御情報(DCI)を含む物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)(またはEnhanced PDCCH(ePDCCH))を生成するように構成され得る。いくつかの例では、DCIのうちの1つまたは複数は、スケジューリングされるエンティティが非定期的なUCIを送信するための、アップリンクリソースの動的なグラントを示す制御情報を含み得る。DLトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1542はさらに、スケジューリングされるエンティティが定期的なUCIを送信するためのアップリンクリソースの半永続的なグラントを含む、無線リソース制御(RRC)シグナリングを生成するように構成され得る。
DLトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1542はさらに、1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティにグラント選択規則1515を送信するように構成され得る。グラント選択規則1515は、たとえば、メモリ1505に保持され得る。いくつかの例では、DLトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1542は、1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティのためのグラント選択規則を生成し得る。他の例では、グラント選択規則1515は、メモリ1505において事前構成され保持され得る。グラント選択規則1515の単一のセットがあらゆるスケジューリングされるエンティティに適用可能であることがあり、または、グラント選択規則1515の別個のセットが異なるスケジューリングされるエンティティのために生成されることがある。たとえば、各々のスケジューリングされるエンティティは、それらと関連付けられるグラント選択規則のそれぞれのセットを有することがあり、スケジューリングされるエンティティの各タイプ(たとえば、特定の特徴を共有するスケジューリングされるエンティティ)は、それらと関連付けられるグラント選択規則のそれぞれのセットを有することがある。グラント選択規則1515は、たとえば、マスター情報ブロック(MIB)、システム情報ブロック(SIB)、または他の制御チャネル内で送信され得る。他の例では、グラント選択規則1515は、スケジューリングエンティティ1500およびスケジューリングされるエンティティ上で事前構成されることがあり、スケジューリングされるエンティティのための特定のグラント選択規則は、スケジューリングされるエンティティと関連付けられるデバイス情報(たとえば、スケジューリングされるエンティティの特定の特徴)に基づいて決定されることがある。
DLトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1542はさらに、ダウンリンクユーザデータトラフィックを含む物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)(またはEnhanced PDSCH(ePDSCH))を生成するように構成され得る。DLトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1542はさらに、DLトラフィックおよび制御チャネル生成および送信ソフトウェア1552と協調して動作し得る。
プロセッサ1504はさらに、1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティからのアップリンク制御チャネルおよびアップリンクトラフィックチャネルを受信して処理するように構成される、アップリンク(UL)トラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1543を含み得る。たとえば、ULトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1543は、1つまたは複数の準静的な、および/または動的なUCIリソースグラントに割り振られるアップリンクリソース上で、定期的な、および/または非定期的なUCIを受信するように構成され得る。ULトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1543はさらに、特定の期間の間に特定のスケジューリングされるエンティティによって選択される特定のUCIリソースグラントを決定するために、グラント選択規則1515にアクセスするように構成され得る。グラント選択規則1515はさらに、別個のUCIリソースグラントからのUCIが単一の特定のUCIリソースグラント内で合成され得るかどうか、別個のUCIリソースグラントからのUCIがUCIリソースグラントにわたって多重化され得るかどうか、または別個のUCIリソースグラントからのUCIがUCIリソースグラントの各々の中で合成され反復され得るかどうかを示し得る。ULトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1543はさらに、UCIのための複数の復号仮説を維持し、受信されたUCIを復号するために復号仮説のうちの1つまたは複数を適用するように構成され得る。
ULトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1543はさらに、1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティからアップリンクユーザデータトラフィックを受信するように構成され得る。加えて、ULトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1543は、受信されたUCIに従って、ULユーザデータトラフィック送信、DLユーザデータトラフィック送信、および/またはDLユーザデータトラフィック再送信をスケジューリングするために、リソース割当ておよびスケジューリング回路1541と協調して動作し得る。ULトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1543はさらに、ULトラフィックおよび制御チャネル受信および処理ソフトウェア1553と協調して動作し得る。
図16は、処理システム1614を利用する例示的なスケジューリングされるエンティティ1600のハードウェア実装形態の例を示す概念図である。本開示の様々な態様によれば、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサ1604を含む処理システム1614を用いて実装され得る。たとえば、スケジューリングされるエンティティ1600は、図1および図2のうちのいずれか1つまたは複数に示されるようなユーザ機器(UE)であり得る。
処理システム1614は、図14に示されている処理システム1414と実質的に同じであってもよく、バスインターフェース1608と、バス1602と、メモリ1605と、プロセッサ1604と、コンピュータ可読媒体1606とを含む。さらに、スケジューリングされるエンティティ1600は、図7において上で説明されたものと実質的に同様のユーザインターフェース1612およびトランシーバ1610を含み得る。すなわち、プロセッサ1604は、スケジューリングされるエンティティ1600において利用されるとき、以下で説明されるプロセスのうちのいずれか1つまたは複数を実装するために使用され得る。
本開示のいくつかの態様では、プロセッサ1604は、UL制御チャネル(たとえば、PUCCH)またはULトラフィックチャネル(たとえば、PUSCH)についてのアップリンク制御/フィードバック/肯定応答情報を生成および送信するように構成される、アップリンク(UL)トラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1641を含み得る。ULトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1641はさらに、ULトラフィックチャネル(たとえば、PUSCH)上でアップリンクユーザデータトラフィックを生成して送信するように構成され得る。ULトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1641は、ULトラフィックおよび制御チャネル生成および送信ソフトウェア1661と協調して動作し得る。
プロセッサ1604は、ダウンリンク(DL)トラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1642をさらに含むことがあり、DLトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1642は、トラフィックチャネル上でダウンリンクユーザデータトラフィックを受信して処理するために構成され、1つまたは複数のダウンリンク制御チャネル上で制御情報を受信して処理するように構成される。たとえば、DLトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1642は、非定期的なUCIのための1つまたは複数の動的なUCIリソースグラントを含むダウンリンク制御情報(DCI)を(たとえば、PDCCH内で)受信するように構成され得る。DLトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1642はさらに、定期的なUCIのための1つまたは複数の準静的なUCIリソースグラントを含むRRCシグナリングを受信するように構成され得る。DLトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1642は次いで、UCIをスケジューリングエンティティに送信する際に使用するために、UCIリソースグラントをULトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1641に提供し得る。
いくつかの例では、DLトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1642はさらに、スケジューリングエンティティからグラント選択規則1615を受信し、メモリ1605にグラント選択規則1615を記憶するように構成され得る。他の例では、グラント選択規則1615は、スケジューリングされるエンティティ1600およびスケジューリングエンティティ上で事前構成され得る。DLトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1642は、DLトラフィックおよび制御チャネル受信および処理ソフトウェア1662と協調して動作し得る。
プロセッサ1604はさらに、スケジューリングされるエンティティ1600のための複数のUCIリソースグラントを管理するように構成される、グラント選択および構成回路1643を含み得る。いくつかの例では、複数のUCIリソースグラントは、定期的なUCIのための1つまたは複数の準静的なUCIリソースグラント、および/または非定期的なUCIのための1つまたは複数の動的なUCIリソースグラントを含み得る。グラント選択および構成回路1643はさらに、2つ以上のUCIリソースグラントが所与の期間内に発生するかどうかを決定するように構成され得る。たとえば、グラント選択および構成回路1643は、たとえばメモリ1605に保持される閾値1618にアクセスし、第1のUCIリソースグラントと第2のUCIリソースグラントとの間の時間差が閾値未満であるかどうかを決定し得る。時間差が閾値より小さい場合(たとえば、第1および第2のUCIリソースグラントが同じ期間内に発生する場合)、グラント選択および構成回路1643は、グラント選択規則1615にアクセスして、UCIを送信するためにUCIリソースグラントの一方または両方を選択し得る。いくつかの例では、UCIリソースグラントのそれぞれの開始および/またはそれぞれの終了の間で、時間差が測定される。
本開示の様々な態様では、上で説明されたように、グラント選択規則1615は様々な要因に基づく規則を含み得る。いくつかの例では、グラント選択規則は、UCIの各々のペイロードタイプおよび/またはペイロードサイズに基づき得る。グラント選択規則1615はさらに、UCIリソースグラントの各々に割り振られる時間リソースおよび/または周波数リソースに基づき得る。グラント選択規則1615はさらに、UCIリソースグラントの各々の波形タイプおよび/または送信ダイバーシティ方式に基づき得る。
いくつかの例では、グラント選択規則1615は、グラント選択および構成回路1643に、UCIリソースグラントのいずれをも修正することなくUCIリソースグラントの各々を選択させ得る。他の例では、グラント選択規則1615は、グラント選択および構成回路1643に、UCIリソースグラントのうちの少なくとも2つを選択させ、選択されたUCIリソースグラントの各々に割り振られたリソース要素のセットを単一のUCIリソースグラントへと合成させ得る。グラント選択および構成回路1643は次いで、単一のUCIリソースグラント内のUCIリソースグラントの各々のためのUCIを多重化するように、ULトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1641に命令し得る。
さらに他の例では、グラント選択規則1615は、グラント選択および構成回路1643に、期間内に割り振られるUCIリソースグラントの1つだけまたはすべて未満を選択させ得る。たとえば、定期的なUCIを送信するための準静的なUCIリソースグラントと、非定期的なUCIを送信するための動的なUCIリソースグラントの両方が、期間内に割り振られる場合、グラント選択規則1615は、グラント選択および構成回路1643に、準静的なUCIリソースグラントまたは動的なUCIリソースグラントのいずれかを選択させ得る。
準静的なUCIリソースグラントが選択される場合、グラント選択および構成回路1643は次いで、準静的なUCIリソースグラントに割り振られるリソース上で定期的なUCIと非定期的なUCIの少なくとも一部とを多重化するように、ULトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1641に命令し得る。動的なUCIリソースグラントが選択される場合、グラント選択および構成回路1643は、動的なUCIリソースグラントに割り振られるリソース上で定期的なUCIと動的なUCIの両方を多重化するように、ULトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1641に命令し得る。
さらに他の例では、グラント選択規則1615は、グラント選択および構成回路1643に、時間的に最も早く発生する(たとえば、最初に開始しまたは最初に終了する)、またはリソースの最大のセットを含む、UCIリソースグラントを選択させ得る。いくつかの例では、UCIリソースグラント間に結び付きがある(たとえば、UCIリソースグラントの各々が同じ時間に開始もしくは終了し、または同じ量のリソースが割り振られている)場合、グラント選択規則1615は、グラント選択および構成回路1643に、動的なUCIリソースグラントまたは準静的なUCIリソースグラントのいずれかを選択させ得る。定期的なUCIおよび非定期的なUCIが次いで、上で示されたように多重化され得る。
さらに他の例では、グラント選択規則1615は、グラント選択および構成回路1643に、UCIリソースグラントの各々を選択させ得る。グラント選択および構成回路1643は次いで、選択されたUCIリソースグラントの各々のためのUCIを合成し、合成されたUCIを選択されたUCIリソースグラントの各々で送信するように、ULトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1641に命令し得る。グラント選択および構成回路1643は、グラント選択および構成ソフトウェア1663と協調して動作し得る。
図17は、制御情報を搬送する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)1700の例を示す図である。図17に示されるように、PDCCH1700は、複数のダウンリンクチャネル情報(DCI)1010(たとえば、DCI-1...DCI-N)を含み得る。各DCI1710は、1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティのためのスケジューリング割当て(たとえば、ダウンリンク割当ておよび/またはアップリンクグラント)を含み得る。
図17に示される例では、PDCCH1700は、単一のUE(たとえば、UE1)のために複数のDCI1710を含む。たとえば、DCI-1はUE1のための準静的な(たとえば、SPS)UCIリソースグラントを含むことがあり、一方でDCI-2はUE1のための動的なUCIリソースグラントを含むことがある。したがって、DCI-1およびDCI-2は各々、UCIリソースグラントのために割り振られる1つまたは複数のリソース要素(たとえば、時間-周波数リソース)のセットを示すそれぞれのスケジューリング情報を含み得る。加えて、DCI-1は各々、SPS UCIリソースグラントのためのSPS構成パラメータをさらに含み得る。PDCCH1700または後続のPDCCH内の追加のDCI1710は、SPS UCIリソースグラントのためのSPS構成パラメータに基づいて、UE1がSPS UCIリソースグラントを利用し始めることができるように、SPS UCIリソースグラントの有効化を含み得る。SPS UCIリソースグラントを無効化/解放するために、後続のPDCCHは、SPS UCIリソースグラントの明示的な無効化/解放を含むDCIを含み得る。
複数のアップリンクグラントが、単一のPDCCH内に含まれるものとして図17に示されているが、UE1のための異なるアップリンクグラントが2つ以上のPDCCHに含まれ得ることを理解されたい。たとえば、SPS UCIリソースグラントは1つのPDCCHに含まれることがあり、一方で動的なUCIリソースグラントは別のPDCCHに含まれる。
いくつかの例では、UCIリソースグラントに割り振られる具体的なリソースをDCI-1またはDCI-2が示す代わりに、DCI-1またはDCI-2は、送信すべき具体的なUCIを特定するリソーストリガを含み得る。いくつかの例では、リソーストリガは次いで、UCIリソースグラントに割り振られるはずであった特定のアップリンクリソースを決定するために(たとえば、ルックアップテーブルを使用することによって、または、他の構成情報、もしくはDCIが送信されたダウンリンクリソースについての情報にアクセスすることによって)、UEによって使用され得る。
図18は、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいてアップリンク制御情報(UCI)を送信するために複数のUCIリソースグラントを管理するための例示的なプロセス1800を示すフローチャートである。以下で説明されるように、示される一部またはすべての特徴は、本開示の範囲内の特定の実装形態では省略されることがあり、一部の示された特徴は、すべての実施形態の実装に必要とはされないことがある。いくつかの例では、プロセス1800は、図16に示されるスケジューリングされるエンティティによって実行され得る。いくつかの例では、プロセス1800は、以下で説明される機能またはアルゴリズムを実行するための任意の適切な装置または手段によって実行され得る。
ブロック1802において、スケジューリングされるエンティティは、第1のアップリンク制御情報(UCI)を送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第1のセットを割り振る、第1のUCIリソースグラントを受信し得る。たとえば、第1のUCIリソースグラントは、たとえばPDCCH内で受信される、非定期的なUCIのための動的なUCIリソースグラントであり得る。別の例として、第1のUCIリソースグラントは、たとえばPDCCH内で受信され、より高レベルの(たとえば、RRC)シグナリングを介して構成される、定期的なUCIのための準静的なUCIリソースグラントであり得る。ブロック1804において、スケジューリングされるエンティティは、第2のUCIを送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第2のセットを割り振る、第2のUCIリソースグラントを受信し得る。たとえば、第2のUCIリソースグラントは、たとえばPDCCH内で受信される、非定期的なUCIのための動的なUCIリソースグラントであり得る。別の例として、第2のUCIリソースグラントは、たとえばPDCCH内で受信され、より高レベルの(たとえば、RRC)シグナリングを介して構成される、定期的なUCIのための準静的なUCIリソースグラントであり得る。たとえば、図16に関して上で示され説明されたDLトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1642が、第1および第2のUCIリソースグラントを受信し得る。
ブロック1806において、スケジューリングされるエンティティは、第1のUCIリソースグラントのためのリソース要素の第1のセットと、第2のUCIリソースグラントのためのリソース要素の第2のセットとの間の時間差(TD)が閾値未満であるかどうかを決定し得る。この時間差は、第1のUCIリソースグラントの開始または終了から、第2のUCIリソースグラントの開始または終了までで決定され得る。加えて、閾値は、少なくとも1つの送信時間間隔を含むことがあり、各々が、1つまたは複数の直交周波数分割多重化された(OFDM)シンボルのセット、ミニスロット、スロット、または2つ以上のスロットのセットに対応する。いくつかの例では、閾値は、単一の送信時間間隔、2つの重複する送信時間間隔、または2つの重複しない送信時間間隔を含み得る。たとえば、図16に関して上で示され説明されたグラント選択および構成回路1643が、UCIリソースグラント間の時間差を決定し得る。
UCIリソースグラントのリソース要素間の時間差が閾値より小さい場合(ブロック1806のY分岐)、ブロック1808において、スケジューリングされるエンティティは、1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて、UCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択し得る。いくつかの例では、スケジューリングされるエンティティは、UCIリソースグラントのいずれをも修正することなく、UCIリソースグラントの両方を選択し得る。他の例では、スケジューリングされるエンティティは、UCIリソースグラントの両方を選択し、UCIがその上で多重化され得る単一のUCIリソースグラントへと、選択されたUCIリソースグラントの各々に割り振られたリソース要素のセットを合成すること、または、UCIリソースグラントの各々のためのUCIを合成することのいずれかを行い、UCIリソースグラントのリソース要素のセットの各々を介して合成されたUCIを別々に送信し得る。さらに他の例では、スケジューリングされるエンティティは、UCIリソースグラントのうちの1つだけを選択し、選択されたUCIリソースグラント内でUCIのすべてまたは一部分を多重化し得る。たとえば、図16に関して上で示され説明されたグラント選択および構成回路1643が、UCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択し得る。
図19は、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいてアップリンク制御情報(UCI)を送信するために複数のUCIリソースグラントを管理するための例示的なプロセス1900を示すフローチャートである。以下で説明されるように、示される一部またはすべての特徴は、本開示の範囲内の特定の実装形態では省略されることがあり、一部の示された特徴は、すべての実施形態の実装に必要とはされないことがある。いくつかの例では、プロセス1900は、図16に示されるスケジューリングされるエンティティによって実行され得る。いくつかの例では、プロセス1900は、以下で説明される機能またはアルゴリズムを実行するための任意の適切な装置または手段によって実行され得る。
ブロック1902において、スケジューリングされるエンティティは、第1のアップリンク制御情報(UCI)を送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第1のセットを割り振る、第1のUCIリソースグラントを受信し得る。たとえば、第1のUCIリソースグラントは、たとえばPDCCH内で受信される、非定期的なUCIのための動的なUCIリソースグラントであり得る。別の例として、第1のUCIリソースグラントは、たとえばPDCCH内で受信され、より高レベルの(たとえば、RRC)シグナリングを介して構成される、定期的なUCIのための準静的なUCIリソースグラントであり得る。ブロック1904において、スケジューリングされるエンティティは、第2のUCIを送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第2のセットを割り振る、第2のUCIリソースグラントを受信し得る。たとえば、第2のUCIリソースグラントは、たとえばPDCCH内で受信される、非定期的なUCIのための動的なUCIリソースグラントであり得る。別の例として、第2のUCIリソースグラントは、たとえばPDCCH内で受信され、より高レベルの(たとえば、RRC)シグナリングを介して構成される、定期的なUCIのための準静的なUCIリソースグラントであり得る。たとえば、図16に関して上で示され説明されたDLトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1642が、第1および第2のUCIリソースグラントを受信し得る。
ブロック1906において、スケジューリングされるエンティティは、第1のUCIリソースグラントのためのリソース要素の第1のセットと、第2のUCIリソースグラントのためのリソース要素の第2のセットとの間の時間差(TD)が閾値未満であるかどうかを決定し得る。この時間差は、第1のUCIリソースグラントの開始または終了から、第2のUCIリソースグラントの開始または終了までで決定され得る。加えて、閾値は、少なくとも1つの送信時間間隔を含むことがあり、各々が、2つ以上複数の直交周波数分割多重化されたシンボルのセット、ミニスロット、スロット、または2つ以上のスロットのセットに対応する。いくつかの例では、閾値は、単一の送信時間間隔、2つの重複する送信時間間隔、または2つの重複しない送信時間間隔を含み得る。たとえば、図16に関して上で示され説明されたグラント選択および構成回路1643が、UCIリソースグラント間の時間差を決定し得る。
UCIリソースグラントのリソース要素間の時間差が閾値より小さい場合(ブロック1806のY分岐)、ブロック1808において、スケジューリングされるエンティティは、リソース要素の第1のセットとリソース要素の第2のセットを合成して、リソース要素の合成されたセットを生成し得る。たとえば、図16に関して上で示され説明されたグラント選択および構成回路1643は、UCIリソースグラントの各々からのリソース要素のセットを合成して、グラント選択規則に基づいてリソース要素の合成されたセットを生成し得る。
ブロック1810において、スケジューリングされるエンティティは、リソース要素の合成されたセット上で第1のUCIと第2のUCIを多重化し得る。個々のUCIリソースグラントが各々PUCCHリソースグラントである場合、合成されたUCIリソースグラントがPUCCHリソースグラントとして扱われ得る。しかしながら、個々のUCIリソースグラントのうちの1つまたは複数がPUSCHリソースグラントである場合、合成されたUCIリソースグラントがPUSCHリソースグラントとして扱われ得る。たとえば、図16に関して上で示され説明されたULトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1641が、リソース要素の合成されたセットにわたってUCIを多重化し得る。
図20は、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいてアップリンク制御情報(UCI)を送信するために複数のUCIリソースグラントを管理するための例示的なプロセス2000を示すフローチャートである。以下で説明されるように、示される一部またはすべての特徴は、本開示の範囲内の特定の実装形態では省略されることがあり、一部の示された特徴は、すべての実施形態の実装に必要とはされないことがある。いくつかの例では、プロセス2000は、図16に示されるスケジューリングされるエンティティによって実行され得る。いくつかの例では、プロセス2000は、以下で説明される機能またはアルゴリズムを実行するための任意の適切な装置または手段によって実行され得る。
ブロック2002において、スケジューリングされるエンティティは、定期的なアップリンク制御情報(UCI)を送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第1のセットを割り振る、準静的なUCIリソースグラントを受信し得る。たとえば、準静的なUCIリソースグラントは、たとえばPDCCH内で受信され、より高レベルの(たとえば、RRC)シグナリングを介して構成され得る。ブロック2004において、スケジューリングされるエンティティは、非定期的なUCIを送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第2のセットを割り振る、動的なUCIリソースグラントを受信し得る。たとえば、動的なUCIリソースグラントは、たとえばPDCCH内で受信され得る。たとえば、図16に関して上で示され説明されたDLトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1642が、準静的なおよび動的なUCIリソースグラントを受信し得る。
ブロック2006において、スケジューリングされるエンティティは、準静的なUCIリソースグラントのためのリソース要素の第1のセットと、動的なUCIリソースグラントのためのリソース要素の第2のセットとの間の時間差(TD)が閾値未満であるかどうかを決定し得る。この時間差は、第1のUCIリソースグラントの開始または終了から、第2のUCIリソースグラントの開始または終了までで決定され得る。加えて、閾値は、少なくとも1つの送信時間間隔を含むことがあり、各々が、2つ以上複数の直交周波数分割多重化されたシンボルのセット、ミニスロット、スロット、または2つ以上のスロットのセットに対応する。いくつかの例では、閾値は、単一の送信時間間隔、2つの重複する送信時間間隔、または2つの重複しない送信時間間隔を含み得る。たとえば、図16に関して上で示され説明されたグラント選択および構成回路1643が、UCIリソースグラント間の時間差を決定し得る。
UCIリソースグラントのリソース要素間の時間差が閾値より小さい場合(ブロック2006のY分岐)、ブロック2008において、スケジューリングされるエンティティは、準静的なUCIリソースグラントを選択し得る。いくつかの例では、動的なUCIリソースグラントは、定期的なUCIリソースグラントの選択をトリガする非定期的アップリンク制御情報を特定する動的なリソーストリガを含む。たとえば、図16に関して上で示され説明されたグラント選択および構成回路1643が、グラント選択規則に基づいて準静的なUCIリソースグラントを選択し得る。
ブロック2010において、スケジューリングされるエンティティは、リソース要素の第1のセット上で、定期的なUCIと非定期的なUCIの少なくとも一部とを多重化し得る。いくつかの例では、定期的なUCIリソースグラント内の動的なリソーストリガは、リソース要素の第1のセット上での、定期的なアップリンク制御情報と非定期的なアップリンク制御情報の少なくとも一部との多重化をトリガする。たとえば、図16に関して上で示され説明されたULトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1641が、リソース要素の第1のセット上で定期的なUCIと非定期的なUCIの少なくとも一部とを多重化し得る。
図21は、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいてアップリンク制御情報(UCI)を送信するために複数のUCIリソースグラントを管理するための例示的なプロセス2100を示すフローチャートである。以下で説明されるように、示される一部またはすべての特徴は、本開示の範囲内の特定の実装形態では省略されることがあり、一部の示された特徴は、すべての実施形態の実装に必要とはされないことがある。いくつかの例では、プロセス2100は、図16に示されるスケジューリングされるエンティティによって実行され得る。いくつかの例では、プロセス2100は、以下で説明される機能またはアルゴリズムを実行するための任意の適切な装置または手段によって実行され得る。
ブロック2102において、スケジューリングされるエンティティは、定期的なアップリンク制御情報(UCI)を送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第1のセットを割り振る、準静的なUCIリソースグラントを受信し得る。たとえば、準静的なUCIリソースグラントは、たとえばPDCCH内で受信され、より高レベルの(たとえば、RRC)シグナリングを介して構成され得る。ブロック2104において、スケジューリングされるエンティティは、非定期的なUCIを送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第2のセットを割り振る、動的なUCIリソースグラントを受信し得る。たとえば、動的なUCIリソースグラントは、たとえばPDCCH内で受信され得る。たとえば、図16に関して上で示され説明されたDLトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1642が、準静的なおよび動的なUCIリソースグラントを受信し得る。
ブロック2106において、スケジューリングされるエンティティは、準静的なUCIリソースグラントのためのリソース要素の第1のセットと、動的なUCIリソースグラントのためのリソース要素の第2のセットとの間の時間差(TD)が閾値未満であるかどうかを決定し得る。この時間差は、第1のUCIリソースグラントの開始または終了から、第2のUCIリソースグラントの開始または終了までで決定され得る。加えて、閾値は、少なくとも1つの送信時間間隔を含むことがあり、各々が、2つ以上複数の直交周波数分割多重化されたシンボルのセット、ミニスロット、スロット、または2つ以上のスロットのセットに対応する。いくつかの例では、閾値は、単一の送信時間間隔、2つの重複する送信時間間隔、または2つの重複しない送信時間間隔を含み得る。たとえば、図16に関して上で示され説明されたグラント選択および構成回路1643が、UCIリソースグラント間の時間差を決定し得る。
UCIリソースグラントのリソース要素間の時間差が閾値より小さい場合(ブロック2106のY分岐)、ブロック2108において、スケジューリングされるエンティティは、動的なUCIリソースグラントを選択し得る。たとえば、図16に関して上で示され説明されたグラント選択および構成回路1643は、グラント選択規則に基づいて動的なUCIリソースグラントを選択し得る。
ブロック2110において、スケジューリングされるエンティティは、リソース要素の第2のセット上で、非定期的なUCIと定期的なUCIの少なくとも一部とを多重化し得る。たとえば、図16を関して上で図示され説明されたULトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1641が、リソース要素の第1のセット上で非定期的なUCIと定期的なUCIの少なくとも一部とを多重化し得る。
図22は、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいてアップリンク制御情報(UCI)を受信するためにスケジューリングされるエンティティへの複数のUCIリソースグラントを管理するための例示的なプロセス2200を示すフローチャートである。以下で説明されるように、示される一部またはすべての特徴は、本開示の範囲内の特定の実装形態では省略されることがあり、一部の示された特徴は、すべての実施形態の実装に必要とはされないことがある。いくつかの例では、プロセス2200は、図15に示されるスケジューリングエンティティによって実行され得る。いくつかの例では、プロセス2200は、以下で説明される機能またはアルゴリズムを実行するための任意の適切な装置または手段によって実行され得る。
ブロック2202において、スケジューリングエンティティは、第1のアップリンク制御情報(UCI)を送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第1のセットを割り振る、第1のUCIリソースグラントを送信し得る。たとえば、第1のUCIリソースグラントは、たとえばPDCCH内で送信される、非定期的なUCIのための動的なUCIリソースグラントであり得る。別の例として、第1のUCIリソースグラントは、たとえばPDCCH内で送信され、より高レベルの(たとえば、RRC)シグナリングを介して構成される、定期的なUCIのための準静的なUCIリソースグラントであり得る。ブロック2204において、スケジューリングエンティティは、第2のUCIを送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第2のセットを割り振る、第2のUCIリソースグラントを送信し得る。たとえば、第2のUCIリソースグラントは、たとえばPDCCH内で送信される、非定期的なUCIのための動的なUCIリソースグラントであり得る。別の例として、第2のUCIリソースグラントは、たとえばPDCCH内で送信され、より高レベルの(たとえば、RRC)シグナリングを介して構成される、定期的なUCIのための準静的なUCIリソースグラントであり得る。たとえば、図15に関して上で示され説明された、リソース割当ておよびスケジューリング回路1541、ならびにDLトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1542が、第1および第2のUCIリソースグラントを生成して送信し得る。
ブロック2206において、スケジューリングエンティティは、第1および/または第2のUCIリソースグラントのいずれがスケジューリングされるエンティティによって選択されるかを、スケジューリングエンティティおよびスケジューリングされるエンティティによって保持されるグラント選択規則に基づいて特定し得る。いくつかの例では、スケジューリングエンティティは、グラント選択規則を生成して、スケジューリングされるエンティティに送信し得る。他の例では、グラント選択規則は、スケジューリングエンティティおよびスケジューリングされるエンティティ上で事前構成され、記憶され得る。いくつかの例では、スケジューリングエンティティは、UCIリソースグラントのいずれをも修正することなく、スケジューリングされるエンティティがUCIリソースグラントの両方を選択することを決定し得る。他の例では、スケジューリングエンティティは、スケジューリングされるエンティティが、UCIリソースグラントの両方を選択し、UCIがその上で多重化され得る単一のUCIリソースグラントへと、選択されたUCIリソースグラントの各々に割り振られたリソース要素のセットを合成すること、または、UCIリソースグラントの各々のためのUCIを合成することのいずれかを行い、UCIリソースグラントのリソース要素のセットの各々を介して合成されたUCIを別々に送信することを、決定し得る。さらに他の例では、スケジューリングエンティティは、スケジューリングされるエンティティが、UCIリソースグラントのうちの1つだけを選択し、選択されたUCIリソースグラント内でUCIのすべてまたは一部分を多重化することを、決定し得る。たとえば、図15に関して上で示され説明されたULトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1543が、選択されたUCIリソースグラントを特定し得る。
ブロック2208において、スケジューリングエンティティは、スケジューリングされるエンティティから選択されたUCIリソースグラント上で第1および/または第2のUCIを受信し得る。いくつかの例では、スケジューリングエンティティは、UCIのための複数の復号仮説を維持し、受信されたUCIを復号するために復号仮説のうちの1つまたは複数を適用し得る。たとえば、図15に関して上で示され説明されたULトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路1543が、選択されたUCIリソースグラント上でスケジューリングされるエンティティからUCIを受信し得る。
一構成では、ワイヤレス通信ネットワークにおいてスケジューリングエンティティとワイヤレス通信しているスケジューリングされるエンティティ(たとえば、UE)は、第1のアップリンク制御情報をスケジューリングエンティティに送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第1のセットを割り振る第1のアップリンク制御情報(UCI)リソースグラントを受信するための手段と、第2のアップリンク制御情報をスケジューリングエンティティに送信するためにスケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第2のセットを割り振る第2のUCIリソースグラントを受信するための手段であって、リソース要素の第1のセットとリソース要素の第2のセットとの間の時間差が、第1のUCIリソースグラントと第2のUCIリソースグラントが同じ期間内に発生することを示す閾値より小さい、手段と、1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて、第1のUCIリソースグラントまたは第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するための手段とを含み、その閾値はその期間に対応する。
一態様では、第1および第2のUCIリソースグラントを受信し、UCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するための前述の手段は、前述の手段によって列挙される機能を実行するように構成された、図16に示されるプロセッサ1604であり得る。たとえば、第1および第2のUCIリソースグラントを受信するための上述の手段は、図16に示されるDLトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路1641を含み得る。別の例として、UCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するための前述の手段は、図16に示されるグラント選択および構成回路1643を含み得る。別の態様では、通信するための前述の手段は、前述の手段によって列挙される機能を実行するように構成された、図16に示されるトランシーバ1610およびプロセッサ1604であり得る。さらに別の態様では、前述の手段は、前述の手段によって列挙された機能を実行するように構成された回路または任意の装置であり得る。
ワイヤレス通信ネットワークのいくつかの態様が、例示的な実装形態を参照して提示された。当業者が容易に諒解するように、本開示全体にわたって説明された様々な態様は、他の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格に拡張され得る。
例として、様々な態様は、Long-Term Evolution(LTE)、Evolved Packet System(EPS)、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)、および/またはGlobal System for Mobile(GSM(登録商標))などの、3GPPによって規定された他のシステム内で実装され得る。様々な態様はまた、CDMA2000および/またはEvolution-Data Optimized(EV-DO)などの、第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって規定されたシステムに拡張され得る。他の例は、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Ultra-Wideband(UWB)、Bluetooth(登録商標)、および/または他の適切なシステムを利用するシステム内で実装されてもよい。実際の利用される電気通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、具体的な用途およびシステムに課された全体的な設計制約に依存する。
本開示内では、「例示的」という用語は、「例、事例、または例示としての役割を果たす」ことを意味するために使用される。「例示的」として本明細書で説明されたいかなる実装形態または態様も、必ずしも本開示の他の態様よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきでない。同様に、「態様」という用語は、本開示のすべての態様が、説明された特徴、利点、または動作モードを含むことを必要としない。「結合される」という用語は、2つの物体間の直接的または間接的な結合を指すために本明細書において使用される。たとえば、物体Aが物体Bに物理的に接触し、物体Bが物体Cに接触する場合、物体Aおよび物体Cは、直接物理的に互いに接触しない場合であっても、やはり互いに結合されると見なされてよい。たとえば、第1の物体が第2の物体と直接物理的にまったく接触していなくても、第1の物体は第2の物体に結合され得る。「回路(circuit)」および「回路(circuitry)」という用語は広く使用され、電子回路のタイプに関して限定はされないが、接続および構成されたとき、本開示で説明された機能の実行を可能にする電気デバイスのハードウェア実装と導体の両方、ならびにプロセッサによって実行されたとき、本開示で説明された機能の実行を可能にする情報および命令のソフトウェア実装を含むものとする。
図1〜図22に示された構成要素、ステップ、特徴、および/または機能のうちの1つまたは複数は、単一の構成要素、ステップ、特徴、もしくは機能に再構成され、かつ/または組み合わされるか、あるいは、いくつかの構成要素、ステップ、または機能で具現化されることがある。本明細書で開示された新規の特徴から逸脱することなく、さらなる要素、構成要素、ステップ、および/または機能が追加されることもある。図1、図2、図15、および/または図16に示された装置、デバイス、および/または構成要素は、本明細書で説明された方法、特徴、またはステップのうちの1つまたは複数を実行するように構成され得る。本明細書で説明された新規のアルゴリズムはまた、ソフトウェアにおいて効率的に実装されてよく、かつ/またはハードウェアに組み込まれてもよい。
開示された方法におけるステップの特定の順序または階層は例示的な処理を示していることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、方法におけるステップの特定の順序または階層は並べ替えられてよいことを理解されたい。添付の方法のクレームは、例示的な順序で様々なステップの要素を示し、本明細書に特に列挙されない限り、示された特定の順序または階層に限定されることは意味していない。
102 コアネットワーク
104 RAN
106 スケジューリングされるエンティティ
108 スケジューリングエンティティ
110 外部データネットワーク
112 ダウンリンクトラフィック
114 ダウンリンクトラフィック
116 アップリンクトラフィック
118 アップリンクトラフィック
120 バックホール
202 マクロセル
204 マクロセル
206 マクロセル
208 スモールセル
210 基地局
212 基地局
214 基地局
216 RRH
218 基地局
220 無人航空機
222 UE
224 UE
226 UE
227 サイドリンク信号
228 UE
230 UE
232 UE
234 UE
238 UE
240 UE
242 UE
302 サブフレーム
304 リソースグリッド
306 リソース要素
308 リソースブロック
310 スロット
312 制御領域
314 データ領域
402 DLバースト
404 DLトラフィック領域
406 ULバースト
502 DLバースト
504 ULトラフィック領域
506 ULバースト
802 UCIリソースグラント
804 UCIリソースグラント
806 UCIリソースグラント
808 UCIリソースグラント
810 UCIリソースグラント
812 UCIリソースグラント
814 UCIリソースグラント
816 UCIリソースグラント
818 UCIリソースグラント
820 UCIリソースグラント
822 UCIリソースグラント
824 UCIリソースグラント
1500 スケジューリングエンティティ
1502 バス
1504 プロセッサ
1505 メモリ
1506 コンピュータ可読媒体
1508 バスインターフェース
1510 トランシーバ
1512 ユーザインターフェース
1514 処理システム
1515 グラント選択規則
1541 リソース割当ておよびスケジューリング回路
1542 DLトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路
1543 ULトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路
1551 リソース割当ておよびスケジューリング回路
1552 DLトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路
1553 ULトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路
1600 スケジューリングエンティティ
1602 バス
1604 プロセッサ
1605 メモリ
1606 コンピュータ可読媒体
1608 バスインターフェース
1610 トランシーバ
1612 ユーザインターフェース
1614 処理システム
1615 グラント選択規則
1618 閾値
1641 ULトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路
1642 DLトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路
1643 グラント選択および構成回路
1651 ULトラフィックおよび制御チャネル生成および送信回路
1652 DLトラフィックおよび制御チャネル受信および処理回路
1653 グラント選択および構成回路
1710 UCI

Claims (68)

  1. ワイヤレス通信ネットワークにおけるワイヤレス通信の方法であって、
    スケジューリングされるエンティティにおいて、第1のアップリンク制御情報(UCI)をスケジューリングエンティティに送信するために前記スケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第1のセットを割り振る、第1のUCIリソースグラントを受信するステップと、
    前記スケジューリングされるエンティティにおいて、第2のアップリンク制御情報を前記スケジューリングエンティティに送信するために前記スケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第2のセットを割り振る、第2のUCIリソースグラントを受信するステップと、
    リソース要素の前記第1のセットとリソース要素の前記第2のセットとの間の時間差が、前記第1のUCIリソースグラントおよび前記第2のUCIリソースグラントが同じ期間内に発生することを示す閾値より小さいとき、1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するステップとを備え、
    前記閾値が前記期間に対応する、方法。
  2. 前記閾値が、少なくとも1つの送信時間間隔であって、各々が、1つまたは複数の直交周波数分割多重化された(OFDM)シンボルのセット、ミニスロット、スロット、または2つ以上のスロットのセットに対応する、少なくとも1つの送信時間間隔を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つの送信時間間隔が、単一の送信時間間隔、2つの重複する送信時間間隔、または2つの重複しない送信時間間隔を備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つの送信時間間隔が、前記2つの重複しない送信時間間隔を備え、前記閾値が、前記2つの重複しない送信時間間隔のうちの第1の送信時間間隔の開始または終了と、前記2つの重複しない送信時間間隔のうちの第2の送信時間間隔の開始または終了との間の、最大の期間に等しい、請求項3に記載の方法。
  5. 前記時間差が、前記第1のUCIリソースグラントの開始と、前記第2のUCIリソースグラントの開始との間であり、
    前記期間に対応する前記閾値が、単一のOFDMシンボルに等しく、
    前記1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するステップが、
    前記第1のUCIリソースグラントの前記開始および前記第2のUCIリソースグラントの前記開始が時間的に揃うように、前記時間差が前記単一のOFDMシンボル未満であるとき、前記1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて、前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するステップをさらに備える、請求項2に記載の方法。
  6. 前記時間差が、前記第1のUCIリソースグラントの終了と、前記第2のUCIリソースグラントの終了との間であり、
    前記期間に対応する前記閾値が、単一のOFDMシンボルに等しく、
    前記1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するステップが、
    前記第1のUCIリソースグラントの前記終了および前記第2のUCIリソースグラントの前記終了が時間的に揃うように、前記時間差が前記単一のOFDMシンボル未満であるとき、前記1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて、前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するステップをさらに備える、請求項2に記載の方法。
  7. 前記時間差が、前記第1のUCIリソースグラントの開始と前記第2のUCIリソースグラントの開始との間の第1の時間差と、前記第1のUCIリソースグラントの終了と前記第2のUCIリソースグラントの終了との間の第2の時間差とを備え、
    前記期間に対応する前記閾値が、単一のOFDMシンボルに等しく、
    前記1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するステップが、
    前記第1のUCIリソースグラントおよび前記第2のUCIリソースグラントが時間的に完全に揃うように、前記第1の時間差が前記単一のOFDMシンボル未満であり前記第2の時間差が前記単一のOFDMシンボル未満であるとき、前記1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて、前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するステップをさらに備える、請求項2に記載の方法。
  8. 前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するステップが、
    前記第1のUCIリソースグラントのためのリソース要素の前記第1のセットを前記第2のUCIリソースグラントのためのリソース要素の前記第2のセットと合成して、リソース要素の合成されたセットを生成するステップと、
    リソース要素の前記合成されたセット上で前記第1のアップリンク制御情報および前記第2のアップリンク制御情報を多重化するステップとをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. リソース要素の前記合成されたセットは、前記第1のUCIリソースグラントが第1の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グラントを備え、前記第2のUCIリソースグラントが第2のPUCCHグラントを備えるとき、PUCCHリソースを備える、請求項8に記載の方法。
  10. リソース要素の前記合成されたセットは、前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つが物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)グラントを備えるとき、PUSCHグラントを備える、請求項8に記載の方法。
  11. 前記第1のUCIリソースグラントが準静的なUCIリソースグラントを備え、前記第1のアップリンク制御情報が定期的なアップリンク制御情報を備え、前記第2のUCIリソースグラントが動的なUCIリソースグラントを備え、前記第2のアップリンク制御情報が非定期的なアップリンク制御情報を備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するステップが、
    前記準静的なUCIリソースグラントを選択するステップと、
    リソース要素の前記第1のセット上で前記定期的なアップリンク制御情報と前記非定期的なアップリンク制御情報の少なくとも一部とを多重化するステップとをさらに備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記動的なUCIリソースグラントが、前記非定期的なアップリンク制御情報を特定する動的なリソーストリガを備え、
    リソース要素の前記第1のセット上で前記定期的なアップリンク制御情報と前記非定期的なアップリンク制御情報の少なくとも一部とを多重化する前記ステップが、前記動的なリソーストリガによってトリガされる、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するステップが、
    前記動的なUCIリソースグラントを選択するステップと、
    リソース要素の前記第2のセット上で前記非定期的なアップリンク制御情報と前記定期的なアップリンク制御情報の少なくとも一部とを多重化するステップとをさらに備える、請求項11に記載の方法。
  15. 前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するステップが、
    時間的により早く発生し、またはリソースのより大きいセットを備える、前記準静的なUCIリソースグラントまたは前記動的なUCIリソースグラントのうちの1つを選択するステップをさらに備える、請求項11に記載の方法。
  16. 前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するステップが、
    前記第1のUCIリソースグラントと前記第2のUCIリソースグラントの両方を選択するステップと、
    リソース要素の前記第1のセット上で前記第1のアップリンク制御情報および前記第2のアップリンク制御情報を送信するステップと、
    リソース要素の前記第2のセット上で前記第1のアップリンク制御情報および前記第2のアップリンク制御情報を送信するステップとをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  17. 前記1つまたは複数のグラント選択規則が、前記第1のアップリンク制御情報もしくは前記第2のアップリンク制御情報のうちの少なくとも1つのペイロードタイプ、前記第1のアップリンク制御情報もしくは前記第2のアップリンク制御情報のうちの少なくとも1つのペイロードサイズ、前記第1のUCIリソースグラントもしくは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つの波形タイプ、前記第1のUCIリソースグラントもしくは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つの送信ダイバーシティ方式、リソース要素の前記第1のセットもしくはリソース要素の前記第2のセットのうちの少なくとも1つによって利用される時間リソース、または、リソース要素の前記第1のセットもしくはリソース要素の前記第2のセットのうちの少なくとも1つによって利用される周波数リソースのうちの、少なくとも1つに基づく、請求項1に記載の方法。
  18. ワイヤレス通信ネットワークにおいてスケジューリングエンティティとワイヤレス通信しているスケジューリングされるエンティティであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに通信可能に結合されたトランシーバと、
    前記プロセッサに通信可能に結合されたメモリとを備え、前記プロセッサが、
    前記トランシーバを介して第1のアップリンク制御情報(UCI)をスケジューリングエンティティに送信するために前記スケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第1のセットを割り振る、第1のUCIリソースグラントを受信し、
    前記トランシーバを介して第2のアップリンク制御情報を前記スケジューリングエンティティに送信するために前記スケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第2のセットを割り振る、第2のUCIリソースグラントを受信し、
    リソース要素の前記第1のセットとリソース要素の前記第2のセットとの間の時間差が、前記第1のUCIリソースグラントおよび前記第2のUCIリソースグラントが同じ期間内に発生することを示す閾値より小さいとき、1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択する
    ように構成され、
    前記閾値が前記期間に対応する、スケジューリングされるエンティティ。
  19. 前記閾値が、少なくとも1つの送信時間間隔であって、各々が、1つまたは複数の直交周波数分割多重化された(OFDM)シンボルのセット、ミニスロット、スロット、または2つ以上のスロットのセットに対応する、少なくとも1つの送信時間間隔を備える、請求項18に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  20. 前記少なくとも1つの送信時間間隔が、単一の送信時間間隔、2つの重複する送信時間間隔、または2つの重複しない送信時間間隔を備える、請求項19に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  21. 前記少なくとも1つの送信時間間隔が、前記2つの重複しない送信時間間隔を備え、前記閾値が、前記2つの重複しない送信時間間隔のうちの第1の送信時間間隔の開始または終了と、前記2つの重複しない送信時間間隔のうちの第2の送信時間間隔の開始または終了との間の、最大の期間に等しい、請求項20に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  22. 前記時間差が、前記第1のUCIリソースグラントの開始と、前記第2のUCIリソースグラントの開始との間であり、
    前記期間に対応する前記閾値が、単一のOFDMシンボルに等しく、
    前記プロセッサが、
    前記第1のUCIリソースグラントの前記開始および前記第2のUCIリソースグラントの前記開始が時間的に揃うように、前記時間差が前記単一のOFDMシンボル未満であるとき、前記1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて、前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択する
    ようにさらに構成される、請求項19に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  23. 前記時間差が、前記第1のUCIリソースグラントの終了と、前記第2のUCIリソースグラントの終了との間であり、
    前記期間に対応する前記閾値が、単一のOFDMシンボルに等しく、
    前記プロセッサが、
    前記第1のUCIリソースグラントの前記終了および前記第2のUCIリソースグラントの前記終了が時間的に揃うように、前記時間差が前記単一のOFDMシンボル未満であるとき、前記1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて、前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択する
    ようにさらに構成される、請求項19に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  24. 前記時間差が、前記第1のUCIリソースグラントの開始と前記第2のUCIリソースグラントの開始との間の第1の時間差と、前記第1のUCIリソースグラントの終了と前記第2のUCIリソースグラントの終了との間の第2の時間差とを備え、
    前記期間に対応する前記閾値が、単一のOFDMシンボルに等しく、
    前記プロセッサが、
    前記第1のUCIリソースグラントおよび前記第2のUCIリソースグラントが時間的に完全に揃うように、前記第1の時間差が前記単一のOFDMシンボル未満であり前記第2の時間差が前記単一のOFDMシンボル未満であるとき、前記1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて、前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択する
    ようにさらに構成される、請求項19に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  25. 前記プロセッサが、
    前記第1のUCIリソースグラントのためのリソース要素の前記第1のセットを前記第2のUCIリソースグラントのためのリソース要素の前記第2のセットと合成して、リソース要素の合成されたセットを生成し、
    リソース要素の前記合成されたセット上で前記第1のアップリンク制御情報および前記第2のアップリンク制御情報を多重化する
    ようにさらに構成される、請求項18に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  26. 前記第1のUCIリソースグラントが第1の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グラントを備え、前記第2のUCIリソースグラントが第2のPUCCHグラントを備えるとき、リソースの前記合成されたセットがPUCCHリソースを備える、請求項25に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  27. 前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つが物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)グラントを備えるとき、リソースの前記合成されたセットがPUSCHグラントを備える、請求項25に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  28. 前記第1のUCIリソースグラントが準静的なUCIリソースグラントを備え、前記第1のアップリンク制御情報が定期的なアップリンク制御情報を備え、前記第2のUCIリソースグラントが動的なUCIリソースグラントを備え、前記第2のアップリンク制御情報が非定期的なアップリンク制御情報を備える、請求項18に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  29. 前記プロセッサが、
    前記準静的なUCIリソースグラントを選択し、
    リソース要素の前記第1のセット上で前記定期的なアップリンク制御情報と前記非定期的なアップリンク制御情報の少なくとも一部とを多重化する
    ようにさらに構成される、請求項28に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  30. 前記動的なUCIリソースグラントが、前記非定期的なアップリンク制御情報を特定する動的なリソーストリガを備え、
    リソース要素の前記第1のセット上で前記定期的なアップリンク制御情報と前記非定期的なアップリンク制御情報の少なくとも一部とを多重化することが、前記動的なリソーストリガによってトリガされる、請求項29に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  31. 前記プロセッサが、
    前記動的なUCIリソースグラントを選択し、
    リソース要素の前記第2のセット上で前記定期的なアップリンク制御情報および前記非定期的なアップリンク制御情報を多重化する
    ようにさらに構成される、請求項28に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  32. 前記プロセッサが、
    時間的により早く発生し、またはリソースのより大きいセットを備える、前記準静的なUCIリソースグラントまたは前記動的なUCIリソースグラントのうちの1つを選択するようにさらに構成される、請求項28に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  33. 前記プロセッサが、
    前記第1のUCIリソースグラントと前記第2のUCIリソースグラントの両方を選択し、
    リソース要素の前記第1のセット上で前記第1のアップリンク制御情報および前記第2のアップリンク制御情報を送信し、
    リソース要素の前記第2のセット上で前記第1のアップリンク制御情報および前記第2のアップリンク制御情報を送信する
    ようにさらに構成される、請求項18に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  34. 前記1つまたは複数のグラント選択規則が、前記第1のアップリンク制御情報もしくは前記第2のアップリンク制御情報のうちの少なくとも1つのペイロードタイプ、前記第1のアップリンク制御情報もしくは前記第2のアップリンク制御情報のうちの少なくとも1つのペイロードサイズ、前記第1のUCIリソースグラントもしくは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つの波形タイプ、前記第1のUCIリソースグラントもしくは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つの送信ダイバーシティ方式、リソース要素の前記第1のセットもしくはリソース要素の前記第2のセットのうちの少なくとも1つによって利用される時間リソース、または、リソース要素の前記第1のセットもしくはリソース要素の前記第2のセットのうちの少なくとも1つによって利用される周波数リソースのうちの、少なくとも1つに基づく、請求項18に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  35. ワイヤレス通信ネットワークにおいてスケジューリングエンティティとワイヤレス通信しているスケジューリングされるエンティティであって、
    第1のアップリンク制御情報(UCI)をスケジューリングエンティティに送信するために前記スケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第1のセットを割り振る、第1のUCIリソースグラントを受信するための手段と、
    第2のアップリンク制御情報を前記スケジューリングエンティティに送信するために前記スケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第2のセットを割り振る、第2のUCIリソースグラントを受信するための手段と、
    リソース要素の前記第1のセットとリソース要素の前記第2のセットとの間の時間差が、前記第1のUCIリソースグラントおよび前記第2のUCIリソースグラントが同じ期間内に発生することを示す閾値より小さいとき、1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するための手段とを備え、
    前記閾値が前記期間に対応する、スケジューリングされるエンティティ。
  36. 前記閾値が、少なくとも1つの送信時間間隔であって、各々が、1つまたは複数の直交周波数分割多重化された(OFDM)シンボルのセット、ミニスロット、スロット、または2つ以上のスロットのセットに対応する、少なくとも1つの送信時間間隔を備える、請求項35に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  37. 前記少なくとも1つの送信時間間隔が、単一の送信時間間隔、2つの重複する送信時間間隔、または2つの重複しない送信時間間隔を備える、請求項36に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  38. 前記少なくとも1つの送信時間間隔が、前記2つの重複しない送信時間間隔を備え、前記閾値が、前記2つの重複しない送信時間間隔のうちの第1の送信時間間隔の開始または終了と、前記2つの重複しない送信時間間隔のうちの第2の送信時間間隔の開始または終了との間の、最大の期間に等しい、請求項37に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  39. 前記時間差が、前記第1のUCIリソースグラントの開始と、前記第2のUCIリソースグラントの開始との間であり、
    前記期間に対応する前記閾値が、単一のOFDMシンボルに等しく、
    前記1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するための前記手段が、
    前記第1のUCIリソースグラントの前記開始および前記第2のUCIリソースグラントの前記開始が時間的に揃うように、前記時間差が前記単一のOFDMシンボル未満であるとき、前記1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて、前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するための手段をさらに備える、請求項36に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  40. 前記時間差が、前記第1のUCIリソースグラントの終了と、前記第2のUCIリソースグラントの終了との間であり、
    前記期間に対応する前記閾値が、単一のOFDMシンボルに等しく、
    前記1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するための前記手段が、
    前記第1のUCIリソースグラントの前記終了および前記第2のUCIリソースグラントの前記終了が時間的に揃うように、前記時間差が前記単一のOFDMシンボル未満であるとき、前記1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて、前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するための手段をさらに備える、請求項36に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  41. 前記時間差が、前記第1のUCIリソースグラントの開始と前記第2のUCIリソースグラントの開始との間の第1の時間差と、前記第1のUCIリソースグラントの終了と前記第2のUCIリソースグラントの終了との間の第2の時間差とを備え、
    前記期間に対応する前記閾値が、単一のOFDMシンボルに等しく、
    前記1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するための前記手段が、
    前記第1のUCIリソースグラントおよび前記第2のUCIリソースグラントが時間的に完全に揃うように、前記第1の時間差が前記単一のOFDMシンボル未満であり前記第2の時間差が前記単一のOFDMシンボル未満であるとき、前記1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて、前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するための手段をさらに備える、請求項36に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  42. 前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するための前記手段が、
    前記第1のUCIリソースグラントのためのリソース要素の前記第1のセットを前記第2のUCIリソースグラントのためのリソース要素の前記第2のセットと合成して、リソース要素の合成されたセットを生成するための手段と、
    リソース要素の前記合成されたセット上で前記第1のアップリンク制御情報および前記第2のアップリンク制御情報を多重化するための手段とをさらに備える、請求項35に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  43. 前記第1のUCIリソースグラントが第1の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グラントを備え、前記第2のUCIリソースグラントが第2のPUCCHグラントを備えるとき、リソースの前記合成されたセットがPUCCHリソースを備える、請求項42に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  44. 前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つが物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)グラントを備えるとき、リソースの前記合成されたセットがPUSCHグラントを備える、請求項42に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  45. 前記第1のUCIリソースグラントが準静的なUCIリソースグラントを備え、前記第1のアップリンク制御情報が定期的なアップリンク制御情報を備え、前記第2のUCIリソースグラントが動的なUCIリソースグラントを備え、前記第2のアップリンク制御情報が非定期的なアップリンク制御情報を備える、請求項35に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  46. 前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するための前記手段が、
    前記準静的なUCIリソースグラントを選択するための手段と、
    リソース要素の前記第1のセット上で前記定期的なアップリンク制御情報と前記非定期的なアップリンク制御情報の少なくとも一部とを多重化するための手段とをさらに備える、請求項45に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  47. 前記動的なUCIリソースグラントが、前記非定期的なアップリンク制御情報を特定する動的なリソーストリガを備え、
    リソース要素の前記第1のセット上で前記定期的なアップリンク制御情報と前記非定期的なアップリンク制御情報の少なくとも一部とを多重化するための前記手段が、前記動的なリソーストリガによってトリガされる、請求項46に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  48. 前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するための前記手段が、
    前記動的なUCIリソースグラントを選択するための手段と、
    リソース要素の前記第2のセット上で前記定期的なアップリンク制御情報および前記非定期的なアップリンク制御情報を多重化するための手段とをさらに備える、請求項45に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  49. 前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するための前記手段が、
    時間的により早く発生し、またはリソースのより大きいセットを備える、前記準静的なUCIリソースグラントまたは前記動的なUCIリソースグラントのうちの1つを選択するための手段をさらに備える、請求項45に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  50. 前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択するための前記手段が、
    前記第1のUCIリソースグラントと前記第2のUCIリソースグラントの両方を選択するための手段と、
    リソース要素の前記第1のセット上で前記第1のアップリンク制御情報および前記第2のアップリンク制御情報を送信するための手段と、
    リソース要素の前記第2のセット上で前記第1のアップリンク制御情報および前記第2のアップリンク制御情報を送信するための手段とをさらに備える、請求項35に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  51. 前記1つまたは複数のグラント選択規則が、前記第1のアップリンク制御情報もしくは前記第2のアップリンク制御情報のうちの少なくとも1つのペイロードタイプ、前記第1のアップリンク制御情報もしくは前記第2のアップリンク制御情報のうちの少なくとも1つのペイロードサイズ、前記第1のUCIリソースグラントもしくは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つの波形タイプ、前記第1のUCIリソースグラントもしくは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つの送信ダイバーシティ方式、リソース要素の前記第1のセットもしくはリソース要素の前記第2のセットのうちの少なくとも1つによって利用される時間リソース、または、リソース要素の前記第1のセットもしくはリソース要素の前記第2のセットのうちの少なくとも1つによって利用される周波数リソースのうちの、少なくとも1つに基づく、請求項35に記載のスケジューリングされるエンティティ。
  52. コンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、スケジューリングされるエンティティに、
    第1のアップリンク制御情報(UCI)をスケジューリングエンティティに送信するために前記スケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第1のセットを割り振る、第1のUCIリソースグラントを受信させ、
    第2のアップリンク制御情報を前記スケジューリングエンティティに送信するために前記スケジューリングされるエンティティが使用するリソース要素の第2のセットを割り振る、第2のUCIリソースグラントを受信させ、
    リソース要素の前記第1のセットとリソース要素の前記第2のセットとの間の時間差が、前記第1のUCIリソースグラントおよび前記第2のUCIリソースグラントが同じ期間内に発生することを示す閾値より小さいとき、1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択させる
    ためのコードを備え、
    前記閾値が前記期間に対応する、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  53. 前記閾値が、少なくとも1つの送信時間間隔であって、各々が、1つまたは複数の直交周波数分割多重化された(OFDM)シンボルのセット、ミニスロット、スロット、または2つ以上のスロットのセットに対応する、少なくとも1つの送信時間間隔を備える、請求項52に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  54. 前記少なくとも1つの送信時間間隔が、単一の送信時間間隔、2つの重複する送信時間間隔、または2つの重複しない送信時間間隔を備える、請求項53に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  55. 前記少なくとも1つの送信時間間隔が、前記2つの重複しない送信時間間隔を備え、前記閾値が、前記2つの重複しない送信時間間隔のうちの第1の送信時間間隔の開始または終了と、前記2つの重複しない送信時間間隔のうちの第2の送信時間間隔の開始または終了との間の、最大の期間に等しい、請求項54に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  56. 前記時間差が、前記第1のUCIリソースグラントの開始と、前記第2のUCIリソースグラントの開始との間であり、
    前記期間に対応する前記閾値が単一のOFDMシンボルに等しく、前記スケジューリングされるエンティティに、
    前記第1のUCIリソースグラントの前記開始および前記第2のUCIリソースグラントの前記開始が時間的に揃うように、前記時間差が前記単一のOFDMシンボル未満であるとき、前記1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて、前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択させる
    ためのコードをさらに備える、請求項53に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  57. 前記時間差が、前記第1のUCIリソースグラントの終了と、前記第2のUCIリソースグラントの終了との間であり、
    前記期間に対応する前記閾値が単一のOFDMシンボルに等しく、前記スケジューリングされるエンティティに、
    前記第1のUCIリソースグラントの前記終了および前記第2のUCIリソースグラントの前記終了が時間的に揃うように、前記時間差が前記単一のOFDMシンボル未満であるとき、前記1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて、前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択させる
    ためのコードをさらに備える、請求項53に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  58. 前記時間差が、前記第1のUCIリソースグラントの開始と前記第2のUCIリソースグラントの開始との間の第1の時間差と、前記第1のUCIリソースグラントの終了と前記第2のUCIリソースグラントの終了との間の第2の時間差とを備え、
    前記期間に対応する前記閾値が単一のOFDMシンボルに等しく、前記スケジューリングされるエンティティに、
    前記第1のUCIリソースグラントおよび前記第2のUCIリソースグラントが時間的に完全に揃うように、前記第1の時間差が前記単一のOFDMシンボル未満であり前記第2の時間差が前記単一のOFDMシンボル未満であるとき、前記1つまたは複数のグラント選択規則に基づいて、前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つを選択させる
    ためのコードをさらに備える、請求項53に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  59. 前記スケジューリングされるエンティティに、
    前記第1のUCIリソースグラントのためのリソース要素の前記第1のセットを前記第2のUCIリソースグラントのためのリソース要素の前記第2のセットと合成させて、リソース要素の合成されたセットを生成させ、
    リソース要素の前記合成されたセット上で前記第1のアップリンク制御情報および前記第2のアップリンク制御情報を多重化させる
    ためのコードをさらに備える、請求項52に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  60. 前記第1のUCIリソースグラントが第1の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グラントを備え、前記第2のUCIリソースグラントが第2のPUCCHグラントを備えるとき、リソースの前記合成されたセットがPUCCHリソースを備える、請求項59に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  61. 前記第1のUCIリソースグラントまたは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つが物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)グラントを備えるとき、リソースの前記合成されたセットがPUSCHグラントを備える、請求項59に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  62. 前記第1のUCIリソースグラントが準静的なUCIリソースグラントを備え、前記第1のアップリンク制御情報が定期的なアップリンク制御情報を備え、前記第2のUCIリソースグラントが動的なUCIリソースグラントを備え、前記第2のアップリンク制御情報が非定期的なアップリンク制御情報を備える、請求項52に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  63. 前記スケジューリングされるエンティティに、
    前記準静的なUCIリソースグラントを選択させ、
    リソース要素の前記第1のセット上で前記定期的なアップリンク制御情報と前記非定期的なアップリンク制御情報の少なくとも一部とを多重化させる
    ためのコードをさらに備える、請求項62に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  64. 前記動的なUCIリソースグラントが、前記非定期的なアップリンク制御情報を特定する動的なリソーストリガを備え、
    リソース要素の前記第1のセット上で前記定期的なアップリンク制御情報と前記非定期的なアップリンク制御情報の少なくとも一部とを前記多重化することが、前記動的なリソーストリガによってトリガされる、請求項63に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  65. 前記スケジューリングされるエンティティに、
    前記動的なUCIリソースグラントを選択させ、
    リソース要素の前記第2のセット上で前記定期的なアップリンク制御情報および前記非定期的なアップリンク制御情報を多重化させる
    ためのコードをさらに備える、請求項62に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  66. 前記スケジューリングされるエンティティに、
    時間的により早く発生し、またはリソースのより大きいセットを備える、前記準静的なUCIリソースグラントまたは前記動的なUCIリソースグラントのうちの1つを選択させる
    ためのコードをさらに備える、請求項62に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  67. 前記スケジューリングされるエンティティに、
    前記第1のUCIリソースグラントと前記第2のUCIリソースグラントの両方を選択させ、
    リソース要素の前記第1のセット上で前記第1のアップリンク制御情報および前記第2のアップリンク制御情報を送信させ、
    リソース要素の前記第2のセット上で前記第1のアップリンク制御情報および前記第2のアップリンク制御情報を送信させる
    ためのコードをさらに備える、請求項52に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  68. 前記1つまたは複数のグラント選択規則が、前記第1のアップリンク制御情報もしくは前記第2のアップリンク制御情報のうちの少なくとも1つのペイロードタイプ、前記第1のアップリンク制御情報もしくは前記第2のアップリンク制御情報のうちの少なくとも1つのペイロードサイズ、前記第1のUCIリソースグラントもしくは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つの波形タイプ、前記第1のUCIリソースグラントもしくは前記第2のUCIリソースグラントのうちの少なくとも1つの送信ダイバーシティ方式、リソース要素の前記第1のセットもしくはリソース要素の前記第2のセットのうちの少なくとも1つによって利用される時間リソース、または、リソース要素の前記第1のセットもしくはリソース要素の前記第2のセットのうちの少なくとも1つによって利用される周波数リソースのうちの、少なくとも1つに基づく、請求項52に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
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