JP2020518160A - アップリンク制御情報(uci)の送信 - Google Patents

アップリンク制御情報(uci)の送信 Download PDF

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Abstract

本開示の態様は、復調基準信号(DMRS)シーケンスに情報を埋め込むことによってその情報をワイヤレスに通信することに関する。本明細書で開示されるいくつかの例では、DMRSシーケンスは、アップリンク(UL)通信においてアップリンク制御情報(UCI)を通信するように構成され得る。他の態様、構成、および特徴も、特許請求されて説明される。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2017年4月25日に米国特許商標庁に出願された仮出願第62/489,970号、および2018年4月24日に米国特許商標庁に出願された非仮出願第15/961,344号の優先権および利益を主張し、その内容全体が、全体が以下に完全に記載されているかのように、またすべての適用可能な目的のために、参照により本明細書に組み込まれる。
以下で論じられる技術は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、アップリンク制御情報(UCI)を送信するためのシステムおよび方法に関する。
アップリンク(UL)の立場からのワイヤレス通信は通常、受信されたデータを復調するために、チャネル推定のために基地局により知られる復調基準信号(DMRS)シーケンスを使用する。DMRSシーケンスは通常、より高次のレイヤからの情報を搬送しない。しかしながら、効率的な情報送信およびモバイルブロードバンド接続に対する需要が高まり続けるにつれて、モバイル通信のユーザ体験を進化および向上させるために、ワイヤレス通信のいくつかの態様に複数の用途が割り当てられることがある。
以下は、本開示の1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。本概要は、本開示のすべての企図される特徴の広範な概要でなく、本開示のすべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、本開示のいずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示されるより詳細な説明の前置きとして、本開示の1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形態で提示することである。
本開示の態様は、復調基準信号(DMRS)シーケンスに情報を埋め込むことに関する。本明細書で開示されるいくつかの例では、DMRSシーケンスは、アップリンク(UL)通信においてアップリンク制御情報(UCI)を通信するように構成され得る。他の態様、構成、および特徴も、特許請求されて説明される。
一例では、DMRSシーケンスに埋め込まれた情報を通信する方法が開示される。この方法は、ワイヤレス通信において使用されるべき第1のDMRSシーケンスを複数のDMRSシーケンスから選択するステップであって、複数のDMRSシーケンスのうちの1つまたは複数が物理チャネルを介して情報を通信するように構成される、ステップと、ワイヤレス通信を送信するステップとを含む。
別の例では、DMRSに埋め込まれた情報のワイヤレス通信のための装置が開示される。この装置は、トランシーバと、メモリと、トランシーバおよびメモリに通信可能に結合される少なくとも1つのプロセッサとを含み、少なくとも1つのプロセッサは、ワイヤレス通信において使用されるべき第1のDMRSシーケンスをメモリに記憶されている複数のDMRSシーケンスから選択し、複数のDMRSシーケンスのうちの1つまたは複数が物理チャネルを介して情報を通信するように構成され、トランシーバを介して、ワイヤレス通信を送信するように構成される。
別の例では、ワイヤレス通信において制御情報をペイロードと合成するための方法が開示される。この方法は、第1の制御情報の第1のビットサイズを決定してペイロードの第2のビットサイズを決定するステップと、閾値条件が満たされるかどうかを決定するために第1のビットサイズを第2のビットサイズと比較するステップと、閾値条件が満たされる場合に、第1の制御情報をペイロードと比較するステップとを含み、ペイロードは第2の制御情報およびメッセージデータのうちの1つまたは複数を含む。
別の例では、ワイヤレス通信において制御情報をペイロードと合成するための装置が開示される。この装置は、トランシーバと、メモリと、トランシーバおよびメモリに通信可能に結合される少なくとも1つのプロセッサとを含み、少なくとも1つのプロセッサおよびメモリが、第1の制御情報の第1のビットサイズを決定してペイロードの第2のビットサイズを決定し、閾値条件が満たされるかどうかを決定するために第1のビットサイズを第2のビットサイズと比較し、閾値条件が満たされる場合に、第1の制御情報をペイロードと合成するように構成され、ペイロードは第2の制御情報およびメッセージデータのうちの1つまたは複数を含む。
別の例では、制御情報を受信するための方法が開示される。この方法は、DMRSシーケンスおよび制御情報を含むワイヤレス通信を受信するステップと、DMRSシーケンスに基づいて制御情報を決定するステップとを含む。
別の例では、制御情報を受信するための装置が開示される。この装置は、トランシーバと、メモリと、トランシーバおよびメモリに通信可能に結合される少なくとも1つのプロセッサとを含み、少なくとも1つのプロセッサおよびメモリは、DMRSシーケンスおよび制御情報を含むワイヤレス通信を受信し、DMRSシーケンスに基づいて制御情報を決定するように構成される。
以下の詳細な説明を検討すれば、本発明のこれらおよび他の態様がより十分に理解されよう。添付の図とともに本発明の特定の例示的な実施形態の以下の説明を検討すれば、本発明の他の態様、特徴、および実施形態が当業者に明らかとなろう。本発明の特徴は、以下のいくつかの実施形態および図に対して論じられることがあるが、本発明のすべての実施形態は、本明細書で論じられる有利な特徴のうちの1つまたは複数を含むことができる。言い換えれば、1つまたは複数の実施形態がいくつかの有利な特徴を有するものとして論じられることがあるが、そのような特徴のうちの1つまたは複数はまた、本明細書で論じられる本発明の様々な実施形態に従って使用され得る。同様に、例示的な実施形態が、デバイス実施形態、システム実施形態、または方法実施形態として以下で論じられることがあるが、そのような例示的な実施形態が、様々なデバイス、システム、および方法において実装され得ることを理解されたい。
ワイヤレス通信システムの概略図である。 無線接続ネットワーク(RAN)の例の概念図である。 直交周波数分割多重化(OFDM)を利用するエアインターフェースにおけるワイヤレスリソースの編成の概略的な図である。 本開示のいくつかの態様による例示的な自己完結型のスロットの概念図である。 本開示のいくつかの態様によるスケジューリングエンティティのハードウェア実装形態の例を概念的に示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様によるスケジューリングされるエンティティのハードウェア実装形態の例を概念的に示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、復調基準信号内でアップリンク(UL)制御情報を送信するための例示的なプロセスを示すフローチャートである。 本開示のいくつかの態様による、2つのワイヤレスノード間で通信されるアップリンクメッセージにおいてアップリンク制御情報をペイロードと合成するための例示的なプロセスを示すフローチャートである。 本開示のいくつかの態様による、ULメッセージの中のDMRSシーケンスに基づいて少なくとも1つのアップリンク制御情報(UCI)を決定するための例示的なプロセスを示すフローチャートである。
添付の図面に関して以下に記載される発明を実施するための形態は、様々な構成の説明として意図され、本明細書で説明される概念が実践され得る唯一の構成を表すことは意図されない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与える目的で、具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実践され得ることが、当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にするのを回避する目的で、周知の構造および構成要素がブロック図の形式で示されている。
態様および実施形態は、いくつかの例に対する解説によって本出願において説明されるが、追加の実装形態および使用事例が、多くの異なる構成および状況において生じ得ることを、当業者は理解するであろう。本明細書で説明される革新は、多くの異なるプラットフォームのタイプ、デバイス、システム、形状、サイズ、パッケージング構成にわたって実装され得る。たとえば、実施形態および/または用途は、統合されたチップの実施形態または他の非モジュール構成要素ベースのデバイス(たとえば、エンドユーザデバイス、車両、通信デバイス、コンピューティングデバイス、産業用機器、小売/購入デバイス、医療デバイス、AI対応デバイスなど)を介して生じ得る。いくつかの例は、使用事例または適用例を特に対象とすることもまたはしないこともあるが、説明される革新の広範な適用可能性が生じ得る。実装形態は、チップレベルの構成要素またはモジュール式の構成要素から、非モジュール式の、非チップレベルの実装形態までの、さらには、説明される革新の1つまたは複数の態様を組み込む集約型の、分散型の、または相手先商標製造会社(OEM)のデバイスまたはシステムまでの範囲にわたり得る。いくつかの実際の設定では、説明される態様および特徴を組み込むデバイスは、特許請求され説明される実施形態の実装と実践のために、追加の構成要素および特徴を必然的に含むことがある。たとえば、ワイヤレス信号の送信および受信は、アナログおよびデジタルの目的でいくつかの構成要素(たとえば、アンテナ、無線周波数(RF)チェーン、電力増幅器、変調器、バッファ、プロセッサ、インターリーバ、加算器/減算器などを含むハードウェア構成要素)を必然的に含む。本明細書で説明される革新は、様々なサイズ、形状、および構成の、多種多様なデバイス、チップレベルの構成要素、システム、分散型の構成、エンドユーザデバイスなどにおいて実践され得る。
本開示全体にわたって提示される様々な概念は、幅広い種類の通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装され得る。ここで図1を参照すると、限定ではなく説明のための例として、本開示の様々な態様は、ワイヤレス通信システム100を参照して示される。ワイヤレス通信システム100は、コアネットワーク102、無線接続ネットワーク(RAN)104、およびユーザ機器(UE)106という3つの相互作用する領域を含む。ワイヤレス通信システム100によって、UE106は、(限定はされないが)インターネットなどの外部データネットワーク110とのデータ通信を実施することが可能にされ得る。
RAN104は、UE106に無線接続を提供するための、1つまたは複数の任意の適切なワイヤレス通信技術を実装し得る。一例として、RAN104は、しばしば5Gと呼ばれる、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP) New Radio(NR)規格に従って動作し得る。別の例として、RAN104は、5G NR、およびLTEとしばしば呼ばれるEvolved Universal Terrestrial Radio Access Network(eUTRAN)規格の混合状態で動作し得る。3GPPは、この混合RANを次世代RANまたはNG-RANと呼ぶ。当然、本開示の範囲内で、多くの他の例が利用され得る。
示されるように、RAN104は複数の基地局108を含む。大まかに、基地局は、UEへのまたはUEからの1つまたは複数のセルにおける無線送信および受信を担う、無線接続ネットワークの中のネットワーク要素である。異なる技術、規格、または文脈では、基地局は、ベーストランシーバ基地局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、Node B(NB)、eNode B(eNB)、gNode B(gNB)、または何らかの他の適切な技術として、当業者によって様々に呼ばれることがある。
複数のモバイル装置のためのワイヤレス通信をサポートする、RAN104がさらに示されている。モバイル装置は、3GPP規格ではユーザ機器(UE)と呼ばれることがあるが、移動局(MS)、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末(AT)、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な技術としても、当業者によって呼ばれることがある。UEは、ネットワークサービスへのアクセスをユーザに提供する装置であり得る。
本文書内では、「モバイル」装置は、移動する能力を必ずしも有する必要はなく、静止式であってよい。モバイル装置またはモバイルデバイスという用語は、多様なデバイスおよび技術を広く指す。UEは、通信を助けるような大きさにされ、そのような形状にされ、かつそのように配置されるいくつかのハードウェア構造構成要素を含むことがあり、そのような構成要素は、互いに電気的に接続される、アンテナ、アンテナアレイ、RFチェーン、増幅器、1つまたは複数のプロセッサなどを含み得る。たとえば、モバイル装置のいくつかの非限定的な例は、携帯電話、セルラー(セル)電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートブック、ネットブック、スマートブック、タブレット、携帯情報端末(PDA)、および、たとえば「Internet of Things」(IoT)に対応する広範な組込み式システムを含む。モバイル装置は加えて、自動車または他の輸送用車両、リモートセンサまたはアクチュエータ、ロボットまたはロボティクスデバイス、衛星無線、全地球測位システム(GPS)デバイス、物体追跡デバイス、ドローン、マルチコプター、クアッドコプター、遠隔制御デバイス、消費者デバイスおよび/またはウェアラブルデバイス、たとえばアイウェア、ウェアラブルカメラ、仮想現実デバイス、スマートウォッチ、健康もしくはフィットネストラッカー、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲームコンソールなどであってよい。モバイル装置は加えて、ホームオーディオ、ビデオ、および/またはマルチメディアデバイス、家電機器、自動販売機、インテリジェント照明、ホームセキュリティシステム、スマートメーターなどの、デジタルホームデバイスまたはスマートホームデバイスであってよい。モバイル装置は加えて、スマートエネルギーデバイス、セキュリティデバイス、ソーラーパネルまたはソーラーアレイ、電力を制御する都市インフラストラクチャデバイス(たとえば、スマートグリッド)、照明、水道など、産業用オートメーションおよび企業向けデバイス、物流コントローラ、農業用機器、防衛用機器、車両、航空機、船舶、および兵器類などであってよい。またさらに、モバイル装置は、接続された医療または遠隔医療サポート、たとえば、遠
隔での保健医療を提供し得る。遠隔医療デバイスは、遠隔医療監視デバイスおよび遠隔医療運営デバイスを含むことがあり、これらの通信は、たとえば重要なサービスデータの輸送のための優先的なアクセス、および/または重要なサービスデータの輸送のための関連するQoSに関して、他のタイプの情報よりも優先的な取扱いまたは優遇されたアクセス権を与えられ得る。
RAN104とUE106との間のワイヤレス通信は、エアインターフェースを利用するものとして説明され得る。基地局(たとえば、基地局108)から1つまたは複数のUE(たとえば、UE106)へのエアインターフェースを介した送信は、ダウンリンク(DL)送信と呼ばれ得る。本開示のいくつかの態様によれば、ダウンリンクという用語は、スケジューリングエンティティ(以下でさらに説明される、たとえば基地局108)において発する一地点対多地点送信を指し得る。本方式を説明するための別の方法は、ブロードキャストチャネル多重化という用語を使用することであり得る。UE(たとえば、UE106)から基地局(たとえば、基地局108)への送信は、アップリンク(UL)送信と呼ばれ得る。本開示のさらなる態様によれば、アップリンクという用語は、スケジューリングされるエンティティ(以下でさらに説明される、たとえばUE106)において発する一地点対一地点送信を指し得る。
いくつかの例では、エアインターフェースへのアクセスがスケジューリングされることがあり、ここで、スケジューリングエンティティ(たとえば、基地局108)は、そのサービスエリアまたはセル内にある、一部またはすべてのデバイスおよび機器の間の通信のためにリソースを割り振る。本開示内で、以下でさらに論じられるように、スケジューリングエンティティは、1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティのためのスケジューリング、割り当て、再構成、およびリソースの解放を担い得る。すなわち、スケジューリングされた通信のために、スケジューリングされるエンティティであり得るUE106は、スケジューリングエンティティ108によって割り振られるリソースを利用し得る。
基地局108は、スケジューリングエンティティとして機能し得る唯一のエンティティではない。すなわち、いくつかの例では、UEは、スケジューリングエンティティ、すなわち、1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティ(たとえば、1つまたは複数の他のUE)のためのスケジューリングリソースとして機能し得る。
図1に示されるように、スケジューリングエンティティ108は、ダウンリンクトラフィック112を1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティ106にブロードキャストし得る。大まかに、スケジューリングエンティティ108は、ダウンリンクトラフィック112、およびいくつかの例では、1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティ106からスケジューリングエンティティ108へのアップリンクトラフィックを含めて、ワイヤレス通信ネットワークにおけるトラフィックのスケジューリングを担うノードまたはデバイスである。一方、スケジューリングされるエンティティ106は、限定はされないが、スケジューリング情報(たとえば、グラント)、同期もしくはタイミング情報、またはスケジューリングエンティティ108などのワイヤレス通信ネットワークの中の別のエンティティからの他の制御情報を含む、ダウンリンク制御情報114を受信するノードまたはデバイスである。
一般に、基地局108は、ワイヤレス通信システムのバックホール部分120との通信のためのバックホールインターフェースを含み得る。バックホール120は、基地局108とコアネットワーク102との間のリンクを提供し得る。さらに、いくつかの例では、バックホールネットワークは、それぞれの基地局108間の相互接続を提供し得る。任意の適切なトランスポートネットワークを使用した、直接の物理的な接続、仮想ネットワークなどの、様々なタイプのバックホールインターフェースが利用され得る。
コアネットワーク102は、ワイヤレス通信システム100の一部であることがあり、RAN104において使用される無線接続技術とは無関係であることがある。いくつかの例では、コアネットワーク102は、5G規格(たとえば、5GC)に従って構成され得る。他の例では、コアネットワーク102は、4G evolved packet core(EPC)、または任意の他の適切な規格もしくは構成に従って構成され得る。
ここで図2を参照すると、限定ではなく例として、RAN200の概略的な図示が与えられる。いくつかの例では、RAN200は、上で説明され図1に示されるRAN104と同じであり得る。RAN200によってカバーされる地理的エリアは、1つのアクセスポイントまたは基地局からブロードキャストされる識別情報に基づいてユーザ機器(UE)によって一意に識別され得る、セルラー領域(セル)へと分割され得る。図2は、各々が1つまたは複数のセクタ(図示されず)を含み得る、マクロセル202、204、および206、ならびにスモールセル208を示す。セクタはセルのサブエリアである。1つのセル内のすべてのセクタが、同じ基地局によってサービスされる。セクタ内の無線リンクは、そのセクタに属する単一の論理的な識別情報によって識別され得る。セクタへと分割されるセルでは、セル内の複数のセクタはアンテナのグループによって形成されることがあり、各アンテナはセルの部分の中のUEとの通信を担う。
図2では、2つの基地局210および212がセル202および204において示され、セル206の中のリモートラジオヘッド(RRH)216を制御する第3の基地局214が示されている。すなわち、基地局は、統合されたアンテナを有することができ、またはフィーダケーブルによってアンテナもしくはRRHへと接続され得る。示される例では、セル202、204、および206はマクロセルと呼ばれることがあり、それは基地局210、212、および214が大きいサイズを有するセルをサポートするからである。さらに、基地局218が、1つまたは複数のマクロセルと重複し得るスモールセル208(たとえば、マイクロセル、ピコセル、フェムトセル、ホーム基地局、ホームNode B、ホームeNode Bなど)において示されている。この例では、セル208はスモールセルと呼ばれることがあり、それは基地局218が比較的小さいサイズを有するセルをサポートするからである。セルのサイズ決定は、システム設計ならびに構成要素の制約に従って行われ得る。
無線接続ネットワーク200は、任意の数のワイヤレス基地局およびセルを含み得ることを理解されたい。さらに、所与のセルのサイズまたはカバレッジエリアを拡大するために、中継ノードが展開され得る。基地局210、212、214、218は、任意の数のモバイル装置のためのコアネットワークにワイヤレスアクセスポイントを提供する。いくつかの例では、基地局210、212、214、および/または218は、上で説明され図1に示される基地局/スケジューリングエンティティ108と同じであり得る。
図2はさらに、基地局として機能するように構成され得るクアッドコプターまたはドローン220を含む。すなわち、いくつかの例では、セルは必ずしも不動ではないことがあり、セルの地理的エリアは、クアッドコプター220などの移動基地局の位置に従って移動することがある。
RAN200内で、セルは、各セルの1つまたは複数のセクタと通信していることがあるUEを含み得る。さらに、各基地局210、212、214、218、および220は、それぞれのセルの中のすべてのUEのために、コアネットワーク102(図1参照)へのアクセスポイントを提供するように構成され得る。たとえば、UE222および224は基地局210と通信していてよく、UE226および228は基地局212と通信していてよく、UE230および232はRRH216を経由して基地局214と通信していてよく、UE234は基地局218と通信していてよく、UE236は移動基地局220と通信していてよい。いくつかの例では、UE222、224、226、228、230、232、234、236、238、240、および/または242は、上で説明され図1に示されるUE/スケジューリングされるエンティティ106と同じであり得る。
いくつかの例では、モバイルネットワークノード(たとえば、クアッドコプター220)が、UEとして機能するように構成され得る。たとえば、クアッドコプター220は、基地局210と通信することによってセル202内で動作し得る。
RAN200のさらなる態様では、基地局からのスケジューリング情報または制御情報に必ずしも依存することなく、UE間でサイドリンク信号が使用され得る。たとえば、2つ以上のUE(たとえば、第1のUE226および第2のUE228)は、基地局(たとえば、基地局212)を通じてその通信を中継することなく、ピアツーピア(P2P)またはサイドリンク信号227を使用して互いと通信し得る。さらなる例では、UE240および242と通信するUE238が示される。ここで、UE238はスケジューリングエンティティまたは主要サイドリンクデバイスとして機能することができ、UE240および242はスケジューリングされるエンティティまたは非主要(たとえば、二次的)サイドリンクデバイスとして機能することができる。さらに別の例では、UEは、デバイスツーデバイス(D2D)、ピアツーピア(P2P)、もしくはビークルツービークル(V2V)ネットワークにおいて、および/またはメッシュネットワークにおいて、スケジューリングエンティティとして機能し得る。メッシュネットワークの例では、UE240および242は、スケジューリングエンティティ238と通信することに加えて、任意選択で互いに直接通信し得る。したがって、時間-周波数リソースへのスケジューリングされたアクセス権がありセルラー構成、P2P構成、またはメッシュ構成を有するワイヤレス通信システムでは、スケジューリングエンティティおよび1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティは、スケジューリングされるリソースを利用して通信し得る。
無線接続ネットワーク200では、位置とは無関係に移動中に通信するためのUEの能力が、モビリティと呼ばれる。UEと無線接続ネットワークとの間の様々な物理チャネルは一般に、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF、図示されておらず、図1のコアネットワーク102の一部である)の制御のもとでセットアップされ、維持され、解放され、AMFは、制御プレーン機能とユーザプレーン機能の両方のためのセキュリティコンテキストを管理するセキュリティコンテキスト管理機能(SCMF)、および認証を実行するセキュリティアンカー機能(SEAF)を含み得る。
本開示の様々な態様では、無線接続ネットワーク200は、モビリティおよびハンドオーバー(すなわち、ある無線チャネルから別の無線チャネルへのUEの接続の移転)を可能にするために、DLベースのモビリティまたはULベースのモビリティを利用し得る。DLベースのモビリティのために構成されるネットワークでは、スケジューリングエンティティとの呼の間に、または任意の他の時間に、UEは、そのサービングセルからの信号の様々なパラメータ、ならびに近隣セルの様々なパラメータを監視し得る。これらのパラメータの品質に応じて、UEは、近隣セルのうちの1つまたは複数との通信を維持することができる。この時間の間に、UEがあるセルから別のセルに移動する場合、または近隣セルからの信号品質が所与の時間の間サービングセルからの信号品質を超える場合、UEはサービングセルからその近隣(ターゲット)セルへのハンドオフまたはハンドオーバーに取りかかり得る。たとえば、UE224(車両として示されているが、任意の適切な形式のUEが使用され得る)は、近隣セル206に対応する地理的エリアに、そのサービングセル202に対応する地理的エリアから移動し得る。近隣セル206からの信号強度または信号品質が、所与の時間の間サービングセル202の信号強度または信号品質を超えるとき、UE224は、この条件を示す報告メッセージをそのサービング基地局210に送信し得る。それに応答して、UE224はハンドオーバーコマンドを受信することができ、UEはセル206へのハンドオーバーを受けることができる。
ULベースのモビリティのために構成されるネットワークでは、各UEからのUL基準信号が、各UEのためのサービングセルを選択するためにネットワークによって利用され得る。いくつかの例では、基地局210、212、および214/216は、統一された同期信号(たとえば、統一された1次同期信号(PSS)、統一された2次同期信号(SSS)、および統一された物理ブロードキャストチャネル(PBCH))をブロードキャストし得る。UE222、224、226、228、230、および232は、統一された同期信号を受信し、同期信号からキャリア周波数およびスロットタイミングを導出し、タイミングを導出したことに応答して、アップリンクパイロットまたは基準信号を送信し得る。UE(たとえば、UE224)によって送信されるアップリンクパイロット信号は、無線接続ネットワーク200内の2つ以上のセル(たとえば、基地局210および214/216)によって同時に受信され得る。セルの各々がパイロット信号の強度を測定することができ、無線接続ネットワーク(たとえば、基地局210および214/216のうちの1つもしくは複数ならびに/またはコアネットワーク内の中心ノード)が、UE224のためのサービングセルを決定することができる。UE224が無線接続ネットワーク200を通って移動するにつれて、ネットワークは、UE224によって送信されるアップリンクパイロット信号を監視し続け得る。近隣セルによって測定されるパイロット信号の信号強度または品質が、サービングセルによって測定される信号強度または品質を超えるとき、ネットワーク200は、UE224に知らせて、または知らせることなく、サービングセルから近隣セルにUE224をハンドオーバーし得る。
基地局210、212、および214/216によって送信される同期信号は統一され得るが、同期信号は特定のセルを識別しないことがあり、むしろ、同じ周波数で動作する、かつ/または同じタイミングを有する複数のセルのゾーンを識別することがある。5Gネットワークまたは次世代通信ネットワークにおけるゾーンの使用は、アップリンクベースのモビリティフレームワークを可能にし、UEとネットワークの両方の効率を高め、それは、UEとネットワークとの間で交換される必要があるモビリティメッセージの数が減り得るからである。
無線接続ネットワーク200におけるエアインターフェースは、1つまたは複数の複信アルゴリズムを利用し得る。複信とは、両方のエンドポイントが両方の方向に互いに通信できる、ポイントツーポイントリンクを指す。全複信とは、両方のエンドポイントが互いに同時に通信できることを意味する。半複信とは、ある時間に一方のエンドポイントのみが他方に情報を送信できることを意味する。ワイヤレスリンクにおいて、全複信チャネルは一般に、送信機および受信機の物理的な分離、ならびに適切な干渉打消し技法に依存する。全複信のエミュレーションが頻繁に、周波数分割複信(FDD)または時分割複信(TDD)を利用することによってワイヤレスリンクのために実施される。FDDでは、異なる方向の送信は異なるキャリア周波数において動作する。TDDでは、所与のチャネル上での異なる方向への送信は、時分割複信を使用して互いに離隔される。すなわち、ある時間には、チャネルが一方の方向への送信に専用であり、一方で他の時間には、そのチャネルは他方の方向への送信に専用であり、方向は非常に高速に、たとえばスロット当たり数回変化し得る。
無線接続ネットワーク200の中のエアインターフェースは、様々なデバイスの同時通信を可能にするために、1つまたは複数の多重化および多元接続アルゴリズムを利用し得る。たとえば、5G NR規格は、UE222および224から基地局へのUL送信のために、および基地局210から1つまたは複数のUE222および224へのDL送信のための多重化のために多元接続を提供し、巡回プレフィックス(CP)を用いた直交周波数分割多重化(OFDM)を利用する。加えて、UL送信のために、5G NR規格は、CPを用いた離散フーリエ変換-拡散-OFDM(DFT-s-OFDM)(シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)とも呼ばれる)をサポートする。しかしながら、本開示の範囲内で、多重化および多元接続は上の方式に限定されず、時分割多元接続(TDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、スパース符号多元接続(SCMA)、リソース拡散多元接続(RSMA)、または他の適切な多元接続方式を利用して提供され得る。さらに、基地局210からUE222および224へのDL送信の多重化は、時分割多重化(TDM)、符号分割多重化(CDM)、周波数分割多重化(FDM)、直交周波数分割多重化(OFDM)、スパース符号多重化(SCM)、または他の適切な多重化方式を利用して提供され得る。
本開示の様々な態様が、図3に示されるようなOFDM波形を参照して説明される。本開示の様々な態様は、本明細書において以下で説明されるのと実質的に同じ方法でDFT-s-OFDM波形に適用され得ることを、当業者は理解されたい。すなわち、本開示のいくつかの例はわかりやすくするためにOFDMリンクに注目することがあるが、同じ原理はDFT-s-OFDM波形にも適用され得ることを理解されたい。
本開示内で、フレームとはワイヤレス送信のための10msの時間長を指し、各フレームが各々1msである10個のサブフレームから構成される。所与のキャリア上で、ULにおいてフレームのあるセットが、およびDLにおいてフレームの別のセットがあることがある。ここで図3を参照すると、例示的なDLサブフレーム302の拡大図が図示されており、OFDMリソースグリッド304を示している。しかしながら、当業者が容易に理解するように、あらゆる特定の適用例のためのPHY送信構造が、任意の数の要因に応じて、ここで説明される例から変化し得る。ここで、時間はOFDMシンボルの単位で水平方向であり、周波数はサブキャリアまたはトーンの単位で垂直方向である。
所与のアンテナポートのための時間-周波数リソースを概略的に表すために、リソースグリッド304が使用され得る。すなわち、利用可能な複数のアンテナポートがあるMIMO実装形態では、対応する複数の数のリソースグリッド304が通信に利用可能であり得る。リソースグリッド304は、複数のリソース要素(RE)306へと分割される。1サブキャリア×1シンボルであるREが、時間-周波数グリッドの最小の個別の部分であり、物理チャネルまたは信号からのデータを表す単一の複素数値を含む。特定の実装形態において利用される変調に応じて、各REは1つまたは複数のビットの情報を表し得る。いくつかの例では、REのブロックは、物理リソースブロック(PRB)またはより簡単にはリソースブロック(RB)308と呼ばれることがあり、これは周波数領域において任意の適切な数の連続的なサブキャリアを含む。一例では、RBは12個のサブキャリアを含むことがあり、これは使用されるヌメロロジーとは無関係な数である。いくつかの例では、ヌメロロジーに基づいて、RBは、時間領域において任意の適切な数の連続的なOFDMシンボルを含むことがある。本開示内では、RB308などの単一のRBは単一の通信の方向(所与のデバイスに対して送信または受信のいずれか)に完全に対応することが仮定される。
UEは一般に、リソースグリッド304のサブセットのみを利用する。RBは、UEに割り振られ得るリソースの最小単位であり得る。したがって、UEのためにスケジューリングされるRBが多いほど、かつエアインターフェースのために選ばれる変調方式が高いほど、UEのデータレートが高くなる。
この図において、RB308はサブフレーム302の帯域幅全体未満を占有するものとして示されており、一部のサブキャリアはRB308の上および下に示されている。所与の実装形態では、サブフレーム302は、1つまたは複数のRB308のうちの任意の数に対応する帯域幅を有し得る。さらに、この図では、RB308はサブフレーム302の時間長全体未満を占有するものとして示されているが、これは1つの可能な例にすぎない。
各々の1msサブフレーム302は、1つまたは複数の隣接するスロットからなり得る。図3に示される例では、1つのサブフレーム302は、説明のための例として、4個のスロット310を含む。いくつかの例では、スロットは、所与の巡回プレフィックス(CP)長を伴う指定された数のOFDMシンボルに従って定義され得る。たとえば、スロットは、ノミナルのCPを伴う7個または14個のOFDMシンボルを含み得る。追加の例は、より短い時間長(たとえば、1つまたは2つのOFDMシンボル)を有するミニスロットを含み得る。これらのミニスロットは、場合によっては、同じUEまたは異なるUEのための進行中のスロット送信のためにスケジューリングされるリソースを占有して送信されることがある。
スロット310のうちの1つの拡大図は、制御領域312およびデータ領域314を含むスロット310を示す。一般に、制御領域312は制御チャネル(たとえば、PDCCH)を搬送することができ、データ領域314はデータチャネル(たとえば、PDSCHまたはPUSCH)を搬送することができる。当然、スロットは、すべてのDL、すべてのUL、または少なくとも1つのDL部分および少なくとも1つのUL部分を含み得る。図3に示される単純な構造は本質的に例にすぎず、異なるスロット構造が利用されることがあり、制御領域およびデータ領域の各々のうちの1つまたは複数を含むことがある。
図3には示されないが、RB308内の様々なRE306は、制御チャネル、共有チャネル、データチャネルなどを含む、1つまたは複数の物理チャネルを搬送するようにスケジューリングされ得る。RB308内の他のRE306はまた、復調基準信号(DMRS)、制御基準信号(CRS)、またはサウンディング基準信号(SRS)に限定はされないがそれらを含む、パイロット信号または基準信号を搬送し得る。これらのパイロットまたは基準信号は、対応するチャネルのチャネル推定を受信デバイスが実行することを可能にでき、このことは、RB308内での制御チャネルおよび/またはデータチャネルのコヒーレントな復調/検出を可能にし得る。
DL送信では、送信デバイス(たとえば、スケジューリングエンティティ108)は、PBCH、PSS、SSS、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、物理ハイブリッド自動再送要求(HARQ)インジケータチャネル(PHICH)、および/または物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)などの、1つまたは複数のDL制御チャネルを含むDL制御情報114を1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティ106に搬送するために、(たとえば、制御領域312内の)1つまたは複数のRE306を割り振り得る。PCFICHは、PDCCHを受信して復号する際に受信デバイスを助けるための情報を提供する。PDCCHは、電力制御コマンド、スケジューリング情報、グラント、ならびに/またはDL送信およびUL送信のためのREの割当てを含むがそれらには限定されない、ダウンリンク制御情報(DCI)を搬送する。PHICHは、肯定応答(ACK)または否定応答(NACK)などのHARQフィードバック送信を搬送する。HARQは当業者によく知られている技法であり、パケット送信の完全性が、たとえば、チェックサムまたは巡回冗長検査(CRC)などの任意の適切な完全性検査機構を利用して、精度について受信側で検査され得る。送信の完全性が確認される場合、ACKが送信されてよく、確認されない場合、NACKが送信されてよい。NACKに応答して、送信デバイスは、chase combining、incremental redundancyなどを実装し得る、HARQ再送信を送信し得る。
UL送信では、送信デバイス(たとえば、スケジューリングされるエンティティ106)は、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)などの1つまたは複数のUL制御チャネルを含むUL制御情報118をスケジューリングエンティティ108に搬送するために、1つまたは複数のRE306を利用し得る。UL制御情報は、パイロット、基準信号、およびアップリンクデータ送信の復号を可能にするように、またはそれを助けるように構成される情報を含む、様々なパケットタイプおよびカテゴリを含み得る。いくつかの例では、制御情報118は、スケジューリング要求(SR)、たとえば、アップリンク送信をスケジューリングすることを求めるスケジューリングエンティティ108に対する要求を含み得る。ここで、制御チャネル118上で送信されるSRに応答して、スケジューリングエンティティ108は、アップリンクパケット送信のためのリソースをスケジューリングし得るダウンリンク制御情報114を送信し得る。UL制御情報はまた、HARQフィードバック、チャネル状態フィードバック(CSF)、または任意の他の適切なUL制御情報を含み得る。
制御情報に加えて、(たとえば、データ領域314内の)1つまたは複数のRE306が、ユーザデータまたはトラフィックデータのために割り振られ得る。そのようなトラフィックは、DL送信、すなわち物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、またはUL送信、すなわち物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)などのために、1つまたは複数のトラフィックチャネル上で搬送され得る。いくつかの例では、データ領域314内の1つまたは複数のRE306は、システム情報ブロック(SIB)を搬送するように構成されることがあり、所与のセルへのアクセスを可能にし得る情報を搬送する。
上で説明され、図1および図3に示されたチャネルまたはキャリアは、必ずしも、スケジューリングエンティティ108とスケジューリングされるエンティティ106との間で利用され得るすべてのチャネルまたはキャリアであるとは限らず、当業者は、図示されたものに加えて、他のトラフィックチャネル、制御チャネル、およびフィードバックチャネルなどの他のチャネルまたはキャリアが利用され得ることを認識するであろう。
上で説明されたこれらの物理チャネルは一般に、媒体アクセス制御(MAC)レイヤにおける取扱いのために、多重化されトランスポートチャネルにマッピングされる。トランスポートチャネルは、トランスポートブロック(TB)と呼ばれる情報のブロックを搬送する。情報のビットの数に対応し得る、トランスポートブロックサイズ(TBS)は、変調およびコーディング方式(MCS)ならびに所与の送信の中のRBの数に基づく、制御されたパラメータであり得る。
本開示のある態様によれば、1つまたは複数のスロットは、自己完結型のスロットとして構築され得る。たとえば、図4は、自己完結型のスロット400および450の2つの例示的な構造を示す。自己完結型のスロット400および/または450は、いくつかの例では、上で説明され図3に示されるスロット310の代わりに使用され得る。
示される例では、DL中心スロット400は、送信機によってスケジューリングされたスロットであり得る。DL中心という命名は一般に、DL方向への送信(たとえば、スケジューリングエンティティ108からスケジューリングされるエンティティ106への送信)により多くのリソースが割り振られるような構造を指す。同様に、UL中心スロット450は、受信機によってスケジューリングされたスロットであってよく、より多くのリソースがUL方向への送信(たとえば、スケジューリングされるエンティティ106からスケジューリングエンティティ108への送信)のために割り振られる。
自己完結型のスロット400および450などの各スロットは、送信(Tx)部分および受信(Rx)部分を含み得る。たとえば、DL中心スロット400では、スケジューリングエンティティ108はまず、たとえば、DL制御領域402においてPDCCH上で制御情報を送信する機会を有し、次いで、たとえば、DLデータ領域404においてPDSCH上でDLユーザデータまたはトラフィックを送信する機会を有する。適切な時間長410を有するガード期間(GP)領域406に続いて、スケジューリングエンティティ108は、ULバースト408において、キャリアを使用して他のエンティティから、任意のULスケジューリング要求、CSF、HARQ ACK/NACKなどを含むULデータおよび/またはULフィードバックを受信する機会を有する。ここで、DL中心スロット400などのスロットは、データ領域404において搬送されるデータのすべてが同じスロットの制御領域402においてスケジューリングされるとき、およびさらに、データ領域404において搬送されるデータのすべてが同じスロットのULバースト408において肯定応答される(または少なくとも肯定応答される機会を有する)とき、自己完結型のスロットと呼ばれ得る。このようにして、各々の自己完結型のスロットは、任意の所与のパケットのためのスケジューリング-送信-肯定応答のサイクルをいずれかの他のスロットが完了することを必ずしも必要としない、自己完結型のエンティティであると見なされ得る。
GP領域406は、ULタイミングおよびDLタイミングの変動に対応するために含まれ得る。たとえば、(たとえば、DLからULへの)高周波(RF)アンテナ方向の切替えによるレイテンシおよび送信経路のレイテンシにより、スケジューリングされたエンティティ106は、DLタイミングと一致するようにUL上で早期に送信することがある。そのような早期の送信は、スケジューリングエンティティ108から受信されたシンボルに干渉することがある。したがって、GP領域406により、DLデータ領域404の後の時間の量が干渉を防ぐことが可能になることがあり、その場合、GP領域406は、スケジューリングエンティティ108がそのRFアンテナ方向を切り替えるための適切な時間の量、over-the-air(OTA)送信のための適切な時間の量、およびスケジューリングされるエンティティによるACK処理のための適切な時間の量を与える。
同様に、UL中心スロット450は、自己完結型のスロットとして構成され得る。UL中心スロット450は、DL制御領域450と、ガード期間454と、ULデータ領域456と、ULバースト領域458とを含む、DL中心スロット400と実質的に類似している。
スロット400および450に示されるスロット構造は、自己完結型のスロットの一例にすぎない。他の例は、あらゆるスロットの最初にある共通DL部分と、あらゆるスロットの最後にある共通UL部分とを含むことがあり、これらのそれぞれの部分と部分の間のスロットの構造に様々な差がある。それでも、他の例が本開示の範囲内で提供され得る。
DMRSによる情報の通信
DL中心スロット400のULバースト408、ならびにUL中心スロット450のULデータ領域456およびULバースト領域458は各々、1つまたは複数のDMRSシーケンスを含み得る。DMRSシーケンスは、通常は最初の1つまたは2つのシンボルである、各UL領域の中の1つまたは複数のリソース要素306を占有し得る。本開示のいくつかの態様では、第1のUE226は、N個の既知のDMRSシーケンスのセットからあるDMRSシーケンスを選ぶ。このようにして、アップリンク制御情報(UCI)のlog2(N)個のビットを、特定のDMRSシーケンスを使用して通信することができる。UCIは、HARQ ACK/NACK、スケジューリング要求、チャネル状態情報(CSI)、チャネル品質情報(CQI)、プリコーディング行列インジケータ(PMI)、ランクインジケータ(RI)、手続トランザクション識別子(PTI: procedure transaction identifier)、不連続送信/受信(DTX/DRX)などのうちの1つまたは複数を含み得る。
第1のUE226は次いで基地局212にUL送信を通信し、UL送信はDMRS内にUCIペイロードを含む。N個の潜在的なDMRSシーケンスのセットが、少なくとも第1のUEと基地局212の間で知られている。たとえば、N個の潜在的なDMRSシーケンスを含むDMRS情報は、基地局212および第1のUE226の各々のメモリに記憶されていることがある。別の構成では、N個の潜在的なDMRSシーケンスのセットは第2のUE228にも知られていることがあるので、第2のUE228と第1のUE226および基地局212の両方との間の直接のD2D通信が可能になる。DMRSシーケンスは、DMRS情報に記憶されているルックアップテーブルを使用して、通信されるべきUCI情報に基づいて選ばれ得る。ルックアップテーブルは、N個の既知のDMRSシーケンスの各々に対応する特定のUCI情報および/またはUCI情報の特定の組合せを含み得る。たとえば、第1のUE226から基地局212に通信される特定のDMRSシーケンスは、HARQ ACKメッセージに対応し得る。ルックアップテーブルは、DMRSシーケンスと少なくとも1つのUCIペイロードとの間の1対1の対応付けを含み得る。以下のTable 1(表1)は、そのようなルックアップテーブルの例を示す。
この例では、第1のUE226は、DMRSシーケンス1を介してHARQ ACKメッセージを基地局212に通信する。
一構成では、第1のUE226は、UL送信のために少なくとも1つのDMRSシーケンスを選び、選ばれたシーケンスを含むようにULデータ領域456および/またはULバースト領域458を構成する。たとえば、第1のUE226は、ULデータ領域456における送信のためにDMRSシーケンス1を選択することによって、HARQ ACKメッセージを基地局212に通信し得る。同じプロセスを、DL中心スロット400のULバースト領域408において使用することができる。DMRSシーケンスの任意の適切な数Nが、任意のUCIペイロードXに対応するために利用され得ることに留意されたい。この場合、基地局212がDMRSシーケンスを含むUL送信を受信するとき、このことは、どのDMRSシーケンスがUL送信において通信されたかを決定すること、およびどのUCIがDMRSシーケンスに対応するかを決定することによって、DMRSシーケンスとUCIペイロードとの間の関係を確認し得る。一例では、基地局212は、どのDMRSシーケンスがUL送信において通信されたかを決定するために、記憶されているDMRS情報の中のN個の潜在的なDMRSシーケンスに対する相関の大きさを確立し得る。DMRSシーケンスは、互いに直交するように、または互いに低い相関を有するように第1のUEによって選ばれ得る。
DMRSシーケンスは、DMRSシーケンスのN個の可能な選択肢のすべてまたは一部分の間で共通である、埋め込まれたパイロットサブシーケンスを有し得る。埋め込まれたパイロットサブシーケンスは、どのDMRSシーケンスが送信されたかを検出するのを助けるために、チャネル推定に対して利用され得る。たとえば、共通のパイロットサブシーケンス(たとえば、第1のパイロットサブシーケンス)は、DMRSシーケンス1(第1のACKに対応する)、DMRSシーケンス2(第1のNACKに対応する)、およびDMRSシーケンス3(第1のDTXに対応する)に埋め込まれ得る。別の例では、第1のパイロットサブシーケンスがDMRSシーケンス1〜3に埋め込まれるのに加えて、第2のパイロットサブシーケンスが、DMRSシーケンス4(第2のACKに対応する)、DMRSシーケンス5(第2のNACKに対応する)、およびDMRSシーケンス6(第2のDTXに対応する)に埋め込まれ得る。この例では、第1のパイロットサブシーケンスは、第2のパイロットサブシーケンスから区別可能である。そのような区別の特徴は、UL送信と関連付けられるUE固有パラメータ(たとえば、UE識別情報)を確立するために、基地局212によって利用され得る。別の例では、DMRSシーケンスのN個の可能な選択肢の各々またはN個のDMRSシーケンスの一部分は、固有の埋め込まれたパイロットサブシーケンスを含み得る。この例では、単一のDMRSシーケンスが複数のUCIに対応し得る。しかしながら、単一のDMRSシーケンスは、複数のUCIのうちの固有の1つに対応する埋め込まれたパイロットサブシーケンスを含み得る。したがって、共通DMRSシーケンスが複数のUCIを通信するために使用されることがあり、この場合、埋め込まれたパイロットサブシーケンスが、複数のUCIのうちの固有の1つに対して共通DMRSシーケンスを区別する。
どのDMRSシーケンスが送信されたかを検出した後で、基地局212は次いで、受信されたDMRSシーケンスを使用してチャネル推定を実行し、UL送信と関連付けられるペイロードデータ(たとえば、他のUCI情報および/またはPUSCHデータ)を復調することができる。PUSCHペイロードは通常HARQ手順を経るが、UCIは通常は経ない。したがって、UCIとPUSCHデータの両方を含むUL送信を支配するために、スケジューリングエンティティ108(たとえば、基地局212)は、レイテンシを減らすためにある程度のデータを脱落させるように構成され得る。たとえば、共通UCIペイロードはすべてのHARQ再送信にわたって搬送され得るので、基地局212および/またはスケジューリングされるエンティティ106(たとえば、第1のUE226)は、HARQ送信の数が閾値を超える場合、この方式で搬送されるUCIを無視するように構成され得る。一例では、閾値は1であり得る(すなわち、UCIは、第1の送信において復号される場合にのみ有効であると考えられる)。別の構成では、許容される最大の数のHARQ送信が、基地局212によって動的に生成され、PUSCHグラントを含むDCIにおいて第1のUE226へシグナリングされ得る。この例では、閾値は、UCIデータを含まないペイロードと関連付けられるPUSCHグラントよりも、UCIとPUSCHデータの両方を含むペイロードと関連付けられるPUSCHグラントに対して、相対的に低い値に設定され得る。別の構成では、第1のUE226は、UL送信のペイロードを、複数の独立に肯定応答される符号ブロックグループ(CBG)へと区分し得る。この例では、基地局212は、最大の数のHARQ再送信に対応する閾値を生成することができ、この場合、UCIデータを含むCBGに対応する第1の閾値は、UCIデータを含まないCBGに対応する第2の閾値とは異なり得る。
一構成では、Nの値は複雑さを下げるために制限され得る。たとえば、Nの値は、非二値のUCIタイプを搬送するように選ばれ得る。1つの非限定的な例では、N=3と設定することで、3状態UCIが対応するDMRS内で提供されることが可能になり得る。3状態UCIの一例は、標準的なACK/NACKに追加される情報を提供できる3状態ACKを含み得る。3状態ACKは、(i)PDCCHが検出されない、(ii)PDCCHが検出されるがPDSCH CRCが失敗する、および(iii)PDCCHが検出されPDSCH CRCに合格するなどの、複雑な状態を反映することができる。したがって、PDCCHが検出されないことと、PDCCHは検出されるが対応するPDSCHの復号の後でCRCが失敗することとを、区別することが可能であり得る。別の構成では、スケジューリングされるエンティティ106は、ACK(すなわち、PDCCHが検出されPDSCH CRCに合格する)、NACK(すなわち、PDCCHは検出されるがPDSCH CRCが失敗する)、または不連続送信/受信(DTX/DRX)メッセージを、DMRSを介して提供し得る。3状態ACKが例として使用されているが、他の非二値のUCIタイプおよび対応するNの値が考慮される。
別の構成では、スケジューリングされるエンティティ106(たとえば、第1のUE226)は、スロットのDMRSシーケンスによって搬送されるUCIに第1の電力レベルを割り当て、同じスロットのペイロードにおいて通信されている別のUCIに第2の電力レベルを割り当てることができる。たとえば、第1のUE226は、DMRSシーケンスを介した第1のUCI(たとえば、2ビットのACK)、ならびにPUCCHを介した第2のUCI(たとえば、1ビットのACK)を含む、UL送信を通信し得る。この例では、第1のUE226は、3状態ACKを基地局212に通信していることがある。したがって、第1のUCIおよび第2のUCIは、復調要件が各々に対して異なることにより、異なる信頼性要件を割り当てられ得る。たとえば、第1のUE226は、基地局212が各UCIに対する信頼性要件を別個に復号することを示すために、またはそのように復号する際に課すべき、第1のUCIおよび第2のUCIの各々の送信電力レベルを変化させることができる。この例では、第1のUE226は、重要であると見なされる情報(たとえば、DMRSの第1のUCI)について送信電力レベルを上げ、比較的重要ではない情報(たとえば、PUCCHの第2のUCI)について電力を下げる(すなわち、上げられた電力レベルに対して相対的に下げる、または名目レベルもしくはデフォルトのレベルのままにする)ことができる。選択的に電力を変化させることで、第1のUE226は、信頼性の程度を示すために、および、節電の対策を利用するためにも、同じスロットの異なるUCI間でデルタオフセットを生成することが可能になる。
別の構成では、異なるUCIのレイテンシ要件は、スロット内でのUCIの具体的な配置を戦略的に構成することによって制御され得る。そのような構成は、スケジューリングされるエンティティ106および/またはスケジューリングエンティティ108が、情報の時間軸上の優先順位付け(timeline prioritization)を確立するのに有益である。上で述べられたように、DMRSシーケンスは、一般に「前より」であり、またはスロットのULバーストおよび/もしくはULデータ領域のいずれかの最初にある。したがって、DMRSシーケンスのこの性質は、送信のUL領域において特定のUCI(たとえば、第1のUCI)を前倒しするために利用され得る。たとえば、第1のUE226が、少なくとも2つのUCIを含むUL中心スロット450を送信している場合、第1のUE226は、第1のUCIが第2のUCIにまさる時間軸上の優先順位付けを受けるべきであることを決定することができる。この場合、第1のUCIはDMRSで搬送されてよく、第2のUCIはPUCCHを介して搬送されてよい。この例では、スロット内でのUCIの配置により、第1のUCIが第2のUCIより早く処理されるようになる。この例では、第1のUE226は、1つまたは複数のUCIの優先順位に基づいて1つまたは複数のDMRSシーケンスを選択することによって、時間軸上の優先順位付けを確立することができる。
一例では、UCIの優先順位は、UCIがそれに対する応答となるデータの優先順位に依存し得る。たとえば、UCIが第1のUE226によって受信されるミッションクリティカルデータと関連付けられる1ビットのACKである場合、第1のUE226は、PUCCHによって1ビットのACKを送信する代わりに、1ビットのACKと関連付けられるDMRSシーケンスを選び得る。この例では、1ビットのACKの優先順位は、第1のUE226によって受信されるミッションクリティカルデータの優先順位によって確立された。いくつかの構成では、ミッションクリティカルデータは、比較的高い信頼性要件を有するデータを指す。たとえば、ミッションクリティカルデータの信頼性要件は、そのサブフレームに含まれる他のデータの信頼性要件よりも高いことがある。一般に、信頼性は、意図された宛先によってデータがエラーなく受信されることに成功することがどれだけ安定して行われるかを指す。
別の態様では、UCIの優先順位はUCIのタイプに依存し得る。たとえば、優先順位は、ビットの数、UCIがCSIを含むか、ACKを含むか、NACKを含むか、および/またはSRを含むかを含む、UCIの特性によって決定され得る。1つのそのような例では、1ビットのUCIはUCIのビットの数によって確立される比較的高い優先順位を有し得るが、2ビットのACKはより多数のビットを有することにより比較的低い優先順位を有し得る。したがって、スケジューリングされるエンティティ226がUCIのために特定のDMRSシーケンスを選ぶかどうかは、(i)UCIがそれに対する応答であるデータの優先順位、(ii)UCIのタイプ、および(iii)UCIのビットサイズのうちの1つまたは複数に依存し得る。
単一のペイロードでの情報の通信
DMRSによってUCI情報を送信することの代わりとなるものの1つは、UCIのビットを単一のPUCCH/PUSCHペイロードへとバンドリングすることである。一例では、SRはより大きいペイロードとバンドリングされ得る。より大きいペイロードは、UCIの1つまたは複数のタイプ(たとえば、CSI、CQI、HARQ ACK/NACKなど)、およびPUCCH/PUSCH送信のデータ部分を含み得る。SRは、スケジューリングされるエンティティ106がULデータ送信のためのリソースを要求しているかどうかを示す1つまたは複数のビットを含み得るが、SRは、スケジューリングされるエンティティ106が必要とするリソースの量および/またはタイプについての情報を運ぶためにさらなるビットが追加されるとき、ビットサイズを増やし得る。たとえば、1ビットに加えて、または1ビットの代わりに、SRはバッファステータス報告(BSR)も含み得る。この場合、データビットは、UL送信において通信される前にバッファに記憶され得る。BSRは、そのバッファに記憶されているビットの数を含むことができ、スケジューリングされるエンティティ106が必要とするリソースの量に関する情報をスケジューリングエンティティ108に提供する。BSRは、バッファの長さを示す明示的なデータを含み得る。しかしながら、いくつかの例では、BSRは、レイテンシを減らすために、その明示的な長さより粒度の低いデータを提供し得る。そのような場合、わずか2ビットで、BSRはバッファの一般的な容量を示すことができる。BSRは、バッファの長さを示す明示的な情報を含む第1のデータを含み得る。しかしながら、いくつかの例では、BSRは代わりに、レイテンシを減らすために、第1のデータより粒度の低い情報を含む第2のデータを含み得る。たとえば、バッファの長さを示す明示的な情報を提供する代わりに、バッファの一般的な容量を示すために、BSRはビットサイズが低減され得る。そのような場合、BSRはわずか2ビットに減らされ得る。第1のデータまたは第2のデータを有するBSRを通信することの決定は、UCIまたはPUCCH/PUSCHペイロードのうちの1つまたは複数と関連付けられる様々な優先度の尺度に基づき得る。一般に、優先順位は、データの重要度または時間感受性を指す。相対的により重要である第1のデータは、修正されないことがあり、またはサイズが低減されないことがある。しかしながら、相対的に時間感受性がより高い第1のデータは、相対的により重要度が低く、かつ/または相対的により時間感受性が低い他のデータの前にデータが受信され得るように、修正され得る。
たとえば、スケジューリングされるエンティティ106は、他のUCIペイロードが閾値サイズの要件を満たす場合、SRなどのUCIを別のUCIペイロードとバンドリングすることを選び得る。この例では、閾値のサイズ要件は、メモリに記憶されている単一ペイロード情報に基づいて決定され得る。単一ペイロード情報は、スケジューリングされるエンティティ106とスケジューリングエンティティ108との間で通信され得る。単一ペイロード情報は、UCI(たとえば、SR)のビットの数(M)と、他のUCIペイロードの中のビットの数(X)との間の関係を含み得る。そのような関係は、許容されるMの値および対応するXの値のセットの記憶されているテーブルに基づき得る。ルックアップテーブルは、他のUCIペイロードの中のビットの閾値の数と、UCIの中のビットの数との間の、1対1の対応付けを含み得る。以下のTable 2(表2)は、そのようなテーブルの例を示す。
この例では、他のUCIペイロードが55ビット以上を含む場合、SRが2ビット以下を含む限り、SRをペイロードに追加することができる。以下でさらに論じられるように、閾値は、動的であり、スケジューリングエンティティ108またはスケジューリングされるエンティティ106のいずれかによって予約されたリソースに基づいて設定され得る。
別の構成では、UCIは、スケジューリングされるエンティティ106とスケジューリングエンティティ108のいずれかまたは両方に対して利用可能であるリソースに基づいて、機会主義的に単一のペイロードへとバンドリングされ得る。たとえば、スケジューリングされるエンティティ106は、要求される情報を送信するためにリソースを予約することによって、および、情報が要求されるときにインスタンスへの情報のバンドリングを制限することによって、動作し得る。そのような場合、RRC、MAC-CE(MAC制御要素)、DCI、または他の制御コマンドの交換は、スケジューリングされるエンティティがUCI(たとえば、CQI、PMI、RI、PTIなど)を報告することを惹起することができ、UCIは、報告されるUCIが閾値サイズを満たす限りバンドリングされ得る。代わりに、RRC、MAC-CE、DCI、または他の制御コマンドの交換が、閾値のサイズを規定し得る。
スケジューリングされるエンティティ106およびスケジューリングエンティティ108の一方または両方が、UCI情報をDMRSに埋め込むことによってUCI情報を送信するか、またはUCI情報を別のペイロードとバンドリングすることによってUCI情報を送信するかを決定し得る。そのような決定はいくつかのパラメータに基づき得る。そのようなパラメータは、UCIのビットサイズ、UCIにどの程度の信頼性が求められるか、スケジューリングされるエンティティ106およびスケジューリングエンティティ108のいずれかまたは両方の処理要件、電力要件、スケジューリングされるエンティティ106およびスケジューリングエンティティ108のいずれかまたは両方の利用可能なリソースの量を含む。
図5は、処理システム514を利用するスケジューリングエンティティ500のハードウェア実装形態の例を示すブロック図である。たとえば、スケジューリングエンティティ500は、図1および/または図2のうちのいずれか1つまたは複数に示されるようなユーザ機器(UE)であり得る。別の例では、スケジューリングエンティティ500は、図1および/または図2のうちのいずれか1つまたは複数に示されるような基地局であり得る。
スケジューリングエンティティ500は、1つまたは複数のプロセッサ504を含む処理システム514を用いて実装され得る。プロセッサ504の例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明される様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアを含む。様々な例では、スケジューリングエンティティ500は、本明細書で説明される機能のうちのいずれか1つまたは複数を実行するように構成され得る。すなわち、プロセッサ504は、スケジューリングエンティティ500の中で利用されるとき、以下で説明され図7〜図9に示されるプロセスおよび手順のうちのいずれか1つまたは複数を実施するために使用され得る。
この例において、処理システム514は、バス502によって全体的に表されるバスアーキテクチャとともに実装され得る。バス502は、処理システム514の具体的な用途および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス502は、1つまたは複数のプロセッサ(プロセッサ504によって概略的に表される)、メモリ505、およびコンピュータ可読媒体(コンピュータ可読媒体506によって概略的に表される)を含む、様々な回路を一緒に通信可能に結合する。バス502はまた、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、および電力管理回路などの様々な他の回路をつなぎ得るが、それらは当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明されない。バスインターフェース508は、バス502とトランシーバ510との間のインターフェースを実現する。トランシーバ510は、伝達媒体を介して様々な他の装置と通信するための通信インターフェースまたは手段を提供する。また、装置の性質に応じて、ユーザインターフェース512(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、ジョイスティック)も設けられ得る。
本開示のいくつかの態様では、プロセッサ504は、UL通信において受信されるDMRSシーケンスを決定するための回路540を含み得る。たとえば、スケジューリングエンティティ500は、トランシーバ510によって、DMRSシーケンスおよび少なくとも1つのUCIを含むULメッセージを受信し得る。少なくとも1つのUCIは、CSI、CQI、HARQ ACK/NACKなどのいずれかを含み得る。
DMRSシーケンスを決定するための回路540は、DMRSシーケンスをメモリ505に記憶されているDMRS情報554と比較することによって、受信されたDMRSシーケンスがUCIを通信するように構成されるかどうかを決定し得る。DMRS情報554は、複数のDMRSシーケンスおよびそれらの対応するUCIを含むルックアップテーブルを含み得る。記憶されているDMRS情報554を使用して、DMRSシーケンスを決定するための回路540は、どのUCIが受信されたDMRSシーケンスによって通信されているかを決定し得る。
DMRSシーケンスを決定するための回路540はまた、UCIに対応する埋め込まれたパイロットサブシーケンスを受信されたDMRSシーケンスが含むかどうかを決定し得る。たとえば、DMRSシーケンスを決定するための回路540が、埋め込まれたパイロットサブシーケンスをDMRSシーケンスが含むことを決定する場合、その回路は、メモリ505に記憶されているDMRS情報554に含まれる別のルックアップテーブルと、埋め込まれたパイロットサブシーケンスを比較し得る。DMRS情報554は、複数のパイロットサブシーケンスおよびそれらの対応するUCIを含む他のルックアップテーブルを含み得る。記憶されているDMRS情報554を使用して、DMRSシーケンスを決定するための回路540は、どのUCIがDMRSシーケンス内に含まれる埋め込まれたパイロットサブシーケンスによって通信されたかを決定し得る。
DMRSシーケンスを決定するための回路540はまた、非二値のUCIタイプを生成してスケジューリングされるエンティティに通信し得る。1つの非限定的な例では、DMRSシーケンスを決定するための回路540は、トランシーバ510によって対応するDMRS内で通信される3状態UCIに対してN=3と設定し得る。DMRSシーケンスを決定するための回路540は、DMRS情報554の中の非二値のUCIタイプをメモリ505に記憶し、トランシーバ510を介して非二値のUCIタイプをスケジューリングされるエンティティに通信し得る。3状態ACKが例として使用されているが、他の非二値のUCIタイプおよび対応するNの値が考慮される。
別の構成では、DMRSシーケンスを決定するための回路540は、スロットのDMRSシーケンスによって搬送されるUCIに第1の電力レベルを割り当て、同じスロットのペイロードにおいて通信されている別のUCIに第2の電力レベルを割り当てることができる。電力レベルおよび対応するUCIは、DMRS情報554に記憶され、スケジューリングされるエンティティに通信され得る。DMRSシーケンスを決定するための回路540は、第1のUCIおよび第2のUCIの各々に対する復調要件が異なることにより、異なる信頼性要件を第1のUCIおよび第2のUCIに割り当て得る。
別の構成では、DMRSシーケンスを決定するための回路540は、異なるUCIに対するレイテンシ要件と、スロット内でのUCIの戦略的な構成とを決定し得る。スロット内でのUCIの配置により、あるUCIが同じスロットの中の別のUCIより早く処理されるようになる。スケジューリングエンティティ500は、DMRS情報554の中のレイテンシ要件および戦略的な構成をメモリ605に記憶し得る。
いくつかの例では、UCIの優先順位はUCIのタイプに依存し得る。たとえば、優先順位は、ビットの数、UCIがCSIを含むか、ACKを含むか、NACKを含むか、および/またはSRを含むかを含む、UCIの特性によって決定され得る。1つのそのような例では、1ビットのUCIはUCIのビットの数によって確立される比較的高い優先順位を有し得るが、2ビットのACKはより多数のビットを有することにより比較的低い優先順位を有し得る。したがって、DMRSシーケンスを決定するための回路540は、UCIのための特定のDMRSシーケンスを生成して選択することができ、この選択は、(i)UCIがそれに対する応答であるデータの優先順位、(ii)UCIのタイプ、および(iii)UCIのビットサイズのうちの1つまたは複数に依存し得る。この特定の依存性は、メモリ505においてDMRS情報554に記憶され得る。
いくつかの例では、DMRSシーケンスを決定するための回路540は、DMRS情報554を生成し、スケジューリングエンティティ500とスケジューリングされるエンティティの両方が同じDMRS情報554を有するように、DMRS情報554をスケジューリングされるエンティティに通信し得る。DMRSシーケンスを決定するための回路540は、DMRSシーケンス決定ソフトウェア550と協調して動作し得る。
プロセッサ504は、単一ペイロード合成を決定するための回路542を含み得る。一例では、単一ペイロード合成回路542は、UL通信における単一のペイロードへとUCIを合成する際にスケジューリングされるエンティティが使用するための、命令および/またはパラメータを生成し得る。そのような場合、RRC、MAC-CE(MAC制御要素)、DCI、またはプロセッサ504によって生成される他の制御コマンド交換は、単一ペイロード合成回路によって生成される単一ペイロード情報556を含み得る。スケジューリングエンティティは、トランシーバ510によってスケジューリングされるエンティティと交換される制御コマンドを通信し、単一ペイロード情報556をメモリ505に記憶し得る。単一ペイロード情報556は、報告されるUCIが閾値サイズを満たす限り、ULペイロードとバンドリングされるUCI(たとえば、CQI、PMI、RI、PTIなど)をスケジューリングされるエンティティが報告することを惹起するように構成され得る。RRC、MAC-CE、DCI、または他の制御コマンドの交換が、閾値のサイズを規定し得る。単一ペイロード合成のための回路542は、単一ペイロード合成ソフトウェア552と協調して動作し得る。
プロセッサ504は、バス502の管理と、コンピュータ可読記憶媒体506に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理とを担う。ソフトウェアは、プロセッサ504によって実行されると、任意の特定の装置のために以下で説明される様々な機能を処理システム514に実行させる。コンピュータ可読媒体506およびメモリ505はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ504によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。
処理システムの中の1つまたは複数のプロセッサ504は、ソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、または他の名称で呼ばれるかどうかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、手順、関数などを意味するものと広く解釈されるべきである。ソフトウェアは、コンピュータ可読媒体506上に存在し得る。コンピュータ可読媒体506は、非一時的コンピュータ可読媒体であり得る。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピーディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、またはキードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、ならびに、コンピュータによってアクセスされ読み取られ得るソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の適切な媒体を含む。コンピュータ可読媒体506は、処理システム514の中に、または処理システム514の外に存在することがあり、または処理システム514を含む複数のエンティティにわたって分散されることがある。コンピュータ可読媒体506は、コンピュータプログラム製品において具現化され得る。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料内にコンピュータ可読媒体を含み得る。具体的な用途およびシステム全体に課された全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって提示される説明される機能をどのように実装するのが最良であるかを、当業者は認識するであろう。
1つまたは複数の例では、コンピュータ可読記憶媒体506は、たとえば、ULメッセージにおいて使用されるべき第1のDMRSシーケンスを複数のDMRSシーケンスから選択することであって、DMRSシーケンスのうちの1つまたは複数がUCIを通信するように構成される、選択することと、ULメッセージを送信することとを含む、様々な機能のために構成されるDMRSシーケンス決定ソフトウェア550を含み得る。DMRSシーケンス決定ソフトウェア550はまた、DMRSシーケンスおよび少なくとも1つのUCIを含むULメッセージを受信し、ULメッセージの中のDMRSシーケンスに基づいて少なくとも1つのUCIを決定するように構成され得る。たとえば、DMRSシーケンス決定ソフトウェア550は、たとえば、ブロック702および704を含む、図7および図9に関して上で説明された機能のうちの1つまたは複数を実装するように構成され得る。
1つまたは複数の例では、コンピュータ可読記憶媒体506は、たとえば、UCIのビットサイズを決定すること、ペイロードのサイズに基づいてUCIのビットサイズを閾値と比較すること、UCIビットサイズが閾値より大きいかどうかを決定すること、UCIがDMRSに埋め込まれ得るかどうかを決定すること、およびUCIをペイロードと合成することを含む、様々な機能のために構成される単一ペイロード合成ソフトウェア552を含み得る。たとえば、単一ペイロード合成ソフトウェア552は、たとえば、ブロック802〜810を含む、図8に関して上で説明された機能のうちの1つまたは複数を実装するように構成され得る。
図6は、処理システム614を利用するスケジュールリングされるエンティティ600のハードウェア実装形態の例を示す概念図である。たとえば、スケジュールリングされるエンティティ600は、図1および/または図2のうちのいずれか1つまたは複数に示されるようなユーザ機器(UE)であり得る。別の例では、スケジューリングされるエンティティ600は、図1、図2、および/または図5のうちのいずれか1つまたは複数において示されているような基地局であり得る。
処理システム614は、図5に示されている処理システム514と実質的に同じであってよく、バスインターフェース608と、バス602と、メモリ605と、プロセッサ604と、コンピュータ可読媒体606とを含む。さらに、スケジューリングされるエンティティ600は、図5において上で説明されたものと実質的に同様のユーザインターフェース612およびトランシーバ610を含み得る。すなわち、プロセッサ604は、スケジューリングされるエンティティ600内で利用されるとき、以下で説明され、図7〜図9に示されるプロセスのうちのいずれか1つまたは複数を実施するために使用され得る。
本開示のいくつかの態様では、プロセッサ604は、レイテンシ要件、電力要件、および/またはUCIタイプに少なくとも基づいてDMRSシーケンスを決定するための回路640を含み得る。一構成では、DMRSシーケンスを決定するための回路640は、UL送信のために少なくとも1つのDMRSシーケンスを選択することができ、選ばれたシーケンスを含むようにULデータ領域456および/またはULバースト領域458を構成する。たとえば、DMRSシーケンスを決定するための回路640は、トランシーバ610による送信のために対応するDMRSシーケンスを選択することによって、HARQ ACKメッセージをスケジューリングエンティティ500に通信し得る。任意の適切な数のDMRSシーケンス(N)が、任意のUCIペイロードに対応するために利用され得る。DMRSシーケンスの数Nは、メモリ605にDMRS情報として記憶され得る。DMRSシーケンスを決定するための回路640はDMRS情報を生成することができ、または、スケジューリングエンティティ500は、DMRS情報654を生成し、DMRS情報654をスケジューリングされるエンティティ600に通信することができる。スケジューリングされるエンティティ600は、トランシーバ610を介してDMRS情報654を受信し、メモリにDMRS情報654を記憶し得る。DMRSシーケンスは、互いに直交するように、または互いに低い相関を有するように、DMRSシーケンスを決定するための回路640によって選ばれ得る。
DMRSシーケンスを決定するための回路640はまた、メモリ605の中のDMRS情報654に記憶されている複数のパイロットサブシーケンスから埋め込まれたパイロットサブシーケンスを選択し得る。たとえば、共通パイロットサブシーケンス(たとえば、第1のパイロットサブシーケンス)は、第1のACKに対応するDMRSシーケンスに埋め込まれ得る。
DMRSシーケンスを決定するための回路640はまた、非二値のUCIタイプを生成および/または受信し得る。1つの非限定的な例では、N=3と設定することで、3状態UCIがトランシーバ610によって対応するDMRS内で通信されることが可能になり得る。DMRSシーケンスを決定するための回路640は、DMRS情報554の中の非二値のUCIタイプをメモリ505に記憶し、トランシーバ510を介して非二値のUCIタイプをスケジューリングされるエンティティに通信し得る。3状態ACKが例として使用されているが、他の非二値のUCIタイプおよび対応するNの値が考慮される。
別の構成では、DMRSシーケンスを決定するための回路640は、スロットのDMRSシーケンスによって搬送されるUCIに第1の電力レベルを割り当て、同じスロットのペイロードにおいて通信されている別のUCIに第2の電力レベルを割り当てることができる。電力レベルおよび対応するUCIは、DMRS情報654に記憶され、スケジューリングされるエンティティに通信され得る。たとえば、スケジューリングされるエンティティ600は、DMRSシーケンスに埋め込まれた第1のUCI(たとえば、2ビットのACK)、ならびにPUCCHを介した第2のUCI(たとえば、1ビットのACK)を含むUL送信を、トランシーバ610を使用して通信し得る。この例では、スケジューリングされるエンティティ600は、3状態ACKをスケジューリングエンティティに通信していることがある。したがって、DMRSシーケンスを決定するための回路640は、第1のUCIおよび第2のUCIの各々に対する復調要件が異なることにより、第1のUCIおよび第2のUCIに異なる信頼性要件を割り当て得る。たとえば、DMRSシーケンス決定回路640は、各UCIに対する信頼性要件を別個に復号すことを示すために、第1のUCIおよび第2のUCIの各々の送信電力レベルを変化させることができる。
別の構成では、DMRSシーケンスを決定するための回路640は、異なるUCIに対するレイテンシ要件を決定し、スロット内でのUCIの具体的な配置を戦略的に構成し得る。スロット内でのUCIの配置により、あるUCIが同じスロットの中の別のUCIより早く処理されるようになる。別の例では、スケジューリングされるエンティティ600は、レイテンシ要件および具体的な配置を受信し、DMRS情報654に情報を記憶し得る。
いくつかの例では、UCIの優先順位はUCIのタイプに依存し得る。たとえば、優先順位は、ビットの数、UCIがCSIを含むか、ACKを含むか、NACKを含むか、および/またはSRを含むかを含む、UCIの特性によって決定され得る。1つのそのような例では、1ビットのUCIはUCIのビットの数によって確立される比較的高い優先順位を有し得るが、2ビットのACKはより多数のビットを有することにより比較的低い優先順位を有し得る。したがって、DMRSシーケンス決定回路640は、UCIのための特定のDMRSシーケンスを生成して選択することができ、この選択は、(i)UCIがそれに対する応答であるデータの優先順位、(ii)UCIのタイプ、および(iii)UCIのビットサイズのうちの1つまたは複数に依存し得る。この特定の依存性は、メモリ605においてDMRS情報654に記憶され得る。
いくつかの例では、DMRSシーケンスを決定するための回路640は、DMRS情報654を生成し、スケジューリングエンティティとスケジューリングされるエンティティ600の両方が同じDMRS情報654を有するように、DMRS情報654をスケジューリングエンティティに通信し得る。DMRSシーケンスを決定するための回路640は、DMRSシーケンス決定ソフトウェア650と協調して動作し得る。
プロセッサ604は、単一ペイロード合成を決定するための回路642を含み得る。一例では、単一ペイロード合成のための回路642は、ペイロードがサイズ要件を満たす場合、UCIのビットをUL通信の単一のPUCCH/PUSCHペイロードへとバンドリングし得る。閾値サイズの要件は、メモリに記憶されている単一ペイロード情報656に基づいて決定され得る。一例では、単一ペイロード合成のための回路642は、より大きいペイロードを伴うSRなどのUCIをバンドリングし得る。より大きいペイロードは、UCIの1つまたは複数のタイプ(たとえば、CSI、CQI、HARQ ACK/NACKなど)、およびPUCCH/PUSCH送信のデータ部分を含み得る。SRは、スケジューリングされるエンティティ600がULデータ送信のためのリソースを要求しているかどうかを示す1つまたは複数のビットを含み得るが、SRは、スケジューリングされるエンティティ600が必要とするリソースの量および/またはタイプについての情報を運ぶためにさらなるビットが追加されるとき、ビットサイズを増やし得る。たとえば、1ビットに加えて、SRはバッファステータス報告(BSR)も含み得る。この場合、データビットは、UL送信において通信される前に単一ペイロード情報656としてバッファまたはメモリ605に記憶され得る。BSRは、バッファに記憶されているビットの数を含むことができ、スケジューリングされるエンティティ600が必要とするリソースの量に関する情報をスケジューリングエンティティに提供する。BSRは、バッファの長さを示す明示的なデータを含み得る。しかしながら、いくつかの例では、BSRは、レイテンシを減らすために、その明示的な長さより粒度の低いデータを提供し得る。そのような場合、わずか2ビットで、BSRはバッファの一般的な容量を示すことができる。BSRは、バッファの長さを示す明示的な情報を含む第1のデータを含み得る。しかしながら、いくつかの例では、BSRは代わりに、レイテンシを減らすために、第1のデータより粒度の低い情報を含む第2のデータを含み得る。たとえば、バッファの長さを示す明示的な情報を提供する代わりに、バッファの一般的な容量を示すために、BSRはビットサイズが低減され得る。そのような場合、BSRはわずか2ビットに減らされ得る。わずか2ビットに減らされているBSRが本開示の例において使用されており、他の数のビットが考慮される。単一ペイロード合成のための回路642は、UCIまたはPUCCH/PUSCHペイロードのうちの1つまたは複数と関連付けられる様々な優先度の尺度に基づいて、第1のデータまたは第2のデータを有するBSRを通信することを決定し得る。
別の例では、単一ペイロード合成のための回路642は、スケジューリングされるエンティティ600およびスケジューリングエンティティのいずれかまたは両方に対して利用可能であるリソースに基づいて、機会主義的に単一のペイロードへとUCIをバンドリングし得る。たとえば、スケジューリングされるエンティティ600は、要求される情報を送信するためにリソースを予約することによって、および、情報が要求されるときにインスタンスへの情報のバンドリングを制限することによって、動作し得る。そのような場合、RRC、MAC-CE(MAC制御要素)、DCI、または他の制御コマンドの交換は、スケジューリングされるエンティティがUCI(たとえば、CQI、PMI、RI、PTIなど)を報告することを惹起することができ、UCIは、報告されるUCIが閾値サイズを満たす限りバンドリングされ得る。代わりに、RRC、MAC-CE、DCI、または他の制御コマンドの交換が、閾値のサイズを規定し得る。
1つまたは複数の例では、コンピュータ可読記憶媒体606は、たとえば、ULメッセージにおいて使用されるべき第1のDMRSシーケンスを複数のDMRSシーケンスから選択することであって、DMRSシーケンスのうちの1つまたは複数がUCIを通信するように構成される、選択することと、ULメッセージを送信することとを含む、様々な機能のために構成されるDMRSシーケンス決定ソフトウェア650を含み得る。DMRSシーケンス決定ソフトウェア650はまた、DMRSシーケンスおよび少なくとも1つのUCIを含むULメッセージを受信し、ULメッセージの中のDMRSシーケンスに基づいて少なくとも1つのUCIを決定するように構成され得る。たとえば、DMRSシーケンス決定ソフトウェア650は、たとえば、ブロック702および704を含む、図7および図9に関して上で説明された機能のうちの1つまたは複数を実装するように構成され得る。
1つまたは複数の例では、コンピュータ可読記憶媒体606は、たとえば、UCIのビットサイズを決定すること、ペイロードのサイズに基づいてUCIのビットサイズを閾値と比較すること、UCIビットサイズが閾値より大きいかどうかを決定すること、UCIがDMRSに埋め込まれ得るかどうかを決定すること、およびUCIをペイロードと合成することを含む、様々な機能のために構成される単一ペイロード合成ソフトウェア652を含み得る。たとえば、単一ペイロード合成ソフトウェア652は、たとえば、ブロック802〜810を含む、図8に関して上で説明された機能のうちの1つまたは複数を実装するように構成され得る。
図7は、ULメッセージの中のDMRS内にアップリンク制御情報を埋め込むための例示的なプロセス700を示すフローチャートである。以下で説明されるように、示された一部またはすべての特徴は、本開示の範囲内の特定の実装形態では省略されることがあり、示された一部の特徴は、すべての実施形態の実装に対して必要とされるとは限らないことがある。いくつかの例では、プロセス700は、図5および図6にそれぞれ示されるスケジューリングエンティティ500および/またはスケジューリングされるエンティティ600によって実施され得る。いくつかの例では、プロセス700は、以下で説明される機能またはアルゴリズムを実施するための任意の適切な装置または手段によって実施され得る。
ブロック702において、スケジューリングされるエンティティ600は、DMRS情報654としてメモリ605に記憶されているN個の既知のシーケンスからあるDMRSシーケンスを選ぶ。一例では、DL中心スロット400のULバースト408、ならびにUL中心スロット450のULデータ領域456およびULバースト領域458は各々、1つまたは複数のDMRSシーケンスを含み得る。DMRSシーケンスは、各UL領域の中の1つまたは複数のリソース要素306を占有し得る。このようにして、アップリンク制御情報(UCI)のlog2(N)個のビットを、特定のDMRSシーケンスを使用して通信することができる。UCIは、HARQ ACK/NACK、SR、CSI、CQI、PMI、RI、PTI、DTX/DRXなどのうちの1つまたは複数を含み得る。DMRSシーケンスは、メモリ605上のDMRS情報654に記憶されているルックアップテーブルを使用して、通信されるべきUCI情報に基づいて選ばれ得る。ルックアップテーブルは、N個の既知のDMRSシーケンスの各々に対応する特定のUCI情報および/またはUCI情報の特定の組合せを含み得る。
一構成では、スケジューリングされるエンティティ600は、UL送信のために少なくとも1つのDMRSシーケンスを選択し、選択されたシーケンスを含むようにULデータ領域456および/またはULバースト領域458を構成し得る。たとえば、スケジューリングされるエンティティ600は、ULデータ領域456における送信のために対応するDMRSシーケンスを選択することによって、HARQ ACKメッセージを通信し得る。同じプロセスを、DL中心スロット400のULバースト領域408において使用することができる。DMRSシーケンスの任意の適切な数Nが、任意のUCIペイロードXに対応するために利用され得ることに留意されたい。DMRSシーケンスは、互いに直交するように、または互いに低い相互相関を有するように、第1のUEによって選ばれ得る。
DMRSシーケンスは、DMRSシーケンスのN個の可能な選択肢のすべてまたは一部分の間で共通である、埋め込まれたパイロットサブシーケンスを有し得る。埋め込まれたパイロットサブシーケンスは、どのDMRSシーケンスが送信されたかを検出するのを助けるために、チャネル推定に対して利用され得る。たとえば、共通のパイロットサブシーケンス(たとえば、第1のパイロットサブシーケンス)は、DMRSシーケンス1(第1のACKに対応する)、DMRSシーケンス2(第1のNACKに対応する)、およびDMRSシーケンス3(第1のDTXに対応する)に埋め込まれ得る。別の例では、第1のパイロットサブシーケンスがDMRSシーケンス1〜3に埋め込まれるのに加えて、第2のパイロットサブシーケンスが、DMRSシーケンス4(第2のACKに対応する)、DMRSシーケンス5(第2のNACKに対応する)、およびDMRSシーケンス6(第2のDTXに対応する)に埋め込まれ得る。この例では、第1のパイロットサブシーケンスは、第2のパイロットサブシーケンスから区別可能である。
別の例では、DMRSシーケンスのN個の可能な選択肢の各々またはN個のDMRSシーケンスの一部分は、固有の埋め込まれたパイロットサブシーケンスを含み得る。この例では、単一のDMRSシーケンスが複数のUCIに対応し得る。しかしながら、単一のDMRSシーケンスは、複数のUCIのうちの固有の1つに対応する埋め込まれたパイロットサブシーケンスを含み得る。したがって、共通DMRSシーケンスが複数のUCIを通信するために使用されることがあり、この場合、埋め込まれたパイロットサブシーケンスが、複数のUCIのうちの固有の1つに対して共通DMRSシーケンスを区別する。
別の例では、Nの値は複雑さを下げるために制限され得る。たとえば、Nの値は、非二値のUCIタイプを搬送するように選ばれ得る。1つの非限定的な例では、N=3と設定することで、3状態UCIが対応するDMRS内で提供されることが可能になり得る。3状態UCIの一例は、標準的なACK/NACKに追加される情報を提供できる3状態ACKを含み得る。3状態ACKは、(i)PDCCHが検出されない、(ii)PDCCHが検出されるがPDSCH CRCが失敗する、および(iii)PDCCHが検出されPDSCH CRCに合格するなどの、複雑な状態を反映することができる。したがって、PDCCHが検出されないことと、PDCCHは検出されるが対応するPDSCHの復号の後でCRCが失敗することとを、区別することが可能であり得る。この場合、スケジューリングされるエンティティ106は、ACK(すなわち、PDCCHが検出されPDSCH CRCに合格する)、NACK(すなわち、PDCCHは検出されるがPDSCH CRCが失敗する)、または不連続送信/受信(DTX/DRX)メッセージを、DMRSを介して提供し得る。3状態ACKが例として使用されているが、他の非二値のUCIタイプおよび対応するNの値が考慮される。
別の例では、スケジューリングされるエンティティ600は、スロットのDMRSシーケンスによって搬送されるUCIに第1の電力レベルを割り当て、同じスロットのペイロードにおいて通信されている別のUCIに第2の電力レベルを割り当てることができる。たとえば、スケジューリングされるエンティティ600は、DMRSシーケンスを介した第1のUCI(たとえば、2ビットのACK)、ならびにPUCCHを介した第2のUCI(たとえば、1ビットのACK)を含む、ULメッセージを生成し得る。この例では、生成されるULメッセージは3状態ACKであり得る。したがって、第1のUCIおよび第2のUCIは、復調要件が各々に対して異なることにより、異なる信頼性要件を割り当てられ得る。たとえば、スケジューリングされるエンティティ600は、各UCIに対する信頼性要件を別個に復号すことを示すために、第1のUCIおよび第2のUCIの各々の送信電力レベルを変化させることができる。この例では、スケジューリングされるエンティティ600は、重要であると見なされる情報(たとえば、DMRSの第1のUCI)について送信電力レベルを上げ、比較的重要ではない情報(たとえば、PUCCHの第2のUCI)について電力を下げる(すなわち、上げられた電力レベルに対して相対的に下げる、または名目レベルもしくはデフォルトのレベルのままにする)ことができる。選択的に電力を変化させることで、スケジューリングされるエンティティ600は、信頼性の程度を示すために、および、節電の対策を利用するためにも、同じスロットの異なるUCI間でデルタオフセットを生成することが可能になる。
別の構成では、スケジューリングされるエンティティは、スロット内でのUCIの具体的な配置を戦略的に構成することによって、異なるUCIのレイテンシ要件を制御し得る。そのような構成は、情報の時間軸上の優先順位付けを確立するのに有益である。上で述べられたように、DMRSシーケンスは、一般に「前より」であり、またはスロットのULバーストおよび/もしくはULデータ領域のいずれかの最初にある。したがって、DMRSシーケンスのこの性質は、送信のUL領域において特定のUCI(たとえば、第1のUCI)を前倒しするために利用され得る。たとえば、スケジューリングされるエンティティ600が、少なくとも2つのUCIを含むUL中心スロット450を生成している場合、スケジューリングされるエンティティ600は、第1のUCIが第2のUCIにまさる時間軸上の優先順位付けを受けるべきであることを決定することができる。この場合、第1のUCIはDMRSで搬送されてよく、第2のUCIはPUCCHを介して搬送されてよい。この例では、スロット内でのUCIの配置により、第1のUCIが第2のUCIより早く処理されるようになる。この例では、スケジューリングされるエンティティ600は、1つまたは複数のUCIの優先順位に基づいて1つまたは複数のDMRSシーケンスが選択されるようなULメッセージを生成することによって、時間軸上の優先順位付けを確立することができる。
一例では、UCIの優先順位は、UCIがそれに対する応答となるデータの優先順位に依存し得る。たとえば、UCIがスケジューリングされるエンティティ600によって受信されるミッションクリティカルデータと関連付けられる1ビットのACKである場合、スケジューリングされるエンティティは、PUCCHによって1ビットのACKを送信する代わりに、1ビットのACKと関連付けられるDMRSシーケンスを選択することによって、ULメッセージを生成し得る。この例では、1ビットのACKの優先順位は、スケジューリングされるエンティティ600によって受信されるミッションクリティカルデータの優先順位によって確立される。いくつかの構成では、ミッションクリティカルデータは、比較的高い信頼性の要件を有するデータを指す。たとえば、ミッションクリティカルデータの信頼性要件は、そのサブフレームに含まれる他のデータの信頼性要件よりも高いことがある。一般に、信頼性は、意図された宛先によってデータがエラーなく受信されることに成功することがどれだけ安定して行われるかを指す。
別の態様では、UCIの優先順位はUCIのタイプに依存し得る。たとえば、優先順位は、ビットの数、UCIがCSIを含むか、ACKを含むか、NACKを含むか、および/またはSRを含むかを含む、UCIの特性によって決定され得る。1つのそのような例では、1ビットのUCIはUCIのビットの数によって確立される比較的高い優先順位を有し得るが、2ビットのACKはより多数のビットを有することにより比較的低い優先順位を有し得る。したがって、スケジューリングされるエンティティ600がUCIのために特定のDMRSシーケンスを選択するかどうかは、(i)UCIがそれに対する応答であるデータの優先順位、(ii)UCIのタイプ、および(iii)UCIのビットサイズのうちの1つまたは複数に依存し得る。
ブロック704において、スケジューリングされるエンティティ600は、第1のDMRSシーケンスを含むULメッセージを送信する。
一構成では、ワイヤレス通信のためのスケジューリングエンティティ500および/またはスケジューリングされるエンティティ600は、ULメッセージにおいて使用されるべき第1のDMRSシーケンスを複数のDMRSシーケンスから選択するための手段であって、DMRSシーケンスのうちの1つまたは複数がUCIを通信するように構成される、手段と、ULメッセージを送信するための手段とを含む。一態様では、前述の手段は、プロセッサ504および/または604であり得る。別の態様では、上述の手段は、上述の手段において列挙される機能を実行するように構成されたトランシーバ510および/または610であり得る。別の態様では、上述の手段は、上述の手段によって列挙される機能を実行するように構成された回路または任意の装置であり得る。
図8は、UCIをペイロードに追加するための例示的なプロセス800を示すフローチャートである。ペイロードは、1つまたは複数のタイプの他のUCI情報を含むことがあり、PUSCH送信のためのデータペイロードも含むことがある。以下で説明されるように、示された一部またはすべての特徴は、本開示の範囲内の特定の実装形態では省略されることがあり、示された一部の特徴は、すべての実施形態の実装に対して必要とされるとは限らないことがある。いくつかの例では、プロセス800は、図5および図6にそれぞれ示されるスケジューリングエンティティ500および/またはスケジューリングされるエンティティ600によって実施され得る。いくつかの例では、プロセス800は、以下で説明される機能またはアルゴリズムを実施するための任意の適切な装置または手段によって実施され得る。
ブロック802において、スケジューリングされるエンティティ600はUCIのビットサイズを決定する。UCIビットの数が変わり得るいくつかの理由がある。たとえば、多入力多出力(MIMO)送信を受信するスケジューリングされるエンティティは、1つのデータストリーム、2つのデータストリーム、または異なる時間における多数の異なるデータストリームにわたってDLデータを受信することができる。そのような場合、ACKに対応するUCIは、それに従って変化し、異なるACKが異なるデータストリームの各々に必要とされる。
また、ある時には、スケジューリングエンティティは単一の広帯域チャネル推定のためのチャネル状態フィードバック(CSF)を要求し得るが、別の時には、スケジューリングエンティティは多くの異なる狭帯域チャネル推定のためのCSFを要求し得る。UCIのビットサイズも、レイテンシ低減対策に基づいて変化し得る。たとえば、DMRS順序付けを介した制御情報のレイテンシの低減は、制御シグナリングのより高速な輸送により、他のUCIおよび/またはデータの態様を間接的に減らし得る。
ブロック804において、スケジューリングされるエンティティ600は、UCIのビットサイズを、ペイロードのサイズに基づいて決定される閾値と比較し、ペイロードは、1つまたは複数のタイプのUCIを含むことがあり、PUSCH送信のためのデータペイロードも含むことがある。いくつかの構成では、ペイロードのビットサイズが大きくなるにつれて、ペイロードに追加されることが許されるUCIのビットサイズも大きくなる。したがって、UCIの許容可能なビットサイズは、ペイロードのビットサイズに依存する。
ブロック806において、スケジューリングされるエンティティ600は、UCIのビットサイズが閾値より大きいかどうかを決定する。UCIのビットサイズが閾値より大きい場合、プロセスはブロック808に移る。UCIのビットサイズが閾値より大きくない場合、プロセスはブロック810に移る。
ブロック808において、スケジューリングされるエンティティ600は、UCIをULメッセージのDMRSに埋め込むことができるかどうかを決定する。UCIを埋め込むことができる場合、プロセスは図7に示されるプロセスに移る。UCIをDMRSに埋め込むことができない場合、UCIは次の利用可能な機会に送信される。
ブロック810において、スケジューリングされるエンティティ600は、UCIをペイロードと合成する。
一構成では、ワイヤレス通信のためのスケジューリングエンティティ500および/またはスケジューリングされるエンティティ600は、UCIのビットサイズを決定し、ペイロードのサイズに基づいてUCIのビットサイズを閾値と比較し、UCIのビットサイズが閾値より大きいかどうかを決定し、UCIがDMRSに埋め込まれ得るかどうかを決定し、UCIをペイロードと合成するための手段を含む。一態様では、前述の手段は、プロセッサ504および/または604であり得る。別の態様では、上述の手段は、上述の手段において列挙される機能を実行するように構成されたトランシーバ510および/または610であり得る。別の態様では、上述の手段は、上述の手段によって列挙される機能を実行するように構成された回路または任意の装置であり得る。
図9は、本開示のいくつかの態様による、少なくとも1つのUCIを含むDMRSシーケンスを有するULメッセージを受信するための例示的なプロセス900を示すフローチャートである。以下で説明されるように、示された一部またはすべての特徴は、本開示の範囲内の特定の実装形態では省略されることがあり、示された一部の特徴は、すべての実施形態の実装に対して必要とされるとは限らないことがある。いくつかの例では、プロセス900は、図5および図6にそれぞれ示されるスケジューリングエンティティ500および/またはスケジューリングされるエンティティ600によって実施され得る。いくつかの例では、プロセス900は、以下で説明される機能またはアルゴリズムを実施するための任意の適切な装置または手段によって実施され得る。
ブロック902において、スケジューリングエンティティ500は、トランシーバ510を介して、DMRSシーケンスと少なくとも1つのUCIとを含むULメッセージを受信し得る。UCIは、HARQ ACK/NACK、SR、CSI、CQI、PMI、RI、PTI、DTX/DRXなどのうちの1つまたは複数を含み得る。受信されるULメッセージは、DMRS内のUCIペイロードを含み得る。スケジューリングエンティティ500と、ULメッセージを送信したエンティティ(たとえば、スケジューリングされるエンティティ600)との間で、N個の潜在的なDMRSシーケンスのセットが知られていることがある。たとえば、N個の潜在的なDMRSシーケンスを含むDMRS情報554は、スケジューリングエンティティ500およびスケジューリングされるエンティティ600の各々のメモリ505に記憶され得る。別の実施形態では、N個の潜在的なDMRSシーケンスのセットは別のスケジューリングされるエンティティにも知られていることがあるので、スケジューリングされるエンティティ600と他のスケジューリングされるエンティティおよびスケジューリングエンティティ500の両方との間の直接のD2D通信が可能になる。DMRS情報554は、N個の既知のDMRSシーケンスの各々に対応する特定のUCI情報および/またはUCI情報の特定の組合せを有するルックアップテーブルを含み得る。
ブロック904において、スケジューリングエンティティ500がDMRSシーケンスを含むUL送信を受信するとき、スケジューリングエンティティ500は、DMRSシーケンスとUCIペイロードとの間の関係を確認することによって、どのDMRSシーケンスがUL送信において通信されたかを決定し得る。一例では、スケジューリングエンティティ500は、どのDMRSシーケンスがUL送信において通信されたかを決定するために、記憶されているDMRS情報554の中のN個の潜在的なDMRSシーケンスに対する相関の大きさを確立し得る。
DMRSシーケンスは、DMRSシーケンスのN個の可能な選択肢のすべてまたは一部分の間で共通である、埋め込まれたパイロットシーケンスを有し得る。埋め込まれたパイロットサブシーケンスは、どのDMRSシーケンスが送信されたかを検出するのを助けるために、チャネル推定に対して利用され得る。たとえば、共通のパイロットサブシーケンス(たとえば、第1のパイロットサブシーケンス)は、DMRSシーケンス1(第1のACKに対応する)、DMRSシーケンス2(第1のNACKに対応する)、およびDMRSシーケンス3(第1のDTXに対応する)に埋め込まれ得る。別の例では、第1のパイロットサブシーケンスがDMRSシーケンス1〜3に埋め込まれるのに加えて、第2のパイロットサブシーケンスが、DMRSシーケンス4(第2のACKに対応する)、DMRSシーケンス5(第2のNACKに対応する)、およびDMRSシーケンス6(第2のDTXに対応する)に埋め込まれ得る。この例では、第1のパイロットサブシーケンスは、第2のパイロットサブシーケンスから区別可能である。そのような区別する特徴は、ULメッセージを送信したワイヤレスエンティティ(たとえば、スケジューリングされるエンティティ600)に対応するパラメータを確立するために、スケジューリングエンティティ500によって利用され得る。別の例では、DMRSシーケンスのN個の可能な選択肢の各々またはN個のDMRSシーケンスの一部分は、固有の埋め込まれたパイロットサブシーケンスを含み得る。この例では、単一のDMRSシーケンスが複数のUCIに対応し得る。しかしながら、単一のDMRSシーケンスは、複数のUCIのうちの固有の1つに対応する埋め込まれたパイロットサブシーケンスを含み得る。したがって、共通DMRSシーケンスが複数のUCIを通信するために使用されることがあり、この場合、埋め込まれたパイロットサブシーケンスが、複数のUCIのうちの固有の1つに対して共通DMRSシーケンスを区別する。
一実施形態では、Nの値は複雑さを下げるために制限され得る。たとえば、Nの値は、非二値のUCIタイプを搬送するように選ばれ得る。1つの非限定的な例では、N=3と設定することで、3状態UCIが対応するDMRS内で提供されることが可能になり得る。3状態UCIの一例は、標準的なACK/NACKに追加される情報を提供できる3状態ACKを含み得る。3状態ACKは、(i)PDCCHが検出されない、(ii)PDCCHが検出されるがPDSCH CRCが失敗する、および(iii)PDCCHが検出されPDSCH CRCに合格するなどの、複雑な状態を反映することができる。したがって、PDCCHが検出されないことと、PDCCHは検出されるが対応するPDSCHの復号の後でCRCが失敗することとを、区別することが可能であり得る。この場合、スケジューリングエンティティ500は、ACK(すなわち、PDCCHが検出されPDSCH CRCに合格する)、NACK(すなわち、PDCCHは検出されるがPDSCH CRCが失敗する)、または不連続送信/受信(DTX/DRX)メッセージを、DMRSを介して受信し得る。3状態ACKが例として使用されているが、他の非二値のUCIタイプおよび対応するNの値が考慮される。スケジューリングエンティティ500は、DMRSシーケンスおよび/またはパイロットサブシーケンスと、UCIペイロードとの間の関係を確認することによって、受信されたDMRSシーケンスにどの非二値のUCIタイプが埋め込まれたかを決定し得る。
一構成では、ワイヤレス通信のためのスケジューリングエンティティ500および/またはスケジューリングされるエンティティ600は、DMRSシーケンスおよび少なくとも1つのUCIを含むULメッセージを受信し、ULメッセージの中のDMRSシーケンスに基づいて少なくとも1つのUCIを決定するための手段を含む。一態様では、前述の手段は、プロセッサ504および/または604であり得る。別の態様では、上述の手段は、上述の手段において列挙される機能を実行するように構成されたトランシーバ510および/または610であり得る。別の態様では、前述の手段は、前述の手段によって列挙された機能を実行するように構成された回路または任意の装置であり得る。
当然、上の例では、プロセッサ504および/または604に含まれる回路は、例として提供されるにすぎず、説明される機能を実施するための他の手段は、限定はされないが、コンピュータ可読記憶媒体506および/もしくは606に記憶された命令、または、図1、図2、図5、もしくは図6のうちのいずれか1つで説明され、たとえば、図7、図8、および/もしくは図9に関して本明細書で説明されるプロセスおよび/もしくはアルゴリズムを利用する、任意の他の適切な装置もしくは手段を含む、本開示の様々な態様内に含まれ得る。
追加の検討
本開示のいくつかの態様は、アップリンクチャネルを介したアップリンク制御情報(UCI)データの通信を参照して提示されるが、それらの態様はダウンリンク(DL)データの通信に拡張され得ることを当業者は容易に理解するであろう。例として、DL情報は、復調基準信号(DMRS)に埋め込まれ、上で説明されたものと同様の方法およびデバイスを使用して物理チャネルを介して通信され得る。別の例では、DLデータは、上で説明されたものと同様の方法およびデバイスを使用して、単一のペイロードにおいて他のULデータと合成され得る。
ワイヤレス通信ネットワークのいくつかの態様が、例示的な実装形態を参照して提示された。当業者が容易に諒解するように、本開示全体にわたって説明された様々な態様は、他の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格に拡張され得る。
例として、様々な態様は、Long-Term Evolution(LTE)、Evolved Packet System(EPS)、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)、および/またはGlobal System for Mobile(GSM(登録商標))などの、3GPPによって規定された他のシステム内で実装されてもよい。様々な態様はまた、CDMA2000および/またはEvolution-Data Optimized(EV-DO)などの、第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって規定されたシステムに拡張されてもよい。他の例は、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Ultra-Wideband(UWB)、Bluetooth(登録商標)、および/または他の適切なシステムを利用するシステム内で実装され得る。利用される実際の電気通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、具体的な用途およびシステムに課される全体的な設計制約に依存する。
本開示では、「例示的」という言葉は、「例、事例、または例示として働くこと」を意味するために使用される。「例示的」として本明細書で説明されたいかなる実装形態または態様も、必ずしも本開示の他の態様よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきでない。同様に、「態様」という用語は、本開示のすべての態様が、説明された特徴、利点、または動作モードを含むことを必要としない。「結合される」という用語は、2つの物体間の直接的または間接的な結合を指すために本明細書において使用される。たとえば、物体Aが物体Bに物理的に接触し、物体Bが物体Cに接触する場合、物体Aおよび物体Cは、直接物理的に互いに接触しない場合であっても、やはり互いに結合されると見なされてよい。たとえば、第1の物体が第2の物体と直接物理的にまったく接触していなくても、第1の物体は第2の物体に結合されてよい。「回路(circuit)」および「回路(circuitry)」という用語は広く使用され、電子回路のタイプに関して限定はしないが、接続および構成されるとき、本開示で説明された機能の実行を可能にする電気デバイスのハードウェア実装と導体の両方、ならびにプロセッサによって実行されるとき、本開示で説明された機能の実行を可能にする情報および命令のソフトウェア実装を含むものとする。
図1〜図9に示された構成要素、ステップ、特徴、および/もしくは機能のうちの1つもしくは複数は、並べ替えられてよく、かつ/もしくは単一の構成要素、ステップ、特徴、もしくは機能に組み合わされてよく、または、いくつかの構成要素、ステップ、もしくは機能において具現化されてよい。本明細書で開示された新規の特徴から逸脱することなく、さらなる要素、構成要素、ステップ、および/または機能が追加されることもある。図1〜図9に示された装置、デバイス、および/または構成要素は、本明細書で説明された方法、特徴、またはステップのうちの1つまたは複数を実行するように構成され得る。本明細書で説明された新規のアルゴリズムはまた、ソフトウェアに効率的に実装されてもよく、かつ/またはハードウェアに組み込まれてもよい。
開示された方法におけるステップの特定の順序または階層は例示的な処理を示していることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、方法におけるステップの特定の順序または階層は再構成可能であることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、それらの請求項に特に記載されていない限り、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
102 コアネットワーク
104 RAN
106 スケジューリングされるエンティティ
108 スケジューリングエンティティ
110 外部データネットワーク
112 ダウンリンクトラフィック
114 ダウンリンクトラフィック
116 アップリンクトラフィック
118 アップリンクトラフィック
120 バックホール
202 マクロセル
204 マクロセル
206 マクロセル
208 スモールセル
210 基地局
212 基地局
214 基地局
216 RRH
218 基地局
220 基地局、クアッドコプター
222 UE
224 UE
226 UE
227 サイドリンク信号
228 UE
230 UE
232 UE
234 UE
236 UE
238 UE
240 UE
242 UE
302 サブフレーム
304 OFDMリソースグリッド、リソースグリッド
306 リソース要素
308 リソースブロック
310 スロット
312 制御領域
314 データ領域
400 スロット、DL中心スロット
402 DL制御領域、制御領域
404 DLデータ領域、データ領域
406 ガード期間(GP)領域、GP領域
408 ULバースト、ULバースト領域
450 スロット、UL中心スロット
454 ガード期間
456 ULデータ領域
458 ULバースト領域
500 スケジューリングエンティティ
502 バス
504 プロセッサ
505 メモリ
506 コンピュータ可読媒体
508 バスインターフェース
510 トランシーバ
512 ユーザインターフェース
514 処理システム
540 DMRSシーケンスを決定するための回路
542 単一ペイロード合成を決定するための回路、単一ペイロード合成回路、単一ペイロード合成のための回路
550 DMRSシーケンス決定ソフトウェア
552 単一ペイロード合成ソフトウェア
554 DMRS情報
556 単一ペイロード情報
600 スケジューリングエンティティ
602 バス
604 プロセッサ
605 メモリ
606 コンピュータ可読媒体
608 バスインターフェース
610 トランシーバ
612 ユーザインターフェース
614 処理システム
640 DMRSシーケンスを決定するための回路
642 単一ペイロード合成を決定するための回路、単一ペイロード合成のための回路
650 DMRSシーケンス決定ソフトウェア
652 単一ペイロード合成ソフトウェア
654 DMRS情報
656 単一ペイロード情報

Claims (47)

  1. 復調基準信号(DMRS)シーケンスに埋め込まれた情報を通信する方法であって、
    ワイヤレス通信において使用されるべき第1のDMRSシーケンスを複数のDMRSシーケンスから選択するステップであって、前記複数のDMRSシーケンスのうちの1つまたは複数が物理チャネルを介して前記情報を通信するように構成される、ステップと、
    前記ワイヤレス通信を送信するステップと
    を備える、方法。
  2. 前記ワイヤレス通信がアップリンク(UL)メッセージを備え、前記情報がアップリンク制御情報(UCI)を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記UCIが、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答(ACK)、HARQ否定応答(NACK)、スケジューリング要求(SR)、またはチャネル状態情報(CSI)のうちの1つまたは複数を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記複数のDMRSシーケンスが、UCIのlog2(N)個のビットを通信するように構成されるN個のDMRSシーケンスのセットを備える、請求項2に記載の方法。
  5. 特定のUCIを通信することを決定するステップをさらに備え、前記第1のDMRSシーケンスが前記特定のUCIに対応する、請求項2に記載の方法。
  6. 前記第1のDMRSシーケンスが、メモリデバイスに記憶されているルックアップテーブルから選択される、請求項2に記載の方法。
  7. 前記ルックアップテーブルが、前記第1のDMRSシーケンスと前記UCIとの間の1対1の対応付けを備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記選択された第1のDMRSシーケンスに埋め込まれるべきパイロットサブシーケンスを選択するステップをさらに備える、請求項2に記載の方法。
  9. 前記第1のDMRSシーケンスと前記パイロットサブシーケンスの組合せが前記UCIを通信するように構成される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記複数のDMRSシーケンスと、前記複数のDMRSシーケンスの各々に対応する1つまたは複数のUCIとを含む、ルックアップテーブルを備えるDMRS情報を受信するステップと、
    前記DMRS情報をメモリデバイスに記憶するステップと
    をさらに備える、請求項2に記載の方法。
  11. 復調基準信号(DMRS)に埋め込まれた情報のワイヤレス通信のための装置であって、
    トランシーバと、
    メモリと、
    前記トランシーバおよび前記メモリに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
    を備え、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    ワイヤレス通信において使用されるべき第1のDMRSシーケンスを前記メモリに記憶されている複数のDMRSシーケンスから選択することであって、前記複数のDMRSシーケンスのうちの1つまたは複数が物理チャネルを介して前記情報を通信するように構成される、選択することと、
    前記トランシーバを介して、前記ワイヤレス通信を送信することと
    を行うように構成される、装置。
  12. 前記ワイヤレス通信がアップリンク(UL)メッセージを備え、前記情報がアップリンク制御情報(UCI)を備える、請求項11に記載の装置。
  13. 前記UCIが、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答(ACK)、HARQ否定応答(NACK)、スケジューリング要求(SR)、またはチャネル状態情報(CSI)のうちの1つまたは複数を含む、請求項12に記載の装置。
  14. 前記複数のDMRSシーケンスが、UCIのlog2(N)個のビットを通信するように構成されるN個のDMRSシーケンスのセットを備える、請求項12に記載の装置。
  15. 前記第1のDMRSシーケンスが、前記メモリに記憶されているルックアップテーブルから選択される、請求項12に記載の装置。
  16. 前記ルックアップテーブルが、前記第1のDMRSシーケンスと前記UCIとの間の1対1の対応付けを備える、請求項15に記載の装置。
  17. 前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、前記選択された第1のDMRSシーケンスに埋め込まれるべきパイロットサブシーケンスを選択するように構成される、請求項12に記載の装置。
  18. 前記第1のDMRSシーケンスと前記パイロットサブシーケンスの組合せが前記UCIを通信するように構成される、請求項17に記載の装置。
  19. 前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、
    前記複数のDMRSシーケンスと、前記複数のDMRSシーケンスの各々に対応する1つまたは複数のUCIとを含むルックアップテーブルを備えるDMRS情報を受信し、
    前記DMRS情報をメモリデバイスに記憶する
    ように構成される、請求項12に記載の装置。
  20. ワイヤレス通信において制御情報をペイロードと合成するための方法であって、
    第1の制御情報の第1のビットサイズを決定するステップと、
    前記ペイロードの第2のビットサイズを決定するステップと、
    閾値条件が満たされるかどうかを決定するために前記第1のビットサイズを前記第2のビットサイズと比較するステップと、
    前記閾値条件が満たされる場合に、前記第1の制御情報を前記ペイロードと合成するステップと
    を備え、前記ペイロードが、第2の制御情報およびメッセージデータのうちの1つまたは複数を備える、方法。
  21. 前記第1の制御情報が第1のアップリンク制御情報(UCI)を備え、前記第2の制御情報が第2のUCIを備え、前記メッセージデータがアップリンク(UL)メッセージデータを備える、請求項20に記載の方法。
  22. 前記閾値条件が満たされない場合、前記第1のUCIを復調基準信号(DMRS)に埋め込むことができるかどうかを決定するステップをさらに備える、請求項21に記載の方法。
  23. 前記第1のビットサイズが前記閾値条件を満たさない場合、前記閾値条件を満たす第3のビットサイズへと前記第1のビットサイズを低減するように前記第1のUCIを修正できるかどうかを決定するステップをさらに備える、請求項21に記載の方法。
  24. 前記第1のビットサイズを低減するように前記第1のUCIを修正できるかどうかを決定するステップが、前記第1のUCIまたは前記ペイロードのうちの1つまたは複数と関連付けられる少なくとも1つの優先度の尺度に基づく、請求項23に記載の方法。
  25. 前記閾値条件が、前記ペイロードの前記第2のビットサイズおよび前記第1のUCIの対応する最大のビットサイズを備え、前記第1のビットサイズが、前記対応する最大のビットサイズ以下である場合、前記閾値条件を満たす、請求項21に記載の方法。
  26. 前記閾値条件が、メモリデバイスの中のルックアップテーブルに記憶されている複数の閾値条件のうちの1つである、請求項21に記載の方法。
  27. 前記第1のUCIが、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答(ACK)、HARQ否定応答(NACK)、スケジューリング要求(SR)、またはチャネル状態情報(CSI)のうちの1つまたは複数を含む、請求項21に記載の方法。
  28. ワイヤレス通信において制御情報をペイロードと合成するための装置であって、
    トランシーバと、
    メモリと、
    前記トランシーバおよび前記メモリに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
    を備え、前記少なくとも1つのプロセッサおよび前記メモリが、
    第1の制御情報の第1のビットサイズを決定し、
    前記ペイロードの第2のビットサイズを決定し、
    閾値条件が満たされるかどうかを決定するために前記第1のビットサイズを前記第2のビットサイズと比較し、
    前記閾値条件が満たされる場合に、前記第1の制御情報を前記ペイロードと合成する
    ように構成され、前記ペイロードが、第2の制御情報およびメッセージデータのうちの1つまたは複数を備える、装置。
  29. 前記第1の制御情報が第1のアップリンク制御情報(UCI)を備え、前記第2の制御情報が第2のUCIを備え、前記メッセージデータがアップリンク(UL)メッセージデータを備える、請求項28に記載の装置。
  30. 前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、前記閾値条件が満たされない場合に、UCIを復調基準信号(DMRS)に埋め込むことができるかどうかを決定するように構成される、請求項29に記載の装置。
  31. 前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、前記第1のビットサイズが前記閾値条件を満たさない場合、前記閾値条件を満たす第3のビットサイズへと前記第1のビットサイズを低減するようにUCIを修正できるかどうかを決定するように構成される、請求項29に記載の装置。
  32. 前記第1のビットサイズを低減するように前記UCIを修正できるかどうかの前記決定が、前記UCIまたは前記ペイロードのうちの1つまたは複数と関連付けられる少なくとも1つの優先度の尺度に基づく、請求項31に記載の装置。
  33. 前記閾値条件が、前記ペイロードの前記第2のビットサイズおよびUCIの対応する最大のビットサイズを備え、前記第1のビットサイズが、前記対応する最大のビットサイズ以下である場合、前記閾値条件を満たす、請求項29に記載の装置。
  34. 前記メモリが複数の閾値条件を記憶するように構成される、請求項29に記載の装置。
  35. UCIが、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答(ACK)、HARQ否定応答(NACK)、スケジューリング要求(SR)、またはチャネル状態情報(CSI)のうちの1つまたは複数を含む、請求項29に記載の装置。
  36. 制御情報を受信するための方法であって、
    DMRSシーケンスおよび制御情報を備えるワイヤレス通信を受信するステップと、
    前記DMRSシーケンスに基づいて前記制御情報を決定するステップと
    を備える、方法。
  37. 前記制御情報がアップリンク制御情報(UCI)を備え、前記ワイヤレス通信がアップリンク(UL)メッセージを備える、請求項36に記載の方法。
  38. 前記UCIが、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答(ACK)、HARQ否定応答(NACK)、スケジューリング要求(SR)、またはチャネル状態情報(CSI)のうちの1つまたは複数を含む、請求項37に記載の方法。
  39. 前記DMRSシーケンスに基づいて前記UCIを決定するステップがさらに、メモリデバイスに記憶されているルックアップテーブルに基づいて、前記DMRSシーケンスと前記UCIとの間の対応付けを確認するステップを備える、請求項37に記載の方法。
  40. 前記ルックアップテーブルが、前記DMRSシーケンスと前記UCIとの間の1対1の対応付けを備える、請求項39に記載の方法。
  41. 前記DMRSシーケンスが、埋め込まれたパイロットサブシーケンスを備え、前記UCIを決定するステップが前記DMRSシーケンスおよび前記埋め込まれたパイロットサブシーケンスに基づく、請求項40に記載の方法。
  42. 制御情報を受信するための装置であって、
    トランシーバと、
    メモリと、
    前記トランシーバおよび前記メモリに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
    を備え、前記少なくとも1つのプロセッサおよび前記メモリが、
    DMRSシーケンスおよび制御情報を備えるワイヤレス通信を受信し、
    前記DMRSシーケンスに基づいて前記制御情報を決定する
    ように構成される、装置。
  43. 前記制御情報がアップリンク制御情報(UCI)を備え、前記ワイヤレス通信がアップリンク(UL)メッセージを備える、請求項42に記載の装置。
  44. 前記UCIが、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答(ACK)、HARQ否定応答(NACK)、スケジューリング要求(SR)、またはチャネル状態情報(CSI)のうちの1つまたは複数を含む、請求項43に記載の装置。
  45. 前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、前記メモリに記憶されているルックアップテーブルに基づいて、前記DMRSシーケンスと前記UCIとの間の対応付けを確認するように構成される、請求項43に記載の装置。
  46. 前記ルックアップテーブルが、前記DMRSシーケンスと前記UCIとの間の1対1の対応付けを備える、請求項45に記載の装置。
  47. 前記DMRSシーケンスが、埋め込まれたパイロットサブシーケンスを備え、前記UCIを決定することが前記DMRSシーケンスおよび前記埋め込まれたパイロットサブシーケンスに基づく、請求項46に記載の装置。
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