JP2020516796A - 改善されたグレージングフレーミングシステム及び方法 - Google Patents

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Abstract

アルミニウム押出成形品フレーミングシステム(10)の第1の実施形態は、パネル(16)を該フレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第1の楔部材(12)及び第2の楔部材(14)を含む。フレーミングシステム(10)は、更に、パネル(16)の縁部を受け入れるように構成されたチャネル(22)を有するアルミニウム押出成形品(20)を含む。第1の側壁(24b)には、関連した第1の楔部材(12)を受け入れるための押出成形品(20)の全長に亘って延在する第1の細長い保持手段(28)が形成されている。取り外し可能なカバープレート(30)は、押出成形品(20)に固定されるように、且つ、チャネル(22)の第1の側壁(24b)の上端縁に近接して受け入れられるように構成され、それにより、使用時に、第1の楔部材(12)が第1の保持手段(28)に関連して受け入れられた状態でパネル16がチャネル22に設置されるとき、取り外し可能なカバープレート(30)が押出成形品(20)に固定されると第1の楔部材(12)は実質的に隠蔽される。【選択図】図3

Description

本発明は、グレージングフレーミングシステム及び方法に関し、これには限定されないが、特に、ガラスをアルミニウムフレーム押出成形品に固定するためのそのようなシステム及び方法に関する。また、本発明は、隠蔽されたヒンジキャビティを備えたフレーミングシステムに関し、特に、これには限定されないが、アルミニウムフレーム押出成形品にて隠蔽されたヒンジキャビティを備えたそのようなシステムに関する。
従来のグレージングシステムでは、アルミニウム押出成形品によって作られたフレームを提供するのが一般的である。押出成形品はチャネルを有し、チャネルに、パネルを押出成形品に固定及び密封するための1つ以上のゴム又はPVCグレージング楔部材と共に、ガラスパネル又はガラス板の縁部が受け入れられる。通常、2つの楔部材が、ガラスパネルの各側に1つずつ、押出成形品に受け入れられる。これらの楔部材の1つ又は両方が、設置後に窓又はドアの全周の周りに明確に見える。通常、楔部材の色は黒又は中立色であるが、隣接する押出成形品とは対照的な色であることが多く、従って、窓やドアフレームの美観をある程度損なう。
本発明は、グレージングパネルをアルミニウム押出成形品にて固定及び密封するために使用される楔部材が、設置後に実質的に視界から遮られるか又は隠蔽されるアルミニウム押出成形品フレーミングシステム及び方法を提供する目的で開発された。本発明は、窓及びドア用の窓ガラスパネルへの適用に限定されるものではなく、1つ又は複数の楔部材でアルミニウム押出成形品内に固定される他の種類のパネルでも使用できることが理解されよう。
本発明はまた、ドア又は窓パネルをフレーミングシステムにて固定するために使用されるヒンジが設置後に実質的に視界から遮られるか又は隠蔽されるフレーミングシステムを提供する目的で開発された。本発明は、その用途が窓及びドア用のパネルに限定されるものではなく、1つ以上のヒンジでアルミニウム押出成形品に固定される他の種類のパネルにも使用できることが理解されよう。
本明細書における先行技術への言及は、専ら説明の目的のために提供されており、そのような先行技術がオーストラリア又は他の地域の一般的な知識の一部であることを認めるものとみなされるべきではない。
本発明の一態様によれば、フレーミングシステム用アルミニウム押出成形品が提供され、該押出成形品は、
パネルの縁部を受け入れるように構成され、一対の対向する側壁によって形成されたチャネルと、関連する第1の楔部材を受け入れるための該押出成形品の全長に亘って延在する第1の細長い保持手段を有する第1の側壁と、
該押出成形品に固定されるように、且つ、前記チャネルの前記第1の側壁の上端縁に近接して受け入れられるように構成された取外し可能なカバープレートとを含み、使用時に、楔部材が前記第1の細長い保持手段に関連して受け入れられた状態でパネルが前記チャネルに設置されるとき、前記カバープレートが該押出成形品に固定されると前記楔部材は実質的に隠蔽される。
好ましくは、前記楔部材は、一対の楔部材のうちの1つであり、該フレーミングシステムは、更に、パネルを該フレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第2の楔部材を有する。好ましくは、前記チャネルの第2の側壁には、関連する前記第2の楔部材を受け入れるための該押出成形品の全長に亘って延在する第2の細長い保持手段が形成されている。
一実施形態では、前記チャネルの前記第2の側壁の上端縁に沿って細長いリップが設けられている。
好ましくは、前記細長いリップ及び前記カバープレートの各々は、設置後に前記パネルに隣接し且つ近接して位置する縁部を有する。
本発明の別の態様によれば、アルミニウム押出成形品フレーミングシステムが提供され、該フレーミングシステムは、
パネルを該フレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第1の楔部材と、
パネルの縁部を受け入れるように構成され、一対の対向する側壁によって形成されたチャネルを有するアルミニウム押出成形品と、関連する前記第1の楔部材を受け入れるための該押出成形品の全長に亘って延在する第1の細長い保持手段を有する第1の側壁と、
該押出成形品に固定されるように、且つ、前記チャネルの前記第1の側壁の上端縁に近接して受け入れられるように構成された取外し可能なカバープレートとを含み、使用時に、前記第1の楔部材が前記第1の細長い保持手段に関連して受け入れられた状態でパネルが前記チャネルに設置されるとき、前記取外し可能なカバープレートが該押出成形品に固定されると前記第1の楔部材は実質的に隠蔽される。
好ましくは、前記第1の楔部材は、一対の楔部材のうちの1つであり、該フレーミングシステムは、更に、パネルを該フレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第2の楔部材を有する。好ましくは、第2の側壁には、関連する前記第2の楔部材を受け入れるための該押出成形品の全長に亘って延在する第2の細長い保持手段が形成されている。
一実施形態では、前記チャネルの前記第2の側壁の上端縁に沿って細長いリップが設けられている。
有利には、前記取外し可能なカバープレートの背後にて、該アルミニウム押出成形品内に設けられたキャビティに、照明器具を設置することが可能であり、使用時に、前記パネルに隣接して照明効果を創出することができる。一実施形態では、前記照明効果は、前記カバープレートにレーザーカットされたパターン、言葉、ロゴまたは他の印であり、使用時に、前記照明器具のスイッチがオンにされると、レーザーカットを介して光輝いて該照明効果を創出する。好ましくは、前記照明効果を創出又は高めるために、前記カバープレートの内部又は背後に着色フィルタ及び/又がディフューザを設置されている。
本発明の別の態様によれば、パネルをフレーミングシステムにて設置する方法が提供され、該フレーミングシステムは、アルミニウム押出成形品を含み、該アルミニウム押出成形品は、パネルの縁部を受け入れるように構成され一対の対向する側壁によって形成されたチャネルを有し、該方法は、
パネルを前記チャネル内に挿入するステップと、
第1の楔部材を前記パネルと前記チャネルの第1の側壁との間に形成された隙間に挿入するステップであって、前記第1の楔部材を、前記チャネルの前記第1の側壁に形成され、関連する前記第1の楔部材を受け入れるための該押出成形品の全長に亘って延在する第1の細長い保持手段に係合させるステップと、
取外し可能なカバープレートを前記チャネルの前記第1の側壁の上端縁に近接して該押出成形品に固定するステップとを含み、使用時に、前記第1の楔部材は前記カバープレートによって実質的に隠蔽される。
好ましくは、前記方法は、更に、前記パネルを前記チャネル内に挿入するステップの前に、
第2の楔部材を第2の細長い保持手段に挿入するステップであって、前記第2の細長い保持手段は、前記チャネルの第2の側壁に形成され、関連する前記第2の楔部材を受け入れるために該押出成形品の全長に亘って延在する、ステップと、を有する。一実施形態では、前記チャネルの前記第2の側壁の上端縁に沿って細長いリップが設けられ、前記第2の側壁上の前記第2の細長い保持手段の位置と前記第2の楔部材の形状は、前記第2の楔部材は前記細長いリップによって実質的に隠蔽されるように構成されている。
本発明のさらなる態様によれば、パネル用フレーミングシステムが提供され、該フレーミングシステムは、
キャビティを有する押出成形品であって、該キャビティ内にてパネル用ヒンジの一部は隠蔽されるように構成された押出成形品と、
前記パネル用ヒンジであって、前記キャビティ内に受け入れられたヒンジの一部が、前記押出成形品のプロフィールに整合するように修正された形状を有する、前記パネル用ヒンジと、
前記キャビティを覆うように前記押出成形品に固定されるように構成された取り外し可能なカバープレートとを含み、使用時に、前記取り外し可能なカバープレートが前記押出成形品に固定されると前記ヒンジの一部は実質的に隠蔽される。
一実施形態では、前記パネル用ヒンジは、二つ折りドアフレーミングシステムにて2つ以上のドアを一緒に保持するためのヒンジである。
別の実施形態では、前記パネル用ヒンジは、ドアジャムフレーミングシステムにて1つのドアを保持するためのヒンジである。
本発明のさらに別の態様によれば、パネル用フレーミングシステムが提供され、該フレーミングシステムは、
キャビティを有する押出成形品であって、該キャビティ内にて、パネルを該フレーミングシステムにて所定の位置に保持するための保持機構の一部は隠蔽され、該保持機構は、前記押出成形品及び/又は前記パネルに機械的に接続されるように構成された磁気キャッチ機構又はロック機構を有する押出成形品と、
前記キャビティを覆うように前記押出成形品に固定されるように構成された取り外し可能なカバープレートとを含み、使用時に、前記取り外し可能なカバープレートが前記押出成形品に固定されると前記保持機構の一部は実質的に隠蔽される。
本発明のさらに別の態様によれば、フレーミングシステム用押出成形品が提供され、該押出成形品は、
キャビティであって、該キャビティ内にて、パネルを該フレーミングシステムにて所定の位置に保持するための保持機構の一部は隠蔽され、該保持機構は、前記押出成形品及び/又は前記パネルに機械的に接続されるように構成された磁気キャッチ機構又はロック機構を含むキャビティと、
前記キャビティを覆うように前記押出成形品に固定されるように構成された取り外し可能なカバープレートとを含み、使用時に、前記取り外し可能なカバープレートが前記押出成形品に固定されると前記保持機構の一部は実質的に隠蔽される。
典型的には、前記磁気キャッチ機構は第1及び第2の磁石を含み、該磁石は近接したときに強い吸引力を与えて前記パネルを閉位置に保持する。好ましくは、前記第1の磁石は、前記パネル用のジャムを形成するフレーム用の押出成形品にてキャビティ内に隠蔽され、前記第2の磁石は、前記パネルのフレーム用の押出成形品にてキャビティ内に隠蔽される。
本発明のさらに別の態様によれば、アルミニウム押出成形品フレーミングシステムが提供され、該フレーミングシステムは、
パネルを該フレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第1及び第2の楔部材と、
パネルの縁部を受け入れるように構成され、一対の対向する側壁によって形成されたチャネルを形成する第1のアルミニウム押出成形品と、関連する前記第1の楔部材を受け入れるための該押出成形品の全長に亘って延在する第1の細長い保持手段を有する第1の側壁と、
前記第1のアルミニウム押出成形品に固定されるように構成され前記一対の対向する側壁の第2の側壁を提供する第2のアルミニウム押出成形品であって、前記第2の側壁は、関連する前記第2の楔部材を受け入れるための該押出成形品の全長に亘って延在する第2の細長い保持手段を有する、第2のアルミニウム押出成形品とを含み、使用時に、前記第1の楔部材が前記第1の細長い保持手段に関連して受け入れられた状態で且つ前記第2の楔部材が前記第2の細長い保持手段に関連して受け入れられた状態でパネルが前記チャネル内に設置されるとき、前記第2のアルミニウム押出成形品が前記第1のアルミニウム押出成形品に固定されると前記第1及び第2の楔部材は実質的に隠蔽される。
好ましくは、前記チャネルの前記第1及び第2の側壁の両方の上端縁に沿って細長いリップが設けられている。好ましくは、前記第1及び第2の側壁の両方の上端縁に沿って設けられた前記細長いリップは、設置後に前記パネルに隣接し且つ近接して位置する縁部を有する。
明細書全体を通して、文脈で特に必要とされない限り、「含む」又は「含み」などの用語「含」は、記載された整数又は整数のグループの包含を意味するが、他の整数又は整数のグループの除外を意味するものではないことは理解されよう。同様に、「好ましくは」という単語又は「好ましい」などの変形は、記載された整数又は整数のグループが望ましいが本発明の実施に必須ではないことを意味することは理解されよう。
本発明の性質は、添付図面を参照して、例としてのみ与えられたアルミニウム押出成形品フレーミングシステム及び方法のいくつかの特定の実施形態の以下の詳細な説明からよりよく理解されるであろう。
図1は、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの第1の実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法のステップを示す。 図2は、図1のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の別のステップを示す。 図3は、図1のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の最終ステップを示す。 図4は、図1のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、完全に組み立てられた状態のフレーミングシステムを示す。 図5は、図1のフレーミングシステムで使用される第2の楔部材の好ましい実施形態を示す。 図6は、図1のフレーミングシステムで使用される第1の楔部材の好ましい実施形態を示す。 図7は、図1のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの端部斜視図であり、完全に組み立てられた状態のフレーミングシステムを示す。 図8は、図1のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの側面斜視図であり、部分的に組み立てられた状態のフレーミングシステムを示す。 図9は、図1のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、フレーミングシステムで使用される異なるタイプの押出成形品を示す。 図10は、図1のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、完全に組み立てられた状態のフレーミングシステムを示す。 図11は、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの第2の実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法のステップを示す。 図12は、図11のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の別のステップを示す。 図13は、図11のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の最終ステップを示す。 図14は、図11のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、完全に組み立てられた状態のフレーミングシステムを示す。 図15は、ヒンジを隠蔽するための、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの別の実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の第1のステップを示す。 図16は、図15のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の別のステップを示す。 図17は、図15のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の最終ステップを示す。 図18aは、図15のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムで使用される取外し可能なカバープレートの端面図である。 図18bは、図15のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムで使用される取外し可能なカバープレートの平面図である。 図19aは、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのさらなる実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法における一連のステップを示す。 図19bは、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのさらなる実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法における一連のステップを示す。 図19cは、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのさらなる実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法における一連のステップを示す。 図19dは、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのさらなる実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法における一連のステップを示す。 図19eは、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのさらなる実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法における一連のステップを示す。 図20aは、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのさらに別の実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の一連のステップを示す。 図20bは、図20fのアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのいくつかの部品の断面図である。 図20cは、図20fのアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのいくつかの部品の断面図である。 図20dは、図20fのアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのいくつかの部品の断面図である。 図20eは、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのさらに別の実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の一連のステップを示す。 図20fは、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのさらに別の実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の一連のステップを示す。 図21は、照明効果を創出するための、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの別の実施形態の斜視図である。 図22は、図21のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、照明効果を創出する一方法を示す。 図23は、図21のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、照明効果を創出する別の方法を示す。 図24は、図21のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、照明効果を創出する第3の方法を示す。 図25は、ヒンジを部分的に隠蔽するための、本発明による押出成形品フレーミングシステムのさらに別の実施形態の分解斜視図である。 図26は、図25の押出成形品フレーミングシステムの正面斜視図である。 図27は、図25の押出成形品フレーミングシステムの背面斜視図である。 図28aは、図26の押出成形品フレーミングシステムの平面図である。 図28bは、図26の押出成形品フレーミングシステムの断面図である。 図29は、図28bの枠部分の拡大図である。 図30は、ヒンジを部分的に隠蔽するための、本発明による押出成形品フレーミングシステムのさらに別の実施形態の分解斜視図である。 図31は、図30の押出成形品フレーミングシステムの正面斜視図である。 図32は、図31の押出成形品フレーミングシステムの断面図である。 図33は、図32のフレームの一部の拡大図である。 図34は、本発明による押出成形品フレーミングシステムのさらに別の実施形態の断面図であり、磁気キャッチを隠蔽する1つの方法を示す。 図35は、図34の押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、磁気キャッチを隠蔽する別の方法を示す 図36は、図34の押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、磁気キャッチを隠蔽する第3の方法を示す 図37は、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのさらに別の実施形態の断面図である。 図38は、部分的に分解された図37のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図である。 図39aは、図37のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの2つの部分を示す。 図39bは、図37のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの2つの部分を示す。 図40は、ロック機構の一部を隠蔽するために使用される図41の押出成形品フレーミングシステム用のカバープレートの平面図である。 図41は、本発明による押出成形品フレーミングシステムのさらに別の実施形態の断面図であり、ドア用のロック機構の一部を隠蔽する1つの方法を示す。
図1〜図10に示すように、本発明に係るアルミニウム押出成形品フレーミングシステム10の第1の実施形態は、パネル16をフレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第1の楔部材12を含む。好ましくは、第1の楔部材12は、一対の楔部材の1つであり、第2の楔部材14も、パネル16をフレーミングシステムにて固定及び密封するために設けられる。第1及び第2の楔部材12及び14の好ましい実施形態は、夫々図6及び図5に示されている。楔部材12及び14は、典型的には、ゴム又はPVC又はシリコンなどの弾性プラスチック材料から製造される。
フレーミングシステム10は、またチャネル22を有するアルミニウム押出成形品20も含み、該チャネル22はパネル16の縁部をその中に受け入れるように構成されている。第1の側壁24bには、押出成形品20の全長に亘って延在する第1の細長い保持手段28が形成されており、該保持手段はそれ関連した第1の楔部材12を受け入れる。
フレーミングシステム10は、更に、取外し可能なカバープレート30を含み、該取外し可能なカバープレート30は、押出成形品20に固定されるように、且つ、チャネル22の第1の側壁24bの上端縁に近接して受け入れられるように構成されている。これにより、使用時に、第1の楔部材12が第1の保持手段28に関連して受け入れられた状態でパネル16がチャネル22に設置されるとき、取外し可能なカバープレート30が押出成形品20に固定されると第1の楔部材12は実質的に隠蔽される。第1の細長い保持手段28は、好ましくは、使用時に、第1の楔部材12がそれに関連して受け入れられたときに、カバープレート30の上に突出しないように配置される。取外し可能なカバープレート30のこの隠蔽機能は、図3及び図4に明確に示されている。
この実施形態では、チャネル22は、一対の対向する側壁24と、第2の側壁24aの上端縁に沿って設けられた細長いリップ26とを有する。好ましくは、チャネル22の第2の側壁24aには、押出成形品20の全長に亘って延在する第2の細長い保持手段32が形成され、保持手段32は、それに関連した第2の楔部材14を受け入れる。この実施形態の第1及び第2の保持手段28及び32は、設計及び機能が類似している。両方は、夫々第1及び第2の楔部材12及び14の一部をその中に受け入れるように構成された溝の形状である。両方の場合において、保持手段28及び32の溝には、溝の全長に亘って延在する一対の内向きに延びる対向するリップが形成され、これらのリップは、その溝に受け入れられた夫々の楔部材の一部を保持するように設計されている。
この実施形態のアルミニウム押出成形品20は、ベースプレート34も含み、このベースプレート34は押出成形品の後部に受け入れられ、押出成形品の後部を閉じるように設計されている。ベースプレート34は、L字形の直立部を有し、この直立部は押出成形品のチャネル22の後部を、特に、その中のパネル16の重量を支えるときに、支持する。
図9は、フレーミングシステム10の一部を形成する別の種類のアルミニウム押出成形品21を示す。押出成形品21は、背中合わせにクリップ留めされた2つの部分21’及び21”を含み、上下に直接配置された2つのパネル16の間に接合又は敷居部分を提供する。押出成形品21の各部分は、夫々のチャネル22内にて第1及び第2の楔部材12、14を受け入れ、チャネル内にてパネル16の縁部を楔止めする。押出成形品21の各部分には、細長いリップ26と取外し可能なカバープレート30も設けられている。フレーミングシステム10用のアルミニウム押出成形品は、様々なフレーミング要件に適合するように、多くの異なる形状及び構成で製造できることが理解されよう。
図1から図7を参照して、パネル16、この場合は窓ガラスを、フレーミングシステム10のアルミニウム押出成形品20にて設置する好ましい方法を説明する。アルミニウム押出成形品20が組み立てられ、ベースプレート34が後部に挿入される。第2の楔部材14は、好ましくは、第2の側壁24a上の第2の細長い保持手段32に関連して挿入される。第2の側壁24a上の第2の細長い保持手段32の位置、及び第2の楔部材14の形状は、設置時に第2の楔部材14が細長いリップ26の下に実質的に隠蔽されるように構成されていることが理解されよう。
次に、窓ガラス16をフレーミングシステムに設置すると、図1及び図2に示すように、窓ガラス16の縁部がアルミニウム押出成形品20のチャネル22に受け入れられ、第2の楔部材14を押圧する。当然ながら、チャネル22は、この特定の厚さの窓ガラスをその中に受け入れるように設計及び寸法が決められている。窓ガラス16がチャネル22に設置されると、細長いリップ26の細長い縁部がパネルに隣接し且つに近接して位置する。好ましくは、第2の楔部材14には、図2に示すように、窓ガラス16と細長いリップ26の縁部との間に延びる小さなリップが形成されている。これにより、窓ガラス16がチャネル22内にて密封され、チャネル22への水の進入が阻止されることが確実化される。
図2に示すように、窓ガラス16がこのようにチャネル22に正しく配置された状態で、第1の楔部材12が窓ガラス16とチャネル22の第1の側壁24bとの間の狭い隙間に挿入される。図3及び図4に示すように、第1の楔部材12は、楔部材12が挿入されるときに屈曲する一連の平行な翼部を有するように設計されており、それによって、狭い隙間に押し込まれることができる。第1の楔部材12の後面には突出リブが形成されており、このリブは、この目的のために第1の細長い保持手段28の溝に設けられたリップの1つの下に引っかかる。こうして第1の楔部材12が窓ガラス16とチャネル22の第2の側壁24bとの間の狭い隙間の中に楔止めされ、第1の細長い保持手段28によって保持されると、それを取り外すことは事実上不可能であり、窓ガラス16はチャネル22に堅固且つ確実に楔止めされて保持される。
最後に、図3に示すように、取外し可能なカバープレート30をアルミニウム押出成形品20に取り付ける。この実施形態の取外し可能なカバープレート30は、その長さに沿って各縁部に第1及び第2の細長い保持クリップを備えており、これらのクリップは、アルミニウム押出成形品20に設けられた、適合する細長い突起の下でクリップ留めするように設計されている。一旦、取外し可能なカバープレート30が取り付けられると、取外し可能なカバープレート30の細長い縁部は、細長いリップ26の反対側で、窓ガラス16に隣接し且つ近接した位置にある。第1の楔部材12の上部翼部は、取外し可能なカバープレートの縁部と窓ガラス16との間の小さな隙間内に延在する。しかしながら、取外し可能なカバープレート30は、取外し可能なカバープレート30が押出成形品20に固定されるとき、第1の楔部材12が実質的に隠蔽され且つ視界から遮られることを確実なものとする。最終的な結果は、窓ガラスとアルミニウム押出成形品との間の接合部の外観を目立たなくすると同時に一層審美的な心地良さを与える。
本発明に係るアルミニウム押出成形品フレーミングシステム40の第2の実施形態が、図11〜14に示されている。フレーミングシステム40は、フレーミングシステムの第1の実施形態10と同様であり、従って、同じ要素には同じ参照番号が付されており、重複した説明はしない。フレーミングシステム40は、パネル16をフレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第1の楔部材12を含む。好ましくは、第1の楔部材12は、一対の楔部材の1つであり、第2の楔部材14も、パネル16をフレーミングシステムにて固定及び密封するために設けられる。
フレーミングシステム40は、パネル16の縁部をその中に受け入れるように構成されたチャネル22を有するアルミニウム押出成形品50も含む。チャネル22は、一対の対向する側壁24と、第2の側壁24aの上端縁に沿って設けられた細長いリップ26とを有する。第1の側壁24bには、これに関連した第1の楔部材12を受け入れるための押出成形品20の全長に亘って延在する第1の細長い保持手段28が形成されている。第1の細長い保持手段28は、使用時に、第1の楔部材12がこれに関連して受け入れられたときに第1の楔部材12が細長いリップ26の上方に突出しないように、配置される。
第1の実施形態と同様に、フレーミングシステム40は、更に、取外し可能なカバープレート60を含む。取外し可能なカバープレート60は、押出成形品50に固定され、チャネル22の第1の側壁24bの上端縁に近接して受け入れられるように構成されており、これにより、使用時に、第1の楔部材12が第1の保持手段28に関連して受けられた状態でパネル16がチャネル22に設置されるとき、取外し可能なカバープレート60が押出成形品50に固定されると第1の楔部材12は実質的に隠蔽される。取外し可能なカバープレート30のこの隠蔽機能は、図13及び図14に示されている。
好ましくは、チャネル22の第2の側壁24aには、それに関連した第2の楔部材14を受け入れるための押出成形品50の全長に亘って延在する第2の細長い保持手段32が形成されている。
この実施形態のフレーミングシステム40と前述の実施形態の主な相違は、取外し可能なカバープレート60が押出成形品50に固定される方法である。この実施形態の取外し可能なカバープレート60は、(第1の実施形態と同様)その長さに沿って一方の縁部に第1の細長い保持クリップ36を備え、この保持クリップ36は、アルミニウム押出成形品50に設けられた、適合する細長い突起の下でクリップ留めするように設計されている。第2の細長い保持クリップ62が、その長さに沿って、取外し可能なカバープレート60の幅の中間に設けられ、アルミニウム押出成形品50に関連して設けられた固定クリップ64と係合するように構成されている。
この実施形態に係るアルミニウム押出成形品50には追加の細長い突起54が設けられている。この突起54は、チャネル22に隣接して設けられたキャビティの壁に設けられている。突起54は、それに関連した固定クリップ64を受け入れるように設計されている。第1及び第2の楔部材12、14の両方が夫々の第1及び第2の細長い保持手段に挿入されると、取外し可能なカバープレート60が所定の位置にクリップ留めされ、アルミニウム押出成形品50に固定され、図13及び14に示すように、第1の楔部材12は、実質的に隠蔽される。最終結果は、図7に示す例と同様に、パネル16とアルミニウム押出成形品50の間の接合部の外観に一層審美的な心地良さを与える。
パネル16を本実施形態のフレーミングシステム40にて設置する好ましい方法は、前述の実施形態と実質的に同様であり、重複した説明はしない。前に述べたように、主な相違は、取外し可能なカバープレート60を所定の位置にクリップ留めし、アルミニウム押出成形品50に固定する方法にある。
図15〜図18は、本発明係るアルミニウム押出成形品フレーミングシステム90の別の実施形態を図示し、ドアのヒンジの一部を隠蔽するために使われる。フレーミングシステム90は、前述の実施形態に係るアルミニウム押出成形品20と同様のアルミニウム押出成形品100を含む。この実施形態では、アルミニウム押出成形品100はキャビティ102を含み、その中にてヒンジ92の一部を隠蔽することができる。アルミニウム押出成形品100は、典型的には、ドア(図示せず)用のドアフレームの一部を形成することができる。図15〜図17に明瞭に分かるように、隠蔽されるべきヒンジの一部は、キャビティ102に受け入れられるように曲げられている。次に、図15に示すように、ヒンジ92をドアフレームに接続するためのねじ締め具94を、ヒンジの一部を通してドアフレームにねじ込むことができる。
フレーミングシステム90は、更に、カバープレート104を含み、このカバープレート104は、アルミニウム押出成形品100に固定することができ、キャビティ102を覆うように構成されている。使用時に、取外し可能なカバープレート104が押出成形品100に固定されると、キャビティ102に受け入れられたヒンジ92の一部は実質的に隠蔽される。図18bにて最も明瞭に分かるように、カバープレート104には、一対の狭い長方形の開口106が形成されており、この開口106はキャビティ102内に受け入れられているヒンジ92の一部を貫通して受け入れる寸法に構成されている。ヒンジ92の一部とねじ締め具94の両方がキャビティ内に隠蔽され、ドアフレームの仕上がりに一層審美的な心地良さを与える。
図15〜図18の実施形態は、ドアのヒンジを隠蔽することに関して説明されている。ただし、ロックなどの他のドアハードウエアのアイテムも、ドアヒンジが隠蔽されるのと同様な方法で、適切に対応することで隠蔽されることができることに留意されたい。
標準的なアルミニウムフレームを参照して実施形態を説明したが、本発明は熱的遮断されたアルミニウムシステムにも同様に適用できることに留意されたい。後者の場合、慣用的な手段として、外部から内部への熱伝達を阻止するためにPVC部材又は熱的遮断が含まれている。
図19(a)〜図19(e)は、本発明に係るフレーミングシステム110のさらなる実施形態を図示しており、上述の第1又は第2の実施形態と組み合わせて使用してもよいが、又は独立したシステムとして使用することができる。この実施形態に係るフレーミングシステム110は、パネル116の縁部を受け入れるチャネル122を有するアルミニウム押出成形品120を含み、チャネル122は一対の対向する側壁124によって形成されている。この実施形態では、チャネルの第1の側壁124bは、取外し可能な支持部材126の一部によって形成される(図19(c)〜図19(e)を参照)。第1の側壁124bは第1の細長い保持手段128を有し、保持手段128は、それに関連した第1の楔部材112を受け入れるように、押出成形品120の全長に亘って延在する。第1の楔部材112は、パネル116をフレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成されている。
フレーミングシステム110は、更に、取外し可能なカバープレート130を含み、取外し可能なカバープレート130は、押出成形品120に固定され、チャネル122の第1の側壁124bの上端縁に近接して受け入れられるように構成されている。使用時に、第1の楔部材112が第1の保持手段128に関連して受け入れられた状態でパネル116がチャネル122に設置されるとき、取外し可能なカバープレート130が押出成形品120に固定されると第1の楔部材は実質的に隠蔽される。
好ましくは、第1の楔部材124は一対の楔部材の1つであり、フレーミングシステム110は、更に、パネルをフレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第2の楔部材114を含む。好ましくは、第2の側壁124aには、第2の細長い保持手段132が形成され、保持手段132は、それに関連した第2の楔部材114を受け入れるために押出成形品120の全長に亘って延在する。
第1及び第2の実施形態と同様に、細長いリップ136が、チャネル122の第2の側壁124aの上端縁に沿って設けられている。好ましくは、細長いリップ136とカバープレート130の両方は、設置後にパネル116に隣接し且つ近接して位置する縁部を夫々有する。
この実施形態のアルミニウム押出成形品120は、典型的には窓又はドアフレームの底部フレーム部材として使用されるため、敷居部分120と呼ばれる。典型的な窓枠には、4つのサイドフレーム部材が有る。2つの垂直側部フレーム部材及び上部側部フレーム部材は、典型的には、第1及び第2の実施形態のアルミニウム押出成形品20又は50を含む。しかしながら、通常は底部又は敷居である第4のサイドフレーム部材には、片側が開いている敷居部分120が使用される。敷居部分120が片側で開いている理由は、ガラス板を組み立てられた窓枠に挿入できるようにするためである。理論的には、窓枠の4辺すべてに敷居部分120を使用して窓ガラスを嵌めることができる。
ここで、図19(a)〜図19(e)を参照して、パネル116、例えば、窓ガラスをフレーミングシステム110のアルミニウム押出成形品120に取り付ける好ましい方法を説明する。
第1に、第2の楔部材114が、好ましくは、第2の側壁24a上の第2の細長い保持手段132に関連して挿入される。第2の側壁124a上の第2の細長い保持手段132の位置、及び第2の楔部材114の形状は、設置時に、第2の楔部材114が細長いリップ126の下に実質的に隠蔽されるように構成されていることが理解されよう。
次に、図19(b)に示すように、窓ガラス116の縁部がアルミニウム押出成形品120に形成されたチャネル122に受け入れられた状態で、窓ガラス116をフレームに取付け、第2の楔部材114に対して押し付ける。勿論、チャネル122は、この特定の厚さの窓ガラスをその中に受け入れるように設計及び寸法が決められている。窓ガラス116がチャネル122に設置されると、細長いリップ126の細長い縁部が窓ガラス116に隣接し且つ近接した位置にある。
従って、図19(c)〜図19(e)に示すように、窓ガラス116がチャネル122内に正しく配置された状態で、支持部材126が適切な位置にクリップ留めされる。支持部材126上の足が、アルミニウム押出成形品120に設けられた第1の細長い保持クリップ118の下に引っ掛かり、次に支持部材126が所定の位置にカチッと嵌る。ここで、支持部材126上の第1の側壁124bは、第2の側壁124aとともに、アルミニウム押出成形品120のチャネル122を形成する。
次に、図19(d)に示すように、第1の楔部材112が、窓ガラス116とチャネル122の第1の側壁124bとの間の狭い隙間に挿入される。第1の楔部材112は、図119(d)及び図119(e)に示すように、この狭い隙間に押し込まれることができるように設計されている。第1の楔部材112の後面には、第1の細長い保持手段128を捕捉する突出リブが形成されている。従って、第1の楔部材12が窓ガラス116とチャネル122の第2の壁124bとの間の狭い隙間の中に楔止めされ、第1の細長い保持手段128によって保持されると、それを取り外すことは事実上不可能であり、窓ガラス116はチャネル122に強固に且つ確実に楔止めされた状態となる。
最後に、図19(e)に示すように、取外し可能なカバープレート130をアルミニウム押出成形品120に取り付けられる。この実施形態に係る取外し可能なカバープレート130には、その長さに沿って各縁部に第1及び第2の細長い保持クリップが設けられており、この保持クリップは支持部材126及びアルミニウム押出成形品120に設けられた、適合する細長い突起の下でクリップ留めするように設計されている。一旦、取外し可能なカバープレート130が取り付けられると、取外し可能なカバープレート130の細長い縁部は、細長いリップ126の反対側で窓ガラス116に隣接し且つ近接した位置にある。前述の実施形態と同様に、取外し可能なカバープレート130は、取外し可能なカバープレート130がアルミニウム押出成形品120に固定されるとき、第1の楔部材112が実質的に隠蔽され且つ視界から遮られることを確実化する。最終的な結果は、窓ガラスとアルミニウム押出成形品の間の接合部の外観に一層審美的な心地良さを与える。
図20(a)〜図20(e)は、本発明に係るフレーミングシステム140のさらに別の実施形態を示し、サッシ窓(又はスライド窓)用の窓サッシ部150の形状のアルミニウム押出成形品を含む。アルミニウム押出成形品150は、ガラス板154の縁部を受け入れるように構成されたチャネル152を有し、このチャネルは、一対の対向する側壁142によって形成されている。この実施形態では、チャネルの第1の側壁142bは、取外し可能な支持部材158の一部によって形成される(図20(b)、図20(e)及び図20(f)を参照)。第1の側壁142bは、第1の細長い保持手段を有し、この保持手段は、関連する第1の楔部材156を受け入れるために支持部材158の全長に亘って延在する。第1の楔部材156は、パネル116をフレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成されている。
図20(e)及び図20(f)に示すように、支持部材158は、アルミニウム押出成形品150の所定の位置にクリップ留めされる。支持部材126上の足は、アルミニウム押出成形品120に設けられた第1の細長い保持クリップ118の下に引っ掛かり、次いで、支持部材126は、所定の位置にカチッと嵌ることができる。ここで、支持部材126の第1の側壁124bは、第2の側壁124aとともに、アルミニウム押出成形品120のチャネル122を形成する。
フレーミングシステム140は、更に、取外し可能なカバープレート144を含み、この取外し可能なカバープレート144は、押出成形品150に固定され、チャネル152の第1の側壁142bの上端縁に近接して受け入れられるように構成されている。使用時に、第1の楔部材156が第1の保持手段に関連して受け入れられた状態で窓ガラス154がチャネル152内に設置されるとき、取外し可能なカバープレート144が押出成形品150に固定されると第1の楔部材は実質的に隠蔽される。
取外し可能なカバープレート144が押出成形品150に固定される方法は、フレーミングシステム40の第2の実施形態と同様である。この実施形態の取外し可能なカバープレート144には、その長さに沿って一方の縁部に第1の細長い保持クリップが設けられ、この第1の細長い保持クリップは、取外し可能な支持部材158に設けられた適合する細長い凹部と係合するように設計されている。第2の細長い保持クリップ152は、その長さに沿って、取外し可能なカバープレート144の幅の中間に設けられ(図20(c)参照)、支持部材158に関連して設けられた固定クリップ146と係合するように構成されている。
この実施形態に係る取外し可能な支持部材158には追加の細長い突起148(図20(b)参照)が設けられ、突起148は、その長さに沿って、支持部材の幅の中間に設けられている。突起148は、関連した固定クリップ146を受け入れるように設計されている。第1の楔部材156が第1の細長い保持手段に挿入されると、図20(f)に示すように、取外し可能なカバープレート144が所定の位置にクリップ留めされ、支持部材158に固定される。その結果、第1の楔部材156は実質的に隠蔽される。最終結果は、窓ガラス16とアルミニウム押出成形品(サッシ部分)150との間の接合部の外観に一層審美的な心地良さを与える。
図21〜図24に、本発明係るアルミニウム押出成形品フレーミングシステム160のさらに別の実施形態が示されている。フレーミングシステム160は、第1の実施形態のフレーミングシステム10と同様であり、従って、同じ要素は同じ参照番号が付され、重複した説明は省略する。フレーミングシステム10と同様に、フレーミングシステム160は取外し可能なカバープレート30を含み、取外し可能なカバープレート30は、押出成形品20に固定され、チャネル22の第1の側壁24bの上端縁に近接して受け入れられるように構成されており、これによって、使用時に、第1の楔部材12が第1の保持手段28に関連して受け入れられた状態でパネル16がチャネル22に設置されるとき、取外し可能なカバープレート30が押出成形品20に固定されると第1の楔部材12は実質的に隠蔽される。
好都合なことに、カバープレート30は、アルミニウム押出成形品20内において他のものを隠蔽するために使用することもできる。この実施形態では、カバープレート30は、アルミニウム押出成形品内に設けられたキャビティ内にて、取外し可能なカバープレート30の背後に設置された照明器具162を隠蔽するために使用され、そのため、使用時に、照明効果がパネル16に隣接して創り出されることができる。図示した実施形態では、照明効果は、カバープレート30にレーザーカットされたパターン、言葉、ロゴまたは他の印164であり、使用時に、照明器具162のスイッチがオンにされると、レーザーカットの印を介して光輝いて照明効果を創出する。
典型的には、照明器具162は、図24に示すように、アルミニウム押出成形品20内に設けられたキャビティ内にてカバープレート30のすぐ後ろに取り付けられたLEDアレイである。好ましくは、図22に示すように、照明効果を高めるために、照明器具162とレーザーカット印との間にて、カバープレート30の背後にカラーフィルター及び/又はディフューザ166も設置される。或いは、レーザーカットの印の代わりに、カバープレート30に開口が設けられ、図23に示すように、その中に別の種類の照明器具168が受け入れられ、この照明器具168は、光源及びカラーフィルター及び/又は照明器具に一体化したディフューザを有する。
図25〜図39は、本発明に係る押出成形品フレーミングシステム170の別の実施形態を示し、ドア/窓又は他のパネルのヒンジの一部を隠蔽するために使用できる。特に、ヒンジ172のネジ固定具を隠蔽することにより、滑らかで途切れない仕上がりを創出することができるように設計される。この場合、例えば、各サッシ内に装着されたガラスパネルを備えた2つ折りドアのドアとドアヒンジ接続用である。これにより、パネルの上部から下部まで連続した密封が可能になるため、システムの耐候性が向上する。
フレーミングシステム170は、ガラスドアのサッシ部分を形成する実質的に同一の第1及び第2のドアフレーム押出成形品174を含む。この実施形態では、各押出成形品174は、ヒンジ172の一部を隠蔽することができるキャビティ176を含む。図25及び図26から明らかなように、切り欠き178がサッシ部の縁部に設けられており、これを通して隠蔽されるヒンジの一部がキャビティ176に受け入れられるように延びている。さらに、ヒンジ172自体は、図28(b)及び図29で最も明確にわかるように、押出成形品174のプロファイルに整合するように修正された形状を有し、そのため、ヒンジ172がキャビティ内に受け入れられると、ヒンジの一部がサッシ部分の切り欠き178を置き換える。
フレーミングシステム170は、更に、一対のカバープレート180を含み、このカバープレート180は、夫々の押出成形品174に固定されることができ、各キャビティ176を覆うように構成されている。使用時に、取外し可能なカバープレート180が夫々の押出成形品174に固定されると、キャビティ176内に受け入れられたヒンジ172の一部は実質的に隠蔽される。図25に最も明瞭に見られるように、各カバープレート180には、狭い断熱部182が形成され、この断熱部182は、カバープレート180の全長に亘って延在する。図26と図27に示すように、ヒンジ172の一部とヒンジをサッシに固定するために使用されるネジ留め具の両方は、夫々のキャビティ176内に隠蔽され、ドアフレームの仕上がりに一層審美的な心地良さを提供する。
ドア/窓又は他のパネルのヒンジの一部を隠蔽するための押出成形品フレーミングシステム170の前述の実施形態は、押出成形されたアルミニウムから製造される必要がないことは明らかであろう。それは、例えば、UPVC、ガラス繊維又は他の硬質プラスチック又は複合材料を含む、任意の適切な材料から押出成形されてもよい。また、このような材料の組み合わせからも形成できる。これは、図30〜図36に示す実施形態にも当てはまる。
図30〜図33は本発明に係る押出成形品フレーミングシステム190の別の実施形態を示し、ドア/窓又は他のパネルのヒンジの一部を隠蔽するために使用できる。フレーミングシステム190は、前述の実施形態のアルミニウム押出成形品174と同様なドアフレーム押出成形品192と、ドアジャム押出成形品194とを含む。この実施形態では、押出成形品192は、ヒンジ198の一部を隠蔽することができるキャビティ196を含む。押出成形品192は、通常、ガラスドア(図示せず)用のフレーム又はサッシ部分の一部を形成するであろう。図30から明らかなように、サッシ部分の一方の縁部に切り欠き202が設けられており、これを通って隠蔽されるヒンジ198の一部がキャビティ196内に受け入れられるように延びている。さらに、ヒンジ198自体は、図32及び図33に最も明確に見られるように、押出成形品192のプロファイルに整合するように修正された形状を有し、そのため、ヒンジ198がキャビティに受け入れられると、ヒンジの一部はサッシ部分の縁部にある切り欠き202を置き換える。フレーミングシステム190は、更にカバープレート200を含み、カバープレート200は押出成形品192に固定されることができ、キャビティ196を覆うように構成されている。
フレーミングシステム190は、ドアジャム押出成形品194を含み、この押出成形品194はヒンジ198の他の部分を隠蔽することができるキャビティ202を含む。押出成形品194は、典型的には、ドア(図示せず)用のジャム(わき柱)の一部を形成する。フレーミングシステム190は更にカバープレート204を含み、カバープレート204は、押出成形品194に固定されることができ、キャビティ202を覆うように構成されている。使用時に、取外し可能なカバープレート204が押出成形品194に固定されると、キャビティ202に受け入れられたヒンジ198の一部は実質的に隠蔽される。図30に最も明確に見られるように、カバープレート204には狭い長方形の開口206が形成されており、この開口206は、キャビティ202内に受け入れられたヒンジ198の一部を貫通して受け入れる寸法を有する。図31に示すように、ヒンジ198の一部とねじ締め具の両方がキャビティ内に隠蔽され、ドアジャムの仕上がりに一層審美的な心地良さを与える。
前述の実施形態と同様に、各カバープレート200及び204には、カバープレートの全長に亘って延在する狭い断熱部182が形成されている。
図25から図33の実施形態は、ドアのヒンジを隠蔽することに関して説明されている。ただし、前述のように、ロックなどの他のドアハードウエアのアイテムも、ドアヒンジが隠蔽されるのと同様な方法で、適切に対応することで隠蔽されることができる。
図34から図36は、本発明による押出成形品フレーミングシステム210の別の実施形態を示しており、パネルをフレーミングシステムにて所定の位置に保持するための保持機構の一部又は全部を隠蔽するために使用できる。保持機構は、ロック、ヒンジ、磁気キャッチ、又はドア、窓、又は他のパネルを所定の位置に保持するためのその他の機構の固定具又は本体であってもよい。フレーミングシステム210はキャビティ214を備えた押出成形品212を含み、キャビティ214にて、パネルをフレーミングシステムにて所定の位置に保持するための保持機構の一部を隠蔽することができる。夫々の場合において、保持機構は、押出成形品及び/又はドア、窓、又は他のパネルに機械的に接続されるように構成された機構を含む。
図34から図36に示す実施形態では、パネルをフレーミングシステム210にて所定の位置に保持するための保持機構は、磁気キャッチ機構216である。典型的には、磁気キャッチ機構は、第1及び第2の磁石218a及び218bを含み、これらを近接させると強い引力を発揮してパネルを閉位置に保持する。
図34に示す実施形態では、第1の磁石218aは、パネル用のフレームを形成する押出成形品212のキャビティ214内に隠蔽されている。取外し可能なカバープレート220は、押出成形品212に固定されるように構成され、更に、キャビティ214内の第1の磁石218aを隠蔽するために設けられる。第2の磁石218bは、パネル用のジャムを形成するために使用される押出成形品224のキャビティ222内に隠蔽される。取外し可能なカバープレート226は、押出成形品224に固定されるように構成され、且つ、キャビティ222内の第2の磁石218bを隠蔽するために設けられる。
図35に示す実施形態では、第1の磁石218aは、図34に示す例と同様に、パネル用のフレームを形成する押出成形品212のキャビティ214内に隠蔽されている。キャビティ214内に第1の磁石218aを隠蔽するために、カバープレート220が設けられている。しかしながら、第2の磁石218bは、パネル用のジャムを形成するために使用される押出成形品224の別のキャビティ228内に隠蔽されている。取外し可能なカバープレート230は、押出成形品224に固定されるように構成され、キャビティ228内の第2の磁石218bを隠蔽するために設けられる。この実施形態の取外し可能なカバープレート230は、ゴム製のドアシール232を支持するためにも使用され、ドアシール232は、パネルが閉位置にあるときにパネル用のフレーム212を押圧する。
図36に示す実施形態では、第1の磁石218aは、図34に示す例と同様に再び、パネル用のフレームを形成する押出成形品212のキャビティ214内に隠蔽されるが、磁石218aがフレームの一方の側により近接して配置されている点が異なる。キャビティ214内に第1の磁石218aを隠蔽するために、カバープレート220が設けられている。第2の磁石218bはゴム製のドアシール232内に隠蔽されており、ドアシール232は、パネル用のジャムのための押出成形品224に設けられた取外し可能なカバープレート230に支持されている。
図40及び図41は、本発明による押出成形品フレーミングシステム260の別の実施形態を示しており、パネルをフレーミングシステムにて所定の位置に保持するための保持機構の一部又は全部を隠蔽するために使用できる。フレーミングシステム260は、キャビティ264を有するドア用のアルミニウムフレーム押出成形品262を含み、キャビティ264にて、パネルをフレーミングシステムにて所定の位置に保持するためのロック機構266の一部を隠蔽することができる。
図40及び図41の実施形態では、パネルをフレーミングシステム260にて所定の位置に保持するための保持機構は、ロック機構266である。典型的には、ロック機構266はラッチ機構268を含み、ラッチ機構268は、ドアを閉位置に保持するために、ストライクプレートを通ってドアフレーム(図示せず)内に延びるラッチを有する。図41に示す実施形態では、ラッチ機構268は、ドア用のフレームを形成する押出成形品262のキャビティ264内に隠蔽される。取外し可能なカバープレート270は、押出成形品262に固定されるように構成され、キャビティ264内のラッチ機構の一部を隠蔽するように設けられる。カバープレート270には、図40に示すように、開口272が設けられており、この開口を通って、ラッチ機構のラッチが突出する。これは、通常見えるラッチ機構268の唯一の部分である。
図34から図36、図40、及び図41に示す実施形態の夫々において、使用時に、取外し可能なカバープレートが夫々の押出成形品に固定されると、保持機構の少なくとも一部が実質的に隠蔽されることがわかる。
図37から図39に、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステム240のさらに別の実施形態を示す。フレーミングシステム240は、パネル244をフレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第1及び第2の楔部材242a及び242bを含む。第1及び第2の楔部材242は、図1から図10に示す第1の実施形態の第2の楔部材14と同様である。
フレーミングシステム240は更に第1のアルミニウム押出成形品246を含み、押出成形品246は、パネル244の縁部を受け入れるように構成されたチャネルを形成しており、このチャネルは一対の対向する側壁によって形成される。チャネルの第1の側壁は、関連した第1の楔部材242aを受け入れるために、押出成形品246の全長に亘って延在する第1の細長い保持手段248を有する。
図37に示すように、第2のアルミニウム押出成形品250は、第1の押出成形品246に固定されるように構成され、チャネルを形成する一対の対向する側壁の第2の側壁を提供する。第2の側壁は第2の細長い保持手段252を有し、保持手段252は、関連した第2の楔部材242bを受け入れるように押出成形品250の全長に亘って延在する。使用時に、第1の楔部材242aが第1の保持手段248に関連して受け入れられ且つ第2の楔部材242bが第2の保持手段252に関連して受け入れられた状態でパネル244がチャネルに設置されるとき、第2の押出成形品250が第1の押出成形品246に固定されると第1及び第2の楔部材は実質的に隠蔽される。
好ましくは、チャネルの第1及び第2の側壁の両方の上端縁に沿って細長いリップ254が設けられる。好ましくは、第1及び第2の側壁の両方の上端縁に沿って設けられた細長いリップ254は、図37に示すように、設置後にパネル244に隣接し且つ近接した位置にある縁部を有する。
前述の実施形態の夫々において取外し可能なカバープレートは、フレーミングシステム用の押出成形品とは異なる材料から作られてもよいことは明らかであろう。さらに、カバープレートは、任意の適切な手段、例えばプラスチック製クリップ、磁石、面ファスナー、接着剤、シリコン等によって、押出成形品に接続されてよい。本発明のフレーミングシステムは、天幕、両開き、旋回及びスライド又はヒンジを含むあらゆる種類のドア、窓及びパネルに適用可能である。
グレージングフレーミングシステム及び方法のいくつかの実施形態が詳細に説明されたが、説明された実施形態は、以下を含む従来技術を超える多くの利点を提供することが明らかであろう。
(i)これらの実施形態は、ガラス板とアルミニウム押出成形品との間の接合部に、より目立たない、且つ、一層審美的で心地よい外観を提供する。
(ii)これらの実施形態は、ガラス板をアルミニウム押出成形品に楔止めするために使用される楔部材を隠蔽することにより、それを実質的に見えないようにすることによって、実現される。
(iii)これらの実施形態は、パネルを所定の位置に保持するための他の種類の固定具又は保持機構を隠蔽し、それによって、一層審美的な心地良い仕上げを創り出すために、用いられる。
本発明の基本的な発明概念から逸脱することなく、既に説明した実施形態に加えて、前述の実施形態に様々な修正及び改善を加えることができることは、当業者には容易に理解されよう。例えば、パネルをアルミニウム押出成形品にて楔止めするために使用される楔部材の数、形状、及び形式は、添付の図面に示されているものとは大幅に異なる場合があろう。従って、本発明の範囲は、記載された特定の実施形態に限定されないことが理解されよう。
本発明は、グレージングフレーミングシステム及び方法に関し、これには限定されないが、特に、ガラスをアルミニウムフレーム押出成形品に固定するためのそのようなシステム及び方法に関する。また、本発明は、隠蔽されたヒンジキャビティを備えたフレーミングシステムに関し、特に、これには限定されないが、アルミニウムフレーム押出成形品にて隠蔽されたヒンジキャビティを備えたそのようなシステムに関する。
従来のグレージングシステムでは、アルミニウム押出成形品によって作られたフレームを提供するのが一般的である。押出成形品はチャネルを有し、チャネルに、パネルを押出成形品に固定及び密封するための1つ以上のゴム又はPVCグレージング楔部材と共に、ガラスパネル又はガラス板の縁部が受け入れられる。通常、2つの楔部材が、ガラスパネルの各側に1つずつ、押出成形品に受け入れられる。これらの楔部材の1つ又は両方が、設置後に窓又はドアの全周の周りに明確に見える。通常、楔部材の色は黒又は中立色であるが、隣接する押出成形品とは対照的な色であることが多く、従って、窓やドアフレームの美観をある程度損なう。
本発明は、グレージングパネルをアルミニウム押出成形品にて固定及び密封するために使用される楔部材が、設置後に実質的に視界から遮られるか又は隠蔽されるアルミニウム押出成形品フレーミングシステム及び方法を提供する目的で開発された。本発明は、窓及びドア用の窓ガラスパネルへの適用に限定されるものではなく、1つ又は複数の楔部材でアルミニウム押出成形品内に固定される他の種類のパネルでも使用できることが理解されよう。
本発明はまた、ドア又は窓パネルをフレーミングシステムにて固定するために使用されるヒンジが設置後に実質的に視界から遮られるか又は隠蔽されるフレーミングシステムを提供する目的で開発された。本発明は、その用途が窓及びドア用のパネルに限定されるものではなく、1つ以上のヒンジでアルミニウム押出成形品に固定される他の種類のパネルにも使用できることが理解されよう。
本明細書における先行技術への言及は、専ら説明の目的のために提供されており、そのような先行技術がオーストラリア又は他の地域の一般的な知識の一部であることを認めるものとみなされるべきではない。
本発明の一態様によれば、フレーミングシステム用アルミニウム押出成形品が提供され、該押出成形品は、
パネルの縁部を受け入れるように構成され、一対の対向する側壁によって形成されたチャネルと、関連する第1の楔部材を受け入れるための該押出成形品の全長に亘って延在する第1の細長い保持手段を有する第1の側壁と、
前記チャネルに隣接し該押出成形品の側壁と前記チャネルの前記第1の側壁の間に設けられたキャビティと、
該押出成形品に固定されるように、且つ、前記チャネルの前記第1の側壁の上端縁に近接して受け入れられるように構成された取外し可能なカバープレートであって、前記キャビティの上に該押出成形品の前記側壁の上端縁を超えないで延在する、取外し可能なカバープレートとを含み、使用時に、楔部材が前記第1の細長い保持手段に関連して受け入れられた状態でパネルが前記チャネルに設置されるとき、前記カバープレートが該押出成形品に固定されると前記楔部材は実質的に隠蔽される。
好ましくは、前記楔部材は、一対の楔部材のうちの1つであり、該フレーミングシステムは、更に、パネルを該フレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第2の楔部材を有する。好ましくは、前記チャネルの第2の側壁には、関連する前記第2の楔部材を受け入れるための該押出成形品の全長に亘って延在する第2の細長い保持手段が形成されている。
一実施形態では、前記チャネルの前記第2の側壁の上端縁に沿って細長いリップが設けられている。
好ましくは、前記細長いリップ及び前記カバープレートの各々は、設置後に前記パネルに隣接し且つ近接して位置する縁部を有する。
本発明の別の態様によれば、アルミニウム押出成形品フレーミングシステムが提供され、該フレーミングシステムは、
パネルを該フレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第1の楔部材と、
パネルの縁部を受け入れるように構成され、一対の対向する側壁によって形成されたチャネルを有するアルミニウム押出成形品と、関連する前記第1の楔部材を受け入れるための該押出成形品の全長に亘って延在する第1の細長い保持手段を有する第1の側壁であって、該押出成形品は、また前記チャネルに隣接し該押出成形品の側壁と前記チャネルの前記第1の側壁の間に設けられたキャビティを有する第1の側壁と、
該押出成形品に固定されるように、且つ、前記チャネルの前記第1の側壁の上端縁に近接して受け入れられるように構成された取外し可能なカバープレートであって、前記キャビティの上に該押出成形品の前記側壁の上端縁を超えないで延在する、取外し可能なカバープレートとを含み、使用時に、前記第1の楔部材が前記第1の細長い保持手段に関連して受け入れられた状態でパネルが前記チャネルに設置されるとき、前記取外し可能なカバープレートが該押出成形品に固定されると前記第1の楔部材は実質的に隠蔽される。
好ましくは、前記第1の楔部材は、一対の楔部材のうちの1つであり、該フレーミングシステムは、更に、パネルを該フレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第2の楔部材を有する。好ましくは、第2の側壁には、関連する前記第2の楔部材を受け入れるための該押出成形品の全長に亘って延在する第2の細長い保持手段が形成されている。
一実施形態では、前記チャネルの前記第2の側壁の上端縁に沿って細長いリップが設けられている。
有利には、前記取外し可能なカバープレートの背後にて、該アルミニウム押出成形品内に設けられたキャビティに、照明器具を設置することが可能であり、使用時に、前記パネルに隣接して照明効果を創出することができる。一実施形態では、前記照明効果は、前記カバープレートにレーザーカットされたパターン、言葉、ロゴまたは他の印であり、使用時に、前記照明器具のスイッチがオンにされると、レーザーカットを介して光輝いて該照明効果を創出する。好ましくは、前記照明効果を創出又は高めるために、前記カバープレートの内部又は背後に着色フィルタ及び/又がディフューザを設置されている。
本発明の別の態様によれば、パネルをフレーミングシステムにて設置する方法が提供され、該フレーミングシステムは、アルミニウム押出成形品を含み、該アルミニウム押出成形品は、パネルの縁部を受け入れるように構成され一対の対向する側壁によって形成されたチャネルを有し、該押出成形品は、また前記チャネルに隣接し該押出成形品の側壁と前記チャネルの前記第1の側壁の間に設けられたキャビティを有し、該方法は、
パネルを前記チャネル内に挿入するステップと、
第1の楔部材を前記パネルと前記チャネルの第1の側壁との間に形成された隙間に挿入するステップであって、前記第1の楔部材を、前記チャネルの前記第1の側壁に形成され、関連する前記第1の楔部材を受け入れるための該押出成形品の全長に亘って延在する第1の細長い保持手段に係合させるステップと、
前記キャビティの上に該押出成形品の前記側壁の上端縁を超えないで延在するように、取外し可能なカバープレートを前記チャネルの前記第1の側壁の上端縁に近接して該押出成形品に固定するステップとを含み、使用時に、前記第1の楔部材は前記カバープレートによって実質的に隠蔽される。
好ましくは、前記方法は、更に、前記パネルを前記チャネル内に挿入するステップの前に、
第2の楔部材を第2の細長い保持手段に挿入するステップであって、前記第2の細長い保持手段は、前記チャネルの第2の側壁に形成され、関連する前記第2の楔部材を受け入れるために該押出成形品の全長に亘って延在する、ステップと、を有する。一実施形態では、前記チャネルの前記第2の側壁の上端縁に沿って細長いリップが設けられ、前記第2の側壁上の前記第2の細長い保持手段の位置と前記第2の楔部材の形状は、前記第2の楔部材は前記細長いリップによって実質的に隠蔽されるように構成されている。
本発明のさらなる態様によれば、パネル用フレーミングシステムが提供され、該フレーミングシステムは、
キャビティを有する押出成形品であって、該キャビティ内にてパネル用ヒンジの一部は隠蔽されるように構成され、該キャビティは切り欠き部を有し、該切り欠き部を通して隠蔽されるヒンジの一部が延びている押出成形品と、
前記パネル用ヒンジであって、前記キャビティ内に受け入れられたヒンジの一部が、前記切り欠き部の領域にて、前記押出成形品のプロフィールに整合するように修正された形状を有し、隠蔽される前記ヒンジの一部が前記キャビティ内に受け入れられると、前記ヒンジの部分が前記キャビティの前記切り欠き部を置き換える前記パネル用ヒンジと、
前記キャビティを覆うように前記押出成形品に固定されるように構成された取り外し可能なカバープレートとを含み、使用時に、前記取り外し可能なカバープレートが前記押出成形品に固定されると前記ヒンジの一部は実質的に隠蔽される。
一実施形態では、前記パネル用ヒンジは、二つ折りドアフレーミングシステムにて2つ以上のドアを一緒に保持するためのヒンジである。
別の実施形態では、前記パネル用ヒンジは、ドアジャムフレーミングシステムにて1つのドアを保持するためのヒンジである。
本発明のさらに別の態様によれば、パネル用フレーミングシステムが提供され、該フレーミングシステムは、
キャビティを有する押出成形品であって、該キャビティ内にて、パネルを該フレーミングシステムにて所定の位置に保持するための保持機構の一部は隠蔽され、該保持機構は、前記押出成形品及び/又は前記パネルに機械的に接続されるように構成され、前記パネルを閉位置に保持する磁気キャッチ機構又はロック機構を有する押出成形品と、
前記キャビティを覆うように前記押出成形品に固定されるように構成された取り外し可能なカバープレートとを含み、使用時に、前記取り外し可能なカバープレートが前記押出成形品に固定されると前記保持機構の一部は実質的に隠蔽される。
本発明のさらに別の態様によれば、フレーミングシステム用押出成形品が提供され、該押出成形品は、
キャビティであって、該キャビティ内にて、パネルを該フレーミングシステムにて所定の位置に保持するための保持機構の一部は隠蔽され、該保持機構は、前記押出成形品及び/又は前記パネルに機械的に接続されるように構成され、前記パネルを閉位置に保持する磁気キャッチ機構又はロック機構を含むキャビティと、
前記キャビティを覆うように前記押出成形品に固定されるように構成された取り外し可能なカバープレートとを含み、使用時に、前記取り外し可能なカバープレートが前記押出成形品に固定されると前記保持機構の一部は実質的に隠蔽される。
典型的には、前記磁気キャッチ機構は第1及び第2の磁石を含み、該磁石は近接したときに強い吸引力を与えて前記パネルを閉位置に保持する。好ましくは、前記第1の磁石は、前記パネル用のジャムを形成するフレーム用の押出成形品にてキャビティ内に隠蔽され、前記第2の磁石は、前記パネルのフレーム用の押出成形品にてキャビティ内に隠蔽される。
明細書全体を通して、文脈で特に必要とされない限り、「含む」又は「含み」などの用語「含」は、記載された整数又は整数のグループの包含を意味するが、他の整数又は整数のグループの除外を意味するものではないことは理解されよう。同様に、「好ましくは」という単語又は「好ましい」などの変形は、記載された整数又は整数のグループが望ましいが本発明の実施に必須ではないことを意味することは理解されよう。
本発明の性質は、添付図面を参照して、例としてのみ与えられたアルミニウム押出成形品フレーミングシステム及び方法のいくつかの特定の実施形態の以下の詳細な説明からよりよく理解されるであろう。
図1は、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの第1の実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法のステップを示す。 図2は、図1のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の別のステップを示す。 図3は、図1のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の最終ステップを示す。 図4は、図1のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、完全に組み立てられた状態のフレーミングシステムを示す。 図5は、図1のフレーミングシステムで使用される第2の楔部材の好ましい実施形態を示す。 図6は、図1のフレーミングシステムで使用される第1の楔部材の好ましい実施形態を示す。 図7は、図1のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの端部斜視図であり、完全に組み立てられた状態のフレーミングシステムを示す。 図8は、図1のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの側面斜視図であり、部分的に組み立てられた状態のフレーミングシステムを示す。 図9は、図1のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、フレーミングシステムで使用される異なるタイプの押出成形品を示す。 図10は、図1のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、完全に組み立てられた状態のフレーミングシステムを示す。 図11は、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの第2の実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法のステップを示す。 図12は、図11のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の別のステップを示す。 図13は、図11のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の最終ステップを示す。 図14は、図11のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、完全に組み立てられた状態のフレーミングシステムを示す。 図15は、ヒンジを隠蔽するための、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの別の実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の第1のステップを示す。 図16は、図15のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の別のステップを示す。 図17は、図15のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の最終ステップを示す。 図18aは、図15のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムで使用される取外し可能なカバープレートの端面図である。 図18bは、図15のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムで使用される取外し可能なカバープレートの平面図である。 図19aは、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのさらなる実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法における一連のステップを示す。 図19bは、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのさらなる実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法における一連のステップを示す。 図19cは、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのさらなる実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法における一連のステップを示す。 図19dは、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのさらなる実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法における一連のステップを示す。 図19eは、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのさらなる実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法における一連のステップを示す。 図20aは、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのさらに別の実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の一連のステップを示す。 図20bは、図20fのアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのいくつかの部品の断面図である。 図20cは、図20fのアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのいくつかの部品の断面図である。 図20dは、図20fのアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのいくつかの部品の断面図である。 図20eは、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのさらに別の実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の一連のステップを示す。 図20fは、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのさらに別の実施形態の断面図であり、フレーミングシステムを組み立てる好ましい方法の一連のステップを示す。 図21は、照明効果を創出するための、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの別の実施形態の斜視図である。 図22は、図21のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、照明効果を創出する一方法を示す。 図23は、図21のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、照明効果を創出する別の方法を示す。 図24は、図21のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、照明効果を創出する第3の方法を示す。 図25は、ヒンジを部分的に隠蔽するための、本発明による押出成形品フレーミングシステムのさらに別の実施形態の分解斜視図である。 図26は、図25の押出成形品フレーミングシステムの正面斜視図である。 図27は、図25の押出成形品フレーミングシステムの背面斜視図である。 図28aは、図26の押出成形品フレーミングシステムの平面図である。 図28bは、図26の押出成形品フレーミングシステムの断面図である。 図29は、図28bの枠部分の拡大図である。 図30は、ヒンジを部分的に隠蔽するための、本発明による押出成形品フレーミングシステムのさらに別の実施形態の分解斜視図である。 図31は、図30の押出成形品フレーミングシステムの正面斜視図である。 図32は、図31の押出成形品フレーミングシステムの断面図である。 図33は、図32のフレームの一部の拡大図である。 図34は、本発明による押出成形品フレーミングシステムのさらに別の実施形態の断面図であり、磁気キャッチを隠蔽する1つの方法を示す。 図35は、図34の押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、磁気キャッチを隠蔽する別の方法を示す 図36は、図34の押出成形品フレーミングシステムの断面図であり、磁気キャッチを隠蔽する第3の方法を示す 図37は、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステムのさらに別の実施形態の断面図である。 図38は、部分的に分解された図37のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの断面図である。 図39aは、図37のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの2つの部分を示す。 図39bは、図37のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムの2つの部分を示す。 図40は、ロック機構の一部を隠蔽するために使用される図41の押出成形品フレーミングシステム用のカバープレートの平面図である。 図41は、本発明による押出成形品フレーミングシステムのさらに別の実施形態の断面図であり、ドア用のロック機構の一部を隠蔽する1つの方法を示す。
図1〜図10に示すように、本発明に係るアルミニウム押出成形品フレーミングシステム10の第1の実施形態は、パネル16をフレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第1の楔部材12を含む。好ましくは、第1の楔部材12は、一対の楔部材の1つであり、第2の楔部材14も、パネル16をフレーミングシステムにて固定及び密封するために設けられる。第1及び第2の楔部材12及び14の好ましい実施形態は、夫々図6及び図5に示されている。楔部材12及び14は、典型的には、ゴム又はPVC又はシリコンなどの弾性プラスチック材料から製造される。
フレーミングシステム10は、またチャネル22を有するアルミニウム押出成形品20も含み、該チャネル22はパネル16の縁部をその中に受け入れるように構成されている。第1の側壁24bには、押出成形品20の全長に亘って延在する第1の細長い保持手段28が形成されており、該保持手段はそれ関連した第1の楔部材12を受け入れる。
フレーミングシステム10は、更に、取外し可能なカバープレート30を含み、該取外し可能なカバープレート30は、押出成形品20に固定されるように、且つ、チャネル22の第1の側壁24bの上端縁に近接して受け入れられるように構成されている。これにより、使用時に、第1の楔部材12が第1の保持手段28に関連して受け入れられた状態でパネル16がチャネル22に設置されるとき、取外し可能なカバープレート30が押出成形品20に固定されると第1の楔部材12は実質的に隠蔽される。第1の細長い保持手段28は、好ましくは、使用時に、第1の楔部材12がそれに関連して受け入れられたときに、カバープレート30の上に突出しないように配置される。取外し可能なカバープレート30のこの隠蔽機能は、図3及び図4に明確に示されている。
この実施形態では、チャネル22は、一対の対向する側壁24と、第2の側壁24aの上端縁に沿って設けられた細長いリップ26とを有する。好ましくは、チャネル22の第2の側壁24aには、押出成形品20の全長に亘って延在する第2の細長い保持手段32が形成され、保持手段32は、それに関連した第2の楔部材14を受け入れる。この実施形態の第1及び第2の保持手段28及び32は、設計及び機能が類似している。両方は、夫々第1及び第2の楔部材12及び14の一部をその中に受け入れるように構成された溝の形状である。両方の場合において、保持手段28及び32の溝には、溝の全長に亘って延在する一対の内向きに延びる対向するリップが形成され、これらのリップは、その溝に受け入れられた夫々の楔部材の一部を保持するように設計されている。
この実施形態のアルミニウム押出成形品20は、ベースプレート34も含み、このベースプレート34は押出成形品の後部に受け入れられ、押出成形品の後部を閉じるように設計されている。ベースプレート34は、L字形の直立部を有し、この直立部は押出成形品のチャネル22の後部を、特に、その中のパネル16の重量を支えるときに、支持する。
図9は、フレーミングシステム10の一部を形成する別の種類のアルミニウム押出成形品21を示す。押出成形品21は、背中合わせにクリップ留めされた2つの部分21’及び21”を含み、上下に直接配置された2つのパネル16の間に接合又は敷居部分を提供する。押出成形品21の各部分は、夫々のチャネル22内にて第1及び第2の楔部材12、14を受け入れ、チャネル内にてパネル16の縁部を楔止めする。押出成形品21の各部分には、細長いリップ26と取外し可能なカバープレート30も設けられている。フレーミングシステム10用のアルミニウム押出成形品は、様々なフレーミング要件に適合するように、多くの異なる形状及び構成で製造できることが理解されよう。
図1から図7を参照して、パネル16、この場合は窓ガラスを、フレーミングシステム10のアルミニウム押出成形品20にて設置する好ましい方法を説明する。アルミニウム押出成形品20が組み立てられ、ベースプレート34が後部に挿入される。第2の楔部材14は、好ましくは、第2の側壁24a上の第2の細長い保持手段32に関連して挿入される。第2の側壁24a上の第2の細長い保持手段32の位置、及び第2の楔部材14の形状は、設置時に第2の楔部材14が細長いリップ26の下に実質的に隠蔽されるように構成されていることが理解されよう。
次に、窓ガラス16をフレーミングシステムに設置すると、図1及び図2に示すように、窓ガラス16の縁部がアルミニウム押出成形品20のチャネル22に受け入れられ、第2の楔部材14を押圧する。当然ながら、チャネル22は、この特定の厚さの窓ガラスをその中に受け入れるように設計及び寸法が決められている。窓ガラス16がチャネル22に設置されると、細長いリップ26の細長い縁部がパネルに隣接し且つに近接して位置する。好ましくは、第2の楔部材14には、図2に示すように、窓ガラス16と細長いリップ26の縁部との間に延びる小さなリップが形成されている。これにより、窓ガラス16がチャネル22内にて密封され、チャネル22への水の進入が阻止されることが確実化される。
図2に示すように、窓ガラス16がこのようにチャネル22に正しく配置された状態で、第1の楔部材12が窓ガラス16とチャネル22の第1の側壁24bとの間の狭い隙間に挿入される。図3及び図4に示すように、第1の楔部材12は、楔部材12が挿入されるときに屈曲する一連の平行な翼部を有するように設計されており、それによって、狭い隙間に押し込まれることができる。第1の楔部材12の後面には突出リブが形成されており、このリブは、この目的のために第1の細長い保持手段28の溝に設けられたリップの1つの下に引っかかる。こうして第1の楔部材12が窓ガラス16とチャネル22の第2の側壁24bとの間の狭い隙間の中に楔止めされ、第1の細長い保持手段28によって保持されると、それを取り外すことは事実上不可能であり、窓ガラス16はチャネル22に堅固且つ確実に楔止めされて保持される。
最後に、図3に示すように、取外し可能なカバープレート30をアルミニウム押出成形品20に取り付ける。この実施形態の取外し可能なカバープレート30は、その長さに沿って各縁部に第1及び第2の細長い保持クリップを備えており、これらのクリップは、アルミニウム押出成形品20に設けられた、適合する細長い突起の下でクリップ留めするように設計されている。一旦、取外し可能なカバープレート30が取り付けられると、取外し可能なカバープレート30の細長い縁部は、細長いリップ26の反対側で、窓ガラス16に隣接し且つ近接した位置にある。第1の楔部材12の上部翼部は、取外し可能なカバープレートの縁部と窓ガラス16との間の小さな隙間内に延在する。しかしながら、取外し可能なカバープレート30は、取外し可能なカバープレート30が押出成形品20に固定されるとき、第1の楔部材12が実質的に隠蔽され且つ視界から遮られることを確実なものとする。最終的な結果は、窓ガラスとアルミニウム押出成形品との間の接合部の外観を目立たなくすると同時に一層審美的な心地良さを与える。
本発明に係るアルミニウム押出成形品フレーミングシステム40の第2の実施形態が、図11〜14に示されている。フレーミングシステム40は、フレーミングシステムの第1の実施形態10と同様であり、従って、同じ要素には同じ参照番号が付されており、重複した説明はしない。フレーミングシステム40は、パネル16をフレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第1の楔部材12を含む。好ましくは、第1の楔部材12は、一対の楔部材の1つであり、第2の楔部材14も、パネル16をフレーミングシステムにて固定及び密封するために設けられる。
フレーミングシステム40は、パネル16の縁部をその中に受け入れるように構成されたチャネル22を有するアルミニウム押出成形品50も含む。チャネル22は、一対の対向する側壁24と、第2の側壁24aの上端縁に沿って設けられた細長いリップ26とを有する。第1の側壁24bには、これに関連した第1の楔部材12を受け入れるための押出成形品20の全長に亘って延在する第1の細長い保持手段28が形成されている。第1の細長い保持手段28は、使用時に、第1の楔部材12がこれに関連して受け入れられたときに第1の楔部材12が細長いリップ26の上方に突出しないように、配置される。
第1の実施形態と同様に、フレーミングシステム40は、更に、取外し可能なカバープレート60を含む。取外し可能なカバープレート60は、押出成形品50に固定され、チャネル22の第1の側壁24bの上端縁に近接して受け入れられるように構成されており、これにより、使用時に、第1の楔部材12が第1の保持手段28に関連して受けられた状態でパネル16がチャネル22に設置されるとき、取外し可能なカバープレート60が押出成形品50に固定されると第1の楔部材12は実質的に隠蔽される。取外し可能なカバープレート30のこの隠蔽機能は、図13及び図14に示されている。
好ましくは、チャネル22の第2の側壁24aには、それに関連した第2の楔部材14を受け入れるための押出成形品50の全長に亘って延在する第2の細長い保持手段32が形成されている。
この実施形態のフレーミングシステム40と前述の実施形態の主な相違は、取外し可能なカバープレート60が押出成形品50に固定される方法である。この実施形態の取外し可能なカバープレート60は、(第1の実施形態と同様)その長さに沿って一方の縁部に第1の細長い保持クリップ36を備え、この保持クリップ36は、アルミニウム押出成形品50に設けられた、適合する細長い突起の下でクリップ留めするように設計されている。第2の細長い保持クリップ62が、その長さに沿って、取外し可能なカバープレート60の幅の中間に設けられ、アルミニウム押出成形品50に関連して設けられた固定クリップ64と係合するように構成されている。
この実施形態に係るアルミニウム押出成形品50には追加の細長い突起54が設けられている。この突起54は、チャネル22に隣接して設けられたキャビティの壁に設けられている。突起54は、それに関連した固定クリップ64を受け入れるように設計されている。第1及び第2の楔部材12、14の両方が夫々の第1及び第2の細長い保持手段に挿入されると、取外し可能なカバープレート60が所定の位置にクリップ留めされ、アルミニウム押出成形品50に固定され、図13及び14に示すように、第1の楔部材12は、実質的に隠蔽される。最終結果は、図7に示す例と同様に、パネル16とアルミニウム押出成形品50の間の接合部の外観に一層審美的な心地良さを与える。
パネル16を本実施形態のフレーミングシステム40にて設置する好ましい方法は、前述の実施形態と実質的に同様であり、重複した説明はしない。前に述べたように、主な相違は、取外し可能なカバープレート60を所定の位置にクリップ留めし、アルミニウム押出成形品50に固定する方法にある。
図15〜図18は、本発明係るアルミニウム押出成形品フレーミングシステム90の別の実施形態を図示し、ドアのヒンジの一部を隠蔽するために使われる。フレーミングシステム90は、前述の実施形態に係るアルミニウム押出成形品20と同様のアルミニウム押出成形品100を含む。この実施形態では、アルミニウム押出成形品100はキャビティ102を含み、その中にてヒンジ92の一部を隠蔽することができる。アルミニウム押出成形品100は、典型的には、ドア(図示せず)用のドアフレームの一部を形成することができる。図15〜図17に明瞭に分かるように、隠蔽されるべきヒンジの一部は、キャビティ102に受け入れられるように曲げられている。次に、図15に示すように、ヒンジ92をドアフレームに接続するためのねじ締め具94を、ヒンジの一部を通してドアフレームにねじ込むことができる。
フレーミングシステム90は、更に、カバープレート104を含み、このカバープレート104は、アルミニウム押出成形品100に固定することができ、キャビティ102を覆うように構成されている。使用時に、取外し可能なカバープレート104が押出成形品100に固定されると、キャビティ102に受け入れられたヒンジ92の一部は実質的に隠蔽される。図18bにて最も明瞭に分かるように、カバープレート104には、一対の狭い長方形の開口106が形成されており、この開口106はキャビティ102内に受け入れられているヒンジ92の一部を貫通して受け入れる寸法に構成されている。ヒンジ92の一部とねじ締め具94の両方がキャビティ内に隠蔽され、ドアフレームの仕上がりに一層審美的な心地良さを与える。
図15〜図18の実施形態は、ドアのヒンジを隠蔽することに関して説明されている。ただし、ロックなどの他のドアハードウエアのアイテムも、ドアヒンジが隠蔽されるのと同様な方法で、適切に対応することで隠蔽されることができることに留意されたい。
標準的なアルミニウムフレームを参照して実施形態を説明したが、本発明は熱的遮断されたアルミニウムシステムにも同様に適用できることに留意されたい。後者の場合、慣用的な手段として、外部から内部への熱伝達を阻止するためにPVC部材又は熱的遮断が含まれている。
図19(a)〜図19(e)は、本発明に係るフレーミングシステム110のさらなる実施形態を図示しており、上述の第1又は第2の実施形態と組み合わせて使用してもよいが、又は独立したシステムとして使用することができる。この実施形態に係るフレーミングシステム110は、パネル116の縁部を受け入れるチャネル122を有するアルミニウム押出成形品120を含み、チャネル122は一対の対向する側壁124によって形成されている。この実施形態では、チャネルの第1の側壁124bは、取外し可能な支持部材126の一部によって形成される(図19(c)〜図19(e)を参照)。第1の側壁124bは第1の細長い保持手段128を有し、保持手段128は、それに関連した第1の楔部材112を受け入れるように、押出成形品120の全長に亘って延在する。第1の楔部材112は、パネル116をフレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成されている。
フレーミングシステム110は、更に、取外し可能なカバープレート130を含み、取外し可能なカバープレート130は、押出成形品120に固定され、チャネル122の第1の側壁124bの上端縁に近接して受け入れられるように構成されている。使用時に、第1の楔部材112が第1の保持手段128に関連して受け入れられた状態でパネル116がチャネル122に設置されるとき、取外し可能なカバープレート130が押出成形品120に固定されると第1の楔部材は実質的に隠蔽される。
好ましくは、第1の楔部材124は一対の楔部材の1つであり、フレーミングシステム110は、更に、パネルをフレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第2の楔部材114を含む。好ましくは、第2の側壁124aには、第2の細長い保持手段132が形成され、保持手段132は、それに関連した第2の楔部材114を受け入れるために押出成形品120の全長に亘って延在する。
第1及び第2の実施形態と同様に、細長いリップ136が、チャネル122の第2の側壁124aの上端縁に沿って設けられている。好ましくは、細長いリップ136とカバープレート130の両方は、設置後にパネル116に隣接し且つ近接して位置する縁部を夫々有する。
この実施形態のアルミニウム押出成形品120は、典型的には窓又はドアフレームの底部フレーム部材として使用されるため、敷居部分120と呼ばれる。典型的な窓枠には、4つのサイドフレーム部材が有る。2つの垂直側部フレーム部材及び上部側部フレーム部材は、典型的には、第1及び第2の実施形態のアルミニウム押出成形品20又は50を含む。しかしながら、通常は底部又は敷居である第4のサイドフレーム部材には、片側が開いている敷居部分120が使用される。敷居部分120が片側で開いている理由は、ガラス板を組み立てられた窓枠に挿入できるようにするためである。理論的には、窓枠の4辺すべてに敷居部分120を使用して窓ガラスを嵌めることができる。
ここで、図19(a)〜図19(e)を参照して、パネル116、例えば、窓ガラスをフレーミングシステム110のアルミニウム押出成形品120に取り付ける好ましい方法を説明する。
第1に、第2の楔部材114が、好ましくは、第2の側壁24a上の第2の細長い保持手段132に関連して挿入される。第2の側壁124a上の第2の細長い保持手段132の位置、及び第2の楔部材114の形状は、設置時に、第2の楔部材114が細長いリップ126の下に実質的に隠蔽されるように構成されていることが理解されよう。
次に、図19(b)に示すように、窓ガラス116の縁部がアルミニウム押出成形品120に形成されたチャネル122に受け入れられた状態で、窓ガラス116をフレームに取付け、第2の楔部材114に対して押し付ける。勿論、チャネル122は、この特定の厚さの窓ガラスをその中に受け入れるように設計及び寸法が決められている。窓ガラス116がチャネル122に設置されると、細長いリップ126の細長い縁部が窓ガラス116に隣接し且つ近接した位置にある。
従って、図19(c)〜図19(e)に示すように、窓ガラス116がチャネル122内に正しく配置された状態で、支持部材126が適切な位置にクリップ留めされる。支持部材126上の足が、アルミニウム押出成形品120に設けられた第1の細長い保持クリップ118の下に引っ掛かり、次に支持部材126が所定の位置にカチッと嵌る。ここで、支持部材126上の第1の側壁124bは、第2の側壁124aとともに、アルミニウム押出成形品120のチャネル122を形成する。
次に、図19(d)に示すように、第1の楔部材112が、窓ガラス116とチャネル122の第1の側壁124bとの間の狭い隙間に挿入される。第1の楔部材112は、図119(d)及び図119(e)に示すように、この狭い隙間に押し込まれることができるように設計されている。第1の楔部材112の後面には、第1の細長い保持手段128を捕捉する突出リブが形成されている。従って、第1の楔部材12が窓ガラス116とチャネル122の第2の壁124bとの間の狭い隙間の中に楔止めされ、第1の細長い保持手段128によって保持されると、それを取り外すことは事実上不可能であり、窓ガラス116はチャネル122に強固に且つ確実に楔止めされた状態となる。
最後に、図19(e)に示すように、取外し可能なカバープレート130をアルミニウム押出成形品120に取り付けられる。この実施形態に係る取外し可能なカバープレート130には、その長さに沿って各縁部に第1及び第2の細長い保持クリップが設けられており、この保持クリップは支持部材126及びアルミニウム押出成形品120に設けられた、適合する細長い突起の下でクリップ留めするように設計されている。一旦、取外し可能なカバープレート130が取り付けられると、取外し可能なカバープレート130の細長い縁部は、細長いリップ126の反対側で窓ガラス116に隣接し且つ近接した位置にある。前述の実施形態と同様に、取外し可能なカバープレート130は、取外し可能なカバープレート130がアルミニウム押出成形品120に固定されるとき、第1の楔部材112が実質的に隠蔽され且つ視界から遮られることを確実化する。最終的な結果は、窓ガラスとアルミニウム押出成形品の間の接合部の外観に一層審美的な心地良さを与える。
図20(a)〜図20(e)は、本発明に係るフレーミングシステム140のさらに別の実施形態を示し、サッシ窓(又はスライド窓)用の窓サッシ部150の形状のアルミニウム押出成形品を含む。アルミニウム押出成形品150は、ガラス板154の縁部を受け入れるように構成されたチャネル152を有し、このチャネルは、一対の対向する側壁142によって形成されている。この実施形態では、チャネルの第1の側壁142bは、取外し可能な支持部材158の一部によって形成される(図20(b)、図20(e)及び図20(f)を参照)。第1の側壁142bは、第1の細長い保持手段を有し、この保持手段は、関連する第1の楔部材156を受け入れるために支持部材158の全長に亘って延在する。第1の楔部材156は、パネル116をフレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成されている。
図20(e)及び図20(f)に示すように、支持部材158は、アルミニウム押出成形品150の所定の位置にクリップ留めされる。支持部材126上の足は、アルミニウム押出成形品120に設けられた第1の細長い保持クリップ118の下に引っ掛かり、次いで、支持部材126は、所定の位置にカチッと嵌ることができる。ここで、支持部材126の第1の側壁124bは、第2の側壁124aとともに、アルミニウム押出成形品120のチャネル122を形成する。
フレーミングシステム140は、更に、取外し可能なカバープレート144を含み、この取外し可能なカバープレート144は、押出成形品150に固定され、チャネル152の第1の側壁142bの上端縁に近接して受け入れられるように構成されている。使用時に、第1の楔部材156が第1の保持手段に関連して受け入れられた状態で窓ガラス154がチャネル152内に設置されるとき、取外し可能なカバープレート144が押出成形品150に固定されると第1の楔部材は実質的に隠蔽される。
取外し可能なカバープレート144が押出成形品150に固定される方法は、フレーミングシステム40の第2の実施形態と同様である。この実施形態の取外し可能なカバープレート144には、その長さに沿って一方の縁部に第1の細長い保持クリップが設けられ、この第1の細長い保持クリップは、取外し可能な支持部材158に設けられた適合する細長い凹部と係合するように設計されている。第2の細長い保持クリップ152は、その長さに沿って、取外し可能なカバープレート144の幅の中間に設けられ(図20(c)参照)、支持部材158に関連して設けられた固定クリップ146と係合するように構成されている。
この実施形態に係る取外し可能な支持部材158には追加の細長い突起148(図20(b)参照)が設けられ、突起148は、その長さに沿って、支持部材の幅の中間に設けられている。突起148は、関連した固定クリップ146を受け入れるように設計されている。第1の楔部材156が第1の細長い保持手段に挿入されると、図20(f)に示すように、取外し可能なカバープレート144が所定の位置にクリップ留めされ、支持部材158に固定される。その結果、第1の楔部材156は実質的に隠蔽される。最終結果は、窓ガラス16とアルミニウム押出成形品(サッシ部分)150との間の接合部の外観に一層審美的な心地良さを与える。
図21〜図24に、本発明係るアルミニウム押出成形品フレーミングシステム160のさらに別の実施形態が示されている。フレーミングシステム160は、第1の実施形態のフレーミングシステム10と同様であり、従って、同じ要素は同じ参照番号が付され、重複した説明は省略する。フレーミングシステム10と同様に、フレーミングシステム160は取外し可能なカバープレート30を含み、取外し可能なカバープレート30は、押出成形品20に固定され、チャネル22の第1の側壁24bの上端縁に近接して受け入れられるように構成されており、これによって、使用時に、第1の楔部材12が第1の保持手段28に関連して受け入れられた状態でパネル16がチャネル22に設置されるとき、取外し可能なカバープレート30が押出成形品20に固定されると第1の楔部材12は実質的に隠蔽される。
好都合なことに、カバープレート30は、アルミニウム押出成形品20内において他のものを隠蔽するために使用することもできる。この実施形態では、カバープレート30は、アルミニウム押出成形品内に設けられたキャビティ内にて、取外し可能なカバープレート30の背後に設置された照明器具162を隠蔽するために使用され、そのため、使用時に、照明効果がパネル16に隣接して創り出されることができる。図示した実施形態では、照明効果は、カバープレート30にレーザーカットされたパターン、言葉、ロゴまたは他の印164であり、使用時に、照明器具162のスイッチがオンにされると、レーザーカットの印を介して光輝いて照明効果を創出する。
典型的には、照明器具162は、図24に示すように、アルミニウム押出成形品20内に設けられたキャビティ内にてカバープレート30のすぐ後ろに取り付けられたLEDアレイである。好ましくは、図22に示すように、照明効果を高めるために、照明器具162とレーザーカット印との間にて、カバープレート30の背後にカラーフィルター及び/又はディフューザ166も設置される。或いは、レーザーカットの印の代わりに、カバープレート30に開口が設けられ、図23に示すように、その中に別の種類の照明器具168が受け入れられ、この照明器具168は、光源及びカラーフィルター及び/又は照明器具に一体化したディフューザを有する。
図25〜図39は、本発明に係る押出成形品フレーミングシステム170の別の実施形態を示し、ドア/窓又は他のパネルのヒンジの一部を隠蔽するために使用できる。特に、ヒンジ172のネジ固定具を隠蔽することにより、滑らかで途切れない仕上がりを創出することができるように設計される。この場合、例えば、各サッシ内に装着されたガラスパネルを備えた2つ折りドアのドアとドアヒンジ接続用である。これにより、パネルの上部から下部まで連続した密封が可能になるため、システムの耐候性が向上する。
フレーミングシステム170は、ガラスドアのサッシ部分を形成する実質的に同一の第1及び第2のドアフレーム押出成形品174を含む。この実施形態では、各押出成形品174は、ヒンジ172の一部を隠蔽することができるキャビティ176を含む。図25及び図26から明らかなように、切り欠き178がサッシ部の縁部に設けられており、これを通して隠蔽されるヒンジの一部がキャビティ176に受け入れられるように延びている。さらに、ヒンジ172自体は、図28(b)及び図29で最も明確にわかるように、押出成形品174のプロファイルに整合するように修正された形状を有し、そのため、ヒンジ172がキャビティ内に受け入れられると、ヒンジの一部がサッシ部分の切り欠き178を置き換える。
フレーミングシステム170は、更に、一対のカバープレート180を含み、このカバープレート180は、夫々の押出成形品174に固定されることができ、各キャビティ176を覆うように構成されている。使用時に、取外し可能なカバープレート180が夫々の押出成形品174に固定されると、キャビティ176内に受け入れられたヒンジ172の一部は実質的に隠蔽される。図25に最も明瞭に見られるように、各カバープレート180には、狭い断熱部182が形成され、この断熱部182は、カバープレート180の全長に亘って延在する。図26と図27に示すように、ヒンジ172の一部とヒンジをサッシに固定するために使用されるネジ留め具の両方は、夫々のキャビティ176内に隠蔽され、ドアフレームの仕上がりに一層審美的な心地良さを提供する。
ドア/窓又は他のパネルのヒンジの一部を隠蔽するための押出成形品フレーミングシステム170の前述の実施形態は、押出成形されたアルミニウムから製造される必要がないことは明らかであろう。それは、例えば、UPVC、ガラス繊維又は他の硬質プラスチック又は複合材料を含む、任意の適切な材料から押出成形されてもよい。また、このような材料の組み合わせからも形成できる。これは、図30〜図36に示す実施形態にも当てはまる。
図30〜図33は本発明に係る押出成形品フレーミングシステム190の別の実施形態を示し、ドア/窓又は他のパネルのヒンジの一部を隠蔽するために使用できる。フレーミングシステム190は、前述の実施形態のアルミニウム押出成形品174と同様なドアフレーム押出成形品192と、ドアジャム押出成形品194とを含む。この実施形態では、押出成形品192は、ヒンジ198の一部を隠蔽することができるキャビティ196を含む。押出成形品192は、通常、ガラスドア(図示せず)用のフレーム又はサッシ部分の一部を形成するであろう。図30から明らかなように、サッシ部分の一方の縁部に切り欠き202が設けられており、これを通って隠蔽されるヒンジ198の一部がキャビティ196内に受け入れられるように延びている。さらに、ヒンジ198自体は、図32及び図33に最も明確に見られるように、押出成形品192のプロファイルに整合するように修正された形状を有し、そのため、ヒンジ198がキャビティに受け入れられると、ヒンジの一部はサッシ部分の縁部にある切り欠き202を置き換える。フレーミングシステム190は、更にカバープレート200を含み、カバープレート200は押出成形品192に固定されることができ、キャビティ196を覆うように構成されている。
フレーミングシステム190は、ドアジャム押出成形品194を含み、この押出成形品194はヒンジ198の他の部分を隠蔽することができるキャビティ202を含む。押出成形品194は、典型的には、ドア(図示せず)用のジャム(わき柱)の一部を形成する。フレーミングシステム190は更にカバープレート204を含み、カバープレート204は、押出成形品194に固定されることができ、キャビティ202を覆うように構成されている。使用時に、取外し可能なカバープレート204が押出成形品194に固定されると、キャビティ202に受け入れられたヒンジ198の一部は実質的に隠蔽される。図30に最も明確に見られるように、カバープレート204には狭い長方形の開口206が形成されており、この開口206は、キャビティ202内に受け入れられたヒンジ198の一部を貫通して受け入れる寸法を有する。図31に示すように、ヒンジ198の一部とねじ締め具の両方がキャビティ内に隠蔽され、ドアジャムの仕上がりに一層審美的な心地良さを与える。
前述の実施形態と同様に、各カバープレート200及び204には、カバープレートの全長に亘って延在する狭い断熱部182が形成されている。
図25から図33の実施形態は、ドアのヒンジを隠蔽することに関して説明されている。ただし、前述のように、ロックなどの他のドアハードウエアのアイテムも、ドアヒンジが隠蔽されるのと同様な方法で、適切に対応することで隠蔽されることができる。
図34から図36は、本発明による押出成形品フレーミングシステム210の別の実施形態を示しており、パネルをフレーミングシステムにて所定の位置に保持するための保持機構の一部又は全部を隠蔽するために使用できる。保持機構は、ロック、ヒンジ、磁気キャッチ、又はドア、窓、又は他のパネルを所定の位置に保持するためのその他の機構の固定具又は本体であってもよい。フレーミングシステム210はキャビティ214を備えた押出成形品212を含み、キャビティ214にて、パネルをフレーミングシステムにて所定の位置に保持するための保持機構の一部を隠蔽することができる。夫々の場合において、保持機構は、押出成形品及び/又はドア、窓、又は他のパネルに機械的に接続されるように構成された機構を含む。
図34から図36に示す実施形態では、パネルをフレーミングシステム210にて所定の位置に保持するための保持機構は、磁気キャッチ機構216である。典型的には、磁気キャッチ機構は、第1及び第2の磁石218a及び218bを含み、これらを近接させると強い引力を発揮してパネルを閉位置に保持する。
図34に示す実施形態では、第1の磁石218aは、パネル用のフレームを形成する押出成形品212のキャビティ214内に隠蔽されている。取外し可能なカバープレート220は、押出成形品212に固定されるように構成され、更に、キャビティ214内の第1の磁石218aを隠蔽するために設けられる。第2の磁石218bは、パネル用のジャムを形成するために使用される押出成形品224のキャビティ222内に隠蔽される。取外し可能なカバープレート226は、押出成形品224に固定されるように構成され、且つ、キャビティ222内の第2の磁石218bを隠蔽するために設けられる。
図35に示す実施形態では、第1の磁石218aは、図34に示す例と同様に、パネル用のフレームを形成する押出成形品212のキャビティ214内に隠蔽されている。キャビティ214内に第1の磁石218aを隠蔽するために、カバープレート220が設けられている。しかしながら、第2の磁石218bは、パネル用のジャムを形成するために使用される押出成形品224の別のキャビティ228内に隠蔽されている。取外し可能なカバープレート230は、押出成形品224に固定されるように構成され、キャビティ228内の第2の磁石218bを隠蔽するために設けられる。この実施形態の取外し可能なカバープレート230は、ゴム製のドアシール232を支持するためにも使用され、ドアシール232は、パネルが閉位置にあるときにパネル用のフレーム212を押圧する。
図36に示す実施形態では、第1の磁石218aは、図34に示す例と同様に再び、パネル用のフレームを形成する押出成形品212のキャビティ214内に隠蔽されるが、磁石218aがフレームの一方の側により近接して配置されている点が異なる。キャビティ214内に第1の磁石218aを隠蔽するために、カバープレート220が設けられている。第2の磁石218bはゴム製のドアシール232内に隠蔽されており、ドアシール232は、パネル用のジャムのための押出成形品224に設けられた取外し可能なカバープレート230に支持されている。
図40及び図41は、本発明による押出成形品フレーミングシステム260の別の実施形態を示しており、パネルをフレーミングシステムにて所定の位置に保持するための保持機構の一部又は全部を隠蔽するために使用できる。フレーミングシステム260は、キャビティ264を有するドア用のアルミニウムフレーム押出成形品262を含み、キャビティ264にて、パネルをフレーミングシステムにて所定の位置に保持するためのロック機構266の一部を隠蔽することができる。
図40及び図41の実施形態では、パネルをフレーミングシステム260にて所定の位置に保持するための保持機構は、ロック機構266である。典型的には、ロック機構266はラッチ機構268を含み、ラッチ機構268は、ドアを閉位置に保持するために、ストライクプレートを通ってドアフレーム(図示せず)内に延びるラッチを有する。図41に示す実施形態では、ラッチ機構268は、ドア用のフレームを形成する押出成形品262のキャビティ264内に隠蔽される。取外し可能なカバープレート270は、押出成形品262に固定されるように構成され、キャビティ264内のラッチ機構の一部を隠蔽するように設けられる。カバープレート270には、図40に示すように、開口272が設けられており、この開口を通って、ラッチ機構のラッチが突出する。これは、通常見えるラッチ機構268の唯一の部分である。
図34から図36、図40、及び図41に示す実施形態の夫々において、使用時に、取外し可能なカバープレートが夫々の押出成形品に固定されると、保持機構の少なくとも一部が実質的に隠蔽されることがわかる。
図37から図39に、本発明によるアルミニウム押出成形品フレーミングシステム240のさらに別の実施形態を示す。フレーミングシステム240は、パネル244をフレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第1及び第2の楔部材242a及び242bを含む。第1及び第2の楔部材242は、図1から図10に示す第1の実施形態の第2の楔部材14と同様である。
フレーミングシステム240は更に第1のアルミニウム押出成形品246を含み、押出成形品246は、パネル244の縁部を受け入れるように構成されたチャネルを形成しており、このチャネルは一対の対向する側壁によって形成される。チャネルの第1の側壁は、関連した第1の楔部材242aを受け入れるために、押出成形品246の全長に亘って延在する第1の細長い保持手段248を有する。
図37に示すように、第2のアルミニウム押出成形品250は、第1の押出成形品246に固定されるように構成され、チャネルを形成する一対の対向する側壁の第2の側壁を提供する。第2の側壁は第2の細長い保持手段252を有し、保持手段252は、関連した第2の楔部材242bを受け入れるように押出成形品250の全長に亘って延在する。使用時に、第1の楔部材242aが第1の保持手段248に関連して受け入れられ且つ第2の楔部材242bが第2の保持手段252に関連して受け入れられた状態でパネル244がチャネルに設置されるとき、第2の押出成形品250が第1の押出成形品246に固定されると第1及び第2の楔部材は実質的に隠蔽される。
好ましくは、チャネルの第1及び第2の側壁の両方の上端縁に沿って細長いリップ254が設けられる。好ましくは、第1及び第2の側壁の両方の上端縁に沿って設けられた細長いリップ254は、図37に示すように、設置後にパネル244に隣接し且つ近接した位置にある縁部を有する。
前述の実施形態の夫々において取外し可能なカバープレートは、フレーミングシステム用の押出成形品とは異なる材料から作られてもよいことは明らかであろう。さらに、カバープレートは、任意の適切な手段、例えばプラスチック製クリップ、磁石、面ファスナー、接着剤、シリコン等によって、押出成形品に接続されてよい。本発明のフレーミングシステムは、天幕、両開き、旋回及びスライド又はヒンジを含むあらゆる種類のドア、窓及びパネルに適用可能である。
グレージングフレーミングシステム及び方法のいくつかの実施形態が詳細に説明されたが、説明された実施形態は、以下を含む従来技術を超える多くの利点を提供することが明らかであろう。
(i)これらの実施形態は、ガラス板とアルミニウム押出成形品との間の接合部に、より目立たない、且つ、一層審美的で心地よい外観を提供する。
(ii)これらの実施形態は、ガラス板をアルミニウム押出成形品に楔止めするために使用される楔部材を隠蔽することにより、それを実質的に見えないようにすることによって、実現される。
(iii)これらの実施形態は、パネルを所定の位置に保持するための他の種類の固定具又は保持機構を隠蔽し、それによって、一層審美的な心地良い仕上げを創り出すために、用いられる。
本発明の基本的な発明概念から逸脱することなく、既に説明した実施形態に加えて、前述の実施形態に様々な修正及び改善を加えることができることは、当業者には容易に理解されよう。例えば、パネルをアルミニウム押出成形品にて楔止めするために使用される楔部材の数、形状、及び形式は、添付の図面に示されているものとは大幅に異なる場合があろう。従って、本発明の範囲は、記載された特定の実施形態に限定されないことが理解されよう。

Claims (25)

  1. フレーミングシステム用アルミニウム押出成形品であって、該押出成形品は、
    パネルの縁部を受け入れるように構成され、一対の対向する側壁によって形成されたチャネルと、関連する第1の楔部材を受け入れるための該押出成形品の全長に亘って延在する第1の細長い保持手段を有する第1の側壁と、
    該押出成形品に固定されるように、且つ、前記チャネルの前記第1の側壁の上端縁に近接して受け入れられるように構成された取外し可能なカバープレートとを含み、使用時に、楔部材が前記第1の細長い保持手段に関連して受け入れられた状態でパネルが前記チャネルに設置されるとき、前記カバープレートが該押出成形品に固定されると前記楔部材は実質的に隠蔽される、フレーミングシステム用アルミニウム押出成形品。
  2. 請求項1に記載のフレーミングシステム用アルミニウム押出成形品において、
    前記楔部材は、一対の楔部材のうちの1つであり、該フレーミングシステムは、更に、パネルを該フレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第2の楔部材を含む、フレーミングシステム用アルミニウム押出成形品。
  3. 請求項2に記載のフレーミングシステム用アルミニウム押出成形品において、
    前記チャネルの第2の側壁には、関連する前記第2の楔部材を受け入れるための該押出成形品の全長に亘って延在する第2の細長い保持手段が形成されている、フレーミングシステム用アルミニウム押出成形品。
  4. 請求項3に記載のフレーミングシステム用アルミニウム押出成形品において、
    前記チャネルの前記第2の側壁の上端縁に沿って細長いリップが設けられている、フレーミングシステム用アルミニウム押出成形品。
  5. 請求項4に記載のフレーミングシステム用アルミニウム押出成形品において、
    前記細長いリップ及び前記カバープレートの各々は、設置後に前記パネルに隣接し且つ近接して位置する縁部を有する、フレーミングシステム用アルミニウム押出成形品。
  6. アルミニウム押出成形品フレーミングシステムであって、該フレーミングシステムは、
    パネルを該フレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第1の楔部材と、
    パネルの縁部を受け入れるように構成され、一対の対向する側壁によって形成されたチャネルを有するアルミニウム押出成形品と、関連する前記第1の楔部材を受け入れるための該押出成形品の全長に亘って延在する第1の細長い保持手段を有する第1の側壁と、
    該押出成形品に固定されるように、且つ、前記チャネルの前記第1の側壁の上端縁に近接して受け入れられるように構成された取外し可能なカバープレートとを含み、使用時に、前記第1の楔部材が前記第1の細長い保持手段に関連して受け入れられた状態でパネルが前記チャネルに設置されるとき、前記取外し可能なカバープレートが該押出成形品に固定されると前記第1の楔部材は実質的に隠蔽される、アルミニウム押出成形品フレーミングシステム。
  7. 請求項6に記載のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムにおいて、
    前記第1の楔部材は、一対の楔部材のうちの1つであり、該フレーミングシステムは、更に、パネルを該フレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第2の楔部材を含む、アルミニウム押出成形品フレーミングシステム。
  8. 請求項7に記載のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムにおいて、
    第2の側壁には、関連する前記第2の楔部材を受け入れるための該押出成形品の全長に亘って延在する第2の細長い保持手段が形成されている、アルミニウム押出成形品フレーミングシステム。
  9. 請求項8に記載のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムにおいて、
    前記チャネルの前記第2の側壁の上端縁に沿って細長いリップが設けられている、アルミニウム押出成形品フレーミングシステム。
  10. 請求項6〜9のいずれか1項に記載のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムにおいて、
    前記取外し可能なカバープレートの背後にて、該アルミニウム押出成形品内に設けられたキャビティに、照明器具を設置することが可能であり、使用時に、前記パネルに隣接して照明効果を創出することができる、アルミニウム押出成形品フレーミングシステム。
  11. 請求項10に記載のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムにおいて、
    前記照明効果は、前記カバープレートにレーザーカットされたパターン、言葉、ロゴまたは他の印であり、使用時に、前記照明器具のスイッチがオンにされると、レーザーカットを介して光輝いて該照明効果を創出する、アルミニウム押出成形品フレーミングシステム。
  12. 請求項10又は請求項11に記載のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムにおいて、
    前記照明効果を創出又は高めるために、前記カバープレートの内部又は背後に着色フィルタ及び/又がディフューザを設置されている、アルミニウム押出成形品フレーミングシステム。
  13. パネルをフレーミングシステムにて設置する方法であって、該フレーミングシステムは、アルミニウム押出成形品を含み、該アルミニウム押出成形品は、パネルの縁部を受け入れるように構成され一対の対向する側壁によって形成されたチャネルを有し、該方法は、
    パネルを前記チャネル内に挿入するステップと、
    第1の楔部材を前記パネルと前記チャネルの第1の側壁との間に形成された隙間に挿入するステップであって、前記第1の楔部材を、前記チャネルの前記第1の側壁に形成され、関連する前記第1の楔部材を受け入れるための該押出成形品の全長に亘って延在する第1の細長い保持手段に係合させるステップと、
    取外し可能なカバープレートを前記チャネルの前記第1の側壁の上端縁に近接して該押出成形品に固定するステップとを含み、使用時に、前記第1の楔部材は前記カバープレートによって実質的に隠蔽される、方法。
  14. 請求項13に記載のパネルをフレーミングシステムにて設置する方法において、
    前記方法は、更に、前記パネルを前記チャネル内に挿入するステップの前に、第2の楔部材を第2の細長い保持手段に挿入するステップであって、前記第2の細長い保持手段は、前記チャネルの第2の側壁に形成され、関連する前記第2の楔部材を受け入れるために該押出成形品の全長に亘って延在するステップと、を含む、方法。
  15. 請求項14に記載のパネルをフレーミングシステムにて設置する方法において、
    前記チャネルの前記第2の側壁の上端縁に沿って細長いリップが設けられ、前記第2の側壁上の前記第2の細長い保持手段の位置と前記第2の楔部材の形状は、前記第2の楔部材は前記細長いリップによって実質的に隠蔽されるように構成されている、方法。
  16. パネル用フレーミングシステムであって、該フレーミングシステムは、
    キャビティを有する押出成形品であって、該キャビティ内にてパネル用ヒンジの一部は隠蔽されるように構成された押出成形品と、
    前記パネル用ヒンジであって、前記キャビティ内に受け入れられたヒンジの一部が、前記押出成形品のプロフィールに整合するように修正された形状を有する、前記パネル用ヒンジと、
    前記キャビティを覆うように前記押出成形品に固定されるように構成された取り外し可能なカバープレートとを含み、使用時に、前記取り外し可能なカバープレートが前記押出成形品に固定されると前記ヒンジの一部は実質的に隠蔽される、パネル用フレーミングシステム。
  17. 請求項16に記載のパネル用フレーミングシステムにおいて、
    前記パネル用ヒンジは、二つ折りドアフレーミングシステムにて2つ以上のドアを一緒に保持するためのヒンジである、パネル用フレーミングシステム。
  18. 請求項16に記載のパネル用フレーミングシステムにおいて、
    前記パネル用ヒンジは、ドアジャムフレーミングシステムにて1つのドアを保持するためのヒンジである、パネル用フレーミングシステム。
  19. パネル用フレーミングシステムであって、該フレーミングシステムは、
    キャビティを有する押出成形品であって、該キャビティ内にて、パネルを該フレーミングシステムにて所定の位置に保持するための保持機構の一部は隠蔽され、該保持機構は、前記押出成形品及び/又は前記パネルに機械的に接続されるように構成された磁気キャッチ機構又はロック機構を含む押出成形品と、
    前記キャビティを覆うように前記押出成形品に固定されるように構成された取り外し可能なカバープレートとを含み、使用時に、前記取り外し可能なカバープレートが前記押出成形品に固定されると前記保持機構の一部は実質的に隠蔽される、パネル用フレーミングシステム。
  20. フレーミングシステム用押出成形品であって、該押出成形品は、
    キャビティであって、該キャビティ内にて、パネルを該フレーミングシステムにて所定の位置に保持するための保持機構の一部は隠蔽され、該保持機構は、前記押出成形品及び/又は前記パネルに機械的に接続されるように構成された磁気キャッチ機構又はロック機構を含むキャビティと、
    前記キャビティを覆うように前記押出成形品に固定されるように構成された取り外し可能なカバープレートとを含み、使用時に、前記取り外し可能なカバープレートが前記押出成形品に固定されると前記保持機構の一部は実質的に隠蔽される、フレーミングシステム用押出成形品。
  21. 請求項19に記載のパネル用フレーミングシステムにおいて、
    前記磁気キャッチ機構は第1及び第2の磁石を含み、該磁石は近接したときに強い吸引力を与えて前記パネルを閉位置に保持する、パネル用フレーミングシステム。
  22. 請求項21に記載のパネル用フレーミングシステムにおいて、
    前記第1の磁石は、前記パネル用のジャムを形成するフレーム用の押出成形品にてキャビティ内に隠蔽され、前記第2の磁石は、前記パネルのフレーム用の押出成形品にてキャビティ内に隠蔽される、パネル用フレーミングシステム。
  23. アルミニウム押出成形品フレーミングシステムであって、該フレーミングシステムは、
    パネルを該フレーミングシステムにて固定及び密封するための弾性材料によって形成された第1及び第2の楔部材と、
    パネルの縁部を受け入れるように構成され、一対の対向する側壁によって形成されたチャネルを形成する第1のアルミニウム押出成形品と、関連する前記第1の楔部材を受け入れるための該押出成形品の全長に亘って延在する第1の細長い保持手段を有する第1の側壁と、
    前記第1のアルミニウム押出成形品に固定されるように構成され前記一対の対向する側壁の第2の側壁を提供する第2のアルミニウム押出成形品であって、前記第2の側壁は、関連する前記第2の楔部材を受け入れるための該押出成形品の全長に亘って延在する第2の細長い保持手段を有する、第2のアルミニウム押出成形品とを含み、使用時に、前記第1の楔部材が前記第1の細長い保持手段に関連して受け入れられた状態で且つ前記第2の楔部材が前記第2の細長い保持手段に関連して受け入れられた状態でパネルが前記チャネル内に設置されるとき、前記第2のアルミニウム押出成形品が前記第1のアルミニウム押出成形品に固定されると前記第1及び第2の楔部材は実質的に隠蔽される、アルミニウム押出成形品フレーミングシステム。
  24. 請求項23に記載のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムにおいて、
    前記チャネルの前記第1及び第2の側壁の両方の上端縁に沿って細長いリップが設けられている、アルミニウム押出成形品フレーミングシステム。
  25. 請求項24に記載のアルミニウム押出成形品フレーミングシステムにおいて、
    前記第1及び第2の側壁の両方の上端縁に沿って設けられた前記細長いリップは、設置後に前記パネルに隣接し且つ近接して位置する縁部を有する、アルミニウム押出成形品フレーミングシステム。
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