JP2020514646A - 家電製品用底脚及び家電製品 - Google Patents

家電製品用底脚及び家電製品 Download PDF

Info

Publication number
JP2020514646A
JP2020514646A JP2019551599A JP2019551599A JP2020514646A JP 2020514646 A JP2020514646 A JP 2020514646A JP 2019551599 A JP2019551599 A JP 2019551599A JP 2019551599 A JP2019551599 A JP 2019551599A JP 2020514646 A JP2020514646 A JP 2020514646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
home electric
leg
hydraulic plate
electric appliance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019551599A
Other languages
English (en)
Inventor
趙志強
許升
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qingdao Haier Washing Machine Co Ltd
Original Assignee
Qingdao Haier Washing Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qingdao Haier Washing Machine Co Ltd filed Critical Qingdao Haier Washing Machine Co Ltd
Publication of JP2020514646A publication Critical patent/JP2020514646A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16MFRAMES, CASINGS OR BEDS OF ENGINES, MACHINES OR APPARATUS, NOT SPECIFIC TO ENGINES, MACHINES OR APPARATUS PROVIDED FOR ELSEWHERE; STANDS; SUPPORTS
    • F16M7/00Details of attaching or adjusting engine beds, frames, or supporting-legs on foundation or base; Attaching non-moving engine parts, e.g. cylinder blocks
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F37/00Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/20Mountings, e.g. resilient mountings, for the rotary receptacle, motor, tub or casing; Preventing or damping vibrations
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F39/00Details of washing machines not specific to a single type of machines covered by groups D06F9/00 - D06F27/00 
    • D06F39/12Casings; Tubs
    • D06F39/125Supporting arrangements for the casing, e.g. rollers or legs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/10Characterised by the construction of the motor unit the motor being of diaphragm type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/02Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems
    • F16F15/023Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using fluid means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16MFRAMES, CASINGS OR BEDS OF ENGINES, MACHINES OR APPARATUS, NOT SPECIFIC TO ENGINES, MACHINES OR APPARATUS PROVIDED FOR ELSEWHERE; STANDS; SUPPORTS
    • F16M2200/00Details of stands or supports
    • F16M2200/04Balancing means
    • F16M2200/044Balancing means for balancing rotational movement of the undercarriage
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16MFRAMES, CASINGS OR BEDS OF ENGINES, MACHINES OR APPARATUS, NOT SPECIFIC TO ENGINES, MACHINES OR APPARATUS PROVIDED FOR ELSEWHERE; STANDS; SUPPORTS
    • F16M2200/00Details of stands or supports
    • F16M2200/08Foot or support base

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Abstract

家電製品用底脚及び家電製品であって、家電製品用底脚は、油圧プレート(101)と、前記油圧プレート(101)に固定接続されるカバー(103)と、カバー(103)内に設置されて軸方向に対し移動可能な調整脚(104)と、前記油圧プレート(101)、カバー(103)及び調整脚(104)の間に形成される収容室と、前記収容室内に設けられ、圧力の変化に伴って圧縮/膨張することで、調整脚(104)をカバー(103)内で軸方向に移動させてレベリングを行う油圧媒体(102)、を含む。当該家電製品用底脚は、油圧の原理に基づく。水平でないために生じた圧力差により油圧媒体が流動することで、底脚は、家電製品用底脚が平衡を取って油圧媒体の流動が停止し、自動レベリングを実現するまで、自動的且つ適応的に調整される。【選択図】 図1

Description

本発明は、家電製品の支持及びレベリングの技術分野に関し、具体的には、家電製品用底脚及び家電製品に関する。
一般的に、家電製品にはハウジングの底部にレベリング装置が設けられており、家電製品の設置時にレベリング装置を調節することで安定した設置状態を実現可能となる。また、レベリングして設置した後、レベリング装置は安定を維持するよう家電製品を支持可能である。
洗濯機の場合を例示すると、一般的に、従来の洗濯機はハウジング又は全体の底部にボルト底脚が装着されている。ボルト底脚は、ボルト、ナットワッシャ及びゴムパッドを含む。ナットワッシャはボルト上で上下に回転可能とされ、ボルトもまたハウジング底板のネジ孔内で上下に回転可能とされる。底板のネジ孔に対するボルト底脚のボルトのねじ込み長さによって洗濯機の高さ調整が実現されるが、大部分の洗濯機では、底脚を反時計回りに回転させることで高さが高くなり、時計回りに回転させることで高さが低くなるよう調整される。当該ボルト底脚の高さを調整したあと、緩み防止用のナットワッシャをしっかりと締めることで安定が維持される。
前記洗濯機の底脚によって洗濯機のレベリングは実現されるものの、ユーザは手動で調節を行わねばならない。そのため、洗濯機の重量が重かったり、設置スペースが狭かったりする場合にはユーザによる操作に不都合が生じる。また、洗濯機の長期的な動作過程で生じる震動もまた底脚のレベリングに影響を及ぼし、支持機能を容易に喪失させる結果、洗濯機の設置が水平でなくなる。
例えば、従来の8KGドラム洗濯機は一般的に80kg程度と大重量のため、消費者が調節するには極めて不便であり、仮に調節を終えたとしても洗濯機を最適な状態に調整できる保証はない。洗濯機は洗浄時において、特に、0r/minから1400r/min程度まで加速して脱水する際に、水平でなかったり脚が機能しなかったりとの問題があると非常に大きく震動し、消費者の使用快適性に極めて大きな影響を及ぼす。
このほか、洗濯機が水平でないことに伴う震動によって底脚のネジが緩み、底脚のブラケットが垂直に移動する場合がある。洗濯機の水平状態はこのような不安定性により変動し、更に強い震動を招来し得る。こうした悪循環によって、洗濯機の使用期間が長くなるほど騒音が大きくなり、洗濯機自体も一定の損傷を受けることから、使用寿命が短縮してしまう。
したがって、従来の洗濯機におけるレベリングには、手動で調節せねばならないため時間と手間がかかり、且つ、精度にも劣るとの課題が存在する。
上記に鑑みて、本発明を提案する。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の目的は、家電製品用底脚を提供することである。具体的には、以下の技術方案を用いる。
家電製品用底脚であって、油圧プレートと、前記油圧プレートに固定接続されるカバーと、カバー内に設置されて軸方向に対し移動可能な調整脚と、前記油圧プレート、カバー及び調整脚の間に形成される収容室と、前記収容室内に設けられ、圧力の変化に伴って圧縮/膨張することで、調整脚をカバー内で軸方向に移動させてレベリングを行う油圧媒体、を含む。
更に、前記油圧プレートには、家電製品の底板に固定接続される第1装着構造が設けられ、前記油圧プレートには、カバーに固定接続される第2装着構造が設けられる。
更に、前記第1装着構造は油圧プレートに設けられる第1装着孔であり、前記油圧プレートは、第1接続部材を第1装着孔に挿通することで家電製品の底板に固定接続される。
更に、前記第2装着構造は第2装着孔であり、前記油圧プレートは、第2接続部材を第2装着孔に挿通することでカバーに固定接続される。
更に、前記カバーの上端は外側に折り返されて装着平面を形成し、装着平面は油圧プレートの底面に密着して固定接続され、前記装着平面には、第2装着孔に対応する第4装着孔が開設される。
更に、前記油圧プレートは四角形の平板構造をなし、前記カバーの本体は円筒状構造をなし、円筒状構造の上部開口が外側に折り返されて油圧プレートと一致する四角形の装着平面が形成され、前記油圧プレートの四隅には、少なくとも1つの第2装着構造がそれぞれ設けられ、各装着構造の少なくとも一方の側に第1装着構造が設けられ、好ましくは、前記油圧プレートの四隅に第2装着孔が1つずつ設けられ、各第2装着孔の両側に第1装着孔がそれぞれ設けられる。
更に、内部に空洞を有するフレキシブル収容体を含み、前記油圧媒体がフレキシブル収容体に収容され、前記油圧プレートには、フレキシブル収容体を密封装着する第3装着構造が設けられる。
更に、前記油圧プレートの内部には液体流路が設けられ、前記フレキシブル収容体は開口部を有し、前記フレキシブル収容体の開口部は、圧縮リングを介して油圧プレートの底面に固定装着されるとともに、液体流路と連通し、前記第3装着構造は第3装着孔であり、前記圧縮リングは、第3接続部材により第3装着孔に組み付けられる。
更に、前記第3装着孔は油圧プレートの中央に設けられ、前記第3装着孔は少なくとも4つあり、それぞれ油圧プレートの四隅に対応して設けられる。
本発明の第2の目的は、上記いずれかに記載の家電製品用底脚を備える家電製品を提供することである。連通部材を介して少なくとも2つの家電製品用底脚を連通することで、家電製品用底脚間における油圧媒体の流動が実現される。
本発明の家電製品用底脚は、油圧の原理に基づく。水平でないために生じた圧力差により油圧媒体が流動することで、底脚は、家電製品用底脚が平衡を取って油圧媒体の流動が停止し、自動レベリングを実現するまで、自動的且つ適応的に調整される。
本発明の家電製品は、上記の家電製品用底脚を用いて自動レベリングを実現するため、装着がシンプル且つ容易であり、家電製品全体の震動及び騒音が低減する。
図1は、本発明の実施例1にかかる家電製品用底脚の立体構造を示す図である。 図2は、本発明の実施例1にかかる家電製品用底脚の正面図である。 図3は、本発明の実施例1にかかる家電製品用底脚の平面図である。 図4は、本発明の実施例1にかかる家電製品用底脚の図3のA−A面に沿う断面図である。 図5は、本発明の実施例1にかかる家電製品用底脚の図3のB−B面に沿う断面図である。 図6は、本発明の実施例1にかかる家電製品用底脚の図3のC−C面に沿う断面図である。 図7は、本発明の実施例1にかかる家電製品用底脚の組立方式1を示す図である。 図8は、本発明の実施例1にかかる家電製品用底脚の組立方式2を示す図である。 図9は、本発明の実施例2にかかる家電製品用底脚の動作原理を示す図である。 図10は、本発明の実施例2にかかる家電製品用底脚群の構造を示す図である。 図11は、本発明の実施例2にかかる家電製品用底脚群の断面図である。 図12は、本発明の実施例2にかかる家電製品用底脚におけるスロットル構造の実施形態1の部分拡大図である。 図13は、本発明の実施例2にかかる家電製品用底脚におけるスロットル構造の実施形態2の部分拡大図である。 図14は、本発明の実施例3にかかる家電製品用底脚の動作原理を示す図である。 図15は、本発明の実施例3にかかる家電製品用底脚群の構造を示す図である。 図16は、本発明の実施例3にかかる家電製品用底脚群の断面図である。 図17は、本発明の実施例3にかかる家電製品用底脚におけるスロットル構造の実施形態1の部分拡大図である。 図18は、本発明の実施例3にかかる家電製品用底脚におけるスロットル構造の実施形態2の部分拡大図である。 図19は、本発明の実施例3にかかる家電製品用底脚におけるスロットル構造の実施形態3の部分拡大図である。 図20は、本発明の実施例4にかかる家電製品用底脚群の構造を示す図である。 図21は、本発明の実施例4にかかる家電製品用底脚群の断面図である。
以下に、図面を組み合わせて、本発明における家電製品用底脚及び家電製品につき詳細に述べる。
図1〜8に示すように、本実施例における家電製品用底脚は、油圧プレート101と、前記油圧プレート101に固定接続されるカバー103と、カバー103内に設置されて軸方向に対し移動可能な調整脚104と、前記油圧プレート101、カバー103及び調整脚104の間に形成される収容室と、前記収容室内に設けられる油圧媒体102を含む。圧力の変化に伴って前記油圧媒体が圧縮/膨張することで、調整脚104がカバー103内で軸方向に移動してレベリングを行う。
本実施例における家電製品用底脚は、油圧の原理に基づく。水平でないために生じた圧力差により油圧媒体が流動することで、調整脚は、家電製品用底脚が平衡を取って油圧媒体の流動が停止し、自動レベリングを実現するまで、自動的且つ適応的に調整される。
本実施例における家電製品用底脚は、前記油圧プレート101に、家電製品の底板に固定接続される第1装着構造が設けられている。また、前記油圧プレートには、カバーに固定接続される第2装着構造が設けられている。
本実施例では、調整脚104を軸方向に移動可能にカバー103に嵌設してから、第2装着構造によって油圧プレート101をカバー103に固定接続することで、家電製品用底脚単体の組み立てを実現する。そして、組み立てを完了した家電製品用底脚全体を、第1装着構造によって家電製品の底板に装着することで、家電製品に対する家電製品用底脚の装着を実現する。
本実施例では、第2装着構造により家電製品用底脚の組み立てを実現し、第1装着構造により家電製品に対する家電製品用底脚の装着を実現する。このように、別々の装着構造によって対応する装着を実現することから、家電製品用底脚全体の安定性と、家電製品に対する装着の安定性が確保される。
本実施例における家電製品用底脚は、油圧プレート101を家電製品の底部に直に固定し、且つ、カバー103と油圧プレート101を固定接続している。このように、油圧プレート101が家電製品の底部とカバー103により挟まれるため、油圧プレート101とカバー103との固定接続強度は必須ではない。これらの接続は、一体的な底脚とすることが主な目的のため、接続箇所の強度は、家電製品の重力の大きさや調整脚104の支持力の大きさに関係しない。そのため、本発明の家電製品用底脚によれば、油圧プレート101とカバー103の迅速且つ確実な固定接続を実現可能である。且つ、これらの接続強度に対する要求が低下するため、接続に要するスペースや高さを更に抑えられる。
上述したように、本実施例の家電製品用底脚は構造がよりシンプルとなる。また、装着もいっそう容易となり、より良好な安定性を有する。
また、本実施例における家電製品用底脚の構造設計によれば、全体の高さを低下させられるため、家電製品がより良好な制震効果を有する。例えば、洗濯機の場合、本発明の家電製品用底脚は、洗濯機の脱水時における震動に対しより良好な制震効果を有する。
本実施例の好ましい実施形態として、前記第1装着構造は、油圧プレートに設けられる第1装着孔1013である。前記油圧プレート101は、第1接続部材を第1装着孔1013に挿通することで、家電製品の底板に固定接続される。
具体的に、本実施例で記載する第1装着孔1013はネジ孔であり、前記第1接続部材はネジである。前記家電製品の底板には、ネジを挿通するための装着孔が設けられている。前記ネジが底板の装着孔を貫通して油圧プレート101のネジ孔に装着されることで、固定接続が実現される。
具体的に、本実施例で記載する第2装着構造は第2装着孔1012である。前記油圧プレートは、第2接続部材を第2装着孔に挿通することでカバーに固定接続される。
更に、本実施例で記載するカバー103の上端は、外側に折り返されて装着平面1032を形成している。装着平面1032は、油圧プレート101の底面に密着して固定接続される。前記装着平面1032には、第2装着孔1012に対応する第4装着孔が開設されている。
本実施例では、カバー103の装着平面1032を油圧プレート101に密着させる。これにより、より多くの圧力を装着平面1032に伝達して分散させられるため、油圧プレート101が過剰な圧力を受けるとの事態が回避される。油圧プレート101の内部には、油圧媒体が流動する液体流路が備わっている。油圧プレート101の安定性は、家電製品用底脚全体のレベリングの要となる。本実施例では、装着平面1032がカバー103の上端から外側に折り返されて形成されるため、カバー103と油圧プレート101との装着接触面が拡大する。よって、油圧プレート101からカバー103の装着平面1032に対する力の伝達の安定性及び分散性にいっそう有利となる。
また、カバー103の装着平面1032と油圧プレート101は密着により固定接続される。そのため、カバー103又は油圧プレート101に装着構造を設計する必要がなく、家電製品用底脚の全体構造が低くなる。
更に、本実施例で記載する装着平面1032の外輪郭は油圧プレート101の外輪郭と一致しており、前記装着平面1032と油圧プレート101の底面が密着して固定接続される。これにより、油圧プレート101にかかる圧力を対応するカバー103の装着平面1032に対しより良好に伝達可能となるため、油圧プレート101が部分的に装着平面1032に支持されないことで応力が集中するとの事態が回避される。よって、油圧プレート内における油圧媒体の安定的な流動にいっそう有利となる。
好ましくは、本実施例で記載する油圧プレート101の外輪郭は、装着平面1032の外輪郭と類似又は同一である。この場合、両者を対応させるだけでよいため、装着がよりシンプル且つ容易となる。
具体的に、本実施例で記載するカバー103は、内部が中空のスリーブ部を含む。調整脚104は一端がスリーブ部内に嵌設され、軸方向に対し移動可能である。前記スリーブ部の上端は外側に折り返されて装着平面1032を形成しており、装着平面1032と油圧プレート101の底面が密着して固定接続される。本実施例の装着平面1032はスリーブ部の上端が外側に折り返されて形成され、調整脚104はカバー103内で軸方向に移動する。且つ、カバー103全体を拡大するのではなく、装着平面部分の面積だけを拡大しているため、材料の節約となり、コストが低下する。
具体的に、本実施例で記載する油圧プレート101は四角形の平板構造をなしており、前記スリーブ部は円筒状構造をなしている。また、円筒状構造の上端は、外側に折り返されて油圧プレートと一致する四角形の装着平面1032を形成している。前記四角形の平板構造は、四角形の装着平面に密着して固定接続される。
具体的に、本実施例で記載する油圧プレートの四隅には、少なくとも1つの第2装着構造がそれぞれ設けられ、各装着構造の少なくとも一方の側に第1装着構造が設けられる。
好ましくは、前記油圧プレート101の四隅に第2装着孔1012が1つずつ設けられ、各第2装着孔1012の両側に第1装着孔1013がそれぞれ設けられる。
本実施例では、家電製品用底脚の構造及び装着特性に応じ、第1装着孔1013を第2装着孔1012よりも多く設けることで家電製品に対する装着の安定性を確保している。第1装着孔1013は、第2装着孔1012の両側に分布するよう設けられる。これにより、家電製品の全体重量がより均一に油圧プレート101に分散するため、油圧プレートの一部に応力が集中して破損するとの事態が回避される。
本実施例の装着方式として、本実施例で記載するカバー103と油圧プレート101は、係接、又は接着、又は熱溶融、又は溶接といった方式で固定接続してから家電製品の底部に装着してもよい。
本実施例の油圧プレート101は、プラスチックを一体的に射出成形するか、金属をダイカストして形成される。また、前記カバー103は、プラスチックを一体的に射出成形するか、金属材料をダイカストして形成される。
本実施例における家電製品用底脚が受ける力の特性に応じて、好ましくは、前記油圧プレート101はプラスチックを一体的に射出成形して形成され、前記カバー103は金属をダイカストして形成される。カバー103は大きな力を受けるため、金属をダイカストすることで強度を保証する。これにより、本実施例の家電製品用底脚は、製造コストを更に抑えつつ、全体強度を保証可能となる。
家電製品の重力の一部は底板を通じて油圧プレート101にF1を付与するが、油圧プレート101の平面は、受けた力をカバー103の装着平面1032に伝達可能である。また、油圧プレート101の内部において、油圧を調整脚104に伝達することで、調整脚104が同様に支持面からの支持力F2を受ける。このとき、F1=F2である。そして、調整脚104からの力が油圧プレート101の平面に伝達されると、油圧プレート101はこれを家電製品の底板に伝達する。このような設計によれば、油圧プレート101は、内部の液体流路からの圧力、洗濯機の重力の一部及び調整脚104の支持力を受けるが、いずれもカバー103の装着平面1032、調整脚104及び家電製品の底板に伝達される。
本実施例の好ましい実施形態として、本実施例の家電製品用底脚は、内部に空洞を有するフレキシブル収容体108を更に含み、前記油圧媒体がフレキシブル収容体108内に収容される。前記油圧プレート101には、フレキシブル収容体108を密封装着する第3装着構造が設けられている。
具体的に、前記油圧プレート101の内部には液体流路が設けられており、前記フレキシブル収容体108は開口部を有する。前記フレキシブル収容体108の開口部は、圧縮リング106を介して油圧プレート101の底面に固定装着されるとともに、液体流路と連通する。前記第3装着構造は第3装着孔1016であり、前記圧縮リング106は、第3接続部材により第3装着孔1016に組み付けられる。
更に、本実施例で記載する第3装着孔1016は油圧プレートの中央に設けられる。前記第3装着孔1016は少なくとも4つあり、それぞれ油圧プレート101の四隅に対応して設けられる。
本実施例の好ましい実施形態として、本実施例で記載するフレキシブル収容体108の開口部は、圧縮リング106を介して油圧プレート101の底面に固定装着される。圧縮リング106は、油圧プレート101とともに開口部を押圧して変形させ、密封する。本実施例では、圧縮リング106により開口部を変形させて密封するため、いっそうシンプル且つ容易であり、密封効果も良好となる。
更に、前記フレキシブル収容体108は小径部を含み、小径部の端部が外側に折り返されて開口部を形成する。前記圧縮リング106は小径部に覆設される。圧縮リング106は、油圧プレート101とともに開口部を押圧して変形させ、密封する。本実施例では、フレキシブル収容体108の密封装着時に、小径部を圧縮リング106に嵌設してから、圧縮リング106を固定装着し、緊締過程において圧縮リング106で開口部を押圧するだけで密封装着を実現可能である。
本実施例の一実施形態として、前記油圧プレート101の底面には油圧プレート凹溝が設けられる。前記フレキシブル収容体108の開口部は、圧縮リング106により押圧されて変形し、油圧プレート凹溝に押し込まれることで密封される。このような方式によれば、圧縮リング106を緊締してフレキシブル収容体108の開口部を押圧により変形させ、油圧プレート凹溝内に押し込むことで密封を実現可能である。本構造はシンプルであり、密封が確実且つ効果的となる。
好ましくは、前記油圧プレート凹溝と圧縮リング106により取り囲まれる容積が、フレキシブル収容体108の開口部の体積よりも小さい。これにより、フレキシブル収容体108の開口部と油圧プレート凹溝がしっかりと接触するため、密封性が確保される。
本実施例の圧縮リング106は、固定装置により油圧プレート101に固定される。具体的には、ボルト/ネジにより固定接続可能である。前記圧縮リング106には圧縮リング装着孔が開設されており、前記ボルト/ネジを圧縮リング装着孔に挿通することで、油圧プレート101の第3装着孔1016に緊締する。
本実施例のフレキシブル収容体108は収容本体1081を含む。収容本体1081は軟性の袋状構造をなしており、伸縮可能なコルゲート構造を有する。コルゲート構造は調整脚104内に設けられ、油圧媒体の流動に伴い伸縮することで、調整脚104がカバー103内で軸方向に移動してレベリングを行う。
本実施例の家電製品用底脚は、フレキシブル収容体108を保護する保護リング107を更に含み、前記圧縮リング106が保護リング107内に嵌設される。これにより、次のような技術的効果を有する。
1.本実施例の圧縮リング106と保護リング107は組み込み式で装着されるため、位置規制作用を奏することが可能である。よって、複雑な位置規制構造を設ける必要がなく、シンプル且つ安定的となる。
2.本実施例の家電製品用底脚は、極めて大きな衝撃や圧力を受けた場合(例えば、当該家電製品用底脚を装着して使用する家電製品又は物品が落下したり、持ち上げられて突然放置されたりした場合)、保護リング107とフレキシブル収容体108の圧着面には全く隙間が存在しないため、これによりフレキシブル収容体108が膨張して破裂する等の問題が回避される。よって、信頼性が向上する。
3.本実施例の圧縮リング106と保護リング107は組み込み式で装着されるため、圧縮リング106と保護リング107の装着高さが低下する。これにより、家電製品用底脚の全体高さが低下し、家電製品への装着時に全体の重心に及ぼす影響が小さくなるため、家電製品の支持の安定性にいっそう有利となる。また、家電製品の動作過程における震動(例えば、洗濯機の脱水時の震動)に対しより良好な制震効果を有する。
本実施例の好ましい実施形態として、前記保護リング107の一端には保護曲面1072が設けられている。保護曲面1072は、フレキシブル収容体108が圧力を受けて破損しないよう、フレキシブル収容体108の外部表面に係合する。
本実施例における保護リング107の他端には嵌入溝1071が設けられ、前記圧縮リング106が保護リング107の嵌入溝1071に嵌入する。
本実施例の好ましい実施形態として、前記保護リング107の嵌入溝1071の内壁には位置規制凸部が設けられ、前記固定部材には、位置規制凸部と係合する位置規制凹部が設けられる。本実施例の位置規制構造は、圧縮リング106と保護リング107の組み込み式装着に応じて設計され、嵌入及び装着と同時に運動の位置規制を実現する。本構造はシンプルであり、安定的且つ確実である。
本実施例の嵌入溝1071の深さは、圧縮リング106の厚さよりも大きい。これにより、圧縮リング106が完全に嵌入溝1071内に嵌入し、装着高さが最大限低下するため、家電製品用底脚の全体高さが低下する。且つ、家電製品用底脚が水平でない状態では、フレキシブル収容体108にかかる圧力に差ができるため、油圧媒体が流動する。そして、フレキシブル収容体108が伸縮することで、調整脚104がカバー103内で軸方向に運動し、レベリングを行う。フレキシブル収容体108の伸縮は自ずと保護リング107に作用するため、保護リング107は、嵌入溝1071と圧縮リング106との嵌入により規定されつつ、軸方向に移動する。
本実施例の構造設計によれば、保護リング107の外周が前記圧縮リング106を完全に取り囲み、保護リング107のみが調整脚104に圧入されるため、確実性及び密着の安定性が極めて大きく向上する。このように、本実施例の保護リング107は、調整脚104に圧入されたあと、調整脚104内で終始安定的に軸方向に移動する。よって、移動が円滑且つ確実となり、家電製品用底脚全体の更なる安定性が実現される。また、保護リング107と圧縮リング106は、上下に一定の遊びを有してもよい。
本実施例における家電製品用底脚のカバー103及び/又は調整脚104には、カバー103に対する調整脚104の周方向の回動を規制するための案内位置規制機構が設けられる。また、前記油圧プレート101には、案内位置規制機構に対応して退避口1011が設けられる。
本実施例の家電製品用底脚による油圧の原理を利用した家電製品の自動レベリングはシンプル且つ確実である。調整脚104は軸方向に対し移動可能にカバー103内に設置されるが、家電製品の調節は上下方向に限られる。そこで、レベリングの安定性を保証するために、カバー103に対する調整脚104の回動を規定する必要がある。よって、本実施例の案内位置規制機構は、調整脚104がカバー103に対し所望の方向に運動するよう規定する。
一般的に、家電製品(例えば、洗濯機)の動作時には震動が発生する。家電製品の稼働の安定性を保証するために、本実施例の家電製品用底脚は、家電製品の重心を下げるべく、全体の高さを可能な限り低下させる必要がある。そこで、本実施例では、油圧プレート101に、案内位置規制機構に対応して退避口1011を設けている。これにより、案内位置規制機構の設置を可能としながら、調整脚104の軸方向の移動に影響することなく家電製品用底脚の全体高さを低下させられるため、制震時の安定性が向上する。具体的に、前記案内位置規制機構は、カバーの内壁に設けられる案内位置規制凹溝/案内位置規制凸部と、これに応じて調整脚の外壁に設けられる案内位置規制凸部/案内位置規制凹溝を含む。前記案内位置規制凸部は、カバーに対する調整脚の周方向の回動を規制するよう、相対的に摺動可能に案内位置規制凹溝内に設けられる。本実施例では、案内位置規制凹溝と案内位置規制凸部の連携によって調整脚104の軸方向の移動を規定可能であり、構造がシンプル且つ確実である。
本実施例における前記退避口1011は、調整脚104の案内位置規制凸部/案内位置規制凹溝に対応して設けられる。調整脚104が油圧プレート101に向かって運動すると、調整脚104の案内位置規制凸部/案内位置規制凹溝の一端が退避口1011に進入する。本実施例で対象とする調整脚104の軸方向の移動について、案内位置規制機構がどのような機構であるかに関わらず、退避部は調整脚104の案内位置規制凸部/案内位置規制凹溝に対応するよう設ければよい。よって、調節高さを変更することなく、家電製品用底脚の全体高さが低下し、且つ、案内位置規制の安定性が保証される。
本実施例の好ましい実施形態として、前記カバー103の内壁には、軸方向に案内位置規制凹溝1031が設けられ、前記調整脚104の外壁に案内位置規制凸部が設けられる。前記案内位置規制凸部は、カバー103に対する調整脚104の周方向の回動を規制するよう、相対的に摺動可能に案内位置規制凹溝1031内に設けられる。
本実施例で記載する退避口1011は、案内位置規制凸部に対応して油圧プレート101に設けられる。前記調整脚104がカバー103内で軸方向に上下に移動すると、案内位置規制凸部の一端が退避口1011に対し進入/進出する。
このように、本実施例の家電製品用底脚は、案内位置規制凸部の一端が退避口1011に対し進入/進出することから、同じ全体高さのままで、より大きな調節高さを持つことができる。また、同じ調節高さであっても、本実施例の家電製品用底脚はより小さな全体高さを持つことができる。
本実施例の好ましい実施形態として、前記案内位置規制凸部は、第1案内位置規制片1041と第2案内位置規制片1042を含む。第1案内位置規制片1041は調整脚104の外壁に固定される。また、第2案内位置規制片1042は第1案内位置規制片1041に固定され、油圧プレート101に向かって一定の高さだけ延伸する。本実施例の第1案内位置規制片1041は、主に、案内位置規制凹溝1031内で案内位置規制の作用を奏する。また、第2案内位置規制片1042は、第1案内位置規制片1041を延長したものに相当するため、より良好な案内位置規制の安定性が備わる。
本実施例の好ましい実施形態として、前記案内位置規制機構は複数あり、それぞれカバー103及び/又は調整脚104の周方向に分布している。また、前記油圧プレート101には、案内位置規制機構に対応して複数の退避口1011が設けられる。このように、複数の案内位置規制機構を設けることで位置規制の安定性が更に増すため、より良好な案内位置規制効果が備わる。
本実施例では、カバー103内での調整脚104の上下運動を実現しつつ、周方向の回転を防止するよう、カバー103の円周上に一定数の案内位置規制凹溝1031を設けている。数量をNとすると、N≧1である。本発明の図示の場合、好ましくは4つとする。
また、調整脚104の円周上には、対応する案内位置規制凸部が設けられる。数量をNとすると、N≧1である。本発明の図示の場合、好ましくは4つとする。案内位置規制凸部は案内位置規制溝内で運動可能であり、案内位置規制凹溝1031の底部における当止端部1033で位置規制される。これにより、カバー103からの調整脚104の脱落が防止される。
家電製品用底脚の高さをできるだけ低下させ、より良好な安定性を実現するために、原理上は、調節高さH0を低下させることなく、カバー103、調整脚104の高さを可能な限り低下させられる。特に、カバーと調整脚が重なる部分である図中のH1を減少させられる。しかし、H1があまりに小さいと、調整脚104に対するカバー103の位置規制作用が低下し、調整脚300が偏る等の問題が発生する。
図1〜8、図20及び図21に示すように、本実施例における家電製品用底脚は、油圧プレート101と、前記油圧プレート101に固定接続されるカバー103と、カバー103内に設置されて軸方向に対し移動可能な調整脚104と、前記油圧プレート101、カバー103及び調整脚104の間に形成される収容室と、前記収容室内に設けられる油圧媒体102を含む。圧力の変化に伴って前記油圧媒体が圧縮/膨張することで、調整脚がカバー内で軸方向に移動してレベリングを行う。
前記家電製品用底脚の全体高さh、横方向の長さDは、装着される家電製品の規格パラメータに基づきそれぞれ決定する。
本実施例における家電製品用底脚は、油圧の原理に基づく。水平でないために生じた圧力差により油圧媒体が流動することで、調整脚は、家電製品用底脚が平衡を取って油圧媒体の流動が停止し、自動レベリングを実現するまで、自動的且つ適応的に調整される。
膨大な実践の結果、本実施例の家電製品用底脚による家電製品に対するレベリング効果は、全体高さh、横方向の長さDの2つのパラメータにより大部分が決定されることが分かった。全体高さhが低くなるほど家電製品全体の重心を効果的に下げることができ、レベリング効果がより良好となる。また、横方向の長さDが大きくなるほど家電製品に対する支持の安定性が増し、レベリング効果もより良好となる。また、横方向の長さDが大きくなるほど、前記油圧プレート101、カバー103及び調整脚104の間に形成される収容室スペースを拡大可能なため、より多くの油圧媒体を収容でき、レベリング効果もより良好となる。しかし、家電製品用底脚の全体高さh、横方向の長さDは大きいほどよいとは限らず、製造、装着、コスト等の要素によっても決定される。そのため、本実施例の家電製品用底脚の全体高さh、横方向の長さDは、装着される家電製品の規格パラメータに基づきそれぞれ決定され、家電製品の規格パラメータより、最適な全体高さhと横方向の長さDが決定される。
また、更なる研究の結果、本実施例の家電製品用底脚による調節効果は、全体高さhと横方向の長さDの比h/Dにより決定されることが分かった。具体的に、前記家電製品用底脚の全体高さh、横方向の長さD及び家電製品の重量mの間には、h/Dがmに反比例するとの関係が存在する。
本実施例の好ましい実施形態として、前記家電製品用底脚の全体高さh、横方向の長さDは、0<h/D≦10を満たし、好ましくは、0.1≦h/D≦1、より好ましくは、0.4≦h/D≦0.8とする。
本実施例で限定する家電製品用底脚のh/Dの範囲であれば、96%の家電製品についてレベリング要求を満たし得るため、良好なレベリング効果を有する。また、製造、装着が容易であり、且つ低コストである。よって、本実施例におけるh/Dの範囲で生産される家電製品用底脚を標準部材とし、各家電製品に応用すれば、市場拡大にいっそう有利となる。
本実施例の好ましい実施形態として、本実施例における前記家電製品用底脚の全体高さhは、調整脚がカバーから完全に伸出したときの調整脚とカバーとの高さの和である。
好ましくは、前記家電製品用底脚の全体高さhは、5mm≦h≦100mmを満たす。より好ましくは、前記家電製品用底脚の全体高さhは、25±15mmである。
本実施例で限定する家電製品用底脚の全体高さhの範囲であれば、96%の家電製品についてレベリング要求を満たし得るため、良好なレベリング効果を有する。また、製造、装着が容易であり、且つ低コストである。
本実施例の好ましい実施形態として、前記カバー103の本体は円筒状構造をなし、前記調整脚104は円筒状構造の内部に嵌設されて軸方向に移動可能である。また、前記家電製品用底脚の横方向の長さDはカバーの直径である。
好ましくは、前記家電製品用底脚の横方向の長さDは、5mm≦D≦590mmを満たす。より好ましくは、前記家電製品用底脚の横方向の長さDは、50±30mmである。
本実施例で限定する家電製品用底脚の横方向の長さDの範囲であれば、96%の家電製品についてレベリング要求を満たし得るため、良好なレベリング効果を有する。また、製造、装着が容易であり、且つ低コストである。
更に、本実施例における前記調整脚104は筒状構造をなす。前記調整脚104の直径をdとすると、5mm≦d≦590mmを満たす。
好ましくは、前記調整脚104の直径dは、50±30mmである。
本実施例における調整脚104の直径dが取る値の範囲によれば、より良好な支持の安定性を提供可能となる。
本実施例の好ましい実施形態として、油圧パイプを介して少なくとも2つの家電製品用底脚を連通することで、家電製品用底脚間における油圧媒体の流動を実現する。前記油圧パイプの直径をd1とすると、0.5mm≦d1≦hを満たす。好ましくは、前記油圧パイプの直径d1は10±9mmである。
本実施例における油圧パイプの直径d1によれば、油圧媒体の流速を低下させられるため、より良好な調節安定性能が備わる。また、家電製品が突然圧力を受けた場合であってもより良好な緩衝が可能なため、家電製品用底脚の破損が回避され、使用寿命が延びる。
本実施例における前記2つの家電製品用底脚は、油圧パイプを介して連通されることで家電製品用底脚群を構成する。前記家電製品用底脚群の全体長さは、家電製品の幅以上である。
本実施例の好ましい実施形態として、前記家電製品は洗濯機である。前記家電製品用底脚の全体高さh、横方向の長さD及び洗濯機の容量Vの間には、h/DがVに反比例するとの関係が存在する。洗濯機の場合、支持の安定性には主に質量が影響し、質量は主に洗濯機の容量Vにより決定される。
本実施例で限定する家電製品用底脚のパラメータの範囲であれば、家電製品のレベリング要求を満たし得るため、良好なレベリング効果を有する。また、製造、装着が容易であり、且つ低コストである。よって、本実施例の家電製品用底脚を標準部材として各家電製品に応用すれば、市場拡大にいっそう有利となる。
図9〜13に示すように、本実施例における家電製品用底脚は、油圧プレート101と、前記油圧プレート101に固定接続されるカバー103と、カバー103内に設置されて軸方向に対し移動可能な調整脚104と、前記油圧プレート101、カバー103及び調整脚104の間に形成される収容室と、前記収容室内に設けられる油圧媒体を含む。圧力の変化に伴って前記油圧媒体が圧縮/膨張することで、調整脚104がカバー103内で軸方向に移動してレベリングを行う。
前記油圧プレート101内には、油圧媒体の流速を緩やかにするスロットル構造500が設けられている。
本実施例における家電製品用底脚は、油圧の原理に基づく。水平でないために生じた圧力差により油圧媒体が流動することで、調整脚は、家電製品用底脚が平衡を取って油圧媒体の流動が停止し、自動レベリングを実現するまで、自動的且つ適応的に調整される。
本実施例における家電製品用底脚は、油圧プレート内にスロットル構造500が設けられており、油圧媒体の急速な流動が回避されるため、調節過程がより安定的となる。また、家電製品用底脚にかかる圧力が大きく変化する場合には、スロットル構造500で良好に緩衝可能なことから、油圧媒体が突如として急速に流動することで家電製品用底脚が破損するとの事態が回避される。
本実施例の一実施形態として、前記スロットル構造500は油圧プレート内に設けられたスロットル流路である。スロットル流路は油圧媒体の流動減衰力を増すことで、油圧媒体の流速を緩やかにする。
図12に示すように、具体的に、本実施例の前記油圧プレート101には、油圧媒体を流出させる油圧ノズル1014が設けられる。また、前記スロットル流路は、第1スロットル流路501と第2スロットル流路502を含む。第1スロットル流路501は、一端が収容室に連通し、他端が第2スロットル流路502に連通する。また、第2スロットル流路502は油圧ノズル1014に連通する。
本実施例の好ましい実施形態として、前記第1スロットル流路501の直径は、第2スロットル流路502の直径よりも大きい。
図13に示すように、本実施例の好ましい実施形態として、前記第1スロットル流路501と第2スロットル流路502の連通箇所にはオリフィス503が設けられる。前記オリフィスの直径は、第1スロットル流路、第2スロットル流路よりも小さい。
油圧プレート101は厚みが小さいため、油圧プレート101の内部にスロットル流路を設けることは生産技術的に難しい。特に、長さが長く、直径の小さなスロットル流路については困難である。このような場合には、生産が難しく、工程が複雑化するほか、高コストとなり、且つ生産効率が低いとの問題が生じる。しかし、本方式では、オリフィスを用いて流量制御を実現している。これによれば、スロットル流路の直径に対する制限が緩和され、スロットル流路の直径を相対的に大きくできるため、生産が容易である。また、流量制御の効果は弱くなるものの、オリフィス箇所の流量制御効果については比較的しっかりしている。
このように、本実施例の家電製品用底脚はオリフィス形式で流量制御を実現するため、生産工程が容易となるだけでなく、流量制御効果も良好であり、油圧底脚がより安定的且つ確実となる。
具体的に、本実施例では、前記第1スロットル流路501のうち第2スロットル流路502と連通する一端の直径を縮小することでオリフィス503を形成する。或いは、前記第2スロットル流路502のうち第1スロットル流路501と連通する一端の直径を縮小することでオリフィス503を形成する。
流量制御効果を実現するために、本実施例で記載するスロットル流路の最小直径dはd≦6mmを満たし、好ましくはd≦2mm、より好ましくはd≦1mmとする。
具体的には、前記第2スロットル流路502の直径を最小直径dとするか、前記オリフィスの孔径を最小直径dとする。
本実施例の好ましい実施形態として、前記油圧プレート101内には、油圧媒体が流動する液体流路が設けられる。前記スロットル構造500は液体流路内に設けられ、油圧媒体の流動減衰力を増すことで油圧媒体の流速を緩やかにする。このとき、スロットル構造は、ストップリングやストッパ等の液体流路内に固定されて内径を縮小する構造とすればよい。
本実施例の家電製品用底脚は、内部に空洞を有するフレキシブル収容体を更に含み、前記油圧媒体がフレキシブル収容体に収容される。前記フレキシブル収容体は開口部を有する。前記フレキシブル収容体の開口部は、油圧プレートに固定装着されてスロットル流路又は液体流路と連通する。
本実施例における家電製品用底脚のスロットル構造は、更に、圧力を安定させるとの作用を奏し得る。例えば、洗濯機の洗浄又は脱水時に、ぐらつきや底脚に対する負荷の変動が生じた場合には、油圧媒体がスロットル構造を通過することで油圧及び流速が低下する。これにより、洗濯機の動作プログラム過程で油圧の変動が相対的に小さくなるため、油圧の変動に起因して調整脚の動作幅が過剰に大きくなるということがない。よって、洗濯機が安定するよう効果的な自動調節が実現されるとともに、洗濯機の振動や騒音が更に低減する。
図14〜19に示すように、本実施例における家電製品用底脚は、油圧プレート101と、前記油圧プレート101に固定接続されるカバー103と、カバー103内に設置されて軸方向に対し移動可能な調整脚104と、前記油圧プレート101、カバー103及び調整脚104の間に形成される収容室と、前記収容室内に設けられ、圧力の変化に伴って圧縮/膨張することで、調整脚104をカバー103内で軸方向に移動させてレベリングを行う油圧媒体と、少なくとも2つの家電製品用底脚を連通することで、家電製品用底脚間における油圧媒体の流動を実現する連通装置、を含む。前記連通装置内には、油圧媒体の流速を緩やかにするスロットル構造300が設けられている。
本実施例における家電製品用底脚は、油圧の原理に基づく。水平でないために生じた圧力差により油圧媒体が流動することで、調整脚は、家電製品用底脚が平衡を取って油圧媒体の流動が停止し、自動レベリングを実現するまで、自動的且つ適応的に調整される。
本実施例の家電製品用底脚は連通装置を介して連通しているため、油圧媒体が家電製品用底脚間で流動可能となり、自動レベリングが実現される。本実施例では、連通装置内にスロットル構造300が設けられており、油圧媒体が家電製品用底脚間で急速に流動するとの事態が回避されるため、調節過程がより安定的となる。また、家電製品用底脚にかかる圧力が大きく変化する場合には、スロットル構造300で良好に緩衝可能なことから、油圧媒体が突如として急速に流動することで家電製品用底脚が破損するとの事態が回避される。
本実施例の一実施形態として、前記連通装置は油圧パイプ200と連通部材400を含む。少なくとも2つの家電製品用底脚は、それぞれ油圧パイプ200を介して同一の連通部材400に接続されることで連通を実現する。前記スロットル構造300は連通部材400内に設けられる。油圧パイプ200が細すぎると、これに接続される油圧ノズルの直径も小さくなる。また、油圧ノズルの直径が小さ過ぎると、強度要求を満たしにくくなる。そのため、本実施例では、スロットル構造300を連通部材400内に設けることで生産・製造をより容易とし、コストを低下させている。
具体的に、本実施例で記載する連通部材400内にはスロットル流路が設けられる。スロットル流路の両端には油圧パイプ200がそれぞれ連通している。前記スロットル流路は、油圧媒体の流動減衰力を増すことで油圧媒体の流速を緩やかにする。
本実施例の前記スロットル流路の直径は、これと連通する前記油圧パイプ200の直径よりも小さい。或いは、前記スロットル流路は、オリフィス303を形成するよう直径縮小部を含む。
具体的には、図17に示すように、本実施例の連通部材400内には第3スロットル流路301が設けられる。第3スロットル流路301の両端はそれぞれ貫通しており、油圧パイプ200の2つの油圧ノズルに接続される。前記第3スロットル流路301の内径は、流量制御効果を実現するよう、油圧パイプ200の内径よりも遥かに小さい。
或いは、図18、19に示すように、本実施例の連通部材400内には第4スロットル流路302が設けられる。第4スロットル流路302の両端はそれぞれ貫通しており、油圧パイプ200の2つの油圧ノズルに接続される。第4スロットル流路302の内径は、油圧パイプ200の内径よりもやや小さい。また、第4スロットル流路302は、オリフィス303を形成するよう直径縮小部を有している。
連通部材400内にスロットル流路を設ける場合には、生産工程が難しくなる。特に、長さが長く、直径の小さなスロットル流路については困難である。このような場合には、生産が難しく、工程が複雑化するほか、高コストとなり、且つ生産効率が低いとの問題が生じる。しかし、本方式では、オリフィスを用いて流量制御を実現している。これによれば、スロットル流路の直径に対する制限が緩和され、スロットル流路の直径を相対的に大きくできるため、生産が容易である。また、流量制御の効果は弱くなるものの、オリフィス箇所の流量制御効果については比較的しっかりしている。
更に、前記連通部材400には油圧媒体を注入する注入口404が設けられ、注入口404に密封装置が密封装着されている。前記スロットル流路は前記注入口に連通している。
図18に示すように、本実施例で記載するスロットル流路のうち注入口404と連通する位置には、直径を縮小することでオリフィス303が形成される。
或いは、図19に示すように、前記注入口404の一方の側のスロットル流路の中央には、直径を縮小することでオリフィス303が形成される。
本実施例の好ましい実施形態として、前記注入口404はネジ孔である。また、前記密封装置はボルト403とパッキン402を含む。前記ボルト403はネジ孔404に装着され、パッキン402がボルト403とネジ孔の間に設けられて密封接続する。
本実施例の注入口には座ぐり構造を用いている。座ぐり構造の開口端には凹溝401が設けられ、前記パッキン402が凹溝401内に設けられる。
好ましくは、本実施例で記載するスロットル流路の最小直径dはd≦6mmを満たし、好ましくはd≦2mm、より好ましくはd≦1mmとする。
本実施例の一実施形態として、前記油圧プレートには、油圧媒体を流出させる油圧ノズルが設けられる。また、2つの家電製品用底脚が油圧パイプを介して連通する。前記油圧パイプの直径は油圧ノズルの直径よりも小さく、油圧媒体の流動減衰力を増すことで油圧媒体の流速を緩やかにする。また、本実施例では、油圧パイプの直径を縮小することで流量制御の目的を実現してもよい。
本実施例の一実施形態として、前記連通装置400内には、油圧媒体が流動する液体流路が設けられる。前記スロットル構造は液体流路内に設けられ、油圧媒体の流動減衰力を増すことで油圧媒体の流速を緩やかにする。このとき、スロットル構造は、ストップリングやストッパ等の液体流路内に固定されて内径を縮小する構造とすればよい。
本実施例の家電製品用底脚は、内部にスロットル流路が設けられる油圧プレート101と、油圧プレート101に固定接続されるカバー103と、カバー103内に設置されて軸方向に対し移動可能な調整脚104と、前記油圧プレート101、カバー103及び調整脚104の間に形成される収容室と、内部に油圧媒体が収容され、前記収容室内に設けられるフレキシブル収容体108を含む。圧力が作用すると、前記フレキシブル収容体108が伸縮することで調整脚104がカバー103内で軸方向に移動し、レベリングを行う。また、調整脚104の底部に固定されるゴムガスケット105を更に含む。ゴムガスケット105の底部には筋が設計されているため、地面に対する摩擦力が向上し、安定性が強化される。
本実施例は、上述したいずれかの実施例で述べた家電製品用底脚を備える家電製品を提供する。当該家電製品はハウジングを含み、ハウジングの底部に複数の前記家電製品用底脚が装着される。家電製品用底脚100の内部に充填される油圧媒体が、家電製品用底脚間で流動することでレベリングが可能となる。
好ましくは、連通装置を介して少なくとも2つの家電製品用底脚100を連通することで、家電製品用底脚間における油圧媒体の流動を実現する。
本発明の実施例では洗濯機の場合を例示し、本発明の家電製品用底脚により洗濯機の自動レベリングを実現する際の原理と方法について詳述する。洗濯機を取り付けたあと、地面が水平でない場合には、家電製品用底脚各々の水平高さが異なり、地面の窪みに位置する家電製品用底脚の位置が低くなる。これから明らかなように、まずは高位置にある家電製品用底脚が洗濯機の重量を受け、且つ、大きな重力を受けるが、低位置にある家電製品用底脚は機能しないか、小さな重力を受ける。
高位置にある家電製品用底脚の調整脚は大きな圧力がかかって上方に変位するため、底脚の高さ全体が縮小し、油圧媒体が充満したフレキシブル収容体の中空室の容積が圧縮により縮小する。これにより、油圧媒体がオリフィス又は弁孔に進入し、高圧配管を通じて低位置の家電製品用底脚内に進入する。すると、低位置の家電製品用底脚におけるフレキシブル収容体の油圧媒体が増え続け、フレキシブル収容体が膨張することで調整脚を伸長させる。
高位置の底脚と低位置の底脚の油圧が同等となると、油圧媒体は高圧配管からそれ以上流動しなくなり、調整脚と洗濯機の底板との相対位置もそれ以上変化しなくなる。このようにして、洗濯機の自動調整が完了する。
洗濯機の洗浄又は脱水の過程においても、油圧媒体は緩やかに流動して自動レベリングを実施可能なため、洗濯機の震動による騒音が大幅に軽減される。
本実施例の油圧媒体には、流動性が良好で成分の安定した作動油を利用可能である。
また、本発明の上記各実施例における家電製品用底脚は、例えば、冷蔵庫、冷凍庫、エアコン室内機といった洗濯機以外の家電製品にも応用可能である。
なお、本発明の上記各実施例は単独で実施してもよいし、複数の実施例を組み合わせて実施してもよい。
以上は本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明を何らかの形式に限定するものではない。本発明については好ましい実施例によって上記のように開示したが、本発明を限定するとの主旨ではなく、本発明の技術方案を逸脱しない範囲において、当業者が上記で提示した技術内容を用いて行うわずかな変形或いは補足は、同等に変形された等価の実施例とみなされる。本発明の技術方案の内容を逸脱することなく、本発明の技術的本質に基づいて上記の実施例に加えられる簡単な修正、同等の変形及び補足は、いずれも本発明の方案の範囲内とされる。
100 家電製品用底脚
101 油圧プレート
1011 退避口
1012 第2装着孔
1013 第1装着孔
1014 油圧ノズル
1015 脱落防止突起
1016 第3装着孔
1017 油圧プレート凹溝
102 油圧媒体
103 カバー
1031 案内位置規制凹溝
1032 装着平面
1033 当止端部
104 調整脚
1041 第1案内位置規制片
1042 第2案内位置規制片
105 ゴムガスケット
106 圧縮リング
107 保護リング
1071 嵌入溝
1072 保護曲面
108 フレキシブル収容体
1081 収容本体
200 油圧パイプ
300 スロットル構造
301 第3スロットル流路
302 第4スロットル流路
303 オリフィス
400 連通部材
401 凹溝
402 パッキン
403 ボルト
404 注入口
500 スロットル構造
501 第1スロットル流路
502 第2スロットル流路
503 オリフィス

Claims (10)

  1. 油圧プレートと、
    前記油圧プレートに固定接続されるカバーと、
    カバー内に設置されて軸方向に対し移動可能な調整脚と、
    前記油圧プレート、カバー及び調整脚の間に形成される収容室と、
    前記収容室内に設けられ、圧力の変化に伴って圧縮/膨張することで、調整脚をカバー内で軸方向に移動させてレベリングを行う油圧媒体、を含むことを特徴とする家電製品用底脚。
  2. 前記油圧プレートには、家電製品の底板に固定接続される第1装着構造が設けられ、
    前記油圧プレートには、カバーに固定接続される第2装着構造が設けられることを特徴とする請求項1に記載の家電製品用底脚。
  3. 前記第1装着構造は、油圧プレートに設けられる第1装着孔であり、前記油圧プレートは、第1接続部材を第1装着孔に挿通することで家電製品の底板に固定接続されることを特徴とする請求項2に記載の家電製品用底脚。
  4. 前記第2装着構造は第2装着孔であり、前記油圧プレートは、第2接続部材を第2装着孔に挿通することでカバーに固定接続されることを特徴とする請求項2又は3に記載の家電製品用底脚。
  5. 前記カバーの上端は外側に折り返されて装着平面を形成し、装着平面は油圧プレートの底面に密着して固定接続され、
    前記装着平面には、第2装着孔に対応する第4装着孔が開設されることを特徴とする請求項4に記載の家電製品用底脚。
  6. 前記油圧プレートは四角形の平板構造をなし、
    前記カバーの本体は円筒状構造をなし、円筒状構造の上部開口が外側に折り返されて油圧プレートと一致する四角形の装着平面が形成され、
    前記油圧プレートの四隅には、少なくとも1つの第2装着構造がそれぞれ設けられ、各装着構造の少なくとも一方の側に第1装着構造が設けられ、
    好ましくは、前記油圧プレートの四隅に第2装着孔が1つずつ設けられ、各第2装着孔の両側に第1装着孔がそれぞれ設けられることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の家電製品用底脚。
  7. 更に、内部に空洞を有するフレキシブル収容体を含み、前記油圧媒体がフレキシブル収容体に収容され、
    前記油圧プレートには、フレキシブル収容体を密封装着する第3装着構造が設けられることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の家電製品用底脚。
  8. 前記油圧プレートの内部には液体流路が設けられ、前記フレキシブル収容体は開口部を有し、前記フレキシブル収容体の開口部は、圧縮リングを介して油圧プレートの底面に固定装着されるとともに、液体流路と連通し、
    前記第3装着構造は第3装着孔であり、前記圧縮リングは、第3接続部材により第3装着孔に組み付けられることを特徴とする請求項7に記載の家電製品用底脚。
  9. 前記第3装着孔は油圧プレートの中央に設けられ、前記第3装着孔は少なくとも4つあり、それぞれ油圧プレートの四隅に対応して設けられることを特徴とする請求項7に記載の家電製品用底脚。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の家電製品用底脚を備える家電製品であって、
    連通部材を介して少なくとも2つの家電製品用底脚を連通することで、家電製品用底脚間における油圧媒体の流動が実現されることを特徴とする家電製品。
JP2019551599A 2017-03-22 2017-06-29 家電製品用底脚及び家電製品 Pending JP2020514646A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201710173808.3 2017-03-22
CN201710173808.3A CN108626529B (zh) 2017-03-22 2017-03-22 一种家用电器用底脚及家用电器
PCT/CN2017/090852 WO2018171070A1 (zh) 2017-03-22 2017-06-29 一种家用电器用底脚及家用电器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020514646A true JP2020514646A (ja) 2020-05-21

Family

ID=63584037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019551599A Pending JP2020514646A (ja) 2017-03-22 2017-06-29 家電製品用底脚及び家電製品

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10801578B2 (ja)
EP (1) EP3604852A4 (ja)
JP (1) JP2020514646A (ja)
CN (1) CN108626529B (ja)
WO (1) WO2018171070A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108277617B (zh) * 2017-01-06 2021-04-23 青岛胶南海尔洗衣机有限公司 一种家用电器用底脚及家用电器
CN108278448B (zh) * 2017-01-06 2020-12-25 青岛海尔洗衣机有限公司 一种家用电器用底脚及家用电器
CN108278450B (zh) * 2017-01-06 2021-08-03 青岛海尔洗衣机有限公司 一种家用电器用底脚及家用电器
CN108626531B (zh) * 2017-03-23 2021-09-07 青岛胶南海尔洗衣机有限公司 一种家用电器用底脚及家用电器

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60258563A (ja) * 1984-05-04 1985-12-20 Fuji Xerox Co Ltd 複写機のレベリング装置
JPH0347552U (ja) * 1989-09-14 1991-05-02
JPH048996A (ja) * 1990-04-24 1992-01-13 Hitachi Seiko Ltd 機械の支持装置
US20060180720A1 (en) * 2005-02-17 2006-08-17 Steeve Coumoyer Device for adjusting the attitude of an object
CN105755757A (zh) * 2016-04-13 2016-07-13 青岛海尔洗衣机有限公司 具有自动调平功能的洗衣机底脚及洗衣机

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2635838A (en) * 1948-02-18 1953-04-21 Robertshaw Fulton Controls Co Equalizing and vibration absorption support
US2956761A (en) * 1957-09-12 1960-10-18 Weber Instr Company Self-levelling and weighing device
DE1554201B1 (de) * 1965-02-25 1971-07-01 Fichtel & Sachs Ag Hydropneumatisches Hubaggregat,insbesondere zur stufenlosen Hoehenverstellung von Tischplatten und Stuehlen
US3456749A (en) * 1968-08-07 1969-07-22 Alois Joseph Smieja Hydraulic lifting device with weight estimator
US3550405A (en) * 1968-11-26 1970-12-29 Gen Electric Positive fill control and weight distribution system for an automatic washer
US3589655A (en) * 1969-03-10 1971-06-29 Consolidated Kinetics Corp Apparatus for isolating vibrations
US3768766A (en) * 1970-10-21 1973-10-30 A Bain Table levelling device
DE3419364C2 (de) * 1984-05-24 1994-03-24 Stabilus Gmbh Stufenlos blockierbares Hubaggregat
DE3479389D1 (en) * 1984-12-27 1989-09-21 Haye Cornelis Franciscus De A quick-leveling apparatus
US4625424A (en) * 1984-12-28 1986-12-02 Haye Cornelis Franciscus De Quick leveling apparatus
US6009815A (en) * 1995-01-27 2000-01-04 Proco, Inc. Stabilized table, stabilizer for tables, and method of stabilizing tables
JP2002048191A (ja) * 2000-08-03 2002-02-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 建造物の上下振動制振装置
GB2368090B (en) * 2000-08-16 2004-06-23 Andrew Leveridge A stabilising support device
DE20302388U1 (de) * 2003-02-14 2004-06-24 A-Z Ausrüstung Und Zubehör Gmbh & Co. Kg Nivelliersystem für Haushaltsmaschinen
ES2388370T3 (es) * 2004-08-16 2012-10-11 Flat Pty. Ltd. Soporte para soportar una estructura sobre una superficie
CN1763370A (zh) * 2004-10-21 2006-04-26 乐金电子(天津)电器有限公司 压缩机底角
IES20080317A2 (en) * 2007-04-23 2008-10-29 Frank Sorohan A stabilising device
CN101303060A (zh) * 2007-05-10 2008-11-12 乐金电子(天津)电器有限公司 减振底角
CN201214719Y (zh) * 2008-06-05 2009-04-01 苏州三星电子有限公司 滚筒洗衣机底角
IT1392340B1 (it) * 2008-12-19 2012-02-28 Electrolux Home Prod Corp Elettrodomestico a stabilità di appoggio migliorata
CN201485685U (zh) * 2009-08-26 2010-05-26 中国人民解放军总后勤部军需装备研究所 一种卧式悬浮洗衣机
US9568117B2 (en) * 2012-11-16 2017-02-14 Ge Oil & Gas Pressure Control Lp Combination diaphragm piston actuator
CN105350259A (zh) * 2015-12-14 2016-02-24 惠而浦(中国)股份有限公司 一种洗衣机
CN105755750B (zh) * 2016-04-13 2024-04-02 青岛海尔洗衣机有限公司 具有自动调平功能的洗衣机底脚及洗衣机
CN105805491A (zh) * 2016-05-18 2016-07-27 浙江工业职业技术学院 一种水循环式机械设备减震装置
CN107558113B (zh) * 2016-06-30 2021-04-27 青岛海尔洗衣机有限公司 一种自调平洗衣机
CN107558114B (zh) * 2016-06-30 2020-06-30 青岛胶南海尔洗衣机有限公司 一种液压调平底座及洗衣机
CN107761321B (zh) * 2016-08-16 2020-07-14 青岛胶南海尔洗衣机有限公司 具有自动调平功能的洗衣机底脚及洗衣机
CN107841855B (zh) * 2016-09-18 2020-10-27 青岛海尔洗衣机有限公司 一种洗衣机液压调平装置及其灌注方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60258563A (ja) * 1984-05-04 1985-12-20 Fuji Xerox Co Ltd 複写機のレベリング装置
JPH0347552U (ja) * 1989-09-14 1991-05-02
JPH048996A (ja) * 1990-04-24 1992-01-13 Hitachi Seiko Ltd 機械の支持装置
US20060180720A1 (en) * 2005-02-17 2006-08-17 Steeve Coumoyer Device for adjusting the attitude of an object
CN105755757A (zh) * 2016-04-13 2016-07-13 青岛海尔洗衣机有限公司 具有自动调平功能的洗衣机底脚及洗衣机

Also Published As

Publication number Publication date
EP3604852A1 (en) 2020-02-05
US10801578B2 (en) 2020-10-13
EP3604852A4 (en) 2020-02-05
CN108626529B (zh) 2021-04-23
CN108626529A (zh) 2018-10-09
WO2018171070A1 (zh) 2018-09-27
US20190203799A1 (en) 2019-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020513974A (ja) 家電製品用底脚及び家電製品
JP2020515782A (ja) 家電製品用底脚及び家電製品
JP2020514646A (ja) 家電製品用底脚及び家電製品
JP7016373B2 (ja) 家電製品
JP6949871B2 (ja) 自動レベリング機能を有する洗濯機脚および洗濯機
JP6997856B2 (ja) 家電製品用底脚及び家電製品
CN105755757B (zh) 具有自动调平功能的洗衣机底脚及洗衣机
US20180245266A1 (en) Hydraulic leveling base and washing machine
JP2019531108A (ja) 自動レベリング機能を有する洗濯機の底脚及び洗濯機
JP2020516337A (ja) 家電製品用底脚及び家電製品
JP2019535343A (ja) 洗濯機の油圧レベリング装置及びその注入方法
JP6889240B2 (ja) 家電製品
JP2019523041A (ja) 自動レベリング洗濯機
JP2019524316A (ja) 自動レベリング機能を有する洗濯機の底脚及び洗濯機
JP7142084B2 (ja) 家電製品用支持レベリング装置及び家電製品
US10808349B2 (en) Support for household appliance, and household appliance
JP7162656B2 (ja) 家電製品
JP2020512094A (ja) 家電製品用底脚及び家電製品
CN109140136B (zh) 一种家用电器用底脚及家用电器
CN109140138B (zh) 一种家用电器用底脚及家用电器
CN109140137B (zh) 一种家用电器用底脚及家用电器
CN109140131B (zh) 一种家用电器用底脚及家用电器
CN108953858B (zh) 一种家用电器用液压调平装置及家用电器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210914