JP2019523041A - 自動レベリング洗濯機 - Google Patents

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Abstract

自動レベリング洗濯機であって、ハウジング(9)と、ハウジング(9)内に設けられて洗濯に用いられるドラムユニットを含み、ハウジング(9)の底板(901)にはレベリング底脚(10)が装着されており、レベリング底脚(10)の内部には油圧媒体が充填されており、油圧媒体は、レベリング底脚(10)の内部及び/又はレベリング底脚(10)間を流動することで洗濯機の自動レベリングを実現可能であり、ハウジング(9)の底板(901)には、レベリング底脚(10)を固着するための装着凹溝が設けられている。前記自動レベリング洗濯機では、油圧媒体と一部のガスが各レベリング底脚(10)の内部及び/又はレベリング底脚(10)間で流動することで、大きな圧力を受けたレベリング底脚(10)については圧縮量を増大させる一方、小さな圧力を受けたレベリング底脚(10)については油圧の作用によって更に伸長可能として、自動的に高さのレベリングを実現する。また、装着凹溝によって効果的且つ迅速なレベリング底脚(10)に位置決めが可能となる。装着凹溝の円周面がレベリング底脚(10)を保護する役割を果たすため、レベリング底脚のカバー(3)がプラスチック材質からなる場合でも、高い信頼性をもって運転可能となる。【選択図】図6

Description

本発明は洗濯機器の技術分野に関し、具体的には、自動レベリング洗濯機に関する。
一般的に、家電製品はハウジングの底部にレベリング装置が設けられており、家電製品の設置時にはレベリング装置を調節することで安定した設置状態を実現可能である。また、レベリングして設置した後、レベリング装置は安定を維持するように家電製品を支持可能である。
洗濯機の場合を例示すると、図1に示すように、一般的に従来の洗濯機はハウジング9又は全体の底部に支持脚19が装着されている。支持脚19は、ボルト、ナットワッシャー及びゴムパッドを含む。ナットワッシャーはボルト上で上下に回動可能とされ、ボルトもまたハウジング底板のネジ孔内で上下に回動可能とされる。底板のネジ孔に対する支持脚19のボルトのねじ込み長さによって洗濯機の高さ調整が実現されるが、大部分の洗濯機では、底脚を反時計回りに回転させることで高さが高くなり、時計回りに回転させることで高さが低くなるよう調整される。当該脚の高さを調整した後に、緩み防止のナットワッシャーをしっかりと締めることで安定が維持される。
前記洗濯機の底脚の場合、洗濯機のレベリングは実現されるものの、ユーザが手動で調節を行わねばならない。そのため、洗濯機の自重が大きかったり、設置スペースが狭かったりする場合にはユーザの操作に不都合が生じる。また、洗濯機の長期的な動作過程で生じる震動もまた底脚のレベリングに影響を及ぼし、支持機能を容易に喪失させる結果、洗濯機の設置が水平でなくなる。
例えば、従来の8KGドラム洗濯機は一般的に80Kg程度と大重量のため、消費者が調節するには極めて不便であり、仮に調節を終えたとしても洗濯機を最適な状態に調整できる保証はない。洗濯機は洗浄時において、特に、0r/minから1400r/min程度まで加速して脱水する際に、水平でなかったり脚が機能しなかったりとの問題があると非常に大きく震動し、消費者の使用快適性に極めて大きな影響を及ぼす。
このほか、洗濯機が水平でないことに伴う震動によって底脚のネジが緩み、底脚のブラケットが垂直に移動する場合がある。洗濯機の水平状態はこのような不安定性により変動し、より強い震動を招来し得る。また、こうした悪循環によって、洗濯機の使用期間が長くなるほど騒音が大きくなり、洗濯機自体も一定の損傷を受けることから、使用寿命が短縮してしまう。
したがって、従来の洗濯機におけるレベリングには、手動で調節せねばならないため手間がかかり、且つ、精度にも劣るとの課題が存在する。
以上に鑑みて、本発明を提案する。
上記の課題を解決するために、本発明は自動レベリング洗濯機を提供する。具体的には、以下の技術方案を採用する。
自動レベリング洗濯機であって、ハウジングと、ハウジング内に設けられて洗濯に用いられるドラムユニットを含み、前記ハウジングの底板にはレベリング底脚が装着されており、レベリング底脚の内部には油圧媒体が充填されており、油圧媒体は、レベリング底脚の内部及び/又はレベリング底脚間を流動することで洗濯機の自動レベリングを実現可能であり、前記ハウジングの底板には、レベリング底脚を固着するための装着凹溝が設けられている。
更に、前記レベリング底脚は固定部と可動部を含み、固定部と可動部の間には中空室が形成されており、中空室には油圧媒体が充填されており、圧力が作用すると、前記油圧媒体はレベリング底脚内部の中空室及び/又はレベリング底脚間の中空室で流動し、可動部の伸縮を実現することで自動レベリングを可能とし、前記装着凹溝は、底板にプレス成形されたプレス凹溝を含み、プレス凹溝はレベリング底脚の固定部に一致しており、前記レベリング底脚の固定部はプレス凹溝内に固定される。
更に、前記固定部は底脚受を含み、可動部はフレキシブル収容体と調整脚を含み、調整脚は相対的に摺動可能に底脚受内に嵌設され、調整脚と底脚受の間には装着室が形成されており、前記フレキシブル収容体は装着室内に設けられ、フレキシブル収容体は内部に中空室を備え、中空室内に油圧媒体が充填され、前記レベリング底脚の一端はプレス凹溝内に固定され、底脚受は少なくとも一部の円周面が前記プレス凹溝の内壁に密着する。
更に、前記底脚受には中空室と連通するオリフィス及び弁孔がそれぞれ設けられており、オリフィス及び弁孔はそれぞれ高圧オイル配管群に接続されており、高圧オイル配管群がレベリング底脚の中空室に連通することでレベリング底脚間における油圧媒体の流動が実現され、前記装着凹溝は、底板上にプレス成形されて高圧オイル配管群を収容するためのオイル配管凹溝を更に含む。
更に、前記底板は四辺形のプレートであり、底板の四隅にはそれぞれレベリング底脚が装着されており、前記プレス凹溝は底板におけるレベリング底脚に対応する四隅に設けられ、前記底板の対向する二辺の両端におけるレベリング底脚は、それぞれ高圧オイル配管群を介して連通しており、前記オイル配管凹溝は底板における高圧オイル配管群に応じた対向する二辺に設けられている。
更に、前記の互いに連通する2つのレベリング底脚を固定するための2つのプレス凹溝と、2つのレベリング底脚を連通させる高圧オイル配管群を収容するためのオイル配管凹溝は互いに連通している。
更に、前記オイル配管凹溝には高圧オイル配管群を固定するための固定ユニットが設けられる。
更に、前記固定ユニットは、オイル配管凹溝の両側に設けられる固定孔と、両端がそれぞれ両側の固定孔に固定される結束バンドを含む。
更に、前記底板は四辺形のプレートであり、底板の四隅にはそれぞれレベリング底脚が装着されており、前記プレス凹溝は底板におけるレベリング底脚に対応する四隅に設けられ、4つのレベリング底脚間における油圧媒体の流動を実現するよう、4つの前記レベリング底脚は、それぞれ高圧オイル配管群を介して同一の連通装置に接続され、前記底板の四隅におけるプレス凹溝は、それぞれ高圧オイル配管群を挿通するための切欠きを有する。
更に、前記底脚受はベースとカバーを含み、調整脚が相対的に摺動可能にカバーの一端に嵌設され、ベースがカバーの他端に設けられてこれを封止し、前記ベースには複数の固定スタッドが設けられ、固定スタッドには装着孔が開設されており、前記プレス凹溝は、固定スタッドと一致する固定スタッド凹溝と、カバーと一致するカバー凹溝を含み、固定スタッド凹溝内には装着孔に対応する第2装着孔が設けられる。
本発明の自動レベリング洗濯機では、油圧媒体と一部のガスが各レベリング底脚の内部及び/又はレベリング底脚間で流動することで、大きな圧力を受けたレベリング底脚については圧縮量を増大させる一方、小さな圧力を受けたレベリング底脚については油圧の作用によって更に伸長可能として、自動的に高さのレベリングを実現する。
本発明の自動レベリング洗濯機では、油圧システムによって洗濯機の洗浄、脱水過程でもズレを自動レベリング可能なため、一層の低震動及び低騒音が実現される。
本発明の自動レベリング洗濯機では、装着凹溝によって効果的且つ迅速なレベリング底脚の位置決めが可能となる。また、装着凹溝の円周面がレベリング底脚を保護する役割を果たすため、レベリング底脚のカバーがプラスチック材質からなる場合でも、高い信頼性をもって運転可能となる。
図1は、従来の洗濯機における支持脚の装着を示す図である。 図2は、本発明の実施例におけるレベリング底脚の装着を示す図である。 図3は、本発明の実施例における洗濯機の図2のA−A面に沿う断面図である。 図4は、本発明の実施例における洗濯機の底部の装着構造を示す図である。 図5は、本発明の実施例における洗濯機の底部の部分装着構造を示す図である。 図6は、本発明の実施例におけるレベリング底脚と洗濯機の装着にかかる分解図である。 図7は、本発明の実施例の図6におけるC部分の拡大図である。 図8は、本発明の更なる実施例におけるレベリング底脚と洗濯機の装着にかかる分解図である。 図9は、本発明の更なる実施例におけるレベリング底脚と洗濯機の装着にかかる分解図である。 図10は、本発明の実施例におけるレベリング底脚の立体構造を示す図である。 図11は、本発明の実施例におけるレベリング底脚の構造分解図である。 図12は、本発明の実施例におけるレベリング底脚の正面図である。 図13は、本発明の実施例におけるレベリング底脚の側面図である。 図14は、本発明の実施例におけるレベリング底脚の図12のG−G面に沿う断面図である。 図15は、本発明の実施例におけるレベリング底脚の図12のH−H面に沿う断面図である。 図16は、本発明の実施例におけるレベリング底脚の図13のJ−J面に沿う断面図である。 図17は、本発明の実施例におけるレベリング底脚が完全に圧縮された後の図13のJ−J面に沿う断面図である。 図18は、本発明の実施例におけるレベリング底脚の組み付けを示す図である。 図19は、本発明の実施例におけるレベリング底脚の洗濯機に対する装着を示す図である。 図20は、本発明の更なる実施例におけるレベリング底脚の洗濯機に対する装着を示す図である。 図21は、本発明の更なる実施例におけるレベリング底脚の組み付けを示す図である。 図22は、本発明の更なる実施例におけるレベリング底脚の洗濯機に対する装着を示す図である。 図23は、本発明の実施例におけるレベリング底脚の動作状態を示す図である。
以下に、図面を組み合わせて本発明における自動レベリング洗濯機につき詳述する。
本発明は、使用しやすく、構造が簡単で、低コスト且つ信頼性に優れた自動レベリングを実現するパルセータ又はドラム洗濯機を提供する。洗濯機のレベリング底脚によれば、震動を顕著に軽減させられ、騒音が低下するため、洗濯機のユーザエクスペリエンスにかかる快適性が向上する。
図2に示すように、本発明ではドラム洗濯機を例示して説明する。ドラム洗濯機は、上板902、前板903、側板904及び底板901を含んで洗濯機全体のフレーム及び外観を維持するハウジング9と、粉末洗剤、液体洗剤又は柔軟剤等を投入するための洗剤ケース20と、洗濯機を操作するための制御パネル14と、開放して衣類を出し入れするための扉体17と、レベリング底脚が装着されて洗濯機の自動高さ調節を実現するための底板901と、前板903の下部に設けられるカバープレート18、を含む。
図2に示すように、本実施例の自動レベリング洗濯機は、ハウジング9と、ハウジング9内に設けられて洗濯に用いられるドラムユニットを含む。前記ハウジング9の底板901にはレベリング底脚10が装着されている。レベリング底脚10の内部には油圧媒体が充填されている。油圧媒体は、レベリング底脚10の内部又はレベリング底脚10間を流動することで、洗濯機の自動レベリングを実現可能である。前記ハウジングの底板901には、レベリング底脚10を固着するための装着凹溝が設けられている。
本実施例の自動レベリング洗濯機では、油圧媒体と一部のガスが各レベリング底脚の内部及び/又はレベリング底脚間で流動することで、大きな圧力を受けたレベリング底脚については圧縮量を増大させる一方、小さな圧力を受けたレベリング底脚については油圧の作用によって更に伸長可能として、自動的に高さのレベリングを実現する。
本実施例の自動レベリング洗濯機では、油圧システムによって洗濯機の洗浄、脱水過程でもズレを自動レベリング可能なため、一層の低震動及び低騒音が実現される。
本実施例の自動レベリング洗濯機では、装着凹溝によって効果的且つ迅速なレベリング底脚の位置決めが可能となる。また、装着凹溝の円周面がレベリング底脚を保護する役割を果たすため、レベリング底脚のカバーがプラスチック材質からなる場合でも、高い信頼性をもって運転可能となる。
更に、図2、図3、図4、図5及び図6に示すように、前記レベリング底脚は固定部と可動部を含む。固定部と可動部の間には中空室が形成されており、中空室に油圧媒体が充填される。圧力が作用すると、前記油圧媒体はレベリング底脚内部の中空室及び/又はレベリング底脚間の中空室で流動し、可動部の伸縮を実現することで自動レベリングを可能とする。前記装着凹溝は、底板901にプレス成形されたプレス凹溝21を含む。プレス凹溝21はレベリング底脚の固定部に一致しており、前記レベリング底脚の固定部はプレス凹溝21内に固定される。
具体的には、図7に示すように、前記固定部は底脚受を含み、可動部はフレキシブル収容体6と調整脚4を含む。調整脚4は相対的に摺動可能に底脚受内に嵌設される。また、調整脚4と底脚受の間には装着室が形成されている。前記フレキシブル収容体6は装着室内に設けられる。フレキシブル収容体6は内部に中空室を備え、中空室内に油圧媒体が充填される。前記底脚受の一端はプレス凹溝21内に固定され、調整脚4は被押圧状態時においてプレス凹溝21から伸出する。
更に、図8及び図9に示すように、前記底脚受には中空室と連通するオリフィス及び弁孔がそれぞれ設けられている。オリフィス及び弁孔はそれぞれ高圧オイル配管群13に接続されており、高圧オイル配管群13はレベリング底脚10の中空室に連通している。これにより、レベリング底脚間における油圧媒体の流動が実現される。更に、前記装着凹溝は、底板901上にプレス成形されて高圧オイル配管群13を収容するためのオイル配管凹溝25を含む。
図7に示すように、底脚受はベース1とカバー3を含む。カバー3の一端には調整脚が相対的に摺動可能に嵌設され、カバー3の他端にはこれを封止するようベース1が設けられている。
前記ベース1には複数の固定スタッド102が設けられ、固定スタッド102には装着孔101が開設されている。
前記プレス凹溝21は、固定スタッドと一致する固定スタッド凹溝2101と、カバーと一致するカバー凹溝2103を含む。また、固定スタッド凹溝内には装着孔101に対応する第2装着孔2102が設けられる。
更に、前記底板901は四辺形のプレートであり、底板901の四隅にそれぞれレベリング底脚10が装着される。また、前記プレス凹溝21は底板901におけるレベリング底脚10に対応する四隅に設けられる。
4つのレベリング底脚10間における油圧媒体の流動を実現するよう、4つの前記レベリング底脚10は、それぞれ高圧オイル配管群13を介して同一の連通装置に接続される。
前記底板901の四隅におけるプレス凹溝21は、それぞれ高圧オイル配管群13を挿通するための切欠き2104を有する。
本実施例の洗濯機における底板901の四隅にはプレス凹溝21が1つずつ備わっており、レベリング底脚10を位置決め、固定、保護、強化するとの役割を発揮するため、レベリング底脚10の寿命が大幅に延長される。
本実施例の高圧オイル配管群13は、X形状をなすように4つのレベリング底脚10に接続されている。また、底板901には、X形状又はX形状を配置可能なオイル配管凹溝25がプレスされている。
オイル配管凹溝25には固定孔23が設けられているため、結束バンド24によって高圧オイル配管群13をしっかりと底板901に固定可能である。なお、好ましくは、高圧オイル配管群13をオイル配管凹溝25に緊締する。これによれば、オイル配管が外部に露出しないため外観に優れるほか、オイル配管が外部において不要に損傷するとの事態が回避される。例えば、オイル配管が固定されていない場合にはぐらつきの恐れがあり、運搬中や使用中に底板901と衝突することで騒音が発生してしまう。また、底板901との摩耗によりオイル漏れが生じ、より深刻な場合にはオイル配管が他の物品に引っ張られて切断され、オイル漏れが発生する等の問題が起こり得る。
本発明の自動レベリング洗濯機における図6のC部分の拡大図である図7によれば、更に視覚的にレベリング底脚10とプレス凹溝21との係合関係を観察可能である。
レベリング底脚10と高圧オイル配管群13はクランプにより緊締される。
レベリング底脚10は、動作可能なレベリング底脚10を保護するカバーを有する。
レベリング底脚10は、上面に固定孔101を1つずつ備える複数の固定スタッド102を有する。
底板901は、外形がレベリング底脚10の上部と略一致するプレス凹溝21を有する。プレス凹溝21は、底部に第2装着孔2102を有し、ネジ又はボルトによりレベリング底脚の固定スタッドを緊締可能な複数の固定スタッド凹溝2101と、レベリング底脚10のカバーと係合関係をなし、レベリング底脚10を位置決め、固定、保護、強化するとの役割を発揮することでレベリング底脚10の寿命を大幅に向上させるカバー凹溝2103と、レベリング底脚10の上部に接続される高圧オイル配管群13への干渉を防止する切欠き2104、を含む。
側板904は押し型を有する。これは、主として洗濯機のハウジング強度を補強するためのものである。洗濯機が満載状態の場合には内部が大重量となるが、押し型によって洗濯機の変形を効果的に防止可能となる。
本実施例の実施形態として、図8及び図9に示すように、前記底板901は四辺形のプレートであり、底板901の四隅にはそれぞれレベリング底脚10が装着される。また、前記プレス凹溝21は底板901におけるレベリング底脚10に対応する四隅に設けられる。
前記底板901の対向する二辺の両端におけるレベリング底脚10は、それぞれ高圧オイル配管群13を介して連通している。また、前記オイル配管凹溝25は底板901における高圧オイル配管群13に応じた対向する二辺に設けられている。
更に、前記の互いに連通する2つのレベリング底脚10を固定するための2つのプレス凹溝21と、2つのレベリング底脚10を連通させる高圧オイル配管群13を収容するためのオイル配管凹溝25は互いに連通している。
また、更に、前記オイル配管凹溝25には高圧オイル配管群13を固定するための固定ユニットが設けられている。
具体的に、前記固定ユニットは、オイル配管凹溝25の両側に設けられる固定孔23と、両端がそれぞれ両側の固定孔に固定される結束バンド24を含む。
図8に示すように、洗濯機の底板901には2つ1組となって連通するレベリング底脚10が2組装着されている。A方向、即ち洗濯機の左右両側の側板904に沿う2つのレベリング底脚10が連通している。洗濯機の底板901には、A方向に沿って、2つのレベリング底脚10間にオイル配管凹溝25が各々設けられている。また、上述したように、固定孔23を備え、結束バンド24により高圧オイル配管群13が緊締される。
同様の実施例としては、B方向、即ち洗濯機の前板の両側、後板の両側に沿う2つのレベリング底脚10が連通している。なお、洗濯機の底板901については図示するように設置するため、ここでは改めて詳述しない。
図9に示すように、洗濯機の底板901には連通する2つのレベリング底脚が1組装着されている。また、同様の実施例としては、B方向、即ち洗濯機の前後両側に沿う2つのレベリング底脚は連通しているが、他方の側は通常のボルト底脚とする。具体的には2つの実施例が存在する。まず、B方向に沿う2つの底脚が連通しており、且つ、これら2つの底脚がいずれも前板903寄りの場合、洗濯機の底板が図示するように設けられる。即ち、B方向に沿って、前板903寄りの2つの底脚間にオイル配管凹溝25が設けられる。また、同様に、上述した固定孔23を備え、結束バンド24により高圧オイル配管群13が緊締される。
一方、B方向に沿って、前板903から離れた2つの底脚には従来のボルト底脚が用いられる。
同様の実施例として、A方向、即ち洗濯機の左右両側の側板に沿う一方の2つのレベリング底脚10は連通しているが、他方は通常のボルト底脚とする。なお、具体的な実施例としては2つあるが、洗濯機の底板については図示するように設置されるためここでは改めて詳述しない。
図10〜図16に示すように、本実施例のレベリング底脚は、底脚受、フレキシブル収容体6及び調整脚4を含む。前記底脚受は中空室を有し、底脚受には中空室にそれぞれ連通するオリフィス7と弁孔8が設けられている。また、オリフィス7と弁孔8はそれぞれ高圧オイル配管に接続されている。前記フレキシブル収容体6は中空室内に設けられる。また、フレキシブル収容体6の内部には収容室が備わっており、収容室の内部に油圧媒体が充填される。圧力が作用した場合、複数の底脚内の油圧媒体は高圧オイル配管を通じて互いに流動可能である。前記調整脚4の一端は相対的に摺動可能に中空室内に設けられ、フレキシブル収容体6は調整脚4に接触するか接続される。
本実施例のレベリング底脚は油圧の原理に基づく。底脚には油圧媒体が充填されているため、底脚は圧力の違いに応じて、油圧媒体の流動性により適応的な調整を自動的に実施する。
本実施例のレベリング底脚ではオリフィス7と弁孔8がそれぞれ高圧オイル配管に接続されているため、高圧オイル配管を介して底脚間の連通を実現可能である。よって、調整範囲がより広がり、調整効果も一層良好となる。
本実施例におけるレベリング底脚では、油圧媒体を密封されたフレキシブル収容体6に充填しており、且つ、当該フレキシブル収容体6が調整脚4の内部に配置されている。これにより、油圧媒体が漏出するとの問題が効果的に解決され、底脚の動作の安定性が確保される。
したがって、本実施例におけるレベリング底脚の構造は簡単であり、低コストである。また、使用しやすく信頼性に優れる。且つ、震動を顕著に軽減させられ、騒音が低下するため、洗濯機のユーザエクスペリエンスにかかる快適性が向上する。
更に、本実施例における底脚受は互いに接続されるベース1とカバー3を含む。ベースには凹溝が設けられており、ベース1とカバー3の間には圧縮リング11が設けられている。前記フレキシブル収容体6の一端には開口604が備わっており、開口が密封構造603を有する。密封構造603の一端は凹溝内に設けられ、他端は圧縮リング11の圧着によってフレキシブル収容体6とベース1との密封接続を維持する。
更に、本実施例のベース1内には1つのオリフィス7及び少なくとも2つの弁孔8が設けられる。オリフィス7と弁孔8はそれぞれフレキシブル収容体6の開口604に連通しており、オリフィス7は弁孔8の中間に設けられる。第1の圧力下では、前記オリフィス7と弁孔8がいずれも連通を維持する。一方、第2の圧力下では、フレキシブル収容体6が弁孔8を塞ぐまで圧縮されるが、オリフィス7は連通を維持する。
本実施例におけるベース1には複数のオイルノズル2が設けられる。オイルノズル2は、オリフィス7と弁孔8にそれぞれ連通している。オイルノズル2は脱落防止ボス201を有する。脱落防止ボス201の外径は高圧オイル配管の内径よりも大きく、具体的には0.1〜1.5mmである。
オイルノズル2の基端には案内構造202が設けられている。具体的に、オイルノズルの基端をオイル配管に挿入しやすいよう、案内構造202は面取り構造となっている。
具体的には、図示するように、本実施例におけるレベリング底脚は1つのオリフィス7と2つの弁孔8を含む。オリフィス7は2つの弁孔8の間に設けられ、前記オリフィス7は第2オイルノズル204に接続されている。また、2つの弁孔8はそれぞれ第1オイルノズル203と第3オイルノズル205に接続されている。
ベース1は複数の装着孔101を有し、ボルト又はネジによって洗濯機の底板901に緊締可能である。これより、ベース1の中心位置にネジ付きスタッドを備えて洗濯機の底板901にねじ込む形態を連想可能である。
本実施例のレベリング底脚では、前記フレキシブル収容体6の開口604と中空室との間に小径構造602が備わっている。小径構造602の内径は、開口604及び中空室の内径のいずれよりも小さい。
本実施例におけるフレキシブル収容体6の小径構造602は、中央に開口604と連通を維持するオイル孔を有する。小径構造602は、オイル孔を有することでオリフィス7、弁孔8の油圧媒体を常に流入又は流出させられるとの特性を有する。調整脚4の圧力が過度に大きくなり、小径構造602周辺のゴムがベース1に密着すると、弁孔8が密封されて、より大きな絞り作用が実現される。
本実施例におけるフレキシブル収容体6はコルゲートチューブ部である。コルゲートチューブ部の内部は中空室となっている。コルゲートチューブ部によって、フレキシブル収容体6は圧縮又は伸長時に不要な襞が発生するため、使用寿命が延長される。
本実施例におけるレベリング底脚では、前記カバー3の内壁に縦方向位置規制凹溝301が設けられている。また、これに対応して、調整脚4の外壁には縦方向位置規制突起401が設けられており、縦方向位置規制突起401と縦方向位置規制凹溝301が係合することで、調整脚の縦方向における上下の伸縮運動が規定される。このように設けることで、以下のような利点が得られる。
(1)調整脚4が垂直に上下運動し、側方への偏りが生じない。
(2)カバー3内での調整脚4の回転運動が防止されるため、洗濯機の震動が大幅に軽減する。
(3)カバー3からの調整脚4の抜け落ちが効果的に防止されるため、フレキシブル収容体6の破壊や、地面に直接接触することによる鋭利な物に起因する破壊が回避される。
図18〜図22に示すように、本実施例はレベリング底脚を備える。前記洗濯機の底部には複数の底脚10が装着されており、前記底脚10は固定部と可動部を含む。固定部と可動部の間には中空室が形成されており、中空室に油圧媒体が充填される。前記底脚10は高圧オイル配管を通じて2つずつ接続されており、これにより2つの底脚10の中空室同士の連通を実現している。或いは、全ての前記底脚10が高圧オイル配管を通じてそれぞれ連通装置15に接続されており、これにより全ての底脚の中空室同士の連通を実現している。圧力が作用すると、前記油圧媒体が互いに連通する底脚10の中空室間を流動し、可動部の伸縮を実現することで自動レベリングを可能とする。
本実施例のレベリング底脚は、一定の圧力が作用した場合に油圧媒体がガスを圧縮し、これに伴って可動部が適応的に伸縮する。圧力が更に増大するとガスはそれ以上圧縮されなくなり、油圧媒体に対しガスの内圧が反作用することで、可動部は十分な支持力を持つことになる。したがって、本実施例のレベリング底脚は適応的な自動レベリング機能を有する。本実施例の油圧媒体としては、具体的に作動油を選択すればよい。
本実施例のレベリング底脚は油圧の原理に基づく。底脚には油圧媒体が充填されているため、底脚は圧力の違いに応じて、油圧媒体の流動性により適応的な調整を自動的に実施する。油圧媒体は全ての底脚間を流動可能であり、1つの底脚が力を受けて圧縮すると、油圧媒体はこれに連通する別の底脚へと流動する。すると、別の底脚は内部の油圧媒体が増加し、圧力が増大して伸出するため、十分な支持力が確保される。このように、本実施例のレベリング底脚は調整範囲がより広く、調整効果も更に良好となる。
したがって、本実施例におけるレベリング底脚の構造は簡単であり、低コストである。また、使用しやすく信頼性に優れる。且つ、震動を顕著に軽減させられ、騒音が低下するため、洗濯機のユーザエクスペリエンスにかかる快適性が向上する。
本発明では、ドラム洗濯機を例示して説明する。ドラム洗濯機は、衣類を投入して洗浄するための洗浄ドラムと、粉末洗剤、液体洗剤又は柔軟剤等を投入するための洗剤ケースと、洗濯機を操作するための制御パネル14と、開放して衣類を出し入れするための扉と、少なくとも1つの回転可能な伝動軸に接続されて少なくとも1つの出力を実現するモータユニットと、洗濯機全体のフレーム及び外観を維持するためのハウジング9と、本実施例のレベリング底脚を装着する底板901、を含む。
図18に示すように、本実施例のレベリング底脚は第1底脚と第2底脚を含む。第1底脚と第2底脚はそれぞれオリフィス7と弁孔8を備え、オリフィス7と弁孔8がそれぞれ中空室に連通している。前記第1底脚のオリフィス7と第2底脚の弁孔8が高圧オイル配管を通じて接続されており、第1底脚の弁孔8と第2底脚のオリフィス7が高圧オイル配管を通じて接続されている。
具体的に、本実施例の第1底脚と第2底脚は、1つのオリフィス7、第1弁孔及び第2弁孔という2つの弁孔5をそれぞれ備え、オリフィス7、第1弁孔及び第2弁孔がそれぞれ中空室に連通している。前記第1底脚のオリフィス7と第2底脚の第1弁孔は第2高圧オイル配管1302を通じて接続されている。第1底脚の第1弁孔と第2底脚のオリフィス7は第1高圧オイル配管1301を通じて接続されている。第1底脚の第2弁孔と第2底脚の第2弁孔は第3高圧オイル配管1303を通じて接続されている。前記第1高圧オイル配管1301、第2高圧オイル配管1302及び第3高圧オイル配管1303によって油圧パイプ群13が構成される。
具体的には、図19に示すように、洗濯機の底板901の四隅には4つの底脚が固着される。高圧オイル配管群13によって洗濯機の底板901の左側における2つの底脚が連通することで、第1底脚群1001が構成される。また、高圧オイル配管群13によって洗濯機の底板901の右側における2つの底脚が連通することで、第2底脚群1002が構成される。
これによれば、第1底脚群1001における油圧媒体と一部のガスが、圧力の違いに応じてこれら2つの底脚間で互いに流動可能となる。また、第2底脚群1002における油圧媒体と一部のガスが、圧力の違いに応じてこれら2つの底脚間で互いに流動可能となる。
図20に示すように、洗濯機の底板901の四隅には4つの底脚が固着される。高圧オイル配管群13によって洗濯機の底板901の後側における2つの底脚が連通することで、第3底脚群1003が構成される。また、高圧オイル配管群13によって洗濯機の底板901の前側における2つの底脚が連通することで、第4底脚群1004が構成される。
これによれば、第3底脚群1003における油圧媒体と一部のガスが、圧力の違いに応じてこれら2つの底脚間で互いに流動可能となる。また、第4底脚群1004における油圧媒体と一部のガスが、圧力の違いに応じてこれら2つの底脚間で互いに流動可能となる。
図21及び図22に示すように、ハウジング9の底板901における四隅又はハウジング9の底板における円周方向には、互いに連通する少なくとも4つの底脚10が均一に設けられている。各底脚10内には油圧媒体とガスが充填されている。第1の圧力範囲では、各底脚10内における油圧媒体とガスの相互作用によって可動部の伸縮が実現される結果、自動レベリングが行われる。また、第2の圧力範囲では、互いに連通する底脚10内の油圧媒体とガスの相互作用によって可動部の伸縮が実現される結果、自動レベリングが行われる。このような方式によれば、全ての底脚間の連通が実現されるため、油圧媒体は全ての底脚間で流動可能となる。よって、調整範囲がより広がり、調整効果も一層良好となる。
具体的には、前記底脚10は、油圧媒体とガスを充填するための密封室を内部に備える。前記密封室には高圧オイル配管群13が連通している。また、全ての底脚10間の連通が実現されるよう、各前記底脚10の高圧オイル配管群13はそれぞれ連通装置15に連通している。
本実施例のレベリング底脚では、ガスを弾性媒体、液体を動力伝達媒体としているため、良好な緩衝性能だけでなく、震動減衰作用も有している。更には、受けた圧力の大きさに応じて底脚自体の高さを調節可能である。
レベリングの原理を具体的に説明すると、図23に示すように、洗濯機の設置後、地面16が水平でないと各底脚の水平高さが異なることになり、地面の窪み1601に置かれる底脚の位置が低くなる。ここから明らかなように、まずは高位置の底脚が洗濯機の重量を受け、且つ、受ける重力が大きい。一方、低位置の底脚については機能しないか、受ける重量が小さい。ここで、高位置の底脚における調整脚は大きな圧力がかかると上方に変位するため、底脚の高さ全体が縮小し、作動油が充満したフレキシブル収容体6の中空室の容積が圧縮により縮小する。これにより、油圧媒体がオリフィス又は弁孔に進入し、高圧オイル配管群を通じて低位置の底脚内に進入する。すると、低位置の底脚におけるフレキシブル収容体6の油圧媒体が増え続け、フレキシブル収容体6が膨張することで調整脚を伸長させる。
高位置の底脚と低位置の底脚の油圧が同等となると、油圧媒体は高圧オイル配管群からそれ以上流動しなくなり、調整脚と洗濯機の底板との相対位置もそれ以上変化しなくなる。こうして、レベリング底脚の自動調整が完了する。
洗濯機の洗浄又は脱水の過程においても、油圧媒体は緩やかに流動して自動レベリングを実施可能なため、洗濯機の振動による騒音が大幅に軽減される。
また、本実施例は、上記のレベリング底脚を有する洗濯機を提供する。当該洗濯機はハウジング9を含み、ハウジング9の底部に複数の前記レベリング底脚10が装着される。また、レベリング底脚の内部に充填された油圧媒体がレベリング底脚間で流動することでレベリングを実現可能である。
本実施例の洗濯機は、工場出荷時の設定として4つのレベリング底脚の高さを一致させることが好ましい。洗濯機を平坦でない地面に任意に設置した場合、4つのレベリング底脚は地面の非水平状況に応じて異なる圧力を受ける。そして、カバーに対する調整脚の押し込み長さが異なることで、洗濯機の自動レベリングが実現される。
更に、上記実施例について以下を説明する。
1.本発明の実施例における底脚は2つずつ連通しているが、数量をN≧2とし、3つ乃至はより多くを連通させてもよい。ただし、コストが最も抑えられ、且つ良好な効果を実現可能なことから、2つとすることが好ましい。
本発明の実施例では、連通装置15の4つの端部開口を用いて4つの底脚をそれぞれ接続しているが、3つ、5つ、6つ、N個の端部開口を備える連通装置15を用いて、その端部開口を3つ、5つ、6つ、N個の底脚にそれぞれ接続することが推測される。上記の実施例では、コストが最低限に抑えられるよう、上記機能を実現可能な場合の最適数として4個を採用しているにすぎない。
2.本発明の実施例ではドラム洗濯機を例示し、本発明においてドラム洗濯機の自動レベリングを実現する原理と方法について詳述したが、容易に連想可能なように、本発明はパルセータ洗濯機にも応用可能である。
3.本発明の実施例では洗濯機を例示し、本発明において洗濯機の自動レベリングを実現する原理と方法について詳述したが、容易に連想可能なように、本発明は、冷蔵庫、冷凍庫、食洗器等の家電製品にも応用可能である。
以上は本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明を何らかの形式に限定するものではない。本発明については好ましい実施例によって上記のように開示したが、本発明を限定するとの主旨ではなく、本発明の技術方案を逸脱しない範囲において、当業者が上記で提示した技術内容を用いて行うわずかな変形或いは補足は、同等に変形された等価の実施例とみなされる。本発明の技術方案の内容を逸脱することなく、本発明の技術的本質に基づいて上記の実施例に加えられる簡単な修正、同等の変形及び補足は、いずれも本発明の方案の範囲内とされる。
1 ベース
101 装着孔
2 オイルノズル
201 脱落防止ボス
202 案内構造
203 第1オイルノズル
204 第2オイルノズル
205 第3オイルノズル
3 カバー
301 縦方向位置規制凹溝
4 調整脚
401 縦方向位置規制突起
5 弾性ワッシャー
6 フレキシブル収容体
601 コルゲートチューブ部
602 小径構造
603 密封構造
604 開口
7 オリフィス
8 弁孔
9 ハウジング
901 底板
902 上板
903 前板
904 側板
10 底脚
11 圧縮リング
12 クランプ
13 高圧オイル配管群
1301 第1高圧オイル配管
1302 第2高圧オイル配管
1303 第3高圧オイル配管
14 制御パネル
15 連通装置
16 地面
1601 地面の窪み
17 扉体
18 カバープレート
19 支持脚
20 洗剤ケース
21 プレス凹溝
2101 固定スタッド凹溝
2102 第2装着孔
2103 カバー凹溝
2104 切欠き
23 固定孔
24 結束バンド
25 オイル配管凹溝

Claims (10)

  1. ハウジング(9)と、ハウジング(9)内に設けられて洗濯に用いられるドラムユニットを含む自動レベリング洗濯機において、
    前記ハウジング(9)の底板(901)にはレベリング底脚(10)が装着されており、レベリング底脚(10)の内部には油圧媒体が充填されており、油圧媒体は、レベリング底脚(10)の内部及び/又はレベリング底脚(10)間を流動することで洗濯機の自動レベリングを実現可能であり、前記ハウジングの底板(901)には、レベリング底脚(10)を固着するための装着凹溝が設けられていることを特徴とする自動レベリング洗濯機。
  2. 前記レベリング底脚は固定部と可動部を含み、固定部と可動部の間には中空室が形成されており、中空室には油圧媒体が充填されており、
    圧力が作用すると、前記油圧媒体はレベリング底脚内部の中空室及び/又はレベリング底脚間の中空室で流動し、可動部の伸縮を実現することで自動レベリングを可能とし、
    前記装着凹溝は、底板(901)にプレス成形されたプレス凹溝(21)を含み、プレス凹溝(21)はレベリング底脚の固定部に一致しており、
    前記レベリング底脚の固定部はプレス凹溝(21)内に固定されることを特徴とする請求項1に記載の自動レベリング洗濯機。
  3. 前記固定部は底脚受を含み、可動部はフレキシブル収容体(6)と調整脚(4)を含み、調整脚(4)は相対的に摺動可能に底脚受内に嵌設され、調整脚(4)と底脚受の間には装着室が形成されており、
    前記フレキシブル収容体(6)は装着室内に設けられ、フレキシブル収容体(6)は内部に中空室を備え、中空室内に油圧媒体が充填され、
    前記レベリング底脚の一端はプレス凹溝(21)内に固定され、底脚受は少なくとも一部の円周面が前記プレス凹溝(21)の内壁に密着することを特徴とする請求項2に記載の自動レベリング洗濯機。
  4. 前記底脚受には中空室と連通するオリフィス及び弁孔がそれぞれ設けられており、オリフィス及び弁孔はそれぞれ高圧オイル配管群(13)に接続されており、高圧オイル配管群(13)がレベリング底脚(10)の中空室に連通することでレベリング底脚間における油圧媒体の流動が実現され、
    前記装着凹溝は、底板(901)上にプレス成形されて高圧オイル配管群(13)を収容するためのオイル配管凹溝(25)を更に含むことを特徴とする請求項3に記載の自動レベリング洗濯機。
  5. 前記底板(901)は四辺形のプレートであり、底板(901)の四隅にはそれぞれレベリング底脚(10)が装着されており、前記プレス凹溝(21)は底板(901)におけるレベリング底脚(10)に対応する四隅に設けられ、
    前記底板(901)の対向する二辺の両端におけるレベリング底脚(10)は、それぞれ高圧オイル配管群(13)を介して連通しており、前記オイル配管凹溝(25)は底板(901)における高圧オイル配管群(13)に応じた対向する二辺に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の自動レベリング洗濯機。
  6. 前記の互いに連通する2つのレベリング底脚(10)を固定するための2つのプレス凹溝(21)と、2つのレベリング底脚(10)を連通させる高圧オイル配管群(13)を収容するためのオイル配管凹溝(25)は互いに連通していることを特徴とする請求項5に記載の自動レベリング洗濯機。
  7. 前記オイル配管凹溝(25)には高圧オイル配管群(13)を固定するための固定ユニットが設けられることを特徴とする請求項4に記載の自動レベリング洗濯機。
  8. 前記固定ユニットは、オイル配管凹溝(25)の両側に設けられる固定孔(23)と、両端がそれぞれ両側の固定孔に固定される結束バンド(24)を含むことを特徴とする請求項7に記載の自動レベリング洗濯機。
  9. 前記底板(901)は四辺形のプレートであり、底板(901)の四隅にはそれぞれレベリング底脚(10)が装着されており、前記プレス凹溝(21)は底板(901)におけるレベリング底脚(10)に対応する四隅に設けられ、
    4つのレベリング底脚(10)間における油圧媒体の流動を実現するよう、4つの前記レベリング底脚(10)は、それぞれ高圧オイル配管群(13)を介して同一の連通装置に接続され、
    前記底板(901)の四隅におけるプレス凹溝(21)は、それぞれ高圧オイル配管群(13)を挿通するための切欠き(2104)を有することを特徴とする請求項4に記載の自動レベリング洗濯機。
  10. 前記底脚受はベース(1)とカバー(3)を含み、調整脚が相対的に摺動可能にカバー(3)の一端に嵌設され、ベース(1)がカバー(3)の他端に設けられてこれを封止し、
    前記ベース(1)には複数の固定スタッド(102)が設けられ、固定スタッド(102)には装着孔(101)が開設されており、
    前記プレス凹溝(21)は、固定スタッドと一致する固定スタッド凹溝(2101)と、カバーと一致するカバー凹溝(2103)を含み、固定スタッド凹溝内には装着孔(101)に対応する第2装着孔(2102)が設けられることを特徴とする請求項3に記載の自動レベリング洗濯機。
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