JP2020514533A - 方向性電磁鋼板およびその磁区微細化方法 - Google Patents

方向性電磁鋼板およびその磁区微細化方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エッチング法およびレーザ法を組み合わせて、速い生産速度で、磁性および占積率を改善する方向性電磁鋼板およびその磁区微細化方法を提供する。【解決手段】本発明の方向性電磁鋼板の磁区微細化方法は、方向性電磁鋼板を準備する段階と、方向性電磁鋼板の表面にマスク層を形成する段階と、マスク層の一部にレーザビームを照射して、マスク層を除去し、方向性電磁鋼板に予備グルーブを形成する段階と、方向性電磁鋼板を酸洗してグルーブを形成する段階と、を含むことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、方向性電磁鋼板およびその磁区微細化方法に関する。
方向性電磁鋼板は、変圧器などの電磁製品の鉄心材料として使用される。機器の電力損失を低減することによってエネルギー変換効率を向上させるためには、鉄心素材の鉄損に優れ、積層および巻取時の占積率が高い鋼板が要求される。
方向性電磁鋼板は、熱延、冷延および焼鈍工程により2次再結晶された結晶粒が圧延方向に{110}<001>方向に配向された集合組織(別名、「Goss Texture」ともいう)を有する機能性鋼板をいう。
方向性電磁鋼板の鉄損を低下させる方法として、磁区微細化方法が知られている。つまり、磁区をスクラッチやエネルギー的衝撃を与えて方向性電磁鋼板が有する大きな磁区の大きさを微細化させることである。この場合、磁区が磁化しその方向が変化した時のエネルギー的消耗量を、磁区の大きさが大きかった時より低減可能になる。磁区微細化方法としては、熱処理後にも改善効果が維持される永久磁区微細化と、そうでない一時磁区微細化とがある。
回復(Recovery)が現れる熱処理温度以上の応力緩和熱処理後にも鉄損改善効果を示す永久磁区微細化方法は、エッチング法、ロール法およびレーザ法に区分することができる。エッチング法は、溶液内の選択的な電気化学反応で鋼板表面に溝(グルーブ、groove)を形成させるため、溝形状を制御しにくく、最終製品の鉄損特性を幅方向に均一に確保することが難しい。これとともに、溶媒として用いる酸容液によって環境に優しくないという欠点がある。
ロールによる永久磁区微細化方法は、ロールに突起形状を加工してロールや板を加圧することによって板表面に一定の幅と深さを有する溝を形成した後、焼鈍することによって、溝下部の再結晶を部分的に発生させる鉄損改善効果を示す磁区微細化技術である。ロール法は、機械加工に対する安定性、厚さに応じた安定した鉄損の確保を得にくい信頼性およびプロセスが複雑であり、溝形成直後(応力緩和焼鈍前)の鉄損と磁束密度特性が劣化するという欠点がある。
レーザによる永久磁区微細化方法は、高出力のレーザを高速に移動する電磁鋼板の表面部に照射し、レーザ照射によって基地部の溶融を伴うグルーブ(groove)を形成させる方法である。グルーブを速い速度で加工するためには、出力が大きいレーザを用いなければならず、そのためには、レーザ購入および維持に多くの費用がかかるという欠点がある。また、グルーブの形成時、溶融鉄のヒルアップが必然として発生し、ヒルアップの発生は磁気漏れを発生させる。それによって鉄損が増加する傾向を示す。ヒルアップの形成は、絶縁までも影響を及ぼして永久磁区鋼板の磁気的特性を劣らせる。そのため、ヒルアップを除去するために、水洗、ブラシを使用する方法、酸洗などを使用する方法が用いられている。ただし、表面をブラシで引っ掻く過程や、酸により溶かす過程で表面を激しく損傷させ、ヒルアップを簡単に除去させにくい問題がある。
本発明の目的とするところは、エッチング法およびレーザ法を組み合わせて、速い生産速度で、磁性および占積率を改善する方向性電磁鋼板およびその磁区微細化方法を提供することにある。
本発明の方向性電磁鋼板の磁区微細化方法は、方向性電磁鋼板を準備する段階と、方向性電磁鋼板の表面にマスク層を形成する段階と、マスク層の一部にレーザビームを照射して、マスク層を除去し、方向性電磁鋼板に予備グルーブを形成する段階と、方向性電磁鋼板を酸洗してグルーブを形成する段階と、を含むことを特徴とする。
マスク層は、アルミニウム、マグネシウム、マンガン、またはこれらの酸化物、または複合有機物を含むことができる。
マスク層の厚さは、1〜10μmであることがよい。
レーザビームの出力は、1〜3kWであり、照射速度は、70〜100m/sであることが好ましい。
レーザビームの焦点位置と方向性電磁鋼板の表面との差は、200μm以下であることがよい。
予備グルーブは、深さが2〜5μmであることが好ましい。
グルーブを形成する段階において、ヒルアップが一部除去されることができる。
グルーブを形成する段階において、酸洗液の酸濃度は、30〜50体積%であり、温度は、50〜90℃であることが好ましい。
グルーブを形成する段階において、グルーブの深さは、15〜30μmであることがよい。
グルーブを形成する段階の後、マスク層およびグルーブの上部に絶縁被膜層を形成する段階をさらに含むことができる。
本発明の方向性電磁鋼板は、電磁鋼板の表面から電磁鋼板の内部方向に形成されたグルーブと、電磁鋼板の表面上に形成されたマスク層とを含み、グルーブ部分の表面粗さ(Ra)は、0.1〜0.7μmであることを特徴とする。
グルーブは、電磁鋼板の表面におけるグルーブの上部幅(Wa)に対するグルーブの深さの1/2地点におけるグルーブの幅(Wb)の比(Wb/Wa)は、0.3〜0.8であることが好ましい。
前記グルーブは、深さが15〜30μmであることがよい。
マスク層およびグルーブ上に形成された絶縁被膜層をさらに含むことができる。
本発明の一実施形態によれば、速い生産速度で目的の形状のグルーブを形成させることができる。
また、本発明の一実施形態によれば、磁性および占積率を改善することができる。
本発明の一実施形態による方向性電磁鋼板の表面の模式図である。 本発明の一実施形態による磁区微細化方法のフローチャートである。 マスク層の形成後、方向性電磁鋼板の断面の模式図である。 レーザ照射後、方向性電磁鋼板の断面の模式図である。 酸洗後、方向性電磁鋼板の断面の模式図である。 絶縁被膜層の形成後、方向性電磁鋼板の断面の模式図である。 グルーブの断面を拡大した模式図である。 グルーブの幅と深さを説明するための図である。
第1、第2および第3などの用語は、多様な部分、成分、領域、層および/またはセクションを説明するために使用されるが、これらに限定されない。これらの用語は、ある部分、成分、領域、層またはセクションを、他の部分、成分、領域、層またはセクションと区別するためにのみ使用される。したがって、以下に述べる第1部分、成分、領域、層またはセクションは、本発明の範囲を逸脱しない範囲内で第2部分、成分、領域、層またはセクションと言及される。
ここで使用される専門用語は、単に特定の実施例を言及するためのものであり、本発明を限定することを意図しない。ここで使用される単数形態は、文言がこれと明確に反対の意味を示さない限り、複数形態も含む。明細書で使用される「含む」の意味は、特定の特性、領域、整数、段階、動作、要素および/または成分を具体化し、他の特性、領域、整数、段階、動作、要素および/または成分の存在や付加を除外させるわけではない。
ある部分が他の部分の「上に」あると言及する場合、これは、まさに他の部分の上にあったり、その間に他の部分が存在していてもよい。対照的にある部分が他の部分の「真上に」あると言及する場合、その間に他の部分は介在しない。
別途に定義しないものの、ここで使用される技術用語および科学用語を含むすべての用語は、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が一般に理解する意味と同一の意味を有する。通常使用される辞書に定義された用語は、関連技術文献と現在開示された内容に符合する意味を有すると追加解釈され、定義されない限り、理想的または非常に公式的な意味で解釈されない。
以下、本発明の実施例について、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳しく説明する。しかし、本発明は、種々の異なる形態で実現可能であり、ここで説明する実施例に限定されない。
図1は、本発明の一実施形態による方向性電磁鋼板の表面の模式図であり、磁区微細化された方向性電磁鋼板10の模式図を示す。図1に示したとおり、方向性電磁鋼板10の表面には、圧延方向に沿って複数のグルーブ30が形成される。
図2は、本発明の一実施形態による磁区微細化方法のフローチャートであり、方向性電磁鋼板の磁区微細化方法をフローチャートにより概略的に示す。図2の磁区微細化方法のフローチャートは単に本発明を例示するためのものであり、本発明がこれに限定されるものではない。したがって、磁区微細化方法を多様に変形することができる。
図2に示したとおり、本発明の一実施形態による方向性電磁鋼板の磁区微細化方法は、方向性電磁鋼板を準備する段階S10と、方向性電磁鋼板の表面にマスク層を形成する段階S20と、マスク層の一部にレーザビームを照射して、マスク層を除去し、方向性電磁鋼板に予備グルーブを形成する段階S30と、方向性電磁鋼板を酸洗してグルーブを形成する段階S40とを含む。以下、各段階別に具体的に説明する。
まず、段階S10では、方向性電磁鋼板を準備する。本発明の一実施形態では、磁区微細化方法および形成されるグルーブの形状にその特徴があるものであって、磁区微細化の対象になる方向性電磁鋼板は、限定なく使用可能である。特に、方向性電磁鋼板の合金組成とは関係なく、本発明の効果が発現する。したがって、方向性電磁鋼板の合金組成に関する具体的な説明は省略する。
本発明の一実施形態において、方向性電磁鋼板は、スラブから熱間圧延および冷間圧延により所定の厚さに圧延された方向性電磁鋼板を用いることができる。
次に、段階S20では、準備した方向性電磁鋼板の表面にマスク層を形成する。図3は、マスク層の形成後、方向性電磁鋼板の断面図であり、マスク層20が形成された方向性電磁鋼板10を概略的に示した。マスク層20は、後述する酸洗段階S40で酸によって鋼板母材が酸に影響されるのを防止する役割を果たす。また、後述するレーザ照射段階S30でレーザ照射された部位にのみマスク層20が除去されるため、後述する酸洗段階S40でその除去された部分にのみ酸が露出して、予備グルーブから深さがさらに深いグルーブを形成することができる。
マスク層20は、アルミニウム、マグネシウム、マンガン、またはこれらの酸化物または複合有機物を含むことができる。マスク層を形成する方法としては特に限定されないが、アルミニウム、マグネシウム、マンガン、またはこれらの酸化物を含むスラリー形態のマスクコーティング組成物を塗布し、乾燥する方式で形成することができる。
マスク層20の厚さは、1〜10μmになってもよい。マスク層20の厚さが薄すぎる場合、後述する酸洗段階S40で鋼板母材が酸に影響されて鋼板表面の粗さが上昇し、磁性に悪影響を及ぼすことがある。マスク層20の厚さが厚すぎる場合、後述するレーザ照射段階S30で予備グルーブが適切な厚さに形成されない虞がある。したがって、前述した範囲にマスク層20の厚さを調節することが好ましい。
本発明の一実施形態において、マスク層20の一部は、除去されずに残存しうる。残存したマスク層20は、張力を追加的に付す役割を果たす。
次に、段階S30では、マスク層の一部にレーザビームを照射して、マスク層20を除去し、方向性電磁鋼板10に予備グルーブ31を形成する。図4は、レーザ照射後、方向性電磁鋼板の断面図であり、マスク層20が一部除去され、予備グルーブ31が形成された方向性電磁鋼板10を概略的に示した。
後述する酸洗段階S40で酸洗によりグルーブ30の深さをさらに深く形成できるので、段階S30では、比較的低出力のレーザビームを速い照射速度で使用することができる。具体的には、レーザビームの出力は、1〜3kWであり、照射速度は、70〜100m/sであることがよい。レーザビームの出力が小さすぎたり、照射速度が速すぎる場合、適切な深さの予備グルーブ31が形成されない。一方、レーザビームの出力が高すぎたり、照射速度が遅すぎる場合、多量の鋼板が溶融して、生成されるヒルアップ32の大きさが大きくなったり、多量のヒルアップ32が発生する虞がある。したがって、前述した範囲にレーザビームの出力および照射速度を調節することが好ましい。
レーザビームの焦点位置と方向性電磁鋼板10の表面との差は、200μm以下であってよい。焦点が表面から多くずれると、レーザビームのエネルギー損失によって予備グルーブ31の深さが適切に形成されない虞がある。
予備グルーブ31の深さは、5〜10μmであることがよい。この時、予備グルーブ31の深さとは、グルーブが形成されない方向性電磁鋼板の表面から厚さ方向(z方向)に最も深く形成されたグルーブ部分までの長さを意味する。本発明の一実施形態において、予備グルーブ31をレーザ照射により形成し、この後、酸洗段階S40で酸洗によりその深さをさらに深く形成することにより特有の形状を有するグルーブ30を迅速に形成することができる。
レーザビームの照射形状は、形成される予備グルーブ31およびグルーブ30の形状に沿って照射してよい。具体的には、図1に示したとおり、グルーブは、線状に形成され、圧延方向(y方向)に沿って複数個形成され、このような形状に沿ってレーザビームを照射してもよい。グルーブ間の間隔は、1〜5mmであってよい。
また、グルーブは、鋼板の幅方向(x方向)に対して断続的に2〜6個形成され、圧延方向(y方向)に対して82°〜98°の角度を形成し、このような形状に沿ってレーザビームを照射することがよい。
レーザビームの種類としては特に限定されず、single fiber laserを用いることができる。
次に、段階S40では、方向性電磁鋼板10を酸洗してグルーブ30を形成する。図5は、酸洗後、方向性電磁鋼板の断面図であり、グルーブ30が形成された方向性電磁鋼板10の断面を概略的に示す。上記のとおり、本発明の一実施形態では、段階S30でレーザ照射により予備グルーブ31を形成したため、段階S40では、短時間酸洗しても目的の深さのグルーブ30を形成することができる。また、一般的なレーザ照射によるグルーブ形成方式とは異なり、酸洗によりグルーブ部分で特定の表面粗さを形成することができる。さらに、一般的なエッチングによるグルーブ形成方法とは異なり、段階S30でレーザ照射により予備グルーブ31を形成して、下部幅が狭く、深さが深い特有の形状を有するグルーブを形成することができる。
段階S40では、グルーブ30が形成されるだけでなく、段階S30過程で形成されたヒルアップ32も一部除去される。一般的なレーザ照射によるグルーブ形成方式の場合、ヒルアップ32を除去するために別途の工程が必要であるが、本発明の一実施形態では、別途の工程なくてもグルーブ30形成過程で同時にヒルアップ32が除去される。ヒルアップ32が一部除去されるとの意味は、複数個形成されたヒルアップ32のうちの一部が除去されたり、高さの高いヒルアップ32が一部除去されてその高さが低くなることを意味する。このようなヒルアップ32は、電磁鋼板の表面性および磁性に悪影響を及ぼす虞があるので、適切に除去する必要がある。
酸洗に使用される酸洗液は、酸濃度が30〜50体積%であることがよい。酸濃度が低すぎると、適切な深さのグルーブ30が形成されない虞がある。酸濃度が高すぎると、グルーブ30部分の表面粗さが過度に粗くなる問題が発生することがある。したがって、上記範囲の濃度を有する酸洗液を使用することが好ましい。
酸洗段階において、温度は、50〜90℃であることがよい。適切な範囲の温度条件で酸洗効率をさらに向上させることができる。
酸洗液の種類は特に限定されず、塩酸、硫酸、フッ酸など一般的な酸水溶液を使用することができる。
段階S40で形成されたグルーブ30の深さ(D)は、15〜30μmであることが好ましい。
段階S40の後、必要に応じて、絶縁被膜層をさらに形成することが好ましい。図6は、絶縁被膜層の形成後、方向性電磁鋼板の断面図であり、絶縁被膜層40が形成された方向性電磁鋼板10を概略的に示した。図6に示したとおり、絶縁被膜層40は、マスク層20およびグルーブ30上に形成される。具体的な方法として、リン酸塩を含む絶縁コーティング液を塗布する方式で絶縁被膜層40を形成することができる。このような絶縁コーティング液は、コロイダルシリカと金属リン酸塩とを含むコーティング液を使用することができる。この時、金属リン酸塩は、Alリン酸塩、Mgリン酸塩、またはこれらの組み合わせであることがよく、絶縁コーティング液の重量対比、Al、Mg、またはこれらの組み合わせの含有量は、15重量%以上であることがよい。
本発明の一実施形態による方向性電磁鋼板10は、電磁鋼板の表面から電磁鋼板の内部方向に形成されたグルーブ30と、電磁鋼板の表面上に形成されたマスク層20とを含み、グルーブ30部分の表面粗さは、0.1〜0.7Raである。方向性電磁鋼板10、マスク層20、およびグルーブ30については、上記磁区微細化方法で詳細に説明したので、重複する説明は省略する。
図7は、図6におけるグルーブ30部分の拡大図である。図7に示したとおり、グルーブ30部分には粗さが形成される。このような粗さは、酸洗段階S40での酸洗によって形成される。一般的なレーザ照射法や、エッチングによるグルーブ形成法とは異なり、グルーブ30部分の粗さが粗く形成される。グルーブ30部分の粗さが適切に形成される時、占積率が向上し、磁性が向上する効果がある。また、絶縁被膜層40が形成される時、電磁鋼板10と絶縁被膜層40との間の密着性を向上させることができる。グルーブ30部分の粗さが大きすぎる時、絶縁被膜層40との反応および接触面で問題が発生することがある。本発明の一実施形態において、粗さは、JIS97方法で測定した粗さを意味する。
グルーブ30は、電磁鋼板の表面におけるグルーブの上部幅(Wa)に対するグルーブの深さの1/2地点におけるグルーブの幅(Wb)の比(Wb/Wa)は、0.3〜0.8であることがよい。図8は、グルーブの幅と深さを説明するための図であり、電磁鋼板の表面におけるグルーブの上部幅(Wa)およびグルーブの深さの1/2地点におけるグルーブの幅(Wb)について示した。電磁鋼板の表面におけるグルーブの上部幅(Wa)に対するグルーブの深さの1/2地点におけるグルーブの幅(Wb)の比(Wb/Wa)が1に近いほど、幅間(WaとWb)の差が小さいグルーブが形成され、一般的なエッチング方法を用いる時、このような形態のグルーブが生成される。電磁鋼板の表面におけるグルーブの上部幅(Wa)に対するグルーブの深さの1/2地点におけるグルーブの幅(Wb)の比(Wb/Wa)が0に近いほど、深さが深くなるほど幅が急激に狭くなる形態のグルーブを示しており、幅(Wb)が狭く深さが深いほど、磁性および占積率の面でさらに向上させることができる。
グルーブ30は、深さ(D)が15〜30μmであることがよい。深さ(D)が浅ければ、十分な磁区微細化効果が発生しない虞がある。一方、深さが深すぎると、熱影響部が増加してゴス集合組織(Goss Texture)の成長に悪影響を及ぼす虞がある。
本発明の方向性電磁鋼板は、マスク層20およびグルーブ30上に形成された絶縁被膜層40をさらに含むことがよい。絶縁被膜層40については具体的に前述したので、重複する説明を省略する。
以下、実施例を通じて本発明をより詳細に説明する。しかし、このような実施例は単に本発明を例示するためのものであり、本発明がこれに限定されるものではない。
実施例1:予備グルーブの形成
冷間圧延した厚さ0.20mmの方向性電磁鋼板を準備した。この電磁鋼板の表面にMgOおよび水を1:1の重量比で混合したコーティング液を塗布した後、100℃で乾燥して、厚さ5μmのマスク層を形成した。下記表1に示した出力のsingle fiberレーザを下記表1に示した照射速度で照射した。この時、鋼板の移動速度も、下記表1に示した。また、レーザビームの焦点位置と方向性電磁鋼板の表面との間隔を、下記表1に示した。レーザ照射により形成された予備グルーブの幅および深さを、下記表1に示した。予備グルーブの幅は、鋼板の表面における幅を意味する。
Figure 2020514533
実施例2:グルーブの形成
発明例1〜7で予備グルーブを形成した鋼板を、下記表2にまとめた濃度の塩酸で下記表2に示した時間の間酸洗した。最終的に製造されたグルーブの上部幅(Wa)は120μmと一定にした。グルーブの深さ(D)、1/2の深さにおける中間幅(Wb)、上部幅および中間幅の比(Wb/Wa)、グルーブ部分の粗さを、下記表2に示した。粗さはJIS97基準である。
Figure 2020514533
比較例1:エッチング法によるグルーブの形成
冷間圧延した厚さ0.20mmの方向性電磁鋼板を準備した。この鋼板の表面にグルーブ形状にパターン形成したフォトレジスト層を塗布し、NaCl電解浴中で電流密度:30A/dmで電解エッチングしてグルーブを形成した。下記表3に示したグルーブを形成した。最終的に製造されたグルーブの上部幅(Wa)は120μmと一定にした。グルーブの深さ(D)、1/2の深さにおける中間幅(Wb)、上部幅および中間幅の比(Wb/Wa)、グルーブ部分の粗さを、下記表3に示した。
比較例2:レーザ照射によるグルーブの形成
冷間圧延した厚さ0.23mmの方向性電磁鋼板を準備した。この鋼板の表面に2kWの出力のレーザビームを100m/sの速度で照射してグルーブを形成した。最終的に製造されたグルーブの上部幅(Wa)は120μmと一定にした。グルーブの深さ(D)、1/2の深さにおける中間幅(Wb)、上部幅および中間幅の比(Wb/Wa)、グルーブ部分の粗さを、下記表3に示した。
Figure 2020514533
実施例3:絶縁被膜層の形成および磁性、占積率の測定
発明例8〜17において、比較例1および2でグルーブを形成した方向性電磁鋼板にコロイダルシリカと金属リン酸塩とを含む絶縁コーティング液を塗布および熱 処理して鋼板の表面に絶縁被膜層を形成し、磁性および占積率を測定して、下記表4に示した。
鉄損改善率は、レーザを照射してグルーブを形成する前の電磁鋼板の鉄損(W1)とレーザを照射してグルーブを形成した後の鉄損(W2)とを測定して、(W1−W2)/W1で計算した。
占積率は、60×300mmの試験片を14枚積層した後、全体面積あたりの鉄の面積を計算することで測定した。
Figure 2020514533
前記表4に示したとおり、既存の一般的なエッチング法およびレーザ照射法でグルーブを形成した比較例1および比較例2に比べて、発明例8〜17がはるかに優れた鉄損改善率および占積率が得られることを確認した。さらに、グルーブ形状を特定し制御した発明例13〜17の方が、さらに優れた鉄損改善率および占積率が得られることを確認した。
本発明は、実施例に限定されるわけではなく、互いに異なる多様な形態で製造可能であり、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者は、本発明の技術的な思想や必須の特徴を変更することなく他の具体的な形態で実施可能であることを理解するであろう。そのため、以上に述べた実施例はあらゆる面で例示的なものであり、限定的ではないと理解しなければならない。
10:電磁鋼板
20:マスク層
30:グルーブ
31:予備グルーブ
32:ヒルアップ
40:絶縁被膜層
D:グルーブの深さ
Wa:グルーブの上部幅
Wb:グルーブの深さの1/2地点におけるグルーブの幅

Claims (14)

  1. 方向性電磁鋼板を準備する段階と、
    前記方向性電磁鋼板の表面にマスク層を形成する段階と、
    前記マスク層の一部にレーザビームを照射して、前記マスク層を除去し、前記方向性電磁鋼板に予備グルーブを形成する段階と、
    前記方向性電磁鋼板を酸洗してグルーブを形成する段階と、を含むことを特徴とする方向性電磁鋼板の磁区微細化方法。
  2. 前記マスク層は、アルミニウム、マグネシウム、マンガン、またはこれらの酸化物を含むことを特徴とする請求項1に記載の方向性電磁鋼板の磁区微細化方法。
  3. 前記マスク層の厚さは、1〜10μmであることを特徴とする請求項1に記載の方向性電磁鋼板の磁区微細化方法。
  4. 前記レーザビームの出力は、1〜3kWであり、照射速度は、70〜100m/sであることを特徴とする請求項1に記載の方向性電磁鋼板の磁区微細化方法。
  5. 前記レーザビームの焦点位置と前記方向性電磁鋼板の表面との差は、200μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の方向性電磁鋼板の磁区微細化方法。
  6. 前記予備グルーブは、深さが5〜10μmであることを特徴とする請求項1に記載の方向性電磁鋼板の磁区微細化方法。
  7. 前記グルーブを形成する段階において、ヒルアップが一部除去されることを特徴とする請求項1に記載の方向性電磁鋼板の磁区微細化方法。
  8. 前記グルーブを形成する段階において、酸洗液の酸濃度は、30〜50体積%であり、温度は、50〜90℃であることを特徴とする請求項1に記載の方向性電磁鋼板の磁区微細化方法。
  9. 前記グルーブを形成する段階において、グルーブの深さは、15〜30μmであることを特徴とする請求項1に記載の方向性電磁鋼板の磁区微細化方法。
  10. 前記グルーブを形成する段階の後、前記マスク層および前記グルーブの上部に絶縁被膜層を形成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方向性電磁鋼板の磁区微細化方法。
  11. 電磁鋼板の表面から前記電磁鋼板の内部方向に形成されたグルーブと、
    前記電磁鋼板の表面上に形成されたマスク層と、を含み、
    前記グルーブ部分の表面粗さは、0.1〜0.7μmであることを特徴とする方向性電磁鋼板。
  12. 前記グルーブは、前記電磁鋼板の表面におけるグルーブの上部幅(Wa)に対するグルーブの深さの1/2地点におけるグルーブの幅(Wb)の比(Wb/Wa)が0.3〜0.8であることを特徴とする請求項11に記載の方向性電磁鋼板。
  13. 前記グルーブは、深さが15〜30μmであることを特徴とする請求項11に記載の方向性電磁鋼板。
  14. 前記マスク層および前記グルーブ上に形成された絶縁被膜層をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の方向性電磁鋼板。
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