JP2020512956A - 流体ディスペンサ - Google Patents

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Abstract

本発明は、流体をディスペンス(分配)するデバイスに関する。本発明の実施形態または変形例によれば、本発明による分配デバイスは、チャンバフィルム71、および/またはリザーバフィルム72、および/またはガスポケット92を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、流体をディスペンス(分配)するデバイスに関する。
本発明の分野は、より具体的には、例えば、製薬または化粧品または農業食品産業のための、液体、ゲル、またはクリームなどの流体の分配に係る分野である。
流体を分配するデバイスは、
− ユーザが押すことができるチャンバ、
− リザーバ、
− チャンバからデバイスの外側に向かう流体の出口のための分配弁、
− リザーバからチャンバに向けての流体の通過のための供給弁、を備えている。
最新技術によるデバイスは、ある問題を提起しうる。
第1の問題は、分配弁の剛性であり、分配弁は、デバイスを閉じなければならず(流体の損失や乾燥を防ぐため)、また、例えば、ユーザが1本の指でチャンバを押して、開けるのが難しすぎてもいけない。
第2の問題は、チャンバ内の流体の保存に関し、特に、流体の組成を変性させないこと、および/または、チャンバの壁の流体による疲労または化学的攻撃の可能性を回避すること、である。
第3の問題は、デバイスの製造容易さ、および/またはデバイスを構成する部品数の削減である。
本発明の目的は、上記の問題の少なくとも1つを解決することにある。
本発明の第1の態様に係る分配デバイスは、
− 出口を有し、内部容積が流体を収容するように構成された変形可能なチャンバと、
− 開状態ではチャンバの内部からチャンバの出口を通ってデバイスの外部への流体の通過を許容し、閉状態ではその通過を許容しない分配弁と、を備えている。
分配弁は、ピンと可動部材とを備えてもよく、ピンは端部を有し、その端部は、
− 分配弁の閉状態ではチャンバの出口を閉じ、
− 分配弁の開状態ではチャンバの出口から離れ、
可動部材は、チャンバの内部容積が減少するかまたはチャンバの内部容積内の流体が特定の圧力閾値を超えて過剰圧力になったときにピンを移動させるように構成されており、ピンをチャンバの出口から遠ざけることにより、分配弁を閉じた状態から開いた状態に移動させる。
可動部材は、少なくとも1つのガスポケットの少なくとも1つの可動壁を備えてもよく、各ガスポケットは、このポケットから出ることができないようにガスを収容し、変形可能なチャンバに収容されている流体からこのガスを隔離するように構成されてもよい。
各ガスポケットの可動壁は、チャンバに収容されている流体と全体が接触するように構成された接触面を有してもよい。
ガスポケットの接触面の面積またはガスポケットの接触面の面積の合計は、チャンバの出口を通る流体通路の最小面積の少なくとも35倍(好ましくは少なくとも45倍)大きくてもよい。
ガスポケットの接触面の面積またはガスポケットの接触面の面積の合計は、少なくとも50mm、またはさらには少なくとも70mm、またはさらには少なくとも90mmであってもよい。
少なくとも1つのまたは各々の接触面は、変形可能なチャンバに収容されている流体の側で凸状であってもよい。
本発明のこの第1の態様に係るデバイスは、ピンの伸長軸に沿って整列したいくつものガスポケットのいくつもの可動壁を備えてもよい。
各ガスポケット内の圧力は、1気圧に等しいか、実質的に等しい(±10%)場合もあれば、1気圧より大きい場合もあり得る。
分配弁(および好ましくは少なくとも1つのガスポケット)は、デバイスの外側または内側からデバイスに挿入され、好ましくは超音波溶接されたモジュールの一部であってもよい。
モジュールは、二重壁を備えてもよく、この二重壁の2つの壁(好ましくはピンを取り囲んでいる)の間に挟んで締め付けることにより、本発明によるデバイスの残りの部分、好ましくはキャップに、固定されてもよい。
モジュールまたはチャンバは、出口に向かって、少なくとも3mmの長さにわたって延びる突出部を備えてもよい。
出口は、周辺部位によって画定されていてもよく、その周辺部位は、いわゆる柔軟部と呼ぶ部分と、柔軟部よりも剛性の高い材料で成り、柔軟部よりも変形可能なチャンバの外側に近い、いわゆる剛性部と呼ぶ部分とを備える。分配弁の閉位置では、ピンの端部は第1の接触線で柔軟部と接触していてもよい。分配弁の閉位置では、ピンの端部はさらに第2の接触線で剛性部と接触していてもよい。ピンは、好ましくは柔軟部および剛性部よりも剛性が高い。
好ましくは、ピンは、出口と面一、または出口から1mm未満で突出している。
ピンおよび/または可動部材は、変形可能なチャンバに収容されている流体と接触するように構成されてもよい。
本発明の第1の態様に係るデバイスは、分配弁を開位置から閉位置まで戻すため、ピンをチャンバの出口に向けて押すように、ピンに復帰力を及ぼすように構成された、少なくとも1つの復帰手段を備えてもよい。
少なくとも1つの復帰手段は、ガスポケットの少なくとも1つのまたは各々の可動壁を備えてもよい。
少なくとも1つの復帰手段は、ガスポケットまたは少なくとも1つのガスポケットまたは各ガスポケットについて、このガスポケットの内側にあって、このガスポケットの可動壁と接触するスプリングを備えてもよい。
分配弁は、
− 分配弁の閉位置において、変形可能なチャンバ内に部分的に含まれ、および/または
− 分配弁の開位置において、変形可能なチャンバ内に完全に含まれて、もよい。
本発明の第2の態様に係る分配デバイスは、独立しているが、本発明の第1の態様と組み合わせることができるものであり、
− 挿入開口を備えるキャップと、
− ストッパと、を備え、キャップとストッパは、ストッパが、挿入開口の側におけるキャップ内の挿入アセンブリに従って、キャップに取り付けられるように構成され、デバイスは内部容積が流体を収容するように構成された変形可能なチャンバを備え、前記チャンバは入口を備え、デバイスは入口からチャンバを通過して出口へ向かう流体路に沿って流体を導くように構成され、デバイスは、前記内部容積を変化させるために移動可能に構成された、押圧部(それは、好ましくは変形可能な壁および/または柔軟な表面である)と呼ばれる部分を備えている。
本発明の第2の態様に係るデバイスは、変形可能なチャンバの内部容積を少なくとも部分的に画定し、キャップの押圧部と接触するように構成されたチャンバフィルムをさらに備えてもよい。
チャンバフィルムは、変形可能なチャンバに収容されている流体とキャップとの間に位置するように構成され、キャップがチャンバに収容されている流体と接触しないようにしてもよい。
本発明の第2の態様に係るデバイスは、チャンバ内に、チャンバフィルムを押圧面に押し付ける復元力をチャンバフィルムに及ぼすように構成された復帰手段をさらに備えてもよい。
チャンバフィルムは、ストッパに溶接してもよい。
チャンバフィルムは、キャップとストッパの間に挟んで締め付けてもよい。
ストッパは、2つの端部が設けられた細長い部材を備え、これらの端部の各々がチャンバフィルムと接触する周辺部位を有し、各周辺部位に対してチャンバフィルムがこの周辺部位とキャップとの間に位置するようにしてもよい。
本発明の第2の態様に係るデバイスは、独立ではあるが、場合によってはチャンバフィルムと組み合わせることができる少なくとも1つのリザーバフィルムをさらに備えてもよく、そのリザーバフィルムは、変形可能なチャンバと入口を介して連通する流体リザーバを形成するようにキャップの外側に延びている。
少なくとも1つのリザーバフィルムは、ストッパがキャップに及ぼす力によって保持され得る。
本発明の第2の態様に係るデバイスは、少なくとも1つのリザーバフィルムの中に、ストッパとキャップとの間に挟んで締め付けられることができるリザーバフィルムを備えることができる。
本発明の第2の態様に係るデバイスは、前記少なくとも1つのリザーバフィルムの中には、キャップの2つの壁の間に保持できるリザーバフィルムを備えることができ、その2つの壁は、ストッパがキャップに挿入された後、ストッパがキャップに及ぼす力の作用下でこのフィルムを挟んで接近するように構成されている。
チャンバフィルムと、少なくとも1つのリザーバフィルムの中の少なくとも1つは、同じフィルムであってもよい。
ストッパは、ストッパとキャップとの間の封止接合状態を有して、少なくとも5mm、さらには少なくとも6mm、さらには少なくとも10mm、さらには少なくとも15mmの長さにわたって、キャップの内側をスライドするように構成してもよい。
本発明の他の利点および特徴は、実施の詳細な説明および限定的でない実施形態、ならびに以下の添付図面を読むことにより明らかになるであろう。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るデバイスの斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係るデバイスの一部の断面図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係る組み立て中のデバイスの一部の斜視図である。 図4は、本発明の第1の実施形態に係るデバイスの変形例の一部の断面図である。 図5は、本発明の第1の実施形態に係るデバイスの別の変形例の一部の断面図である。 図6は、本発明の第2の実施形態に係るデバイスの一部の断面図である。 図7は、本発明の第2の実施形態に係るデバイスの復帰手段73の斜視図である。 図8は、本発明の第2の実施形態に係るデバイスの斜視図であり、リザーバ3の一部がその2つの壁721、722を示すために部分的に断面になっている。 図9は、本発明の第2の実施形態に係るデバイスのストッパ23の斜視図である。 図10は、分配弁5の開位置についての、本発明の第2の実施形態に係るデバイスの一部の断面図である。 図11は、分配弁5の閉位置についての、本発明の第2の実施形態に係るデバイスの一部の断面図である。 図12は、本発明の第2の実施形態に係るデバイスの変形例の一部の断面図である。 図13は、本発明の第2の実施形態に係るデバイスの別の変形例の一部の断面図である。 図14は、本発明の第2の実施形態に係るデバイスの図12または図13に示す変形例の、ストッパ23をキャップ32に挿入する前の組み立て中の、斜視図である。 図15は、第3の実施形態の断面図である。 図16は、組み立て中の、第3の実施形態の部分断面図である。 図16aは、第3の実施形態の変形例の部分断面図である。 図17は、第4の実施形態の断面図である。 図18は、第4の実施形態の部分断面図であり、ストッパ23を二度図示しており、一度はキャップ32へのストッパ23の挿入中を点線で示し、もう一度はストッパ23をキャップ32に挿入した後を実線で示す。 図19は、第5の実施形態の断面図である。 図20は、第5の実施形態の部分断面図である。 図21は、第5の実施形態の変形例の側面断面図である。 図22は、第5の実施形態の別の変形例の断面図である。
本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、特に、以下に記載され図示された複数の特徴から選択され、その他の特徴から孤立した特徴を1つしか備えていない本発明の変形例も、(その選択された特徴がその他の複数の特徴を備えた文の中で孤立していたとしても)、その選択された特徴が、技術的な有利性を議論したり、本発明を従来技術と区別するのに十分であるならば、本発明であると見なすことができる。この選択は、構造的な詳細がなくても、或いは、構造的な詳細の一部分しかなくとも、その一部分だけでも、技術的な有利性を議論したり、本発明を従来技術と区別するのに十分であるならば、少なくとも1つの好ましい機能的な特徴を備えているものとみなすことができる。
まず、図1乃至図3を参照して、流体ディスペンサの発明に係る第1の実施形態のデバイス100を説明する。
流体は、典型的には、液体、クリーム、ペースト、ゲル、気体、またはそれらの混合物である。流体は、好ましくは、液体、クリーム、ペースト、ゲル、またはそれらの混合物を含む。
本明細書で特に明記しない限り、本デバイス100を構成するすべての固体部品はポリプロピレン(PP)で作られている。例えば、これらの各パーツの厚さによって、一部のパーツは他のパーツよりも柔軟になり得る。
デバイス100はキャップ32を備え、キャップ32は、
■ 少なくとも1つのシェル部35と呼ばれる部分(例えばポリプロピレン(PP))と、前記少なくとも1つのシェル部品よりも柔らかい材料で作られた、少なくとも1つの押圧部37と呼ばれる部分(通常は熱可塑性エラストマ(TPE)またはオクテンとエチレンのコポリマ、または非常に薄いポリプロピレン部品)と、を含み、バイインジェクションまたはオーバーモールディングによって形成された外壁、
■ 出口24、
■ 挿入開口33、を備えている。
押圧部37と呼ばれる部分は、変形可能な壁である。
押圧部37と呼ばれる部分は、柔軟な表面である。
デバイス100は、ストッパ23を備える。
キャップ32とストッパ23とは、ストッパ23が、キャップ32内の挿入配置構造に従って挿入方向25に沿って挿入開口33側からキャップ32内に挿入され、キャップ32内の挿入開口33側に搭載された構成とされている。
ストッパ23によって、必ずしも固体要素を意味するわけではない。ストッパ23は、穴を開けられても、流体を通過してもよい。ストッパ23は、例えば円環またはリングであり得る。ストッパ23は、キャップ32に挿入された要素を意味する。
デバイス100は、内部容積が流体を収容するように構成された変形可能なチャンバ2を備え、変形可能なチャンバ2には出口24が設けられている。
出口24は、チャンバ2の内部とデバイス100の外部とを分離する。
デバイス100は分配弁5を備え、弁5の開状態ではチャンバ2の内側からチャンバ2の出口24を通ってデバイス100の外側に向かう流体の通過を許容し、弁5の閉状態ではそれを許容しない。
分配弁5は、典型的には、ポリプロピレン(PP)または剛性または半剛性ポリエチレン(PE)で作られている。
ストッパ23は、キャップ32とストッパ23との組立体が変形可能なチャンバ2を形成するように、挿入開口33の側からキャップ32に挿入され、その内部容積は流体を収容するように構成されている。
チャンバ2には入口38が設けられており、デバイス100は、その入口38から流体路に沿って、そしてチャンバ2を通って出口24に至るまで、流体を導くように構成されている。
入口38には、供給弁4(通常、熱可塑性エラストマ(TPE)または75ショアAのオクテンとエチレンのコポリマ)が設けられている。
開いたとき、供給弁4は、リザーバ3からそしてチャンバ2内までの、流体の通過を許容する。閉じたとき、供給弁4は、そのような流体の通過を許容しない。
供給弁4は、分配される流体で満たされたチャンバ2の内部容積の増加中またはチャンバの平衡状態に較べてチャンバ2内が減圧中に開くように構成されている。
供給弁4は、チャンバ2の内部容積の減少中またはチャンバの平衡状態に較べてチャンバ2内が過圧中に閉じるように構成されている。
チャンバ2の平衡状態では、弁4が閉じられていることが好ましい。
入口38は、ストッパ23を貫通している。
押圧部37と呼ばれる部分は、チャンバ2の内部容積を変えるように移動可能に構成されている。
分配弁5は、弁5の可動部材と一体のピン90(またはロッド90)を備える。
ピン90は、
− 分配弁5が閉位置のとき、変形可能なチャンバ2内に、部分的に含まれ(特にピン90の端部ではない部分が)、および/または、
− 分配弁5が開位置のとき、変形可能なチャンバ2内に、完全に含まれる。
弁5の可動部材は、変形可能なチャンバ2内に完全に含まれる。
分配弁5は、
− 分配弁5が閉位置のとき、変形可能なチャンバ2内に、部分的に含まれ(特にピン90の端部ではない部分)、および/または、
− 分配弁5が開位置のとき、変形可能なチャンバ2内に完全に含まれる。
ピン90は端部を有し、その端部は、
− 分配弁5の閉状態では、チャンバ2の出口24を塞ぎ、
− 分配弁5の開状態では、分配弁5の閉状態に較べて、チャンバ2の出口24から、離れている。
弁5の可動部材は、チャンバ2の内部容積において、チャンバ2の平衡状態に対して、圧力閾値(復帰手段96の総体の剛性に特に依存する)よりも大きい流体の過剰圧力の影響下で移動するように構成されており、ピン90をチャンバ2の出口24から離して、分配弁5をその閉状態からその開状態に動作させるように、構成されている。このような過剰圧力は、分配される流体で満たされたチャンバ2の内部容積の減少によって引き起こすことができ、例えば、ユーザが柔軟な押圧面37を押すことによって引き起こされる。
弁5の可動部材は、さらに、他の場合において、弁5を閉じたままに維持するか、またはピン90をチャンバ2の出口24に向けて動かして、分配弁5をその開状態からその閉状態に動作させるため動作するように、構成されている。
弁5の可動部材は、少なくとも1つのガスポケット92の少なくとも1つの可動壁91を備えている。
各可動壁91は、変形可能なチャンバ2内に完全に含まれる。
図2には、3つのガスポケット92が示されている。
各ガスポケット92は、このポケット92から出ることのできないようにガス(典型的には空気)を封じ込めている。各ガスポケット92は、このガス(図では小さな点で表される)を、変形可能なチャンバ2に収容されている流体から隔離するように構成されている。
各ガスポケット92は、チャンバ2に収容されている流体によって全面的に(このポケット92の周囲を、ポケット92の周りの360°にわたる閉ループに沿って)囲まれている。
各ガスポケット92は、
− このポケット92の弁5の可動部材の変位、および/またはチャンバ2の出口24から離れるピン90の変位、および/または分配弁5の、その閉状態からその開状態への変位が、ポケット92内のガスの圧縮を引き起こし、
− このポケット92の弁5の可動部材の変位、および/またはチャンバ2の出口24の方向へのピン90の変位、および/または分配弁5の、その開状態からその閉状態への、変位が、ポケット92内のガスの膨張を引き起こす、ように構成されている。
各ガスポケット92の可動壁91は、チャンバ2に収容されている流体と完全に接触するように構成された接触面97を有する。
各ポケット92のこの接触面97は、壁91(典型的には1mm未満または好ましくは500μm未満の厚さ)の表面として定義され、その表面は、チャンバ2に収容されている流体と接触するように構成された第1の面であり、この第1に対向してこのポケット92のガスと接触する側とは別の側面であり、ピン90の表面は含まれない。
ガスポケット(単数または複数)92の接触面97の領域の合計は、チャンバ2の出口24を通る流体通路の最小面積99よりも少なくとも35倍(さらには少なくとも45倍)大きい。この最小面積99は、出口24を通ってチャンバ2およびデバイス100の外側に向かう流体の通過平面の最小面積である。
ガスポケット92の接触面97の領域の合計は、少なくとも50mmであり、さらには70mmを超え、さらには90mmを超えてもよい。
各接触面97は、変形可能なチャンバ2に収容されている流体の側に凸状である。
デバイス100は、ピン90の伸長軸に沿って整列した、いくつかのガスポケット92のいくつかの可動壁91を備えており、この伸長軸は、弁5の開位置と閉位置との間のピン90の変位軸でもある。
各ガスポケット92内の圧力は、典型的には、
− 1気圧以上、および/または
− 0.9乃至1.5気圧の範囲、好ましくは0.9乃至1.1気圧の範囲、好ましくは1気圧に等しい。
分配弁5および少なくとも1つのガスポケット92は、デバイス100の外部からデバイス100に挿入されたモジュール93の一部である。モジュール93は、デバイス100の残り部分、より正確にはキャップ32に、好ましくは超音波によって、溶接されている。
ピン90および/または弁5の可動部材は、変形可能なチャンバ2に収容されている流体と接触するように構成される。
ピン90は、チャンバ2に収容されている流体と部分的にのみ接触するように構成され、実際、弁5の閉位置において、ピン90の端部は、チャンバ2の内側から見えないように、出口24によって隠されている。
弁5の可動部材は、チャンバ2に収容されている流体と部分的にのみ接触するように構成され、実際、各可動壁91は、そのポケット92内のガスと接触する側面を有する。
デバイス100は、ピン90をチャンバ2の出口24に向けて押すように復元力をピン90に作用させて分配弁5を開位置から閉位置へ戻すように構成された、少なくとも1つの復帰手段96を備える。
この実施形態において、少なくとも1つの復帰手段96は、ガスポケット92の各可動壁91(凸状で柔軟)を含む。
各可動壁91は、その移動中に変形するように構成されている。
従って、この実施形態において、それぞれのポケット92の復帰手段96(ここでは可動壁91)は、変形の作用力を蓄積して剛性を増し、復帰力または閉鎖力がより大きくなる。
各壁91はドームを形成する。
各ガスポケット92は、閉状態での弁5の良好な閉止を保証する一方で、弁5の閉状態から開状態への動作をユーザにとって容易にする。
変形可能なチャンバ2の内部容積は、キャップ32によって少なくとも部分的に画定されている。
変形可能なチャンバ2の内部容積は、ストッパ23によって少なくとも部分的に画定されている。
分配座は、弁5がその閉状態にあるときの、キャップ32および/またはモジュール93における、分配弁5とキャップ32および/またはモジュール93との間の、すべての接触点によって形成される。変形可能なチャンバ2の変形中、分配座は静止していることに留意されたい。
入口38(および/または弁4)と分配弁5の間の流体路には弁がないことに留意されたい。
壁37と少なくとも1つのポケット92との間に、機械的接続はなく、壁37と少なくとも1つのポケット92との間の唯一の接続は、分配される流体によることに留意されたい。
ここで、図4を参照して、本発明に係る第1の実施形態のデバイス100の第1の変形例を、先に図1乃至図4によって説明した第1の実施形態との違いについてのみ、説明する。
この変形例では、各可動壁91は剛性である。各可動壁91は、その移動中に変形しないように構成されている。
各壁91はピストンを形成する。
各可動壁91は、少なくとも1つの復帰手段96について、その一部ではない。
少なくとも1つの復帰手段96は、各ガスポケット92に対して、このガスポケット92の内側にあり、このガスポケット92の可動壁91と接触するスプリングを備えている。
図5を参照して、本発明に係る第1の実施形態のデバイス100の第2の変形例を、先に図1乃至図4によって説明した第1の実施形態との違いについてのみ、説明する。
この第2の変形例は、ガスポケット92を備える。
ガスポケット92の接触面97の面積は、チャンバ2の出口24を通る流体通路の最小面積99よりも、少なくとも35倍(さらには少なくとも45倍)大きい。
接触面97の面積は、少なくとも50mmであり、さらには70mmよりも大きく、さらには90mmよりも大きい。
少なくとも1つの復帰手段96は、各ポケット92毎に、
− このポケット92の可動壁91の一部(薄くて柔軟)、および
− このガスポケット92の内側にあり、このガスポケット92の可動壁91と接触しているスプリング、を備える。
さらに、この変形例において、可動壁91は、ピン90の変位軸または伸長軸に対して実質的に垂直の方向に移動可能に、好ましくは傾斜面98によってピン90と壁91とが摺動することにより移動可能に、取り付けられる、ことに留意されたい。デバイス100は、弁5の開動作/閉動作の間における、ピン90の伸長軸の並進運動とは異なる壁91の並進運動を、ピン90の伸長軸の並進運動に返すように構成されている。
この変形例では、摩擦または滑りによる損失があるが、接触面97の面積は非常に大きく、150mmを超える。
最後に、この変形例では、少なくとも1つのガスポケット92は、モジュール93の一部ではない。
次に、図6乃至図11を参照して、本発明に係る第2の実施形態のデバイス200を、図1乃至図3による第1の実施形態のデバイス100との違いについてのみ説明する。従って、共通の参照符号は、改めては出されない。
図10、図11を参照すると、この第2の実施形態のデバイス200において、出口24は周辺部位によって画定されており、その周辺部位は、
− 柔軟部94、と呼ぶ部分(例えば、熱可塑性コポリエステル(TPEE)製)、および
− 硬性部95、と呼ぶ部分(例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)による)であって、柔軟部94よりも剛性または硬い材料(比較される2つの硬度は、ショアAまたはショアDの間で同じユニットで測定される)部分、を有する。
剛性部95は、柔軟部94よりも、変形可能なチャンバ2の外側に、より近い。
ピン90は、柔軟部と剛性部よりも、より剛性でより硬く(比較される硬度は、ショアAまたはショアDの間で同じユニットで測定される)。
ピン90の場合、
− ピンの硬度が、30ショアDより大きく、またはさらには70ショアDより大きく、および/または
− ピン90の曲げ弾性率が、200MPaより大きく、またはさらには500MPaより大きい。
ピン90は、(図のように)出口24と面一か、または出口24から1mm未満突出している。
ピン90の端部は、出口24から1mm未満(出口24の前方または後方)にある。
変形例において、TPEEとPBTの対を、それぞれポリプロピレン(PP)とオクテンとエチレンのコポリマーのペアで置き換えてもよい。
図11に示す分配弁5の閉位置では、ピン90の端部が、好ましくはピン90の停止部51に沿う第1の接触線において柔軟部94と接触している。この第1の接触線は、ピン90の周りの閉じた接触線である。
停止部51は、ピン90の断面において、ピン90の側面に150°未満の角度を形成している。
図11に示す分配弁5の閉位置では、ピン90の端部が、好ましくは、キャップ32の停止部52に沿う第2の接触線において剛性部95と接触している。この第2の接触線は、ピン90の周りの閉じた接触線である。
停止部52は、キャップ32の断面において、キャップ32の側面に150°未満の角度を形成している。
ピン90は、弁5がその開位置からその閉位置への通過中に、第1の接触線が、第2の接触線よりも先に形成されるように構成される。
第1の接触線とチャンバ2の出口24側の外部との間の最大距離は、6mmまたはさらには4mm未満である。
第2の接触線とチャンバ2の出口24側の外部との間の最大距離は、6mmまたはさらには4mm未満である。
図6を参照すると、ガスポケット92は、ピン90と一体の可動壁91によって部分的に画定されているが、さらに補償壁89によって画定されており、その補償壁89は、可動であって、
− その第1の面において、ポケット92に収容されているガスと接触、および
− その第1の面の反対側の第2の面において、チャンバ2に収容されている流体と接触、していることに留意されたい。
壁91とは異なり、補償壁89は、チャンバ2内の壁89の変位がピン90、従って弁5の移動を引き起こさないように構成されている。
補償壁89は、チャンバ2内の流体が受ける変動(例えば温度変動)を、吸収することを可能にし、そのような変動が弁5を開くことがないようにする。
壁89は、各壁91よりも、より薄くおよび/またはより柔軟であるかまたはより硬くない(比較される2つの硬度は、ショアAまたはショアDの間で同じユニットで測定される)。
さらに、図6は、出口24に押し付けられた外側キャップ83を示す。
デバイス200は、変形可能なチャンバ2の内部容積の少なくとも一部を画定し、キャップ32の押圧部37と接触するように構成されたチャンバフィルム71をさらに備える。
チャンバフィルム71は、少なくともユーザがこの押圧部37を押してチャンバ2の内容積を減少させるときに、押圧部37と接触する。
チャンバフィルム71は、
− 一つには、初期状態が液体の材料を典型的にはスプレーまたは蒸着によって堆積(例えば、スプレーによるポリウレタン層(PU)の堆積と、その後のスプレーによるシリコーン層の堆積)されるフィルムである。そのようなフィルムは、典型的には150μm未満の薄い厚さを有し、または、
− 他の一つには、材料のフィルム(例えば、アルミニウムまたはエチレンとビニルアルコールのコポリマー(EVOH)の中央層があり、この中央層が2層のポリエチレン(PE)で囲まれている)であって、本発明に係るデバイス200を構成する他の部品を有する固体と組み合わされるフィルムである。そのようなフィルムは、典型的には100μmまたは200μmよりも厚い厚さを有する。
チャンバフィルム71は、キャップ32の少なくとも一部(好ましくは少なくとも押圧部37)がチャンバ2に収容されている液体と接触しないように、変形可能なチャンバ2に収容されている流体とキャップ32との間に、配置されている。
フィルム71は、ストッパ23を囲む部分と、キャップ32の奥部に構成された部分、すなわち挿入孔33に対向する部分、の2つの部分を有する。
チャンバフィルム71は、キャップ32がチャンバ2に収容されている流体と接触しないように、変形可能なチャンバ2に収容されている流体とキャップ32との間に、配置されている。
チャンバフィルム71は、キャップ32とストッパ23との間の接合部が、チャンバ2に収容されている流体と接触しないように、変形可能なチャンバ2に収容されている流体とキャップ32との間に配置されている。
デバイス200は、さらに(特に固体状態で組み立てられたフィルム71の場合)、復帰力をチャンバフィルム71に加えて、チャンバフィルム71を押圧面37に押し付けるように構成された復帰手段73を、チャンバ2の内側に備えている。
ストッパ23は、2つの端部75,76が設けられた細長い部材74を備え、これらの端部のそれぞれは、周辺部位750,760を有し、各周辺部位750,760について、チャンバフィルム71が、この周辺部位750,760それぞれとキャップ32との間に配置されて、チャンバフィルム71と周辺部位750,760とが接触している。
さらに、チャンバフィルム71は、各周辺部位750,760において、ストッパ23とキャップ32との間の流体の通過を防止する封止を形成する。
端部75は、端部75を通る流体の通過を許容する少なくとも1つの開口65を有する。
各周辺部位750,760は、細長い部材74の周りに360°の閉ループを形成する。
チャンバフィルム71は、ストッパ23、より正確には、キャップ32の開口33から最奥部に位置する端部75または周辺部位750に溶接され、特に、固体状態で組み立てられたフィルム71の場合にそうである。
チャンバフィルム71は、好ましくは締め付けにより、キャップ32とストッパ23との間に保持され、特に、固体状態で組み立てられたフィルム71の場合にそうである。より正確には、チャンバフィルム71は、キャップ32と、開口33に対してキャップ32の最小深さに位置する端部76または周辺部位760との間に、好ましくは挟んで締め付けることにより、保持される。
デバイス200は、入口38を介して変形可能なチャンバ2と連通する流体リザーバ3を形成するように、キャップ32の外側に延びる少なくとも1つのリザーバフィルム72をさらに備える。
少なくとも1つのリザーバフィルム72は、ストッパ23がキャップ32に及ぼす力によって、少なくとも部分的にデバイス200に保持される。
図6に示すデバイス200は、2つのリザーバフィルム721,722を備えている。
各フィルム72によって形成されたリザーバ3またはチューブの、キャップ32および/またはストッパ23とは反対側の、端部は、好ましくはすべてのフィルム72(721,722)に共通である、溶接線56に沿って溶接される。
有利なこととして、デバイス200は当然、2枚のフィルム721と722との間にガス(好ましくは空気)層を含み、層間分離をする処理をしなくて済む。
フィルム721および722は、一方が他方の内側に入れ子になった2つのチューブである。
第1のリザーバフィルム72,721は、キャップ32とストッパ23との間、より正確には、キャップ32と、開口33に対してキャップ32の最小深さに位置する端部76または周辺部位760との間に挟んで締め付けられる。
第2のリザーバフィルム72,722は、キャップ32の2つの壁81,82の間に保持されており、これらの2つの壁81,82は、ストッパ23をキャップ32に挿入することにより、ストッパ23がキャップ32に及す力の作用の下でリザーバフィルム72,722を挟んで締め付けるため接近するように、構成されている。
2つの壁81,82は、同心であり、それぞれ閉ループを形成している。
これらの壁の2番目82は、外側のリングである。
この場合、キャップ32は2つの部分、すなわち壁81を含む部分とリング82を含む部分とを備える。リング82は、嵌め込み部品である。
これらの壁の1番目81は、外側リング82の内側に位置しているキャップ32の壁である。
壁81とリング82の間には、材料の不連続性がある。
なお、リザーバフィルム721とチャンバフィルム71は同じフィルムである。
フィルム722は、ポリエチレン(PE)製である。
リザーバフィルム721および/または722は、それ自体の上に巻かれたロールドフィルム、または、押し出しまたは共押し出しにより作られチューブから作られてもよい。
フィルム722は、壁82の下に隠された少なくとも1つの穴55を備えており、これは、例えば、フィルム721の温度変化中の収縮または膨張中に、気体または空気が2つのフィルム721,722間の空間に出入りできるようにする。
2つのフィルム721,722は、溶接部56の位置を除いて同心円状であり、溶接部56の位置を除いて、これらのフィルム721,722の各々は、リザーバ3内に位置する同じ軸(これら2つのフィルム721,722に共通)を囲んで閉じた壁を形成する。
フィルム721および722は、キャップ32の両側面に構成されている。
より具体的には、2つのフィルム721および722は、キャップ32の壁81の両面に位置する。
チャンバフィルム71は、チャンバ2の流体の保持を改善することができ、流体からの化学的攻撃、特にキャップ32の壁、およびキャップ32とストッパ23との間の接合部に対する化学的攻撃を回避できることに留意されたい。
チャンバフィルム71はまた、デバイス200の外側に光および/または空気に対する障壁を形成し、チャンバ2に収容されている流体の蒸発を回避し、チャンバ2に収容されている流体の組成物の変性を回避する、ことを可能にする。
リザーバフィルム72は、本発明に係るデバイス200の製造プロセスを簡素化すること、および/または本発明に係るデバイス200を構成する部品の数を減らすことを可能にすることに留意されたい。
変形可能なチャンバ2の内部容積は、面37とチャンバ2との間に構成されたフィルム71によって少なくとも部分的に画定されている。
変形可能なチャンバ2の内部容積は、ストッパ23によって少なくとも部分的に画定されている。
次に、図12、図14を参照して、本発明に係る第2の実施形態のデバイス200の第1の変形例を、図6乃至図11によって先に説明した第2の実施形態との違いのみについて、説明する。
この変形例では、図6乃至図11の場合とは異なり、可動壁91は、凸状ではなく、ドームを形成せず、ピストンを形成する。
少なくとも1つの復帰手段96は、可動壁91を含まないが、各ガスポケット92に対して、このガスポケット92の内側でこのガスポケット92の可動壁91と接触するスプリングを含む。
この変形例は、リザーバフィルム721を含まない。
リザーバフィルム722は多層フィルムであり、例えば、
− 内側の厚み(リザーバ3に含まれる液体の側)が、ポリエチレン(PE)またはエチレン酢酸ビニル(EVA)で作られ、
− 外側の厚みが、アルミニウムまたはエチレンとビニルアルコールのコポリマー(EVOH)の中央層を含み、この中央層が2層のポリエチレン(PE)に挟まれている、という構成を有することに留意されたい。
これらの2つの厚みは層間剥離が可能である。
図13、図14を参照して、本発明に係る第2の実施形態のデバイス200の第2の変形例を、図12乃至図14によって先に説明した第2の実施形態の第1の変形例との違いのみについて、説明する。
この第2の変形例では、壁82はリングではない。壁81と82の間に材料の不連続性はない。
図15、図16を参照して、流体ディスペンサの発明に係る第3の実施形態のデバイス300を説明する。
この実施形態300は、図6乃至図11の第2の形態200との違いについてのみ、説明される。
このデバイス300において、変形可能なチャンバ2の内部容積は、
− キャップ32によって、少なくとも部分的に画定されてなく、
− 少なくとも部分的にストッパ23によって、好ましくはストッパ23のみ(この実施形態ではストッパ23に一体化されている壁71)によって、画定されている。
デバイス300は、補償壁89を含まない(しかし、変形例ではそれを含んでもよい)。
弁5は、ピン90または復帰手段96を含まない。弁5は、分配ハウジング8内に構成される。
弁5は、
− 開状態では、分配ハウジング8を介してチャンバ2の内部から出口24への流体の通過を許容し、
− 閉状態では、ハウジング8を介してチャンバ2の内部から出口24への流体の通過を許容しない。
弁5は、ハウジング8に締め付け固定されている。
分配弁5は、ハウジング8の内壁の間に(好ましくは締め付け固定またはクリップ留めにより)保持される部位11を備える。
部位11は、分配弁5の開閉状態の間において静止している。
分配弁5は、可動部分12を備えており、可動部分12は、この分配弁5の閉状態では分配座105を塞ぐように分配座105に押し付けられ、この分配弁5の開状態では分配座105を開けるように分配座105から離れる。
この部分12は膜または薄膜である。
部分12は、分配弁5の開閉状態の間において移動可能である。
さらに、分配座105は、ハウジング8の内壁の側面部分であり、座105は、好ましくは平坦な(または湾曲した)、ハウジング8の内壁の一面に限定されており、弁5を含むハウジング8部分の伸長方向に垂直な平面に作られるハウジング8の断面における全周ではない。
チャンバフィルム71は、変形可能なチャンバ2の内部容積を少なくとも部分的に画定するものであり、(少なくとも、ユーザがチャンバ2の内部容積を減少させるためにこの押圧部37を押圧する場合に)キャップ32の押圧部37と接触するように構成されており、入口38を持つストッパ23の部分に固定されている。
フィルム71は、入口38を持つストッパ23の部分と同じ材料で成る。
フィルム71および入口38を持つストッパ23の部分は、材料に不連性がない単一の部品を形成する。
フィルム71は、注入によって作成することができる。
フィルム71の柔軟性は、入口38を持つストッパ23の部分よりも薄い厚さによって得られる。
デバイス300は、復帰手段73を含まない(しかし、変形例には存在してもよい)。
従って、ストッパ23は、次の2つの部品を有する。
− 後部品311、これは、フィルム71と、入口38を持つストッパ23の部分とを備える、および
− 前部品またはモジュール93、この中にハウジング8が形成され、また、これは、フィルム71と入口38を持つストッパ23の部分とを含む部品に、入口38を持つストッパ23の部分に対向してチャンバ2の一端に位置する開口から挿入され、取り付けられる。変形例(図示せず)では、この前部品は、前述のようにポケット92とピン90っとを備えた、モジュール93に置き換えることができる。
フィルム71(ほとんど0.3mmの厚さ)は、円周方向の特別な厚み(約0.8mmの総厚さ)を有し、その内部に前部品93が収容されている。
前部品またはモジュール93は、チャンバ2から出口24に向かう突出部分305を有する。
この部分305は、少なくとも3mmの長さにわたって延びている。
この部分305は、分配弁5の少なくとも一部を含み、弁の閉止部分(分配座)を前方側に離しており、このことは、
− 弁5以降における(保護されていない)液体のデッドゾーンを減らし、
− 押圧部を出口24に近づけすぎないようにし(使用がより快適)、
− アプリケータ(不図示)を固定または取り付ける、ことを可能とする。
この突出部分305は、長さが少なくとも3mm、さらには少なくとも5mm、さらには少なくとも10mmにわたって延びている。
変形例においては、これらの2つの前部品と後部品は、材料の不連続性なしに単一の部品として結合される。
リザーバフィルム72は、入口38を持つストッパ23の一部と一体化している。
フィルム72は、入口38を持つストッパ23の部分と同じ材料で成る。
フィルム72と、入口38を持つストッパ23の部分とは、材料の不連続性がない単一の部品を構成する。
フィルム72の柔軟性は、入口38を持つストッパ23の部分よりも薄い厚さによって得られる。
従って、ストッパ23は、次の2つの部品を有する。
− 後部品311、これは、フィルム71と、フィルム72と、入口38を持つストッパ23の部分とを備える、および
− 前部品またはモジュール93、この中にハウジング8が形成され、また、これは、フィルム71と入口38を持つストッパ23の部分とを含む部品に、入口38を持つストッパ23の部分に対向してチャンバ2の一端に位置する開口から挿入され、取り付けられる。
変形例では、これらの2つの前部品と後部品は、材料の不連続性なしに単一の部品として結合される。
このストッパは、従って、デバイス300の交換可能な詰め替え品を形成する。この詰め替え品は、チャンバ2を合体している。このチャンバ2は、少なくとも部分的に、薄い円筒壁71によって作られている。
このストッパ23は、ケース内に完全に封入されており、そのケースは、
− キャップ32と
− キャップ32に(例えば、キャップ32へのネジ止めまたはクリップ留めによって)取り付けられたベース321と、を備えている。
変形例として、ストッパ23は、リザーバ3に向いた部品を(適所に)備えて、格納中にリザーバ3が挟まれて押さえつけられるのを防ぐことができる(図示せず)。
キャップ32は、そのキャップ32の外側に、出口24と連通する開口を有する付属品302を(例えば、キャップ32にクリップ止めまたはねじ止めされて)備えられる。
詰め替え品23,5,8,71,72(より正確には、中にハウジング8が形成される前部品)は、キャップ32とともに封止領域301を有しており、出て行く産物がキャップ32に入らないように、例えば、キャップ32と変形可能なチャンバの壁71との間に入らないようにする。
同様に、付属品302とキャップ32との間に封止領域303を有する。
詰め替え品23,5,8,71,72は、横方向のインターロック304と封止領域301におけるわずかな締め付けとによって、キャップ32内に維持される。
付属品またはアプリケータ302は、
− 先端部品308と発泡体309(図15および16に示す)、および/または
− ブラシ、および/または
− ボール、および/または
− マッサージ用具、および/または
− その他など、を備えることができる。
突出領域305は、少なくとも3mm、さらには少なくとも8mmの長さにわたってストッパ23から突出する。
アプリケータ用具309の手前の出口24と連通するアクセサリ302の開口のデッドゾーン306は、15mm未満、さらに好ましくは10mm未満、理想的には5mm未満の長さである。
弁5の閉じ口と押圧領域37の中心との間の距離307は20mm以上である。
弁5は付属品302に入る。
ボタン37は、
− 図示のように柔軟か、または
− 剛性の変形例においては、レバーアームを形成するようにスライド可能または関節式にするか、いずれかとすることができる。
図16aに示すように、付属品302は、キャップ32に直接一体化することができる。
モジュール93(弁5を含む)は、キャップ32の内側に向いた注ぎ口310に挿入される。
モジュール93と注ぎ口310との間の接合部は、分配される産物に対して封止されている。
この注ぎ口310は、キャップ32の一部である。
図16に示すように、チャンバ2(より正確にはモジュール93)は、チャンバ2の壁の端面319と突出部分305との交差部で始まるチャンバチャネル320を有する。
分配座は、チャンバチャンネル320にあるか、チャンバチャンネル320から最大で1mm離れている。
図16aに示すように、注ぎ口310には2つの開口部がある。一方は他方よりも小さく(P)、もう一方は他方よりも大きい(G)。小さい部分には、突出部12の端部における弁5の、好ましくは円筒形の、ピンが取り付けられている。このインターロック(丸型)の締め付けは十分である。この突出部は偏芯している。デバイス300は、デバイス300内でカートリッジまたは詰め替え品を方向付けるためのインデックス手段を備えている。
次に、図17、図18を参照して、流体ディスペンサの発明に係る第4の実施形態のデバイス400について説明する。
この実施形態400は、図6乃至図11の第2の実施形態200との違いについてのみ説明される。
分配弁5および少なくとも1つのガスポケット92は、デバイス400の内部から(より正確にはキャップ32の内部から、より正確にはチャンバ2の内部から)、デバイス400に挿入された、モジュール93の一部である。モジュール93は、デバイス400の残りの部分、より正確にはキャップ32に、好ましくは超音波で溶接されている。
モジュール93は、2つの直径を有するタンク402を備え、その2つの直径の部分は、
− ピン90を受け入れ、キャップ32を通過する、より小径の部分と、
− 壁91を受け入れ、壁91に直接溶接するための、より大径の部分と、である。
それは同じ部品、すなわち中間体のないタンク92であり、一方では壁91に直接取り付けられ、他方では分配座が形成される。
モジュール93は、タンク402に(典型的には溶接または嵌め込みによって)固定されたカバー403を備えており、壁91によってポケット92の内側を画定している。
モジュール93(より正確にはタンク402)は、二重壁404を備え、デバイス400の残りの部分、好ましくはキャップ32に固定されており、その固定は、ピン90を取り囲んでいるこの二重壁の2つの壁の間に(キャップ32を)挟んで締め付けることによって行われる。これにより、分配座(例えば、94および/または95)における、応力や変形を回避できる。変形例では、キャップ32が、二重壁を備え、モジュール93(より正確にはタンク402)に固定され、その固定は、ピン90を取り囲んでいるこの二重壁の2つの壁の間に(モジュール93、より正確にはタンク402を)挟んで締め付けることによって行われる。
デバイス400は、補償壁89を備えていない(しかし、それを変形例に含むことができる)。
デバイス400は、チャンバフィルム71を備えていない。
変形可能なチャンバ2の内部容積は、キャップ32によって少なくとも部分的に画定されている。
チャンバ2の内部容積は、押圧部37と呼ばれる部分によって少なくとも部分的に画定されている。
チャンバ2の内部容積は、少なくとも部分的にシェル部分35と呼ばれる部分によってさらに画定されている。
変形可能なチャンバ2の内部容積は、ストッパ23によって少なくとも部分的に画定されている。
デバイス400は、両方のリザーバフィルム721,722を備えている。
リザーバフィルム721は、ストッパ23がキャップ32に及ぼす力によって少なくとも部分的にデバイス400に保持される。
リザーバフィルム721は多層フィルムであり、例えば、
− 内側の厚み(リザーバ3に含まれる液体の側)が、ポリエチレン(PE)またはエチレン酢酸ビニル(EVA)で作られ、
− 外側の厚みが、アルミニウムまたはエチレンとビニルアルコールのコポリマー(EVOH)の中央層を含み、この中央層が2層のポリエチレン(PE)に挟まれている、という構成を有する。
フィルム721は、リザーバ3内の産物と接触して収縮し得る。
リザーバフィルム722は、キャップ32と一体である。
フィルム722は、キャップ32と同じ材料で成る。
フィルム722およびキャップ32は、材料の不連続性のない単一の部品を形成している。
フィルム722は、フィルム721の変形を隠すことができる。
フィルム722の柔軟性は、キャップ32またはキャップ32の残りの部分よりも薄い厚さによって得られる。
各フィルム721,722によって形成されたリザーバ3またはチューブの、キャップ32および/またはストッパ23とは反対側にある端部は、すべてのフィルム721,722に共通であり得る1つまたは2つの溶接線56に沿って溶接されている。
有利には、デバイス400は、当然ながら、2つのフィルム721と722の間に気体(好ましくは空気)の層を含む。
フィルム721および722は、一方が他方の内側に入れ子になった2つのチューブである。
リザーバフィルム72,721は、ストッパ23の2つの壁181,182の間に挟んで締め付けて保持される。
2つの内壁181および外壁182は同心であり、それぞれ閉ループを形成している。
ストッパ23がキャップ32に及ぼす(およびその逆の)力が、2つの壁181,182を互いに締め付け、フィルム721の一部が2つの壁181,182の間に配置されており、2つの壁181,182がそのフィルムを保持する。
壁181は、壁182と一体である。
壁181は、壁182と同じ材料で成る。
壁181および壁182は、材料の不連続性のない単一の部品を形成する。
モジュール93(図示のように)またはキャップ32(不図示)は、ピン90を取り囲む突出部を有し、それはキャップ32の外側に出ており、
− カバー83が閉じられたとき、カバー83の(突出部に関して正面となる)正面(柔軟)部405と接触し、
− カバー83が閉じられたとき、カバー83の側方スカート406(突出部に関して側方となる)と接触する。
溶接された薄壁722(ストッパを避ける)の場合、リザーバフィルム721は、キャップ32,722から突出し、リザーバ3を充填後、溶接されて、ストッパ23を(例えば、1から2cmの間で)方向25に沿ってスライドさせて、キャップ32に押し込まれる。この場合、締め付けの構成要素に2つの位置があり、とび出た最初の位置と、後退した位置であり、より後退した位置のほうが締め付けがより強くできる。この場合、ツールを通すために(好ましくはストッパ23の外壁182から出ており、キャップ32,35に接触する、ストッパ23のフィンを有する)スペーサがあり、スペーサは、図18に示すように、フィルム721および722の間隔を開けて、壁721をキャップ32の内方側に向けて押すことができるように構成されている。
フィルム722は、2つのフィルム721と722との間に空気の通過を許容するため、好ましくは穿孔(例えば、レーザー穿孔)される。
変形例では、デバイス400は、フィルム721のみを備えフィルム722は備えず、またはフィルム722を備えフィルム721は備えない。
デバイス400において、前述の実施形態100乃至300のそれぞれと同様に、各押圧面37は、いわゆる横方向の押圧力を受けるように構成され、出口24は、各押圧力に垂直または実質的に垂直な分配方向に流体を分配するように構成されていることに留意されたい。
デバイス400は、前述の実施形態200から300のそれぞれと同様に、2つの端部の間に延びる細長い形状を有しており、
− 各押圧面37は、これらの2つの端部の間に横方向に構成され、
− 出口24はこれらの端部の1つに構成されている、ことに留意されたい。
図18に示すように、ストッパ23は、ストッパとキャップとの間の封止接合状態を有して、少なくとも5mm、さらには少なくとも6mm、さらには少なくとも10mm、さらには少なくとも15mmの長さにわたって、キャップ32の内側をスライドするように構成されている。
図18に示すように、チャンバ2(より正確にはモジュール93)は、チャンバ2の壁の端面319と突出部分305との交差位置で始まるチャンバチャネル320を有する。
分配座は、チャンバチャンネル320内にあるか、またはチャンバチャンネル320から最大で1mm離れたところにある。
次に、図19、図20を参照して、流体ディスペンサの発明に係る第5の実施形態のデバイス500について説明する。
この実施形態500は、図17、図18の第4の実施形態400との違いについてのみ説明される。
この形態のデバイス500は、前述の弁4を備えている。
壁181,182は、同材料でも異材料でもよい。
壁181と壁182は、2つの別個の部品を形成しており、壁181,182の間には材料の不連続性が有る。
このストッパ23は、ケース内に完全に囲まれており、そのケースは、
− キャップ32と、
− キャップ32に(例えば、キャップ32にネジ止、またはクリップ留によって)取り付けられたベース321と、を備えている。
チューブ500は、ケースのベース321を有し、それはキャップ32(図示せず)またはストッパ23にクリップ留めすることができる。サイドボタン501(柔軟性)は、好ましくは、変形可能な壁37とともに、オーバーモールディングまたは二重注入によって形成され、クリップ502を見えなくすることができる。これらのクリップ502は、ストッパ23上に作成できる。
キャップ32は、その入口24を下に向けてデバイス500を直立させるように構成された脚部508を備えている。
ストッパ23は、リザーバ3がストッパ23に押し込まれたとき、リザーバ3が有する蓋に穴を開けるように構成された穿孔器505を備えており、このように穴を開けられた蓋が入口38を形成する。
フィルム72,721と蓋とによって形成されたカートリッジが、押し込まれてストッパ23によって、より正確には穿孔器505によって、突き刺されてもよい。
最初のカートリッジへの充填は、カートリッジを取り付けて実行でき、
− ノズル503を付属突起504にあてがい、
− 真空引きとカートリッジの充填を行った後、
− 付属突起504の溶接が行われる。空気の侵入を防ぐため、ノズル503の切り離し前に、溶接することが好ましい。
プライミング(初期始動、呼び水動作)が一度行われると、カートリッジ72,721は、2回目のプライミングなしで交換できる。
次に、図21を参照して、流体ディスペンサの発明によるデバイス500の第5の実施形態の変形例を説明する。
この変形例は、図19、図20のデバイス500に関するその違いについてのみ説明される。
壁181は、壁182と一体である。
壁181は、壁182と同じ材料である。
壁181と壁182は、材料の不連続性のない単一の部品を形成する。
フィルム721は、チューブを形成し、
− その一方の端部が、ストッパ23によってキャップ32に加えられる力で少なくとも部分的に締め付けられて保持され、
− その他方の端部が、充填孔504が設けられて、通常、フィルム721に溶接または挟まれて(ここでは図21に示すように挟まれて)いる底部506によって、保持されている。
上述の実施形態について示したように、この変形例のデバイス500は、ツールを通すために(好ましくはストッパ23の外壁182から出ており、キャップ32,35に接触する、ストッパ23のフィンを有する)スペーサを備えており、壁721がキャップ32の内部に向けて押し込まれ得るようにするため、図21に示すように、フィルム721と722を離す構成とされている。
もちろん、本発明は、ここで説明した例に限定されず、本発明の範囲から逸脱することなくこれらの例に多くの調整を行うことができ:
− フィルム71(図2に示す)、および/または図10、図11を参照して説明したように1つまたは複数の接触線、および/または補償壁89は、図1乃至図5の第1の実施形態の各変形例の各々においても存在することが好ましく、および/または、
− 第1の実施形態100と同様に、第2の実施形態200または第4の実施形態400または第5の実施形態500の変形例は、好ましくはロッド90またはピン90の伸長および/または変位の方向に沿って整列したいくつかのガスポケット92を備えてもよく、および/または、
− 前述の変形例実施形態のそれぞれにおいて、補償壁89は、可動壁91によって画定された各ガスポケット92から独立した、ガスポケット92の壁であってもよく、および/または、
− 図13に示すように、前述の変形例または実施形態のそれぞれにおいて、壁81および/または82は、リザーバフィルム722と接触するレリーフパターン(例えば、歯または戻り防止リングなど)を備えてもよい。これは、フィルム722の把持と滑り止めの効果をフィルム722に与え、および/または、
− 前述の変形例または実施形態のそれぞれにおいて、少なくとも1つの復帰手段96は、1つまたは複数のポケット92内のガスによって、置き換えおよび/または補完され、1気圧を超える圧力に圧縮されてよく、および/または、
− モジュール93を含む前述の各実施形態において、デバイス200に関して説明したような補償要素89も存在することができ、この要素89は、好ましくは、モジュール93の後部の柔軟な壁、または壁91の延長部(例えば横方向)においてモジュール93に一体化され、および/または、
− 前述の各実施形態は、いくつかのリザーバ3(例えば、共通の壁を有する)、および/またはいくつかの出口24、および/またはいくつかの流体循環経路(共通の出口24または異なる出口24を有する)、に適合させることができ、および/または、
− 一般に、前述の実施形態およびそれらの異なる可能な変形例を参照すると、本発明に係るデバイスは、下記のリザーバフィルムのうち、少なくとも1つ(2つ以上、好ましくは少なくとも2つ)のリザーバフィルム72を含むことができることに留意されたい。
○ ストッパ23とキャップ32との間に挟んで締め付けることにより、本発明に係るデバイスに保持されるリザーバフィルム721および/または722、および/または
○ ストッパ23と他の部品(例えば、321またはストッパ23内のクランプリング)との間に挟んで締め付けることにより、本発明に係るデバイスに保持されるリザーバフィルム721および/または722、および/または
○ キャップ32と他の部分(例えば、キャップ32の外部のクランプリング)との間に挟んで締め付けることにより、本発明に係るデバイスに保持されるリザーバフィルム721および/または722、および/または
○ ストッパ23がキャップ32に及ぼす力によって少なくとも部分的に締め付けることにより、本発明に係るデバイスに保持されるリザーバフィルム721、および/または
○ 入口38を持つストッパ23の部分に固定された、および/または入口38を持つストッパ23の部分と同じ材料による、および/または図22に示すように(特に図17,19,21または22の変形例において)入口38を持つストッパ23の部分と材料の不連続性のない単一の部品を形成するリザーバフィルム721、および/または
○ (特に図17の変形例において)キャップ32にストッパ23によって及ぼされる力によって少なくとも部分的に締め付けることにより、本発明に係るデバイスに保持されるリザーバフィルム722、および/または
○ キャップ32と一体の、および/またはキャップ32と同じ材料の、および/またはキャップ32と材料の不連続性のない単一片を形成するリザーバフィルム722。
もちろん、本発明の様々な特徴、形状、変形および実施形態は、それらが互いに非互換または排他的でない限り、様々な組み合わせで互いに関連付けられてもよい。特に、上記のすべての変形および実施形態は互いに組み合わせることができる。

Claims (33)

  1. ディスペンサデバイスであって、
    − 挿入開口(33)を有するキャップ(32)と、
    − 前記キャップ(32)の前記挿入開口(33)の側に挿入した構成で前記キャップ(32)の中に搭載されたストッパ(23)と、を備え、
    前記デバイスは、内部容積が流体を収容するように構成された変形可能なチャンバ(2)を備え、前記チャンバは、入口(38)を有し、前記入口(38)は、前記デバイスが前記入口(38)から前記チャンバを通って出口(24)まで流体の循環経路に沿って流体を導く構成となるように、設けられており、前記デバイスは、前記内部容積を変更するため移動可能に構成された押圧部(37)と呼ばれる部分を有し、
    前記デバイスは、前記入口(38)を介して前記変形可能なチャンバ(2)と連通する流体リザーバ(3)を形成するように前記キャップ(32)の外方に延びる少なくとも1つのリザーバフィルム(72)をさらに備え、
    前記少なくとも1つのリザーバフィルムは前記ストッパ(23)が前記キャップ(32)に及ぼす力によって保持されている。
  2. 請求項1に記載のデバイスであって、前記キャップ(32)と前記ストッパ(23)との間に締め付けられて保持されるリザーバフィルム(72,721)を備える。
  3. 請求項1または2に記載のデバイスであって、前記キャップ(32)の2つの壁(81,82)の間に保持されたリザーバフィルム(72,722)を備え、これら2つの壁は、前記キャップ(32)に挿入された前記ストッパ(23)が前記キャップ(32)に力を及ぼすことにより、このリザーバフィルム(722)を挟んで互いに接近するように構成されている。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のデバイスであって、前記変形可能なチャンバ(2)の前記内部容積を少なくとも部分的に画定し、前記キャップ(32)の前記押圧部(37)に接触するように構成されたチャンバフィルム(71)をさらに備える。
  5. 請求項4に記載のデバイスであって、前記チャンバフィルムは、前記キャップ(32)が前記チャンバ(2)に収容された前記流体と接触しないように、前記変形可能なチャンバ(2)に収容された流体と前記キャップ(32)との間に位置決めされている。
  6. 請求項4または5に記載のデバイスであって、前記チャンバ(2)の内部に、復元力を前記チャンバフィルムに及ぼして前記チャンバフィルムを前記押圧面(37)に押し付けるように構成された復帰手段(73)をさらに備える。
  7. 請求項4乃至6のいずれか一項に記載のデバイスであって、前記チャンバフィルムは前記ストッパ(23)に溶接されている。
  8. 請求項4乃至7のいずれか一項に記載のデバイスであって、前記チャンバフィルムは、前記キャップ(32)と前記ストッパ(23)との間に締め付けられて保持されている。
  9. 請求項4乃至8のいずれか一項に記載のデバイスであって、前記ストッパ(23)は、2つの端部(75,76)を有する細長い部材(74)を備え、前記端部(75,76)のそれぞれは、前記チャンバフィルムに接している周辺部位(750,760)を有し、前記チャンバフィルムは、前記周辺部位(750,760)のそれぞれについて、前記周辺部位と前記キャップ(32)との間に位置している。
  10. 請求項4乃至9のいずれか一項に記載のデバイスであって、前記チャンバフィルムと前記リザーバフィルムまたは前記リザーバフィルムの1つとは、単一のフィルムである。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載のデバイスであって、分配弁(5)をさらに備え、前記分配弁(5)は、開状態において前記チャンバ(2)の内部から前記チャンバ(2)の前記出口(24)を通って前記デバイスの外に向かう流体の通過を許容し、閉状態において前記通過を許容せず、前記分配弁(5)は、ピン(90)と可動部材とを有し、
    前記ピンは端部を有し、前記端部は、
    − 前記分配弁(5)の前記閉状態では、前記チャンバ(2)の前記出口(24)を閉じ、
    − 前記分配弁(5)の前記開状態では、前記チャンバ(2)の前記出口(24)から離れ、
    前記可動部材は、前記チャンバ(2)の前記内部容積の減少、または前記チャンバの前記内部容積(2)における前記流体からの所定の閾値を超える過剰圧力の効果のもとで、前記ピンを前記チャンバ(2)の前記出口(24)から離れるように動かし、前記分配弁(5)をその閉状態からその開状態に動かすように構成されている。
  12. 請求項11に記載のデバイスであって、前記可動部材は、少なくとも1つのガスポケット(92)の少なくとも1つの可動壁(91)を備え、各ガスポケットは、ガスを漏れないように収容し、前記変形可能なチャンバ(2)に収容されている前記流体からこのガスを隔離するように構成されている。
  13. 請求項12に記載のデバイスであって、前記各ガスポケットの前記可動壁は、前記チャンバ(2)に収容された前記流体と全体が接触するように構成された接触面(97)を有する。
  14. 請求項13に記載のデバイスであって、前記ガスポケットの前記接触面の面積または前記ガスポケットの前記接触面の面積の合計が、前記チャンバの前記出口(24)を通る流体通路の最小面積よりも、少なくとも35倍大きい。
  15. 請求項13または14に記載のデバイスであって、前記接触面の少なくとも1つまたは各々が、前記変形可能なチャンバ(2)に収容されている前記流体の側に、凸状である。
  16. 請求項12乃至15のいずれか一項に記載のデバイスであって、前記ピンの伸長軸に沿って整列した複数の前記ガスポケットの複数の前記可動壁を備える。
  17. 請求項12乃至16のいずれか一項に記載のデバイスであって、前記各ガスポケット内の前記圧力が、大気圧±10%に等しい。
  18. 請求項12乃至17のいずれか一項に記載のデバイスであって、前記分配弁(5)および前記少なくとも1つのガスポケットが、前記デバイスの外部から前記デバイスに挿入され、好ましくは超音波溶接されたモジュール(93)の一部である。
  19. 請求項11乃至18のいずれか一項に記載のデバイスであって、前記出口(24)は、柔軟部(94)と呼ばれる部分と、前記柔軟部よりも剛性の高い材料による剛性部(95)と呼ばれる部分と、を有する周辺部位によって画定されており、前記剛性部は前記柔軟部よりも前記変形可能なチャンバ(2)の外側に近く、
    そして、前記分配弁(5)の閉位置において、前記ピン(90)の前記端部は、第1の接触線において前記柔軟部に接触し、前記第1の接触線と前記出口(24)側における前記チャンバ(2)の外部との間の最大距離は、好ましくは6mmより小さく、前記ピン(90)は、好ましくは前記柔軟部および前記剛性部よりも剛性が高い。
  20. 請求項19に記載のデバイスであって、前記分配弁(5)の閉位置において、前記ピンの前記端部は、さらに第2の接触線において前記剛性部に接触し、前記第2の接触線と前記出口(24)側における前記チャンバ(2)の外部との間の最大距離は、好ましくは6mmより小さい。
  21. 請求項11乃至20のいずれか一項に記載のデバイスであって、前記ピンと前記可動部材は、前記変形可能なチャンバ(2)に収容された前記流体と接触するように構成されている。
  22. 請求項11乃至21のいずれか一項に記載のデバイスであって、前記チャンバ(2)の前記出口(24)に向けて前記ピンを押すように前記ピンに復元力を及ぼし、前記分配弁(5)をその開状態からその閉状態に復帰させるように構成されている少なくとも1つの復帰手段(96)を備えている。
  23. 請求項22に記載のデバイスであって、前記少なくとも1つの復帰手段(96)が、前記ガスポケットの少なくとも1つの可動壁を備えている。
  24. 請求項12乃至18のいずれか一項に従属すると考えられる、請求項22または23に記載のデバイスであって、前記少なくとも1つの復帰手段が、前記ガスポケットについてまたは前記ガスポケットの少なくとも1つについて、このガスポケット内に、このガスポケットの前記可動壁と接触するスプリングを備えている。
  25. 請求項11乃至24のいずれか一項に記載のデバイスであって、前記分配弁(5)は、前記分配弁の前記開位置において、完全に前記変形可能なチャンバ内にある。
  26. 請求項11乃至25のいずれか一項に記載のデバイスであって、前記ピン(90)が前記出口(24)と面一である。
  27. 請求項12に従属すると考えられる請求項のいずれか一項に記載のデバイスであって、前記各ガスポケット(92)が、前記チャンバ(2)内にある。
  28. 請求項12に従属すると考えられる請求項のいずれか一項に記載のデバイスであって、前記分配弁(5)および前記少なくとも1つのガスポケット(92)が、前記デバイスの外部または内部から、前記デバイスに挿入されるモジュール(93)の一部である。
  29. 請求項28に記載のデバイスであって、前記モジュール(93)は、二重壁を備え、前記ピン(90)を取り囲んでいる前記二重壁の2つの壁の間に挟んで締め付けることにより、前記デバイスの残り部分、好ましくは前記キャップ(32)に、固定されている。
  30. 請求項1乃至29のいずれか一項に記載のデバイスであって、モジュール(93)または前記チャンバ(2)が、前記出口(24)に向かって少なくとも3mmの長さを超えて延びている突出部分(305)を備えている。
  31. 請求項13に従属すると考えられる請求項のいずれか一項に記載のデバイスであって、前記ガスポケットの前記接触面の前記面積または前記ガスポケットの前記接触面の前記面積の合計が、少なくとも70mmである。
  32. 請求項1乃至31のいずれか一項に記載のデバイスであって、前記押圧部(37)と呼ばれる部分が柔軟面である。
  33. 請求項1乃至32のいずれか一項に記載のデバイスであって、前記ストッパ(23)は、前記ストッパと前記キャップとの間の封止接合状態を有して、前記キャップ(32)の内側を少なくとも10mmの長さにわたって摺動するように構成されている。
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