JP2020512174A - ヘアカッター及び髪切刃 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、ヘアカッターの取扱いを改善すること、特に熟練度の低いユーザにとってのヘアカッターの扱いを容易にする。【解決手段】本発明によるヘアカッター(1)は、グリップ(10)と、グリップ(10)に接続されたカッターヘッド(2)とを備える。カッターヘッド(2)の1つの長手方向面(12)に配置され、長手方向面(12)の位置合わせライン(120)に対して後退した少なくとも1つの作業部(3)を備える。少なくとも1つのカット縁(14)を有する髪切刃(4)は、カッターヘッド(2)内に収容され、そのカット縁(14)の少なくとも一部が作業部(3)において露出し、位置合わせライン(120)を越えて突出しないように配置される。カッターヘッド(2)は、トリミングされる髪のための少なくとも1つの載置面(15)を有するガイド部(5)を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも1つのグリップと、前記グリップに接続された少なくとも1つのカッターヘッドとを有し、髪をトリミング、スタイリングするためのヘアカッターに関する。カッターヘッドは、少なくとも1つのカット縁を有する少なくとも1つの髪切刃を収容する。
頭髪をヘアカッターでカットすることは、はさみでカットすることに比べて、原則として多くのメリットがある。しかしながら、ヘアカッターを取り扱うには、髪に対するカッターの高度に制御された位置決め又は案内が必要である。特に重要なのは、カット中にヘアカッターが髪に当たる角度である。したがって、実際には、ヘアカッターを取り扱うには、強力で専門的な教育および広範な練習または経験が必要となる傾向がある。
そこで、DE 10 2010 006 030 B4に記載のヘアカッターは、ヘアカッターの長手方向軸に対してブレードの長手方向軸の角度配向を提示している。これにより、ヘアカッターの縦軸が毛髪に対してまっすぐに保持されていても、傾斜したカットが可能となる。
DE 10 2010 006 030 B4
しかしながら、実際には、このヘアカッターの取り扱いは、最適なカット結果を得るためには、依然として高度な経験または実践が必要とされる。
従って、本発明の目的は、ヘアカッターの取扱いを改善すること、特に熟練度の低いユーザにとってのヘアカッターの扱いを容易にすることである。
この目的は、請求項1の特徴を有するヘアカッターと、請求項31の特徴を有する髪切刃とによって解決される。好ましい特徴は、従属請求項の主題である。さらなる利点および特徴は、本発明の一般的な説明および例示的な実施形態の説明から明らかになる。
本発明は、毛髪、特に頭髪をトリミング及びスタイリングするために使用され、少なくとも1つのグリップと、グリップに接続された少なくとも1つのカッターヘッドとを有する。カッターヘッドの少なくとも1つの長手方向面に、長手方向面の位置合わせラインから窪んで配置された少なくとも1つの作業部が設けられている。少なくとも1つのカット縁を有する少なくとも1つの髪切刃は、前記カッターヘッド内に収容される。髪切刃は、作業部において、カット縁が少なくとも部分的に露出され、位置合わせラインを超えて突出しないように、それぞれ位置合わせラインから後退したカッターヘッド内に配置されることができる。カッターヘッドは、トリミングされる毛髪のための少なくとも1つの載置面を有する少なくとも1つのガイド装置を備える。載置面は、カッターヘッドに収容可能な髪切刃の平面に対して、少なくとも12°より大きい角度、特に30°より小さい角度、好ましくは26°より小さい角度、特に好ましくは16°〜26°の角度で、少なくとも部分的に配置される。これにより、トリミングされる毛髪は、載置面が毛髪に当たるように、カット縁に対して所定の角度で位置することが達成される。
好ましくは、ヘアカッターは、少なくとも1つの髪切刃を含む。
特に好ましいヘアカッターは、髪、特に頭髪をトリミング及びスタイリングするために使用され、少なくとも1つのグリップと、グリップに接続された少なくとも1つのカッターヘッドとを有する。カット縁の少なくとも1つの長手方向面に、長手方向面の位置合わせラインから窪んで配置された少なくとも1つの作業部が設けられている。少なくとも1つのカット縁を有する少なくとも1つの髪切刃は、前記カッターヘッド内に収容される。髪切刃は、作業部において、カット縁が少なくとも部分的に露出され、位置合わせラインを超えて突出しないように、それぞれ位置合わせラインから後退したカッターヘッド内に配置されることができる。カッターヘッドは、トリミングされる毛髪のための少なくとも1つの載置面を有する少なくとも1つのガイド装置を備える。載置面は、カッターヘッドに収容される髪切刃の平面に対して、12°を超える角度、特に30°未満、好ましくは最大26°の角度で少なくとも部分的に配置される。これにより、トリミングされる毛髪は、載置面が毛髪に当たるように、カット縁に対して所定の角度で位置することが達成される。
本発明のヘアカッターは多くの利点を提供する。考え得る利点としては、カッターヘッドが、少なくとも1つの載置面を有する少なくとも1つのガイド装置を有することである。載置面は、ヘアカッターを毛髪に対して特に有利な角度で髪切刃の平面に配向させる。これにより、ヘアカッターの載置面を髪の上に置くだけで、所定の最適な切断角度を得ることができる。従って、本発明のヘアカッターは、広範な練習や経験が少ないユーザによってさえも、かなり改善されたトリミング結果を達成することを可能にする。
別の特別な利点は、髪が最適にカットされる、12°を超える角度である。この角度により、髪がカットされ、より多くの動き、徳にボリュームのある髪型が得られる。別の特別な利点は、30°未満の角度である。本発明の角度範囲は、髪を薄くし、平らな髪型を避けることができる。一方で、切れ味が鈍すぎることが確実に回避される。髪が裂ける、その他の望ましくない切断結果が確実に抑制される。また、誤って使用した場合や経験のない人がヘアカッターを使用した場合でも、載置面で定まる角度よりも小さな角度にならないという利点もある。
少なくとも加工部における露出した切刃の領域において、載置面は、特に、カッターヘッド内に収容された髪切刃の平面に対して12°よりも大きく、特に30°よりも小さく、好ましくは最大26°の角度で配置される。作業部では、毛髪が正しい角度でガイドされることが特に重要である。少なくとも作業部において露出したカット縁の領域において、載置面は、カッターヘッドに収容された髪切刃の平面に対して本発明によって提供される角度で配置される。また、載置面は、カット縁に収容された髪切刃の平面に対して、本発明によって提供される角度で、少なくとも1つの他の領域またはさらなる領域に配置されてもよい。
好ましくは、前記載置面は、少なくとも部分的に、特に、前記作業部において露出されたカット縁の領域において、カッターヘッドに収容された髪切刃の平面に対して実質的に21°、特に21°の角度で配置される。この角度は、ヘアをスタイリングするのに特に有利であることが分かっている。
載置面は、少なくとも部分的に、12°、13°、14°、15°、16°、17°、18°、19°または20°を超える角度で配置されてもよい。すべての実施形態において、角度は5°以上であることが好ましい。載置面は、少なくとも部分的に、30°、29°、28°、27°、26°、25°、24°、23°または22°未満の角度で配置されてもよい。これらの角度は、カット及びヘアスタイリング試験において特に有利であることが分かっている。有利な構成では、例えば0.5°等のグラデーションが提供されてもよい。
特に好ましくは、載置面は、カッターヘッドに収容された髪切刃の平面に対して13°〜29°の角度で配置されている。載置面は、少なくとも部分的に、14°〜28°の角度で、特に髪切刃の平面に対して15°〜27°の角度で配置されてもよい。
他の有利な構成では、載置面は、少なくとも16°〜26°の角度で、特に18°〜24°の角度で、好ましくは、20°〜22°の角度で髪切刃の平面に対して配置されてもよい。
好ましくは、載置面は、髪切刃の平面に対して+/−1°、好ましくは+/−0.5°、特に好ましくは+/−0.2°の角度偏差で21°の角度の断面で少なくとも配置される。また、+/−2°の偏差も可能であり、有利である。載置面は、この角度から外れた別の角度で配置されてもよい。偏差角度は、髪切刃の平面に対して12°〜30°であることが好ましい。
載置面とカッターヘッドとが一体に構成されていることが好ましい。これは、特に、載置面がカッターヘッドに組み込まれていることを意味する。好ましくは、載置面及びカッターヘッドは、互いに一体的に接合して構成される。載置面及びカッターヘッドは、好ましくは1つの単一材料、鋳造構成要素によって提供される。金属鋳造成分が特に好ましい。
2つ以上の載置面を設けることができる。2つ以上の載置面は、カッターヘッドと一体的に、好ましくは1つの単一材料で構成されてもよい。カッターヘッドは、2つ以上のカッターヘッド部材を備えるか、またはそれによって形成されることが可能である。いずれの場合も、少なくとも1つの載置面がカッターヘッド部材に一体化されていることが好ましい。特に好ましくは、少なくとも1つの載置面は、カッターヘッド部材と一体的に1つの単一材料で構成される。特に好ましくは、各カッターヘッド部材は、金属鋳造部品として構成される。少なくとも1つの載置面は、1つのカッターヘッド部材からそれぞれカッターヘッドとは別に構成されていてもよい。
載置面は、特に、カッターヘッドのくさび形状及び/又は凸形状によって提供される。これにより、要求される載置面の角度が確実に維持され、非常に精度が高く費用効果の高いカッターヘッドを製造できる。カッターヘッドの断面は、くさび形及び/又は凸形状に構成される。ただし、載置面を、カッターヘッドと独立した構成要素とすることも可能である。ブレードヘッド及び/又は載置面は、2ピース及び/又は複数の部品で構成することもできる。
好ましい構成では、カッターヘッドは、2つの側面、特に前面および後面を含む。
特に、少なくとも1つの載置面は、2つの側面のそれぞれに延在する。これらの少なくとも2つの載置面は、特に、1つの共通の作業部に共に割り当てられる。これは、ユーザが頭の周りを歩いたり、ヘアカッターを回転させたりすることなく、頭の左右のサイドをトリミングできるという利点がある。特に、共用の作業部に割り当てられた少なくとも2つの載置面は、カッターヘッドに収容された髪切刃の平面に対して同じ角度を示す。
好ましくは、少なくとも2つの載置面が、各カッターヘッドの各側面に配置される。1つの側面の載置面は、特にカッターヘッドの長手方向の両側に配置された異なる作業部に割り当てられる。異なる側面の載置面は、特に、異なる作業部であり、カッターヘッドの長手方向の両側に配置された異なる作業部に割り当てられ、したがって、カッターヘッドを単に回転させることにより、載置面を一方から他方に切り替えることができる。特に、少なくとも1つの高さは、1つの側面に配置された少なくとも2つの載置面の間に延在する。特に、異なる作業部に割り当てられた少なくとも2つの載置面は、カッターヘッドに収容された髪切刃の平面に対して同じ角度を示す。
特に有利な構成では、2つの載置面は、2つの側面のそれぞれに延在する。異なる側面にそれぞれ配置された一対の載置面は、特に、1つの共用の作業部に割り当てられる。側面の2つの載置面は、特にカッターヘッドの長手方向の両側に配置された異なる作業部に割り当てられる。特に好ましくは、側面の2つの載置面は、カッターヘッドを横切って延びる少なくとも1つの高さによって互いに分離される。
特に、4つの載置面のすべては、カッターヘッド内に収容される髪切刃の平面に対する角度に関して、実質的に同一の構成を有する。このようなヘアカッターは、カッターの作業部が過負荷になることなく、複数の切断位置が利用できるので、特に取り扱いが容易である。特に、少なくとも4つの載置面が、少なくとも2つの作業部に設けられる。作業部及び/又は載置面は、同一であってもよく、または構成が異なっていてもよい。載置面は、例えば、異なる幾何学的形状、特に異なる角度を有してもよい。作業部は、例えば、カット縁の長手方向面に沿って程度の異なる凹および/又は異なる長さを有することができる。好ましくは、載置面および作業部は、類似または同一に構成される。
特に好ましくは、側面の載置面は、特に横方向に、例えばカッターヘッドを横切って斜めに延びる少なくとも1つの隆起部によって互いに分離される。これには、側面に2つの載置面があるという利点がある。作業部は、未使用領域が載置面に沿った毛髪の滑りを妨げることなく配置される。また、隆起部は、カッターヘッドを横切って長手方向に延在してもよい。この隆起部は、少なくとも部分的に直線状であってもよく、及び/又は少なくとも部分的に湾曲してもよい。隆起部は、例えば、山状に構成される。
髪切刃の幅は、髪切刃の長さの最大半分に対応することが好ましい。髪切刃の幅は、特に20mm未満である。この構成は、多くの利点を提供し、例えば、カッターヘッドを狭くすることができるので、特に軽量のカッターヘッドを実現できる。髪切刃の幅をわずかに増加させてもカット縁の総重量がかなり増加するため、これは、くさび形状のカッターヘッドにとって特に重要である。髪切刃の面に対する載置面の好ましい角度のため、髪切刃の場合、20mmが特に有利であることが示されている。
髪切刃の幅は、特に19mm未満である。18mm未満、特に17mm未満の幅も同様に可能である。または、髪切刃は、16mm未満、特に15mm未満の幅を有してもよい。または、髪切刃は、20mm以上、例えば21mm以上、22mm以上、または23mm以上の幅を有してもよい。髪切刃はまた、25mm以上または28mm以上の幅を有してもよい。
髪切刃の幅と長さの比は、特に、少なくとも1:2、好ましくは少なくとも1:2.2、又は少なくとも1:2.25、又は特に好ましくは少なくとも1:2.29である。または、幅と長さの比は、少なくとも1:2.3または1:2.4または少なくとも1:2.5以上であってもよい。このような幅と長さの比は、特に軽量で、人間工学に基づいたアカッターを可能にする。
有利な構成では、ヘアカッターは、髪切刃をカッターヘッドに位置合わせするための少なくとも1つの調整装置を含む。調節装置は、髪切刃に少なくとも1つの凹部を備えることが好ましい。特に、凹部は、円周方向に閉じている。調整装置は、好ましくは、凹部に少なくとも部分的に係合するカッターヘッド内の少なくとも1つの調整ユニットを備える。調節装置により、特に、少なくとも長手方向及び/又は少なくとも長手方向を横切る方向において、髪切刃の可動性が禁止される。特に、髪切刃は、調節ユニットを少なくとも部分的に形状に適合するように取り囲んでいる。髪切刃は、長手方向及び/又は長手方向を横切る凹部を有する調整ユニットを支える。したがって、ブレードを非常に正確に位置合わせすることができ、同時に安価で、カット中の不要な遊びを確実に回避することができる。さらに、この調整装置は、迅速かつスムーズなブレード交換を可能にする。
髪切刃の凹部は、好ましくは、少なくとも1つの長穴として構成される。長穴は、特に髪切刃の長手方向に延びている。長穴は、特に長方形の形状である。細長い穴は、特に、円周方向に閉じられている。この凹部は、特に生産において経済的であり、同時に、カッターヘッド内で髪切刃を正確で信頼性高く位置合わせすることを可能とする。凹部は、特に、髪切刃の中央に配置される。または、髪切刃において、凹部の他の幾何学的形状及び/又は凹部の他の向きも可能である。凹部は、異なる幅及び/又は長さ、及び/又は曲線及び/又は多角形の部分を含んでもよい。または、2つ以上の凹部、特に2つ以上の長穴が設けられてもよい。
凹部は、特に、髪切刃の長さの半分以上、好ましくは4分の3以上、特に好ましくは80%以上に延在する。
凹部、特に長穴は、髪切刃の長さの2/3以上の長さを有することが好ましい。同様に、凹部、特に長穴は、髪切刃の幅の1/3未満の幅を有することが好ましい。好ましくは、凹部は、特に長穴は、髪切刃の幅の20%を超える幅を有する。これは、信頼性の高い位置合わせを可能とし、同時に、髪切刃が好ましくないほど弱くなることがない。凹部は、より短くてもよく、及び/又はより広くてもよく、またはより狭くてもよい。
特に、調節ユニットは、少なくとも2つ、好ましくは少なくとも3つの隆起部を含む。特に、少なくとも2つの隆起部が、長穴の端部に配置される。特に、少なくとも1つの隆起部が、その間に配置される。これにより、ブレードの移動が確実に回避され、カットパターンがさらに改善される。隆起部は、凹部を少なくとも部分的に貫通して延在する。
特に、調節装置は、カッターヘッド内に配置された少なくとも1つの受容面を含む。受容面は、少なくとも部分的に、髪切刃の外側輪郭をなぞる。特に、受容面は、長方形であり、髪切刃の長方形の外側輪郭に沿うことができる。このような受容面は、堅く密着した外形のため、髪切刃に適合し、またその製造は非常に低コストである。
好ましい実施形態では、カッターヘッドは、少なくとも2つのカッターヘッド部材を有する。特に、カッターヘッドは、少なくとも1つの第1のカッターヘッド部材と、それと取り外し可能に結合することができる少なくとも1つの第2のカッターヘッド部材とを含む。特に、髪切刃は、カッターヘッド部材の間に収容されることができる。
特に、少なくとも1つの接続部が、カッターヘッド部材から突出する。接続部は、特に、少なくとも部分的に円錐形である。特に、第1のカッターヘッド部材の接続部は、第2のカッターヘッド部材の接続部の下に押し込むことができ、またその逆もでき、その結果、接続部を互いにくさび状にすることができ、髪切刃をカッターヘッド部材の間に固定することができる。特に、接続部は、互いにくさび状に固定することができ、好ましくは、セルフロック式にくさび状に固定することができる。このカッターヘッドの実施形態は、髪切刃の振動および移動を確実に回避するために、髪切刃を特にしっかりと固定できる。これにより、特に良好なカットの効果が得られる。
他の接続装置または他の接続タイプも同様に可能である。例えば、カッターヘッド部材は、少なくとも1つのアンダーカットと係合する少なくとも1つの接続部を介して接続されてもよい。また、カッターヘッド部材は、少なくとも1つのヒンジ等を介して互いに回転可能に取り付けられてもよい。
特に、第1及び/又は第2のカッターヘッド部材には、カッターヘッドにグリップを固定するための少なくとも1つのグリップ収容部が設けられている。少なくとも1つの作業部は、特に、少なくとも1つのカッターヘッド部材に配置され、特に、好ましくは、両方のカッターヘッド部材に配置される。特に、それぞれの場合、少なくとも1つの凹部が両方のカッターヘッド部材に組み込まれている。組み合わされた2つのカッターヘッド部材の凹部は、特に、少なくとも1つの共用の作業部のために一緒に機能する。両方のカッターヘッド部材は、特に、長手方向面の位置合わせラインに対して同じ凹部を有する。特に、両方のカッターヘッド部材の幅は同じであるため、2つのカッターヘッド部材はカッターヘッドの長手方向面と同じ高さになる。
少なくとも1つのカッターヘッド部材、好ましくは両方のカッターヘッド部材は、少なくとも1つの載置面をそれぞれ備え、好ましくは2つの載置面をそれぞれ備えている。特に、カッターヘッド部材の載置面は、統合され、好ましくは一体的に、特に、1つの単一材料で作られる。カッターヘッド部材の載置面は、別々に構成されてもよい。
好ましくは、少なくとも1つのカッターヘッド部材、好ましくは両方カッターヘッド部材は、少なくとも1つの作業部を備え、好ましくはそれぞれ2つの作業部を備える。特に、各作業部は、カッターヘッド部材の各々に少なくとも1つの載置面を備えている。
調整ユニットは、特に、第1及び/又は第2のカッターヘッド部材上に配置される。特に、調整ユニットに対向する他のカッターヘッド部材の領域には、カッターヘッド部材が取り付けられたときに調整ユニットを収容する少なくとも1つの凹部が配置されている。
少なくとも1つの接続部、好ましくは両方の接続部は、特に髪切刃の凹部を少なくとも部分的に貫通している。これにより、特にコンパクトなカッターヘッドを実現している。この構成は、特に、カッターヘッド部材が互いに動作可能に結合されているときに得られる。好ましくは、少なくとも1つの接続部、特に好ましくは、両方の接続部が、髪切刃を位置合わせするための少なくとも1つの調整ユニットを提供する。したがって、髪切刃の位置合わせに接続部を同時に用いることができるため、特に有用である。特に、接続部の幅は、密着した配置を可能にするように、凹部の幅に適合している。
第1のカッターヘッド部材は、その側面に少なくとも1つの切欠部を有することが可能である。特に、第2のカッターヘッド部材の少なくとも1つの突起は、切欠部に係合する。切欠部が第2カッターヘッド部材に配置され、突起が第1カッターヘッド部材に配置されることも可能である。これにより、髪切刃を特にしっかりと固定することができる。突起は、特に少なくとも1つのバネ部材によって切欠部内に保持される。突起は、少なくとも1つのラグ及び/又はアンダーカットを有してもよく、これは、特に、切欠部内の少なくとも1つのアンダーカット及び/又はラグに係合する。カッターヘッド部材の側面は、特に作業部を有する長手方向面に対して横方向に配置される。特に、この切欠部は、グリップ収容部に隣接する側面に配置される。
全ての実施形態において、髪切刃のカット縁は、カッターヘッドの長手方向軸に対して0.5°〜6°の角度で配置されることが好ましい。この角度は、特に、髪切刃がカッターヘッド内に動作可能に収容されているときの角度である。2°〜4°の角度が好ましい。3°+/−0.5°の角度が特に好ましい。また、0.1°〜10°の角度でもよい。なお、カッターヘッドの長手方向軸に対して、カット縁を平行に配置してもよい。このような切刃の傾斜位置は、切削結果をさらに向上させるという利点を有する。
特に好ましくは、調節ユニットは、カッターヘッドの長手方向軸に対してこのような角度で配置されることが好ましい。これは、所望の傾斜位置が調整装置によって事前に決定できるという利点がある。カット縁の傾斜は、髪切刃の凹部を髪切刃に角度を付けて配置することでも実現できる。また、傾斜の角度は、調整ユニットと凹部との角度配列の組み合わせによって共に達成することもできる。た、髪切刃の凹部は、カット縁の長手方向軸に対してこのような角度で配置されてもよい。
長手方向面の位置合わせラインに対して直行して延びる線分は、作業部が最も窪んでいる谷点であって、髪切刃の上において載置面が最も深く位置する谷点と、髪切刃の上において載置面が最も高く位置する山点と、の間の髪切刃の平面に対して12°〜23°の角度となることができる。16°〜18°の角度が好ましく、特に好ましくは17°の角度が特に好ましい。21°の角度も有利であり、好ましい。また、線分に対して少なくとも13°、最大29°の角度も可能である。この構成は、良好なカット結果を達成すると同時に、谷点と山点との間の載置面の柔軟な設計が可能であるという利点を有する。特に、山点は高いところにある。
載置面は、少なくとも谷点と山点との間の部分において、髪切刃の平面に対して、特に12°〜30°、特に20°〜22°の角度となる。配置表面は、少なくとも谷点と山点点との間の部分において、髪切刃の平面に対して、16°〜26°、特に18°〜24°の角度でもよい。他の角度も同様に考えられる。
好ましくは、載置面は、谷点と山点との間で、特に線分に沿って、少なくとも2つの異なる角度で延在する。少なくとも2つの角度は、特に12°から30°の間にある。角度は、上述のように構成されるのが好ましい。角度は、載置面の湾曲形状によって提供されてもよい。また、載置面は直線状であってもよい。
載置面は、例えば、谷点と山点との間において、異なる角度、凸状、または曲がった形状で延在してもよい。例えば、載置面は、山点から最初に20°〜22°の角度、次いで、少なくとも例えば12°〜19°のより平坦な角度としてもよい。
有利な実施形態では、載置面は、少なくとも1つの第1の載置部と少なくとも1つの第2の載置部とを長手方向軸の後ろに有する。第1の載置部は、第2の載置部よりも露出したカット縁に近い位置に配置されている。第1の載置部は、特に、髪切刃の平面に対し、第2の載置部よりも大きな角度を示す。載置面のこのような分割は、カット縁に対する毛髪の特に目標とされた位置合わせを提供する。第1の載置部は、特に良好な切断角度を指定することができる。第2の載置部のより平坦な構成により、カッターヘッドはかなり狭くなり、したがって、より軽量で人間工学的に作られることができる。ただし、第1の載置部が第2の載置部よりも小さい角度を示すことも可能である。
第1の載置部は、特に15°〜29°、好ましくは19°〜23°の角度を示す。第2の載置部は、特に、12°、13°〜15°または18°の角度を示す。特に好ましくは、第2の載置部は、12°〜15°の角度を示す。第1の載置部は、好ましくは21°+/−1°、特に好ましくは21°の角度を示す。第2の載置部は、特に、14°〜16°または18°の角度を示す。角度は17°または18°とすることができる。第2の載置部は、好ましくは15°+/−1°、特に好ましくは15°の角度を示す。第1及び/又は第2の載置部のこのような角度により、特になめらかできれいなカットが可能になり、同時に、ヘアカッターの人間工学が改善される。
好ましくは、第1の載置部は、載置面の幅の半分未満にわたって延在する。好ましくは、第2の載置部は、載置面の幅の半分以上にわたって延在する。第1の載置部は、特に、載置面および第2の載置部の幅の1/3未満にわたって、第2の載置部は、載置面の幅の2/3以上にわたって延在する。これらの載置部の延長部は、特に良好なカット結果を提供し、カッターヘッドを毛髪上で非常にスムーズに滑らせることを可能にする。第2の載置部は、作業部に隣接する長手方向の少なくとも一方の側で、カッターヘッドの広い側まで縦方向に延びることが可能である。
第1の載置部及び/又は第2の載置部は、少なくとも一部において、特に少なくとも作業部における露出したカット縁の領域において、ドーム状の形状を示すことが可能である。従って、毛は、カット縁に対して特に良好に配置され、カット縁に沿って誘導される。特に、第1及び/又は第2の載置部は、少なくとも1つの窪みが側面に生じるように、ドーム形状の内側に湾曲している。また、側面に少なくとも1つの隆起が生じるように、凸状の曲率を持たせることも可能である。また、第1及び/又は第2の載置部は、少なくとも部分的に湾曲した形容を有してもよい。屈曲部は、カット縁の長手方向及び/又は長手方向に対して横方向に配置されてもよい。第1及び/又は第2の載置部は、平面形状又は直線形状であってもよい。
少なくとも1つの第3の載置部を、作業部に隣接して長手方向の少なくとも1つの側に配置することが可能である。第3の載置部は、特に、カッターヘッドの実質的に斜めに延びる隆起部と、カッターヘッドの長手方向面の厚さが増す部分の間の部分において延在する。この隆起部は、特に、カッターヘッドの反対側の長手方向面に配置された2つの作業部を互いに分離している。このような載置部は、カッターヘッドに対する髪の配置を妨げることなく、カッターヘッドの反対側の長手方向面上に2つの作業部を配置することを特に容易にする。第3の載置部は、特に、髪切刃の平面に対して12°から30°の間の角度を示す。第3の載置部の角度は、第1及び/又は第2の載置部の角度よりも小さくてもよく、または等しくてもよい。また、第3の載置部の角度が、第1及び/又は第2の載置部の角度よりも大きいことも可能である。
好ましくは、カッターヘッドは、髪切刃のための少なくとも1つの受容面を有する。特に、髪切刃の少なくとも1つの側面のうちの1/4以上は、受容面に当接する。また、髪切刃が受容面上の複数の接触点に当接することも可能である。このような受容面は、カット中のブレードの振動や運動を確実に防止する。特に好ましくは、髪切刃の両側面の1/4以上が受容面に当接する。
カッターヘッドは、特に、このスポットにおいて髪切刃の側面を露出させるように、髪切刃の側面のうちの少なくとも1つから窪んだ少なくとも1つの凹部を備える。これにより、カット縁の特に有用な軽量化が可能となる。これは、金属材料のカット縁にとって特に有用である。好ましくは、少なくとも1つの凹部及び/又は少なくとも1つの受容面が、それぞれ、両方のカッターヘッド部材に設けられる。受容面及び凹部は、特に、カッターヘッド部材上で互いに対向して配置される。
受容面は、特に、作業部に隣接して配置される。凹部は、特に、作業部から離間して配置される。これは、髪を切る際にブレードにストレスがかかっている場合に、特にしっかりとブレードを収容するという利点がある。
グリップの長手方向軸は、髪切刃と一緒に1つの平面上に延在することが好ましい。これにより、ヘアカッターは特にバランスがとれ、人間工学に基づいたものとなる。この構成は、特に、髪切刃が収容されたヘアカッターの動作状態に関する。例えば、ヘアカッターは、1つの作業部から反対側の作業部に変更するために、約180°回転させるだけでよい。髪切刃のカット縁は、好ましくは、グリップの長手方向軸に対して斜めに位置する。また、カット縁は、グリップの長手方向軸に平行に配置されてもよい。
特に、作業部は、カット縁の長手方向面の半分よりも短い長さを示している。特に、作業部の長さは、長手方向面の長さの1/3以下、好ましくは1/4以下である。作動部の長さは、長手方向面の長さの1/5又は1/6よりも短くすることができる。
ブレード本体の位置合わせラインから始まる作業部の幅は、カッターヘッドの幅の半分未満、好ましくは1/4未満である。作業部の幅は、カッターヘッドの幅の1/5未満又は1/8未満としてもよい。また、より広い又はより平坦な作業部としてもよい。
特に、作動部は、長手方向面の1/3好ましくは1/4の位置に配置される。作業部は、長手方向面に沿った中央に配置されてもよい。
グリップ及びカッターヘッドは、少なくとも1つの共通のバランスポイントを有することが好ましい。バランスポイントは、特に、グリップ内に配置される。バランス点は、特に、ヘアカッターがバランスポイントに静止しているときに、平衡状態にあることを意味すると理解される。これにより、特に正確なハンドリングが可能になる。したがって、ヘアカッターは、手を疲れさせることなく、非常に正確かつ長時間、ガイドすることができる。したがって、カッターヘッドは、確実かつ迅速なトリミングを可能にするのに十分に重いものとすることができる。グリップのバランスポイントにより、ヘアカッターは、カット縁の重量にもかかわらず最適にバランスがとれているため、トップが重くなり過ぎない。
バランスポイントは、特に、カット縁に隣接する半分に配置され、好ましくは、カット縁に隣接するグリップの1/3の位置に配置される。バランスポイントはまた、カッターヘッド内に配置されてもよい。
好ましくは、少なくとも1つのカウンターウェイトが、グリップ及び/又はカッターヘッド内に収容されてもよい。これには多くの利点がある。従って、ユーザは、ヘアカッターのバランスを最適に取ることができ、例えば、意図された頂部の重さを設定したり、バランスポイントを設定したりすることができる。カッターヘッドは、例えば、エネルギー的で活発な切断を可能にする最小重量に設定されてもよい。小さな手を持つユーザは、1つ以上の釣合いおもりを取り外すことによって、重量を軽減することができる。
ヘアカッターは、特に、少なくとも1つのカウンターウェイトを備える。2つ以上のカウンターウェイトを備えることもできる。カウンターウェイトは、例えば、少なくとも1つの鉛のおもりとして形成されるか、少なくとも1つのそれを含む。これにより、重量が高くなり、寸法が小さくなる。他の材料も可能である。カウンターウェイトは、特に、グリップ及び/又はカッターヘッドに挿入され、例えばねじ込まれることができる。グリップ及び/又はカッターヘッドは、特に、少なくとも部分的に中空に構成される。グリップ及び/又はカッターヘッドは、カウンターウェイトを収容することができる少なくとも部分的に囲まれた空洞を有してもよい。空洞は閉じることができるのが好ましい。カウンターウェイトは、特に2つのカッターヘッド部材の間に収容することができる。
グリップとカッターヘッドは、実質的に同じ重量、特に同じ重量を示すことが可能である。グリップとカッターヘッドは、+/−5g、好ましくは+/−1gの偏差で、特に同じ重量を示す。相互の偏差は、特に25%未満、好ましくは15%未満、特に好ましくは10%未満である。偏差は大きくなる可能性がある。少なくとも1つのカウンターウェイトを使用することにより、特に、ユーザに合った重量差を設定することができる。例えば、最大50%、または最大100%または100%を超える重量差は、カウンターウェイトによって設定されてもよい。
例えば、グリップの重量は40g+/−5g、カット縁の重量は40g+/−5gである。これらの重りに加えて、少なくとも1つのカウンターウェイトを追加又は削除することができる。
本発明による髪切刃は、特に、先行する請求項のいずれかに記載のヘアカッター用に提供される。髪切刃は、少なくとも1つのカット縁、好ましくは少なくとも2つのカット縁と、髪切刃をカッターヘッドに位置合わせするための調節装置用の少なくとも1つの凹部とを含む。髪切刃の幅は、髪切刃の最大の長さの半分に対応する。
この幅と長さの比は、本発明の髪切刃を、角度のある配置表面を有するカッターヘッドに挿入するのを容易にする。
髪切刃は、特に、ヘアカッターを参照して説明したように構成される。
好ましくは、髪切刃は、長方形の外側輪郭を示し、特に丸みを帯びた角を有する。この形状は、ブレードと、そのための受容部とを、特定の一貫性で、かつコスト効率よく、カッターヘッド内に製造することを可能にする。これにより、カッターヘッド内のブレードを僅かな遊びで収容することができる。また、角は、長方形または丸みのないものであってもよい。
凹部は、長方形の長孔として構成されることが特に好ましい。長方形の穴には、特に長方形の角がある。これにより、調節ユニットにしっかりと固定され、密着することができる。調節ユニットは、特に、整合する長方形のコーナーまたはエッジを有するように構成される。
凹部は、髪切刃の幅の20%を超えて延在することが好ましい。また、凹部は、髪切刃の長さの75%を超えて延在することが好ましい。好ましくは、凹部は、幅の25%以上及び/又は長さの85%以上にわたって延在する。これにより、髪切刃がカッターヘッド又は調節ユニットに特にしっかりと固定される。さらに、この凹部は、この目的に必要な調節ユニットを特に経済的で特に高い精度で製造できる。
特に、提供されるすべての作業部に共通の髪切刃が提供される。髪切刃は、例えば、2つの対向するカット縁が装着されており、対向する作業部にそれぞれカット縁が配置されている。
髪切刃は、特に、その長手方向面に、特に少なくとも2つのカット縁を有している。角度に関する情報は、中程度の角度を参照できる。これは、特に、載置面が2つ以上の載置面を備え、及び/又はドーム状または湾曲した形状を示す実施形態の場合である。平均角度は、例えば、谷点と山点との間の線分を参照する。
グリップは、特に、細長いシャフトを備えるか、または細長いシャフトとして構成される。
本発明のさらなる利点および特徴は、添付の図面を参照して以下に説明される例示的な実施形態から得ることができる。
本発明のヘアカッターの概略を示す斜視図である。 ヘアカッターのカッターヘッド部材の概略を示す側面図である。 カッターヘッド部材の概略を示す反対側の図である。 カッターヘッド部材の、図3の切断線A−Aにおける断面を示す概略図である。 カッターヘッド部材の正面を示す概略図である。 カッターヘッド部材の、図3の切断線B−Bにおける断面を示す概略図である。 カッターヘッド部材の背面を示す概略図である。 ヘアカッターの他のカッターヘッド部材の側面を示す概略図である。 他のカッターヘッド部材の他方の側面を示す概略図である。 カッターヘッド部材の、図9の切断線A−Aにおける断面を示す概略図である。 カッターヘッド部材の背面を示す概略図である。 カッターヘッド部材の、図9の切断線B−Bにおける断面を示す概略図である。 カッターヘッド部材の断面の簡略図である。 刃側面図における髪切刃の側面の簡略図である。
図1は、本発明によるヘアカッター1を示しており、このヘアカッター1は、カッターヘッド2と、その中に収容された髪切刃4とを有している。グリップ10は、グリップ10の長手方向の軸とカッターヘッド2の長手方向の軸とが同じ方向を向くようにカッターヘッド2に取り付けられている。
このカッターヘッド2は、互いにオフセットした2つの対向する作業部3を備え、作業部3は、長手方向面12の位置合わせライン120に対して窪んでいる。この髪切刃4は、2つの対向するカット縁14を備え、カット縁14それぞれは1つの作業部のみから到達し得る。作業部3の凹部は、屈曲して構成されている。
カッターヘッド2は、2つのカッターヘッド部材121、122を備え、その間に髪切刃4が収容される。第1のカッターヘッド部材121は、グリップ10に結合されている。第2のカッターヘッド部材122は、カバーとして機能する第1のカッターヘッド部材121に取り付けられる。2つのカッターヘッド部材121、122は、長手方向面12に対して同一平面上にある。
カッターヘッド部材121、122のそれぞれには、カッターヘッド2の側面22、32が設けられている。各側面22、32には、実質的に斜めの隆起部52が配置されており、2つの対向する作業部3を互いに分離している。
カッターヘッド2は、カッターヘッド2に沿って規定された角度で、髪のカット中に髪をガイドするガイド部5を備える。ガイド部5は、各作業部3に設けられた2つの載置面15を有している。したがって、各作業部3は、それぞれ側面22,32に1つの載置面15を備えている。側面22上の載置面15は、この図には示されない。
共通の側面22、32に配置された2つの載置面15は、隆起部52によって互いに分離されている。
ガイド部5は、カッターヘッド2と一体に構成されている。したがって、カッターヘッド2またはそのカッターヘッド部材121、122のくさび形状から載置面15が得られる。
グリップ10およびカッターヘッド2は、グリップ10内に配置された1つの共通のバランスポイント20を与える。グリップ10には、バランスウェイト9を収容できる中空スペースが設けられている。これは、例えば、カッターヘッド2と同じ重量を有するグリップ10を得るような重量を有する鉛ウェイト9である。そして、ヘアカッター1は、バランスポイント20において静止すると、平衡状態又は水平状態となる。
図2は、側面22から見た第1のカッターヘッド部材121を示している。カッターヘッド2の長手方向軸42は、一点鎖線として示されている。側面123は、長手方向軸42に対して横方向に延びる。グリップ収容部11は、側面123の一方に配置される。
載置面15は、それぞれ、3つの載置部151、152、153を備える。第1の載置部151は、作業部3の領域に配置されている。第2の載置部152は、長手方向軸42を横切るように、後方に配置される。第3の載置部153は、2つの載置部151、152に横方向に隣接して長手方向軸42の方向に配置されている。カッターヘッド部材121の厚さは、第3の載置部153の領域において長手方向面12に沿って厚くなっている。
第1の載置部151は、凹状でドーム状であり、作業部3の領域に凹部を設けるようになっている。第1の載置部151は、図示しないが、第2の載置部152よりも髪切刃4の平面に対して大きな角度を示している。第1の載置部151は、載置面15全体の幅の半分以下に亘って延びている。
図3は、側面22と反対側のカッターヘッド部材121の側面を示す。この側面では、髪切刃4を位置合わせするための調整装置6と、髪切刃4の第2のカッターヘッド部材122と受容面62とを取り付けるための結合部7と、が特に明確に認識できる。
作業部3の各々に隣接して設けられた受容面62は、作業時に髪切刃4が接触する位置に設けられている。軽量化のためにそれぞれ1つの凹部72が、カッターヘッド2の受容面62に隣接する長手方向軸42の方向において、加工される。
調整装置6は、3つの隆起部66が設けられたカッターヘッド部材121において、調整ユニット26を備える。さらに、調整装置6は、凹部16を髪切刃4内に備え、凹部16については、図14を参照してより詳細に説明される。隆起部66は、髪切刃の長手方向及び長手方向に対して横方向への移動を禁止するように、凹部16と係合する。
さらに、調整装置6は、髪切刃4の外形に適合する、カッターヘッド部材121において窪んだ、受容部86を備える。受容部86の深さは、少なくとも髪切刃4の厚さにほぼ対応する。
調整ユニット26は、3つの隆起部66に対し、カッターヘッド2の長手方向軸42に対して角度または傾斜をつけて配置される。受容部86はまた、角度が制御されている。したがって、挿入された髪切刃4は、そのカット縁14によって、カッターヘッド2の長手方向面12に対してそれぞれ長手方向軸42に対して規定された角度で配置される。傾斜位置の角度は例えば3°である。
結合部7は、図9に示す、他方のカッターヘッド部材122の接続部27と共に、くさび形状をなす接続部17を含む。この目的のために、接続部17、27は、くさび形または円錐形を示す。
髪切刃4をクランプするために、カバー122は、長手方向に第1のカッターヘッド部材121において、長手方向に押し付けられ、その結果、接続部17は他の接続部27の下に係合し、逆も同様である。2つのカッターヘッド部材121、122は、髪切刃4をしっかりとクランプするように、互いに近づけられる。これにより、カット時の髪切刃4の振動を効果的に防止することができる。
接続部17は、調整装置6の隆起部66と同時に機能する。この目的のために、接続部17は、髪切刃4の凹部16の幅に適応する幅を有することが好ましい。
図4は、第1のカッターヘッド部材121の、図3のA−A線の断面を示す。結合部7の切欠部37は、図8に示す第2のカッターヘッド部材122の突起47を収容する。突起47は、カバー122が固定されると切欠部37に挿入され、接続部17、27は互いにくさびで留められる。
切欠部37には、切欠部37からの突起47の飛び出しを防ぐばね部材(詳細には図示せず)を設けてもよい。この目的のために、ばね部材は、好ましくは、突起47の後方に係合する。
図5は、側面123の正面からカッターヘッド部材121を見た図である。
図6は、カッターヘッド部材121の、図3のB−B線の断面図である。
図7は、カッターヘッド部材121の背面図であり、グリップ収容部11を示している。この図は、髪切刃4がカッターヘッド2内に収容された状態で、グリップ10の長手方向軸線が1つの平面内に延びていることを特に示している。
図8は、側面32において、第2のカッターヘッド部材122または第1のカッターヘッド部材121のカバーを示す。第2のカッターヘッド部材122は、第1のカッターヘッド部材121と同様に構成され、また、互いに角度を付けて配置された2つの作業部を有するため、第2のカッターヘッド部材122は、第1のカッターヘッド部材121の側の半分を示す。また、作業部3及び載置面15は、第1のカッターヘッド部材121と同様に構成されている。
側面123において、カッターヘッド部材122は、2つのカッターヘッド部材121、122が一緒にされた状態で、切欠部37に挿入される突起47を有する。
図9は、髪切刃4に対向するカッターヘッド部材122の側面を示す。このカッターヘッド部材122にも、作業部3の領域に髪切刃4の受容面62が設けられている。長手方向においてこれに隣接し、かつ長手方向面12の反対側に、髪切刃4が露出する凹部72が設けられている。カバーとなるカッターヘッド部材122には、グリップ収容部11が設けられていない。
結合部7の接続部27は、他のカッターヘッド部材121の接続部17と同様に構成され、調整装置6のための隆起部66として機能する。第2のカッターヘッド部材122の調整装置6は、2つの調整溝76を備え、2つのカッターヘッド部材121、122が互いに結合されると、調整溝76において、第1のカッターヘッド部材121の2つの外側の隆起部66が係合する。
図10は、カッターヘッド部材122を図9のA−A線の断面図である。第1のカッターヘッド部材121の接続部17に対応する接続部27と、調整溝76とが特に明確に認識できる。特に、アンダーカットを有するように構成された突起47も明確に認識できる。
図11は、背面図の第2のカッターヘッド部材122の背面図であり、突起47を備えた側面123を示す。
図12は、図9のB−B線の断面図であり、第2のカッターヘッド部材122を示す。
図13は、本発明のヘアカッター1のカッターヘッド2と、その中に収容された髪切刃4の簡単な図を示す。カッターヘッド2の断面は、作業部3の最大凹部の領域に示されている。
カッターヘッド2の2つの側面22,32は、それぞれ第1の載置部151および第2の載置部152を備えて構成されている。側面22、32の各々は、カッターヘッド部材121、122によって提供される。第1の載置部151は、第2の載置部152よりも狭い構成である。
第1の載置部151は、髪切刃4の平面に対して角度302で配置される第2の載置部152よりも、髪切刃4の平面に対してより大きな角度301で伸びる。第1の載置部151は、載置面15または第1の載置部151において、髪切刃4の最も深い位置にある谷点201から伸びる。また、作業部3は、図示の谷点201で最も深く凹んでいる。そして、第1の載置部151は、第2の載置部152に移行する。第2の載置部152は、載置面15または第2の載置部152において、髪切刃4から最も高いところに位置する山点202で終わる。
第1の載置部151は、例えば21°の角度301を有する。第2の載置部152は、例えば15°の角度302を有する。
ここに示されるヘアカッター1の実施形態においては、側面22、32は、それぞれの谷点201がそれぞれの山点202と特定の関係になるよう設計されている。この場合、カッターヘッド2の長手方向面12または位置合わせライン120に直角に延びる経路は、谷点201と山点202との間に所定の角度303で配置される。角度は、例えば17°である。
角度301、302、303により、載置面15が得られ、これらに沿って、案内される毛髪の特に好ましい切断角度が可能になり、カッターヘッド2のコンパクトな形状も可能になる。
図14は、本発明の髪切刃4の上面図を示す。髪切刃4には、2つの対向するカット縁14が設けられている。この髪切刃4は、丸みを帯びた角を有する長方形である。
髪切刃4の側面44には、長方形の長穴36として構成された凹部16が形成されている。長穴36は、長方形または丸みのないコーナーを示す。長穴36の長さ46は、カッターヘッド2の調整装置6の2つの外側の隆起部66の間の長さに対応する。長穴36の幅56は、カッターヘッド2の調整ユニット26及び隆起部66の幅に対応する。
髪切刃4の幅24は、長さ34に対し、1:2.29の比率を示す。幅24は、例えば19mmである。長さ34は、例えば43.5mmである。髪切刃4の厚さは例えば0.1mmである。窪み部(16)の幅24は5mmであり、長さ(34)は37.2mmである。
髪切刃4のこれらの寸法は、上述のヘアカッター1に特に適している。なぜなら、これらの寸法は、カッターヘッド2が大きくなり過ぎることなく、載置面15に対して特に有利な角度をもたらすからである。
1 ヘアカッター
2 カッターヘッド
3 作業部
4 髪切刃
5 ガイド部
6 調整装置
7 結合部
9 バランスウェイト
10 グリップ
11 グリップ収容部
12 長手方向面
14 カット縁
15 載置面
16 凹部
17 接続部
20 バランスポイント
22 側面
24 幅
26 調整ユニット
27 接続部
32 側面
34 長さ
36 長穴
37 切欠部
42 長手方向軸
44 側面
46 長さ
47 突起
52 仰角
56 幅
62 受容面
66 隆起部
72 凹部
76 調整溝
86 受容部
120 位置合わせライン
121 カッターヘッド部材
122 カッターヘッド部材
123 側面
151 載置部
152 載置部
153 載置部
200 線分
201 谷点
202 山点
301 角度
302 角度
303 角度

Claims (33)

  1. 毛髪、特に頭髪をトリミングしスタイリングするためのヘアカッター(1)であって、
    少なくとも1つのグリップ(10)と、
    前記グリップ(10)に接続された少なくとも1つのカッターヘッド(2)と
    を有し、
    前記カッターヘッド(2)の少なくとも1つの長手方向面(12)に、前記長手方向面(12)の位置合わせライン(120)から窪んで配置された少なくとも1つの作業部(3)が設けられ、
    少なくとも1つのカット縁(14)を有する少なくとも1つの髪切刃(4)は、前記カッターヘッド(2)内に収容され、前記作業部(3)内の前記カット縁(14)が前記位置合わせライン(120)を越えて突出しないように、少なくとも部分的に露出され、
    前記カッターヘッド(2)は、少なくとも1つのガイド装置(5)を有し、
    前記ガイド装置(5)は、髪を刈り込むための少なくとも1つの載置面(15)を有し、
    前記載置面(15)が髪に適用された場合に、髪が前記カット縁(14)に対して所定の角度でカットされるように、前記載置面(15)が、前記カッターヘッド(2)内に収容可能な前記髪切刃(4)の平面に対して16°〜26°の角度で少なくとも部分的に配置されることを特徴とするヘアカッター(1)。
  2. 少なくとも1つの前記髪切刃を有する、請求項1に記載のヘアカッター。
  3. 前記載置面(15)は、前記カッターヘッド(2)に収容された前記髪切刃(4)の平面に対して21°の角度で少なくとも部分的に配置される、請求項1又は2に記載のヘアカッター(1)。
  4. 前記載置面(15)と前記カッターヘッド(2)とは、互いに一体として接続され、
    前記載置面(15)は、前記カッターヘッド(2)のくさび形状により設けられている、請求項1乃至3の何れか1項に記載のヘアカッター(1)。
  5. 前記載置面(15)は、前記カッターヘッド(2)の凸形状により設けられている、請求項1乃至4の何れか1項に記載のヘアカッター(1)。
  6. 前記カッターヘッド(2)は、2つの側面(22、32)、すなわち前面(22)及び後面(32)とを有し、
    2つの前記側面(22、32)は、それぞれ少なくとも1つの前記載置面(15)を有し、
    前記載置面(15)は、共通の前記作業部(3)に割り当てられている、請求項1乃至5の何れか1項に記載のヘアカッター(1)。
  7. 前記カッターヘッド(2)は、2つの側面(22、32)、すなわち前面(22)及び後面(32)を有し、
    各側面(22、32)は、少なくとも2つの前記載置面(15)を有し、
    各載置面は、前記カッターヘッド(2)の対向する前記長手方向面(12)上の異なる前記作業部(3)に割り当てられている、請求項1乃至6の何れか1項に記載のヘアカッター(1)。
  8. 前記カッターヘッド(2)内の前記髪切刃(4)を位置合わせするための少なくとも1つの調整装置(6)を有し、
    前記調整装置(6)は、前記髪切刃(4)内の少なくとも1つの凹部(16)と、少なくとも長手方向及び/又は少なくとも長手方向を横切る方向への前記髪切刃(4)の移動を禁止するように、前記凹部(16)に少なくとも部分的に係合する前記カッターヘッド(2)内の少なくとも1つの調整ユニット(26)とを有する、請求項1乃至7の何れか1項に記載のヘアカッター(1)。
  9. 凹部(16)は、前記髪切刃(4)の長手方向に延び、かつ長方形の形状の少なくも1つの長穴(36)として形成される、請求項1乃至8の何れか1項に記載のヘアカッター(1)。
  10. 前記調整装置(6)が、前記カッターヘッド(2)に配置され、かつ前記髪切刃(4)の外形の少なくとも一部に対応する少なくとも1つの受容部(86)を備える、請求項8又は9記載のヘアカッター(1)。
  11. 長穴(36)は、前記髪切刃(4)の長さ(34)の3分の2より長い長さ(46)を示し、及び/又は
    前記長穴(36)は、前記髪切刃(4)の幅(24)の3分の1未満の幅(56)を示す、請求項8乃至10の何れか1項に記載のヘアカッター(1)。
  12. 前記調節ユニット(26)は、少なくとも3つの隆起部(66)を有し、
    少なくとも2つの前記隆起部(66)は、前記長穴(36)の端部に配置され、少なくとも1つの前記隆起部(66)は、前記長穴(36)の間に配置される、請求項8に記載のヘアカッター(1)。
  13. 前記カッターヘッド(2)は、少なくとも1つの第1のカッターヘッド部材(121)と、それに着脱可能に結合する少なくとも1つの第2のカッターヘッド部材(122)とを含む、少なくとも2つのカッターヘッド部材(121、122)を有し、
    前記髪切刃(4)は、前記カッターヘッド部材(121、122)の間に位置し、
    少なくとも1つの接続部(17、27)は、前記カッターヘッド部材(121、122)のそれぞれから突出し、
    前記第1のカッターヘッド部材(121)の接続部(17)は、前記第2のカッターヘッド部材の接続部(27)の下に挿入され、またその逆も同様に挿入されることで、前記接続部(17、27)は互いにくさび状に固定され、前記髪切刃(4)は、前記カッターヘッド部材(121、122)の間に固定される請求項1乃至12の何れか1項に記載のヘアカッター(1)。
  14. 少なくとも1つの前記接続部(17、27)、好ましくは両方の前記接続部(17、27)が、前記髪切刃(4)の凹部(16)を少なくとも部分的に貫通して延在する、請求項1乃至13の何れか1項に記載のヘアカッター(1)。
  15. 前記第1のカッターヘッド部材(121)は、その側面(123)に、前記第2のカッターヘッド部材(122)の少なくとも突起(47)が挿入される少なくとも1つの切欠部(37)を有する、請求項12又は13に記載のヘアカッター(1)。
  16. 前記髪切刃(4)の前記カット縁(14)は、前記カッターヘッド(2)の長手方向軸(42)に対して0.5°〜6°の角度で配置され、その端部、特に前記調整ユニット(26)は、前記カッターヘッド(2)の長手方向軸(42)に対してそのような角度で配置される、請求項8に記載のヘアカッター(1)。
  17. 前記長手方向面(12)の前記位置合わせライン(120)に直交して伸びる線分(200)が、作業部(3)が最も深く凹んだ、前記髪切刃(4)において前記載置面(15)が最も深く位置する谷点(201)と、前記髪切刃(4)において前記載置面(15)が最も高く位置する山点(202)との間で、前記髪切刃(4)の平面に対して12°〜23°、特に16°〜18°の角度を示す、1乃至16の何れか1項に記載のヘアカッター(1)。
  18. 前記載置面(15)の少なくとも一部が、前記谷点(201)と前記山点(202)との間において、前記髪切刃(4)の平面に対して、12°〜30°、特に20°〜22°の角度を示す、請求項17に記載のヘアカッター(1)。
  19. 前記載置面(15)は、少なくとも1つの第1の載置部(151)と、後方において、長手方向軸(42)を横切る少なくとも1つの第2の載置部(152)とを有し、
    前記第1の載置部(151)は、前記第2の載置部(152)よりも露出したカット縁(14)に近接して配置され、前記第1の載置部(151)は、前記第2の載置部(152)よりも大きな角度を示している、請求項1に記載のヘアカッター(1)。
  20. 前記第1の載置部(151)は、19°〜23°の角度を示し、及び/又は、
    前記第2の載置部(152)は、12°〜15°の角度を示す、請求項19に記載のヘアカッター(1)。
  21. 前記第1の載置部(151)は、前記載置面(15)の幅の半分未満に渡って延び、及び/又は、
    前記第2の載置部(152)は、前記載置面(15)の幅の半分以上に渡って延びる、請求項19又は20に記載のヘアカッター(1)。
  22. 前記第1の載置部(151)及び/又は前記第2の載置部(152)は、少なくとも一部がドーム状である、請求項18乃至21の何れか1項に記載のヘアカッター(1)。
  23. 前記作業部(3)に隣接する長手方向の少なくとも一方の側に、少なくとも1つの第3の載置部を有し、
    前記第3の載置部は、前記カッターヘッド(2)において対角線上に実質的に伸びる隆起部(52)と、前記長手方向面(12)において、前記長手方向面(12)が厚みを増す部分との間に延びる、請求項18乃至22の何れか1項に記載のヘアカッター(1)。
  24. 前記カッターヘッド(2)が前記髪切刃(4)のための少なくとも1つの受容面(62)を有し、
    前記髪切刃(4)の少なくとも1つの側面(44)の少なくとも1/4以上が前記受容面(62)に当接し、及び/又は、
    前記髪切刃(4)が複数の接触点で前記受容面(62)に当接する、請求項1乃至23の何れか1項に記載のヘアカッター(1)。
  25. 前記カッターヘッド(2)は、側面のうちの少なくとも1つに対して凹んだ少なくとも1つの凹部(72)を有し、
    前記髪切刃(4)が、そこから露出する、請求項1乃至24の何れか1項に記載のヘアカッター(1)。
  26. 前記受容面(62)は、前記作業部(3)に隣接して配置され、
    前記凹部(72)は、前記作業部(3)から離間して配置されている、請求項24又は25に記載のヘアカッター(1)。
  27. 前記グリップ(10)の長手方向軸は、前記髪切刃と同一の平面内に延びる、請求項1乃至26の何れか1項に記載のヘアカッター(1)。
  28. 前記グリップ(10)及び前記カッターヘッド(2)は、前記グリップ(10)内に配置された少なくとも1つの共通のバランスポイント(20)を有する、請求項1乃至27の何れか1項に記載のヘアカッター(1)。
  29. 少なくとも1つのバランスウェイト(9)が、前記グリップ(10)及び/又は前記カッターヘッド(2)内に収容され得る、請求項1乃至28の何れか1項に記載のヘアカッター(1)。
  30. 少なくとも2つの前記カット縁(14)と、前記髪切刃(4)を前記カッターヘッド(2)に位置合わせするための調整装置(6)に用いられる少なくとも1つの凹部(16)を有し、
    前記髪切刃(4)の幅(24)は、長さ(34)の半分以下に対応する、特に請求項1乃至29の何れか1項に記載のヘアカッター(1)用の髪切刃(4)。
  31. 長方形の外形を示し、特に丸みを帯びた角を有する長方形の輪郭を有する、請求項30に記載の髪切刃(4)。
  32. 前記凹部(16)は、長方形の長孔(36)として構成されている、請求項30又は31に記載の髪切刃(4)。
  33. 前記凹部(16)は、前記髪切刃(4)の幅(24)の20%を超え、前記髪切刃(4)の長さ(34)の75%を超えて延びる、請求項30乃至32の何れか1項に記載の髪切刃(4)。
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