JP2020510160A - 点火制御式内燃エンジンにおけるリッチネスを調整する方法 - Google Patents

点火制御式内燃エンジンにおけるリッチネスを調整する方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、高負荷での運転中に、排気回路をなす部品の温度を制限できる、点火制御式内燃エンジンにおけるリッチネス(r)を調整する方法を提示する。全負荷付近での運転中、リッチネスは、排気ガスを予め冷却するために、第1のリッチネス値(r1)に調整される。排気ガスの温度(θech)が、部品の信頼性限度に相当する第2の温度閾値(θ2)より低い第1の温度閾値(θ1)に到達すると、リッチネス値は、第1のリッチネス値(r1)から、最大で、排気ガスの温度が第2の温度閾値(θ2)に等しい、第2のリッチネス値(r2)に、例えば直線的に、徐々に増やされる。リッチネスが第2のリッチネス値(r2)に到達する前に、排気ガスの温度(θech)が第2の閾値(θ2)に到達すると、リッチネスは、第2のリッチネス値(r2)に直ちに調整される。【選択図】図2

Description

本発明は、(特に、ガソリンを燃料とする)点火制御タイプの内燃エンジンにおける、混合気のリッチネスを調整する方法に関する。本発明は、自動車分野における応用に好都合である。
(ガソリンを燃料とする)点火制御タイプの内燃エンジンにおいて、とりわけ自動車のそれらにおいて、車両の運転に必要なエンジン速度及びトルクを少なくとも含む、ひとまとめのエンジン運転パラメータに基づいて、混合気のリッチネスを決定することが知られている。エンジンが吸入できる過給気又は空気量は、エンジンバタフライ弁の開度により特に調節され、リッチネスは、エンジン内に燃料を噴射する時間を調整することにより、過給気に応じて調節される。
例えば、エンジンの排気管内に載置された、三元触媒コンバータタイプの触媒コンバータが、エンジンの燃焼ガスから汚染物質を取り除くことができるよう、大半のエンジン運転点に対して、そのようなエンジンのリッチネスを、理論混合値付近、すなわち、1のリッチネス付近に設定することが知られている。例えば、触媒コンバータの入口に載置された少なくとも1つの酸素プローブからの指示の使用を通してリッチネスを調節する、閉ループ制御を使用することにより、触媒コンバータを、その触媒作用的ウィンドウ内にて運用でき、触媒コンバータは、エンジンの燃焼ガス内に生成される窒素酸化物(NOx)を減らし、未燃焼の炭化水素(hydrocarbons又はHC)及び一酸化炭素(carbon monoxide又はCO)を酸化させることができる。
しかし、全負荷付近では、エンジンの排気回路をなす部品が、超高温度に到達する場合があり、このことにより、その機械的強度が損なわれ、車両の信頼性をおとしめることがあることもまた知られている。車両を運転するにあたって所定の閾値を超えるトルク(又は、負荷)の値が必要であることが検出されると、排気温度を制限するために、混合気は全体として、1.20を超えるようなリッチネス値などにリッチ化される。
あたえられた排気マニフォールド温度又はあたえられたターボチャージャタービン温度(過給エンジンの場合)などの、排気管内におけるあたえられた最大温度を得るために設定されるリッチネスの値は、安定モードにて、すなわち、速度及びトルクを一定に維持することにより、エンジンテストベッド上にて行う事前のテストにより決定することができる。リッチネス値は実際に、排気ガス温度自体が、あたえられた所定の値に等しくなるよう設定される。この値により、材質の慣性に関連する一定時間の経過後、エンジンの排気回路のコンポーネントのそれになる。
エンジンへの負荷が、全負荷付近の値に到達すると、リッチネスを、1より高い値に増やす、自動車のリッチネスを調整する数多くの方法が、従来技術から既知である。
例えば、日本国公開公報第JP−S−6043144号は、排気回路の過熱の回避を目的として、エンジンの運転条件にしたがって燃料噴射時間を設定する方法を開示する。閾値を超える負荷を検出すると、温度センサが排気ガスの温度を測定し、ガス温度に応じて減少する所定の遅延後に、リッチネスを増やす。
この遅延は、燃料の不必要な過消費を回避することを目的とする。具体的には、高負荷を検出するとすぐに、リッチネスを直ちに増やす必要はない。なぜなら、排気回路をなすコンポーネントは一定の熱容量を有し、したがって、エンジンが高負荷での運転中であっても、排気ガスに起因する熱によって、それらの信頼性の点において限定的である温度に即座に上昇しないからである。したがって、リッチネスの増加の遅延において、この特性を、エンジンの信頼性をおとしめることなく、有益に使用でき、理論上の燃料経済性を達成できる。
しかし、この方法は、高負荷の検出後にセンサにより測定される温度が、その同じ瞬間での、エンジンの排気回路のコンポーネントの温度を正しく示さないために、正確でない。より具体的には、コンポーネントの温度は、高負荷が検出される前に、コンポーネントに与えられた熱量によって決まり、コンポーネントに与えられた熱エネルギ量が多いほど、この温度は高くなる。
したがって、測定されたガス温度が高い場合に、遅延が減じられると、排気回路のコンポーネントの温度が、測定されたガス温度値までに上昇しておらず、その特定の瞬間にリッチネスを変更する必要がなくとも、リッチネスがほぼ直ちに増やされるという状況となる場合がある。燃料消費がしたがって、不必要に悪化する。
米国公開公報第US−A−5239965号より、その長さが、排気回路のコンポーネントの、専用測定手段により測定される熱的条件によって決まる遅延だけ、増やされたリッチネス値の適用が遅れる、リッチネスを調節する方法もまた既知である。
より具体的には、エンジン負荷が(頭字語PMOTP1により示される)高基準負荷を超えているか否かが検出され、これが、排気回路のコンポーネントが高負荷熱的条件下にあるか否かの判定に共される。テストの結果が肯定的であれば、これは、排気ガスからの熱によりコンポーネントの温度が上昇しており、リッチネスを増やさないと、コンポーネントが過熱する恐れがあることを意味する。
これらの高負荷条件の下では、(頭字語COTPCYにより指定される)遅延カウンタの値、これは、高負荷の検出前に、ガスからの熱の結果として、排気回路のコンポーネントの温度が上昇した比率を表す、が定期的に増やされ、このカウンタの値が、エンジンを通過する空気のスループットにしたがって予め較正された(頭字語QAOTPにより指定される)基準遅延閾値と比較される。この遅延閾値は、スループットに応じて減少する。
カウンタの値が閾値未満である限りは、排気ガスの成分は非常に短い期間において過熱しないものとみなされ、エンリッチメント測定は実施されない。一方、カウンタの値が閾値を超えると、カウンタの値は、閾値をまたぐまさにその瞬間の値に固定され、リッチネスは直ちに増やされる。
そのような方法は、遅延閾値の予めの較正にあたり、多くの作業を要することを必然的に伴う。さらに、それらを固定するために、エンジンを通過する空気のスループットのみが考慮される。適用された閾値が不正確であるということは、許容可能温度を超えるリスク(高すぎる閾値に設定される場合、これは、エンリッチメントが過度に遅れる)、又は、過剰な燃料消費(低すぎる閾値に設定される場合、これは、エンリッチメントが直ぐに行われる)をもたらす。
米国公開公報第US−A−4400944号より、高ターボチャージャ温度を促す、エンジンに、非常に遅い点火進角が設定されている場合に、とりわけ高速度及び高負荷時の、エンジンのターボチャージャの熱的不具合の回避を模索し、リッチネスを調整する方法もまた既知である。
これらの文書によると、ターボチャージャを通過する排気ガスの温度が、(T1と指定される)所定の目標値未満であり、時間と共にこの温度が上昇すると、開ループ制御を使用してリッチネスが調節され、理論混合気に相当する、温度と温度目標との間の差によって決まる燃料噴射時間補正を、噴射時間に加える。
一方、温度が目標値未満であり、混合気がリッチであり、時間と共にこの温度が低下すると、理論混合気に相当する、燃料噴射時間補正が噴射時間から減じられることにより、リッチネスが調節される。
リッチネスが可変であるそのような方法は、排気ガスの温度を目標値に調節でき、リッチネスを1より大きい値に増やすために遅延時間を選択する作業を必要としない。しかしこれは、目標を超え、排気回路をなすコンポーネントの信頼性を損ない、燃料を過消費し、エンジンからの汚染物質のエミッションが増える恐れがある、という面を持つ。
本発明は、リッチネスを調整する既存の方法の欠点をいかに克服するかについて提示する。
これはとりわけ、エンジンの排気回路を過剰な温度から保護でき、実装が容易で、汚染物質のエミッションの好ましくない効果を目立たせることなく、エンジンによる燃料の過消費を制限する、リッチネスを調整する方法を提示することに向けられている。
そのために、本発明は、点火制御式内燃エンジンのリッチネスを調整する方法を提示する。リッチネスの値は、エンジンが全負荷付近での運転中でなければ、理論混合値付近に設定され、エンジントルクが、最大エンジントルク以下のトルク閾値を超えると、理論混合値より高い値付近に設定される。
この方法は、トルクが、トルク閾値を超えると、
− エンジンの排気ガスの温度値が、第1の温度閾値未満であると、リッチネス値が、理論混合値より高い第1のリッチネス値に設定されるステップと、
− 温度値が、第1の閾値より高い第2の温度閾値を超えると、リッチネス値が、第1のリッチネス値より高い第2のリッチネス値に直ちに設定されるステップと、
− 温度値が、第1の閾値と第2の閾値との間にあると、リッチネス値が、第1のリッチネス値から、最大で第2のリッチネス値に漸次増えるステップと、を含むことを特徴とする。
本発明のさらなる特徴及び利点が、非限定のそれらの実施形態を、以下の添付の図面を参照して読むことにより明白となるであろう。
図1は、本発明に係る方法の実装に適した、点火制御式内燃エンジンの一例を示す。 図2は、本方法の一実施形態に係る、リッチネスを調整する方法の各ステップのフロー図である。
図1は、(特に、ガソリンを燃料とする)点火制御タイプの内燃エンジン、より具体的には、エンジンブロックの1つのシリンダ1を通る断面図を示す。吸気回路2及び排気回路3はそれぞれ、シリンダ1の吸気ダクト4及び排気ダクト5に連通する。
吸気回路2は、限定することなく、上流から下流へ、空気が循環する方向に、エンジンの過給に使用されるターボチャージャ7のコンプレッサ6と、空気流量調節弁8又はバタフライ弁8と、吸気マニフォールド9又はスプリッタ9と、を含む。
この例では、エンジンは、限定することなく、間接噴射エンジンの形態であり、ガソリンをダクト4内に噴射するよう、燃料インジェクタ10が、吸気ダクト4内に開口している。図示しないものの、代替的に、エンジンは、直接噴射タイプでもよい。
シリンダ1の上には、エンジンのシリンダヘッド11が位置する。シリンダヘッド11は、吸気ダクト4の開閉に使用される吸気弁12と、排気ダクト5の開閉に使用される排気弁13と、を収容する。シリンダ1は、シリンダ1のボア15内部にて、下死点(BDC)位置と上死点(TDC)位置との間を往復運動にて移動可能なピストン14を囲む。ピストン14とシリンダヘッド11との間に画定される空間内には、燃焼室16が形成されている。シリンダヘッド11上には、スパークプラグ17が載置されており、その電極が、燃焼室16内に通じている。
排気回路3は、限定することなく、上流から下流へ、燃焼ガスが循環する方向に、排気マニフォールド18と、ターボチャージャ7の、コンプレッサ6と共通のシャフト20上に載置されたタービン19と、エンジンの燃焼ガスから汚染物質を取り除く、三元触媒コンバータ21などのデバイス21と、を含む。
温度センサ22は、タービン19の入口にて、排気回路3内に載置されている。このセンサは、タービン上流の排気ガスの温度の値を測定できる。
リッチネスセンサ23又は酸素プローブ23は、三元触媒コンバータ21の上流にて、エンジンの排気回路3内に載置されている。このセンサは、エンジンの排気ガスの酸素濃度の値を測定できる。
既知の様式では例えば、エンジンコントロールユニット(図示せず)は、負荷(又は、過給気流量)Qairの値、噴射された燃料Qfuelの流量の値並びに上死点に対する、燃料を供給するタイミング、及び、エンジントルクC並びにエンジン速度Nを少なくとも含む、エンジンの運転を示すひとまとめのパラメータに応じた点火進角AAの値、の内の少なくとも1つを判定できる手段を含む。
従来の様式では、コントロールユニットは、バタフライ弁8の開度及び/又はタービンのウェィストゲート(又は、排出)弁(図示せず)の開度を介してのタービンのパワーを調整することにより、過給気Qairを調節する。コントロールユニットは、燃料流量Qfuel及びその噴射のタイミングを、インジェクタ10の噴射時間Ti、より具体的には、上死点に対する、開き始めの瞬間及び開き終わりの瞬間を調節することにより、調節する。コントロールユニットは、スパークプラグ17の電極の端子間に、シリンダ1の上死点に対する、エンジンサイクルにおけるあたえられた角度にて火花を飛ばすことにより、点火進角AAを調節する。
図2を参照すると、本発明に係るリッチネスを調整する方法は、エンジンコントロールユニットにより実施される、先の瞬間t後の各瞬間tn+1に反復して一定の時間間隔dt毎に行われる、以下のステップを含んでよい。
この方法は、ステップ100から始まる。ここでは、エンジンコントロールユニットが、車両の運転に必要なエンジン速度値N及びトルク基準値Cを決定する。速度値は、エンジンのクランクシャフトの端部に載置されたセンサ(図1に図示せず)からのものであってよく、トルク値は、運転者によるスロットルペダルの踏み込み量から差し引いたものであってよい。
第1のテストステップ200にて、エンジントルクが全負荷付近にあるか否かがチェックされる。換言すると、トルクCが、エンジンが生成できる最大トルクCmax以下であるトルク閾値Csと、最大トルクCmaxとの間にあるか否かがチェックされる。トルク閾値Cs及び最大トルクCmaxは、速度Nによって決まる。これらは、混合気のリッチネスrが1に等しいと、タービンの上流の、エンジンの燃焼ガスの(センサ22により測定される)温度θexhが、信頼性限度(一般的には、950℃〜980℃のオーダーの温度)に相当する閾値を超える場合がある、運転点の範囲を定める。
テストの結果がネガティブであると、すなわち、トルクが全負荷付近にないと(換言すると、トルク閾値Cs未満であると)、この方法は、ステップ300に進む。ここでは、混合気のリッチネスrが、理論混合リッチネス(1のリッチネス)付近に設定される。この方法はその後、ステップ100から再開する。
反対が真であると、この方法は、ステップ400に進む。ここでは、リッチネスrが、1.00と1.05との間にあるリッチネスなどの、若干リッチな混合気に相当する第1のリッチネス値rに設定される。
好適には、第1のリッチネス値は、車両の窒素酸化物エミッションに著しい影響を与えることなく、エンジンの排気ガスが直ちに予め冷却され得るよう、1.01に実質的に等しく、リッチネスは直ちに、1.01に等しいこの第1のリッチネス値に設定される。図示しないものの、代替的に、第1のリッチネス値は、1.05に実質的に等しくてよい。リッチネスをこの第1のリッチネス値に設定することは、理論混合値から、1.05に実質的に等しい第1のリッチネス値まで、例えば時間に応じて線形に、漸次達成される。
この方法は、ステップ500に続く。ここでは、排気ガス温度θexhが、温度センサ22などを使用して測定される。図示しないものの、代替的に、ステップ400及びステップ500の順序は反転してよい。
テストステップ600では、温度θexhが、900℃のオーダーの温度などの、第1の温度閾値θと比較される。この温度が第1の閾値未満であると、この方法は、ステップ100から再開する。換言すると、リッチネスは、理論混合値に設定されたままとなる。反対が真であると、すなわち、この温度が第1の閾値を超えていると、この方法はさらに、テストステップ700に続く。ここでは、温度θexhが、950°〜980℃のオーダーの温度などの、排気回路の熱機械的限度に相当する、第2の温度閾値θと比較される。この方法は、この第2の温度閾値θを超えないことを提示する。
排気ガスの温度θexhが第2の閾値θを超えると、この方法は、ステップ800に進む。ここでは、リッチネスが、第2のリッチネス値rに直ちに設定される。この第2のリッチネス値rは、第1のリッチネス値rより高い。あたえられた排気マニフォールド温度又はあたえられたターボチャージャタービン温度(過給エンジンの場合)などの、排気回路をなすコンポーネントのあたえられた最大温度を得るような様式にて、決定がお行われる。第2のリッチネス値rは、安定モードにて、すなわち、速度及びトルクを一定に維持して、エンジンテストベッド上で予備的にテストを行うことにより、決定されてよい。リッチネス値は実際に、排気ガス温度自体が、あたえられた所定の値に等しくなるよう設定される。この値により、材質の慣性に関連する一定時間の経過後、エンジンの排気回路のコンポーネントのそれになる。
各あたえられた速度値Nについて、排気ガスの温度を制限するために、リッチネスを実際に増やさなければならない、全負荷付近の、トルクCの範囲がある。したがって、速度及びトルクによって決まる第2のリッチネス値rを決定する必要がある。
これに該当しない場合、すなわち、排気ガスの温度θexhが第2の閾値θ未満であれば、この方法は、ステップ900に進む。ここでは、リッチネスが漸次、すなわち、排気ガスの温度が、第1の閾値θ及び第2の閾値θとの間にある毎に、時間間隔dt毎に連続的に反復して、第1のリッチネス値rから、最大で第2のリッチネス値rまで、増やされる。
好適には、リッチネスは、時間に応じて線形に増やされ、同時に、第2のリッチネス値rに等しい最大値により、すなわち、以下の種類の数式にしたがって制限される

(数式1) rn+1=max(r;r+k×(r−r)×dt)、

この数式において、
− rn+1は、この方法の瞬間tn+1にて計算されたリッチネス値を示す、
− rは、この方法の瞬間tにて計算されたリッチネス値を示す、
− kは、リッチネスが増えるレートを示すポジティブ定数係数を示す。
ステップ800又はステップ900の終わりに、この方法は、ステップ100から再開する。先述より、とりわけ、連続するステップ600〜ステップ900より、エンジンが全負荷付近の条件下になると、排気ガスの温度が、第2の温度閾値θに増えながら近づく値へと連続して上昇し始めることがわかるであろう。温度が、警報閾値とみなされてよい第1の温度閾値θに到達するとすぐに、リッチネスが増え始める。遅延が適用されず、実施されているリッチネスがすべて、排気回路の熱機械的限度に相当する第2のリッチネス値r未満である。排気ガスの温度はしたがってゆっくりと上昇する。これは全体として、リッチネスが増える(ポジティブ定数係数kにより表される)レートがかなり低い限りにおいて、排気回路をなす部品の温度が、ガスの温度に追いつく時間を与える。この値は、排気回路のコンポーネントの温度上昇における慣性を考慮するために、事前にテストを行うことにより、又は、その材質の熱容量の値に経験的に応じて決定され得る。
特に、特定の過酷な運転サイクルにおいて、リッチネスが第2のリッチネス値rに到達する前に、排気ガスの温度がそれでも第2の温度閾値θに到達する例において、この方法は、保守的な処置として、リッチネスrを、この第2のリッチネス値rまで直ちに増やすことを予期する。これは、排気ガスの温度がそれ以上上昇することを即座に防止し、排気回路をなすコンポーネントの温度が、第2の温度閾値θを超えないようにし、したがってそれらの信頼性を保証する。

Claims (6)

  1. 点火制御式内燃エンジンのリッチネス(r)を調整する方法であって、前記リッチネスの値は、前記エンジンが全負荷付近での運転中でなければ、理論混合値付近に設定され、エンジントルク(C)が、最大エンジントルク(Cmax)より低いトルク閾値(Cs)を超えると、前記理論混合値より高い値付近に設定され、
    前記トルク(C)が、前記トルク閾値(Cs)を超えると、
    − 前記エンジンの排気ガスの温度値(θexh)が、第1の温度閾値(θ)未満であ場合、前記リッチネス値(r)が、前記理論混合値より高い第1のリッチネス値(r)に設定されるステップ(400)と、
    − 前記温度値(θexh)が、前記第1の閾値(θ)より高い第2の温度閾値(θ)を上回る場合、前記リッチネス値(r)が、前記第1のリッチネス値(r)より高い第2のリッチネス値(r)に直ちに設定されるステップ(800)と、
    − 前記温度値(θexh)が、前記第1の閾値(θ)と前記第2の閾値(θ)との間にある場合、前記リッチネス値が、前記第1のリッチネス値(r)から、最大で前記第2のリッチネス値(r)に漸次増えるステップ(900)とを含むことを特徴とする、
    方法。
  2. 前記第1のリッチネス値(r)は、1.00と1.05との間にある、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のリッチネス値(r)は、1.01に実質的に等しい、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第2のリッチネス値(r)は、前記エンジンが、エンジン速度(N)及び前記エンジントルク(C)に安定した運転点での運転中に、前記エンジンの前記排気ガスの前記温度(θexh)が、前記第2の温度閾値(θ)に等しくなるよう、前記速度(N)及び前記トルク(C)にしたがって設定される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第2の温度閾値(θ)は、950℃と980℃との間にある、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記リッチネス(r)における、前記第1のリッチネス値(r)から、最大で前記第2のリッチネス値(r)への漸次的増加は、時間に応じた線形の増加である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
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