JP2020508108A - シリンジおよびストッパガイドを備えたプランジャロッド - Google Patents

シリンジおよびストッパガイドを備えたプランジャロッド Download PDF

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Abstract

シリンジ組立体(10)は、シリンジ筒(12)、プランジャロッド(14)、およびストッパ(16)を有し、シリンジ筒は、プランジャロッドおよびストッパを摺動方向に受け入れる開口端を有する。プランジャロッドは、ストッパと結合するための結合部材(62)を有する第1の端部を備えた長手方向軸を有するシャフト(52)を含む。シャフトは、シリンジ筒(12)の内側表面と協働して、シリンジ筒の軸方向通路の長手方向軸に対するプランジャロッドの横方向移動および傾きに抗するように、シャフトから半径方向外側に延び、かつ第1の端部から離間された少なくとも1つのプランジャロッド支持体(82)を有する。一実施形態におけるシャフトは、プランジャロッドの軸をシリンジ筒の軸上に維持して、ストッパのねじれおよび傾きを制限するために、少なくとも2つの離間された支持点(41)および(82)を有し、それにより、漏れを生ずるおそれのあるストッパの歪みに抗する。

Description

本発明は、一般に、シリンジおよびプランジャロッドに関する。本発明は、特にプランジャロッドがシリンジ筒からの軸ずれを生じたとき、封止を維持し、かつ漏れを阻止するのを支援するストッパガイドを備えたプランジャロッドを対象とする。
本出願は、2017年2月17日に出願された米国特許仮出願第62/460,586号明細書に対する優先権を主張するものであり、その全体を参照により本明細書に組み込む。
シリンジは、物質を送達し、かつ患者の体から動脈血サンプルを引き抜き、採取するために使用される。プラスチックまたはガラスのシリンジ筒、封止用弾性ストッパ、およびプランジャロッドを含む様々なタイプのシリンジが考案されてきた。シリンジは、サンプルの採取中に、シリンジから空気を外に通すことができるが、なお、採取されている流体の通過を阻止できる自己封止性フィルタを含むことができる。フィルタを有するこのタイプのシリンジは、プランジャロッドおよびプランジャストッパを有するシリンジには必要となるシリンジの吸引を行うことなく、サンプルを収集することが可能になる。
ストッパが取り付けられたプランジャロッドを有する標準のシリンジは、プランジャロッドに加えられる側方負荷を受ける可能性がある。プランジャロッドの移動方向に対して傾斜した角度で加えられる側方負荷または力は、ストッパ付近に漏れを生ずるおそれのある、シリンジ筒に対するストッパの歪みを生ずる可能性がある。
典型的なシリンジは、プランジャロッドに取り付けられた弾性的な封止用ストッパからなる2部品プランジャロッド組立体を含む。Lewis他に付与された特許文献1は、典型的な2部品プランジャロッドおよびプランジャ先端組立体を有する低摩擦シリンジ組立体を開示する。封止ストッパおよびプランジャロッドは、シリンジ筒と組み立てる前に、別の作業工程で共に組み立てられる。シリンジ筒の内壁に対する弾性的な封止ストッパの摺動運動を容易にするために、シリンジ筒の内壁上に、通常、シリコーン潤滑剤が使用される。内容物を投与するために、針をシリンジに接続することができる。針はまた、血液サンプルを採取するために血管にアクセスすることができ、その後、シリンジを固定した位置に保持し、かつシリンジ筒内でプランジャを後方に引っ張ることにより、シリンジが吸引されて、血液サンプルがシリンジ筒の中に引き込まれる。
サンプル採取の完了後、針が取り外され、採取されたサンプルを含むシリンジは、次いで、検査室に移される。シリンジ筒から突き出ているプランジャは、シリンジの取扱および移送を困難にする可能性があり、プランジャが外れて漏れを生ずるおそれがないように、特別の注意を行う必要がある。プランジャロッドがシリンジ筒から引っ張られると、プランジャロッドは不安定になり、プランジャロッドの軸が、シリンジ筒の軸からずれた位置へと偏向する可能性がある。ストッパが、漏れを生ずるおそれのある角度に偏向する可能性もある。
米国特許第5,314,416号明細書
従来のデバイスは、概して、意図された用途に適したものであるが、物質を採取し、かつ患者にそれを送達するための改良されたデバイスが、業界で引き続き求められている。
本発明の一実施形態は、患者に物質を投与し、かつ送達するための、または患者からサンプルを採取するためのシリンジおよびプランジャロッドを対象とする。本発明は、特に、ストッパとシリンジ筒の間の漏れの発生を低減するシリンジおよびプランジャロッドを対象とする。
一実施形態におけるシリンジは、プランジャロッドを受け入れるための開口端と、流体を投与し、または採取するための出口端とを備えるシリンジ筒を有する。プランジャロッドは、シリンジ筒内で摺動して流体を投与または採取するように、プランジャロッドの一端に結合されたストッパを有する。プランジャロッドは、シリンジ筒内で安定した軸方向位置を維持しながら、シリンジ筒内で摺動するように構成される。
本発明の一態様は、シリンジ筒の軸に対して、プランジャロッドの軸を安定化させ、かつ維持するために、ロッドの遠位端から離間され、かつシリンジ筒の内側表面と協動する、ストッパから離間されたリブを形成する環状プレートを有するプランジャロッドを提供することである。
本発明のさらなる態様は、シリンジ筒内で摺動するストッパを支持するためのプランジャロッドを提供することであり、プランジャロッドは、シリンジ筒の内側表面を補完する、または内側表面に係合することのできる2つ以上の軸方向に離間された支持点を有する。一実施形態では、2つ以上のプレートまたはリブが、シリンジ筒の軸に対して、プランジャロッドが軸ずれを生じて傾くのを制限する距離だけ空けて配置され、それにより、ストッパの歪みを阻止する。2つの離間された支持点は、プランジャロッドの長手方向軸およびストッパの長手方向軸を、シリンジ筒の長手方向軸に対して平行に維持する。
本発明の前述の、かつ/または他の態様は、シリンジに対するプランジャロッドを提供することにより達成され、プランジャロッドは、ストッパに結合するための遠位の第1の端部と、プランジャロッドを操作するための、遠位端とは反対側の近位の第2の端部とを備える長手方向に延びるシャフトを有する。リブを形成する環状プレートは、第1の端部に位置し、シリンジ筒内でプランジャロッドの摺動中にシリンジ筒の内側表面に係合して、プランジャロッドの軸を、シリンジ筒の長手方向軸に平行に維持するように配向される。プランジャロッドをシリンジ筒の軸上に維持することにより、プランジャは、シリンジ筒の軸上に留まり、漏れの発生が低減される。
本発明の特徴は、シリンジ筒、プランジャロッド、およびプランジャロッドの遠位端に結合されるストッパを有するシリンジ組立体を提供することにより達成される。プランジャロッドは、遠位端および近位端を備えたシャフトを有する。結合部材は、ストッパを支持するために遠位端から延びる。シリンジ筒と協動して、シリンジ筒に対するプランジャロッドの傾きを制限するために、少なくとも1つの支持体が遠位端に位置決めされる。
本発明の様々な特徴はまた、プランジャロッドに対して少なくとも2つの支持点を提供し、使用中に、シリンジ筒内におけるプランジャロッドの位置を支持する少なくとも2つの離間された支持体を備えるプランジャロッドを提供することによって達成される。シャフトは、第1の支持点を形成し、かつストッパと嵌合して支持するベースプレートを遠位端に含む。第2の支持点は、シリンジ筒内で、プランジャロッドの傾きを制限するための距離だけベースプレートから軸方向に離間された支持体によって提供される。一実施形態では、支持体は、支持プレートまたは外方向に延びる突起部である。
本発明の特徴は、シリンジ筒およびプランジャロッドを含むシリンジ組立体を提供することによってさらに達成される。シリンジ筒は、開口端を含む軸方向通路を備えた軸方向寸法を有する。プランジャロッドは、第1の端部を備えたシャフトを有し、ストッパが、シリンジ筒内で摺動するように第1の端部に結合される。プランジャロッドのシャフトは、ユーザによりプランジャロッドを作動させるための第2の端部を有する。プランジャロッドが、シリンジ筒の軸に対して傾いたとき、少なくとも1つのリブが、シリンジ筒の内側表面に係合するように、シャフトから外方向に延びる。
本発明の特徴は、プランジャシャフトから外方向に延びる支持プレートなど、少なくとも1つの支持体を提供し、支持プレートは、プランジャロッドがシリンジ筒の開口端に向けて引き抜かれたとき、プランジャロッドの傾きを安定化させ、かつそれに抗する距離だけ第1の端部から離間される。
一実施形態におけるシリンジ組立体は、開口端および軸方向通路を有するシリンジ筒と、プランジャロッドとを含む。プランジャロッドは、第1の端部、および前記第1の端部の反対側の第2の端部を備える長手方向軸を有するシャフトを含む。ストッパ支持体が、第1の端部に提供され、前記シリンジ筒の内側表面と第1の接点を形成する。結合部材が、第1の端部におけるストッパ支持体に設けられ、ストッパが結合部材に結合される。ストッパは、前記シリンジの軸方向通路内を摺動するための外側寸法を有する。シャフトは、シャフトから半径外方向に延び、かつ第1の端部から離間された少なくとも1つのプランジャロッド支持体を有し、シリンジ筒の内側表面との少なくとも1つの第2の接点を形成する。少なくとも1つのプランジャロッド支持体は、シリンジ筒の内側表面に係合して、シリンジ筒に対するプランジャロッドの横方向移動、およびその傾きに抗するような外側寸法を有する。プランジャロッド支持体は、シリンジ筒の内径の約1から1.5倍の距離だけストッパ支持体から離間される。
本発明のさらなる、かつ/または他の態様ならびに利点は、一部が以下の記述に記載されているが、一部は、その記述から、または本発明を実践することによって明らかになろう。
本発明の実施形態の上記のおよび/または他の態様ならびに利点は、添付図面と併せて、以下の詳細な記述からさらに容易に理解されよう。
標準のシリンジプランジャロッド組立体の横断側面図である。 プランジャロッドがシリンジ筒内に受け入れられた状態の、本発明のシリンジ組立体を示す横断側面図である。 シリンジ筒の開口端に向けた位置へと後退させたプランジャロッドを示す横断面図である。 プランジャロッドおよびストッパを示す部分的な横断面図である。 プランジャロッドを示す正面斜視側面図である。 プランジャロッドの正面斜視図である。 プランジャロッドの背面斜視図である。 プランジャロッドの結合端部の正面斜視図である。 プランジャロッドの結合端部の背面斜視図である。 プランジャロッドの結合端部の拡大側面図である。 図10の線11−11に沿ったプランジャロッドの端面図である。
本発明の諸実施形態に対して、詳細に参照を行うものとし、その例は、添付図面で示されており、図中、同様の参照数字は、全体を通して同様の要素を指す。これらの実施形態の記述は、図面を参照することにより本発明を例示する。
以降の記述のために、用語「上方」、「下方」、「右」、「左」、「垂直」、「水平」、「上部」、「底部」、「横方向」、「長手方向」、およびそれらの派生語は、本発明を、描かれた図において配向されたように示すものである。しかし、本発明は、その反対のことが明示的に指定される場合を除いて、様々な代替的変形形態を取り得ることを理解されたい。添付図面で示される、かつ以下の明細書で述べられる特定のデバイスは、本発明の例示的な実施形態であることもまた理解されたい。本明細書で開示される実施形態に関する特定の寸法、および他の物理的な特性は、限定するものであると見なすべきではない。諸実施形態は、相互に排他的であるようには意図されておらず、したがって、1つの実施形態の特徴は、他の実施形態と組み合わせることができる。
本明細書で使用される場合、「近位の」という用語は、通常の使用中に、デバイスを用いる臨床医に最も近く、かつデバイスが使用されることに関係する患者からは最も遠くなる、本発明の実施形態による組立体上の位置を指す。反対に、「遠位の」という用語は、通常の使用中に、デバイスを用いる臨床医から最も遠く、かつデバイスが使用されることに関係する患者に最も近くなる、本発明の組立体上の位置を指す。さらに「近位方向」という用語は、患者から離れる動作方向であり、かつ血液採取組立体のユーザに向けた方向を示すが、一方、「遠位方向」という用語は、組立体のユーザから離れる動作方向であり、かつ患者に向けた方向を示す。
図1は、標準のシリンジ筒2、および一端にストッパを有するプランジャロッド4の横断側面図である。図1のプランジャロッドは、シリンジ筒内で軸方向に摺動可能であるように、シリンジ筒の内側寸法よりもわずかに小さい外側寸法を有する。その結果、プランジャロッドに加えられる横方向の力が、シリンジ筒の軸に平行ではない位置へと、プランジャロッドおよびストッパを移動させて、ストッパが歪んで、ストッパ付近で漏れを生ずる可能性がある。プランジャロッドが、シリンジ筒2の軸方向通路内で、図1で示される位置に後退したとき、プランジャロッドは、シリンジ筒2の軸に対して軸から外れて傾く可能性がある。これは、図で示されるように、ストッパのリブを片側で圧縮または歪ませることになり、ストッパ6付近で漏れを生ずるおそれがある。側方負荷がプランジャロッド4に加えられたとき、リブはまた、シリンジ筒2の内側表面と接触せずに持ち上げられ得る。シリンジ筒内の圧力は、ストッパが、次いで、軸から外れて傾いたとき、ストッパのリブの付近で漏れを生ずることになる。
図2〜図11を参照すると、本発明のシリンジ組立体10は、シリンジ筒12、プランジャロッド14、およびプランジャロッド14に結合されたストッパ16を含む。シリンジ筒12は、出口端を画定する遠位の第1の端部20と、プランジャロッドおよびストッパを受け入れるための開口端を画定する近位の第2の端部22とを備える実質的に円筒形本体18を有する標準のシリンジ筒とすることができる。示された実施形態における出口端は、出口ノズル26へと集束する円錐形状の端部分24を有する。ノズル26は、カニューレを受け入れ、かつ支持することができる、または患者にシリンジの内容物を送達するための適切な送達デバイスに結合することができる。他の実施形態では、ノズル26は、ルアー嵌合とすることができる。
開口端22は、標準的な方法で、シリンジ筒12を操作するためのフランジ28を含む。シリンジ筒12は、プランジャロッド14およびストッパ16を第1の開口端20に向けて摺動させることにより送達される物質を含むための内側チャンバを画定する軸方向通路32を有する側壁30を備えて形成される。軸方向通路24は、滑らかな内側表面34で形成される。示された実施形態では、筒12は、実質的に円筒形状をした側壁30を有する。シリコーン潤滑剤などの適切な潤滑剤を内側表面に塗布して、シリンジ筒内でのストッパの摺動を支援することができる。シリンジ筒は、ガラス、または適切な剛性のある透明プラスチック材料から作ることができる。プランジャロッドも剛性のあるプラスチック材料から作ることができる。
本発明のシリンジ組立体10は、使用中にストッパ16と、シリンジ筒の内側表面との間の漏れの発生を低減するように構築される。プランジャロッド16は、プランジャロッドを、意図された軸上に、かつシリンジ筒の軸と一直線に維持するように構成される。プランジャロッド16は、シリンジ筒に対してプランジャロッドが傾くのを制限するように、かつストッパの歪みを制限するように、シリンジ筒に対して、少なくとも1つの、また通常、2つの支持点を含む。
図2〜図4で示すように、ストッパ16は、シリンジ筒12の軸方向通路32内を摺動し、かつ内側表面34との接触を維持するように、プランジャロッド14に結合されて、ストッパとシリンジ筒の間に漏れを生ずることなく、シリンジの内容物を投与するのに十分な封止を提供する。ストッパ16の形状は、適切な封止を形成するのに十分な接触表面積を提供するが、接触面を、シリンジ筒内でストッパが容易に摺動できるように制限する。シリンジ筒の内側表面と接触するストッパ上の大きな表面積は、高い摩擦と干渉を生じ、したがって、通常の使用下で、ストッパの摺動が困難になるおそれがある。
示された実施形態では、ストッパ16は、外側の環状面36と、外側端部38と、外側端部38の反対側の内側端部41における凹部40とを備える実質的に円筒形の形状を有する。外側端部38は、シリンジの内容物に接触し、シリンジ筒から内容物を投与するための端面を提供する。凹部40は、プランジャロッド14に結合するための半径方向内側に延びる環状のリップ部42を備えて形成される。
図3および図4で示される実施形態におけるストッパ16の外側面36は、シリンジ筒12の内側表面34と接触するための先頭リブ44および後続リブ46を有する。リブ44および46は、実質的に環形状を有し、ストッパ16の本体から半径方向外側に延びる。リブ44および46は、シリンジ筒12の内側表面34と接触し、かつ封止を形成するために、それぞれ、外側の環状面48および50を有する。示された実施形態における外側の環状面は、実質的に円筒形を有しており、シリンジ筒12との十分な接触面積を提供する。環形状リブ44および46は、移動および使用中にストッパの安定性を提供し、かつストッパにねじれまたは傾きが生ずるのを低減し、ストッパの軸を、シリンジ筒の軸に対して、平行に配向されるように、かつ同軸になるように維持する距離だけ離間される。一実施形態では、シリンジ筒に対するストッパの摺動運動を支援するように、潤滑剤が、シリンジ筒の内側表面に提供され得る。ストッパは、当技術分野で知られているように、イソプレンゴムなど、適切な弾性材料から作ることができる。
図5〜図11を参照すると、プランジャロッド14は、近位端54および遠位端56を備える長手方向シャフト52を有する。シャフト52は、強度を提供し、かつ使用中の曲げおよび偏向に抗するように、外方向に延びるリブ58を用いて形成されるが、シャフトを形成するために必要な材料の量が制限される。一実施形態では、4つの半径方向に延びるリブ58が設けられて、シャフトに対して十分な強度を与える形状が形成される。近位端54は、使用中における操作者用の操作フランジ60を備える。リブ58は、シリンジ筒12の内径よりもわずかに小さいシャフト52の外側寸法を画定する距離だけ外方向に延び、したがって、シャフトは、使用中にプランジャロッド14の摺動運動を抑制することになる干渉または摩擦を生ずることなく、シリンジ筒内を摺動することができる。一実施形態では、リブ58は、シャフト52の長さだけ延びる。
シャフト52の遠位端56は、ストッパ16を受け入れ、かつ支持するための結合部材62を含む。結合部材62は、ポスト64と、ストッパ16に嵌合する拡大したヘッド66とを含む。図5で示されるように、ポスト64は、シャフト52の外側寸法よりも小さい直径を有し、遠位端56から軸方向に延びる。ヘッド66は、ポスト64の軸方向端部から突き出ており、ポスト64の直径よりも大きな直径を有する。
ヘッド66は、ポスト64から半径方向外側に延びる外側の環状面68および底面70を有し、ストッパ16と結合するための外側環状面68を備える棚部72を形成する。ヘッド66の軸方向端部は、図11の端面図、および図10の側面図で示されるように、実質的に平坦な軸面76へと集束する円錐形状部分74を有する。図4で示されるように、ストッパ16の凹部40は、ヘッド66を受け入れ、ストッパ16の環状リップ部42が、棚部72と係合してヘッド66上に保持される。
シャフト52は、ポスト64のベース部において、遠位端56に押板を形成するベースプレート78を含み、ポスト64がプレート78から軸方向に延びるようにする。ベースプレート78は、外側の環状縁部80を備え、かつ使用する際、プランジャロッド14の前方運動中に、ストッパ16に対する十分な支持を提供する軸方向厚さを備えた、実質的に円形を有する。外側の環状縁部80は、シリンジ筒12に対する、プランジャロッド14およびストッパ16のための第1の支持点を提供する。図4で示すように、ベースプレート78は、ストッパ16の外側寸法よりもわずかに小さい外側寸法、およびシリンジ筒12の内径よりもわずかに小さい直径を有しており、シリンジ筒12内で摺動を可能にし、かつ使用中にプランジャロッドおよびストッパを支持できるようにする。ベースプレート78は、プランジャロッド14の動作に干渉することなく、シリンジ筒12の軸方向通路32内で摺動する外側寸法を有する。図9で示すように、ベースプレート78は、シャフト52のリブ58の外側寸法よりも大きい外側寸法を有する。
支持体82はシャフト52上に形成され、また支持体82は、シリンジ筒12に受け入れられたときにプランジャロッドを安定化させるように、かつ側方負荷が加えられたときに、シリンジ筒の軸から外れてシャフトが傾くのを制限するように距離を空けてベースプレート78から軸方向に離間される。示された実施形態では、支持部材82は、シリンジ筒の内側形状、およびその内側表面の寸法に対応する円形を有する。支持体は、シリンジ筒の内側表面と接触し、かつプランジャロッドを支持できる他の形状を有することもできる。代替的実施形態では、支持体は、プランジャロッドを支持する距離だけ離間された複数の尖った先端もしくはリブとすることができる。支持体は、シリンジ筒の内径に等しい、またはそれを超える距離だけベースプレートから離間される。
示された実施形態では、支持体は、シャフト52から半径方向外側に延びる支持プレート82であり、また実質的にベースプレート78と同じ外側の半径方向外側寸法を有する。支持プレート82の外側の環状縁部84は、実質的に、ベースプレート78の外側の環状縁部と同軸に位置合せされる。支持プレート82は、シリンジ筒内で、摺動運動を可能にし、かつプランジャロッド14の支持を維持できるように、シリンジ筒12の内径よりもわずかに小さい外径を有する。
ベースプレートおよび支持プレートの外径は、プランジャロッドに側方負荷が加えられたとき、シリンジ筒の軸上でプランジャロッドを摺動させ、かつ支持するように、シリンジ筒の内径未満の公称直径を有する。ベースプレートと支持プレートの間の軸方向間隔は、シリンジの通常の使用中に、シリンジ筒の内側表面に接触するのに十分なものである。間隔は、内容物を投与する前にシリンジが内容物で満たされているとき、支持プレートがシリンジ筒内で保持されて、シリンジ筒内でプランジャロッドを安定化させるように選択される。支持プレートは、シリンジ筒に対して、プランジャロッドの通常の動作位置の全体を通してシリンジ筒内に位置決めされるように、ベースプレートに対して配向される。
ベースプレートと支持プレートの間の間隔は、シリンジ筒の内径と、プランジャロッドの軸方向長さと、ストッパの軸方向長さとに応じて変化する可能性がある。ベースプレートと支持プレートの間の間隔は、普通であれば、漏れを生ずるおそれのあるストッパの歪みを阻止する距離である。一実施形態では、ベースプレートと支持プレートの間の間隔は、シリンジ筒の内径に等しいか、それ以上とすることができる。通常、ベースプレートと支持プレートの間の軸方向の間隔は、シリンジ筒の内径未満ではない。一実施形態におけるシリンジ筒の内径に対するベースプレートと支持プレートの間の間隔は、約1:1から2:1とすることができる。一実施形態では、シリンジ筒の内径に対するベースプレートと支持プレートの間の軸方向間隔の比は、約1:1から約1.5:1である。別の実施形態では、シリンジ筒の内径に対するベースプレートと支持プレートの間の軸方向間隔は、約1:1であり、したがって、軸方向間隔は、シリンジ筒の内径にほぼ等しい。さらなる実施形態では、ベースプレートと支持プレートの間の間隔は、シリンジ筒の内径の約1から1.5倍である。
図2および図3で示すように、プランジャロッド14は、シリンジ組立体10の内容物を投与するために、シリンジ筒12のチャンバの軸方向長さを補完する長さを有する。図2は、シリンジを充填する前、またはシリンジ12の内容物を投与した後のいずれかにおける、シリンジ筒12に対して前方位置にあるプランジャロッド14を示す。図2で示すように、ストッパ16のリブ44および46は、シリンジ筒12の内側表面34と接触して、シリンジの内容物を投与し、かつ開口端22を介する漏れを阻止する流体密封の封止を形成する。
図3は、シリンジ筒に対して後退させた位置にあるプランジャロッド14およびストッパ16を示す。図示のように、ベースプレート78および支持プレート82は、プランジャロッド14を安定化させ、かつシリンジ筒12に対してプランジャロッド14が偏向する、または傾くのを阻止し、それにより、ストッパ16を、シリンジ筒12の軸と軸方向に位置合せされた位置に維持し、ストッパが軸からずれて傾いたときに生ずるおそれのある漏れを阻止する。使用中に、ユーザによってプランジャロッドに加えられる前方への力は、ストッパを歪ませる、または軸からずれて傾くようにする、シリンジ筒の軸に対して傾斜した角度方向の力を生ずる可能性がある。プレート78および82は、使用中に、プランジャロッドの傾きに抗し、かつストッパの偏向または歪みに抗するために、シリンジ筒の内側表面との間で最小のクリアランスを備える。
本発明のいくつかの例示的な実施形態だけが、上記で詳細に述べられてきたが、当業者であれば、本発明の新規の教示および利点から実質的に逸脱することなく、例示的な実施形態において、多くの修正が可能であることを容易に理解されよう。したがって、すべてのこのような変更は、添付の特許請求の範囲、およびその等価な形態の範囲に含まれるように意図されている。

Claims (19)

  1. シリンジ筒と共に使用するように構成されたプランジャロッドであって、
    第1の端部、および前記第1の端部の反対側の第2の端部を備える長手方向軸を有するシャフトと、
    前記第1の端部において、ストッパに結合するように構成された結合部材とを備え、
    前記シャフトは、前記シャフトから半径方向外側に延び、かつ前記シリンジ筒の内側表面に係合して、前記シリンジ筒に対する前記プランジャロッドの横方向移動に抗する寸法を有する少なくとも1つの支持体を有する、プランジャロッド。
  2. 前記シャフトは、前記シャフトから軸方向に延びるポストと、前記ストッパに結合される拡大したヘッドとを備える結合部材をさらに備える請求項1に記載のプランジャロッド。
  3. 前記シャフトは、前記シャフトから半径方向外側に延び、かつ前記ストッパの端部を支持するように構成された環形状のベースプレートを備える請求項2に記載のプランジャロッド。
  4. 前記シャフト上の前記支持体は、環形状の支持プレートであり、前記第2の端部に向けて、前記環状ベースプレートから軸方向に離間される請求項3に記載のプランジャロッド。
  5. 前記環状支持プレートは、前記ベースプレートの半径方向寸法を補完する半径方向寸法を有し、前記シリンジ筒内に受け入れられたとき、前記プランジャロッドを安定化させる請求項4に記載のプランジャロッド。
  6. 前記環状支持プレートは、前記ベースプレートの外側寸法と実質的に同じ外側寸法を有する請求項4に記載のプランジャロッド。
  7. 内径を備えた軸方向通路を有するシリンジ筒をさらに備え、また前記支持プレートは、前記ベースプレートから、前記シリンジ筒の前記内径の約1から1.5倍の距離を空けて配置される請求項4に記載のプランジャロッド。
  8. シリンジ組立体であって、
    開口端および軸方向通路を有するシリンジ筒と、
    第1の端部、および前記第1の端部の反対側の第2の端部を備える長手方向軸を有するシャフトを含むプランジャロッドと、
    前記第1の端部における結合部材と、
    前記結合部材に結合されるストッパであって、前記シリンジの前記軸方向通路内で摺動するような外側寸法を有する、ストッパと
    を備え、
    前記シャフトは、前記シャフトから半径方向外側に延び、かつ前記第1の端部から離間された少なくとも1つの支持体を有し、前記少なくとも1つの支持体は、前記シリンジ筒の内側表面に係合して、前記シリンジ筒に対する前記プランジャロッドの横方向移動、および傾きに抗する外側寸法を有する、シリンジ組立体。
  9. 前記シャフトは、前記シャフトから半径方向外側に延び、かつ前記ストッパを支持するように構成された環形状のベースプレートを備える請求項8に記載のシリンジ組立体。
  10. 前記支持体は、前記第2の端部に向けて前記環状ベースプレートから軸方向に離間された支持プレートである請求項8に記載のシリンジ組立体。
  11. 前記支持体は、前記ベースプレートの半径方向寸法を補完する半径方向寸法を有し、前記シリンジ筒内に受け入れられたとき、前記プランジャロッドを安定化させる請求項8に記載のシリンジ組立体。
  12. 前記環状支持プレートは、前記ベースプレートの外側寸法と実質的に同じ外側寸法を有する請求項8に記載のシリンジ組立体。
  13. 前記ストッパは、遠位端に第1の環状リブを、また前記ストッパの近位端として第2の環状リブを有する請求項8に記載のシリンジ組立体。
  14. 前記支持プレートは、前記ベースプレートから軸方向に、前記シリンジ筒の内径と等しい、またはそれを超える距離を空けて配置される請求項10に記載のシリンジ組立体。
  15. 前記シリンジ筒の内径に対する、前記支持プレートと前記ベースプレートの間の軸方向間隔の比は、約1:1から約1.5:1である請求項8に記載のシリンジ組立体。
  16. シリンジ組立体であって、
    開口端および軸方向通路を有するシリンジ筒と、
    第1の端部、および前記第1の端部の反対側の第2の端部を備える長手方向軸を有するシャフト、および前記シリンジ筒の内側表面と第1の接点を形成する、前記第1の端部におけるストッパ支持体を含むプランジャロッドと、
    前記第1の端部における前記ストッパ支持体上の結合部材と、
    前記シリンジの前記軸方向通路内で摺動するための外側寸法を有する、前記結合部材に結合されるストッパと
    を備え、
    前記シャフトは、前記シャフトから半径方向外側に延び、かつ前記シリンジ筒の前記内側表面と少なくとも1つの第2の接点を形成する、前記第1の端部から離間された少なくとも1つのプランジャロッド支持体を有し、前記少なくとも1つのプランジャロッド支持体は、前記シリンジ筒の前記内側表面に係合して、前記シリンジ筒に対する前記プランジャロッドの横方向移動、および傾きに抗するような外径寸法を有し、また前記プランジャロッド支持体は、前記シリンジ筒の内径の約1から1.5倍の距離を前記ストッパ支持体から空けて配置される、シリンジ組立体。
  17. 前記ストッパ支持体は、前記プランジャロッドから半径方向外側に延びる円形プレートである請求項16に記載のシリンジ組立体。
  18. 前記プランジャロッド支持体は、前記プランジャロッドから外方向に延びる円形プレートである請求項17に記載のシリンジ組立体。
  19. 前記プランジャロッド支持プレートは、前記ストッパ支持体の直径に実質的に等しい直径を有する請求項18に記載のシリンジ組立体。
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