JP2020508090A - 中央壁を有する吸引ミラー - Google Patents

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Abstract

本発明は、患者の口腔内から液体および小片を吸引するための歯科用吸引ミラー(10)に関する。歯科用吸引ミラー(10)は、内面(14)と、外面(16)と、長手方向軸(X−X)と、チューブ用の接続開口部(18)と、吸引開口部(20)と、を有するチューブ状の中空本体(12)を含んでいる。前記内面(14)は、前記吸引開口部(20)を通して観察できるミラー表面(24)、前記口腔を、前記ミラー面を介した少なくともいくつかの領域で観察できる方法で配列した前記ミラー面を有する。前記中空基体(12)はその長手方向軸(X−X)に沿った中央壁(50)を有し、少なくともいくつかの領域での前記中空スペースを第1中空チャネル(52)と第2中空チャネル(54)とに分割する。【選択図】図1

Description

本発明は、外面、内面、長手方向軸、接続開口部、および吸引開口部を有する中空の基体を伴う、患者の口腔から液体および小片を吸引するための歯科用ミラー吸引装置に関する。
歯の治療は、唾液、噴射水、および血液のような、発生する液体やそれに溶けている小片が、治療中に吸い取られることを必要とすることが多い。また、例えば、洗浄の目的で、または、多機能注射器の使用後に、水が生じ得、このような水も吸い取られなければならない。通常、ミラー吸引装置は、この目的で使用され、一般的に、プラスティックのチューブ状ボディから形成され、その端部に、ホースが取り付けられており、それに続いて、ポンプに接続されている。この邪魔な液体および固形物は、ホースを介して外部に除去される。
ミラー吸引装置は、執刀歯科医または歯科外科医自身だけでなく、アシスタントによってガイドおよび保持されることが多い。何故ならば、執刀歯科医は、一方の手で穴あけ具(ドリル)を保持し、他方の手でミラーを保持しなければならないためであり、執刀歯科医は、それらを用いて、治療すべき領域を検査することができる。上述の手順は、2人の人間が、治療すべき領域の周りで、互いに非常に近接して立っている、または、座っていなくてはならないという点で不利である。特に、治療介入が想到困難であるか、微細な技術に依存している場合、この不利な点は、執刀医師の集中を乱すものとして理解されることもある。
内面がミラーコートされた面を有し、吸引開口部からミラーコーティングされた面を視認可能な医療用ミラー吸引装置が、DE102006048463A1によって、既知である。該発明に係る反射コーティングは、ユーザーが、液体および小片を除去するためのミラー吸引装置、および、ミラーの双方として、同時に、医療用ミラー吸引装置を使用することを可能としている。そのようなミラー吸引装置を用いることによって、現在、ユーザーが、アシスタント無しで、治療を実行することが可能となっている。よって、ミラー吸引装置は、ミラー吸引装置として使用されると同時に、ミラーとしても使用される。この組み合わせの基本的な概念は、原理にとてもかなっているが、可能な用途および丈夫さに制限がある。
本発明の目的は、周知のミラー吸引装置を超える改良されたミラー吸引装置を提供することにある。前者は、吸引中に口腔を検査することの可能性も推測される。特に、ミラー吸引装置は、他の処置のために丈夫であり好ましい。
本発明にしたがい、その目的は、請求項1の特徴を有するミラー吸引装置を提供することある。
本発明により、中空基体はその長手方向軸線に沿って中央壁を有し、この中央壁は、キャビティを少なくともいくつかの部分で第1中空チャネルと第2中空チャネルとに分割する。
好ましくは、中央壁は、自由な前縁から開始し先ず増加し、次いで実質的に一定の厚さを維持する壁厚を有する。言い換えると、中央壁は、空気力学的な理由から、自由な前縁に向かう方向に円錐形に細くなるように構成されている。
2つの中空チャネルは、異なる処置に使用することができる。例えば、1つの中空チャネルは、圧縮空気接続部を有してもよく、それを通して圧縮空気を、ミラーを含む吸引開口部を通して吹き込むことができる。その結果、歯科医は、治療中、用具を持ち変えずに口腔の領域を清浄化することが可能となる。効果的に、バルブは、本目的のため、圧縮空気を供給するか、または停止できる手段として提供される。好ましくは、バルブは、レバーの装置により1本の指で開閉ができるような方法で構成される。特に効果的な実施形態では、圧縮空気を供給するのに役立つと考えられる中空チャネルは、吸引開口部に向かう方向に狭くなる。
さらに、それを通じて口腔に光をガイドすることができるライトガイドは、2つの中空チャネルの1つに配置される。加えて、または代替的に、例えば、吸引開口部の領域にあるカメラのためのデータ線が、またこの中空チャネルに配置される。本目的のために特に提供される中空チャネルのガイドの配置は、有効である。なぜなら、その内部で、ガイドは、液体と小片の影響に対して保護されるからである。
原理的に、組み合わせも考えられ、すなわち、追加の中空チャネルの両方は、圧縮空気接続を有し、圧縮空気を導入するのに役立つだけでなく、また、光および/またはデータ線を有する。
さらに、ミラー吸引装置は、中央壁のためより丈夫である。中央壁は、ミラー吸引装置の全長にわたって連続的に配置されるか、または内部でいくつかの部分に配置される。原理的に、中央壁は吸引開口部を通して見えるか、またはミラーまで延ばすことが可能である。
ミラー吸引装置または基体が、基体またはミラー吸引装置の長手方向軸に沿って実質的に長手方向に延びる2つの基体部分から形成される場合、ミラー吸引装置を生産することが特に容易であることが見出された。基体部分は、2つの中空チャネルに対応してそれぞれ独立して生産できる。特に有効的な実施形態では、両方の基体部分は閉塞チャネルを有し、チャネルの長手方向の一方の側部は、2つの基体部分の組み立てられた状態において中央壁として機能する。ゆえに、2つの基体部分または中空チャネルは、各ケースで互いに1つの長手方向の壁に取付けられ、それぞれに接続される2つの長手方向の壁が中央壁を形成する。
使い捨て使用に関連するコストを削減するために、本発明によるミラー吸引装置は、安価な構成要素から使い捨て吸引装置として生産される。特に、その場合には、それ以外では慣例的なガラスミラーは使用されない。ガラスミラーの代わりに、好ましくは高品質の表面仕上げを伴う高度に研磨された鋼、フィルムまたは例えばクロムで気相コーティングされた反射面からなる、金属ディスクを使用することができる。ペイントコーティングも想定される。本質的ななことは、使用されるミラーまたは反射面が、慣用的なガラスミラーよりも低コストで生産できることである。
吸引開口部の領域では、基体は可能な限り平坦な表面を形成し、反射材料を備える。反射材料は、例えば、平坦な表面に接着されたフィルムである。代替的に、平坦な表面をミラーコーティングすること、好ましくはそれをクロムで気相コーティングすること、またはそれを反射性塗料で塗装することが可能である。ゆえに、迅速で単純な方法での生産は可能であり;コストは低くなる。
本発明によるミラー部材は、反射性の金属ディスクまたはプラスチックディスクのいずれかに、反射性フィルムまたは他のコーティングが施されたものから好ましく形成される。特に、このコーティングは、クロムでの気相コーティングから好ましく生産できる。
一実施形態の特に効果的な変形では、プラスチックディスクは、基体の残余または基体部分の残余として同様のプラスティックから成る。これは、製造のため、単一材料だけを調達されなければならない点で効果的である。さらに、これは生産に有効的である。なぜなら生産は、定常の物理的状態、例えば、気温や気圧の下で行うことができるからである。
例えば、ミラー吸引装置の基体は、2つの長手方向の半体から形成することもでき、それらは、溝でミラー部材を互いに結合させて保持する。したがって、ミラー部材は、まるで2つの長手方向の半体の間に配置され、その外周のいくつかの部分で2つの長手方向の半体によって囲まれる。
一実施形態の特に効果的な変形では、本発明によるミラー吸収装置は、2つの基体部分より形成される。ここで、
ミラー部材は、その内壁がミラー部材の外壁に当接する上部保持肩部を形成する開口部において第1基体部分のミラー収容部に保持され、上部保持肩部は第1基体部分によって形成され、ミラー部材の全外周を囲み、
第1基体部分の開口部は、吸引開口部に向かう方向に基体の下面から狭くなり、ミラー部材の直径よりも大きい、基体の下面に面する側の直径を有し、
2つの基体部分は、それらが基体を一体的に形成するように、隙間のない仕方で互いに接続されている。
本発明よると、基体は、互いに接続され、好ましくは互いに結合または接着され、したがって、最終的に疑似的な一体型ミラー吸引装置を形成する構成要素からなってもよい。本発明の要旨内では、疑似的な一体とは、生産後、2つの基体部分がそれぞれ破壊的にしか分離できないことを意味する。基体が2つの基体部分からなる場合、また安価なミラー部材が使用される。
本質的な洞察は、2つの第1基体部分の一方が可能な限り大きく、他方の基体部分が可能な限り小さく、より小さな基体部分がミラー吸引装置からほんのわずかに長手方向に延びる場合に、基体の魅力的な外観が得られることである。このため、基体部分間の接続面によって生じる、気を反らす溝または気を反らすバリは、比較的短い。
さらに、より小さな基体部分および基体部分間の接続部は、治療中に担当医が全く触れないか、またはほんの少ししか触れない領域に配置されることが重要である。接続面がミラー吸引装置の表面に悪影響を及ぼしても、それらは触覚的に気を反らせることがない。
ミラーの後ろの領域の配置、例えば、ミラー吸引装置の下側は、特に効果的であるが、これは本領域が、一般的にはミラー吸引装置の使用を通して見ることができないからである。このため、触っても感じられないが目に見える表面の変化は、否定的にほとんど際立たない。
したがって、第1基体部分はミラー吸引装置のほぼ全体の基体を形成するが、第2基体部分は、実質的に、ミラーを第1基体部分に挿入するのに必要な開口部を封止するだけである。外周に相対して、第1基体部分は表面の80から95%のパーセンテージを有し、第2基体部分は、表面の5から20%のパーセンテージを有する。
効果的に、ミラー部材は円形であるが、楕円形でも他の適切な形状でもよい。以下は、ミラー部材が慣用的な円形形状であるものとする。
ミラー部材を確実に恒久的に保持するために、第1基体部分は、ミラー部材を挿入するための開口部を伴うミラー収容部を有する。このため、第1基体部分は、開口部に挿入されたミラーを側部から囲む。完成したミラー吸引装置では、開口部は裏側で、すなわち挿入されたミラーの後方で第2基体部分によって封止される。2つの基体部分は、互いに結合または接着される。
ミラー部材の目に見える表面は、クリアに保たれ正面から見える。一実施形態の効果的な変形では、ミラー部材の裏側に配置された第2基体部分は、全体として、ミラー部材の寸法を実質的に超える程度の寸法を有する。したがって、最初に第1基体部分を生産し、次にミラー部材を後方から第1基体部分のフリー開口部に挿入し、最後に開口部を後方から第2基体部分で封止することが可能である。
本発明により、第1基体部分の開口部は、吸引開口部の領域で基体内の底面に向かう方向に狭くなっており;それは、挿入されたミラーが、ミラー収容部で開口部の内壁に形成した上部保持肩部に隣接するように構成および寸法とされる。
本質的なことは、第1基体部分のミラー収容部の開口部が、ミラー部材がミラー収容部に挿入できるような寸法であることである。従って、開口部は、その基体の後部に面する側で、ミラー部材の直径を超える直径を有する。従って、第2基体部分は、ミラー部材の直径を超える直径も有する。垂直断面方向において、開口部は、結局、ミラー部材がより広い側から挿入される円錐形の狭い通路である。これらの説明は、ミラー部材の円形の基本形状を参照し;後者が異なる形状を有する場合、このミラー収容部分はまた、他の形状を収容できるこのような仕方で構成されなければならない。
一実施形態の特に効果的な変化では、垂直断面方向のミラー部材は、実質的に台形に構成され、ミラー部材の直径は、ミラー表面から出発して基体の下面に向かう方向に増加する。すでに説明した通り、第1基体部分の開口部の内壁は、それに対応する垂直断面を有し;その直径は、基体の下側より出発して増加する。
効果的に、ミラー部材の外壁および開口部の内壁または上部保持肩部の台形形状は、ミラー部材の挿入状態において、目に見えるミラー面が、ミラー表面を囲む第1基体の底部面と同一平面上で終わるように選択される。ミラー面の外側に当接することによって、上部保持肩部は、ミラー部材が底面を越えて上方に突出することができるか、またはその方向に基体から外れることを防止する。
効果的に、ミラー部材は、すでにミラー部材収容部に挿入された場合、摩擦または能動的な方法で保持される。例えば、開口部の直径は、ミラー部材の直径より最小限に小さく構成できる。このケースでは、ミラー部材は、挿入されると、周囲の材料を変形させ、それをわずかに押し戻すため、ミラー部材はその後、弾性材料によって保持される。その後、第2基体部分は、ミラーを挿入し保持した状態で第1基体部分に接着または成形される。
代替的に、開口の完全な直径はミラー部材の直径よりも小さいだけでなく、内壁または保持用肩部に亘って均等に分配されたいくつか、好ましくは3つの隆起部分のみが設けられ、それは第2基体部分との接続の前に、ミラー部材をその位置に保持することもまた想定できる。
ミラーの表面および周囲の底面はできるだけ平坦な全面を形成し、それを通してて空気流、吸引された液体および小片を最適な方法で運び去ることができる。平坦な全面はまた、この領域における空気の乱流による騒音の発生を少なくする。本発明の要旨において、最大0.3mmの第1基体部分の底面上のミラー部材の突出部は、依然として同一平面上にあると考えられる。
平らな台形形状の代替として、ミラー部材は、例えば、その垂直断面の中央領域において最大直径を有することができる。ゆえに、直径は、ミラー部材の表面から開始して最初に増加し、次いでミラー部材の裏側に向かう方向に再び減少する。開口部の内壁はそれに対応して構成されているため、ミラー部材はこのようにして形成されたミラー保持溝にはめ込むことができる。この場合、開口部の内壁は上部保持用肩部だけでなく、下部保持用肩部も形成する。ミラー部材がその裏から開始してその最大直径の前であっても接触する下部保持肩部が、第2基体部分によって形成されることも想定される。
第2基体部分は第1基体部分に接続し対応する形を有することができ、このような方法では、それはバイアスの下でミラー部材を開口部内で上部保持肩部に対して押圧する。これは、治療中でさえも、ミラー部材が安全に保持し動かないことを確証する。開口部の内壁は、シールリップとして機能し、シャフトシールリングと同様に、ミラー側面に周方向で当接する。
ポリプロピレンまたはポリエチレンのような熱可塑性合成材料は、生産に特に適している。添加剤を加えることによって、ミラー吸引装置の外観が影響を受けることがある。
ミラー部材は、吸引開口の前方ではなく、吸引空気の流れ方向において吸引開口の実質的に後方、すなわち基体内に配置されている。このようにして、ミラー吸引装置が上流ミラーによって、より長くならないことが達成され、吸引性能を低下させるであろう。しかしながら、ミラー部材も、いくつかの部分で吸引開口部の前に配置される。
基体部分を互いに接着することが原理的に可能であるとしても、2つの基体部分を互いに溶接し、そして接着剤を使用しないことが特に有効的であることが証明された。接着剤が一般的に含む欠点は、このようにして回避することができる。
効果的には、第1基体部分を、2つの基体部分の接続の前すでに、ミラー部材が第1基体部分内で摩擦または能動的に保持されるように、製造および構成することができる。これは、以下の製造工程を簡略化する。
本発明は、以下の図面を引用してさらに説明される。それらは単に例示的な実施形態を示すに過ぎず;本発明は、これに限定されるものではない。
図1は、上記の発明によるミラー吸引装置を示す。 図2は、図1の本発明による側面から見たミラー吸引装置を示す。 図3は、側面から見た中央の壁に向かって見た中空のチャネルを示す。 図4は、図3の領域Aの拡大図を示す。 図5は、側面図のミラーを示す。 図6は、下方から見たミラー吸引装置の前方領域の簡略図を示す。
特に図1〜図3から明らかなように、本発明によるミラー吸引装置10は、内面14および外面16を伴う中空のチューブ状基体12を有する。さらに、基体12は、長手方向軸X−Xを有する(図1を参照)。ミラー引装置10の円弧形状は、具体的には図2および図3で認識可能であるが、治療すべき部位に向かってガイドすることがより簡単であるという点で効果的である。
基体12は、図示しないホース用の接続口18と、小片や液体を吸引するための吸引口20とを有する。吸い出されるべき液体または小片は、接続開口部20を通して吸い込まれ、ホースを介して接続口18を通して除去される。
本発明により、ミラー部材22は吸引開口部20を通して視認でき、吸引開口部20の基体12内に配置される。従って、視認できるミラー面24は、吸引開口部20に向いて面する。ミラー部材22は、その全体が基体12内に配置され、すなわち吸引される空気の流れ方向から見て吸引開口部20の後方に配置されている。吸引された空気はミラー面24上をガイドし、これにより、ミラー部材面24の曇りが効果的に防止される。
本発明によるミラー部材22は、反射性の金属ディスクまたはプラスチックフィルムのいずれかから形成され、反射フィルムまたは他のコーティングが施されていることが好ましい。特に、コーティングは、好ましくはクロムの蒸着によって生産できる。
ミラー吸引装置10は、また、空気を吸引して通す追加の開口部26を有することができる。例えば、吸引開口部20が患者の舌や頬で封鎖された場合に、追加の開口部26は、基体12内の負圧を防ぐ。3つの追加の開口部26は、例示的な実施形態に提供されるが、しかしながら、単一の追加の開口部26、または3つ以上の追加の開口部26も考えられる。
ミラー吸引装置10を安全に握り、担当歯科医の指が滑るのを防止する輪郭部材38は、基体12の外面16上で識別可能である。
図3および図6は例示的な実施形態を示し、基体12が第1基体部分32および第2基体部分34から形成される。中央壁50は、また図3に見ることができる。第1基体部分32は、開口部28を備えるミラー収容部48を有し、ミラー部材22は、組み立てられた状態で挿入される。中央壁50は、ミラー部材22まで延びる。開口部28の内壁30は、少なくともいくつかの部分で、ミラー部材22を囲み、ミラー部材22の外壁36に隣接する。開口部28は、基体の下面42から開始する吸引開口部20に向かう方向に向かって狭くなる。基体の下面42に向かって面する側の開口部28は、ミラー部材22の直径よりも大きい直径を有する。これは、ミラー部材22をミラー収容部48に挿入可能とするために必要である。
断面においては、ミラー部材22は、少なくともいくつかの部分で略台形になるように構成され(図5参照)、その直径は、ミラー部材表面24から始まり、基体42の下面の方向に向かって、少なくともいくつかの部分で増加する。ミラー部材22は、視認されるミラー面24とは反対側を向いているミラーバック46を有する。図5は、実施形態を示し、ミラー部材22が垂直方向に、ほぼ下3分の1のところで機械的な直径を有する。この形状は、ミラー収容部48への挿入またはスナップイン取り付けを簡単にする。下部保持肩部は、外壁36の低い領域に隣接する。
図4の領域Aの拡大図では、図4は、上保持肩部40がミラー部材22の全体の外壁36を囲み、ミラー部材22の隣や下のスペースを封止する。シールは、上部保持肩部40のバイアス手段によって改良される。これは、ミラー部材22が第1基体部32に挿入される場合に、上部保持肩部40に押圧され、後者は最小限に圧縮されるか、または伸縮自在に変形することを意味する。
さらに、一実施形態の変形は効果的であり、ミラー部材22が底面44とほぼ同一平面に埋め込まれている。
図6は、基体の下面42の視野と共に、ミラー吸引装置10の前の領域を示す。第2基体部分34(ハッチング)は、開口部28を封止し視認できる。
本発明は、記載された例示的な実施形態を制限するだけでなく、均等的に行われた全ての実施形態を含む。上述した実施形態の変形は、例として理解されるのみであり、限定するものではない。技術的に意味のある方法で示される技術的な特徴も、組み合わせることが可能である。

Claims (7)

  1. 内面(14)と、外面(16)と、長手方向軸(X−X)と、ホース用の接続開口部(18)と、吸引開口部(20)と、を有するチューブ状の中空基体(12)を備え、患者の口腔内から液体および小片を吸引するための歯科用ミラー吸引装置(10)であって、前記内面(14)は、前記吸引開口部(20)を通して視認でき、かつ当該手段により少なくともいくつかの部分で口腔を視認できるように配置され、前記中空基体(12)は、その長手方向軸(X−X)に沿うと共に、少なくともいくつかの部分で第1中空チャネル(52)と、第2中空チャネル(54)とに分割する中央壁(50)を備える、ミラーコーティング面(24)を有することを特徴とする歯科用ミラー吸引装置(10)。
  2. 中央壁(50)の壁厚(B)が自由な前縁(56)から開始して先ず増加し、その後、ほぼ一定の厚さを維持することを特徴とする、請求項1に記載の歯科用ミラー吸引装置(10)。
  3. 前記中央壁(50)は、前記2つの中空チャネル(52、54)のうちの1つが前記吸引開口部(20)に向かう方向に向かって狭くなり、他の前記中空チャネル(52、54)が前記吸引開口部(20)に向かう方向に向かって広くなるように構成されることを特徴とする、請求項1に記載の歯科用ミラー吸引装置(10)。
  4. 前記狭くなる中空チャネル(52、54)が圧縮空気への接続部を有することを特徴とする、請求項3に記載の歯科用ミラー吸引装置(10)。
  5. ライトガイドが前記2つの中空チャネル(52、54)の1つを通して延びることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の歯科用ミラー吸引装置(10)。
  6. 特に、前記吸引開口部の領域に配置できるビデオカメラのための少なくとも1つのデータラインが、前記2つの中空チャネル(52、54)の1つを通して延びることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の歯科用ミラー吸引装置(10)。
  7. 前記2つの中空チャネル(52、54)が互いに独立して製造され、前記ミラー吸引装置(10)を形成する前記中央壁(50)によりそれぞれ接続されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の歯科用ミラー吸引装置(10)。

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