JP2020507021A - 異なる練条での芯糸を有するコアヤーン、及び当該コアヤーンから得られる生地 - Google Patents

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Abstract

本発明は、繊維分野において、コアヤーンと、これらの糸から得られる生地に関する。具体的には、本発明は、コア部分に異なる練条の糸を有するコアヤーン、前記コアヤーンを得る方法、及びこの糸から作られる生地に関する。

Description

本発明は、繊維分野における、コアヤーン及びこれらの糸から得られる生地に関する。具体的には、本発明は、コア部分に異なる練条での糸を有するコアヤーン、前記コアヤーンを得る方法、及び当該糸から作られる生地に関する。
現今、異なる外観及び異なる特性を得るために、さまざまな品質の糸が織物及び編物に使用されている。糸の特性を変えることにより、織物又は編み構造において異なる視覚効果が得られ、生地の特性が改善される。
標準的な糸の生産において、スレッシング(threshing)、梳綿、クレスティング(cresting)、トラクション(traction)、粗紡、及び紡糸などのプロセス工程が適用される。形成された糸コードは、リング糸装置において細くされ(attenuated)、巻取りされた後に使用可能な糸になる。この糸の生産方法により、織物及び編物の糸が得られる。
従来技術において、芯糸、又は分離糸を含まない糸を有するコアヤーンが生産されている。芯糸は、天然繊維(綿など)、再生繊維、合成繊維、又はこれらの組み合わせの紡糸工程中に、再生又は合成の材料で作られた少なくとも1本のフィラメント糸と、少なくとも1本のエラスタン糸と、又は少なくとも1本のエラスタン糸のみを、糸芯に供給することで得られる。
任意の力で引っ張られると一定の伸び特性を示し、引っ張る力がなくなると元の状態に戻る糸は、ポリウレタンエラストマーで作られ、エラスタンと呼ばれる。エラスタン糸自体は使用できず、生地の中で補助糸としてメイン糸と一緒に使用される。
現在、エラスタン糸は、一般に丸編み機において使用される。エラスタン糸の使用は、特に細い丸編機においてより一般的である。これらには、シングルジャージー、リブニット、インターロック、リンゲル、電子ジャカード、ミニジャカード丸編機がある。エラスタン糸は、丸編み機の地糸と一緒にそのままで使用されるほか、裏糸としても使用される。
従来技術において、エラスタン糸及び/又はフィラメント糸の供給のみが、標準的なコアヤーンの生産において、固定式練条によって行われ、エラスタン/フィラメント糸の供給中に変化を提供することはできない。エラスタン糸及びフィラメント糸は、糸が巻かれるリールを駆動するローラの回転により糸芯に供給される。前記ローラの回転速度が固定されているため、エラスタン糸及びフィラメント糸も(所定の固定式練条で)固定の速度で流れる。コアヤーンの生産において、糸の生産中にエラスタン及びフィラメント糸の供給は、生産の開始時にエラスタン糸及びフィラメント糸の供給に用いられる速度と同じ速度で続けることができる。このようにして、糸の生産中に、エラスタン糸及びフィラメント糸は、一定の張力で糸ハブに供給される。
従来技術における知られている課題に関する改善は以下に示す。
欧州特許出願公開第2452002B1号は、「コアヤーンの生産装置及びその生産方法」に関する。当該発明の装置は、第1及び第2の一対の巻き戻しローラを備える。これらのローラは、水平方向において、互いに一定の距離をおいて連続して配置され、駆動される。コアフィラメントがミル(mil)の紡糸プロセスに入る前に、当該コアフィラメントを、コアフィラメントボビンから巻き戻すことによって2回偏向させて、結果的にコアフィラメント内のスイング(swing)が減少するように、第1及び第2の偏向ローラはコアフィラメントボビンのヘッドに配置される。
欧州特許出願公開第2329067B1号は、「コアヤーンの生産に利用される監視方法及び装置」に関する。当該発明の監視装置は、テンタリング機構の入口に配置され、フィラメントのテンタリングレベルに応じてテンタリング機構への繊維の供給を中断するために使用される分離装置を備え、当該分離装置は、フィラメントを偏向(反転)させるためのバック偏向リールと、送りローラに対して傾斜した角度でテンタリング(練条)機構に配置され、フィラメントを偏向させるために用いられるフロント偏向リールとを有する。
結果的に、前述した課題及び当該課題に対する現在の解決策が不十分なため、本技術分野において、改善が必要であると考えられる。
本発明は、異なる練条での芯糸を有するコアヤーン、及び当該コアヤーンで作られる生地に関する。当該コアヤーンは、前述した要求を満たし、全ての欠点を克服して、いくつかの利点を提供する。
本発明の主な目的は、織物及び編物の生地における異なる視覚性の効果を形成できるようにすることである。
本発明は、エラスタン糸及び/又はフィラメント糸を有するコアヤーンから得られる織物及び編物の生地を開発することを目的とし、ここで、非固定的な練条が前記コアヤーンのコアに適用される。
本発明の目的は、コアヤーンの生産中に、エラスタン糸及び/又はフィラメント糸を異なる速度で糸芯に供給することである。
更に、本発明は、コアヤーンの糸芯に供給されるエラスタン糸及び/又はフィラメント糸が異なる練条バリュー(drawing values)を有することも目的とする。
本発明の別の目的は、コアヤーンによって、織物及び編物の生地における異なる視覚効果(パターンデザイン)を得ることを可能にすることである。
上記目的を達成するために、本発明は、天然繊維、再生繊維、合成繊維、又はこれらの組み合わせである繊維から得られるコアヤーンであって、そのコア部分に、
異なる練条バリューが適用された領域を含む少なくとも1本のエラスタン糸、及び/又は、
異なる練条バリューが適用された領域を含み、再生又は合成の材料で作られた少なくとも1本のフィラメント糸、
を有する。
本発明の目的を達成するために、前記領域は、エラスタン糸及び/又はフィラメント糸に沿って異なる長さ及び密度を有するか、又は前記領域は、エラスタン糸及び/又はフィラメント糸に沿って同一の長さ及び密度を有することが可能である。
本発明の目的を達成するために、コアヤーンの生産方法は、
天然繊維、再生繊維、合成繊維、又はこれらの繊維の組み合わせである繊維を、紡糸プロセスのために準備し、コード(cord)に粗紡する工程と、
得られたコードに、紡糸プロセスを適用する工程と、
紡糸プロセス中に、再生又は合成の材料で構成された少なくとも1本のフィラメント糸、又は少なくとも1本のエラスタン糸を、異なる練条バリューで練条されるコードのコア部分に供給する工程と、
ボビンに撚糸及び巻取りを適用する工程と、
を含む。
本発明の目的が達成されるために、粗紡工程の後に、前記コアヤーンの生産方法の適用を可能にする糸の紡糸装置であって、
供給部と、
練条部であって、連続して配置されたバック、ミドル、及びフロント練条ローラと、前記バック練条ローラに位置するバックスリーブと、前記ミドル練条ローラに位置するミドルスリーブと、前記フロント練条ローラに位置するフロントスリーブとを含む、前記練条部と、
撚糸及び巻取り部と、
を備え、
前記糸の紡糸装置は、
エラスタン糸駆動ローラであって、前記エラスタン糸駆動ローラに取り付けられ、前記練条部にエラスタン糸の供給を提供するエラスタン糸リールと、前記エラスタン糸駆動ローラに動作を提供し、且つ前記エラスタン糸駆動ローラの速度を変えることができる、駆動モータ及びインバータと、前記エラスタン糸の長さに応じた速度値が入力されるデータ入力画面と、を含む、前記エラスタン糸駆動ローラ、及び/又は
前記練条部にフィラメント糸の供給を提供するフィラメント糸駆動ローラと、前記フィラメント糸駆動ローラに動作を提供し、且つ前記フィラメント糸駆動ローラの速度を変えることができる、駆動モータ及びインバータと、前記フィラメント糸の長さに応じた速度値が入力されるデータ入力画面と、
を備える。
本発明の目的を達成するために、前記紡糸装置は、練条中にフロント練条ローラとフロントスリーブとの間にエラスタン糸を供給するエラスタン糸駆動ローラと、練条中にフロント練条ローラとフロントスリーブとの間にフィラメント糸を供給するフィラメント糸駆動ローラとを備える。
本発明の構造的及び特性的な特徴は、その全ての利点とともに、以下に提供される図及びこれらの図を参照する詳細な説明により、より明確に理解されるであろう。従って、これらの図及び詳細な説明を考慮して評価されるべきである。
異なる練条での芯糸を有する本発明のコアヤーンを得ることを可能とする紡糸装置の代表的な概略図である。
図は必ずしも縮尺されておらず、本発明を理解するために必要ではない詳細は省略される場合がある。また、少なくとも大部分が同一の要素、又は少なくとも大部分が同一の機能を有する要素は、同一の符号で表示される。
この詳細な説明では、課題をより明確に理解するために、本発明に係る異なる練条での芯糸を有するコアヤーン、及び当該コアヤーンから得られる生地、並びにその好ましい構造を非限定的に説明する。
本発明は、天然繊維(綿など)、再生繊維、合成繊維、又はこれらの組み合わせから得られるコアヤーンであって、そのコア部分に、
異なる練条バリューが適用された領域を含む少なくとも1本のエラスタン糸(30)、及び/又は、
異なる練条バリューが適用された領域を含み、再生又は合成の材料で作られた少なくとも1本のフィラメント糸(20)、
を有する。
異なる練条バリューが適用された前記領域は、エラスタン糸(30)に沿って異なる長さと密度とを有するか、又は同一の長さ及び密度を有することも可能である。前記領域は、フィラメント糸(20)に沿って異なる長さと密度とを有するか、又は同一の長さ及び密度を有することも可能である。エラスタン糸(30)とフィラメント糸(20)とを一緒に使用する場合、前記エラスタン糸(30)とフィラメント糸(20)とは、同一又は異なる練条バリューが適用された領域を有し、同一又は異なる長さを有することができる。
本発明の芯糸は、紡糸プロセス中に、再生又は合成の材料から得られた少なくとも1本のフィラメント糸(20)、及び/又は少なくとも1本のエラスタン糸(30)を、天然繊維(綿など)、再生繊維、合成繊維、又はこれらの繊維の組み合わせから得られたコード(10)に供給することによって得られる。スレッシング、梳綿、クレスティング、トラクション、粗紡等のプロセス工程を、それぞれ天然繊維、再生繊維、合成繊維、又はこれらの組み合わせに対して適用することによって、前記繊維は、紡糸プロセスに準備される。
本発明の範囲において、一般にpes及びpbtのフィラメントが主として好ましい。ただし、異なる材料で作られたフィラメント糸(20)も使用できる。フィラメント糸(20)のタイプは、最終的な生地の使用領域に関連する。ここで、材料とは、フィラメント糸(20)を作る原材料を指す。これらの原材料は、人工的な方法で得られたセルロースベースの植物材料、又は化学ベースの材料(石油など)の再生によって得られる材料である。
本発明のコアヤーンの生産方法は、一般に以下のプロセス工程、すなわち、
天然繊維、再生繊維、合成繊維、又はこれらの組み合わせである繊維を、紡糸プロセスのために準備し、コード(10)に粗紡する工程と、
得られたコード(10)に、紡糸プロセスを適用する工程と、
紡糸工程中に、再生又は合成の材料で構成された少なくとも1本のフィラメント糸(20)、及び/又は少なくとも1本のエラスタン糸(30)を、異なる練条バリューで練条されるコード(10)のコア部分に供給する工程と、
ボビンに撚糸及び巻取りを適用する工程と、
を含む。
本発明のコアヤーンは、天然繊維、再生繊維、合成繊維、又はこれらの組み合わせからなる繊維に、スレッシング、梳綿、クレスティング、トラクション、粗紡、及び紡糸のプロセス工程をそれぞれ適用することによって得られる。その後、紡糸工程中に、再生又は合成の材料から得られたフィラメント糸(20)を、1本又は数本のエラスタン糸(30)と一緒に、糸芯に供給する。スレッシング、梳綿、クレスティング、トラクション、粗紡等のプロセス工程を、それぞれ天然繊維、再生繊維、合成繊維、又はこれらの組み合わせに対して適用することによって、前記繊維は、紡糸プロセスに準備される。
本発明の生地に関して、まず、生地が有するべき重量、弾性伸縮性、及び回復特性は、使用場所によって決定される。その後、重量に応じて、生地を得るために使用される糸の番号が決定される。例えば、重量が320gr/mの生地の場合、最終の糸番号として、20/1の芯糸が選択される。その後、使用場所に応じて選択された合成値に応じて、フィラメント糸(20)のタイプ(pes、ナイロン、pbt、フロスビスコース(floss viscose)等)、使用されるフィラメント糸(20)の厚さ、及び芯における本数(所望の合成値に応じてフィラメント糸(20)の本数が1、又は2以上)が決定される。同様に、使用場所によって選択された伸縮性の値に応じて、エラスタン(30)のタイプ、エラスタンの厚さ、及び芯における本数(所望の合成値に応じてエラスタン糸(30)の本数が1、又は2以上)が決定される。生地の製造で使用される芯糸の生産は、生地の重量、伸縮性、及び回復特性に応じて行われ、生地の製造に使用される糸の数、当該糸芯で使用されるフィラメント糸(20)及びエラスタン糸(30)の種類、それらの太さ、及び使用する本数が決定される。形成された糸は、衣服産業又は横編衣服産業に適した所望の丸編み構造(インターロック、リブニット、シングルジャージーなど)に適した生地幅、生地の重量、及び機械設定の生地の生産に用いられ、又は布地類として、その後染色プロセスが行われる。
本発明のコアヤーンの紡糸装置は、天然繊維、再生繊維、合成繊維、又はこれらの組み合わせである繊維が紡糸工程のために準備され、且つコード(10)にされた後に、適用を可能にする装置であって、
供給部と、
練条部と、
撚糸及び巻取り部と、
を備え、
供給部において、
コードとフィラメント糸ボビン(11、21)が取り付けられているワーピングクリール(warping creel)と、
フィラメント糸(20)の巻き戻し及び流れを可能にする駆動ローラ(22)と、
フィラメント糸駆動ローラ(22)を駆動し、且つ駆動ローラ(22)の速度を変えることができる駆動モータ(50)及びインバータ(60)と、
フィラメント糸(20)の長さに応じた速度値が入力されるデータ入力画面(40)と、
フィラメント糸(20)ガイドと、
フィラメント糸(20)ガイドパイプと、
エラスタン糸リール(31)が取り付けられ、エラスタン糸(30)の巻き戻し及び流れを可能にする駆動ローラ(32)と、
エラスタン糸駆動ローラ(32)を駆動し、且つ駆動ローラ(32)の速度を変えることができる駆動モータ(50)及びインバータ(60)と、
エラスタン糸(30)の長さに応じた速度値が入力されるデータ入力画面(40)と、
エラスタン糸(30)ガイドと、
複数のエラスタン糸リール(32)を互いに分離するセパレーターと、
エラスタン糸(30)センサ及びフィラメント糸(20)センサと、
エラスタン糸(30)及びフィラメント糸(20)が糸切れの場合にコード(10)の流れを停止する繊維コードストッパーと、
表示画面と、
が備えられている。
練条部において、
連続して配置されているバック、ミドル、及びフロント練条ローラ(70、80、90)と、
前記バック練条ローラ(90)に位置するバックスリーブ(91)(プリンテングローラ(printing roller))と、
前記ミドル練条ローラ(80)に位置するミドルスリーブ(81)(プリンテングローラ)と、
前記フロント練条ローラ(70)に位置するフロントスリーブ(71)(プリンテングローラ)と、
が配置され、
紡糸工程において、コード(10)のアテニュエイション(attenuation)及び直線化を可能にする。
撚糸及び巻取り部において、
アイレット(101)(ピッグテール)と、
セパレーター(102)と、
アンチバロンコレット(antibalon collet)(103)と、
コップ(100)と、
ブロック(104)と、
が備えられている。
本発明のコアヤーンの主材料を含むコード(10)は、コードボビン(11)の周りに巻き付けられる。フィラメント糸(20)は、紡糸工程中に主材料に供給されることにより、伸縮性、耐久性、凝集力を持たせる材料であり、フィラメント糸ボビン(21)に巻き付けられる。一方、エラスタン糸(30)は、紡糸工程中主材料に供給されることにより、伸縮性を持たせる材料であり、エラスタン糸リール(31)に巻き付けられる。コードボビン(11)とフィラメント糸ボビン(21)とは、供給部のバンククリールセクション(bank creel section)の各部分に取り付けられ、エラスタン糸リール(31)は駆動ローラ(32)に取り付けられている。コードボビン(11)から練条部に供給されるコード(10)は、当該セクションに連続して配置されているバック練条ローラ(90)、ミドル練条ローラ(80)、及びフロント練条ローラ(70)を通過し、バックスリーブ(91)、ミドルスリーブ(81)、及びフロントスリーブ(71)を通って、練条を経て、細くされる。一方、エラスタン糸(30)及び/又はフィラメント糸(20)も、フロント練条ローラ(70)とフロントスリーブ(71)との間に供給され、コード(10)を介して取り出される。前記練条プロセス中に、エラスタン糸(30)及び/又はフィラメント糸(20)は、一定速度で供給されない。その結果、異なる練条バリューがエラスタン糸(30)及び/又はフィラメント糸(20)に適用される。所望の長さに応じて、エラスタン糸(30)及び/又はフィラメント糸(20)の供給速度の値は変化する。エラスタン糸(30)に対して、長さに応じて速度の変化を提供するため、エラスタン糸(30)データ入力画面(40)と、エラスタン糸(30)駆動モータ(50)と、エラスタン糸(30)インバータ(60)とが紡糸装置に追加されている。同様に、フィラメント糸(20)に対して、長さに応じて速度の変化を提供するため、フィラメント糸(20)データ入力画面(40)と、フィラメント糸(20)駆動モータ(50)と、フィラメント糸(20)インバータ(60)とが紡糸装置に追加されている。データ入力画面(40)は、設計された糸の長さ及びこの長さに応じた速度値が入力される画面である。ここから得られた値がインバータ(60)を介して駆動モータ(50)に送信され、駆動ローラ(22、32)の動きは、所望のように変化される。インバータ(60)は、エラスタン糸(30)とフィラメント糸(20)との供給速度を変化させるために、データ入力画面(40)から取得したコマンドを駆動モータ(50)に送信する。駆動モータ(50)は、インバータ(60)から受信されたコマンドに従って、エラスタン糸及びフィラメント糸の駆動ローラ(32、22)の速度を変える。従って、変化する練条バリューを有するエラスタン糸(30)及び/又はフィラメント糸(20)は、紡糸コード(10)のハブに供給される。好ましくは、サーボモータが駆動モータ(50)として使用される。
エラスタン糸(30)及び/又はフィラメント糸(20)は、コード(10)のコアに供給され、撚り及び巻き付けプロセスをコード(10)に適用することによって、最終のコアヤーンは得られる。得られた糸はコップ(100)に巻き取られる。コップ(100)は、紡いだ糸が巻かれるボビンである。紡いだ糸が前記コップ(100)に巻き取られているとき、糸は、当該糸を案内するアイレット(101)を通過する。
先行技術において、コアヤーンの生産において、エラスタン糸及びフィラメント糸(30、20)の流れは、一定速度(所定の固定式練条)で提供される。その理由は、生地が全ての点において同様の弾性を有することが望ましいためである。従来技術において、エラスタン糸及びフィラメント糸(30、20)の流れを提供する駆動ローラ(32、22)は、加速する又は減速することはできない。本機構において、速度の変化を提供するために、インバータ(60)を介してデータ入力画面(40)に接続されたサーボモータ(50)が糸の紡糸装置に配置されている。追加されたサーボモータ(50)は、データ入力画面(40)から受け取ったコマンドによって、エラスタン糸及びフィラメント糸の駆動ローラ(22,32)を異なる速度で回転させることによって、即時に供給量を増減させる。エラスタン糸(30)とフィラメント糸(20)とが供給されるフロント練条ローラ(70)とフロントスリーブ(71)とは、異なる様々な速度で供給するため、エラスタン及びフィラメント糸(30、20)の供給は、異なる練条バリューが提供される。
異なる張力を与えることによって、異なる練条バリューが適用された領域が得られる。張力の程度に応じて、当該領域は、同一又は異なる長さ及び密度を有することができる。
本発明は、異なる弾性を有する領域を含むコアヤーンと、このヤーンから作られる編物及び織物を製造することを目的とする。従って、これまでに実現できていない効果を達成することができる。
本発明により、芯糸(コアヤーン)の生産において供給されるエラスタン糸及びフィラメント糸(30、20)は、異なる練条の変化で糸ハブに提供される。現在の芯糸システムにおいて、エラスタン糸及びフィラメント糸(20、30)が、生産開始時に与えられた1つの単一練条バリューでシステムに供給される。本発明により、これらの練条バリューは、所望の長さの範囲内においてアレンジすることができる。
現在の応用において、エラスタン糸駆動ローラ(32)及びフィラメント糸駆動ローラ(22)は、一定速度で回転する。本発明により、エラスタン糸駆動ローラ(32)とフィラメント糸駆動ローラ(22)とは、紡糸装置に統合された、データ入力画面(40)、インバータ(60)、及びサーボモータ(50)によって異なる速度で回転することができる。従って、異なる張力を有するエラスタン糸及び/又はフィラメント糸(30、20)が繰り出されて供給され、その結果、異なる練条バリューの芯糸の生産を実現することができる。データは、異なる速度及び回転位置で回転するために、データ入力画面(40)に入力され、これらのデータは、インバータ(60)を介してサーボモータ(50)に送信され、駆動ローラ(22、32)の速度を変えることができる。このように、エラスタン糸及び/又はフィラメント糸(20、30)を異なる密度で供給することが提供される。その結果、異なる取り出しの値を有するエラスタン糸及び/又はフィラメント糸(20、30)を有するコアヤーンが生産され、これらの糸を編むか又は織ることによって、3次元の生地の製造を実現することができる。
1 コード
11 コードボビン
20 フィラメント糸
21 フィラメント糸ボビン
22 フィラメント糸駆動ローラ
30 エラスタン糸
31 エラスタン糸リール
32 エラスタン糸駆動ローラ
40 データ入力画面
50 駆動モータ
60 インバータ
70 フロント練条ローラ
71 フロントスリーブ
80 ミドル練条ローラ
81 ミドルスリーブ
90 バック練条ローラ
91 バックスリーブ
100 コップ
101 アイレット
102 セパレーター
103 アンチバロンコレット
104 ブロック
本発明は、繊維分野における、コアヤーン及びこれらの糸から得られる生地に関する。具体的には、本発明は、コア部分に異なる練条での糸を有するコアヤーン、前記コアヤーンを得る方法、及び当該糸から作られる生地に関する。
現今、異なる外観及び異なる特性を得るために、さまざまな品質の糸が織物及び編物に使用されている。糸の特性を変えることにより、織物又は編み構造において異なる視覚効果が得られ、生地の特性が改善される。
標準的な糸の生産において、スレッシング(threshing)、梳綿、クレスティング(cresting)、トラクション(traction)、粗紡、及び紡糸などのプロセス工程が適用される。形成された糸コードは、リング糸装置において細くされ(attenuated)、巻取りされた後に使用可能な糸になる。この糸の生産方法により、織物及び編物の糸が得られる。
従来技術において、芯糸、又は分離糸を含まない糸を有するコアヤーンが生産されている。芯糸は、天然繊維(綿など)、再生繊維、合成繊維、又はこれらの組み合わせの紡糸工程中に、再生又は合成の材料で作られた少なくとも1本のフィラメント糸と、少なくとも1本のエラスタン糸と、又は少なくとも1本のエラスタン糸のみを、糸芯に供給することで得られる。
任意の力で引っ張られると一定の伸び特性を示し、引っ張る力がなくなると元の状態に戻る糸は、ポリウレタンエラストマーで作られ、エラスタンと呼ばれる。エラスタン糸自体は使用できず、生地の中で補助糸としてメイン糸と一緒に使用される。
現在、エラスタン糸は、一般に丸編み機において使用される。エラスタン糸の使用は、特に細い丸編機においてより一般的である。これらには、シングルジャージー、リブニット、インターロック、リンゲル、電子ジャカード、ミニジャカード丸編機がある。エラスタン糸は、丸編み機の地糸と一緒にそのままで使用されるほか、裏糸としても使用される。
従来技術において、エラスタン糸及び/又はフィラメント糸の供給のみが、標準的なコアヤーンの生産において、固定式練条によって行われ、エラスタン/フィラメント糸の供給中に変化を提供することはできない。エラスタン糸及びフィラメント糸は、糸が巻かれるリールを駆動するローラの回転により糸芯に供給される。前記ローラの回転速度が固定されているため、エラスタン糸及びフィラメント糸も(所定の固定式練条で)固定の速度で流れる。コアヤーンの生産において、糸の生産中にエラスタン及びフィラメント糸の供給は、生産の開始時にエラスタン糸及びフィラメント糸の供給に用いられる速度と同じ速度で続けることができる。このようにして、糸の生産中に、エラスタン糸及びフィラメント糸は、一定の張力で糸ハブに供給される。
従来技術における知られている課題に関する改善は以下に示す。
欧州特許出願公開第2452002B1号は、「コアヤーンの生産装置及びその生産方法」に関する。当該発明の装置は、第1及び第2の一対の巻き戻しローラを備える。これらのローラは、水平方向において、互いに一定の距離をおいて連続して配置され、駆動される。コアフィラメントがミル(mil)の紡糸プロセスに入る前に、当該コアフィラメントを、コアフィラメントボビンから巻き戻すことによって2回偏向させて、結果的にコアフィラメント内のスイング(swing)が減少するように、第1及び第2の偏向ローラはコアフィラメントボビンのヘッドに配置される。
欧州特許出願公開第2329067B1号は、「コアヤーンの生産に利用される監視方法及び装置」に関する。当該発明の監視装置は、テンタリング機構の入口に配置され、フィラメントのテンタリングレベルに応じてテンタリング機構への繊維の供給を中断するために使用される分離装置を備え、当該分離装置は、フィラメントを偏向(反転)させるためのバック偏向リールと、送りローラに対して傾斜した角度でテンタリング(練条)機構に配置され、フィラメントを偏向させるために用いられるフロント偏向リールとを有する。
先端技術を示す日本特許出願公開第200080527号は、複合糸の製造方法、及びその紡績機に関する。生産された糸は、異なる巻き数を有する異なる領域を有することができる。
先端技術を示す国際出願公開WO2012062480号は、コア部分にエラステックヤーン及び制御フィラメントヤーンを有するコアヤーンに関する。
米国特許出願公開第3350867号は、新規のヤーンを作製するためのプロセス及び装置を開示している。しかしながら、当該ヤーンはエラステックコアを含まない。
米国特許出願公開第3053040号は、始紡糸のコアヤーンの方法及び装置を開示している。ロールは不変速度でコア要素に供給する。
国際出願公開WO2012001632号は、リング精紡フレームの操作及びプログラミングをするための装置を開示している。当該装置は、始紡糸のプロウファイルをプログラムするために使用することができる。
結果的に、前述した課題及び当該課題に対する現在の解決策が不十分なため、本技術分野において、改善が必要であると考えられる。
本発明は、異なる練条での芯糸を有するコアヤーン、及び当該コアヤーンで作られる生地に関する。当該コアヤーンは、前述した要求を満たし、全ての欠点を克服して、いくつかの利点を提供する。
本発明の主な目的は、織物及び編物の生地における異なる視覚性の効果を形成できるようにすることである。
本発明は、エラスタン糸及び/又はフィラメント糸を有するコアヤーンから得られる織物及び編物の生地を開発することを目的とし、ここで、非固定的な練条が前記コアヤーンのコアに適用される。
本発明の目的は、コアヤーンの生産中に、エラスタン糸及び/又はフィラメント糸を異なる速度で糸芯に供給することである。
更に、本発明は、コアヤーンの糸芯に供給されるエラスタン糸及び/又はフィラメント糸が異なる練条バリュー(drawing values)を有することも目的とする。
本発明の別の目的は、コアヤーンによって、織物及び編物の生地における異なる視覚効果(パターンデザイン)を得ることを可能にすることである。
更に本発明の別の目的は、スラブ(slub)効果を有するヤーンを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、天然繊維、再生繊維、合成繊維、又はこれらの組み合わせである繊維から得られるコアヤーンであって、そのコア部分に、
異なる練条バリューが適用された領域を含む少なくとも1本のエラスタン糸、及び/又は、
異なる練条バリューが適用された領域を含み、再生又は合成の材料で作られた少なくとも1本のフィラメント糸、
を有する。
本発明の目的を達成するために、前記領域は、エラスタン糸及び/又はフィラメント糸に沿って異なる長さ及び密度を有するか、又は前記領域は、エラスタン糸及び/又はフィラメント糸に沿って同一の長さ及び密度を有することが可能である。ここで、密度は、単位紡績糸内のエラスタンのテックス(tex)を意味するために使用されている。
本発明の目的を達成するために、コアヤーンの生産方法は、
天然繊維、再生繊維、合成繊維、又はこれらの繊維の組み合わせである繊維を、紡糸プロセスのために準備し、コード(cord)に粗紡する工程と、
得られたコードに、紡糸プロセスを適用する工程と、
紡糸プロセス中に、再生又は合成の材料で構成された少なくとも1本のフィラメント糸、又は少なくとも1本のエラスタン糸を、異なる練条バリューで練条されるコードのコア部分に供給する工程と、
ボビンに撚糸及び巻取りを適用する工程と、
を含む。
本発明の目的が達成されるために、粗紡工程の後に、前記コアヤーンの生産方法の適用を可能にする糸の紡糸装置であって、
供給部と、
練条部であって、連続して配置されたバック、ミドル、及びフロント練条ローラと、前記バック練条ローラに位置するバックスリーブと、前記ミドル練条ローラに位置するミドルスリーブと、前記フロント練条ローラに位置するフロントスリーブとを含む、前記練条部と、
撚糸及び巻取り部と、
を備え、
前記糸の紡糸装置は、
エラスタン糸駆動ローラであって、前記エラスタン糸駆動ローラに取り付けられ、前記練条部にエラスタン糸の供給を提供するエラスタン糸リールと、前記エラスタン糸駆動ローラに動作を提供し、且つ前記エラスタン糸駆動ローラの速度を変えることができる、駆動モータ及びインバータと、前記エラスタン糸の長さに応じた速度値が入力されるデータ入力画面と、を含む、前記エラスタン糸駆動ローラ、及び/又は
前記練条部にフィラメント糸の供給を提供するフィラメント糸駆動ローラと、前記フィラメント糸駆動ローラに動作を提供し、且つ前記フィラメント糸駆動ローラの速度を変えることができる、駆動モータ及びインバータと、前記フィラメント糸の長さに応じた速度値が入力されるデータ入力画面と、
を備える。
本発明の目的を達成するために、前記紡糸装置は、練条中にフロント練条ローラとフロントスリーブとの間にエラスタン糸を供給するエラスタン糸駆動ローラと、練条中にフロント練条ローラとフロントスリーブとの間にフィラメント糸を供給するフィラメント糸駆動ローラとを備える。
本発明の構造的及び特性的な特徴は、その全ての利点とともに、以下に提供される図及びこれらの図を参照する詳細な説明により、より明確に理解されるであろう。従って、これらの図及び詳細な説明を考慮して評価されるべきである。
異なる練条での芯糸を有する本発明のコアヤーンを得ることを可能とする紡糸装置の代表的な概略図である。
図は必ずしも縮尺されておらず、本発明を理解するために必要ではない詳細は省略される場合がある。また、少なくとも大部分が同一の要素、又は少なくとも大部分が同一の機能を有する要素は、同一の符号で表示される。
この詳細な説明では、課題をより明確に理解するために、本発明に係る異なる練条での芯糸を有するコアヤーン、及び当該コアヤーンから得られる生地、並びにその好ましい構造を非限定的に説明する。
本発明は、天然繊維(綿など)、再生繊維、合成繊維、又はこれらの組み合わせから得られるコアヤーンであって、そのコア部分に、
異なる練条バリューが適用された領域を含む少なくとも1本のエラスタン糸(30)、及び/又は、
異なる練条バリューが適用された領域を含み、再生又は合成の材料で作られた少なくとも1本のフィラメント糸(20)、
を有する。
異なる練条バリューが適用された前記領域は、エラスタン糸(30)に沿って異なる長さと密度とを有するか、又は同一の長さ及び密度を有することも可能である。前記領域は、フィラメント糸(20)に沿って異なる長さと密度とを有するか、又は同一の長さ及び密度を有することも可能である。エラスタン糸(30)とフィラメント糸(20)とを一緒に使用する場合、前記エラスタン糸(30)とフィラメント糸(20)とは、同一又は異なる練条バリューが適用された領域を有し、同一又は異なる長さを有することができる。
本発明の芯糸は、紡糸プロセス中に、再生又は合成の材料から得られた少なくとも1本のフィラメント糸(20)、及び/又は少なくとも1本のエラスタン糸(30)を、天然繊維(綿など)、再生繊維、合成繊維、又はこれらの繊維の組み合わせから得られたコード(10)に供給することによって得られる。スレッシング、梳綿、クレスティング、トラクション、粗紡等のプロセス工程を、それぞれ天然繊維、再生繊維、合成繊維、又はこれらの組み合わせに対して適用することによって、前記繊維は、紡糸プロセスに準備される。
本発明の範囲において、一般にpes及びpbtのフィラメントが主として好ましい。ただし、異なる材料で作られたフィラメント糸(20)も使用できる。フィラメント糸(20)のタイプは、最終的な生地の使用領域に関連する。ここで、材料とは、フィラメント糸(20)を作る原材料を指す。これらの原材料は、人工的な方法で得られたセルロースベースの植物材料、又は化学ベースの材料(石油など)の再生によって得られる材料である。
本発明のコアヤーンの生産方法は、一般に以下のプロセス工程、すなわち、
天然繊維、再生繊維、合成繊維、又はこれらの組み合わせである繊維を、紡糸プロセスのために準備し、コード(10)に粗紡する工程と、
得られたコード(10)に、紡糸プロセスを適用する工程と、
紡糸工程中に、再生又は合成の材料で構成された少なくとも1本のフィラメント糸(20)、及び/又は少なくとも1本のエラスタン糸(30)を、異なる練条バリューで練条されるコード(10)のコア部分に供給する工程と、
ボビンに撚糸及び巻取りを適用する工程と、
を含む。
本発明のコアヤーンは、天然繊維、再生繊維、合成繊維、又はこれらの組み合わせからなる繊維に、スレッシング、梳綿、クレスティング、トラクション、粗紡、及び紡糸のプロセス工程をそれぞれ適用することによって得られる。その後、紡糸工程中に、再生又は合成の材料から得られたフィラメント糸(20)を、1本又は数本のエラスタン糸(30)と一緒に、糸芯に供給する。スレッシング、梳綿、クレスティング、トラクション、粗紡等のプロセス工程を、それぞれ天然繊維、再生繊維、合成繊維、又はこれらの組み合わせに対して適用することによって、前記繊維は、紡糸プロセスに準備される。
本発明の生地に関して、まず、生地が有するべき重量、弾性伸縮性、及び回復特性は、使用場所によって決定される。その後、重量に応じて、生地を得るために使用される糸の番号が決定される。例えば、重量が320gr/mの生地の場合、最終の糸番号として、20/1の芯糸が選択される。その後、使用場所に応じて選択された合成値に応じて、フィラメント糸(20)のタイプ(pes、ナイロン、pbt、フロスビスコース(floss viscose)等)、使用されるフィラメント糸(20)の厚さ、及び芯における本数(所望の合成値に応じてフィラメント糸(20)の本数が1、又は2以上)が決定される。同様に、使用場所によって選択された伸縮性の値に応じて、エラスタン(30)のタイプ、エラスタンの厚さ、及び芯における本数(所望の合成値に応じてエラスタン糸(30)の本数が1、又は2以上)が決定される。生地の製造で使用される芯糸の生産は、生地の重量、伸縮性、及び回復特性に応じて行われ、生地の製造に使用される糸の数、当該糸芯で使用されるフィラメント糸(20)及びエラスタン糸(30)の種類、それらの太さ、及び使用する本数が決定される。形成された糸は、衣服産業又は横編衣服産業に適した所望の丸編み構造(インターロック、リブニット、シングルジャージーなど)に適した生地幅、生地の重量、及び機械設定の生地の生産に用いられ、又は布地類として、その後染色プロセスが行われる。
本発明のコアヤーンの紡糸装置は、天然繊維、再生繊維、合成繊維、又はこれらの組み合わせである繊維が紡糸工程のために準備され、且つコード(10)にされた後に、適用を可能にする装置であって、
供給部と、
練条部と、
撚糸及び巻取り部と、
を備え、
供給部において、
コードとフィラメント糸ボビン(11、21)が取り付けられているワーピングクリール(warping creel)と、
フィラメント糸(20)の巻き戻し及び流れを可能にする駆動ローラ(22)と、
フィラメント糸駆動ローラ(22)を駆動し、且つ駆動ローラ(22)の速度を変えることができる駆動モータ(50)及びインバータ(60)と、
フィラメント糸(20)の長さに応じた速度値が入力されるデータ入力画面(40)と、
フィラメント糸(20)ガイドと、
フィラメント糸(20)ガイドパイプと、
エラスタン糸リール(31)が取り付けられ、エラスタン糸(30)の巻き戻し及び流れを可能にする駆動ローラ(32)と、
エラスタン糸駆動ローラ(32)を駆動し、且つ駆動ローラ(32)の速度を変えることができる駆動モータ(50)及びインバータ(60)と、
エラスタン糸(30)の長さに応じた速度値が入力されるデータ入力画面(40)と、
エラスタン糸(30)ガイドと、
複数のエラスタン糸リール(32)を互いに分離するセパレーターと、
エラスタン糸(30)センサ及びフィラメント糸(20)センサと、
エラスタン糸(30)及びフィラメント糸(20)が糸切れの場合にコード(10)の流れを停止する繊維コードストッパーと、
表示画面と、
が備えられている。
練条部において、
連続して配置されているバック、ミドル、及びフロント練条ローラ(70、80、90)と、
前記バック練条ローラ(90)に位置するバックスリーブ(91)(プリンテングローラ(printing roller))と、
前記ミドル練条ローラ(80)に位置するミドルスリーブ(81)(プリンテングローラ)と、
前記フロント練条ローラ(70)に位置するフロントスリーブ(71)(プリンテングローラ)と、
が配置され、
紡糸工程において、コード(10)のアテニュエイション(attenuation)及び直線化を可能にする。
撚糸及び巻取り部において、
アイレット(101)(ピッグテール)と、
セパレーター(102)と、
アンチバロンコレット(antibalon collet)(103)と、
コップ(100)と、
ブロック(104)と、
が備えられている。
本発明のコアヤーンの主材料を含むコード(10)は、コードボビン(11)の周りに巻き付けられる。フィラメント糸(20)は、紡糸工程中に主材料に供給されることにより、伸縮性、耐久性、凝集力を持たせる材料であり、フィラメント糸ボビン(21)に巻き付けられる。一方、エラスタン糸(30)は、紡糸工程中主材料に供給されることにより、伸縮性を持たせる材料であり、エラスタン糸リール(31)に巻き付けられる。コードボビン(11)とフィラメント糸ボビン(21)とは、供給部のバンククリールセクション(bank creel section)の各部分に取り付けられ、エラスタン糸リール(31)は駆動ローラ(32)に取り付けられている。コードボビン(11)から練条部に供給されるコード(10)は、当該セクションに連続して配置されているバック練条ローラ(90)、ミドル練条ローラ(80)、及びフロント練条ローラ(70)を通過し、バックスリーブ(91)、ミドルスリーブ(81)、及びフロントスリーブ(71)を通って、練条を経て、細くされる。一方、エラスタン糸(30)及び/又はフィラメント糸(20)も、フロント練条ローラ(70)とフロントスリーブ(71)との間に供給され、コード(10)を介して取り出される。前記練条プロセス中に、エラスタン糸(30)及び/又はフィラメント糸(20)は、一定速度で供給されない。その結果、異なる練条バリューがエラスタン糸(30)及び/又はフィラメント糸(20)に適用される。所望の長さに応じて、エラスタン糸(30)及び/又はフィラメント糸(20)の供給速度の値は変化する。エラスタン糸(30)に対して、長さに応じて速度の変化を提供するため、エラスタン糸(30)データ入力画面(40)と、エラスタン糸(30)駆動モータ(50)と、エラスタン糸(30)インバータ(60)とが紡糸装置に追加されている。同様に、フィラメント糸(20)に対して、長さに応じて速度の変化を提供するため、フィラメント糸(20)データ入力画面(40)と、フィラメント糸(20)駆動モータ(50)と、フィラメント糸(20)インバータ(60)とが紡糸装置に追加されている。データ入力画面(40)は、設計された糸の長さ及びこの長さに応じた速度値が入力される画面である。ここから得られた値がインバータ(60)を介して駆動モータ(50)に送信され、駆動ローラ(22、32)の動きは、所望のように変化される。インバータ(60)は、エラスタン糸(30)とフィラメント糸(20)との供給速度を変化させるために、データ入力画面(40)から取得したコマンドを駆動モータ(50)に送信する。駆動モータ(50)は、インバータ(60)から受信されたコマンドに従って、エラスタン糸及びフィラメント糸の駆動ローラ(32、22)の速度を変える。従って、変化する練条バリューを有するエラスタン糸(30)及び/又はフィラメント糸(20)は、紡糸コード(10)のハブに供給される。好ましくは、サーボモータが駆動モータ(50)として使用される。
エラスタン糸(30)及び/又はフィラメント糸(20)は、コード(10)のコアに供給され、撚り及び巻き付けプロセスをコード(10)に適用することによって、最終のコアヤーンは得られる。得られた糸はコップ(100)に巻き取られる。コップ(100)は、紡いだ糸が巻かれるボビンである。紡いだ糸が前記コップ(100)に巻き取られているとき、糸は、当該糸を案内するアイレット(101)を通過する。
先行技術において、コアヤーンの生産において、エラスタン糸及びフィラメント糸(30、20)の流れは、一定速度(所定の固定式練条)で提供される。その理由は、生地が全ての点において同様の弾性を有することが望ましいためである。従来技術において、エラスタン糸及びフィラメント糸(30、20)の流れを提供する駆動ローラ(32、22)は、加速する又は減速することはできない。本機構において、速度の変化を提供するために、インバータ(60)を介してデータ入力画面(40)に接続されたサーボモータ(50)が糸の紡糸装置に配置されている。追加されたサーボモータ(50)は、データ入力画面(40)から受け取ったコマンドによって、エラスタン糸及びフィラメント糸の駆動ローラ(22,32)を異なる速度で回転させることによって、即時に供給量を増減させる。エラスタン糸(30)とフィラメント糸(20)とが供給されるフロント練条ローラ(70)とフロントスリーブ(71)とは、異なる様々な速度で供給するため、エラスタン及びフィラメント糸(30、20)の供給は、異なる練条バリューが提供される。
異なる張力を与えることによって、異なる練条バリューが適用された領域が得られる。張力の程度に応じて、当該領域は、同一又は異なる長さ及び密度を有することができる。
本発明は、異なる弾性を有する領域を含むコアヤーンと、このヤーンから作られる編物及び織物を製造することを目的とする。従って、これまでに実現できていない効果を達成することができる。
本発明により、芯糸(コアヤーン)の生産において供給されるエラスタン糸及びフィラメント糸(30、20)は、異なる練条の変化で糸ハブに提供される。現在の芯糸システムにおいて、エラスタン糸及びフィラメント糸(20、30)が、生産開始時に与えられた1つの単一練条バリューでシステムに供給される。本発明により、これらの練条バリューは、所望の長さの範囲内においてアレンジすることができる。
現在の応用において、エラスタン糸駆動ローラ(32)及びフィラメント糸駆動ローラ(22)は、一定速度で回転する。本発明により、エラスタン糸駆動ローラ(32)とフィラメント糸駆動ローラ(22)とは、紡糸装置に統合された、データ入力画面(40)、インバータ(60)、及びサーボモータ(50)によって異なる速度で回転することができる。従って、異なる張力を有するエラスタン糸及び/又はフィラメント糸(30、20)が繰り出されて供給され、その結果、異なる練条バリューの芯糸の生産を実現することができる。データは、異なる速度及び回転位置で回転するために、データ入力画面(40)に入力され、これらのデータは、インバータ(60)を介してサーボモータ(50)に送信され、駆動ローラ(22、32)の速度を変えることができる。このように、エラスタン糸及び/又はフィラメント糸(20、30)を異なる密度で供給することが提供される。その結果、異なる取り出しの値を有するエラスタン糸及び/又はフィラメント糸(20、30)を有するコアヤーンが生産され、これらの糸を編むか又は織ることによって、3次元の生地の製造を実現することができる。
1 コード
11 コードボビン
20 フィラメント糸
21 フィラメント糸ボビン
22 フィラメント糸駆動ローラ
30 エラスタン糸
31 エラスタン糸リール
32 エラスタン糸駆動ローラ
40 データ入力画面
50 駆動モータ
60 インバータ
70 フロント練条ローラ
71 フロントスリーブ
80 ミドル練条ローラ
81 ミドルスリーブ
90 バック練条ローラ
91 バックスリーブ
100 コップ
101 アイレット
102 セパレーター
103 アンチバロンコレット
104 ブロック

Claims (10)

  1. 天然繊維、再生繊維、合成繊維、又はこれらの組み合わせである繊維によって構成されるコアヤーンであって、そのコア部分に、
    異なる練条バリューが適用された領域を含む少なくとも1本のエラスタン糸(30)、及び/又は、
    異なる練条バリューが適用された領域を含み、再生又は合成の材料で作られた少なくとも1本のフィラメント糸(20)、
    を有する、コアヤーン。
  2. 前記領域は、前記エラスタン糸(30)に沿って異なる長さ及び密度を有する、請求項1に記載の糸。
  3. 前記領域は、前記エラスタン糸(30)に沿って同一の長さ及び密度を有する、請求項1に記載の糸。
  4. 前記領域は、前記フィラメント糸(20)に沿って異なる長さ及び密度を有する、請求項1に記載の糸。
  5. 前記領域は、前記フィラメント糸(20)に沿って同一の長さ及び密度を有する、請求項1に記載の糸。
  6. 請求項1に記載の糸を生産する方法であって、
    天然繊維、再生繊維、合成繊維、又はこれらの繊維の組み合わせである繊維を、紡糸プロセスのために準備し、コード(10)に粗紡する工程と、
    得られたコード(10)に、紡糸プロセスを適用する工程と、
    紡糸プロセス中に、再生又は合成の材料で構成された少なくとも1本のフィラメント糸(20)、又は少なくとも1本のエラスタン糸(30)を、異なる練条バリューで練条されるコード(10)のコア部分に供給する工程と、
    ボビンに撚糸及び巻取りを適用する工程と、
    を含む、方法。
  7. コード(10)に粗紡する工程の後に、前記コアヤーンを生産する方法の適用を可能にする、請求項6に記載の方法の糸の紡糸装置であって、
    供給部と、
    練条部であって、連続して配置されたバック、ミドル、及びフロント練条ローラ(90,80,70)と、前記バック練条ローラ(90)に位置するバックスリーブ(91)と、前記ミドル練条ローラ(80)に位置するミドルスリーブ(81)と、前記フロント練条ローラ(70)に位置するフロントスリーブ(71)とを含む、前記練条部と、
    撚糸及び巻取り部と、
    を備え、
    前記糸の紡糸装置は、
    エラスタン糸駆動ローラ(32)であって、前記エラスタン糸駆動ローラ(32)に取り付けられ、前記練条部にエラスタン糸(30)の供給を提供するエラスタン糸リール(31)と、前記エラスタン糸駆動ローラ(32)に動作を提供し、且つ前記エラスタン糸駆動ローラ(32)の速度を変えることができる、駆動モータ(50)及びインバータ(60)と、前記エラスタン糸(30)の長さに応じた速度値が入力されるデータ入力画面(40)と、を含む、前記エラスタン糸駆動ローラ(32)、及び/又は
    前記練条部にフィラメント糸(20)の供給を提供するフィラメント糸駆動ローラ(22)と、前記フィラメント糸駆動ローラ(22)に動作を提供し、且つ前記フィラメント糸駆動ローラ(22)の速度を変えることができる、駆動モータ(50)及びインバータ(60)と、前記フィラメント糸(20)の長さに応じた速度値が入力されるデータ入力画面(40)と、
    を備える、
    装置。
  8. 前記練条部における前記フロント練条ローラ(70)と前記フロントスリーブ(71)との間に前記エラスタン糸(30)を供給するエラスタン糸駆動ローラ(32)と、
    前記練条部における前記フロント練条ローラ(70)と前記フロントスリーブ(71)との間に前記フィラメント糸(20)を供給するフィラメント糸駆動ローラ(22)と、
    を備える、
    請求項7に記載の装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の糸を含む、生地。
  10. 織物又は編物である、請求項9に記載の生地。
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