本出願の実施形態は、伝送効率を向上させるための、受信ノード、送信ノード、及び伝送方法を提供する。
この受信ノード、送信ノード、及び伝送方法は、時間間隔において信号を伝送するために使用されてよい。時間間隔は、1つ以上の第1時間ユニット及び1つ以上の第2時間ユニットを含む。1つ以上の第1時間ユニットは、第1タイプ時間−周波数リソースの時間領域リソースである。第1タイプ時間−周波数リソースは、第1タイプ信号を伝送するために使用される。第1時間ユニット量は、第1タイプ信号量と関連する。第1時間ユニット量は、異なる時間間隔によって変わる。なぜならば、第1時間ユニット量は、第1タイプ信号量と関連するからである。例えば、第1タイプ信号は、第1時間間隔において、2つのビーム上で送信される必要があり、この場合、2つの第1タイプ信号が第1時間間隔において送信される必要があるとみなされ得る。したがって、第1時間間隔において、2つの第1時間ユニットが存在し得る。第1タイプ信号は、第2時間間隔において、4つのビーム上で送信される必要があり、この場合、4つの第1タイプ信号が第1時間間隔において送信される必要があるとみなされ得る。したがって、第2時間間隔において、4つの第1時間ユニットが存在し得る。
第1態様に従うと、本出願の一実施形態は、時間間隔における伝送のための方法を提供する。この方法において、受信ノードが本出願の技術的解決策を実現するメカニズムが記載される。この方法は、受信ノードにより、時間ユニット情報を得ることであって、時間ユニット情報は、1つ以上の第2時間ユニットの位置を得るために使用され、1つ以上の第2時間ユニットは、第2タイプ時間−周波数リソースの時間領域リソースである、ことと、受信ノードにより、第2タイプ時間−周波数リソース上で、第2タイプ信号を受信する又は送信することと、を含む。
第1タイプ信号の伝送のために異なる時間間隔において固定された時間ユニットを予約することによって生じるリソース浪費を回避し、伝送効率を向上させるために、送信ノードは、時間ユニット情報を示し、受信ノードは、時間間隔におけるものであり、第2タイプ信号を伝送するために使用され得る時間ユニットの位置を動的に知ることができる。加えて、この方法は、信号伝送にとってよりフレキシブルである。
任意的に、受信ノードは、端末であってもよいし、又は、第2時間ユニットの位置を決定し、第2時間ユニットにおいて第2タイプ信号を受信する又は送信する必要がある別のデバイスであってもよい。
任意的に、1つ以上の第2時間ユニットのインデックスは、時間ユニット情報又は時間ユニット情報の一部として使用され;又は、1つ以上の第2時間ユニットのビットマップは、時間ユニット情報又は時間ユニット情報の一部として使用され;又は、1つ以上の第2時間ユニットの第2時間ユニットインジケータは、時間ユニット情報又は時間ユニット情報の一部として使用され、第2時間ユニットインジケータは、1つ以上の第2時間ユニットの時間領域構成と関連し;又は、1つ以上の第2時間ユニットの量は、時間ユニット情報又は時間ユニット情報の一部として使用され;又は、1つ以上の第1時間ユニットの量を示すために使用される情報は、時間ユニット情報又は時間ユニット情報の一部として使用され;又は、1つ以上の第1時間ユニットのインデックスは、時間ユニット情報又は時間ユニット情報の一部として使用され;又は、1つ以上の第1時間ユニットのビットマップは、時間ユニット情報又は時間ユニット情報の一部として使用され;又は、1つ以上の第1時間ユニットの第1時間ユニットインジケータは、時間ユニット情報又は時間ユニット情報の一部として使用され、第1時間ユニットインジケータは、1つ以上の第1時間ユニットの時間領域構成と関連し;又は、1つ以上の第2時間ユニットにおける最初の第2時間ユニットの位置は、時間ユニット情報又は時間ユニット情報の一部として使用される。
任意的に、1つ以上の第1時間ユニットの量は、1つ以上の第1時間ユニットの量を示すために使用される情報として使用され;又は、送信ノードのビームの量は、1つ以上の第1時間ユニットの量を示すために使用される情報又は1つ以上の第1時間ユニットの量を示すために使用される情報の一部として使用され;又は、第1時間ユニットのうちの1つに対応するビームの量は、1つ以上の第1時間ユニットの量を示すために使用される情報又は1つ以上の第1時間ユニットの量を示すために使用される情報の一部として使用され;又は、複数の時間間隔における第1時間ユニットの総量又は複数の時間間隔の量は、1つ以上の第1時間ユニットの量を示すために使用される情報又は1つ以上の第1時間ユニットの量を示すために使用される情報の一部として使用される。
任意的に、この方法は、受信ノードにより、構成情報を受信する又はローカルで得ることであって、時間間隔における1つ以上の第2時間ユニットの位置は、少なくとも時間ユニット情報及び構成情報に基づいて得られる、ことをさらに含む。
任意的に、1つ以上の第2時間ユニットの時間領域構成は、構成情報又は構成情報の一部として使用され;又は、時間間隔に含まれる時間ユニットの総量は、構成情報又は構成情報の一部として使用され;又は、時間間隔の継続時間は、構成情報又は構成情報の一部として使用され;又は、時間ユニットの継続時間は、構成情報又は構成情報の一部として使用され;又は、1つ以上の第2時間ユニットの割り振りルールは、構成情報又は構成情報の一部として使用され;又は、1つ以上の第1時間ユニットの割り振りルールは、構成情報又は構成情報の一部として使用され;又は、時間ユニット間の間隔の継続時間は、構成情報又は構成情報の一部として使用され;又は、第1時間ユニットのうちの1つに対応するビームの量は、構成情報又は構成情報の一部として使用され;又は、1つ以上の第1時間ユニットの時間領域構成は、構成情報又は構成情報の一部として使用され;又は、時間間隔の終了位置は、構成情報又は構成情報の一部として使用され;又は、1つ以上の第2時間ユニットの量は、構成情報又は構成情報の一部として使用され;又は、1つ以上の第2時間ユニットにおける最後の第2時間ユニットの位置は、構成情報又は構成情報の一部として使用される。
任意的に、この方法は、受信ノードにより、周波数領域指示情報を受信することと、受信ノードにより、第1周波数領域リソース上で、第2タイプ信号を送信する又は受信することであって、第1周波数領域リソースの位置は、周波数領域指示情報に基づいて得られ、第1周波数領域リソースは、第1タイプ時間−周波数リソースの周波数領域リソース又は第2タイプ時間−周波数リソースの周波数領域リソースとは異なる、ことと、をさらに含む。
任意的に、1つ以上の第2時間ユニットにおける最初の第2時間ユニットは、下りリンク制御情報により占有される。受信ノードにより、時間ユニット情報を得ることは、受信ノードにより、下りリンク制御情報を検出することによって時間ユニット情報を得ることであって、時間ユニット情報は、最初の第2時間ユニットの位置情報である、ことを含む。
任意的に、受信ノードにより、時間ユニット情報を得ることは、受信ノードにより、時間ユニット情報を受信することを含む。
任意的に、受信ノードにより、時間ユニット情報を受信することは、受信ノードにより、ブロードキャストメッセージ、システム情報、又は上位層シグナリングを使用することによって、時間ユニット情報を受信することを含む。
任意的に、第1時間ユニット及び第2時間ユニットの各々の継続時間は、同期信号ブロックの継続時間である。
任意的に、時間間隔の継続時間は、同期信号パルスの継続時間と等しい。
第2態様に従うと、本出願の一実施形態は、時間間隔における伝送のための別の方法を提供する。この方法において、送信ノードが本出願の技術的解決策を実現するメカニズムが記載される。この方法は、送信ノードにより、時間ユニット情報を示すことであって、時間ユニット情報は、1つ以上の第2時間ユニットの位置を得るために使用され、1つ以上の第2時間ユニットは、第2タイプ時間−周波数リソースの時間領域リソースである、ことと、送信ノードにより、第2タイプ時間−周波数リソース上で、第2タイプ信号を送信する又は受信することと、を含む。
第1タイプ信号の伝送のために異なる時間間隔において固定された時間ユニットを予約することによって生じるリソース浪費を回避し、伝送効率を向上させるために、送信ノードは、時間間隔におけるものであり、第2タイプ信号を伝送するための時間ユニットの位置を、受信ノードに動的に示し、その結果、送信ノードは、第1タイプ信号の量に基づいて第1時間ユニットの量を動的に調整することができる。加えて、この方法は、信号伝送にとってよりフレキシブルである。
任意的に、送信ノードは、基地局であってもよいし、又は、第2時間ユニットの位置をピアエンドに示し、第2時間ユニットにおいて第2タイプ信号を受信する又は送信する必要がある別のデバイスであってもよい。
任意的に、時間ユニット情報の関連する内容については、第1態様における関連する内容を参照されたい。
任意的に、1つ以上の第1時間ユニットの量を示すために使用される情報については、第1態様における関連する内容を参照されたい。
任意的に、この方法は、送信ノードにより、構成情報を送信することであって、時間間隔における1つ以上の第2時間ユニットの位置は、少なくとも時間ユニット情報及び構成情報に基づいて得られる、ことをさらに含む。
任意的に、構成情報の関連する内容については、第1態様における関連する内容を参照されたい。
任意的に、この方法は、送信ノードにより、周波数領域指示情報を送信することと、送信ノードにより、第1周波数領域リソース上で、第2タイプ信号を受信する又は送信することであって、周波数領域指示情報は、第1周波数領域リソースの位置を得るために使用され、第1周波数領域リソースは、第1タイプ時間−周波数リソースの周波数領域リソース又は第2タイプ時間−周波数リソースの周波数領域リソースとは異なる、ことと、をさらに含む。
任意的に、送信ノードにより、時間ユニット情報を示すことは、送信ノードにより、下りリンク制御情報を送信することであって、下りリンク制御情報は、1つ以上の第2時間ユニットにおける最初の第2時間ユニットを占有し、最初の第2時間ユニットの位置情報は、時間ユニット情報である、ことを含む。
任意的に、送信ノードにより、時間ユニット情報を示すことは、送信ノードにより、時間ユニット情報を送信することを含む。
任意的に、受信ノードにより、時間ユニット情報を送信することは、送信ノードにより、ブロードキャストメッセージ、システム情報、又は上位層シグナリングを使用することによって、時間ユニット情報を送信することを含む。
任意的に、第1時間ユニット及び第2時間ユニットの各々の継続時間は、同期信号ブロックの継続時間である。
任意的に、時間間隔の継続時間は、同期信号パルスの継続時間と等しい。
第3態様に従うと、本出願の一実施形態は、受信ノードを提供する。受信ノードが本出願の技術的解決策を実現するメカニズムについては、第1態様における内容を参照されたい。
第1任意的設計において、受信ノードは、プロセッサ及びトランシーバを含む。プロセッサは、トランシーバを使用することによって、時間ユニット情報を得、ここで、時間ユニット情報は、1つ以上の第2時間ユニットの位置を得るために使用され、1つ以上の第2時間ユニットは、第2タイプ時間−周波数リソースの時間領域リソースであり、トランシーバを使用することによって、第2タイプ時間−周波数リソース上で、第2タイプ信号を受信する又は送信するよう構成されている。
第1任意的設計において、任意的に、プロセッサは、トランシーバを使用することによって、構成情報を受信する又はローカルで構成情報を得るようさらに構成されてもよく、時間間隔における1つ以上の第2時間ユニットの位置は、少なくとも時間ユニット情報及び構成情報に基づいて得られる。
第1任意的設計において、任意的に、プロセッサは、トランシーバを使用することによって、周波数領域指示情報を受信し、トランシーバを使用することによって、第1周波数領域リソース上で、第2タイプ信号を送信する又は受信するようさらに構成されてもよく、第1周波数領域リソースの位置は、周波数領域指示情報に基づいて得られ、第1周波数領域リソースは、第1タイプ時間−周波数リソースの周波数領域リソース又は第2タイプ時間−周波数リソースの周波数領域リソースとは異なる。
第1任意的設計において、任意的に、1つ以上の第2時間ユニットにおける最初の第2時間ユニットは、下りリンク制御情報により占有される。プロセッサは、トランシーバを使用することによって、下りリンク制御情報を検出することによって時間ユニット情報を得るよう構成されており、時間ユニット情報は、最初の第2時間ユニットの位置情報である。
第1任意的設計において、任意的に、プロセッサは、トランシーバを使用することによって、時間ユニット情報を受信するよう構成されている。
第1任意的設計において、任意的に、プロセッサは、トランシーバを使用することによって、ブロードキャストメッセージ、システム情報、又は上位層シグナリングを受信し、ブロードキャストメッセージ、システム情報、又は上位層シグナリングは、時間ユニット情報を含む。
第2任意的設計において、受信ノードは、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、第1態様における方法を実施するための関連するプログラム命令を記憶しており、プロセッサは、メモリに記憶されているプログラム命令を実行して、第1態様における受信ノードの関連する機能を実施する。
任意的に、時間ユニット情報の関連する内容については、第1態様における関連する内容を参照されたい。
任意的に、1つ以上の第1時間ユニットの量を示すために使用される情報については、第1態様における関連する内容を参照されたい。
任意的に、構成情報の関連する内容については、第1態様における関連する内容を参照されたい。
任意的に、第1時間ユニット及び第2時間ユニットの各々の継続時間は、同期信号ブロックの継続時間である。
任意的に、時間間隔の継続時間は、同期信号パルスの継続時間と等しい。
任意的に、受信ノードは端末である。
第4態様に従うと、本出願の一実施形態は、送信ノードを提供する。送信ノードが本出願の技術的解決策を実現するメカニズムについては、第2態様における内容を参照されたい。
第1任意的設計において、送信ノードは、プロセッサ及びトランシーバを含む。プロセッサは、トランシーバを使用することによって、時間ユニット情報を示し、ここで、時間ユニット情報は、1つ以上の第2時間ユニットの位置を得るために使用され、1つ以上の第2時間ユニットは、第2タイプ時間−周波数リソースの時間領域リソースであり、トランシーバを使用することによって、第2タイプ時間−周波数リソース上で、第2タイプ信号を送信する又は受信するよう構成されている。
第1任意的設計において、任意的に、プロセッサは、トランシーバを使用することによって、構成情報を送信するよう構成されており、時間間隔における1つ以上の第2時間ユニットの位置は、少なくとも時間ユニット情報及び構成情報に基づいて得られる。
第1任意的設計において、任意的に、プロセッサは、トランシーバを使用することによって、周波数領域指示情報を送信し、トランシーバを使用することによって、第1周波数領域リソース上で、第2タイプ信号を受信する又は送信するようさらに構成されており、周波数領域指示情報は、第1周波数領域リソースの位置を得るために使用され、第1周波数領域リソースは、第1タイプ時間−周波数リソースの周波数領域リソース又は第2タイプ時間−周波数リソースの周波数領域リソースとは異なる。
第1任意的設計において、任意的に、プロセッサは、トランシーバを使用することによって、下りリンク制御情報を送信するよう構成されており、下りリンク制御情報は、1つ以上の第2時間ユニットにおける最初の第2時間ユニットを占有し、最初の第2時間ユニットの位置情報は、時間ユニット情報である。
第1任意的設計において、任意的に、プロセッサは、トランシーバを使用することによって、時間ユニット情報を送信するよう構成されている。
第1任意的設計において、任意的に、プロセッサは、トランシーバを使用することによって、ブロードキャストメッセージ、システム情報、又は上位層シグナリングを受信するよう構成されており、ブロードキャストメッセージ、システム情報、又は上位層シグナリングは、時間ユニット情報を含む。
第2任意的設計において、送信ノードは、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、第2態様における方法を実施するための関連するプログラム命令を記憶しており、プロセッサは、メモリに記憶されているプログラム命令を実行して、第2態様における送信ノードの関連する機能を実施する。
任意的に、時間ユニット情報の関連する内容については、第1態様における関連する内容を参照されたい。
任意的に、1つ以上の第1時間ユニットの量を示すために使用される情報については、第1態様における関連する内容を参照されたい。
任意的に、構成情報の関連する内容については、第1態様における関連する内容を参照されたい。
任意的に、第1時間ユニット及び第2時間ユニットの各々の継続時間は、同期信号ブロックの継続時間である。
任意的に、時間間隔の継続時間は、同期信号パルスの継続時間と等しい。
任意的に、送信ノードは基地局である。
第5態様に従うと、本出願の一実施形態は、前述の送信ノード及び受信ノードを含む通信システムをさらに提供する。
第6態様に従うと、本出願の一実施形態は、コンピュータプログラム製品であって、このプログラム製品は、第1態様における方法を実施するための関連する命令を含む、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。
第7態様に従うと、本出願の一実施形態は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、この記憶媒体は、第6態様におけるコンピュータプログラム製品の命令を記憶している、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
第8態様に従うと、本出願の一実施形態は、別のコンピュータプログラム製品であって、このプログラム製品は、第2態様における方法を実施するための関連する命令を含む、別のコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
第9態様に従うと、本出願の一実施形態は、別のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、この記憶媒体は、第8態様におけるコンピュータプログラム製品の命令を記憶している、別のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
第10態様に従うと、本出願の一実施形態は、通信方法であって、この方法は、受信ノードにより、周波数領域指示情報を受信することと、第1周波数領域リソース上で、第2タイプ信号を送信する又は受信することと、を含む、通信方法をさらに提供する。第1周波数領域リソースの位置は、周波数領域指示情報に基づいて得られ、第1周波数領域リソースは、第1タイプ信号を伝送するために使用される第1タイプ時間−周波数リソースの周波数領域リソース又は第2タイプ信号を伝送するために使用される第2タイプ時間−周波数リソースの周波数領域リソースとは異なる。この方法が、送信ノード側の観点から記載される場合、この方法は、送信ノードにより、周波数領域指示情報を送信することと、第1周波数領域リソース上で、第2タイプ信号を受信する又は送信することと、を含む。
第11態様に従うと、本出願の一実施形態は、第10態様における方法を実施するための送信ノード及び受信ノードをさらに提供する。
第12態様に従うと、本出願の一実施形態は、コンピュータプログラム製品であって、このプログラム製品は、第10態様における方法を実施するためのプログラム命令を含む、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。
第13態様に従うと、本出願の一実施形態は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、この媒体は、第22態様におけるプログラム命令を記憶している、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
本出願の技術的解決策において、第1タイプ信号のために固定されたリソースを予約することによって生じるリソース浪費を回避し、伝送効率を向上させるために、送信ノードは、時間間隔におけるものであり、第2タイプ信号を伝送するために使用され得る時間ユニットを、受信ノードに動的に示し、時間間隔における時間領域リソースの割り当ては、第1タイプ信号の量によって変わり得る。加えて、信号伝送はよりフレキシブルである。
以下は、本出願における添付の図面を参照して、本出願の実施形態を説明する。
以下は、まず、本出願におけるいくつかの用語及び決まりを説明する。
本出願において、ビームは、広ビーム、狭ビーム、又は別のタイプのビームであってよい。ビームを形成するための技術は、ビームフォーミング技術又は別の技術的手段であってよい。ビームは、空間リソースであり、異なるビームは、異なる空間リソースとみなされ得る。本出願の技術的解決策は、異なるビームを使用することによって伝送が実行されるシナリオだけでなく、異なる空間リソースを使用することによって伝送が実行されるシナリオにも適用可能である。ビーム、ポート等は、空間リソースである。
本出願において、端末が基地局にアクセスするのを支援するために使用される信号は、第1タイプ信号に分類され得る。例えば、第1タイプ信号は、同期信号、ブロードキャストチャネル信号、又は空間リソース参照信号であってよい。同期信号は、一次同期信号、二次同期信号、又は拡張同期信号であってよい。ブロードキャストチャネル信号は、物理ブロードキャストチャネル信号であってよい。空間リソース参照信号は、異なる空間リソースを識別するために使用されてよい。異なる空間リソース参照信号は、異なる空間リソースに対応する。空間リソース参照信号は、ビーム参照信号、ポート参照信号等であってよい。
本出願において、データチャネル信号、及び、端末と基地局との間のデータ伝送を実行するのを支援するために使用される信号は、第2タイプ信号に分類され得る。例えば、第2タイプ信号は、データチャネル信号、制御チャネル信号、パイロット信号、又は、端末と基地局との間のデータ伝送を実行するのを支援するための参照信号であってよい。データチャネルは、物理下りリンク共有チャネル、物理上りリンク共有チャネル等であってよい。制御チャネルは、物理下りリンク制御チャネル、物理上りリンク制御チャネル等であってよい。端末と基地局との間のデータ伝送を実行するのを支援するための参照信号は、チャネル状態情報参照信号、サウンディング参照信号等であってよい。端末と基地局との間のデータ伝送を実行するのを支援するための参照信号は、データ参照信号と簡潔に呼ばれることがある。
当業者は、第1タイプ信号と第2タイプ信号とが、異なる信号のカテゴリであることを知るはずである。異なる信号カテゴリの名称は入れ替え可能である。代替的に、端末が基地局にアクセスするのを支援するための信号が、第2タイプ信号と呼ばれてもよく、データチャネル信号、及び、端末と基地局との間のデータ伝送を実行するのを支援するために使用される信号が、第1タイプ信号と呼ばれてもよい。カテゴリの名称が入れ替えられた後、本出願の技術的解決策が使用されてもよい。
当業者は、第1タイプ信号に分類される特定の信号及び第2タイプ信号に分類される特定の信号が、実際のネットワーク要件に基づいて分類され得ることを知るはずである。これは、本発明の実施形態において限定されない。
当業者は、本出願の技術的解決策が、2つのタイプの信号に関連することを知るはずである。本出願の技術的解決策は、複数の信号が少なくとも3つのタイプの信号に分類されるシナリオにも適用可能である。
本出願において、異なる空間リソース上で伝送される信号は、異なる信号とみなされ得る。例えば、第1ビームを使用することによって伝送される一次同期信号と第2ビームを使用することによって伝送される一次同期信号とは、異なる信号とみなされ得る。
本出願において、時間間隔は、常に又は特定の時間範囲において、周期的に割り振られ得る。特定の時間範囲は、事前に合意されることもあるし、又は、動的に設定されることもある。例えば、ネットワークがセットアップされた後、時間間隔は、特定のルールに基づいて、常に時間領域において周期的に割り振られる。時間間隔は、時間領域において、連続していることもあるし、又は、連続していないこともある。図3は、時間領域構造の簡略化された概略図である。簡潔にするために、図3は、TR1及びTR2という2つの時間間隔を示している。TR1の開始時間はTaであり、TR1の終了時間はTbであり、TR2の開始時間はTcであり、TR2の終了時間はTdである。TR1とTR2とは、時間領域において連続していない。任意的に、TR2の開始時間は、代替的に、Tbであることもあり、この場合、TR1とTR2とは、時間領域において連続している。開始時間は、開始位置と呼ばれることもあり、終了時間は、終了位置と呼ばれることもある。継続時間は、長(さ)と呼ばれることもある。時間間隔は、開始時間及び継続時間を使用することによって、表現されてもよいし、開始時間及び終了時間を使用することによって、表現されてもよいし、又は、終了時間及び継続時間を使用することによって、表現されてもよい。任意的設計において、特定の時間範囲は、連続している時間間隔に分割されることがあり、これらの時間間隔の構造は同じである。例えば、TR1に類似した複数の時間間隔が、時間領域において含まれ得る。
本出願において、時間間隔は、複数の時間ユニットを含むことがあり、これらの時間ユニットの継続時間は同じである。異なる時間ユニットは、時間領域において、連続していることもあるし、又は、連続していないこともある。異なる時間間隔の時間領域構造は同じである。図3に示されているように、TR1及びTR2は、各々、時間領域において同じ継続時間を有する6つの連続している時間ユニットを含み、TR1は、TU10、TU11、...、及びTU15を含み、TR2は、TU20、TU21、...、及びTU25を含む。時間エリアにおける最初の時間ユニットの開始時間は、その時間エリアの開始時間よりも遅くてよい。例えば、TU10の開始時間は、Taよりも遅くてよい。時間エリアにおける最後の時間ユニットの終了時間は、その時間エリアの終了時間よりも早くてよい。例えば、TU15の終了時間は、Tdよりも早くてよい。任意的設計において、時間間隔は、連続している時間ユニットに分割されることがあり、その時間間隔における最初の時間ユニットの開始時間は、その時間間隔の開始時間と等しく、その時間間隔における最後の時間ユニットの終了時間は、その時間間隔の終了時間と等しい。概して、時間ユニットの位置は、時間領域におけるその時間ユニットの割り振りを指す。時間ユニットの位置は、異なる時間測定ユニットに基づいて異なる方式で表現され得る。例えば、TU13の位置は、TR1における4番目の時間ユニット、又は、TR1の7番目のシンボル及び8番目のシンボルである。時間測定ユニットは、送信時間間隔(transmission time interval、TTI)、シンボル、タイムスロット、ミニスロット、サブフレーム、秒、ミリ秒、マイクロ秒等であってよい。時間測定ユニットは、時として測定ユニットと簡潔に呼ばれる。本出願において、継続時間は、異なる測定ユニットに基づいて異なる方式で表現され得る。例えば、継続時間は、1秒である、又は、継続時間は、10シンボルである。
本出願において、信号は、時間ユニットの単位で伝送されてよい。例えば、異なる第1タイプ信号は、ある時間ユニットにおいて伝送されてよく、異なる第1タイプ信号は、異なる時間ユニットにおいて伝送されてよい。例えば、TU11は、一次同期信号の1つの伝送のために使用されてよく、TU13は、ブロードキャストチャネル信号の1つの伝送のために使用されてよい。別の例では、TU11は、ビームB1を使用することによって送信される一次同期信号を伝送するために使用されてよく、TU12は、ビームB2を使用することによって送信される一次同期信号を伝送するために使用されてよい。第1タイプ信号を伝送するための時間ユニットは、第1時間ユニットと呼ばれることがある。別の例では、異なる第2タイプ信号は、ある時間ユニットにおいて伝送されてよく、異なる第2タイプ信号は、異なる時間ユニットにおいて伝送されてよい。第2タイプ信号を伝送するための時間ユニットは、第2時間ユニットと呼ばれることがある。例えば、TR1において、TU11及びTU13は、第1タイプ信号を伝送するために使用され、T12及びTU14は、第2タイプ信号を伝送するために使用される。この場合、TU12及びTU14は、第2時間ユニットと呼ばれることがある。
本出願において、時間間隔における第1時間ユニットの量は、その時間間隔において伝送される第1タイプ信号の量と関連する。例えば、時間間隔において、同期信号の1つの伝送は、B1を使用することによって実行される必要があり、同期信号の1つの伝送は、B2を使用することによって実行される必要がある。この場合、2つの第1タイプ信号が、その時間間隔において伝送される必要があるとみなされ得る。1つの第1時間ユニットが、1つの第1タイプ信号を伝送するために使用される場合、2つの第1時間ユニットが、その時間間隔において必要とされる。別の例では、4つの第1タイプ信号が、時間間隔において送信される必要があり、各第1時間ユニットが、2つの第1タイプ信号を送信するために使用され得る。この場合、2つの第1時間ユニットが、その時間間隔において必要とされる。
本出願において、開始時間及び終了時間は、開始位置及び終了位置を使用することによって、時として表現されることがあり、これらの2つの意味は同等である。第2時間ユニットの開始位置は、時間領域における、1つ以上の第2時間ユニットにおける最初の第2時間ユニットの位置であり、第2時間ユニットの終了位置は、時間領域における、1つ以上の第2時間ユニットにおける最後の第2時間ユニットの位置である。第1時間ユニットの開始位置は、時間領域における、1つ以上の第1時間ユニットにおける最初の第1時間ユニットの位置であり、第1時間ユニットの終了位置は、時間領域における、1つ以上の第1時間ユニットにおける最後の第1時間ユニットの位置である。時間間隔の開始位置は、時間領域における、時間間隔の開始位置であり、時間間隔の終了位置は、時間領域における、時間間隔の終了位置である。当業者は、時間ユニットの位置を知ることが、時間領域における時間ユニットの開始位置又は終了位置を知ることと同等であることを知るはずである。
本出願において、第1タイプ信号を伝送するために使用される時間−周波数リソースは、第1タイプ時間−周波数リソースと呼ばれ、第2タイプ信号を伝送するために使用される時間−周波数リソースは、第2タイプ時間−周波数リソースと呼ばれる。時間間隔において、第1タイプ時間−周波数リソースの時間領域リソースは、時間間隔に含まれる第1時間ユニットであり、第2タイプ時間−周波数リソースの時間領域リソースは、時間間隔に含まれる第2時間ユニットである。例えば、時間間隔は、4つの第1時間ユニット及び6つの第2時間ユニットという10個の時間ユニットを含む。この場合、4つの第1時間ユニットは、第1タイプ時間−周波数リソースの時間領域リソースであり、6つの第2時間ユニットは、第2タイプ時間−周波数リソースの時間領域リソースである。図3に示されているように、第1タイプ時間−周波数リソースの時間領域リソースは、TU11及びTU13であり、第2タイプ時間−周波数リソースの時間領域リソースは、TU12及びTU14である。第1タイプ時間−周波数リソースの周波数領域リソースの位置及びサイズは、事前に合意されることもあるし、又は、受信ノードのために送信ノードにより設定されることもある。第2タイプ時間−周波数リソースの周波数領域リソースの位置及びサイズは、事前に合意されることもあるし、又は、受信ノードのために送信ノードにより設定されることもある。任意的に、第1タイプ時間−周波数リソースの周波数領域リソースの位置及びサイズは、第2タイプ時間−周波数リソースの周波数領域リソースの位置及びサイズと同じである。第1タイプ時間−周波数リソースの周波数領域リソース以外の又は第2タイプ時間−周波数リソースの周波数領域リソース以外の周波数領域リソースは、帯域外リソースと呼ばれることがある。
本出願において、同期信号ブロックの継続時間は、時間ユニットの継続時間であってよい。時間間隔において、1つ以上の同期信号ブロックは、第1タイプ信号を伝送するための第1タイプ時間−周波数リソースとして使用されてよく、1つ以上の同期信号ブロックは、第2タイプ信号を伝送するための第2タイプ時間−周波数リソースとして使用されてよい。
本出願において、同期信号パルスは、複数の同期信号ブロックを含んでよい。複数の同期信号ブロックは、時間領域において、連続していることもあるし、又は、連続していないこともある。任意的に、同期信号パルスの継続時間は、時間間隔の継続時間であってもよい。任意的に、同期信号パルスの継続時間は、第1タイプ信号を伝送するために使用される、時間間隔における時間ユニットの継続時間の合計であってもよい。
本出願において、同期信号パルスセットは、複数の同期信号パルスを含んでよい。複数の同期信号パルスは、時間領域において、連続していることもあるし、又は、連続していないこともある。任意的に、同期信号パルスセットの継続時間は、時間間隔の継続時間であってもよい。任意的に、同期信号パルスセットの継続時間は、第1タイプ信号を伝送するために使用される、時間間隔における時間ユニットの継続時間の合計であってもよい。
本出願において、事前の合意は、例えば、通信規格(第3世代パートナーシッププロジェクト3GPPの通信規格等)における事前の合意等、受信ノード及び送信ノードがインタラクションなく知ることができる事項である。時として、「事前」は、「前もって」と表現されることもある。
本出願において、時間間隔における第1時間ユニットの量は、第1時間ユニット量と簡潔に呼ばれることがあり、時間間隔における第2時間ユニットの量は、第2時間ユニット量と簡潔に呼ばれることがある。
本出願の一実施形態に従った伝送方法は、図1に示されている無線通信システムにおいて使用されてよい。図1に示されているように、無線通信システムは、基地局B200及び端末T100を含む。基地局B200は、異なる空間リソース(B1又はB2等)を使用することによって、端末T100と通信することができる。例えば、基地局B200は、異なる空間リソースを使用することによって、端末T100に第1タイプ信号を送信することができる。無線通信システムは、LTE(Long Term Evolution、ロングタームエボリューション)システム等の4G通信システム、NR(new radio、new air)システム等の5G通信システム、又は、複数の通信技術を統合した通信システム(例えば、LTE技術とNR技術とを統合した通信システム)であってよい。無線通信システムに対応する時間領域構造については、図3における時間領域構造を参照されたい。この方法において、基地局B200は、送信ノードとみなされてよく、端末T100は、受信ノードとみなされてよい。送信ノード及び受信ノードにより具体的に示されるデバイスは、異なるネットワーク又は適用シナリオによって変わり得る。
端末T100は、無線通信機能を有するデバイスであり、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、コンピューティングデバイス、無線モデムに接続される別の処理デバイス等であってよい。端末は、ユーザ機器、移動局、加入者ユニット、局、セルラ電話機、パーソナルデジタルアシスタント、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話機、又は無線ローカルループ局等、異なるネットワークにおいて異なる名称を有することがある。
端末T100の概略構造図が、図4に示され得る。説明しやすくするために、図4は、端末の主要なコンポーネントだけを示している。図4に示されているように、端末T100は、プロセッサ、メモリ、無線周波数回路、アンテナ、及び入力/出力装置を含む。プロセッサは、主に、通信プロトコル及び通信データを処理し、ユーザ機器全体を制御し、ソフトウェアプログラムを実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理するよう構成されている。メモリは、主に、ソフトウェアプログラム及びデータを記憶するよう構成されている。無線周波数回路は、主に、ベースバンド信号と無線周波数信号との間の変換を実行し、無線周波数信号を処理するよう構成されている。アンテナは、主に、電磁波形態の無線周波数信号を受信及び送信するよう構成されている。タッチスクリーン、ディスプレイスクリーン、又はキーボード等の入力/出力装置は、主に、ユーザにより入力されたデータを受け取り、ユーザにデータを出力するよう構成されている。いくつかのタイプの端末は、入力/出力装置を有しない。
端末が電源オンされた後、プロセッサは、記憶ユニット内のソフトウェアプログラムを読み出し、ソフトウェアプログラムの命令を解釈して実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理することができる。データが無線で送信される必要があるとき、プロセッサは、送信されるべきデータに対してベースバンド処理を実行し、次いで、ベースバンド信号を無線周波数回路に出力する。無線周波数回路は、ベースバンド信号に対して無線周波数処理を実行し、次いで、アンテナを使用することによって、電磁波形態の無線周波数信号を送信する。データがユーザ機器に送信されたとき、無線周波数回路は、アンテナを使用することによって、無線周波数信号を受信し、無線周波数信号をベースバンド信号に変換し、ベースバンド信号をプロセッサに出力する。プロセッサは、ベースバンド信号をデータに変換し、データを処理する。
当業者は、説明しやすくするために、図4が1つのメモリ及び1つのプロセッサだけを示していることを理解するであろう。実際のユーザ機器において、複数のプロセッサ及びメモリが存在してもよい。メモリは、記憶媒体、記憶デバイス等と呼ばれることもある。これは、本出願のこの実施形態において限定されない。
任意的実装において、プロセッサは、ベースバンドプロセッサ及び中央処理ユニットを含んでもよい。ベースバンドプロセッサは、主に、通信プロトコル及び通信データを処理するよう構成されている。中央処理ユニットは、主に、ユーザ機器全体を制御し、ソフトウェアプログラムを実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理するよう構成されている。ベースバンドプロセッサ及び中央処理ユニットの機能は、図4におけるプロセッサに統合される。当業者は、ベースバンドプロセッサ及び中央処理ユニットが、代替的に、独立したプロセッサであってもよく、バス又は他の技術を使用することによって、接続されてもよいことを理解するであろう。当業者は、端末が、異なるネットワーク規格に適応するために複数のベースバンドプロセッサを含んでもよいことを理解するであろう。当業者は、端末が、端末の処理能力を高めるために複数の中央処理ユニットを含んでもよいことを理解するであろう。
当業者は、端末の様々なコンポーネントが、様々なバスを使用することによって接続されてもよいことを理解するであろう。
当業者は、ベースバンドプロセッサが、ベースバンド処理回路又はベースバンド処理チップと表現されることもあることを理解するであろう。
当業者は、中央処理ユニットが、中央処理回路又は中央処理チップと表現されることもあることを理解するであろう。
当業者は、通信プロトコル及び通信データを処理する機能が、プロセッサに組み込まれることもあるし、又は、ソフトウェアプログラムの形態で記憶ユニットに記憶されることもあり、プロセッサが、ソフトウェアプログラムを実行して、ベースバンド処理機能を実施することを理解するであろう。
例えば、本出願のこの実施形態において、受信及び送信機能を有するアンテナ、及び無線周波数回路は、端末のトランシーバユニットとみなされてよく、処理機能を有するプロセッサは、端末の処理ユニットとみなされてよい。図4に示されているように、端末T100は、トランシーバユニット101及び処理ユニット102を含む。トランシーバユニットは、送受信機、トランシーバ、トランシーバ装置等と呼ばれることもある。処理ユニットは、プロセッサ、処理ボード、処理モジュール、処理装置等と呼ばれることもある。任意的に、トランシーバユニット101内にあり、受信機能を実施するよう構成されているコンポーネントは、受信ユニットとみなされてもよく、トランシーバユニット101内にあり、送信機能を実施するよう構成されているコンポーネントは、送信ユニットとみなされてもよい。換言すれば、トランシーバユニット101は、受信ユニット及び送信ユニットを含む。例えば、受信ユニットは、受信機、レシーバ、受信回路等と呼ばれることもあり、送信ユニットは、送信機、トランスミッタ、送信回路等と呼ばれることもある。
基地局B200は、基地局デバイスと呼ばれることもあり、無線通信機能を提供するために無線アクセスネットワークにおいて配置されるデバイスである。例えば、LTEネットワークにおける基地局は、進化型ノードB(進化型NodeB、eNB、又はeNodeB)と呼ばれ、NRネットワークにおける基地局は、TRP(transmission reception point、送信受信ポイント)又はgNB(generation NodeB、next generation NodeB)と呼ばれる。基地局B200の構造が図5に示されている。図5に示されている基地局B200は、分離型基地局であってよい。例えば、アンテナ(antennas)、リモート無線ユニット(remote radio unit、RRU)、及びベースバンドユニット(baseband unit、BBU)を含む分散型基地局が、図5の左側に示されている。代替的に、図5に示されている基地局は、図5の右側に示されているスモールセル(small cell)等、統合型基地局であってもよい。概して、基地局は、部分201及び部分202を含む。部分201は、主に、無線周波数信号を受信及び送信し、無線周波数信号とベースバンド信号との間の変換を実行するよう構成されている。部分202は、主に、ベースバンド処理を実行すること、基地局を制御すること等を行うよう構成されている。部分201は、通常、トランシーバユニット、送受信機、トランシーバ回路、トランシーバ等と呼ばれることがある。部分202は、通常、処理ユニットと呼ばれることがある。部分202は、通常、基地局の制御センターである。
図5に示されているように、任意的実装において、部分201は、アンテナ及び無線周波数ユニットを含んでもよい。無線周波数ユニットは、主に、無線周波数処理を実行するよう構成されている。任意的に、部分201において、受信機能を実施するよう構成されているコンポーネントは、受信ユニットとみなされてもよく、送信機能を実施するよう構成されているコンポーネントは、送信ユニットとみなされてもよい。換言すれば、部分201は、受信ユニット及び送信ユニットを含む。例えば、受信ユニットは、受信機、レシーバ、受信回路等と呼ばれることもあり、送信ユニットは、送信機、トランスミッタ、送信回路等と呼ばれることもある。
図5に示されているように、任意的実装において、部分202は、1つ以上のボードを含んでもよい。各ボードは、プロセッサ及びメモリを含んでよい。プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み出して実行し、ベースバンド処理機能を実施し、基地局を制御するよう構成されている。複数のボードが存在する場合、これらのボードは、処理能力を高めるために相互接続され得る。
別の任意的実装において、システムオンチップ(英語:System-on-chip、略してSoC)技術が発展しているので、部分202及び部分201の機能は、SoC技術を使用することによって、実装されてもよい、すなわち、基地局機能チップを使用することによって、実装されてもよい。プロセッサ、メモリ、及びアンテナ等のコンポーネントは、基地局機能チップに統合される。メモリは、基地局の関連する機能のプログラムを記憶し、プロセッサは、プログラムを実行して、基地局の関連する機能を実施する。
以下は、端末T100及び基地局B200を参照して、本出願の一実施形態に従った通信方法を説明する。図6は、本出願の一実施形態に従った伝送方法を示している。図6における送信ノードの構造については、基地局B200の構造を参照されたい。受信ノードの構造については、端末T100の構造を参照されたい。図6における関連する例が、図3における時間領域構造を参照して説明される。
図6に示されているように、このプロセスは、以下のステップを含む。
S110.送信ノードは、同期信号を送信する。
任意的実装において、基地局B200のプロセッサ202が、トランシーバ201を使用することによって、同期信号を送信するよう構成されてもよい。端末T100のプロセッサ102が、トランシーバ101を使用することによって、同期信号を受信するよう構成されてもよい。
S120.受信ノードは、同期信号に基づいて、同期信号に対応する時間ユニットの、時間間隔における位置を得る。
任意的実装において、端末T100のプロセッサ102が、同期信号に基づいて、同期信号に対応する時間ユニットの、時間間隔における位置を得るよう構成されてもよい。
例えば、送信ノードは、各時間間隔における最初のユニット及び2番目の時間ユニットにおいて同期信号を周期的に送信する。最初の時間ユニットにおける同期信号は、インデックス#0を運び、2番目の時間ユニットにおける同期信号は、インデックス#1を運ぶ。例えば、図7に示されているように、インデックス#0を運ぶ同期信号は、TR1のTU10において伝送され、インデックス#1を運ぶ同期信号は、TR1のTU11において伝送され、インデックス#0を運ぶ同期信号は、TR2のTU20において伝送され、インデックス#1を運ぶ同期信号は、TR2のTU21において伝送される。
例えば、受信ノードにより受信された同期信号がインデックス#1を運んでいる場合、同期信号が配置されている時間ユニットが、時間間隔における2番目の時間ユニットであることが知られ得る。
S130.受信ノードは、時間ユニットの位置に基づいて、時間間隔の開始位置を決定する。
任意的実装において、端末T100のプロセッサ102が、時間ユニットの位置に基づいて、時間間隔の開始位置を決定するよう構成されてもよい。
受信ノードは、時間間隔の周期ルールに基づいて、各時間間隔の開始位置を知ることができる。
例えば、受信ノードは、同期信号が配置されている時間ユニットが、時間間隔における2番目の時間ユニットであることを知り、時間間隔の開始位置は、1時間ユニット前方にシフトすることによって、得られ得る。このようにして、受信ノードは、TR0、TR1、及びTR2の開始位置を知ることができる。
別の例では、送信ノードは、TR1のTU13において同期信号を送信し、受信ノードは、同期信号を使用することによって、同期信号がTU13におけるものであることを知ることができる。この場合、受信ノードは、3時間ユニット前方にシフトすることによって、TR1の開始位置を得ることができる。TR2とTR1とは周期的に割り振られる。したがって、受信ノードは、TR2の開始位置も知ることができる。
前述の同期動作を使用することによって、受信ノードは、異なる時間間隔の開始位置及び異なる時間ユニットの開始位置を知ることができる。S140及びS150を使用することによって、受信ノードは、時間間隔における第2時間ユニットの位置を知ることができるので、時間間隔における伝送リソースを完全に利用することができ、それにより、伝送効率を向上させることができる。
S140.受信ノードは、時間間隔における第2タイプ信号に対応する時間ユニット情報を得る。
任意的実装において、端末T100のプロセッサ102が、時間間隔における第2タイプ信号に対応する時間ユニット情報を得るよう構成されてもよい。
S140において、送信ノードは、時間ユニット情報を明示的に又は暗示的に送信することができる。任意的実装において、基地局B200のプロセッサ202が、トランシーバ201を使用することによって、時間ユニット情報を明示的に又は暗示的に送信するよう構成されてもよい。時間ユニット情報を明示的に送信することは、情報要素、フィールド、又はビットを運ぶことによって、時間ユニット情報を送信することである。時間ユニット情報を暗示的に送信することは、リソースの時間領域位置又は周波数領域位置等の情報のタイプに対応する伝送リソースの属性を使用することによって、時間ユニット情報を示すことである。例えば、第2時間ユニットの開始位置は、時間領域における下りリンク制御情報の開始位置を使用することによって、示される。
時間ユニット情報は、時間間隔における第2時間ユニットの位置を知るために使用されてよい。
例えば、時間間隔における第2時間ユニットの位置が、通信規格により指定される場合、第2時間ユニットの位置情報は、受信ノード上で予め構成されてもよく、受信ノードは、時間ユニット情報をローカルで得ることができる。
別の例では、通信規格が、第1時間ユニットを除く時間間隔における全ての時間ユニットが第2時間ユニットであることを指定する場合、第2時間ユニットの位置は、時間間隔における第1時間ユニットの位置に基づいて知られ得る。時間間隔における第1時間ユニットの位置は、時間ユニット情報として使用されてよい。
任意的に、この方法は、S135:送信ノードが構成情報を受信ノードに送信すること、をさらに含んでもよい。任意的実装において、基地局B200のプロセッサ202が、トランシーバ201を使用することによって、構成情報を端末T100に送信するよう構成されてもよい。端末T100のプロセッサ102が、トランシーバ101を使用することによって、構成情報を受信するよう構成されてもよい。受信ノードは、時間ユニット情報を構成情報と組み合わせて使用することによって、時間間隔における第2時間ユニットの位置を知ることができる。任意的に、構成情報は、予め定められてもよい。
S150.受信ノード及び送信ノードは、時間ユニット情報に対応する1つ以上の第2時間ユニットにおいて、第2タイプ信号を送信する、すなわち、第2タイプ時間−周波数リソース上で第2タイプ信号を送信する。
任意的実装において、基地局B200のプロセッサ202が、トランシーバ201を使用することによって、時間ユニット情報に対応する1つ以上の第2時間ユニットにおいて、端末T100とともに、第2タイプ信号を送信するよう構成されてもよい。端末T100のプロセッサ102が、トランシーバ101を使用することによって、時間ユニット情報に対応する1つ以上の第2時間ユニットにおいて、基地局B200とともに、第2タイプ信号を送信するよう構成されてもよい。
時間間隔における第2時間ユニットは、時間ユニット情報を使用することによって得られ得る。したがって、時間ユニット情報と第2時間ユニットとの間の対応付けが存在するとみなされる。
例えば、受信ノードは、通信規格の規定に基づいて、第2タイプ信号を送信することができる。例えば、制御チャネル信号は、最初の第2時間ユニットにおいて送信されてよく、データチャネル信号は、後続の第2時間ユニットにおいて送信されてよい。
例えば、図8に示されているように、時間間隔はTR2であり、時間ユニット情報はTU22及びTU24を示す。受信ノードは、TU22及びTU24において第2タイプ信号を受信する。
伝送効率を向上させるのを助けるために、S140及びS150を使用することによって、時間間隔における第1タイプ信号及び第2タイプ信号の伝送を動的に計画することができる。
以下のステップにおいて、第2タイプ信号は、伝送効率をさらに向上させるために、第1タイプ信号又は第2タイプ信号を伝送するために使用される元々の周波数領域リソース以外の周波数領域リソース上で伝送されてよい。第1タイプ信号及び第2タイプ信号のために使用される元々の周波数領域リソース以外の周波数領域リソースは、帯域外リソースと呼ばれることがある。
S160.送信ノードは、周波数領域指示情報を受信ノードに送信する。
任意的実装において、基地局B200のプロセッサ202が、トランシーバ201を使用することによって、周波数領域指示情報を受信ノードに送信するよう構成されてもよい。端末T100のプロセッサ102が、トランシーバ101を使用することによって、周波数領域指示情報を受信するよう構成されてもよい。
任意的に、周波数領域指示情報は、帯域外リソースを使用することによって、第2時間ユニットにおいて第2タイプ信号を送信するように指示するために使用される。
任意的に、周波数領域指示情報は、帯域外リソースを使用することによって、第1時間ユニットにおいて第2タイプ信号を送信するように指示するために使用される。
任意的に、周波数領域指示情報は、帯域外リソースを使用することによって、第1時間ユニット及び第2時間ユニットにおいて第2タイプ信号を送信するように指示するために使用される。
任意的に、周波数領域指示情報は、帯域外リソースを使用することによって、第2タイプ信号を送信するように指示するために使用される。第2タイプ信号が、第1時間ユニット、第2時間ユニット、第1時間ユニット及び第2時間ユニット、又は、時間間隔全体における帯域外リソースを使用することによって、送信されることは、事前に合意されてもよい。
任意的に、周波数領域における帯域外リソースの位置が、周波数領域指示情報又は周波数領域指示情報の一部として使用されてもよい。
S170.受信ノード及び送信ノードは、元々の周波数領域リソース上で、第2時間ユニットにおいて、第2タイプ信号を送信し、時間領域指示情報により示される時間領域リソース及び周波数領域リソース上で第2タイプ信号を送信する。
任意的実装において、基地局B200のプロセッサ202が、トランシーバ201を使用することによって、元々の周波数領域リソース上で、第2時間ユニットにおいて、端末T100とともに、第2タイプ信号を送信し、時間領域指示情報により示される時間領域リソース及び周波数領域リソース上で第2タイプ信号を送信するよう構成されてもよい。端末T100のプロセッサ102が、トランシーバ101を使用することによって、元々の周波数領域リソース上で、第2時間ユニットにおいて、基地局B200とともに、第2タイプ信号を送信し、時間領域指示情報により示される時間領域リソース及び周波数領域リソース上で第2タイプ信号を送信するよう構成されてもよい。
任意的に、送信ノードは、第1時間ユニットにおいて第1タイプ信号を送信してもよい。
任意的に、周波数領域指示情報を送信する送信ノードと、受信ノードとともに第2タイプ信号を送信する送信ノードと、は、異なるノード又は同じノードであってもよい。
例えば、図9に示されているように、第2タイプ信号が、帯域外リソースを使用することによって、第1時間ユニットにおいて送信されないとき、送信ノードは、第1タイプ信号の送信に対して、電力ブースティング(power boosting)を実行して、電力を増大させることができ、それにより、第1タイプ信号のカバレッジエリアを拡大することができる。第2タイプ信号が、帯域外リソースを使用することによって送信されるとき、伝送効率を向上させることができる。
時間ユニット情報に対応する1つ以上の第2時間ユニットは、時間ユニット情報を使用することによって直接的に又は間接的に決定され得る1つ以上の第2時間ユニットである。換言すれば、時間ユニット情報は、1つ以上の第2時間ユニットを直接的に又は間接的に決定するために使用され得る情報である。時間ユニット情報は、事前に合意されることもあるし、送信ノードから受信されることもあるし、又は、受信ノードにより検出されることもある。
第1任意的設計において、第2時間ユニットのインデックスが、時間ユニット情報又は時間ユニット情報の一部として使用されてもよい。時間間隔における第2時間ユニットの位置は、インデックスを使用することによって知られ得る。インデックスは、シリアル番号又は識別子と呼ばれることもある。任意的に、インデックスは、時間ユニットを単位とするインデックスであってもよい。例えば、インデックスは、時間間隔においてそのインデックスが2及び4である時間ユニットが、第2時間ユニットであることを示す、2及び4であってもよい。例えば、TR1のTU12及びTU14は、第2時間ユニットである。別の例では、TR2のTU22及びTU24は、第2時間ユニットである。任意的に、インデックスは、シンボルを単位とするインデックスであってもよい。例えば、各時間ユニットは、2シンボルを占有する。この場合、インデックスは、時間間隔においてそのインデックスが4及び8であるシンボルを占有する時間ユニットが、第2時間ユニットであることを示す、4及び8であってもよい。例えば、TR1においてそのインデックスが4及び8であるシンボルを占有する時間ユニットが、TU12及びTU14である場合、TU12及びTU14は、第2時間ユニットである。別の例では、TR2においてそのインデックスが4及び8であるシンボルを占有する時間ユニットが、TU22及びTU24である場合、TU22及びTU24は、第2時間ユニットである。任意的に、インデックスは、別の時間測定ユニットを単位とするインデックス、例えば、タイムスロットを単位とするインデックス又はミニスロットを単位とするインデックス、であってもよい。これは、ここでは列挙されない。第2時間ユニットの位置は、時間ユニット情報を使用することによって、直接的に決定されてよく、したがって、実装は比較的単純である。この設計において、時間ユニット情報は、送信ノードにより、受信ノードに送信され得る。当業者は、第2時間ユニットのインデックスが、時間間隔における第2時間ユニットの量と、第2時間ユニットの割り振りルールと、を具現化することを知るはずである。
第2任意的設計において、第2時間ユニットのビットマップ(bitmap)が、時間ユニット情報又は時間ユニット情報の一部として使用されてもよい。ビットマップは、どの時間ユニットが第2時間ユニットであるかを知るために使用されてよい。任意的に、ビットマップにおける各ビットは、1つの時間ユニットを表す。例えば、ビットマップは001010であり、1は、第2時間ユニットを示すために使用される。この場合、001010は、時間間隔における3番目の時間ユニット及び5番目の時間ユニットが、第2時間ユニットであることを示す。例えば、TR1のTU12及びTU14は、第2時間ユニットであり、TR2のTU22及びTU24は、第2時間ユニットである。任意的に、ビットマップは、シンボルを単位とするインデックスであってもよい。例えば、ビットマップは、シンボル4及び5を占有する時間ユニットとシンボル8及び9を占有する時間ユニットとが、第2時間ユニットであることを示す、000011001100であってもよい。例えば、TR1のTU12及びTU14は、第2時間ユニットであり、TR2のTU22及びTU24は、第2時間ユニットである。前述の例において、時間ユニットにより占有される2つのシンボルに対応する2つのビットが両方とも1であるとき、時間ユニットは、第2時間ユニットとみなされる。任意的に、時間ユニットにより占有される複数のシンボルに対応する複数のビットにおける任意の量のビットが1であるとき、時間ユニットは、第2時間ユニットとみなされてもよい。ビットマップにおいて、0又は1のどちらが第2時間ユニットを示すために使用されるかは、要件に応じて合意され得る。任意的に、ビットマップは、別の時間測定ユニットを単位とするビットマップ、例えば、タイムスロットを単位とするビットマップ又はミニスロットを単位とするビットマップ、であってもよい。これは、ここでは列挙されない。第2時間ユニットの位置は、時間ユニット情報を使用することによって、直接的に決定されてよく、したがって、実装は比較的単純である。この設計において、時間ユニット情報は、送信ノードにより、受信ノードに送信され得る。当業者は、第2時間ユニットのビットマップが、時間間隔における第2時間ユニットの量と、第2時間ユニットの割り振りルールと、1つの時間間隔における時間ユニットの総量と、を具現化することを知るはずである。
第3任意的設計において、第2時間ユニットインジケータ(indicator)が、時間ユニット情報又は時間ユニット情報の一部として使用されてもよい。この設計において、受信ノードは、第2時間ユニットの複数の時間領域構成を記憶する。時間領域構成は、どの時間ユニットが第2時間ユニットであるかを知るために使用されてよい。時間領域構成の表現形式は、第2時間ユニットのインデックス、第2時間ユニットのビットマップ、又は、第2時間ユニットの位置を得るために使用され得る他の情報であってよい。ビットマップが、一例として使用される。受信ノードは、表1にリストされているように、複数のビットマップ情報を記憶する。第2時間ユニットインジケータを受信した後、受信ノードは、第2時間ユニットインジケータに対応する、第2時間領域の時間領域構成を得ることができる、すなわち、第2時間ユニットの位置を知ることができる。例えば、第2時間ユニットインジケータ1を受信したとき、受信ノードは、110011000011を得て、最初の時間ユニット、3番目の時間ユニット、及び6番目の時間ユニット、例えば、TR1のTU10、TU12、及びTU15、別の例では、TR2のTU20、TU22、及びTU25が、第2時間ユニットであることを知ることができる。
受信ノードに記憶される第2時間ユニットの複数の時間領域構成は、事前に合意されることもあるし、又は、送信ノードにより、受信ノードに事前に送信されることもある。第2時間ユニットの時間領域構成は、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。この設計において、時間ユニット情報は、送信ノードにより、受信ノードに送信され得る。第2時間ユニットの時間領域構成は、受信ノードに記憶され、第2時間ユニットインジケータは、第2時間ユニットの対応する時間領域構成を示すために使用されるので、受信ノード及び送信ノードのエアインタフェースリソースの消費を低減させることができ、第2時間ユニットの位置を直接的に決定することができる。実装は比較的単純である。
第4任意的設計において、第2時間ユニットの量が、時間ユニット情報又は時間ユニット情報の一部として使用されてもよい。第2時間ユニットの位置は、第2時間ユニットの量、時間間隔に含まれる時間ユニットの総量、及び第2時間ユニットの割り振りルールを使用することによって、知られ得る。例えば、TR1に含まれる時間ユニットの総量が6であり、第2時間ユニットの量が2であり、第2時間ユニットの割り振りルールが、第2時間ユニットが時間間隔の終わりに配置される必要があることである場合、受信ノードは、TU14及びTU15が第2時間ユニットであることを知ることができる。あるいは、割り振りルールが、第2時間ユニットが時間間隔の終わりに配置される必要があること、及び、第2時間ユニットのうちの任意の2つが1つの時間ユニットにより分離される必要があること、である場合、受信ノードは、TU15及びTU13が第2時間ユニットであることを知ることができる。第2時間ユニットの割り振りルールは、実際の場合に応じて策定されてよい。これは、本出願のこの実施形態において限定されない。時間間隔に含まれる時間ユニットの総量は、送信ノードにより、受信ノードに事前に送信されることもあるし、又は、事前に合意されることもある。時間間隔に含まれる時間ユニットの総量は、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。第2時間ユニットの割り振りルールは、送信ノードにより、受信ノードに事前に送信されることもあるし、又は、事前に合意されることもある。第2時間ユニットの割り振りルールは、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。
任意的に、本出願において、時間間隔に含まれる時間ユニットの総量は、時間間隔の継続時間及び時間ユニットの継続時間を使用することによって、得られてもよい。「第2時間ユニットの位置が、第2時間ユニットの量、時間間隔に含まれる時間ユニットの総量、及び第2時間ユニットの割り振りルールを使用することによって、知られ得る」ことは、「第2時間ユニットの位置が、第2時間ユニットの量、時間間隔の継続時間、時間ユニットの継続時間、及び第2時間ユニットの割り振りルールを使用することによって、知られ得る」ことと同等であり得る。異なる時間測定ユニットが、継続時間のために使用されてよい。例えば、時間間隔の継続時間は、14シンボルであり、時間ユニットの継続時間は、2シンボルである。この場合、時間間隔に含まれる時間ユニットの総量は、7である。別の例では、時間間隔の継続時間は、4ミニスロットであり、時間ユニットの継続時間は、1ミニスロットである。この場合、時間間隔に含まれる時間ユニットの総量は、4である。このように、時間ユニットは、時間領域において連続している。別の場合には、時間ユニットは、時間領域において連続していない。時間間隔に含まれる時間ユニットの総量を得るために使用される情報は、時間間隔の継続時間、時間ユニットの継続時間、及び時間ユニット間の間隔の継続時間であってよい。例えば、時間間隔の継続時間は、14シンボルであり、時間ユニットの継続時間は、2シンボルであり、時間ユニット間の間隔の継続時間は、1シンボルである。この場合、含まれる時間ユニットの総量は、5である。時間間隔の継続時間は、事前に合意されることもあるし、又は、送信ノードにより、受信ノードに送信されることもある。時間間隔の継続時間は、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。時間ユニットの継続時間は、事前に合意されることもあるし、又は、送信ノードにより、受信ノードに送信されることもある。時間ユニットの継続時間は、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。時間ユニット間の間隔の継続時間は、事前に合意されることもあるし、又は、送信ノードにより、受信ノードに送信されることもある。時間ユニット間の間隔の継続時間は、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。
第5任意的設計において、時間間隔における第1時間ユニットの量を示すために使用される情報が、時間ユニット情報又は時間ユニット情報の一部として使用されてもよい。
第1任意的方式において、時間間隔における第1時間ユニットの量を示すために使用される情報は、時間間隔における第1時間ユニットの量であってもよい。
任意的に、第2時間ユニットの量は、第1時間ユニットの量、時間間隔に含まれる時間ユニットの総量、及び第2時間ユニットの割り振りルールを使用することによって、得られてもよく、第2時間ユニットの位置は、第4設計を使用することによって、知られてもよい。第1時間ユニットの量と第2時間ユニットの量との合計は、時間間隔に含まれる時間ユニットの総量以下であり得る。例えば、時間間隔に含まれる時間ユニットの総量は、7であり、第1時間ユニットの量は、3であり、残りの全ての時間ユニットは、第2時間ユニットの割り振りルールに従って、第2時間ユニットである。この場合、第2時間ユニットの量は、4である。別の例では、時間間隔に含まれる時間ユニットの総量は、7であり、第1時間ユニットの量は、3であり、1つの時間ユニットは、第2時間ユニットの割り振りルールに従って、他の目的のために予約される必要がある。この場合、第2時間ユニットの量は、3である。前述の設計と同様に、第2時間ユニットの割り振りルールは、事前に合意されることもあるし、又は、送信ノードにより、受信ノードに送信されることもある。第2時間ユニットの割り振りルールは、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。第2時間ユニットの割り振りルールは、要件に応じて策定されてよく、ここでは限定されない。時間間隔に含まれる時間ユニットの総量は、事前に合意されることもあるし、又は、送信ノードにより、受信ノードに送信されることもある。時間間隔に含まれる時間ユニットの総量は、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。
任意的に、第1時間ユニットの位置は、第1時間ユニットの量、時間間隔に含まれる時間ユニットの総量、及び第1時間ユニットの割り振りルールを使用することによって、知られてもよく、第2時間ユニットの位置は、第1時間ユニットの位置を使用することによって、知られてもよい。例えば、時間間隔において合計7つの時間ユニットが存在し、第1時間ユニットの位置は、最初の時間ユニット、3番目の時間ユニット、5番目の時間ユニット、及び7番目の時間ユニットである。この場合、第2時間ユニットの位置は、2番目の時間ユニット、4番目の時間ユニット、及び6番目の時間ユニットとすることができる。第1時間ユニットの量、時間間隔に含まれる時間ユニットの総量、第1時間ユニットの割り振りルールを使用することによって、第1時間ユニットの位置をどのように得るかについては、第4任意的設計における第2時間ユニットの位置を知るための方法を参照されたい。第1時間ユニットの位置を得るための方法は、第4任意的設計における第2時間ユニットの量及び第2時間ユニットの割り振りルールを、第1時間ユニットの量及び第1時間ユニットの割り振りルールでそれぞれ置き換えることによって、同様に得られ得る。詳細は、ここでは再度説明されない。第1時間ユニットの割り振りルールは、要件に応じて策定されてよく、本出願のこの実施形態において限定されない。第1時間ユニットの割り振りルールは、事前に合意されることもあるし、送信ノードにより、受信ノードに送信されることもあるし、又は、第2時間ユニットの割り振りルールに従って得られることもある。第1時間ユニットの割り振りルールは、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。当業者は、第2時間ユニットの割り振りルールが、第1時間ユニットの割り振りルールを使用することによって、得られることもあることを知るであろう。例えば、第1時間ユニットの割り振りルールは、時間間隔における前の半分の時間ユニットが第1時間ユニットであることであり、この場合、第2時間ユニットの割り振りルールは、時間間隔における後の半分の時間ユニットが第2時間ユニットであることであろう。別の例では、第2時間ユニットの割り振りルールは、時間間隔における前の半分の時間ユニットが第2時間ユニットであり、この場合、第1時間ユニットの割り振りルールは、時間間隔における後の半分の時間ユニットが第1時間ユニットであることであろう。時間間隔に含まれる時間ユニットの総量は、事前に合意されることもあるし、又は、送信ノードにより、受信ノードに送信されることもある。時間間隔に含まれる時間ユニットの総量は、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。
上述の例において、第1時間ユニットの割り振りルール又は第2時間ユニットの割り振りルールでは、いくつかの時間ユニットが他の目的のために予約されるとみなされ得る。例えば、時間間隔において合計7つの時間ユニットが存在し、第1時間ユニットの位置は、最初の時間ユニット、3番目の時間ユニット、5番目の時間ユニット、及び7番目の時間ユニットであり、6番目の時間ユニットは、第2時間ユニットの割り振りルールに従って他の目的のために予約される必要がある。換言すれば、6番目の時間ユニットは、第2時間ユニットとして使用されない。この場合、第2時間ユニットの位置は、2番目の時間ユニット及び4番目の時間ユニットとすることができる。
第2任意的方式において、時間間隔における第1時間ユニットの量は、送信ノードのビームの量と、1つの第1時間ユニットに対応するビームの量と、を使用することによって、得られてもよい。送信ノードのビームの量は、送信ノードにより現在使用されているビームの量、受信ノードのために送信ノードにより使用されるビームの量、又は、送信ノードによりアクティブ化されるビームの量であってよい。例えば、送信ノードのビームの量Xは、4であり、1つの第1時間ユニットに対応するビームの量Yは、1である。この場合、時間間隔における第1時間ユニットの量は、(X/Y)×Nであり、ここで、N=1,2,3,...,(Nは正の整数)であり、X/Yは、X/Yが整数でないときには、要件に応じて、最も近い整数に切り上げられることもあるし又は切り下げられることもある。Nは、事前に合意されることもあるし、又は、送信ノードにより、受信ノードに送信されることもあり、Nは、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。送信ノードのビームの量は、事前に合意されることもあるし、又は、送信ノードにより、受信ノードに送信されることもある。送信ノードのビームの量は、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。1つの第1時間ユニットに対応するビームの量は、事前に合意されることもあるし、又は、送信ノードにより、受信ノードに送信されることもある。1つの第1時間ユニットに対応するビームの量は、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。このように、時間間隔における第1時間ユニットの量を示すために使用される情報は、送信ノードのビームの量、1つの第1時間ユニットに対応するビームの量、又は、送信ノードのビームの量及び1つの第1時間ユニットに対応するビームの量であってよい。
第3任意的方式において、時間間隔における第1時間ユニットの量は、複数の時間間隔における第1時間ユニットの総量及び複数の時間間隔の量を使用することによって、得られてもよい。例えば、5つの時間間隔が存在し、合計30個の第1時間ユニットが存在する。この場合、1つの時間間隔において6つの第1時間ユニットが存在する。前述の例において、時間間隔の各々は、同じ量の第1時間ユニットを含む。任意的に、時間間隔に含まれる第1時間ユニットの量は異なってもよい。例えば、第1時間ユニットの割り振りルールは、複数の時間間隔における最初の時間間隔における第1時間ユニットの量が、最後の時間間隔における第1時間ユニットの量よりも2多いことである。この場合、最初の時間間隔における第1時間ユニットの量は、7であり、最後の時間間隔における第1時間ユニットの量は、5であり、残りの時間間隔の各々における第1時間ユニットの量は、6である。複数の時間間隔の量は、送信ノードにより、受信ノードに送信されることもあるし、又は、事前に合意されることもある。複数の時間間隔の量は、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。複数の時間間隔における第1時間ユニットの量は、送信ノードにより、受信ノードに送信されることもあるし、又は、事前に合意されることもある。複数の時間間隔における第1時間ユニットの総量は、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。このように、時間間隔における第1時間ユニットの量を示すために使用される情報は、複数の時間間隔の量及び/又は複数の時間間隔における第1時間ユニットの総量であってよい。
第6任意的設計において、第1時間ユニットのインデックスが、時間ユニット情報又は時間ユニット情報の一部として使用されてもよい。
任意的に、時間間隔における第1時間ユニットの位置は、第1時間ユニットのインデックスを使用することによって、知られてもよく、時間間隔における第2時間ユニットの位置は、第2時間ユニットの割り振りルールに従って知られてもよい。例えば、TR1において、最初の時間ユニット及び2番目の時間ユニットは、第1時間ユニットであり、残りの全ての時間ユニットは、第2時間ユニットの割り振りルールに従って第2時間ユニットである。この場合、TU12、TU13、TU14、及びTU15が第2時間ユニットであることが知られ得る。第1時間ユニットのインデックスを使用することによって、時間間隔における第1時間ユニットの位置を得るための具体的な解決策は、第1任意的設計における第2時間ユニットを第1時間ユニットで置き換えることによって、得られ得る。詳細は、ここでは再度説明されない。
任意的に、第2時間ユニットのインデックスは、第1時間ユニットのインデックス及び第2時間ユニットの割り振りルールを使用することによって、知られてもよく、その結果、時間間隔における第2時間ユニットの位置が知られ得る。例えば、第1時間ユニットのインデックスは、1及び3であり、第2時間ユニットの割り振りルールに従うと、最初の第2時間ユニットは、最後の第1時間ユニットに隣接している必要があり、時間間隔は、可能な限り完全に占有される必要がある。この場合、第2時間ユニットのインデックスが4及び5であることが知られ得る。第2時間ユニットのインデックスに基づいて、時間間隔における第2時間ユニットの位置を得るための具体的な解決策については、第1任意的設計を参照されたい。
前述の設計と同様に、第2時間ユニットの割り振りルールは、送信ノードにより、受信ノードに事前に送信されることもあるし、又は、事前に合意されることもある。割り振りルールの内容は、実際の場合に応じて策定されてよい。第2時間ユニットの割り振りルールは、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。
第7任意的設計において、第1時間ユニットのビットマップが、時間ユニット情報又は時間ユニット情報の一部として使用されてもよい。
任意的に、時間間隔における第1時間ユニットの位置は、第1時間ユニットのビットマップを使用することによって、知られてもよく、時間間隔における第2時間ユニットの位置は、第2時間ユニットの割り振りルールに従って、知られてもよい。例えば、第1時間ユニットのビットマップは、101000であり、ここで、1は、第1時間ユニットを示すために使用され、第2時間ユニットの割り振りルールに従って、第2時間ユニットは、時間間隔を可能な限り完全に占有し、最後の第1時間ユニットの後に配置される必要がある。この場合、第2時間ユニットの位置は、4番目の時間ユニット、5番目の時間ユニット、及び6番目の時間ユニットとすることができる。第1時間ユニットのビットマップを使用することによって、時間間隔における第1時間ユニットの位置を得るための具体的な解決策は、第2任意的設計における第2時間ユニットを第1時間ユニットで置き換えることによって、得られ得る。詳細は、ここでは再度説明されない。
任意的に、第2時間ユニットのビットマップは、第1時間ユニットのビットマップ及び第2時間ユニットの割り振りルールを使用することによって、知られてもよく、その結果、時間間隔における第2時間ユニットの位置が知られ得る。例えば、第1時間ユニットのビットマップは、101000であり、第2時間ユニットは、第2時間ユニットの割り振りルールに従って、時間間隔を可能な限り完全に占有する。この場合、第2時間ユニットのビットマップは、010111であり、その結果、第2時間ユニットの位置が、2番目の時間ユニット、4番目の時間ユニット、5番目の時間ユニット、及び6番目の時間ユニットであることが知られ得る。第2時間ユニットのビットマップに基づいて、時間間隔における第2時間ユニットの位置を得るための具体的な解決策については、第2任意的設計を参照されたい。
前述の設計と同様に、第2時間ユニットの割り振りルールは、送信ノードにより、受信ノードに事前に送信されることもあるし、又は、事前に合意されることもある。割り振りルールの内容は、実際の場合に応じて策定されてよい。第2時間ユニットの割り振りルールは、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。
第8任意的設計において、第1時間ユニットインジケータが、時間ユニット情報又は時間ユニット情報の一部として使用されてもよい。
任意的に、第1時間ユニットの時間領域構成は、第1時間ユニットインジケータを使用することによって、得られてもよく、第1時間ユニットの位置は、第1時間ユニットの時間領域構成に基づいて知られてもよく、第2時間ユニットの位置は、第2時間ユニットの割り振りルールに従って知られてもよい。第1時間ユニットインジケータを使用することによって、第1時間ユニットの時間領域構成を得て、第1時間ユニットの時間領域構成に基づいて第1時間ユニットの位置を知るための具体的な解決策は、第3任意的設計における第2時間ユニットを第1時間ユニットで置き換えることによって、得られ得る。詳細は、ここでは再度説明されない。第1時間ユニットの位置及び第2時間ユニットの割り振りルールを使用することによって、第2時間ユニットの位置を知ることについては、第6任意的設計又は第7任意的設計における関連する内容を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明されない。
任意的に、第1時間ユニットの時間領域構成は、第1時間ユニットインジケータを使用することによって、得られてもよく、第2時間ユニットの時間領域構成は、第2時間ユニットの位置を知るために、第1時間ユニットの時間領域構成及び第2時間ユニットの割り振りルールに基づいて得られてもよい。第1時間ユニットインジケータを使用することによって、第1時間ユニットの時間領域構成を得るための具体的な解決策は、第3任意的設計における第2時間ユニットを第1時間ユニットで置き換えることによって、得られ得る。第1時間ユニットの時間領域構成及び第2時間ユニットの割り振りルールに基づいて、第2時間ユニットの時間領域構成を得ることについては、第6任意的設計又は第7任意的設計における関連する内容を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明されない。
第3任意的設計と同様に、時間領域構成は、前述のインデックス又はビットマップの形態であってよい。時間領域構成は、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。
第9任意的設計において、時間ユニット情報は、第2時間ユニットの開始位置、すなわち、1つ以上の第2時間ユニットにおける最初の第2時間ユニットの位置であってもよい。
任意的に、時間間隔における第2時間ユニットの位置は、第2時間ユニットの開始位置、時間間隔に含まれる時間ユニットの総量(又は時間間隔の終了位置)、及び第2時間ユニットの割り振りルールを使用することによって、知られてもよい。例えば、第2時間ユニットの開始位置は、TU13であり、時間間隔に含まれる時間ユニットの総量は、6であり、第2時間ユニットの割り振りルールは、時間間隔が可能な限り完全に占有されることである。この場合、第2時間ユニットの位置は、TU13、TU14、及びTU15である。別の例では、第2時間ユニットの開始位置は、TU13であり、時間間隔の終了位置は、TU15であり、第2時間ユニットの割り振りルールは、第2時間ユニットが、時間間隔を可能な限り完全に占有し、時間間隔における最後の時間ユニットではあり得ないことである。この場合、第2時間ユニットの位置は、TU13及びTU14である。時間間隔に含まれる時間ユニットの総量(又は時間間隔の終了位置)は、送信ノードにより、受信ノードに送信されることもあるし、又は、事前に合意されることもある。時間間隔に含まれる時間ユニットの総量(又は時間間隔の終了位置)は、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。第2時間ユニットの割り振りルールは、送信ノードにより、受信ノードに送信されることもあるし、又は、事前に合意されることもある。第2時間ユニットの割り振りルールは、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。
任意的に、時間間隔における第2時間ユニットの位置は、第2時間ユニットの開始位置、第2時間ユニットの量(又は、第2時間ユニットの終了位置、すなわち、1つ以上の第2時間ユニットにおける最後の第2時間ユニットの位置)、及び第2時間ユニットの割り振りルールを使用することによって、知られてもよい。例えば、第2時間ユニットの開始位置は、TU13であり、第2時間ユニットの量は、3であり、第2時間ユニットの割り振りルールは、第2時間ユニットが、時間領域において連続していることである。この場合、TU13、TU14、及びTU15が、第2時間ユニットである。別の例では、第2時間ユニットの開始位置は、TU13であり、第2時間ユニットの終了位置は、TU15であり、第2時間ユニットの割り振りルールは、第2時間ユニットが、時間領域において連続していることである。この場合、TU13、TU14、及びTU15が、第2時間ユニットである。第2時間ユニットの量(又は第2時間ユニットの終了位置)は、送信ノードにより、受信ノードに送信されることもあるし、又は、事前に合意されることもある。第2時間ユニットの量(又は第2時間ユニットの終了位置)は、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。第2時間ユニットの割り振りルールは、送信ノードにより、受信ノードに送信されることもあるし、又は、事前に合意されることもある。第2時間ユニットの割り振りルールは、構成情報又は構成情報の一部として使用されてよい。
任意的に、第2時間ユニットの開始位置は、検出を通じて得られてもよい。このように、制御情報は、時間間隔における最初の第2時間ユニットにおいて送信され、受信ノードが制御情報を検出する時間ユニットの位置は、時間間隔における第2時間ユニットの開始位置とみなされ得る。
当業者は、時間間隔において、第1時間ユニット及び第2時間ユニットの割り振りの複数の可能性が存在し得ることを知るはずである。これは、本出願のこの実施形態において限定されない。図10は、参考のために単にいくつかの可能性を記載している。
当業者は、前述の異なる設計が、異なるネットワーク要件に応じて、組み合わせられ、置き換えられ得ることを知るはずである。
前述の異なる設計において、時間ユニット情報は、構成情報又は構成情報の一部として使用されてもよい。
前述の異なる設計において、時間ユニット情報及び構成情報は、異なる方式で受信ノードに送信されることもあるし、又は、シグナリングの同じ部分において受信ノードに送信されることもある。例えば、時間ユニット情報又は構成情報は、ブロードキャスト情報、システムメッセージ、上位層シグナリング、又は下りリンク制御情報を使用することによる等の方式で送信されてよい。構成情報を送信する送信ノードと、受信ノードとともに第2タイプ信号を送信する送信ノードと、は、同じノードであることもあるし、又は、異なるノードであることもある。
本発明の実施形態において提供される伝送方法、受信ノード、及び送信ノードによれば、第1タイプ信号のために固定されたリソースを予約することによって生じるリソース浪費を回避し、伝送効率を向上させるために、第2タイプ信号を伝送するために使用され得る時間ユニットが動的に示され、時間間隔における時間領域リソースの割り当ては、第1タイプ信号の量によって変わり得る。加えて、信号伝送はよりフレキシブルである。
本出願において提供されるいくつかの実施形態において、開示されている装置及び方法は、他の方式で実施され得ることが理解されるべきである。例えば、説明された装置の実施形態は、単に例である。例えば、ユニット分割は、単に論理機能分割であり、実際の実装においては他の分割であってもよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは、別のシステムに結合又は統合されることもあるし、又は、いくつかの特徴は、無視されることもあるし又は実行されないこともある。加えて、表示又は説明された相互結合若しくは直接的結合又は通信接続は、いくつかのインタフェースを使用することによって、実現され得る。装置又はユニット間の間接的結合又は通信接続は、電気的な、機械的な、又は他の形態で実現され得る。
別個の部分として説明されているユニットは、物理的に分離していることも又はしていないこともあるし、ユニットとして表示されている部分は、物理ユニットであることも又はないこともあるし、1つの位置に配置されることもあるし、又は、複数のネットワークユニット上に分散されることもある。ユニットの一部又は全部は、実施形態の解決策の目的を達成するために、実際の要件に応じて選択され得る。
加えて、本出願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されることもあるし、又は、ユニットの各々は、物理的に単独で存在することもあるし、又は、少なくとも2つのユニットは、1つのユニットに統合される。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実現されることもあるし、又は、ハードウェアの形態に加えてソフトウェア機能ユニットで実現されることもある。
前述の統合されたユニットが、ソフトウェア機能ユニットの形態で実現されるとき、統合されたユニットは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてよい。ソフトウェア機能ユニットは、記憶媒体に記憶され、本出願の実施形態において説明された方法のステップの一部を実行するように、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス等であってよい)又はプロセッサ(processor)に指示するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、着脱可能なハードディスク、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、又は光ディスク等、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
便利で簡潔な説明を目的として、前述の機能モジュールの分割が、説明のための例として用いられていることが、当業者により明確に理解されるであろう。実際の用途において、前述の機能は、要件に応じて、実装のために異なる機能モジュールに割り当てられることがある。具体的には、装置の内部構造は、上述の機能の全部又は一部を実現するための異なる機能モジュールに分割される。前述の装置の詳細な動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照されたい。詳細は、ここでは再度説明されない。
当業者は、本明細書における第1、第2、及び様々な参照符号が、説明しやすくするための識別目的に過ぎず、本出願の実施形態の範囲を限定するために使用されるものではないことを理解するであろう。
当業者は、前述のプロセスのシーケンス番号が、本出願の様々な実施形態における実行シーケンスを意味するものではないことを理解するであろう。プロセスの実行シーケンスは、プロセスの機能及び内部ロジックに基づいて決定されるべきであり、本出願の実施形態の実施プロセスに対するいかなる制限としても解釈されるべきではない。
前述の実施形態の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はこれらの任意の組み合わせを使用することによって、実現され得る。ソフトウェアが、実施形態を実現するために使用されるとき、実施形態は、コンピュータプログラム製品の形態で完全に又は部分的に実現され得る。コンピュータプログラム製品は、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令が、コンピュータ上でロードされて実行されたとき、本発明の実施形態に従った手順又は機能が、全部又は部分的にもたらされる。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は別のプログラム可能な装置であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されることもあるし、又は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体から別のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に伝送されることもある。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンターから、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、又はデジタル加入者線(DSL))又は無線(例えば、赤外線、ラジオ、又はマイクロ波)方式で、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンターに伝送されることがある。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータによりアクセス可能な任意の使用可能な媒体、又は、1つ以上の使用可能な媒体を統合している、サーバ又はデータセンター等のデータ記憶デバイスであってよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、又は磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスク(Solid State Disk、SSD))等であってよい。
最後に、前述の実施形態は、本出願を限定するのではなく、本出願の技術的解決策を説明するように単に意図されていることに留意されるべきである。本出願が、前述の実施形態を参照して詳細に説明されているが、当業者は、それでも、本出願の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱することなく、前述の実施形態において説明された技術的解決策に対して変更を行うことができること、又は、それらの一部の又は全部の技術的特徴に対して均等な置換を行うことができることを理解するはずである。
この受信ノード、送信ノード、及び伝送方法は、時間間隔において信号を伝送するために使用されてよい。時間間隔は、1つ以上の第1時間ユニット及び1つ以上の第2時間ユニットを含む。1つ以上の第1時間ユニットは、第1タイプ時間−周波数リソースの時間領域リソースである。第1タイプ時間−周波数リソースは、第1タイプ信号を伝送するために使用される。第1時間ユニット量は、第1タイプ信号量と関連する。第1時間ユニット量は、異なる時間間隔によって変わる。なぜならば、第1時間ユニット量は、第1タイプ信号量と関連するからである。例えば、第1タイプ信号は、第1時間間隔において、2つのビーム上で送信される必要があり、この場合、2つの第1タイプ信号が第1時間間隔において送信される必要があるとみなされ得る。したがって、第1時間間隔において、2つの第1時間ユニットが存在し得る。第1タイプ信号は、第2時間間隔において、4つのビーム上で送信される必要があり、この場合、4つの第1タイプ信号が第2時間間隔において送信される必要があるとみなされ得る。したがって、第2時間間隔において、4つの第1時間ユニットが存在し得る。
当業者は、第1タイプ信号に分類される特定の信号及び第2タイプ信号に分類される特定の信号が、実際のネットワーク要件に基づいて分類され得ることを知るはずである。これは、本出願の実施形態において限定されない。
前述の実施形態の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はこれらの任意の組み合わせを使用することによって、実現され得る。ソフトウェアが、実施形態を実現するために使用されるとき、実施形態は、コンピュータプログラム製品の形態で完全に又は部分的に実現され得る。コンピュータプログラム製品は、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令が、コンピュータ上でロードされて実行されたとき、本出願の実施形態に従った手順又は機能が、全部又は部分的にもたらされる。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は別のプログラム可能な装置であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されることもあるし、又は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体から別のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に伝送されることもある。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンターから、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、又はデジタル加入者線(DSL))又は無線(例えば、赤外線、ラジオ、又はマイクロ波)方式で、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンターに伝送されることがある。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータによりアクセス可能な任意の使用可能な媒体、又は、1つ以上の使用可能な媒体を統合している、サーバ又はデータセンター等のデータ記憶デバイスであってよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、又は磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスク(Solid State Disk、SSD))等であってよい。