JP7349435B2 - 端末、送信方法、通信システム、及び基地局 - Google Patents

端末、送信方法、通信システム、及び基地局 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムにおけるユーザ装置及び送信方法に関連するものである。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、システム容量の更なる大容量化、データ伝送速度の更なる高速化、無線区間における更なる低遅延化等を実現するために、NR(New Radio)あるいは5Gと呼ばれる無線通信方式の検討が進んでいる(例えば非特許文献1)。NRでは、10Gbps以上のスループットを実現しつつ無線区間の遅延を1ms以下にするという要求条件を満たすために、様々な無線技術の検討が行われている。
NRでは、LTEと同様の低い周波数帯から、LTEよりも更に高い周波数帯までの幅広い周波数を使用することが想定されている。特に、高周波数帯では伝搬ロスが増大することから、それを補うために、ビームゲインの高いビームフォーミングを適用することが検討されている。ビームフォーミングを適用して信号を送信する場合、基地局又はユーザ装置は、ビーム探索(beam sweeping)等を行うことで、通信相手側で受信品質が良好になるように送信ビームの方向を決定することが考えられる。
3GPP TS 38.300 V15.0.0(2017-12) 3GPP TS 38.213 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.321 V15.2.0(2018-06)
NRにおいても、LTEでのランダムアクセス手順と同様のランダムアクセス手順が行われることが想定されている。しかし、上述したビームフォーミングを考慮する場合において、ユーザ装置がランダムアクセスプリアンブルの送信位置を正確に決定することができない可能性がある。
ビームフォーミングが実施される無線通信システムにおいて、ユーザ装置が正確にランダムアクセスプリアンブルの送信位置を決定することを可能とする技術が必要とされている。
本発明の一態様によれば、ランダムアクセス手順で用いる設定情報であって、同期信号のブロックを指定するSSBインデックス及びランダムアクセスプリアンブルを送信するための送信リソースの位置を指定するRACH occasionインデックスを示す設定情報、を基地局から受信する受信部と、前記設定情報により指定された前記SSBインデックス及び前記RACH occasionインデックスに基づき、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するための前記送信リソースの位置を決定する制御部と、前記制御部により決定された前記送信リソースの位置で前記ランダムアクセスプリアンブルを送信する送信部と、を備え、前記制御部は、送信リソースの第1の一巡の期間内においてPDCCH orderを受信した場合に、前記送信リソースの第1の一巡の期間の後の送信リソースの第2の一巡であって、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信に最初に使用可能な、送信リソースの第2の一巡、のうち、前記SSBインデックス及び前記RACH occasionインデックスに対応する位置を、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するための前記送信リソースの位置として決定する、端末が提供される。
本発明の実施例によれば、ビームフォーミングが実施される無線通信システムにおいて、ユーザ装置が正確にランダムアクセスプリアンブルの送信位置を決定することを可能とする技術が提供される
本実施の形態における通信システムの構成図である。 ランダムアクセス手順の例を示す図である。 ビームとRACHとの関係を示す図である。 ビームマネジメントの例を示す図である。 複数のPRACH occasionを1つのSS/PRBCHインデックスに対応付けた例を示す図である。 RACH occasion indexの割り当て方法の例を示す図である。 例1から例5のメッセージ1の送信位置を示す図である。 association cycleの例を示す図である。 動作例のシーケンスの一例を示す図である。 ユーザ装置10の機能構成の一例を示す図である。 基地局20の機能構成の一例を示す図である。 ユーザ装置10及び基地局20のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(本実施の形態)を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
以下の実施の形態における無線通信システムは基本的にNRに準拠することを想定しているが、それは一例であり、本実施の形態における無線通信システムはその一部又は全部において、NR以外の無線通信システム(例:LTE)に準拠していてもよい。
(システム全体構成)
図1に本実施の形態に係る無線通信システムの構成図を示す。本実施の形態に係る無線通信システムは、図1に示すように、ユーザ装置10、及び基地局20を含む。図1には、ユーザ装置10、及び基地局20が1つずつ示されているが、これは例であり、それぞれ複数であってもよい。
ユーザ装置10は、スマートフォン、携帯電話機、タブレット、ウェアラブル端末、M2M(Machine-to-Machine)用通信モジュール等の無線通信機能を備えた通信装置であり、基地局20に無線接続し、無線通信システムにより提供される各種通信サービスを利用する。基地局20は、1つ以上のセルを提供し、ユーザ装置10と無線通信する通信装置である。ユーザ装置10と基地局20はいずれも、ビームフォーミングを行って信号の送受信を行うことが可能である。また、ユーザ装置10をUEと称し、基地局20をeNBと称してもよい。
本実施の形態において、複信(Duplex)方式は、TDD(Time Division Duplex)方式でもよいし、FDD(Frequency Division Duplex)方式でもよい。
また、本実施の形態の説明において、ビームを用いて信号を送信することは、プリコーディングベクトルが乗算された(プリコーディングベクトルでプリコードされた)信号を送信することと同義である。また、ビームを用いて信号を送信することは、特定のアンテナポートで信号を送信することと表現されてもよい。アンテナポートとは、3GPPの規格で定義されている論理アンテナポートを指す。なお、ビームの形成方法は、上記の方法に限られるわけではない。例えば、複数アンテナ素子を備えるユーザ装置10及び複数アンテナ素子を備える基地局20において、それぞれのアンテナ素子の角度を変える方法を用いてもよいし、プリコーディングベクトルを用いる方法とアンテナ素子の角度を変える方法を組み合わせる方法を用いてもよいし、その他の方法を用いてもよい。
本実施の形態に係る技術は、NRのランダムアクセス、ビームフォーミング等に関わるものなので、まずは、無線通信システムにおけるこれらの動作例を説明する。
(ランダムアクセス手順等)
図2を参照して、本実施の形態におけるランダムアクセス手順の例を説明する。図2に示す手順を初期アクセスと呼んでもよい。
基地局20は、所定の周期でSS/PBCHブロック(SSBとも呼ぶ)を送信し、ユーザ装置10は当該SS/PBCHブロックを受信する(S11)。SS/PBCHブロックには、同期信号、初期アクセスに必要なシステム情報の一部(システムフレーム番号(SFN)、残りのシステム情報を読むために必要な情報、等)を含む。また、ユーザ装置10は、基地局20からRMSIを受信する(S12)。RMSIには、例えばLTEにおけるSIB1の情報が含まれる。
続いて、ユーザ装置10は、Message1(Msg1(=RA preamble))を送信する(S13)。
基地局20は、RA preambleを検出すると、その応答であるMessage2(Msg2(=RA response))をユーザ装置10に送信する(S14)。なお、以降の説明において、"Msg2"は、特に断らない限り、そのスケジューリングに使用するPDCCHと、実体情報を運ぶPSDCHを含むものとする。
RA responseを受信したユーザ装置10は、所定の情報を含むMessage3(Msg3)を基地局20に送信する(ステップS15)。Message3は、例えば、RRC connection requestである。
Message3を受信した基地局20は、Message4(Msg4、例:RRC connection setup)をユーザ装置10に送信する(S16)。ユーザ装置10は、上記の所定の情報がMessage4に含まれていることを確認すると、当該Message4が、上記のMessage3に対応する自分宛てのMessage4であることを認識し、ランダムアクセス手順を完了し、RRC接続を確立する(S17)。なお、図2は、Message3とMessage4が送信される場合の例を示すが、これは一例に過ぎない。本実施の形態に係る技術は、Message3とMessage4が送信されない場合のランダムアクセス手順にも適用できる。
図3は、マルチビーム運用がされる場合において、ユーザ装置10がビームを選択する場合の例を示す図である。図3の例では、基地局20は、A、B、C、Dで示される4つの送信ビームのそれぞれで、SSBを送信する。例えば、ビームAでSSB-Aが送信され、ビームBでSSB-Bが送信され、ビームCでSSB-Cが送信され、ビームDでSSB-Dが送信される。
ユーザ装置10は、例えば受信電力の最も高いSSB及び/又はSN比が高いSSBを選択し、当該SSBのインデックスに紐付けられたリソースBでRA preambleを送信する。なお、RA preambleを送信するリソースをRACH occasionと称してもよい。その後、例えば、基地局20は、リソースBでRA preambleを受信したことにより、ユーザ装置10への送信ビームとして送信ビームBが選択されことを把握し、例えば、送信ビームBを用いてRA responseを送信する。SSB(ビーム)とRACH occasionとの関係は事前にユーザ装置10に通知される。
図4は、ビームマネジメントに関する動作例を示す。図4に示すように、初期アクセス後、ユーザ装置10は、基地局20からビーム毎に送信されるRS(参照信号、例:CSI-RS)あるいはSSBを受信することで、各ビームの測定を行い(S21)、例えばRSリソースインデックス(SSBインデックスでもよい)と測定結果(RSRP及び/又はRSRQ)とをビーム報告として基地局20に送信する(S22)。ビーム報告は、ユーザ装置10の受信ビーム毎に行われてもよい。
S23において、基地局20はユーザ装置10に、TCI(Transmission Configuration Indication)のコンフィグレーション情報を送信する。当該情報には、例えば、SSBの情報とDM-RSのアンテナポートとの間の括り付けを示す情報(QCL関係)が含まれる。ただし、これは一例に過ぎない。
ユーザ装置10は、上記の情報を用いることで、基地局20で使用される送信ビームを想定して、PDCCH、及びPDSCHを受信(復調)できる(S24、S25)。
ここで、QCL(Quasi Co-Location(疑似コロケーション))について説明する。アンテナポート間でQCLされているということは、ユーザ装置10が一つのアンテナポートから受信する信号(もしくは、当該アンテナポートに対応する無線チャネル)の広域特性(large-scale properties)が、他のアンテナポートから受信する信号(もしくは、当該アンテナポートに対応する無線チャネル)の広域特性と全てまたは一部が同一だと仮定し得ることを意味する。ここで、広域特性は、周波数オフセットに関連したドップラ拡散(Doppler spread)、ドップラシフト(Doppler shift)、タイミングオフセットに関連した平均遅延(average delay)、遅延拡散(delay spread)などを有し、さらに平均利得(average gain)も有することができる。
例えばあるSSBのアンテナポート(又はCSI-RSのアンテナポート)が、PDCCH(のDM-RSのアンテナポート)とQCL関係を有する、という場合にはユーザ装置10は同じ下りビームでそれらが送られてくると想定して受信をすることができる。
(PDCCH orderについて)
本実施の形態では、LTEの場合と同様に、例えば接続状態(connected mode)にあるユーザ装置10のUL同期が外れている可能性がある場合に、DL送信前に上り同期を確立させるために、基地局20からPDCCH orderによりユーザ装置10に対してRACHがトリガされる。
そのときに、例えば、Preamble index(6bit)、PRACH Mask Index(4bit)、SS block index(6bit)等がDCI formatを用いてユーザ装置10に伝えられる。当該情報はRRC signallingにより通知される場合もある。
ユーザ装置10は、指定されたPremable indexのPreambleを送信することにより、非衝突型RACH手順を実行することができる。また、あるpreamble index(例えば、000000)が指定された場合には、ユーザ装置10は、衝突型RACH手順を実行することとしてもよい。つまり、ユーザ装置10は、衝突型RACH手順用のPreamble indexの中から使用するPreamble indexをランダムに選択してもよい。PRACH mask indexは、RACH configuration index(RACH configuration table内)により指定されたRACHリソースのうち、どの時間リソース位置のものを利用するかを通知する情報である(非特許文献3)。NRでは、上記のPreamble index、PRACH Mask Index、DCI format等は異なるビットサイズあるいは異なる形式によって通知されてもよい。
PRACH mask indexは、RACH configuration index(RACH configuration table内)により指定されたRACHリソースのうち、どの時間リソース位置のRACHリソースを利用するかを指定する。1つのSS blockに対応付けられた送信リソースおいて、連続するRACH occasionを最大8つまで設定することが可能である。RACH configuration indexは、各SS block(同期信号のブロック)における各RACH occasionの相対位置(ランダムアクセスプリアンブルを送信するための送信リソースの相対位置)を指定する。
PDCCH orderによりトリガされるPRACH送信の場合、Random Access Preamble Indexフィールドの値がゼロでない場合には、PRACH mask indexフィールドは、PRACH送信のPRACH occasionを示す。ここで、複数のPRACH occasionは、PDCCH orderのSS/PBCHインデックスフィールドで与えられる1つのSS/PBCHインデックスと対応付けられる。
ここで、指定されたプリアンブルインデックスについて、複数のPRACH occastionの順序付けは、以下の通りである。
第1に、周波数多重された複数のPRACH occasionに対して、周波数リソースインデックスの昇順に順序を付ける。
第2に、PRACHスロット内の時間多重化された複数のPRACH occasionに対して、時間リソースインデックスの昇順に順序を付ける。
第3に、PRACHスロットのインデックスの昇順に順序を付ける。
図5は、複数のPRACH occasionを1つのSS/PRBCHインデックスに対応付けた例を示している。図5において、例えば、上記の順序付けを行うことにより、RACH occasion index0、1、2、及び3で示される複数のPRACH occasionが、Synchronization Signal Block (SSB) index #0と対応付けられた送信リソースに対応付けられ、RACH occasion index0、1、2、及び3で示される複数のPRACH occasionが、Synchronization Signal Block (SSB) index #1と対応付けられた送信リソースに対応付けられ、かつRACH occasion index0、1、2、及び3で示される複数のPRACH occasionが、Synchronization Signal Block (SSB) index #2に対応付けられた送信リソースに対応付けられている。このように、SSB indexを指定することで、図5に示されるAssociation period内の時間方向の1又は複数の送信リソースが指定され、さらにRACH occasion indexを指定することで、SSB indexにより指定された1又は複数の送信リソースのうちの各送信リソース内の時間及び周波数位置(相対位置)が指定される。
図5に示されているAssociation periodは、複数のPRACH occasionとSS/PBCHブロックとの間の関連付けに関する周期である。Association periodは、RACH configuration tableで指定されるRACH configuration periodに基づいて、送信される全てのSS/PBCHブロックからAssociation period内で少なくとも一度はRACH occasionにマッピングされるように定められてもよい。
(課題について)
PDCCH orderによりトリガされるPRACH送信の場合、ユーザ装置10がメッセージ1(PRACH)を送信可能となったタイミングにおいて、メッセージ1を送信する際にどの時間及び周波数リソースを用いるのか不明確であり、さらに、どのRACH occasion indexを用いるのか不明確となっている。
メッセージ1の送信にどのRACH occasion indexを用いるのかについては、PDCCH orderにより指定される。しかしながら、図5に示されるように、RACH occasion indexは繰り返されるので、どのタイミングのRACH occasion indexを使用するのか不明確となっている。
また、図6に示されるように、RACH occasion indexの割り当て方法として、indexing、RACH occasionの数、及びSSBの数について、様々な割り当て方法が考えられるので、RACH occasion indexを指定したとしても、どの時間及び周波数リソースを用いるのか不明となる可能性がある。例えば、図6に示されるように、Association period内の同じSS/PBCHブロックに対応している連続していない複数のRACH occasionに対して、連続してRACH occasion indexを割り当ててもよいし、連続していない複数のRACH occasionに対してはそれぞれ最初のRACH occasion indexから割り当ててもよい。また、例えば、同じSS/PBCHブロックに対応している複数のRACH occasionに対して8つのRACH occasion indexが割り当てられた後には、RACH occasion indexを割り当てなくてもよいし、続けて最初のRACH occasion indexから割り当ててもよい。また、例えば、時間/周波数リソースの位置や数は図6に示されているものに限らなくてもよい。
ここで、ユーザ装置10がメッセージ1を送信可能となったタイミングとは、例えば、ユーザ装置10がPDCCH orderを受信した後(ネットワークからRACHを行う指示が来た後)、ユーザ装置側で送信準備を行う時間(ユーザ装置側の処理時間は、仕様で規定されていてもよい)の経過後のタイミングであってもよく、例えば、ユーザ装置10がRA preambleの送信を実行しようとして、送信準備が整ったタイミングでもよい。また、ユーザ装置10がメッセージ1を送信可能となったタイミングとは、PDCCH orderに限らず、ネットワークからの通知に応じてユーザ装置10においてRA preambleの送信の準備が整ったタイミングであってもよい。
ここで、ユーザ装置10は、基地局20に対して、ユーザ装置側で送信準備を行うのに必要な時間を事前に通知してもよい。
図5に示されるように、送信リソースにSSBインデックス及びRACH occasion indexが割り当てられていると仮定する。
PDCCH orderで指示されたRACH occasion indexが0又は1であり、かつPDCCH orderで指示されたSSB indexが#0であった場合を考える。この場合、図5に示されるように、SSB index#0に対応する最初の送信リソースにおける、RACH occasion indexが0又は1の位置は、PDCCH order受信後にユーザ装置10がメッセージ1を送信可能となったタイミングよりも前である。
従って、例1として、1つ目のassociation period内の二順目のSSB index#0に対応付けられた送信リソースにおけるRACH occasion indexが0又は1である位置でメッセージ1(PRACH)を送信してもよい。
このように、メッセージ1の送信位置を、PDCCH orderの受信後のタイミングであって、ユーザ装置10がメッセージ1を送信可能となった、タイミング、の直後の、指定されたRACH occasion index及び指定されたSSB indexの付与された送信リソースの位置とすることで、メッセージ1(PRACH)の送信に用いる時間及び周波数リソースを正確に指定することが可能となり、かつメッセージ1(PRACH)を送信する際の遅延を削減することができる。
さらに、例2として、図5に示される次のassociation period内のはじめ(1順目)のSSB indexが#0である送信リソースにおけるRACH occasion indexが0又は1である位置でメッセージ1(PRACH)を送信してもよい。
このように、メッセージ1の送信位置を、次のassociation period内の、指定されたRACH occasion index及び指定されたSSB indexの付与された、1順目の送信リソースの位置とすることで、メッセージ1(PRACH)の送信に用いる時間及び周波数リソースを正確に指定することが可能となる。
さらに、図5に示されるように、送信リソースにSSBインデックス及びRACH occasion indexが割り当てられていると仮定する。この場合において、PDCCH orderで指示されたRACH occasion indexが2又は3であるか、又はPDCCH orderで指示されたSSB indexが#1又は2であった場合を考える。
この場合、図5に示されるように、SSB index#0に対応する最初の送信リソースにおける、RACH occasion indexが2又は3の位置は、PDCCH order受信後にユーザ装置10がメッセージ1を送信可能となったタイミングよりも後である。また、SSB index#1及び#2に対応する最初の送信リソースの位置は、PDCCH order受信後にユーザ装置10がメッセージ1を送信可能となったタイミングよりも後である。
従って、例3として、1つ目のassociation period内の一順目の送信リソースであって、対応するSSB index及び対応するRACH occasion indexが付与されている、送信リソース、の位置でメッセージ1(PRACH)を送信してもよい。
このように、メッセージ1の送信位置を、1つ目のassociation period内の一順目の送信リソースであって、対応するSSB index及び対応するRACH occasion indexが付与されている、送信リソース、の位置とすることで、メッセージ1(PRACH)の送信に用いる時間及び周波数リソースを正確に指定することが可能となり、かつメッセージ1(PRACH)を送信する際の遅延を削減することができる。
さらに、例4として、1つ目のassociation period内の二順目の送信リソースであって、対応するSSB index及び対応するRACH occasion indexが付与されている、送信リソース、の位置でメッセージ1(PRACH)を送信してもよい。
このように、メッセージ1の送信位置を、1つ目のassociation period内の二順目の送信リソースであって、対応するSSB index及び対応するRACH occasion indexが付与されている、送信リソース、の位置とすることで、メッセージ1(PRACH)の送信に用いる時間及び周波数リソースを正確に指定することが可能となる。
さらに、例5として、図5に示される次のassociation period内のはじめ(一順目)の送信リソースであって、対応するSSB index及び対応するRACH occasion indexが付与されている、送信リソース、の位置でメッセージ1(PRACH)を送信してもよい。
このように、メッセージ1の送信位置を、次のassociation period内のはじめ(一順目)の送信リソースであって、対応するSSB index及び対応するRACH occasion indexが付与されている、送信リソース、の位置とすることで、メッセージ1(PRACH)の送信に用いる時間及び周波数リソースを正確に指定することが可能となる。
図7は、例1から例5のメッセージ1の送信位置を示す図である。
上記の例1から例5は、以下のように一般化することができる。
図8に示されるように、association period内の、SSB index#0、SSB index#1、及びSSB index#2に対応する送信リソースの1巡を1つのassociation cycleとする。
(a)メッセージ1の送信位置を、PDCCH orderの受信後のタイミングであって、ユーザ装置が送信可能となった、タイミング、の後であり、かつ対応するSSB index及び対応するRACH occasion indexの付与された送信リソースのうちの最先の送信リソースの位置とする。
(b)メッセージ1の送信位置を、PDCCH orderの受信後のタイミングであって、ユーザ装置が送信可能となった、タイミング、の後であり、かつユーザ装置が送信可能となったタイミングの含まれるassociation cycleの直後のassociation cycleのうち、対応するSSB index及び対応するRACH occasion indexの付与された送信リソースの位置とする。
(c)メッセージ1の送信位置を、PDCCH orderの受信後のタイミングであって、ユーザ装置が送信可能となった、タイミング、の後であり、かつユーザ装置が送信可能となったタイミングの含まれるassociation periodの直後のassociation periodのうち、対応するSSB index及び対応するRACH occasion indexの付与された送信リソースのうちの最先の送信リソースの位置とする。
(動作例)
動作例は、ユーザ装置が、PDCCH orderを受信した後に、上記(a)に記載した方法に従って、メッセージ1の送信位置を決定して、メッセージ1を送信するものである。動作例の前提として、ユーザ装置10は、connected modeであり、基地局20は、ユーザ装置10のUL同期が外れている可能性があることを検出したと仮定する。
図9は、動作例のシーケンスの一例を示す。S101において、基地局20からユーザ装置10に、SSB index及びRACH occasion indexを含むPDCCH orderが送信される。
S102において、ユーザ装置10は、S101で受信したSSB index及びRACH occasion indexに基づき、メッセージ1の送信位置を、ユーザ装置が送信可能となったタイミングの後であり、かつ対応するSSB index及び対応するRACH occasion indexの付与された送信リソースのうちの最先の送信リソースの位置に決定する。
S103において、ユーザ装置10は、S102で決定したメッセージ1の送信位置で、メッセージ1を送信する。
このように、メッセージ1の送信位置を、PDCCH orderを受信した後のタイミングであって、ユーザ装置が送信可能となった、タイミング、の後であり、かつ対応するSSB index及び対応するRACH occasion indexの付与された送信リソースのうちの最先の送信リソースの位置とすることで、メッセージ1(PRACH)の送信に用いる時間及び周波数リソースを正確に指定することが可能となり、かつメッセージ1(PRACH)を送信する際の遅延を削減することができる。このように、メッセージ1の送信に用いる時間及び周波数リソースを正確に指定することで、メッセージ1の送信の衝突を防止することが可能となる。
(装置構成)
次に、これまでに説明した処理動作を実行するユーザ装置10及び基地局20の機能構成例を説明する。ユーザ装置10及び基地局20は、本実施の形態で説明した全ての機能を備えている。ただし、ユーザ装置10及び基地局20は、本実施の形態で説明した全ての機能のうちの一部のみの機能を備えてもよい。なお、ユーザ装置10及び基地局20を総称して通信装置と称してもよい。
<ユーザ装置>
図10は、ユーザ装置10の機能構成の一例を示す図である。図10に示すように、ユーザ装置10は、送信部110と、受信部120と、制御部130と、データ格納部140を有する。図10に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。なお、送信部110を送信機と称し、受信部120を受信機と称してもよい。
送信部110は、送信データから送信を作成し、当該送信信号を無線で送信する。また、送信部110は、1つ又は複数のビームを形成することができる。受信部120は、各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する。また、受信部120は受信する信号の測定を行って、受信電力等を取得する測定部を含む。
制御部130は、ユーザ装置10の制御を行う。なお、送信に関わる制御部130の機能が送信部110に含まれ、受信に関わる制御部130の機能が受信部120に含まれてもよい。データ格納部140には、例えば、設定情報等が格納される。なお、送信に関わる設定情報が送信部110に格納され、受信に関わる設定情報が受信部120に格納されることとしてもよい。
例えば、受信部120は、ランダムアクセス手順開始のトリガとなる制御情報を基地局20から受信し、受信した制御情報からPreamble index、PRACH occasion index、SS block index等を取得するように構成され、制御部130は、ランダムアクセス手順開始のトリガとなる制御情報を基地局20から受信した後、ユーザ装置10が送信可能となるまでの時間、PRACH occasion index、及びSS block indexに基づき、メッセージ1の送信位置を決定するように構成される。送信部110は、制御部130の制御に基づいて、決定されたメッセージ1の送信位置で、メッセージ1を送信するように構成される。
例えば、制御部130は、メッセージ1の送信位置を、PDCCH orderの受信後のタイミングであって、ユーザ装置10が送信可能となった、タイミング、の後であり、かつ対応するSSB index及び対応するRACH occasion indexの付与された送信リソースのうちの最先の送信リソースの位置と決定するように構成されてもよい。
また、例えば、制御部130は、メッセージ1の送信位置を、PDCCH orderの受信後のタイミングであって、ユーザ装置10が送信可能となった、タイミング、の後であり、かつユーザ装置10が送信可能となったタイミングの含まれるassociation cycleの直後のassociation cycleのうち、対応するSSB index及び対応するRACH occasion indexの付与された送信リソースの位置と決定するように構成されてもよい。
また、例えば、制御部130は、メッセージ1の送信位置を、PDCCH orderの受信後のタイミングであって、ユーザ装置10が送信可能となった、タイミング、の後であり、かつユーザ装置10が送信可能となったタイミングの含まれるassociation periodの直後のassociation periodのうち、対応するSSB index及び対応するRACH occasion indexの付与された送信リソースのうちの最先の送信リソースの位置と決定するように構成されてもよい。
<基地局20>
図11は、基地局20の機能構成の一例を示す図である。図11に示すように、基地局20は、送信部210と、受信部220と、制御部230と、データ格納部240を有する。図11に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。なお、送信部210を送信機と称し、受信部220を受信機と称してもよい。
送信部210は、ユーザ装置10側に送信する信号を生成し、当該信号を無線で送信する機能を含む。また、送信部210は、1つ又は複数のビームを形成する。受信部220は、ユーザ装置10から送信された各種の信号を受信し、受信した信号から、例えばより上位のレイヤの情報を取得する機能を含む。また、受信部220は受信する信号の測定を行って、受信電力等を取得する測定部を含む。
制御部230は、基地局20の制御を行う。なお、送信に関わる制御部230の機能が送信部210に含まれ、受信に関わる制御部230の機能が受信部220に含まれてもよい。データ格納部240には、例えば、設定情報等が格納される。なお、送信に関わる設定情報が送信部210に格納され、受信に関わる設定情報が受信部220に格納されることとしてもよい。
<ハードウェア構成>
上記実施の形態の説明に用いたブロック図(図10~図11)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に複数要素が結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、例えば、本発明の一実施の形態におけるユーザ装置10と基地局20はいずれも、本実施の形態に係る処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図12は、本実施の形態に係るユーザ装置10と基地局20のハードウェア構成の一例を示す図である。上述のユーザ装置10と基地局20はそれぞれ、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。ユーザ装置10と基地局20のハードウェア構成は、図に示した1001~1006で示される各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
ユーザ装置10と基地局20における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、図10に示したユーザ装置10の送信部110、受信部120、制御部130、データ格納部140は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、例えば、図11に示した基地局20の送信部210と、受信部220と、制御部230、データ格納部240は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、ユーザ装置10の送信部110及び受信部120は、通信装置1004で実現されてもよい。また、基地局20の送信部210及び受信部220は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、ユーザ装置10と基地局20はそれぞれ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(実施の形態のまとめ)
以上、説明したように、本実施の形態により、ランダムアクセス手順開始のトリガとなる制御情報であって、同期信号のブロックを指定するSSBインデックス及びランダムアクセスプリアンブルを送信するための送信リソースの相対位置を指定するRACH occasionインデックスを含む、制御情報、を基地局から受信する受信部と、前記制御情報を受信した後、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信準備が完了するまでの時間、前記SSBインデックス、及び前記RACH occasionインデックスに基づき、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信する送信リソースの位置を決定する制御部と、前記制御部により決定された送信リソースの位置で前記ランダムアクセスプリアンブルを送信する送信部と、を備える、ユーザ装置が提供される。
このように、ランダムアクセスプリアンブルの送信位置を、前記制御情報を受信した後、ランダムアクセスプリアンブルの送信準備が完了するまでの時間、前記SSBインデックス、及び前記RACH occasionインデックスに基づき、決定することにより、ランダムアクセスプリアンブルの送信に用いる時間及び周波数リソースを正確に指定することが可能となる。特に、ユーザ装置においてランダムアクセスプリアンブルの送信準備が完了してから、1つのassociation period程度の時間間隔以内においてランダムアクセスプリアンブルを送信することで、ランダムアクセスプリアンブルを送信する際の遅延を削減することができる。
また、前記制御部は、前記SSBインデックスと対応付けられた送信リソースであって、時間に関して最先の位置の、送信リソース、における、前記RACH occasionインデックスにより指定される位置が、前記制御情報を受信した後、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信準備が完了するまでの時間が経過したタイミングよりも前であることを検出した場合、前記同期信号のブロックと前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するための送信リソースの相対位置との対応付けに関する周期内の、二順目の前記SSBインデックスに対応付けられた送信リソースにおける前記RACH occasionインデックスにより指定される位置を、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信する送信リソースの位置として決定してもよい。
このように、ランダムアクセスプリアンブルの送信位置を、ユーザ装置がランダムアクセスプリアンブルを送信可能となったタイミングの直後の、指定されたRACH occasion index及び指定されたSSB indexの送信リソースの位置とすることで、ランダムアクセスプリアンブルの送信に用いる時間及び周波数リソースを正確に指定することが可能となり、かつランダムアクセスプリアンブルを送信する際の遅延を削減することができる。
前記制御部は、前記SSBインデックスと対応付けられた送信リソースであって、時間に関して最先の位置の、送信リソース、における、前記RACH occasionインデックスにより指定される位置が、前記制御情報を受信した後、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信準備が完了するまでの時間が経過したタイミングよりも前であることを検出した場合、前記同期信号のブロックと前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するための送信リソースの相対位置との対応付けに関する周期の次の周期における、一順目の前記SSBインデックスに対応付けられた送信リソースにおける前記RACH occasionインデックスにより指定される位置を、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信する送信リソースの位置として決定してもよい。
このように、ランダムアクセスプリアンブルの送信位置を、次のassociation period内の指定されたRACH occasion index及び指定されたSSB indexの付与された、1順目の送信リソースの位置とすることで、ランダムアクセスプリアンブルの送信に用いる時間及び周波数リソースを正確に指定することが可能となる。
前記制御部は、前記SSBインデックスと対応付けられた送信リソースであって、時間に関して最先の位置の、送信リソース、における、前記RACH occasionインデックスにより指定される位置が、前記制御情報を受信した後、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信準備が完了するまでの時間が経過したタイミングよりも後であることを検出した場合、又は前記SSBインデックスと対応付けられた送信リソースであって、時間に関して最先の位置の、送信リソースの位置が、前記制御情報を受信した後、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信準備が完了するまでの時間が経過したタイミングよりも後であることを検出した場合、前記同期信号のブロックと前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するための送信リソースの相対位置との対応付けに関する周期内の、一順目の送信リソースであって、前記SSBインデックス及び前記RACH occasionインデックスが付与されている、送信リソース、の位置を、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信する送信リソースの位置として決定してもよい。
このように、ランダムアクセスプリアンブルの送信位置を、1つ目のassociation period内の一順目の送信リソースであって、対応するSSB index及び対応するRACH occasion indexが付与されている、送信リソース、の位置とすることで、ランダムアクセスプリアンブルの送信に用いる時間及び周波数リソースを正確に指定することが可能となり、かつランダムアクセスプリアンブルを送信する際の遅延を削減することができる。
前記制御部は、前記SSBインデックスと対応付けられた送信リソースであって、時間に関して最先の位置の、送信リソース、における、前記RACH occasionインデックスにより指定される位置が、前記制御情報を受信した後、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信準備が完了するまでの時間が経過したタイミングよりも後であることを検出した場合、又は前記SSBインデックスと対応付けられた送信リソースであって、時間に関して最先の位置の、送信リソースの位置が、前記制御情報を受信した後、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信準備が完了するまでの時間が経過したタイミングよりも後であることを検出した場合、前記同期信号のブロックと前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するための送信リソースの相対位置との対応付けに関する周期内の、二順目の送信リソースであって、前記SSBインデックス及び前記RACH occasionインデックスが付与されている、送信リソース、の位置を、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信する送信リソースの位置として決定してもよい。
このように、ランダムアクセスプリアンブルの送信位置を、1つ目のassociation period内の二順目の送信リソースであって、対応するSSB index及び対応するRACH occasion indexが付与されている、送信リソース、の位置とすることで、ランダムアクセスプリアンブルの送信に用いる時間及び周波数リソースを正確に指定することが可能となる。
前記制御部は、前記SSBインデックスと対応付けられた送信リソースであって、時間に関して最先の位置の、送信リソース、における、前記RACH occasionインデックスにより指定される位置が、前記制御情報を受信した後、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信準備が完了するまでの時間が経過したタイミングよりも後であることを検出した場合、又は前記SSBインデックスと対応付けられた送信リソースであって、時間に関して最先の位置の、送信リソースの位置が、前記制御情報を受信した後、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信準備が完了するまでの時間が経過したタイミングよりも後であることを検出した場合、前記同期信号のブロックと前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するための送信リソースの相対位置との対応付けに関する周期の次の周期における、一順目の送信リソースであって、前記SSBインデックス及び前記RACH occasionインデックスが付与されている、送信リソース、の位置を、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信する送信リソースの位置として決定してもよい。このように、ランダムアクセスプリアンブルの送信位置を、次のassociation period内のはじめ(一順目)の送信リソースであって、対応するSSB index及び対応するRACH occasion indexが付与されている、送信リソース、の位置とすることで、ランダムアクセスプリアンブルの送信に用いる時間及び周波数リソースを正確に指定することが可能となる。
また、本実施の形態により、ランダムアクセス手順開始のトリガとなる制御情報であって、同期信号のブロックを指定するSSBインデックス及びランダムアクセスプリアンブルを送信するための送信リソースの相対位置を指定するRACH occasionインデックスを含む、制御情報、を基地局から受信するステップと、前記制御情報を受信した後、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信準備が完了するまでの時間、前記SSBインデックス、及び前記RACH occasionインデックスに基づき、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信する送信リソースの位置を決定するステップと、前記制御部により決定された送信リソースの位置で前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するステップと、を備える、ランダムアクセスプリアンブルの送信方法が提供される。このように、ランダムアクセスプリアンブルの送信位置を、前記制御情報を受信した後、ランダムアクセスプリアンブルの送信準備が完了するまでの時間、前記SSBインデックス、及び前記RACH occasionインデックスに基づき、決定することにより、ランダムアクセスプリアンブルの送信に用いる時間及び周波数リソースを正確に指定することが可能となる。特に、ユーザ装置においてランダムアクセスプリアンブルの送信準備が完了してから、1つのassociation period程度の時間間隔以内においてランダムアクセスプリアンブルを送信することで、ランダムアクセスプリアンブルを送信する際の遅延を削減することができる。
(実施形態の補足)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、ユーザ装置10と基地局20は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従ってユーザ装置10が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従って基地局20が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD-ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
上記の実施例では、SSB index及び対応するRACH occasion indexだけでは、時間周波数リソースの位置が特定できない場合に、ランダムアクセスプリアンブルを送信するための時間周波数リソース位置をSSB index及び対応するRACH occasion indexに基づいて特定する方法を示した。しかしながら、上述の方法は、preamble indexがSSB毎に分けられているようなケース(1つのRACH occasionに複数のSSBが紐づいているケース)であっても、そのリソースの時間位置を考慮して同じように適用することが可能である。
また、ハンドオーバ又はPSCellの追加等、PDCCH order以外のcontention free random accessに対しても適用可能である。
さらに、SS blockでなく、CSI-RS based random accessの場合にも適用可能である。
また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書において基地局20によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局20を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、ユーザ装置10との通信のために行われる様々な動作は、基地局20および/または基地局20以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局20以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MMEおよびS-GW)であってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。
ユーザ装置10は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局20は、当業者によって、NB(NodeB)、eNB(enhanced NodeB)、ベースステーション(Base Station)、gNB、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa,an,及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含み得る。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
10 ユーザ装置
110 送信部
120 受信部
130 制御部
140 データ格納部
20 基地局
210 送信部
220 受信部
230 制御部
240 データ格納部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (5)

  1. ランダムアクセス手順で用いる設定情報であって、同期信号のブロックを指定するSSBインデックス及びランダムアクセスプリアンブルを送信するための送信リソースの位置を指定するRACH occasionインデックスを示す設定情報、を基地局から受信する受信部と、
    前記設定情報により指定された前記SSBインデックス及び前記RACH occasionインデックスに基づき、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するための前記送信リソースの位置を決定する制御部と、
    前記制御部により決定された前記送信リソースの位置で前記ランダムアクセスプリアンブルを送信する送信部と、
    を備え、
    前記制御部は、送信リソースの第1の一巡の期間内においてPDCCH orderを受信した場合に、前記送信リソースの第1の一巡の期間の後の送信リソースの第2の一巡であって、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信に最初に使用可能な、送信リソースの第2の一巡、のうち、前記SSBインデックス及び前記RACH occasionインデックスに対応する位置を、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するための前記送信リソースの位置として決定する、
    端末。
  2. 前記受信部は、同期信号のブロックと対応付けられるRACH occasionの数を示す設定情報を受信する、
    請求項1に記載の端末。
  3. ランダムアクセス手順で用いる設定情報であって、同期信号のブロックを指定するSSBインデックス及びランダムアクセスプリアンブルを送信するための送信リソースの位置を指定するRACH occasionインデックスを示す設定情報、を基地局から受信するステップと、
    前記設定情報により指定された前記SSBインデックス及び前記RACH occasionインデックスに基づき、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するための前記送信リソースの位置を決定するステップと、
    決定された前記送信リソースの位置で前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するステップと、
    を備え、
    前記決定するステップは、送信リソースの第1の一巡の期間内においてPDCCH orderを受信した場合に、前記送信リソースの第1の一巡の期間の後の送信リソースの第2の一巡であって、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信に最初に使用可能な、送信リソースの第2の一巡、のうち、前記SSBインデックス及び前記RACH occasionインデックスに対応する位置を、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するための前記送信リソースの位置として決定する、
    ランダムアクセスプリアンブルの送信方法。
  4. ランダムアクセス手順で用いる設定情報であって、同期信号のブロックを指定するSSBインデックス及びランダムアクセスプリアンブルを送信するための送信リソースの位置を指定するRACH occasionインデックスを示す設定情報、を基地局から受信する受信部と、
    前記設定情報により指定された前記SSBインデックス及び前記RACH occasionインデックスに基づき、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するための送信リソースの位置を決定する制御部と、
    前記制御部により決定された前記送信リソースの位置で前記ランダムアクセスプリアンブルを送信する送信部と、
    を備え、
    前記制御部は、送信リソースの第1の一巡の期間内においてPDCCH order
    を受信した場合に、前記送信リソースの第1の一巡の期間の後の送信リソースの第2の一巡であって、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信に最初に使用可能な、送信リソースの第2の一巡、のうち、前記SSBインデックス及び前記RACH occasionインデックスに対応する位置を、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するための前記送信リソースの位置として決定する、
    端末と
    前記設定情報を前記端末に送信する送信部、
    を備える基地局と
    からなる通信システム。
  5. ランダムアクセス手順で用いる設定情報であって、同期信号のブロックを指定するSSBインデックス及び端末がランダムアクセスプリアンブルを送信するための送信リソースの位置を指定するRACH occasionインデックスを示す設定情報を前記端末に送信する送信部と、
    前記設定情報により指定された前記SSBインデックス及び前記RACH occasionインデックスに基づき、前記端末が、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信することを想定する制御部と、
    前記ランダムアクセスプリアンブルを受信する受信部と、
    を備え、
    前記制御部は、送信リソースの第1の一巡の期間内においてPDCCH orderを送信した場合に、前記送信リソースの第1の一巡の期間の後の送信リソースの第2の一巡であって、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信に最初に使用可能な、送信リソースの第2の一巡、のうち、前記SSBインデックス及び前記RACH occasionインデックスに対応する位置を、前記端末が前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するための前記送信リソースの位置であると想定する、
    基地局。
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