JP2020502582A - ミラーおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

望遠鏡ミラーおよびその製造方法。ミラー(200)は、キャリア(10)と、キャリア(10)の主面の上に配置された反射層(20)と、反射層(20)の上に配置された透明層(30)と、を備え、キャリア(10)は、基体(11)を有し、基体(11)は、密度が0.1g/cm3から1.0g/cm3の範囲内である材料、多孔質材料、発泡材料、独立気泡を含む構造を有する材料、ハニカム構造を有する材料、および炭素繊維を含む構造の1つ以上を含む。

Description

本開示は、ミラー、特に望遠鏡ミラー、およびその製造方法に関する。
例えば解像型大気チェレンコフ望遠鏡(IACT:Imaging Air Cherenkov Telescopes)のような望遠鏡のためのミラーのように野外状況で使用されるミラーの主な問題の一つは、砂漠のような場所や高山の標高における悪天候による比較的早い摩耗によるものである。典型的にはこのようなミラーの野外状況における耐久性が十分でないため、過酷な野外状況での使用後、これらのミラーの反射率は著しく損なわれる。一例として、ミラーの反射率は継続的に低下し、3−4年後には既に元のレベルの3/4になる。例えば、約100台程度になるであろう3種類の異なるサイズ(直径23m、直径12m、および直径4m)の望遠鏡のために数千平方メートルの面積を使用するチェレンコフ望遠鏡アレイ(CTA:Cherenkov Telescope Array)にとって、この低下が非常に重要な要素になることが判明している。
ミラーが十分に保護されなければ、新しいミラーを作る(これには、非常に高額な費用がかかる)か、または望遠鏡からミラーを取外し、移動し、再度準備し、再度移動し、望遠鏡に設置し、再度調節することが3−4年の期間で必要になる。したがって、長寿命のミラーが、そのような大規模アレイの運用の費用対効果および時間対効果をはるかに高めることができる。他の望遠鏡ミラーまたは例えば太陽熱収集器のような他の目的に使用されるミラーにも同じことが当てはまる。
米国特許出願公開第2013/114155号明細書 米国特許第4,422,893号明細書 米国特許第5,316,564号明細書 米国特許出願公開第2016/238752号明細書
本開示の第1の態様によれば、ミラーが、キャリアと、キャリアの主面の上に配置された反射層と、反射層の上に配置された透明保護層と、を備え、キャリアは、基体を有し、基体は、密度が0.1g/cmから1.0g/cmまでの範囲内である材料、多孔質材料、発泡材料、独立気泡を含む構造を有する材料、ハニカム構造を有する材料、および炭素繊維を含む構造の1つ以上を含む。
本開示の第2の態様によれば、ミラーの製造方法が、キャリアを用意するステップと、透明層を用意するステップと、透明層の主面に反射層を配置するステップと、反射層をキャリアに向けた状態で前記透明層と前記キャリアとを接続するステップと、を含む。
当業者は、以下の詳細な説明を読み、添付の図面を考慮することにより、さらなる特徴および利点を認識する。
添付の図面は、実施例のさらなる理解を提供するために含まれており、本明細書に組み込まれてその一部を構成している。図面は実施例を示しており、明細書の記載と共に実施例の原理を説明することに役立つ。他の実施例および実施例の意図される利点の多くが、以下の詳細な説明を参照することによってより深く理解されるにつれて容易に理解されるであろう。
第1の態様に係る例示的なミラーの概略断面側面図である。 第1の態様に係る例示的なミラーの上面図である。 ミラーがキャリアを備え、キャリアが基体と、基体の前面および後面のそれぞれに貼付された前面層および後面層とを有する実施例に係る第1の態様の例示的なミラーの概略断面側面図である。 第2の態様に係るミラーの製造方法を説明するためのフロー図を示す。 図2に示すようなミラーであって、曲面を有するミラーの製造方法を説明するための概略断面側面図である。 図2に示すようなミラーであって、曲面を有するミラーの製造方法を説明するための概略断面側面図である。 図2に示すようなミラーであって、曲面を有するミラーの製造方法を説明するための概略断面側面図である。 図2に示すようなミラーであって、曲面を有するミラーの製造方法を説明するための概略断面側面図である。 図2に示すようなミラーであって、曲面を有するミラーの製造方法を説明するための概略断面側面図である。 図2に示すようなミラーであって、曲面を有するミラーの製造方法を説明するための概略断面側面図である。 図2に示すようなミラーであって、曲面を有するミラーの製造方法を説明するための概略断面側面図である。 図2に示すようなミラーであって、曲面を有するミラーの製造方法を説明するための概略断面側面図である。 図2に示すようなミラーであって、曲面を有するミラーの製造方法を説明するための概略断面側面図である。 図2に示すようなミラーであって、曲面を有するミラーの製造方法を説明するための概略断面側面図である。 図2に示すようなミラーであって、曲面を有するミラーの製造方法を説明するための概略断面側面図である。 図2に示すようなミラーであって、曲面を有するミラーの製造方法を説明するための概略断面側面図である。
ここで、態様および実施例を図面を参照しながら説明する。図面では通常、全体を通して同じ要素を指すために同じ参照番号が利用される。以下の記載では、実施例の1つまたは複数の態様を完全に理解してもらうために説明目的で多数の具体的な細部が述べられている。しかしながら、当業者には、具体的な細部を少なくして実施例の1つまたは複数の態様を実施してもよいことが明白であろう。また、実施例の1つまたは複数の態様の説明を容易にするために、既知の構造および要素を概略的な形で示してある。本開示の範囲から逸脱することなく、他の実施例を利用することができ、構造的または論理的な変更を加えることができることを理解されたい。さらに、図面は縮尺通りではない、または必ずしも縮尺通りではないことに留意されたい。
以下の詳細な説明では、本明細書の一部を構成し、本開示を実施することができる特定の態様を例として示す添付の図面を参照する。この点に関して、「上」、「下」、「前」、「後」、「裏」等の方向に関する用語は、説明されている図の向きに関して使用されうる。説明されるミラーの構成要素が多くの様々な向きに位置しうるため、方向に関する用語は、例示目的で使用されてもよく、決して限定的なものではない。本開示の範囲から逸脱することなく、他の態様を利用することができ、構造的または論理的な変更を加えることができることを理解されたい。したがって、以下の詳細な説明は限定的な意味で解釈されるべきではなく、本開示の範囲は添付の特許請求の範囲によって定義される。
また、実施例の特定の特徴または態様が、いくつかの実装形態の1つのみに関して開示されうるものの、そのような特徴または態様を、任意の所定のまたは特定の用途に有利な所望の他の実装形態の1つまたは複数の他の特徴または態様と組み合わせてもよい。さらに、「含む(include)」、「有する(have)」、「有する(with)」という用語、またはこれらの用語の他の変形が詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかにおいて使用される限りにおいて、そのような用語は、用語「含む(comprise)」と同様に包括的であることが意図されている。「連結された(coupled)」および「接続された(connected)」という用語およびそれらの派生語が使用されうる。これらの用語は、2つの要素または層が直接物理的または電気的に接触しているかどうか、またはそれらが互いに直接接触していないかどうかにかかわらず、それらが互いに協働または相互作用することを示すために使用されうることを理解されたい。また、「例示的」という用語は、最良または最適ではなく単に例であることを意味する。したがって、以下の詳細な説明は限定的な意味で解釈されるべきではなく、本開示の範囲は添付の特許請求の範囲によって定義される。
ミラーを製造する方法が特定の順序の方法ステップを有するものとして説明されている以上、他の適切な順序の方法ステップが当業者によって採用されうることに言及しておくべきであろう。さらに、方法に関連して言及された特定の方法の特徴または方法のステップは、そのような方法の特徴または方法のステップによって製造されるミラーをも、そのようなミラーが図において明示的に説明または例示されていないとしても、開示するものとして理解されたい。さらに、ミラーに関連して言及されたいかなる特徴、見解、コメントもまた、ミラーのそれぞれの特徴を製造するための特定の方法の特徴または方法ステップを指定する方法の特徴または方法ステップを開示するものとして理解されたい。
図1は、第1の態様に係るミラーの概略断面側面図である。図1に係るミラー100は、キャリア10、キャリア10の主面の上に配置された反射層20、および反射層20の上に配置された透明層30を備える。
ミラー100を使用する際、ミラー100によって反射される光線は、ミラー100の上方から来て、透明層30を通り抜け、反射層20に衝突し、反射層20が光線を所望の方法で反射する。ミラー100は、平面または曲面を有する。ミラー100は、望遠鏡ミラーとして使用される場合、他のミラー、レンズ、または検出器に光束が集束されるように事前に定義された曲率半径を有する曲面を有する。
第1の態様のミラー100の一例によれば、ミラー100は、キャリア10を用意し、透明層30を用意し、透明層30の主面に反射層20を配置し、反射層20をキャリア10に向けた状態で透明層30とキャリア10とを接合または相互接続することによって製造される。第1の態様のミラー100の一例によれば、透明層30とキャリア10とを接合または相互接続することは、例えば、適切な接着剤または粘着剤を使用することによる接着または粘着等の任意の種類の接合技術を含む。特に、既にコーティングされた透明層30とキャリア10とを接着する場合、気泡の形成を回避すること、または、透明層30とキャリア10との間に残る小さいが依然として肉眼で見える粉塵または塵埃の粒子を回避することが問題となりうる。直径が100μmから200μmまでの範囲内、特に約150μmの微小球を接着剤に加えることが選択肢の1つでありうる。
例えば蒸発源からの蒸発、スパッタリング、または(電気)化学的手段によって、反射層20を透明層30の主面に設けることができる。具体的な方法は、反射層20の材料に依存する。
したがって、反射層20を相対的に厚い層、すなわち透明層30で被覆することができ、これにより、そのようなミラー200は長寿命化されるはずである。
第1の態様のミラー100の一例によれば、ミラー100は、キャリア10と反射層20との間に粘着剤または接着剤の層をさらに備える。
第1の態様のミラー100の一例によれば、透明層30の厚さは、20μmから500μmまで、より具体的には30μmから450μmまで、より具体的には40μmから400μmまでの範囲内である。
第1の態様のミラー100の一例によれば、反射層20の厚さは、50nmから200nmまで、より具体的には80nmから120nmまでの範囲内である。
第1の態様のミラー100の一例によれば、透明層30は、概して、任意の種類の自由に処理・移動することができる板であって、反射層20が設けられ(すなわち、反射層20で被覆され)、次いでキャリア10と接続されうる板である。
第1の態様のミラー100の一例によれば、透明層30は、ガラス層、特にガラス板またはガラス薄板である。特に、このガラス板を、市販されているものとすることができ、例えばSchott社および/またはCorning社のようなガラス製造会社によって製造され、例えば、超薄板ガラス(Ultra-Thin Glass)の名称で知られるガラス板とすることができる。
第1の態様のミラー100の一例によれば、透明層30の透明度は、概して、紫外線から赤外線における、または少なくとも可視スペクトルにおける高い透明度または少なくとも部分的な透明度を指す。より具体的には、透明層30の透明度は、紫外線から赤外線の、特に400nmから1000nmの光スペクトルの少なくとも大部分において少なくとも90%の分光透過率を指す。第1の態様のミラー100のさらなる例によれば、UVにおける分光透過率、または例えば300nmにおける分光透過率は、少なくとも50%、より具体的には少なくとも60%、より具体的には少なくとも70%、より具体的には少なくとも80%である。
第1の態様のミラー100の一例によれば、反射層20の反射率は、400nmから1000nmのスペクトル域における反射率を指し、この反射率は少なくとも80%、より具体的には少なくとも90%である。
第1の態様のミラー100の一例によれば、透明層30の材料は、高シリカガラスまたは溶融石英ガラスである。
第1の態様のミラー100の一例によれば、反射層20は、AlまたはAgを含むか、あるいはAlまたはAgからなる。純Alは約90%のピーク反射率を示し、Agは、500nm以上の波長に対して96%〜98%の反射率を示し、400nmの波長からの波長に対して少なくともAlよりも良好な反射率を示しうる。したがって、例えば、大気中の空気シャワーからのチェレンコフ光の、300nmから650nmの典型的な波長域の全スペクトルをまとめると、Alが近紫外線域、すなわち300nmから400nmにおいてよりよく反射するという事実にもかかわらず、AlのミラーとAgのミラーでは、非常に類似する量の光が集められる。
第1の態様のミラー100の一例によれば、反射層20は誘電材料、より具体的には様々な誘電材料の層のスタックを含む。
第1の態様のミラー100の一例によれば、ミラー100の直径または一方向に沿う最大長さが少なくとも0.5m、より具体的には少なくとも1.0m、より具体的には少なくとも2.0mである(例えば、CTAの直径23mのLST望遠鏡は、約2mのサイズのミラーを使用している)。円形ミラーの場合、これらの数字は円の直径を指し、図1Bに示すような正方形または長方形のミラーの場合、これらの数字は、ミラーの2つの側縁部の一方またはより長い方を指す。
第1の態様のミラー100の一例によれば、ミラー100は、ミラーの用途に応じて特定の曲率を有する。特に、チェレンコフ望遠鏡アレイ(CTA)用のミラーを考える場合、各ミラーの曲率半径は、1mから約60mまでの範囲内(例えば、CTAの直径23mのLST望遠鏡は、曲率半径が約60mであるミラーを使用している)、より具体的には2mから6mまでの範囲内、より具体的には3mから5mまでの範囲内、より具体的には約4mである。例えば太陽熱収集器のようなミラーの他の用途の場合には、曲率半径を1m未満とすることもできる。ミラーの用途に応じて、ミラーは放物線状または円筒状の湾曲を含んでもよい。例えば、カリフォルニアの太陽熱巨大アレイでは、円筒状のミラーが使用されており、これらのミラーの焦点には、約750℃で流れる溶融塩が充填された長い管が位置している。管またはその中心軸に常に焦点が合っているため、望遠鏡が太陽を追う必要がない。
第1の態様のミラー100の一例によれば、キャリア10および透明層30の材料は、それぞれの熱膨張係数(CTE:Coefficients of Thermal Expansion)が等しいか、またはCTEの生じうる偏差が所定の閾値未満であるように選択されうる。さらに以下の実施例によって概説するように、キャリア10は、基体と、基体の主面に貼付された1層以上の層とを備えうる。このような場合、例えば、基体の材料は、当該材料のCTEが透明層30のCTEと等しいか、または各CTE間の差が高い方のCTEの10%以下、より具体的には5%以下、より具体的には2%以下、より具体的には1%以下であるように選択されうる。
第1の態様のミラー100の一例によれば、キャリア10は、基体と、基体に、特に基体の主面に配置された1層以上の層とを備える。第1の態様のミラー100の一例について、さらに以下に示し説明する。
第1の態様のミラー100の一例によれば、ミラー100は、反射層20と透明層30との間に配置された1層以上の追加層をさらに備える。1層以上の追加層は、反射層20の硬度、耐久性、および抵抗の1つ以上を改善するように構成されている。第1の態様のミラー100のさらなる例によれば、1層以上の追加層は、クロム層、SiO層、特に石英層、および五酸化タンタル層を含みうる。そのような1層以上の追加層を、最後のステップで反射層20を層スタックの上に設ける前に、透明層30の主面に設けてもよい。
第1の態様のミラー100の一例によれば、ミラー100は、透明層30の上面に配置された1層以上の追加層、特に、紫外線から赤外線のスペクトル(特に、当該スペクトルの可視部分)における光に対する反射防止層として機能する層を有する。
第1の態様のミラー100の一例によれば、透明層30の上面は、図1に示すように平坦であってもよい。他の例によれば、この上面は、等軸構造とすることも、非等軸構造とすることもできる構造を有しうる。光線の不要な反射を(さらに)減らし、その代わりにより多くの光線が反射層20に到達することを援助するようにこの構造を構成してもよい。
図2は、第1の態様に係るミラーの一例を示す。図2のミラー200は、キャリア10、キャリア10の主面の上に配置された反射層20、および反射層20の上に配置された透明層30を備える。
図2のミラー200の例によれば、キャリア10は、基体11と、基体11の上側主面に設けられた前面層12と、基体11の下側主面に設けられた後面層13とを有する。
図2のミラー200の一例によれば、前面層12および後面層13の一方または両方をガラス板で構成することができる。あるいは、前面層および後面層の一方または両方を、プラスチック材料、または例えば任意の非金属材料のような任意の他の適切な材料で構成することができる。前面層12および後面層13は、キャリア10の安定化に役立つが、少なくとも原理上は、キャリアが基体11のみからなるように前面層12および後面層13を省略することもできる。
図2のミラー200の例によれば、基体11の密度は、0.1g/cmから3.0g/cmまでの範囲内(例えば、固体ガラスの場合、基体11の密度は2.7g/cmである)、特に0.1g/cmから1.0g/cmまでの範囲内である。基体11の嵩密度がこの範囲内にあると、一方では機械的強度がミラーの支持基部として適切な十分な強さになること、および、他方ではミラーの重量が十分に小さいためミラー自体の重力による機械的変形の問題を受けにくくなることが保証される。
図2のミラー200の一例によれば、基体11の厚さは、20mmから60mmまで、より具体的には30mmから50mmまで、より具体的には35mmから45mmまでの範囲内である。
図2のミラー200の例によれば、前面層12および後面層13の1層または複数層の厚さは、1mmから3mmまで、より具体的には1.5mmから2.5mmまでの範囲内である。
図2のミラー200の例によれば、基体11は、多孔質材料、発泡材料、独立気泡を含む構造を有する材料、ハニカム構造を有する材料、および炭素繊維を含む構造の1つ以上を含むか、あるいは基体11は、単に中実体である。
図2のミラー200のさらなる例によれば、基体11は、アルミニウム材料の壁によって形成されたハニカムセルが規則的に配置されたアルミニウムハニカム構造を有していてもよい。
図2のミラー200の他の例では、基体11は、水酸基を有する二酸化ケイ素からなる溶融石英ガラスの粉末をアンモニア雰囲気下で加熱することにより製造された溶融石英ガラスの多孔質発泡体を含む。この多孔質発泡体は、主に独立気泡を有する。
図2のミラー200の例によれば、前面層12および後面層13がいずれも、粘着剤または接着剤によって基体11に貼付されているため、基体11の両側には、基体11の上面と前面層12との間および基体11の下面と後面層13との間に配置された粘着層が存在する。
その結果、反射層20は、2つの相対的に厚い層、すなわち前面層12(特に前面ガラス板12)および透明層30によって封止され、これにより、そのようなミラー200は長寿命化されるはずである。
原理上は、前面層12および後面層13の一方または両方を省略することも、それらの一方または両方を類似の材料特性を有する他の層で置き換えることもできる。
図3は、第2の態様に係るミラーの製造方法のフロー図を示す。方法300は、キャリアを用意するステップ(301)、透明層を用意するステップ(302)、透明層の主面に反射層を配置するステップ(303)、および反射層をキャリアに向けた状態で透明層をキャリアと接続するステップ(304)を含む。
第2の態様の方法の一例によれば、キャリアを用意するステップは、前面層と後面層との間に配置された基体を用意するステップを含む。第2の態様の方法のさらなる例によれば、基体が前述のように製造され、前面層が基体の上側主面に貼付され、後面層が基体の下側主面に貼付される。前面層および後面層は、基体の上側主面および下側主面に接着剤または粘着剤を塗布し、次いで前面層および後面層を上側主面および下側主面に押圧することによって基体に貼付されうる。
第2の態様の方法の一例によれば、透明板をキャリアの主面に貼付するステップも、接着剤または粘着剤をキャリアに塗布し、次いで透明板をキャリアに接合することによって行われる。
第2の態様の方法の一例によれば、透明板をキャリアに接合して得られた組立体を正確に必要とされる曲率の凸状研磨マスターに対して載置することによって所望の曲率がミラーに与えられる。第2の態様の方法の一例について、以下に示し説明する。他の可能性としては、封止された箱の内側の十分に封止された基板に複合ミラーを置き、箱の内側の透明層側に圧力を発生させるか、あるいは同様に反対側から負圧、吸気圧力、または真空を発生させることもできる(効果は同じであり、ミラーは放物線形状になる)。
第2の態様に係る方法のさらなる例を、第1の態様のミラーおよび図1および図2に関連して先に提示した任意の例または細部と組み合わせることによって形成することができる。
図4は、図4A〜図4Fを含み、第2の態様に係るミラーを製造するための例示的な方法を示す。図面が一定の縮尺ではないことに再度言及しておくべきであろう。
図4Aは、透明層30、特に、様々な例を用いて上述したようなガラス板を設けるステップを示す。透明層30の形状およびサイズを、製造されるミラーと同じにすることができる。
図4Bは、透明板30に反射層20を配置するステップを示す。先に説明したように、反射層20は、特に反射層20の材料に応じた任意の適切な方法で成膜される。例えば、Alの場合、蒸着またはスパッタリングによって反射層を成膜することができる。厚さを、80nmから120nmまで、より具体的には90nmから110nmまでの範囲内とすることができる。
図4Cは、反射層20を有する透明板30をキャリア10に、すなわちキャリア10の前面ガラス板12の上面に、例えば接着または粘着によって接合するステップを示す。キャリア10は、基体11、前面ガラス板12および後面ガラス板13を備える。
図4Dは、ミラーの所望の湾曲を補完する形状の湾曲を有する上面を有する型40を用意するステップを示す。型40は、型40とミラー組立体との最終的なCTEのミスマッチを最小化するために適切な材料から作られる。型40はマッフル50内に載置され、ミラー組立体は型40の上に載置される。マッフル50は、加熱素子60によって示される炉内に載置される。
図4Eは、加熱要素60の作動を示し、特定の条件に合わせた熱サイクルが所定のウォームアップ、保持時間および冷却速度で適用される。プロセスの間、ミラー組立体が型40の表面に押し付けられるようにミラー組立体に均一な圧力が加えられる。この手法によって、確実にミラー組立体は型40に完全に接触する。
図4Eは、ミラー組立体の全体が型40の表面と接触することによってミラー組立体が型40の形状を写しとった熱サイクルの終わりを示す。その後、成形されたミラー組立体の冷却・硬化ステップが行われる。
図4Fは、炉およびマッフル50から取り出されたミラー組立体を示す。
図5は、図5A〜図5Fを含み、第2の態様に係るミラーを製造するための他の例示的な方法を示す。
図5Aおよび図5Bは、図4Aおよび図4Bと同じステップを含んでいてもよい。図4の方法との主な違いは、図5Cによれば、透明層30と反射層20との組立体のみを型40に載置し、次いで、図5Dによれば特に図4Eに関連して上述したような方法で組立体を実質的に型40の表面形状に一致させる点である。その後、図5Eによれば、キャリア10(具体的には基体11、前面ガラス板12および後面ガラス板13を備えるキャリア10)が、透明層30と反射層20との組立体が依然として型40に置かれている状態で、またさらに特に図4Cに関連して上述したような方法で反射層20の上面に貼付される。キャリア10は、透明層30と反射層20との組立体と同じ曲率半径を有する湾曲形状を有するように予め形成されている。図5Fは、炉およびマッフル50から取り出されたミラー組立体を示す。
本開示のさらなる態様によれば、ミラーが、上記のようなキャリア、キャリアの主面の上に配置された上記のような反射層、および反射層の上に配置された上記のような透明保護層を備え、キャリアは、上記のような基体を有する。ミラーは、基体と反射層との間において基体の第1の主面に配置された上記のような第1の層をさらに備える。さらなる態様に係るミラーは、基体の第1の主面とは反対側の第2の主面に配置された上記のような第2の層をさらに備えていてもよい。さらなる態様に係るミラーは、第1の態様のミラーに関連して本明細書で開示されているような様々な特徴、実施例および従属請求項のいずれか1つをさらに含むことができる。
本開示に係るミラーまたは本開示全体にわたって説明された実施例のいずれか1つに係るミラーを望遠鏡、特に(解像型)チェレンコフ望遠鏡に使用することができる。このミラーを、太陽熱収集器のような他の目的のために使用することも、家屋(特に、高層ビル)の反射窓に使用することも、ミラーまたは反射面が用いられる任意の他の用途に使用することもできる。
他の用途の1つとしては、反射層の代わりに特定の吸収層が使用されて、ミラーについてはもはや言及され得ないようなものがあり得る。吸収層を、下方から来る光を選択的に吸収して所望の波長域のみを通過させるようにすることができる。
本開示を1つまたは複数の実装形態に関して例示および説明してきたが、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲から逸脱することなく、例示された例に変更および/または修正を加えることができる。特に上述の構成要素または構造(組立体、装置、回路、システム等)によって実行される様々な機能に関し、特に明記しない限り、そのような構成要素を説明するために使用される用語(「手段」への言及を含む)は、本明細書において例示した本開示の例示的な実装形態における機能を実行する開示された構造と構造的に等価でないとしても、記載された(例えば、機能の点で等価な)構成要素の特定の機能を実行する任意の構成要素または構造に対応することが意図されている。

Claims (14)

  1. キャリア(10)と、
    前記キャリア(10)の主面の上に配置された反射層(20)と、
    前記反射層(20)の上に配置された透明層(30)と、を備え、
    前記キャリア(10)は、基体(11)を有し、
    前記基体(11)は、密度が0.1g/cmから1.0g/cmまでの範囲内である材料、多孔質材料、発泡材料、独立気泡を含む構造を有する材料、ハニカム構造を有する材料、および炭素繊維を含む構造の1つ以上を含む、
    ミラー(200)。
  2. 前記キャリア(10)は、前記基体(11)に配置された1層以上の層(12,13)をさらに有する、
    請求項1に記載のミラー(200)。
  3. 前記1層以上の層(12,13)は、前面層(12)および後面層(13)を含み、前記基体(11)は、前記前面層(12)と前記後面層(13)との間に配置されている、
    請求項2に記載のミラー(200)。
  4. 前記前面層(12)および前記後面層(13)の1層または複数層は、ガラス板で構成されている、
    請求項3に記載のミラー(200)。
  5. 前記前面層(12)および前記後面層(13)の1層または複数層の厚さは、1mmから3mmまでの範囲内である、
    請求項3または4に記載のミラー。
  6. 前記透明層(30)の厚さは、20μmから500μmまでの範囲内である、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載のミラー(200)。
  7. 前記透明層(30)は、ガラス層である、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載のミラー(200)。
  8. 前記反射層(20)は、Al、Ag、または誘電材料を含む、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載のミラー(200)。
  9. 前記基体(11)の厚さは、20mmから60mmまでの範囲内である、
    請求項1〜8のいずれか一項に記載のミラー(200)。
  10. 前記反射層と前記透明層との間に配置され、前記反射層の硬度、耐久性、および抵抗の1つ以上を改善するように構成された1層以上の追加層をさらに備える、
    請求項1〜9のいずれか一項に記載のミラー(200)。
  11. 前記1層以上の追加層は、クロムを主成分とする層、五酸化タンタル層、石英層、およびSiO層の1つ以上を含む、
    請求項10に記載のミラー。
  12. 前記ミラーの直径または一方向に沿う最大長さが少なくとも0.5mである、
    請求項1〜11のいずれか一項に記載のミラー。
  13. キャリアを用意するステップと、
    透明層を用意するステップと、
    前記透明層の主面に反射層を配置するステップと、
    前記反射層を前記キャリアに向けた状態で前記透明層と前記キャリアとを接続するステップと、を含む、
    ミラーの製造方法。
  14. キャリアを用意するステップは、前面層と後面層との間に配置された基体を用意するステップを含む、
    請求項14の記載の製造方法。
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