JP2020501724A - シリンジのためのスペーサ - Google Patents

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Abstract

手動注射用のシリンジ(10)のためのスペーサ(22)が、取付けセクション(36)と、フランジセクション(26)と、ストッパセクション(24)とを備える。取付けセクション(36)は、シリンジ(10)のシリンジ本体(16)の遠位端に結合されるように適合される。フランジセクション(26)は、患者の皮膚表面に接触するように適合された接触面(27)を備える。ストッパセクション(24)は、取付けセクション(36)とフランジセクション(26)との間に延びるボアを有し、ストッパセクション(24)は、シリンジ(10)のシリンジ本体(16)の遠位端に取り付けられ、ストッパセクション(24)のボアを通って延びるとき、針(18)の注射深さを画定するように適合される。【選択図】図4

Description

本発明は、手動注射用のシリンジのためのスペーサと、スペーサおよびシリンジを含むキットとに関する。
医療用途または治療用途では、医薬品または薬剤が多くの異なる方法で患者に投与される。いくつかの薬剤は、注射を必要とし、通常、薬剤が注射される場所が重要である。特に、いくつかの薬剤は、適切に投与されるには、患者の皮膚の特定の層内に注射されなくてはならない。薬剤の種類に応じて、皮内または皮下注射が望ましい。
薬剤が適切に注射されることを容易にするために、既知の特定のデバイスが存在するが、それでもなお、皮膚の正しい層等のスポットを位置特定し、そこに到達することは非常に困難であり得る。自身で薬剤を注射する患者のために、EpiPen等のいわゆる自動注射器が普及している。そのような自動注射器は、例えば皮膚を介してまたは皮膚内に、或る用量の薬剤を自動的または半自動的に送達するように設計されたシリンジである。皮膚表面に対する針の角度および注射深さがデバイスによって制御される。
臨床研究にとって、自動注射器は多くの場合適切でない。なぜなら、そのような研究に必要とされる比較的少量の自動注射器を製造することは不均衡に高価となり得るためである。したがって、通常、手動注射のための従来の手動シリンジが自動注射器の代わりに用いられる。しかしながら、従来の手動シリンジを用いるとき、臨床研究の結果が損なわれる場合がある。例えば、挿入の深さ、針の角度および/または皮膚との接触の影響は、手動注射において異なる場合がある。
したがって、本発明の目的は、手動注射用の従来のシリンジを用いるときに自動注射器の特性を模倣することを可能にする比較的単純で効率的なデバイスを提供することである。
本発明によれば、この必要は、独立請求項1の特徴によって定義されるスペーサ、および独立請求項11の特徴によって定義されるキットによって解決される。好ましい実施形態は従属請求項の主題である。
特に、本発明は、手動注射用のシリンジのためのスペーサを扱う。このスペーサは、シリンジのシリンジ本体の遠位端に結合されるように適合された取付けセクションと、患者の皮膚表面に接触するように適合された接触面を含むフランジセクションと、取付けセクションとフランジセクションとの間に延びるボアを有するストッパセクションとを備える。ストッパセクションは、スペーサがシリンジのシリンジ本体の遠位端に取り付けられ、針がストッパセクションのボアを通って延びるときに、針の注射深さを画定するように適合される。
シリンジに関連する「遠位端」という用語は、シリンジ本体の、注射時に患者に向けられる側に関する。通常、シリンジ本体の遠位端には、針または針を取り付けるためのコネクタが装備される。例えば、コネクタは、いわゆるルアーロックシステムの雄部品または雌部品とすることができる。それによって、ルアーロックシステムは、好ましくは、スペーサの取付けセクションによっても、その任意の他の部分によっても影響を受けない。
シリンジ本体は、円筒形とし、注射される液体を収容するような形状にすることができる。取付けセクションによって、スペーサは、シリンジ本体の遠位端に結合可能またはプラグ接続可能である。このため、取付けセクションは、例えば使い捨てまたは非使い捨てのプラスチックまたはガラスシリンジ等のシリンジに容易にまたは好都合に取り付けることができる。スペーサの取付けセクションは、例えば、針および/またはルアーロックシステムを取り囲むことができる。
スペーサは、特に、例えばプラスチック材料から作製される一個片構造とすることができる。スペーサの設計は、比較的単純でコスト効率の良いものにすることができる。したがって、例えば開発途上国においてもスペーサを用いることができる。
シリンジの針の注射深さを画定するために、ストッパセクションまたはそのボアは、調整できないように固定のまたは予め定義された長さを有することができる。ストッパセクションは、針の一部を隠すことができる。ストッパセクションは、シリンジ本体の遠位端と、貫通可能な針の一部分との間に画定された空間をもたらすように適合されているため、注射深さは、ストッパセクションの長さに対応することができる。例えば、スペーサがシリンジに取り付けられているときに貫通可能な針の一部は、好ましくは、約5mm〜約7mmの長さを有する。このため、スペーサは、皮下注射のために配置することができる。しかしながら、より長いストッパセクションが用いられる場合、貫通可能な針の一部は、2mm未満に低減することができる。このようにして、皮内注射が可能である。
フランジセクションは、例えば、リング形状にするかまたは傾斜させることができる。スペーサがシリンジに取り付けられているとき、フランジセクションは針を取り囲むことができ、それによって、針は特に中央に配置することができる。スペーサは針に接触しないので、汚染を防ぐことができる。接触面は、平らなまたは傾いた平面(level)を形成することができる。したがって、注射角は、接触エリアの傾きに依拠することができる。注射角はフランジセクションによって予め定義されるので、トレーニングされていない患者であっても必要な角度で注射することができるように、シリンジの誤使用を防ぐことができる。特に、接触面は、模倣する自動注射器の接触エリアと同様に設計することができる。
特に効果的な実施形態では、ストッパセクションは、スペーサがシリンジに取り付けられているとき、シリンジ本体の長手方向軸と同軸に配置される。また、フランジセクションは、好ましくは、スペーサがシリンジに取り付けられているとき、シリンジ本体の長手方向軸と同軸に配置することができる。
適用時、スペーサは、自動注射器の状態またはその状態に類似した状況を模倣することを可能にする。特に、注射深さは、ボアおよびストッパセクションの寸法を適切に設定することによって、予め定義することができる。加えて、接触面は、針が皮膚の表面に対して正しく向けられることを確実にすることを可能にする。また、接触面は、皮膚の比較的大きなエリア上でシリンジのロッドを前進させるときに加わる圧力を分散させることを可能にし、皮膚の変形を低減することができるようにする。このようにして、スペーサは、従来のシリンジが適切に、すなわち、正しい角度で正しい穿孔深さまで適用されることを確実にすることを可能にする。
このため、既知の自動注射器と同様に、スペーサは、従来のシリンジによって患者の体内の予め定義可能な場所に物質を好都合にかつ正確に送達することを可能にする。したがって、スペーサを活用して、自動注射器、例えばその注射深さ、その針角度および/または皮膚接触を模倣することが可能である。したがって、臨床研究および通常の使用のために、スペーサを有する従来のシリンジを、自動注射器の代わりに用いることができる。これにより、臨床研究の労力を低減し、かつ/または適切な注射を確実にすることが可能になる。
好ましくは、フランジセクションの厚みは、ストッパセクションから接触面に向かって広がる。このようにして、比較的厚いまたは大きい接触面を効率的に提供することができる。これにより、シリンジが患者に適用されるときにスペーサが皮膚に接触するエリアを増大することが可能になる。このため、より良好な圧力分布を達成することができ、皮膚の変形を低減することができる。更に、シリンジは、患者の皮膚表面上に安定して位置決めすることができ、これにより、注射中の容易な取扱を可能にすることができる。また更に、広げられた接触面は、自動注射器の特性を模倣することができる。
それによって、接触面におけるフランジセクションの厚みは、シリンジ本体の壁厚よりも有利に大きくなる。これは、少なくとも約2ミリメートル(mm)、少なくとも約3mm、少なくとも約4mmまたは少なくとも約5mmであり得る。
好ましくは、フランジセクションは、患者の皮膚表面に対するシリンジの垂直な向きを確実にするように適合される。換言すれば、フランジセクションは、患者の皮膚表面に対して垂直にのみ貫通を許可するように適合することができる。このようにして、多くの用途において望まれるシリンジの正しい向きを確実にすることができる。
好ましくは、ストッパセクションのボアは、本質的に直線状の中心軸を有し、フランジセクションの接触面は本質的に平坦であり、ストッパセクションのボアの中心軸は、フランジセクションの接触面に対して本質的に垂直に配置される。それによって、平坦な接触面は、皮膚表面に対して平行かつ/またはシリンジの針に対して垂直とすることができる平らな平面を形成することができる。このようにして、スペーサおよびこのためシリンジが、患者の皮膚表面に対して直立することを効率的に達成することができる。注射角は、90°に自動的に調整することができる。これにより、トレーニングを受けていない人物であっても、約90°の予め定義された注射角で薬剤を正しく注射することが可能になる。また、そのような固定の注射角は、自動注射器の特性を模倣することができる。
好ましくは、取付けセクション、ストッパセクションおよび/またはフランジセクションはスリーブとして擬似的に構成される。特に、完成したスペーサはスリーブとして構成することができる。それによって、スリーブは、好ましくは、少なくとも部分的に円筒形であり、これにより、スペーサが効率的に製造され、円筒形のシリンジ本体に特に適するようにすることが可能になる。
代替的に、スペーサの1つまたは複数の部分のみ、すなわち、取付けセクション、ストッパセクションまたはフランジセクションのみがスリーブとして構成されてもよい。
スリーブ形状の取付けセクションは、スペーサが、円筒形のシリンジ本体の遠位端に好都合に取り付けられることを可能にすることができる。この取付けセクションは、シリンジの円周全体をカバーし、これにより安全な固定を提供することができる。
スリーブ形状のストッパセクションは、シリンジ本体の遠位端と患者の皮膚表面との間の一定の距離を効率的に画定することができる。
スリーブ形状のフランジは、患者の皮膚表面に均一に触れることができる。このため、注射中、皮膚に対する圧力は接触面全体にわたって等しく配分することができる。
好ましくは、接触面におけるフランジセクションの外径は、ストッパセクションの外径を超える。このため、このようにして、フランジセクションは、皮膚表面に当接する接触面を拡大する。したがって、シリンジは、皮膚に安定した形で据えることができる。また、ストッパセクションの外径がより小さいことにより、スペーサのいずれの部分がシリンジ本体の遠位端に結合されなくてはならず、いずれの部分が皮膚表面と接触されなくてはならないかが外側から見てわかるため、取扱を改善することができる。
取付けセクションの外径は、好ましくは、ストッパセクションの外径に等しい。外側から見て、取付部とストッパとの間の遷移部は平滑にすることができ、スペーサのこれらの部分は1つのユニットに見えることができる。
特に、ストッパセクションとフランジセクションとの間の遷移エリアは、好ましくは円錐形である。ストッパセクションまたは更には取付けセクションから開始して、スペーサは、フランジセクションまたはその接触面に向かって拡大または増大することができる。そのような遷移は特に平滑にすることができる。そのような円錐形は、外面が切り欠きを有しないため、高い衛生基準を達成することに寄与することができる。このため、スペーサは、清掃後に再利用することができる。
スペーサの実施形態において、取付けセクションの内径は、ストッパセクションおよび/またはフランジセクションの内径よりも小さい。多くのシリンジのシリンジ本体は、遠位端に陥凹エリアを含むため、シリンジ本体は、そのような陥凹エリアを介して取付けセクションに結合することができる。取付けセクションの内径は、陥凹エリアと確実に固定するために、より小さい。ストッパセクションおよび/またはフランジセクションの内径は、針のための十分な空間、針の保護カバーもしくは針シールド、および/またはルアーロックシステムを提供するために、より大きくすることができる。
好ましくは、取付けセクションは、シリンジのシリンジ本体の遠位端を受けるための座面を形成する内側フランジを含む。それによって、内側フランジは、スペーサの最も小さな内径を有することができる。内側フランジは、座面と均一の歪みをもたらすためにリング形状にすることができる。上述したように取付けセクションのより小さな内径を提供することができるそのような座面は、予め定義された位置および向きにおいてシリンジ本体を効率的に受けることを可能にする。このため、シリンジは好都合にかつ正確にスペーサに結合することができる。
好ましくは、フランジセクションの接触面によって画定される平面において、ボアの面積は、接触面の面積よりも約1倍〜約5倍または約1.3倍〜約4倍または約1.5倍〜約3倍大きい。ボア断面積および接触面面積間のそのような関係は、好都合な寸法に設定された接触面を効率的に提供することを可能にすることができる。
本発明の別の態様は、上記で説明したようなシリンジおよびスペーサを含むキットに関する。そのようなキットは、スペーサおよびその好ましい実施形態との関連で述べた効果および利点を効果的に提供することを可能にする。
キットにおいて、スペーサは、シリンジのシリンジ本体の遠位端に予め結合しておくことができる。代替的に、シリンジおよびスペーサは別個であってもよい。この場合、患者または注射を行う人物は、シリンジを用いる前にスペーサを結合する。
キットは、いくつかの異なるスペーサを含むことができる。特に、キットは、異なる長さを有する複数のストッパを備えたスペーサを含むことができる。使用時に、シリンジの針の所望の注射深さを検討して適切なスペーサを選択することができる。
好ましくは、キットのスペーサのストッパセクションは、キットのシリンジのシリンジ本体の遠位端と、シリンジのシリンジ本体の遠位端に取り付けられた、貫通可能な針の一部分との間の画定された空間をもたらすように適合される。針の所望の注射深さを調整するために、異なるストッパセクションを有するスペーサを用いることができる。それによって、貫通可能な針の一部は、好ましくは、約5mm〜約7mmの長さを有することができる。それによってスペーサは、例えば皮下注射を可能にすることができる。しかしながら、より長いストッパが用いられる場合、貫通可能な針の一部は、2mm未満に低減することができる。それによって、例えば、皮内注射が可能である。
キットの実施形態において、スペーサのフランジセクションの外径は、シリンジ本体の液体チャンバの外径以上である。このようにして、フランジセクションは、注射中シリンジを安定化することができる比較的大きな接触エリアを提供することができる。
好ましくは、キットは、シリンジの近位端に結合されるように適合された拡張指フランジを更に備える。従来のシリンジは、多くの場合に、ハンディキャップを有する人にとって特に扱いが容易でない、比較的小さな指フランジを備える。そして、いくつかのシリンジは指フランジを全く備えていない。拡張指フランジは、シリンジ本体および/またはシリンジの従来の指フランジに、例えばクリップ留め、ねじ留めまたはロックすることができる。このため、拡張指フランジは、従来の指フランジを拡大し、または指フランジを確立する。これにより、特に、ハンディキャップを有する人にとって、シリンジの扱いを容易にすることができる。
本発明によるスペーサおよび本発明によるキットを、例示的な実施形態により、添付の図面を参照して本明細書において以下により詳細に説明する。
シリンジを含む、本発明によるキットの実施形態、および本発明によるスペーサの実施形態の斜視図を示す。 図1のシリンジおよびスペーサの展開斜視図を示す。 図1のシリンジおよびスペーサの断面図を示す。 図3のシリンジの遠位端の拡大断面図を示す。
以下の説明において、特定の用語は利便性の理由により使用され、本発明を限定することを意図していない。用語「右」、「左」、「上」、「下」、「〜の下」、「〜の上」とは、図中における方向を指す。これらの用語は、明示的に述べられる用語のみならず、それらの派生形および同様の意味を持つ用語を含む。また、「〜の真下」、「下方」、「下部」、「上方」、「上部」、「近位」、「遠位」等の空間的な相対用語は、図中に示される別の要素または特徴に対するある要素または特徴の関係を説明するために使用されてよい。これらの空間的な相対用語は、図中に示す位置および向きに加えて、使用または動作中のデバイスのさまざまな位置および向きを包含するように意図されている。例えば、図中のデバイスがひっくり返されている場合、他の要素または特徴の「下方」または「真下」に記載された要素は、他の要素または特徴の「上方」または「上」にあることになる。このため、例示的な用語「下方」は、上方および下方の両方の位置および向きを包含することができる。デバイスは他の方法で方向付けられてもよく(90度、または他の向きに回転されてもよい)、本明細書で使用する空間的な相対記述子はそれに応じて解釈される。同様に、さまざまな軸に沿った、およびそれら軸周りの動きの記述には、さまざまな特殊なデバイスの位置および向きが含まれる。
さまざまな態様および例示的な実施形態の図面および記述における繰り返しを避けるために、多くの特徴が多くの態様および実施形態に共通であることを理解すべきである。記述または図面から一態様を省略しても、その態様が組み込まれている実施形態からその態様が欠落していることを意味するものではない。代わりに、その態様は、明確さを期して、冗長な記述を避けるために省略されている可能性がある。この文脈において、以下は、本明細書の残りに当てはまる。図面を明らかなものとするために、図面が本明細書の直接関連する部分に説明されていない参照番号を含む場合、これは前または後の説明セクションを指す。更に、明瞭さの理由から、図面において、部品のすべての特徴に参照符号を付していない場合は、同じ部品を示す他の図面を参照するものとする。2つ以上の図面における同じ数字は、同一のまたは類似の要素を表す。
図1において、本発明によるキットの実施形態が示される。キットは、シリンジ10と、拡張指フランジ14と、本発明によるスペーサ22の実施形態とを備える。シリンジ10は、円筒形のシリンジ本体16と、シリンジ本体16の開放近位端を通ってシリンジ本体16内に延びるプランジャロッド12と、シリンジ本体16の遠位端に取り付けられた針18とを備える。シリンジ10の内部に、薬剤が注射前に格納される液体チャンバが形成される。シリンジ本体16は、シリンジ本体16内部の液体量を示すスケール20を有する。シリンジ本体16は、プラスチック材料またはガラスで作製され、有利には透明である。拡張指フランジ14は、シリンジ本体16の近位端に取り付けられ、この近位端において、プランジャロッド12はシリンジ本体16の内部に入る。
スペーサ22は、ストッパセクション24と、取付けセクション36と、フランジセクション26とを備える一個片構造である。スペーサ22は、概ね円筒形の形状を有し、プラスチック材料から作製される。スペーサ22は、シリンジ本体16の遠位端に結合される。ストッパセクション24は、長手方向または軸方向の貫通穴またはボアを有し、これを通してシリンジ10の針18が配置される。この貫通穴またはボアは、フランジセクション26から取付けセクション36に延び、針18の注射深さを画定する。
図2において見て取ることができるように、スペーサ22のフランジセクション26は、平坦なリング形状の接触面27または接触エリアを含む。フランジセクション26は、患者の皮膚表面上でのシリンジ10の安定した位置決めを提供するために、および注射時の皮膚に対する高度な圧力分布を可能にするために、接触面27が比較的広くなるように軸方向において円錐形状にされる。
シリンジ本体16の遠位端は、スペーサ22を結合可能な陥凹エリア28を有する。シリンジ10に付けられる前に、針18は、保護カバー30または針シールドによってカバーされる。例えば、移送中、格納中、および/またはスペーサ22の取付け中に針18が保護される。このため、針18の損傷または汚染のリスクが最小限にされる。更に、針18は滅菌状態に保持される。
シリンジ10は、小さな従来の指フランジ32を備える。キットの拡張指フランジ14は、従来の指フランジ32に取り付けられ、例えば、ねじ留めまたはクリップ留めされる。このため、扱いがより容易になるかまたは改善される。拡張指フランジ14は、図3の断面図においても見ることができる。従来の指フランジ32の広さは、拡張指フランジ14によって少なくとも2倍にされる。
図4は、シリンジ10のシリンジ本体16の遠位端の拡大図を示す。針18は、ルアーロックシステム34によってシリンジ本体16にロックされる。ルアーロックシステム34は、好ましくは、シリンジ本体16の陥凹エリア28内に配置される。ルアーロックシステム34、針18および保護カバー30は、スペーサ22によって取り囲まれる。
スペーサ22の取付けセクション36は、スリーブとして構成され、スペーサ22をシリンジ本体16の陥凹エリア28に結合する。取付けセクション36は、シリンジ本体16の遠位端のためのリミットストップ(limit stop)として内側フランジ38を含む。ストッパセクション24は、針18の注射深さを画定する。ストッパセクション24が長く構成されるほど、針18の注射深さが短くなる。
ストッパセクション24の内径は、取付けセクション36の内径よりも大きいのに対して、これらの部分の外径は等しい。スペーサ22の遠位端におけるフランジセクション26の外径は、ストッパセクションの外径よりも大きい。ストッパセクション24とフランジセクション26との間の遷移エリア40は、円錐形状に形成される。フランジセクション26は、自動注射器の接触エリアと類似した寸法にされる、比較的大きな接触面27を提供する。
使用時に、スペーサ22は、シリンジ本体16の遠位端に容易に結合することができる。針の保護カバー30は除去される。接触面27は、皮膚に対して約90度でシリンジ10の安定した直立位置を提供するのに対して、ストッパセクション24は、所望の注射深さを画定する。このため、スペーサ22を活用して、自動注射器のいくつかの特性は、単純に模倣することができる。
本発明の態様および実施形態を示す本明細書および添付の図面は、保護された発明を定義する特許請求の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。換言すれば、本発明は、図面および前述の説明において詳細に図示され説明されているが、そのような図示および説明は、例示的または代表的なものであって限定的ではないとみなされるべきである。本明細書および特許請求の範囲の趣旨および範囲から逸脱することなく、さまざまな機械的、構成的、構造的、電気的、および動作的な変更を行うことができる。場合によっては、本発明を不明瞭にしないために、よく知られている回路、構造、および技術は詳細に示されていない。したがって、変更および修正は、以下の特許請求の範囲および趣旨内で当業者によってなされ得ることが理解されるであろう。特に、本発明は、上記および以下に記述されるさまざまな実施形態の特徴を任意に組み合わせた更なる実施形態を包含する。
本開示はまた、個々に前述のまたは以下の説明には記述されていない場合であっても、図中に示される更なるすべての特徴を包含する。また、図面および本明細書に記述される実施形態の単一の代替ならびにこれらの特徴の単一の代替は、本発明の主題または開示される主題から放棄され得ない。本開示は、特許請求の範囲または例示的実施形態に定義される特徴からなる主題ならびに当該特徴を含む主題を含む。
更に、特許請求の範囲において、単語「comprising(備える、含む)」とは、他の要素およびステップを排除するものではなく、不定冠詞「a」または「an」は複数を排除するものではない。単一のユニットまたはステップは特許請求の範囲に挙げられるいくつかの特徴の機能を実現してもよい。特定の尺度が互いに異なる従属請求項に挙げられているという単なる事実は、これらの尺度の組み合わせが有利に使用できないことを意味するものではない。また、属性または値に関連する用語「本質的に」、「約」、「およそ」等は特に、属性を厳密に、または値を厳密に、それぞれ定義するものである。用語「約」は、与えられた数の値または範囲の文脈において、与えられた値または範囲の例えば、20%内、10%内、5%内、または2%内にある値または範囲を指す。結合または接続されていると記載された構成部品は、電気的もしくは機械的に直接結合されてもよく、または1つもしくは複数の中間構成部品を介して間接的に結合されてもよい。特許請求の範囲の任意の参照符号は、範囲を制限するものと解釈すべきではない。

Claims (14)

  1. 手動注射用のシリンジ(10)のためのスペーサ(22)であって、
    前記シリンジ(10)のシリンジ本体(16)の遠位端に結合されるように適合された取付けセクション(36)と、
    患者の皮膚表面に接触するように適合された接触面(27)を含むフランジセクション(26)と、
    前記取付けセクション(36)と前記フランジセクション(26)との間に延びるボアを有するストッパセクション(24)であって、前記ストッパセクション(24)は、前記スペーサ(22)が前記シリンジ(10)の前記シリンジ本体(16)の遠位端に取り付けられ、針(18)が前記ストッパセクション(24)の前記ボアを通って延びるときに、前記針(18)の注射深さを画定するように適合される、ストッパセクション(24)と、
    を備える、スペーサ(22)。
  2. 前記フランジセクション(26)の厚みは、前記ストッパセクション(24)から前記接触面(27)に向かって広がる、請求項1に記載のスペーサ(22)。
  3. 前記フランジセクション(26)は、注射中に前記患者の皮膚表面に対する前記シリンジ(10)の垂直の向きを確実するように適合される、請求項1または2に記載のスペーサ(22)。
  4. 前記ストッパセクション(24)の前記ボアは、本質的に直線状の中心軸を有し、前記フランジセクション(26)の前記接触面(27)は、本質的に平坦であり、前記ストッパセクション(24)の前記ボアの前記中心軸は、前記フランジセクション(26)の前記接触面(27)に対して本質的に垂直に配置される、請求項1から3のいずれか一項に記載のスペーサ(22)。
  5. 前記取付けセクション(36)、前記ストッパセクション(24)および/または前記フランジセクション(26)は擬似的にスリーブとして構成される、請求項1から4のいずれか一項に記載のスペーサ(22)。
  6. 前記スリーブは少なくとも部分的に円筒形である、請求項5に記載のスペーサ(22)。
  7. 前記接触面(27)における前記フランジセクション(26)の外径は、前記ストッパセクション(24)の外径を超える、請求項1から6のいずれか一項に記載のスペーサ(22)。
  8. 前記ストッパセクション(24)と前記フランジセクション(26)との間の遷移エリア(40)は円錐形状である、請求項1から7のいずれか一項に記載のスペーサ(22)。
  9. 前記取付けセクション(36)は、前記シリンジ(10)の前記シリンジ本体(16)の前記遠位端を受けるための座面を形成する内側フランジ(38)を含む、請求項1から8のいずれか一項に記載のスペーサ(22)。
  10. 前記フランジセクション(26)の前記接触面(27)によって画定される平面において、前記ボアの面積は、前記接触面(27)の面積よりも約1倍〜約5倍または約1.3倍〜約4倍または約1.5倍〜約3倍大きい、請求項1から9のいずれか一項に記載のスペーサ(22)。
  11. シリンジ(10)と、
    請求項1から10のいずれか一項に記載のスペーサ(22)と、
    を備える、キット。
  12. 前記スペーサ(22)の前記ストッパセクション(24)は、前記シリンジ(10)のシリンジ本体(16)の遠位端と、前記シリンジの前記シリンジ本体(16)の前記遠位端に取り付けられた、貫通可能な針(18)の一部分との間の画定された空間をもたらすように適合される、請求項11に記載のキット。
  13. 前記貫通可能な前記針(18)の一部は、約5mm〜約7mmの長さを有する、請求項12に記載のキット。
  14. 前記シリンジ(10)の近位端に結合されるように適合された拡張指フランジ(14)を更に備える、請求項11から13のいずれか一項に記載のキット。
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