JP2020204796A - 情報抽出システム - Google Patents

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久人 松尾
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Abstract

【課題】ファイルを格納したフォルダ名やファイル名を失念した場合であっても、電子メールの送受信に係る情報を活用することで、特定のファイルを効率よく探し出すことが可能な情報抽出システムを提供すること。【解決手段】ネットワーク3に接続された情報端末の利用者が送受信した、添付ファイルが付された電子メールを、前記利用者が電子メールを送受信した送受信相手ごとに分類するとともに、分類された前記電子メールの数を集計する集計部2gと、前記集計部2gの集計結果に基づき、前記送受信相手の各々と前記利用者との人間関係の強度、及び前記送受信相手と前記利用者との間で取り交わされた前記添付ファイルに関する情報を表示する表示部2dと、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、情報抽出システムに関し、特に電子メールの送受信履歴から特定の情報を抽出する情報抽出システムに関する。
企業活動等において、例えば上司からドキュメント等の作成や修正を依頼された部下が、コンピュータ等の情報処理機器を操作して所定形式のファイルを作成し、作成したファイルを電子メールに添付して(即ち、添付ファイルの形式で)依頼主である上司に送付するような業務が日常的に行われている。通常、部下は自己が管理するパーソナルコンピュータ、あるいは特定のグループに属する従業者等がアクセス権を付与されたサーバの特定のフォルダにおいてファイルを作成・修正/保存し、このファイルを電子メールに添付して上司に送信することが多いが、取り扱うファイルの数量が多くなるにつれ、部下は作成したファイルをどのフォルダに保存したのかを失念してしまうことが頻繁に発生するようになる。逆に、部下から添付ファイル付きの電子メールを受信した上司は、添付ファイルをパーソナルコンピュータやサーバの所定フォルダに保存することが多いが、保続したフォルダやファイル名を失念することも頻繁に発生する。
この問題に対して、パーソナルコンピュータやサーバで動作する一般的なオペレーティングシステムは、パーソナルコンピュータやサーバに搭載されたHDD(hard Disk Drive)等の記憶装置に対してファイル名をキーとする検索機能を提供するが、ファイル名を失念してしまった場合は、特定のファイルを探し出すために多大な時間的ロスが発生してしまう。もちろんオペレーティングシステムの検索機能においては、いわゆるワイルドカードを用いた検索も可能とされているが、検索対象とする文字数が短くなるほど抽出されるファイルの数は膨大となり効率よくファイルを探し出すことは困難となっている。
特に組織的な企業活動では、個々の従業員等が作成したファイルをその従業員等のみが使用することは稀であり、ほとんどの場合は上述のように上司、部下あるいは同僚との間で、電子メールに添付する方法によりファイル交換が行われる。従って、特定のファイルを効率よく抽出するには電子メールの送受信に係る情報を活用することが重要となる。
電子メールによる情報収集を簡易化し、また、収集した電子メールの情報を有効活用する観点において、メールサーバから電子メールの情報を収集してデータベースに蓄積する電子メール収集手段と、データベースに蓄積した電子メールの情報を検索する電子メール検索手段を備えた電子メール収集・検索システムにおいて、電子メール収集手段は、電子メールのメール属性、メール本文及び添付ファイルの情報を収集するメール情報収集手段、及びメール本文に記述されているURLのウェブページの情報を収集するウェブページ収集手段を備え、電子メール検索手段は、与えられた検索条件式に従ってデータベースを検索し、添付ファイルがヒットし、かつメール本文、添付ファイル及びウェブページを表示する指示が入力された場合は、ヒットした添付ファイルの情報を検索結果一覧に蓄積し、添付ファイルがヒットし、かつメール本文のみ表示する指示が入力された場合は、メール本文と添付ファイルの関連データからメール本文のIDを1件ずつ取得して該当するメール本文の情報を検索結果一覧に蓄積し、ウェブページがヒットし、かつメール本文のみ表示する指示が入力された場合は、メール本文とウェブページの関連データからメール本文のIDを1件ずつ取得して該当するメール本文の情報検索結果一覧に蓄積する電子メール収集・検索システムが知られている。(特許文献1)
特許文献1によれば、電子メールによる情報収集を簡易化し、また、収集した電子メールの情報を有効活用することのできる電子メール収集・検索システムを提供することができるとしている。
特許第4028795号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、メール本文のみならず、添付ファイルや、メール本文に記述されているURLのウェブページまで検索対象を拡張して、添付ファイルやウェブページに対して全文検索を行うことを可能とするものであるが、例えば利用者が、作成したドキュメントにどのような語彙を使用したかといった細部を記憶していることは稀であり、またそのような細部についての記憶があったとしても、検索対象が専門用語等のごとき出現頻度がよほど低い語彙でない限り、抽出される添付ファイルの数が膨大になることから、「ファイルを格納したフォルダやファイル名を失念した特定のファイルを効率よく抽出する」という課題に適用することは困難である。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するべく案出されたものであり、ファイルを格納したフォルダ名やファイル名を失念した場合であっても、電子メールの送受信に係る情報を活用することで、特定のファイルを効率よく探し出すことが可能な情報抽出システムを提供することにある。
前記課題を解決するためになされた本発明は、ネットワークに接続された情報端末の利用者が送受信した、添付ファイルが付された電子メールを、前記利用者が前記電子メールを送受信した送受信相手ごとに分類するとともに、分類された前記電子メールの数を集計する集計部と、前記集計部の集計結果に基づき、前記送受信相手の各々と前記利用者との人間関係、及び前記送受信相手と前記利用者との間で取り交わされた前記添付ファイルに関する情報を表示する表示部と、を備えることを特徴とする情報抽出システムである。
これによって、ファイルを格納したフォルダ名やファイル名を失念した場合であっても、電子メールの送受信に係る情報を活用することで、特定のファイルを効率よく探し出すことが可能となる。
また、本発明は、前記表示部において、前記利用者との間で前記添付ファイルを取り交わした前記送受信相手と前記利用者との人間関係の強度を表示するようにしたものである。
これによって、電子メールの送受信に係る情報を活用して頻繁に電子メールを交換する相手を絞り込むことが容易となり、特定のファイルを効率よく探し出すことが可能となる。
また、本発明は、前記人間関係の強度を、前記利用者と前記添付ファイルを取り交わした前記送受信相手との両者を接続する枝の太さで表すようにしたものである。
これによって、利用者が添付ファイルを付した電子メールを頻繁にやりとりした送受信相手を視覚的に把握し、目的とする添付ファイルを容易に探し出すことが可能となる。
また、本発明は、前記人間関係の強度を、前記利用者と前記添付ファイルを取り交わした前記送受信相手に対応づけられた図形の大きさで表すようにしたものである。
これによって、利用者が添付ファイルを付した電子メールを頻繁にやりとりした送受信相手を視覚的に把握し、目的とする添付ファイルを容易に探し出すことが可能となる。
また、本発明は、前記利用者と前記添付ファイルを取り交わした前記送受信相手のうち特定の送受信相手を選択する入力部を備え、前記入力部への入力に基づいて、前記表示部には、特定の前記送受信相手と前記利用者との間で取り交わされた前記添付ファイルに関する情報が表示されるようにしたものである。
これによって、利用者と特定の送受信相手との間で取り交わされた添付ファイルのみを効率よく探し出すことが可能となる。
また、本発明は、前記添付ファイルに関する情報を、前記添付ファイルに含まれるコンテンツとしたものである。
これによって、利用者は添付ファイルの内容を容易に把握し、目的とする添付ファイルを容易に探し出すことが可能となる。
また、本発明は、前記コンテンツには、少なくとも前記添付ファイルに含まれるテキストデータに基づくワードマップ、または前記添付ファイルに含まれるデータを画像に変換したもののサムネイルのいずれかが含まれるようにしたものである。
これによって、利用者は添付ファイルの内容を視覚的に把握し、目的とする添付ファイルを容易に探し出すことが可能となる。
このように本発明によれば、ファイルを格納したフォルダ名やファイル名を失念した場合であっても、電子メールの送受信に係る情報を活用することで、特定のファイルを効率よく探し出すことが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る情報抽出システムS1の概要を示す構成図 本発明の第1実施形態に係る情報抽出システムS1におけるメールサーバ1及び情報端末2の構成を示す構成図 第1情報端末2_1において集計された情報が表示される態様を示す説明図 第1情報端末2_1において集計された情報を利用者が絞り込む過程を説明する説明図 人間関係フィールド6の第1変形例を示す説明図 (A)は、人間関係フィールド6の第2変形例を示す説明図、(B)は、第2変形例において特定の他利用者12を選択した際に表示される画像を示す説明図 抽出リスト表示フィールド8の変形例を示す説明図 本発明の第2実施形態に係る情報抽出システムS2におけるメールサーバ1及び情報端末2の構成を示す構成図
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る情報抽出システムS1の概要を示す構成図である。
図1において1はメールサーバである。メールサーバ1にはネットワークとしてのLAN3(Local Area Network)を介して第1情報端末2_1〜第n情報端末2_nが接続されている。なお、以降の説明において第1情報端末2_1〜第n情報端末2_nを区別しないときは、単に情報端末2と称する。
ここで情報端末2は、例えばコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等を指し、少なくとも利用者に対して視覚的に情報を提供し、及び利用者の操作に基づく指示入力がなされるユーザインタフェースを備えている。
ここでLAN3は、例えば企業等の限定された範囲内(通常は、一施設内程度の規模)に設置されたコンピュータ、スマートフォン等の通信機器、他の情報端末等をケーブルや無線電波などで接続し、相互にデータ通信を行うネットワークである。メールサーバ1はインターネット4に接続されており、インターネット4を介して図示しない他のメールサーバとの間で電子メールや添付ファイルを送受信する。
例えば、第1情報端末2_1から第2情報端末2_2に向けた電子メールや添付ファイルは、メール送信プロトコルであるSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)を用いて、メールサーバ1に送信される。そして、第2情報端末2_2は、メールサーバ1上の電子メールにアクセスし操作するプロトコルであるIMAP(Internet Message Access Protocol)を用いて、メールサーバ1から第2情報端末2_2宛の電子メールを取り込む。
なお、電子メールの受信プロトコルとしてはIMAPの他にPOP(Post Office Protocol)が知られている。POPの標準的な動作では、情報端末2が電子メールをダウンロードすると、メールサーバ1に保存された電子メールは削除されてしまう。第1実施形態では、情報端末2が電子メールをダウンロードしてもメールサーバ1において受信した電子メールや添付ファイルが削除されずに維持されるIMAPを採用している。
図2は、本発明の第1実施形態に係る情報抽出システムS1におけるメールサーバ1及び情報端末2の構成を示す構成図である。メールサーバ1は、SMTPサーバ1a、IMAPサーバ1b、メールボックス1c、受信メール抽出部1dを含む。また情報端末2は、メールクライアント2a、抽出条件設定部2b、入力部2c、表示部2d、記憶部2e、送信メール抽出部2f、集計部2gを含み、メールクライアント2aは、メール送信部2s及びメール受信部2rを含む。
メールサーバ1及び情報端末2には、図示しない記憶部(HDD,SSD(Solid State Drive),ROM(Read Only Memory),RAM(Random access memory)等)に格納/展開されたプログラムに従って動作する演算部(CPU(Central Processing Unit)等)を含む制御部2hが設けられ、当該制御部2hによって、メールサーバ1/情報端末2の各構成要素(情報端末2においては、例えばメールクライアント2a、集計部2g、表示部2d)が制御されて、種々の機能が発揮される。メールサーバ1のメールボックス1c、情報端末2の記憶部2eはHDD/SSD等の大容量記憶手段で構成されている。なお、各情報端末2における構成要素は同等であることから、以降の説明においては複数の情報端末2の各々について、各構成要素には同一の符号を付して説明する。
以降、図2を用いて、第1情報端末2_1から第2情報端末2_2に向けて電子メールが送信されたときを例にして、第1情報端末2_1、第2情報端末2_2及びメールサーバ1で行われる処理について説明する。
第1情報端末2_1の利用者は入力部2cを操作して、メールクライアント2aに宛先メールアドレス(ここでは、第2情報端末2_2の利用者のメールアドレス)、件名、本文(以降、宛先メールアドレス、件名、本文を合わせて「メール本体」と称することがある)、添付ファイル等を指定する。その後、メールクライアント2aに送信指示がなされると、メール送信部2sはSMTPを用いてメールサーバ1に電子メール(以降、「電子メール」と称するときは「メール本体」に「添付ファイル」が付されている状況も含むものとする。)を送信する。なおメール送信部2sによって送信された電子メールは、メールクライアント2aによって記憶部2eに保存される。
ここで、LAN3に宛先メールアドレスに対応する情報端末2が接続されていない場合、SMTPサーバ1aは、DNSサーバ(図示せず)を参照してインターネット4(図1参照)に接続された他メールサーバ(図示せず)に電子メールを送信する。他方、メールを送信する宛先メールアドレスが同一のLAN3に接続された情報端末2に割り当てられている場合(即ち、会社内での電子メール交換のような場合)は、SMTPサーバ1aは受信した電子メールを利用者ごと(即ち、メールアカウントごと)に分類してメールボックス1cに保存する。
電子メールの送信先である第2情報端末2_2のメール受信部2rは(通常は)定期的にIMAPサーバ1bに対して、第2情報端末2_2の利用者のメールアドレス宛の電子メールが保存されていないか問い合わせを行う。IMAPサーバ1bは、メールボックス1cに該当する電子メールが保存されている場合、その旨を第2情報端末2_2に通知し、第2情報端末2_2のメール受信部2rは、IMAPを用いて対象の電子メールをダウンロードする。
さて、上述した例では、第1情報端末2_1から第2情報端末2_2に電子メールを送信する過程を説明したが、任意の情報端末2の間においても同様にして電子メールが送受信される。
以降、本発明の最大の特徴である情報抽出機能について、第1情報端末2_1の利用者(以降、「主利用者11」と称することがある。主利用者11については、例えば図3を参照)が情報を抽出する主体であるとして説明する。まず、主利用者11は入力部2cを操作して、抽出条件設定部2bに対して、
(i)主利用者11が第三者(送受信相手の各々。以降、「他利用者12」と称することがある。他利用者12については、例えば図3を参照)との間で電子メールを送受信した期間(ここでは例えば、2018年10月15日〜2018年11月4日)
(ii)第1情報端末2_1が受信した電子メールを送信した相手のメールアドレス、即ち主利用者11のメールアドレスに対して電子メールを送信した相手(ここでは、例えば指定なし)
(iii)第1情報端末2_1が送信した電子メールの相手先のメールアドレス(ここでは、例えば指定なし)
を指定する。
抽出条件設定部2bは、上記(i)及び(ii)について指定された抽出条件を、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を用いてメールサーバ1に送信する。なお、(i)及び(ii)の条件は両者ともに指定される必要はなく、少なくともいずれか一方を指定、あるいは両者ともに指定されなくてもよい(ただし、両者ともに指定されない場合、(i)の条件はメールサーバ1に電子メールが蓄積されている全期間が指定されたとみなされる)。
抽出条件を受信したメールサーバ1の受信メール抽出部1dは、「添付ファイルが付されていること」を必須の条件として加え、上記抽出条件(i)及び(ii)に従って、メールボックス1c(ここでは、第1情報端末2_1宛に送信された電子メールが保存された領域)を検索する。そして、ヒットした電子メールから少なくとも「受信日時」、「件名」、「受信した電子メールの送信者に関する情報」、「添付ファイルのファイル名」を抽出し、リスト化したうえでTCP/IPを用いて第1情報端末2_1に送信する。即ち、メールサーバ1は、第1情報端末2_1宛に送信された(即ち、第1情報端末2_1がダウンロードした)電子メールのうち、添付ファイルが付されていることを前提として、抽出条件(i),(ii)に合致する電子メールの書誌的事項をリスト化して、これを「受信電子メールリスト」として第1情報端末2_1に送信する。第1情報端末2_1は受信した「受信電子メールリスト」を記憶部2eに保存する。
なお主利用者11が(i)及び(ii)の条件を指定する度に、メールサーバ1から新規に作成された「受信電子メールリスト」を受信してもよいが、例えば、本発明に係る情報抽出システムS1を主利用者11が利用し始めた段階で、抽出条件(i)を指定なし(上述のごとく全期間)、抽出条件(ii)を指定なしと設定して作成された「受信電子メールリスト」を第1情報端末2_1で受信・保存しておけば、その後は上記全期間の終期から後の期間に送受信された電子メールのみに対する「受信電子メールリスト」を得て、従前の「受信電子メールリスト」とマージする、即ち前回からの差分のみを受信して「受信電子メールリスト」を更新することを繰り返す(2回目以降は、全期間+後の期間を全期間とする)ようにしてもよい。このようにすることで、メールサーバ1と第1情報端末2_1との間の通信負荷が低減する。また、メールサーバ1は「受信電子メールリスト」に添付ファイルのデータを付加して第1情報端末2_1に送信し、第1情報端末2_1は受信した「受信電子メールリスト」及び添付ファイルのデータを記憶部2eに保存してもよい。
一方、第1情報端末2_1では、上述したようにメール送信部2sによって送信された電子メールは、メールクライアント2aによって記憶部2eに保存されており、送信メール抽出部2fは、「添付ファイルが付されていること」を必須の条件として加え、上記抽出条件(i)及び(iii)に従って記憶部2e(ここでは、第1情報端末2_1が送信した電子メールが保存された領域)を検索する。そして、ヒットした電子メールから少なくとも「送信日時」、「件名」、「送信した電子メールの送信相手に関する情報」、「添付ファイルのファイル名」を抽出してリスト化し、これを「送信電子メールリスト」として記憶部2eに記憶する。即ち、第1情報端末2_1は、第1情報端末2_1から送信された電子メールのうち、添付ファイルが付されていることを前提として、抽出条件(i),(iii)に合致する電子メールの書誌的事項をリスト化して、これを「送信電子メールリスト」として記憶部2eに保存する。もちろん、「送信電子メールリスト」とともに第1情報端末2_1から送信された添付ファイルのデータを合わせて保存してもよい。
次に集計部2gは、記憶部2eに保存された「受信電子メールリスト」と「送信電子メールリスト」とに基づき、主利用者11のメールアドレスについて、添付ファイルが付された電子メールの送受信相手(他利用者12)のメールアドレスごとに電子メールを分類し、電子メールの数を集計する。即ち、集計部2gは、ネットワーク(LAN3)に接続された情報端末2の利用者が送受信した、添付ファイルが付された電子メールを、主利用者11が電子メールを送受信した送受信相手ごとに分類するとともに、分類された電子メールの数を集計する。
図3は、第1情報端末2_1において集計された情報が表示される態様を示す説明図である。図3に示すように、第1情報端末2_1の表示部2dには、例えば利用者リストフィールド5と、人間関係フィールド6と、抽出期間指定/送受信履歴フィールド7と、抽出リスト表示フィールド8とが表示される。集計部2gによる集計結果は、主に利用者リストフィールド5と人間関係フィールド6に表示される。
利用者リストフィールド5には、主利用者11と添付ファイルが付された電子メールを送受信した履歴が存在する者のメールアドレスが表示される。第1情報端末2_1の利用者(主利用者11)が、抽出条件設定部2bに対して、(i)主利用者11が他利用者12との間で電子メールを送受信した期間として全期間を指定し、(ii)第1情報端末2_1が受信した電子メールを送信した相手のメールアドレスを指定せず、(iii)第1情報端末2_1が送信した電子メールの相手先のメールアドレスを指定しない抽出条件とした場合、利用者リストフィールド5の各メールアドレスに対応する電子メールの送受信数は通常1以上となる。図3においては、上述のように(i)主利用者11が他利用者12との間で電子メールを送受信した期間を2018年10月15日〜2018年11月4日に指定しているため、利用者リストフィールド5には当該期間において電子メールの送受信数が0である者(即ち、上記期間において電子メールの送受信履歴は無いが、他の期間において電子メールの送受信履歴がある者)も表示の対象となる。
表示部2dに表示される人間関係フィールド6には、主利用者11(ここでは、<toyo@aib.com>のメールアドレスを持っている)を中心として、抽出条件(i)〜(iii)に基づいて抽出された電子メールの送受信相手(他利用者12)のニックネームが、そのメールアドレスとともに表示される。即ち、人間関係フィールド6には「主利用者11が電子メールを送受信した者」の観点における人間関係が表示される。
また、主利用者11と他利用者12との間には枝13が表示されており、枝13の太さは、主利用者11と他利用者12との間の電子メールの送受信数によって変化させている。電子メールの送受信数が多いほど(即ち、主利用者11と深い(強い)人間関係を持つと推定される他利用者12ほど)、枝13は太く表示される。即ち、人間関係フィールド6には人間関係の強度が表示される。もちろん、人間関係の強度に応じて枝13の色を変えて表示するようにしてもよい。このようにすることで、主利用者11は、添付ファイルを付した電子メールを頻繁にやりとりした他利用者12を視覚的に把握することが可能となる。
即ち、第1実施形態においては、表示部2dにおいて、利用者(主利用者11)との間で添付ファイルを取り交わした送受信相手(他利用者12)と、利用者との人間関係の強度を、両者を接続する枝13の太さで表している。
抽出期間指定/送受信履歴フィールド7には、利用者リストフィールド5と人間関係フィールド6とに表示された電子メールの送受信数(結合強度)を集計した期間(抽出条件設定部2bに設定された期間)や集計期間において送受信された電子メールの履歴情報(時系列(例えば一日/週単位)において送受信した電子メールの数)が表示される。抽出期間指定/送受信履歴フィールド7では、例えば「過去1週間」といった相対的に指定する方法や、カレンダーの年月日を直接的に指定して特定の期間を設定する方法が提供されている。
抽出リスト表示フィールド8には、「受信電子メールリスト」における「受信年月日」、「受信時刻」、「件名」、「受信した電子メールの送信者に関する情報」、「添付ファイルのファイル名(添付ファイルに関する情報)」、及び「送信電子メールリスト」における「送信年月日」、「送信時刻」、「件名」、「送信した電子メールの送信相手に関する情報」、「添付ファイルのファイル名(添付ファイルに関する情報)」を合わせた情報が時系列に降順(最新のものが一番上)に表示される。
なお、この例では、主利用者11と他利用者12との間で送受信されたメール本体に関する情報及び添付ファイルに関する情報が表示されるが、主利用者11から送信された電子メール、または主利用者11宛に送信された電子メールを区別して表示するよう、抽出条件設定部2bに対して指定可能としても構わない。
このように第1実施形態では、表示部2dには、集計部2gの集計結果に基づき、送受信相手(他利用者12)の各々と利用者(主利用者11)との人間関係の強度、及び送受信相手と利用者との間で取り交わされた添付ファイルに関する情報が表示される。
なお、利用者リストフィールド5、抽出リスト表示フィールド8にはスクロールバー9が設けられており、主利用者11の操作に基づいて表示範囲を変更することが可能とされている。
図4は、第1情報端末2_1において集計された情報を利用者が絞り込む過程を説明する説明図である。以降、図3と図4とを用いて、主利用者11が集計された情報を絞り込んでいく過程について説明する。
図4では、主利用者11は目的とする添付ファイルを探し出す目的で、他利用者12を特定の者に絞り込んだ状況を示している。具体的には、主利用者11であるtoyoが「在処が分からない資料は、確か上司のSin-uとやりとりして作り上げたはずだ。」との記憶に基づき、他利用者12について絞り込みを行った状況を示している。即ち、主利用者11は、添付ファイルのファイル名やそれが格納されたフォルダ名に関する記憶ではなく、「添付ファイルを交換した相手」の記憶に基づいて絞り込みを行う。
主利用者11が情報端末2としてパーソナルコンピュータ、入力部2cとしてマウス等のポインティングデバイスを使用している状況を想定した場合、図3において主利用者11がカーソル14をtoyoとSin-uとを結ぶ枝13上に重ね、これを選択(ここではクリック)すると、人間関係フィールド6の表示は図4に示すように変化する。即ち、選択された枝13のみが実線で表示され、その他の枝13は破線で表示される。この際、人間関係の強度を示す枝13の太さは変わらない。
そして、これに伴い、抽出リスト表示フィールド8には、主利用者11と電子メールをやりとりした実績がある他利用者12との間で取り交わされた電子メール(メール本体)、添付ファイルに関する情報の一覧が表示されていたものが(図3参照)、選択された枝13で結ばれた二者(ここでは、toyo及びSin-u)の間で取り交わされた電子メール(メール本体)、添付ファイルに関する情報のみが表示される(図4参照)。
絞り込みがなされた後、主利用者11は、電子メールの件名や、添付ファイルの名称(ここでは、"report181026a.doc"や、"report181026.doc")を参照することで、目的とする添付ファイルを探し出す。
即ち、第1実施形態においては、利用者(主利用者11)と添付ファイルを取り交わした送受信相手(他利用者12)のうち特定の送受信相手(ここでは、Sin-u)を選択する入力部2cを備え、入力部2cへの入力に基づいて、表示部2dには、特定の送受信相手と利用者との間で取り交わされた添付ファイルに関する情報が表示される。
もちろん、主利用者11は絞り込みが行われる前段階(即ち、図3に示す状態)においても抽出リスト表示フィールド8から目的とする添付ファイルを探し出すことが可能であるが、図4に示す絞り込みを実行することで、より効率よく目的とする添付ファイルを探し出すことが可能となる。
なお、図3、図4においては、抽出リスト表示フィールド8には、添付ファイルのファイル名とともに添付ファイルの存在を示す特定アイコン15のみが示されているが、ここで添付ファイルの最初のページ等のサムネイルを表示するようにしてもよい。このようにすることで、目的とする添付ファイルを視覚的に探し出すことが容易となる。
主利用者11が目的とする添付ファイルを選択すると、情報端末2からIMAPサーバ1b(図2参照)に対してIMAPによる添付ファイルの取得要求が出力され、IMAPサーバ1bは情報端末2に対して添付ファイルを送信する。なお上述したように、「受信電子メールリスト」及び添付ファイルのデータが記憶部2eに保存されている場合は、添付ファイルの取得要求は出力されず、処理は情報端末2の内部で完結する。
なお、上述した例では、枝13を選択する手段としてポインティングデバイスによって操作されるカーソル14を想定しているが、情報端末2がタブレット端末のようにタッチパネル等の入力部2c(図2参照)を備える場合は、主利用者11はタッチ操作によって所望の枝13を選択することが可能である。
図5は、人間関係フィールド6の第1変形例を示す説明図である。上述した例では人間関係フィールド6において主利用者11と他利用者12とは枝13で接続され、電子メールを交換した数の大小(人間関係の強弱)を枝13の太さによって表していたが、第1変形例においては、他利用者12を示す図形(ここでは、円環)の大小をもって人間関係の強弱を表示している。もちろん、更に人間関係の強弱に基づいて円環に異なる色を付すようにしてもよい。このようにすることで、主利用者11は、添付ファイルを付した電子メールを頻繁にやりとりした他利用者12を視覚的に把握することが可能となる。
即ち、第1変形例においては、表示部2dにおいて、利用者との間で添付ファイルを取り交わした送受信相手(他利用者12)と利用者(主利用者11)との人間関係の強度を、利用者と添付ファイルを取り交わした送受信相手に対応づけられた図形の大きさで表している。
第1変形例においては、主利用者11は、他利用者12に対応する円環をカーソル14等で選択することで、主利用者11と添付ファイルをやりとりした実績がある他利用者12との間で交換された電子メールが抽出される。
図6(A)は、人間関係フィールド6の第2変形例を示す説明図、(B)は、第2変形例において特定の他利用者12を選択した際に表示される画像を示す説明図である。図6(A)に示すように、第2変形例では、主利用者11及び他利用者12は同一形状及び同一サイズのアイコンで表示される。アイコンは二重の同心円形状を成しており、アイコンの外側の円は半透明で示されている。ここでは主利用者11と他利用者12とは、アイコンの彩色(例えば主利用者11は暖色系(第1の彩色)、他利用者12は寒色系(第2の彩色))で区別される。例えば主利用者11がマウスを用いてカーソル14を特定の他利用者12のアイコンにマウスオーバーすると、当該アイコンは上記第1及び第2の彩色と異なる彩色に変化し、更に他利用者12に対応する情報(ここでは、Sin-uといったニックネームあるいは氏名に相当する情報)がポップアップする。
そして、図6(B)に示すように、主利用者11とマウスオーバーされたアイコンに対応する他利用者12(即ち選択された他利用者12)とのメールの送受信に関する詳細な情報が抽出期間指定/送受信履歴フィールド7に表示される。即ち、選択された他利用者12のニックネーム(ここでは、Sin-u)、主利用者11が選択された他利用者12から受信した電子メールの数(ここでは199)、主利用者11が選択された他利用者12に送信した電子メールの数(ここでは238)、2019年2月4日(月)から同年2月25日(月)の週の末日までの各日における電子メールの受信数がReceived Graphとして表示されている。もちろん、電子メールの送信数あるいは送受信数をグラフ化して表示してもよく、各日についての表示に限らず週単位の表示を行ってもよい。
主利用者11がReceived Graphの日時の範囲を指定すると、当該指定期間に対応する電子メール(添付ファイルが付されたもの)が抽出リスト表示フィールド8(図4参照)に表示される。
図7は、抽出リスト表示フィールド8の変形例を示す説明図である。図4に示した抽出リスト表示フィールド8では、電子メールに付された添付ファイルのファイル名が示されるのみであったが、変形例においては、添付ファイルに関する情報として、添付ファイルのファイル名のみならず、添付ファイルに含まれるコンテンツが表示される。即ち添付ファイルがテキストデータを含む場合は、当該テキストデータに含まれるワードの出現頻度に応じて、出現頻度が高いほど文字のポイント数を大きくしたワードマップが表示される。もちろん頻出するワードほど目立つ彩色(例えば彩度の高い彩色)を施して表示してもよい。また、予め登録された特殊用語については相対的に文字のポイント数を大きくしてもよく、あるいはより目立つ彩色を施して表示してもよい。また、漢字に対しては片仮名や平仮名に変換して表示してもよく、異なるワードには互いに異なる彩色を施すようにしてもよく、また透明度を異ならせてもよい。
更に、添付ファイルがいわゆるドロー系ソフトで作成されたファイル、あるいはPortable Document Format等のファイルである場合は、ファイルの各ページに含まれるイメージデータ、線画データ、フォントデータ等を統合してイメージデータ(画像)に変換し、変換されたイメージデータをページ毎にサムネイル化して、各ページに対応する複数のサムネイルをワードマップに替えて表示してもよく、ワードマップと重畳して表示してもよい。もちろん、ワードマップとサムネイルとを切り替えて表示するようにしても構わない。なおワードマップとサムネイルを重畳して表示する場合は、ワードマップあるいはサムネイルのいずれか一方を透明化する(即ち、ワードマップもイメージデータとして取り扱い、サムネイルのイメージデータと画素毎に重みづけを行って合成する)のが望ましい。
このように、抽出リスト表示フィールド8の変形例では、単に添付ファイルの名称のみならず、添付ファイルに含まれる文字、線画、画像といったコンテンツをファイル単位に可視化してワードマップやサムネイルとして表示することで、主利用者11は添付ファイルをいちいち開くことなく、目的とするファイルをより素早く、的確に探し出すことが可能となる。
なお、抽出リスト表示フィールド8の変形例は、人間関係フィールド6と連動して表示される必要はなく、例えば主利用者11が特定のフォルダを選択したとき、フォルダに含まれる各ファイルについて当該変形例に基づく表示を行うことで、主利用者11はフォルダ内の各ファイルの内容(コンテンツ)を視覚的に認識することが可能である。
(第2実施形態)
以下、本発明に係る第2実施形態について説明する。上述した第1実施形態では、主利用者11が指定した抽出条件に従ってメールサーバ1において電子メールを抽出していたが、第2実施形態では、主利用者11が指定した抽出条件に従って情報端末2において電子メールを抽出する。
図8は、本発明の第2実施形態に係る情報抽出システムS2におけるメールサーバ1及び情報端末2の構成を示す構成図である。図示するように、第2実施形態では情報端末2に端末側受信メール抽出部2iが設けられている。他方、メールサーバ1は第1実施形態で説明した受信メール抽出部1d(図2参照)を構成要素として含まない。なお、以降の説明において、第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
第2実施形態においても、第1情報端末2_1の利用者は、入力部2cを操作して、抽出条件設定部2bに対して、
(i)主利用者11が他利用者12との間で電子メールを送受信した期間
(ii)第1情報端末2_1が受信した電子メールを送信した相手のメールアドレス
(iii)第1情報端末2_1が送信した電子メールの相手先のメールアドレス
を指定し、IMAPを用いて(i)及び(ii)の条件に該当する電子メールをメールサーバ1のIMAPサーバ1bから取得する。なお、(i)及び(ii)の条件は両者ともに指定される必要はなく、少なくともいずれか一方を送信、あるいは両者ともに指定されなくてもよい。
IMAPサーバ1bは、指定された条件に従ってメールボックス1cに記憶された電子メールを抽出し、第1情報端末2_1に送信する。電子メールを受信した第1情報端末2_1の端末側受信メール抽出部2iは、受信した電子メールのうち添付ファイルが付されているもののみを抽出し、電子メールから少なくとも「受信年月日」、「受信時刻」、「件名」、「受信した電子メールの送信者に関する情報」、「添付ファイルのファイル名(添付ファイルに関する情報)」を抽出し、リスト化した「受信電子メールリスト」を記憶部2eに保存する。
一方、第1情報端末2_1では、第1実施形態と同様にメール送信部2sによって送信された電子メールは、メールクライアント2aによって記憶部2eに保存されており、送信メール抽出部2fは、「添付ファイルが付されていること」を必須の条件として加え、上記抽出条件(i)及び(iii)に従って記憶部2e(ここでは、第1情報端末2_1が送信した電子メールが保存された領域)を検索する。そして、ヒットした電子メールから少なくとも「送信年月日」、「送信時刻」、「件名」、「送信した電子メールの送信相手に関する情報」、「添付ファイルのファイル名」を抽出してリスト化し、これを「送信電子メールリスト」として記憶部2eに記憶する。
次に集計部2gは、記憶部2eに保存された「受信電子メールリスト」と「送信電子メールリスト」とに基づき、主利用者11(ここでは主利用者11のメールアドレス)について、添付ファイルの送受信行った相手(ここでは他利用者12のメールアドレス)ごとに電子メールの数を集計する。なお、目的とする添付ファイルを抽出する際の処理は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
以上、本発明に係る情報抽出システムS1,S2について特定の実施形態に基づいて詳細に説明したが、これらはあくまでも例示であって、本発明はこれらの実施形態によって限定されるものではない。例えば、上述した第1実施形態では、LAN3に接続された複数の情報端末2間における電子メールの送受信を想定しているが、上述したようにメールサーバ1はインターネット4を介して他のメールサーバ(図示せず)との間で電子メールを送受信しており、本発明はLAN3に接続された複数の情報端末2の間で送受信される電子メールのみならず、インターネット4を介して送受信される外部との電子メールの送受信についても適用できることは明らかである。
また、上述した実施形態においては、メールサーバ1はIMAPサーバ1bを含むことを想定しているが、複数の利用者がそれぞれ単一の情報端末2のみを利用する前提においては、IMAPサーバ1bに替えてPOPサーバとすることも可能である。ただしPOPサーバを用いる場合は、メールクライアント2aの設定として、ダウンロードした電子メールをメールサーバ1から削除しない旨を指定しておくべきである。
本発明に係る情報抽出システムは、ファイルを格納したフォルダ名やファイル名を失念した場合であっても、電子メールの送受信に係る情報を活用することで、特定のファイルを効率よく探し出すことが可能であるから、例えば企業における情報活用基盤として好適に応用することができる。
1 メールサーバ
1a SMTPサーバ
1b IMAPサーバ
1c メールボックス
1d 受信メール抽出部
2 情報端末
2_1〜2_n 第1情報端末〜第n情報端末
2a メールクライアント
2b 抽出条件設定部
2c 入力部
2d 表示部
2e 記憶部
2f 送信メール抽出部
2g 集計部
2h 制御部
2i 端末側受信メール抽出部
2r メール受信部
2s メール送信部
3 LAN
4 インターネット
5 利用者リストフィールド
6 人間関係フィールド
7 抽出期間指定/送受信履歴フィールド
8 抽出リスト表示フィールド
11 主利用者
12 他利用者
13 枝
14 カーソル
15 特定アイコン
S1,S2 情報抽出システム

Claims (7)

  1. ネットワークに接続された情報端末の利用者が送受信した、添付ファイルが付された電子メールを、前記利用者が前記電子メールを送受信した送受信相手ごとに分類するとともに、分類された前記電子メールの数を集計する集計部と、
    前記集計部の集計結果に基づき、前記送受信相手の各々と前記利用者との人間関係、及び前記送受信相手と前記利用者との間で取り交わされた前記添付ファイルに関する情報を表示する表示部と、
    を備えることを特徴とする情報抽出システム。
  2. 前記表示部において、前記利用者との間で前記添付ファイルを取り交わした前記送受信相手と前記利用者との人間関係の強度を表示することを特徴とする請求項1に記載の情報抽出システム。
  3. 前記人間関係の強度を、前記利用者と前記添付ファイルを取り交わした前記送受信相手との両者を接続する枝の太さで表すことを特徴とする請求項2に記載の情報抽出システム。
  4. 前記人間関係の強度を、前記利用者と前記添付ファイルを取り交わした前記送受信相手に対応づけられた図形の大きさで表すことを特徴とする請求項2に記載の情報抽出システム。
  5. 前記利用者と前記添付ファイルを取り交わした前記送受信相手のうち特定の送受信相手を選択する入力部を備え、
    前記入力部への入力に基づいて、前記表示部には、特定の前記送受信相手と前記利用者との間で取り交わされた前記添付ファイルに関する情報が表示されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の情報抽出システム。
  6. 前記添付ファイルに関する情報は、前記添付ファイルに含まれるコンテンツであることを特徴とする請求項5に記載の情報抽出システム。
  7. 前記コンテンツには、少なくとも前記添付ファイルに含まれるテキストデータに基づくワードマップ、または前記添付ファイルに含まれるデータを画像に変換したもののサムネイルのいずれかが含まれることを特徴とする請求項6に記載の情報抽出システム。
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