JP2020204278A - オイルセパレータ付エンジン - Google Patents

オイルセパレータ付エンジン Download PDF

Info

Publication number
JP2020204278A
JP2020204278A JP2019111522A JP2019111522A JP2020204278A JP 2020204278 A JP2020204278 A JP 2020204278A JP 2019111522 A JP2019111522 A JP 2019111522A JP 2019111522 A JP2019111522 A JP 2019111522A JP 2020204278 A JP2020204278 A JP 2020204278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil separator
engine
cover
pipe
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019111522A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7136747B2 (ja
Inventor
和也 濱田
Kazuya Hamada
和也 濱田
祐輔 谷本
Yusuke Tanimoto
祐輔 谷本
真治 岸
Shinji Kishi
真治 岸
隆広 徳永
Takahiro Tokunaga
隆広 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2019111522A priority Critical patent/JP7136747B2/ja
Publication of JP2020204278A publication Critical patent/JP2020204278A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7136747B2 publication Critical patent/JP7136747B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】オイルセパレータの外付け構造を採用する場合に、オイルセパレータに対する給排管を極力凍結し難い状態で設置させ、低温時における給排管の凍結や凍結による不都合を招くなどの問題が極力生じないようにして、改善されたオイルセパレータ付きエンジンを提供する。【解決手段】ブローバイガスをヘッドカバー3内を通して吸気通路に導き、エンジン外装のオイルセパレータSを持つオイルセパレータ付エンジンにおいて、オイルセパレータSを排気マニホルド25の上方で、かつ、ヘッドカバー3よりも高く配置し、ヘッドカバー3の排気側の側壁3SとオイルセパレータSとを繋ぐ給排パイプ14,15を設け、ヘッドカバー3よりオイルセパレータに近いセパレータ側パイプ部分14k,15kに断熱材37を巻いている。【選択図】図8

Description

本発明は、農機用エンジン、建機用エンジン、発電機用エンジンなどのブローバイガス還流装置を備えたオイルセパレータ付エンジンに関するものである。
産業用エンジンにおけるブローバイガス還流装置には、ブローバイガス中のオイルや水などの液体成分を捕捉し、捕捉された液体成分をクランクケース内に戻すためのオイルセパレータが設けられている。このようなオイルセパレータ付エンジンとしては、特許文献1にて開示されたものが知られている。
例えば、特許文献1にて示されるものでは、クランクケース内に連通させたヘッドカバー室(17c)からブローバイガスを吸出し、2個のセパレータ(フィルタ:21、22)を通して液体成分が除かれたものを吸気系に還元させている。セパレータ(フィルタ:21,22)の濾過作用により分離・捕捉されたオイルは、フィルタケースの底から逆止弁を上部に備えたドレン管路(23)を通して、重力によりクランクケース(16)内部に戻すように構成されている。
セパレータを独立部品としてエンジンに外装する場合は、セパレータ容量を十分確保することができて好都合であるが、反面、外付け構造ゆえに、セパレータに対するブローバイ給排管が低温には弱い面がある。例えば、冬季や寒帯地域などにおける低温状況では、外部露出されているブローバイ給排管において、ブローバイガス中に含まれる水分が凍結し、詰まりを招くおそれがある。
水分凍結によって詰まると、ブローバイ還流機能が正常に作動しないだけでなく、ブローバイ通路が塞がれることによってクランクケース内圧が上昇し、不測のオイル漏れが生じるおそれがあるなど、種々の不都合を招く。
特開2007−247448号公報
本発明の目的は、オイルセパレータの外付け構造を採用する場合に、オイルセパレータに対する給排パイプを極力凍結し難い状態で設置させ、低温時における給排管の凍結や凍結による不都合を招くなどの問題が極力生じないようにして、改善されたオイルセパレータ付きエンジンを提供する点にある。
本発明は、クランクケース内のブローバイガスを、ヘッドカバー内に形成されたカバー内通路を通して吸気通路に導くとともに、ブローバイガス中の液体成分を捕捉するオイルセパレータがエンジン本体に外装されているオイルセパレータ付エンジンにおいて、
前記オイルセパレータは、エンジン本体の排気側で、かつ、前記ヘッドカバーよりも高くなる位置に配置され、
前記カバー内通路と前記オイルセパレータとを連通させる給排パイプが、前記ヘッドカバーの排気側の側壁から取り出され、
前記給排パイプにおける前記ヘッドカバーより前記オイルセパレータに近いセパレータ側パイプ部分に断熱材が巻かれていることを特徴とする。
前記給排パイプにおける前記オイルセパレータより前記ヘッドカバーに近いヘッド側パイプ部分が、排気マニホルドの上側において前記オイルセパレータの高さレベルまで立ち上げ配管されていると好都合である。前記ヘッド側パイプ部分と前記排気マニホルドとの間に遮熱板が配置されているとより好都合である。
前記セパレータ側パイプ部分は、エンジン冷却ファンによる冷却風の流れに関して前記オイルセパレータの下流側に配置されていると好都合である。そして、オイルセパレータを囲繞する状態の断熱カバーが設けられているとより好都合である。
また、前記カバー内通路は、ブローバイガスの入口を備えた通路前部と、ブローバイガスの出口を備えた通路後部とに仕切られており、前記給排パイプは、前記通路前部と前記オイルセパレータとを連通する供給パイプと、前記オイルセパレータと前記通路後部と連通する排出パイプとで構成されていると好都合である。
カバー内通路とオイルセパレータとを連通する給排パイプのうち、ヘッドカバーに近い側のパイプ部分は、ヘッドカバーの側壁から排気側に取り出されて排気管や排気マニホルドなどの排気部品に程近い上側に位置しており、排気部品の輻射熱が伝わり易く、従って冷やされ難い恩恵がある。
それに対して、カバー内通路とオイルセパレータとを連通する給排パイプにおけるオイルセパレータに近いセパレータ側パイプ部分は、排気部品から明確に上方へ離れて位置しているため、輻射熱の恩恵が及び難く、従って冷やされ易い不利がある。
そこで、本発明によれば、排気部品から上方へ大きく離れているセパレータ側パイプ部分に断熱材を巻いてあるから、外部露出によって冷やされ易いことが抑制され、パイプ内部の水分が凍ることがまず生じないようにすることが可能になる。また、ヘッドカバーに近い側のパイプ部分より冷やされ易いことが補償(温度補償)されるので、給排パイプの場所によって冷やされ難さに差があることが抑制又は是正され、給排パイプの温度分布が均一化されるという好ましい作用も期待できる。
その結果、オイルセパレータの外付け構造を採用する場合に、オイルセパレータに対する給排管を極力凍結し難い状態で設置させ、低温時における給排管の凍結や凍結による不都合を招くなどの問題が極力生じないようにして、改善されたオイルセパレータ付きエンジンを提供することができる。
オイルセパレータ付エンジンを示す左側面図 図1のエンジンの正面図 図1のエンジンの平面図 図1のエンジンの背面図 ブローバイガスの還流構造を示す概略の模式図 シリンダヘッドカバーの一部切欠きの側面図 シリンダヘッドカバーの一部切欠きの底面図 排気マニホルド付近を示す左前斜め上方から見た要部の斜視図 (A)オイルセパレータ付近の平面図、(B)オイルセパレータ付近の背面図
以下に、本発明による産業用エンジンの実施の形態を、一例として、農用トラクタなどに用いられる火花点火式で立形の多気筒エンジンとして、図面を参照しながら説明する。以下において、クランク軸方向でエンジン冷却ファン6が装備されている側を前、その反対側を後、吸気マニホルド8側を右、排気マニホルド25側を左と定義する。
図1〜図4に示されるように、このエンジンは、シリンダブロック1の上部にシリンダヘッド2が組付けられ、シリンダヘッド2の上部にシリンダヘッドカバー(以下、単にヘッドカバーと略称する)3が組付けられ、シリンダブロック1の下部にオイルパン4が組付けられている。シリンダブロック1の前端部に伝動ケース5が組付けられ、伝動ケース5の前部にエンジン冷却ファン6が配置され、シリンダブロック1の後部にフライホイール又はフライホイールハウジング7が配置されている。シリンダブロック1の上半部はシリンダ部1Aに、そして、下半部はクランクケース1Bにそれぞれ構成されている。
シリンダヘッド2の横一側、例えば右側に吸気マニホルド8が配置され、吸気マニホルド8の主管9の前部にスロットルバルブ10が取付けられ、スロットルバルブ10の前部にガスミキサ11が取付けられている。ガスミキサ11にはエアクリーナ(図示省略)が連通されている。吸気マニホルド8の主管9は、例えば、クランク軸の軸心(符記省略)の向きである前後方向に長い四角柱形の管であり、その主管9から各気筒の吸気ポートに吸気を分配する枝管30が気筒数分(4本)導出されている。28はオルタネータ、29はオルタネータ28の位置調節用の調節アームである。なお、エンジン本体eは、シリンダブロック1、シリンダヘッド2、ヘッドカバー3、オイルパン4、及び伝動ケース5を含む部分である。
図3,図8に示されるように、シリンダヘッド2の横一側、例えば左側に排気マニホルド25と、排気マニホルド25を覆う排気カバー26とが配置されている。排気マニホルド25の上向き出口開口25aを備える単一の排気フランジ25Aが設けられており、その排気フランジ25Aは、排気カバー26の切欠き形状の開口部26aに位置されている。開口部26aは、排気カバー26における後部上面側に設けられている。
図3,図6に示されるように、ヘッドカバー3の上部にはPCV弁12が一体的に装備されており、空気供給経路におけるスロットルバルブ10の下流側通路である吸気マニホルド8の主管9と、PCV弁12とがブローバイガス用の配管20によって連通接続されている。また、ガスミキサ11とヘッドカバー3の上部とが、新気導入用チューブ13を介して連通接続されている。なお、吸気マニホルド8や主管9は吸気経路の一例である。
次に、このエンジンにおけるブローバイガス還流構造について説明する。図5に示すように、エンジンEにおいては、クランクケース1B内のブローバイガスを、ヘッドカバー3の内部からPCV弁12を経てスロットルバルブ10の下流側通路に導き可能なブローバイガス通路Wが設けられている。ブローバイガス通路Wは、クランクケース1Bの内部に生成されるブローバイガスを、ヘッドカバー3の内部、外付けのオイルセパレータS、ヘッドカバー3の内部、及びヘッドカバー3のブローバイガスの出口であるPCV弁12を、この順で経て主管9に戻すための各通路により構成されている。
図5に示されるように、ヘッドカバー3の内部は、仕切り壁3Wにより、クランクケース1B内に連通するカバー一端側室(カバー内通路の一例)3Aと、PCV弁12に連通するカバー他端側室(カバー内通路の一例)3Bとに仕切られている。カバー一端側室3Aに連通するガス入口14Aと、カバー他端側室3Bに連通するガス出口15Aとを有するオイルセパレータSが、一対の給排パイプ14,15を用いることでヘッドカバー3とは別に設けられている。
ここで、カバー一端側室(カバー内経路の一例)3Aとは、ヘッドカバー3の内部において、フライホイールの軸心であるクランク軸心(符記省略)方向でフライホイールハウジング7側(後側)の部分のことである。カバー他端側室(カバー内経路の一例)3Bとは、ヘッドカバー3の内部において、クランク軸心(符記省略)方向でエンジン冷却ファン6側(前側)の部分のことである。なお、クランク軸心(符記省略)は、後述するエンジン冷却ファン6の軸心Pと平行である。
カバー他端側室3BにおけるオイルセパレータSとの連通部に対するブローバイガス流れ方向の下流側に、エンジンオイルを捕捉及び除去すべくブローバイガスに作用するフィルタ16が配備されている。また、オイルセパレータSにて捕捉されたオイルをクランクケース1Bの内部に戻すチューブ製のオイル戻し路17が設けられている。
ヘッドカバー3は、図3、図5〜図7に示されるように、無底箱状の形状を呈してシリンダヘッド2の上に一体的に配置されており、そのカバー内部空間は、ボルト止めされる上下仕切り板18により、下部空間3Kと上部空間3Uとに仕切られている。上下仕切り板18のフライホイールハウジング7側端に形成された切欠き部(ブローバイガスの入口)19により、唯一、下部空間3Kと上部空間3Uとが連通されている。
上部空間3Uは、ヘッドカバー3の長手方向の中間に位置する仕切り壁3Wにより、切欠き部19を有するカバー一端側室3Aと、PCV弁12を有するカバー他端側室3Bと区切られている。仕切り壁3Wは、ブローバイガスからミスト状のエンジンオイルを取り除くためのフィルタ16をセットするための構造部を兼ねるカバー一端側室3A及びカバー他端側室3BにおけるオイルセパレータSのブローバイガス流れ方向の下流側にPCV弁12が装備されている
図5〜図7に示されるように、カバー一端側室3Aにおける仕切り壁3W近くのヘッドカバー3の排気側の側壁3Sには、供給側の給排パイプ14を接続するためのパイプ材でなるガス取出し口14Bが設けられている。カバー他端側室3Bにおける仕切り壁3W近くのヘッドカバー3の側壁3Sには、排出側の給排パイプ15を接続するためのパイプ材でなるガス戻し口15Bが設けられている。
図3、図5〜図7に示されるように、ヘッドカバー3には、カバー他端側室3Bの上部に連通する状態のPCV弁12が、ヘッドカバー3の長手方向に沿い、かつ、その排出側パイプ12aが外部に斜め上方に向く姿勢においてテーパーねじなどの手段により一体的に装備されている。また、新気導入用チューブ13が嵌合接続される接続パイプ21が、ヘッドカバー3における排出側パイプ12aの下側部位に、PCV弁12と交差し、かつ、斜め上方に向く姿勢で取り付けられている。なお、22はエンジンオイルの供給口に螺装されるキャップである。
オイルセパレータSは、図1〜図4、図8に示されるように、ヘッドカバー3の長手方向でエンジン冷却ファン側となる端部に板金製の取付ブラケット23を用いて、ヘッドカバー3よりやや高くなる高さレベルで、かつ、ヘッドカバー3に対する排気マニホルド25側に配置される独立した部品として設けられている。オイルセパレータSの上端部の後側には、カバー内通路3Aに連通接続されている供給パイプ(給排パイプの一例)14が、その斜め上側には、カバー内通路3Bに連通接続されている排出パイプ(給排パイプの一例)15がそれぞれ取出されている。
つまり、エンジンに外装されているオイルセパレータSは、一対の給排パイプ14,15が共にオイルセパレータ側よりもヘッドカバー側が低くなるように、ヘッドカバー3よりも高い位置で、かつ、シリンダヘッド2の排気側(左側)に取付けられている。そして、オイルセパレータSは、エンジン冷却ファン6の軸心P方向視においてエンジン冷却ファン6の回転領域外で、かつ、前後方向でエンジン冷却ファン6に極めて近接させて配置されている。オイルセパレータSは、エンジン冷却ファン6の後側(風下側)において、排気マニホルド25(排気カバー26)よりも前側(エンジン冷却ファン6側)に寄せられ、前後方向で排気マニホルド25(排気カバー26)よりもエンジン冷却ファン6に近接させて配置されている。
オイルセパレータSの取付構造について詳述する。図1〜図3、図8に示されるように、取付ブラケット23は、オイルセパレータSを前方側からボルト止め支持する先端の防風部23a、シリンダヘッド2のエンジン冷却ファン側(前側)に配置されていて、サーモスタットを収容しているウォータフランジ34の前壁にボルト止めされる基端部23c、及び防風部23aと基端部23cとを繋ぐ中間部23bを備えて構成されている。オイルセパレータSを前後方向で極力エンジン冷却ファン6に近付けるために、その取付ブラケット23は、シリンダヘッド2(ヘッドカバー3)よりも前部に位置するウォータフランジ34にボルト止めするのが合理的である。なお、エンジン冷却ファン6の後側には冷却水ポンプ33が配置されている。
防風部23aは、正面視で上尖りの三角形部分を有してオイルセパレータSの大部分の投影面積をカバーする大きさ及び形状に形成されており、冷却風を遮ってオイルセパレータSに殆ど作用しないように構成されている。基端部23cは、防風部23aを高く持上げてオイルセパレータSをヘッドカバー3より高く配置させるように、左斜め上方に立上る形状を為している。中間部23bは、左右方向に沿う防風部23a及び基端部23cを、防風部23aが後寄り位置となるように、前後向き姿勢でそれら両者23a,23cを繋いでいる。
オルタネータ28は、ベルト(ファンベルト:符記省略)の張り調節が行えるように、シリンダヘッド2などのエンジンに軸支される湾曲形状の調節アーム29に、その円弧状長孔29aを用いて位置調節可能にボルト固定されている。調節アーム29は、分厚い鋼板製であり、強度に優れている。
そして、取付ブラケット23の先端部と調節アーム29とが、一端が調節アーム29の円弧状長孔29aにボルト止めされ、かつ、他端が防風部23aの下部にボルト止めされる連結部材31により、互いに連結固定されている。連結部材31は、調節方向に延びる長い目の円弧状長孔29aの基端側に連結されているので、オルタネータ28の調節機能に支障は出ないようにしながら、強度部材に兼用構成できている。
オイルセパレータSが取付ブラケット23により高く持上げられたことにより、オイルセパレータSとその下のオルタネータ28との上下間に、エンジン冷却ファン6の冷却風の通り道32が形成されている。より具体的には、通り道32の大部分は、取付ブラケット23と調節アーム29と連結部材31とで囲まれた空間部分である。
つまり、取付ブラケット23の先端部とオルタネータ28のベルト張り位置を調節設定可能とする調節アーム29とが、板金製の連結部材31を用いて互いに連結固定され、取付ブラケット23には、オイルセパレータSにエンジン冷却ファン6による冷却風が当たることを規制するための防風部23aが形成されている。また、オイルセパレータSの下方に冷却風の通り道32が確保されるように、取付ブラケット23が配置設定されている。
オイルセパレータSの底部(又は底壁)24には、オイルセパレータS内にて捕捉されたエンジンオイルをクランクケース1Bにチューブを用いて戻すオイル戻し路17が連通接続されている。オイルセパレータSには、図示は省略するが、ブローバイガスに混ざっているミスト状のエンジンオイル分離させるフィルタが内蔵されており、そのフィルタで捕捉されたエンジンオイルは、重力による自然落下により、前述のオイル戻し路17を通ってクランクケース1B内に戻る。
図1〜図4、図7、図8に示されるように、供給側の給排パイプ14は、略L字形を呈してオイルセパレータ側が高くなる傾斜が付けられた状態でガス取出し口14Bに外嵌接続されている供給パイプ基端部(ヘッド側パイプ部分の一例)14fと、水平姿勢でガス入口14Aに外嵌接続されている直線形状の供給パイプ先端部(セパレータ側パイプ部分の一例)14kとを有している。従って、供給側の給排パイプ14は、パイプ全体としてはオイルセパレータS側よりもヘッドカバー3側が低くなる姿勢状態で配置設定されている。
図1〜図4、図7、図8に示されるように、排出側の給排パイプ15は、左真横に延びる水平姿勢でガス戻し口15Bに外嵌接続されている排出パイプ基端部(ヘッド側パイプ部分の一例)15fと、真後ろに延びる水平姿勢でガス出口15Aに外嵌接続されている排出パイプ先端部(セパレータ側パイプ部分の一例)15kと、排出パイプ基端部15fの一部であって排出パイプ先端部15kに続く垂直姿勢の排出パイプ中部15tとを有している。従って、排出側の給排パイプ15も、パイプ全体としてはオイルセパレータS側よりもヘッドカバー3側が低くなる姿勢状態で配置設定されている。
つまり、供給パイプ基端部14f及び排出パイプ基端部15fが、排気マニホルド25の上側においてオイルセパレータSの高さレベルまで立ち上げ配管されている。カバー内通路3A,3Bは、ブローバイガスの入口19を備えたカバー一端側室(通路前部の一例)3Aと、ブローバイガスの出口12を備えたカバー他端側室(通路後部の一例)3Bとに仕切られており、給排パイプ14,15は、カバー一端側室3AとオイルセパレータSとを連通する供給パイプ14と、オイルセパレータSとカバー他端側室3Bと連通する排出パイプ15とで構成されている。
図1〜図4、図8に示されるように、一対の給排パイプ14,15は、共にオイルセパレータ側の端部を除いた大部分、即ち、供給パイプ先端部14k及び排出パイプ先端部15kそれぞれのオイルセパレータ側の端部を除いた残りの部分が、排気カバー26(排気マニホルド25)の上方を通る状態で配策されている。
そして、供給パイプ基端部14f、排出パイプ基端部15f、及び排出パイプ中部15t、つまり一対の給排パイプ14,15のうちの比較的上下方向で排気カバー26に近い部分と排気カバー26との上下間には、屈曲された一枚の鋼板材よりなる板金製の遮熱板(遮熱部材の一例)27が配置されている。
図1、図3、図4、図8に示されるように、遮熱板27は、遮熱本体27A、遮熱本体27Aの一部を上方に折り曲げてなる仕切り板部27B、遮熱本体27Aの前後それぞれを支える前脚部27Cと後脚部27D、前脚部27Cに続く前取付座27E、後脚部27Dに続く後取付座27Fを備えている。
後取付座27Fは、排気マニホルド25と排気カバー26との双方に螺着されて後脚部27Dを支持するだけでなく、排気カバー26に形成されている開口部26aにおける排気フランジ25Aとヘッドカバー3との間を塞ぐ開口カバー部でもある。
仕切り板部27Bは、排気フランジ25Aに取付けられて上向きに取り出される排気管35の輻射熱が、給排パイプ14,15に及び過ぎることを規制可能な部材であり、平面視において前左から後右に亘るように傾斜配置されている。遮熱本体27Aには、遮熱作用調節用の調節孔27aが適宜数、例えば3個形成されている。
つまり、遮熱板27は、排気マニホルドを囲繞する排気カバー26とパイプ基端部14f、15fとの間に介装されており、排気カバー26を排気マニホルド25に取付けるためのボルト(螺着手段の一例)36により、カバー上壁26Aに共締め装着されている。また、パイプ基端部14f、15fの直下に位置する遮熱本体27Aは、上下方向でパイプ基端部14f、15fに極力近付けられている。
図1、図3、図4、図8に示されるように、ヘッドカバー3の排気側となる左側壁3Sから横向きに取出される給排パイプ14,15のパイプ基端部14f、15fは、給排パイプ14,15におけるその他の部分に比べて高さ位置が低く、排気マニホルド25(排気カバー26)との上下間隔が短くなっており、排気マニホルド25からの輻射熱が及び過ぎる傾向がある。
そのため、供給パイプ基端部14fと排出パイプ基端部15fとの下方近くに遮熱本体27Aが位置するように遮熱板27を設けてある。遮熱本体27Aが排気カバー26に近付けて設定されると、遮熱本体27Aの上側空間から輻射熱が及び易くなるから、なるべくパイプ基端部14f,15fに近付けるのが遮熱作用を明確に得る点で好ましい。また、遮熱板27を設けたことにより、排気カバー26の輻射熱は冷却風により、遮熱板27に沿って後方或いは右方に流れるようになり、熱風の対流防止効果が期待できる。
そして、遮熱本体27Aに適宜数設けた調節孔27aにより、排気マニホルド25からの輻射熱量の微調節が行え、給排パイプ14,15が全体として極力均一な輻射熱の享受が行えるように構成されている。また、ボルト36によりカバー上壁26Aと排気マニホルド25に共締めされている後取付座27Fにより、排気カバー26の開口部26aを覆う開口カバー部を兼ねる構成とされており、一枚の折り曲げ鋼板でありながら多機能で合理的な構造が実現されている。
作業機の稼動後におけるエンジン停止時などにおいて、ブローバイガス中に含まれる水分がオイルセパレータS内に存在していたとしても、水分を含む液体成分は給排パイプ14,15を流れてヘッドカバー3内に流れるか、或いは、オイル戻し路17を通ってクランクケース1B内に流れるようになり、オイルセパレータS内に少なくとも水分が滞ってしまわないようになる。故に、氷点下などの極寒状態でも、オイルセパレータS内において水分が凍結し、詰まってしまう不都合が生じないように規制される効果が発揮される。
そして、前記エンジン停止に伴って、一対の給排パイプ14,15中にある水分を含む液体成分は、それら給排パイプ14,15のセパレータ側よりもヘッドカバー側が低くなる配置構造によってヘッドカバー3に移動するようになるので、給排パイプ14,15に凍結による詰まりが生じることも未然に防止される。加えて、給排パイプ14,15には、その下から排気マニホルドの輻射熱が上がってきて暖められるので、例え給排パイプ14,15に若干の凍結が生じていたとしても、エンジン始動に伴って素早く加熱される排気マニホルド25の輻射熱により、早期に氷が融ける利点がある。
図1〜図3に示されるように、オイルセパレータSは、エンジン冷却ファン6の軸心P方向視(前後方向視)で、エンジン冷却ファン6の回転領域6rの外に配置されていて、冷却風による冷却作用を受け難いように工夫されている。加えて、エンジン冷却ファン6の風下側に配置されるオイルセパレータSを、軸心P方向で極力エンジン冷却ファン6に近づけてあるから、冷却風の拡がり領域の外又は極力外に配置することが可能である。故に、冷却風が極力当らない状態で排気側に配置されており、エンジンの冷却作用を落とすことなく、オイルセパレータSの凍結防止効果を効率良く行えるエンジンとされている。
オイルセパレータSは取付ブラケット23により片持ち状に支持されているので、エンジン振動により容易に共振するなど振れ易い傾向にある。そこで、オイルセパレータSの下方に存在する強度十分な調節アーム29に、連結部材31を介して防風部23aを連結固定する構成としてある。故に、別部材を設けることなく合理的に取付ブラケット23を実質的に両持ち支持に近い構造にでき、振動少なく強度十分にオイルセパレータSが支持されている。
エンジン外装のオイルセパレータSは、ヘッドカバー3に対して排気マニホルド25側(エンジンEの左側)で、かつ、冷却風の当りを規制する防風部23aを有する状態で設けられている。従って、冷却風による空冷作用はまず受けず、排気の輻射熱は受け得る配置構造により、オイルセパレータSは、容量やオイル捕捉に有利な外付け構造とされながらも、極力凍結などが起き難い温度環境とされている。オイルセパレータSの下方には冷却風の通り道32があるので、オイルセパレータSには風が当たり難くしながら、エンジン全体としての空冷作用は十分発揮されるものとなる利点がある。
さて、クランクケース1B内のブローバイガスは、図5に示されるように、切欠き部19→カバー一端側室(カバー内経路)3A→供給側の給排パイプ14→オイルセパレータS→排出側の給排パイプ15→カバー他端側室3Bの基端部→フィルタ16→カバー他端側室(カバー内経路)3Bの先端部→PCV弁12→ブローバイガス用の配管20→主管9(吸気経路の一例)というブローバイガス通路Wにより、スロットルバルブ10の下流側に還元される。カバー内装のフィルタ16にて捕捉されたブローバイガス中のオイルは、図示しない戻し路を経てクランクケース1B内に戻るように構成されている。
内部にフィルタ16を有するヘッドカバー3とは別に、エンジンEに外付け装着、即ち外装されるオイルセパレータSを独立部品として設けてあるので、ブローバイガス通路Wの体積がトータルとして十分なものにできるとともに、フィルタ面積及び容積を十分に取ることができ、主にオイルでなるブローバイガス中の液体成分を十分に除去することが可能に構成されている。なお、フィルタ16のヘッドカバー3内における配置場所は種々に変更設定可能であり、またフィルタ16を省略することも可能である。
オイルセパレータSを外付けとしてあるので、仕切り壁3Wとガス取出し口14B及びガス戻し口15Bを設ける必要はあるが、ヘッドカバー3を大型化するとか形状変更する必要はないので、経済的かつ合理的に機能強化されたブローバイガス還流構造が実現できている。
ブローバイガスを、PCV弁12を経てスロットルバルブ10の下流側に還流させる場合、主管9は負圧になっているので、単にオイルセパレータSを接続すると、オイルミストも還流されてしまう不都合が生じるので、例えば、オイルセパレータSのオイル戻し路17に逆止弁を設けるなどの対策が必要である。
しかしながら、ヘッドカバー3内部を前後に仕切って、ヘッドカバー3内部のガス通路途中にオイルセパレータSを連通接続するとともに、カバー他端側室3Bに通気抵抗となるフィルタ16を設けてある構造工夫により、オイルセパレータSには主管9の負圧が殆ど作用しないように構成されている。
従って、オイルセパレータSにおいては、逆止弁などを設けることなく単に底部24にオイル戻し路17を接続するだけで、オイルセパレータS内にて捕捉されたオイルを、自然落下によりクランクケース1Bに戻すことができる。ヘッドカバー3の内部に設けるフィルタ16を、オイルセパレータSのブローバイガス流れ方向の下流側に配置してあるので、オイル捕捉用のフィルタ16を負圧相殺用の抵抗体としても機能させることができ、経済的で合理的なブローバイガス還流構造となっている。
ヘッドカバー3とオイルセパレータSとを連通する一対の給排パイプ14,15を、ヘッドカバー3の排気側の側壁3Sにガス取出し口14Bとガス戻し口15Bを横向きに設けることで、ヘッドカバー3から横方向に取り出すように構成してある。従って、エンジンEの横側方のスペースをオイルセパレータSの設置空間に有効利用できて、エンジンEとしての高さ寸法を増大することなく又は殆どなく、容量増大に寄与するオイルセパレータSを付設できる利点がある。
図1〜図3、及び図4に示されるように、給排パイプ14,15におけるヘッドカバー3よりオイルセパレータに近いセパレータ側パイプ部分、即ち、供給パイプ先端部14k及び排出パイプ先端部15kに断熱材37が巻かれている。断熱材37は筒状のものであって、各パイプ先端部14k,15kそれぞれの直管部分に巻回装備されている。断熱材37は、グラスウールやロックウール、或いはスポンジ状のものなど種々のものが仕様可能であり、また、外表面が合成樹脂などによる表面材(シート材)で囲繞された複合構造のものでもよい。
排気マニホルド25から上方へ大きく離れている供給パイプ先端部14k及び排出パイプ先端部15kには、排気マニホルド25の輻射熱が及び難い。そこで、断熱材37を巻くことによって各パイプ基端部14f,15fより冷やされ易いことが補償され、各パイプ先端部14k,15kのパイプ内部における水分凍結のおそれがないように工夫されている。
エンジン冷却ファン6による冷却風の流れに関して、各パイプ先端部14k,15kがオイルセパレータSの下流側に配置されている。各パイプ先端部14k,15kとオイルセパレータSとは前後に並んでおり、前後方向視で各パイプ先端部14k,15kはオイルセパレータSの投影空間(投影面積)内に位置している。従って、オイルセパレータSが風除けとなり、冷却風によって各パイプ先端部14k,15kが空冷されることが極力防止できて好都合である。
図9(A),(B)に示されるように、オイルセパレータSを囲繞する状態の断熱カバー38が設けられていても良い。例えば、供給パイプ14及び排出パイプ15それぞれの中心を通る縦割り面39により、左右に分割される2つ割り構造の左右断熱部材38A,38Bにより断熱カバー38が構成されている。左断熱部材38A及び右断熱部材38Bの材料は、断熱材37と同様に種々のものが可能である。
〔別実施形態〕
断熱材37は、各パイプ基端部14f,15fの全域に亘って巻回装備される構成としてもよい。
断熱カバー38は、1枚の断熱シートをオイルセパレータSに巻き付けて成る1部品のものでもよく、また、3つ以上に分割される構造のものでもよい。
1B クランクケース
3 ヘッドカバー
3A カバー内通路、通路前部
3B カバー内通路、通路後部
3S 排気側の側壁
6 エンジン冷却ファン
9 吸気通路
12 ブローバイガスの出口
14 供給パイプ
14f ヘッド側パイプ部分(供給パイプ基端部)
14k セパレータ側パイプ部分(供給パイプ先端部)
15 排出パイプ
15f ヘッド側パイプ部分(排出パイプ基端部)
15k セパレータ側パイプ部分(排出パイプ先端部)
19 ブローバイガスの入口
25 排気マニホルド
37 断熱材
38 断熱カバー
S オイルセパレータ
e エンジン本体

Claims (6)

  1. クランクケース内のブローバイガスを、ヘッドカバー内に形成されたカバー内通路を通して吸気通路に導くとともに、ブローバイガス中の液体成分を捕捉するオイルセパレータがエンジン本体に外装されているオイルセパレータ付エンジンであって、
    前記オイルセパレータは、エンジン本体の排気側で、かつ、前記ヘッドカバーよりも高くなる位置に配置され、
    前記カバー内通路と前記オイルセパレータとを連通させる給排パイプが、前記ヘッドカバーの排気側の側壁から取り出され、
    前記給排パイプにおける前記ヘッドカバーより前記オイルセパレータに近いセパレータ側パイプ部分に断熱材が巻かれているオイルセパレータ付エンジン。
  2. 前記給排パイプにおける前記オイルセパレータより前記ヘッドカバーに近いヘッド側パイプ部分が、排気マニホルドの上側において前記オイルセパレータの高さレベルまで立ち上げ配管されている請求項1に記載のオイルセパレータ付エンジン。
  3. 前記ヘッド側パイプ部分と前記排気マニホルドとの間に遮熱板が配置されている請求項2に記載のオイルセパレータ付エンジン。
  4. 前記セパレータ側パイプ部分は、エンジン冷却ファンによる冷却風の流れに関して前記オイルセパレータの下流側に配置されている請求項1〜3の何れか一項に記載のオイルセパレータ付エンジン。
  5. 前記オイルセパレータを囲繞する状態の断熱カバーが設けられている請求項1〜4の何れか一項に記載のオイルセパレータ付エンジン。
  6. 前記カバー内通路は、ブローバイガスの入口を備えた通路前部と、ブローバイガスの出口を備えた通路後部とに仕切られており、
    前記給排パイプは、前記通路前部と前記オイルセパレータとを連通する供給パイプと、前記オイルセパレータと前記通路後部と連通する排出パイプとで構成されている請求項1〜5の何れか一項に記載のオイルセパレータ付エンジン。
JP2019111522A 2019-06-14 2019-06-14 オイルセパレータ付エンジン Active JP7136747B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019111522A JP7136747B2 (ja) 2019-06-14 2019-06-14 オイルセパレータ付エンジン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019111522A JP7136747B2 (ja) 2019-06-14 2019-06-14 オイルセパレータ付エンジン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020204278A true JP2020204278A (ja) 2020-12-24
JP7136747B2 JP7136747B2 (ja) 2022-09-13

Family

ID=73837578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019111522A Active JP7136747B2 (ja) 2019-06-14 2019-06-14 オイルセパレータ付エンジン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7136747B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017082591A (ja) * 2015-10-22 2017-05-18 いすゞ自動車株式会社 ブローバイガス環流装置
JP2017082744A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 株式会社クボタ エンジン
JP2018003629A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 株式会社クボタ 産業用エンジン

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017082591A (ja) * 2015-10-22 2017-05-18 いすゞ自動車株式会社 ブローバイガス環流装置
JP2017082744A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 株式会社クボタ エンジン
JP2018003629A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 株式会社クボタ 産業用エンジン

Also Published As

Publication number Publication date
JP7136747B2 (ja) 2022-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6538006B2 (ja) ブローバイガス還流構造
US6234154B1 (en) Integral PCV system
US6745862B2 (en) Snowmobile equipped with a four-cycle engine and intake structure for snowmobile engines
JP4875573B2 (ja) エンジンの冷却水通路構造
US10308315B2 (en) Saddle-ridden vehicle
JP6633461B2 (ja) 産業用エンジン
JP6065763B2 (ja) 車両用エンジンの排気ガス還流装置
JP6621713B2 (ja) オイルセパレータ付エンジン
KR20130057189A (ko) 차량용 흡기 매니폴드
JP2020204278A (ja) オイルセパレータ付エンジン
JP2018035787A (ja) オイルセパレータ外装エンジン
JP4505971B2 (ja) エンジンの吸気系構造
JP2006063884A (ja) エンジンのブローバイガス還流装置
JP7115884B2 (ja) 車両用内燃機関
JPS6069256A (ja) 自動二輪車の吸気装置
JP2018035786A (ja) ブローバイガス昇温装置
JP6621712B2 (ja) ブローバイガス還流装置付エンジン
JP6365310B2 (ja) 内燃機関
JP7103928B2 (ja) ブローバイガス還流装置
US20060118069A1 (en) Carburetor and intake air heating arrangements for V-twin engines
JP7343580B2 (ja) ブローバイガス還流装置
JP2020112090A (ja) ブローバイガス還流装置
JP2021008848A (ja) ブローバイガス還流装置
JPH07189643A (ja) 内燃機関の吸気装置
JP3056518B2 (ja) 2サイクルv型エンジンの冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7136747

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150