JP2020203656A - 駆動ユニット支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動ユニットを大型化した場合であっても、より安全に且つコスト上昇を招くことなく駆動ユニットをフレームに支持することのできる駆動ユニット支持装置を提供する。【解決手段】本発明の駆動ユニット支持装置(1)は、駆動ユニット(2)をラダーフレーム(5,5’)に支持する一対の連結部(10)を備え、一対の連結部(10)は、サイドレール(3)に連結するサイドレール側連結部(11)と、サイドレール側連結部(11)と駆動ユニット(2)のハウジング(2a)とを連結する駆動ユニット側連結部(12)とを含み、サイドレール側連結部(11)は、駆動ユニット側連結部(12)を挟持する挟持部(11c)を、車両の車幅方向において複数有する。【選択図】図2

Description

本発明は駆動ユニット支持装置、特にモータと変速機構とを含む駆動ユニットを支持するための駆動ユニット支持装置に関する。
近年、環境負荷低減の観点から、トラック等の商用車の分野において、内燃機関を備えず電動モータのみによって駆動する電動トラックの開発が行われている。例えば特許文献1には、駆動源としてのモータと、複数のギアからなる減速機構等の動力伝達機構とを備え、当該動力伝達機構を介して、モータの駆動力をディファレンシャルギアに伝達することのできる駆動ユニット(モータパワーユニット)が記載されている。
国際公開第2014/148410号
ところで、特許文献1に記載の駆動ユニットを電動トラックに搭載するためには、当該駆動ユニットを電動トラックのフレームに支持することが考えられる。具体的には、当該駆動ユニットのモータ側をクロスメンバに吊り下げて支持する手段と、駆動ユニットの車幅方向の両端部を、ブラケットを介して一対のサイドレールに支持する手段とが考えられる。
しかしながら、駆動ユニットのモータ側をクロスメンバに吊り下げて支持する手段を採用した場合、モータの大型化又はインバータとモータの一体化等により当該駆動ユニットのサイズが大きくなると、クロスメンバと駆動ユニットとの間に十分なクリアランスを確保することが難しく、安全上の観点から好ましくない。
他方、駆動ユニットの車幅方向の両端部を、ブラケットを介して一対のサイドレールに支持する手段を採用した場合、電動トラックの車格(特に車幅)が異なると一対のサイドレールの間隔も異なるため、車格の異なる電動トラック毎にブラケットを用意する必要がある。これにより、当該ブラケットの仕様が増加してしまい、設計上及び生産上のコストが上昇する。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、駆動ユニットを大型化した場合であっても、より安全に且つコスト上昇を招くことなく当該駆動ユニットをフレームに支持することのできる駆動ユニット支持装置を提供することにある。
本発明は以下の態様又は適用例として実現することができる。
本適用例に係る駆動ユニット支持装置は、ラダーフレームを有する車両の少なくとも駆動源であるモータと、該モータと前記車両の駆動輪との間の回転数比を変更する変速機構とを含む駆動ユニットを支持するための駆動ユニット支持装置であって、前記ラダーフレームを構成する一対のサイドレールの各々と前記駆動ユニットのハウジングとを連結することにより、前記駆動ユニットを前記ラダーフレームに支持する一対の連結部を備え、前記一対の連結部は、前記サイドレールに連結するサイドレール側連結部と、該サイドレール側連結部と前記ハウジングとを連結する駆動ユニット側連結部とを含み、前記サイドレール側連結部の少なくともいずれか一方は、前記駆動ユニット側連結部を挟持する挟持部を、前記車両の車幅方向において複数有することを特徴とする。
本適用例に係る駆動ユニット支持装置によれば、サイドレール側連結部が、駆動ユニット側連結部を挟持する挟持部を車両の車幅方向において複数有している。このため、電動トラックの車格(特に車幅)に応じて一対のサイドレールの間隔が異なる場合であっても、駆動ユニット側連結部を挟持するサイドレール側連結部の挟持部の位置を変更することで、駆動ユニットをラダーフレームに支持することができる。従って、車格の異なる電動トラック毎に異なる仕様のサイドレール側連結部を用意する必要がなく、設計上及び生産上のコスト上昇の抑制を図ることができる。
また、駆動ユニットは一対の連結部を介してサイドレールに支持されるため、駆動ユニットをクロスメンバに支持する必要がない。このため、クロスメンバと駆動ユニットとの間に十分なクリアランスを確保することができ、より安全に駆動ユニットをラダーフレームに支持することができる。
従って、駆動ユニットを大型化した場合であっても、より安全に且つコスト上昇を招くことなく駆動ユニットをフレームに支持することができる。
本発明の実施形態に係る駆動ユニット支持装置を、駆動ユニット、左側サイドレール、及びクロスメンバとともに車両側方から示す側面図である。 図1の駆動ユニット支持装置、駆動ユニット、一対のサイドレール、及びクロスメンバを車両前方(図1の矢視A方向)から示す図である。 図1の駆動ユニット支持装置、駆動ユニット、一対のサイドレール、及びクロスメンバを車両前方(図1の矢視A方向)から示す図であって、図1、2に示すラダーフレームよりも幅広(車幅方向に広い)に形成されたラダーフレームの一対のサイドレールに駆動ユニットが支持されている状態を示す図である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る駆動ユニット支持装置1を、駆動ユニット2、左側サイドレール3a、及びクロスメンバ4とともに車両側方から示す側面図である。図2は、図1の駆動ユニット支持装置1、駆動ユニット2、一対のサイドレール3、及びクロスメンバ4を車両前方(図1の矢視A方向)から示す図である。
なお、説明の便宜上、駆動ユニット支持装置1が適用される車両の進行方向を基準に運転者から見て「前」、「後」、「左」、「右」をそれぞれ定義し、重力を基準に「上」、「下」を定義する。即ち、各図に示される矢印「前」及び「後」は、車両の前進方向及び後進方向を示し、矢印「左」及び「右」は車両の左右(車幅)方向を示し、矢印「上」及び「下」は車両の上下方向を示している。
本発明の実施形態に係る駆動ユニット支持装置1は、ラダーフレーム5を有する車両、例えば電動トラックに適用され、駆動ユニット2をラダーフレーム5に支持するように構成されている。
図1及び図2に示すように、駆動ユニット2は、車両の少なくとも駆動源であるモータ20と、モータ20と車両の駆動輪(図示せず)との間の回転数比を変更する変速機構21と、モータ20の回転数等を制御するように構成されたインバータ22とを有している。ここで、モータ20、変速機構21、及びインバータ22は、駆動ユニット2のハウジング2a内に収容され、駆動ユニット2として一体的に構成されている。ハウジング2aは、モータ20を収容する部分であるモータハウジング部2bと、変速機構21を収容する部分である変速機構ハウジング部2cと、インバータ22を収容する部分であるインバータハウジング部2dとから構成されている。変速機構ハウジング部2cは、変速機構21の少なくとも一部分を左側から覆うカバー部2eを有している。カバー部2eは、モータハウジング部2bの一部分を左側から覆うように、前方に突出した前側端部2fを有している。前側端部2fには、当該前側端部2fを左右方向(車幅方向)に貫通するカバー部貫通孔2gが形成されている。駆動ユニット2において、モータ20は前側に配置され、変速機構21はモータ20の後側に配置され、インバータ22はモータ20の上側に配置されている。なお、モータ20、変速機構21、及びインバータ22の配置はこれに限るものではない。また、駆動ユニット2のハウジング2aには、変速機構21に連結された図示しない差動装置が収容されていてもよい。
モータ20は、車両に搭載された図示しないバッテリから供給された電力によって回転して駆動力を発生する。変速機構21は、図示しない複数のギアを有しており、入力側のギアにモータ20の回転軸が連結され、出力側のギアに差動装置のディファレンシャルギア(図示せず)が連結される。変速機構21は、モータ20から入力される高回転低トルクを低回転高トルクに変換(減速)して、ディファレンシャルギアに所定のトルクを伝達するように構成されている。差動装置は、変速機構21から入力されるトルクを、車両の走行状態に応じて所定の比率で減速するとともに左右一対のドライブシャフトにそれぞれ分配して左右の各車輪に伝達するように構成されている。
ラダーフレーム5は、車両の前後方向に延在した一対のサイドレール3と、一対のサイドレール3の間に配設された複数のクロスメンバ4とを有している。車両のラダーフレーム5上には、図示しないキャブ及び荷台等が搭載される。
一対のサイドレール3は、左右方向(車幅方向)に所定の間隔を有して設けられており、車幅方向において左側に位置する左側サイドレール3aと、車幅方向において右側に位置する右側サイドレール3bとを有している。図2に示すように、左側サイドレール3aは、断面コ字状の部材であり、上下方向に延在する平板状の部分であるレール基部3cと、レール基部3cの上端部から右側に向かって水平に延在する平板状の部分であるレール上側部3dと、レール基部3cの下端部から右側に向かって水平に延在する平板状の部分であるレール下側部3eとを有している。また、レール基部3cには、当該レール基部3cを左右方向(車幅方向)に貫通するレール基部貫通孔3fが2つ形成されている。なお、本発明の実施形態では、レール基部貫通孔3fの数が2つの場合を説明したが、レール基部貫通孔3fの数はこれに限るものではない。ここで、右側サイドレール3bは、車幅方向中央を延びる図示しない軸線を基準に、左側サイドレール3aと線対称な形状であるため、その説明を省略する。一対のサイドレール3の断面形状はコ字状に限定されるものではなく、例えば断面I字状であってもよい。
クロスメンバ4は、左右方向(車幅方向)に延在する平板状の部材であり、前後方向に所定の間隔を有して複数設けられている。クロスメンバ4は、当該クロスメンバ4の左側端部4a及び右側端部4bの夫々が、一対のサイドレール3(左側サイドレール3a及び右側サイドレール3b)の各々のレール基部3cに溶接等により固定されている。なお、クロスメンバ4は、サイドレール3に固定される両端部分がV字状に拡開して形成された部材であってもよいし、断面形状がI字状をなす部材であってもよく、特に形状が限定されるものではない。
次いで、本発明の実施形態に係る駆動ユニット支持装置1の構成について説明する。図1及び図2に示すように、駆動ユニット支持装置1は、ラダーフレーム5を構成する一対のサイドレール3の各々と駆動ユニット2のハウジング2aとを連結することにより、駆動ユニット2をラダーフレーム5に支持する一対の連結部10を有している。一対の連結部10は、サイドレール3に連結するサイドレール側連結部11と、サイドレール側連結部11と駆動ユニット2のハウジング2aとを連結する駆動ユニット側連結部12とを含んでいる。
図2に示すように、サイドレール側連結部11は、左側サイドレール3aに連結する左側サイドレール側連結部11aと、右側サイドレール3bに連結する右側サイドレール側連結部11bとを有している。サイドレール側連結部11(左側サイドレール側連結部11a及び右側サイドレール側連結部11b)の少なくともいずれか一方は、駆動ユニット側連結部12を挟持する挟持部11cを、車両の車幅方向(左右方向)において複数有している。
具体的には、図2に示すように、左側サイドレール側連結部11aは、上下方向に延在する平板状の部分である固定部11dと、固定部11dの下側端部から更に下側に向かって延在する平板状の部分である第1の挟持端部11eと、第1の挟持端部11eよりも右側において第1の挟持端部11eと平行に延在する平板状の部分である第2の挟持端部11fと、第2の挟持端部11fよりも右側において第2の挟持端部11fと平行に延在する平板状の部分である第3の挟持端部11gと、第1の挟持端部11eと第2の挟持端部11fと第3の挟持端部11gとの各々の上側端部を接続するように左右方向に延在する平板状の部分である接続端部11hとを有している。このように、左側サイドレール側連結部11aにおいては、第1の挟持端部11eと第2の挟持端部11fと接続端部11hとにより第1の挟持部11iが形成されており、且つ、第2の挟持端部11fと第3の挟持端部11gと接続端部11hとにより第2の挟持部11jが形成されている。即ち、挟持部11cは、第1の挟持部11iと第2の挟持部11jとを有しており、第1の挟持部11i及び第2の挟持部11jは、前側、後側、及び下側が開放して形成されている。なお、挟持部11cの数は2つに限られるものではなく、3つ以上であってもよい。
また、左側サイドレール側連結部11aにおいて、第1の挟持端部11e、第2の挟持端部11f、及び第3の挟持端部11gの各々には、当該第1の挟持端部11e、第2の挟持端部11f、及び第3の挟持端部11gの各々を左右方向(車幅方向)に貫通する第1の挿入孔11k、第2の挿入孔11m、及び第3の挿入孔11nが形成されている。また、左側サイドレール側連結部11aの固定部11dには、当該固定部11dを左右方向(車幅方向)に貫通する固定部挿入孔11oが形成されている。当該固定部挿入孔11o及び左側サイドレール3aのレール基部貫通孔3fには締結部材6のボルトが挿入され、左側サイドレール側連結部11aは、ボルト及びナット等からなる締結部材6を用いて左側サイドレール3aのレール基部3cに固定されている。本実施形態において、右側サイドレール側連結部11bは、車幅方向中央を延びる図示しない軸線を基準に、左側サイドレール側連結部11aと線対称な形状であるため、その説明を省略する。なお、右側サイドレール側連結部11bは、車幅方向中央を延びる図示しない軸線を基準に、左側サイドレール側連結部11aと線対称な形状でなくてもよい。
図2に示すように、駆動ユニット側連結部12は、左側サイドレール側連結部11aに連結する左側駆動ユニット側連結部12aと、右側サイドレール側連結部11bに連結する右側駆動ユニット側連結部12bとを有している。
左側駆動ユニット側連結部12aは、所謂ラバーブッシュ7として構成されている。左側駆動ユニット側連結部12a(ラバーブッシュ7)は、変速機構ハウジング部2cのカバー部2eに形成されたカバー部貫通孔2gに圧入等により固定されている。
ラバーブッシュ7は、図2に示すように中空円筒状の部材であり、当該ラバーブッシュ7を左右方向(車幅方向)に貫通するラバーブッシュ貫通孔7aを有している。ヒンジピン8が、第1の挟持端部11eの第1の挿入孔11k及び第2の挟持端部11fの第2の挿入孔11mと、ラバーブッシュ貫通孔7aとに挿入されて、ヒンジピン8とナット9とが締結される。これにより、左側駆動ユニット側連結部12a(ラバーブッシュ7)は、ヒンジピン8を介して、左側サイドレール側連結部11aの第1の挟持部11iにおいて回転自在に支持される。
右側駆動ユニット側連結部12bは、図2に示すように、左右方向(車幅方向)に延在する部分である固定腕部12cと、当該固定腕部12cの右側の端部分から上方向に延在する部分である支持腕部12dと、ラバーブッシュ17とを有している。支持腕部12dには、当該支持腕部12dを左右方向(車幅方向)に貫通する支持腕部貫通孔12eが形成されており、当該支持腕部貫通孔12eにラバーブッシュ17が圧入等により固定されている。右側駆動ユニット側連結部12bは、固定腕部12cの左側の端部分において、ハウジング2aのモータハウジング部2bにボルト等により固定されている。また、右側駆動ユニット側連結部12bは、支持腕部12dにおいて、右側サイドレール側連結部11bの第1の挟持部11iに取り付けられている。具体的には、右側駆動ユニット側連結部12bは、ラバーブッシュ17を左右方向(車幅方向)に貫通するラバーブッシュ貫通孔17a、第1の挟持端部11eの第1の挿入孔11k、及び第2の挟持端部11fの第2の挿入孔11mに挿入されたヒンジピン8をナット9で固定することにより、右側サイドレール側連結部11bに回転自在に支持されている。
また、図1及び図2に示すように、変速機構ハウジング部2cには、当該変速機構ハウジング部2cと一体に形成された2つの支持部2hが形成されている。支持部2hの各々には、当該支持部2hを左右方向(車幅方向)に貫通する支持部貫通孔2iが形成されており、当該支持部貫通孔2iにラバーブッシュ117が圧入等により固定されている。また、クロスメンバ4には、支持部2hの各々に対応するブラケット30が、ボルト及びナット等からなる締結部材を用いて固定されている。支持部2hは、ラバーブッシュ117を左右方向(車幅方向)に貫通するラバーブッシュ貫通孔117aに挿入されたヒンジピン18をナット19で固定することにより、ブラケット30に回転自在に支持されている。支持部2hに固定されたラバーブッシュ117とブラケット30との間のヒンジピン18を介した支持態様は、左側駆動ユニット側連結部12a(ラバーブッシュ7)と左側サイドレール側連結部11aとの間のヒンジピン8を介した支持態様と同様であるので、その説明を省略する。なお、本発明の実施形態では、支持部2hの数が2つの場合を説明したが、支持部2hの数はこれに限るものではない。
次いで、本発明の実施形態に係る駆動ユニット支持装置1の作用、効果について説明する。図3は、図1の駆動ユニット支持装置1、駆動ユニット2、一対のサイドレール3、及びクロスメンバ4を車両前方(図1の矢視A方向)から示す図であって、図1、2に示すラダーフレーム5よりも幅広(車幅方向に広い)に形成されたラダーフレーム5’の一対のサイドレール3に駆動ユニット2が支持されている状態を示す図である。
即ち、図3に示す態様においては、一対のサイドレール3を構成する左側サイドレール3aと右側サイドレール3bとの左右方向(車幅方向)の間隔が、図2に示した左側サイドレール3aと右側サイドレール3bとの左右方向(車幅方向)の間隔よりも大きく設定されている。また、図3に示す態様は、上述した図2に示す態様に対して、駆動ユニット側連結部12がサイドレール側連結部11の第2の挟持部11jに支持されている点で異なる。以下、上述の図2に示す態様と異なる部分について説明する。
左側駆動ユニット側連結部12a(ラバーブッシュ7)を左側サイドレール側連結部11aの第2の挟持部11jに支持する場合、図3に示すように、ヒンジピン8を、第2の挟持端部11fの第2の挿入孔11m及び第3の挟持端部11gの第3の挿入孔11nと、ラバーブッシュ7に形成されたラバーブッシュ貫通孔7aとに挿入して、ヒンジピン8とナット9とが締結される。これにより、左側駆動ユニット側連結部12a(ラバーブッシュ7)は、ヒンジピン8を介して、左側サイドレール側連結部11aの第2の挟持部11jにおいて回転自在に支持される。
また、右側駆動ユニット側連結部12bは、支持腕部12dにおいて、右側サイドレール側連結部11bの第2の挟持部11jに取り付けられている。具体的には、右側駆動ユニット側連結部12bは、ラバーブッシュ貫通孔17a、第2の挟持端部11fの第2の挿入孔11m、及び第3の挟持端部11gの第3の挿入孔11nに挿入されたヒンジピン8をナット9で固定することにより、右側サイドレール側連結部11bの第2の挟持部11jに回転自在に支持されている。
このように、本発明の実施形態に係る駆動ユニット支持装置1によれば、サイドレール側連結部11(左側サイドレール側連結部11a及び右側サイドレール側連結部11b)は、駆動ユニット側連結部12を挟持する挟持部11cを、車両の車幅方向(左右方向)において複数有している。即ち、サイドレール側連結部11は、車幅方向(左右方向)に並んで配置された第1の挟持部11iと第2の挟持部11jとを有している。このため、ラダーフレーム5、5’のように、電動トラックの車格(特に車幅)に応じて一対のサイドレール3(左側サイドレール3a及び右側サイドレール3b)の間隔が異なる場合であっても、駆動ユニット側連結部12を支持するサイドレール側連結部11の挟持部11cを第1の挟持部11iと第2の挟持部11jとの間で切り換えることで、駆動ユニット2を一対のサイドレール3に支持することができる。よって、車格の異なる電動トラック毎に異なる仕様のサイドレール側連結部11を用意する必要がなく、設計上及び生産上のコスト上昇を抑制することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に係る駆動ユニット支持装置1に限定されるものではなく、本発明の概念及び特許請求の範囲に含まれるあらゆる態様を含む。例えば、上記実施形態では、左側駆動ユニット側連結部12aと右側駆動ユニット側連結部12bとが異なる構成である場合を説明したが、左側駆動ユニット側連結部12aと右側駆動ユニット側連結部12bとは同じ構成であってもよい。また、上記実施形態における各構成要素の形状、材料、配置、サイズ等は、本発明の具体的態様によって適宜変更され得る。
1 駆動ユニット支持装置
2 駆動ユニット
2a ハウジング
3 サイドレール
5、5’ ラダーフレーム
10 連結部
11 サイドレール側連結部
11c 挟持部
12 駆動ユニット側連結部
20 モータ
21 変速機構

Claims (1)

  1. ラダーフレームを有する車両の少なくとも駆動源であるモータと、該モータと前記車両の駆動輪との間の回転数比を変更する変速機構とを含む駆動ユニットを支持するための駆動ユニット支持装置であって、
    前記ラダーフレームを構成する一対のサイドレールの各々と前記駆動ユニットのハウジングとを連結することにより、前記駆動ユニットを前記ラダーフレームに支持する一対の連結部を備え、
    前記一対の連結部は、前記サイドレールに連結するサイドレール側連結部と、該サイドレール側連結部と前記ハウジングとを連結する駆動ユニット側連結部とを含み、
    前記サイドレール側連結部の少なくともいずれか一方は、前記駆動ユニット側連結部を挟持する挟持部を、前記車両の車幅方向において複数有することを特徴とする駆動ユニット支持装置。
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