JP2020203553A - 四輪駆動ハイブリッド車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両挙動が悪化することを抑制しつつ、ユーザの要求に応じて効率的にバッテリを充電することができる四輪駆動ハイブリッド車両を提供すること。【解決手段】前輪5を駆動するエンジン2と、後輪6を駆動するモータジェネレータ4と、モータジェネレータ4に電力を供給するバッテリ8と、ユーザによるバッテリ8の充電要求の有無を検出するチャージモードスイッチ111と、チャージモードスイッチ111によってバッテリ8の充電要求が検出されており、かつ車両1の挙動の安定度が所定値以上であることを条件として、エンジン2の出力を増加させ、かつエンジン2の出力増加分に対応する発電量でモータジェネレータ4による回生発電を行なわせるVCM13と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、四輪駆動ハイブリッド車両に関する。
特許文献1には、SOC回復指示スイッチがオンされると、制動要求時に後輪に接続されたモータMG3が回生駆動されるハイブリッド車両が開示されている。
特開2017−154640号公報
特許文献1に記載の技術は、制動要求時の制動力を油圧ブレーキと回生制動とで負担するものであり、その際の回生制動力について、モータMG3による回生制動と前輪に接続されたモータMG2による回生制動とをSOC回復指示スイッチの状態に応じて制御するものである。
すなわち、特許文献1に記載の技術は、制動力が必要とされる場合における制動力の分担に関してモータMG3の回生制動を制御するものである。
しかしながら、バッテリの状態やユーザの要求によっては、加速状態等の非制動制御時であっても、バッテリを充電する必要がある場合がある。特許文献1には、非制動制御時における後輪モータの回生制御や車両の挙動安定については何ら記載されておらず、この点について課題があった。
そこで、本発明は、車両挙動が悪化することを抑制しつつ、ユーザの要求に応じて効率的にバッテリを充電することができる四輪駆動ハイブリッド車両を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため本発明は、前輪または後輪のうち一方を駆動するエンジンと、前記前輪または前記後輪のうち他方を駆動する第1モータと、前記第1モータに電力を供給するバッテリと、ユーザによる前記バッテリの充電要求の有無を検出する充電要求検出部と、前記充電要求検出部によって前記バッテリの充電要求が検出されており、かつ自車両の挙動の安定度が所定値以上であることを条件として、前記エンジンの出力を増加させ、かつ前記エンジンの出力増加分に対応する発電量で前記第1モータによる回生発電を行なわせる制御部と、を備えるものである。
このように、本発明によれば、車両挙動が悪化することを抑制しつつ、ユーザの要求に応じて効率的にバッテリを充電することができる。
図1は、本発明の一実施例に係る四輪駆動ハイブリッド車両の概略構成図である。 図2は、本発明の一実施例に係る四輪駆動ハイブリッド車両の操舵角または操舵角の変化量から安定度を求めるマップの例を示す図である。 図3は、本発明の一実施例に係る四輪駆動ハイブリッド車両の車速から安定度を求めるマップの例を示す図である。 図4は、本発明の一実施例に係る四輪駆動ハイブリッド車両のモータジェネレータの発電量の制御例を示す図である。 図5は、本発明の一実施例に係る四輪駆動ハイブリッド車両のチャージモード制御処理の手順を示すフローチャートである。
本発明の一実施の形態に係る四輪駆動ハイブリッド車両は、前輪または後輪のうち一方を駆動するエンジンと、前輪または後輪のうち他方を駆動する第1モータと、第1モータに電力を供給するバッテリと、ユーザによるバッテリの充電要求の有無を検出する充電要求検出部と、充電要求検出部によってバッテリの充電要求が検出されており、かつ自車両の挙動の安定度が所定値以上であることを条件として、エンジンの出力を増加させ、かつエンジンの出力増加分に対応する発電量で第1モータによる回生発電を行なわせる制御部と、を備えるよう構成されている。
これにより、本発明の一実施の形態に係る四輪駆動ハイブリッド車両は、車両挙動が悪化することを抑制しつつ、ユーザの要求に応じて効率的にバッテリを充電することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例に係る四輪駆動ハイブリッド車両について詳細に説明する。
図1に示すように、四輪駆動ハイブリッド車両1(以下、単に「車両1」ともいう)は、エンジン2と、トランスミッション3と、第1モータとしてのモータジェネレータ4と、第1の車輪としての前輪5と、第2の車輪としての後輪6と、エンジン2を制御するECM(Engine Control Module)11と、トランスミッション3を制御するTCM(Transmission Control Module)12と、制御部としてのVCM(Vehicle Control Module)13と、を含んで構成されている。
本実施例の車両1は、エンジン2の動力によって前輪5を駆動し、モータジェネレータ4の動力によって後輪6を駆動し、エンジン2とモータジェネレータ4との駆動力の配分を調整することによって二輪駆動又は四輪駆動を切り換えることができる。なお、本実施例では、エンジン2が前輪5、モータジェネレータ4が後輪6をそれぞれ駆動する構成としたが、これと反対に、エンジン2が後輪6、モータジェネレータ4が前輪5をそれぞれ駆動する構成としてもよい。
エンジン2には、複数の気筒が形成されている。本実施例において、エンジン2は、各気筒に対して、吸気行程、圧縮行程、膨張行程および排気行程からなる一連の4行程を行なうように構成されている。
エンジン2には、第2モータとしてのISG(Integrated Starter Generator)20が連結されている。ISG20は、図示しないベルト等の動力伝達部材を介してエンジン2のクランクシャフトに連結されている。ISG20は、第1のインバータ21を介してバッテリ8及び第2のインバータ41に接続されている。
ISG20は、バッテリ8から電力が供給されることにより回転することでエンジン2を回転駆動させる電動機の機能と、エンジン2の駆動によってクランクシャフトから入力された回転力を電力に変換する発電機の機能とを有する。
ISG20は、エンジン2の駆動によって発電した電力をバッテリ8又は第2のインバータ41に供給、若しくはバッテリ8及び第2のインバータ41の双方に供給することが可能となっている。ISG20は、モータジェネレータ4よりも最大出力が小さい構成となっている。
トランスミッション3は、クラッチを内蔵し、エンジン2から出力された回転を複数の変速段のいずれかに応じた変速比で変速して出力する自動変速機によって構成されている。本実施例の自動変速機としては、変速段の切替操作とクラッチ操作とを自動で行う、AMT(Automated Manual Transmission)を用いることができる。トランスミッション3は、ドライブシャフト31を介して左右の前輪5を駆動する。
トランスミッション3で成立可能な変速段としては、例えば1速段から4速段までの走行用の変速段と、後進段とがある。走行用の変速段の段数は、車両1の諸元により異なり、上述の1速段から4速段に限られるものではない。
モータジェネレータ4は、ドライブシャフト61を介して左右の後輪6に連結されている。モータジェネレータ4は、第2のインバータ41に接続されている。第2のインバータ41には、バッテリ8が接続されている。バッテリ8は、第2のインバータ41を介してモータジェネレータ4に電力を供給する。
モータジェネレータ4は、バッテリ8から供給される電力によって駆動する電動機としての機能と、後輪6から入力される逆駆動力によって発電を行なう発電機としての機能とを有する。
バッテリ8は、例えばリチウムイオン電池などの二次電池によって構成されている。バッテリ8は、ISG20やモータジェネレータ4の発電によって充電されるほか、外部電源90によって充電器9を介して充電されるようになっている。なお、車両1は、外部電源90による充電を行わない構成としてもよい。この場合、車両1は、充電器9を有さない。
バッテリ8には、バッテリセンサ81が設けられている。バッテリセンサ81は、バッテリ8の充放電電流や電圧を検出してVCM13に出力する。VCM13は、バッテリセンサ81から入力された検出結果に基づき、バッテリ8の充電状態、すなわちSOC(State Of Charge)を算出する。なお、車両1に、バッテリ8を管理するBMS(Battery Management System)が設けられる場合には、BMSにおいてSOCを算出し、算出したSOCをBMSからVCM13に送信する構成であってもよい。
ECM11、TCM12及びVCM13は、それぞれCPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、バックアップ用のデータなどを保存するフラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
これらのコンピュータユニットのROMには、各種定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをECM11、TCM12及びVCM13としてそれぞれ機能させるためのプログラムが格納されている。
すなわち、CPUがRAMを作業領域としてROMに格納されたプログラムを実行することにより、これらのコンピュータユニットは、本実施例におけるECM11、TCM12及びVCM13としてそれぞれ機能する。
本実施例において、ECM11は、VCM13に接続されており、VCM13からの指令に応じてエンジン2を制御する。ECM11には、クランク角センサ23が接続されている。ECM11は、クランク角センサ23からの検出情報に基づきエンジン回転数を算出する。
TCM12は、VCM13に接続されており、VCM13からの指令に応じてトランスミッション3を制御する。TCM12には、車速センサ101が接続されている。TCM12は、車速センサ101から入力された車速を示す情報をVCM13に送信する。車速センサ101は、例えば、トランスミッション3の出力軸の回転数を検出している。
VCM13は、ECM11、TCM12及び第2のインバータ41に接続されている。VCM13には、ノーマルモードスイッチ103、EVモードスイッチ104、4WDモードスイッチ105、充電要求検出部としてのチャージモードスイッチ111の各種スイッチ類が接続されている。
ノーマルモードスイッチ103は、車両1の走行モードとして、エンジン2の駆動による二輪駆動状態を維持しつつ、必要に応じて四輪駆動状態に切り替えるノーマルモードを選択するためのスイッチである。
EVモードスイッチ104は、車両1の走行モードとして、モータジェネレータ4による二輪駆動状態を維持しつつ、必要に応じて四輪駆動状態に切り替えるEVモードを選択するためのスイッチである。
4WDモードスイッチ105は、車両1の走行モードとして、エンジン2及びモータジェネレータ4の双方を常時駆動して四輪駆動状態を維持する4WDモードを選択するためのスイッチである。
チャージモードスイッチ111は、バッテリ8の充電を積極的に行なうチャージモードを選択するためのスイッチである。
また、VCM13には、アクセルセンサ106、左右の前輪5の車輪速センサ107、左右の後輪6の車輪速センサ108、ヨーレートセンサ109及びステアリングセンサ110等の各種センサ類が接続されている。
アクセルセンサ106は、運転者による図示しないアクセルペダルの踏み込み量をアクセル開度として検出する。車輪速センサ107及び車輪速センサ108は、左右の前輪5及び左右の後輪6それぞれの回転速度を検出する。ヨーレートセンサ109は、車両1のヨーレートを検出する。ステアリングセンサ110は、不図示のハンドルの操舵角を検出する。
VCM13は、チャージモードスイッチ111によりチャージモードが選択され、ユーザからの充電要求がある場合、車両1の挙動の安定度が所定値以上であると推定されたことを条件として、エンジン2の出力を増加させ、かつエンジン2の出力増加分に対応する発電量でモータジェネレータ4による回生発電を行なう。なお、バッテリ8のSOCが所定値αより小さいときのみ、車両1の挙動の安定度が所定値以上であると推定されたことを条件として、エンジン2の出力を増加させ、かつエンジン2の出力増加分に対応する発電量でモータジェネレータ4による回生発電を行なうようにしてもよい。
VCM13は、例えば、ハンドルの操舵角または操舵角の変化量に基づいて車両1の挙動の安定度を算出する。車両1の挙動の安定度は、例えば、ハンドルの操舵角または操舵角の変化量が大きいほど小さい値にする。車両1の挙動の安定度は、例えば、図2に示すマップに基づいて算出される。
VCM13は、例えば、車速に基づいて車両1の挙動の安定度を算出してもよい。車両1の挙動の安定度は、例えば、車速が高速なほど小さい値にする。車両1の挙動の安定度は、例えば、図3に示すマップに基づいて算出される。
車両1の挙動の安定度は、図2または図3のマップのいずれかにより決定してもよいし、マップ毎の安定度を1以下の係数として、各マップで求められた安定度を掛け合わせて安定度としてもよい。また、例えば、操舵角と車速の組み合わせによって安定度が決まるようなマップを用いてもよい。
また、図2のマップと図3のマップとにより安定度を求める場合、縦軸の安定度の値は、ゼロから1でなくてもよく、例えば、0.5から1などでもよい。要するに、操舵角と車速の各々の影響をどの程度重くするかによって縦軸の値の範囲を決めるようにすればよい。
また、車両1の挙動の安定度は、ヨーレートセンサ109の検出するヨーレートや左右輪の回転速度差などから算出してもよい。この場合、ヨーレート、左右輪の回転速度差ともに、大きいほど安定度を小さくする。
VCM13は、チャージモードスイッチ111によりチャージモードが選択されていて、車両1の挙動の安定度が所定値以上である場合、車両1の挙動の安定度が大きくなるほどエンジン2の出力増加量及びモータジェネレータ4による発電量を大きくする。
VCM13は、チャージモードスイッチ111によりチャージモードが選択されていない場合、または、チャージモードスイッチ111によりチャージモードが選択されているが車両1の挙動の安定度が所定値より小さい場合、モータジェネレータ4による回生発電を禁止して、ISG20による発電を実行させる。
VCM13は、例えば、図4に示すようにモータジェネレータ4の発電量を制御する。図4に示すように、車両1の挙動の安定度が所定値になるまでは、ISG20による発電が実行されモータジェネレータ4による発電は実行されない。車両1の挙動の安定度が所定値となった場合、モータジェネレータ4による発電が行なわれるが、このときの発電量は、例えば、車両1の挙動の安定度が所定値になるまでのISG20による発電量と同等以上の発電量とすることが好ましい。
車両1の挙動の安定度が所定値以上となった場合、車両1の挙動の安定度が大きくなるほどエンジン2の出力増加量を大きくしてモータジェネレータ4による発電量を大きくする。
以上のように構成された本実施例に係る車両1におけるチャージモード制御処理について、図5を参照して説明する。なお、以下に説明するチャージモード制御処理は、VCM13が動作を開始すると開始され、予め設定された時間間隔で実行される。
ステップS1において、VCM13は、チャージモードスイッチ111によりチャージモードが選択され充電要求が有るか否かを判定する。
充電要求が有ると判定した場合、ステップS2において、VCM13は、バッテリ8のSOCが所定値αより小さいか否かを判定する。
バッテリ8のSOCが所定値αより小さいと判定した場合、ステップS3において、VCM13は、車両1の挙動の安定度が所定値以上であるか否かを判定する。
車両1の挙動の安定度が所定値以上であると判定した場合、ステップS4において、VCM13は、後輪6から入力される逆駆動力によってモータジェネレータ4により発電を行なう後輪発電モードを許可する。
ステップS5において、VCM13は、車両1の挙動の安定度に応じてエンジン2のトルクを増加させる。
ステップS6において、VCM13は、エンジン2の出力増加分に対応する発電量でモータジェネレータ4により発電を行なわせる。
ステップS7において、VCM13は、バッテリ8のSOCが所定値α以上となり充電が終了したか否かを判定する。充電が終了していないと判定した場合、VCM13は、ステップS1に処理を戻して処理を繰り返す。
充電が終了したと判定した場合、VCM13は、処理を終了する。
ステップS1において充電要求が無いと判定した場合、または、ステップS2においてバッテリ8のSOCが所定値αより小さくないと判定した場合、または、ステップS3において車両1の挙動の安定度が所定値以上でないと判定した場合、ステップS8において、VCM13は、後輪発電モードを禁止する。
ステップS9において、VCM13は、ISG20による発電を行なわせ、処理を終了する。
このように、本実施例では、チャージモードスイッチ111によりチャージモードが選択された場合、車両1の挙動の安定度が所定値以上であると推定されたことを条件として、エンジン2の出力を増加させ、かつエンジン2の出力増加分に対応する発電量でモータジェネレータ4による回生発電を行なう。
これにより、充電要求がある場合は、車両挙動が安定していることを条件として、エンジン2の出力を増加させ、その分後輪6に接続されたモータジェネレータ4で回生発電させるため、車両挙動が悪化することを抑制しつつ効率的にバッテリ8を充電することができる。
また、車両1の挙動の安定度は、ハンドルの操舵角または操舵角の変化量が大きいほど小さい値にする。
これにより、大きく操舵または急な操舵が行なわれていない場合にエンジン2の出力を増加させ、その分後輪6に接続されたモータジェネレータ4で回生発電させるため、車両1が急旋回中に前後輪のトルクバランスが大きく変化して車両挙動が悪化することを抑制しつつ、効率的にバッテリ8を充電することができる。
また、チャージモードスイッチ111によりチャージモードが選択されていない場合、または、チャージモードスイッチ111によりチャージモードが選択されているが車両1の挙動の安定度が所定値より小さい場合、モータジェネレータ4による回生発電を禁止して、ISG20による発電を実行する。
これにより、充電要求があり、かつ車両挙動が安定している場合はエンジン2の出力増加とモータジェネレータ4での回生発電を行ない、そうでない場合は、エンジン2に接続され、モータジェネレータ4よりも最大出力の小さいISG20で発電するため、車両挙動が悪化することを抑制しつつ効率的にバッテリ8を充電することができる。また、車両挙動が悪化しそうな場合は、ISG20によってモータジェネレータ4よりも小さな電力で充電することで、車両挙動の悪化を抑制しつつバッテリ8を充電することができる。
また、チャージモードスイッチ111によりチャージモードが選択されていて、車両1の挙動の安定度が所定値以上である場合、車両1の挙動の安定度が大きくなるほどエンジン2の出力増加量及びモータジェネレータ4による発電量を大きくする。
これにより、車両1の安定度が大きいほど、エンジン2の出力増加量とモータジェネレータ4による発電量を大きくし、すなわち前後輪の駆動力差が大きくなることを許容し、車両挙動の悪化を抑制しつつ効率的に発電することができる。
本実施例では、各種センサ情報に基づきECM11、TCM12及びVCM13が各種の判定や算出を行なう例について説明したが、これに限らず、車両1が外部サーバ等の車外装置と通信可能な通信部を備え、該通信部から送信された各種センサの検出情報に基づき車外装置によって各種の判定や算出が行なわれ、その判定結果や算出結果を通信部で受信して、その受信した判定結果や算出結果を用いて各種制御を行なってもよい。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 四輪駆動ハイブリッド車両(車両)
2 エンジン
4 モータジェネレータ(第1モータ)
5 前輪
6 後輪
8 バッテリ
13 VCM(制御部)
20 ISG(第2モータ)
81 バッテリセンサ
101 車速センサ
107 車輪速センサ
108 車輪速センサ
109 ヨーレートセンサ
110 ステアリングセンサ
111 チャージモードスイッチ(充電要求検出部)

Claims (4)

  1. 前輪または後輪のうち一方を駆動するエンジンと、
    前記前輪または前記後輪のうち他方を駆動する第1モータと、
    前記第1モータに電力を供給するバッテリと、
    ユーザによる前記バッテリの充電要求の有無を検出する充電要求検出部と、
    前記充電要求検出部によって前記バッテリの充電要求が検出されており、かつ自車両の挙動の安定度が所定値以上であることを条件として、前記エンジンの出力を増加させ、かつ前記エンジンの出力増加分に対応する発電量で前記第1モータによる回生発電を行なわせる制御部と、を備える四輪駆動ハイブリッド車両。
  2. 前記制御部は、操舵角または操舵角の変化量が大きいほど前記安定度を小さくする請求項1に記載の四輪駆動ハイブリッド車両。
  3. 前記エンジンの動力によって前記バッテリを充電することが可能であり、前記第1モータよりも最大出力が小さい第2モータを備え、
    前記制御部は、前記充電要求検出部によって前記バッテリの充電要求が検出されない場合、または前記充電要求検出部によって前記バッテリの充電要求が検出されているが前記安定度が所定値未満である場合には、前記第1モータによる回生発電を禁止して前記第2モータによる発電を行なわせる請求項1または請求項2に記載の四輪駆動ハイブリッド車両。
  4. 前記制御部は、前記充電要求検出部によって前記バッテリの充電要求が検出されており、かつ前記安定度が所定値以上である場合、前記安定度が大きくなるほど前記エンジンの出力増加量及び前記第1モータの発電量を大きくする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の四輪駆動ハイブリッド車両。
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