JP2020200737A - 扉 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
芯材と、前記芯材の厚さ方向の両面を覆う金属製の一対の表面材と、を有する扉本体と、前記扉本体の周縁よりも内側に設けられた窓と、を備えた扉であって、前記扉の加熱時の熱伸びによる前記表面材と前記窓の窓縁の変形に伴って、前記表面材と前記窓縁との間に隙間が発生することを防止する隙間防止機構を備える、ことを特徴とする扉が明らかとなる。
このような扉によれば、漏煙量を低減することができる。
このような扉によれば、表面材と窓縁との間に隙間を発生し難くできる。よって漏煙量を低減することができる。
このような扉によれば、表面材と窓縁との間に隙間を発生し難くできる。よって漏煙量を低減することができる。
このような扉によれば、窓縁に固定された延出材と表面材の間に隙間を発生し難くできる。よって漏煙量を低減することができる。
このような扉によれば、延出材と表面材の間に隙間が発生し難い。よって漏煙量を低減することができる。
このような扉によれば、延出材の傾斜面(第1傾斜面、第2傾斜面)と表面材との間に隙間が発生し難い。よって漏煙量を低減することができる。
このような扉によれば、不燃扉において、漏煙量を低減することができる。
このような扉によれば、軽量化を図るとともに強度を高めることができる。
<扉の構成について>
図1は、扉10の配置例を示す図である。また、図2は、扉10の正面図であり、図3は、図2のX−X断面図である。なお、図2では表面材22の一部を切り欠いて芯材21を示している。
図4は、図2のY−Y断面図(比較例)である。また、図5は、図4において、表面材22が熱伸びした状態を示す図である。
図6は、第1実施形態の窓縁32周辺の構成を示す概略図である。第1実施形態の扉10は、窓縁32とビス33を備えている。
図7は、第2実施形態の窓縁32周辺の構成を示す概略図である。第2実施形態の窓縁32は、比較例の窓縁32´と同様の構成であるが、一対の突出部322(重なり部に相当)の突出長さがL2となっており、比較例の長さL1よりも長い(L2>L1)。つまり、第2実施形態では、隙間防止機構として、窓縁32の表面材22へのかかり代(突出部322と表面材22との重なり部分の長さ)を長く設定している。
図8は、第3実施形態の窓縁32周辺の構成を示す概略図である。第3実施形態の窓縁32は、一対の突出部322と、一対の延出部323を備えている。また、第3実施形態では、上記の実施形態と比べて、小口面材23が扉本体10の窓開口部の奥側(窓30から離間する側)に配置されている。
図9A及び図9Bは、第4実施形態の窓縁32周辺の構成を示す概略図である。なお、図9Aは加熱前、図9Bは加熱後(変形後)の状態をそれぞれ示している。
表面材22(鋼板)の線膨張係数をε(/℃)、扉10の高さ寸法をL(mm)、10分加熱後の鋼板の表面上昇温度をΔT(℃)とするとき、鋼板の熱伸び量は式(1)で与えられる。
ΔL=εLΔT ・・・・・(1)
σ=0.04643L+3.8352 ・・・・(2)
図12は、扉10の表面材22が加熱によって水平方向に変形した状態を上からみた概念図である。図12に示すように、表面材22が加熱によって変形すると、厚さ方向と直交する方向へ扉の投影長さが、加熱前よりも短くなる。この短くなる分(短縮分)だけ補えれば、隙間が発生しないことになる。このとき、表面材22の端部(窓30とは反対側の端部)から窓縁32までの長さをB[mm]とするとき、水平方向の熱伸びを無視すると、以下の2つの関係が成り立つ。
σ=Bsinθ ・・・・・・(3)
L2=B(1−cosθ) ・・・・・・(4)
σ=(B+t/2)sinθ ・・・・・・(3)´
L2=(B+t/2)(1−cosθ) ・・・・・・(4)´
この式(3)´と式(4)´を解くことによりL2を求めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
3 壁、3A 枠体、
4 床、
10 扉、
20 扉本体、21 芯材、
22 表面材、22a 周端壁部、
23 小口面材、
30 窓、31 窓本体、
32 窓縁、32´ 窓縁、
40 ラッチ機構部
41 レバーハンドル、42 軸部、
43 ケーシング、44 ラッチボルト、
321 支持部、322 突出部、
323 延出部、323a 延出部、323b 延出部
Claims (8)
- 芯材と、前記芯材の厚さ方向の両面を覆う金属製の一対の表面材と、を有する扉本体と、
前記扉本体の周縁よりも内側に設けられた窓と、
を備えた扉であって、
前記扉の加熱時の熱伸びによる前記表面材と前記窓の窓縁の変形に伴って、前記表面材と前記窓縁との間に隙間が発生することを防止する隙間防止機構を備える、
ことを特徴とする扉。 - 請求項1に記載の扉であって、
前記隙間防止機構は、前記表面材と前記窓縁を締結する締結材を備える、
ことを特徴とする扉。 - 請求項1に記載の扉であって、
前記窓縁は、前記厚さ方向に前記表面材と重なる重なり部を有し、
前記隙間防止機構は、前記重なり部の前記厚さ方向と直交する直交方向の長さを、前記変形に伴う前記表面材の前記直交方向への投影長さの短縮分以上とした、
ことを特徴とする扉。 - 請求項1に記載の扉であって、
前記扉本体には、前記窓を設けるための窓開口部が前記厚さ方向に貫通して形成されており、
前記隙間防止機構は、
前記窓開口部における前記芯材の小口面を塞ぐ小口面材と、
前記窓縁に固定され、前記表面材と接触するとともに、前記小口面材に向かって延出する延出材と、
を備え、
前記延出材の前記厚さ方向と直交する直交方向の長さを、前記変形に伴う前記表面材の前記直交方向への投影長さの短縮分以上とした、
ことを特徴とする扉。 - 請求項4に記載の扉であって、
前記延出材は、一対の前記表面材の対向する各内面にそれぞれ面接触する一対の板材である、
ことを特徴とする扉。 - 請求項4に記載の扉であって、
前記延出材は、
一方の前記表面材の端部から前記小口面の前記厚さ方向の中心部に向かって傾斜する第1傾斜面と、
他方の前記表面材の端部から前記小口面の前記厚さ方向の中心部に向かって傾斜する第2傾斜面と、
を有することを特徴とする扉。 - 請求項1乃至請求項6の何れかに記載の扉であって、
前記表面材の厚さは0.8mm未満である、
ことを特徴とする扉。 - 請求項1乃至請求項7の何れかに記載の扉であって、
前記芯材はペーパーハニカムコアである、
ことを特徴とする扉。
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