JP2020198373A - 超電導マグネット - Google Patents
超電導マグネット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020198373A JP2020198373A JP2019103926A JP2019103926A JP2020198373A JP 2020198373 A JP2020198373 A JP 2020198373A JP 2019103926 A JP2019103926 A JP 2019103926A JP 2019103926 A JP2019103926 A JP 2019103926A JP 2020198373 A JP2020198373 A JP 2020198373A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- superconducting
- layer
- parallel
- wires
- diameter side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 28
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 84
- 239000002887 superconductor Substances 0.000 claims description 14
- 229910001275 Niobium-titanium Inorganic materials 0.000 description 16
- RJSRQTFBFAJJIL-UHFFFAOYSA-N niobium titanium Chemical compound [Ti].[Nb] RJSRQTFBFAJJIL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 9
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 8
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 7
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 7
- 229910052734 helium Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000001307 helium Substances 0.000 description 5
- SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N helium atom Chemical compound [He] SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000010955 niobium Substances 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000010791 quenching Methods 0.000 description 3
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 2
- 229920002430 Fibre-reinforced plastic Polymers 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 2
- 239000011151 fibre-reinforced plastic Substances 0.000 description 2
- 238000002595 magnetic resonance imaging Methods 0.000 description 2
- 229910000657 niobium-tin Inorganic materials 0.000 description 2
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 description 2
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 description 2
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 2
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 238000005481 NMR spectroscopy Methods 0.000 description 1
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- PZKRHHZKOQZHIO-UHFFFAOYSA-N [B].[B].[Mg] Chemical compound [B].[B].[Mg] PZKRHHZKOQZHIO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229910052758 niobium Inorganic materials 0.000 description 1
- GUCVJGMIXFAOAE-UHFFFAOYSA-N niobium atom Chemical compound [Nb] GUCVJGMIXFAOAE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- KJSMVPYGGLPWOE-UHFFFAOYSA-N niobium tin Chemical compound [Nb].[Sn] KJSMVPYGGLPWOE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 235000012771 pancakes Nutrition 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
Description
超電導マグネット内の発熱は、起動、停止時など、運用上、超電導マグネット電流を変動させる場合、一般にヒステリシス損によるものが主となる。ヒステリシス損は、超電導体に印加される磁場の変動により生じ、超電導マグネット内の超電導体の体積が多いほど全体の損失が大きい。
冷却の面では、超電導マグネットは一般に超電導線を巻き回しながら巻き軸方向に巻き進めて巻線の層を構成し、層の端部で巻き進める方向を折り返して外側の層を巻き回す、多層巻きの構造をとる場合が多い。この場合、超電導線の隙間をできるだけ密に巻いて熱伝導率を向上させるのが望ましい。また、超電導マグネットを巻きボビンを介して冷却する場合、各層の端部と巻きボビンの間の熱抵抗のばらつきを抑え、ホットスポットを生じないようにすることで冷却コストを低減することが望ましい。
また、特許文献1に記載の高温超電導コイルは、パンケーキ形であり、本発明が対象とする超電導マグネットのように巻き軸方向に巻線を巻き進める構成は示されていない。さらに、伝導冷却することは考えられていない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る超電導マグネットの超電導コイルの断面図である。図1は、超電導コイルのコイル巻き軸中心を線対称として右側の詳細断面を示す。
本実施形態は、本発明を伝導冷却型の超電導マグネットに適用した例である。
図1に示すように、超電導マグネット1は、超電導コイル10を備える。
超電導コイル10は、巻きボビン11に矩形断面の超電導線20を内周側から俵積み状に巻き回しながら巻き軸方向に巻き進めて巻線の層を構成し、層の端部で巻き進める方向を折り返して外側の層を巻き回す、多層巻きの構造をとる。巻き巻きボビン11に巻きまわされた超電導線20は、エポキシを代表とする樹脂(図示省略)を注入して固定され、コイル形成される。
図1に示すように、超電導コイル10は、超電導線20を巻き回しながら巻き軸方向に巻き進めて巻線の層を構成し、層の端部で巻き進める方向を折り返して外側の層を巻き回す、多層巻きの構造をとる。
本実施形態では、超電導コイル10は、複数本の超電導線20が並列接続され、当該並列接続される超電導線20は巻き軸方向に並べて配置され、超電導コイル10外径側で並列接続される超電導線20の並列数は、内径側で並列接続される超電導線20の並列数よりも少なくすることを特徴とする。
各層の端部は、巻きボビン11のフランジ11aの位置で揃えられる。
図2は、第1実施形態に係る超電導マグネット1の超電導コイル10の、並列数が変わる層間の接続構造の例を示す図である。図3は、図2のA−A矢視断面図である。なお、図3において、コイル巻き中心軸方向は、Oである。
図2および図3に示すように、3並列超電導線20−3と2並列超電導線20−2は、3並列超電導線20−3の層の巻き終わりと2並列超電導線20−2の巻き始めの巻きボビン11のフランジ11aの位置(フランジ11aに接する位置)で接続部12を用いて接続される。
接続部12は、層の段落とし部14の隙間を利用して、3並列超電導線20−3の端部と2並列超電導線20−2の端部とをラップ接続(後記)する。
図3および図4に示すように、3並列超電導線20−3の端部と接続部12と2並列超電導線20−2の巻き始めの内周面とにより画成された、空いた隙間には、スペーサ13が設けられて巻線が支持されるとともに隙間が低減される。
超電導コイル10は、樹脂含浸されてもよいが、この場合はスペーサ13が隙間の樹脂量を制限することで樹脂割れ(クラック)に起因するクエンチを抑えられる。スペーサにはFRP(Fiber-Reinforced Plastics:繊維強化プラスチック)が選択できる。スペーサ13の材質として、熱伝導性がよいものが好ましい。
図5および図6は、第1実施形態に係る超電導マグネット1の超電導コイル10の、並列数が変わる層間の接続構造の接続部12の別の構造例を示す図である。
図5に示す接続部12Aは、巻きボビン11のフランジ11aに設けた切欠き11bから3並列超電導線20−3と2並列超電導線20−2を、コイル巻き中心軸に沿うように巻きボビン11の外に引き出す構造である。接続部12Aは、3並列超電導線20−3の端部と2並列超電導線20−2の端部とを半径方向に並列に引き出してラップ接続し、ひとつに束ねられるような外観になる。接続部12Aは、周囲をポリイミドフィルムのような電気絶縁体で覆われる。
図1に示す超電導コイル10の内径側から1層目から2層目、3層目から4層目のように、超電導線20の接続部が無い層の移り変わりについては、図2および図3で示した超電導コイル10の層間の接続構造において接続部12を取り去ったものと同じである。
<超電導線並列数>
本実施形態では内径側の超電導線並列数を「3」、外径側を「2」としたが、外径側が内径側より小さければよく、並列数は限定されない。例えば内径側の超電導線並列数を「4」、外径側を「2」、内径側の超電導線並列数を「4」、外径側を「3」などとしてよい。
図7および図8は、変形例の超電導コイル10の、並列数が変わる層間の接続構造の例を示す図である。図7および図8に示す超電導コイル10は、図17に示す超電導マグネット1に適用可能である。
図7は、内径側の超電導線並列数を「4」、外径側を「2」にした場合の例である。
図7に示すように、4並列超電導線20−4と2並列超電導線20−2は、4並列超電導線20−4の層の巻き終わりと2並列超電導線20−2の巻き始めの巻きボビン11のフランジ11a位置で接続部12を用いて接続される。
接続部12は、層の段落としの隙間を利用して、4並列超電導線20−4の端部と2並列超電導線20−2の端部とをラップ接続する。
図8に示すように、4並列超電導線20−4と3並列超電導線20−3は、4並列超電導線20−4の層の巻き終わりと3並列超電導線20−3の巻き始めの巻きボビン11のフランジ11a位置で接続部12を用いて接続される。
接続部12は、層の段落としの隙間を利用して、4並列超電導線20−4の端部と3並列超電導線20−3の端部とをラップ接続する。
以上は、並列数が2種類の例であるが、並列数は2種類でなくてもよく、例えば、内径側から順に4並列、3並列、2並列と、3種類以上を選択してもよい。
図9は、並列数が3種類の超電導コイル10の断面図である。図1と同一構成部分には同一番号を付している。図9に示す超電導コイル10は、後記図17に示す超電導マグネット1に適用可能である。
図10に示す超電導コイル10は、3本の超電導線20を並列接続した3並列超電導線20−3と、2本の超電導線20を並列接続した2並列超電導線20−2と、外径側を並列接続にしない超電導線20と、を備えて構成される。図10に示す超電導コイル10は、1本の超電導線20が巻き回される層をさらに有する。すなわち、図10に示す超電導コイル10は、最外径側は並列接続にせず、一本の超電導線20で構成される。この場合も、各層の巻き数(並列数×巻き回数)を並列数の公倍数とする。
図11は、超電導マグネット1の超電導コイル10の、3並列超電導線の転位位置の例を示す図である。図12は、3並列超電導線の転位方法の例を示す図である。図13は、4並列超電導線の転位方法の例を示す図である。なお、図12および図13の表記において、図中の矩形は並列超電導線を示し、その中の数値は並列超電導線の列数を示す。
パターン1:
ある層の巻き始めにおいて、4並列超電導線20−4の1列目を2列目に転位するとともに、2列目を1列目に転位し、3列目および4列目はそのままとする。そして、次の層(内径側からみて外側の隣の層)の巻き終わりにおいて、4並列超電導線20−4の1列目と4列目はそのままとし、2列目を3列目に転位するとともに、3列目を2列目に転位する。
次の層の巻き始めにおいて、4並列超電導線20−4の1列目および2列目はそのままとし、3列目を4列目に転位するとともに、4列目を3列目に転位する。さらに次の層の巻き終わりにおいて、4並列超電導線20−4の1列目を2列目に転位するとともに、2列目を1列目に転位し、3列目と4列目はそのままとする。
パターン3:
次の層の巻き始めにおいて、4並列超電導線20−4の1列目および4列目はそのままとし、2列目を3列目に転位するとともに、3列目を2列目に転位する。さらに次の層の巻き終わりにおいて、4並列超電導線20−4の1列目と2列目はそのままとし、3列目を4列目に転位するとともに、4列目を3列目に転位する。
パターン3のあとは、パターン1に戻って4並列超電導線20−4の転位25を繰り返す。
なお、本発明は、図12および図13に示す転位の方法には限定されない。
以上は、矩形断面の超電導線20による構成を示したが、矩形断面以外の断面形状の超電導線でもよい。
図14は、変形例の超電導コイル10Aの断面図である。図1と同一構成部分には同一番号を付している。図14に示す超電導コイル10Aは、後記図17に示す超電導マグネット1に適用可能である。
図14に示すように、超電導コイル10Aは、巻きボビン11に円形断面の超電導線20Aが並列接続され、当該並列接続される超電導線20Aは巻き軸方向に並べて配置され、超電導コイル10外径側で並列接続される超電導線20Aの並列数は、内径側で並列接続される超電導線20Aの並列数よりも少なくすることを特徴とする。
各層の端部は、巻きボビン11のフランジ11aの位置で揃えられる。
本実施形態(図17〜図6)と各変形例(図7〜図14)を組み合わせて構成してもよい。例えば、図17に示す超電導マグネット1本体に部分的に異なる種類の線材を用いたり、層の巻き数(並列数×巻き回数)が、各層の並列数の公倍数でない個所を含む場合も可能である。
図15は、本発明の第2実施形態に係る超電導マグネットの超電導コイル10Bの断面図である。図1と同一構成部分には同一番号を付している。図15に示す超電導コイル10Bは、図17に示す超電導マグネット1に適用可能である。
図15に示すように、超電導コイル10Bは、巻きボビン11に矩形断面の超電導線30を内周側から俵積み状に巻き回しながら巻き軸方向に巻き進めて巻線の層を構成し、層の端部で巻き進める方向を折り返して外側の層を巻き回す、多層巻きの構造をとる。巻き巻きボビン11に巻きまわされた超電導線30は、エポキシを代表とする樹脂(図示省略)を注入して固定され、コイル形成される。
各層の端部は、巻きボビン11のフランジ11aの位置で揃えられる。
素線数が100本の超電導線30aと素線数が50本の超電導線30aは、第1実施形態の超電導コイル10と同様に、巻きボビン11のフランジ11aの位置で接続される。
また、第1実施形態の図5および図6と同様に巻きボビン11のフランジ11aの切欠き11bから超電導線30aおよび超電導線30aの端部を引き出して接続部12Aに接続してもよい。
なお、第1実施形態の図5および図6と同様に、巻きボビンのフランジ11aの切欠き11bから引き出して接続してもよい。
高磁場下ほど流せる電流密度が小さくなるという超電導線の特徴から、超電導マグネット1の内径側ほど高磁場となるため低電流密度とし、外径側は逆に低磁場となるため高電流密度とする。本実施形態では、超電導コイル10Bは、外径側の超電導線30の素線数を内径側の超電導線30の素線数よりも少なくすることで、外径側の素線数が50本の超電導線30bの電流密度が内径側の素線数が100本の超電導線30aの2倍となる。これにより、超電導マグネット1全体の電流を最大化、換言すれば、超電導体の量を最小化することができ、超電導体の投入量が低減できる。
図17は、本発明の応用例に係る超電導マグネットの構造を模式的に示す断面図である。本応用例は、永久電流運転する伝導冷却型の永久電超電導マグネットに適用した例である。
図17に示すように、超電導マグネット1Aは、超電導コイル10(10A,10B)と、電源駆動モードと永久電流モードを切り替える永久電流スイッチ2と、端部間接続部3と、直流電源と超電導コイル10とを連結する電流リード4と、超電導コイル10、永久電流スイッチ2および冷凍機7を熱的に接続する支持板5(伝熱経路)と、冷却容器6と、超電導コイル10および永久電流スイッチ2を冷却する冷凍機7と、を備える。
ただし、永久電流運転には、線材同士の超電導接続が必須である。このため、線材同士の接続は、電気抵抗が生じるハンダに代えて超電導接続構造を採る必要がある。
上記各実施形態に係る超電導マグネットは、例えば冷凍機により冷却する伝導冷却型の超電導マグネットとして説明したが、超電導コイルおよび永久電流スイッチを液体ヘリウム等の冷媒により冷却する浸漬冷却型の超電導マグネットに適用することも可能である。
2 永久電流スイッチ
3 端部間接続部
4 電流リード
5 支持板(伝熱経路)
6 冷却容器
7 冷凍機
10,10A,10B 超電導コイル
11 巻きボビン
12,12A,12B 接続部
13 スペーサ
14 段落とし部
20,20A,30,30a,30b 超電導線
20−2,20A−2 2並列超電導線
20−3,20A−3 3並列超電導線
20−4 4並列超電導線
21,31100,3150 超電導線材
22,32 絶縁被膜
25 転位
Claims (15)
- 超電導線を巻きボビンの周りに巻き回しながら巻き軸方向に巻き進めて巻線の層を構成し、層の端部で巻き進める方向を折り返して外側の層を巻き回す、多層巻きの構造をとる超電導コイルを備え、
前記超電導コイルは、
各層の超電導線の断面の外形寸法が所定の数値で、かつ、層によって前記超電導線の素線電流密度が異なる
ことを特徴とする超電導マグネット。 - 前記超電導コイルは、外径側の層で並列接続される前記超電導線の並列数を、内径側の層で並列接続される前記超電導線の並列数よりも少なくする
ことを特徴とする請求項1に記載の超電導マグネット。 - 前記超電導コイルは、複数本の前記超電導線が巻き軸方向に並べられた並列超電導線として巻き回される層と、
前記並列超電導線とは並列数が異なって巻き軸方向に並べられた前記超電導線が並列超電導線として巻き回される層と、を有する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の超電導マグネット。 - 前記超電導コイルは、1本の前記超電導線が巻き回される層をさらに有する
ことを特徴とする請求項3に記載の超電導マグネット。 - 前記超電導コイルは、各層の前記超電導線の並列数と巻き回数とを乗じた巻き数が、各層の並列数の公倍数である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の超電導マグネット。 - 前記超電導コイルは、隣り合う並列数の異なる層の内径側の層の終端または外径側の層の開始端に段落とし部と、前記段落とし部において異なる並列数の並列超電導線の接続がされる接続部と、を有する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の超電導マグネット。 - 前記超電導コイルは、隣り合う並列数の異なる前記超電導線で構成される層の内径側の層の終端または外径側の層の開始端で、前記巻きボビンの外にそれぞれの並列超電導線を引き出して接続がされる接続部を有する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の超電導マグネット。 - 前記超電導コイルは、前記並列超電導線が転位される
ことを特徴とする請求項6に記載の超電導マグネット。 - 前記並列超電導線が転位される位置が層の折り返し端の前記段落とし部である
ことを特徴とする請求項8に記載の超電導マグネット。 - 前記超電導線は、1または複数本の前記超電導線材を素線として有し、
前記超電導コイルは、前記超電導線の前記素線の数が異なる層を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の超電導マグネット。 - 前記超電導コイルは、1本の前記超電導線を巻き回し、外径側の前記素線の数を内径側より少なくする
ことを特徴とする請求項10に記載の超電導マグネット。 - 前記超電導コイルは、外径側の前記超電導線の前記素線の数を内径側の前記超電導線の前記素線の数よりも少なくする
ことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の超電導マグネット。 - 前記超電導コイルは、隣り合う前記素線数の異なる層の内径側の層の終端または外径側の層の開始端に段落とし部と、前記段落とし部において異なる前記素線数の前記超電導線の接続がされる接続部と、を有する
ことを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれか一項に記載の超電導マグネット。 - 前記超電導コイルは、隣り合う前記素線数の異なる前記超電導線の層の内径側の層の終端または外径側の層の開始端で、前記巻きボビンの外にそれぞれの前記超電導線を引き出して接続がされる接続部を有する
ことを特徴とする請求項10乃至請求項13のいずれか一項に記載の超電導マグネット。 - 請求項1乃至請求項14のいずれか一項に記載の超電導コイルは、伝導冷却により超電導体が冷却される
ことを特徴とする超電導マグネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019103926A JP7402620B2 (ja) | 2019-06-03 | 2019-06-03 | 超電導マグネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019103926A JP7402620B2 (ja) | 2019-06-03 | 2019-06-03 | 超電導マグネット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020198373A true JP2020198373A (ja) | 2020-12-10 |
JP7402620B2 JP7402620B2 (ja) | 2023-12-21 |
Family
ID=73648508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019103926A Active JP7402620B2 (ja) | 2019-06-03 | 2019-06-03 | 超電導マグネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7402620B2 (ja) |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS564211A (en) * | 1979-06-26 | 1981-01-17 | Toshiba Corp | Superconductive magnetic material |
JPS6165407A (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-04 | Mitsubishi Electric Corp | 超電導装置 |
JPS62170109A (ja) * | 1986-01-22 | 1987-07-27 | 住友電気工業株式会社 | 超電導線 |
JPH0399408A (ja) * | 1989-09-12 | 1991-04-24 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 超電導磁石製作方法 |
JP2001267119A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-28 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 超電導コイル装置 |
JP2009043912A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Kobe Steel Ltd | 超電導コイル |
JP2012114230A (ja) * | 2010-11-24 | 2012-06-14 | Toshiba Corp | 超電導コイル |
JP2012182265A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Railway Technical Research Institute | グレーディングされた高温超電導コイル |
JP2014103139A (ja) * | 2012-11-16 | 2014-06-05 | Mitsubishi Electric Corp | 伝導冷却超電導マグネットおよびその製造方法 |
WO2014162379A1 (ja) * | 2013-04-01 | 2014-10-09 | 株式会社 日立製作所 | 超電導線材とその製造方法、および超電導コイル |
JPWO2017018144A1 (ja) * | 2015-07-30 | 2018-03-01 | 株式会社日立製作所 | 超電導コイルおよびその製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6217828B2 (ja) | 2016-10-28 | 2017-10-25 | 井関農機株式会社 | コンバインの脱穀装置 |
-
2019
- 2019-06-03 JP JP2019103926A patent/JP7402620B2/ja active Active
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS564211A (en) * | 1979-06-26 | 1981-01-17 | Toshiba Corp | Superconductive magnetic material |
JPS6165407A (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-04 | Mitsubishi Electric Corp | 超電導装置 |
JPS62170109A (ja) * | 1986-01-22 | 1987-07-27 | 住友電気工業株式会社 | 超電導線 |
JPH0399408A (ja) * | 1989-09-12 | 1991-04-24 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 超電導磁石製作方法 |
JP2001267119A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-28 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 超電導コイル装置 |
JP2009043912A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Kobe Steel Ltd | 超電導コイル |
JP2012114230A (ja) * | 2010-11-24 | 2012-06-14 | Toshiba Corp | 超電導コイル |
JP2012182265A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Railway Technical Research Institute | グレーディングされた高温超電導コイル |
JP2014103139A (ja) * | 2012-11-16 | 2014-06-05 | Mitsubishi Electric Corp | 伝導冷却超電導マグネットおよびその製造方法 |
WO2014162379A1 (ja) * | 2013-04-01 | 2014-10-09 | 株式会社 日立製作所 | 超電導線材とその製造方法、および超電導コイル |
JPWO2017018144A1 (ja) * | 2015-07-30 | 2018-03-01 | 株式会社日立製作所 | 超電導コイルおよびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7402620B2 (ja) | 2023-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7777602B2 (en) | Superconducting wire and superconducting coil made therewith | |
JP5123604B2 (ja) | 超電導コイル | |
EP0877395B1 (en) | Superconducting coil | |
JP5732588B2 (ja) | 超電導コイル及び超電導機器 | |
US20230101820A1 (en) | Partitioned Superconducting Cable | |
US20160351310A1 (en) | Low Temperature Superconductive and High Temperature Superconductive Amalgam Magnet | |
US20210319938A1 (en) | Bent toroidal field coils | |
US20120286084A1 (en) | Bobbin for layer winding of superconducting wire and layer winding method using the same | |
JP4728007B2 (ja) | 二硼化マグネシウムを用いた永久電流スイッチおよびその製造方法 | |
US8275429B1 (en) | High magnetic field gradient strength superconducting coil system | |
JP2001093721A (ja) | 高温超電導マグネット | |
JP2020198373A (ja) | 超電導マグネット | |
Liu et al. | Development of a short REBCO undulator magnet with resistive joints | |
JP2001307917A (ja) | 超電導線接続方法 | |
JP2007115635A (ja) | 高温超電導コイル及びその製造方法 | |
KR100521573B1 (ko) | 초전도자석용 보빈 | |
WO2021014959A1 (ja) | 伝導冷却型超伝導磁石 | |
JP3677166B2 (ja) | 高磁場発生用永久電流マグネット装置 | |
Bae et al. | Design and manufacturing of the large scale high-T/sub c/superconducting DC magnet for the 2.3 MVA SFCL | |
Watanabe et al. | 20 T compact superconducting outsert employing Y123 coated conductors for a 45 T hybrid magnet | |
WO2024118671A1 (en) | High-temperature superconductor magnets with quench damage resiliency | |
JP5115245B2 (ja) | 超電導電流リード | |
JP2024526061A (ja) | トカマクプラズマチャンバ用の中心柱 | |
JP2014241384A (ja) | 超電導パンケーキコイル装置及びその製造方法 | |
KR20230133874A (ko) | 스택된 플레이트, 비절연 초전도 자석을 위한 조인트구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230124 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20230327 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230406 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230718 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230904 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231211 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7402620 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |