JP2020198293A - 発光モジュールおよび面発光光源 - Google Patents

発光モジュールおよび面発光光源 Download PDF

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Abstract

【課題】輝度ばらつきを低減した発光モジュールおよび面発光光源を提供する。【解決手段】実施形態に係る発光モジュールは、複数の発光素子と、発光面を有する導光板と、前記発光面に対向する面の側で前記複数の発光素子の電極と接続された配線層と、を備える。前記配線層は、第1端子と、第2端子と、前記第1端子と前記第2端子との間を接続する第1配線パターンと、前記第1端子と前記第2端子との間を接続する第2配線パターンと、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとの間で、前記第1端子と前記第2端子との間を接続する第3配線パターンと、前記第1〜第3配線パターンを並列に接続し前記第1端子に接続する第4配線パターンと、前記第1〜第3配線パターンを並列に接続し前記第2端子に接続する第5配線パターンと、を含む。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、発光モジュールおよび面発光光源に関する。
小形のLED等の発光素子を複数個、2次元平面状に配列した面発光光源を利用したバックライトモジュールや照明モジュール等がある。
このような面発光光源では、発光素子間に輝度のばらつきを生じると、輝度ムラとなり画像や照明等の品質に影響をおよぼすおそれがある。
特開2011−129646号公報
実施形態は、輝度ばらつきを低減した発光モジュールおよび面発光光源を提供する。
本発明の一実施形態に係る発光モジュールは、平面状に配列された複数の発光素子と、発光面を有し、前記複数の発光素子のそれぞれに設けられた導光板と、前記発光面に対向する面の側であって前記複数の発光素子の電極が露出されてなる配線設置面に設けられ、前記複数の発光素子の電極と接続された配線層と、を備える。前記配線層は、第1端子と、前記第1端子よりも低い電圧が印加され得る第2端子と、前記第1端子と前記第2端子との間を接続する第1配線パターンと、前記第1端子と前記第2端子との間を接続する第2配線パターンと、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとの間に配置され、前記第1端子と前記第2端子との間を接続する第3配線パターンと、前記第1配線パターン、前記第2配線パターンおよび前記第3配線パターンを並列に接続して、前記第1端子に接続する第4配線パターンと、前記第1配線パターン、前記第2配線パターンおよび前記第3配線パターンを並列に接続して、前記第2端子に接続する第5配線パターンと、を含む。前記第1端子から前記第1配線パターンをとおって前記第2端子に至る配線の長さ、前記第1端子から前記第2配線パターンをとおって前記第2端子に至る配線の長さ、および、前記第1端子から前記第3配線パターンをとおって前記第2端子に至る配線の長さはそれぞれ等しい。前記第3配線パターンの抵抗値は、前記第1配線パターンの抵抗値、および、前記第2配線パターンの抵抗値よりも低い。
本実施形態では、輝度ばらつきを低減した発光モジュールおよび面発光光源が実現される。
第1の実施形態に係る発光モジュールの一部を例示する模式的な平面図である。 第1の実施形態の発光モジュールの一部を例示する模式的な平面図である。 第1の実施形態の発光モジュールの一部を例示する模式的な平面図である。 第1の実施形態の発光モジュールの一部を例示する模式的な底面図である。 第1の実施形態の発光モジュールの動作を説明するために簡略化された等価回路図である。 第1の実施形態の発光モジュールの動作を説明するために簡略化された等価回路図である。 第2の実施形態の面発光光源を例示する模式的な平面図である。 図6AのAA’線における模式的な矢視断面図である。 図6BのB部の模式的な拡大断面図である。 発光素子を例示する模式的な断面図である。 発光素子の他の例の模式的な断面図である。 第2の実施形態の面発光光源の製造方法を説明するための模式的な斜視図および断面図である。 第2の実施形態の面発光光源の製造方法を説明するための模式的な断面図である。 第2の実施形態の面発光光源の製造方法を説明するための模式的な断面図である。 第2の実施形態の面発光光源の製造方法を説明するための模式的な断面図である。 第2の実施形態の面発光光源の製造方法を説明するための模式的な斜視図である。 第2の実施形態の面発光光源の製造方法を説明するための模式的な断面図である。 第3の実施形態に係る発光モジュールの一部を例示する模式的な平面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る発光モジュールの一部を例示する模式的な平面図である。
図1は、本実施形態の発光モジュール20の配線層40の配線パターンのレイアウトを示す模式図である。配線層40は、後述するように、発光モジュール20の配線設置面34e(図6Bおよび図7)上に設けられている。
以下の説明では、3次元の座標を用いることがある。配線層40および配線設置面は、XY平面に平行な面に設けられているものとする。この3次元座標は右手座標系であり、Z軸は、紙面の手前方向に向かうものとする。配線層40の各配線パターンには、発光素子32が実装されており、発光素子32の発光面は、Z軸の負方向に向かう方向とされる。
図1に示すように、発光モジュール20は、複数の発光素子32と、配線層40と、を備える。複数の発光素子32は、配線層40上に設けられているので、実質的にXY平面上に配列されている。後述するように、発光素子32の発光面は、Z軸の負方向に向けられており、同一方向に向けられた発光素子32の発光面によって、面発光光源が実現される。
配線層40は、XY平面にほぼ平行な複数の配線パターンを含んでおり、複数の発光素子32のそれぞれを電気的に接続する。
配線層40は、端子41p,41nと、配線パターン群40a,40bと、を含む。配線パターン群40a,40bは、端子41p,41n間で、並列に接続されている。端子(第2端子)41nには、端子(第1端子)41pに印加される電圧値よりも低い電圧値を有する直流電圧やパルス電圧が印加され得る。
配線パターン群40a,40bは、幾何学的に等価な回路である。つまり、配線パターン群40a,40bは、同一の構成要素によって構成され、点C1において点対称となるように配置されている。点C1は、配線層40の中心である。より具体的には、配線層40は、XY平面視で、X軸方向の長さ(幅)WsおよびY軸方向の長さLsを有する方形であり、配線層40の中心の点C1は、(1/2)×Wsおよび(1/2)×Lsの位置に存在する。このように配線パターン群40a,40bは等価なので、以下では、主として、配線パターン群40aの構成について説明することとする。
配線パターン群40aは、Y軸方向に延伸する配線パターン(以下、Y配線パターンという)42a〜45aと、X軸方向に延伸する配線パターン(以下、X配線パターンという)46a,47aと、を含む。配線パターン群40bは、Y配線パターン42b〜45bと、X配線パターン46b,47bと、を含む。
端子41pは、X軸に平行し点C1をとおる直線と、Y配線パターン42aの幅方向の中心との交点を含む位置に設けられている。端子41nは、X軸に平行し点C1をとおる直線と、Y配線パターン43aの幅方向の中心との交点を含む位置に設けられている。
Y配線パターン(第3配線パターン)44a,45aは、Y配線パターン(第1配線パターン)42aとY配線パターン(第2配線パターン)43aとの間に設けられている。Y配線パターン42a〜45aは、ほぼ同一の配線長を有し、ほぼ等間隔で配置されている。Y配線パターン42a〜45aの配線の長さは、各Y配線パターン42a〜45aの幅方向の中心線とX配線パターン46aの幅方向の中心線との交点から各Y配線パターン42a〜45aの幅方向の中心線とX配線パターン47aの幅方向の中心線との交点までの長さをいうものとする。この例では、Y配線パターン42a〜45aの配線の長さは、Y軸方向の配線長L1である。Y配線パターン42a,44a,45a,43aは、X軸の正方向にこの順で、ほぼ等しい間隔L2でほぼ平行に並んでいる。L1は、X配線パターン46a,47aの幅の中心間の距離をいうものとする。L2は、隣接するY配線パターン間の距離であり、各Y配線パターン42a〜45aの幅の中心間の距離をいうものとする。
X配線パターン(第4配線パターン)46aは、Y配線パターン42a〜45aのそれぞれの一端に接続されている。X配線パターン(第5配線パターン)47aは、Y配線パターン42a〜45aのそれぞれの他端に接続されている。つまり、Y配線パターン42a〜45aは、X配線パターン46a,47aの間に接続されている。換言すると、X配線パターン46a,47aは、Y配線パターン42a〜45aを並列に接続している。X配線パターン46a,47aは、間隔L1でほぼ平行に配置されている。
X配線パターン46aは、Y配線パターン42aとの接続部49a1で、配線パターン49aに接続されており、配線パターン49aを介して、端子41pに接続されている。配線パターン49aは、Y軸方向に延伸する配線パターンである。接続部49a1の位置は、Y配線パターン42aの幅方向の中心線とX配線パターン46aの幅方向の中心線との交点をいうものとする。
X配線パターン47aは、Y配線パターン43aとの接続部48a1で、配線パターン48aに接続されており、配線パターン48aを介して、端子41nに接続されている。配線パターン48aは、Y軸方向に延伸するパターンである。接続部48a1の位置は、Y配線パターン43aの幅方向の中心線とX配線パターン47aの幅方向の中心線との交点をいうものとする。
配線パターン48aの接続部48a1から端子41nまでの長さは、L3である。配線パターン49aの接続部から端子41pまでの長さは、L4とされている。配線パターン群40bについても同様であり、配線パターン48bの長さL3および配線パターン49bの長さL4である。配線パターン群40a,40bは、端子41p,41nで並列接続されているので、したがって、配線パターン群40aにおける端子41pから端子41nの経路長は、配線パターン群40bにおける端子41pから41nの経路長とほぼ等しい。より具体的には、以下のとおりである。
配線パターン群40aでは、端子41pからY配線パターン42aをとおって端子41nに至る配線の長さは、L4+L1+3×L2+L3=L4+L1+3×L2+L3となる。
Y配線パターン44aでは、端子41pからY配線パターン44aをとおって端子41nに至る配線の長さは、L4+L2+L1+2×L2+L3=L4+L1+3×L2+L3となる。
Y配線パターン45aでは、端子41pからY配線パターン45aをとおって端子41nに至る配線の長さは、L4+2×L2+L1+L2+L3=L4+L1+3×L2+L3となる。
Y配線パターン43aでは、端子41pからY配線パターン43aをとおって端子41nに至る配線の長さは、L4+3×L2+L1+L3=L4+L1+3×L2+L3となる。
このように、離隔して配置され、X配線パターン46a,47aによって並列接続されたY配線パターン42a〜45aでは、端子41pから、いずれのY配線パターン42a〜45aを経由して端子41nに至る配線の長さは、すべてほぼ等しい。つまり、配線層40は、等長配線で構成された配線パターンである。
また、この例では、端子41p,41nおよびX,Y配線パターン42a〜49a,42b〜49bの厚さは同一とされている。
配線層40では、端子41p,41nおよびX,Y配線パターン42a〜49a,42b〜49bは、たとえば導電性粒子の焼結体や、導電性粒子を含むペースト等である。導電性粒子はたとえばAg、Cu等である。
図2Aおよび図2Bは、実施形態の発光モジュールの一部を例示する模式的な平面図である。
図2Aは、Y配線パターン42aの拡大図である。Y配線パターン43a,42b,43bも同様である。
図2Aに示すように、Y配線パターン42aは、複数の配線パターン42a1,42a2,42a3を含む。配線パターン42a1は、X配線パターン47aに接続されている。配線パターン42a3は、X配線パターン46aに接続されている。配線パターン42a1,42a2間には、配線設置面34eが露出したギャップ42a4が設けられている。配線パターン42a2,42a3の間には、ギャップ42a5が設けられている。つまり、配線42a2は、両端のギャップ42a4,42a5を介して、配線パターン42a1,42a3の間に設けられている。
各配線42a1〜42a3の幅は配線長L1にわたって同一でありWp1とされている。
発光素子32(図1)は、ギャップ42a4,42a5上にわたって、搭載されている。つまり、この例では、ギャップ42a4にわたって搭載された発光素子32のアノード端子は、配線パターン42a2に接続され、カソード端子は、配線パターン42a1に接続される。ギャップ42a5にわたって搭載された発光素子のアノード端子は、配線パターン42a3に接続され、カソード端子は配線パターン42a2に接続される。
Y配線パターン42a上に設けられた2つの発光素子32は、配線42a1〜42a3によって直列に接続される。
図2Bは、Y配線パターン44aの拡大図である。Y配線パターン45a,44b,45bも同様である。
図2Bに示すように、Y配線パターン44aは、複数の配線パターン44a1,44a2,44a3を含む。配線パターン44a1は、X配線パターン47aに接続されている。配線パターン44a3は、X配線パターン46aに接続されている。配線パターン44a1,44a2間には、ギャップ44a4が設けられている。配線パターン44a2,44a3の間には、ギャップ44a5が設けられている。つまり、配線44a2は、両端のギャップ44a4,44a5を介して、配線パターン44a1,44a3の間に設けられている。
Y配線パターン42aの場合と同様に、発光素子32がギャップ44a4,44a5上にわたって搭載されている。2つの発光素子32は、配線44a1〜44a3によって直列に接続される。
この例では、配線44a2は、他の配線44a1,44a3と異なる形状を有する。配線44a2は、幅Wp2および長さLp2の方形部をその中央部に有する。幅Wp2は、他の部分や他の配線44a1,44a3の幅Wp1よりも広い。長さLp2は、Y配線パターン44aの配線長L1よりも短い。なお、この例では、配線44a1のX配線パターン47aとの接続部付近の幅は、他の部分の幅Wp1よりも広く設定されている。
後述するように、発光素子32の電極の間隔が狭い場合には、発光素子32の電極間を短絡した状態で配線層を形成した後、電極間の配線をたとえばレーザ光によって切断するようにして形成することができる。配線が太くなった場合、レーザ光で配線の一部を除去する際に切断する箇所が長くなり、切断がしきれないことが生じるため、発光素子32が搭載される部分の配線の幅は、制約を受けやすい。そのため、発光素子32が搭載される部分以外の配線44a2の幅や厚みによって抵抗値を調整することが好ましい。
Y配線パターン42a〜45aでは、ほぼ平行に配置されたY配線パターン42a,43aの間に配置されたY配線パターン44a,45aの抵抗値を調整するために、配線44a1〜44a3の幅や長さは適切に設定される。
このように、本実施形態では、並列に接続されたY配線パターン42a〜45a,42b〜45bが、等長配線によって、端子41p,41nに接続されている。この場合に、各Y配線パターン42a〜45a,42b〜45bの抵抗値を調整することによって、Y配線パターン42a〜45a,42b〜45bに流れる電流をほぼ等しくすることができる。
以下説明するように、発光素子32は、XY方向にそれぞれ均等な間隔で配置されているので、各発光素子32に流れる電流をほぼ等しくすることによって、各発光素子32の輝度をほぼ均一にすることができる。発光素子32がXY平面上で、互いに均等な間隔で配置され、ほぼ均一な輝度で発光することによって、発光モジュール20は、均一な輝度で発光する面発光光源として機能する。
図3は、実施形態の発光モジュールの一部を例示する模式的な底面図である。
図3に示すように、発光モジュール20の複数の発光素子32のそれぞれは、X軸方向にほぼ等間隔に配置され、Y軸方向にもほぼ等間隔に配置されている。発光素子32の間隔は、X軸方向にP2であり、Y軸方向にP1である。
各発光素子32は、導光板34のほぼ中央部に設けられている。導光板34は、XY平面視で、X軸方向の幅WcおよびY軸方向の長さLcのほぼ方形である。導光板34に発光素子32を組み合わせた構造体をセル30と呼ぶ。導光板34は、ほぼ中央部に設けられた発光素子32が発光する光をZ軸の負方向に導光する。つまり、図3における導光板34の面が発光面となる。
この例では、発光モジュール20は、複数のセル30を含み、セル30は、4個×4個の2次元に配列されている。発光モジュール20では、X軸方向の幅Wsは4×Wcであり、Y軸方向の長さLsは4×Lcである。
発光素子32は、この例では、発光ダイオードであり、たとえば白色発光ダイオード等である。有色の発光ダイオードでもよい。有色の発光ダイオードは、すべて同一色でもよいし、異なる発光色であってもよい。有色の発光ダイオードに白色のダイオードが混在してもよい。発光素子32は、発光ダイオードに限らず、レーザダイオード等であってもよい。
この例では、発光モジュール20では4×4の2次元のセル配列であるが、セルの配列は、これに限らず、2×8等であってもよい。発光モジュール20に含まれるセルの数も16個に限らず、任意の数とすることができる。
上述では、回路は、2直列×8並列としたが、これに限るものではなく、4直列×4並列等であってもよい。発光モジュール20が含む発光素子32の配列は、4×4に限らず、2×8等であってもよい。発光モジュール20が含む発光素子32の数も、16個に限らず、任意の数であってよい。
実施形態の発光モジュールの動作について説明する。
この例では、上述したように配線層40によって2個直列に接続され、直列に接続されたものが4個並列にそれぞれ接続されて、2つの配線パターン群40a,40bを構成する。2つの配線パターン群40a,40bは、さらに並列に接続される。つまり、この例の発光モジュール20は、2直列×8並列の16個の発光素子を含んでいる。
図4は、実施形態の発光モジュール20の動作を説明するために簡略化された等価回路図である。
図4に示すように、配線層40上に構成される回路の等価回路140は、端子141p,141nと、第1の等価回路140aと第2の等価回路140bとを含んでおり、これらは、端子141p,141n間で並列に接続されている。第1の等価回路140aは、配線パターン群40aに対応し、第2の等価回路140bは配線パターン群40bに対応する等価回路である。これらの等価回路140a,140bは、上述のとおり等価であり、同じものである。等価回路140bについては、適宜説明を省略する。
等価回路140aは、複数の発光素子132と、複数の配線142a〜149aと、を含む。配線142a〜145a上で、それぞれ2つの発光素子132が直列に接続されている。2つの発光素子132の直列回路は、配線146a,147a間で並列に接続されている。
上述の並列回路は、配線149aを介して端子141pに接続され、配線148aを介して端子141nに接続されている。
等価回路140bについても同様に、複数の発光素子132と、複数の配線142a〜149aと、を含んでいる。
発光モジュール20は、2直列×8並列の回路構成に限らず、上述したように端子から見て、各Y配線パターンで等長配線とされていれば、任意の構成とすることができる。たとえば、4直列×4並列の回路構成でもよいし、8直列×2並列の回路構成等としてもよい。セル30の数が相違する場合でも、適切な直列数×並列数とすることができる。
上述の等価回路140において、発光素子132を0Vまたは十分低い電圧値の定電圧回路とすると、配線142a〜149aのそれぞれが有する抵抗値を用いた等価回路を導くことができる。
図5は、実施形態の発光モジュールの動作を説明するために簡略化された等価回路図である。
図5には、第1の等価回路140aにもとづく抵抗回路網が描かれている。第2の等価回路140bについても同じ抵抗回路網と考えることができる。
図5に示すように、配線層40に関する等価回路240は、Y配線パターン42a〜45aに対応する部分242a〜245aと、X配線パターン46a,47aに対応する部分246a,247aと、を含む。等価回路240は、配線パターン48a,49aにそれぞれ対応する部分248a,249aを含む。各部分242a〜249aは、配線パターンを形成する材料、その幅、長さおよび厚さにもとづく抵抗値をそれぞれ有する。
部分242aは抵抗値R1を有する。部分243aは抵抗値R2を有する。部分242a,243a間に設けられた部分244a,245aの抵抗値は、それぞれR3,R4である。
部分247aについては、部分242a,244a間の抵抗値はr13であり、部分244a,245a間の抵抗値は、r34であり、部分245a,243a間の抵抗値はr42である。
部分246aについては、部分242a,244a間の抵抗値はr31であり、部分244a,245a間の抵抗値は、r43であり、部分245a,243a間の抵抗値はr24である。
部分248a,249aの抵抗値は、それぞれr1,r2である。
端子241p,241n間で、各部分242a〜245aを含む経路長は、上述したようにそれぞれほぼ等しい等長配線とすると、たとえば、抵抗値r13〜r24は、それぞれ等しく、R1〜R4はそれぞれ等しい値と考えられる。
そこで、上述の条件で、端子241p,241n間に電流源を接続して、電流値を掃引して各部分242a〜245aの電流値をシミュレーション等によって測定すると、これらの電流値は等しい値とならない。
より具体的には、外側の部分242a,243aに流れる電流I1,I2は、部分242a,243aの間に設けられた部分244a,245aに流れる電流I3,I4よりも大きいことが観測される。
すべての部分242a〜245aについて、流れる電流を等しくするためには、各部分242a〜245aの抵抗値を調整する必要がある。各部分242a〜245aは、部分246a,247aによって並列に接続されている。そのため、外側の部分242a,243aの抵抗値R1,R2は、部分242a,243aの間に設けられた部分244a,245aの抵抗値R3,R4よりも低くなる。
したがって、抵抗値R3,R4を調整することによって、部分242a,243aに流れる電流I1,I2が、部分244a,245aに流れる電流I3,I4にほぼ等しくすることができる。この場合においては、抵抗値R3,R4は、抵抗値R1,R2よりも小さく設定される。
配線層40において、各配線パターンの厚さが一定の場合には、配線パターン44a,45aの幅は、配線パターン42a,43aの幅よりも広く設定される。
配線層40において、配線パターンの厚さを変えることができる場合には、配線パターン44a,45aの厚さは、配線パターン42a,43aの厚さよりも厚く設定される。
本実施形態の発光モジュールの効果について説明する。
本実施形態の発光モジュール20では、並列に接続され、発光素子32が搭載された各Y配線パターンの有する抵抗値を適切に調整するので、各Y配線パターンに搭載された発光素子に流れる電流をほぼ等しくすることができる。平面上に配列された発光素子に流れる電流をほぼ等しくすることによって、面内の輝度のばらつきを抑制し、均一な発光輝度の面発光光源を実現することができる。
また、本実施形態の発光モジュール20では、発光素子32がXY平面上で、互いに均等な間隔で配置されることによって、発光素子32を密に配置した構造を実現することができる。このような構造においては、発光素子に流れる電流の差が面内の輝度のばらつきに与える影響が大きいため、本実施形態の発光モジュール20は特に有効である。
上述のように、X配線パターンを介して、離隔して、並列に接続されたY配線パターンに流れる電流がほぼ等しくなるように、各配線パターンの抵抗値を設定することができればよいので、各Y配線パターンは、すべて平行に配列されていなくてもよく、各Y配線パターンの配線長も同一でなくてもよい。
また、上述では、2つのY配線パターンの間に2つのY配線パターンが接続された場合について説明したが、Y配線パターンは、3つ以上であればよく、5つ以上等であってもよい。Y配線パターンが5つの場合には、たとえば外側のY配線パターンの間に設けられた3つのY配線パターンの抵抗値は、外側のY配線パターンの抵抗値よりも低く設定される。たとえば、外側のY配線パターンの間に設けられた3つのY配線パターンの幅は、外側のY配線パターンの幅よりも広く設定される。
(第2の実施形態)
図6Aは、本実施形態の面発光光源を例示する模式的な平面図である。
図6Bは、図6AのAA’線における模式的な矢視断面図である。
図6Aに示すように、面発光光源10は、複数の発光モジュール20を備える。複数の発光モジュール20を備える。複数の発光モジュール20は、XY平面上に配列されている。この例では、X軸方向に4個、Y軸方向に2個の発光モジュール20が2次元に配列されている。
面発光光源10は、コネクタ70p,70nを含む。コネクタ70nには、コネクタ70pに印加される電圧値よりも低い電圧値の直流電圧あるいはパルス電圧が印加される。
図6Bに示すように、面発光光源10を構成する複数の発光モジュール20は、絶縁性の接続部材50を介して、基板60に接続されている。絶縁性の接続部材50は、たとえばボンディングシートであり、樹脂製シートの両面に接着剤が塗布されたものである。基板60は、たとえばフレキシブルプリント基板であり、ポリイミド等の絶縁性の基材によって形成されている。
基板60は、配線パターン62を含む。この例では、配線パターン62は、接続部材50が設けられた面に対向する面に形成されている。さらに、基板60には、配線パターン62を覆う絶縁層66が設けられている。絶縁層66を設けることによって、配線パターン62の絶縁を確保することができる。絶縁層66は、たとえばレジスト等である。
基板60には、コネクタ70n(およびこの図に図示しないコネクタ70p)が設けられており、面発光光源10は、外部回路とコネクタ70p,70nを介して電気的に接続することができる。
接続部材50および基板60を貫通するビア70が形成されている。ビア70のためのビアホール64は、発光モジュール20の配線層40に達するまで形成されており、ビア70は、発光モジュール20と基板60の配線パターン62とを電気的に接続する。ビア70は、発光モジュール20の配線層40に形成された端子41p,41nにそれぞれ接続されている。
たとえば、基板60上に形成された配線パターン62は、各発光モジュール20を並列に接続するように形成されている。このような接続に限らず、配線パターン62は適切に任意の回路を構成するように形成される。たとえば、複数の発光モジュール20を電気的に分割して、異なる駆動用の電源を接続して、画面分割による輝度調整や色度の設定等をすることができる。
図7は、図6BのB部の模式的な拡大断面図である。
図6Bに示すように、発光モジュール20は、複数のセル30を含む。セル30は、上述の第1の実施形態において説明したとおり、発光素子32を導光板34に支持することによって構成される。
セル30は、発光素子32と、導光板34と、を含む。導光板34は、Z軸の負方向の発光面34aを有する。導光板34は、発光面34aに対向する面34bを有する。導光板34は、面34bにおいて、凹部34cを有する。
発光素子32は、凹部34cに挿入されて、絶縁性の固定部材33によって導光板34に固定されている。
面34bには、発光素子32の電極が露出される程度の厚さを有する絶縁部材34dが設けられている。この例では、絶縁部材34dは、導光板34の面34bに接続された面に対向する面を有しており、この面を配線設置面34eという。
配線設置面34eには、配線層40が形成されている。配線層40は、上述した第1の実施形態の場合と同じものである。発光素子32の2つの電極は、配線層40の配線パターンによって、回路を構成している。
発光素子32のサイズが小さい場合には、電極間の距離が短く、配線パターンのギャップも短くなる。そのため、この例では、配線層40上の発光素子32の電極の位置に相当する位置に絶縁樹脂35が塗布されている。絶縁樹脂35は、たとえばアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、レジスト等である。
導光板34の発光面34aは凹部34fを設けることが好ましい。この凹部34fは、たとえば円錐状、円錐台状、多角錐状または多角錐台状の凹みであることが好ましい。
図8Aは、発光素子を例示する模式的な断面図である。
図8Aに示すように、発光素子32は、半導体チップ32eと、2つの電極32b1,32b2と、蛍光体層32cと、を含む。半導体チップ32eは、蛍光体層32cが設けられた面が主発光面である。半導体チップ32eは、蛍光体層32cが設けられた面の対向する面の側に電極32b1,32b2を含む。電極32b1,32b2は、アノード電極およびカソード電極である。
絶縁性の支持部材32dによって、半導体チップ32eに蛍光体層32cを支持する。支持部材32dは、たとえば透明樹脂である。半導体チップ32eおよび支持部材32dを覆うように、絶縁部材32fが設けられている。絶縁部材32fは絶縁性の部材であり、たとえば白色樹脂である。
この図にも示されているように、発光素子32の電極32b1,32b2は、絶縁部材34dから露出されている。絶縁部材34dの電極32b1,32b2が露出する面が配線設置面34eである。配線設置面34eには、破線で示された配線層40が設けられている。
図8Bは、発光素子の他の例の模式的な断面図である。
図8Bに示すように、半導体チップ32eの上面および側面を蛍光体層32cが覆っている。発光素子21の下面および蛍光体層32cの下面を絶縁部材32fが覆っている。絶縁部材32fは絶縁性の部材であり、たとえば光拡散材として酸化チタンを含む白色の樹脂部材である。
本実施形態の面発光光源10の製造方法について説明する。
図9A〜図10Bは、本実施形態の面発光光源の製造方法を説明するための模式図である。
図9A〜図9Dでは、上の図に発光モジュール20を形成するための構造体の斜視図を示し、下の図に構造体のうちセルに相当する部分を表す断面図を示している。
図10Aでは、構造体の斜視図が示され、図10Bでは完成した発光モジュール20の組立工程を示す断面図が示されている。
図9Aに示すように、構造体134が準備される。構造体134は、合成樹脂、たとえばポリカーボネート等を用いて、たとえば射出成型によって形成されている。構造体134は、発光面34aと、発光面34aに対向する側に設けられた面を有する。なお、図9Aでは、1つの構造体134には、図6B等で示した複数のセルが含まれており、複数のセルのそれぞれは、斜視図では細線で示されている。図9B〜図9Dも同様である。
図9Bに示すように、構造体134の面34bの側に発光素子32が搭載される。発光素子32は、構造体134に設けられた凹部34cに配置される。
図9Cに示すように、構造体134の面34bの側に絶縁部材134dが形成される。絶縁部材134dの形成時には、発光素子32の電極が露出するように厚さ(Z軸方向の長さ)が調整される。たとえば、絶縁部材134dの材料を発光素子32の電極を覆うように形成し、発光面34aとは反対側から絶縁部材134dを除去することにより、発光素子32の電極を露出させてもよい。絶縁部材134dは、配線設置面34eを形成する。
図9Dに示すように、配線設置面34e上に配線層40が形成される。配線層40の形成には、たとえば印刷等が用いられる。発光素子32の電極の間隔が狭い場合には、発光素子32の電極間を短絡した状態で配線層を形成した後、電極間の配線を加工装置等によって切断するようにしてもよい。加工装置は、たとえばレーザ加工装置である。
図10Aに示すように、構造体134には、スクライブ線Sが形成される。その後、構造体134は、スクライブ線Sにしたがって分割される。発光モジュール20は、スクライブ線Sから分割されて形成される。
図10Bに示すように、分割された発光モジュール20は、必要数が並べられて、基板60に接続される。基板60の発光モジュール20に接続する面には、接続部材50が貼付されている。基板60の接続部材50が貼付された面に対向する面には、配線パターン62が形成されている。配線パターン62と発光モジュール20の端子との間で電気的接続をとるために、対応する箇所にビアホール64が形成されている。ビアホール64には、導電性の部材が充填される。導電性の部材は、導電性の金属ペースト等である。
このようにして、面発光光源10が形成される。
本実施形態の面発光光源10の効果について説明する。
本実施形態の面発光光源10は、複数の発光モジュール20を有している。複数の発光モジュール20は、発光面を同一にして、同一のXY平面上に配列されている。発光モジュール20では、上述したとおり、発光素子32は、XY平面上に配列され、各Y配線パターンに流れる電流は、ほぼ等しくされているので、発光モジュール20は、ほぼ均一な輝度の面発光が可能である。面発光光源10では、このような発光モジュール20は、複数個配列され、基板にあらかじめ設けられた配線パターン62によって、相互に接続されるので、輝度ばらつきの小さい面発光光源とすることができる。
面発光光源10は、複数個の発光モジュール20を配列することによって構成することができるので、必要な光源サイズを容易に実現することができる。
(第3の実施形態)
上述したとおり、配線パターンは、任意の形状とすることができる。本実施形態では、X配線パターンおよびY配線パターンのXY平面視での形状を変えて、より厳密に抵抗値を合わせ込むことによって、発光素子の輝度のばらつきを抑制する。
図11は、本実施形態に係る発光モジュールの一部を例示する模式的な平面図である。
図11には、本実施形態の発光モジュール320の配線層340の配線パターンのレイアウトが示されている。配線層340は、上述した第1の実施形態の場合と同様に、配線設置面34e(図6Bおよび図7)上に設けられる。第1の実施形態の場合と比べて、配線設置面34eの面積に対して配線層340が占める面積の割合が大きい。そのため、導光板34の面34bに向かう光を反射し、発光面側に光を導くことで、光取り出し効率を向上することができる。この例では、配線層340上の全体に絶縁樹脂35(図7)が塗布されている。
配線層340は、端子341p,341nと、配線パターン群340a,340bと、を含む。端子341p,341nは、上述した第2の実施形態の場合におけるビア70(図6B)と接続されるように、絶縁樹脂35(図7)から露出されたX配線パターンの一部である。端子341pには、端子341nに印加される電圧を基準に正の電圧が印加される。第1の実施形態の場合と同様に、配線パターン群340a,340bは、端子341p,341n間で並列に接続されている。配線パターン群340a,340bは、幾何学的に等価な回路であり、点C1において点対称となるように配置されている。本実施形態では、端子341p,341nおよび配線パターン群340a,340bを構成する各配線パターンの形状が第1の実施形態の場合と相違し、配線層340の寸法や搭載される発光素子32等については、第1の実施形態の場合と同一である。第1の実施形態の場合と同一の構成要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略する。
配線パターン群340aは、Y配線パターン342a〜345aと、X配線パターン346a,347aと、を含む。配線パターン群340bは、Y配線パターン342b〜345bと、X配線パターン346b,347bと、を含む。配線パターン群340bは、配線パターン群340aと幾何学的に同一形状のため、配線パターン群340aについて説明する。
Y配線パターン342a〜345aは、X配線パターン346aと、X配線パターン347aとの間で、ほぼ平行に配置されている。Y配線パターン344a,345aは、Y配線パターン342aと、Y配線パターン345aと、の間に配置されている。Y配線パターン342aとX配線パターン345aとの間には、ギャップ342a4が設けられている。Y配線パターン342aとX配線パターン346aとの間には、ギャップ342a5が設けられている。ギャップ342a4,342a5上にわたって、発光素子32が設けられている。他のY配線パターン342a〜345aについても、X配線パターン346a,347aとの間にギャップが設けられ、発光素子32はギャップにわたって設けられている。
Y配線パターン342a〜345aは、ほぼ同じ配線長を有する。Y配線パターン344a,345aは、ほぼ同じ幅を有している。Y配線パターン344a,345aの幅は、Y配線パターン342a,343aの幅よりも広く設定されている。発光素子32は、Y配線パターン342a〜345aのY軸方向に沿った両端に配置されているので、Y配線パターン344a,345aの抵抗値は、Y配線パターン342a,343aの抵抗値よりも低く設定される。なお、この例では、X軸方向両端の発光素子32の輝度ばらつき抑制のために、Y配線パターン342aの幅は、Y配線パターン343aの幅よりも広く設定されている。
このようにして、Y配線パターンおよびX配線パターンの形状を適切に設定することによって、発光モジュール320の2次元平面内の輝度ばらつきを効果的に抑制することができる。
以上説明した実施形態によれば、輝度ばらつきを低減した発光モジュールおよび面発光光源を実現することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明およびその等価物の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
10 面発光光源、20,320 発光モジュール、30 セル、32 発光素子、33 固定部材、34 導光板、34d 絶縁部材、40,340 配線層、41n,41p,341p,341n 端子、42a〜49a,42b〜49b,342a〜347a,342b〜347b 配線パターン、50 接続部材、60 基板、62 配線パターン、64 ビアホール、70 ビア

Claims (8)

  1. 平面状に配列された複数の発光素子と、
    発光面を有し、前記複数の発光素子のそれぞれに設けられた導光板と、
    前記発光面に対向する面の側であって前記複数の発光素子の電極が露出されてなる配線設置面に設けられ、前記複数の発光素子の電極と接続された配線層と、
    を備え、
    前記配線層は、
    第1端子と、
    前記第1端子よりも低い電圧が印加され得る第2端子と、
    前記第1端子と前記第2端子との間を接続する第1配線パターンと、
    前記第1端子と前記第2端子との間を接続する第2配線パターンと、
    前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとの間に配置され、前記第1端子と前記第2端子との間を接続する第3配線パターンと、
    前記第1配線パターン、前記第2配線パターンおよび前記第3配線パターンを並列に接続して、前記第1端子に接続する第4配線パターンと、
    前記第1配線パターン、前記第2配線パターンおよび前記第3配線パターンを並列に接続して、前記第2端子に接続する第5配線パターンと、
    を含み、
    前記第1端子から前記第1配線パターンをとおって前記第2端子に至る配線の長さ、前記第1端子から前記第2配線パターンをとおって前記第2端子に至る配線の長さ、および、前記第1端子から前記第3配線パターンをとおって前記第2端子に至る配線の長さはそれぞれ等しく、
    前記第3配線パターンの抵抗値は、前記第1配線パターンの抵抗値、および、前記第2配線パターンの抵抗値よりも低い発光モジュール。
  2. 前記配線設置面と平行な方向であって、前記第3配線パターンの伸びる方向と垂直な方向における幅は、前記第1配線パターンの伸びる方向と垂直な方向における幅および前記第2配線パターンの伸びる方向と垂直な方向における幅よりも広い請求項1記載の発光モジュール。
  3. 前記配線配置面と垂直な方向における前記第3配線パターンの厚さは、前記第1配線パターンおよび前記第2配線パターンの前記第2面と垂直な方向における厚さよりも厚い請求項1または2に記載の発光モジュール。
  4. 前記配線層は、前記第3配線パターンを複数備える
    請求項1〜3のいずれか1つに記載の発光モジュール。
  5. 前記複数の発光素子は、第1発光素子、第2発光素子および第3発光素子を含み、
    前記第1配線パターンは、前記第1発光素子を前記第1端子および前記第2端子に接続し、
    前記第2配線パターンは、前記第2発光素子を前記第1端子および前記第2端子に接続し、
    前記第3配線パターンは、前記第3発光素子を前記第1端子および前記第2端子に接続する請求項1〜4のいずれか1つに記載の発光モジュール。
  6. 前記第1発光素子、前記第2発光素子および前記第3発光素子は、それぞれ同じ個数で直列に接続された請求項5記載の発光モジュール。
  7. 前記導光板の前記発光面と反対側の少なくとも一部を覆い、前記配線配置面を形成する光反射部材をさらに備える請求項1〜6のいずれか1つに記載の発光モジュール。
  8. 請求項1から7のいずれか1つに記載の発光モジュールを複数備えた面発光光源であって、
    前記複数の発光モジュールは、2次元に配列された面発光光源。
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