JP2020196561A - ワーク反転装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】供給されたワークが詰り難い反転装置を提供する。【解決手段】供給されたワークWを前方に搬送する第一搬送手段2と、この第一搬送手段2より下方に配される第二搬送手段4と、第一搬送手段2から第二搬送手段4までワークWを搬送する反転シュート3を具備し、反転シュート3は、後方側に湾曲する湾曲部32を有した筒状に構成され、第二搬送手段4には、反転シュート3の湾曲部32と対向するように停止部43が配設されている。停止部43には、ワークWと当接する箇所に凹部44が形成され、湾曲部32には、停止部43に向って延びる飛出し防止部33が備えられている。停止部43のワークWとの当接箇所には、弾性部材からなる緩衝部45が備えられている。【選択図】図3
Description
本発明は、供給装置等より供給されるワークの表裏を反転する反転装置に関する。
従来、検査装置等に用いられるワークの反転させる方法としては、コンベヤによりワークを所定の位置まで搬送すると、コンベヤを一旦停止させて、この停止時にロボットアームでワークを保持して反転を行うというものが知られている。しかしこの方法においては、コンベヤを一旦停止するという余計な時間がかかるため、検査工程の時間が長くなる問題があった。また、ロボットアームを用いて反転させるため、構成が複雑になり、装置の価格が高額になるという問題があった。
その解決手段としては、特許文献1、図5に示すような反転装置90が知られている。この反転装置90は、前方にワーク94を搬送する第一コンベヤ91と、この第一コンベヤ91の前方端を、隙間を開けて被覆する板状のガイドカバー92と、このガイドカバー92の下方に配された第二コンベヤ93とからなり、ワークが第一コンベヤ91と、ガイドカバー92の隙間を通過する際に反転するように構成されている。
しかし、特許文献1に示される反転装置90は、ワーク94を第一コンベヤ91と板状のガイドカバー92との隙間を滑落させる構成であり、第一コンベヤ91の先端で急な反転を要するため、滑落時に当該隙間にワーク94が詰まりやすく、ワーク94や第一コンベヤ91の破損等を引き起こす問題があった。また、ワーク94が滑落中に進行方向と直交する方向にも移動するため、第二コンベヤ93上でワーク94の列が蛇行するといった問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みて創生されたものであり、供給されたワークが詰まり難く、かつワークの列が蛇行しない反転装置の提供を目的とする。この目的を達成するために本発明は、別途供給されたワークを前方に移送する第一搬送手段と、この第一搬送手段より下方に配される第二搬送手段と、前記第一搬送手段から第二搬送手段までワークを搬送する反転シュートを具備した反転装置において、前記反転シュートは、後方側に湾曲する湾曲部を有した筒状に構成され、第二搬送手段には、反転シュートの湾曲部と対向するように停止部が配設されていることを特徴とする。これにより、湾曲部を第一搬送手段から離して配することが可能となる。なお、前記停止部には、凹部が形成されていることが好ましい。また、前記湾曲部には、前記停止部に向って延びる飛出し防止部が備えられていることが好ましい。さらに、前記停止部の凹部には、弾性部材からなる衝撃吸収部が備えられていることが好ましい。
本発明によれば、湾曲部が第一搬送手段から離して配されることにより、ワークが反転シュートの湾曲部に沿って緩やかに反転することが可能となる。このため、反転シュート内でワークが詰まることが防止される等の利点がある。しかも、停止部に凹部が設けられており、これに当接したワークは、シュートを滑落する時に生じる進行方向と直交する方向への移動を修正する。これにより第二搬送手段上でワークの列が蛇行することが防止される等利点がある。また、湾曲部に備えられた飛出し防止部により、反転シュート下端から排出されたワークが停止部に当たらず飛び出すことが防止される等の利点がある。さらに、停止部に備えられた衝撃吸収部によりワークの破損が防止される等の利点がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1ないし図4において1は、検査装置5等に用いられる反転装置である。この反転装置1は、別途供給されるワークWを搬送する第一コンベヤ2と、この第一コンベヤ2の下方に配される第二コンベヤ4と、ワークWを第一コンベヤ2から第二コンベヤ4へ搬送する反転シュート3を備える。また、ワークWは、供給装置(図示せず)により一定の間隔で前記第一コンベヤ2に供給されている。なお、検査装置5は、反転装置1の第一コンベヤ2および第二コンベヤ4の上方に検査ユニット6を備えており、第一コンベヤ2および第二コンベヤ4に搬送されるワークWの外観を検査可能に構成されている。
前記第一コンベヤ2は、搬送手段の一例として、モータ等を有する回転駆動部21がゴム等からなる回転ベルト22を回転させるよう構成されたベルトコンベヤであり、この回転ベルト22の上面が一定の速度で前方に移動するよう構成されている。この第一コンベヤ2には、上端が前記供給装置に接続されている供給シュート23が斜設されており、この供給シュート23は、下端が前記回転ベルト22の上方に来るよう配されている。本実施形態において供給シュート23は、回転ベルト22の進行方向に直交して配されており、第一コンベヤ2には、この供給シュート23と対向してワーク停止部材24が設けられている。このワーク停止部材24の前方には、前記検査ユニット6が設けられている。また、第一コンベヤ2の前方には、前記反転シュート3の鉛直部31が配されている。なお、前記ワーク停止部材24は、回転ベルト22から高さ方向に若干の隙間を開けて配されており、回転ベルト22に接触せず、かつその隙間にワークWが入り込まないよう構成されている。
前記反転シュート3は、図3,4に示すように、その全長に渡ってワークWが通過可能な角筒状に構成されており、前記第一コンベヤ2の前方に配される鉛直部31と、この鉛直部31の下端に連続し、後方側に湾曲する湾曲部32とを有する。この反転シュート3は、第一コンベヤ2の前端と鉛直部31の前側の側壁31aとの距離がワークWの外径の半分程度になるよう配されており、ワークWが第一コンベヤ2の前端に沿って45度以上傾斜するまで反転シュート3と接触しないよう配されている。また、湾曲部32の後方側(第一コンベヤ側)の側壁32aの下端には、飛出し防止部33が連続している。この飛出し防止部33は、湾曲部32から後述する第二コンベヤの停止部43方向へ延びる板状部材であり、その下端は、停止部43の上面より低くなるように構成されている。さらに、湾曲部32の前方側(第二コンベヤ側)の側壁32bの下端には、これに連続して湾曲する案内部34が連続しており、この案内部34の湾曲は、反転シュート3の下端から排出されたワークWが停止部43に向かって排出されるように設定されている。
前記第二コンベヤ4は、第一コンベヤ2と同様、モータ等を有する回転駆動部41がゴム等からなる回転ベルト42を回転させるよう構成されたベルトコンベヤであり、この回転ベルト42の上面が一定の速度で前方に移動するよう構成されている。この第二コンベヤ4には、前記反転シュート3より後方側に停止部43が設けられており、この停止部43は、反転シュート3の湾曲部32の下端と対向するよう配られている。この停止部43は、図4に示されるように前方に開口する凹部44が形成された上面視略U字状部材であり、回転ベルト42と高さ方向に若干の隙間を開けて固定されている。これにより、停止部43は、回転ベルト42に接触せず、かつ回転ベルト42との隙間にワークWが入り込まないよう構成されている。この停止部43の凹部44は、前方に向かうにつれ広くなるように構成されており、この凹部44に挟まれるようゴム等の弾性部材からなる緩衝部45が備えられている。一方、この第二コンベヤ4には、前記反転シュート3の前方に前記検査ユニット6が設けられており、この第二コンベヤ4の前方には、別途設けられる包装機等(図示せず)に接続される排出シュート46が設けられている。
前記検査ユニット6は、第一コンベヤ2、または第二コンベヤ4に搬送されているワークWが所定の位置を到着したことを感知すると感知信号を出力するセンサ61と、このセンサ61の前方に設けられており、下方の撮影を可能に配されている撮影手段の一例であるCCDカメラ62と、このCCDカメラ62の下方に配されており、環状に発光素子を配して成る照明装置63と、前記CCDカメラ62の前方に配されており、ワークWを回転ベルト22上から排除可能に構成されている排除手段(図示せず)と、制御部(図示せず)を備える。この制御部は、センサ61、CCDカメラ62、照明装置63、排除手段に接続されており、センサ61からの感知信号を受信すると所定の時間経過後にCCDカメラ62および照明装置63を起動させる工程と、CCDカメラ62により撮影された画像をもとにワークWの表面の傷等を検出する工程と、前記工程によりワークWに傷が検出された場合、所定の時間経過後に排除手段を起動させる工程を備えている。なお、制御部の所定の時間は、センサ61と、CCDカメラ62と、排除手段それぞれの距離と回転ベルトの搬送速度等から決定されている。
次に、上記のように構成された反転装置1の作用を説明する。
前記供給装置から供給されたワークWは、第一コンベヤ2の供給シュート23を滑落して回転ベルト22上に供給される。この時、供給シュート23を滑落したワークWは、供給シュート23と対向して配置されたワーク停止部材24に当接し回転ベルト22上に停止する。なお、次のワークWも、ワーク停止部材24に当接し同位置に停止するため、回転ベルト22上でワークWの列が蛇行しない。このように移転ベルト22上に配されたワークWは、回転ベルト22の回転に伴い前方に搬送され、検査ユニット6のセンサ61の下方を通過する。この時、ワークWの通過を感知したセンサ61は、制御部に感知信号を発信する。この感知信号を受信した制御部は、所定の時間経過してワークWがCCDカメラ62の直下に到達した時にCCDカメラ62を起動させ撮影を行う。この時、ワークWは、CCDカメラ62の下方に配された照明装置63に照射されるため、傷または汚れ等が検出されやすい。制御部は、このCCDカメラ62によって撮影された画像をもとにワークWの表面の傷の有無等を検査する。なお、この検査で傷等が検出された場合、制御部が前記排除手段を起動させてそのワークWを回転ベルト22上から排除する。このため、表面に傷等が無いワークWのみが第一コンベヤ2の前方に配される反転シュート3へ搬送されることとなる。
前記供給装置から供給されたワークWは、第一コンベヤ2の供給シュート23を滑落して回転ベルト22上に供給される。この時、供給シュート23を滑落したワークWは、供給シュート23と対向して配置されたワーク停止部材24に当接し回転ベルト22上に停止する。なお、次のワークWも、ワーク停止部材24に当接し同位置に停止するため、回転ベルト22上でワークWの列が蛇行しない。このように移転ベルト22上に配されたワークWは、回転ベルト22の回転に伴い前方に搬送され、検査ユニット6のセンサ61の下方を通過する。この時、ワークWの通過を感知したセンサ61は、制御部に感知信号を発信する。この感知信号を受信した制御部は、所定の時間経過してワークWがCCDカメラ62の直下に到達した時にCCDカメラ62を起動させ撮影を行う。この時、ワークWは、CCDカメラ62の下方に配された照明装置63に照射されるため、傷または汚れ等が検出されやすい。制御部は、このCCDカメラ62によって撮影された画像をもとにワークWの表面の傷の有無等を検査する。なお、この検査で傷等が検出された場合、制御部が前記排除手段を起動させてそのワークWを回転ベルト22上から排除する。このため、表面に傷等が無いワークWのみが第一コンベヤ2の前方に配される反転シュート3へ搬送されることとなる。
上述のワークWの表面の検査後、ワークWは、第一コンベヤ2の前方端から前記反転シュート3内へ落下する。この時、前述のようにワークWが第一コンベヤ2の前方端に沿って45度程度傾斜しても反転シュート3と接触しないように構成されているため、ワークWは、反転シュート3内への円滑な落下が可能となる。この落下したワークWは、鉛直部31に連続する湾曲部32の湾曲に沿って反転し裏面を上に向けた状態で反転シュート3の下端から排出される。この時、反転シュート3が筒状に構成されており、湾曲部32を第一コンベヤ2から離して配することが可能と成るため、ワークWは、湾曲部32に沿って緩やかに反転することが可能で、従来の反転装置のように通過時に詰まることが無い。また、反転シュート3が、筒状に構成されているため、反転シュート3を落下途中にワークWが進行方向と垂直な方向に過度に移動することが防止される。このように落下したワークWは、反転シュート3の案内部34の湾曲に従い停止部43に向かって排出される。この時、ワークWは、反転シュート3の飛出し防止部33に上方から抑えられるため、停止部43の上方を通過することが防止され、確実に停止部43に当接する。しかも、停止部43が前述のような略U字状に構成されているため、当接したワークWが進行方向と直交する方向の移動を防止すると共に、万一、ワッシャWが進行方向と直交する方向に移動していた場合にも、これを修正して、第二コンベヤ4の回転ベルト42上に停止させることが可能となる。なお、次のワークWも、同様に停止部43に当接して停止するため、第二コンベヤ4の回転ベルト42上でワークWの列が蛇行しない。また、停止部43がワークWの当接箇所に弾性部材からなる緩衝部45を備えるため、当接した際にワークWや停止部43が破損することを防止する。
上記のように第二コンベヤ4の回転ベルト42上に停止したワークWは、第二コンベヤ4に備えられた検査ユニット6により、前述の表面の検査構成と同様に裏面の検査構成が行われる。これにより両面ともに傷等が無いと判断されたワークWのみが第二コンベヤ4の前方に設けられた排出シュート46から図示しない包装機等へと排出される。
なお、本発明に係る反転装置1は、前述したものに限定するものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、第一コンベヤ2は、本実施形態において、回転ベルト22を回転させて、ワークWを搬送するベルトコンベヤであったが、特にこれに限定されず他の搬送手段に変更しても良い。また、本実施形態において、第一コンベヤ2と、第二コンベヤ4は図1に示すように平行に配されていたが、これに限定されず任意の角度を有して配設されても良い。
1 反転装置
2 第一コンベヤ
3 反転シュート
32 湾曲部
33 飛出し防止部
4 第二コンベヤ
43 停止部
6 検査ユニット
W ワーク
2 第一コンベヤ
3 反転シュート
32 湾曲部
33 飛出し防止部
4 第二コンベヤ
43 停止部
6 検査ユニット
W ワーク
Claims (4)
- 別途供給されるワークを前方に搬送する第一搬送手段と、この第一搬送手段より下方に配される第二搬送手段と、前記第一搬送手段から第二搬送手段までワークを搬送する反転シュートを具備した反転装置において
前記反転シュートは、後方側に湾曲する湾曲部を有した筒状に構成され、
第二搬送手段には、反転シュートの湾曲部と対向するように停止部が配設されていることを特徴とする反転装置。 - 前記停止部には、ワークと当接する箇所に凹部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の反転装置。
- 前記湾曲部の下端には、前記停止部に向って延びる飛出し防止部が備えられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の反転装置。
- 前記停止部には、弾性部材からなる緩衝部が備えられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の反転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019102480A JP2020196561A (ja) | 2019-05-31 | 2019-05-31 | ワーク反転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019102480A JP2020196561A (ja) | 2019-05-31 | 2019-05-31 | ワーク反転装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020196561A true JP2020196561A (ja) | 2020-12-10 |
Family
ID=73649619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019102480A Pending JP2020196561A (ja) | 2019-05-31 | 2019-05-31 | ワーク反転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020196561A (ja) |
-
2019
- 2019-05-31 JP JP2019102480A patent/JP2020196561A/ja active Pending
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